くらし情報『【知って得する!保険の基本】Q:学資保険の返戻率とは何ですか?また、学資保険の契約内容によって返戻率は変わりますか?』

2016年9月15日 00:00

【知って得する!保険の基本】Q:学資保険の返戻率とは何ですか?また、学資保険の契約内容によって返戻率は変わりますか?

■保障内容以外にも返戻率が変動する要素があります。
<契約者の性別>
多くの学資保険では、「保険料払込免除特則」が付加されています。
これは、契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合に、それ以降の保険料の支払いが免除になった上、予定通りの祝い金や満期保険金が受け取れる特則です。
死亡・高度障害状態に該当する確率は、性別や年齢によって変わりますので、契約者の性別・年齢により保険料が変動します。
一般的には、同じ年齢の男女の場合、契約者が女性の場合の方が保険料は低く設定されています。
返戻率は、支払保険料総額に対する祝い金・満期保険金総額の割合ですので、支払保険料総額が少なくなれば、返戻率はアップします。
ただし、女性の方が保険料が低く設定されているからといって、父親が家計を支えている家庭なのに、母親を契約者にすると、父親に万一のことがあった場合、保険料払込免除が受けられず、保険料の支払いに困る事態になります。学資保険の加入を検討する際は、返戻率だけでなく、総合的に判断するようにしてください。


<保険料の支払方法>
学資保険のパンフレットなどで紹介されている保険料のほとんどが「月払い」での保険料ですが、「年払い」などの選択肢もあります。
例えば年払いとは、保険料を毎月支払うのではなく、1年に1回まとめて支払う方法です。
一般的に、年払保険料の方が月払いの12カ月分よりも低く設定されています。1年間では差はわずかでも、保険期間中の総額で比較すると差が大きくなり、先に述べたように、支払保険料総額が変わると返戻率も変わってきますので、月払いと年払いそれぞれの返戻率の試算を比較しておくことをおすすめします。
また、「まとめて支払う」方法として、ほかに「一時払い」や「全期前納払い」などがあります。
支払方法は、保険会社によって受付条件が異なります。詳細は保険会社や保険代理店にあらかじめご確認ください。

<保険料の支払期間>
学資保険のモデルプランの多くは、被保険者であるお子さまが高校3年生まで(17歳払済または18歳払済)保険料を支払う設定になっています。


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