くらし情報『文字の代わりに色と形で認識するキーボード&専用ソフトを開発 文字が読めない子ども達がIT・パソコンに触れるきっかけに』

2023年6月28日 10:30

文字の代わりに色と形で認識するキーボード&専用ソフトを開発 文字が読めない子ども達がIT・パソコンに触れるきっかけに

【多様な特性を持つ子どもたちが自然と楽しめるキーボード学習ソフトとは】
感覚が鋭く、話すことはできても読むことが苦手、周りの物事に関心がありエネルギッシュ。発達障害には、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、限局性学習症(LD)などで苦手なこともあります。そんな特性のある子のために、専用キーボード付き学習ソフト「KIBOT(キボット)」(公式サイトURL:https://st.kibot.jp/)をデザインしました。

文字の代わりに色と形で認識するキーボード&専用ソフトを開発 文字が読めない子ども達がIT・パソコンに触れるきっかけに

施設で実際に使用する子ども達

■キーボードから文字が消えた!色や形が全て異なるキーキャップを採用
「KIBOT(キボット)」の専用キーボードにはアルファベットなど文字の表示がありませんが、代わりに広い色相環を採用したカラフルな色形と丸型や星の形など親しみやすい形で全て異なる色と形のキーキャップを備えており、専用のタイピングソフトと連動しています。発達障害児童や学習障害などで文字が読めなくても、色や形の認識さえできればタイピングができるデザインになっています。■音やキャラクターの反応など飽きにくい工夫で集中力を維持
さらに、音に反応しやすく正解と不正解を明確にわける音や、目に留まりやすいビジュアルデザイン、動作の意味を誤認しにくいキャラクターアニメなど、遊びながら学べるように多くの工夫がされているので、発達障害のある子どもたちが楽しく遊びながら学ぶことができ、飽きやすい子どもでも集中して続けることができます。

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