2022年7月15日 03:40
「やりがちだけどNG!」食べ過ぎなくても太る「モナリザ症候群」に共通する習慣とは
「絵画のモナリザとは無関係です。モナリザ症候群は「Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity.」の頭文字からとった造語で、ほとんどの肥満は交感神経の働きの低下による、といった意味です」(黒田先生)。
交感神経の働きの低下、とはどういう意味なのでしょうか。
「私たちの体は、活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経という、2つの自律神経がスムーズに切り替わることで健康は維持されています。
交感神経が優位に働くと、心身が活発になって消費カロリーが増加しますが、副交感神経が優位になると心身にブレーキをかけ、代謝が下がるようになっているのです。
モナリザ症候群は、この交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくできないことで消費カロリーや代謝が落ち、それほど食べなくても太りやすくなる状態を指しています」(黒田先生)。
モナリザ症候群の原因となるNG習慣とは?
メリハリのない、だらだら習慣が原因
なぜ、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくできなくなるのでしょうか。
「緊張モードとリラックスモードのメリハリがついていれば、問題なくスイッチの切り替えはできるはずです。