「アンジェのSOBA-CHOCO市」開催中!モダンなデザインのものから、可愛らしい色絵もの、古くから愛されている民芸のものまで。見ていて楽しいラインナップのそば猪口が揃っています。今日はその中から、人気のそば猪口の一部をご紹介します。昔ながらの窯元のそば猪口に、人気作家さんのそば猪口。今欲しい「そば猪口」はどれですか?■昔ながらの窯ものに、人気作家さんのもの。今欲しい「そば猪口」って?<すぐに完売しちゃうかも。九谷青窯、徳永遊心さんの色絵のそば猪口>うつわの上でたわわに実ったみかんと満開の椿が印象的なのは、九谷青窯の人気作家さん、徳永遊心さんのもの。日本の豊かな自然を讃えるような明るい色絵が、とても華やかなそば猪口です。<九谷青窯、高原真由美さんの花散るそば猪口>爽やかな風に揺られて花びら踊るのは、こちらも九谷青窯、高原真由美さんのそば猪口。どこか親しげな高原さんのそば猪口は、毎日の食卓でどんどん使いたくなる存在です。<美濃の人気の窯元さん「SAKUZAN」の小さなそば猪口>美濃焼の人気の窯元SAKUZANから届いたのは、いくつも並べて使いたくなる小ぶりなそば猪口たち。使いやすいニュアンスカラーが魅力です。<凛とした佇まい熊本の石田裕哉さんのそば猪口>縁取りが丸く花びらのように見えるのは、熊本の作家さん、石田裕哉さんのそば猪口。こっくり色で可憐な形のそば猪口は、日本の食卓によく似合います。お蕎麦のつゆを入れるのはもちろんのこと、朝のヨーグルトカップにしたり、湯呑みにして一息ついたり、終わりそうな丈の短いお花を生けたり。現代の作家さんや窯元さんの手によってつくられた「そば猪口」は、私たちの生活にも馴染みやすいもの。ぜひあなただけのお気に入りを、「アンジェのSOBA-CHOCO市」で見つけてみてくださいね。=文・宮城=食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【アンジェのSOBA-CHOCO市はこちらからどうぞ!】
2017年08月07日「アンジェのSOBA-CHOCO市」が始まっています。人気の窯元さんや作家さんの「そば猪口」を集めた「アンジェのSOBA-CHOCO市」。モダンなデザインのものから、可愛らしい色絵もの、また古くから愛されている民芸のものまで、見ていて楽しいラインナップでお届けしています。実は生活の中であれこれ使えるそば猪口。ぜひこの機会にとっておきを見つけてくださいね。■ そもそも「そば猪口」ってなぁに?冷たいお蕎麦をいただく時に、お蕎麦をつゆにつけて「ずずずずずっ」とやるあれ。その口径5-8cm前後の台形のうつわが蕎麦つゆを入れる「そば猪口」としてよく知られるようになったのは、実は江戸時代末期〜明治時代に入ってからなんだそう。それまではただ「猪口(ちょこ)」と呼ばれ、蕎麦を食べるうつわとしてではなく、お祝いの席などでの膳で和え物やお刺身などを盛る小鉢として使われていたという「そば猪口」。形や大きさがちょうどよく、現代の私たちの生活の中でもフリーカップとして大活躍しますよ。■ そば猪口の使いみち1・湯呑みやコーヒーカップとして口が広くて高さのあるそば猪口は、手のひらにおさめてお茶やコーヒーを飲むカップとしても使えます。手のひらから伝わる温もりに心までじんわり。■ そば猪口の使いみち2・スープやおかずを入れて、汁椀や小鉢としてもスープを入れて朝のワンプレートに添えたり、野菜スティックなどを入れておつまみ皿にしたり、はたまたおかずを入れて小鉢代わりに使ったり。深さのあるそば猪口は、入れるものを選びません。ゴロゴロっとした煮物から熱々のスープまで、ひとつあるだけで幾通りにも楽しめるそば猪口です。■ そば猪口の使いみち2・デザートカップとしてアイスクリームを盛ったり、購入してきたデザートを移し替えたり。そば猪口はそんな時にも使えます。大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさのそば猪口は、おやつの時間や食後のデザートにもぴったりのサイズ感ですよ。■ そば猪口の使いみち3・フラワーベースとしてお花を生けてそば猪口は、その口に花首をかけてちょっとしたフラワーベースとしても使えます。また、お部屋にちょこちょこ置きたいサボテンや多肉植物用の小さな鉢としても!なかなかおしゃれな鉢が見つからないという方は、ぜひそば猪口を使ってみてくださいね。(水はけ用の穴がないので、あまり水を必要としない植物向けですよ。)用途を選ばないフリーカップ、「そば猪口」。ぜひ「アンジェのSOBA-CHOCO市」でお気に入りを見つけてみてくださいね。=文:宮城=食のはなし 暮らしのはなし 器のはなし 【アンジェのSOBA-CHOCO市はこちらからどうぞ!】
2017年07月22日開店前からたくさんのお客さまにお並びいただきました。ありがとうございます!17周年を記念して、東京・中目黒にて2日間限定で行いましたアンジェ初のPOP UP SHOP「アンジェの小さなうつわ市」が終了いたしました。じりじりと照りつける強い日差しの中で、私たちの「アンジェの小さなうつわ市」にお越しいただきましたたくさんのお客さまに、心より御礼申し上げます。私たち自身も、不安と緊張とそしてお客さまにお会いできる喜びで胸がいっぱいになって眠ることもできなかった2日間。皆さまに喜んでいただきたくて17年分のありがとうを込めて準備した「アンジェの小さなうつわ市」を、たくさんのお客さまに楽しんでいただけたならスタッフ一同とっても嬉しく思います。こうしたイベントを行うのは、なにしろアンジェでは初めてのこと。壁の白と什器の木目を基調とした空間にグリーンを配置して清涼感のある居心地の良い空間になるよう工夫したり、ソファを置いて小さなお子さまがくつろげるスペースを作ったり、はたまたスタッフの私物も持ち寄ってうつわの使い方の参考になるようなプレゼンテーションの場を作ったり・・・と、みんなでアイデアを出し合いながらお店づくりを行いました。自宅で生けていた花々をドライフラワーにして、こんなスタッフブローチも作ってみましたよ♪■ たくさんのお客さまにお越しいただきました私たちの不安とは裏腹に、2日間ともオープン前からたくさんのお客さまが!(暑い中、本当にありがとうございました!)普段からアンジェをご利用いただいているというお客さまに、作家さんのSNSを見てお越しいただいたというお客さま。チラシを見てお立ち寄りくださったというお客さまに、たまたま通りかかったというお客さままで!本当にたくさんのお客さまにお越しいただき、私たちの目頭もついつい熱くなってしまいました。初日には、小さなフラワーベースの作家さん:aya ogawaさんもはるばる大阪からいらっしゃいました。プライベートでしたので告知ができずにおりましたが、その場にいらっしゃったファンの方とお話するシーンも!お客さまとつくり手さんを繋ぐこうした場を設けられたのはまた、私たちとしても光栄なことです。aya ogawaさんご自身の遊び心とその優し気な佇まいを映したフラワーベースは、オンライン上で秋に行う陶器市にて再販致します。もうしばらくお待ちくださいね。「またこうしたイベントをやってくださいね。」とおっしゃってくださったアンジェのお客さまや、このPOP UP SHOPを通してアンジェを知って「ここを見ればこのうつわ達はあるのね」とショップカードをお持ち帰りくださったお客さま。「アンジェの小さなうつわ市」を通してお会いできた皆さまに、私たちが勇気をいただく2日間でした。そんな皆さまに、18年目のアンジェができること。スタッフ皆でそんなことを意識しながら前に進める1年でありたいと思います。いつまでも皆さまの暮らしに寄り添うアンジェであるように。どうぞ今後ともアンジェを宜しくお願い致します。=文・写真:宮城=暮らしのはなし 食のはなし アンジェのはなし
2017年07月18日昨日から始まった「アンジェの小さなうつわ市」。おかげさまで開店前からたくさんのお客様にお並びいただき大盛況!(写真は、ようやく落ち着いて写真が撮れる・・・と合間をみて撮ったものですが、その落ち着きも一瞬でした。)暑い中「アンジェの小さなうつわ市」にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございます!昨日は緊張と興奮とで私も含め眠れなかったスタッフも。みんな揃ってなんだかまるで小さな頃の遠足の前の晩のような心持ちでしたが、暑い中で開店前から待ってくださったお客様や、アンジェでご購入されたものを身につけてきてくださったお客様、「ちょくちょくこういったイベントをやってくれると嬉しいです。」とお声がけくださったお客様など、たくさんのお客様の存在に励まされて私たち自身がとっても楽しい時間を過ごさせていただきました。最終日となる「アンジェの小さなうつわ市」。「たくさんのお客様に喜んでいただけますように」と願いを込めて、今日も張り切って開店いたします。【angersの小さなうつわ市】2017年7月16日(日)11:00〜17:00※当日は現金のみの取り扱いとなります。※ラッピング不可となりますことをご了承ください。会場:NO DESIGN GALLERY = nakameguro gallery =中目黒駅から徒歩5分住所:東京都目黒区上目黒1-7-2※※正面改札をでて、目の前の信号を渡りスターバックスを左手に目黒川方面に進みます。川を渡り、右手に居酒屋「大樽」を越えて、左手にパン屋(ロータスバゲット)が見えたら左に曲がります。銭湯「光明泉」の隣のガラス張りのスペースが会場です。※※当日連絡先:080−2181−9710(当日営業時間のみ)<ラインナップ>・赤地径・阿部春弥・石田裕哉・icura・aya ogawa・葛西国太郎(HANI)・九谷青窯(徳永遊心、高原真由美、米満麻子、小林巧征、高祥吾、望月彩)・su-nao home・丹窓窯・田中陽三・豊田雅代・古谷浩一(古谷製陶所)・松尾直樹・・・etc=文・写真:宮城=暮らしのはなし 食のはなし アンジェのはなし
2017年07月16日いよいよ明日から始まる、2日間限定「アンジェの小さなうつわ市」。アンジェが全国各地から選び抜いた約29組もの作家さんや窯元さんのうつわたちが、東京・中目黒に大集合します。【angersの小さなうつわ市】2017年7月15日(土)11:00〜19:002017年7月16日(日)11:00〜17:00※当日は現金のみの取り扱いとなります。※ラッピング不可となりますことをご了承ください。会場:NO DESIGN GALLERY = nakameguro gallery =中目黒駅から徒歩5分住所:東京都目黒区上目黒1-7-2※※正面改札をでて、目の前の信号を渡りスターバックスを左手に目黒川方面に進みます。川を渡り、右手に居酒屋「大樽」を越えて、左手にパン屋(ロータスバゲット)が見えたら左に曲がります。銭湯「光明泉」の隣のガラス張りのスペースが会場です。※※当日連絡先:080−2181−9710(当日営業時間のみ)<ラインナップ>・赤地径・阿部春弥・石田裕哉・icura・aya ogawa・葛西国太郎(HANI)・九谷青窯(徳永遊心、高原真由美、米満麻子、小林巧征、高祥吾、望月彩)・su-nao home・丹窓窯・田中陽三・豊田雅代・古谷浩一(古谷製陶所)・松尾直樹・・・etc私たちも、ただいま張り切って搬入中。たくさんのお客さまに喜んでいただけるよう、今日はみんなで夜遅くまでお店作りを頑張ります!■ ラインナップをちょっとだけご紹介今回の「アンジェの小さなうつわ市」。一部にはなりますが、秋のアンジェの陶器市にご参加いただく作家さんたちのうつわを先行してご紹介・販売いたします。秋に向けて制作中のところに、作家さんたちにお願いして届けていただいた先行販売のうつわたち。数がちょっぴり少なめです。気になる方はぜひお早めにいらしてくださいね。<豊田雅代さん>豊田さんは栃木県益子でご活躍される作家さん。くしゃくしゃっと笑うチャーミングな豊田さんは、最近お母さまになられたばかり。お母さまになられたことでうつわに踊るその無邪気なイッチン模様の表情がどう変化していくのか、これからもとっても楽しみな作家さんです。<aya ogawaさん>aya ogawaさんが作り出すのは、たくさんの小さな花器たち。手のひらにおさまるその花器たちは、ちょっとした瞬間、ちょっとした場所に、小さな幸せをもたらしてくれますよ。aya ogawaさんから届いた箱を開けたら、なんと花器と一緒に紅花などの可愛らしいドライフラワーたちがひょっこり。なんだか温かい気持ちになった、POP UP SHOP準備で追われるある日の昼下がりなのでした。きっといつもより少しだけ豊かな気持ちになれる、お気に入りのうつわがある風景。明日、明後日と、たくさん並ぶ個性たちの中に、ご自身だけの「お気に入り」を見つけていただければ私たちもとっても嬉しく思います。17周年の感謝の気持ちを込めて。アンジェスタッフ一同、東京・中目黒「アンジェの小さなうつわ市」で皆さまにお会いできることを楽しみにしております。=文・写真:宮城=
2017年07月14日こんにちは、宮城です。今年の2月に行った「アンジェ味噌づくりワークショップ」。自家製味噌づくりに興味のあるアンジェのスタッフたちが集まって、毎年味噌を作っているというスタッフ田口に教わりました。「はじめての味噌作り=前編=」「はじめての味噌作り=後編=」あれから約4ヶ月。待ちに待った「はじめての自家製味噌」が、ついに完成です!■ はじめての「自家製味噌」気温がどんどん上がっていく中で、蓋をしたまま常温で数か月放置していた私たちの手作り味噌。田口から味噌の表面に生えるカビの存在について聞いていたこともあって、待ちに待ったとはいうなれど、蓋を開けるのがまぁコワいこと、コワいこと!写真は割愛させていただきますが、「ドロドロだったよ。」「うちのは立体だった!」「私のはパナップ状態なんだけど・・・」などなど、そのカビの形状は実に様々。同じ材料を使って、同じタイミングで作った味噌も、寝かす環境が異なればこれだけ違うものなのか!と、皆のその報告がちょっぴり面白くなってしまうほど。表面にカビが生えてしまった味噌も、田口によれば周囲の味噌ごとそのカビをしっかりと削ってしまえば大丈夫。残った部分の味噌は安心して美味しくいただけます。たくさん作った味噌は、しっかりとかき混ぜた後に保存袋などに小分けにして早速冷凍庫へ。塩分が強いため凍りませんが、この方法によって長く保存がきくそうですよ。私は早速、出来立て自家製味噌でお味噌汁を作ってみました。スーパーなどで購入できる無添加の味噌ともまた違う、コクのある美味しさにびっくり!飲み終わりに残る粗めのカスがまたなんとも手作りらしくて、お腹も心も満たしてくれるお味噌汁でした。いつだって気持ちを豊かにしてくれる、つくる悦び。さてはて、次は何をつくりましょう?=写真:平山・宮城文:宮城=食のはなし アンジェのはなし
2017年06月26日こんにちは。京都スタッフの大崎です。前回の記事を書いてから、早数ヶ月。その間、息子の卒園・入学に追われ、気が付くと桜も散ってしまっていました…。(がーん)小1の壁をよじ登る毎日ですが、やっと一息つけるようになった5月半ば、気分をリフレッシュしたくてサイクリングに出かけました。■地元の人の普段使い、鴨川に寄り添う道。桜の季節は人が押し寄せる鴨川ですが、ゴールデンウィークを過ぎた辺りから日常が戻ります。そんな鴨川に寄り添うように、北から南へと続く、川端通。御所や貴船など新緑の見どころいっぱいの京都ですが、わざわざ名所へ足を運ばなくてもこの通り歩くだけで、新緑をたっぷり浴びることができるんです!川端通(かわばたどおり)京都市の南北の通りのひとつで、鴨川・高野川の東岸を走る道路。現在の形になったのが比較的新しい(1987年)通りです。春は満開の桜並木や新緑トンネル、秋は紅葉が楽しめます。また、5月に入ると、京都の夏の風物詩である納涼床(川床)が並ぶ姿を見ることができます。納涼床(川床)(のうりょうゆか・かわゆか)二条から五条にかけて90軒ほどの店が並び、鴨川に渡した床の上で食事を楽しむことができます。現在では多国籍なお店や大衆的なチェーンなども増え(なんとスターバックス三条大橋店でも!)気軽に納涼床を楽しむことができます。夜の納涼床が中心ですが、5月・9月は昼の納涼床も楽しめます。夜はちょっと手の届かないお店も、ランチだと気軽に行けちゃうかも?■下がって上がって、鴨川デルタにゴールインご存知ですか?鴨川デルタ。私が学生の頃は、三角州と呼んでいましたが。川端通はまだまだ続きますが、疲れてきたのでひとまずここをゴールとしました。京都駅方面から川端通をどんどん北上していくと、鴨川デルタが見えてきます。鴨川になる前の賀茂川(読み方は同じですが違う川なのです)と高野川の合流地点。休日はファミリーや修学旅行生で賑やかですが、この日は平日でしたので、まったりモード。自転車を停め、近くのコーヒースタンドでコーヒーを買って一服。たくさんの緑を抜けて、いい空気を感じられた気がします。(あ!トンビがすぐに狙ってくるので、ピクニックの際は頭上にお気を付けください)京都も梅雨入り。これから祇園祭に向けてジメジメの天気が続きますが、梅雨の中休みを見つけて、街中のグリーンを楽しんでみませんか?また、納涼床本番は梅雨明けからです。京都にお越しの際は、ぜひ一度体験してみてくださいね。なんとも言えない風情がありますよ。=写真・文:大崎=暮らしのはなし アンジェのはなし おさんぽ手帖
2017年06月21日こんにちは、宮城です。もうすぐ父の日ですね。父のことに想いをめぐらせていると、あれこれ出てくるエピソード。私の夢見がちでロマンチストなところは、父譲りだなとしみじみと感じます。そんな今日は、先日溜まった手紙をポストから取り出している時にふと思い出した、幼少の頃のある不思議な出来事についてお話しますね。■ 小さな私に届いた、神さまからの手紙私がまだ小さかった頃の、ある日のお話。森の中にある私の家の小さなポストに、私宛ての1通の手紙が届きました。青い万年筆で書かれたその手紙の差出人は、なんと「守り神さま」。いつも見守っていますよ、というような内容だったことを覚えています。それからというもの、時折届く神さまからの手紙。どこに出せばいいか分からない神さまへのお返事をしたためては、住所も書かず、切手も貼らないまま家のポストに入れてみたりなんかして。(そして、いつの間にかなぜかなくなる。)そうして幼き私は、神さまと少しの間だけ文通をしたのでした。その青いインクの万年筆の筆跡が父のものと明らかに似ていると気がついたのは、それからずいぶんと経ってから。サンタさんの正体を知ってしまった時の衝撃よりかはいくらか和らいで受け止めることができた「守り神さまからのお手紙」事件は、今となっては思い出せばなんだかほっこり心が温まる、私が大切にしている幼少期のエピソードです。■ 今年の父の日は・・・そんな父に今年贈りたいのは、書斎の本棚に飾って欲しい「縞笹の苔山」。本が山積みでなんだか風通しも良くない父の書斎に、これならちょっとした涼を届けてあげられると思うから。変わらず青いインクの万年筆を好む父に。伝えきれない「ありがとう」を込めて、今年贈りたい父の日ギフトです。=写真:中島文:宮城=暮らしのはなし アンジェのはなし 【ご紹介した父の日ギフトはこちら】「縞笹の苔山」
2017年06月06日アンジェの「夏の豆皿市」が始まりました。初夏の素麺ランチには薬味をのせた豆皿たちを並べたり、吹き抜ける風が心地よい夕暮れには豆皿にのせたおつまみたちをビールのお供にしたり。いつもの食卓がなんだかとっておきのものになる、そんな魔法をかけてくれる豆皿たちをたくさん集めました。お花の形をしたものや、縁起もの。スタイリッシュなものに、可愛らしい絵柄を施したもの。アンジェの「夏の豆皿市」には、使って、眺めて、ついつい嬉しくなってしまう豆皿がいっぱいですよ。ぜひ覗いてみてくださいね。■入手困難な人気作家さんのうつわも!作家さんたちの小さな小さなうつわの世界今回の「夏の豆皿市」では、普段なかなか手に入らない人気作家さんたちの手のひらサイズのうつわたちも入荷しています。<su-nao homeさん>金属のような質感の肌に揺らぐ土の温もり。端正でいてどこか温かなsu-nao homeさんの豆皿は、こうして薬味をのせるだけで食卓が洗練された印象に仕上がります。su-nao homeを主宰される松本圭嗣(まつもとけいじ)さんが目指すのは「生活の道具作り」。自らご家族のためにキッチンに立つという松本さんが考える、「使いやすさ」にこだわったひとさらです。<石田裕哉さん>こっくりとした色味の釉薬に映るのは、古い古いうつわたちの面影。石田裕哉さんの作る豆皿たちは、インスピレーションを受けたというみん平焼(みんぺいやき)のその温かな色味を帯びて私たちの食卓にもそっとしなやかに馴染みます。「食卓の主役である料理を引き立て、他のうつわとも調和するように。」ご自身のうつわを自宅で使いながら、料理を盛った時の柄ゆきからそのサイズ感までを丁寧に確認する作業を大切にされていらっしゃる、そんな石田さんの控えめでありながら懐の深いうつわです。<松尾直樹さん>ギャーとインスタグラムで投稿されるたびに「私たちがオーダーしたうつわに何か起きたのかしらん」とハラハラしてしまうのは松尾直樹さん。ちょっぴりお茶目な松尾さんの、そのユーモアを小さな花弁にのせて。テーブルに花が咲く、そんな朗らかな印象の小さな輪花鉢も登場しました。主役は料理だということを忘れずにうつわ作りを行いたいとおっしゃる松尾さん。ぜひ思い思いに常備菜や小さなデザートなどを置いて、家族で囲む食卓を愉しんでいただきたいうつわです。夏の食卓に、手のひらサイズの小粋なうつわ。人気作家さんたちのうつわはいつもすぐに売り切れてしまうので、気になる方はお早めにどうぞ!=写真:中島・宮城文:宮城=食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【夏の豆皿市はこちらから】
2017年05月31日もうすぐ母の日。この歳になって改めて思うのは、お母さんたちの偉大さ。普段はなかなか言えない「ありがとう」をアンジェが自信を持っておすすめするギフトにのせて、この機会に届けてみませんか?■母の日ギフト1・忙しいお母さんにはお手入れいらずの癒しのボトル美しいドライフラワーを特殊なオイルと一緒にボトルに閉じ込めた「ハーバリウム」。いわゆる植物標本であるハーバリウムは生花とも異なり、なんとお手入れいらず。忙しいお母さんも、気軽にお部屋に取り入れられるお花のインテリアアイテムです。オイルの中で咲き揺らめくお花たちは、家事の合間にふと目に映るだけで毎日忙しいお母さんたちをふっと優しく癒やしてくれますよ。自然の植物の美しさを1本1本のボトルに閉じ込めているから、どれをとっても同じものはないハーバリウム。ボトルに閉じ込められた植物たちのそれぞれの美しさを、お母さんと一緒に見つけてみてくださいね。■母の日ギフト2・お料理好きなお母さんには、九谷青窯から届く藍の花のうつわたちをお料理好きなお母さんへのギフトには、九谷青窯の作家・高原真由美さんの藍の花が踊るうつわたちはいかがですか?高原真由美さんは、古い時代の様々な土地のうつわから学んできたものをフィルターに通して、現代の食卓に寄り添ううつわ作りをされている作家さん。古き良きものから教えてもらった大切なものを宿して、私たちにそっと語りかけてくれるような、そんな高原さんの「九谷青窯高原真由美4.5寸皿」です。モノの向こう側にいるヒトのことを知ると、そのモノがまるで体温を持ったかのように特別な存在として目に映るようになることも。そんな存在に囲まれた生活は穏やかでいて豊かな喜びに満ちたもの。大切なお母さんに、今年の母の日はそんな体験を贈ってみてはいかがでしょうか。■母の日ギフト3・どんなお母さんの顔も笑顔に「ありがとう」が詰まったお花たち届いた瞬間にどんなお母さんの顔からも笑顔がこぼれてしまうのは、アンジェのお花屋さんのお花たち。アンジェのお花屋さんでは、届いたそのままを飾れる「アレンジメント」と、育てる楽しみも一緒に贈る「鉢花」と、いくつになっても嬉しい可憐な「花束」と、お菓子やストールを添えた「ギフトセット」をご用意していますよ。お母さんへ伝えたい、伝えられない、そんな想いは、アンジェのお花たちに託してみてくださいね。今年の母の日は5/14(日)。普段はなかなか言えない「ありがとう」の気持ちを、こんな機会に伝えてみませんか?=文・写真:宮城=暮らしのはなし 【お母さんにこんなギフトを贈ってみませんか?】「ハーバリウム」「九谷青窯高原真由美4.5寸皿」
2017年04月28日母になって3年8ヶ月。私の母としての、母の日デビュー?はなんと産前、4年前に訪れました。当時安定期に入り、仕事に出産準備に、何かと楽しくも忙しく過ごしていた日々。そんな5月の第2日曜、私あてに荷物が。それは可愛らしいバラの鉢植え。そして母の日のメッセージカード。びっくりしていると、「もうすぐお母さんになるからね」と旦那さま。彼は昔からサプライズ好き。ただ「あ、なんかたくらんでいるな?」という気配があったり、長い付き合いだからこそお見通しの部分も多く。だけれども、こればかりは本当に想定外の出来事。とてもビックリして、でもとても嬉しくて、忘れることのできない大切な思い出となりました。妊婦時代、まだ「母」になる実感より、産むこと、育てることの不安も大きく、喜びと不安が交差する毎日。「あ、そうか、私、お母さんになるんだ」とこの日以降、一種決意にも似た気持ちをもつことができました。それから今日まで、今までの人生の中で最も慌ただしい毎日の連続。娘が、0歳、1歳、2歳の時は娘とパパから母の日のプレゼントをもらい、照れくさくも、嬉しさでいっぱいの1日。決して期待するものではないけれど、3歳になっておしゃべりも達者になった娘、今年は自分の言葉で何を伝えてくれるのかと思うと、楽しみで仕方ありません。かけがえのない家族が選んでくれた、母の日のお花、それはお母さんにとって、とても大切な、「魔法のお花」になるんです。まだプレママ、だけどママ!そんな奥様をお持ちの旦那さま、母の日には特別のサプライズをしてみるのは如何ですか?【母の日コラム】伝えたい「ありがとう」の気持ち= 写真・文:大西佳葉 =アンジェのはなし 3歳娘とママ日記 お母さんの笑顔を思い浮かべながら、選ぶ楽しさ
2017年04月21日4月になると、母の日を意識して、少し気持ちが引き締まります。私は毎年、神戸と宮崎、二人のお母さんにお花を贈りますが、今年は何にしようか…と悩むのも、この季節ならではの楽しみ。そして毎年少し時間をかけて考えるのが感謝の言葉。人の後悔で一番多いものが、「伝えられなかった想い」、らしいです。やらない後悔より、やった後悔、とはよくいったもの。仕事、恋愛、友達、対人関係においてはどんな想いも、形にして伝えなければ本当に!伝わらない!と心の底から感じます。これが家族になると、甘えや、気恥ずかしさなどがあって…なかなか想いを伝えることは難しいですよね。だからこそ、母の日は、改めて気持ちを伝えることができる、大切な機会。大きな災害のあった後、新しく家族が増えた時、逆に減った時、人生の大きな節目には、どれだけ自分が大切な人に支えられているかを痛感します。母親は子どもにとって、いつまでも特別でかけがえのないもの。いつも甘えてばかりで、泣き言も笑って聞いてくれる。私が体調を崩した時は、誰よりも心配してくれるのに、自分が病気の時はいつも平気なふりをする。私が遠く離れた土地で、家族で元気でやっていることが何よりの親孝行、と言い、私には何も甘えてくれない。お母さんはいつもスーパーマンのような存在だったけど、年をとって小さくなった背中をみると、やはり出来る時に出来るだけの親孝行、と心底感じます。そんな私の親を、同じように大切にしてくれる旦那さま。そんな彼を育ててくれた、もう一人の大切なお母さん。なかなか側にいることが出来ないのに、とても私達家族を気遣ってくれています。「ありがとう」「感謝しています」「大好き」どんなに言葉に出しても伝えきれない想いを、今年も母の日に伝えたいと思います。「お母さんにとって私は誇れる娘になれましたか?お母さんのように家族から愛され、強くて温かい女性になるのが私の夢です。お母さんの娘でいられることに感謝しています。いつも本当にありがとう。」= 文:大西佳葉 =アンジェのはなし お母さんの笑顔を思い浮かべながら、選ぶ楽しさ。早期特典開催中です。
2017年04月07日結婚して1年半となるご主人と、マンションで2人暮らしをしているアンジェスタッフ・サトハナ。ふたりの「こう暮らしたい」を詰め込んで、都心にほど近い閑静な住宅街の中に建つご主人の実家の敷地内に、ふたりの新しい住まいを建築中です。今日は、春の訪れとともにようやく完成したサトハナ家の様子をお届け。家づくりがひと段落した今日のふたり。新居への引っ越しを前にして、その顔はなんだかとっても晴れやかです。■ サトハナ家が完成しました!吹き抜けの天井ではファンが回り、天窓からは陽の光が差し込むサトハナの新居。白い漆喰の壁とほどよくエイジングされた床材で構成された空間を、アイアンの手すりや窓枠が引き締めます。【左上から時計回りに】・玄関玄関に広がる広い土間。自転車を置いたり、様々なことができそうな空間です。・2階全景吹き抜けを囲むようにして並ぶベッドルーム。壁についたアイアンの小さな小窓は、施工会社さんと交渉を重ねてようやく付けることができたこだわりポイントなのだとか。・1階キッチンまるでカフェのようなカウンターは、ちょっとした食事もできるスペース。奥にはパントリースペースも設けられ収納力バツグン。・1階ワークスペース庭に面し、リビングとガラス窓で仕切られた開放感のあるワークスペース。奥の壁にはラフな質感のブリックタイルを使って、映画の中に出てくる外国の住宅のような印象。【左上から時計回りに】・洗面台グレーのタイルが丁寧に貼られた洗面所で使ったのは、まるで外国のホテルのような蛇口。・スイッチよく触るものだから、ひとつひとつのスイッチやコンセントもお気に入りのものを取り寄せて。押し心地にこだわって選んだのは輸入もののスイッチパネル。・ドアノブトイレや、階段下収納など、アクセントに使うグレーのドアにはアンティークな印象を漂わせる真鍮のドアノブを使って。・照明お部屋の印象を変える照明にはこだわりのものを。ドアノブのカラーに合わせて自分たちで購入した小さな照明は、トイレの灯りに。【左上から時計回りに】・ワークスペース内壁(一部)ブリックタイルで仕上げた、ワークスペース内の1面。古いレンガのような、均一ではないその質感に趣が宿ります。・床フランスから取り寄せた木材を使った床はどこかこなれた印象に。トイレやサニタリースペースなどの床材はヘリンボーンにしてアクセントを。・キッチン内壁(一部)数ある中から清潔感を求めて選んだ、艶感のある白いタイル。自分たちで探してきたというシンプルなアイアンのL字金具にもよく馴染みます。・ウォークインクローゼット内白を基調とした他の部屋に対して、全面ネイビーブルーで大人っぽく仕上げたウォークインクローゼット。白い幅木で個性が際立ちます。ふと視線を落とせば、足元には小さな穴が。まだ見ぬネコの穴も、忘れずにしっかり完成しましたよ。(参照「8月のサトハナ家」)「ネコを飼いたい」「植物をもっと育てたい」「DIYに挑戦してみたい」賃貸のマンションでは実現できなかったいろんな「こう暮らしたい」をきっと叶えてくれる、ふたりの新しい住まい。またいつか、こちらでご紹介できればと思います。=文・写真:宮城=アンジェのはなし
2017年03月24日日本各地からうつわの作家さんが集まった、アンジェの陶器市が始まっています。普段店頭では知ることのできない作り手のお人柄や想いといった「うつわの向こう側」を知ることで、まるで体温を帯びたかのように温もりを感じるうつわたち。自然と湧く特別な愛着に、心もほっこりと温まります。今日は、アンジェの陶器市にご参加いただいた作家さんたちの毎日の暮らしをご紹介。作家さんたちの暮らしの中に溶け込むうつわたちには、なんだか知っているあの人へ対するような親しみを覚えます。■古谷浩一(ふるたにひろかず)さん:古谷さんのバレンタインデー「バレンタインのチョコ!やっぱり貰えると嬉しいものですね」そんなエピソードとともにインスタグラムにUPされた冒頭の写真は、信楽にある古谷製陶所の古谷浩一さんのもの。りんご皿に乗っているのは手作りチョコレート?砕いたナッツがざっくりと入ったチョコレートバーの後ろに見え隠れする小さな赤いハートがなんとも微笑ましい1枚です。■su-nao home(スナオホーム)さん:Today’s Specialは、特製中華プレートsu-nao homeさんの大き目のリム皿に乗っているのは、チャーハンに、揚げたての春巻きに、冷蔵庫の常備菜たち。キッチンに立つのが好きなsu-nao homeの松本さんの手にかかれば、今夜のメニューもお手のもの。おかずがちょこちょこ乗ったボリュームたっぷりワンプレートは、松本家の今夜のご馳走です。■赤地径(あかじけい)さん:仕事の合間にひと休み・・・張り詰めた空気の作業場で、毎日進められているうつわ作り。午後のおやつの時間にはふっとこめかみも緩まって、ついつい笑顔がこぼれます。そんなある日の赤地さんのおやつは、ワッフルとブラックのコーヒーで。美味しいおやつでひと休みをすると、午後の筆運びがちょっと違います。■松尾直樹(まつおなおき)さん:お誕生日は奥さま手作りケーキでいちごのケーキは、お誕生日の松尾さんのために奥さまが作った特製ケーキ。松尾さんがロウソクの火を消す前に先にお子さまにふっと消されちゃったのも、お誕生日の楽しい思い出。そんな楽しい思い出のケーキが残っていたから、今日はひと切れ、仕事の合間のおやつにして。作り手である作家さんたちの、うつわのある暮らし。それぞれのうつわに、それぞれの物語を乗せて、何気ないシーンがとっておきに思えるそんなひと皿です。=写真:作家さんご提供文・宮城=暮らしのはなし 作り手さんのはなし 【アンジェの陶器市はこちらから。お散歩気分でどうぞいらっしゃいませ。】
2017年02月24日京都スタッフの大崎です。寒さの厳しい毎日ですが、皆さん、旅はされていますか?寒くて外に出ることすら億劫な底冷え厳しい京都に、先日なんと東京スタッフが遊びに来てくれました。そんな日に限って…というような珍しい大雪の京都でしたが、京都スタッフ総出で観光案内をさせていただきましたので、その模様を少しこちらでもご紹介したいと思います。■京都スタッフによる京都観光案内初めての京都ということで、まずは清水寺へ。雪化粧で凛々しさを増しています。こちらもドラマや映画でよく見る景色なのではないでしょうか?二寧坂(にねいざか)や産寧坂(さんねいざか)など、面白い由来の坂や路地が集まっており、観光の方に人気のエリアです。最近では昔ながらのお土産物屋さん以外に、海外の方向けのお店も多く出店されています。■少し人と違ったお土産を探したい方に・・・少し人と違ったお土産を探したい方にはこちらのお店がおすすめ!<京東都>…個性的なワッペンやオリジナルグッズのお店です。<ARABICA KYOTO>…香港発のコーヒースタンド、日本一号店です。テイクアウトはもちろん、豆の販売もしています。<裏具ハッチ>…可愛い・美しいのに本格派!なオリジナル文具が揃っています。清水寺周辺に来られた際は、散策がてらぜひ寄ってみてくださいね。ちなみに、ランチはこちらも清水寺近くの「阿古屋茶屋(あこやちゃや)」さんでいただきました。(美味しくて食べることに専念してしまい、写真がありません・・)とても人気のお店ですので、早い時間に伺うのがおすすめです。この日は大雪でしたので、普段よりすいていてラッキーでした。■散策の締めくくりは、良縁を得る縁切り神社へ散策の最後は安井金比羅宮(通称・縁切り神社)へ。縁切り神社というと怖いイメージがありますが、”悪縁を絶ち、良縁を得る”という意味ですので、良縁で結ばれた人同士で訪れても縁が切れることはなく、更に縁は固く結ばれるそうです。みんなでこちらへお参りして、散策は終了です。■疲れた身体を癒す、町屋式のお店の創作料理夜ごはんは、京都の伝統的な町家の形(うなぎの寝床と言われています)を維持している、雰囲気あるお店へ。創作料理とおすしの「希味(のぞみ)」さんは、趣のある中庭を囲んで可愛い手鞠寿司や工夫ある創作料理をいただける女性に人気のお店です。中庭に静かに降り積もる雪を見ながら、お腹いっぱいの美味しいお料理をいただき、京都観光案内を終了しました。雪の京都観光、いかがでしたか?観光の方も少し減り、歩きやすくなる季節です。暖かくしてお出かけしてみませんか。後日、まだ少し雪の残った鴨川です。(四条大橋より)春はこの河原が桜で埋め尽くされます!その時はまた京都から、お便りしますね。=文・写真:大崎=アンジェのはなし おさんぽ手帖
2017年02月20日「ママになったら、わが子に毎日おはなしを読んであげよう。素敵な絵本をいっぱい揃えて、心が豊かな子に育つといいな」長男がお腹にいたころ、わたしはそんなふうに思っていました。まだ見ぬわが子との「読み聞かせタイム」に夢いっぱいでした。ところが、現実は…「眠いけど何か読んであげなくちゃ…その前に本棚を片付けて…やれやれどの絵本がいいか息子が選びだしたぞ…これが始まると長いんだよなあ…ノ○タンでもアンパ○マンでもいいから早く読んで寝ようよー!!」仕事や家事で疲れ果て、力を振り絞ってお風呂に入れば大暴れ、嫌がるわんぱくっこを押さえ込んでなんとかパジャマを着せて…「読み聞かせなんてやめて、今夜はさくっと寝ちゃいたい!!」これがリアルな本音。共感してくれるママ・パパは多い…ですよね?絵本は収納が難しくて値段も高い…。絵本は大きさがまちまち。細長いものもあれば、手のひらサイズのもの、とっても大きなもの…これらを本棚に収納するのは現実的に難しい。どうしてもはみ出してしまうものも出てきますし、小さ過ぎて奥へ追いやられてしまうことも。大きな絵本だとページが折れ曲がったり破れてしまうことも…。そもそも絵本って高いんです。たしかに絵はきれいだし、ことばもステキなリズムで読み心地はいいのですが、そのぶんお値段はなかなかのものですから、偏りなくさまざまな絵本を買い集めると家計を苦しめかねません。いえいえ、決して絵本がよくないと言いたいわけではないのです。筆者は絵本が大好きです。けれども、どうしても「絵本をじっくり楽しむ余裕」を捻出できない日もあるんです。時間におわれヘトヘトにどっぷりと疲れている夜に、わが子が「これにしようかな…こっちがいいかな…どっちかな…」なんてせっかく片付けたものをどんどん出して広げている。無理です。エンプティです。「早く決められないなら今日は何も読みません!!」と怒鳴りたくなってしまうこともあります。疲れたママの救世主!!何も構えずにただただ毎日「読むだけ!!」とはいえ、寝る前のひとときは「おはなし」を聞かせてあげたいじゃないですか。そこで筆者が見つけた、疲れたママ・パパの労力が最小限に抑えられる画期的なシリーズがこちら。「1日1話 3分で読める 頭のいい子を育てるおはなし366」(主婦の友社)この本の特徴は…・366日、日付順におはなしが収録されている・おはなしのジャンルはさまざま・おはなしの難易度もさまざま・読んだらシールを貼れる(1年分の台紙ページとシールがついている)1ページに1つの「おはなし」分厚い大型本で、1ページにつき1つ「おはなし」が収録されています。おはなしは宮沢賢治やアンデルセンなどの有名な童話から、日本や世界の昔話、「まんじゅう怖い」といったスタンダードな落語、福沢諭吉やリンカーンなどの伝記、「ハロウィンってなに?」といったちょっとした知識系まで非常に幅広いラインナップです。長いお話しを1ページ内に納めているので原作そのままのことばではありませんが、極力原作の雰囲気を引き継いでいるところに好感を持てます。例えば宮沢賢治の「雪わたり」では、「かたゆきかんこ しみゆきしんこ」のくだりがほぼそのまま使われていました。「読み終えたらシール」で子どももうれしい筆者は「夜の読み聞かせはこのご本ね」というお約束にしています。おかげで、せっかく片付けた本棚を「これにしようかな、あれにしようかな」で散らかされることがなくなりました。読み終えたらシールを貼れるので子どももノリノリに。どの「おはなし」から読んでも構いませんが、日付が割り振られているので迷うこともありません。数字を読めるようになった息子は、「今日はなんがつなんにち?」と確認をしたら楽しそうに「今日のページ」を探すようになりました。一石二鳥…いや、三鳥?日によって、内容が難し過ぎるかなと感じることもありますが、本書の冒頭にある「はじめに」を読むと「分からないおはなしを聞くことも意味があるな」と思いました。(以下 本書「はじめに」より引用)まだしゃべりはじめていない赤ちゃんへの読み聞かせには、言葉のもつリズムを味わって。次第に言葉の意味を理解し、一人で読める(すべての漢字にふりがなをふってあります)くらいに年を重ねれば、物語から受けとるものも変わってくるでしょう。そのうえお値段は約2,500円!!絵本なら数冊しか買えないお値段で、366夜も過ごせて、そのうえ収納がコンパクトに!!お値打ち価格としか言いようがありません。ほかにもまだある!!1日1話系の読み聞かせ本「1日1話 3分で読める 頭のいい子を育てるおはなし366」と出会うまで知らなかったのですが、調べると同じような大型本が各社から出ているようです。ざっと調べただけでこんなにありました。・ママおはなしよんで 幼子に聞かせたいおやすみまえの365話(ナツメ社)・365日のベッドタイム・ストーリー(飛鳥新社)・一日一話・読み聞かせ おはなし366(小学館)・聞かせてあげたいおやすみまえのお話366(西東社)1冊を何年も繰り返し読むのもいいですし、毎年新しい本を読むのもいいですね。同じ題材でも各社で切り口が違ったりもするので、その違いも楽しめそうです。「大全集」系の絵本が教えてくれたこと実は筆者はこういった「大全集」系の本をあまり好んで買ったことがありません。日本文学はできるかぎり原書で読みたいですし、長いお話しをむりやり縮めてしまうことにも抵抗がありました。ですが、ふとしたきっかけで「1日1話 3分で読める 頭のいい子を育てるおはなし366」と出会い、気軽な気持ちで毎晩読んでみると考えが変わりました。たしかにひとつひとつのおはなしは淡白になってしまうかもしれませんが、散らかったり選んだりする煩わしさがなくなったぶん心に余裕をもって読み聞かせができるのです。自分が知らなかったおはなしも多く、ちょっとした教養もつきそうです。お休み前の「おはなし」は親子にとって大切な時間です。イライラせずに、ゆったりとしたきもちで無理なく続けられることが何より大切だなと思います。ライター:金延さえ
2016年11月30日NTTドコモは6月4日、タカラトミーとクラウド型"おはなしロボット"「OHaNAS(オハナス)」を共同で開発したと発表した。「OHaNAS」は、「しゃべってコンシェル」の技術を応用した、パートナー向けのプラットフォーム「自然対話プラットフォーム」を初めて採用した商品。自然対話プラットフォームは、4つの技術から構成される「しゃべってコンシェル」に加え、「文章正規化」「外部コンテンツ連携」「キャラクター風発話変換」「ユーザー情報自動検出」の4つの技術から構成されるクラウド型システム。「OHaNAS」は同プラットフォームの「意図解釈」「シナリオ対話」「知識Q&A」「文章正規化機能」「外部コンテンツ連携機能」を使用している。これまでパートナーが、「しゃべってコンシェル」で活用している意図解釈機能などを用いて対話機能を利用する製品を作る場合は、会話で対になる文章をサーバに個別に登録する必要があった。これに対し、同プラットフォームでは、1つの文章を設定するだけで、同じ意味の多くの文章に応答すること、ニュース等のリアルタイムに更新される関連情報も織り交ぜた会話することが可能。「OHaNAS」は10月1日に発売される予定で、希望小売価格は1万9800円(税別)。「OHaNAS」に話しかけると、疑問に答えてくれたり、ニュースや天気などリアルタイムに変化する最新情報を教えてくれたり、晩御飯の献立を一緒に考えてくれたりと、あたかも人と会話するように自然にユーザーをサポートしてくれるという。スマートフォンやタブレットを経由し、意図解釈機能などを備えた各種クラウド上のサーバに接続することで、「OHaNAS」との自然な会話が可能になり、これまでにない自然な会話によるコミュニケーションを実現した。「OHaNAS」と会話をするには、スマートフォンやタブレットに専用アプリをダウンロードが必要。電源を入れ、端末とペアリングした後、頭をなで、目のLEDランプが青色になれば、話しかけることが可能になる。
2015年06月05日毎月17日は、お買い物で全商品がポイントアップする「アンジェいいなの日」!11月は週末スペシャル!いつもより1日長く開催いたします。シルバー会員の皆さまはポイント2倍に、ゴールド会員の皆さまはポイント3倍に、プラチナ会員の皆さまはポイント4倍に。全商品が対象です。期間 2019年1月16日(水) 17時〜11月18日(金) 10時までぜひこの期間にアンジェでのお買い物を楽しんでくださいね。⇒ アンジェの会員ランクシステム詳細はこちら ファッションセールは今がアツい!?あのアイテムもどーんと追加寒さは今からが本番!あったかニットや、コートなど。もうひとつ買い足しておけば、これから活躍するシーンは沢山。昨日は、ファッションセール会場にも今季新作のアイテムがどーんと追加中。在庫切れ間近のものも多数。お早めのチェックを! メガネのように?大切にアンジェの防災グッズの中で、今、注目の的。と言えば、ピーーーーッ♪ピーーーーッ♪笛に見えないビジュアルで、バッグにアクセ感覚で付けられる防災キーリング。ココで、プチ豆知識。実はこれ、メガネのまち・福井県鯖江で、熟練のメガネ職人さんが丁寧に削りだし、磨き上げる技が込められた一品。プリントじゃないから、時が経ってもメガネのように長く大切に使えるんです。そんなキーリングですが、なんと、早くも1,000個突破中〜。今ならアルファベットの種類も選べます。⇒ エッフェアルファベットキーリング/effe 進学準備にこんなのまってた!春からウキウキわくわくの入学、進学。でも働くママには心配事もたくさん。でもこんなアイテムがあると、不安もバイバイ出来るかも!?子どもの帰宅をママ、パパのLINEに自動で送信〜その名も「ただいまキット」取り入れやすさも魅力です。⇒ キュリオ/ただいまキット/Qrio【送料無料】 トップシーズンに突入〜インフルエンザ対策にはコレ!1本で、除菌、消臭、インフルエンザやノロウィルスにもきいてくれるという万能な1本。玄関で「帰ったらまずは、すぐに除菌!」を習慣することが大切。食品成分だけで作られているので、小さな子どもにも安心して使えます。まずはご自宅で出来るケアでしっかり予防をして、万全な体調で冬を乗り切りましょう。⇒ 暮らしの景色を美しく〜JAMESMARTIN アンジェ編集部気ままな暮らしのライフスタイルショップ。話題のグッズや限定イベント、暮らしに役立つ情報をお届けします。
2001年12月05日毎日たくさんの雑貨や、最新家電、キッチングッズに囲まれるアンジェスタッフ。そんなアンジェスタッフが、プライベートでも愛用中の一品を紹介するこのコーナー。今回はとにかく愛用者が多い!あの除菌アイテムをご紹介です。風邪対策以外にも、用途は抜群!どれを?どんなシーンで?「ジェームズマーティン」と「A2ケア」どう違うの?人気の2大アイテムを日々使用しているアンジェスタッフ。そのリアルレポートをお届けします。苅谷(広報、アラサー女子)の愛用品〜JMこんなふうに使ってます!JMはこれ1本で、除菌、消臭、インフルエンザやノロウィルスにもきいてくれるという万能な1本。シュッと一吹きするだけでOK。濡れている場所でも効果がかわらず使えるので、主にキッチンで使っています。定期的に浸け置きしたり、ということが億劫に感じてしまうあまり几帳面ではない私にとっては、JMは欠かせない存在です。調理前のまな板や、包丁、ボウルに吹きかけたり、調理前に手にも一吹き。食品成分だけで作られているので、安心して使えるのも嬉しいポイントです。以外な使い方!?としては、グラスや鏡を吹き上げる時、JMで吹き上げるとピカピカになりますよ。何よりお気に入りのポイントは、出しっぱなしでも絵になるところ。別の除菌スプレーを使っていた頃は、生活感が出るのが嫌で見えないところに収納し、日常的に使わなくなってしまいました。JMはキッチンに置いてある姿もサマになるので、目に入った時に使うように。JMをお迎えしてからキレイ好きになった気がしています。携帯用は、ポーチに常備。風邪が流行るこれからの季節は特に、必須アイテムです。JMは、インフルエンザ&ノロウィルス対策にも有効なので、通勤して会社についてから、また、帰宅後手洗いの後に必ず使用します。旅行の時にも大活躍。おしぼりがない場所や、そとご飯のシーンでも食べる前にシュッと除菌。友人にも使う?と貸すことが多いのですが、女子力高いね!と褒められます。(笑)海外や夏フェスなどトイレの衛生面が気になる場所への旅行でも、JMが1本あると安心です。⇒ ジェームズマーティンフレッシュサニタイザースプレーボトル500ml ⇒ ジェームズマーティンフレッシュサニタイザー携帯用30ml 編集部田中(2児ママスタッフ)のお気に入り、消臭&花粉にはA2ケア子どもが生まれてから日々の生活で除菌を強く意識するようになりました。戸建ての我が家は、ゴミがたまってきても、すぐに捨てられないのが悩み。そんなときゴミ箱にシュッシュするだけで、驚くほどの消臭効果が!赤ちゃんのおもちゃや、ベビーカーにも安心して使える成分もお気に入りのひとつ。JMも愛用していますが、アルコール臭が個人的に少し苦手で。A2ケアなら無臭なので、気持ちよく噴射できるところがお気に入りです。また大人になってから発症した花粉症が毎年の悩み。薬を服用していても、涙・鼻水・目のかゆみは収まりきらず、色々な対策方法を試してきました。そこで私の助けになるのがA2ケア。帰宅したらまず自分の上着をシュッシュ。自宅の床や、カーテンにスプレーするだけで、花粉が分解。自宅での症状が明らかに軽くなりました。飲み会帰りの主人のスーツも、A2ケアで気持ちよく消臭。アルコールタイプだと生地を選びますが、ほぼ水でできているA2ケアなら安心です。スターターセットには携帯サイズが2本ついているので、1本はマザーバッグに入れっぱなしにできるのも嬉しいところです。⇒ A2Care除菌消臭剤300mlスプレータイプ ⇒ A2Care除菌消臭剤スターターセット(25%OFF) まとめ〜生活スタイルで使い分けアンジェスタッフ内でもJM、A2ケアはほぼ全員が使っているといっても過言ではないアイテム!その声をまとめてみると…■JMお風呂場、トイレなど水まわりの除菌保存容器、お弁当箱、まな板などキッチンまわりの除菌インフルエンザ、ノロウィルス対策■A2ケアカーテン、寝具、ラグ、ソファ、洋服の除菌・消臭部屋干しの生乾き対策消臭、キッチンや玄関の匂い対策花粉症対策という棲み分けがされていることがわかりました。風邪の季節、マスクにシュッ!はどちらも効果的ですが、「アルコール臭が飛ぶまでの時間を待つよりA2ケアが楽」、「JMをシュッシュすると子どもが匂いが嫌というので、A2ケア派」という意見も。また「手洗いソープなどシリーズで揃えられるのでインテリアが統一できるのでJMが好き!」「JMシリーズをフルで使用してから、子どもがインフルエンザにかかっていない!?」なんて驚きの声もありました。ただ機能、インテリア映えするルックスはどちらも折り紙つき。除菌アイテムを生活に取り入れる参考に是非どうぞ! ■暮らしのはなし アンジェのはなし アンジェ編集部気ままな暮らしのライフスタイルショップ。話題のグッズや限定イベント、暮らしに役立つ情報をお届けします。
2001年12月05日こんにちは、アンジェ web shop 広報の苅谷です。9月1日は防災の日。地域での防災訓練やイベントがあったりと、防災を見直し考える機会。ご家庭でも防災グッズの見直しや点検をしませんか。今回は、日々の暮らしの延長で備える事が出来る”アンジェ的”「防災グッズ」をご紹介します。■非常食の常識をくつがえす、選べて美味しい!新発想の備蓄食一昔前の非常食は、味はあまり期待できなかったり、メニューも決まりきったものしかない、というイメージがありましたが、最近では美味しい非常食も増えてきています。中でも、今注目なのが、 「IZAMESHI(イザメシ)」。 「いつでもおいしい!どこでもおいしい!」をコンセプトに、味にもパッケージにもこだわった新発想の備蓄食シリーズ。イザメシが誕生したきっかけは、スタッフが、東日本大震災の被災地で、保存食は美味しくない、種類が少ない、、というという現状を経験したことを機に開発された保存食シリーズ。何と言っても豊富なラインナップが魅力。わかめご飯に肉じゃが、うどん&パンから、リゾット、ビーフシチューまで。非常食としては珍しいメニューも用意されています。まず揃えたいのがこちら、 <IZAMESHI3日分の保存食セット>。 災害時にライフラインが機能しなくなった場合、復旧するには一般的に3日かかると言われています。そんなデータに基づいて3日分を目安とした保存食セットに。自宅避難の際にもあると心強い一品です。ご飯やおかずだけでなく、スイーツ、パンも入っているので、毎回飽きずに食べられます。BOXに入っているので、車に積んでおいたり、玄関などすぐに取り出しやすい場所にストックしておくことも。※現在、完売しております。次回入荷は9月中旬を予定しています。入荷のご案内は、メールマガジン又はアンジェ公式Instagram、LINEでお知らせいたします。〜各アカウント登録はこちら〜 ・メルマガ登録 ・アンジェ公式 Instagram ・アンジェ公式 LINE ■エコな使い捨て簡易グリルで、温かい物を食べるほっとした瞬間を。災害時では、ガスや電気が絶たれ、火を使った調理が出来ないことも想定されます。そんな際に、組み立てて、チャッカマンで火をつけるだけの 「5分で着火!クラフトグリル」。 が重宝します。台をセットして、4角に火をつけるだけ、約5分でグリル温度に達します。使用されている竹炭は油が落ちても煙が立ちにくいのも使いやすいポイント。炭火でじっくり焼き上げるので、食材も美味しく焼き上げてくれますよ。野菜や焼肉用のお肉なら3〜4分で、手羽先などは約15分くらいで焼き上がりました。メーカーが推奨する、火力の持続目安は約60分。焼くものによりますが、実際に使用したところ〜80分くらいは十分食材が焼ける火力は感じられました。さらに、エコ先進国のデンマークのアイテムとあって、使用されている素材はすべて土に還るエコ素材。燃えるゴミとして処分することが出来ます。ストック用には、4個セットがおすすめです。 ▶クラフトグリル4個セット ■食中毒、感染症対策に欠かせない「除菌スプレー」は500ml 1本をマストに。災害時には生活用水が分断され、手や食器がこまめに洗えないことも。避難所など密集した場での生活においては、食中毒やインフルエンザ感染のリスクも高まります。非常用袋の中に、除菌用アルコールスプレー500mlを1本備蓄することがおすすめ。除菌スプレーを選ぶ際には、食中毒や感染症対策にも使える商品だと安心です。除菌用アルコール製剤 「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」 は、食のプロの現場や医療現場で食中毒、ウイルス対策として採用されている製品。実際に東日本大震災や、熊本地震の被災地では、避難所での感染対策、衛生面でのケアに活用されていたそうです。日常とは違って十分に洗えない調理器具や、食器も。汚れを拭き取ってからシュッと一吹きしてから、使用することで食中毒対策に有効です。また、食品成分のみで作られているので、ベビー用の哺乳瓶や食器にも安心してお使いいただけます。他にも、手洗い後の除菌や、お手洗いでの衛生面でも重宝します。ジェームズマーティンは、製造後未開封の状態で4年間保存が可能ですよ。■厚さ1.5cmのソーラーライトで太陽の明かりを持ち歩く懐中電灯の他に、その辺り一帯を照らすライトも必要です。厚さわずか1.5cm、重さ75gのソーラー式LEDライト 「ソーラーパフ」 。太陽光充電式ですが、そのコンパクトさからは驚くくらい、パワフルに照らしてくれます。広げた時は11×11×11cmの立方体。軽くて防水仕様なうえ、最大12時間の長時間点灯も可能。生地に網目が入っているため、中のLED10灯の光を屈折させ拡散することで、眩しすぎず、明りを広げてくれます。■いざという時に入手しにくい子供用のグッズを備える災害時には、お子様用の必需品が直ぐに手に入らないことも。おむつやおしり拭き、離乳食はもちろん、子供用の歯ブラシも防災グッズに備えておくことをおすすめします。歯医者さんが作った子供用の歯ブラシ 「HAMICO」 。どうぶつやのりものなど、子供たちが大好きなイラストが描かれています。可愛らしいイラストに、安心して歯磨きタイムを過ごせそうです。また、災害時に不安にならないように、子供が好きな「おやつ」も用意して置きたいもの。 「CANNEDBREAD長期保存できるデニッシュ缶」 は、ケーキのようなフワッとした食感とほんのり感じる上品な甘さが評判のデニッシュパンを作る京都祇園発祥の「ボローニャ」から発売された、長期保管可能なデニッシュパン。最大3年3ヶ月の長期保存ができます。味もプレーン・メープル・チョコレートの3種から選べ、缶の中にギッシリ詰まったパンは食べごたえ十分。パッケージイラストの可愛らしさも、不安になる非常時に、ふと心和ませてくれます。いかがでしたでしょうか。最近では、近い将来やってくる災害に備える「備災」、そして被害を最小限にとどめる「減災」という考え方も広まってきています。ぜひこの機会に、備災として「防災グッズ」の見直し、点検をしませんか。 ■暮らしのはなし
2001年12月05日