【シナぷしゅ】プロデューサー・愛が温泉のように湧き出る家を目指す!
夫への気持ちは人生のステージと一緒に変化
恋愛、新婚、妊娠、出産、育児と人生のステージが変わっていくなかで、夫への気持ちもどんどん変わっていきました。「恋愛」のステージでは夫はきらびやかなスポットライトを浴びて、キラキラ輝いて、ネガティブな部分は光に飛ばされて見えなくなっていました。まさに盲愛。「新婚」のステージでは、夫と私が横並びになって、二人そろって輝いていたように思います。横並びになると初めて気づく色んなこともありましたが、ステージの上では笑顔でいるのがお約束。見て見ぬふりをしていました。
「妊娠」のステージで、はじめてスポットライトが私のお腹にあたりました。私の目線は必然的に、夫から、お腹の子にうつり、夫を照らす明かりは少し暗くなりました。「出産」「育児」でついに、ほぼすべてのライトを息子が独占するようになりました。夫はもはや、ちょっとこれ持ってて、と照明を持たされる側に。でも、嫌いになったわけではないんです。もちろん意見がぶつかり合うときもありながら、お互いの足りない部分を補完しあったり、阿吽の呼吸で支えあったりしながら、こんなにたくさんのステージを二人で切り盛りしてきました。