くらし情報『「生理がなくても濡れるの?」閉経後も痛くない夫婦生活は可能だった【専門医】』

2022年8月5日 03:10

「生理がなくても濡れるの?」閉経後も痛くない夫婦生活は可能だった【専門医】

ベッドと男女の手


閉経を間近に迎える40代後半、50代前半の女性にとって気になるのは自分の体の変化ではないでしょうか。中でも気になるのが、腟・子宮・卵巣といった女性特有の機能。生理がなくなることで生殖機能が衰え、性生活にも変化はあるのでしょうか。性科学に詳しい、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。

教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。


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閉経後の腟・子宮・卵巣はどう変わる?

ベッドとハート


全体的に衰えて機能が低下
生理がなくなると、腟・子宮・卵巣にはどんな変化が表れるのでしょうか。

「閉経すると子宮と卵巣は基本的には機能しなくなります。卵巣は女性ホルモンのエストロゲンを分泌する機能がありますが、閉経とともに分泌されなくなります。

エストロゲンには、コラーゲン、脂肪組織、水分の保持能力があるため、閉経後分泌されなくなると、肌や粘膜の弾力性が失われて薄くなり、バリアー機能も抵抗力も低下してしまいます。

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