また、もともと(男+男)(女+女)だった人は同性を愛するようになり、(男+女)の男だった人は、女好きで浮気性になり、女だった人は男好きで浮気性になった、とのこと……。
つまり、今の私たちが、愛する人と1つになりたいと希求するのは、こういった過去による、ということが、2000年以上読み継がれている本に書かれているんですね。
■ 男性に愛されるというのはどういうことなのか?
このようなお話をもとに、男性に愛されるというのはどういうことなのか?について答えるなら、男性に愛されるというのは、男性に「君と1つになりたい」と望まれる、ということです。
先ほどご紹介した神話でいうなら、彼があなたのことを「この子は遠い昔、俺の半身だったはずだ」と認識するから、愛されるという現象が起こる、ということです。
たとえば、アニメーション映画監督・新海誠さんの『君の名は。』や『秒速5センチメートル』でも、まるで自分の半身を探すように、男女が惹かれ合う様子が描かれていますよね。「愛される」ということ。それはつまり、「半分」が「もう半分」がなぜかとても惹かれる、ということなのです。
■ 愛されようとして愛されるもの?
さて、では、愛されようとして愛されるものなのでしょうか?
この問いについて、答えは「NO」