くらし情報『食べてすぐ寝ると「逆流性食道炎」になる!?症状や原因を徹底解説【医師解説】』

2024年2月23日 02:40

食べてすぐ寝ると「逆流性食道炎」になる!?症状や原因を徹底解説【医師解説】

(菊池先生)

40~50代はストレスから来る逆流性食道炎に注意

疲労している女性


逆流性食道炎は中高年の患者さんが多いと菊池先生は言います。

「子育てや仕事、介護と多方面でストレスを抱えやすい40~50代は逆流性食道炎に注意したい年代です。
加齢により、下部食道括約筋の働きも低下しますから、規則正しい食生活を心がける、できるだけリラックスする時間を作るなどして日ごろから予防に努めましょう」(菊池先生)

逆流性食道炎になったら早めに受診を

医師に相談する様子


逆流性食道炎の市販薬もありますが、どんなときに受診すると良いでしょうか?

「食道の病気の中でも、逆流性食道炎は軽症の部類です。とはいえ、食道がんなど大きな病気が隠れている恐れもありますから、症状があったら受診しましょう。病院に行くまでの応急処置として、市販薬を使用してください。セルフケアとしては消化の良いもの、小食を心がけて胃酸の分泌を抑えるようにすると良いですね。

20年くらい前までは食道潰瘍になる患者さんが多くいましたが、近年は良い薬が出ているので重症化するケースはあまり見られなくなりました。逆流性食道炎は生活習慣の改善と処方薬で十分治る病気です」(菊池先生)

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