2024年2月20日 15:30
新五千円札の顔「津田梅子」ゆかりの地・佐倉周辺の歴史さんぽ 今年注目すべき印旛エリアの歴史を深掘り、春のイベント情報を公開!
そのときに初めて、長年住んでいた佐倉の歴史を深く学び、佐倉の文化財やそれに纏わるストーリーに魅了され、「佐倉市民カレッジ」卒業後に文化財ボランティアガイド佐倉に応募しました。
■いかに興味関心を持ってもらえるか
Q.初めて佐倉市を訪れた方や外国の観光客まで様々な方がいらっしゃると思いますが、ガイドを行う上で工夫されていることはありますか?
歴史が好きな人、興味がある人というのは、その人の目や反応ですぐにわかります。興味がある人には、長めに時間をとって、ゆっくり見学できるようにしています。逆に歴史にそこまで興味のなさそうな方には、文化財の解説だけでなく、関連する人やエピソードを交えながらお声がけしています。例えば「旧堀田邸」でいうと、江戸幕府第3代将軍徳川家光の乳母として仕えた春日局は、実は堀田家の親戚であり、徳川家と堀田家の親交のきっかけになったなど、あまり知られていないエピソードを話すと興味を持っていただけることが多いですね。また、成田空港から近い佐倉市には外国人観光客も多く来られます。特に当時のサムライの生活が覗ける「佐倉武家屋敷」が人気で、その際は語学が堪能なガイドとともに、甲冑体験の着付けなどをお手伝いし、日本の文化を体験し、理解いただけるように活動しています。