くらし情報『AIGが台湾で巨額の売却契約 残りは当局の承認待ち』

AIGが台湾で巨額の売却契約 残りは当局の承認待ち

目次

・売却額は約1,800億円
・ナンシャン保険とは
AIGが台湾で巨額の売却契約 残りは当局の承認待ち

売却額は約1,800億円

アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)が、台湾の大手生命保険会社南山人寿保険(ナンシャン)を売却することを発表した。売却額は21.6億ドル(約1,800億円)。

売却先は台湾を中心とする複合企業体ルーエン・チェン・インベストメント・ホールディングで、台湾を拠点として活動しているルーエンテックス・グループが80%、靴の製造メーカーとして同国に上場も果たしているポウ・チェン・コーポレーションが20%を所有している。


※画像はイメージ

ナンシャン保険とは

ナンシャン保険は1963年設立。総収入保険料で台湾第3位の生命保険会社で、33,000人を超える代理人と、400万人を超える顧客を有している。今後台湾当局の承認を得て正式な売却が決定されるが、AIGの社長兼CEOロバート・ベンモシェ氏は下記のようなコメントを発表している。

ルーエン・チェンはナンシャンの将来に対する投資が可能であり、また積極的であることを示し、さらに、ナンシャンの契約者や従業員・代理店の方々にとっての最大利益を守り、運営していくことを示しました。

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