【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第37回 20代の保険と積立 迷ったら「収入の4分の1」は将来のために使うと決める
「将来のため」は、貯蓄に限ったものではありません。いざというときに備える保険もここに加わります。未来の自分にアクシデントが降りかかってきたとしても、生命保険や損害保険で備えておけば慌てずにすみます。そのためには、保険料と積み立てる預金のバランスを考えること。病気やケガで入院した場合でも積み立てを継続できるようにしたいなら、医療保険に1本入っておくと安心ですよ。
3. 大切なのは時間を味方にすること
人生は登山に似ています。登山初心者が日本一高い富士山の頂上まで一気に登ろうとすると、途中で足を痛めたり、疲れたりして登りきることができません。でも、今年は一合目まで、来年は二合目まで…というふうに、時間をかけて体力や登山経験値を上げていくことで十合目(頂上)まで到達することができます。
人生だって、実力や環境に見合わない目標を掲げてもどうやって到達すればいいか見当もつきませんが、大きな目標に着手する前に小さな目標を1つずつクリアし、時間をかけることで、理想の人生を手に入れることができるのです。
資産づくりも同じです。ファンド積立や株式るいとう(株式投資の積立)、財形貯蓄等のコツコツ積み立てる仕組みをつくることで、お金にふりまわされることなく、着々とお金を貯めていくことができます。
お金を貯める、資産を築くという行為は、「将来が不安だから」とか「お金持ちになりたいから」という理由だけでは、なかなか行動につながりません。どの山でどんな景色を見たいのかを決め、今の自分の実力や希望にあったルート(積立方法)を決める。迷ったらファイナンシャルプランナー等の専門家に相談して、判断材料を提供してもらうとよいでしょう。
五合目を目指すのか、八合目を目指すのかを決めるのは、あなたです。自分の体力(収入)や登山期間(運用期間)を考えて、ちょっとがんばればできると思える程度のプランを立てるとよいですね。
コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)
CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。
家計アイデア工房 代表
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
「アァ…体が反応しちゃう」「ん…もう♡」【ハイスぺ男子と甘い時間?】誘惑の裏には仰天展開が!?