【知って得する!保険の基本】Q:学資保険の返戻率とは何ですか?また、学資保険の契約内容によって返戻率は変わりますか?
保険会社によっては、このモデルプラン以外にも、保険料の支払期間が選べる場合があります。
その目的として、
- 教育費の支出が増える高校生までに保険料の支払いを済ませてしまう。
- 兄弟との年齢差を考え、教育費の増加する時期までに保険料の支払いを済ませてしまう。
- 一般的に、支払保険料総額は、支払期間が短いほど少なくなるため、返戻率のアップが期待できる。
などが挙げられます。
保険会社によって支払期間の設定はさまざまですが、短いところで「5年間」、ほかには「10歳まで」「15歳まで」などの選択ができる場合があります。
1回あたりの保険料は、高校3年生まで支払うタイプよりもアップしますが、一般的に支払保険料総額は支払期間が短いほど少なくなりますので、その分返戻率もアップします(注1)。
ほかに、手持ち資金にゆとりがある場合は、保険会社によっては、一時払いや全期前納払いで保険料を契約時に全額納めてしまうプランもあります(注2)。
ただし、いずれの支払期間を選択しても、祝い金や満期金の受け取りタイミングが早まるわけではありませんのでご注意ください。
(注1)加入時のお子さまの年齢によって、支払期間の選択に制限がある場合がありますので、詳細は保険会社や保険代理店にご確認ください。
(注2)一時払いについては、保険料払込免除特則が適用されない場合がありますので注意が必要です(全期前納払いの場合は同特則は適用されます)。
返戻率だけにとらわれすぎないように。必要な時に必要なお金が使えることが大切です。
返戻率の仕組みは、先に述べたように、支払保険料の総額に対する祝い金・満期保険金の総額の割合ですので、支払保険料の総額を少なくできれば、返戻率はアップします。
返戻率は高いに越したことはありませんが、注意も必要です。
お子さまの成長に伴い、予定外の急な出費が発生することは少なくありません。
また、お子さまの進路選択によっては、中学や高校の間にまとまった資金が必要になる場合もあります。
学資保険の加入に際しては、返戻率だけでプランを選ばずに、余裕をもった支払方法を踏まえた検討をするようにしましょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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