がんは、全体としては19.5日となっています。がんのなかでも「胃がん」は22.6日と長く、「乳がん」は11.8日と比較的短くなっています。また、年代別では0~14歳の19.7日と平均より長いのが特徴です。心疾患は、がんより少し長い21.9日ですが、男性は14.6日、女性は32.8日と性別による差が非常に大きいです。また、年代別では15~34歳が24.7日と平均より長くなっているのが特徴です。
脳血管疾患は、がんや心疾患に比べ93.0日と非常に長くなっているのが目立ちます。世代別では年齢を重ねるごとに入院日数が長くなるのが特徴です。
次に三大生活習慣病以外の疾病での平均入院日数をみてみましょう。
糖尿病は、36.1日となっています。男性が29.4日、女性が44.8日と男女差が大きく、若い世代の15~34歳で41.6日と比較的長くなっているのが特徴です。
結核は、65.4日となっています。年齢を重ねるごとに平均入院日数は長くなる傾向です。