12月20日~21日の期間、東京秋葉原の「ベルサール秋葉原」で「ポータブルオーディオフェスティバル2014」(ポタフェス2014)が開催された。ポタフェスは、イヤホンやヘッドホン、ポータブルプレーヤーなど、国内外のポータブルオーディオブランドが一堂に会するイベント。当記事では新製品を中心に、注目ブースの展示内容を紹介していきたい。○カジュアルニーズ向けモデルとプロ向けモデルハーマンインターナショナルJBLやAKGなど多くのブランドを扱っているハーマンインターナショナルのブースでは、新たにハーマングループとなった「yurbuds」ブランドのスポーツ向けイヤホンを展示。yurbudsブランドのイヤホンは、耳のくぼみに合わせて回転させながら装着する「YWISTLOCL TECHNOLOGY」を採用。激しい運動を行っても外れにくいという特徴を持っている。外からの音を必要以上に遮らない構造を採っており、ウォーキング中などの安全性にも配慮されている。スタンダードモデルの「INSPIRE」シリーズ、女性向けモデルの「FOR WOMEN」シリーズ、より激しいスポーツ向けにイヤーフックを装備した「FOCUS」シリーズの3シリーズが展開されている。また、JBLブランド、AKGブランドともに、ファッショナブルなデザインで豊富なカラーバリエーション展開を行うカジュアルユース向けモデルを出展。JBLブランドのモデルは「SYNCHROS E」シリーズで、「SYNCHROS E50BT」「SYNCHROS E40BT」「SYNCHROS E30」の3モデル。AKGブランドンのモデルは「Y」シリーズで、「Y40」「Y50」「Y55」「Y45BT」の4モデルをラインナップ。いずれも密閉ダイナミック型のオンイヤーポータブルモデルで、JBLのE50BTとE40BT、AKGのY45BTはBluetoothに対応している。AKGに関してはこれまで、パーソナルユース向けの製品はハーマンインターナショナル、プロユース向けの製品はヒビノプロオーディオセールスが取り扱っていた。ハーマンインターナショナルは、ヒビノとディストリビュート契約を締結。今後、プロオーディオ製品も販売できるようになる。これに伴いブースには、これまでヒビノ扱いとなっていた「K812 PRO」も展示されていた。○プロ用音響機材の技術詰め込んだハイレゾプレーヤー - トップウイングトップウイングブースでは、Lotoo社のハイレゾプレーヤー「PAW GOLD」が注目を集めている。Lotooはアジアでトップシェアを持つ放送機器メーカー。スイスのKudelski社のNAGRAブランドで販売しているプロ向けのレコーディング機器のODMも行っている。PAW GOLDは、Lotooとしては初となる民生向けの製品。DSD 5.6MHzのネイティブ再生に対応したハイレゾプレーヤーだ。ストレージはSDHC/SDXCメモリーカード。最近のプレーヤーでは、Androidなどの汎用OSを使用したものが多いが、PAW GOLDはオリジナルのOSを採用しており、最大2TBにまでのストレージを利用可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製の「PCM1792」、ヘッドホンアンプには同じくテキサス・インスツルメンツ社製の「LME49600」を採用している。筐体は航空産業用アルミ合金で、非常に堅牢。ジッターも5ppmにまで抑えられており、引き締まった太いサウンドを体験できる。12月20日発売で、価格は285,000円(税込)だ。○バランス接続の据え置き型ヘッドホンアンプ - 協同電子エンジニアリングPhasemation(フェーズメーション)ブランドを展開する協同電子エンジニアリングブースでは、バランスドライブのヘッドホン「EPA-007x」を出展している。EPA-007xは、「EPA-007」の後継モデル。従来モデルでは、6.3mmステレオ標準ジャック×2だったヘッドホン出力端子が、XLR/6.3mm兼用端子となった。バランス接続もアンバランス接続タイプのヘッドホンも使用することができる。また、従来同様、ステレオとデュアルモノの切り替えスイッチも装備している。アンプは、オペアンプを使わないディスクリート構成。4段階のインピーダンス調整に加えて、ヘッドホンの制動力を調整するダンプコントローラーも装備している。入力はバランス(XLR)とアンバランス(RCA)を装備。○ハイレゾプレーヤーのチューンナップモデルを参考出展-ヒビノブースヒビノインターサウンドのブースでは、iBassoブランドのハイレゾ対応ミュージックプレーヤー「DX90j」の限定モデルのプロトタイプが参考出展されている。限定モデルは「DX90j Limited Edition」。2015年の春頃を予定しているが、完全限定モデルで出荷台数も限られたものにあるとのことだ。DX90jは、192kHz/24bitのPCM音源、2.8MHzのDSD音源に対応したプレーヤーだ。下の写真はDX90jとLimited Editionの基板を並べたもの。使用されているコンデンサーが変更されているのが確認できるが、そのほかにもバッファーアンプのローパスフィルターを変更。さらにオペアンプは、テキサス・インスツルメンツ社製の「OPA627」にグレードアップされている。
2014年12月22日ティアックは、同社の対象製品を購入したユーザーを対象に、オーディオグレードのUSBケーブルをプレゼントする「USBケーブル・プレゼントキャンペーン」を実施中だ。プレゼントされるUSBケーブルは、8,400円(税別)相当のサエクコマース製「SAEC SUS-380」(外径は約5mm、長さは70cm)。独自の連続鍛造伸延技術により、信号の伝送を妨げる結晶粒界を極力軽減。結晶を長手方向に連続化させることで優れた導通性能を持つ、新導体「PC-Triple C」を採用している。導体抵抗を減らすことにより、低域から高域までストレスなく音を伝えるという。絶縁体には非誘導率の低いフッ素樹脂を採用。アルミ箔と編組の2重シールドでノイズ対策を施している。対象製品は、USBオーディオ・デュアルモノーラルD/Aコンバーター「UD-501」、USB DAC搭載プリメインアンプ「AI-501DA」。2014年12月1日から2015年3月31日の期間、これら対象製品を購入したユーザーが応募でき、レシートか領収書の写真を添えて申し込む(日本国内の正規販売店で購入した新品に限る。中古品、ネットオークション品、並行輸入品は対象外)。応募の締め切りは2015年4月12日23時59分まで。
2014年12月22日NXP Semiconductorsは12月15日、スマートフォン用オーディオシステム向けに第3世代スマートアンプ「TFA9897」を発表した。同製品は、市場で普及しているスマートフォンにプレミアムクラスのオーディオ性能を実現する。また、8Ωマイクロスピーカ向けに最適化された、独自の最新アルゴリズムを採用している。そして、これまでのスマートアンプICと同様に、システム全体が1チップ化されており、CoolFlux DSP、電流検出機能内蔵の高効率クラスDアンプ、DC/DCコンバータが集積されている。このように、同製品はターンキー型ソリューションを提供し、すべてのプラットフォームと互換で、集積も容易である。さらに、シンプルな電流検出アンプとは異なり、レイテンシを最小に抑える保護機能を提供し、出力定格の高い他のアンプに対し、高い競争力を実現している。採用されている先進的な組み込みアルゴリズムについては、別途ライセンス契約は不要。また、設計の際に音質のカスタム化とともに、スマートフォンの性能の最適化法の選択を可能にする補助ツールも用意されている。加えて、デザインイン活動に対しては、同社の専門のフィールドアプリケーションチームが支援する。同チームは世界各地に配属され、ハードウェア、ソフトウェア、音響技術全般にわたって、世界をリードする専門知識を提供しているという。
2014年12月17日シンタックスジャパンは、スノー・ホワイトカラー仕様のRME社製USBオーディオインタフェース「Babyface Snow Edition」を、クリスマス・シーズンに合わせ、完全数量限定100台にて販売している。価格はオープン。同製品は、2011年末にクリスマス・シーズン限定特別モデルとして登場し、圧倒的な人気を誇ったBabyface Snow Editionを台数限定にて再販するもの。本体ボディーに施されたつや消し加工のスノー・ホワイトカラーは、スタジオのみならず、家庭のリビングや書斎に設置してもなじむ清涼感のある仕上がりが特徴。ベストセラーとしての機能性や安定性はそのままに、インテリア性を兼ね備えた特別モデルとなっている。また、標準のバランス・ブレイクアウト・ケーブル(XLR端子入出力)に加えて、アンバランスの金メッキRCA端子の付いたホワイト仕様のHi-Fiブレイクアウト・ケーブルも同梱されている。
2014年12月11日ニュマークジャパンコーポレーションは、さまざまなDJコントローラ/ソフトウェアで使用可能なUSBオーディオインタフェース「DJiO2」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税込1万2,800円。同製品は、24bit/44.1kHzのオーディオクオリティーを実現し、モバイルDJ、プロデューサー、パフォーマーなど、さまざまな人に適した使い方が可能なコンパクトサイズのUSBオーディオインタフェース。USBカメラアダプタ(別売)を使ったiOS機器との利用にも対応しており、iPhone、iPad上のさまざまなDJアプリやiMPC PROなどのトラックメイクアプリで活用できる。また、DJだけでなく、AKAI professsionalのウインドUSBコントローラ「EWI USB」をパソコン通してオーディオ機器につなぐためのブリッジとしても利用可能。持ち運び便利なコンパクトサイズのボディーに、USB端子、ゲイン調整付き1/4インチマイク入力、ヘッドフォン出力、RCAステレオ・マスタ出力などを装備することに加え、USBバスパワー駆動をサポートしている。
2014年12月08日Opera Softwareは、Android向けブラウザアプリ「Opera」の最新バージョンを公開した。アップデートすることで、新たにブックマークの共有機能などが追加される。最新版のAndroid向け「Opera」には、ブックマークの共有機能が追加されている。スピードダイヤルから、ブックマークマネージャ、編集の順に選択し、ゴミ箱アイコンの隣にある共有ボタンをタップ。共有するブックマークにタイトルを付けると、Bluetoothや、Google+などのSNSといった、アプリの選択が可能となる。共有したブックマークは、「Opera」によって作成されたページとして、どのブラウザ、どのプラットフォームからでも閲覧できる。そのほか、データ節約機能も強化され、「O」アイコンをタップすることで、データ節約量がわかりやすく表示されるようになった。また、メニューには終了ボタンが追加され、素早く確実にブラウザを終了できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月05日ファイナルオーディオデザインは12月6日と7日、東京・ヨドバシカメラ新宿西口本店で「イヤホン組立体験」イベントを開催する。参加費は部材費込みで6,980円。6日は真鍮製の超小型モデル、7日は軽量ステンレス製のキットを組み立てる。6日に組み立てるのは、真鍮を削り出し、ヘアライン仕上げとした超小型きょう体に、同社オリジナルのBAドライバーを採用したモデル。7日に組み立てるのは、同社オリジナルのBAドライバーと軽量ステンレスきょう体、とりはずし可能な音導管を採用したモデルだ。ともに半田付けなどの難しい工程はなく、組み立て後は同社のアドバイスを受けながら、自分好みの音を作るチューニングを行える。作業時間は50分で、12月6日が10:00~21:00の間に10回実施、7日が10:00~20:00の間に9回実施する。募集人数は各回10名で先着順、9:30より受付を開始する。
2014年12月04日ファイナルオーディオデザインは12月4日、きょう体の製造にMIM(金属粉末射出成形法)を用いたバランスドアーマチュア(BA)型イヤホン「Heaven VIII」と「Heaven VII」を発表した。ともに発売は12月中旬で、価格はオープン。店頭予想価格は、Heaven VIIIが税込70,000円前後、Heaven VIIが税込60,000円前後。Heaven VIIIとHeaven VIIのきょう体は、粉末のステンレスを金型で成型し、1,200度以上にもなる高炉で焼結する製法「MIM」により作られたもの。従来の削り出し製法では不可能だったデザインを実現した。ドライバーユニットは両製品とも、従来よりも低音再生に優れたフルレンジBAを採用。音質はクリアかつまろやかさを感じさせる志向で、チューニングによりHeaven VIIIは臨場感のある低音、Heaven VIIは温かみのあるボーカル再生を得意とする。ケーブルはタッチノイズを抑えたフラットタイプ。ともに、感度は106dB、インピーダンスは24Ω、ケーブル長は1.2m、重量は29g。5サイズのイヤーパッドとスチール製のキャリーケースが付属する。Heaven VIIIは金メッキ仕上げ、Heaven VIIはシルバーの鏡面仕上げと直販限定のマットブラック仕上げの2種類を用意している。
2014年12月04日JTBパブリッシングはこのほど、鉄道旅行の記録を共有するiOS向けアプリ「レールブック」の提供を開始した。「レールブック」は、鉄道の乗降りを簡単に記録でき、その記録を全ユーザーが共有できる「鉄旅SNS」。制作段階で記録順序やエリア分けについて検討を重ねた結果、シンプルで直感的な操作を実現したという。JRはもちろん、私鉄や第3セクター鉄道など全国の鉄道路線に対応しており、エリア別・会社別に乗車距離や達成度を確認できる。達成度を視覚的に実感できるよう、乗車した路線を地図で表示する機能も搭載している。応援する路線名や鉄道にまつわる嗜好などをキーワードとして登録し、好みの近い人を探すことも可能。路線の統廃合や駅新設・名称変更などが発生した際は、「JTB時刻表」の発行元としての優位性を活かし、最新情報をタイムリーに反映する。iOS向けアプリ「レールブック」は、App Storeから無料でダウンロードできる(Android版の提供は未定)。
2014年11月25日ファイナルオーディオデザインは11月22日と23日、大阪・ヨドバシカメラ梅田店で「イヤホン組立体験」イベントを開催する。参加費は部材費込みで6,980円。このイベントのために新開発した真鍮製の超小型モデルを組み立てる。イベントで参加者が組み立てるのは、関西初登場の新モデル。真鍮を削り出し、ヘアライン仕上げとした超小型きょう体に、同社オリジナルのBAドライバーを組み込む。半田付けなどの難しい工程はない。組み立て後は、同社のアドバイスを受けながら、自分好みの音を作るチューニングを行える。作業時間は50分で、11月22日が10:00~20:00の間に9回実施、23日が10:00~19:00の間に8回実施する。募集人数は各回10名で先着順、9:30より受付を開始する。
2014年11月21日米Googleは19日(現地時間)、同社製ブラウザ「Google Chrome」の最新ベータ版に、新たなブックマーク機能を実装した。メニュー>ブックマーク>ブックマークマネージャで利用可能。同機能は、今後数週間かけてロールアウトされる。ベータ版では、同社が提供済みのChrome向け拡張機能「Bookmark Manager」と同等の機能を標準で搭載する。ブックマークの名前/URLに加えページが写真付きで並び、メモを付けて管理できる。写真はブックマークの作成時に選択可能。また、「東京」や「写真」のようにトピックにより自動でフォルダを提案する機能、ブックマークの共有機能、デバイスをまたいでブックマークを共有できる機能も追加される。ほか、検索時には、ブックマークページの内容も検索対象とすることで、検索性も改善されている。
2014年11月21日STMicroelectronicsは11月14日、オーディオ用SoC「STA1052」をベースに開発されたカーオーディオ用プロセッサ「Accordo2」ファミリを発表した。同ファミリは、メディアデコーディング、オーディオルーティング、音声処理、アナログ音声入出力などを完全に統合したオーディオサブシステムとともに、独立したセキュアCANマイコンサブシステムを提供する。また、これまで複数の製品を必要としていた車載用インフォテインメント機器を1チップで実現する。さらに、顧客における部材コストの最小化に加え、ミドルウェア、メディアプレーヤ、オーディオコーデック、サウンドエフェクト処理を含む独自のソフトウェアターンキーソリューションにより、製品開発期間の短縮を加速させる。そして、同ファミリの大半の製品は、アプリケーションの拡張性を有しており、基本的なカーオーディオからネットワーク接続型カーオーディオやディスプレイオーディオに至るまで、さまざまな設計に対応することができる。一方で、あらゆるケースで同一のハードウェアならびにソフトウェアアーキテクチャを再利用できるため、設計コストが大幅に削減される。この他、32ビットで動作周波数が最大600MHzのARM Cortex-R4コアを搭載しており、メディア管理、通信およびオーディオデコーディングの全ての役割を果たす。さらに、フラッグシップ製品の「STA1095」には、リアルタイムCAN/車載インタフェース処理専用のARM Cortex-M3コアの他、Bluetoothによるハンズフリー通話用の音声増幅アルゴリズムとエコー/ノイズ除去(ECNR)をサポートする強力なDSPが搭載されている。なお、「Accordo2」ファミリ製品は、16mm×16mm×1.7mmサイズの361ピンLFBGAパッケージ(0.8mmピッチ)で提供される。現在サンプル出荷中で、2015年第2四半期より量産が開始される予定。
2014年11月17日メディア・インテグレーションは、Avid Technologyの定番DAWソフトウェア「Pro Tools」とApogee Electronicsのオーディオ・インタフェースを同梱したバンドルパッケージ「Pro Tools | Duet」、「Pro Tools | Quartet」を発売した。価格は、Pro Tools | Duetが税抜11万9,000円、Pro Tools | Quartetが税抜21万円。「Pro Tools | Duet」は、シンガー・ソングライターおよびループベースのミュージシャン向けにデザインされたポータブルな音楽制作パッケージ。Pro Toolsと2イン4アウトのUSBモバイル・オーディオ・インタフェース「Duet」の組み合わせにより、プロフェッショナル・レベルの音楽制作ワークフローをコンパクトに実現する。一方、「Pro Tools | Quartet」は、完全なオーディオ/MIDIのソリューションを必要とするミュージシャン、エンジニア、プロデューサー、サウンド・デザイナー、オーディオ・ポスト・プロフェッショナル向けにデザインされた音楽制作パッケージ。同ソフトに加え、12イン8アウトのUSBデスクトップ・オーディオ・インタフェース「Quartet」を備え、最初の音から最後のミックスにいたるまでの高品位な制作環境を手軽に提供する。なお、両製品ともにオーディオ・インタフェースのコントローラーから録音およびモニタリングを直接制御できるコントロール・ソフトウエア「Pro Tools IO Control」(EUCON対応)が付属する。
2014年11月07日ディーアンドエムホールディングスは11月4日、デノンブランドよりネットワークオーディオプレーヤー「DNP-730RE」を発表した。発売は11月下旬で、希望小売価格は46,000円(税別)。PCなどに保存されている音楽をネットワーク経由で再生するオーディオ用のネットワークメディアプレーヤーは、音楽配信サービスの一般化や、ハイレゾ音源の登場により注目を集めている製品だ。DNP-730REは、2011年8月に発表した「DNP-720SE」の後継モデルだ。DACチップは、テキサス・インスツルメンツ製の「PCM1795」を採用。高精度なD/A変換のために、ハイブリッドPLLジッターリデューサーを搭載。デジタル音声信号のクロックをリクロックすることで、ジッターによる音質への影響を抑えている。DLNA 1.5とAirPlayに対応しており、DSD 5.6MHzや192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、96kHz/24bitまでのALACを利用可能だ。ハイレゾ音源以外でも、WMA、MP3、MPRG-4 AACの再生に対応している。フロントパネルにはUSBポートを装備しており、ここからもネットワーク経由の場合と同じ形式のファイル再生を行うことができる。また、インターネットラジオも利用可能だ。アナログ出力回路は、2013年8月に発表したSACDプレーヤー「DCD-1500RE」と同等の回路構成を採用。カスタムコンデンサーなどの高品位パーツも使用されている。無線LANは、IEEE802.11b/g/nに対応。2本のアンテナによるダイバーシティ方式を採用しており、より高速で安定した通信を行うことが可能となった。WAC(Wireless Accessory Configuration)やWPS規格に対応しており、ネットワークの設定は簡単に行うことができる。また、「Denon Remote App」に対応しており、iPhone/ iPad/ iPod touchやAndroidデバイスから操作を行うことも可能だ。出力インタフェースは、アナログ音声(RCA)と光デジタル音声を装備。本体サイズはW434×D297×H73mmで、質量は2.9kg。
2014年11月04日エムアイセブンジャパンは、Mac/PC/iPadに対応したPreSonusのUSB 2.0オーディオ・インタフェース「AudioBox iOne」および「AudioBox iTwo」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格はiOneが13,800円前後、iTwoが18,800円前後。同シリーズは、小型・軽量なボディーに、大型コントロール・ノブ、ハイパフォーマンス・クラスAマイク・プリアンプなどを搭載し、最高24Bit/96kHzに対応したUSB 2.0オーディオ・インタフェース。より一層コンパクトでインストゥルメント入力1系統とマイクロフォン入力1系統を備えた「AudioBox iOne」、さらにステレオ入力/MIDI入出力/モニターミックスなども装備した「AudioBox iTwo」の2モデルをラインナップする。また、AudioBox iTwoと、微妙なニュアンスをキャプチャできる「M7コンデンサー・マイク」、プロフェッショナル・モニタリング・ヘッドフォン「HD7」などをバンドルしたスペシャル・パッケージ「AudioBox iTwo STUDIO」(市場予想価格:2万7,800円前後)も展開。そのほか、音楽制作ソフトウェア「Studio One Artist」が付属するほか、録音したセッションはそのままStudio Oneへワイヤレス転送できるiPad用2トラック・レコーディング・アプリ「Capture Duo」なども同社より無料配信されている。
2014年11月04日アルパインは10月28日、Apple CarPlayに対応したカーオーディオ「iLX-007」を発表した。10月より順次、米国と欧州で販売を開始する。iLX-007は、7型のディスプレイを備えたカーオーディオのメインユニット。Apple CarPlayを使用することで、電話、ナビ、音楽、メール送受信といったiPhoneの機能を車内で手軽に使用することができる。7型の大型ディスプレイを搭載しているため、iPhone単体で使用するよりもナビ機能などを快適に使用することが可能だ。これらの操作は、iLX-007のタッチパネルだけでなく音声認識機能のSiriで行うことも可能。使用できるiPhoneのバージョンは、iPhone 6 / 6 Plus / 5s / 5c / 5(iOS 7.1以上)となっている。なお、iLX-007は海外向けモデルで、日本国内での販売については未定。同社によると、iLX-007に限らず現時点での日本国内へのApple CarPlay対応機の投入については未定とのことだ。
2014年10月30日JVCケンウッドは10月28日、2015年モデルのカーオーディオとして、1DINサイズのCDレシーバー5製品と2DINサイズのDVDレシーバー3製品を発表した。発売は11月上旬より順次。価格はオープンで、推定市場価格は12,000円前後~44,000円前後(いずれも税別)。○Bluetoothの高音質コーデックaptX/AACを利用できる「U400BT」「U300BT」1DINサイズCDレシーバーのラインナップは、Bluetooth対応モデルの「U400BT」「U300BT」に、非対応モデルの「U400」「U300」「U300R」。U400BTとU300BTのBluetoothのバージョンは2.0+EDR。対応プロファイルはHFP、SPP、PBAP、A2DP、AVRCP。スマートフォンと接続した場合、ハンズフリー通話を行うことも可能だ。音声コーデックは、SBCに加えて、より高音質なaptX/AACを利用できる。また、スマートフォンの音声認識機能を利用して音楽の検索・再生や電話機能を利用することも可能だ。5モデルとも、音楽CDの再生とAM/FMラジオの受信に対応するほか、フロントパネルにUSBポートとAUX端子を装備。無料アプリの「KENWOOD Music Play」を使用することで、Androidスマートフォンに保存されている音楽をレシーバー側の操作で再生することが可能だ。また、別売オプションのiPodインタフェースケーブル「KCA-iP102」「KCA-iP103」でiPhone/iPodを接続した場合も、レシーバー側で選曲などの操作を行うことができる。さらに、フロントパネルには「iPodキー」を備えており、ダイレクトにiPhone/iPodからの入力に切り替えることが可能だ。U400BTとU400は、バリアブルカラーイルミネーション機能搭載。RGB各色を10段階で調節してオリジナルのイルミネーションに設定することができる。アンプの最大出力は50W×4。8種類のプリセットを備えた「dBイコライザー」機能も備えている。プリセットは「DRIVE EQ」「DANCE」「POWERFUL」「ROCK」「VOCAL」「EASY」「JAZZ」「NATURAL」。DRIVE EQは、走行中にロードノイズによってかき消されやすい小さな音や低域などを補強するするものだ。○高い操作性のワイドコンソールモデルが追加された2DINレシーバー2DINサイズDVDシーバーのラインナップは、7V型液晶ディスプレイを装備する「DDX6015W」「DDX6015」に、6.2V型液晶ディスプレイを装備する「DDX3015」。ワイドコンソール用のDDX6015Wは、左右のフレームに操作キーを分離配置した専用のデザインを採用。キーとタッチパネルにより直感的な操作が可能だ。音楽CDやDVDの再生、AM/FMラジオの受信に対応するほか、背面にUSBポートとAUX端子を装備。USBデバイスに保存された音楽ファイル(MP3、WMA、AAC、WAV)、映像ファイル(MPEG-1/2)、静止画(JPEG)を利用できる。バリアブルカラーイルミネーション機能を搭載。プリセットされた8色のほかに、RGB各色を調整してオリジナルカラーにすることも可能だ。イルミネーションを時間で変化させるスキャンモードも装備している。アンプの最大出力は50W×4。走行中にロードノイズで聞こえにくくなる中低域を補正する「DRIVE EQ」をはじめとした8種類のプリセットイコライザーも備えている。
2014年10月28日ゼロスタートは10月27日、ブックオフオンラインが運営する公式通販・買取サイト「ブックオフオンライン」のサービスにおいて、EC向け商品検索エンジン「ZERO ZONE SEARCH」を納入したと発表した。同検索エンジンは、ECサイト内の検索で重要となる「絞り込み」と「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したもので、大規模・高負荷に対応があり、パッケージとして導入が可能となる。ブックオフオンラインでは、中古品だけでなく、新刊本や新品ソフトも取扱っており、新刊・中古を組み合わせたコミックや書籍の全巻セットを一度に購入できる「オトナ買い」機能など利便性を意識したサービスを展開。今回、同検索エンジンを導入することで、ユーザの購買体験の向上を目指す考えだ。
2014年10月28日ティアックは、USB2.0に対応したオーディオ/MIDIインタフェース「US-2x2」、「US-4x4」、「US-16x08」を、同社TASCAMブランドより発表した。「US-2x2」、「US-4x4」はすでに発売されているが、「US-16x08」のみ11月上旬に発売予定。価格はオープンプライス。これらの3モデルは、いずれも著名な音楽制作機器を数多く手がけたドイツ人デザイナーによる先鋭的なデザインを採用している。わずかに傾斜したアングルドデザインがストレスフリーのデスクトップレコーディングを実現するとのことだ。また、音質の要となるマイクプリアンプには、EIN-125dBuを誇る「Ultra-HDDAマイクプリアンプ」を搭載。さらに、複雑な機能は排し、簡単にインストールできる新設計の専用ドライバーも付属する。iPadなどiOSデバイスを使用したレコーディングにも対応しており、Apple純正のLightning-USBカメラアダプタにより、iPad用オーディオインタフェースとしも利用できる。なお、US-2x2では、iOSデバイスへ接続する際に別売のACアダプターが必要となる。
2014年10月28日ヤマハミュージックジャパンは、Bluetooth対応オーディオと間接照明が一体となったライティングオーディオシステム"Relit(レリット)"シリーズの新モデル2種を発売する。発売時期は、「LSX-70」が11月中旬から、「LSX-170」を12月上旬から。価格は「LSX-70」が4万5000円、「LSX-170」が6万円(ともに税抜)。Relitシリーズは、オーディオと間接照明が一体になったインテリアアイテム。新たな2モデルは、パンチングメタルの上質感と浮いているように存在するスピーカーユニットの融合による美しいデザインが特徴だ。「LSX-70」は約950gという軽量かつコンパクトな筒状で、部屋から部屋へ持ち運べる充電式バッテリー内蔵モデル。一方「LSX-170」はソリッドな円すい台で、美しく広がる光と重厚な存在感がインテリアにもなる据え置きモデル。カラーバリエーションは両モデルともに、サンライトゴールド、ダスクブロンズ、ナイトブラックの3色が用意される。また、スマートフォンやタブレット内の音楽ファイルをワイヤレス(Bluetooth接続)で再生でき、高音質なワイヤレス再生を実現するaptXにも対応する。周囲のどこから聴いても楽しめるように音が360度に広がるうえ、どんな場所に設置しても心地よい音を楽しめるバランスの取れたチューニングが施されている。加えて、圧縮音源に低音域の量感や高音域の伸びをプラスする同社独自の音質改善技術「Extra Bass」や小音量での再生時でも低音と高音を補正する「ラウドネスコントロール」を搭載。さらに、iOSまたはAndroid向けの専用アプリ「DTA CONTROLLER」(無料)を使えば、スマートフォンやタブレットの画面から再生/停止、音量調整、音質調整、楽曲選択などが可能だ。そのほか、両モデルに搭載されるLEDライトは「LSX-70」が5段階、「LSX-170」は10段階に明るさを調節可能。「DTA CONTROLLER」と連携し、タイマー設定した時間に合わせて照明と音楽を自動でオン/オフする「スマートタイマー」機能を搭載する。なお、「LSX-70」の外寸は幅94mm×高さ241mm×奥行94mm、重さは950g。スピーカーユニットは5.5cmウーファー×1、4cmツィーター×1。最大出力(JEITA)は、ACアダプタ使用時がウーファー10W+ツィーター10W、内蔵電池使用時がウーファー5W+ツィーター5W。照明部はLED数が4個で消費電力は8W。「LSX-170」の外寸は幅271mm×高さ290mm×高さ271mm、重さは3.3kg。スピーカーユニットは9cmウーファー×1、3cmツィーター×1。最大出力はウーファー15W+ツィーター15W。照明部はLED数が11個で消費電力は15Wとなっている。
2014年10月23日Analog Devices(ADI)は10月22日、オーディオやコントロールデータをクロックや電源とともにアンシールドのシングルツイストペアワイヤ上で配信することができるデジタルオーディオバス技術を搭載したトランシーバ「AD2410」を発表した。同製品は、同社の新しい車載オーディオバス「A2B(Automotive Audio Bus)」を可能にするデバイスファミリの最初の製品であり、現在のケーブルハーネスの重量を大幅に低減でき、車の燃料効率の改善とHi-Fiオーディオ配信を実現する。また、既存のデジタルバスアーキテクチャで求められる高価な大規模メモリ付きのマイコンが不要になる。さらに、50Mbpsのデータ帯域幅と、上りおよび下り合わせて最大32オーディオチャネルに対するサポートを提供する。そして、複数の「AD2410」を単一のマスターにデイジーチェーン接続でき、あらゆる規格のオーディオサンプリング速度に対応する他、既存のデジタルバスアーキテクチャと異なり、システム遅延は全てのスレーブノードにおいて完全に同期されるため、特にアクティブノイズキャンセレーション、車内通信、およびマイクロフォンビームフォーミングなどのアプリケーションに適しているという。この他、配線の複雑さを低減するだけでなく、全てのスレーブノードにファントム電源機能を提供して、ローカル電源を不要にする。その結果、オーディオシステムのeBOMコストが低減できる。また、自動車用ESDやEMI、さらにEMC要件のすべてに適合しているのに加え、-40℃~+105℃の拡張自動車用温度範囲で動作し、AEC-Q100規格に完全準拠している。さらに、システム関連の故障を特定できる拡張診断機能も内蔵している。そして、同社のSigmaStudioグラフィカル開発ツールを用いて完全にコンフィギュレーションすることができ、開発時間の短縮と迅速な市場投入を保証する。なお、パッケージは32ピンLFCSP。価格は1000個受注時で4.95ドル。現在サンプル出荷中で、量産出荷は12月より開始する予定。
2014年10月23日ユニットコムは20日、USB端子をライン出力/マイク入力端子に変換するUSBオーディオインタフェース「D543 USB Virtual7.1」を発表した。同社が運営するパソコン工房通販サイト内にある雑貨専門店「Nantena」で販売する。価格は税込215円。USB経由で、ライン出力とマイク入力のステレオミニジャック端子を使用できるUSBオーディオインタフェース。電源はバスパワー。本体にはボリューム調整とミュート機能を備え、バーチャル7.1chサラウンドサウンドにも対応する。入力端子はライン出力、出力端子はモノラルマイクロフォン入力(ステレオミニジャック)。本体サイズはW2.5×D1.3×H5.6mm。対応OSはWindows XP / Vista。
2014年10月20日Twitterは10月17日、iOS・Androidのアプリ向けにTwitterの新たな音楽再生機能「オーディオカード」を発表した。オーディオカードは、アーティストが投稿した音源をTwitterのタイムライン上で再生できる機能。SoundCloudとiTunesの協力の基、一部のアーティストで試験的に導入する。パリ出身のDJのデヴィッド・ゲッタがリミックス音源を公開したり、シカゴ出身のチャンス・ザ・ラッパーが70万人がニューシングルを公開するなど、すでにオーディオカードが活用されている。Twitterの利用者は、アーティストが投稿したオーディオカードを自分のタイムライン上でタップすることで、拡大画面に切り替えて直接音楽を再生できる。画面には、曲の早送り/巻き戻し、一時停止などの再生機能がある。矢印マークをタップしてプレーヤーの画面を縮小表示すれば、別のページを行き来しながらも継続して再生できる。
2014年10月20日ハイ・リゾリューションは、Focusriteの人気USBオーディオインタフェース「Scarlett」シリーズの最小モデル「Scarlett Solo」を発売した。価格は1万800円。同製品は、美しくコンパクトなアルミニウム製ボディーに、Focusriteの伝統ある高品位マイクプリアンプ1基を備えたマイク入力、ラインとの入力切り替えが可能な楽器入力、最高24bit/96kHzに対応したAD/DAコンバーター、大型のボリュームコントロールダイヤル、ダイレクトモニタースイッチなどを搭載している。また、ゲインノブの周りには、直感的なレベルコントロールを可能にする"halo"シグナルインジケーターも装備。USBバスパワーでの動作に対応するほか、音楽制作ソフト「Ableton Live Lite」、1GBの著作権フリーサンプル素材集「Loopmasters」、「Novation Bass Station」ソフトシンセサイザー、さらにEQ/コンプレッサー/リバーブ/ゲートエフェクトなどを含む「Focusrite Scarlett Plug-in Suite」も付属する。
2014年10月16日デンソーと新日本無線は10月16日、新日本無線のオーディオ向けにデンソーのSiC技術「REVOSIC」を応用したSiCパワーデバイスを共同開発したと発表した。SiCは、従来材料であるSiよりも高耐圧、低抵抗、高速オン/オフ動作の特徴があり、高電圧が印加可能で低出力損失であることから、システムの発熱を大幅に低減することができる。例えば、ハイブリッド車用のインバータの体積を従来の2割まで小型化することができるなど、産業用機器をはじめ、あらゆる機器の省電力化を可能にする。デンソーはこれまで、「REVOSIC」を車載用途に適用するため、パワーデバイス、6インチのSiCウェハなどを開発してきた。デンソーでは、今後も車載用・産業用ともに「REVOSIC」の研究・開発を推進していくとコメントしている。
2014年10月16日パナソニックは9月29日、オーディオ専用ブランド「Technics(テクニクス)」のネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」を発表した。発売は2015年2月が予定されており、希望小売価格は138,000円となっている(税別)。なお、本製品は受注生産となる。Technicsブランドにおいて、上位のラインナップである「リファレンスシステム R1」シリーズに対して、より多くのユーザーに楽しんでもらうことが念頭に置かれている「プレミアムシステム C700」シリーズとして位置付けられるモデル。ST-C700は、ジッターによる音質劣化や外部からのノイズ混入を防ぐ「Digital Noise Isolation Architecture」、電源ノイズの混入を抑える「Virtual Battery Operation」などを搭載するネットワークオーディオプレーヤーだ。Digital Noise Isolation Architectureは、ジッターリムーバーによるジッター削減のほか、LAN入力にはコモンモードフィルター、デジタルインタフェースであるUSBにはパルストランスと、インタフェースごとに適したノイズ遮断を行うもの。これにより、クリアで安定したサウンドを実現する。加えてUSBからの入力には、低誘電損失、高耐圧、温度安定性などの特性を持った高品質ルビーマイカのコンデンサーや、磁気歪みに強い非磁性カーボンフィルム抵抗によるパワーコンディショナーを搭載。USB電源ラインからノイズが混入するのを低減し、高音質再生を可能としている。Virtual Battery Operationは、基準電位発生回路をコンデンサーチャージに使用。音楽再生時には回路を遮断して、電源ノイズが信号へ混入するのを防ぐことで、音が濁る原因を取り除くものだ。これにより、電源回路自体でノイズが発生するのを抑えている。これらに加えて、Technicsオリジナルアルゴリズムの「Ultra Low Distortion Oversampling」を採用。デジタルコンテンツ特有のサンプリングによるイメージ成分を-160dB以下まで高精度に除去し、豊かな空間表現を可能としている。接続インタフェースは入力がUSB-A、USB-B、出力がアナログRCAアンバランス×1系統、同軸デジタル×1系統、光デジタル×1系統、そのほかLANポートを備える。サイズはW340×D305×H88mm、質量は約4kgだ。
2014年09月29日夏は家族で出かけることも多くなる季節。家族で過ごした思い出を、小さなフォトブックに仕立てて楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は、おうちでできる簡単手作りフォトブックの作り方をご紹介します。私は、気付くとデジカメやスマホでたくさんの写真を撮っています。日常の写真はそのままデータとして保存しておくことが多いのですが、どこかへ出かけたときの写真は小さくプリントして、フォトブックにしています。大きなサイズだとすぐにたまってしまう上、見るのもおっくうになってしまうのですが、小さなサイズで作れば、すぐ手に取れるところに飾りながら出しておくことができます。いまは、スマホやパソコンから作れるフォトブックサービスがたくさんありますが、あえて手作りするのも、味があってよいものです。今回はL判の1/4サイズでプリントした写真を使ったミニフォトブックを作ります。■ミニフォトブックの作り方<用意するもの>・厚紙・色画用紙・のり糊・装丁用の紙(かわいい柄の包装紙など)・L判の1/4サイズにプリントした写真<作り方>1.色画用紙を14cm×5cmに切ります。同じものを、収録する写真の半分の枚数分作りましょう。2.カットした色画用紙を半分に折り、折った部分をのりで貼り付けて冊子状にします(写真参照)。3.厚紙をカットします。7cm×5cmを2枚(表紙用)、0.5cm×5cmを1枚(背表紙用)、それぞれカットしてください。4.装丁用の紙を17cm×7cmにカットして、中心に3で切った背表紙用の厚紙を貼り付けます。そして、左右に2mmずつ間隔を開けた所に表紙用の厚紙を貼り付け、余った部分は内側に折り込んで貼り付けます(写真参照)。5.2の冊子状に貼り合わせた色画用紙を、4の背表紙の部分に貼り付けます。これで冊子部分が完成です。6.あとは、プリントした写真を貼ればでき上がりです。今回は、写真よりひとまわりくらい大きなサイズで作りましたが、もっと大きくして余白を多く取ると、コメントなどを書き込んで楽しくアレンジすることができます。写真のプリントサイズによって、自由に大きさを調整できるのも、手作りのよいところ。ぜひ、この夏の思い出をオリジナルのフォトブックに仕立てて楽しんでくださいね。
2014年08月27日アユートは7月19日、「ポータブルオーディオ研究会2014年夏(ポタ研2014夏)」の会場で、Astell&Kernブランドのハイエンド・ネットワークオーディオプレーヤー「AK500N」の発表会を開催した。なお、発売日や価格は未定。AK500Nは、Astell&Kernブランドとして初めての据え置き型プレーヤー。1TBのSSDを搭載しており、そこに保存した音楽ファイルを再生するというのが基本スタイルだ。CDドライブを搭載しているが、これはリッピング専用で、ダイレクトに音楽再生を行うことはできない。リッピング時のファイル形式は、現状はWAVのみだが、製品化の際には、FLAC/AIFFなどにも対応させる予定としている。また、NPTモードを持っており、PCなどでダウンロードしたファイルは、USB経由でコピーすることが可能だ。USB DAC機能を搭載しており、PCなどから音楽再生を行うこともできる。対応フォーマットは、同社のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AK240」と同じで、192kHz/32bitまでのファイルに対応する(ネイティブ再生は192kHz/24bitまで)。「AK120」や「AK100II」、AK240とネットワークで連携可能。AK500Nに保存されている音楽ファイルを、これらのプレーヤーに転送することができる。また、AK500Nに保存されている音楽ファイルを、AK120やAK100II、AK240からネットワーク経由で再生させることも可能だ。Wi-FiやBluetoothに対応しており、iOS端末やAndroid端末で動作するリモートコントロールアプリも用意される予定だ。DLNAもサポートされるが、プレーヤーとレンダラー、サーバーのうち、どの機能が利用できるのかは現時点で不明だ。USBは、Type AとType Bそれぞれ1系統を装備。それ以外のデジタル入出力は、AES/EBU×1、S/PDIF×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。アナログ出力は、バランスとアンバランスをそれぞれ2系統装備する。
2014年07月22日(写真はプレスリリースより)ワコールの「ボディブック」サイトワコールから生まれた「かしこくキレイなからだをつくるための」サイト、それが「WACOAL BODY BOOK」サイトです。下着メーカーならではの女性のからだを研究しつくした強みを生かし、美しいからだを意識した情報を発信しています。有吉与志恵メソットの1分間トレーニング二月の特集はバストについて。コンディショニングトレーナーの有吉与志恵先生のオリジナルメソットで美しいバストづくりをめざします。トレーニング時間はなんと1回わずか1分間!わずかな時間ですが、老廃物を流し、理想のバストに近づけます。がんばらない運動。「1分楽トレ」と言われる、有吉与志恵先生のメソットは「がんばらない運動」をモットーにつくられています。「コンディショニングトレーナー」とは聞き慣れない言葉ですが、体調改善運動=コンディショニングで、ダイエット運動などを「我慢、無理しておこなう」のではなく、「心地よいと思えることをおこなう」ことによりからだが自然とよい状態になるという考え方だそうです。ワコールボディブックでは、有吉与志恵先生の数々の指導が紹介されています。【参考サイト】▼ニュースリリースポータル▼ワコール ボディブック▼有吉与志恵 オフィシャルサイト
2014年02月12日ハンファQセルズジャパンは24日、オーディオ機器向けのBluetoothレシーバー「HS-BMR002」を発売した。AAC、apt-X、SBCの各コーデックに対応する。直販価格は4,380円。オーディオ機器のアナログ音声入力端子もしくは光デジタル出力端子につないで利用する、Bluetooth3.0対応のレシーバー。プロファイルはA2DP、AVRCPをサポートする。サイズは約W42×D53×H18mm、重量は15.5g。電源は付属のACアダプタを使用する。
2014年01月24日