5分でわかる!家計簿相談室 『子どもが生まれました!家も車も欲しいけれど、貯蓄ペースは今のままで大丈夫?』
最後にマイカーです。できれば住宅購入後に現金が貯まってから購入したいところですが、新しい家の立地によっては、すぐに必要になることもありますね。そのような、住宅ローンと自動車ローンの返済が重なった場合の繰り上げ返済は、利率の高い方のローンから、ということを覚えておいてくださいね。
最後に今までの話を整理しましょう。
- 予備費がない場合は、予備費を確保する(生活費6カ月分)
- 教育費の準備を始める(学資保険+児童手当+積立預金・積立投資信託など)
- 頭金を貯めてから住宅を購入する
- 自動車を購入する(できれば現金が貯まってから。無理なときはローン)
今の堅実な家計を続けることと購入の時期を考えることにより、無理なく教育費の準備、マイホームとマイカーを取得することが可能となります。ご家族がそろって笑顔で暮らせるよう、計画的に準備していきましょう。
コラム執筆者プロフィール 中垣 香代子(なかがき かよこ)CFP(R)/2級ファイナンシャルプランニング技能士
損害保険会社に約10年勤務後、子育てに専念。
約20年間の専業主婦の後、ファイナンシャルプランナーとなる。「老後のお金サポーター」として、相談業務の他、40~50歳代女性にお金の知識をわかりやすく伝える活動をしている。また、自身の経験から、経済的理由で進学をあきらめるお子さんが一人でも減ることを願い、就学支援の情報発信にも力を入れている。老後のお金を一緒に考える事務所 所長。
コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)
CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。
家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。
家計アイデア工房 代表
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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