『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞「監督賞」に輝くクリント・イーストウッド監督が、ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強といわれた狙撃手クリス・カイルの半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』。このほど、早くも来年のアカデミー賞最有力候補との呼び声が上がる本作の日本公開日が、アカデミー賞授賞式前日に当たる2015年2月21日(土)に決定、特報映像も解禁された。本作はニューヨーク・タイムズ紙で13週に渡りベストセラー1位(18週間ランキング入り)を果たした、元・米海軍特殊部隊隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」(原書房)を映画化。カイル(ブラッドリー・クーパー)は自身の狙撃の腕前で多くの同胞を救い、“レジェンド”の異名を持つ人物だった。しかし、彼の腕前は敵も知るところとなり、やがてその首に賞金がかけられてしまう。一方で、カイルはイラクでの活動の中、遠い戦地にいながらも故郷に置いてきた家族の良き夫、良き父でありたいというジレンマを抱えていた。だが、2003年から2009年まで、4回もの過酷な遠征を経験している彼は、妻子の元へ戻っても戦争の傷を癒せずにいた…。“レジェンド”と讃えられたスナイパーを描いた本作の特報映像は、2分弱の短い中でも、カイルの苦悩、戦地での手に汗握る緊張感などが十分に伝わってくるもの。銃弾を装填する音から始まり、BGMもなく静かで緊迫した空気が溢れる映像は、戦場とは“生と死”が隣り合わせの世界だということを意味している。彼が故郷で感じた生きる喜びと証がフラッシュバックされるものの、自ら構える銃が標的にしているのは、爆弾のような物を抱え米軍に近づく戦地の子どもだ。果たして、カイルの銃弾は子どもに向けて放たれてしまったのか…。クリス・カイル役を演じるのは、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』で2度オスカー・ノミネートされているブラッドリー・クーパー。実は本作のプロデューサーとして、映画化権を獲得したのも彼だ。今回厳密な食事制限に加え、カイルの同僚であるネイビー・シールズと共に過酷なトレーニングを行い、撮影に挑んだという。また、彼の妻役を、実生活でも1児の母となったシエナ・ミラーが務めている。アカデミー賞レースをにらみ、今年12月25日に北米で限定公開した後、2015年1月16日に全米公開が予定されているという本作。だが、早くも賞レースの大本命と言われることに対し、プロデューサーであり主演でもあるブラッドリーは、「僕には、クリス・カイルと彼の家族をきちんと描く義務があった。それは絶対的なことだ。彼の遺族がこの映画を気に入ってくれるか、彼と同じような体験をした人々が共感できるか、一般の観客が人間性というものに胸を動かされるかどうか。僕にとって大事なのはそれだけだ。彼の人生は評価されてしかるべきもの。僕らはこの映画でそれを実現できたらと思っているよ」と、実在の人物を正しく描き、見る者に伝えることが何よりも大切だと説く。こうしたブラッドリーの想いを、“人間の本当の姿”や“本当の正義”を訴えてきた名匠イーストウッド監督はどのようなドラマに仕上げているのか。日本公開も現地時間2015年2月22日に発表される第87回アカデミー賞授賞式の前日ということもあり、世界中の注目が集まる本作を、まずは特報映像からひと足先にご覧あれ。『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日2004年の映画『花とアリス』の前日譚となるエピソードが、岩井俊二監督初の長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』として2015年2月に公開されることが明らかになった。映画『花とアリス』(2004年)は、映画『Love Letter』(1995年)や『スワロウテイル』(1996年)の監督、東日本大震災復興プロジェクトチャリティーソング「花は咲く」の作詞などを手がける岩井俊二氏が原作・脚本・監督を務めた作品。もともと岩井監督がショートフィルムとして発表したもので、後に長編映画としても公開され、友情と恋に揺れる2人の少女、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)の姿と日常を描いた。発表された『花とアリス殺人事件』では、前日譚となる2人の出会いのエピソードを中心に描かれるという。脚本と音楽も岩井監督が手がけ、主人公の花とアリスの声優には、『花とアリス』同様、アリス役を蒼井優、花役を鈴木杏が務める。また、公開されたポスタービジュアルでは、アニメーションとなった"花"と"アリス"の姿が見られる。物語は、石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称アリス)は、「ユダが、四人のユダに殺された」という噂を聞かされることから始まる。「花屋敷」と呼ばれる隣の家に住む「ハナ」ならユダについて詳しいはずだと教えられたアリスは、花屋敷へ潜入。そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称ハナ)で、2人の出会いが描かれていく。自身初の長編アニメーションとなる岩井監督は「作品を作り終えてもなお、あの二人は僕の中に居座り、十年の歳月が過ぎてもなお、平然とそこに居続け、気がついたら僕はこのアニメを作らせていた。二人がいつまで居座る気なのか、それはちょっと僕にもわからない」とコメントを寄せている。そして、蒼井は「アリスだったあの日から、早10年。声も大分、野太くなっていますが、がんばりました。眩い青春時代を2度もありがとうございます。またアリスになることが出来、心から嬉しかったです。作品の完成が楽しみでなりません」と作品への期待を伝え、そして、鈴木は「花とアリスに再会できて、とてもとてもうれしいです。十年経って三十歳近くなった(!)私たちが中学生の声になれているのか、、、ちょっと不安。でも観てくださる方が楽しんでくださればいいな、と思います」と語っている。アニメーション映画『花とアリス殺人事件』は、2015年2月公開予定。(C)花とアリス殺人事件製作委員会
2014年10月16日「オトナディズニー」の和食器シリーズ「ディズニーコレクション/ 日本生活」より、第3弾として「ふしぎの国のアリス」の美濃焼が発売される。「ディズニーキャラクターたちが日本中を旅したら、きっといいものを再発見できるはず」というコンセプトで誕生した「ディズニー/ 日本生活」。ミッキー、ミニーの九谷焼、プーさんの波佐見焼に続く今回は、1300年有余の歴史をもつ岐阜県美濃地方の東部で生産される焼物「美濃焼」の和食器に、「ふしぎの国のアリス」の世界感を表現した。ディズニーキャラクターとの旅をトータルでディレクションしたのは、日本のものづくりを「むりなく、たのしく」伝える姉妹ユニット「スタイル ワイツー(Style Y2)」。子供の頃から慣れ親しんだキャラクターと、古くから日本の生活に溶け込んでいる美濃焼のコラボレーションは、大人こそ楽しめるものに仕上がった。
2014年04月14日(画像は「アリスの棘」公式サイトより)試写会で白衣姿をお披露目4月11日(金)放送スタートの連続ドラマ「アリスの棘」(TBS系)の第一話完成披露試写会が4日開催され、自身初となる医師役で出演する上野樹里が白衣姿で登場し、ドラマのPRをした。ダークヒロイン役を務める上野(水野明日美)は、父を死に追いやった医師たちに復讐するために、ターゲットを追いつめていくというダークヒロイン役を務める。上野は、自身のドラマ内での演技について、「ラストまで理性的に感情を押し殺して進んでいく。そんな孤独な女性の心情を丁寧にブレずに演じさせていただいている」(まんたんウェブより)とコメントした。「アリスの棘」の出演オファーを受けた際、上野は、温かい世界観の映画「陽だまりの彼女」の撮影中で、ちょうどまったく違うシャープなジャンルに挑戦したいと思っていたことから引き受けたという。他には、中村蒼、藤原紀香、岩城滉一、國村隼、栗山千明、オダギリジョーらが豪華キャストが出演する。今から「アリスの棘」が楽しみである。【参考リンク】▼「アリスの棘」
2014年04月08日愛する人を失って心が壊れてしまった男女がダンスコンテストに挑むことで心を通わせていくハートフルムービー『世界にひとつのプレイブック』が22日に公開された。第85回アカデミー賞では8部門、さらに31年ぶりに全演技部門すべてにノミネートされており、キャストの演技力の高さと笑えるストーリー展開が高評価を得ている。今回、主演男優賞に初ノミネートとなったブラッドリー・クーパーに本作について話を聞いた。(c)YOSHIKO YODA■本作は製作総指揮もやられていますが、本作を製作、出演に至った経緯を教えてください。これは実は、シドニー・ポラックからラッセル監督に何年も前に来た企画だったんだ。マーク・ウォールバーグが主演予定だったが、スケジュールが合わず、ラッセル監督から「パット役をやらないか? 」と声をかけられた。その時すでにデ・ニーロ、ジェニファーは配役が決まっていたとか。僕は他作品が入っていたが、デ・ニーロの息子役で、ラッセル監督と仕事ができるなんて断る理由がない。監督とは密にやりとりをし、編集やマーケティングに至るまで関わったんで、製作総指揮として名を連ねることになったんだ。■デ・ニーロとは『リミットレス』に続いての共演となりますが、デ・ニーロとの共演について教えてください。最高の俳優としかいいようがない。リアルで演技ではない空間を作ってくれる。ラッセル監督に求められたのは、キャラクターを演じるのではなく、なりきること。彼の行動をまさに自分が体験するということだった。デ・ニーロはまさにそこにいて、いつも待っていてくれる環境を作ってくれていたんだ。■ジェニファー・ローレンスも若さを感じさせない迫力の演技でした。彼女との共演について教えてください。撮影時は21歳という若さだったけれど、彼女は10歳であり、40歳でもあるような素質を持っているんだ。また、これだったらうまくいくということが直感的にわかる鋭さを持っている。少女のような振る舞いをした次の瞬間は「カメラはあっちのほうがいいのでは? このセリフはこう変えたら? 」など言って、それが実際にうまく進むから、みんなを感心させた。自分のことを笑える余裕がある。シリアス尽くめというわけではないんだ。この感覚は人にも伝染するからやりやすかったよ。この映画のあとに、もう1本共演するけれど引っ張りダコの彼女から学ぶことは多いよ。■クライマックスのダンスシーンが素敵でした。ダンスレッスンはかなりされたのでしょうか? 撮影に入る前、数週間と撮影中も練習を重ねた。双極性障害に似たところがこのダンスもあって、3つの曲に変化するのが難しかった。でも練習によってジェニファーと一層、息が合うことができたのはよかったよ。■34歳でハングオーバーでブレイクされました。遅咲きともいえますが、将来への夢を抱く日本の若者にメッセージをお願いできますか? 自分はとても幸運に恵まれた。自分の仕事が本当に好きだし、ほかには得られない満足感が演技をしている時は感じられる。情熱を持って続ける鍵は、自分のやっていることを心から愛することだろう。愛せないのであれば、それはもしかしたら違うのかもしれない。やりたいことがあれば、ほかの人が違うのではないか? と意見しても耳を貸さないことも時には必要かもしれない。内側からやりたいことがあれば、それを追いかけていくべきだ。俳優は小さな小屋でやる演技も、本作のような大きな映画の演技も同じように満足感を得られなければならない。■作品の見所と、これから映画をみる日本の観客にメッセージをお願いします。僕も主人公パットから大きなことを学んだ。パットの経験・思考を体験することによって、ひょっとして持っているのかもしれない心の病への先入観がなくなり、それが共通して皆が持っている感情や状況であると理解した。この作品で「思いやりと共感すること」について学んだ。誰でも人生のトラウマにあう可能性がある。コメディだし、ドラマであってひとつのジャンルにとらわれない映画だ。最初はパットがどんな奴かわからないが、だんだんと彼や映画に惹きこまれていくんだ。スポーツカーに乗っているようなギアチェンジが激しい映画だが、笑って、泣いて楽しんでみてほしい。作品情報『世界にひとつのプレイブック』 公式サイト 監督・脚本:デビッド・O・ラッセル出演:ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ配給:ギャガ2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2013年02月26日テイラー・スウィフトが、次の恋人としてブラッドリー・クーパーに目をつけていたようだ。新年早々ハリー・スタイルズと破局したテイラーだが、13日(現地時間)、ゴールデン・グローブ賞の直後に行われたアフターパーティーに出席した際、ジェニファー・ローレンスに『世界にひとつのプレイブック』の共演者であるブラッドリーと会うセッティングをお願いしたようだ。しかし、当のブラッドリーはテイラーに興味が全くなかったという。ある関係者はゴシップサイトの「RadarOnline.com」に「ブラッドリーはテイラーと付き合うことなんてこれっぽっちも考えていませんよ。まず第一に、テイラーはうわさが先に一人歩きするような女性ですからね。テイラーのようにとっかえひっかえ男を変えるようなデート魔の女性に対しては彼は慎重に行動するんです」と語った。さらに「ブラッドリーとしてはテイラーは若すぎると考えていて、彼は自分と同年代がいいと思っています。結婚を前提にした真剣な付き合いを欲しているので、16歳も下じゃダメなんです。まあ、彼のイメージからするとちょっと変な気もしますがね。その日、ジェニファーが彼のところに来て、テイラーが興味を持っていると話したんです。すると、ジェニファーとテイラーが友達同士であると知っているブラッドリーは、その話を丁重に断ったんです。テイラーは強気に攻めたつもりだったんですがね。まあでも、ブラッドリーからそっぽを向かれてしまった以上、彼女としてはこれからまた別の男を漁りにいくでしょうね」と明かしている。ハリーと破局後すぐに、レコーディングのためにスタジオ入りしていることを明かしていたテイラー。過去の恋愛を歌のテーマにすることで有名なテイラーの次の創作上のターゲットは、ハリーだとうわさされている。(text:cinemacafe.net)
2013年01月17日先日の第70回ゴールデン・グローブ賞にて、『世界にひとつのプレイブック』にて主演男優賞に初ノミネートされたブラッドリー・クーパーが、本作を引っ提げて、来年の1月下旬に来日することが明らかとなった。妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパット(ブラッドリー・クーパー)は、家も仕事も妻も、すべてを失ってしまい、いまは実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中の身だ。何とか妻とヨリを戻したいパットは、彼女の理想の夫になろうと努力するが、妻は接近禁止命令を解いてくれない。そんなとき近所に住むティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、振り回されるパットだったが──。先述のゴールデン・グローブ賞でのノミネートを始め、本年度トロント国際映画祭、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 、サテライト・アワードなど世界各国の映画祭やアワードで高い評価を得て、現在注目度がグングン上昇中の『世界にひとつのプレイブック』。ブラッドリー自身は、これまで『ハングオーバー!!』シリーズでのイメージが先行していたが今回、本作で主演男優賞をいくつも受賞し、多くの映画ファンや業界人たちからすでに太鼓判を押されており、日本でもさらなる人気を集め始めているいま最もホットな俳優だ。来日は、2010年に公開された『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』以来、約2年5か月ぶり2度目となるブラッドリー。来日は1月下旬を予定しており、2013年1月13日(現地時間)にはゴールデン・グローブ賞の結果が発表され、さらにアカデミー賞を目前に控えるタイミングでの来日となるが、ブラッドリーの会心の笑顔が見られることを期待したい。『世界にひとつのプレイブック』は2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES世界にひとつのプレイブック 2013年2月22日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年12月20日本年度のゴールデン・グローブ賞で主要4部門にノミネートされている映画『世界にひとつのプレイブック』が来年2月に日本公開される前に、主演のブラッドリー・クーパーがPRのために来年1月下旬に来日することが発表された。本作の主人公はクーパー演じるパット。彼は妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、職も家も失くしてしまう。そんな彼はある日、過激な発言と突飛な行動を繰り出す女性ティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会い、彼女に強引に誘われるカタチでダンスコンテストに出場することに。映画は奇妙な縁でタッグを組んだふたりが人生の再起に挑む姿を描いていく。主演のクーパーは、1975年生まれの米国人俳優。コメディ映画『ハングオーバー』で一気に注目を集め、米ピープル誌では“世界一セクシーな男”と称された。本作では主演だけでなく製作総指揮も担当し、すでにナショナル・ボード・オブ・レビューやインディアナ映画批評家協会賞など数々の映画賞で主演男優賞に輝いている。ちなみに本作の監督を務めたのは前作『ザ・ファイター』でクリスチャン・ベールとメリッサ・レオにオスカーをもたらしたデヴィット・O・ラッセルで、本作のクーパーの演技にも大きな注目が集まっている。クーパーの来日は『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』公開時以来、約2年5ヶ月ぶり2度目で、来年1月下旬に来日し、本作のイベントに登壇する予定だ。『世界にひとつのプレイブック』2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2012年12月20日全世界で10億ドルの大ヒットとなった『アリス・イン・ワンダーランド』の続編が作られることになった。1作目の脚本家リンダ・ウールヴァートン氏がすでに脚本を書き始めている。DVD情報2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』は、ティム・バートン監督による3Dファンタジー映画。批評家の評価はいまひとつだったが、北米だけで3億3400万ドル、全世界で10億ドルの大ヒットとなった。アリス役に抜擢されたミア・ワシコウスカは、この映画で大ブレイクを果たしている。ほかにジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターなどが出演。続編もバートンが監督するかどうかは今のところ明らかではない。だが、『ダーク・シャドウ』『フランケンウィニー』がアメリカで不振に終わったバートン監督は、今年、苦戦を強いられている状態。『アリス・イン・ワンダーランド』続編で確実なヒットをねらうこともありえる。ストーリーは不明だが、1作目がとくに原作に忠実ではなかったことから、『鏡の国のアリス』にそのまま基づく物語にはならないのではないかと見られている。
2012年12月11日アンバー・ハードとの交際がうわさされるジョニー・デップが、テネシー州ナッシュビルに新居を約1,610万ドルで購入した。6月にパートナーだったヴァネッサ・パラディと14年間の関係に終止符を打ったジョニー。破局公表の少し前から、『ラム・ダイアリー』で共演した23歳年下のアンバー・ハードとの仲がうわさになっていた。バイセクシャルのアンバーには当時、同性の恋人がいたが、ジョニーの破局とほぼ同時期に彼女も恋人と別れている。関係者はイギリスの大衆紙「The Sun」紙上で「家を購入するのは、ジョニーがどれだけアンバーを大切に思っているかを示すサインです」とコメント。「彼女の夢は牧場を持つことだったんです。彼女の出身地のテキサスで購入するつもりが、ナッシュヴィルの物件を見るなり、気に入ってしまったんです。ジョニーはハリウッドに住む気はないんです。それよりも良い人生を送りたいんです。アンバーが乗馬好きだし、ジョニーは作曲や演奏に打ち込んでいますから」と、彼らが田舎暮らしを望む理由も語っている。最近は「エアロスミス」やアリス・クーパーのライブに飛び入り出演したり、来年2月にリリース予定で海賊をテーマにしたアルバムを制作したり、と来年50歳になるジョニーは音楽活動に力を入れている。邸宅には部屋が19室あるというから、ミュージシャン仲間もひんぱんに訪問することになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)© UPI/AFLO■関連作品:ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年12月11日ブラッドリー・クーパーにとって、サラ・ジェシカ・パーカーとのキスは「至難の業」だったようだ。ドラマ版「セックス・アンド・ザ・シティ」でサラ扮する主人公キャリー・ブラッドショーとのキス・シーンがあったブラッドリーだが、サラとのキスにあたってタブーを言い渡されたため撮影はかなり困難を極めたという。ブラッドリーは「『セックス・アンド・ザ・シティ』の撮影中にマニュアル式のポルシェを運転するシーンがあって、とても緊張したよ。サラの頭がダッシュボードにぶつかる様なことになったらどうしようなんて考えてたね」と明かし、さらに「それからサラとのキスのシーンの前に撮影関係者が僕のところにやってきて、『SJPにディープキスはダメだ。舌を使うんじゃないぞ!』って言われたんだ。そのとき僕は『“SJP”って誰?』って感じだったよ。いざ車の前でサラとのキスシーンの撮影が始まったときには、なるべく自分の舌を前に出さないようにしようってことだけ考えていたね。あれは本当に至難の業だったよ。でも彼女は素晴らしかったよ(笑)」と話している。■関連作品:SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]
2012年11月26日『ハングオーバー!』シリーズで知られるラッドリー・クーパーが、亡くなった父からの影響で俳優になったと明かした。少年時代はかなり反抗的だったというブラッドリーだが、亡くなった父・チャールズさんの「知的で好奇心旺盛な」性格に影響を受け、俳優の道に入ったと米「Esquire」誌に語った。「僕は面白い家庭で育ったんだ。僕の父はアイルランド人で母はイタリア人だったんだ。裕福な家庭だったよ。何か浮ついた感じもあったね。それでもちゃんと育ててもらった。もちろん非行に走ったこともあったよ。僕が15歳のときには未成年の飲酒で逮捕されたんだ。母のグロリアにはいつも『電話だけはちゃんとしなさい!あなたがどこにいるか知っておきたいの』って言われてたよ。だから両親とはいつも良いコミュニケーションが取れていたんだ」と少年時代の思い出を明かす。「僕の父はひどく賢くて好奇心旺盛だったんだ。実家は映画館の向かい側にあったから、父はいつも映画の話をしてくれて、僕が物心ついたときにはその映画館に連れて行ってくれるようになったんだよ。父はトム・コートネイの大ファンだったね。トムの『長距離ランナーの孤独』(’64)は、父が初めて僕に見せてくれた作品の一つさ。それから『ドレッサー』(’83)や『火山のもとで』(’84)もね。父はアルバート・フィニーも大好きだったな」と幼少期をふり返る。37歳のブラッドリーは今年初めに、コンプレックスを抱えていたため29歳になるまでドラッグやアルコールに明け暮れていたものの、それが自分の人生を台無しにしてしまうことに気づき、以来きっぱりとドラッグも飲酒も止めたと語っていた。「僕はもう飲酒もドラッグも金輪際やらないよ。シラフの方が物事はうまく行くんだ。(飲酒やドラッグをしていた頃)自分の人生や住んでいたアパート、飼い犬たちを思っては『どうなっているんだ?』って思ったことを思い出すよ。僕は周りが僕の事をどう思うか、どうやってやって行こうか、どうやって1日1日を生き延びようかってことばかり心配していたんだ。僕はいつも部外者だって感じていたよ。ただ自分の考えの中にこもっていたんだ。そして僕は自分の可能性を生かし切れないと信じ込んでいて、その考えに怯えていたんだよ。それで『なんてことだ。僕は実際、自分の人生を台無しにすることになる。これじゃダメだ!』って思ったわけさ」。■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月19日ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』をもとに現代人の自己発見の物語として編みなおし、今春ブロードウェイで話題を集めたミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その日本版が早くも11月、東京・青山劇場で上演される。『ジキルとハイド』『スカーレット・ピンパーネル』でもおなじみの作曲家フランク・ワイルドホーンの最新作で、日本版演出は丁寧な心理描写とリズム感のある構成で人気の鈴木裕美。カラフルなセットと衣裳の“ワンダーランド”で展開する、大人のストーリーが楽しめそうだ。仕事に家族にと悩みを抱える主人公のアリスには安蘭けい、不思議の国の傲慢な帽子屋には濱田めぐみが扮する。安蘭は宝塚歌劇団、濱田は劇団四季とそれぞれトップスターとして一時代を築いたふたり。退団後もそのずば抜けた実力で活躍する者同士なだけに、安蘭が「めぐちゃん(濱田)の歌唱力にずっと憧れていた」と言えば、濱田も「とうこさん(安蘭)のそばにいるだけで安心できる」と初共演ながらすっかり意気投合した様子。濱田が言う「昔も今も、自分の信じる道を選んできたところが似てる」との言葉通り、自然体でありながら強い意思で道を切り拓いてきたその姿が多くの女性ファンから共感を得ている両者だけに、今回はまさに期待の競演といったところ。「こんなに悪い役は初めて」と話す濱田は「帽子屋はアリスの悪いところをキャラクターにした存在なので、酷いことばかりアリスに言うんです。自己中心的!とか傲慢!とかバンバン言うし、“ひれ伏して溺れたいはず”という歌詞もあって、慌ててとうこさんに“嫌いにならないで!”ってメールを送りました」と笑う。悪女の魅力たっぷりに歌い上げるシーンは見ものだが、一方のアリスは、情緒不安定なウサギ(田代万里生)や訳知り顔の芋虫(JOY)、キザな猫エル・ガト(柿澤勇人)らに囲まれた等身大の女性として存在する。「私もこんなに自分に近い部分が多い役は初めてです。アリスが帽子屋に指摘される言葉の数々は、身に覚えがありすぎて……(笑)」と安蘭からは意外な発言も飛び出した。「じゃあ(役作りは)めっちゃ厳しくないですか?」と尋ねる濱田に、「めっちゃ厳しいと思う!」と安蘭が返して思わず笑い合うひと幕も。「でもアリスは、いろんなキャラクターたちと触れ合ううち、そんなネガティブなところも全て自分の成長には必要なんだと気づくんです。子どもはもちろん、大人の方が観たら、もっと深く楽しめるミュージカル」と安蘭。一見ファンタジーに思える世界観にショーアップされた歌とダンス、だがそこにリアルなストーリーが織り込まれるのは、さすがブロードウェイ流。最高のキャストを得た日本版、その初日を楽しみに待ちたい。公演は11月18日(日)から12月4日(火)まで東京・青山劇場にて、12月14日(金)から16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは発売中。なお、チケットぴあでは限定公演のみ観劇とディナー付きの「アリスレストラン付チケット」を発売する。
2012年10月18日ブラッドリー・クーパーとゾーイ・サルダナがヨリを戻したようだ。昨年映画『The Words』(原題)で共演したことをきっかけに交際を続けてきた2人は、今年3月に3か月間の交際に終止符を打っていたが、今月22日(現地時間)の未明にブラッドリーがゾーイのハリウッドにある自宅を後にする姿が目撃された。2人はその後も、ロサンゼルスにあるシネラマ・ドーム・シアターで宗教団体・サイエントロジーをテーマにした映画『The Master』(原題)を鑑賞して映画デートを楽しんでいる。ただ、破局当時にゾーイに近い関係者は「2人は絶対にヨリを戻すことはないでしょう。彼女とブラッドリーは全く真剣な関係じゃなかったんです」と語っていたが…。ゾーイは先日、2003年に亡くなった伝説的ジャズシンガーであるニーナ・シモンの伝記映画『Nina』(原題)の主役に抜擢されたものの、オンラインサイト「Change.org」上では、本作のシンシア・モート監督は別の「もっとニーナ・シモンに似た」女優を起用すべきだと、ゾーイの降板を検討中だと明かしている。ゾーイの降板を主張する人たちは、ゾーイの肌の色がニーナのものとはマッチしないと主張しているという。■関連作品:コロンビアーナ 2012年9月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION - GRIVE PRODUCTIONS
2012年09月25日ブラッドリー・クーパー主演作『Silver Linings Playbook』(原題)が第37回トロント国際映画祭で最高賞を受賞した。『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセルがメガホンをとり、ブラッドリーとジェニファー・ローレンスが共演する同作は、最高賞にあたる「ピープルズ・チョイスアワード」を獲得した。過去には『スラムドッグ$ミリオネア』や『英国王のスピーチ』などが同賞に輝いている。マシュー・クイック原作の同名小説の映画化となる本作は、ブラッドリー扮するパットがノイローゼから回復して幸せを探そうと決意し、ジェニファー扮する女性・ティファニーに出会ったことで将来に希望を見出せるようになるというストーリーだ。ブラッドリーとジェニファーのほかに、ロバート・デ・ニーロやクリス・タッカーが出演している。『Silver Linings Playbook』は11月21日(現地時間)に全米公開予定だ。
2012年09月18日セクシーな魅力で人気を誇るブラッドリー・クーパーと、同じくセクシー女優として数々の俳優たちと浮名を流してきたスカーレット・ヨハンソンがデートを楽しんだようだ。2009年の『そんな彼なら捨てちゃえば?』で共演したブラッドリーとスカーレットだが、今月11日(現地時間)にカリフォルニアのベルエア・ホテル内にあるアカデミー賞でのパーティでも起用される有名シェフ、ウルフギャング・パックのレストランで、共にディナーに舌鼓を打ち、終始笑いが絶えず「お互いに夢中」だったようだ。ある関係者は「RadarOnline.com」に、「2人はとても打ち解けた感じで、お互いにゾッコンなのは明らかでしたね。スカーレットはその日、胸元の大きく開いたドレスを着て、完全に愛嬌を振りまいていました。ブラッドリーもスカーレットの美しさに魅了されていましたね。ブラッドリーのジョークに、スカーレットは微笑んでいました」と語っている。さらに「2人の相性は明らかで、夢中になっていた感じですね。ほんとにキュートでした!完全に“友達”以上といった様子で、お互いに惹かれ合っているのは傍目からも分かるほどでした」とも明かした。その場にいた複数の目撃者によれば、ブラッドリーが食事代を支払い、同ホテルのピアノバーに場を移してお酒を飲みながらその夜を楽しんだようだ。■関連作品:幸せへのキセキ 2012年6月8日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年06月20日“鬼才”という言葉とはかけ離れた柔和な笑顔を浮かべながら、こちらの質問に耳を傾ける。全世界で大ヒットした『アリス・イン・ワンダーランド』に続いて8回目となるジョニー・デップとのコンビで、ティム・バートンが“ポスト・ワンダーランド”の舞台として選んだのは1972年。「奇妙だけど愛すべきもの」と語る家族の物語である。まもなく公開となる『ダーク・シャドウ』に込めた監督の思いを聞いた。監督自身の家族観や理想が反映された、奇妙な家族の物語魔女の呪いでヴァンパイアになり、地中深くに埋められてしまった男が200年ぶりに復活し、時代の変化に戸惑いつつも没落した一族の再興のために悪戦苦闘する。オリジナルは1966年から71年にかけて放送されて異色の昼ドラマとして人気を誇った連続ドラマで、監督もジョニーも大ファンだったという。ジョニーがその版権を獲得し、監督に映画化の話を持ち込む形で本作の旅路は始まった。本作に限らず、『チャーリーとチョコレート工場』や『PLANET OF THE APES/猿の惑星』など、監督は既に映像化された作品をあえてリメイクという形で再映像化してきた。もちろんそこに、オリジナルにはないバートン流のユーモアや仕掛けが散りばめられるのだが、監督にとっては“リメイク”とはどういうことなのだろう?「僕としてはリメイクという風には考えてないかな。今回の作品で言うと、何よりオリジナルのドラマが持っているスピリットを捉えたかったんだ。その中でも描きたかったのは『家族』。ヴァンパイアやゴーストが出てくるというオリジナルの構造を残しつつ、なかなかうまく機能しない共同体としての家族の姿を映画にしたかったんだ」。そこには、幼少期から現在に至るまでの監督自身の家族観や理想といったものが反映されているという。「実は僕自身は子供の頃、決して仲の良い家庭で育ったわけではなくて、よその家庭を『あぁ、うらやましいな』という思いで見てたんだ。でも後々、我が家に限らず、どの家庭もおかしな部分をはらんでいるということに気づいたよ。それは富裕層や中流家庭、貧しい家庭といったあらゆる区別を超越して、全ての家庭にある。それこそが家族の“リアル”なんだと考えるようになったし、その点は映画に表れていると思うよ」。無名俳優だったジョニーとの出会い、20年以上にわたる「繋がり」ジョニー同様にバートン組の常連であり、本作にも出演しているヘレナ・ボナム=カーターが監督のプライベートでのパートナーであることは周知の事実。映画を観てのお楽しみだが劇中、ヘレナが演じる歪んだ精神科医は、なかなか凄まじい扱いを受けることになる。「家族こそが財産」(※劇中のコリンズ家の家訓)と謳いつつ、自らの最愛のパートナーへのこの仕打ち…。現場で監督はどのような思いで見ていたのか?「いや、もちろん奇妙な感じだったよ(笑)。そういうことができるから僕は映画が大好きなんだよ!ヘレナに限らずジョニーとも20年以上の付き合いだし、ミシェル(・ファイファー)とは約20年ぶり(※『バットマン リターンズ』以来)に一緒に仕事ができた。ある意味で、みんな“おかしな家族”といった気持ちになったよ」。ジョニーの名前が出たが、先述のように2人のコンビ作はこれが8作目。互いがどれだけ特別な存在であるかは言うまでもない。いまさらではあるが、二十数年前、当時はまだ無名の若手俳優だったジョニーと初めて出会ったときのことについて尋ねてみた。「よく覚えてるよ。『シザーハンズ』のキャスティングをしていて、コーヒーショップで待ち合わせて話をしたんだ。当時のジョニーはTV俳優だったから、僕はほとんど彼について知らなかったんだけど、2時間ほどそこで話をして彼こそが(『シザーハンズ』で)探していたキャラクターだって感じたよ。もちろん、その後こうして長い関係を築くことになるとまでは想像してなかったけど、すぐに気が合ったのは確かだし、互いの気持ちが繋がっているのを感じたよ」。これだけの長い付き合いの中で、映画の製作現場であれ、プライベートであれ言い争ったりケンカになったりすることは?と尋ねると「それが不思議と全くないんだよ」と微笑む。「例えば、撮影中に僕が『こう演じてほしい』と言って、彼は『こうやりたい』と言ったとする。そういう状況でも言い争うわけでもなく、『YESか、NOか?』という二者択一で揉めるわけでもなく、あくまで共同作業として互いに探り合いながら仕事を進めていくんだ。さっき、会ってすぐに気持ちが繋がったと言ったけど、まさにそういう部分で互いの気持ちや感覚的に意見が合致することが圧倒的に多いんだ」。「僕は好きなことを続けて前に進んで行くだけ」劇中、実在のミュージシャン、アリス・クーパーが本人役で登場するほか、「ムーディー・ブルース」に「T.ReX」、「カーペンターズ」など時代を彩った様々なミュージシャンたちの音楽が挿入歌として使われている。1972年という年についてジョニーは「いろんな意味で奇妙なものが流行していた年」と語っているが、監督もその意見に全面的に同意し、この時代を舞台にしたことについてこう説明する。「僕自身が70年代にティーンエイジャーとして成長して思春期を迎えて、社会というものが自分に合わないということを実感したんだ。200年前からやって来たバーナバス(ジョニー)にとってはモダンな時代だけど、音楽であれファッションであれデザインであれ、本当に奇妙な時代だと思う。音楽のジャンルで見ても、アリス・クーパーからカーペンターズまで様々で、ノベルティ扱いされたものもあれば陳腐なポップ以外の何物でもないものも多い。僕の立ち位置?個人的にはやっぱりアリス・クーパーが好きだったかな(笑)。でもそうした全てが時代のほんの一部だったってことは感じているよ」。奇妙な時代の奇妙な家族の物語。何よりこれを作った監督が、二十年以上にわたって、敬意と称賛を込めて「奇妙な映画監督」と言われ続けてきた。そんな評価を監督自身は笑って受け流す。「あまり鏡を見ないようにしているという感じかな。良い評価であれそうでないものであれ、周りが何を言ってるかは気にしないようにしてるし、僕は好きなことを続けて前に進んで行くだけ。自分を分析しようとも思わないよ。これからまた映像化してみたい題材?常にいろんな物語や童話、おとぎ話にインスパイアされてるよ。でも自分で書いてみたはいいけど実際には使い物にならなかったりすることもあるし、逆に何でもない発想からまとまっていくこともある。こればっかりは分かんないね(笑)」。(photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:奇才ティム・バートンが佐藤健にサインのおねだり!次回作オファーも?美女たちに囲まれ、ジョニーもタジタジ…「夢中になりすぎて、ティムにさえ夢中に」クロエ・グレース・モレッツ、今度はゾンビ役に?ジョニー・デップ、初のヴァンパイア役は2人の子供たちにも好評!ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へ
2012年05月17日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』のLAプレミアがこのほど行われ、デップとバートン監督のほか、エヴァ・グリーン、ベラ・ヒースコート、ミシェル・ファイファー、ゲスト出演しているアリス・クーパーらが登場した。その他の写真『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くダークテイストのファンタジー。作品のイメージにあわせて赤ではなく“ブラックカーペット”が用意されたグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、ファン約1500人が集結。大歓声に迎えられて登場したデップは「数年前、『スウィーニー・トッド』を撮ってた時に、ヴァンパイア映画をやってみようか、という監督とのちょっとした会話がきっかけで、これが実現したんだ」と振り返り、「彼が仕掛けることなら、僕はいつでものるよ!」と朋友バートン監督とのタッグ継続を力強く宣言した。また、黒いレースのドレスで登場したエヴァ・グリーンはデップとの共演について「彼はすごくリラックスしていて、謙虚で、とても仕事がしやすい人よ。そして、クールだわ」と語り、「この映画を楽しんでくれたらうれしいわ。ちょっと変わってるけど、楽しいわよ」と日本のファンにメッセージをおくった。ちなみにデップとバートン監督は今週末にPR来日が予定されている。オリジナルとなったドラマシリーズのファンだと公言しているふたりは、本作に対する想い入れが強いそうで、来日イベントや会見では、これまでのコンビ作以上に熱いコメントが飛び出すことが予想される。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月09日毎年恒例の「People」誌選出の“最もセクシーな男性”に、今年は『ハングオーバー』シリーズのブラッドリー・クーパーが選ばれた。昨年の同企画で選出された直後にスカーレット・ヨハンソンとの離婚が報じられたライアン・レイノルズはその後、サンドラ・ブロックやブレイク・ライブリーと恋のうわさが絶えないが、ブラッドリーもレニー・ゼルウィガーや最近離婚したばかりのジェニファー・ロペスとの仲がうわさされたモテ男だ。栄えある称号についてブラッドリーは、選出されたと聞いて「まず、母親が喜ぶだろうなと思った」と語る。「モデルみたいな外見じゃない男がこのタイトルをもらえるのは、本当にクールなことだ。僕はまあまあの外見だと思っている。カッコよく見えるときもあれば、かなりヒドイときもあるからね」。ほかには『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』のクリス・エヴァンスやジェニファー・アニストンの恋人で脚本家でもある俳優のジャスティン・セロー、『ラブ・アゲイン』で中年男にモテ指南をするチャラ男を演じているライアン・ゴズリングらが選出されている。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURESラブ・アゲイン 2011年11月19日より全国にて公開© 2011 - Warner Bros.キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.■関連記事:S・カレル&R・ゴズリング、不仲説勃発?『ラブ・アゲイン』特別映像到着!この愛、狂っている?馬鹿げてる?『ラブ・アゲイン』三種の予告編到着!イケてない中年男がモテ男に!?『ラブ・アゲイン』女性限定試写会に30組60名様ご招待ロバート・ダウニーJr.、映画賞授賞式壇上でメル・ギブソンとの男の約束を果たす初代ヒーローに選ばれし男、クリス・エヴァンス「いままでの中で最高の決断だった」
2011年11月17日いま、ハリウッドで最もセクシーで勢いに乗っている男、ブラッドリー・クーパー。「エイリアス」などのTVシリーズに出演し、海外ドラマのファンにとってはおなじみだったが、『イエスマン “YES”は人生のパスワード』、『そんな彼なら捨てちゃえば?』などここ数年、映画でも存在感を示し、昨年のゴールデン・グローブの作品賞に輝いた『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』で見事に大ブレイク!そして、このほど公開を迎えた懐かしの人気TVシリーズを映画化した『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』では、どんな女もイチコロのイケメンキャラ、フェイス役で大活躍している。日本でも、ブラッドリーのあの視線に貫かれたい!という女性ファンは多数。そんなブラッドリーに直撃インタビューを敢行した。どんな女性も彼と目を合わせれば恋に落ちてしまう――“フェイス(=顔)”というニックネームを授かるほどのイケメンっぷりが前面に押し出されたキャラクターを演じるのはどんな気分?「特に“色男”ということを意識した役作りはしていないよ(笑)。いかに脚本に描かれてる通りに演じられるか?これが僕の一貫した役柄に対する向き合い方なんだ」。さらにブラッドリーは、名優ジェームズ・キャグニーの言葉を引用しながら自身の役へのアプローチの方法を語る。「何より大切なのは『自分が言うことを心から信じる、自分が本当に信じていることを話す』ということ。もちろん、役によって用意しなくちゃいけないことはいろいろで、今回でいうと銃の扱いや肉体を作るということが必要だった。それらのことに関して、プロになる、No.1になるつもりで学び、“演技している”という意識がなくなるところにまで自分を持っていく必要があるんだ。僕は俳優という仕事の楽しさのひとつは、準備の段階でそうやっていろんなことを学べることだと思うよ」。本作はもちろん、「エイリアス」に『ハングオーバー!』、『バレンタインデー』などなど、役柄は全く違えど、“男の色気”とも言うべき空気を感じさせるブラッドリー。ずばり“色気オーラ”生成の秘密は?男性インタビュアーにそう言われても、嬉しくも何ともないだろうが…。「いや、ありがとう(笑)。そうだな、もちろん、全て僕が演じているわけだから、きっと僕の中にあるものがにじみ出ているんだろうけど…。でも正直、自分で何か意識しているかというと、それは全くない。ただ、これまで演じてきた役ではどれも、どこかでそういう色気というのを備えていてもおかしくない役柄だろう?キャラクターとしてそれを感じてもらえるというのは嬉しいね」。本作の中心にいるのは、ブラッドリーを含め男4人。さぞかし“男くさい”現場だったろうが…。「今回は男4人、『ハングオーバー!』も男3人が中心だったけど、エネルギーのタイプが違うとでも言ったらいいのかな…、現場の空気は全く違ったよ。今回の現場は、運動場で学生たちがスポーツに打ち込んでいるような雰囲気だった。素晴らしいエネルギーが放出されていてすごく楽しかったよ。友情関係が築かれ、男っぽい空気がムンムン感じられたし、その上で僕らは、競争心やエゴを出すのではなく、互いに助け合うという関係性だった。非常にユニークな体験だったね」。では、素のブラッドリーの、“Aチーム”のような仲間たちの中での立ち位置は?「状況によるね。静かな脇役的な位置にいることもあれば、リーダーとして振舞うときもある。まあ、でもB.A.(クイントン“ランペイジ”ジャクソン)のポジションだけはないかな」。イケメンキャラのフェイスだが、その“顔”だけでなく、頭脳や行動力も大きな魅力である。「そう、彼の美点はまず、チームの結束力を何より重んじるところ。それから、子供のような情熱を持っていて、死を恐れず、女性を心から愛してる(笑)。面白いのは彼の人生に対する態度、向き合い方が全て“即興的”であるところ。それは、ハンニバル(リーアム・ニーソン)とは対極をなす部分なんだ。僕自身との共通点?死を恐れないところ……は僕には全くないな(笑)。でも、演じていて本当に楽しかったから、もっと彼に近づきたいという願望は芽生えてきたね」。女性を視線だけでオトすテクニックはブラッドリーもすでに持ってるのでは?「残念ながらないんだ(笑)。もちろん、備えておきたいところだね」。本作の後には、ロバート・デニーロと共演のスリラー『The Dark Fields』(原題)に、『ハングオーバー!』の続編、さらに「デニーロとはもう1本、ドラマコメディを一緒にやる予定なんだ」とのこと。これからまだまだ楽しませてくれそうだ。■関連作品:ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 2010年7月3日よりシネセゾン渋谷ほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved 特攻野郎Aチーム THE MOVIE 2010年8月20日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:女子必見!夫にするなら、恋人なら?『特攻野郎Aチーム』キャラ別アンケート発表緊急告知!B・クーパーら“Aチーム”の居酒屋訪問を今夜ニコ動で生中継小島よしおの海パン披露に『特攻野郎』来日メンバー大ウケ和製Aチームを石田純一、ISSAらが結成!プレイボーイ&タフガイ宣言も飛び出す奇想天外なミッションが始まる!『特攻野郎Aチーム』女性限定試写会に25組50名様ご招待
2010年08月21日来日中の映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』キャストのブラッドリー・クーパー、クイントン“ランペイジ”ジャクソン、シャルト・コプリーの3人が本日、某所の居酒屋を訪れ、そこで行われるインタビューの模様がニコニコ動画で生中継されることになった。“弱きを助け、悪をくじく”の心意気を貫く元特殊部隊の男たち4人組(Aチーム)が、汚名をそそぐための奇想天外な作戦を遂行する姿を描いた本作。「困ったときに即座に駆けつける」というAチームにちなんで、メンバーがお店を訪問して元気にするという“Aチーム居酒屋キャンペーン”が来日に合わせて行われる。その店舗でのインタビューの様子が今回、ニコニコ動画で生中継される。ハリウッドスターがニコニコ動画の生中継に出演するのは公式には今回が初めて。昨夜のジャパン・プレミアでは、“日本版Aチーム”の小島よしおの“奇行”に大喜びだったブラッドリーら。居酒屋ではどんなリアクションを見せ、どのように居酒屋を“応援”してくれるのか?こちらの「特攻野郎Aチーム 居酒屋応援大作戦!」は本日18:50開場、19:00開演を予定。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。特攻野郎Aチーム 居酒屋応援大作戦!■関連作品:特攻野郎Aチーム THE MOVIE 2010年8月20日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:小島よしおの海パン披露に『特攻野郎』来日メンバー大ウケ和製Aチームを石田純一、ISSAらが結成!プレイボーイ&タフガイ宣言も飛び出す奇想天外なミッションが始まる!『特攻野郎Aチーム』女性限定試写会に25組50名様ご招待TVシリーズに負けじ!戦車&ヘリも登場の『特攻野郎Aチーム』L.A.プレミアに熱狂
2010年08月17日先日より日本でも公開が始まり、大ヒットを記録している『アリス・イン・ワンダーランド』。本作で物語のひとつの鍵となっているのが19歳になったヒロイン、アリスの“決断”。突然、結婚を迫られて戸惑い、アリスは「はい」とも「いいえ」とも答えぬままにその場を逃げ出し、うさぎ穴に落ちてワンダーランドに迷い込む。そこでも、赤の女王を打倒する“戦士”として立ち上がるか否かの“決断”を迫られる…。これにちなんでシネマカフェでは「あなたの人生の決断は?」という投稿企画を実施した。さて、多くの人々が“人生の決断”を下した瞬間は――?圧倒的多数を集めたのはやはり、「恋愛」、「結婚」そして「別れ」にまつわる決断。「この人と一生、一緒に生きていくと決めたこと」(20代・男性)、「仕事を辞めて結婚すると決意した瞬間」(30代・女性)など結婚を人生の決断に挙げる声が多数を占めた。中には「こんなだめんずな旦那と一生添い遂げると決めたこと」(20代・女性)という容易ならざる決断も!一方で、別れもまた大きな決断。結婚ほど多くはないものの、離婚を挙げる声も見られた。それ以外でも「現在の恋人との復縁」(20代・女性)、「10年以上も付き合った恋人と別れたこと」(30代・女性)など、結婚に至る以前の恋愛にまつわる決断の投稿も多く集まった。「一人で生きていくことを決めたとき」(30代・女性)という強い決意も!続いて多くの声が集まったのは、「仕事」にまつわる決断。「就職活動をして、いまの会社に入社することを決めたとき」(20代・女性)など最初の就職を挙げる声もあれば、その後、転職を決意したときを最大の決断とする人も。ほかには「個人事業主として起業したこと」(30代・男性)、「転勤を受け入れたとき」(40代・男性)、「演劇で生きていくことを決めたこと」など多種にわたる決断が――。また、仕事以前に「進路」を選ぶ際に大きな決断を迫られた人々も多いようで「海外の大学への進学」(20代・女性)、「看護学校への入学」(10代・女性)など、将来を見据えて道を選んだという人々の投稿が多く寄せられた。女性にとって一大決心と言える「出産」を始め、「父を亡くし、母を守っていこうと決めたとき」(20代・女性)など「家族」にまつわる決断を人生の決断とする声も多数。それ以外で、女性からの声で多かったのは「ダイエット」に関する決意。中には人生最大の決意を何度も繰り返し…という人も?また、「マンション購入」など住居に関する決断も、男女問わず多くの投稿が集まった。ユニークなところでは「ひとりで初めて飲み屋に入るのは大きな決断だった」(30代・男性)、「ギャンブルをやめると決めたこと」(20代・男性)など苦しんだ末の(?)決断も!誰が何と言おうと決めるのは自分自身、決断の重さは人それぞれ…さて、あなたの人生の決断は?劇中のアリスの19歳の決断にもぜひ注目!『アリス・イン・ワンダーランド』は全国にて公開中。「大人のアリス」特集■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:驚異のスタート!『アリス』オープニング興収『アバター』超えで150億見えた?ジョニーにヘレナにアン・ハサウェイ…『アリス』キャストインタビュー付き映像が到着ティム・バートン監督インタビュー数あるヘンテコキャラの中で最も共感したのは?チェシャ猫が動く!しゃべる!『アリス・イン・ワンダーランド』本編映像到着強さと美しさ備えた「ミス・アリス」が決定!審査員でカーリング娘も来場
2010年04月27日もうまもなく日本でも公開を迎える、この春最大の話題作『アリス・イン・ワンダーランド』のキャスト陣によるインタビュー付きの特別映像がシネマカフェに到着した。アリスを導く“帽子屋”マッドハッターに扮したジョニー・デップに、ワンダーランドを支配する恐るべき赤の女王を演じるヘレナ・ボナム=カーター、その美しき妹で慈悲の心を持つ白の女王役のアン・ハサウェイ、そして19歳になった永遠のヒロイン、アリスを演じた新星ミア・ワシコウスカが、作品やアリスについてひと言ずつコメントを残している。このコメントも気になるところだが、それぞれが語るのにあわせて、凄まじいメイクを施した劇中のキャラクターの映像も映し出されるので、4人の素顔と劇中のギャップも要チェック!『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「大人のアリス」特集■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ティム・バートン監督インタビュー数あるヘンテコキャラの中で最も共感したのは?チェシャ猫が動く!しゃべる!『アリス・イン・ワンダーランド』本編映像到着強さと美しさ備えた「ミス・アリス」が決定!審査員でカーリング娘も来場『アリス・イン・ワンダーランド』を大特集!投稿企画で『アリス』グッズを6名様にプレゼント撮影快調…?ジョニー・デップ…のスタントマンがパジャマでバルコニーからダイブ!
2010年04月13日この春最大の話題作『アリス・イン・ワンダーランド』の本編映像がシネマカフェに到着!“ワンダーランド”に欠かせないあのキャラクターが姿を現しアリスに…。今回、公開されたのは原作の「不思議の国のアリス」でも人気のキャラクターで、自分の姿を消したり現したりすることができるチェシャ猫とアリスが“再会”を果たすシーン。再会…と言ってもアリスはそもそも過去に、このワンダーランドに来たことを覚えていない様子で、チェシャ猫が「あのアリス?」と喜ぶ一方で戸惑いの表情を浮かべている。チェシャ猫といえば、ディズニーアニメの「ふしぎの国のアリス」のピンクと紫の縞模様のチェシャ猫の印象が強いが、今回の“バートン版”チェシャ猫は、見た目は案外まともな猫。とはいえ、中身はやはりほかのワンダーランドの住人同様にまともとは言えなさそうで…。この映像以外のシーンで、アリスの冒険にどのように絡んでくるのか?劇場に足を運ぶ前にこちらの動画をチェック!『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。※こちらの本編特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「大人のアリス」特集■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:強さと美しさ備えた「ミス・アリス」が決定!審査員でカーリング娘も来場『アリス・イン・ワンダーランド』を大特集!投稿企画で『アリス』グッズを6名様にプレゼント撮影快調…?ジョニー・デップ…のスタントマンがパジャマでバルコニーからダイブ!『アリス』を抑え全米1位!“子供に見せたい”『ヒックとドラゴン』の最新映像到着【ハリウッドより愛をこめて】『アリス』、幅広い客層ゲットで“女王”の座に君臨!
2010年04月08日映画『アリス・イン・ワンダーランド』(ティム・バートン監督)の公開を記念した「戦う女!ミス・アリスコンテスト」最終選考会が4月7日(水)、東京・ラフォーレミュージアム原宿で行われ、応募総数9,562人から立教女学院短期大学2年生の栗生二稲(くりゅう・にーな)さんがグランプリのミス・アリスに選ばれた。栗生さんは東京都出身。同作の主演、ジョニー・デップと製作元のディズニーの大ファンだったことから応募。この日はファイナリスト8人の最終審査が行われた。栗生さんは「バレエを17年間やっているので、それを活かして自分の強さを精いっぱい出そうとして臨みました。今日は落ちてもいいから楽しもうと思って来ました」とおっとりした雰囲気の癒し系の魅力の持ち主。「これからが私のワンダーランドの始まり。アリスのように自分のワンダーランドを通って成長したい」と笑顔を弾けさせた。賞品でフロリダ旅行が贈られたほか、映画公開期間中、“ミス・アリス”として同作のPRのために活動する。第1弾としてCS放送の音楽専門チャンネル「MUSIC ON! TV」出演で“デビュー”。お笑いコンビ、オリエンタルラジオの番組にゲスト出演。この日収録を行った。放送は4月24日(土)17:00から(予定)。選考会の審査員はバンクーバー五輪のカーリング女子日本代表の目黒萌絵、本橋麻里両選手、2010ミス・ユニバースジャパンの板井麻衣子さんら6人が務めた。2選手は五輪後、初の公の場で、映画のイベントにも初参加。本橋選手は栗生さんについて「選考会の場で生き生きとして楽しそうにしていて、質問にパパッと答える頭の回転の良さも素敵でした」と絶賛。目黒さんは同映画を「本当の強さって何だろう?自分にとって譲れないものは何だろう?と考えさせられました」と話していた。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:『アリス・イン・ワンダーランド』を大特集!投稿企画で『アリス』グッズを6名様にプレゼント撮影快調…?ジョニー・デップ…のスタントマンがパジャマでバルコニーからダイブ!『アリス』を抑え全米1位!“子供に見せたい”『ヒックとドラゴン』の最新映像到着【ハリウッドより愛をこめて】『アリス』、幅広い客層ゲットで“女王”の座に君臨!来日中のジョニーの留守宅に、ブランジェリーナ家が訪問
2010年04月07日最新主演映画『アリス・イン・ワンダーランド』のプロモーションで3月22日(月・祝)、来日したジョニー・デップが記者会見に続き、同日夕方、恵比寿ガーデンプレイスで行われたファンイベントにティム・バートン監督と出席。ファン約3,800人を熱狂させた。同所内に約5,000万円、約1か月かけて建設された劇中の“赤の城”セットを、約40分かけて歩いてファンサービスに勤しみ、テレビ局各局のインタビューに回答。ハードスケジュールを押して来日した心境について「いつもサポートしてくれるファンにお礼を言いたくて来たんだ」と誠実な言葉。個性的で知られるファッションについてポイントを聞かれると「娘(10歳の長女リリーちゃん)がよくビーズでブレスレットを作ってくれるんだ」と微笑みながらスーツの袖をたくし上げ、右手首に付けた愛娘からのプレゼントをお披露目し、「おみやげ?もちろん買っていくよ」とパパの顔をのぞかせた。ファンサービスを終えバルコニー風ステージに上がると、大声援を送るファンを見渡しつつ「いつもサポートしてくれてありがとう」と手を振った。バートン監督は「日本に来るのは毎回素晴らしい体験です」と呼びかけた。同作はイギリスの作家ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」をモチーフに、19歳になったアリスが新たな冒険を通じ自分探しの旅をする姿を描いたバートン監督発案のオリジナルストーリー。同イベントにはほかに、亀田三兄弟の二男と三男ことプロボクサーの亀田大毅&和毅、19歳のアリスに因み、今年19歳になる女優の福田沙紀、谷村美月らがゲストで来場。福田さんは「デップさんは1人の人間なのに、作品ごとに全然違う顔を見せてくれる。役者としてとても尊敬できます」とウットリ。直接会話できたら?と聞かれ「パニックですよ。私、結構ビビりなので…」と恥じらっていた。一方、日本滞在最大15時間の予定だったジョニーは予定を変更し1泊することになった。プライベートジェット機で同日、午前9時10分頃、成田空港に到着したが、配給元のデイズニーによると、「1フライトを終えたパイロットは次のフライトまで一定時間を空けないといけない規定があるため、デップ側から到着してすぐに1泊したい旨の申し入れがあった」と説明。「新作の撮影スケジュールとの調整がついたようです」と付け足した。ジョニーは現在、アンジェリーナ・ジョリーとの初共演作『The Tourist』(原題)をイタリアで撮影中で、その合間を縫って来日した。23日中に離日し、同作の撮影に戻る予定。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニー・デップ歴代個性派名優に熱いリスペクト 『アリス』日帰り来日会見ジョニーよりひと足早く来日のティム・バートン監督がサプライズで舞台挨拶!ついにジョニー&アンジーがツーショットで登場!ヴェネチアでの新作撮影は順調ジョニー・デップ来日決定も、与えられた時間は最大15時間で超ハードスケジュールジョニー・デップ、計画していた友人のバンド・ツアーへの飛び入り参加を断念
2010年03月22日