2017年5月20日 10:15
円満カップルの心理学!?恋が長続きする「公平理論」って知ってる?
お互いの心が離れていることを感じたディーンは、絆を取り戻そうと努力します。
でも、それすら拒むシンディ。二人はやがて離婚という決断を下し…。
■理想の人間関係とは
自分とまったく違う目線・価値観・人格というのは、とても刺激的な存在です。
「違いがある」ことを継続的に楽しめるなら良いのですが、多くの人はある程度の共感性や共通性をパートナーに求めます。
そのためディーンとシンディのように、時の経過と共に「違い」を容認できなくなり、破たんを招いてしまうんですね。
似すぎていても同族嫌悪が生まれやすく、これまた破たんを招きやすいもの。
共通性もあれば違いもある、お互いの個性を活かしつつ尊重できる関係が一番続きやすいと言えるでしょう。
心理学上、自分と相手が持つ特性や魅力を時に応じて交換(パーター)することができ、且つそのバランスが優れている関係が理想とされています。例えば、彼は日曜大工が得意だけど美的センスがない、彼女は手先が不器用だけど色彩感覚が抜群、そんなカップルがいたとします。
彼は工作の才能を提供し、彼女は色彩へのこだわりを提供する。両者の特性が交換され、上手い具合に歯車が噛み合う。