2016年12月10日 10:15
超ハイスペック男は美女と遊んでも結婚は別腹?「外資系金融の男」との恋愛考【王子様なんていないんだよ Vol.5】
■ミーハーなことはしない。が、しかし…?
タレントやアーティストのプライベートな食事会で、ビシッとスーツを着こなした、まわりと少し雰囲気の違う男がいたら、大抵は外資系金融の男である。彼らは控えめではあるが、堂々としてる。その場にいることが間違いじゃない空気を作り出してくる。
そういう場には同じ芸能関係以外だと、飲食業、アパレル業、IT関係あたりの人間が出入りしてくるのが常で、彼らはそこに参加していることがステイタスと感じる人達である。タレント側も食事や買い物に行ったとき一般客から隔離してもらったり、新しい情報を知るきっかけになったりと、ほどほどwin-winの関係が成立する。ただしその種の人たちは口が軽いのがやっかいなのだ。
そんななか外資系金融の男はちょっと違う。
「一度飲んだらお友達」みたいなことも言わない。チケットも頼んでこない。メリットのない行動はしない彼らがゆえに…なんとも不気味だと常々思うのである。
ライタープロフィール
緒田茉莉
1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。