2022年9月29日 22:40
「なかなか、かっこいい」おなかの手術痕をポジティブに考えられる理由 #子宮頸がんゆる闘病記 30
2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの手術をおこない、退院したとりだまりさん。シャワーのたびに手術痕を見て思うことは、意外にも……。
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子宮頸がんで子宮や卵巣を摘出すると、下腹部に20〜30cm近い傷が、残念ながら残ります。
ただ、私はこの傷痕が嫌ではありません。
無理しているわけではなく、「なかなか、かっこいい」と本気で思うのです。
というのも、ある友人に会ったからで……。
「手術の傷痕は、私を生かしてくれた勲章!」
そう教えてくれたSは、しんどいことも、嫌なことも、鼻で笑い飛ばして自力でキラキラに変えてしまう、最高に魅力的な友人でした。
彼女にそんなふうに言われた後は、脇腹のケロイド状の傷が本当に特別なものに見えて、「なんてかっこいい傷痕なんだ!」と思ったことを覚えています。
それに、彼女が大切な宝物を見せようと決めた仲間の1 人に、私を加えてくれたことが、ものすごくうれしかった。