2024年4月15日 21:10
「固定電話の使い方がわからない!?」40代の友人が若手の人材育成で悩んだことは…【体験談】
私と同じ40代の友人は、現役で20年以上働いている経験豊富な保育士です。大泣きする子どもをあっという間に笑顔に変えてしまうことができる彼女でも、職場で任されている若手の人材育成には日々頭を悩ませているとのこと。業種や役職によって人材育成の環境や方法はさまざまだと思いますが、彼女の場合の体験談を紹介します。
悩みはジェネレーションギャップ
友人は、昭和生まれの40代で、新人や若手育成の直接指導もしています。友人は敏腕な保育士なので、人材育成の仕事もお手の物だろうと思いましたが、一筋縄ではいかないそうです。この世代だからこうだろうといった偏見のない友人でさえ、新人で入ってくる若い世代とのジェネレーションギャップには悩まされると言っていました。
その上多様化が進み、同世代間でも「当たり前」の価値観は今やさまざまです。友人は、同期の新人職員でも仕事のスタート位置がまったく違うと言っていました。
例えば、電話対応です。友人の職場では、子どもの欠席など保護者との連絡は電話で直接やりとりします。友人が新人のころは、新人ほど率先して電話に出ていました。
そのため極端に電話が苦手な新人職員が、いつも先輩職員任せでまったく電話に出ないことにとても驚いたそうです。