2018年3月25日 19:30
両親がいない…元ウエイトレスの孤独を救った意外な相手 #9
気づけば、ベロベロに酔っ払ってしまったし、なんか雰囲気だけ楽しんでる気がします。終盤に下駄箱で座り込んでいたら、飲み会の最中にひと言も話さなかった男性が「ねえ、大丈夫?」と声をかけてくれたんです。
「俺仕事帰りで、車だから家まで送っていくよ」と。ずっと会話に入れずに気を紛らわしていた私からすると、その優しさがなんだか神さまに見えましたよ(笑)。それをきっかけに何度かご飯にいくようになり、「よかったら付き合ってくれん?」と言われたんです。
でも “お試しで付き合う” のはもうやめよう!って。真剣に考えよう!と思って、すぐにお返事はしませんでしたが、……よく考えて1か月後、OKの返事とともに彼女になりました。
どうやら、専門学生時代から彼女がいなかったらしいんですよ。
後から聞いたら、5〜6年?いないとかで。でも、一緒にいる時間が進むにつれて、彼の純粋さを感じるようになりました。私が「ここに行ってみたいな〜」という言葉を覚えてくれていたり、お誕生日にサプライズをしてくれたり。彼となら安心して将来を考えることができそう、と思ったころ、プロポーズを受けて結婚することになりました。
家族って、ただ隣にいるだけで幸せなんだ
結婚して “初めての家族” ができました。