人は誰しも、思い込みやマイルールを持って生きています。それが自分にとって良くないものだと、「自分いじめ」となり、恋愛をはじめ、あらゆる面で良くない影響に変わってしまいます。こうした自分いじめにはどんなものがあるのか、代表的な3つのクセを解説します。速攻やめて! 恋愛をダメにする「自分いじめ」のクセを解説【おおしまりえの恋愛道場】vol. 211恋愛における「自分いじめ」とは、自分を苦しめるようなルールを設定することで、恋愛がうまくいかなくなっている状態です。ルールに従うほど窮屈になり、だんだん幸せから遠ざかります。自分いじめによって起きることは、いろいろあります。例えば、行動にブレーキがかかってチャンスを逃したり、本当の気持ちが置いてきぼりになり、望んでいない行動をとったりするなどです。この行為のやっかいな点は、本人がいじめている事に気づいていないことです。つまり、無意識にやっているため、「なぜかうまくいない」と感じ、改善も難しいのです。今回は具体的な3つの自分いじめ行為を紹介します。もし同じような考えをしている場合は、知らないうちに良くない展開にハマっているかもしれません。まずは気づき、意識的にやめていくことが大切です。自分いじめ1.恋愛のベキ論自分いじめの1つめは「恋愛のベキ論」を決めることです。恋人は年収万円以上であるべき男性は175センチ以上であるべき大手企業務めであるべきなどは、ひと一昔前の代表的なベキ論です。人には誰しも、「こうあってほしい」というベキ論は存在します。持つこと自体を否定はしませんが、それが強すぎると、本当の気持ちがおいてきぼりになったり、変なこだわりに縛られてしまったりします。具体的な例を1つ紹介します。ある女性は「1年以内に結婚してくれる人」を条件に相手を探していました。1年という期間をガチガチに決めていたため、相手によってお断りをすることもされることもあったようです。そして1年後…彼女は付き合っては別れを繰り返し、現在も独身です。男性の中には、「結婚はいつかしたいけど、時期は決めてない。ただ、状況や相手次第ですぐ結婚してもいい」という人が結構います。こうした人達に、「1年以内」のベキ論を強く押し付けると、結局ご縁は続きません。さじ加減が難しいところでもありますが、少しだけ緩めるという柔軟さが持てれば、また人生選択も変わっていきます。自分いじめ2.自分を下げるマイルール「私ならきっとこの程度の彼氏がちょうどいい」「私にはキラキラした結婚なんて似合わない」「どうせ結婚できない」こんなルールを自分の中に持っていないでしょうか。人生は、無意識の思い込みが行動となり、現実になっていくと言われています。つまり、先程書いたような自分を下げるルールがあると、めぐりめぐって悲しい現実を作ることに繋がります。「現実は行動が変わることで叶う。行動は心が変わることで叶う」このように言われることがあります。ここでいう心を作るものの1つは、自分の中のマイルールです。卑下するようなマイルールは、自分の落ち込んだ心を作っていきます。今すぐ手放し、テンションが上がるようなルールを今から上書きしていきましょう。自分いじめ3.過去へのとらわれ人は過去の経験から学ぶ生き物です。それは生存本能であり大事なことですが、過去の経験を未来にもそのまま当てはめると、自分いじめになるケースがあります。具体的には、「私は好きになっても振られてばかりだから、恋愛はずっとうまくいかない」という考え方です。過去の「好きになっても振られてばかり」という事実を根拠に、今後も恋愛がうまくいかないと推測しています。一見正しい結びつけのように感じますが、「今後も恋愛がうまくいかない」は飛躍的であり、さらに未来がネガティブな予測になることで、自分をいじめています。そもそも、人は時間とともに成長するものです。過去に起きたことが必ず未来でも起きるとは限りません。もし反論する気持ちが湧くのであれば「過去に起きたことの原因と対策」を冷静に考えるのが良いでしょう。「あの時は男性と話すことすら苦手だった」「自分からデートしたりもしてなかった」「そもそも相手の好みじゃなかった」など、振られる原因が客観的に理解でき、未来の出来事との結びつけを緩めることができます。誰だって、自分の幸せを願っているものです。でも、意識上はそう思っていても、無意識では幸せにならない呪いのような考えを持ち続けていることもあります。それが、今回紹介した「自分いじめ」です。解消方法は、とにかく紹介したようなベキ論やマイルール、過去からの思い込みに気づくことです。そして意識的に否定し、いい思い込みで上書きしていきましょう。すぐに効果が出るわけではありませんが、じわじわとあなたの考え方や行動を変え、気づくと大きな変化につながります。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Jozef Polc / 500px/Gettyimages©urbazon/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年02月23日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、大学のサークル仲間と男友達の家に遊びに行った21歳女性。いつの間にか終電を逃してしまい…。三松先生が、絶対にしてはいけない「男友達の部屋での過ごし方」を教えてくれます!みなみ(21)帰るのがめんどくさくて終電を逃し、友達レスになっちまう【レスなひとびと】vol. 194みなみは大学3年生。今日は後期授業のテストも終わって、サークルの仲良しメンバー、柚たちと鍋パだ。5限が終わったあと食材を買い、みんなで寒い寒いと言いながら、一斗の家になだれ込んだ。「あ〜こたつ最高!」「あっ、柚ずるい。ちょっとこっち手伝えよ〜」家に到着後、すぐこたつに入る柚に、竜樹が文句を言う。一人暮らし用のちっちゃいキッチンで具材を切って、鍋パスタート。ほんわか学生の思い出つくり。よきよき。こたつに一度入っちゃうと、本当に出られない。飲みもの取りに行く時もジャンケンしちゃうくらい。たわいないおしゃべりしたり、スマホで人狼ゲームをやったりして、楽しい時間はあっというまに過ぎていく。「わたし明日バイトだから、そろそろ帰るわ」23時すぎ、柚がそういって帰り支度を始める。「あっ、おれも明日から実家帰るんだ。飛行機朝9時で」「みんな帰るなら、オレっちも帰るかなあ」柚、竜樹、陸は帰ることに。3人は近所だからいいよな。実家から通学中のみなみは、駅まで20分、そのあと電車で40分、最寄駅からまた15分。こんなに寒いのに、そんな移動イヤすぎるでしょ。一斗と一緒に3人を見送ったあと、しばらくこたつにいたら、酔いがジワっと回って眠くなってきた。「みなみ、どうすんの、終電なくなるよ」「あと5分…」結局うとうとしてたらマジで終電逃しちゃった。親には連絡すれば大丈夫だけど、これって一斗の家に泊まるってことだよね。「シャワー、使っていいよ。ジャージここ置いとくから」一斗に言われて、お風呂場でシャワーを浴びる。せまいユニットバスで思う。実家に帰ればあったかい湯船に浸かれたのに。しかも一斗、お風呂掃除してないから、なんかヌルヌルするし。変なことになっちゃったと思いながら、一斗が用意してくれた部屋着に着替える。「みなみベッドで寝ていいよ」「いやあ、悪いよ」「いいって」と言って、一斗がシャワーに行ったので、お言葉に甘えてベッドで就寝。でも気づいたら、一斗が「やっぱ寒い」とか言ってベッドに入ってきた。気まずすぎて、寝てるふり。でも、それをいいことに「みなみあったけえ」とか言いながら、お尻や胸をサワサワ。服のなかに手も入ってきて。ガバッと起きて「やめてよ!」と言えればいいんだけど、タイミングを逃しに逃してズルルルル。結果、なんとなくエッチしちゃった。翌日はインターン面接の予定があったのに、早朝に帰ってスーツ着てって考えると億劫すぎて、ブッチ。しかも、一斗は「昨日はごめん…」と気まずそう。みなみはもちろん、付き合う気なんかない。仲良しグループでいたかった。中途半端な感じになっちゃった。ああああ、あの時めんどくさがらずに、帰ればよかった。【三松さんからのコメント】「家に泊まる」=「してもいい」と勘違いする男性&「そんなつもりなかったのに」の女性、あるある過ぎる事例です。「そんなつもりなかったのに」と言いつつ、そうなるプレイを望んでるのならいいのですが(笑)、付き合いたくない、エッチしたくないのなら最低限、自分のことは自分で守ってちょうだいね。一斗さんも「あったけえ」と言いながら触ってくるあたり、みなみさんにその気がないと気づいている確信犯か。拒否されないなら大丈夫だと、都合よく解釈してしまっているのでしょう。交際する気がない男子の家からは、心を鬼にして帰るしかない!泊まるとややこしいことになる。帰るのが面倒になりそうだなって日は、鍋パはじまるまえにアラームかけちゃうとか。近くに住んでる女友達に泊めてもらうよう段取りしておく。他の策を練るのが賢い女です。遊びの時間をダラダラ延長できちゃうのも、学生の醍醐味ではありますが、翌日に面接がある時には帰らないとダメ。帰るのが面倒という弱い気持ちが、仲良しグループも、翌日の予定も、企業からの信用までもをゼロにしてしまう。ああ、もったいなさすぎです。性感染症うつされたりしたらもっと友情壊れますもん。「絶対するわけないじゃんと思う男友達の家に泊まってしてしまった女性は星の数。セーブできなくなるのが青春なのだ。あとから後悔することになるので、泊まっちゃだめよ。友達レスになっちまう」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages三松真由美
2023年02月23日女の恨みは怖い、とよく言いますよね。過去に友達から嫌なことをされ、何年も経っているのに思い出すといまだにはらわたが煮えくり返る…。そんな経験は、あなたにはないでしょうか?今回は、「女友達からされて根に持っていること」を聞いてきました。片思いに協力するフリをしておきながら…「入社した時からからずっと憧れていた会社の先輩。なんとかして距離を縮めたくて、先輩と同じ大学出身の同期・マイに協力してもらっていたんです。ずっと相談に乗ってもらっていたし、何度も飲み会を企画してもらっていました。ところがある時『ずっと言えずにいたんだけど、半年以上前から先輩と付き合ってるの』と言われて…。二人が付き合ったことは仕方ないことだと思うけれど、半年間も私に協力するふりをして黙っていたなんて。まるで騙されていたような気分になり、許せませんでした。それから2年以上経ち、今は私にも彼氏がいますが、マイにされたことを思い返すといまだに怒りが湧いてきます」(奈緒/27歳/貿易)友達が好きな相手を、好きになってしまった…。もしもあなたがその立場になったら、どうするでしょうか。どんな選択をするにせよ、一番やってはいけないのが、友達を欺く行為。言いづらいこともあるかもしれませんが、嘘をついたことが後でバレた時が一番厄介です。「協力するフリをして、実は自分がデートしたり付き合ったりしていた」というのは、根に持たれても仕方ないのかもしれません…。酒癖が悪すぎる女友達「女友達の中に、酒癖がかなり悪い子がいるんです。飲み会のたびに泥酔するので面倒だなあ…と思いつつも、それまで直接被害を被ったこともなかったので、あまり気にせず付き合っていました。ところがある時、その友人が相当な量のワインを飲んでしまいかなり悪酔いして…。急に私に向かって『私、本当は由美のことあんまり好きじゃないんだよね!』と言い出し、その後も罵声を浴びせ続けたんです…。翌日本人は全く記憶がなかったようで、その話をしたら平謝りされましたが、数年経った今も私はまだ根に持っています」(由美/32歳/マーケティング)お酒を飲むのは楽しいですが、記憶をなくすほど飲んでしまうのは考えもの。お酒の飲み過ぎによって失言をしてしまったり、感情を抑えられなかった…などの失敗談は非常に多いです。自分は記憶がなくても、迷惑をかけられた方は一生忘れられない…なんてこともありえるので十分に気をつけましょう。結婚式の3日前に…「2年前に結婚式を挙げました。ところが3日前に欠席の連絡をしてきた友達がいたんです。やむを得ない事情なら仕方ないかな…と思ったんですが、『ごめん、行けなくなっちゃった!また別でお祝いさせてね!』と軽い感じで連絡が来て、『何かあったの?』とたずねても『話すと長いから、今後また説明するね〜』とだけ言われました。その後、お詫びもお祝いもされていません。あまりに軽いノリで欠席されたので、誕生日パーティか何かと勘違いしているのかな…とビックリしてしまいました。今でも思い出すとモヤモヤすることがあります」(紗栄子/31歳/スポーツ関連)挙式する本人にとっては一生モノのイベントです。だからこそ非常識な行動をすると、この先もずっと根に持たれてしまう可能性も。結婚式をどうしても土壇場で欠席しなくてはならない時は、きちんとお詫びをした上で、ご祝儀を送るべき。どんなに気の置けない間柄でも、マナーと思いやりが大切です。以上、女性陣に聞いた「女友達からされて根に持っていること」を紹介しました。自分が悪気なくやったことでも、相手はひどく不快に思ったり傷ついたりして、何年経っても忘れられない…ということがあるかもしれません。大切な女友達を失わないためにも、日頃から行動や発言には気をつけたいものです。©Maria Korneeva/Gettyimages©Peter Dazeley/Gettyimages©Ivan Pantic/Gettyimages文・小澤サチエ
2023年02月12日人は誰でも、必ず欠点を持っています。だからこそ本当に仲の良い女友達であれば、多少の欠点は目を瞑れるはず。しかし、なかにはどうしても受け入れ難い性格の女友達も存在するようです…。今回は、「距離を置きたいと思った女友達のエピソード」を女性のみなさんに聞いてきました。損得勘定だけで人付き合いをする「人付き合いを全て損得勘定で決める女友達がいます。人脈が広い子にばかり良い顔をしたり、楽しいイベントに誘ってもらいたい時だけ親友気取りをしたり…。知り合った頃は気さくでいい子だなと思ったのですが、自分にさほど得がないと判断した途端、態度が変わって冷たくなるんです。これまで何度モヤモヤしたことか…。彼女にとってはうわべだけの付き合いなんだろうな…と思ったら、私も表面上の付き合いでいいやと思うようになりました。」(紗奈/27歳/広告)一緒にいて自分が何かを得られそうな人にばかり良い顔をして、そうではない人とは距離を置く…。このように損得勘定だけで人付き合いをするタイプの人、あなたの周りにもいないでしょうか?自分に得があれば嬉しいのは当然なので、損得勘定が必ずしも悪いこととは限りませんが、損得だけで付き合う相手を選ぶ人は、同じように損得で動く人しか近寄ってきません。そのため、本当の友達はできづらいでしょう。「映えるか否か」が全て「学生時代からの友人で、数年前からインスタグラマーとして活動している子がいます。彼女のことを応援したい気持ちは山々なんですが、最近はちょっとうんざりしています。たとえばランチに誘ってお店を提案すると「その店映える?」と聞いてきて、映えなそうなら行かないと言ったり、ドタキャンして他の用事を優先したりするんです。行動の判断基準が『映えるか否か』なので、さすがについていけなくて。だったら他の友達と遊ぼうと思うようになりました」(マミ/31歳/出版)SNSの世界を楽しむのは個人の自由。しかしSNSに執着することで、友達に不快な思いをさせるのはNGです。友情を失いたくないのであれば、リアルな交友関係を大切にして、友達を尊重するようにしたいですね。いつも誰かの悪口を言っている「一見明るくて優しいのですが、飲みの場などでは口を開けば誰かの悪口を言っている友人がいます。しかもさんざん悪口を言って『もう会いたくない』とまで断言していたのに、すぐにまたその相手と遊んでいるのでわけがわかりません。たぶん、誰かの悪口を言うのが癖になっているんだろうと気づきました。私の悪口もどこかで言われているんだろうな…と思ったら、そっと距離を置きたくなりました」(祥子/33歳/医療関係)悪口の多い人は幸せを掴みづらいです。相手の耳に入ればトラブルに発展しかねませんし、周囲からも「いつも悪口を言っている人」というレッテルを貼られて誰からも信頼されないからです。愚痴を聞いてほしい時は誰にでもありますが、本当に信頼できる友達だけにそっと打ち明けましょう。以上、「距離を置こうと思った女友達の行動」を紹介しました。大人になっても友情に助けられることは何度もあります。恋愛などで辛いことがあったときに、女友達のおかげで乗り越えられた経験をした人も多いのではないでしょうか?友情は大切にしたいですよね。気づけば周囲から距離を置かれ、一人ぼっちだった…ということのないようにしたいものです。©Henglein and Steets/Gettyimages©Satoshi-K/Gettyimages©ZenShui/Eric Audras/Gettyimages文・小澤サチエ
2023年02月10日恋愛からずいぶん遠ざかっている。人を好きになったのはもう5年も前だ。そんな女性は、恋愛したいと思ってもスイッチが入りにくくなっているかもしれません。スイッチの入りやすさは人によって差がありますが、心をほぐすことで入れやすくもできます。今日はそんな女性に向けて、3つのワークをご紹介します。恋愛するのが怖い…遠ざかった気持ちを温める方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 209恋愛はしたいと思うけど、何年も遠ざかっている。私は全然人を好きにならないタイプだから、恋愛が億劫。焦りは感じるけど、正直頑張るのが面倒。恋愛から遠ざかった女性からこんな本音をよく聞きます。今回は、恋愛はしたいけど怖い・面倒・億劫という気持ちに、効率的にスイッチを入れる方法を紹介します。恋愛できないのはあなたに問題があるわけじゃないんです。ただ“気持ちの切り替え”が、感覚的にできていないだけなのです。恋する力は無意識の習慣で決まる恋愛ができない自分は何かおかしいのではないか。そんな風に思う女性がいます。でも、恋愛する力とか恋に落ちやすいかどうかは、特別な能力や向き不向きではありません。強いていうなら、「癖」みたいなもの。私は恋愛していたほうが楽しい私って惚れっぽい恋愛が自分にとって大事こんな思い込みがあると、「恋愛=して当たり前」という考えが自分の中で定着します。その結果、いつも恋愛しやすい心の状態が続き、引き寄せられる形で恋愛が始まるのです。恋愛に限らず、人は「無意識の思い込み」によって自分が作られると言われています。「自分はダメな人間だ」と思っている人は、ホントにダメだと感じる結果や展開ばかりが起きるというわけ。これを恋愛に当てはめると、「私は恋愛が苦手だ」「私は恋愛できない」と思いながら生活していると、その思い込みを現実にするような出来事ばかりが起きます。まずは自分が恋愛していない状態は、「自分がダメだから」とか「才能がないから」とか「自分には向いてない」と思い込まないところから始めましょう。恋愛スイッチを入れる1.男性を異性として見る自分に対するネガティブな思い込みが少し緩んできたら、ここから具体的に、恋愛へのハードルを下げていく取り組みをしていきます。最初は、「男性を異性として見る」です。恋愛から遠ざかっている女性は、男性をなるべく異性として見ないような癖がついています。ビジネス上はマナーですから正しいですが、こうした見方が癖になると、プライベートでも相手と一定の距離を取り、異性として見ないような振る舞いをしてしまいます。異性として見るとき、具体的にはこんな意識を持って相手を観察するのがおすすめです。「この人はどういう恋愛をするんだろう」「この人は結婚したらどんな感じかな」「この人ともし付き合ったら、どんなデートするかな」こんな感じで、プライベートな部分を想像しながら見ればOKです。おそらく最初は妄想に恥ずかしくなると思います。でも、少し我慢して続けてみてください(ただし相手にはバレないように)。その恥ずかしさが大きければ大きいほど、普段男性と接するときに抱えているネガティブな感情が大きい証拠です。それがあると、恋愛へのハードルが上がってしまうことに。このワークは、何も全方位の男性を今から恋愛対象として接してくださいというものではありません。現実の行動は変えなくていいんです。ただ、身近な男性を恋愛対象として見ることで、頭の中に「自分が恋愛をしている状態」を想像させ、緩める効果を狙っています。「恋愛したらどんなか」を感覚的に覚えてもらうことで、恋への最初の一歩を縮めているのです。恋愛スイッチを入れる2.人のデート姿を観察してみる異性への妄想が終わったら、次は人のデートを観察してみましょう。町中のカフェとかに座り、人のデートをぼーっと眺められると最高です。デートを観察しながら、先ほどのような「もし自分が妄想したら」を想像するのもおすすめです。このワークが良いのは、現実に恋愛している人を見ることで、自分の頭の中にある妄想の恋愛を、現実的なイメージに近づける効果があります。恋愛期間が空くと、誰しも現実感覚が薄れて妄想しがちになります。ちょっと楽しむ分にはいいですが、それだけだと恋愛へ過剰な期待を抱いたり、理想が膨らみすぎて逆に遠のいたりしてしまうリスクもあります。人のデートを観察することで、そうしたゆがみを現実的に整えることを期待しています。また、人のデートを見ていると、恋愛しているのがうらやましいなと感じるものです。そうなれば、さらに恋愛へのやる気が高まってチャンスに近づきます。恋愛スイッチを入れる3.安全な環境で男性と触れ合う最後は少しハードルが上がるかもしれません。ズバリ「安全な環境で男性と触れ合ってみる」です。具体的には、整体とか美容院とか、安全かつ合法な場で男性に触れられる機会を作れればOK。なぜ男性に触れられる機会が大事かというと、妄想などで恋愛へのイメージを現実的にしたならば、触れるという五感でも異性を現実的に思い出してほしいからです。でも、危ないチャレンジは避けたいところ。そこで最初は、整体や美容院、マッサージなどのボディメンテナンス系のサロンで良いので、男性に施術してもらい、異性と触れ合うことを安全に体験し、カラダにその感覚を思い出してもらってください。くれぐれも、施術者に惚れたらダメですよ!また、もしやる気があるならば、個人的にはペアダンスを体験することをおすすめします。いわゆる社交ダンスとかですが、特にサルサがおすすめ。サルサはダンスを通して疑似恋愛をしていると言われています。筆者も一度体験したことがありますが、かなりスイッチが入ります。とはいえ、これはハードルが高いので可能な人向けです。恋愛から遠ざかっている人向けのワークを3つご紹介しました。もちろん、異性とデートするシーンが用意できればそれも良いです。ただ、デートって身構えると恋愛よりも相手のあら探しをして終わりがちです。そうなっては恋愛からさらに遠のくだけなので、事前ワークとして今日の取り組みがやれたらいいですね。素敵な恋愛を引き寄せましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Galina Zhigalova / EyeEm/Gettyimages©deimagine/Gettyimages©Maca and Naca/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年02月09日ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、彼と音信不通でよからぬことばかり考えてしまうという、ネガティブ妄想女性のお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!セックスレス以前の問題。彼氏が会ってくんないことで、ネガティブ妄想膨らむ相談者さん【レスなひとびと番外編】vol. 41ananwebのインスタグラムに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。毎月ピックアップして回答しています。こちらは結婚を考えてるのに相手の気持ちがわからないとか、キスが足りないとか、仕事が忙しすぎてデートが少ないとか。男と女のすれ違い問題は、AI進化やweb5.0時代になろうが永遠に途絶えることのないDNAレベルのお悩みなのでありますね。私の運営する恋人・夫婦仲相談所にはセックスレスや、EDや、フェムゾーンの悩みなど性に関する悩みがあとをたちませんが、セックス以前の日常の愛情表現で、すでにつまずいてしまっている女性も大勢います。日常の愛の与え合いができていないのにいいセックスができるか!!セックスレスの根源をひもとくと、普段の二人の関係のちっこい亀裂からです。今月の相談者さんは、愛の与え方が一方的で、相手から返ってきていないので、ネガティブ妄想がブワーっと膨らみ、自虐女に変貌しかかっています。危ないよ!放置しとくとモンスター彼女になるよ!「彼は男ばかりの建築仕事で出張が多く忙しいのかもしれないけど、数か月も未読、連絡なし、逢えない。私は相手に必要なのか、実は他に誰かいるのかとかいろいろ考えてしまう。このまま続けるのか…日々悩むばかり。私も愛情表現が下手だから伝わってないんだろうな…」はい。相談者さんのおっしゃるとおり、愛情表現試験があったら、最低点数で、合格ラインに達しないかたです。厳しいようですが、受験勉強と思って、「わかならい点の見直し」「誤った思考の修正」「将来の予習」をしましょう。数か月の未読と連絡なしという相手の行動は、女性を不安の沼に落とし込みます。そこはわかる。しかし、相談文面だけですと「あなたたちはお付き合いしているのですか」と質問したくなるのは私だけでしょうか…。この連載コラムでは、メンタルが弱くてすぐメソメソしてしまうひとのことをメンタルがポヨンとしなだれてるってことで“メンポヨ”と命名しています。相談者さん、メンポヨの気質あります。出張で忙しくてLINE1本返す時間がない男っているのか???愛情の交換方法がわかっているメンズなら、どれほど仕事に追われていようと一言は返すだろうし、1分でも電話くらいかけてくれる。「相手に必要なのか」とドラマのヒロインみたいに悩んでおられますが、もしかしたらもう関係は終わってるかもしれません。その不明点の見直しをこちらから仕掛けてみてください。「うちら恋人同士だよね?」というメールか電話に返信がなかったら、とっととあきらめて、さっぱりとしたほうがメンタルにいいです。メンポヨを治そう。愛情表現が最初からうまい女性なんていません。性格が外交的で明るいとかはあるけれど、ガチ好きな男にドンピシャの愛情表現するってのは、なかなかむずかしいことです。正面からスキって言うの恥ずかしいし。ビッチと思われたくないとか、嫌われたらどうしよう的な打算も働くし。そこは経験を重ねると、表現できるようになるので心配しないで。相談者さんは、お相手の浮気も疑ってるし、メチャメチャネガティブキャンペーンです。これまでのお付き合いの見直しをして、彼と連絡が取れないのはなぜか。果たして、うちらは交際してると言えるのかと、真実を探ってください。その真理に気づいてから将来どうする?の対策を考えましょう。いや待て…。彼氏さんが脳梗塞で、お部屋で倒れてるってこともなくはない。心配だ。その確率にかけて、家まで出向いてピンポンしたら女が出てくるってこともあり得る。すると髪の毛つかみ合いの修羅場になる。というネガ妄想が、メンポヨさんの特徴ですんで、まあレディスサウナでもはいって、心を整えてから、復習と予習してみてください。三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Peter Dazeley/Gettyimages文・三松真由美
2023年02月02日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼と同棲中の27歳女性。これまで彼とのケンカは一度もなかったが、年末年始、彼の実家に帰省するときに…!?三松先生が、長続きカップルにみる、ずっとラブラブでいられる秘訣を教えてくれます。奈々瀬(27)ケンカレスの仲良しカップルも要注意!年末年始にケンカ勃発ってよくあるぞ【レスなひとびと】vol. 191「ななちゃんたちは、普段ケンカする?同棲してたら家事のことでもめたりするっしょ」「えっ、あんまりしないな。一史くん、おおらかだし」「ななちゃんも穏やかだもんね〜。いいなぁ」友達と集まったときの定番「パートナーとケンカするかしないかトーク」。奈々瀬はいっつも「しない」と答える。だって、ほんとにしないから。友達との忘年会を終えて、今年のイベントも残すは「一史の実家に帰省すること」のみ。奈々瀬は、パートナーの実家に行くのは初めて。結婚を見据えて、少しでも一史の両親に気に入ってもらいたい。だから、師走の慌ただしい時期、合間を縫っていろいろと準備を進めてきた。おみやげを買ったり、よそいきのワンピースを新調したり、失礼のないようにマナーブックを読み返したり。そして迎えた、帰省の日。仕事納めのあと、17時の新幹線に乗り、19時半から一史の両親とディナーの予定だ。エンジニアの一史は、いつも在宅勤務。今日は忙しそうだ。一方、午後休を取ったななせは、美容院へ。今晩のディナーにそなえて、髪をトリートメントし、サラサラに整えてもらった。16時。準備万端整ったところで、一史がなんだかバタバタとしている。「大丈夫?16時に上がれるって、言ってたよね」「そうなんだけど、急に障害が起きちゃって」モニターに目を向けた状態でそういわれた。きっと緊急なんだろう。仕方ない、話しかけずに待とう。10分、20分と経ち、だんだん焦ってくる。これじゃあ、遅刻するじゃないか。ディナー、どうなるんだろう。予定変更するなら、早めにご両親に言ったほうがよくないか。…とそのとき、一史が「ふー」と一息つき、パソコンを閉じる。行けるのかな?と思ったら、今度はスマホをポチポチ。えっ、こっちは焦ってるのに、どうして?ご両親との挨拶のために、いろいろ準備して、髪もきれいにしてもらって。でも、遅刻したら全部無駄。印象最悪になっちゃうじゃん。我慢していた奈々瀬が、ぷっつん。「一史、もう今日は行くのやめよっか」「え?なんで?」「だって、まだ終わらないんでしょ」「え、このメール返したらいけるよ。だいじょぶだよ。親は待ってくれるよ」「だったら早く言ってよ。こっちは、どれだけ待てばいいのか、わかんなかったんだよ。このままじゃ遅刻だよ。遅刻するくらいなら、行きたくない!」「はぁ」一史のため息が聞こえて、どうしようもなくなって、ノートを投げつけ涙腺崩壊。なんで、このタイミングで喧嘩なんだ。最悪だよ。【三松さんからのコメント】クリスマスから年末年始は、ワクワク感と同時にパートナーとのケンカが増える時期でもあります。なぜかって?年末年始は特別感が漂います。忙しいながらも、過ごしかたに少なからず期待してしまうものだから。相手との距離を縮めたい、LOVEいっぱいで新年を迎えたい…的な思いが芽生える時期であります。今回のケースは奈々瀬さんが思い描いていた「一史さんの家族とのディナーイメージ」がある。それを一史さんが、台無しにしてしまいそうになった。結婚を意識する女性の繊細な気持ちを彼はわかってくれなかったという展開。仕事の都合であれば、不可抗力。大事なのは、相手の期待や思いに寄りそうことです。一史さんは奈々瀬さんの近くにいて、彼女がいろいろ準備をしてきていたのを知っているはず。まず「せっかく準備してくれていたのに、申し訳ない」という気持ちを伝えてくれればよかったのにね。いるんですよ。周りが見えない男性。彼女の気持ちを「おもんぱかる」ことが苦手な男性。奈々瀬さんは「行きたくない」ではなく、ご両親待たせるなんて不安という気持ちを素直に伝えて、遅刻した場合の挽回方法を一緒に考えてって言えばよかった。ゴネるより、甘えるのが正解。普段ケンカしなくても、緊急時に大ゲンカってことはアルアルなので、日頃からケンカ慣れしとくのもいいでしょう。しょうもないプチケンカのあとのエッチは燃えますからねえ。ケンカレスカップルが幸せとは言えません。反対されるとわかっていても意見を言うのは大事なこと。小さな衝突を乗り越える術を積んだカップルこそ最後に笑いあえるのです。「たまにケンカしようよ!相手を全否定するケンカじゃなくて、愛を感じさせるケンカ。で、そのあとエッチしてみろ。燃えるから」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©LightFieldStudios/Gettyimages文・三松真由美
2023年01月26日昔からクラスに一人はいた、異性からはモテるけれど同性から嫌われてしまう子。いわゆる「女に嫌われる女」というのは、当然大人になってからも存在します。同じ女性から見ると問題だらけなのに、男性からはなぜか評判がいいのでモヤモヤした経験のある人もいるでしょう。今回は、同性から嫌われてしまう女性がやりがちな行動を聞いてきました。女友達よりデートが優先「いつも友達との約束をドタキャンして、デートを優先する友人がいます。一度や二度ならいいし、友達の恋愛も応援したい気持ちは山々なんですが、ドタキャンがしょっちゅう。一度、その友人に頼まれて、知り合いが経営する予約困難のレストランをなんとか確保してもらったんです。それなのに前日になって、『ごめん、今イイ感じの彼と明日デートにすることになって、リスケでいい…?』という連絡がきて、もう二度と約束したくないと思いました」(優香/28歳/通信)友情よりも異性を優先するのは、非難を浴びやすいようです。どうしても彼を優先しなくてはならない場面もあるかもしれませんが、本当に仲の良い友達ならきちんと話せばわかってくれるはず。毎回同じ行動を繰り返していると、そのうち信頼されなくなってしまいます。気づいたら女友達が誰もいなくなっていた…ということのないよう、最低限の礼儀やマナーは守りましょう。男性の前でコロリと豹変する「男性と一緒にいる時と、女友達といる時で、態度が180度変わる友人のマミ。私たちにはいつもマウントばっかり取っているし、人の悪口ばかり言っているのに、男性がいる場所だとコロリと豹変するんです。声も1オクターブくらい高くなって、喋り方も全くの別人。ある時、合コンに一緒に行ったら男性陣が口を揃えて『この中だとマミちゃんが一番か弱そう!』と言っていたんです。猫をかぶっているマミにも、人を見る目がない男性陣にもイライラしました」(優希/30歳)意外と多いのが、相手が男性か女性かによって態度が変わる人。本人は意識してやっているつもりはないかもしれませんが、他人からすると一目瞭然です。男性にだけ良い顔をして、同性には一切気配りをしないような態度は嫌われてしまうので気をつけましょう。女王様気質の同僚「いつも自分が一番でいないと気が済まない、女王様気質の同期がいます。ある時転職してきた女性が、超美人で、社内でも一気に注目が集まったんです。するとその同期が、『彼女、前の会社で問題ばかり起こして、かなり煙たがられていたみたい』と本当なのか嘘なのかわからない話を一気に言いふらしていて、本当に怖いなと思いました…。それ以来、仕事以外では深入りしないと決めています」(由里香/33歳)自分以外の人がチヤホヤされるのが気に入らないタイプの女性も、一定数存在します。自分が一番でいたいと思うこと自体は悪いことではありませんが、他人を蹴落とそうとするのが問題。人を陥れるのではなく、自分の努力だけでNo.1を目指してほしいものです。以上、「女友達から嫌われてしまう行動」を紹介しました。男性からはモテるけれど女性からは嫌われてしまうタイプの中には「自分は女の友情なんて求めていないし、嫌われたって気にしない!」という人も少なからずいるようです。しかし非常識な行動や他人を不快にさせる態度によって、反感や恨みを買い、思わぬトラブルに発展することのないようにしたいものですね。©Caiaimage/Tom Merton/Gettyimages©Kathrin Ziegler/Gettyimages©Justin Pumfrey/Gettyimages文・小澤サチエ
2023年01月22日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼氏いない歴=年齢の31歳女性。意を決して結婚相談所に登録したところ…。三松先生が、最高のパートナーの見つけ方を教えてくれます!美月(31)恋愛レスな31年。母親がうるさいので結婚相談所に登録したけどさ【レスなひとびと】vol. 189「お姉ちゃん達も従姉妹の京夏ちゃんもみんな結婚したし、あとは美月だね」母親の小言にそろそろ飽き飽き。美月はもうすぐ31歳。そりゃ、昭和の時代は結婚してないと「モテない女」とヒソヒソ言われたかもしれんが。母親の言うこともわからんではないので、思い切って結婚相談所に登録した。入会料10万円は痛い。アプリで知人に焦ってると思われたり、ヤリモク男と既婚者にだまされるよりはいいと思って。紹介された人のなかから、美月と同じく金融系の仕事をしている33歳の“沢本正人さん”を選ぶ。派手じゃない塩顔だけど、まじめそう。顔合わせはカフェだった。「いやあ、美月さんみたいな人と出会えると思いませんでした」カフェの帰り道、正人さんが言う。美月は、そうだろうなーと思う。決して自意識過剰なタイプではないけれど、客観的に見て、目鼻立ちが整っているほうだ。それにくわえて、有名私大のW大卒。年収も800万円と、同世代の女性とくらべると、相当いい。「いえ、そんな。正人さんだって、相談所登録者の中ではトップだと思いますよ」そう、正人も優秀だ。国立大頂点ともいえるT大を出て、年に1,300万円稼いでいる。コミュニケーション能力も低くはない。「いやいや。美月さんみたいなきれいな人が、今まで誰とも付き合ったことがないって、びっくりしました」美月は、彼氏いない歴=年齢なのだ。男性に興味がないわけではない。好きな男性芸能人はいる。ただ、男性と手を握ったりキスをしたりしたいかというと…正直、したくない。でも、条件的にみて正人さんよりいい結婚相手候補は、なかなかいないだろう。交際の申し込みに対して、YESと返した。正人さんとのお付き合いはそこそこ順調なまま、3か月経過。母親も友達も、ほっとした顔で言う。母「正人さんみたいなエリートと結婚できたら安泰だよね」友「ハイエンド登録者いるのね。民間相談所にも。投資額の100倍戻った感じじゃない。いや10万倍の価値になるか。生涯年俸をシミュレーションしてみようよ」と。喉元まで出かかったひろゆきセリフ。「それってあなたの感想ですよね」。グッと堪えて笑顔をつくる。果たして、結婚は正しいのだろうか?まず、2週間に一度、予定をブロックされるのがしんどい。いつも通り、友達との旅行や習いごとを楽しみたい。デート中、隙をみて手を握ろうとして挙動不審の仕草もしんどい。ふたりっきりになると、キスをしてきそうでこわい。舌先入れられたら吐くかも。ディナーのあと、ホテルに誘われそうで嫌だ。ペニペニ君なんて入れられたら気絶するかも。さっき、正人さんからは「美月さんのバースデー、このホテルのディナー予約したよ!楽しみ」とLINEがきた。お泊まりになりそうで憂うつ。なんて言おうか悩んでいるうちに、1日2日と経っていき、ついには1週間。正人さんも気まずく思っているのか、特に様子を窺ってこない。このまま、自然消滅かもな。バースデーはまた家族と過ごすことになるけど。でもそのほうが、落ち着くかも。自分の記念日に吐いて気絶するなんて最悪じゃないか。【三松さんからのコメント】美月さん、ムリに恋愛しなくていいのです。周囲に流されちゃダメダメ。友達と出かけたり、習いごとをしたりするのが好きなのですよね。きっと仕事にコミットして、いい評価を得ているだろうし、週末も充実しているのでしょう。恋愛はマストではありません。恋愛レスな人生だって、満たされた人生になりうるはず。他の人の価値観で考えなくてよいのです。正人さんは、二人で過ごすイベントナイトを楽しみにしていたからこそ、残念だったかもしれません。結婚も視野に入れていたはず。でも、3か月間一緒にいたのなら、きっとわかってきたと思います。「美月さんは、触られるのを避けてるな。心の距離も縮まらないな」って。そこで理由があるのか踏み込んで聞いてきたら、関係はもすこし続いていたでしょう。美月さんのなかのOKとNGを、言語化して明確にできれば、対策や折衷案を見つけることもできるからです。だって彼は賢いから。もちろん、話した上で「折衷するのもムリ」となる場合もありますが。“お付き合い>結婚>幸せな家族”の流れが正しいわけではないのです。なんかのCMでありましたが。「そこに愛はあるんか」でしたっけ!あっ、お付き合いしているうちに湧いてくる愛もある。昭和のお見合い婚が証明してるじゃないですか。ただ、触れ合うのが嫌だと思うのは「生理的に無理」ってやつですので、今回はしょうがない。エリート(死語か…)でなくても「くっつきたい」とハートが叫ぶ相手を見つけるほうが将来安泰です。恋愛レスでも、自分が満たされていれば幸せになれます。不安な気持ちがあるのならば、まずは自分のなかの快・不快を見極めることから始めてみて。「恋愛レスのなおし方。なんかの拍子で腕が触れ合ったときキュンする相手こそ、良きパートナーになる。街に出よ。キュンを意識の最上位に置け」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Westend61/Gettyimages©Goran13/Gettyimages文・三松真由美
2023年01月12日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、体重84kgから20kg減量のダイエットに成功した41歳女性。痩せたら将来を考えると言ってくれた彼だったが、逆に冷たい態度を取るようになり…。佑雪さんが、付き合うべきではない男性の特徴を教えてくれます!お悩み:「せっかく痩せたのに、彼に逃げられてます」【クラブ佑雪】vol. 276私は彼と結婚したいと思ってます。彼とは付き合い始めてから1年ちょっとになります。交際当初、私の体重は84キロあり、1か月で10キロ減らすために一緒にダイエットしよう! と提案されました。私は即返事をし、人生初のダイエットをすることにしました。意外かもしれませんが、とても楽しく、結果も順調で1週間で5キロ、2週間後に5キロで計10キロ減を達成。そこから調子に乗り、「あと2か月でさらに10キロ痩せられるかも?」と言ったら、彼は「それまで、カラダの関係も含めて待つ」と言ってくれていました。ところが停滞期がきてしまい、期限を過ぎた時点で痩せられず「ごめんなさい」と言ったら、「結果がすべて。でも、達成までは今後のことについて保留する」。その後、8か月かかって達成できたのですが、いまだにカラダの関係はありません。現時点で彼はすべてをなかったことにしたい様子に見えます。痩せる話以外の会話もなくなり、会うこともなくなり、でも、まだ「彼女だ」とは言ってくれる彼に、私はどうしたらいいのかわからなくなりました。私たちは小さな島に住んでいて、彼の周りには噂話や、話を大袈裟に言う人が多く、私のことを彼にあれこれ言っていたようです。それがとても嫌だったと言われました。そして、連絡しても返してこなくなったので、「なぜ?」と聞くと上記の仕返しだと返されました。“仕返し”が彼のやり方なのかと少し悲しい気持ちになりました。彼のモットーは「結果がすべて」のようなので、1度達成できなかった私はこちらから別れを切り出した方がいいのか? それともまだ彼女と言ってくれてる言葉に甘えるべきなのか? 迷ってます。(真琴 41歳未婚主任)「もっと自分に自信をもって!」“彼女”って便利な言葉ですよね〜。「奥さん3人いるよ」って、日本では成り立たないのに「彼女3人いるよ」ってフレーズは簡単に成立しちゃう。つまり、「君は僕の彼女だよ」って言われてるからって、オンリーワンの本命だっていう保証はこの地球上のどこにもないんですよね。なので、その彼が放つ “彼女”という呪文から、いい加減、解き放たれてください! そんな禍々しい言葉に甘えたら、人生が終わります!!!! 1年そこらで20キロ痩せるくらい自制心があるご相談者さまならできるはずです!そもそも、40過ぎのご相談者さまに対して、やってもないのに“彼女”って、一体、ナニさま? 要は小さい島のコミュニティのなかで、ご相談者さまに手を出して、責任を取りたくないから、やらなかったわけでしょ? そんな男性を追いかけてはいけません。そもそも付き合ってもいなかった男性に、彼女として別れを切り出す必要すらありません。ただ、男女の関係で一方的にどちらかが悪いとかひどいということってないと思うんです。なぜ、彼が遠ざかっていったか。そこには彼なりの事情もあったはず。そこをちょっと考察していきたいと思います。たぶん、彼も最初はご相談者さまにそこそこ好意があったはずなんですよね。でも、それはわたくしが想像するに“上から目線の好意”。「こいつ、今はデブで好みじゃないけど、痩せたらかわいくなるはず。どうせ、彼氏もいないだろうし、モテないだろうから、痩せさせてから付き合おう」って思ったんじゃないかな。バカです。どの口が言うんじゃ? です。間違いなく、彼はモテない男性。自分に自信がなくて、度胸がなくて、なによりハートのない男性です。じゃなければ、ひとりの人間に対して、痩せたらどーのとか、結果がすべてとかわかったような口をきいて逃げるだの、そんな卑劣で卑怯なこと、できっこありません!すでに付き合ってて「将来、成人病のリスクがあるから、一緒に痩せよう」っていうなら、ああ、親身になってくれてるんだなって思いますけど、痩せた結果を見るまで判断できないって、クズですよ。失礼極まりなし! しかも、もっと腹が立つことに、たぶん、ご相談者さまが痩せても自分の好みにならなかったんだと思いますよ。性格も含めて。恋愛とか結婚って、なんだかんだご縁なんです。ご縁のないものにしがみつくのは時間も自分も消耗するだけ。ということに、ご相談者さまは気づいてください。やさしいのも、男性、人間を信じるのも度が過ぎると、結局は自分が悲しくなってしまいます。もっと人間として、女性としての誇りをもって生きましょう!多くの人が挫折するダイエットに成功した。しかも楽しく成功できたご相談者さまなら、もっといろいろやれるはず! ご自身の可能性を島に閉じ込めないで、もっともっと広げましょう。応援してます!!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Maria Korneeva/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年01月09日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、イケメン彼と釣り合いを取るために整形希望の23歳女性。お金を貯めるべくバイトとパパ活に励むが…。三松先生が、長続きする恋愛の仕方を教えてくれます!くるみ(23)時間レスだからとにかくタイパを意識。でも彼氏にピリピリしてると言われたあ【レスなひとびと】vol. 188くるみはとにかく時間がない。来年の春までに、300万円ためなくちゃいけないからだ。平日の10時から18時までは会社仕事で、平日19時からと土日はパパ活。毎日仕事が終わったら、髪を巻いてメイクをして、ボディラインがクッキリ出る服に着替えて出かける。休む暇なく動いている。リモートOKな会社に入っておいて、本当によかった。くるみはアプリ制作会社の企画職。イマドキっぽい会社だけど、出なくてもいいような会議は、週に何回かある。ただただ画面の前に座っているのは、タイパが悪すぎ。だから、会議のONLINE画面をひらきながらも、カメラとマイクはオフ。ドラマの配信を倍速で流しつつ、パパたちからのLINEを返す。【くるみチャン、今週末はいそがしいかな?】【ひろまささん!連絡くれてうれしい 土曜日の14時から16時まで空いてるよ】とある交際クラブで見つけたパパたちは、お茶やごはんを一緒に食べると、2〜3時間で、1万円〜10万円のおこづかいをくれる。タイパ抜群。クリスマスシーズンは稼ぎ時だ。ボーナスや年末特有のムードで、おサイフの紐がゆるゆる。クリスマス当日はもちろん彼氏とデートだけど、イブやイブイブは、パパたちと2〜3時間刻みのスケジュールを組んである。目標は、2日間で40万円。なぜ春までに稼ごうとしてるかって?くるみには、すっごくかっこいい彼氏サトシがいるからだ。容姿に自信のないくるみは、最初告られた時「詐欺?」と思った。でも交際は順調に1年続き、次の夏、2年記念日のころに、一緒に岐阜の実家に来てほしいと言われた。サトシの実家。つまり親戚や昔からの友人に会うということ。今のままじゃ、絶対「釣り合ってない」って思われちゃう。そう思ったくるみは、ダウンタイムも見込んで、春頃に整形しようと決めたわけ。「ねえ、くるみ。最近ちょっとピリピリしてない?なんかあった?」スタバで、サトシがくるみの顔を覗き込んでくる。「えっ、そうかな」新作のキャラメルラテを飲みながら、パパからのLINEを返していたくるみはギクリとして顔を上げた。“デートでタイパを考えるのは違うでしょ”と自分でも思う。正直、こんなふうにスタバでまったりする2時間で3万円くらい稼げたかもしれないのに…と感じる自分が怖い。「クリスマスも当日しか会えないみたいだし。仕事がたいへんなの?」「いやいや、そんなことないよ。彼氏いない子たちにクリパの予定、無理やり入れられちゃったんだよ」そう返すものの、嘘はやっぱりうしろめたい。サトシもちょっと不満そう。でも、クリスマスの稼ぎ時を逃すのも損だ。ああ、もっと時間がほしい。お金がほしい。きれいな顔がほしい。【三松さんからのコメント】くるみさん、ちょっと的外れなタイムレス問題。彼に本当のことを言わずに、春まで関係がもつのでしょうか。というか、なんのための恋愛?彼と彼の周りの人に「きれいな自分」を見せるだけか。仮に春まで関係が続いたとしても、整形後のダウンタイムはどうする?そのタイミングでまたしばらく会えないとなると、不要な心配をかけるし、いきなりきれいになったくるみさんを見て、彼ははたして喜ぶか。順調に1年、交際しているのですよね。それって、ふたりの釣り合いがとれている、なによりの証拠じゃない。顔がきれいとかいう問題じゃないのでは。いろいろなカップルを見ています。総合的にみて同じ世界観、価値観でないと、長くは続かないように思います。どちらかが相手をリスペクトしながら釣り合うように頑張るカップルもいますが、切磋琢磨したほうが、両方成長していいじゃない。見かけよりも中身ってこと!くるみさんがそれでも整形をしたいのであれば彼にお伝えしてみたらどうか。一度相手に嘘をついてしまうと、嘘が連鎖する。だんだん本音が話せなくなってきて、不信感が生まれます。そして、もしサトシさんがパパ活と整形okだよの場合、これまた考えもの。彼女のパパ活を許す男は、ヒモ男に分類されます。時間がない原因は何?自分はまちがった時間の使い方をしていないか。ゴールで何を目指すかを話し合える男を彼氏にするのが正解です。ちなみに、わたくし、パパ側の方々とも話をしますが「その労力と精力とキャッシュを妻に使え」といいたくなるほどトホホの理由です。「パパ活やバイトで時間レスな皆さん、お金で買えないものに焦点を当てて考えてみて。お金以外で自分を美しくしてくれるものって何だ?ふっふっふ。いつかインスタライブでトークしましょう」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©SDI Productions/Gettyimages©Viktoriya Dikareva/Gettyimages文・三松真由美
2022年12月29日優しいエリート夫に愛されながら、女としての欲求を満たせずにいたエリさん(仮名・当時31歳)。偶然再会した男友達・ワタルさんと深い関係になってしまいます。しかし結婚生活を手放したくはないエリさんは、夫・優斗さんの前では良い妻の仮面を被りながら、ワタルさんとの不倫を続けていました。しかし、彼女を待ち受けていたのは最悪の結末だったのです。不倫相手からの突然の別れ「ワタルとの関係は、1年ほど続きました。月に2回ほど会っていましたが、夫の優斗には友達と会うと言って出かけていたし、夫も仕事がかなり忙しいので全く気づいていませんでした。女友達にも全て話していたので、もしバレそうになったら口裏を合わせてもらうよう頼んでありました。ワタルとは完全に割り切った関係でしたが、彼と会うようになってから精神的にも安定していたんです。優斗はいい夫ですが、とにかくカラダの相性があまり良くないことが不満。ワタルが代わりにそれを満たしてくれました。ところが…」ある時突然エリさんは、ワタルさんから「もう会うのをやめよう」と言われてしまったのです。ワタルさんに本命彼女ができたのが理由だとか。「私も離婚したいわけではないので、ワタルと割り切った関係でいられるのがラクでした。でももう会えないと言われると、急にまた寂しさや物足りなさが襲ってきて。幸い今は、マッチングアプリで簡単に異性と出会える時代。それで自分が結婚していることは隠して、マッチングアプリを通じて出会った何人かの男性とデートしました」マッチングアプリで出会った男性がストーカーに…デートをする男性たちは、エリさんが独身だと思い込んでいます。なかには、エリさんに「結婚前提で付き合ってほしい」と言ってくる男性もいました。「面倒なことにはなりたくないので、相手が本気になったらそっとフェードアウトする…を繰り返していました。でもそんなことをしていたら、フェードアウトしたうちの一人がストーカーのようになってしまったんです。10歳年上のグルメな男性で、有名レストランに連れてってくれるのが嬉しくて何度もデートしたんですが、向こうは私と結婚できると勘違いしていたみたいで。『お前に遣った時間とお金を返せ』としつこく連絡がくるようになりました」エリさんは恐ろしくなってその男性をブロックし、マッチングアプリも退会したそうです。「世の中には変な男性もいるんだな…と思ったら、夫の優斗が本当に素晴らしい人なんだと気づきました。ワタルと付き合っていた時は楽しかったけれど、結局私たちは本気の関係ではなかったから、彼はいなくなってしまったし。いつも私から離れずにいてくれるのは、やっぱり優斗だけ。浮気をしていたことを反省し、これからはちゃんと夫と向き合おうと心に誓ったんです」女友達の逆襲心を入れ替え、ようやく優斗さんを大切にしようと決めたエリさん。しかし…。「優斗に過去の浮気がバレてしまいました。なんと、私の女友達が全てをバラしていたんです。今まで私が、夫から溺愛されていろんな物を買ってもらっていることや、さらにイケメンの彼氏からも愛されていてモテることを散々女友達に話していました。正直に言うと、幸せ自慢をして友達にマウントを取りたかったんです。でもそれが面白くなかったみたいで、腹いせに優斗に全部話してしまったようです…」優斗さんはそれまで妻の浮気に気づいておらず、エリさんを疑ったことがありません。それだけに裏切られたショックが大きく、完全に心を閉ざしてしまいました。今では完全に夫婦仲は冷え切ってしまい、エリさんはいつ離婚されるのかビクビクしながら毎日を過ごしているのだとか。「この世で唯一私を愛してくれた優斗という存在を、失ってしまいました。あんなに素敵な夫だったのに、満足できずに不倫に走ってしまった自分はなんて愚かだったんだろうと反省しています。でもどんなに悔やんでも、時間は戻せないのが辛いです」どんな状況でもいつも満たされず、あれもこれも欲しがる人は、結局何も手に入れることができません。夫に満足できないからと言って不倫に走っても、幸せになることは絶対にできないのです。©Indeed/Gettyimages©Sinan Saglam / EyeEm/Gettyimages©Tim Robberts/Gettyimages文・取材 小泉幸
2022年12月28日結婚生活はそれなりに幸せなのに、何かが物足りない…。そんな思いから不倫に手を出してしまう既婚女性がいるようです。今回は、夫の前では良い妻のふりをしながら、実は他の男性と浮気をしていたエリさん(仮名)の経験談を聞いてきました。彼女が不倫を始めたきっかけとは…?「彼との結婚は妥協だった…」エリさんは30歳の時に結婚。夫の優斗さんは、5歳年上で一流企業に勤めるサラリーマンでした。「正直、20代まではかなりモテました。経営者の男性などとの出会いも多かったので、できるだけ良い条件の男性と結婚したくて、選り好みしていたらあっという間に30歳に。それで少し焦って、その頃アプローチしてきてくれた優斗で妥協しようと思ったんです。友達からは『優斗さんは学歴もいいし、一流企業勤務だし、そんなエリートと結婚できるなんてエリは勝ち組だね』と言われました。友達からすると優斗は高スペックのようでしたが、正直私からするとそうでもありません。もっとスペックが高い男性とたくさん付き合ってきたし、本当は経営者と結婚したかったのに…という思いがあったんです」しかし結婚してからも優斗さんはとても優しく、エリさんを溺愛してくれました。「優斗はとてもいい夫だったと思います。共働きでしたが、私が少し家事をやるだけで喜んでくれて、誕生日などにはかなり奮発してブランドバッグやジュエリーを買ってくれました。結婚当初は、もっと条件のいい男性と結婚したかったという後悔がありましたが、優斗が私のことをとても大切にしてくれるので、次第に気にしなくなっていきました。ただ一つだけ満足できないことがあったんです…」夫に対する唯一の不満エリさんが心に秘めていた、夫への不満。それは、カラダの相性があまり良くないことでした。結婚前は気にしないようにしていましたが、モヤモヤは少しずつ蓄積していきます。結婚して1年以上が過ぎると、次第に優斗さんとの行為が苦痛になっていきました。そして女として満たされない思いも募るばかり。「そんな矢先に偶然ばったり会ったのが、以前よく一緒に飲んでいたワタルです。ワタルとは20代の頃によく遊んでいて、実は当時、酔った勢いでカラダの関係を持ったこともあります。しかも見た目はかなりイケメン。結婚してからはさすがに連絡を絶っていましたが、そういえばワタルとはカラダの相性がかなり良かったことを思い出したんです」夫の前では良い妻の仮面を被りながら…「ちょうどその頃は、優斗が繁忙期で帰りが毎晩かなり遅かったので、ワタルを誘って飲みに行き、そのままホテルに行ってしまいました」その日をきっかけに、エリさんは夫に隠れてこっそりワタルさんと会うようになりました。ワタルさんも割り切った関係を望んでいたので、都合が良かったのです。「離婚したいとか、そんな気持ちは全くありませんでした。優斗は最高の夫だと思います。ただ、彼では満たせないものを満たしたかっただけ。ワタルと会うようになってからは全てが順調でした。家ではもちろん良い妻のフリをしていたので、優斗は全く気づいていませんでした。よく会っている女友達には全てを話していました。非難されるわけでもなく、友達からはかなりうらやましがられていましたね。『エリート夫に溺愛されている上に、イケメンの彼氏までいるなんていいなあ』と言われて、かなり気分が良かったです」夫の前では貞淑な妻のフリをしながら、夫では満たされない思いを、浮気相手の男性で埋めていたエリさん。結婚生活は手放したくないけれど、女としての欲望も満たしたい、何もかもを手に入れようとすると人は強欲になり、恐ろしくリスクの高い行動に手を出すようです。はたから見ると一見幸せな夫婦も、実はどんな隠しごとを秘めているかわからないと感じるエピソードでした。©Cultura RM Exclusive/Twinpix/Gettyimages©littleny/Gettyimages©Linda Raymond/Gettyimages文・取材 小泉幸
2022年12月28日女同士の友情は、良い面もたくさんある一方で、トラブルが起こりがちなのも現実。特に多いのが、女同士でいるときは問題ないけれど、男性が絡んだ途端揉めごとになるパターン。今回は、男性絡みで友人と揉めた経験のある女性に、「女友達からされた最低の行動」を聞いてきました。紹介した男性を毎回お持ち帰り「『本気で結婚したいから、誰か素敵な人がいたら紹介して!』といつも言ってくる女友達。何度か私の知人男性を紹介したんですが、毎回必ず男性をお持ち帰りしてしまうんです…。しかも一夜きりの関係のみで、その後発展した試しがありません。大人同士なのでとやかく言う気はありませんが、遊びの相手を探しているんだったら、私に紹介を頼まないでほしいな…とモヤモヤしています」(真子/30歳)友人の紹介による出会いはうまくいきやすく、結婚にも発展しやすいと言われています。しかし当然のことですが、友人に紹介を頼む場合は誠実な行動を取るべき。人に紹介を頼んでおきながら、遊び目的かのような態度を見せると一気に信頼を失ってしまうので、慎重になりましょう。友人のメンツを潰さない気配りがとても大切です。一緒に婚活を頑張ろうと誓ったのに…「会社の同期と『一緒に婚活頑張ろうね!』と誓い合い、お互いに合コンを開いて声を掛け合おう…と約束していました。でもいつも私ばかりが合コンの主催役。『亜沙美は男友達が多いからいいなあ。私は人見知りだからり知り合いが少なくて、合コンもあまり開けなくてごめんね…』と言われていたので、仕方ないと割り切っていました。ところが、他の同期から信じられない話を聞いてびっくり。彼女、毎週のようにイケメンとの飲み会を開いているというんです。私には一度も声をかけてくれたことがないのに…。それを機に、私は利用されてるだけなんだと気づいて距離を置くようになりました」(亜沙美/29歳)男性との出会いや人脈のために他人を利用していると、当然人から嫌われてしまいます。気づいたら誰からも声をかけてもらえなくなっていた…ということのないようにしたいですよね。素敵な男性を紹介してもらいたいのであれば、友人の信頼を得ることが第一。自分だけが美味しい思いをするのではなく、持ちつ持たれつの関係を心がけましょう。ずっと好きだった人との飲み会で…「大学時代に大好きだった男性とたまたま再会し、お互いの友達を呼んで飲み会をしよう!ということになりました。飲み会に来てくれた女友達に、『今日の幹事は、私がずっと好きだった人なの』と事前に打ち明けたら、彼女が『じゃあ今日は二人がうまくいくよう協力するね!』と言ってくれたんです。ところがいざ飲み会が始まってみたら、その友達は彼の隣にべったり張り付いて離れなくて…。飲み会中、ずっと二人はイチャイチャしていました。その光景が本当にショックで、それ以来友達とはあまり会わないようにしています」(亜衣/27歳)友達の好きな男性に手を出したがる女性というのは一定数存在します。こういったタイプの女性は同じような行動を繰り返すので、異性が集う場に一緒に行くのは避けたほうがよさそう。また、自分の好きな人は明かさないことをおすすめします。以上、「男性絡みで、女友達からされた最低の行動」を紹介しました。異性が絡んだトラブルというのは非常にもつれやすく、厄介です。普段はどんなに気が合う友達でも、男性が絡むと問題ばかり起こす女性とは深入りしない方が無難。また、自分自身の行動が友達に不快な思いをさせていないかも気をつけたいところ。大切な友情を、男性絡みで壊してしまうことのないようにしたいものです。©mihailomilovanovic/Gettyimages©ilkercelik/Gettyimages©igor_kell/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年12月24日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、バイト仲間に想いを寄せる21歳女性。好きバレのリスクを考えて気持ちを伝えられないでいたが…。三松先生が、ポジティブ思考で本命彼女になれる方法を教えてくれます!由加(21)リスクレスで告白しなかったらバイト友達に先を越される【レスなひとびと】vol. 187「ねえ、彩香ちゃ〜ん。このまえ陸斗くんからこんなLINEきたんすけどっ!」コンビニで深夜バイトをしている彩香は、1個下の由加から、よくバックヤードで恋愛相談をされる。由加が想いを寄せる相手は、2つ年上の陸斗。バンド活動のかたわら、同じコンビニで働いている24歳だ。オーバーサイズのTシャツにくしゃくしゃの黒髪、色つきのサングラス。ちょっと遊び慣れた雰囲気が由加のまわりにはいないタイプで、一目ぼれだったそう。バックヤードで由加のスマホをのぞきこむ。陸斗から来ていたLINEは『来週の日曜日ってなにしてる?』だった。由加がどう返信したところで、用件は「シフト代わってほしい」というお願いだろう。案の定、上がりのときに彩香が聞くと「シフト交代のお願いだったようううう」とシュン顔。「『遊びのお誘いかと思って期待しちゃいました!笑』くらい返せばいいのに」ハンガーに制服をかけながら彩香が言う。「え〜!でもぉ、好きってバレちゃったら、気まずいじゃないすかぁ」と返してくる。由加は、今まで男性とお付き合いをしたことがなく、自分に自信がないらしい。別にそれはいいけれど、グダグダと進展させる気のない恋愛話をいつまでもしてくるのはやめてほしい。「アンタのグダ恋話に付き合ってらんない」と厳しい言葉が出そうになる。1週間後の夜、22時上がりの日。彩香はたまたま、陸斗と帰りが一緒になった。「まだ22時かぁ。彩香さんはこのあと、なにするんすか?」美容師みたいな質問をしてくる陸斗。話すことがないからとりあえず聞いたんだろうなと思いつつ。ふと、由加にしたアドバイスを思い出す。そしてイタズラしてみたくなる。小悪魔魂っていうやつ。「ウフっ。なにもないって言ったら、誘ってくれるんですか?」「えっ、その返し??まさかそんなふうに返してくると思わなかったな」と言いつつも、まんざらでもない様子の陸斗。結局、競合他社のコンビニでストロングゼロを買って、陸斗の部屋へ。おっ、そこそこ片付いてる。掃除好きのバンドマン。ギャップ燃え。「バンドやってると、追っかけの子がいるんじゃない?」「まったく無名だから、まだまだ。モテたいなあ」動画でロックのLIVEを流してお酒を飲んで、酔っ払ったついでにベロチュー。かなり仲よくなってしまった。サングラスはずしてる陸斗ってきれいな横顔。チャラい感じがないじゃないか。彼氏としては結構いいかも!稼ぎはないけど…。ディープなチュウしたってことは、ポジティブに考えると女としてナシではないよね。「陸斗くんって彼女いるの?」「いないよ」「よかった」「よかったってなに?」「え、陸斗くんいいなと思ったから、今度またデートして」とストレートに伝える。陸斗もうれしそうに「水族館行くか!イルカがジャンプするショー見たくね?」と彼氏顔。由加には悪いけど、行動したもんがちだよね。【三松さんからのコメント】彩香さんはどんどんアクションしていって、気持ちいいですね。これまで彼氏候補でなかった男性が、突如浮上してくるってことは恋愛対象が広がったってことです。その対象を広げる技をもっている。「いいひとがいない」「どこに行けば運命の人に会えるの」「マッチアプリはろくなひといない」と暗がりをさまよう、恋愛探し女性は彩香さんを見習おう。しかし由加さんは「私が陸斗くんを好きって知ってたのに、ひどい」となりますね。女子友はなくすかもしれない。まあ、恋って勝負要素を多分に含んでいるし、タイミングも味方するので、このパターンはよしとしましょう。好きバレのリスクをとらずに何もしなかったんだからこうなっても文句は言えない。「陸斗くんが好きなら、本人に真っ向から言え」。由加さんへのアドバイスは、好きなら好きってバレてもいいじゃない。好きという気持ちをわかってもらうことは全然リスクじゃない。むしろ、早めにバレちゃったほうが可能性が広がります。好意は、どんどん匂わせましょう。撃沈したら次を探す。時間は有限だ。とくに20代のモテる時期は。リスクを恐れず、ネクストステップを踏もう。好き好きオーラを感じて、相手がこちらを意識しはじめるなんてこともあるので。由加さんは、彩香さんを恨むより、自己反省をしてポジ志向の恋愛癖をつけてちょうだい。「好きバレリスクを考えてたら、恋愛負けしてしまう。リスクのない恋などないと肝に銘じて、行け行けGO」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Jamie Grill/Gettyimages文・三松真由美
2022年12月22日不倫と引き換えに、さまざまなものを失ったというエピソードをよく耳にします。不倫に夢中になっているときは気づかなくても、後になって本当に大切なものを失ってしまったことに気づき、過去の過ちを後悔するのだそう。今回は、不倫経験者の女性に「不倫と引き換えに失った大切なもの」を聞いてきました。不倫にハマって仕事がおろそかに…「もともとは仕事が大好きで、チーム内でもリーダーを任され、やりがいを感じていました。でも不倫にハマってからは、全く仕事に集中できなくなってしまったんです。今思えば、当時は手に入らないものに執着するあまり、精神状態が不安定でした。彼の一挙一動に振り回されてすぐに不安になるので、仕事が二の次になってしまい職場でミスを連発。昇進のチャンスも逃してしまい、気づいたら後輩たちにも抜かれていました…」(由佳/30歳)不倫にのめり込んでしまうと、先の見えない不安や、辛くても人に話せない状況などが重なり、精神的に不安定になってしまう女性も多いです。その結果、仕事のチャンスまで失ってしまうのは、あまりにももったいないですよね。普段は冷静な人でも、既婚者との恋愛にハマるなり本当に大切なものが何なのかわからなくなってしまうことも。不倫には、人を変えてしまう恐ろしさがあるようです。不倫彼氏を待ち続けた7年間「20代後半から7年近く不倫していました。彼のことが本当に好きで、いつか離婚してくれると信じて待っていたんです。その間も友達にお説教されて、頑張って他の男性を探そうとした時期もあります。合コンなどにも顔を出していて、そこで出会った男性からアプローチされたことも数回あったんですが、彼以外の男性がどうしても魅力的に見えなくて全て断ってしまいました。結局不倫していた彼とは別れてしまい、今必死で婚活しているものの、なかなかうまくいきません。貴重な時間を無駄にしてしまったことをすごく後悔しています」(愛美/35歳)不倫に長い期間を費やした結果、幸せになれずに後悔している人が大勢いるのが現実。人生の限られた時間を、不倫に費やさないようにしたいものです。また、不倫相手には「妻とは別れるつもりだ」と言っておきながら、家では良い夫のフリをしているケースはいくらでもあります。既婚男性の常套句に騙されないようにしましょう。親友たちから距離を置かれた「子どもがいる既婚者の男性と付き合っていたことがあります。当時は、彼のことが本気で好きで、彼を奥さんから奪いたいとまで思っていました。でも辛いことが多かったので愚痴を聞いてほしくて、親友グループに打ち明けたところ、皆から一斉に距離を置かれてしまいました。彼女たちは、私が人の家庭を壊そうとしているのがどうしても許せなかったみたいで…。結局彼とはうまくいかなくなって別れたのですが、仲が良かった女友達を一気に失ってしまったことがかなり辛く、今でも思い出すと寂しい気持ちになります」(仁美/33歳)不倫は、本人がどんなに正当化しようとしても、なかなか他人からは理解されません。客観的に見ると、人の家庭を壊そうとしているだけの行為に見えるので、なかには不倫に対して本気で嫌悪感を抱く人もいるでしょう。不倫がきっかけで孤独になってしまった…という悲しい結末だけは避けたいですね。以上、不倫経験者の女性から聞いた「不倫と引き換えに失った大切なもの」を紹介しました。不倫に溺れた結果、幸せになれなかった人たちに話を聞くと、皆口を揃えて「あの時、“不倫はやめた方がいい”という周囲の忠告に耳を貸せば良かった…」と言います。どんなに後悔しても、時間を巻き戻すことはできません。本当に大切なものを失う前に、不倫の沼から抜け出して欲しいものです。©Yuichiro Chino/Gettyimages©PLASTICBOYSTUDIO/Gettyimages©Yue_/Gettyimages文・小泉幸
2022年12月19日取引先の社長・昌也さんと不倫関係になってしまった真子さん(当時27歳)。もともとは不倫反対派だった彼女ですが、昌也さんから「妻が豹変してしまい、自分のお金で豪遊して年下男性と浮気までしている」という話を聞かされ、同情心が芽生えます。次第に「自分が彼を幸せにしてあげたい」と思うようになった真子さんは、ますます不倫にのめり込んでいったのです。「妻よりも君を愛してる」という彼の言葉に溺れ…「昌也の奥さんは、元モデルで超美人らしいという話が会社でも知れ渡っていたので、いろいろ調べているうちに奥さんのInstagramにたどり着きました。インスタを見たら、確かにすごくきれいでスタイルも抜群。でも悔しいとは全く思いませんでした。むしろ、昌也はこんなに美しい奥さんよりも私の方を愛しているんだ…という優越感が芽生えました」しかしInstagramの投稿の中には、夫婦で映っている写真やデート中の投稿なども混ざっていたといいます。「本当は夫婦仲はうまくいっていないのに、インスタでは頑張って幸せなふりをしているんだな…と、見栄っ張りなところに呆れました。親友に見せたら『本当は夫婦仲は順調で、真子にだけ嘘をついているんじゃないの?』と疑っていましたが、私は昌也を信じていました」昌也さんは「妻とは必ず離婚する」と口癖のように言い続けていました。しかし妻が離婚届になかなか判を押そうとしないため、離婚話が進まないというのです。そうして気づけば、昌也さんと不倫を始めて3年が経過していました。「待つのは辛かったけれど、昌也がいつも『妻より真子を愛してる』『真子ともっと早く出会いたかった』と言ってくれるので、それだけで心が満たされたんです。離婚は時間の問題だとわかっていたので、辛抱強く待とうと思えました。ところが、信じられないことが起こったんです」妻のInstagramで知った衝撃の真実ある日、妻のInstagramを見ていると、衝撃的な投稿が目に飛び込んできました。それはなんと、【ご報告】という文字で始まる妊娠の報告だったのです…!投稿によると、何年も前から子どもが欲しかったのになかなか恵まれず、夫婦で協力してようやく授かった待望の子どもなのだとか。「すぐに昌也を問いただしました。彼は、私が奥さんのインスタをフォローしているのは知らなかったので、『なんでバレたんだ』という顔で相当焦っていました。でもそれを機に、手のひらを返したように彼の態度が変わったんです。LINEや電話を無視されるようになって、会ってもらえなくなりました。結局『奥さんとはもう終わっている』と言っていたのも、『離婚を考えている』と言っていたのも、何もかも嘘だったんです」貴重な3年間を無駄にしてしまい…さらには仕事でも、お得意先だった昌也さんの会社から突然仕事を打ち切られてしまいました。営業担当だった真子さんは、上司から『何をやらかしたんだ』と相当絞られたのだとか…。結局真子さんは、何を得ることもできず、20代後半の貴重な3年間を無駄にしただけで終わりました。「結局私は騙されたんだ…と最初は自分の運の無さを嘆いていました。でもよく考えたら、彼が既婚者であることは承知の上で自ら不倫の道に飛び込んでいったんだなと気づきました。昌也と付き合う前は、不倫をする人のことを見下していたし、『不倫に溺れて自分のことしか見えなくなるなんて、愚かだなあ』と本気で思っていました。でもいつのまにか、私がその立場になっていたんです。不倫をして結局不幸になっていく女性をたくさん見てきたのに、いざ自分がその立場になると、自分は特別で、自分だけは絶対に幸せになれる!と思い込んでしまうんですよね。それが不倫の恐ろしいところだと、身をもって知りました…」自分は絶対不倫だけはしない。そう心に固く誓っていたはずなのに、気づいたら不倫の沼に落ちていたというケースをたくさん聞きます。特に浮気を繰り返す既婚男性は、女心をくすぐる甘い言葉を囁いてきます。それに打ち勝つ強い意志が必要だとあらためて感じるエピソードでした。©Gu Studio/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©tuaindeed/Gettyimages文・取材 小泉幸
2022年12月10日不倫を経験した女性に話を聞くと「まさか自分が不倫に夢中になるなんて思ってもいなかった」という言葉をよく聞きます。しかし自分には無縁だと思っていたのに、気づいたら道ならぬ関係に溺れ、抜け出せなくなってしまうことがあるのだとか…。今回は、既婚男性の甘い言葉を信じた結果、信じられない悲劇が待ち受けていたという真子さん(当時27歳)の経験談を聞いてきました、もともとは不倫反対派だったはずなのに…PR会社に勤めていた真子さんが、昌也さんと出会ったのは27歳の時でした。取引先のベンチャー企業の代表が昌也さんだったのです。「昌也は37歳で私の10歳年上でしたが、最初に一目見た時から素敵だな…と思っていました。いかにもモテる経営者という感じでしたね。でも、彼が既婚者であることは知っていたし、単なる“取引先のイケメン社長”くらいの感覚でした」真子さんはもともと、不倫反対派。これまでも仲の良い女友達が不倫にハマるたびに「時間の無駄だよ」「人の家庭を壊すなんて最低だよ」と説教してきたほどです。「世の中の不倫に溺れる人たちを、いつも心のどこかで馬鹿にしていたんです。だからまさか自分が不倫することになるなんて、想像していませんでした。きっかけは、ある時二人で飲みに行ってしまったこと。大きな会社ではないので、社長の彼と直接打ち合わせすることもあり、打ち合わせの帰りに食事に誘われたんです。二人きりで食事に行くことに抵抗はありましたが、相手は取引先の社長だったので断れなくて…」最初は仕事の話が中心でしたが、お酒が進むにつれてプライベートの話になっていきました。悪妻に苦しめられる彼に抱いた、同情心「彼の奥さんは、元芸能関係とかで、『奥さんが超美人らしい』というのは会社でも有名でした。ところが彼と飲んでいる時に、『奥さん、すごく美人だって評判ですよ』と話題を振ったら、彼は顔を曇らせるんです。その際に、奥さんとは全くうまくいっておらず、離婚も考えているんだと知りました」昌也さん曰く、以前は優しくて可愛らしかった妻が、結婚後豹変してしまったというのです。もともとはモデルの仕事をしていましたが、結婚を機に引退。専業主婦になったものの、家のことは一切やってくれず、昌也さんのカードでブランド品ばかり買い漁っているのだとか。さらには年下の男性と浮気までしているという始末。「それを聞いたら彼のことがかわいそうになってしまって…。その日以来、昌也とは二人きりで会うようになりました。3回目くらいでカラダの関係ももちましたが、罪悪感はありませんでした。悪いのは奥さんだからです。昌也は、悪妻に苦しめられているかわいそうな男性なんだ、私が助けてあげたい…と思うようになりました」不倫を正当化してますますのめり込み…昌也さんとの関係を、親友にだけは打ち明けたという真子さん。ところが親友からは強く責められてしまったと言います。「親友からは『前に私が既婚者といい感じになった時、猛反対していたよね?なのに結局自分は不倫するの?』とキツく叱られて…。でもそもそも、私との関係が始まる前から、昌也は奥さんとの離婚を考えていました。夫婦はもう破綻していて、ほぼ離婚しているようなものだし、私の場合は単なる不倫とはちょっと違うんです。親友からは『他人からしたら、やってることはその辺の不倫カップルと一緒だよ。早く目を覚まして』と言われてしまいましたが、納得できませんでした」こうして親友の忠告にも耳を貸さず、真子さんは昌也さんとの関係にますますのめり込んでいきました。不倫にハマる女性がやりがちなのが、自らの行為を正当化し、自分は悪いことをしているわけではないと言い聞かせてしまうこと。しかし本人たちにどんな言い訳があったとしても、不倫は不倫です。たとえ恋に溺れても、冷静さや客観性を失わないようにしたいものです。©K-Angle/Gettyimages©west/Gettyimages©recep-bg/Gettyimages文・取材 小泉幸
2022年12月10日恋愛において、女性の外見を重視する男性は少なくありません。それは一体なぜなのでしょうか?じつはそのような男性には、意外な本音があるよう。そこで今回は、「男性が女性の外見を重視する3つの理由」をご紹介します。■ 清潔感があるから「身だしなみに気を使っている人って清潔感がある。だから正直そこまで容姿が整っていない人でも雰囲気美人に見えますよね。しかも、そういう清潔感がある人は、自己管理ができていて、中身も素敵な人が多いと思います」(23歳男性/看護師)「美人」というのは元々の容姿だけで成り立っているのではなく、身だしなみや立ち振る舞いも関係してきます。「美人」と言われる女性には、もれなく清潔感や品が備わっています。さらにこのよう女性は、心身をコントロールできているため、内面的な魅力も溢れています。だからこそ、男性は外見をその判断材料にするのかもしれません。もし自分の容姿に自信がなくても、清潔感をアップさせれば、雰囲気美人になれるはず!■ 明るい性格の場合が多いから「今まで付き合った女性のことを考えると、美人のほうが明るい性格のような気がする。絶対とは言えないけど、男性にチヤホヤされてきた女の子は恋愛に自信があるんだと思います。そいういう余裕がある女性のほうが一緒にいて楽しいし、魅力的ですね」(28歳男性/印刷会社勤務)「美人」と言われる人は、明るい性格の場合が多いよう。性格面は個人差のある部分ではありますが、美人や男ウケのいい女性には多少の自信があるもの。自信や余裕がある女性のほうが、前向きで明るく、男性も一緒にいて楽しいでしょう。男性はそのような明るい女性である可能性が高い、「美人」に惹かれるのかもしれませんね。■ 付き合いが長続きするから「彼女が美人だと、会うたびに『かわいいな』ってドキッとする。いつまでもドキドキが続く相手は、飽きないので関係も長続きしますよね。友達に紹介したとき『彼女かわいいね』って言われるのもうれしい」(24歳男性/建築会社勤務)付き合っていくうえで彼女とのラブラブな状態を長く続けるためにも、女性のルックスを重視している男性は多いよう。会うたびにドキドキすることは長続きの秘訣かもしれませんね。また、友達や家族に紹介したときに自慢できるくらいの美人がいいというのも、男性の本音みたい。■ 美人は目指せる!「男性は外見を重視する」と言っても、本音は外見ににじみ出る内面の魅力を求めているのかも。たとえ元々の容姿に自信が持てなくても、清潔感や心の魅力を高めれば、きっと振り向いてくれる男性は現れるはず。ぜひ参考にしてくださいね!(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年11月26日不倫をするのは男性ばかりとは限りません。夫に満足できず、不倫に手を出してしまう妻も実は多いのだとか…。今回は、妻が不倫をした結果、恐ろしいトラブルに発展したというエピソードを紹介します。ママ友にバラされた「既婚者合コンで知り合った超イケメンの不倫相手。イケメンなのが嬉しくて、仲の良いママ友に自慢ばかりしていたんです。でもそのママ友が、他のママたちに一気に言いふらして不倫が知れ渡ってしまいました。夫の耳に入るのも時間の問題かもしれないので、どうするべきなのか頭を抱えています…」(真央/35歳)ゴシップ好きの人にとっては、不倫は恰好のネタ。あっという間に噂が広まり、社会的な信用を失うだけでなく、大切な家族を失うリスクがあります。そもそも不倫は、人に自慢できる行為ではないということを理解すべきです。離婚して一緒になろうと思ったら…「夫とあまりうまくいっていない時に知り合った不倫相手の彼。最初は軽い気持ちでしたが、甘い言葉ばかり囁いてくれるのが嬉しくて、気づいたら彼のことを本気で好きになっていました。『旦那と別れて俺と一緒になってほしいな』と言ってくれたので、ようやく夫と別れる覚悟ができたんです。ところがいざ離婚したら、彼は他にも複数の既婚者女性と同時に付き合っていたことが発覚。ただの人妻フェチでした…」(由奈/32歳)家庭や夫婦の問題で悩んでいる時こそ、人は誘惑に弱いもの。心が弱っているとつけ込まれやすいので、注意しましょう。夫婦仲がうまくいかないととても辛いですが、不倫の言い訳にはなりません。不倫相手がストーカー化「年下の彼氏がほしくて、マッチングアプリで出会った7歳年下の彼と付き合うようになりました。ところが最初は割り切っていたはずなのに、彼の方が本気になってしまって…。週末や深夜などでも『今すぐ会いたい』としつこくLINEが来るようになったので、焦って距離を置こうとしたんです。すると逆上した彼から『旦那にバラすぞ』と脅しのLINEが…。ストーカーのようになってしまい、結局一人では抱えきれなくて夫に打ち明けました。それ以来、夫の信用を完全に失い、夫婦仲は完全に冷え切っています」(萌/33歳)自分は遊びのつもりでも、相手がそうとは限りません。最初は割り切っていたはずでも、本気になってしまった不倫相手から“離婚しないと夫や妻、会社などにバラすと脅された”といったエピソードは非常に多いです。人を豹変させてしまう不倫は、やはり恐ろしいですね。以上、不倫妻たちが経験した恐ろしいトラブルを紹介しました。不倫は、想像もしないようなトラブルに発展しかねません。誘惑に負けて道を踏み外し、気づいた時には何もかも失っていた…ということのないようにしたいものです。©liza5450/Gettyimages©Watto/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages文・小泉幸
2022年11月23日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際中の彼がなかなか会ってくれないという30歳女性。佑雪さんが、男性の本音を説きます!お悩み:「LINEは毎日する彼ですが、なかなか会ってくれません」【クラブ佑雪】vol. 269アプリで出会い4回目のデートで付き合った彼氏がいます。付き合った経緯は4回目の帰り、「帰りたくない」と私から甘えたところ告白されて、そのままお泊まりしてカラダを許してしまいました。7月上旬で付き合ってまだ1か月弱なのですが、彼から積極的なお誘いがなくなりました。わたしから2回ほど誘って会ってます。付き合う前「草食系男子なんだよね」と言われており、確かにそんな感じですが、LINEでも「会いたい」とは特に言われず、寂しく感じています。LINEは毎日するのですが、暇が合えば会いたいから、「土日や今日なにしてる?」って聞きたいですが、聞けていません! 前に「今日は飲んでくる〜」と報告してみましたが、既読スルーでした。彼の気持ちがわからず、彼に変わってもらえるようなアドバイスってありますでしょうか? 彼はひとつ年上で趣味はサッカーくらいで、土日はそこまで予定パンパンではないので暇はあるはずだけど、土日どっちかゆっくりしていたいタイプな感じです。(ゆっち30歳未婚会社員)「男性にとって、デートって負担でもありますから」すっごいおいしいお寿司屋さんに行ったとするじゃないですか。食べてるときは「うわー、こんなおいしい食べ物、人生初めてだわ!」なんて感激してたりするわけです。支払うとき、価格にも納得して「絶対、また行こう!」って決めた。で、今週末また行きますか? っていう話に近いと思うんですよね。彼にとってのご相談者さまとのデートって。めちゃくちゃおいしかったけど、年に1回でいいやとか、月1でとか週1でとか、どんなに気に入ったものであっても、それを食べたい頻度やタイミングって人それぞれじゃないですか。いや、わたくしの知り合いで週1どころか、毎日同じお寿司屋さんに通っている人とかいますよ。でも、それ、めちゃくちゃ特殊人物ですよね? でも、その人だって、じゃあ朝ごはんもお寿司にしたいかっていうとそうじゃないかもしれませんし、まあ、そういうことです。彼にとってご相談者さまとのLINEはごはんと納豆みたいな日常食扱いで毎日摂取できるけど、デートっていうのはおいしいけれど、ハイカロリーなごちそう的存在なんじゃないですかね? デート代をどう負担してるのかは存じません。でも、たとえ割り勘だったにせよ、それなりに費用はかかるわけですから、お給料が少なかったり、節約に励んでいたりすると、その出費も負担に感じるでしょうし。あと、会話や気遣いなど、いろいろ含めて、ご相談者さまに気に入ってもらえるように、彼、実は相当ムリして“素敵な人”を演じていて、それに疲れてるのかもしれませんしね。セックスだって、彼、ご相談者さまに対して、だいぶ気を遣って頑張ってたんじゃないですかね? 女性を喜ばせるの、結構、めんどくさいと思いますよ。どんな感じかっていうと、たとえば、ねこちゃんでもわんちゃんでも、みんな「かわいい〜」ってなでるじゃないですか。でも、ねこちゃん同士、わんちゃん同士って舐め合ってるじゃないですか。あれをね、わたくしやってみたんですよ。大事な大事な、宝物のようなねこちゃんをわたくしも舐めてみよう! って。で、ねこちゃんはお尻を舐めたベロで体中舐めてますから、そこと被らないように頭のてっぺんをペロッて。もうね、とてもじゃないけど3秒も舐められたもんじゃなかったです。ねこちゃん同士、わんちゃん同士の絆には割って入れないなって、0.1秒で悟りました。そのくらい、丹念な愛撫には忍耐力、犠牲をいとわない奉仕の心などなど、ありとあらゆる複合的な力が必要なんです。だから、彼にとって、費用の負担、複合的な力の負担がないデートの企画を立てたから! ってことがわかる内容でお誘いすれば、彼も乗ってきやすくなるんじゃないですかね? つまり、毎回、大枚が必要でおいしいけれど胃に負担がかかるお寿司を食べる必要はないんだよ、って言ってあげるといいと思うんです。たとえば、「今度、私の家で鍋しない?」っていうのと、「私、舐められるより舐める方が好きだから、今度、いっぱい舐めさせて」っていうのを抱き合わせにして、おびき寄せるとか。そうすると、会う回数が増えると思うので、やってみてくださいね!応援してます!あ、そうそう。「今日は飲んでくる〜」っていう報告は、彼みたいなタイプにはスルーされて当然。だって、彼に関係ないから。「あ、そう。勝手に行って来れば?」っていう感想しかないから、返事のしようがないんです。だから、返事がほしいなら、彼に直接関係のあるメッセージを送るといいと思います!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Francesco Carta fotografo/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年11月21日交際期間が長くなると、倦怠期に陥ることがありますよね。しかし、日ごろの不満も吹き飛ぶようなことがあると、「やっぱり彼しかいない…」と思い直してしまうもの。そこで今回は、女性が惚れ直した「彼の驚きの行動」について聞いてみました。仕事に一生懸命打ち込む姿にキュンとした「仕事が忙しく、彼に会えない日々が続いていたときのこと。彼は取引先の人なので、挨拶に寄りがてら、彼の様子を見に行ったんです。そこには、真剣な眼差しで仕事に打ち込む彼の姿が。その日の夜、彼にメッセージを送ると“君がいるから仕事を頑張れている”と言われて…。そこから、彼との結婚を強く意識するようになりました」(Nさん・37歳女性/営業)普段ドライな人ほど、不意打ちの愛情表現がグッと胸に響きますよね。仕事で会えないのは寂しいけれど、自分のために頑張ってくれるならまぁいいか…と許せる女性も多いのではないでしょうか。仕事でトラブルが起きたときに庇ってくれた「私の彼は同じ職場の人で、付き合っていることは二人だけの秘密にしています。ある日、私が仕事でトラブルに遭ったとき、“責任は僕が取りますので”と彼が庇ってくれたんです。それが思いのほかキュンとしちゃって、より彼のことが好きになりました」(Yさん・33歳女性/公務員)二人しか知らない関係の中で、こんなことを言われたらドキドキしてしまいますよね。仕事上のトラブルから守ってくれた彼の姿は、いつもより頼もしく見えたはずです。前に言っていたことを覚えてくれていた「新型コロナウイルスのせいで、ずっと会えていなかった遠距離恋愛の彼。このままフェードアウトかな…と思っていたとき、“あのテーマパーク、行きたがってたよね”と、突然チケットをプレゼントしてくれたんです。しかもそれは、結構高いもの!会えないときも私を思ってくれてたんだなってキュンとしました」(Hさん・29歳女性/SE)普段会えないからこそ、たまにの優しさが心にしみますよね。約束を忘れているなと思っていても、なかなか強く言えないのが正直なところ。そんな気持ちを察するように、自ら歩み寄ってくれた彼にドキドキしたようです。遅刻したのに満面の笑顔で迎えてくれた「彼とデートの待ち合わせをして、電車が遅れてかなり待たせてしまったことがあったんです。さすがに怒っているかな…と思いきや、彼は花束を買って待ってくれていました。そして、“電車大変だったよね。これどうぞ”と一言。彼の笑顔を見て、ブルーな気持ちが一気に明るくなりました。“この人と結婚したい!”と、テンションが上がりましたね」(Mさん・21歳女性/大学生)ちょっとのことでは怒らない男性の包容力は、女性にとって魅力的に映るもの。遅刻を気にも留めず、自分を楽しませようとしてくれる大人の余裕に惚れてしまいますね。以上、女性が惚れ直した彼の驚きの行動4選でした。マンネリを感じているときほど、ふいに訪れる彼を惚れ直す瞬間が印象に残るのでしょう。そんな出来事が、彼のいいところを思い出せるチャンスなのかもしれません。©dragana991/fizkes/gettyimages文・東城ゆず
2022年11月16日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、意中の彼から好意を持たれている20歳女性。だが彼の元カノからあからさまな嫌がらせを受け始めて…。「周りとも仲よくしたいし、彼からも好きでいてもらいたい」と言う彼女に、佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「いい感じになっている男性の、元カノに嫌がらせされています」【クラブ佑雪】vol. 268私は今、サークルの1学年上の先輩から好意をもたれているみたいです。でも、彼の数か月前に別れた元カノが私の2学年先輩におり、その先輩から嫌われているのはサークルに入ったときからなんとなく感じていたのですが、最近は彼のこともあり、あからさまに嫌がらせしてくるようになりました。彼のことは推しだったので、好意をもたれているのは嬉しいのですが、元カノの影響力が強いこともあり、周りに距離をとられるようになって悲しいです。今のところ、どう立ち回ればいいかわからないので、彼の気持ちや元カノの嫌がらせには気づかない、バカなフリをしています。わがままな話だとは思いますが、私は周りとも仲よくしたいし、彼からも好きでいてもらいたいです。どうすればいいか、佑雪ママのアドバイスをいただきたいです。(ゆみ20歳未婚大学生)「嫌がらせを振り切るには」いわゆる“女の勘”ってやつですよね〜。元カノにはわかったんでしょうね。ご相談者さまが、その彼の好みのタイプだって。なんか、わかるわ〜。楽しそう〜。たとえ、彼女から振ったとしても、こないだまであんなに自分を好きだったはずの男性が、間髪入れずにほかの女性に色目使ってたら、そりゃ気分よくないですよね〜。自分が特別な存在って思えなくなるし。で、自分が振られた側なら、気分よくないどころか、ツラいでしょうし、腹ワタ煮えくり返ってたって、おかしくない!「私は周りとも仲よくしたいし、彼からも好きでいてもらいたい」とのことですが、そもそもが彼のタイプなわけだから、そこは何もしなくてもクリアでしょう。ってか、「好きでいてもらいたい」だけで、付き合うつもりはないわけ? であれば、たとえ彼に新しい彼女ができたとしても、ずーっと彼の“推し”でいられると思いますよ。「あのコ、いいね」みたいな感じで。なので問題は「周りとも仲よくしたい」の部分。ここ! 元カノに意地悪されるのは、まあ、しょうがないというか、ほんと、くっだらね〜〜〜!幼いですね。周りも周り。友だちの元カレが気に入っている女性と距離を置くって、ほんとくっだらないし、幼い。ただ、もし、もしもですよ? ご相談者さまがものすごい人間ができた人徳者で、みんなから尊敬されてたとしたら、「そりゃ、好きになるのもしょうがないね〜。元カノさんも何も言えないよね〜」って反応になってたはずなんです。なので、今現在、そういう扱いをされていないというのは、ご相談者さま自身がそのステージまで至ってないってことが、問題なんでしょうね。まあ、普通に20歳の学生さんで、そんな仏さまみたいな境地に至ってるなんてことは、そうそうないんでしょうけど。でもね、だからこそ、目指しましょうよ、仏さま!! 20歳の生仏を目指すってどうですか?仏さまって、悟りを得てるわけですから、ご相談者さまも促成栽培で悟ってください。まずね、大事なのは挨拶! ちなみに「挨拶」って禅語からきてる言葉らしいですよ。説明するとわけわからなくなるから、ここでは割愛しますけど、悟りに至る道の途中にある言葉だと思ってください。ありがたいですね。で、挨拶。嫌がらせをしてくる元カノにであれ、その取り巻きにであれ、その存在を発見したら、必ず、自分から笑顔で大きな声でハキハキと感じよく「おはようございます!」「こんにちは!」などと、挨拶をしてください。たとえ無視されても、こちらからは絶対に無視せず、挨拶をし続ける! すると向こうもたとえイヤイヤでも挨拶を返してくれるようになりますよ。そして、サークル活動の場においては、掃除とか雑用とか、後片付けとか人がやりたがらないことを率先して、誰よりも素早く、誰よりも一生懸命に丁寧に行ってください。誰かが見ていても、見ていなくても。コツコツずーっと続けて。まずはサークル内から。それができるようになったら、サークル外でも挨拶と、人がやらないことをコツコツやるっていうことを率先してやってみましょう。あ、もちろん、愚痴とか悪口は厳禁ですよ! それから常に自分は後回し。いかなるときにもafter youの精神で。これも大事。すると、あら不思議! サークル内でもその外でも、ご相談者さまは生仏として、尊敬される対象となっているでしょう。少なくともあからさまな敵はいなくなるはず。要は、仏になるには、お相手がどうとか、周りがどうとか関係ないんです。礼儀正しい人、徳を積む人になることは、自分自身の問題ですから。仏を貫いてください。貫けば、就職もすぐに決まります! いいことだらけです! サークル内での居心地がよくなるだけでなく、人生そのものが大きく好転していきます。ぜひ、お試しくださいね。道で会ったら、手を合わせてきっちり拝ませていただきますから。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Javier Sanz/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年11月14日ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、同棲中のセックスレスについてのお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!同棲中の彼が仕事で疲れてセックスレス。子どもほしいけど、結婚してもだいじょぶか悩んでいます【レスなひとびと番外編】vol. 38ananwebインスタグラムに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。毎月ピックアップして回答しています。「同棲したタイミングで彼氏の方が転職して休みも減り勤務時間も長くなったためセックスレスに。したいけど、体力がもたないと言われてしまいました。結婚していずれは子どもが欲しいとお互いに話してますが、妊活するとなった場合にも難しい状況になるかもしれなく、このまま付き合って結婚することがお互いのためになるのかわからなくて悩んでます。好きだからこそ離れる必要もあるのかなと考えることも増えてしまいました」『同棲』って、とっても古い言葉の響きですが、令和ふうな言い方ってあるんでしょうか。そろそろかっこいい言い方に変えてもいいのでは。お試し婚前座婚男と女のハウスシェアエッチシェア「暮らしてみた」婚共同生活with SEX…苦しくなってきました。ネーミングはどうであれ、これだけ離婚件数が多い昨今、結婚してもいいかなと思ったお相手と生活を共にして諸所確認するのはよいこと。ずっと夫婦仲相談のアドバイスをしていますが、交際中に知り得なかった相手の悪癖が見えて愛が冷めるカップルを何千組も見てきましたから。ならば、一緒に短期間暮らしてみて「ゲゲ?そんな習慣あったの?無理―」と事前察知したほうが合理的ですもの。とは言うものの、合理的には進まないのが男と女。特に結婚という仕組みは外界の影響と、2人の心理状態と、経済状態と、出産と、子育てと、お互いの親との関係性と、男性ホルモンと、女性ホルモンと…ああ、きりがない。そんな数え切れない不安因子に影響を受けてしまい、合理的に穏やかに一生を全うするのは至難の業になっております。よって、同棲期間に、相性の善し悪しチェック、不合理な事実の飲み込みをしておくのはよいでしょう。しかし、ロング同棲はだめよ。同棲が半年から1年ならよかろうが、それ以上になるには“結婚のお日取り”をざっくり決定して、それに向かうのがよかろう。ズルルルと3年一緒にいるけど結婚話が全然出ないって相談も勃発しているので。相談者さんのように「同棲中のセックスレス」は要注意。よくぞ気づいた、相談者さん。自分はセックスが大事と思っている、子どもがほしいと思っているならばそこは徹底的に彼と話し合わないと、結婚後大騒動になります。結婚前のセックスレスが結婚後改善したカップルなんてたくさんいるのよ、と元気づけたいが…よほどの努力を重ねない限り難しい。もちろん子どもを作るためのセックスはあっても「二人でラブラブしようねリコちゃんきれいだよ。興奮しちゃう」という妻側の承認欲求を満たすハートフルセックスはできません。産後はよりレス化が加速し、妻側がイライラするケースをムッチャ見ています。相談者さん。そのまま結婚するか、別れるかをひと月以内に決めましょう。長引くと情が湧き、正しいジャッジができにくくなります。「セックスなくても彼のこと好き」というなら、その直感を信じて結婚してよい。でも、さんざん言ってますが、女性のセクシャルデザイア(セクデザ)は魔物です。今は黙り込んでいるセクデザが、アラフォーで噴出することを想像してみて。それはそれは辛い状態になるのであります。三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©EmirMemedovski/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages文・三松真由美
2022年11月03日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、遠距離恋愛中の40歳シングルマザー。彼のそっけない態度から、自分は愛されていないと感じる彼女に、佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「彼に愛されてません。どうしたら愛されますか?」【クラブ佑雪】vol. 266シングルで子どもが3人います。お付き合いして1年の彼がいます。彼もシングル、彼の子どもはなし。彼とは遠距離恋愛です。彼との関係で、大事にされていないと思うのです。話を覚えていないことが多く、話したことを忘れる、聞いたことを覚えていないなど、気になることがたくさんあります。そのことをいやだと話して、アプリを入れて対策したのですが、なおりません。それが不信につながり、別の女性がいるのかと疑ったり、言葉で愛情を示してくれるのに不安ばかりが先立ってしまいます。彼が喜ぶことしてあげたい。彼と安定した関係を築きたいと思うのですが、これからどうしたらいいかわかりません。 私は聞きたいことはその場で聞くようにしています。これからも関係は続けたいと思うのですが、モヤモヤします。 モヤモヤを彼に聞いてもはぐらかされ、ズルズルいっている感じです。(ゆう40歳シングルマザー肩書きはヒ・ミ・ツ)「愛してくれない彼を、振り向かせる3つの方法」うーん、愛されてたら、人に聞かなくても自分でわかりますからね! お悩みを拝見していて思うのは、やっぱり、“付き合う”と“恋愛する”は似て非なるものだということ。ご相談者さまにとって、彼との関係は恋愛だけど、彼にとっては単に付き合ってるだけなんじゃないかな? 形としては付き合っている関係だけど、実態としてはご相談者さまが彼に片思いをしている状態なんでしょうね。で、悲しいかな。彼はご相談者さまへの興味が薄いんでしょうね。でも、ほかに彼女もいないし、ひとりだと寂しいから、一応付き合っている、というか、キープしてるのでしょう。つまり、話を覚えてないとかは“興味がない”“惚れてない”ことの結果であって、問題の根本ではないってこと。ツラいですね〜。でも、彼にはちゃんとした本命がいないわけですし(いたらご相談者さまをキープしません)、一応、恋人らしき対応はしているようなので、ガチの片思いと比べたら、とんでもなく救いがあります。なので、どうでしょう? 両思いだと思うからモヤモヤするんでしょうけど、いっそ“すごく優遇されている片思い”なんだと納得されてはいかがですか? だって、実際、そうなんですから。まずはそれを認めないと、彼を振り向かせるためのスタートラインにも立てない気がします。そのうえで、どうしたらいいか。ご相談者さまに惚れるだけの価値を感じてない彼に、その価値を感じてもらうには、どうすればいいのか? ここからは炎上覚悟、コンプライアンスを無視して身もフタもないリアルなお話をさせていただきます。まあ、彼も贅沢者っちゃ贅沢者なんですよね。目の前にいるあなたではなく、地球上に存在するかもわからないような、手に入らないものを求めてるわけですよ。これが合ってるかどうかはわかりませんが、うーんと年下の若い女性を求めているかもしれません。独身だったり、少なくとも子どものいない方がいいのかもしれません。残酷な話ですが、そういう男性は多いですから。あくまで考えられる例として挙げています。このへんはどうしようもないことだから、ひとまずムシ。そんな贅沢者の妄想なんか、イチイチ聞いちゃあいられませんからね!あとはルックスの問題。男性は単純です。なんだかんだ、きれいでかわいい女性が好きです。なので、外見を目一杯磨きましょう!!!彼の好みを調査して、そこに寄せる! やはり、できる努力をするというのは、誠意ですからね。彼のために努力しましょうよ。それから、彼のこと、褒めてますか? かわいがってますか? もう一度申し上げますが、男性は単純です。褒められると嬉しいです。いいこいいこされて、かわいがられると嬉しいです。ここをおろそかにしている女性は多いです。だからこそ、ここを頑張れば、勝ち抜けます。もういっちょ、彼のこと、尊敬してますか?男性は、褒められるのもかわいがられるのも大好きだけど、尊敬されるのはもっと好きです。彼を立てましょう。彼の意見を立てて、賛成していきましょう。自分の意見は二の次。男女は平等であることが理想。でも、それは悔しいことではありますが、男女関係において、好意が平等であって初めて成り立つものです。国連がどんなに声を上げようと、この真理は変えられません。彼と自分の気持ちが等しくなるまでは、彼の意向に沿うのがセオリーです。でも、不思議なもので、男性は自分を立ててくれる女性には、逆に敬意を表して立ててくれますし、その主張を優先してくれるようになるのです。そして、さらに不思議なことに、自分に敬意を表してくれる女性については、外見までも最低10割増しで美しく感じてくれるのが、男性なのです。尊敬は強い! 逆に自分に敬意のない女性は、どんなに美人でも醜く感じてしまうのも、また、男性です。この心理をうまく使いこなしてください。というわけです。以上の技をもってしても惚れてもらえない場合は、もっと技が効きやすい男性に乗り換えればオッケー! ということで、よろしくお願い申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©globalmoments/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年10月31日25歳の時に、不倫の世界に足を踏み入れてしまった麻衣子さん(仮名・35歳)。相手は、12歳年上で妻子持ちの男性・涼さんでした。「妻とは必ず離婚するから待っていてほしい」と言われながら、気づけば8年が経ち、麻衣子さんは33歳になっていました。しかし彼女は諦めることができず、執着心はますます強くなっていったのです…。「どうしても彼を手に入れたい」という執着心が強くなり…「妻とは別れる」と口では言いながら、一向に離婚する気配のない涼さん。麻衣子さんは痺れを切らし、何度も彼女の方から別れを切り出したといいます。しかしそのたびに、涼さんは「どんなに時間がかかっても、僕たちは一緒になる運命なんだ。お願いだからもう少しだけ待ってほしい」と言って、麻衣子さんを引き止めるのです。「彼に『愛してる』と言われると、気持ちが揺らいで結局別れることができないんです。周りの友達からは『もう33歳なんだし、不倫の彼氏なんてさっさと切って婚活しないと、取り返しのつかないことになるよ!8年待って離婚しない男なんて、一生離婚しないよ』と何度も説教されました。でも時間をかければかけるほど、人って絶対に手に入れたい…という執着心が強くなる生き物なのかもしれません。8年も彼を待ち続けたからこそ、今さら後には引けない…という思いがありました。そして、なかなか別れてくれない奥さんに対する対抗心がどんどん大きくなっていったんです」実は一度だけ麻衣子さんは、涼さんの妻の写真を見てしまったことがあるそうです。「奥さんは、特に美人というわけでもないし、私の方が10歳以上若くて見た目は完全に勝っていると思いました。それでも涼が別れてくれないのは、結局子どもの存在があるから。そう気づいたら本当に悔しくて、私も彼の子どもを妊娠できれば奥さんに勝てるのかも…?なんて考えた時期もあったほどです」悩んだ結果、「子どもが18歳になったら、今度こそ離婚する」という涼さんの言葉を信じて、あと2年待とうと決めた麻衣子さん。しかし、2年後に今度こそ絶対に離婚する確証が欲しいと考えました。両親に全てを打ち明けたところ…「周りを巻き込むしかない、と考えました。私の両親に会って結婚を誓えば、彼も約束を守らないわけにはいかないだろうと思ったんです。涼に『2年後に本気で離婚して私と一緒になる気があるなら、私の親に会って』と頼みました。最初は戸惑っていたようでしたが『僕の気持ちが本気だって信じてほしいし、いずれにせよ麻衣子のご両親には挨拶しておきたいから、会いに行くよ』と言ってくれました。彼の気持ちは嘘じゃなかったんだ…と知って、涙が出るほど嬉しかったです」それまで両親には、涼さんの存在を明かしていませんでした。不倫の事実を伝えづらかったからです。でも、これまで常に麻衣子さんの選択を尊重してきてくれた優しい両親であれば、きっと涼さんとのことを打ち明けても応援してくれるはず。そう信じて全てを話し、涼さんに会ってほしいと伝えたのです。「両親の反応は、想定外のものでした。母は、『子どもまでいるのに、人の家庭を壊すなんて』と言って号泣するし、父は激怒して『結婚なんて絶対に認めない』と言い、涼に会ってもくれませんでした。その後も何度か説得を試みましたが、聞く耳を持たず…。涼と別れないなら二度と顔を見せるなと言われたので、それ以来、親とは連絡を絶ってしまいました。私ももう大人だし、親の賛同を得られなくたって結婚はできますから」10年不倫の衝撃的な結末こうして麻衣子さんは、仲が良かった両親との連絡を断ち、涼さんと付き合い続けることを選んだのです。それから約束の2年が経過。果たして、涼さんは離婚したのでしょうか…?「それが…。結局、涼は離婚しなかったんです。子どもに『絶対にお母さんと離婚しないで。他の女性と再婚なんてしたら、お父さんには一生会わないから』と泣かれ、離婚しない道を選んだんです…。結局、私たちは10年の不倫の末、別れを選びました。気づけば私は35歳になっていました。この10年間は一体何だったんだろうと、いまだに立ち直れていません。親には謝って許してもらいましたが、いまだに不倫していたことをチクチク責められることもあり、実家には帰りづらいです。もしも10年前に戻れるなら…。不倫になんて絶対に手を出しません。毎日後悔しながら暮らしています」既婚男性に「必ず離婚するから信じてほしい」と言われ、その言葉を鵜呑みにして待ち続けた結果、結局捨てられてしまった女性のエピソードは、実際非常に多いです。万が一男性が本当に離婚したとしても、他人の家庭を壊してまで手に入れた幸せが永久に続く保証はありません。どんなに悔やんでも、時計の針は戻せません。後から後悔することのないような生き方をしたいものです。©Kiwis/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages©suteishi/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年10月29日既婚男性が不倫相手に言う「必ず離婚するよ」という言葉ほど、信用できないものはありません。しかしその言葉を信じて不倫にハマり、何年もの歳月を費やした結果、幸せを手にすることができなかった女性がたくさんいるのです。今回は、麻衣子さん(仮名・35歳)のエピソードを紹介します。12歳年上の妻子持ち上司に一目惚れ「私が、涼と出会ったのは今から10年前。当時私は25歳で、涼は12歳年上でした。私は昔から同世代よりも、年上男性が好きなんです。年上の男性って、経済的にも精神的にも余裕があるし、知らない世界をたくさん見せてくれるので。涼はまさにタイプど真ん中の“大人の男性”という感じで、一目惚れでした」派遣社員として働いていた麻衣子さんは、派遣先の会社で涼さんと出会いました。彼女が配属されたチームの課長が、涼さんだったのです。しかし、涼さんは結婚して子どももいる既婚者でした。左手の薬指にはめた指輪の存在に、麻衣子さんも当然気づいていたと言います。「最初は不倫に手を出そうなんて微塵も思っていませんでした。でもチームで飲みに行った帰りに、たまたま涼と方向が同じで二人きりになって、『せっかくだからもう一杯飲んでいかない?』と誘われたんです。それで『イケメンの課長と二人で飲めるなんてラッキー!』くらいの軽い気持ちで行ってしまったのですが…。今思えば、それが全ての始まりでした。不倫って、本人も想像していないタイミングで、急に始まるものなのかもしれません…」その夜、酔った勢いでいい雰囲気になった二人は、そのままホテルに泊まってしまいました。こうして二人の関係がスタートしたのです。最初は何も望んでいなかったのに…「涼とはラブラブで、一緒にいると本当に幸せでした。彼には妻と子どもがいましたが、妻との関係はとっくに破綻しているのだとか。『今は子どものためを思って、妻とは仕方なく一緒にいるだけだ』といつも言っていましたね。最初は『妻より麻衣子を愛してる』という言葉だけで満足だったんです。そうして気づいたら、付き合って1年以上が経過していました。当時私は26歳。周りも、彼氏との結婚を意識し始める友達が増えてきました。私もだんだん焦ってきて…」麻衣子さんは悩んだ結果、涼さんに「私のことを愛しているなら、離婚してほしい」と詰め寄りました。妻と離婚しなければ、自分とは別れる。そうきっぱり伝え、別れも覚悟の上で、麻衣子さんは離婚を迫ったのです。すると…。「なんと涼も、『実は僕も、麻衣子と一緒になりたいって最近ずっと考えてたんだ』と言ってくれたんです。夢みたいでした。彼は『妻とすぐにでも離婚したいのは山々だけど、子どもがまだ小学生で、中学受験を考えてるんだ。受験が終わるまでは離婚できないから、それまでどうか待ってほしい』と頭を下げてきました。受験が終わるまであと3年。長いけれど、彼と結婚できることを思えば、3年くらい待てると思いました』約束の3年が経ったはずが…ところが3年待っても、涼さんは離婚しませんでした。中学受験は終わったものの、子どもは両親の不仲に気づいており、精神状態が不安定とのこと。今離婚するわけにはいかないと言うのです。そして離婚の約束は、その後もずるずると引き伸ばされていきました。「最初は受験が終わったら離婚するはずだった約束が、中学卒業まで待ってほしいと言われ、高校に入ったら入ったで今度は、18歳になるまで待ってほしいと言われ…。どんどん離婚の約束が引き延ばされていったんです。彼の奥さんが、子どもを理由にして離婚を拒んでいたんだと思います。そうして気づけば、涼と付き合い始めて8年が経過し、25歳だった私も33歳になっていました」どうしても彼を諦めきれず、8年以上も不倫関係を続けた麻衣子さん。しかし彼女を待ち受けていたのは、残酷な結末だったのです。不倫に溺れる女性は、周りが見えなくなっているため、「離婚する」という既婚者男性の常套句を本気で受け止めてしまいます。そして自分の立場しか見えていないため、人の家庭を壊そうとしていることがどれほど恐ろしいのか、全く気づいていないのです。不倫の世界には足を踏み入れるべきではないと、改めて感じるエピソードでした。©recep-bg/Gettyimages©Elizabeth Fernandez/Gettyimages©PonyWang/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年10月29日“好き”という気持ちだけで突っ走ると、いずれ後悔することになってしまう場合もあります。そうならないためにも、付き合うと大変な目に遭ってしまう可能性が高い男性について、ちゃんと把握しておいたほうがいいでしょう。そこで今回は、「付き合うと危険」な男性の特徴をご紹介します。「自分の都合」しか考えない「常に自分のことしか考えていない男性とは、すぐに縁を切ります。付き合うなんて絶対に考えられないので、スパッと断ち切りますね」(20代・女性・受付)自分本位の行動ばかりを取る男性は、自分のことしか考えていない人かも。いつも自分の都合で動き、あなたの都合を優先してくれないのなら、大して愛情だってないのでしょう。引っ張ってくれる男性と自分本位の男性は似ているようで大きく違うので、きちんと見極めてくださいね。考えを「押しつける」「『こうすべきだよ』とかって言ってくることが多い男性は、本当に鬱陶しいし厄介ですね。自分の意見以外は認めようとしないことも多いから、ちょっと無理です……」(30代・女性・販売)自分の考えを強引に押しつけてくる男性と一緒にいると、不満やストレスが溜まっていくだけ。考え方が違ったとしても、それを受け入れる姿勢をお互いに持てる相手こそ、いつまでも一緒にいられる人でしょう。尊重し合える関係性を築けるかどうかは、幸せな恋愛をしていくうえで欠かせないポイントですよ。「お金」にだらしない「結局のところ、お金にだらしない人は、すべてにおいてだらしない気がする。だから、そういう人とは恋愛関係にはならないように気をつけています」(30代・女性・美容師)お金にだらしない男性と付き合うと、嫌な思いをすることになる危険性が高いです。浪費癖がある、ギャンブルが好き、すぐに借金をする、お金に対する計画性がない…などは、その代表的なもの。金銭感覚が似ている相手を探すようにするといいですよ。「威圧的」な態度を取る「ちょっとでも怖い感じがする男性には、できるだけ近づかないようにしています。女性に対して威圧する雰囲気を見せる男性なんて怖すぎます」(20代・女性・金融関係)気に入らないことがあったり、反対の意見を出されたりしたときに、威圧的な態度を取る男性は要注意人物。相手を威圧して自分の思い通りにしようとする思惑が隠されているかもしれません。不満を感じたときに、怒るのではなくまずは話し合おうとする男性となら、信頼を築いていけるでしょう。あなたのことを大切に思ってくれていることが、態度や行動から伝わってくるかチェックしてみて。きっと男性の本質も見えてくるはずですよ。©Jelena Danilovic/DjelicS/gettyimages文・山田周平
2022年10月21日結婚は1つの幸せの形、でもその後の結婚生活がハッピーじゃないと、人生辛いですよね。まわりを見ると、素敵な関係性の夫婦もいれば、なかなか苦労が耐えなさそうな夫婦もいます。その違いはどこにあるのか。今回は、結婚したらハッピーになれること間違いなしの“伸びしろ男性”について、共通している3つの要素をご紹介します。結婚したら超ハッピー!伸びしろ男性の見分け方【おおしまりえの恋愛道場】vol. 193「結婚したらこうなる男だなんて思っていなかった」「結婚は墓場だ」「子どもが生まれてから、毎日夫にイラついている」こうした夫への悪口を聞かされたことがある人、はたまた言っている女性はいませんか。二人の関係が恋愛から人生のパートナーシップに変化したら、当然ですが距離がより近くなり、さらに“素の自分”でのやり取りが増えるものです。その結果、自分や相手の悪い面がどんどん出てきて、冒頭のような悪口につながっていきます。せっかく一生のパートナーとなって結婚するのですから、できればこうしたうんざりする関係は避けられた方がいいですよね。大事なのはお互いのコミュニケーションではありますが、そもそもこうしたダメ夫にならない男性を選びたいところ。そういった男性にはいくつか共通点があります。今回はいい夫婦関係につながる「伸びしろ男性」がの特徴を3つご紹介します。自発的な疑問や提案があるあなたの彼は、デートプランを自ら計画してくれる人でしょうか。はたまた、2人の将来について、「こうしよう」「これはどう?」といった前向きな提案や話し合いをする人でしょうか。「良い夫」と女性から言われる男性のほとんどは、この「自ら考え、行動する」ことができている人がほとんどです。とくに育児中は、頼んだらやるタイプの男性と、頼まなくても自ら考えてやるタイプの男性では、結果が同じでも(ここでは育児をするということ)評価がものすごく分かれます。前者はどうしても受け身の部分がクローズアップされ、女性から見ると不満がたまるのです。言えば動くだけ良いのかもしれませんが、子育ても夫婦生活も、本来どちらかが指示をして成立する関係は健全ではありません。2人が同じ温度で取り組む姿勢こそが、いい夫婦には必要です。こうした発想から、恋愛中もデートプランを練ったり、行きたいお店の提案がちゃんとあったりする男性は、将来いい夫になる可能性が高いと言えそうです。「ありがとう」「ごめんね」「愛してる」がきちんと言える男性の性質なのか時代なのかは定かではありませんが、日本の男性には「ごめん」と「ありがとう」「好き」「愛してる」を言葉にするのが苦手な人が多いと言われています。この中でも特に「ごめん」と「ありがとう」は、言えないと夫婦関係が非常にこじれること間違いなしです。例えば夫が謝るべきところでむすっと黙ったり逆ギレしたりするって、よく聞きます。また、ありがとうを言われずに淡々と家事や仕事に女性が取り組み、心をすり減らす話もままあるといいます。そんな夫婦生活って、普通に考えてハッピーじゃありませんよね。ありがとうやごめんといった言葉には、相手に寄り添う気持ちが現れています。つまり、こうした寄り添いが恋愛中から足りない男性というのは、この先夫婦になってもコミュニケーションの大事な部分が足りないままかもしれません。コツコツと努力し取り組むことができるあなたの彼は、自らの目的や習慣に対して、コツコツと努力を続けることができる人でしょうか。自分で決めて前に進む力をもつ男性というのは、実は結婚した後も素敵な夫になる可能性が高いんです。恋愛と全く関係なさそうなこの力が、なぜ夫婦関係に働くのかというと、結婚生活や夫婦生活自体、コツコツと改善をし続けることでいい関係が続くモノだからです。多くの人は、結婚をするとパートナーが身内という認識に変わり、丁寧な接し方ができなくなります。「家族なんだから言えばわかるはず」「夫婦なんだから許して」といった言葉に代表されるように、多くの人は結婚して彼女や彼氏が妻や夫になると、コミュニケーションのとり方が大雑把になりがちです。この夫婦の行き着く先は、冷え切った仮面夫婦…とまでは言いませんが。結婚生活を通して、さらにラブラブな関係でいるためには、コツコツと関係改善のための努力をし続けることが大切です。例えば、結婚したらお互いが気持ちよく生活できるよう、常に家事のルールを見直すとか。お互い心がすれ違わないよう、夫婦でじっくり話す時間を意識的に作るとか。こういう地味な努力が、夫婦関係には大切だったりします。いい夫というのは、こうした関係が作れる夫のこと。つまり、コツコツ前に進む力がある男性は、その素質があると言えます。ここまで、3つの良い夫になる要素をご紹介しました。実はこの要素、男性に限った話ではなく女性にもとても大事なモノです。ぜひ自分も彼も今日の3つの要素を照らし合わせながら、よりハッピーになれる関係を築いていきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©javi_indy/Gettyimages©martin-dm/Gettyimages©takasuu/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年10月20日男性に遊ばれてしまうことが多い女性には、ある共通点があるようです。そのことに早めに気がつかないと、状況はいつまで経っても変わらないかもしれません。そこで今回は、男性に「遊ばれてしまう」女性の特徴について紹介します。「主導権」を握られる「私の周りでは男性の言いなりになっている子が、結局のところつらい恋をしていることが多いと思う。優しい子ばかりなんだけど、変な関係性ができあがっちゃっている気がします」(20代・女性・ネイリスト)何をするにしても常に男性が主導権を握るようになってしまうと、ふたりの間に上下関係が生じてしまいます。そうすると、次第にぞんざいな扱いを受ける可能性も出てきます。対等な関係を築くように意識することが、いつまでもお互いを尊重し合うためには大事なポイントなのでしょう。あまり「意見」を言わない「相手の顔色ばかり見ないで、ときには言うべきことは言うようにしないと、男性にいいように利用されてしまう気がする。それこそが、遊ばれてしまう大きな原因になっちゃいますね」(30代・女性・出版)好きな男性の前では、嫌われないようにと相手に合わせてばかりいる女性もいるかもしれません。でも、自分の意見や考えも主張するようにしないと、すべて男性の思い通りにされてしまう危険性も…。少なくとも、嫌なことは嫌だとはっきりと伝えないと、都合のいい相手で終わってしまう可能性が高まるでしょう。なんでも「許してしまう」「好きだからってなんでもかんでも許しちゃうと、どんどん男性が図に乗ってきちゃう。それでひどい扱いをされることになる場合もありますね」(30代・女性・WEBデザイン)好きだからこそ、不満に感じることがあっても許してしまうというケースもあるでしょう。ちょっとしたことならいいですが、なんでも許してしまうと、「この子は何をしても平気だな」と男性に思われるだけ。我慢をしてばかりいる恋愛は、どんどんストレスが溜まっていく一方なので、結局はどこかで限界がきてしまいますよ。簡単に「乗せられてしまう」「男性に褒められたりすると、すぐに好意的な気持ちが芽生えちゃうので、注意するようにはしています。それで痛い目に遭ったこともあるので…」(20代・女性・不動産)相手が発する言葉の本質を見抜けないと、遊ばれてしまう可能性が高まります。どういう男性なのかをきちんと見極めないと、危険性は大きくなるもの。うまい言葉に乗せられたり、勢いやノリで気を許してしまったりすると、簡単に落とせる女性だと男性に思われてしまいかねないですよ。男性にいいように扱われると、最終的には悲しい思いだけが残ってしまうでしょう。そんな目に遭わないように、今回紹介したポイントに関しては十分に注意をしてくださいね。©kitzcorner/maruco/Gettyimages文・山田周平
2022年10月10日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚