くらし情報『喉の詰まり、締めつけ感が治らない…突然起こる「喉の違和感」の正体は!?【耳鼻咽喉科医監修】』

2022年10月26日 03:40

喉の詰まり、締めつけ感が治らない…突然起こる「喉の違和感」の正体は!?【耳鼻咽喉科医監修】

とは?病変が見つからない喉周りの異常の総称
咽喉頭異常感症とは?


喉が締めつけられる、詰まる、圧迫感を感じるなど喉に異常を感じるのに、病院で検査をしても病気や障害が見つからないことがあります。これといった原因が特定できない喉の異常や違和感を総称して「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」と呼びます。

なお呼び方は診療科によって異なり、主に精神科では「ヒステリー球」、東洋医学では「梅格気(ばいかくき)」といいます。

締めつけ感、詰まり、呼吸困難など症状はさまざま
喉が締めつけられる・何かが張りついている感じがする・喉の奥が詰まるなど、咽喉頭異常感症の症状はさまざまです。喉が狭くなった感じがして呼吸が苦しくなる、食べ物が飲み込みにくくなる、痰の絡みが取れない、咳込むといったこともあります。

不快な症状を気にすれば気にするほど、悪化することも多いです。

ウイルスによる喉の風邪とは別物

風邪をひいて喉が炎症を起こしている場合は、処方された薬を服用することで喉の違和感も治まっていきます。ところが咽喉頭異常感症は風邪ではないので、例えば去痰薬などを処方されても、症状は変わりません。


目安として、1カ月以上喉の違和感が続く場合は、咽喉頭異常感症が疑われます。

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