ON Semiconductorとオーディオ技術企業のAfterMaster HD Audio Labsは、共同でオーディオ向けデジタル信号処理(DSP)チップ「BelaSigna 300R AM」を開発し、発売を開始したと発表した。同製品は、1.8V電源で4mA動作が可能なほか、リアルタイムのマスタリング/リマスタリング処理技術、独自のAdaptive Intuitive Responseメカニズムを使用して原音の品質を維持するとともに、あらゆるリスニング体験にこれまで以上に奥深く明瞭で豊かな音質を提供するAfterMaster HDのアルゴリズムを実行することで、テレビ、ヘッドフォン、スピーカー、携帯端末、ストリーミングサービスなどをはじめとするオーディオ機能を備えた機器やサービスに対して高音質のハイファイサウンドを提供する。また、小型のWLCSPパッケージを採用しているほか、低消費電力であるため、ヘッドフォンやスマートフォンなどの小型のエレクトロニクス製品でもAfterMaster HD処理技術を活用することが可能になるという。なお、同製品はON Semiconductorのグローバルな販売チャネルおよび流通ネットワークを通じて入手することが可能だという。
2015年05月08日フックアップは、Universal Audio社のDSPシステム搭載高品位オーディオインタフェース「APOLLO」の次世代モデル「APOLLO8 DUO」と「APOLLO 8 QUAD」を発売した。価格はAPOLLO 8 DUOが税別24万5,000円、APOLLO 8 QUADが税別31万円。同製品では、好評のUniversal Audio APOLLOシリーズをさらにブラッシュアップ。次世代A/D、D/Aコンバーターをはじめ、オンボードUAD-2 DSP、クラシックなプリアンプのエミュレーションをソフトウェア/ハードウェアの両面で完璧に実現するUNISONテクノロジーなどを採用している。また、同時に4台までのAPOLLO、トータルで6台までのUADデバイスをThunderboltケーブルでカスケード接続可能(Macのみ)。さらに、610-BTube Preamp & EQ、Softube Amp Room、LA-2A、1176、Fairchild Compressor、Pultec EQなどを含むRealtime Analog Classics Plus プラグインバンドルが付属する。なお、上記2製品と同時に発表された、1Uラックマウントタイプ、ブラックカラー、SHARCプロセッサー4基搭載、UNISON対応マイクプリ8基搭載のオーディオインタフェース「APOLLO 8P」(税別37万円)については2015年6月下旬発売予定、Mac用18x20 Thunderbolt 2オーディオインタフェース「Apollo 16」(税別37万円)は2015年7月下旬発売予定とのこと。
2015年05月01日既報の通り、アビーはこのほど、ハイレゾ音源に対応したオーディオPC「ADIVA K1/ADIVA K10」を発表し、同社オンラインショッピングサイト「abeeSTORE」にて発売を開始する。これに合わせて都内で記者説明会を開催し、製品の特徴を説明した。そもそもアビーはPCケースの製造と販売で広く知られたメーカーだ。そのアビーが何故、ハイレゾ対応PCを開発することになったのか。製品の説明を行ったアビー 代表取締役 社長の坂口信貴氏によると、きっかけは知人からハイレゾについて紹介されたことから始まるという。実際にハイレゾ音源を聞いて、その音のよさに魅力を感じた一方で、オーディオの世界は奥が深く、どのような製品を組み合わせればよいのかわかりにくさもあったという。そこにあれこれ悩まずに購入してすぐにハイレゾ音源が楽しめる本格オーディオPCの市場性があると判断した。オーディオ部分(DAC/スピーカー)に関してはオンキヨーの協力を得て作られており、日本オーディオ協会のハイレゾ定義に準拠した「ハイレゾロゴ」の付与されたPCは日本初だ。ADIVAシリーズはまずDACを内蔵したADIVA K1とONKYO DAC-1000と組み合わせたADIVA K10をリリースする。静音性を重視したファンレス構成(CPU・電源ファンレス+SSDで、回転パーツはブルーレイディスクドライブのみ)となっているだけでなく、要所に制振ラバーワッシャやラバーシート、大型のアルミ削り出しインシュレーターを使用して騒音抑止を行っている。トップパネルには旭化成の「パルシャットMU」を張り付けて、電磁ノイズ放射低減を考慮している。再生ソフトは定評あるFoobar2000をアビーが独自にカスタマイズしたものを使用している。さらに操作性を向上させるためにスマホやタブレット端末から再生管理を行う「aLink」というWebベースのアプリケーションを使うことでコントロールが容易に行えるようになっている。対応コーデックも幅広く対応している。加えて「非ハイレゾ音源」をハイレゾ相当にアップサンプリング保存する「DiMO」機能があることが特色だ。このほか、アビーでは、2015年6月に「ADIVA K1/ADIVA K10」の上位モデルとなる「ADIVA P10」の発売も予定しているという。
2015年04月27日アビーは22日、ハイレゾ音源が再生できるオーディオPC「ADIVA(アディーバ)」を発表した。オンキヨー製スピーカー付属モデルを用意し、日本オーディオ協会のハイレゾ定義に準拠。PCではじめてハイレゾロゴが付与された製品という。同日より直販サイト「アビーストア」で販売開始する。ラインナップは「ADIVA K1」および「ADIVA K10」の2シリーズで、それぞれに標準モデルとスピーカーレスモデルの2種類を用意する。価格はK1の標準モデル「ADIVA K1A」が179,800円、スピーカーレスモデル「AD-K1N-SV」が159,800円。K10の標準モデル「AD-K10A-SV」が259,800円、スピーカーレスモデル「AD-K10N-SV」が229,800円(いずれも税別)。本格オーディオシステムと違い、機器の組み合わせやケーブル配線が不要で、高品質のハイレゾ音源が楽しめるPC。シャシー接合部には制振スポンジラバーシートを装着し、また、肉厚のアルミニウム合金による独自の放熱設計を採用することで電磁ノイズを抑制し、クリアなサウンドを実現した。PCケースや周辺機器を中心に製造・販売を手がけるアビーだが、PC本体の製造は初という。○ADIVA K1主な仕様は、APUがAMD E1-2100(1.0GHz)、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが256GB SATA3 SSD、グラフィックスがAMD Radeon HD 8210(APU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、サウンドはメインボードがRealtek ALC887、拡張カードがONKYO SE-90PCI、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。インタフェースはD-Sub×1、HDMI×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit対応有線LAN、ライン入力×1、ライン出力×1、マイク入力×1に加え、拡張カードとして2chアナログアウト(RCA)×1、デジタルアウト(光)×1など。Logicool製キーボード、マウスも付属する。本体サイズはW215.0×H106.3×D290.5mm、重量は約3.1kg(本体のみ)。標準モデルのみ、15W+15Wのオンキヨー製スピーカー「ONKYO GX-100HD」が付属する。○ADIVA K10主な仕様は、CPUがIntel Celeron J1900(2.0GHz)、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが256GB SATA3 SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、サウンドはRealtek ALC887-VD、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。インタフェースはD-Sub×1、HDMI×1、USB 3.0×1、USB 2.0×4、Gigabit対応有線LAN、ライン入力×1、ライン出力×1、マイク入力×1など。Logicool製キーボード、マウスも付属する。本体サイズはW215.0×H106.3×D290.5mm、重量は約3.1kg(本体のみ)。標準モデルのみ、40W+40Wのオンキヨー製スピーカー「ONKYO GX-500HD」が付属する。
2015年04月22日今や、世界で約14億もの人が利用し、人と人、人と情報をつないでくれるフェイスブック。アメリカで誕生したことを知っている人は多いと思いますが、今は日本にも支社があります。フェイスブック ジャパンにはどんな人たちが働いているのか、実際にオフィスを訪ねてきました!お話を伺ったのは、去年7月に入社した古田理恵さん。古田さんは、クライアントソリューションズマネージャーとして、フェイスブックに広告を出す企業に効果的な広告の運用方法を提案しています。古田さんがユーザーとしてフェイスブックを始めたのは、2005年頃。まだサービスが始まって1年ほどしか経っていない頃で、当時アメリカに留学していた彼女は、フェイスブックが世界中に広がっていくのを目の当たりにしていたそうです。大学卒業後、インターネット関連企業で働いていた古田さんでしたが、「ユーザーとしての気持ちがないと、サービスを良いものにしていくのは厳しい」と考えるようになり、毎日使っていたフェイスブックのサービスに携わりたいと、転職を決意しました。これまで古田さんが働いていた200人、2,000人といった規模の企業よりも今はまだ社員の少ないフェイスブック ジャパンでは、「コミュニケーションがすごく密で、社員全員がそれぞれの顔を知っている状況にあり、仕事上でもプライベートでも仲が良い」と言います。さらに「本社からの指示だけではなく、自分たちの力でフェイスブック ジャパンという会社を作り、新しい文化を生み出していこう、という気持ちを、みんなが持っているところが刺激的」とイキイキとした表情で語っていました。インターネットは、リアルタイムで結果がわかる世界。広告を出した翌日には、その成果をクライアントと共有できること、その結果を喜んでくれるクライアントが多いことに大きなやりがいを感じるそうです。「メッセージングや画像ひとつで反応が違ってくるので、クライアントそれぞれの課題や目的をきちんと理解し、一緒に解決していくというスタンスが大切です」と、ビジネスにおけるフェイスブックの魅力を感じながら、日々仕事に励んでいるそうです。古田さんは「新たな商品が次から次に生まれ、とても動きが速い世界なので、普段から勉強が必要です」と言いつつも、ただ仕事に追われているだけではない印象を受けました。伺ってみると、社内では社員同士のコミュニケーションを促進させるためのイベントが多数行われているそうです。例えば「Bring Your Kids To Work Day(子供を会社に連れてこよう)というイベントでは、社員がお子さんを会社に連れてきて、他の社員のお子さんと一緒にイベントを楽しんだり遊んだりすることができます。また社員全員が参加する運動会のようなゲームデイもあります」と、なかなか日本の企業では見られないイベントも。毎週金曜日の夕方には、ハッピーアワーと称してオフィス内の共用スペースに集まり、一週間の出来事をみんなで話す時間もあるそうです。また「お互いがフェイスブックでつながっている社員が多いので、週末をどんな風に過ごしていたかがわかり、コミュニケーションに発展することもあります」といったことは、フェイスブックならではかもしれません。アメリカ留学中に女性学を学び、女性の働き方には特に関心があるという古田さん。これまではなかなか女性が働き続けるロールモデルに出会えなかったと言いますが、「フェイスブックでは、アジア太平洋地区のイベントなどで、女性のリーダーに会うことも多くて、こういう風に生きていくことができるんだというのを感じます」と、女性であることがハンデにならないことを実感しているそうです。また、育児休暇を取得したり、保育園の送り迎えや家事に積極的な男性社員も多いそうで、「女性男性関わらず、結婚や出産などの大きな変化があっても、仕事と両立できる」と、安心しながら将来へのイメージを広げているようでした。「もっとフェイスブックの良さをクライアントに伝えていきたいし、クライアントの目標にもっともっと応えていきたい」とますますやる気に満ちている古田さん。最後には、「自分もフェイスブック ジャパンのカルチャーに貢献していきたいです」と、笑顔で宣言していました。会社について語る古田さんの明るい表情を見ていると、フェイスブック ジャパンの働きやすさや仕事のやりがいが伝わってくるようでした。古田さんのような社員のみなさんの力により、フェイスブック ジャパンがどんどん成長を遂げるに連れて、フェイスブックはより使いやすい、役立つサービスになっていくはず。ますますフェイスブックへの関心と期待が高まる訪問となりました。・フェイスブック 公式サイト
2015年04月16日DTSは4月10日、次世代MDA(マルチディメンションオーディオ)技術である「DTS:X」の詳細を発表した。既存のサラウンド技術は5.1chや7.1chといったように、コンテンツのオーディオチャンネル数やスピーカー構成が定められている。DTS:Xは、これらの制約を受けない新たなサラウンド技術だ。DTS:Xのシステムはスピーカーのリマッピングエンジンを搭載しており、室内の視聴位置周辺の半球形の中ならば、スピーカーをどこに置いても、効果的にサラウンド再生を行うことができる。DTS:Xのコンテンツでは、各サウンドの位置がメタデータで記されており、デコーダーはそこから個々のサウンドをどの位置から聞こえるようにするのか展開する。再生環境ごとにスピーカーの配置が異なっても、リマッピングエンジンによって解析されるため、何台のスピーカーがどのような位置にあっても最適化されたサラウンド再生を提供できる。2015年夏には、各社よりDTS:X対応のAVアンプやレシーバーが市場に投入される予定となっている。デノン「AVR-X7200W」とマランツ「AV8802」が2015年中にファームウェアアップデートで対応予定。オンキヨー、ヤマハは、2015年秋までにDTS:X対応モデルを市場に投入する予定だ。
2015年04月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■「Sara Superhero」ヴァレリー・フィリップス(Valerie Phillips)写真家ヴァレリー・フィリップスの新作写真集は、本とZINE(同人誌)の中間にあたるミニブック。近年、アルビダ・バイストロムを撮り続けていたフィリップスが、新たにLA出身のサラ・カミングス(Sara Cummings)をモデルに撮り下ろした。一見少年のような出で立ちで、ちょっと風変わりな女の子、サラの魅力を余す事なく伝えている。サラはInstagamに17万人以上もフォロワーがいるほど密かに人気。現在、東京でもモデルとして活動しており、東京・渋谷でのタケオキクチ15-16AWのランウェイショーにも出演した。【書籍情報】「Sara Superhero」著者:Valerie Phillips言語:英語ソフトカバー/32ページ/220x170mm発刊:2015年価格:3,000円
2015年04月11日zionoteは10日、USBオーディオ用にノイズ対策を施したUSBハブ「SOtM tX-USBhubIn」を発表した。4月24日より発売する。価格は税込43,000円。USBオーディオのために設計されたオーディオ専用2ポートUSBハブ。PCのマザーボードと直接接続し、拡張スロットにオーディオ専用のUSBポートを増設する。音質に影響を与えるノイズ対策として、超低ノイズ定電圧回路と超低ジッター発振回路などを搭載。製品自体が発するノイズも抑制している。外部電源入力端子も搭載し、オーディオグレードの電源を利用することで高音質環境を構築する。使用の際のドライバのインストールは不要。
2015年04月10日ヤマハミュージックジャパンは、Steinberg Media Technologiesとヤマハとの共同開発によるスタインバーグブランドのUSBオーディオインタフェース「UR242」を発売する。発売時期は3月下旬。価格はオープンプライス。同製品では、小型のボディーにClass-Aディスクリートマイクプリアンプ「D-PRE」2基とPAD搭載のコンボジャックを内蔵しており、高感度マイクや大出力のライン機器など幅広い入力ソースに対応。また、TRS入出力(Ch1はHi-Z切り換えあり)、MIDI入出力も搭載しているため、シンセサイザーなどのMIDI楽器やパワードモニタースピーカーなどを接続し、本格的な音楽制作環境を手軽に構築可能だという。さらに、リバーブ「REV-X」、チャンネルストリップ「Sweet Spot Morphing Channel Strip」、ギターアンプ「Guitar Amp Classics」など3つのDSPエフェクトを備え、同種のVST3エフェクトも収録。それに加え、インターネットの動画配信などに便利な「ループバック機能」もサポート。Windows/Macのほか、iPad(「Apple iPad Camera Connection Kit」または「Lightning - USBカメラアダプタ」が必要)とも接続が可能だ。なお、DAWソフトウェア「Cubase AI」が付属する。
2015年03月24日ヤマハミュージックジャパンは10日、Steinberg Media Technologiesと共同開発した、幅広い入力ソースに対応するUSBオーディオインタフェース「UR242」を発表した。3月下旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は20,000円前後。24bit/192kHzに対応するUSBオーディオインタフェース。入力4系統 / 出力2系統のDSPミキサーを搭載する。マイクプリアンプ「D-Pre」を2基内蔵し、高感度マイクや大出力のライン機器などの入力ソースに対応。「TRS」と「XLR」の両方が使用できるコンボジャックを採用しており、「TRS」入力は「Hi-Z」切換えができるため、エレキギターやベースを直接接続できる。背面には、TRS入力×2、TRS出力×2、MIDI入出力を搭載。シンセサイザーなどのMIDI楽器などを使っての音楽制作環境も構築できる。リバーブ「REV-X」、チャンネルストリップ「Sweet Spot Morphing Channel Strip」、ギターアンプ「Guitar Amp Classics」の3つのDSPエフェクトを内蔵。「VST3」エフェクトも付属し、ミキシングにレコーディング時と同じ設定でエフェクト処理を行える。「ループバック機能」では、入力端子に接続されているオーディオ機器の信号とPCのオーディオ信号を内部で2チャンネルにミックスする。デジタルオーディオワークステーションソフト「Cubase AI」のダウンロード版が付属。本体サイズはW198×D159×H47mm、重量は1.3kg。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1、Mac OS X 10.7.5~10.10。
2015年03月12日MOTUは、次世代のオーディオネットワーキングシステムであるAVBを採用した採用したコンパクトなオーディオ・インタフェース「UltraLite AVB」を発表した。3月13日発売予定。HRオンラインストア価格は9万9,360円。同製品は、レコーディングの際に気軽に持ち運べる小型・軽量のボディーに、ふたつのマイク入力をはじめ、ふたつのギター入力、6つのライン入力、8つのライン出力、ヘッドフォンアウト、1系統 のADAT入出力(TOSLINK対応)など、最大18入力/18出力を搭載。コンピューターとのUSB2.0端子での接続に加え、Mac OS X Yosemite以降を搭載したMacとEthernet端子で接続することで、オーディオインタフェースとしての利用が可能となっている。また、大型ミキシングコンソールのように設計された48chのデジタルミキサーを内蔵しており、クラス最高のオーディオクオリティと自由度の高いルーティングを実現する。さらに、UltraLite AVBに搭載されたネットワークポートを、イーサネットケーブルでMOTU AVBインタフェース(1248、8M、16A)と接続するだけで拡張も可能。なお、UltraLite AVBをコントロールするための専用Webアプリケーションも用意され、有線またはWi-Fi経由でWebブラウザより各種設定操作を行える。
2015年03月10日ASUSTeK Computerは6日、PC用PCIオーディオカード「Xonar D-KARA」を日本国内向けに販売すると発表した。7日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は6,500円前後。PCで再生するオーディオ出力とマイク入力の音声をリアルタイムでミックスできるPCI接続のオーディオカード。デジタル回路とアナログ回路を分離して配置することで、ノイズの影響を抑え。クリアな音質を実現する。音楽のジャンルに合わせて「ロック」「ロックプロ」「バラード」「バラードプロ」「スペシャル」という5つの音質プリセットを用意する。手動で詳細な設定が可能なほか、複数のプリセットを組み合わせられる。また、音質の設定項目は6種類で、オーディオ出力の音質を変更できる。ミックス処理用にDSP(Digital Signal Pocessor)を搭載し、各種音質効果の適用や音声のミックス処理をハードウェアで行うことで、遅延を5ms程度に抑えることができるという。このほか、音楽のボーカル部分のみを弱める「ボーカルキャンセル機能」と全体のキーを変更できる「キー変更機能」を搭載し、市販されている音源を利用して歌の練習やカラオケを楽しむこともできる。主な仕様は、オーディオプロセッサがC-Media CMI8786、DSPがCirrus Logic CS47028C、SN比が106dB、THD+Hが0.0013%(-98dB)、周波数特性が10Hz~48kHz、最大入出力レベルが1Vms、サンプリングレートと量子化ビット数は96kHz/48kHz/44.1kHz、24/16bit。インタフェースは、デジタル出力としてS/PDIF出力、S/PDIF出力ピンヘッダ、アナログ出力として3.5mmステレオミニジャック×3(フロント、サイド、サブウーファー)、フロントパネルオーディオヘッダ、アナログ入力として3.5mmステレオミニジャック×2(ライン入力、マイク入力)、AUXピンヘッダ。PCと接続インタフェースはPCI。本体サイズはW178.06×D106.15mm。
2015年03月06日ASUSTeK Computerは3月4日、オーディオレシーバー機能を持つ無線LAN中継器「RP-AC52」を発表した。発売は3月5日。価格はオープンで、推定市場価格は7,000円前後(税込み)。RP-AC52は、無線LAN親機の電波が届きにくい場合に使用する無線LAN中継器に、オーディオレシーバー機能を持たせた製品だ。φ3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声出力端子を装備しており、アクティブスピーカーなどを接続することで、スマートフォンやタブレット内の音楽データをネットワーク経由でワイヤレス再生できる。対応するファイル形式はFLACとAAC、WAV、MP3ファイル。なお、FLAC、AAC、WAVは96kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生が可能だ。DLNA対応の専用音楽プレーヤーアプリとして、「ASUS AiPlayer」(iOS・Android用)を提供している。同アプリからインターネットラジオも利用可能だ。無線LAN中継器としては、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続も可能。IEEE802.11acでは最大433Mbpsの高速な伝送を行える。5GHz帯と2.4GHz帯それぞれに、受信電波の強さを表示するLEDインジケーターを持つ。対応OSはWindows Vista/7/8、Mac OS X以上、Linux。また、無線LANアクセスポイント機能も持っており、WPSに対応する。有線LANインタフェースは100BASE-TXと10BASE-T。本体サイズはW54×D31×H85mmで、質量は90g。本体背面にACプラグが装備されており、本機をコンセントにつないで使用する。底面にはLEDライトが装備されており、フットライトとして利用することも可能だ。
2015年03月04日ASUSTeK Computerは4日、無線LANオーディオレシーバー機能を搭載するIEEE802.11ac対応無線LAN中継器「RP-AC52」を発表した。3月5日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は7,000円前後。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LAN中継機。背面プラグを備え、無線LANの電波が届かない場合などに電波を中継して到達距離を伸ばせる。最大通信速度は443Mbps(理論値)。10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN×1ポートも備え、有線LANを無線化する無線LANアクセスポイント機能も備える。本体にはオーディオ出力インタフェースとして3.5mmミニジャックを搭載し、無線LANオーディオレシーバーとしての利用も可能。アンプ内蔵スピーカーなどを接続することで、タブレットやスマートフォン内の楽曲などを、「RP-AC52」を介してワイヤレスで再生できる。iOS/Android向けの専用音楽プレイヤーアプリ「ASUS AiPlayer」も無料提供。対応する音楽ファイル形式はFLAC / AAC / WAV / MP3。FLAC / AAC / WAVは96kHz / 24bitまで、MP3は44.1kHz / 16bitまで対応する。インターネットラジオ機能も内蔵。搭載アンテナ数は3本(5GHz×1本、2.4GHz×2本)。セキュリティはWPA2-PSK / WPA-PSK / WEPで、簡易無線LAN設定機能WPSにも対応。無線LAN受信電波の強さが分かるLEDも搭載する。本体サイズはW54×D31×H85mm、重量は約90g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X、Linux。
2015年03月04日Keith Mcmillen Instrumentsは、次世代オーディオインタフェースおよびプログラマブルミキサーを統合した最新モデル「K-MIX」を発表した。価格は599ドル。同製品では、薄型で軽量なボディーに、スタジオクオリティーのサウンドを誇るμPreプリアンプを搭載した8イン10アウトの入出力のUSBオーディオインタフェース機能を装備。また、フレキシブルなルーティング、各チャンネルのDSPおよび機能設定がコンピュータなしに行えるフルプログラマブルミキサーとしても動作が可能となっている。さらに、堅牢なオプト・タクタイル・コントロール・サーフェースを装備し、本体のスライダーやエンコーダー、ボタンにより、あらゆるDAWを操作可能なようにデザインされているとのことだ。
2015年02月17日M-Audioは、Thunderbolt接続に対応した12 チャンネルオーディオインタフェース「DELTABOLT 1212」を発表した。価格は499.99ドルで、2015年8月ごろ発売予定。同製品では、ふたつのセレクトが可能なOctane-Xマイクプリアンプ搭載入力端子および32ビットDACにより、ハイエンドなオーディオレコーディング環境をコンパクトかつリーズナブルに実現。DELTABOLT 1212に入力されたサウンドは、Thunderbolt接続を通して、フルデュプレックス12出入力で最高32ビット/192kHzの録音が行える。また、小型のボディーながら、DB25コネクタで8チャンネル入力と8チャンネル出力を確保。さらに、ヘッドホン出力端子とオーディオコントロールパネルでカスタムミックスもモニタリング可能となっている。
2015年02月16日プリンストンは13日、アナログオーディオ機器などの音声を取り込めるUSBオーディオキャプチャーユニット「デジ造音楽版 匠」を発表した。箱タイプパッケージの「PCA-ACUP3」と、ブリスターパッケージの「PCA-ACUP3A」の2種類を用意。2月20日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別4,612円前後。レコードやカセットデッキといったアナログ音楽機器の音源をPCに取り込み、デジタルフォーマットに変換できるUSBオーディオキャプチャユニット。取り込んだ音源は、付属のサウンド編集ソフト「Sound it! 7 Basic for Princeton」により編集でき、WAV / WMA / AAC / AIFF / Ogg / FLACなどに変換可能。また、Sonnox製ノイズ除去プラグインの搭載により、音質を損ねることなくアナログ音源特有のノイズを除去できる。サンプリングレートは48kHzまで対応。インタフェースはUSB 2.0。電源はUSBバスパワー。音声入力端子はRCA×1、3.5mmステレオミニプラグ。本体サイズはW90×D33×H17mm。
2015年02月13日Focusriteは、最新のThundebolt テクノロジーを採用したオーディオインタフェース「Clarett 2Pre」(10イン/4アウト)、「Clarett 4Pre」(18イン/8アウト)、「Clarett 8Pre」(18イン/20アウト)、「Clarett 8PreX」(26イン/28アウト)の4モデルを発表した。同シリーズは、同社の伝統あるISAマイクプリアンプをベースに新たにデザインされたプリアンプを搭載したオーディオインタフェース。接続には最新のThunderboltのテクノロジーを採用することで、1ms以下の極小レーテンシーを実現する。また、最高24-bit/192kHzのサンプルレートと、116dB A/D、118dB D/Aというダイナミックレンジにより、多様なサウンドに対して非常にクリアなコンバージョンを得ることが可能とのこと。さらに、プロフェッショナルスタジオ常設用に設計されたフラッグシップモデル「Clarett 8Pre X」では、ADATイン/アウト、背面パネルのマイクインプットとラインインプット、ファンタム電源、 MIDI入出力を装備し、フェイズリバースとハイパスフィルターをそれぞれのチャンネルに搭載している。なお、新しい64-bit AAX、AU、VSTに対応した「Red 2」、「Red 3」プラグインも付属する。
2015年02月12日メディア・インテグレーションは、Apogee Electronics社製Mac専用Thunderbolt 2対応オーディオインタフェース「Apogee Ensemble」を発売した。同社オンラインストア価格は33万4,000円(税込)。同製品は、1Uラックサイズのスリムな筐体に、最大30イン34アウトのオーディオ入出力を装備したMac用オーディオインタフェース。8つのステップ・ゲイン・プリアンプとふたつのヘッドホンアウト、さらにフロントパネルについた高解像度OLEDディスプレイ、ふたつの大型ダイヤルと機能選択可能な4つのボタンにより、効率的にモニターコントロールなどを行える。また、Thunderbolt 2接続およびESS Sabre 32 DACを採用し、最少1.1msの超低レイテンシーなフル32bitプレイバックを実現。インプット/アウトプットを完全にコントロール可能なApogee Maestroソフトウエアが付属する。なお、Logic、Pro Tools、AbletonなどMac Core Audioをサポートした各種音楽アプリケーションに対応する。
2015年02月07日昨年公開された瑛太×松田龍平のW主演による人気シリーズの最新劇場版『まほろ駅前狂騒曲』のブルーレイ&DVD発売を前に2月6日(金)、オーディオコメンタリーの収録が行われ、瑛太と大森立嗣監督が報道陣の取材に応じた。その他の画像三浦しをんの人気小説シリーズを原作に製作された映画『まほろ駅前多田便利軒』、連続ドラマ『まほろ駅前番外地』に続くシリーズ第3弾。共にバツイチで元同級生の多田と行天が便利屋として奔走するさまを描き出す。映画公開から少し時間をあけて、久々に松田を含めた3人が顔を揃え、作品を鑑賞したわけだが瑛太は「前作のオーディオコメンタリーは口数が少なかったので(笑)、その反省を踏まえて話を振るように心がけましたけど、世間話のようになったり、龍平のギャグが炸裂したり(笑)、なかなかないものになってて楽しめると思います」と振り返る。大森監督も「映画を観ながら友達のウチでしゃべってる感じ(笑)。みなさんが知っている中で、瑛太と龍平が一番しゃべっていると思います」と太鼓判を押す。このオーディオコメンタリーに加え、ブルーレイ&DVDには未公開シーンも収録されており、公開時とはまた違った形で楽しめそうだ。本作では多田と行天が“子育て”に右往左往するさま、さらに行天の知られざる過去も描かれるが、瑛太は「依頼を全うするために多田が行天に無理をさせ、少しずつ心を開かせていく。現場でやっていても、龍平がどういうアプローチで来るか楽しみでしたし、多田としても“引き出す”というつもりでやってました」と語る。ちなみに、2人を翻弄する行天の実娘・はるを演じた子役の岩崎未来はその後、NHKの『花子とアン』で吉高由里子演じる主人公の娘役を演じており、大森監督は「すごく嬉しい。何百人も見てオーディションで選んで、(本作の)撮影も大変だったと思う。その子が頑張っているのを見ると、親心じゃないけど、よかったなと思います」と収録で久々に作品を見て、意外なところでホロリとさせられたようだ。ファンの中にはさらなる“続編”を望む声が多々あり、個性的な各キャラクターに焦点を当てたスピンオフへの期待も…。瑛太は「(依頼が)あればやりますけど…」と歯切れは悪いながらも乗り気。大森監督は「次やるなら、多田と行天、2人の関係に絞ったものをやりたい…と(収録中に)2人の顔を見ずに言いました(笑)」と意欲をのぞかせていた。『まほろ駅前狂騒曲』ブルーレイ&DVD 4月15日(水)リリースブルーレイ豪華版(2枚組) 6200円+税DVD 豪華版(2枚組) 5200円+税DVD 通常版(2枚組) 3800円+税発売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:黒豆直樹
2015年02月06日ローランドは、ハイレゾでの音楽再生環境と音楽制作に最適な、2系統のインプットと最大6系統のマルチ・チャンネル出力に対応したUSBオーディオインターフェース「Super UA」を発売する。販売開始時期は3月を予定。価格はオープン。同製品は、音声ファイルを"1bitオーディオ"に変換することで高品質なサウンド再生を実現する、ローランド独自のDSPオーディオ・エンジン「S1Lki」を搭載したUSBオーディオインターフェイス。192kHz/32bit PCM形式へのアップサンプリング、2.8MHz 1bit形式への変換、さらには周辺回路の影響を加味した補間フィルタによって滑らかで濁りのないサウンド出力を実現。最高352.8kHzのオーディオデータや5.6MHzのDSDデータの再生に対応するほか、高品位パーツの採用と各種オーディオ出力端子の装備によりさまざまなヘッドホンやアンプ、モニタースピーカーでの高音質な再生を可能にしている。また、高音質なサウンドの取り込みを可能にする2系統のマイク/ラインの入力を備えるほか、ヘッドホンやモニター、スピーカーといった再生環境比較を可能にする最大6系統のマルチ・チャンネル出力に対応するなど、音楽制作においても最適なスペックとなっている。ボディはアルミダイキャスト製で、高精度により密閉された本体はノイズの低減にも貢献。操作に追随して発光するLEDインジケーターや大型のレベルメーターを搭載するなど、暗所においても視認性の高いパネルレイアウトを採用している。また、接続状況で使い分けられるセパレートスタイルを採用し、通常の接続では本体のみを使用、XLRコネクターによる接続が必要なときは付属の「ブレークアウトボックス」を併用するなど、使用用途に合わせてフレキシブルなセッティングが可能となっている。
2015年01月23日ニュマークジャパンコーポレーションは、最高24bit/48kHzに対応したコンパクトなUSBオーディオインターフェス「ALESIS Core 1」を発売する。発売日は1月28日。価格はオープンプライスで、市場予想価格は7,980円。同製品は、アルミニウム素材でコーティングされた頑丈かつコンパクトなボディーに、コンボ入力端子×1(XLR + 1/4" TRSバランス標準フォン)を装備したUSBオーディオインタフェース。ステレオ・ヘッドフォン端子、入力インピーダンス切り替えスイッチ、入力ゲイン調整なども備えており、ラインレベルのデバイスやギター、マイクなどさまざまなソースを接続して、高品位なレコーディングが手軽に行えるという。また、PCやMacに加えて、iOSデバイス(要Apple Camera Connection Kit)に対応。そのほか、音楽制作ソフトウェア「Cubase LE」が付属する。
2015年01月21日Imagination Technologies(IMG)は1月16日、ワイヤレスオーディオIPプラットフォーム「Caskeid」がMQA(Master Quality Authenticated)をサポートすると発表した。「Caskeid」は、効率の良い正確なワイヤレスマルチルーム/マルチチャネルオーディオを提供するプラットフォームである。一方、MQAはスタジオ品質のサウンド、利便性、エンドツーエンドでの再現性の3つの理想的な特性を一度に提供する新しいロスレス音楽フォーマットである。今回、「Caskeid」がMQAをサポートすることにより、ハイレゾリューションオーディオの体感を家全体に提供できるワイヤレスマルチルーム/マルチチャネルスピーカーの開発が可能になる。中でも、「Caskeid」プラットフォームが備えるクラス最高の20μs未満の同期性能は、MQAが目指すスタジオ品質オーディオのマルチルーム/マルチチャネルを無線環境で実現できる技術であるとしている。なお、「Caskeid」のライセンシーとパートナーには、Frontier Silicon、Media-Saturn Group、オンキヨー、Pure、Meridian Audioなどがおり、今後さらに多くの企業にライセンスを提供していく予定。
2015年01月19日ディーアンドエムホールディングスは1月15日、マランツブランドのネットワークオーディオプレーヤー「NA6005」を発表した。2月上旬発売で、希望小売価格は税別68,000円となっている。NA6005は、2.8/5.6MHzのDSDや最大192kHz/24bitのFLAC、AIFF、最大96kHz/24bitのALACなどハイレゾ音源再生に対応したネットワークオーディオプレーヤー。DACチップには高性能なシーラスロジックの「CS4398」を採用。原音に忠実な再生を実現するジッターリダクション回路を搭載している。入力インタフェースはUSB Type Aポート(フロント)×1基、光デジタル音声入力端子×1基、ネットワーク端子×1基装備する。ネットワークでは、DLNA 1.5とAirPlayに対応。ネットワーク再生での対応フォーマットはWMA、MP3、WAV、MPEG-4 AAC、FLAC、ALAC、AIFF、DSD。フロントのUSB Aポートには、USBメモリ、iPhone/iPodを接続可能。ネットワーク再生と同じ音声フォーマットを利用できる。アナログ部分は、高速アンプモジュールHDAMを使用したフルディスクリート構成で、HDAM-SA2を採用したヘッドホンアンプも搭載されている。電源回路には大容量のEIコアトランスを採用し、安定した音楽再生が可能だ。電源のオン・オフやボリューム操作などを行えるAndroid/iOS用アプリ「Marantz Hi-Fi Remote」にも対応。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nに準拠。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、プロファイルはA2DPとAVRCP、コーデックはSBCとAACに対応する。本体サイズはW440×D329×H104mmで、質量は6kg。
2015年01月15日STMicroelectronicsは1月8日、カーオーディオの開発効率を最大化するとともに、製品コストの最小化に貢献するチューナIC「STAR(ST Advanced Radio)」ファミリを発表した。同ファミリは、デュアルチャネルの「STAR-T(TDA7707)」とシングルチャネルの「STAR-S(TDA7708)」がラインアップされており、カーオーディオの地上ラジオ放送の受信に独自のスケーラブルなプラットフォームを提供する。具体的には、各種カーオーディオや使用地域に対応する単一ハードウェアプラットフォームの開発を可能にする。そのため、異なるハードウェアとソフトウェアを組み合わせた複数製品の設計が不要になる他、最もシンプルなシングルチャネルのAM/FMラジオから、DAB/HD-Radio/DRMなど、複数の規格に対応するマルチチューナ型製品まで、あらゆるカーオーディオを単一の基板レイアウトで実現することができる。また、2品種のうち「TDA7707」は、モノリシックのデュアルチャネルチューナIC(4バンド)で、FMフェーズダイバーシティ、FM+バックグラウンドFM/AM、およびFM/AM+バックグラウンドRDS/TMCを含む、ラジオ受信における幅広いアーキテクチャに対応している。さらに、外付けコプロセッサと組み合わせれば、HD-RadioおよびDABなどのデジタルラジオ放送の受信にも対応する。一方、シングルチャネルの「TDA7708」には、ハードウェア(ピン配置)ならびにソフトウェアの互換性があるため、簡単にデュアルチャネルシステムへ拡張することができる。この他、両品種とも、あらゆる環境下で最高の受信品質を実現するためにラジオ信号の処理に特化したDSPや外部デジタルラジオデコーダへのインタフェースを搭載すると同時に、外付け部品を最小限に抑える。なお、パッケージは9mm×9mm0.85mmサイズの64ピンQFN。現在サンプル出荷中で、2016年より量産を開始する予定。また、製品開発期間を短縮する評価キットやハード・ソフトウェア関連資料も用意されている。
2015年01月09日ニュマークジャパンコーポレーションは、M-AUDIOブランドの小型USBオーディオ・インタフェース「M-Track mk2」および「M-Track Plus mk2」を発売した。価格はいずれもオープンプライスで、市場予想価格はM-Track mk2が1万4,800円、M-Track Plus mk2が1万9,800円。「M-Track mk2」は、頑丈なメタルシャシーボディを採用したコンパクトな2チャンネルUSBオーディオ・インタフェース。ファンタム電源に対応し、ギターやベース、ボーカルレコーディングなど多様な入力ソースが利用可能なふたつのXLR/1/4"ライン入力端子を装備。USBバスパワー駆動に対応。Ableton Live Lite、Waves(Audio Track/Eddie Kramer Effect Channel/TrueVerb)などのソフトが付属する。一方、「M-Track Plus mk2」は、24bit/96kHzの高解像度サウンドを有する、メタルシャシーボディの小型USB2.0オーディオ・インタフェース。ファンタム電源、およびライン/インストゥルメント切り替えスイッチを装備しそれぞれダイレクトに調整が可能な2つのXLR/1/4”ライン入力端子を装備。USBバスパワー駆動に対応。Ableton Live Lite、Cubase LE 7、Waves(Audio Track/Eddie Kramer Effect Channel/TrueVerb)などのソフトが付属する。
2015年01月09日ヤマハミュージックジャパンは、Steinberg Media Technologiesとヤマハとの共同開発によるスタインバーグブランドのUSBオーディオインタフェース「UR12」を発売した。価格はオープンプライス。同製品は、エントリーモデルながらClass-A ディスクリートマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載したマイク入力用XLR端子と、ギター/ベース入力用フォーン端子(Hi-Z専用)を各1基搭載。また、リアの出力部にはRCA端子を搭載しており、24bit/192kHzのハイレゾオーディオ環境を手軽に実現できる。さらに、インターネットの動画配信などに便利な、「ループバック機能」も備える。なお、WindowsやMacだけでなくiPadとの接続にも対応し、iPad対応音楽制作アプリと組み合わせることで、高音質なレコーディングをシンプルなセッティングで実現可能となっている。ちなみに、本体のほか、デジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェア「Cubase AI」ダウンロード版が付属する。
2015年01月08日IK Multimediaは、Androidに対応したギター用デジタル・オーディオ・インタフェース「iRig HD-A」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税別1万3,500円前後。同製品は、Samsung Galaxy Note 4やGalaxy Note Edgeなど、Samsungプロフェッショナル・オーディオ対応の最新機種をはじめ、USBオーディオに対応したAndroid OSの最新メジャー・アップデート、Android 5.0(Lollipop)搭載機種などで利用が可能。iRig HD-Aに接続されたギター/ベースのサウンドは、24-bit/48 kHzのADコンバータを通じてデジタル入力されるため、クリアなギター/ベース・サウンドをそのまま入力することが可能となっている。本体には入力ゲインをコントロールするプリアンプが搭載されており、マルチ・カラーで入力ゲインを表示するLEDを見ながら、アプリに最適なレベルに調整が行える。また、Mac/PC、そしてiOSで幅広い支持を得てきたギター・アンプ&エフェクト・アプリ「AmpliTube」のAndroid対応版ージョン「AmpliTube for Android」(無償版あり)と組み合わせることで、パワフルなギター/ベース用のアンプ&エフェクトサウンドを手軽に楽しめる。なお、AmpliTube for Androidは、Samsung Professional Audio SDKを使用して開発されており、単独のアプリとして動作するだけでなく、Samsung独自のDAWアプリ「Soundcamp」のプラグインとしても使用できる。
2015年01月06日映画や電子書籍がスペシャルプライスで楽しめる、iTunes Store「今週の映画」とiBookstore「今週のブック」を毎週チェック! iPhoneやiPadで注目作品をお得に楽しんじゃいましょう。iTunesの映画レンタルや電子書籍をまだ利用したことがない方も、お手軽な価格で利用できるのでお試しに最適です。関連作品や便利な機能、使い方のコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。○今週の映画昭和のお正月といえば寅さん。『男はつらいよ』は世界最長の映画シリーズとしてギネスブックにも認定されています。日本人なら、見たことはなくても作品名を聞いたことくらいはあるのでは。2015年1本目の「今週の映画」は同シリーズ15作目の『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(HDリマスター版)です。主役の寅次郎を演じ続けた渥美清さんが亡くなってから、まもなく20年。昔はなぜこんな日常劇が人気映画なのか不思議に思っていましたが、今ならその良さを理解できる気がします。ぜひご家族で、のんびり昭和のお正月気分を楽しんでください。柴又へ離婚したリリーが訪ねて来たが、寅さんは青森で自由を求めて旅するサラリーマン・兵頭と一緒にいた。その後、函館へ渡りリリーと再会、三人の旅となった。兵頭は初恋の人に会いに小樽へ来たが、喫茶店の女主人として苦労する姿に複雑な思いがした。そして「女の幸福」のことで寅さんとリリーは大喧嘩、三人の旅は終わった。柴又で喧嘩を後悔する寅さんはリリーが訪ねてきて大喜び、雨に降られたリリーを駅まで傘を持って迎えに行くほどだった。とらや一家はリリーを寅さんの奥さんにと願い、リリーも承諾したが、寅さんはそれを冗談扱いし、リリーも出ていってしまった。つながり作品今回は監督つながりで山田洋次監督の作品をピックアップ。『男はつらいよ』シリーズはもちろん、昨年亡くなった俳優・高倉健さんの代表的な作品のひとつ『幸福の黄色いハンカチ』など、数々の作品がiTunes Storeにそろっています。また、PodcastではApple Storeで行われたトークイベントにおいて、監督が家族や映画について語った貴重なお話も配信中。特別じゃない世の中に生きる人々を描き続ける映画監督・山田洋次の世界をたっぷり楽しめます。○今週のブック重厚な作品は時間のとれる時にじっくり読みたいもの。今週のブックは、ドラマや映画にもなった経済小説『ハゲタカ』シリーズの作者・真山仁による長編小説『ベイジン』の上巻です。北京五輪開幕直前の中国を舞台に、スリリングな物語が展開します。著者はこの作品について「『ベイジン』は、我々がけっして忘れてはならない希望について書いた小説です」と語っています。絶望的に思われる状況から、一体どんな展開が待っているのか。一年の初めに、希望へ続く物語を読んでみませんか。お正月休みにぴったりの一作です。ハゲタカシリーズで人気の真山仁の大傑作。中国の威信を賭けた北京五輪の開幕直前。開会式に中継される“運転開始”を控えた世界最大規模の原子力発電所では、日本人技術顧問の田嶋が、若き中国共産党幹部・鄧に拘束されていた。このままでは未曾有の大惨事に繋がりかねない。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのか――。時代の激流と人間の生き様を描く著者の真髄が結実した大傑作。つながり作品現実に起きた事件をモデルにした本格派経済小説『ハゲタカ』をはじめ、社会派の作品で知られる真山仁。フィクションであり、エンターテインメントでありながら、金融から農業、宇宙開発まで、様々なテーマを骨太に描いています。
2015年01月01日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする書籍をご紹介。2015年第1回となる今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)が、新年にふさわしい縁起の良い1冊をピックアップ。■「The ABC BOOK(SPECIAL EDITION)」南川史門ペインター・南川史門が書き下ろしたアルファベットブック。Aはアップル、Hは彦太郎、PはJ・ポロック、Yはイエスタデイ、Eはエジプト…等、予測変換不可能な南川が選んだユーモラスなイメージに置き換えられた「The ABC BOOK」。本書はその全ページに、南川がゴールドの鉛筆でオリジナルドローイングを描き加えた、箱入り限定5部の豪華特装版。ゴールドカラーを使用した華やかなデザインは縁起が良く、2015年最初に読むにふさわしいユニークな1冊だ。【書籍情報】「The ABC BOOK(SPECIAL EDITION)」著者:南川史門出版社:兼平彦太郎(発売:MISAKO & ROSEN)言語:英語ハードカバー/56ページ/151×130mm発刊:2011年価格:2万円
2015年01月01日