生保47社の総資産は317兆円 うち国債運用は130兆
有価証券での運用が約245兆円
社団法人生命保険協会が、生命保険事業概況・月次統計の平成22年10月分を公表した。これは対象の期間が本年4月1日から10月までの統計と、10月単月分の発表を行ったもの。
それによると、生命保険全47社を合計した総資産は、約317兆3,306億円。うち有価証券での運用は245兆163億円で、国債へはその中から130兆2,624億円が投資されている。これは全体の41%にあたる数字だ。この他に外国証券が約45兆円、一般貸付が約41兆円などとなっている。
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保険料収入は累計で約20兆円
10月の新規契約は金額で、個人保険が4兆3,094億円となり、前年比5%の増加。一方個人年金保険は4,036億円で、これは前年の81.7%にとどまった。団体保険・団体年金保険も前年より減少した。
4月から10月の累計新規契約を金額で見ると、個人保険が35兆4,420億円で前年比8.1%増。けれども個人年金保険は4兆881億円で、こちらも同88.6%にとどまった。
主要収支では、保険料収入が4月から10月で19兆7,738億円で対前年比2.7%増。10月単月では2兆3,026億円で、同4.6%減少という結果となった。
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