セレブが愛するショコラティエと大統領シェフの最強タッグ京橋の東京スクエアガーデン1Fにある「GRAHM’S CAFE Los Angeles」は、大統領シェフが腕を振るうセレブ御用達ショコラティエ。海外セレブのファンも多いチョコレートアーティスト、ジョナサン・グラム氏によるスイーツと、歴代3大統領の就任晩餐会で指揮を執った山本秀正シェフによるアメリカン創作料理が一度に楽しめる名店です。開放的なアメリカ西海岸のダイナーをイメージした内装は、木のぬくもりが感じられる温かみのある空間。さらに、壁の鮮やかなブルーがモダンな印象で雰囲気を格上げしています。天井も高いので大勢で訪れても居心地よく、リラックスムードで料理を楽しめるのが魅力。京橋駅直結とアクセスもバツグンです。あつあつトロトロのチョコレートソースがしたたるフォンダンショコラデザートをプロデュースするジョナサン・グラム氏は、高級チョコレート店「コンパーテス」のオーナーとしてチョコレートの真髄を知り尽くしたパティシエです。伝統と革新が合わさった最新スイーツはグルメ通も唸らせるほどで、芳醇なフレーバーやフルーツの組み合わせで遊び心たっぷりのチョコレートを提供しています。見た目も現代的でポップなセンスが光るデザイン。イチ押しスイーツはフォンダンショコラ。オーダー後に焼き上げるこだわりのフォンダンショコラは、中からあつあつトロトロのチョコレートソースが溢れでます。コクのあるソースがとろりと美しくしたたり、ソースの甘酸っぱさとピタリと調和。まるで芸術品のようなスイーツです。ほかにもカニ肉やパン粉、牛乳、マヨネーズ、卵、タマネギなどでつくられたアメリカのごちそうケーキ「メリーラウンド風クラブケーキ」や、ジューシーな肉汁滴る「国産ポークチョップのグリル」や各種ステーキなどの肉料理も豊富。リッチな食体験を京橋で堪能できます。文/萩原かおりスポット情報スポット名:GRAHM'S CAFE~Los Angeles~住所:東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン1F電話番号:03-5542-1730
2018年06月19日ファッションやインテリアなど、その道のプロフェッショナルのゲイ5人組が、「自分を変えたい」男性たちを次々に変身させていくNetflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ」。2月から日本でも配信されている本作は、「元気をもらえる」「疲れた心に染みる」「最高で、泣ける」など口コミで広がりを見せており、最新シーズン2が6月15日(金)より配信決定!改めてその魅力を検証してみた。■「クィア・アイ」ってどんな番組?本作は、2003年~2007年までアメリカで放送され、エミー賞も受賞した大人気リアリティ番組「Queer Eye for the Straight Guy」(原題)のリブート版。ファビュラスな(とっても素晴らしい)5人のゲイたち、通称“ファブ5”が、自分の人生を何とかしたい、モテたい、変わりたいという男性たちを大変身させていく番組。オリジナルでは大都市ニューヨークで、ゲイではないストレートの男性だけを対象にしてきたが、今回は舞台を南部のジョージア州に移し、カミングアウトを考えているゲイの男性も取り上げられている。また、オリジナルのショーのテーマが“寛容”なら「僕らは“受容”を目指す」と“ファブ5”は語っており、トランプ政権下でますます進む分断を、実にさりげなく、すてきな形でいさめつつ、番組の依頼者のみならず視聴者たちにも生きるヒントを与えてくれる。待望のシーズン2では、なんと男性だけでなく、女性の変身のお手伝いもすることになるという。■それぞれがプロフェッショナル!魅力的な“ファブ5”こうした変身番組は日本でも数あれど、「クィア・アイ」がひと味違うところは、“ファブ5”が変えるのは外見だけではないこと。南部の太陽のような軽快な音楽に乗せて、依頼人が何を求めているのか、どんな自分になりたいのかを、彼らの住まいに突撃し(「何でも触るんだね」と言われるほど!)、ライフスタイルを徹底チェック。ライフストーリーや人生観にまで踏み込み、コミュニケーションの中から不安や心配事、望みを引き出す。しかも、「イケてる僕らの真似をすれば大丈夫!」といった前提では決してないことがポイント。選択の余地や決断の機会を依頼者に与えながら、内面からの変化をもたらしていく。いわば、心の持ち方や生き方の自己改革を後押ししてくれるのだ。そんな“ファブ5”はそれぞれに得意分野があり、魅力と自信に満ちあふれている。観始めたら、彼らをすぐに好きになってしまうこと間違いなし!アントニ(料理&ワイン担当)オリジナル版の料理担当者のパーソナルシェフを務めていたこともあるアントニ。普段キッチンに立ったことのない人でも手軽にできるような、新鮮な食材を使ったレシピを手ほどきする。短編映画で主演を務め、海外ドラマ「ブラックリスト」にも出演するなど俳優としての顔も。Tシャツのセンスが抜群。ボビー(インテリアデザイン担当)ロサンゼルスを拠点に活躍する、実績あるインテリアデザイナーで、縁の下の力持ち的存在。依頼者たちのどうしようもないお部屋を機能的かつ、快適に大変身させる。テキサス生まれ、ミズーリ育ち。教会に通っていたころ、ゲイを否定的に語られたことから「僕をゲイにしないで」と泣きながら祈ったこともあったそう…。カラモ(カルチャー担当)2004年、MTVのリアリティ番組「The Real World」(原題)フィラデルフィア版に、初めてのオープンゲイのアフリカ系男性として出演。数々の番組でホストとしても活躍しており、依頼者の懐に入っていく手腕はさすが。2人の子のパパ。彼が南部での黒人差別や白人警察官に対する思いを告白した回は、最も胸打つエピソードの1つ。ジョナサン(美容担当)人気スタイリスト。どんなにヒゲ伸び放題のオジサマもセクシーに変身させる。コメディサイト「Funny or Die」で、人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をゲイの視点から語る「Gay of Thrones」(原題)のコメンテイターを務めていることでも有名。フィギュアスケート好き。タン(ファッション担当)英国生まれ、パキスタン系のファッションデザイナー。ファッションブランド「Kingdom and State」のデザインを担当している。ファッションにあまりお金をかけられない依頼者に、選びやすく、着回ししやすい洋服をチョイス。しかも、ほめ上手。「5年付き合った彼にフラれた。僕が身だしなみを整える努力を怠ったから」と告白し、依頼者の心を開かせた。■きっと分かり合える…名言が次々飛び出す変身へのプロセス本作の舞台は、保守的な考えを持つ人が多いといわれるアメリカ南部。トランプ支持者の白人警官や、6人の子どもを持つ敬虔なクリスチャンもいる。まず印象的なのは、“ファブ5”の偏見との向き合い方だ。本作による大変身がきっかけで、元妻と再婚したことが伝えられた第1回に登場したトムは、同性婚をしたパートナーがいると話したボビーに「君は夫?妻?」と尋ねたことがある。すると「それは偏見!」「どちらが主導権を握るかなんて誰でも微妙。女性的か男性的か分けられるものじゃない」とジョナサンがきっぱり。先日最終回を迎えた日本のドラマ「おっさんずラブ」でも同様に、春田と部長の結婚式では「どっちがウエディングドレスを着るの?」と聞かれていたが、「2人ともタキシードでいいじゃない」と幼馴染のちずが応じるシーンもあった。まさにそのとおりだ。また、第3回では、カラモが運転中に白人警官に呼び止められ、一瞬、車内に緊張が走ったことがあった。実はその警官は依頼者コーリーの友人だったのだが、そのときのことをコーリーとカラモは後で話し合っている。「黒人を不当に扱う警官は全員じゃない。固定観念はよくないよね。許されないこと」とコーリーが率直に話すのを聞いて、カラモ自身も「偏見が払拭された」と打ち明ける。こうして、心を開いて語り合い、それぞれを尊重し合う彼らの姿は、いまのアメリカ、そして日本にも必要な“受容”そのもの。さらに、第4回では、父を亡くした後、支え合ってきた継母にカミングアウトしたいゲイの青年AJが登場する。いかにもゲイ“らしい”服装は避けてきたというAJに、彼らは自らの経験に則した言葉で語りかける。「性の問題は二の次。大事だけれども、自己表現の第一手段じゃない」というアントニに、「保守的な自分を無理して演じる必要はない」と語るタン。自分らしさを表現することに、臆病にならないでと伝えていく。「君のカミングアウトに誰かが勇気をもらえるんだ」と話す、同じアフリカ系のカラモの言葉も象徴的だ。The Fab 5 reunited with AJ +Andre, who revealed they’re now MARRIED!!Queer Eyeさん(@queereye)がシェアした投稿 - 2018年 6月月1日午前8時21分PDT祝!シーズン1・第4回に登場したAJは同性パートナーと結婚したらしい!“ファブ5”が語る言葉は決して押しつけがましいものではなく、いずれも自らの経験に裏打ちされたリアルなものであり、それによって彼らは依頼者の心の底にある思いに自ら気づかせていく。依頼者たちはそれぞれ喪失感や挫折、鬱屈した気持ちを抱えており、自分に正直に生きられないことに葛藤が生じている。そして、それが衣食住にも現れてしまっている。特に第5回に登場した、結婚式での失敗を長年引きずり、6人の子どもの世話と仕事に追われていたボビーは、タンから「いままで見た中で一番悲しいクローゼット」、ジョナサンからも「1日3分だけでいいから自分に使ってみない?」と言われる始末。彼と彼の家の変貌ぶりはお見事で、最後には披露宴のやり直しも大成功!“ファブ5”は全員が全員、こうして相手の心情をくみ取り、気持ちを聞き出すことが本当にうまい。その陽気さもあってカウンセリング効果は絶大で、依頼者たちに自己肯定感や自尊心、プライドを取り戻させていく。番組の最後には、すっかり生まれ変わった依頼者たちの新たな1歩を“ファブ5”がVTRで見守るのだが、自分自身を取り戻し、相手を受け入れ、自分を受け入れた彼らを見る5人も感動しきり。ときには涙を見せて喜ぶこともあり、それを見て視聴者も涙したり…。「クィア・アイ」を見た後は、こちらまで「今日は自炊してみよう」「部屋の模様替えをしよう」「思い切ってあの服を買ってみよう」「新しい仕事にチャレンジしてみよう」といつのまにか前向きな気持ちになっている。本作をこれからチェックする、という人も、彼ら“ファブ5”からこのポジティブパワーをもらってみては?Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ」シーズン1は配信中、シーズン2は6月15日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始(各・全8回)。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年06月08日「タグチ・アートコレクション」とは? 「タグチ・アートコレクション」とは、実業家・田口弘氏により収集された国内有数の現代美術のコレクションのこと。400点を超える芸術作品を所有するコレクションから、世界で活躍する作家たちの作品を通して、現在の美術の動向が一望できます。本展覧会ではそのコレクションの中から、2000年代に制作された作品を中心に、約70点にも及ぶ作品を紹介しています。性別、出身地、宗教や文化が異なる作家たちは、私たちと同一の現代社会の暮らしの中で生きています。しかし、その作品からは社会の側面をユーモアに映し出す鏡であり、知らない価値観を教えてくれる大切なツールでもあります。会場を構成している分類にならいながら、美術的背景とともに作品をご紹介します。 モダンとポップ ー 美術とは何か?ー 左)ジュリアン・オピー街中で見るサインや標識のように簡略化された人物ですが、黒の輪郭線や小さく描かれた目によって表情を的確に捉えられています。17〜18世紀の肖像画家による古典的な作品が重ねられています。右)ヴィック・ムニーズマウリッツハイス美術館に所属されているヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》の裏面を忠実に再現した作品。19世紀後期から20世紀初期にかけて “写真” が登場すると、報道や記録の目的以外に芸術的表現も探求されるようになります。写真は美術の在り方を変えていきました。現実を再現するという写実主義が重要視されなくなり、20世紀前半は抽象表現が開拓されます。そして、20世紀後半には大衆文化を取り入れながらも大衆文化を批判する、大量生産・消費社会をテーマを軸とした写真を活用する「ポップアート」が誕生。その中でも、広告やアニメーションのイメージを取り込んだアンディー・ウォーホルは、日常的な人工物を作品に取り入れて非日常的なものと示し、美術の概念を問い直すような作品を手掛けました。このような「ポップアート」の系譜は、ジュリアン・オピーやロブ・プルイットの作品に見られます。その後、既存の美術作品や一般に流布しているイメージをそのまま流用する作品も登場しました。ヴィック・ムニーズやジョナサン・モンクは、古典的な作品を引き写して、美術にとって重要と考えられる「オリジナル」とは何かを問うような作品を制作しています。20世紀は「芸術とは何か?」という問いから、様々な表現方法が試みられ、各作家が考える作品が誕生しました。続く、21世紀もその概念は拡張し続けています。身体・アイデンティティ・物語 ー何故、私は私であるのか?ー 左)ガーナ系イギリス人のリネット・ヤドム=ボアキエは、黒人のモデルにして描く画家として知られています。描かれる人物には実在のモデルがいるわけではなく、自身の記憶をもとに思考のおもむくままに制作しているそうです。右)セバスチャン・ディアズ・モラレスの映像は、主人公が扉を通り抜けて別の空間へと移るシーンをループさせ、迷宮にいるかのような幻想的なストーリーを感じさせます。 「美術とは何か?」という問いが続けられている一方で、作品から意味を切り離すことができないと考え、作家の内発的なものを強調する場合もあります。このことは、人間の身体そのものや個人のアイデンティティーをテーマにした作品に特徴的にあらわれています。身体は個人にとって逃れようのないものですが、同時に鑑賞者が個人の意志に関わりなく、社会的に価値づけてしまうものです。作家たちは、自身をたらしめている要点となる身体そのものや、民族やジェンダーといったアイデンティティーの構成要素を、人間の存在に関わる問題として捉えています。また、ストーリーの要素を含んだ物語の手法による作品は、自身を取り巻く社会や人間関係が問いかけています。アイデンティティーに関わるものや物語を要素を感じさせる作品は、作家の個人的な体験や内発的な動機に依ながら、鑑賞者のイメージを喚起しているのです。作品の声に耳を傾けて会期中には担当学芸員によるギャラリートークが開催されなど、現代美術に馴染みがない人でも楽しめる取り組みが行われます。会場に展示されている様々な作品は、作家の独創的アイデアより、ユーモアと機知に富んでいます。一点、一点、作品の声に耳を傾けながら鑑賞することで、自分の知り得なかった概念や社会を教えてくれる重要なものとなるでしょう。作品を鑑賞しながら、おかしくて笑ってしまったり、ハッと気づかされたり、深く考えさせたりしながら、美術館でアート体験を楽しんでみてください。 【情報】『21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで』会期:4月21日(土)〜6月17日(日)会場:平塚市美術館開館時間9:30 ~ 17:00( 入場は16:30 まで)休館日 月曜日(ただし、4/30 は開館)観覧料金一般800(640) 円/高大生500(400) 円※( ) 内は20 名以上の団体料金※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
2018年05月17日1960年代にTV放映され、1998年には映画化もされた名作SFアドベンチャー「宇宙家族ロビンソン」を、Netflixが新たに映像化したオリジナルドラマシリーズ「ロスト・イン・スペース」。4月13日(金)より全世界同時オンラインストリーミングされ、話題を呼んでいる本作から特別映像が到着。現代を反映したかのような女性たちの活躍が明らかになった。本作は、世界中に愛された「宇宙家族ロビンソン」を壮大なスケールで新たに映像化。舞台は、宇宙への入植が現実のものとなった30年後の未来。宇宙での新しい生活を求めて旅立つロビンソン一家は、新天地を求めて旅立つ途中、宇宙船が突然軌道から外れる事故が発生、一家は目的地からはるか遠く離れた見知らぬ危険な宇宙で“迷子”となってしまう。■エンジニアの母親を中心に自立した女性たち描く本映像にも登場するショーランナーのザック・エストリンは、「オリジナルの価値観やキャタクターの人間関係は保ちつつ、現代的な設定の中でストーリーを展開させていこうと考えた」と明かす。その言葉を裏付けるように、女性の活躍目覚しい時代を反映したかのような女性たちの活躍が印象的だ。ロビンソン一家の母親で、類稀な知性を備えた航空宇宙エンジニアであるモーリーン(モリー・パーカー)は、家族のために一家で宇宙に移住しようと決断した人物。とはいえ、エストリンは「才能と強い意志がある。でもスーパーヒーローじゃない」とあくまで現実世界の女性であると語る。モーリーンだけでなく、脚本を担当したバーク・シャープレスは「ジュディとペニーのキャラクターについては、強く自立した女性キャラクターを描き出すチャンスだと思った」と、訓練を受けた医師でもある長女ジュディ(テイラー・ラッセル)と頭の回転がとても速い次女ペニー(ミナ・サンドウォール)についても語った。■ミステリアスな“クセ者”キャラ、ドクター・スミスも女性にさらに一家の運命を左右することになるミステリアスなドクター・スミスは、到着した映像の本編シーン「1つ知っておいて、自分で何でもできる」というセリフに象徴されるように、自立した女性であり、「宇宙家族ロビンソン」では米俳優のジョナサン・ハリスが演じたキャラクターだ(映画版『ロスト・イン・スペース』ではゲイリー・オールドマン)。脚本のシャープレスは、「ジョナサン・ハリスの演技はとても印象的だ。それに対して今回は異なる方向性を取ることで、古典的なキャラクターに新たなひねりを加えることができた」と自信のほどを明かす。新たな魅力が加わったスミスを演じたのは、かつて“インディペンデント映画の女王”と呼ばれたクセ者女優、パーカー・ポージー。「己の力で生き抜く人物を演じられるのは素晴らしいわ」と、この野心あふれる女性キャラクターを演じられることを喜ぶ。宇宙で迷子になってしまった一家が、母モーリーンの「来たからには戻れるわ」という力強い言葉通り、無事に地球へと生きて帰ることができるのか?そして、女性たちが宇宙でどのように力強く活躍するのか、注目だ。「ロスト・イン・スペース」はNetflixにて全世界配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年04月22日初コラボレーションで大人気を博したユニクロ(UNIQLO)とジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)の協業によるコレクション「UNIQLO and JW ANDERSON」。その第2弾となる待望の2018年春夏コレクション新作が、いよいよ4月20日より全国のユニクロ店舗&オンラインストアで発売がスタート。英国のリゾート地ブライトンビーチをテーマにした今シーズンは、「この夏に自分でもほとんどのアイテムを着ると思う」とジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)自身もお気に入りのパーソナルなコレクション。1stシーズンでアイコンになったチェックの新柄が登場するほか、ボーダーTシャツやワンピース、ニットポロなどリラックス感のある、またイギリス音楽カルチャーが自国化してきた90年代のフィルターを通したようなニュースタンダード的アイテムがラインアップ。ウィメンズ10、メンズ19アイテムにはユニセックスも含み、サイズ感を楽しんだりレイヤードしたり、自由にミックスコーディネートが楽しめそう。発売目前、読者の皆さんが最も気になっているアイテムは? アクセス数順でランキングBEST5をチェックしよう!1「UNIQLO and JW ANDERSON デニムジャケット+E」5,990円 2「UNIQLO and JW ANDERSON ワイドクロップドパンツ」3,990円 3「UNIQLO and JW ANDERSON ハイウエストフレアスカート」4,990円 4「UNIQLO and JW ANDERSON ポケッタブルパーカ」2,990円5「UNIQLO and JW ANDERSON エクストラファインコットンストライプシャツワンピース(長袖)」4,990円ちなみに、メインのルックでモデルが着用しているアイテムはこちら!「UNIQLO and JW ANDERSON ポケッタブルパーカ」2,990円「UNIQLO and JW ANDERSON ボーダーラッフルT(半袖)」1,990円「UNIQLO and JW ANDERSON ハイウエストフレアスカート」4,990円「UNIQLO and JW ANDERSON トートバッグ」2,990円どれも話題沸騰しそうなアイテム、買い逃しなく!全ラインアップを見るならこちらから。最終更新: 4月18日
2018年04月17日ユニクロ(UNIQLO)とジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)がコラボレーションしたコレクション「UNIQLO and JW ANDERSON」の新作となる2018年春夏コレクションアイテムが4月20日に発売される。それに先駆けて、4月10日には、来日したジョナサン・アンダーソンを迎えてのプレスプレビューが行われ全アイテムがお披露目された。プレビューの会見には、ジョナサン・アンダーソンと、ファーストリテイリング 執行役員でデザイナーとのコラボレーションプロジェクトを指揮する勝田幸宏ユニクロ R&D 統括責任者が登壇。ジョナサン・アンダーソンは、2017-18年秋冬に続き2シーズン目となった今シーズン、ユニクロと協業する意味の一つとして「私はファッションの民主化が重要であると考える。服は高貴であり過ぎるような“エクスクルーシブ”なものではなく、誰のワードローブにもなり得るよう“インクルーシブ”であるべき。そういった意味でリーズナブルに提供ができ、また様々なブランドと組み合わせて個性を表現できる服を生み出せるユニクロとのコラボレーションは意味のあること」とコメント。また、「近年、“ノーマリティー”を表現したいと考えてきた。朝起きて何も考えずにクローゼットの中からジャンパー、チノ、ソックスを選んで着る、このようなベースをキープしつつ、そこに天気、休日の予定などといったエレメンンツを加えて自分を開放させている」。そんなパーソナルな思いが詰まった今シーズンのアイテムは本人も大変気に入っていると言い、「この夏はこのコレクションを着て過ごすと思う」とも話した。株式会社ファーストリテイリング 執行役員 ユニクロ R&D 統括責任者の勝田幸宏とジョナサン・アンダーソン英国の夏を象徴する南イングランドのリゾート地、“ブライトン・ビーチ”をテーマにした今シーズン。サブカルチャーの発信地としても知られるブライトン特有の自由奔放な文化からインスピレーションを受け、コレクションはユニセックスなベーシックアイテムを自由にミックスしたり、レイヤードしたり様々なスタイリングが楽しめるアイテムラインアップとなっている。トゥルーブルー、ポピーレッド、セージグリーン、ホワイトやベージュなど、日焼けを思わせるソフトなニュアンスのカラーパレットをキーに、海辺を連想させるビビッドなカラーのボーダーTシャツやワンピース、靴下。それに加え、カラフルなニットポロを始め、シアサッカー地のボンバージャケットやジェイ ダブリュー アン ダーソンに欠かせない、ストライプやパッチワークのシャツやスカート、ラッフルやリボンをあしらったブラウス、フレアスカートなどがそろう。50年代風のデニムジャケットやトラディショナルな英国の警官服のシャツからインスパイアされたチュニックシャツといったワークウエアの要素も加わり、英国の伝統的なカルチャーの要素も見て取れる。また、イギリス諸国のアイコンであるカモメモチーフをプリントしたTシャツやニット、バッグも登場し、ブライトンの爽やかな潮風が感じられるようなラインアップとなっている。カモメモチーフは、デザイナーのジョナサン・アンダーソンも海辺を思い起こさせるお気に入りのモチーフの一つだという。軽さがポイントになる2018年春夏コレクションにぴったりな、柔らかく清涼感のあるリネンコットンを使用したシャツは、よりリラックスした抜け感を表現。また、ユニクロこだわりの高級感のあるエクストラファインコットンを用いたり、本格的なデニムの加工感を出すために、日本が誇るデニム生地メーカー・カラハイの生地を採用するなど素材にもこだわっている。機能面でも、吸水・速乾性に優れた「DRY EX」や耐久撥水加工を施したシワになりにくいポケッタブルパーカーなど充分に考慮され、ビーチでも街中でも活躍しそうだ。アイテムはウィメンズ10型、メンズ19型(ハット・バッグはユニセックス、アウター・Tシャツ・ポロシャツ・ニットは一部ユニセックス)の計29型。価格帯は、ウィメンズ、メンズともにアウター2,990円から5,990円、Tシャツ・ポロシャツ・ニット1,500円から2,990円、パンツ・スカート2,990円から4,990円、ワンピース2,990円から4,990円、ソックス390円、ハット・バッグ1,990円から3,990円など。ユニセックスを含むメンズ、ウィメンズともに4月20日より世界19ヶ国と地域にあるユニクロ店舗及び、ユニクロオンラインストアにて販売がスタートする。内、ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ MARK IS みなとみらい店、ユニクロ札幌エスタ店、ユニクロ仙台泉店、ユニクロ名古屋店、UNIQLO OSAKA、ユニクロ心斎橋店、ユニクロキャナルシティ博多店を始めとする全58店舗とユニクロオンラインストアでは、フルラインアップでの取り扱い。最終更新: 4月11日
2018年04月10日平塚市美術館では、実業家・田口弘が収集した国内有数の現代美術コレクションの中から約70点を紹介する企画展「21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで」を、4月21日から6月17日まで開催する。クリスチャン・ローザ《OHNE TITLE》2014年© Jonas Burgert Image courtesy of the Artist and Blain|Southern Photo: Lepkowski Studios, 2017タグチ・アートコレクションは、実業家の田口弘が収集した国内有数の現代美術コレクション。400点を超えるコレクションはさまざまな出身地のグローバルに活躍する作家たちの作品からなり、いまの美術の動向を一望することが出来る。本展では、コレクションの中から2000年代に制作された作品を中心に、現代の美術作品を約70点を紹介する。マシュー・バーニー《Ms. グッドヤー》1995年© Matthew Barney現代の美術の特徴の一つに、作品の中に「美術とは何か」という自己言及性を抱えていることが挙げられる。アンディ・ウォーホルのように広告やアニメーションのイメージを取り込んだり、あるいは、過去の巨匠の作品を引用したりしながら、「私の考える美術」を提示している。また、ものをつくるという行為は、作家の体そのものから発する内的なものだという考え方もあり、民族やジェンダーを主題にした作品や、映像作品にみられる物語性を取り入れた作品は、「私はなぜ私であるのか」を見る人に問いかける。出品作家は、青山悟、淺井裕介、マシュー・バーニー、ヨナス・ブルゲルト、ホセ・ダヴィラ、セバスチャン・ディアズ・モラレス、ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ、トレーシー・エミン、マーク・フラッド、モリーン・ギャレース、五木田智夫、ジョアン・グスマン&ペドロ・パイヴァ、キース・ヘリング、セクンディノ・ヘルナンデス、カンディダ・ヘファー、今津景、ハイヴィ・カーラマン、金氏徹平、加藤泉、川俣正、小泉明郎、丸山直文、ライアン・マッギンレー、ミヤギフトシ、ジョナサン・モンク、リチャード・モス、ヴィック・ムニーズ、村上隆、オスカー・ムリーリョ、奈良美智、西村有、大竹伸朗、オスカール大岩、ヨーコ・オノ、ジュリアン・オピー、ジョルジュ・オズボルト、ロブ・プリット、ゲド・クイン、マリナ・レインガンツ、クリスチャン・ローザ、ウィレム・サスナル、さわひらき、澤田知子、杉本博司、杉戸洋、鈴木ヒラク、照屋勇賢、トゥークラル&タグラ、マリオ・ガルシア・トレス、アンディ・ウォーホル、リネット・ヤドム・ボアキエ、総勢51作家。どのような作品であれ、作家のアイデアは独創的で、ユーモアと機知に富む。本展で様々な作品に触れ、おかしくて笑ってしまったり、はっと気付かされたり、深く考えさせられたりしながら、アート体験を楽しんでみては。なお、5月12日と6月3日の14時から14時半には「担当学芸員によるギャラリートーク」も開催。申し込みは不要。【展覧会情報】21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで会期:4月21日~6月17日会場:平塚市美術館住所:神奈川県平塚市西八幡 1-3-3時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(4月30日は開館)料金:一般800円 高校生・大学生500円 中学生以下無料(毎週土曜日は高校生無料)
2018年04月06日東京交響楽団の2018/19シーズンが、第659回定期演奏会(4月14日(土)サントリーホール)と川崎定期演奏会第65回(4月15日(日)ミューザ川崎シンフォニーホール)で幕を開ける。タクトをとるのは音楽監督のジョナサン・ノット。マーラーの交響曲第10番アダージョとブルックナーの交響曲第9番という、ふたりの大作曲家が、人生の最後に未完のままのこした遺作の組み合わせだ。【チケット情報はこちら】「作曲家の遺作は、迫り来るあの世の気配を感じさせる。そこに興味を惹かれるのです」(昨秋行なわれたシーズン・ラインナップ発表会見でのノットの発言から。以下同)マーラーとブルックナーはしばしば比較して語られる存在でもある。「面白いもので、指揮者はマーラー派かブルックナー派か、好みが分かれることが多い。その両者を同じプログラムに乗せるとどうなるのか。私にとっても初めての試みです」(ノット)ノットと東響はこれまで、マーラーの交響曲第2、3、8、9番を、ブルックナーの交響曲第3、5、7、8番を演奏している。ノットは言う。「マーラーの《アダージョ》は第9番の経験がなければ演奏できない。過去の演奏経験によって作品を照らす光は違って見える。だからこそ、作品の背景や前後関係にはいつも気を配っています」新シーズンは、さらにこのあとも意欲的なプログラムが並ぶ。まず5月は、飯森範親によるウド・ツィンマーマン(1943~)の歌劇《白いバラ》日本初演(演奏会形式)。1943年、反ナチ運動で逮捕・処刑されたミュンヘンの学生、ハンスとゾフィーのショル兄妹の物語だ。彼らが所属した非暴力レジスタンス・グループの名前が「白いバラ」だった。作品は1967年に作曲されたのち、1985年に台本も差し替えて全面改稿された。この第2稿は1986年のハンブルク州立歌劇場での初演以来、すでに100以上の異なる演出で上演されている20世紀オペラの成功作。待望の日本初演が実現する。6月のシューマンの未完成交響曲《ツヴィッカウ》を挟んで、7月には再びノットが登場してエルガーの《ゲロンティアスの夢》を振る。合唱王国イギリスを代表する宗教オラトリオだが、日本での演奏はこれでまだ6度目。東響としては13年ぶりの演奏となる。イギリス人ながら、「これまでイギリス音楽はあまり演奏していない。身近すぎるのかも」というノット。実は少年時代、エルガーの故郷ウスターの大聖堂聖歌隊で歌っていた。「子供の頃から非常に興味深く何度も聴いた作品。私は歌があまりうまくなかったので指揮者になってしまったが(笑)、東京交響楽団には東響コーラスという素晴らしい合唱団があるので、そろそろ腹をくくってエルガーに挑もうと思います」(ノット)レアな作品が次々に登場する春~夏の東響定期に大きな注目が集まりそうだ。未知の作品を生で共有する体験は、音楽を聴く大きな喜びのひとつ。貴重なチャンスを見逃すな!取材・文:宮本明
2018年04月02日『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞女優となったエマ・ストーンが“伝説のテニスの女王”になりきり、第75回ゴールデン・グローブ賞ノミネートされた『Battle of the Sexes』が、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』として7月6日(金)より日本公開されることが決定した。アカデミー賞受賞『スラムドック$ミリオネア』の製作チームが再集結した本作。描かれるのは、女子・現テニス世界チャンピオン・29歳vs男子・元世界チャンピオン・55歳の対決という、全世界が息をのんだ “女と男の戦い”。果たして勝者はどちらか?そして、この戦いの本当の目的とは――?監督は、作品賞を始めアカデミー賞4部門にノミネートされた『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスのコンビ。1970年代当時の女子テニス世界チャピオン、ビリー・ジーンには世界中から愛されて大ヒットとなった『ラ・ラ・ランド』で見事オスカーに輝いたエマ・ストーン、その対戦相手となる男子テニスの元世界チャンピオン、ボビー・リッグスには『フォックスキャッチャー』で同賞にノミネートされたスティーブ・カレル。スポーツ界はもちろん、政治や社会、学校や家庭における女と男の関係までも変えた、実際にあった世紀の戦い。「#Me Too」や「Time’s Up」が世界的広がりを見せるいまこそ目にしたい、最高に爽快で痛快なラストが、真に自分らしくあるための勇気と希望を与えてくれるはずだ。■STORY1973年、全世界で9,000万人の目をくぎ付けにした決戦があった。女子テニスの世界チャンピオンのビリー・ジーン・キングと、元男子チャンピオンのボビー・リッグスの戦い。女子の優勝賞金が男子の1/8だったこの時代、男女平等を求めたビリー・ジーンは仲間と共にテニス協会を脱退し、“女子テニス協会”を立ち上げた。待ち受ける数々の試練に立ち向かっていたビリー・ジーンに、“男性優位主義の代表”として挑戦状を叩きつけたのが、ボビーだ。ギャンブル癖のせいで最愛の妻から別れを宣告されたボビーは、この試合に人生の一発逆転もかけていた。果たして、一度は挑戦を拒否したビリー・ジーンが、すべてをかけて戦う理由とは?全世界が見守るなか、“バトル・オブ・ザ・セクシーズ=性差を超えた戦い”が幕を開ける――。『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は7月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月14日パリのユネスコ本部で3月2日、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるロエベ(LOEWE)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。ショースペースには、日本人芸術家の工藤哲巳によるネオダダ彫刻と、エドワード・ウィリアム・ゴッドウィン(Edward William Godwin)がデザインした家具や暖炉を配置。一見調和のない室礼に感じさせるが、アーツ&クラフツの伝統におけるゴッドウィンの貢献はビクトリア時代のジャポニズムに強く影響されているという。ルックは、1900年代半ばに影響を受けたフォルム、テーラリングの概念を覆すかのようなパンツスーツ、スリットを加えたストレートドレスなど、原始主義の退廃による影響を受けながらも、ロエベならではの解釈でオーガニックとインダストリアルが交差する。今回のショーの各客席には、ロエベが出版した5つのハードカバーの古典小説がゲストへのプレゼントとして用意された。5つの小説のラインアップは、ギュスターヴ・フローベールの『ボヴァリー夫人』(1856年)、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』(1847年)、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』(1897年)、ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』(1899年)、 およびミゲル・デ・セルバンテスの『ドン・キホーテ』(1605-1615年)で、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)が撮影した2018-19年秋冬シーズンのキャンペーンにも登場している。
2018年03月06日ユニクロ(UNIQLO)は、初の本格的リゾートウェアコレクションとして、トーマス・マイヤー(Tomas Maier)とのコラボレーション「トーマス マイヤー アンド ユニクロ(tomas maier and uniqlo)」を発表。メンズ・ウィメンズアイテムを2018年5月18日(金)より発売する。本記事ではウィメンズアイテムを紹介。ボッテガ・ヴェネタのトーマス・マイヤーが提案するリゾートウェアこれまでクリストフ・ルメール、そしてジョナサン・ウィリアム・アンダーソンと数々の世界的デザイナーとのコラボレーションを繰り広げてきたユニクロが、次なるタッグの相手に選んだのはトーマス・マイヤー。彼は、ソニア リキエル(Sonia Rykiel)、レビオン(REVILLON)、エルメス(HERMÈS)などの数々の老舗メゾンで経験を積み、現在は自身のブランドだけでなく、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のクリエイティブ・ディレクターとして活躍する人物だ。そんな彼とのコラボレーションでは、ユニクロ初となる本格的リゾートウェアコレクションを提案。「time off-心の解放、時間からの解放」という、トーマス・マイヤーのフィロソフィーに叶う上質な素材にこだわり、優れた技術と機能性といったユニクロのノウハウを融合させていく。今季のコレクションでは、トーマス・マイヤーブランドの拠点であるフロリダから着想を得た、日差しを連想させるオレンジやイエローなど明るい色彩が揃う。また、ブランドのアイコンであるパームツリーをアイテムの随所にあしらい、夏らしく開放的なムードを演出している。デイリーユースにもぴったりなリゾートウェア上品でシンプルなデザインかつ、リラックスした雰囲気のウェアが勢揃い。シフォンプリントのワンピースは、細やかな柄と、袖やウエストに寄せられたギャザーがフェミニンな印象の1着。リゾートにもタウンユースにも使えるワンピースだ。また、明るいバイカラーが鮮やかなキャミソールワンピースや、レッドのロングブラウスやオレンジのカシミヤセーター、ポロセーターなど、陽気で快活なカラーリングのアイテムが揃う。エアリズムのパイルパーカやTシャツさらりとした快適な着心地の素材「エアリズム」を使用したパイルパーカやパイルTシャツ、ショートパンツも登場。Tシャツやショートパンツはバイカラーのデザインで、淡いパープルとライトグリーン、ライトブルーとレッドといったポップな雰囲気に仕上げている。スイムウェア・小物スイムウェアも、長袖タイプ、ワンピース、キャミソール、ビキニと充実のラインナップ。オレンジや赤、パームツリーのプリント柄など夏らしいデザインからシックな黒まで、多彩なデザインで展開する。ビーチサンダルや、気軽に羽織れる大判ストールといった小物も販売される。詳細トーマス マイヤー アンド ユニクロ発売日:2018年5月18日(金)全商品取扱店舗:ユニクロ銀座店、ビックロ 新宿東口店、吉祥寺店、札幌エスタ店、仙台泉店、名古屋JRゲートタワー店、ユニクロ 大阪、心斎橋店、オンラインストア※一部商品はユニクロの全店舗にて発売■アイテム例・ジャケット 5,990円+税・パンツ、スカート 2,990円+税・Tシャツ 1,500円+税・ブラウス、シャツ 2,990円+税~3,990円+税・ラウンジウエア(Tシャツ、パーカー、ショートパンツ) 1,500円+税~2,990円+税・ブラキャミソール、タンクトップ 1,500円+税~1,990円+税・スイムウェア990円+税~3,990円+税
2018年02月23日DCコミックスのキャラクター、フラッシュの単独映画(タイトル未定)の監督がついに決定した。DCコミックスの漫画「フラッシュポイント」をベースに描かれるというこの映画は、『ジャスティス・リーグ』に引き続き、バリー・アレン/フラッシュをエズラ・ミラーが演じることが決定している。監督に関しては過去にセス・グレアム=スミス、降板後にリック・ファムイーワに決定したものの、ファムイーワも降板することになり、2016年10月から監督が決まらないままおよそ1年半が過ぎていた。「Variety」誌によると、このたび同映画の監督に決定したのは1人ではなくコンビ。『スパイダーマン:ホームカミング』の脚本を書いたジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインだという。2人はいままでに『お!バカんす家族』(2015)、今年公開でジェイソン・ベイトマン、レイチェル・マクアダムスらが出演する『Game Night』(原題)などの監督経験がある。この1年半、製作のワーナー・ブラザースはロバート・ゼメキスやベン・アフレックにもアプローチをかけたとのことだが、交渉は成立しなかったようだ。フラッシュ単独映画の公開予定日は未定。(Hiromi Kaku)
2018年01月18日ロエベ(LOEWE)は2018年春夏シーズンに向け、日本人アーティストのイマノ フミコ(fumiko imano)とコラボレートした最新版コレクタブルブック『Publication#17』を1,200冊限定でリリースする。イマノ フミコは、写真、ビデオ、インスタレーションを通しセルフポートレートを中心に発表している。パリのユネスコ本部を舞台に撮影された本作は、彼女の作品『Twins(双子)』シリーズからインスピレーションを得て、モデルのサスキア・デ・ブロウ(Saskia de Brauw)と一緒にフランスパンでフェンシングをしたり、ユネスコ本部の庭にある彫刻の陰に隠れたりして楽しんだり、フレンチホリデーの気ままさをベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)がスタイリングを担当したルックと共に紹介。イマノフミコ作品の独特な世界観が、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるロエベ2018年春夏ウィメンズ・コレクションを引き立てている。またM/M(Paris)がアートディレクションとデザインを担当した、リミテッドエディションとなるハードカバー布装本の特製折り込み式ダストジャケットには、イマノ フミコが2014年に発表した画集『I’m Hungry』に登場する動物たちの水彩画が描かれている。スペシャルブックはそれぞれに手書きでシリアル番号が入り、入手困難だがイマノ フミコのインタビュービデオが入ったデジタル版は、i Tunes Storeから「LOEWE」で検索し無料ダウンロードが可能。
2018年01月15日ブロードウェイミュージカル「レント」が、2018年8月1日(水)から8月12日(日)まで、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブにて公演される。「レント」は、1996年にニューヨークの小劇場で公演され、そのわずか2カ月後にブロードウェイに進出した伝説のミュージカル作品。ピューリッツァー賞、トニー賞、オビー賞など各賞を総なめにし、世界中に熱狂的なファンを生み出した。2008年にブロードウェイで12年ものロングランを終え、2016年には20周年を記念して来日。日本でも、連日ソールドアウトという反響を得た。ストーリーは、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をもとにしており、エイズ、ドラッグ、同性愛、友人の死といった様々な問題を抱えながらも、夢に向かって懸命に生きる若者の姿を描いている。今回の来日公演は、オリジナル演出版で公演。人気作がどのように演出されるのか、期待が高まる。【詳細】ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演2018(RENT JAPAN TOUR 2018)※生演奏、英語上演、日本語字幕あり。日時:2018年8月1日(水)~8月12日(日) 全17公演※開場は開演の30分前。※上演時間は2時間30分(休憩20分含む)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ)料金:S席 13,000円、A席 11,000円、B席 9,000円、エンジェルシート 6,500円(当日会場にて抽選販売、前売り、予約販売無し)※未就学児童のご入場は不可。チケットは一人1枚必要。一般発売日:未定先行販売:2018年2月頃予定※詳細は公式HPで随時発表(www.rent2018.jp)。作詞:作曲・脚本:ジョナサン・ラーソン出演:アメリカカンパニー【キョードー東京】TEL:0570-550-799(オペレーター 平日11:00〜18:00、土日祝10:00〜18:00)
2017年12月29日ロエベ(LOEWE)が、“スペインのダイヤモンド”と称されるラグジュアリーワイン「ボデガ・ヌマンシア」とコラボレーション。ロエベの上質なレザーを纏った「ボデガ・ヌマンシアの樽」が2018年1月より受注販売される。ジョナサン・アンダーソン率いるロエベは、現在ファッションだけでなく、インテリアやアーティスト支援など様々な活動を行っているスペイン発のラグジュアリーブランド。今回は同じ母国スペインから生まれたワイン「ボデガ・ヌマンシア」と共に、世界で唯一の「ボデガ・ヌマンシアの樽」を作り出す。フランス産のオーク材で作られた樽をロエベ製カーフレザーで覆った。レザーのカラーはタン、ブラック、赤褐色、ネイビー、レッドと全5色が用意され、注文者は好みの色を選ぶことが可能だ。またレザーにはイニシャルを刻むこともでき、自分の名前や大切な人の名を刻めばオリジナルのワイン樽を手に入れることができる。750mlのボトル300本分に該当する225Lの樽は、225L相当の「ボデガ・ヌマンシア」を代表するワイン「2016 テルマンシア」とセットに。「2016 テルマンシア」は、樹齢140年のブドウが生み出す複雑で優美な香りが魅力だ。受注は2018年1月から受付を開始し、同年12月以降750ml、1500ml、5Lまたは12Lいずれかの希望サイズの瓶に収めた「2016 テルマンシア」とともに購入者の自宅に届けられる。【アイテム詳細】「ボデガ・ヌマンシアの樽」受注開始:2018年1月配送開始:2018年12月※予定内 容:2016 テルマンシア収納量:225ℓ素 材:フランス産のオーク材、ロエベ製カーフレザー※希望のイニシャルを刻印カラー:タン、ブラック、赤褐色、ネイビー、レッドから選択【問い合わせ先】MHD モエ ヘネシー ディアジオ マーケティング部TEL:03-5217-9733
2017年12月28日ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、2017年12月14日(木)にプログラミング学習教材「コードモンキー」の新商品発表会を開催した。オンラインゲームでプログラミングを学習2020年からは小学校でプログラミング教育が必修化されることが決定した。これに伴い、いかに指導者の負担を減らしつつ、世界で活躍できる子どもたちを育てるかが議論されている。そんな日本の教育事情に変革をもたらしてくれそうなのが、ゲーム感覚で実践的なプログラミングを学習できる「コードモンキー」。世界600万人のユーザーを誇り、プログラミング教育先進国イスラエルではすでに小学校の標準教材として採用されている。2015年末に日本に上陸して以来、国内の多くの教育機関や家庭で活用されている画期的な商材だ。多彩なキャラクターと共に進行する91面のストーリー今回のイベントで発表されたのは、コードモンキーをさらに進化させた「コードモンキーゲームビルダー」。実際に使われるプログラミング言語を使い、子どもから大人まで、独学でゲーム開発を習得できるという新商品だ。91面のストーリーに沿って学習を進める中で、ゲームクリエイターに必要な基礎知識を習得し、最終的にはオリジナルゲームまで作成できるようになる。ストーリーは多彩なキャラクターと共に進行するため、子どもも大人も退屈することがなく、ゲーム作りに必要な想像力まで育むことができる。コードモンキー・スタジオCEOが来日イベントの冒頭では、今回が初来日となるコードモンキー・スタジオCEOのジョナサン・スコーによって、世界のプログラミング教育と実情が紹介された。その後は豊橋市・豊橋市教育委員会との連携によって実施された実証事業に関する説明、さらに新商品説明&新商品に関する質疑応答などが続いた。質疑応答では、コードモンキー ゲームビルダーの難易度や対象年齢に関するトピックスがあがった。同商品は4歳の子どもの早期教育から60代の方の脳トレまで、幅広く活用されているそうだ。子どもVS 大人のプログラミング対決もイベント終盤には、イスラエル大使館経済部後援による【子どもVS 大人!どちらが勝てる?】プログラミング対決が実施された。会場に集まった小学生4名と保護者や講師など大人4名がコードモンキーの応用問題を解き、そのスピードや成果を競った。その結果、大人たちをおさえて小学3年生の男児が優勝、小学1年生の男児が2位に輝いた。小学校低学年の児童であっても、同商品によるプログラミング学習が可能であることが明らかになった。今後ますます重要性が高まるであろうプログラミング教育。このような教材を使うことで、子どもたちも飽きることなく継続ができそうだ。大人も楽しめそうな内容になっているので、親子でチャレンジしてみては?【参考】※コードモンキー日本公式サイト
2017年12月19日2017年も残すところあとわずかということで、“2017年に日本初上陸を果たしたオススメ海外ドラマ10選”をお届け。放送・配信など視聴方法は問わず、新旧も問わず、連続ドラマかリミテッドシリーズかといった作品形態も問わず。シリーズの第1話が日本で初めて観られるようになった作品の中から、10本のオススメを順不同でご紹介します。【LINE UP】1.「ヤング・ポープ 美しき異端児」主演:ジュード・ロウ2.「グッド・プレイス」主演:クリステン・ベル3.「ビッグ・リトル・ライズ」主演:N・キッドマン&R・ウィザースプーン4.「ブルックリン・ナイン-ナイン」主演:アンディ・サムバーグ5.「THIS IS US 36歳、これから」主演:ジャスティン・ハートリー(日本語吹き替え:高橋一生)6.「ゴッドレス -神の消えた町-」主演:ジェフ・ダニエルズ7.「レギオン」主演:ダン・スティーヴンス8.「マインドハンター」主演:ジョナサン・グロフ9.「iゾンビ」主演:ローズ・マクアイヴァー10.「13の理由」主演:ディラン・ミネット1.「ヤング・ポープ 美しき異端児」Huluほか配信中ジュード・ロウが米国人初のローマ教皇ピウス13世(架空の人物)を好演。複雑な内面と自他共に認める外見の美しさで周囲を翻弄する様が芸術的で、こんなジュードが見たかった!というより、彼にしか演じられない役。パオロ・ソレンティーノが全話を監督。2.「グッド・プレイス」Netflixにて配信中性悪な主人公エレノアが死んで地獄行き…と思いきや、手違いで天国のような“グッド・プレイス”へ。自身と向き合いながら、“バッド・プレイス”行きを免れようとするコメディ。ポップな映像世界、さり気なく心を揺さぶる展開、本音全開の登場人物たちが最高。3.「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」Hulu、Amazonビデオほか配信中西海岸の高級住宅地で起きた死亡事件に前後し、住民たちの事情が明かされていくヒューマンミステリー。体当たりのニコール・キッドマンからDV夫役アレクサンダー・スカルスガルドまでキャストが超豪華。全話を監督したジャン=マルク・ヴァレの画作りが秀逸。4.「ブルックリン・ナイン-ナイン」Netflixにて配信中ブルックリン99分署の刑事たちが気合十分で捜査に励んだり、署内の仲間たちとハチャメチャな日常を送ったり。2014年度ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞コメディが、シーズン3までようやく上陸。登場人物たちが素敵過ぎて、観れば必ず99分署に勤務したくなる。5.「THIS IS US 36歳、これから」毎週日曜23:00~NHK総合にて放送中キャリアに行き詰まったイケメン俳優、自信を失いがちな肥満女性、生真面目なエリートサラリーマンら、悩める36歳の人生の物語が展開。ストレートな人間ドラマでありながら詳細に触れるとネタばれになる…という巧みな構成と、号泣必至のストーリーが胸を打つ。6.「ゴッドレス -神の消えた町-」Netflixにて配信中大悪党の支配下を逃れたガンマンが、鉱山事故で男性の大半が死亡した町に行き着く西部劇。『LOGAN/ローガン』の脚本家スコット・フランクが全話の監督&脚本を手掛け、いま最も大画面で観たいドラマ世界を構築。ガンマン役ジャック・オコンネルの魅力も炸裂。7.「レギオン」デジタル配信中『X-MEN』シリーズに登場するプロフェッサーXの息子が、自身のルーツを巡る戦いを開始。シュールでお茶目でスパイシーなストーリーといちいちスタイリッシュな映像に中毒性あり。主人公デヴィッドを演じるのは「ダウントン・アビー」のダン・スティーヴンス。8.「マインドハンター」Netflixにて配信中犯罪プロファイリングが確立していない1970年代に、連続殺人犯の心理を探ろうとするFBI捜査官たちが奮闘。計算され尽くした会話劇とデヴィッド・フィンチャーらしい低温の映像世界が絡み合う中、純粋ゆえに危うい主人公の捜査官をジョナサン・グロフが好演する。9.「iゾンビ」Netflixにて配信中ゾンビになってしまった検視官リヴが、遺体の脳ミソを食べて被害者の記憶を探りながら事件を捜査。全米ではシーズン3まで放送済みのゾンビドラマが、シーズン1のみようやく日本上陸。スリリングなゾンビドラマでありながら、恋あり、青春あり、ユーモアあり。10.「13の理由」Netflixにて配信中自殺した女子高生に想いを寄せていた少年が、彼女が生前に残したメッセージから“13の理由”をたどっていく青春ドラマ。思春期のきらめきが残酷な武器へと変わる青春描写とミステリータッチの構成で話題沸騰。2017年度最も胸をえぐってきたシリーズの1つ。皆さんの2017年を彩った海外ドラマは何でしょうか?2018年も素敵な作品にたくさん出会えることを期待しつつ…、海外ドラマと共によいお年を!(text:Hikaru Watanabe)
2017年12月13日2017年のクリスマスイヴは日曜日。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら買ったプレゼントを渡す人もいれば、1年の中で一番輝く街を楽しむためにお洒落をしてお気に入りの靴を履いて出かける人もいるだろうし、暖かいお家でオードブルやケーキをつつきながらまったり過ごす人もいる。もちろん仕事でそれどころじゃないという人だって。思い切りロマンチックにしたい、せめてクリスマス気分を味わいたい…思い思いのクリスマスを過ごす貴方へ、シネマカフェライターがクリスマスに観たい極上の1本を紹介します!クリスマスに女友だちと盛り上がりたい!『ミーン・ガールズ』…賀来比呂美あらすじ全米公開から13年経ついまもなおカルト的人気を誇る『ミーン・ガールズ』。のどかなアフリカから帰国し、生まれて初めて学校に通い出したケイディ(リンジー・ローハン)は、カリスマ的女王として君臨する美しいレジーナ(レイチェル・マクアダムス)率いる“ミーン”(いじわる)な女子3人組の“プラスチックス”と出会う。ケイディは彼女たちからはみ出し者扱いを受けるジャニス(リジー・キャプラン)の依頼により、スパイとして3人に近付くが、彼女たちに染まってすっかりレジーナのクローン状態に…。ここがポイント!リンジーが素朴な少女から狡猾な女王蜂へと変化していくケイディを好演。ブレイク前のR・マクアダムスとA・セイフライドも“いじわる女子”を生き生きと演じている。4人がセクシーでキュートなサンタのコスプレで歌って踊る学芸会も一波乱あり、見もの!いつの時代にも女子を悩ますスクールカーストやいじめ、恋の三角関係などを取り上げながらも、おしゃれでポップに描いた本作。クリスマスに女友だちと盛り上がれる作品だ。悪夢の国の住人からの素敵なメッセージ『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』…牧口じゅんあらすじ人を怖がらせることが大好きな“ハロウィン・タウン”の住人たち。毎年、人々を悪夢と恐怖で震え上がらせては盛り上がっていた。ところが、パンプキン・キングのジャックだけは、ハロウィンに食傷気味。ひょんなことから、陽気で明るく幸せいっぱいの“クリスマス・タウン”を見つけ夢中に。仲間たちと“クリスマス”を作り出そうとするけれど…。ティム・バートン原案・原作によるストップモーションアニメのミュージカル。ホラーとファンタジーを融合した独自世界、個性的なストーリー、美しい音楽、キモかわいいヴィジュアルなど、見所だらけの一作。ここがポイント!本作に登場するのは、お祝いムードに似つかわしくない悪夢の国の住人たち。彼らが作り出そうとするクリスマスは、恐怖がベースなので、何をやってもとことんズレまくるキャラクターたちが愛らしくも切ない。でも、見ているうちに幸せな気分になれるのは、人の幸せが気になりがちなこの時期に、“自分の幸せを大切に”というポジティブなメッセージが心に染みてくるから。ロマンチックな夜に運命を信じてみて『セレンディピティ』…新谷里映あらすじクリスマス直前の百貨店で、偶然に同じ手袋を手にしたことで出会うジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)。その出会いをお互い“運命”なんじゃないか…と感じたからこそ、2人はセレンディピティというカフェで話をしてデートをするわけですが、その後、2人が選択する別れ方が運命的でロマンチック!本当の運命の相手なら必ずもういちど“出逢える”はずだと、ジョナサンは5ドル札に、サラは持っていた本に、お互いの連絡先を書き手放す──。ここがポイント!自分たちの感じた運命が本物かどうかを試そうとすることは、ある意味とても大きな賭ですが、また出会えるかもしれない可能性を信じて過ごす日々は、ずっと片思いをしているようでもあって、会えない時間が愛を育てるわけです。何度も観ていますが、あるとき、サラの持っている本がG・ガルシア・マルケスの「コレラの時代の愛」であることにも意味があると気づきました。夫婦の物語であると同時にひとりの女性を想い続けた男の話でもある。現代は簡単に人と人が繋がる時代ですが、この『セレンディピティ』を観ると、運命に身を任せることもありじゃないかとロマンチックになれるのです。見るのも、聴くのも楽しい! ほっこりコメディ『ホームアローン2』…編集長・高島康彰あらすじマカリスター家の息子ケビン(マコーレー・カルキン)の愛らしさと、大人たちを翻弄する様をコミカルに描く、ハートフル・コメディの続編。前作に続き、恒例?の家族行事となったクリスマス旅行に出かける一家。今回の旅は、マイアミへ…。のはずが、空港で家族とはぐれ、ケビンはひとりニューヨークへ。温暖でクリスマスツリーのないマイアミに行くことが楽しみでなかったケビンは、この状況に少しさみしさはありながらも観光を楽しむ事に。だが、子どもひとりでは危険がいっぱいの大都会。合間に立ち寄ったダンカンのおもちゃ屋で、前作にも登場し刑務所から脱走中の泥棒ハリーとマーヴに出会ってしまい──。ここがポイント!劇場公開から25年、ケビンの愛らしさやストーリーに散りばめられたコメディも絶品な色褪せない傑作。アメリカ合衆国大統領(2017年現在)のドナルド・トランプ氏もカメオ出演しているなど小ネタも話題。でも、本当におすすめしたいのは作品を彩るサウンドトラック。中でもトラック内のリード曲、ダーレン・ラブ「オール・アローン・オン・クリスマス」(MVではカルキン坊やも出演)とボビー・へルムズ「ジングルベル・ロック」は最高。クリスマスムードを盛り上げてくれること間違いなしです。さらに全体の音楽担当は、「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける名士ジョン・ウィリアムズと、見るだけでなく、聴いて楽しむことも出来るクリスマス映画なんです。ケビンのセリフ「1人になりたいと思っても、やっぱりひとりじゃつまらない。」が語るように、家族や大切な人とのほっこりしたクリスマスを映画とともに過ごすのはどうでしょうか。Darlene Love - All Alone On Christmas(text:cinemacafe.net)
2017年12月08日竹内結子が史上初の“女性版”シャーロック・ホームズを演じる「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」が誕生!Huluが「セックス・オン・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」など、大ヒットドラマを生み出すHBOと初タッグを組み、日本での配信ほか世界19か国でも放送されることになった。全世界の映画・ドラマ史上、最も多く映像化されているキャラクター、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソン(ギネスブック認定)。この世界一有名な2人を大胆不敵な新解釈で捉えた、連続ミステリー・ドラマが誕生。あのホームズとワトソンが、もし現代の東京にいたら…?しかも、2人とも、日本人女性だったら…?その世界一有名な探偵ホームズを竹内さんが演じ、そのバディ役となる“和都(わと)さん”を貫地谷しほりが務め、世界中の人々を魅了してきたシャーロック&ワトソンに、新たな息吹を吹き込む。しかも、本作では、日本のドラマ史上類を見ない国際共同製作が実現。刺激的なオリジナルドラマで話題を呼んできたHuluが、世界的大ヒットドラマを数々生み出している世界有数のケーブルテレビ放送局HBOと初タッグを組み、独占配信する日本に加え、HBOアジアが放送される世界19か国での同日放送される。11月30日には、シンガポールにて行われたHBOアジア25周年の記者会見に竹内さんと貫地谷さんが登場、日本から世界に発信する本作の魅力について語った。女性のシャーロックを演じることになった竹内さんは、「とても興奮する体験で、この素晴らしいプロジェクトに参加できてとても光栄に思います。新しいバディ・ドラマをぜひ世界の皆さんに楽しんでいただきたいです」と流暢な英語でコメント。また、貫地谷さんも「ドクター・ワトソンを演じられてとても楽しかったです。うそのない演技を目指しました」と語った。また、HJホールディングス株式会社チーフ・コンテンツ・オフィサーの長澤一史氏は「シャーロック・ホームズという誰もが知る古典的名作を忠実に活かしながらも、現代の東京を舞台に全く新しい魅力的なキャラクターが誕生したと感じています」とコメント。そしてHBO ASIA CEOのジョナサン・スピンクは「日本のドラマは長い歴史があり、とても素晴らしいとかねてより思っていました。HBO ASIA としては日本語のドラマを放送するのは今回が初めての試みになるのでこのドラマがたくさんの国で見られることを期待しています」。なお、2人が出会う事件とトリックは、コナン・ドイルの正典に敬意を込めつつ、現代の東京にふさわしいものにアレンジされており、シャーロックの卓越した推理力を軸に、人間の心の闇に迫るスリリングなドラマが展開していく。性格的に少々難ありだが、特異なまでの推理力を持つシャーロック(竹内さん)と、正義感溢れる優秀な外科医で、素直に感情を表現する和都(貫地谷さん)。英国BBC放送の「SHERLOCK/シャーロック」が男性同士、米国CBS放送の「エレメンタリーホームズ&ワトソン in NY」が男女のコンビを描いたように、本作では相反する2人の女性が唯一無二のソウルメイトになっていく姿を丁寧に追う。日本の制作プロダクションは、『海賊とよばれた男』『MOZU』など数々の大作を手掛けてきた映像制作集団「ROBOT」。映画的な映像表現で最高品質を目指すドラマ製作がスタートしている。■竹内結子/シャーロックイギリス生まれの日本人で帰国子女。その卓越した観察力と推理能力から、捜査コンサルタントとして奇怪な事件に関わる。知識・頭脳こそ我が身を守る武器として生きてきた、“頭でっかち”人間。他者に対して素直に心を開くことはないが、彼女を理解する周囲のごく限られた人たちの中で、事件解決を日々の営みとしている。■貫地谷しほり/橘 和都正義感溢れる優秀な外科医。医師である両親の反対を押し切ってボランティア医師団で海外赴任したものの、自身の無力さを痛感して帰国。事件を通して知り合ったシャーロックと奇妙な共同生活を始める。感情をてらいなくむき出しにしてしまう性格のため、理性的なコントロールを失う部分も。シャーロックとは真逆の“心でっかち”タイプ。「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」は2018年4月、Huluにて配信開始予定(全8話)、世界19か国HBOアジアにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月01日ロエベ(LOEWE)は「インターナショナル クラフト プライズ」を開催する。ミッドタウン内21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて、2017年11月17日(金)から30日(木)まで。2017年4月にスペイン、ニューヨークを巡回し、アジアでは初の展示となる。ジョナサン・アンダーソンが称える、世界の職人たちクラフトの協働工房としてスタートしたロエベ。クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンがブランドの真髄であるクラフツマンシップにインスパイアされ、現代に生きる工芸職人たちを称え表彰する「ロエベ クラフトプライズ」を始動した。審査員を務めるのはジョナサン・アンダーソン本人に加え、日本を代表するザイナー深沢直人らが名を連ねた。今回の巡回展では第1回大賞受賞者を含む最終ファイナリスト26名の作品を展示している。木工職人の繊細な技光る倒木から切り出したコンテナ全75か国4,000点近く集まった応募から大賞を受賞したのは「エルンスト・ガンペール」の作品。ヨーロッパ、アジア、アメリカで人気が高まっている木工職人だ。大きな木製コンテナは、嵐で根元から折れた樹齢300年を超えるオークから切り出したもの。慎重に彫られたフィリグリー(金銀線細工)の平行溝は、職人の技が光る。一方、木そのものの形、亀裂、割れ目からデザインのヒントを得たオーガニックな仕上げが施されている。自然の不完全さ、倒れた木のストーリーが垣間見える作品。ガラス職人が実験を重ねた深みのあるブルーボウル特別賞を受賞したのは神代良明の作品。東京理科大学建築学科卒業後、東京ガラス工芸研究所でガラス職人として技に磨きをかけた。深みのあるブルーのボウルは、ガラスの繊細さによって作り出された陶器の強さを感じさせる。このフォルムを実現するため、素材を研究し、挑戦的に混ぜ合わせた。溶けたガラスが加熱した鉱物から発生するガスのと相互作用生み出し、はかない光沢と枯れた質感を作り出している。彼のガラス工芸からは、日本の文化とひたむきな実験的アプローチが感じ取れる。【詳細】ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」会期:2017年11月17日(金)~30日(木) ※会期中無休時間:10:00~19:00会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内入場料:無料【問い合わせ先】ロエベジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2017年11月30日ロエベ(LOEWE)が、伝説的なイギリス人デザイナー、ウィリアム・モリス(1834-1896年)にインスパイアされたカプセルコレクションを発表。11月15日から全国のロエベブティックで販売をスタートし、15から21日までの期間、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでポップアップイベントが開催中。テキスタイルデザイナーであり、アーティスト、ライターでもあったウィリアム・モリス。60年代より多大な影響力を持つ作家であり、モダンな作品を作り出す人、と、ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は彼を賞す。ロエベは本コレクションのためにモリス商会のアーカイブにアクセスする許可を得て、アンダーソン自身が、1874年から1883年にかけて壁紙や布地のデザインとして考案された「いちご泥棒(Strawberry Thief)」「フォレスト(Forest)」「アカンサス(Acanthus)」「ハニーサックル(Honeysuckle)」の4種類のプリントをピックアップ。ロエベのデザインチームはこれらをウエアから小物に至るまで、さらには「パズル」や「ハンモック」といったアイコンとなるバッグを含むアクセサリー類の上に蘇らせた。アンダーソンがモリスを知るきっかけとなった椅子を、シルクスクリーンでプリントしたオレンジカーフのレザートートバッグは、コレクションの中でもひと際存在感を放つ。モリスのアーカイブ柄プリントで彩られたポップアップストアには、モリスのカーペットや布地、壁紙で飾られた、イギリスのウエスト・サセックスにある歴史的建造物「スタンデンハウス(Standen House)」で撮影を行なったデジタルルックブックのピースが掲げられる。マルチカラーデザインの「ハンモック スモール バッグ」(29万7,000円)、「パズル スモール ジップ ウォレット」(6万9,000円)、「パズル ジップ アラウンド ウォレット」(10万5,000円)の3つのアイテムは、三越伊勢丹限定商品として登場。また今回のカプセルコレクションイベントを記念して、期間限定でスマートフォン用壁紙をプレゼントするキャンペーンも実施。ポップアップストアに足を運ぶと「ストロベリー」の壁紙を、ロエベ ジャパンの公式LINEアカウントと友達になると「フォレスト」の壁紙を、いずれも期間限定でダウンロードできる。(※「ストロベリー」はイベント期間中、「フォレスト」は11月1日から12月31日まで。)15日にポップアップストアを訪れたアンダーソンは、「プリントは新しい解釈のカモフラージュ柄として見せたかった。モリスは反逆的立場からキャリアをスタートさせているので、70から80年代を象徴するパンクとモリスが交流したらどのようなものが生まれるのか、ということをコレクションの中で表現したかった」と語った。
2017年11月19日ロエベ(LOEWE)から、「ウィリアム・モリス コレクション」が登場。2017年11月15日(水)より伊勢丹新宿店先行発売にて展開される。ウィリアム・モリスのプリントを纏ったロエベ「ウィリアム・モリス コレクション」は、イギリス人テキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリスの作品からインスピレーションを得たコレクション。モリスが自然から着想してデザインしたお馴染みのデザインをベースに、鮮やかなオレンジ色のアクセントを取り入れたり、ブリーチ加工されたデニムシリーズを共存させたりし、クラシカルかつ革新的に仕上げた。ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンがモリス商会のアーカイブからセレクトした、1874年から1883年までに考案された4種類のプリント「いちご泥棒」「フォレスト」「アカンサス」「ハニーサックル」が使用されている。植物柄を纏ったハンモック バッグアイコン的存在の「ハンモック バッグ」は、有機的な植物を描いたプリント「アカンサス」を纏って登場。サイドのファスナー部分にオレンジ色のレザーストラップをつけ、モダンなデザインに仕上げている。カレンデュラとローズをモチーフにしたフラワーブローチを付ければ、まるで花をそのままバッグに飾っているようだ。ウィメンズ&メンズウェアウェアには、全面をモリスのプリントで彩ったり、プリントから抜き出してきたアニマルモチーフを描いたりしたアイテムが、ウィメンズ・メンズそれぞれに揃う。中でも、ウィメンズのオーバーサイズカーディガンは、毛糸で色の濃淡を描き分けたウサギモチーフを大きく配したな大胆なデザイン。メンズでは、フード付きのパーカーや、裾を折り返したフィッシャーマン パンツといったアイテムに、クラシカルなモリスのプリントをのせている。伊勢丹新宿本店に期間限定イベント2017年11月15日(水)から21日(火)まで、伊勢丹新宿店にて「ウィリアム・モリス コレクション」の幅広いラインナップを揃える期間限定イベントが開催される。本カプセルコレクションのアイテムに加えて、「ハンモック バッグ」の三越伊勢丹限定の新色マルチカラーが発売される。また、ロエベのクリエイティブディレクター ジョナサン・アンダーソンも来場。山田優、滝沢眞規子、新木優子、松井愛莉らも来場し、店内はお祭りムードに包まれた。詳細ウィリアム・モリス コレクション発売日:2017年11月15日(水)アイテム例:・ハンモック カモ バッグ 304,560円・カレンデュラ フラワーブローチ 49,680円・アンシェント ローズ フラワー チャーム 49,680円・オーバサイズ カーディガン ウィリアム モリス 198,720円・パーカー ウィリアム モリス 320,760円・フィッシャーマン ウィリアム モリス 129,600円■期間限定イベント期間:2017年11月15日(水)~21日(火)場所:新宿伊勢丹本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1【問い合わせ先】ロエベジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2017年11月16日これまで、“おもちゃの世界”や“モンスターの世界”などを舞台に数々の名作を生み出してきたディズニー/ピクサーが、今度は陽気でカラフルな“死者の国”を描き出す最新作『リメンバー・ミー』。このたび、11月22日からの全米公開に先駆け、現地時間11月8日にUSプレミアが開催され、レッドカーペットならぬ“オレンジカーペット”に華やかなゲストが登場した。この日、ロサンゼルスはハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターには、製作総指揮のジョン・ラセターや、リー・アンクリッチ監督(『トイ・ストーリー3』)、さらに本作と同時上映の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』からエルサ役のイディナ・メンゼル、「レット・イット・ゴー~ありのままで~」でオスカーを獲得した作曲家クリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス夫妻らが登場した。■「レット・イット・ゴー」の作曲家夫妻が新たに生み出した楽曲「リメンバー・ミー」とは…プレミア会場には、本作に登場するキュートなガイコツやオレンジ色のマリーゴールドなどが飾られ、劇中と同様にカラフルで美しい“死者の国”を再現。その“死者の国”につながるマリーゴールドの橋のような、約200mの“オレンジカーペット”が会場を彩り、メキシコの音楽団マリアッチによる楽曲「リメンバー・ミー」の演奏と、カラフルな衣装のダンサーによるパフォーマンスでディズニー/ピクサー史上最大規模のプレミアとなった。まず、オレンジカーペットに現れたジョン・ラセターは、カラフルなガイコツやギター柄のオリジナルアロハシャツで登場。本作はピクサー作品で初めて“音楽”をテーマにした作品となり、「劇中の曲『リメンバー・ミー』はとても特別な曲なんだ」と、強い思いがあることを明かす。楽曲「リメンバー・ミー」は『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を作詞作曲したロペス夫妻が手がけた新曲。“死者の国”に迷い込んでしまった主人公ミゲルの、家族の秘密の重要な鍵を握っているのが、この「リメンバー・ミー」なのだ。ラセターは、本作は「家族の大切さを描いている。いまいる家族だけでなく、先祖のことも含めた世代を超えた家族についてのことをね」と物語の核心に迫っている。「日本でもどの国でも家族はとても大切な存在なんだ。この映画の素晴らしいところは、家族の記憶を残していきたいと思わせてくれるところなんだ。だから僕も妻と一緒に、家族の思い出をしっかりと覚えているようにしているんだ。次世代にもそれが続くように祈っているし、だからこそ、この映画は特別なんだ」と、自身の家族とも重ねてコメント。さらに「ユーモアと美しさがあり、特別な音楽もある唯一のピクサー作品だから、絶対に気に入ってもらえると思うよ」と自信を覗かせている。■イディナ・メンゼル&ジョナサン・グロフら『アナ雪』キャストも『リメンバー・ミー』のために集結!また、『リメンバー・ミー』と同時公開となるのが、『アナと雪の女王』のその後を描いた22分の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』。前作で“真実の愛””を見つけたアナとエルサ姉妹とともに、雪だるまのオラフやトナカイのスヴェンなど、お馴染みの人気キャラクターが再結集。本作も『リメンバー・ミー』と同様に“家族の大切さ”が描かれている。プレミアには日本でも大人気のエルサ役イディナが、銀色のスパンコールをあしらった美しいミニドレスで登場!さらにクリストフ役のジョナサン・グロフも駆けつけ、『アナ雪』の豪華キャストも『リメンバー・ミー』を盛り上げていた。『リメンバー・ミー』と同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』 は3月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月10日落ち着きのある木目調の店内でいただく極上和牛東京・町田市にある鉄板焼きダイニング「蘭麻(らんま)」は、落ち着きのある木目調の空間に大人の時間が流れる隠れ家風のレストランです。黒毛和牛ステーキなど極上の鉄板焼きメニューを提供しています。高級店のかたいイメージを覆すアットホームなおもてなしと、五感を刺激しながらの食事を楽しめ、デートや接待、記念日などで利用されることが多いお店です。贅沢の極み「黒毛和牛サーロイン&焼野菜」お店のおすすめは厳選された黒毛和牛ステーキ。中でも「黒毛和牛サーロイン&焼野菜」は、仕入れの度にNo.1の黒毛和牛をチョイスしており、厳選されたお肉を目の前で豪快に焼いてくれる様子は見ているだけでわくわくしてきます。ジューシーなサーロインは程良く熟成感があり、しつこくない脂が口の中で溶けていく感覚は忘れられない体験になるでしょう。特製ソースをからめていただく「フォアグラのソテー」とろとろのフォアグラを、表面は鉄板でカリッと焼きあげ、仕上げにバルサミコとミックスベリーのソースをかけていただく「フォアグラのソテー」。軽く焼かれたバケットの上に乗せられたフォアグラから染みだした脂がパンに染み込み、2度も幸せな気分になれる至福のメニューです。濃厚なフォアグラを贅沢にかつシンプルにいただくことができるご褒美メニューを、ぜひ体験してみてください。カリカリのおこげがうれしい「ガーリックライス」この店で根強い人気があるメニューのひとつに「ガーリックライス」があります。自家製ニンニク醤油で味つけされた、カリカリのおこげがおいしい〆メニューです。鉄板で焼き上げる大葉入りのガーリックライスなので、食事のラストにサッパリと食べられます。おこげはカリカリに香ばしく焼かれ、ふたをするように盛り付けられるのでふたつの食感を味わうことができ、リピーターも多い人気メニューです。アットホームな空間で贅沢な非日常を味わって「蘭麻」の本店は麻布にあり、お店を出すにあたり社長の好きな蘭の花、麻布の「麻」を取り、「蘭麻」と命名。2号店にあたる町田店は、これまでの鉄板焼きのかたいイメージを取るべく、「鉄板焼きダイニング蘭麻」としてスタートしたそうです。良いものを肩肘張らずにいただくことができる隠れ家のような存在として、多くの人に愛されています。アットホームな空間で、大人のための特別な時間を過ごしたいという人にぜひおすすめしたいお店です。JR横浜線・小田急小田原線「町田駅」より徒歩5分ほどの距離にあります。原町田大通り沿いのファミリーレストラン「ジョナサン」の角を入り、3軒目のビルの2階です。都会の喧騒から離れ、贅沢なディナータイムを過ごしたい日にはぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:蘭麻住所:東京都町田市原町田6-25-4 SKビル2F電話番号:042-720-3454
2017年11月06日ロエベ(LOEWE)主催のインターナショナルなコンテスト「ロエベ クラフトプライズ 2017」。その大賞受賞者を含む最終ファイナリスト26名の作品を展示した巡回展、ロエベ「インターナショナル クラフトプライズ」が東京ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHT3にて11月17日から30日まで開催される。「ロエベ クラフト プライズ」は、ロエベ ファンデーションとロエベのクリティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が、現在の優れた職人たちを讃えるべく2016年に立ち上げたプライズ。現在におけるクラフトの重要性を認め、才能、ビジョン、革新への意欲が未来の新しい基準を設定するであろう優れた現役のアルチザンたちを表彰することを目指したものであり、協働工房としてスタートしたロエベの創業形態にインスパイアされた内容だ。今年は26名のファイナリストから、エルンスト・ガンペール(Ernst Gamperl)の『Tree of Life 2』が大賞に選ばれた。エルンスト・ガンペール、ドイツ 『Tree of Life 2』2016年 オーク材審査員長のアナツ・サバルベアスコア(Anatxu Zabalbeascoa)は、「この作品の正式な価値観と社会的なメッセージとの接点の探り方が素晴らしかったです。美しいだけでなく、私たちにリサイクルの価値を教えてくれるオブジェです。その卓越した技量で、倒木を救い出し、自然を蘇らせるということがベースになっています。これは、スタイルやシグネチャーといったものではなく、際立った個人としての声を育ててきた特殊な能力を持つ才能豊かな職人の作品と言えるでしょう」とコメント。また、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)も「エルンスト・ガンペール氏の作品には、独特な声を届ける何かがあり、その作品の物性がこれから何年もの時を経て行く中でますます重要になっていくと思います」と賞賛した。なお、本展は4月にスペイン、ニューヨークに続きアジアでは初の展示会となる。【イベント情報】 ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」会期:11月17日~11月30日時間:10:00〜19:00会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内休館日:会期中無休入場料無料
2017年11月04日Netflixで最新シーズンの配信がスタートした「ストレンジャー・シングス」でファンが盛り上がる中、出演俳優に事件が起きていた。ジョナサン・バイヤーズを演じているチャーリー・ヒートンが、コカイン所持の疑いによりアメリカから入国許可が下りなかったという。「The Sun」紙によれば、イギリス国籍のチャーリーは「ストレンジャー・シングス」新シーズン放送の記念パーティーに出席するため、先々週の土曜日にロンドンからロサンゼルスへと飛び立った。無事ロサンゼルス空港に到着するも、税関の麻薬探知犬がチャーリーのスーツケースに反応を示し、当局はチャーリーの私物に“白い粉”が付いていることも確認したとのこと。粉の正体はごく少量のコカインであることが認められ、チャーリーはアメリカへの入国許可を受けられずロンドンへと引き返すことに。コカインの量がもっと多ければ逮捕される可能性もあったようだ。この一件により、今後チャーリーがどのくらいの期間アメリカに入国できないのかは不明。期間が長引けば、「ストレンジャー・シングス」の次シーズンへの出演にも影響しそうだ。「ストレンジャー・シングス」のクリエイターであるマット&ロス・ダファー兄弟は、同ドラマがシーズン4で完結することを発表している。(Hiromi Kaku)
2017年10月30日第3代音楽監督ジョナサン・ノット(1962~)との蜜月が来季で5シーズン目を迎える東京交響楽団。10月17日、東京都内の楽団本部で会見を行ない、その2018~19シーズンの公演ラインナップを発表した。【チケット情報はこちら】ジョナサン・ノットが指揮するのは、定期演奏会(サントリーホール)4回、川崎定期演奏会2回、東京オペラシティシリーズ1回、名曲全集(ミューザ川崎)2回、こども定期演奏会(サントリーホール)1回の、6演目10公演。さらにダ・ポンテ三部作完結編となる演奏会形式の《フィガロの結婚》も。「楽団員と私というチームが、できるだけ多くの経験を共有できるようなプログラムを意図した。異なる様式、異なる演奏法、異なる時代。音楽的経験を豊富にすることで、聴衆が音楽の旅に出る時の道しるべとして働けると思う」ノットはそう述べて、個々のプログラムについて語った。まずシーズン開幕の4月は定期と川崎定期でマーラーの交響曲第10番アダージョとブルックナーの交響曲第9番という異色の組み合わせ。「偉大な二人を同じプログラムに乗せたらどうなるのか。私も経験がない。ともに未完の作品。作曲家の最後の作品は大好き。あちら側に近づいているのを強く感じる」7月はエルガーの合唱付き大作《ゲロンティアスの夢》(定期&川崎)。英国生まれ、しかもエルガーの故郷ウスターの聖歌隊で歌っていたノットだが、この曲を振るのは初めてだという。「何度も聴いて、子供心に興味深いと感じていた作品。英国音楽をあまり演奏していないのは身近すぎたからかもしれないが、腹をくくってエルガーに臨みたい」11月定期でブラームスのピアノ協奏曲を弾くドイツ人ピアニストのヒンリッヒ・アルパースはこれが初来日。数年前に彼からオファーがあってバンベルクでオーディションをした。「繊細な演奏が私の心を突き抜けた。知名度よりも、自分の心を動かす演奏家と共演したいと思っている。彼とドイツ音楽を演奏するのはこれが初めて」他にも、R.シュトラウスとヴァレーズを並置したプログラム(12月定期&名曲全集)や、初めて登場するこども定期演奏会(4月)などで、来季もまた実に多彩なレパートリーを聴かせてくれる。ノットは言う。「指揮=conductの語源ははラテン語の『ともに導く』。尊敬すべきプレーヤーたちを箱に押し込めるのではない。共演を重ねることで彼らの音楽性、自由がどんどん引き出されていく。だからこそ、この仕事は楽しい」いい指揮者だ。そんな彼らの新しいシーズンを、ぜひ私たちもともに旅したいと思わせてくれる。なお、2019年1月から半年間にわたって予定されているミューザ川崎の改修工事に伴い、その間の川崎公演はカルッツ川崎(2017年10月開館)で行なわれる。取材・文:宮本明
2017年10月19日ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるロエベ(LOEWE)は、パリのユネスコ本部ホールを会場に2018年春夏ウィメンズコレクションショーを開催した。今シーズンは「フェミニニティーの新解釈」と銘打ち、アートやクラフトに造形の深い世界を飛び回る旅行者をイメージ。コンテンポラリーで現実的・実用的な雰囲気の中に、クラフツマンシップと女性らしさを感じさせる内容となっている。ギンガムチェックのパッチワークをタンクトップの形に配したニットジャージーのワンピースや、ギンガムチェックのライニングを配したアシメトリーのコートなど、ギンガムチェックは今シーズンのキーモチーフ。しかし、リバティ(Liberty)の小花柄や、カシミール風のペイズリー、18世紀風のフローラルなども登場し、コレクション全体を華やかなものにしている。レザーをあしらったアシメトリーのドレスや、イングリッシュレースとレザーのコンビのシャツドレス、レザートリミングのブランケットスカートなどは、皮革製品メーカーらしい作品だが、今シーズン特に目立っていたのが布帛パッチワークのテクニックだ。マルチカラーのギンガムチェックを合わせたものや、様々なレースを組み合わせたもの、同系色のニットジャージーを組み合わせたものなど様々。またニードルパンチでジャケットのヘムを接合したトップスも、パッチワークの一種であり、クラフツマンシップを感じさせるアイテムだった。手作業の美しさにアーティスティックな空気感を加える手法は、ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターに就任して以来続いているが、また一つ、今までとは違う新しい世界観を描くことに成功していた。
2017年10月09日ロエベ(LOEWE)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。今季のロエベウーマンは世界中を旅する女性。クラフトに造詣が深い人物で芸術的な感性が鋭い人物だ。そんな女性像を表現するために、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンが取ったのは、ラフなアイテム使いとアシンメトリーなカットアウト。旅に最適なアイテムとして、今季はTシャツを提案した。シンプルな白いTシャツとロエベのロゴTシャツ。それに、ストレスなく歩けるブーツとスニーカー、気候の変化に対応できる大判のショール、バケットハットを。ボトムスにはデニム、さらにジャージ素材も起用して身軽さを追求する。揃ったワードローブには、ロエベウーマン独自のクリエイティビティでアレンジを加える。白Tはロングワンピースにして、パステルカラーのチェック柄テキスタイルを上から重ね、ロゴTシャツは裾をカットとしてフリンジのように飾る。旅のお供にと、ライニングがなく、リバーシブルで使える新作バッグ「テント」も取り入れた。また、旅先で見つけた文化はファッションとして取り入れる。そんな自由なマインドを表現するかのようにパッチワークデザインが多く登場。ペイズリー柄、マルチカラーストライプ、ギンガムチェック。これらをベージュ、ホワイト、ブラックといったベーシックカラーとコラージュしてドレス、コートなどを作り出した。彼女の創造性を象徴する不均衡なシルエット。ロングドレスはウエストあたりでくり抜くようにカットアウトされ、トレンチコートは裾を細かく切り込みリボンテープが斜めに広がる。そこに、レザーのパッチワークを添えて。細かな刺繍や整列したくるみボタンも、彼女のアーティスティックな感性を物語る。なお会場には、スティーブン・マイゼルが撮影したロエベのビジュアルから作った大型のタペストリーとモー・ジャップによるミニチュア陶芸彫刻をデコレーション。装いだけでなく空間そのもので、ロエベウーマンのキャラクターを表現していたようだ。
2017年10月03日ロエベ(LOEWE)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、日本時間2017年9月29日(金)の16:30より発表される。なお、その模様はファッションプレスでライブ配信する。2017-18年秋冬コレクションでは、飽くなき探究心でフェミニニティを追い求める“ロエベ・ウーマン”たちの旅を描いた。繊細なレース、クラシカルなドット、温もりのあるフェアアイル柄、それから滑らかで深みのあるレザーの数々。すべてがクラフトマンシップに溢れたルックへと導かれた。今季もまた、ジョナサン・アンダーソンが創り上げる“ロエベ・ウーマン”の旅は続くことだろう。その軌跡を、彼女たちとともにたどってみてはいかがだろうか。【詳細】ロエベ 2018年春夏ウィメンズコレクション日本時間:2017年9月29日(金) 16:30※現地時間 2017年9月29日(金) 9:30
2017年09月30日