2023年7月9日 02:10
認知症患者は2050年には1000万人以上に! 40代から「認知症予防」のためにできる3つのこと
(駒形先生)。
良質な睡眠のために必要な要素をいくつか教えてください。
「ここでは特に重要な5つを挙げましょう。
①1人で寝る
やはり同じ布団やベッドで寝ていると相手を意識してしまいます。深い睡眠には寝返りが必要ですが、相手に気をつかって寝返りができない方もいます。また、適温と感じる室温も違っていたりと、寝るときは1人の環境がベストと言えます。
②スケジュールにこだわらない
この時間に寝ないとダメ、この時間に起きないとダメ、とルールが多すぎると、それができなかった場合ストレスになります。スケジュールはゆとりを持たせることが大切です。
③食事は寝る3時間前までに済ませる
寝ているときは、消化吸収機能が最低限の力で動いています。それが食べたものが胃腸に残っていると仕事が増えてしまいます。例えば疲れを取るという仕事を体がしようと思っていたのに、追加で消化吸収の仕事が来るとエネルギーが奪われれ、疲れを取るという仕事ができなくなってしまうのです。胃腸の疲れ=体の疲れなので、胃腸に追加の仕事を与えないことが大切です。
④夕刻以降のアルコール・カフェイン・ニコチンは控える
アルコール・カフェイン・ニコチンは交感神経を優位にしてしまい、リラックスができません。