【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第4回目 使える制度を知っておくと、保険料はこれだけ安くなる!(医療保険編)
制度をしっかり活用すれば、こんなに保険料は安くなる!
医療費の補てん分のみに着目しても、健康保険をフルに活用した場合とそうでない場合では、備えておきたい入院給付金日額はこんなに違います。※いずれも入院16日間で100万円の医療費がかかると仮定した場合
★高額療養費制度を使わない場合
…病院に払うお金31万2,480円
…入院給付金日額2万円
★高額療養費制度を使った場合(付加給付なし)
…病院に払うお金9万9,910円
…入院給付金日額7,000円
両者を実際に販売されている終身医療保険(保険料払込期間:終身1入院の支払い限度日数60日)で比較してみると、このような結果になります(平成24年11月30日現在)。
★高額療養費制度を使わない場合
(入院給付金日額2万円、手術給付金40万円、先進医療通算1,000万円まで)
…月額保険料6,760円
★高額療養費制度を使った場合
(入院給付金日額7,000円、手術給付金14万円、先進医療通算1,000万円まで)
…月額保険料2,418円
※以上の試算はあくまで概算です。
使える制度をしっかり利用することで、30歳男性の毎月の医療保険料を2,500円以下に抑えられます。さらに、勤務先の健康保険組合に付加給付があったり、医療費の一部は貯蓄でまかなうぞ、という人であれば、入院給付金日額を5,000円にしてみては?そうすることで毎月の保険料は1,750円になり、家計の固定支出をさらに減らすことができます。
コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)
CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。
相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。
家計アイデア工房 代表
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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