オシャレ番長・稲垣啓太、時計の奥深さに迫る。ショパール共同社長　カール-フリードリッヒ・ショイフレとの対談動画公開。単独インタビューでは結婚式の思い出や家族のあり方を語る。奥様のドレス姿に思わず涙「そんな感情が自分の中にもあったんだ」この夏の目標は「水泳の息継ぎを覚えたい」

ショイフレ：私たちの活動と、美しいもの作りを将来的にも継続するために、決して忘れてはならない点は、若者にとって魅力ある多様な職種をこの場で提供することです。現在も進行中ですが、見習いプログラムを様々な部門で実施しています。時計製造やジュエリー製造だけでなく、エングレービングや、さらに他の部門にも広げ、研磨なども学んでもらっています。スポーツの世界も同じです。どんなスポーツについても言えることですが、若者にはやる気を起こさせることが必要です。チームに加わってもらい、成長すれば、もしかすると稲垣さんのように有名なラグビー選手になるかもしれません。私たちの業界も同じです。
やる気を起こさせて、若い人たちに加わってもらい成長できるようにすれば、いつの日かとても優れた時計職人になるかもしれません。しかし、長いトレーニング期間が必要で、最低でも4年間はかかります。熟練した時計職人になるには、おそらく10年かかります。

■ 稲垣啓太さん単独インタビュー
3日間のスイス訪問の最終日に、稲垣さんにインタビューを実施。ジュネーブとフルリエを訪れての感想を聞きました。さらに、日常での癒しの存在や家庭で大切にしていること、稲垣さんが考える自身の弱さ、6月に行われた結婚式の思い出、この夏挑戦したいことなどについても語っています。