ミルク(MILK)の2023年冬コレクションを紹介。いつでも“ドラマティックな私”感じるドレスウェア今シーズンのミルクは、いつでも“ドラマティックな私”を感じられるような、パーティーシーンにもぴったりのアイテムが勢揃い。それをよく表すのが、「デコレーションレース」シリーズのワンピースだ。デコレーションケーキのホイップクリームをイメージしたレースに、チェリーとローズを散りばめたロマンティックなプリントは、お茶会などのパーティーにもぴったり。やや長めの袖から垂れるリボンもポイントだ。ふわっと軽やかなコートパーティー仕様のドレスの上から羽織れるような、1着でも主役級の輝きを放つアウター類も登場。中でもAラインシルエットのツイードコートは、全面に薄めの綿が入っており、ふわっと軽やかでありながら、温かく身体を包み込んでくれる。このほかにも、上品なミディアム丈のファーコートなどが展開される。アンバランスなスカートどこか怪しげな雰囲気を醸し出しつつも、ミルクらしいガーリーさを混在させたアイテムが散見されたのも今季の特徴。ミニとミディのアンバランスな丈がポイントのスカートがその好例だ。同シリーズの両胸にフリルを大胆に配したショートジャケットや、チョーカーを身につけているかのような襟が目を惹くブラウスと合わせれば、全身黒ずくめのミステリアスなコーディネートが完成する。
2024年02月05日巨人の坂本勇人、ロッテの角中勝也が、「2023 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞し、1日に都内で行われた表彰式に登壇した。レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手(セ・パ各1名)に贈られる同賞。昨年に引き続き、月間「スカパー! サヨナラ賞」全12プレーの中から、ファン投票により選出され、受賞両選手にはそれぞれ、オリジナルトロフィーと賞金200万円が贈呈される。今年は、6月16日に東京ドームにて行われた対楽天戦で劇的な逆転サヨナラ3点本塁打を放った巨人の坂本勇人と、7月24日にZOZOマリンスタジアムで行われた対ソフトバンク戦で起死回生の代打逆転サヨナラ2点本塁打を放ったロッテの角中勝也が受賞した。表彰式で、坂本は「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞に選んでいただき、本当にありがとうございます」と挨拶。「今年はチームが4位という中で、まさかこの賞に選んでいただけると思っていなかったので、大変光栄です」と感謝を伝え、「来シーズンはチームが優勝し、そしてまたこの賞を頂けるように精一杯頑張りたいと思いますので、来シーズンもあたたかいご声援をよろしくお願いします。本日はありがとうございました」と来シーズンへの意気込みを語った。なお、今回の表彰式では、鈴木健アナウンサーと袴田彩会アナウンサーがMCを務め、過去に同賞を2回受賞している松田宣浩氏、スカパー! CMに出演中のやす子もゲストとして登場した。
2023年12月01日2023/24秋冬は、レッドがトレンドカラーにランクイン。ドラマティックで情熱的なレッドは、色の配色や分量によって悪目立ちしてしまうため敬遠する人も多いですが、この秋はそんな「レッド」をもっと自由に大胆に楽しむシーズンです。特別な日やナイトアウトだけでなく、デイリーにレッドを取り入れる海外ファッショニスタをお手本に、赤を上手く活かすコーデのヒントを探ります。多くの人気ブランドが2023/24秋冬コレクションで「レッド」ルックを発表!(写真右上より時計回り)FERAGAMO、LOEWE、VALENTINO、GUCCI、。多くのブランドが2023/24秋冬コレクションで赤コーデを発表。ファーコートやジャケットなどのアウターから、シャツ、ボトム、ニットワンピまで、デイリーに着こなせるレッドが大豊作です。「レッド」コーデを上手く着こなすためのポイント✔️・ゴールドアクセやゴールド小物を合わせてリュクスに・異素材の赤アイテムをミックスしてコーデに奥行きを出す・引き締め効果の高いブラック小物をON・取り入れやすいトーンの赤をチョイス・ビギナーさんは一点投入でウォーミングアップレッド×ゴールドで洗練ラグジュアリーニューヨークの街角で、発色の美しいポジティブな赤を纏った彼女をキャッチ。視線が集中するパワフルな赤のオールインワンに合わせたのは、ゴールドのバッグ、サンダル、アクセ、サングラス。全体をレッド×ゴールドに統一することで、赤が持つ力強さの中に、女性らしい品の良さも感じられる華やかな着こなしです。ブラック小物をONしてクールに仕上げてカジュアルな赤のニットトップスに、赤いスカートを合わせた、まさにデイリーコーデにぴったりな着こなしがこちら。落ち着いた印象を与えてくれる真紅の異素材ならコーデに奥行きが出て、洗練された仕上がりに。小物は引き締め効果の高いブラックが◉!重厚感のあるベルベットのレッドスーツで魅了!大人っぽく、ミステリアスで、妖艶な雰囲気を演出したいなら、バーガンディに近い暗めレッドがおすすめです。落ち着いたトーンのレッドは肌馴染みもよく、重厚感のあるベルベット素材が品の良さを感じさせてくれます。ぜひセットアップで取り入れて、街中の視線を独り占めして。赤コーデはホワイトシャツで今っぽくおしゃれに攻略レッドは、濃淡で印象がガラリと変わるので、肌に馴染みやすいオレンジがかった赤をチョイスすることでぐんと取り入れやすくなります。キャミとスカートのセットアップを主役にし、ホワイトシャツをインナー使いすることで旬な着こなしに。さらに、とってもおしゃれなのにマネしやすいのも嬉しいポイントです。サングラス、バッグ、サンダルはオレンジ色に統一して全体を2トーンにまとめたセンスの良さにも脱帽。レイヤードで魅せるハイセンスなレッドコーデビギナーさんはデニムと合わせて一点レッド主義! 今季は話題のレッドコーデにトライするのに最適なシーズンです。軽めのアウターやジャケットで取り入れてみたり、ワンピースやボトムで取り入れてみたり、秋は少し大胆に、「レッド」ファッションをエンジョイしてみてください。Senior Writer:H_aco
2023年09月19日一枚取り入れるだけでコーディネートが華やかに仕上がるポップでドラマティックなニットたちをピックアップ。素材やディテールにこだわった上質なアイテムが揃い踏み。まるですみれのような優しい紫にうっとり。首元やサイドがざっくりと開いたニットベストは、レイヤードアイテム次第で表情が一変。¥35,200(クロエ ストラ)モヘアアームウォーマー¥20,900(サトル ササキ) 共にザ・ウォール ショールーム TEL:03・5774・4001ネックレス¥83,600(イコシ ディオ/ノウン TEL:03・5464・0338)シンプルに着たい暖色カーディガン。寒い季節に目を引く、優しい日差しのような暖かみを感じさせるロング丈のカーディガン。落ち着いたイエローとオレンジのカラーリングが、ホワイトのカットソーをより爽やかに見せてくれる。ワンピースなどきれいめなアイテムと好相性。¥57,200(ピーティートリノウーマン/トレメッツォ TEL:03・5464・1158)ロングスリーブTシャツ¥15,400デニムパンツ¥26,400フライトキャップ¥33,000(以上オーラリー TEL:03・6427・7141)繊細な編み地が生み出す上品なアーガイル柄。柔らかなラムズウールを使った、爽やかな配色の肉厚チルデンニット。¥35,200(ギャルリー・ヴィー)パールピアス¥17,600(ムニエ) 共にギャルリー・ヴィー 丸の内店 TEL:03・5224・8677中に着たシャツ¥33,000(オーラリー)水面を思わせる神秘的なブルーのグラデーション。モヘアとオーガニックコットンの柔らかな手触り。ニット¥75,900(フォルテ フォルテ/コロネット TEL:03・5216・6518)オールインワン¥63,800(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・500・990)職人が手でプリントしたミックスカラーに注目。極上のツヤと柔らかさを持つ希少なスーパーキッドモヘアを使用。ニット¥49,500フリンジストール¥49,500(共にデ・プレ TEL:0120・983・533)オイルド キャンバスパンツ¥35,200(オーラリー)ショートブーツ¥80,300(カチム TEL:03・6303・4622)※『anan』2022年11月16日号より。写真・多田 寛スタイリスト・宇都宮千明ヘア&メイク・酢田妙子モデル・朋永(vithmic)文・重信 綾(by anan編集部)
2022年11月09日中尾隆聖・関俊彦ほか声優として活動する役者が集まる劇団ドラマティック・カンパニー最後の公演ドラマティック・カンパニー『天晴』が2022年11月16日 (水) ~2022年11月20日 (日)にシアターサンモール(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモールクレストB1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて9月11日(日)よりチケット発売開始です。カンフェティにて9月11日(日)よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter(@dramaticcompany) 演出家であり劇作家でもある 堤泰之氏による、30年の劇団活動に幕を下ろすドラマティック・カンパニーへの新作書下ろし作品。この度はドラマティック・カンパニー(DC)の解散公演となります。この30年、中尾隆聖・関俊彦をはじめとする、普段は声優を生業とする役者が集まり、舞台公演を行ってきました。作家・作品にとらわれず、演出も毎回多彩な方々にお願いし、自由な舞台作りに取り組んでまいりましたDCですが、今回は劇団の30周年記念公演であり、そして文字通りのファイナル公演となります。DCの舞台を観劇できる最後のチャンス!ぜひ、劇場に足をお運び下さい!!【公演内容】…とある田舎の寂れた温泉地にある「ロマン座」という古い小さな芝居小屋。温泉地の衰退とともに幕を下ろそうとするその「ロマン座」を、なんとか存続させようと立ち上がる様々な人たち。その愛すべき人間模様を、思う存分楽しんでください!ドラマティック・カンパニー声優・俳優として活躍する中尾隆聖と関俊彦が主宰の演劇カンパニー1992年旗揚げ。正式名称は「ドラマティック・カンパニー」で、愛称は「DC」。東京都世田谷区に事務所兼稽古場、時には劇場にもなる<アトリエ エイティワン>を構える。芝居が好きな仲間たちと、その時に本当にやりたい舞台を、ジャンルにこだわらず自由に創っていくことを目指して、旗揚げ時より、作家・作品にとらわれず、演出も毎回多彩な方々のお願いし、翻訳劇・オリジナル作品・時代劇・ミュージカルなど、多彩な舞台創りに取り組む。活動ペースは、年に一度の東京公演と、二年に一度の東京・大阪公演。他にも小公演や、近所の子供達を対象とした無料の「親子劇場」なども企画・上演している。1992年に「81ドラマティック・カンパニー」の名で旗揚げし、 2000年には現「ドラマティック・カンパニー」へと改名。公演概要ドラマティック・カンパニー『天晴』公演期間:2022年11月16日 (水) ~2022年11月20日 (日)会場:シアターサンモール(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモールクレストB1)■出演者中尾 隆聖関 俊彦堀本 等川島 得愛伝坂 勉木村 貢波岡 なみ尾田木 美衣珠希 美碧西田 真理子八木橋 敏慧<Wキャスト>森田 了介(A)岡本 幸輔(B)鈴木 高文(A)野田 素良(B)真砂 尚子(A)飯田 真麻(B)井上 美咲(A)辻 美智葉(B)清田 里美(A)三井 好美(B)柳井 景伊(A)有働 栞(B)■スタッフ作・演出: 堤泰之■公演スケジュール11月16日(水)19時11月17日(木)19時11月18日(金)15時、19時11月19日(土)15時、19時11月20日(日)12時、16時※開場は、開演の30分前■チケット料金前売:6,000円当日:6,500円(全席指定・税込)※カンフェティ取扱は前売のみ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月20日ゴールドそのものの輝きが映える新作ジュエリーコレクションワールドグループの株式会社ココシュニックが展開する贅沢な素材をデイリーに楽しむファインジュエリーブランド「COCOSHNIK(ココシュニック)」は、ドラマティックな秋へと導く新作『PRIMITIVE GOLD COLLECTION(プリミティブ ゴールド コレクション)』を8月19日(金)より全国店舗ならびにオンラインストアにて発売いたします。全国の百貨店を中心に展開するココシュニックは、モダンで洗練されながらも、デイリーに活躍するファインジュエリーを提案しています。8月19日(金)より発売する天然石やゴールドそのものの輝きを独創的なフォルムで構成した『PRIMITIVE GOLD COLLECTION(プリミティブ ゴールド コレクション)』は、大きな天然石ビーズをつなげたネックレスやビッグサイズのソリテールリング、耳元にインパクトを与えるピアスなど、自由な感性で秋を楽しめるアイテムをラインナップいたします。深みのあるカラーの天然石そのものの魅力が映えるリング&ピアスリング(左上)¥110,000リング(上・中)¥40,700ピアス(右上)¥26,400すべてK10YG、マラカイトピアス(左下)¥38,500リング(中・下)¥39,600すべてK10YG ブラックラブラドライト※すべて税込価格まるでゴールドの層を幾重にもレイヤードしたかのようなデザインリング&イヤーカフイヤーカフ(左から)¥33,000¥31,900ともにK10YGリング(左から)¥101,200¥61,600ともにK10YG¥59,400K10YG,ダイヤモンド※すべて税込価格耳元にモダンなインパクトを与えながらも、軽やかな着け心地のピアスピアス(左上)¥55,000ピアス(右上)¥49,500ピアス(下)¥53,900すべてK10YG※すべて税込価格【 商品のお取り扱い 】■ ココシュニック:オンラインストア ■ココシュニック:全国店舗 【 ‟COCOSHNIK” Social Media 】■COCOSHNIK Instagram @cocoshnik_official【 ‟COCOSHNIK“ Brand Concept 】贅沢な素材をデイリーに楽しむファインジュエリーブランド。本物志向の女性へ向けてモダンでありながら流行に左右されない、日常感覚のジュエリーを提案します。<会社概要>・名称:株式会社ココシュニック(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:田中 英樹・所在地:〒650-8585 神戸市中央区港島中町6-8-1:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-6-2(ワールド 企業サイト): (ワールドグループ 公式通販サイト): 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月19日SUQQU(スック)2022 秋冬 カラーコレクション「秋吹く。」撮影:byBirthSUQQUの「2022 秋冬 カラーコレクション」は、平安時代の歌人 和泉式部が詠んだ歌からインスピレーションを得た、秋に吹く風の色を表現したコレクション。風に吹かれて踊る落ち葉、澄み切った青空、秋風にたなびく雲や果実の香りなど、秋に吹く風は、実りの季節を彩りながら、確かに色を放つもの。そんな躍動感を表現したカラー展開で、洗練された洒落感のある表情へと仕上げます。季節に合わせたメイクを、SUQQUを通して楽しんで。SUQQU シグニチャー カラー アイズ(新色3種/限定色1種)撮影:byBirthブランドを代表する人気製品「シグニチャー カラー アイズ」からは、鮮やかな色彩に染め上げられた秋が深まっていく風景を上質な質感と光、深いコクのある色で表現した、新色3種、限定色1種が登場。左上にはまばゆい大粒パールが。そして右下にはマット質感がセットされ、輝きの中に深みのある、ドラマティックな目元へと仕上がります。09 薫風 -KAORIKAZE(ハニーゴールド × メープルレッド)撮影:byBirth秋の木漏れ日のようなやわらかなゴールドカラーと、深みのある紅葉のような赤が、目元に温もりのある陰影を演出。ライラックピンクのパールがニュアンスをプラス。10 彩葉集 -IROHAATSUME(セピアブラウン × ブロンズイエロー)撮影:byBirth黄色く染まった銀杏のようなイエローとピンクブラウンのパールが秋の深まりを表現。思い思いに染まった落ち葉のような同系色パレット。11 宵紫 -YOIYUKARI(アイシーグレー × シマーパープル)撮影:byBirth鮮やかなパープルは単色使いならモードに、グレーと重ねてトーンを落ち着かせれば深みのある落ち着いた仕上がりに。多色のパールが色香漂う表情を演出。117 秋愁 -AKIUREI[限定色](ホロブラウン × アッシュグリーン)撮影:byBirth偏光グリーンパールが輝く赤みブラウンに、カーキを重ねてモードな目元に。淡いピンクのパールをまろやかに纏えば、愁いをたたえた印象的な目元に。SUQQU ニュアンス アイライナー(限定色3色)撮影:byBirth思いのままの太さで描ける洒落色アイライナーから、秋らしい色合いの限定3色が登場。いずれもトレンド感のあるニュアンスカラーで、どこか憂いを帯びた眼差しを印象づけます。撮影:byBirth104 オリーブ[限定色]緑から黄色に色づき始めた草葉のような独特の黄味グリーン。遊び心を目元に宿して。相性が良いのは「シグニチャー カラー アイズ 09」。105 サフランオレンジ[限定色]鮮やかさと深みのバランスが絶妙な赤みを帯びたイエロー。抜け感のある旬な眼差しに。相性が良いのは「シグニチャー カラー アイズ 10」。106 ダスティピンク[限定色]白みがかったグレイッシュなピンク。ほど良いくすみ感で可愛くなり過ぎず目元をソフトに締めて。相性が良いのは「シグニチャー カラー アイズ 11」。SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ(新色2色)撮影:byBirth絹のように溶け込み、艶をにじませる大人気新湿感ブラッシュへは、鮮やかな目元にぴったりの、無垢な血色ベージュと果実の芳醇なレッドの新色2色が追加発売。温かみのある秋色で、骨格を引き立てながら透明感と艶に溢れた、生命力のある頬へと導きます。撮影:byBirth09 可憐咲 -KARENZAKIほのかなピンクパールがふんわりとした血色感を与える、紅潮したような肌に見せるイノセントベージュ。10 奥響 -OKUHIBIKIマットフィニッシュで内側から滲んだような自然な血色で頬を染め上げる、深みのあるベリーレッド。SUQQU ピュア カラー ブラッシュ(限定色2種)撮影:byBirthグラデーションが織りなす、高純度の発色と冴え渡る艶で、透明感と立体感を与え、大人の表情を明るくモダンに彩るブラッシュからは、秋の野山の絶景を頬へと宿す限定色2種が登場。季節の移ろいを頬に染め出します。撮影:byBirth132 紅葉狩 -MOMIJIGARI[限定色]日ごとに変化していく紅葉の色合いのようなビビッドな失赤のチークと、ゴールドパールが美しいイエローのハイライト。混ぜるとほんのりとオレンジに発色してエネルギッシュな印象に。133 秋流 -AKINAGARE[限定色]葉の色の変化、寒さが増して深まりゆく時の流れを表現した、温もりを感じるオレンジブラウンのチークに、ペールグリーンの透明感溢れるハイライトのグラデーション。SUQQU シアー マット リップスティック(新色2色/限定色3色)撮影:byBirth唇にのせるとほのかに透けるリップスティックへは、秋の実りをイメージした芳醇なカラーが仲間入り。抜け感と柔らかさを持った新色2色と、パールを配合したマットの中にかがやきを秘めた限定色3色が登場します。撮影:byBirth13 遥花 -YOUKA可愛らしさと温かみを兼ね備えたフラワーピンク。秋に咲く可憐な花のように顔色を明るく。14 柔包 -YAWATSUTSUMI素の唇にナチュラルに溶け込み、自然な血色と凛とした女性らしさを添えるヌーディベージュ。撮影:byBirth110 彩小豆 -AYAAZUKI[限定色]繊細に煌めくゴールドパールが唇の自然な血色感を際立たせる深みのあるカッパーレッド。111 熟葡萄 -JYUKUBUDOU[限定色]黄味を加えた色味とシルバーパールで肌にすっとなじむ完熟した葡萄のようなシルバーモーヴ。112 芳実 -HOUJITSU[限定色]深みのあるオレンジブラウンにパールがまばゆく煌めく、黄昏の夕日を思わせるアンバーブラウン。SUQQU グロウ ハイライター スティック(限定色2色)撮影:byBirth秋冬の肌に透明感と立体感をプラスし、生命力を仕込むパール入りハイライター。乾燥しがちな肌へもすっと溶け込み、絶妙な血色感と輝きを宿します。下地に仕込んでも、メイクの仕上げに重ねて艶めきを足しても。101 ライトグリーン[限定色]撮影:byBirthバームテクスチャーで肌になじみ、みずみずしい艶感を演出。ライトグリーンとホワイトパールで透明感のある艶肌に。102 ホロピンク[限定色]撮影:byBirth煌めくパールがひと塗りで立体感を演出。黄味を含んだピンクカラーで血色感もプラス。SUQQU ネイル カラー ポリッシュ(限定色3色)撮影:byBirth色づき始めた葉、麦穂の輝き、薪の灯火といった、秋の風情を指先へ宿す限定色3色。撮影:byBirth145 葉詩 -HAUTA[限定色]落ち着いたトーンのリーフグリーンに、ほのかに煌めくピンクパールでニュアンスを添えて。146 揺穂 -YUREHO[限定色]肌に溶けこむようなやわらかなウィートベージュ。微細なホワイトパールが奥行き感を演出。147 焚光 -TAKIBIKARI[限定色]薪に火を灯すように、大粒パールの輝きが躍動感を添える、抜け感のある赤みブラウン。SUQQU(スック)2022 秋冬 カラーコレクション 製品概要2022年7月22日(金)新発売、一部数量限定SUQQU シグニチャー カラー アイズ新色3種/限定色1種各7,700円SUQQU ニュアンス アイライナー限定色3色各3,300円SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ新色2色各6,050円SUQQU ピュア カラー ブラッシュ限定色2種各6,050円SUQQU シアー マット リップスティック新色2色/限定色3色セット価格 各5,500円/レフィル 各4,950円/キャップ 550円SUQQU グロウ ハイライター スティック限定色2色各5,500円SUQQU ネイル カラー ポリッシュ限定色3色各2,750円※税込表記
2022年06月16日一点取り入れると、ぐっとドラマティックな気分にしてくれるビジューもの。オーバーサイズにしたり、重ねづけなどで、存在感を出すのが今季らしい。ビジューがあしらわれた洋服やジュエリーなど、個性豊かなアイテムをご紹介。大きめのビジューで、視線を独り占め!オーバーサイズのジュエリーは、東京の職人により一点ずつ丁寧に仕上げられている。リング 各¥14,300イヤリング¥33,000(以上シトロンビジュー)トップス¥17,600(ニアー ニッポン/ニアー TEL:0422・72・2279)ワンピース¥25,300(ズールー アンド ゼファー/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)キッチュなデザインが、装いのアクセントに。毛脚短めのフェイクファーと、ガラスのあしらいがレトロな雰囲気のハンドバッグ。ハート型ピアスの内側には、ヨークシャーテリアがデザインされていて、遊び心たっぷり。バッグ W26×H16×マチ7cm¥13,750ピアス¥17,600(共にパメオポーズ/パメオポーズ 表参道本店 TEL:03・3400・0860)トップス¥18,700(オスカー/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)1枚で存在感バツグン。ショート丈シャツドレス。V字にあしらわれたクリスタルカットのビジュー×フリルが、インパクト大。ドレス¥64,500(シュシュ/トング/SSENSE)バングル¥41,800(イー・エム/e.m. PRESS ROOM TEL:03・6712・6798)ブーツ¥13,090(ランダ TEL:06・6451・1248)主役級の足元に格上げ。ハンサムな印象の一足。中国の注目ブランドが手掛けるシューズは、スクエアトゥとバックルがマスキュリンな魅力を醸し出す。靴底は厚めで、トレンドライクな表情。ヒール高3.5cm¥44,000(ロスト イン エコー/ヴィヴィアーノ TEL:03・6325・6761)※『anan』2022年1月26日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・村上 綾モデル・Senping(Bravo Models)(by anan編集部)
2022年01月19日たったひと塗りで、ブランド史上最高にドラマティックなボリュームを叶えるNARSの新マスカラ『クライマックス エクストリーム マスカラ』。ローデット ピグメントコンプレックスとXXXLサイズのうねりのある硬めのブラシが、まるでラテックスのようなつややかさと、漆黒の仕上がりをもたらし、瞬時に爆発的なボリュームを与えます。『エクストリームエフェクト アイシャドーパレット』は、マット、シマー、そしてラテックスのようなつやの12色の官能的なシェードをひとつにしたパレット。クリーミーなつけ心地と極上なテクスチャーで印象的で洗練された目元に仕上げられます。10月2日より予約開始します。■ NARS クライマックス エクストリーム マスカラ2020年10月16日(金)発売 内容量 7g│税込価格 3,960円(本体 3,600円+税)■ NARS クライマックス エクストリーム マスカラ ミニ2020年10月16日(金)発売 内容量 4g│税込価格 1,870円(本体 1,700円+税)※セミセルフ店舗、NARS取扱各ECサイト、NARS Cosmetics オフィシャルサイト、NARS ビューティ・ スクエア限定発売■ NARS エクストリームエフェクト アイシャドーパレット2020年10月16日(金)発売 税込価格 8,360円(本体 7,600円+税) [数量限定]企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月02日日本発ミネラルコスメブランドのエムアイエムシー(MiMC)が7月24日より順次、2019年秋冬コレクションを展開中。秋冬コレクションのテーマは「シャイニング・マイ・ウェイ(Shining my way)」。自然の中で発展してきた遊牧民たちの雄大なイメージからインスパイアされた「アースカラー」と、予測不可能な未来と、行き先を照らす星の光のイメージを表現した「まばゆい輝き」をキーワードにアイテムを展開。これからの未来を生きてゆく私たちがまとうべき、しなやかな美しさに溢れたコレクションとなっている。2019 A/W 「Shining my way」item line up7月24日発売サテンマットな質感のクレヨンリップ「ミネラルクレヨンリップ」左:01 エターナルローズ、右:02 インスパイアピンク 各3,300円するするとリップラインが引ける、ライトな使用感の「ミネラルクレヨンリップ」。洗練と女性らしさを表現する二つのローズカラーをラインアップ。密着力にすぐれたオイルがトレンドのマットリップを実現! 唇と一体化するような発色がグッド! 7月24日発売いつものリップに重ねて楽しむニュアンスルージュ「リップチェンジャールージュ」01 スパークルピンク 3,500円透け感とラメのきらめきでいつものリップも印象チェンジできる「リップチェンジャールージュ」。もちろん単品使いでほのかな色づきを楽しむのもOK! 高い保湿力があるので、リップクリームとしても◎。ポーチに一本入れておけば、様々な場面で活躍間違いなしのアイテム。8月7日発売やわらかな血色感を表現するパウダーチーク「ミネラルスムースチーク」01 フリーダム 4,000円ヌーディーな発色で生命力を感じる生き生きとした表情美を演出する「ミネラルスムースチーク」。大人っぽい洗練と、少女のようなあどけなさを感じさせるアプリコットカラー。パウダーなのにしっとりした質感で、ふんわりとやわらか着け心地のチーク。8月7日発売凛としたニュアンスを生むオイルリップ「ミネラルリキッドルージュ」04 アースブロンズ 3,200円オレンジとコッパーをミックスさせたようなブロンズ色のルージュはメタリックな輝きがすてき。グロスのような艶めきと程よい透け感があるので他のリップとの重ね付けも◎。温かみのあるニュアンスをプラスすることができる。また、リップメイクだけでなく、アイカラーとして、目元のメイクアップに使ってもOK。8月7日発売奥行きのあるグラデーションを表現する、しっとりソフトなアイシャドー「ビオモイスチュアアイシャドー」25 サンドスケープ 3,800円「ビオモイスチュアアイシャドー」26 ワイルドライフ 3,800円この秋トライしたい、スモーキーなグラデーションを叶えるアイカラー、色味の異なる2パターンをラインアップ。「25 サンドスケープ」は、アンニュイな上品さのあるグレイッシュベージュと、肌に溶け込む優雅なグレーブラウンの組み合わせ。赤みも黄みも控えめな、ニュートラルなブラウンを探していた人は必見。モードとエフォートレス、絶妙なバランスのメイクアップを叶えるアイカラー。「26 ワイルドライフ」は、肌馴染みがよく、透明感のあるピンクベージュと、ほんのり赤みのあるフェミニンなブラウンがセットになったパレット。柔らかなブラウンに凛としたきらめきをプラスするシルバーパールが配合され、エレガントなグラデーションに。8月7日発売ぴったりと肌に乗り、まばゆい輝きを放つアイシャドー「ミネラルスムースシャドー」03 スターダスト 2,500円MiMC、2019年秋冬のメイクアップには欠かせないドラマティックな輝きを纏えるアイテム。存在感のあるゴールドクラッシュパールがぴったりと肌にフィットして、上品にきらめいてひと塗りで唯一無二の魅力をたずさえてくれる。単品使いも他のアイシャドウとのレイヤードも楽しもう。8月7日発売しっとり、ふんわり。軽やかな光をまとうハイライター「ミネラルハイライター」01 ベージュ 4,000円「ミネラルハイライター」02 ピンク 4,000円ヘルシーな肌に仕上げるスキントーンの「ベージュ」と花びらのようにピュアな輝きを放つ「ピンク」、なりたい肌印象によって選べる2色をラインアップ。粉っぽさやムラづきとは無縁。しっとりとふんわりのバランスを極限まで追求したパウダー。粉がブラシにふんわりと絡まり、肌になじんでやわらかく発色。ナチュルなツヤ感で、骨格や表情にメリハリを生み出す。アルガンやホホバなどの植物オイルをブレンドし、乾燥から肌を守ってくれる。8月7日発売熊野筆の技術を駆使した、ハイライト専用のベジブラシ「ハイライターブラシ」8,500円ハイライトやチークを的確に乗せる形状にこだわって作られた「ろうそくの炎」のような形がポイント。寝かせて使えば額や頬などの広い面に、立てて使えば小鼻や鼻筋など細かい部分に使えるフレキシブルな1本。まるで天然毛のようなこの「ベジブラシ」は、とうもろこし由来の毛を使用しており、肌だけでなく環境にもやさしいところがポイントだ。これに続き、9月4日にも秋冬コレクションのアイテムが発売されるので、要チェック! 秋冬コレクションのアイテム詳細は、エムアイエムシーのオフィシャルウェブサイト()へ。
2019年08月01日肌に最も近いファッションアイテム、ランジェリー。自分のありたいイメージや行く場所に応じて選ぶ「服」と違うのは、外から見えないだけに原則、選択に制約がないこと。思いっきり大胆なもの、とにかく心揺さぶられるもの、ときめくもの、艶っぽい気持ちになれるものetc.、基本的にはどんなものでも選べる。自分のランジェリーを見たり触れたりできるのは、自分とごく親しい関係性の相手だけ。特殊な位置づけのファッションアイテムなのだ。■ランジェリーは“下着”とは違うランジェリーブランド「MEMAI」のデザイナーであるミキさんも、ランジェリーはファッションの一部だと考える人のひとり。「ランジェリーは“下着”って表現されることがありますよね。それはちょっと違和感があります。下着ではなく、おしゃれな服を選ぶ感覚で手にとって、身につけていただけたらと思って、作り続けてきました」アパレル会社に勤める傍ら、2009年にひとりでMEMAIを立ち上げた。当時はコートからボトムスまで、フルラインでコレクションを展開するアパレルブランドだった。3年活動した後に3年休み、2015年にランジェリーをメインとして生まれ変わり、今に至る。自宅にある4台のミシンで、時間を見つけては製作に励む。ネットショップでの展開のほか、伊勢丹でポップアップショップを出すなど、ランジェリー業界で知られる存在となった。「3年前、合同展示会『LINGERIE+』に出してから、横のつながりができて、リアル店舗に置いていただく機会が生まれました。直接身につけていただき、感想のお声をいただけるようになり、対面で販売するのっていいなと感じています」華奢で可憐な佇まいのなかに、芯の強さを感じさせるミキさん。お客様のことを話すとき、ふっと表情がやわらかになった。■美しさと危うさが同居する世界観美しいものや綺麗なものが大好きで、大学時代は映画を研究していた。卒論で取り上げたのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』(1958年)。サスペンス要素が強めの同作に登場するブロンドビューティを見ていると、美しさと危ういバランスにドキドキする――そんな世界観を表現したくて、自身のブランド名を「MEMAI」とした。見てそれとなく感じるように、MEMAIのランジェリーは万人受けするタイプではない。ドラマチックでミステリアス、センシュアルなランジェリーは着る人を選ぶだろう。自分が心から好きだと思えるものを自分の意思で選んで着たい人、他人の目を気にしたり媚びたりするのが好きではない人が、好むデザインなのではないかと思わされるラインナップ。「好き嫌いが分かれるデザインだと思います(笑)」とミキさん。MEMAIを愛してくださる方だけに買ってもらいたいそう。■「私が欲しいランジェリーしか作りたくない」大手ランジェリー会社ではなく、個人で少量・受注生産している醍醐味は、一切妥協せずに作れること、「私が欲しい」と思うものだけを作れること。それに尽きる。たとえば、「POLCA DOTS TULLE × LACE BRA / BEIGE」は、ヒッチコック監督の『サイコ』(1960年)で、冒頭に主人公がランジェリー姿で登場するシーンをモチーフにしてデザインされたもの。パッドなしの1枚レースのブラジャーは、きれいな膨らみを出せて、バストトップの透け感が気にならないような、特殊なパターン技法で作っている。細やかな手仕事を感じさせる日本製の繊細なレースを活かした、ムダのないシンプルな作りが特徴だ。「LACE UP TRIANGLE BRA」は、MEMAIを初めて身に着ける人から選ばれることが多いという。透明度の高い漆黒のレースが、肌の上で大胆に花を咲かせる。成熟した女性の色香を引き出すデザイン。美しいドレープを活かした新作は淡いグリーン。まとうだけで女神のような見た目に。「FRILLED EDGING BABY DOLL」の裾に付いたフリルは10数メートルと長い。パープルとピンク、ブラックの3色で、新色のピンクが最も人気に。■より良いものを作るための学び直し期間「自分が欲しいと思えないものは作らない。じゃないと自分で作る意味なんてない」「自分が作るランジェリーが一番好き」ミキさんのランジェリーとの向き合い方は、これらの言葉に象徴される。真っ直ぐで、迷いがない。こういう作り手から、物語と愛のあるモノを買いたいと思う。自分に嘘をつかないモノづくりは、やりがいや楽しさが多い一方、素材調達に苦戦することもある。「ランジェリーの資材はロットが大きく、一般の市場にはなかなか出回らないので調達が大変です」それ以上に、立ち上げ初期はランジェリー独自のパターンを身につけるのに苦労した。ミキさんの本業である服のパターンとランジェリーのパターンはまったく別物だ。「一番はじめに作ったサンプルは、洋服の要領で見よう見まねで形にしたもの。今思うと無知でしたね」本業が忙しくなりすぎて、MEMAIを3年お休みしていたとき、ランジェリーのパターンを改めて学び直しました。独学ではありますが、いろいろなブランドのランジェリーを見ながら研究を続け、再開したんです。休んで勉強し直した時期は、私にとって重要な時間でした」■着る服をじゃませず、心地よい1枚でありたいミキさんの心の奥底には、「服をきれいに、おしゃれに着てほしい」という思いがある。「一番に着る服」であるランジェリーは、その上に着る服をじゃますることなく、気分を上げて、その日1日を心地よく過ごせる存在であってほしい、と。だからバストを盛るパッドは原則、入れない。今の時代の空気感を感じられるように、入れるとしても極薄のもの。選ぶランジェリー次第で、洋服をおしゃれに見せられるかが決まるといっても過言ではない。「MEMAIのコンセプトに“非日常を日常に”というものがあります。好きなランジェリーを身につけることで、日常が少しでも彩られて、華やかになればと思っているんです」やっぱり、ランジェリーも「1枚の服」なのだ。おしゃれだとか、好きだとか、身につけたいといった思いを元に選ぶ、肌に一番近い服。■ランジェリーが持つパワーに魅了されて気に入って買ったランジェリーを鏡の前でまとうときに心踊る感覚を味わった経験がある人もいるだろう。たとえ、その上にシンプルな服、カジュアルな服を着たとしても、気持ちは華やぎ、幸福感に包まれている。仕草も自然とエレガントになっていて、そんな自分もなかなかいいじゃないかと思える。ランジェリーには、そんな不思議な力がある。「お客様からファンレターやメールで、そういった感想を伝えていただくことは多いです。『身につける度にテンションが上がります』なんて言ってくださる方も多く、こちらこそすごく嬉しい気持ちになります」生きている限り、ランジェリーの仕事に携わりたいとミキさんは話す。同時に、本業のアパレルは続けていく。「洋服とランジェリーは、作るうえではまったく別分野ではありますが、並走することで両方にプラスの影響を及ぼせると思っています。今後の目標ですか?ゆくゆくは海外の店舗にMEMAIのアイテムを並べるなど、世界展開を目指しています。アトリエとショップが併設された空間も作りたいです。自分の目の届く範囲で自分が欲しいと思えるものづくりを続けていきたい」(編集後記)新作を発表するイベントや展示会前はとくに、ミキさんは製作に追われる。ひとりで作っているため、「アシスタントはつけないんですか?」と尋ねたところ、「無理ですね……」と返ってきた。ディティールへのこだわりを上手く伝えるのは難しいので、人に任せづらいという気持ちがあるという。だから、自分ひとりでできる限りで、自分が満足いくものを少なくても、丁寧に作っていきたいのだと。使うレースを決めるのに一晩かかったり、製作に没頭していると日が暮れていたり。ミキさんはランジェリーが大好きな人。必ずいいものを作りたい――何であれ、ものづくりをする人にとって、刺激を与えてくれるひとときとなった。Text/池田園子取材協力・画像提供/MEMAIミキさんランジェリーブランド「MEMAI」デザイナー。年7月4日公開2019年7月29日更新
2019年07月29日3年の休館を経て、東京・木場の東京都現代美術館(MOT)がリニューアルオープン!それを記念して2つの展覧会が開催される。開館は1995年。当初は、上野にある東京都美術館の収蔵品を移管し、スタートした経緯が。つまり、東京都美術館が開館した1926年から数えると、約100年間にわたって収集したコレクションを持つ。今回の展覧会では、1910年代から2010年代までに制作された約5400点のうち、選りすぐりの作品が登場。日本の前衛美術、1世紀の潮流を追う同館コレクションで、初の大規模開催となる。「当館のコレクションは、戦前から今日まで、それぞれの時代で最も実験的な表現の集積です」と学芸員の関直子さん。その中で、大正期から平成生まれの作家まで、共通することとは?「東アジアの端っこにある日本には、海外からの情報は常に時差をもって入ってきます。そこで、日本の今と海外の動向、かつ自分の状況に対してどう反応してみせるかが、ずっと大きなテーマだったといえます」ここで目にするのは、オーソドックスな美術史に収まりきらない、エネルギーの塊のようなもの。「彼らの実践から、現在の私たちにつながる、鮮明な何かを感じ取っていただけるはず」初日3月29日は入館無料、20時まで。人気レストラン『100本のスプーン』が出店するなど、ショップもリ・オープン。新しくなったMOTで何が待ち受けているか、ワクワクして出かけてみたい。企画展・百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-「戦前でいえば、当時最新のシュールレアリスムとキュビスムを組み合わせたり、近年は新しいテクノロジーやメディアを既存の表現と組み合わせたり」。3フロアに及ぶ企画展では、そうした編集的な意図を持った作家にフォーカス。「編集」という切り口から1世紀を振り返る。戦前なら中原實、桂ゆき、戦後は森村泰昌らに注目。焼け野原の東京から歯科医と前衛芸術家、二足の草鞋を履いた中原實。手前は昼寝する子ども、奥には戦時中に伐採された杉の切り株から、若木が萌える様が。次世代への希望を描くメッセージ性の高い作品。中原實《杉の子》1947昭和の“隠れレジスタンス”1913年生まれの桂ゆきは、戦前~戦後の検閲が厳しい時代に発表を続けた稀有な存在。1つの絵に複数の表現方法を用い、社会的なメッセージを巧みに盛り込んだ作品で知られる。桂ゆき《抵抗》1952パロディ?or自虐?現代の“編み手”の代表選手、森村泰昌。名画中の人物になりきるシリーズでは、森村本人が演じる人物の不恰好さに笑いを誘われると同時に、西洋とのギャップを突きつけられる。森村泰昌《肖像(少年1、2、3)》1988コレクション展・MOTコレクションただいま/はじめまして休館中に新たに収蔵された約400点から、主に2010年代に制作された作品をお披露目。「21世紀の作家たちは、表現方法の追求はもちろん、日本社会のさまざまな課題に真摯に取り組もうとする意識が強い」。近年は若手の新しい試みが収集の大きな柱に。彼らの問題意識、チャレンジに時代の萌芽が読み取れるかもしれない。描くこと=生きること2015年、25歳で夭逝した中園孔二。東京藝術大学在学中より、モチーフを重ねる作風で知られる。上はスマホで事件現場(?)を撮影する人物というリアルさとおとぎ話的な世界が共存。中園孔二《無題》20122016年の新女神像1本の木から彫り上げる少年少女像で知られる棚田康司。成年女性をモデルとした本作は近年の新境地。もろさと強さを兼ね備えた姿は、流れる雨水から霊感を得たとされる。棚田康司《雨の像》2016「東京都現代美術館リニューアル・オープン記念展」東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)3月29日(金)~6月16日(日)10時~18時(3/29は20時まで。入場は閉館の30分前まで)月曜(4/29、5/6は開館)、5/7休一般1300円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2019年4月3日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2019年04月01日今回は子どものころから自転車が大好きなスペインの銀行の元頭取が、自分が乗っていた自転車をそのまま装飾して作った「自転車の家」をご紹介します。誰にでも小さいときに憧れていたもの、なりたかったものってありますよね。現在はペンションとして営業している元頭取の自転車コレクションのようなお宅にご案内いたしましょう。■ まず「自転車の家」の外観を拝見!コンスエロは、小さな時からずっと自転車が大好き。銀行に勤めている間もずっと自転車が大好きで集めていました。そして使い古した大好きな自転車を置く場所がないので家の壁に貼り付け始め、とうとう「自転車の家」が完成してしまいました。最初は外から見て、「誰の家だか知らないけど、目立ちたがり屋さんの家ね!」と思っていました。まさか真摯に自転車好きな初老男性の家だなんて、思ってもいなかったのです。元の家は1940年頃に建てられたお屋敷。寝室が10室ある大邸宅です。天井も高く、室にもよりますが4.5mあります。裏に回るとこのように大きな建物であることがわかります。裏側には、庭などのスペースがあります。■ 玄関と入り口のホールには自転車と歴史を感じる家具類この家の家主であるコンスエロさんは、DIYも大好き。入り口にはこんな手作りポスト。「素敵ね」と言うと、「うん。だけど今では誰も手紙なんか書かないからね。中身は請求書だけだよ」とコンスエロさん。扉を開けて内部からドアを見ると十字架型に光が入るようになっています。最初にこの家を建てた人はとても信心深かったのでしょう。十字架と自転車の組み合わせってとても不思議な感じがしますね。猫足の家具とそして壁に飾られた自転車。■ 有名自転車レース選手の自転車も!まだコレクションは増えていく…スペインでは、自転車レースがとても人気です。各地に自転車愛好家のクラブがあり、アマチュアの参加するレースもたくさん開催されています。有名選手も多く、いつも話題になっています。この部屋に飾られている自転車は、スペインで初めてツール・ド・フランスで優勝したバアモンテス(Bahamontes)が練習で使っていたものです。この自転車を持っていた人は、バアモンテス選手のファンだったのですが、彼が亡くなった時、奥さんが自分が持っているよりここに置いておいたほうがいいと思い、寄贈しました。ちなみに、右にあるピアノは、まだ電気が無かった時代のピアノで、ろうそく立てが両脇についています。こちらはドイツ女性に寄贈された古ーい子ども用の自転車です。車輪が木製ということにも驚かされます。■ 好きな自転車を使った装飾品に囲まれて…こちらは、自転車を使った装飾品でいっぱいの室内です。自転車を壁に固定して絵を描いています。落ち葉も額に入れるとデュシャンの作品のよう。電気スタンドにも自転車。一つ上の写真のスタンドは車輪がついてます。■ 現在は、ペンションとして公開中!こちらは、愛車と一緒にいるコンスエロさんご本人です。コンスエロさんは銀行を定年退職した後、子ども達も独立したので、現在は「自転車の家」をペンションとして公開しています。もしも自転車が大好きだったら、一度泊まりに行ってみてはいかがでしょうか?アンダルシアのハエン県、カソルラにあるペンションです。LA CASA DE LAS BICICLETASlacasadelasbicicletascazorla@gmail.comTelf:660 13 46 90
2019年02月15日アディクション(ADDICTION)は1月4日、2019年スプリングコレクション「フェイク ロマンス(FAKE ROMANCE)」を限定発売する。コレクションのインスピレーション源は、AYAKOが訪れたイタリア・ミラノのスカラ座。ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi)によるオペラ『椿姫(原題:La Traviata)』の世界観に着想を得たドラマティックなカラーがそろう。「ザ アイシャドウ」各2,000円「ザ アイシャドウ」(2,000円)には、舞踏会の華やかなドレスを思わせる限定6色がイン。赤い月夜のように深みのあるブラッドピンク、澄んだ歌声をイメージしたピンクベージュ、恋の予感を表すローズピンクなど、モードなピンクシェードをまとったカラーを展開。左から、「ザ ブラッシュ」2,800円、「チークポリッシュ」2,800円澄んだ血色トーンのパウダーで頰をふんわり染める「ザ ブラッシュ」(2,800円)には、ルネッサンス絵画を彷彿させる限定4色のカメリアカラーがラインアップ。見たままのカラーが美しく発色し、さらりとマットに仕上がる。同じく、リキッドタイプの「チークポリッシュ」(2,800円)にも、頬に繊細な血色感を与えるナチュラルトーンの限定4色が登場。みずみずしくピュアな発色は春のメイクにぴったりだ。「リップスティック ピュア」各2,800円「リップスティック ピュア」(2,800円)には、カメリアの花びらをまとったようにふっくらとした魅惑的な口元へ導くカラーが仲間入り。可憐なヴィーナスを想起させるコーラルを始め、モードなカメリアピンクやパープルなど限定6色が登場する他、女神がつむぐ花輪を彷彿させるフラワーピンク、ゴールドパールがアクセントのフェイクピンクなど、3つの新色が追加される。「ザ ネイルポリッシュ」各1,800円スキンケア発想から生まれた「ザ ネイルポリッシュ」(1,800円)では、『椿姫』の主人公・ヴィオレッタのファムファタルな魅力を鮮やかな彩りで表現。花のように清楚なペールカラーと相反する棘のあるカラーを織り交ぜた限定6色を用意し、単色でも、組み合わせても楽しめるラインアップを展開する。「フェイシャルミスト」50ml/2,800円さらに、3月1日には、新製品「フェイシャルミスト」(50ml/2,800円)が登場。カモミールエキス、センチフォリアバラ花エキス、ローズウォーターなどの植物由来の美容成分を配合したミストは、機内に持ち込める便利なサイズ感で、メイクアップが完成した後のツヤ出しや化粧直し、肌の乾燥が気になる時のうるおい補給や、気分転換のためのフレッシュナーとして使用できる。「ラベンダー&ペパーミント」や「ゼラニウム&ベルガモット」など、限定4つの香りを含む5つの香りがそろう。
2018年12月27日モスキーノ(MOSCHINO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。デザイナーアトリエから生まれる新作ピース“トゥルルル…”電話の着信音がショーの始まりの合図。ランウェイに光が灯されると、中央にはファッションデザイナーのアトリエ風空間が。大きなデスクと壁一面に並んだ書籍、そしてデスクの前にはデッサン画が張り付けられている。書き起こしたばかりの新作ピースは、まるで紙から飛び出してきたかのように、ランウェイに勢いよく現れた。ファッションピースが生まれる過程真っ白なキャンバスで仕立てた、ジャケットやベアドレス、トレンチコート、パンツスーツ。シルエットはどれもクラシックであるのに、その上にのった色彩は“ぐちゃぐちゃ”とラフにかかれた線である。初めは白紙にブラックラインだけだったものが、ピンクになり黄色になり、上から格子柄の模様を描いたり、複数の色を重ねたり複雑になる。その移ろいは『この色がいいかな、やっぱりこっちの方がいいか』と、デザイナーがデッサン画を書きながら悩む姿を想起させる。時の流れとともに、モスキーノベアや苺の模様、ピースマークのゴールドアクセサリーなどのモチーフまで、テキスタイルの上に登場し、それらは塗り絵のように色付けされている。色、柄が進化したころには、装いそのものにも変化が。クラシック一辺倒から、大振りリボンをあしらったデコラティブなドレスが現れたり、タンクトップ・ショートパンツといったスポーティなピースが起用されたり、スイムウェアが登場したり、多様性に富んでくる。ファンションにまつわるものは何でもドレスに変わるラストにかけてはモスキーノ流のドレススタイルが登場。「モスキーノ クチュール」と名付けられたドレス群は、どれもノーマルではない個性派な印象だ。米袋のような素朴な素材で仕立てたベアドレスは、本来見えてはいけないはずのクリノリン風の格子状パーツが裾から顔を出している。また、メジャーや針、ハサミ、巻き布など、洋服を仕立てる上で必要な“デザイナーのお供”もファッションに転身。ドレスやアクセサリー、帽子などに姿を変えてランウェイの上に現れている。ウェディングでショーは閉幕フィナーレは、結婚行進曲とともに。ぷっくりと膨らんだミニドレスに、スーパーロングなヴェールを組み合わせて。ふわふわと揺れ動くヴェールの上には、カラフルな蝶々が飛び回り、おとぎ話のようなドリーミーなムードが広がっている。
2018年09月24日カルヴェン(CARVEN)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションがフランス・パリで発表された。クリエイティブ・ディレクターのセルジュ・ルフューによるセカンドショーは、異なる要素のドッキングがキーワードに。デニムとチェックのネルシャツ地が組み合わされたアウターを筆頭に、ダウンとウールが融合したコート、ポケットだけ異素材を取り入れたロングコートなどがラインナップしている。また、スタイリングでも異なるテクスチャーのファブリックをミックス。カーペットのように厚みのあるウールアウターに、肌を透かしてみせるシースルースカート。ダウンアウターにもトランスペアレントなスカート。また、シャツの下からモヘアのニットがだらりと伸びていたり、ベストの下からロング丈のシャツが顔を出しているいたり、突っ込みたくなるような違和感のあるコーディネートが続く。アイテムそのものは、細かなディテールで個性を持たせたものが多い。チェック柄のシャツは裾の辺りに細かな刺繍が施されている。立ち襟のブラウスは、肩やウエストの一部分から違うテキスタイルがのぞいている。スカートはラウンド型に裾をカットアウトして、サイドにボタンをセット。ボタンの開閉に応じてスリットの大きさが変わる、ユニークなディテールとなっている。今季のカルヴェンスタイルを決めるのは、デコラティブなフットウェア。レースアップブーツとモカシンの2モデルには、リボンやフリンジがアッパーにふんだんにあしらわれている。
2018年03月11日女優・安蘭けいのソロ・コンサート『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』が12月19日(火)、昼夜2公演限りで新国立劇場 中劇場にて上演される。昨年、渋谷オーチャードホールで開催され、好評を博したコンサートの第2弾だ。「自分の好きな曲を歌って、それを聴いてもらえる喜びは格別。そんな贅沢な時間です」と語る安蘭に、今年を締めくくるコンサートへの思いを聞いた。安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE チケット情報「昨年はたった一回きりだったので、やり切った感はありましたけれど、それ以上にもっとやりたい!という思いが沸き上がってきて。今年は昼と夜で2回できるから嬉しいです。やっぱり前回できなかったものに挑戦したいという欲が出てきますよね」昨年は、“愛の讃歌”の副題のもとにシャンソン&ミュージカル・ナンバーで彩られた舞台だったが、今年の“GOLDEN AGE”はすなわちジャズ・エイジと呼ばれた1920~30年代のジャズをフィーチャー。安蘭がビリー・ホリディに扮した2014年の一人芝居『レディ・デイ』からの楽曲「Strange Fruit(奇妙な果実)」など、ジャズ・ナンバーに挑む第1幕とミュージカル・ナンバーを揃えた第2幕で構成される。「ジャズは、演出の原田諒先生が提案してくれました。敷居が高くて手を出しにくいと感じていた世界だけど、いつか歌ってみたいと思っていたので、いい機会だなと。この挑戦を乗り越えれば、きっと得るものは大きいと思うんです」この楽しき挑戦にゲストとして伴走してくれるのは、日本ミュージカル界を支える頼もしい実力派、石川禅と田代万里生のふたりだ。「歌に関しては絶対的な信頼を置いているおふたりです。禅さんと万里生くんがいてくれるからこの曲を選べた、というナンバーをデュエットしますし、3人で歌うのもすごく楽しみ。なかなか聴き応えがあると思いますよ」ミュージカル・ナンバーのリストの中で気になるのは『ジキル&ハイド』からの名曲「時が来た」である。男性主人公が壮大に歌い上げるこの楽曲をどう表現するのか、注目せずにいられない。「最初は禅さん、万里生くんと3人で歌うのはどうかと提案されたんですが、私がひとりで歌いたいと言っちゃった(笑)。以前、姿月あさとさんが歌っているのを聴いて、とても歌い甲斐がありそうだなと思ったんですよね。そして私の“持ち歌”といった感のある楽曲の数々も歌いたいと思います」役を脱ぎ、安蘭けい本人として思い入れのある楽曲に向かう。ファンにとっても贅沢このうえない時間となるのは間違いない。「好きな歌をたくさん歌える幸せに浸って、すごく楽しんでいる私の姿を観に来てください(笑)。お客様にもその幸せが届けばいいなと思っています」『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』は12月19日(火)、新国立劇場 中劇場にて。チケットは現在発売中。取材・文上野紀子
2017年12月11日男性に多く見られる「収集癖」。本人にとっては大切なコレクションであり、人生の楽しみなのかもしれません。しかし、一つ屋根の下で暮らす妻にとってみれば、ハッキリ言って迷惑以外の何ものでもありません。そんな収集癖に困ったママたちに、その苦労や戦い方を聞いてみました。■「スニーカー積み立て方式」を導入 Nさん(32歳)の場合「私の夫はスニーカーを集めています。実際に履くのはごく一部で、あとはコレクションとして収納しておくだけ。どんどん増えるので邪魔ですし、金額もバカになりません」そう語るのは、医療関連にお勤めのNさん(32歳)。「そのため、『スニーカー積み立て方式』を導入しました。私の管理下で夫が積み立てを行い、そのお金でしか買わないように約束させたんです。この方式なら、お小遣いをスニーカーにつぎ込んで、あとで足りなくなる…ということはありません」このシステムなら、ある程度の制限はかかるものの、ルールさえ守れば文句を言われずにスニーカーを買うことができます。パパにとっても、デメリットばかりではないのでは?■クレーンゲーム好き夫には収納スペース限定ルール Kさん(34歳)の場合「クレーンゲームが好きで、ぬいぐるみを集めてしまう夫。量がどんどん増えると困りますし、そのへんに置いておかれると邪魔です。そのため、ぬいぐるみを収納するスペースを限定。それ以外の場所で見かけたものは、容赦なく処分しています」(Kさん/34歳/小売店)捨てられたくないのなら、きちんと収納スペースにおさめれば良い。ルールがはっきりしていて良いですね。夫が「なぜ捨てたんだ!」と怒っても、「決められた場所に置かないからでしょう?」と反論できます。 ■子どものいたずらでフィギュアやおもちゃを一掃! Cさん(29歳)の場合「夫は小さいおもちゃやフィギュアを集めるのが好きで、以前は家のあちらこちらに飾っていました。ケースなどに入れるのではなく、普通にポンと置いてあるだけ。掃除しづらく、私はそれにすごくイライラしていたのですが…」かつての悩みを打ち明けてくれたのが、公務員のCさん(29歳)。「あるとき親戚の子が遊びに来て、夫のおもちゃ・フィギュアを破壊。それがショックだったようで、それ以来、飾らなくなりました。ちょうどわが家にも子どもが生まれるタイミングだったので、片づけてくれて安心しました」大切なものなら、汚れない・壊れないようにきちんと管理しほしいもの。親戚のお子さん、グッド・ジョブです!■リサイクルショップの査定額で夫が変わった! Tさん(34歳)の場合「洋服が大好きな夫のせいで、わが家のクローゼットがギュウギュウに。そのほとんどが実際には着ない服なので、試しに服専門のリサイクルショップに査定を依頼しました。すると、想像以上に高額の査定結果が! 『売ったお金で、欲しがっていた服が買えるよ』とひと押しすると、一部のお気に入りを除いて、かなりの量を処分してくれました」食品会社にお勤めのTさん(34歳)は、リサイクルショップという第三者の手を借りて成功しました。「古着としてこれだけの値段で売れるということは、一体どれだけの金額を洋服につぎ込んだのか…という気持ちはありましたが、とりあえずクローゼットがスッキリして良かったです」新品購入と中古買取では、金額にかなりの差があるかもしれませんが、タンスの肥しがずっと増え続けるよりは、「買う→売る→買う」の方がまだマシ。増えてきたら、また査定依頼ですね。夫のコレクションは、妻から見ればガラクタ同然というケースも多いでしょう。しかし、「全部捨てて!」「収集禁止!」と言うと、ケンカになってしまいそうです。円満に、かつ要望を受け入れてもらうためには、一部だけでも認めてあげるのがポイントかも。
2017年09月10日秋冬コレクション発信株式会社エキップが運営するコスメティックブランドSUQQUが8月4日から秋冬カラーコレクションの販売を開始した。今期SUQQUのテーマは「光と影」。色彩と輪郭を艶やかでドラマティックに表現している。まるで朝から夜へうつろう光の影を繊細に、また潔く、凛として立ち向かう生きる強さをメイクアップで作り出している。リップスティックにペンシル、アイシャドウ、チーク、ネイルがそれぞれ秋冬カラーとして新登場する。ドラマティックで美しい色合いリップスティックは、潤い感に満ち、唇が染まるような秋の夕暮れにも似た美しい配色のラインナップだ。どこか懐かしいような美しい赤は、にじみ出るような艶で輝いている。デザイニングカラーアイズは、鮮やかな色味と明るめの色が引き締まるダークカラーの組み合わせでドラマティックなコントラストを作っている。モーブグレー基調のパレットに鮮やかなピンクが絶妙な洗練されたバランスを作っている“宵紅 YOIBENI”等、美しい色合いと引き締めるカラーのコンビネーションが抜群のシャドウコレクションだ。他にもネイルは全3色の発売。限定2色のチークに、新色5色のリップペンシルが発売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社エキップ公式サイト
2017年08月25日コスメデコルテのマルセル・ワンダース コレクションコスメデコルテでは、2017年も、マルセル・ワンダース コレクションを発売する。予約がスタートしたのは、「マルセル・ワンダース コレクション コスメデコルテ フェイスパウダーⅦ」。18gのレフィルが2個付いて、販売価格は25,000円(税抜き)。SPF15/PA++。発売日は12月1日。12月1日から店頭で受け取ることができる。フェイスパウダーには透明感をアップさせるシルクパウダーを新配合。毛穴や小じわをカバーしながら、肌に上質なツヤとハリをプラスする。ロマンティック・バタフライをイメージしたコンパクトは、幻想的でありながら気品を漂わせる。ミス・バタフライと名付けられた可憐な蝶が、女性の肌を透明感のあるなめらかな肌へと導いていく。デザイン新時代を創るマルセル・ワンダースのプロフィールプロダクト&インテリアデザイナー、アートディレクターとして活躍するマルセル・ワンダースは、オランダ生まれ。信条は、「情熱を忘れず、愛の世界を創造し、心躍る夢を実現すること」。マルセル・ワンダースの世界観は、冒険心とユーモアに満ちている。2010年からは、コスメデコルテ AQ MWのアートディレクターを務めている。(画像はコスメデコルテより)【参考】※コスメデコルテ
2017年07月28日2017年3月に発表されたAmazon Fashion Week TOKYOで2017年秋冬コレクションを発表したtiit tokyo。ファッションショーを新たなクリエイションが生まれる場として、様々なクリエーターとのコラボレーションを実践。今回のショーのバックステージムービー、アートビジュアル作品、コラボアイテムが発表されました。ショーの臨場感を垣間見るバックステージムービーtiit tokyo 2017年秋冬コレクション "hers" のバックステージムービーが先日公開されました。撮影は東京の次世代を象徴するファッションブランドを「Modern-JAPONISM」をコンセプトに手がける映像作家 udocorg が担当。ショー本番とバックステージムービーに使用したオリジナル楽曲の製作を担当したのは、ベルリンを拠点に活動するアーティストGerhard Geising。今最も旬な女優の小松菜奈、ファッションモデルや女優としても活躍する松井愛莉、世界のコレクションでショーモデルとして頭角を現している福士リナ、モデル業に限らずクリエーターとしても注目されている宮本彩奈など、ショーでは注目のモデル・女優が勢揃い。儚く美しく、憂げな表情を浮かべながらランウェイを歩く彼女たちの素の表情をご覧ください。udocorg / ビデオグラファー1983年宮崎生まれ。東京の次世代を象徴するファッションブランドを「Modern-JAPONISM」をコンセプトに手がける映像作家。tavgallalyにて個展「れいより40℃も高熱」を開催。またShowstudio fainalistにも選出される。tumblrGerhard Geising / アーティストベルリンを拠点に活動するアーティスト。現在、ブレーメン芸術大学で複数のプロジェクトに携わる。 近年、Vera Molnar、Axel Rohlfs、Gustavo Mendez、HannesHölzlらと、アート、デザイン、ファッションと音楽の関係性を調査するプロジェクトに従事。手がけるプロジェクトは、映画、インスタレーション、広告など多岐にわたり、2017年のフェレロのアートディレクションおよびオーディオ/ビジュアルコンセプトも担当した。舞台裏のその瞬間をファッションショーの舞台裏の様子をアートディレクター/フォトグラファーであるPeng Yu独自の視点で切りとったアートビジュアル作品も公開。一冊の写真集にまとめられたような詩的な世界観は、ぜひファッションショー本番の動画と合わせて見てみてください。Peng Yu / アートディレクター/フォトグラファー東京をベースに、ニューヨーク・パリ・上海など国内外にクライアントをもつ。ロフィシャルなど海外誌やブランド広告のプロデュースも手掛ける。Instagram漆のバッグORISHIKI今回のコレクションで一際目立っていたのが、艶やかに光る長方形のクラッチバッグ。「ORISHIKI」と呼ばれるこのバッグは、漆の素材研究と新しい実用を研究するKenji Toki Studioとの共同製作で東北の伝統工芸である漆塗りを用いたコラボレーションアイテムとして発表されました。名前は折り紙の「折り—Ori—」と風呂敷の「敷ーShiki—」、方法ややり方を表す「式ーShiki—」を組み合わせた造語。 三角形の素材がつながり合い、折り紙のように折れ曲がり風呂敷のように包み込む、二次元から三次元に変化するユニークな構造をしています。川本尚毅 / インダストリアルデザイナーN and R Foldings Japan代表。 1980年広島生まれ。東京で環境デザインを学んだ後ロンドンに渡り、2つの大学で工業デザイン工学の修士号を取得。フリーランスを経て、国内外でさまざまなアーティストや企業のプロジェクトに関わる。tiit tokyo 2017AW コレクション “hers”
2017年07月20日洋服が好きなら一度は憧れるファッションの世界。でも、決して華やかで煌びやかなだけではありません。半年ごとに新たな作品を作り、トレンドという見えない怪物と戦い、ファンの心を掴むクリエイションを続け、売上という目に見える結果を出し続ける。毎日可愛いお洋服に囲まれてハッピーなんて本気で言ってられるほど、甘い世界ではないのです。厳しい世界でも信念を曲げずに戦い続け、東京のファッションシーンを賑わす鍵を握っているのがインディペンデントな若手デザイナーたち。そんな若手デザイナー/ブランドの登竜門でもあるコンテスト「Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」の2017年度審査会が6月15日、渋谷の文化ファッションインキュベーションにて行われました。受賞者10名とROBEが気になったアップカミングなレディースブランドをピックアップして紹介していきます。17年度受賞者10名が発表最終審査会には2017年4月1日〜5月19日の期間中に応募があった38ブランドのうち、応募基準を満たした18名のデザイナーが参加。最終選考に勝ち進んだブランドは、ファッションジャーナリストや百貨店バイヤー、大手アパレル代表取締役社長、中小企業診断士など、クリエイションからビジネス面までカバーした7名の審査員に作品や事業をプレゼンテーションしました。16日に行われた受賞後プレゼンテーションの様子会場となったホールには各ブランドがブースを出す形でラックを並べ、審査会の後そのまま結果発表へ。緊張の待ち時間を終え、今年度からビジネス支援を受けることができるファッションデザイナー10名が決定。審査で最高得点を獲得したメンズブランド「KIDILL」末安弘明さんは東京都知事賞を受賞しました。入賞ブランド/デザイナー10組東京都知事賞:KIDILL(キディル) / 末安 弘明入賞: KÄÄPIÖ(カピエ) / 大島 郁 MURRAL(ミューラル) / 村松 祐輔 amok(アモク) / 大嶋 祐輝 malamute(マラミュート) / 小髙 真理 PHABLICxKAZUI(ファブリックカズイ) / 瀧澤 日以 STAIR(ステア) / 武笠綾子 YON(ワイオーエヌ) / 西岡 遥 -niitu-(ニーツ) / 新津 祥太 chloma(クロマ) / 鈴木 淳哉TOKYO新人デザイナーファッション大賞とはTOKYO新人デザイナーファッション大賞とは、1984年に株式会社オンワード樫山により創設された日本を代表するファッションアワード。応募数世界最大級を誇る、学生を対象にしたアマチュア部門に加え、すでにビジネスを展開しているデザイナーを対象にしたプロ部門が2011年にスタート。世界で活躍できるデザイナーを発掘し、長期にわたってビジネス支援を行うことを目的としています。入賞できるのは創造力と独創性、事業の発展性を基準に選出された10名のみ。過去にはHELMAPH & RODITUSや、5-knot.....、TAAKK、motohirotanji、Ujoh、LAMARCK、divka、tiit tokyoなど、東京のファッションウィークや世界を舞台に活躍を始めたブランドなどが受賞しています。17年度入賞 PHABLICxKAZUI入賞者はCREATORS TOKYOのメンバーとして、最長3年間に渡りビジネス支援を受けることができます。支援内容は【合同展・個展・ショールームへの出展、ショー・インスタレーションの開催、百貨店・WEBでの販売機会の提供、輸出・物流相談】など、販売経路を拡大しビジネスを大きくしていく上で欠かせないものばかり。クリエイション以外の運営もデザイナーひとりで回すことが多い若手ブランドにとって、大きな手助けとなります。他にも商品企画ディレクションといった企画面での支援、広報活動の支援、経営・法律相談など、支援は多岐に渡ります。ブランドによってどんな支援が必要かを見極め、それぞれに合った支援を受けられるのがTOKYO新人デザイナーファッション大賞最大の特徴。6月16日(金)に行われた受賞後プレゼンテーションでは全受賞者の作品が展示されていました。今年度受賞者の中から、ROBE的にチェックしておきたいレディースブランドをピックアップしていきます。コンテスト異色の新星STAIRクリエイションは実力があるものの、まだ販売先はそこまで多くないブランドが多い中、異色の個性を放っていたのがレディースブランド STAIR(ステア)。デザイナーの武笠綾子さんはアパレルブランドで数年経験を積んだのち、2016年AWより独立しSTAIRを始動。現在デビュー2シーズン目にしてNOBLEやMIDWEST、Spick & Spanなど有名セレクトショップに卸先を広げる期待の新星です。20代で携わっていたブランドから卒業し、年を重ねるにつれて自分自身が着たいと思うリアルなデザインをしたくなったという武笠さん。等身大の働く女性が手がけるリアリティがバイヤーの心を掴んでいるよう。展開アイテムは始まったばかりのブランドとは思えない豊富なバリエーション。仕事にも着ていけそうなシンプルなパンツからオケージョン対応もできるドレス、トレンドを含んだアイテムまで、着用シーンがすぐに思い浮かぶものばかり。ブランド独自の生地も多く、ラックにかかっていたら思わず手に取ってしまうビジュアルのインパクト。手の込んだレースや刺繍など、細かな部分もオリジナルで手がけています。一つ一つのデザインは強いけども、日常になじむバランス感覚はまさに女性が作る、女性のための服。フェティッシュな要素もありつつ、セクシーではなくあくまで凛とした雰囲気を醸し出しています。これからの動きに要注目!認知拡大を狙うMURRAL2011年SSシーズンよりコレクションを開始したMURRAL(ミューラル)はAmazon Fashion Week TOKYOでもランウェイを行う実力派ブランド。ちょっぴり生意気で毒っ気のあるガーリーな世界観で、すでにファンを多数抱えています。今回の支援によって自身の世界観をよりブランドらしい見せ方で多くの人に伝えられたら、と話すデザイナーの村松さん。毎回コレクションの色を深めるためにファッションショーの魅せ方もこだわり抜く、MURRALらしい言葉です。靴やアクセサリーも手がけるなど展開アイテム数も多く、持ち前の服と自由に合わせてコーディネートを楽しむ20代女子の心をぐっと掴む理由はここにあり。今回の受賞をきっかけに、ファッションショーやメディア露出など、今後の見せ方がどう変化していくか見逃せません。次なるステージへ向かうmalamuteニットを中心に手がけるブランド malamute(マラミュート)の名前はどこかで目にしたことがある人もいるはず。強さと優しさを併せ持つ独特のフォルムで、シーズン問わずニットの楽しみ方を教えてくれるブランドです。受賞者の中でもメディア露出が多く、ファッション業界人にもファンが多いmalamute。2014年AWコレクションより始動し知名度は着々と上がりつつあるものの、ブランドを次のステージへ進めるために応募を決意し見事入賞。2017年秋冬シーズンからは体制を整えてより多くの人にmalamuteの魅力を伝えられるようになるそうで、今から秋が楽しみで仕方ありません。時にはミーハー、時には個性派。ファッションをジャンルレスに楽しむ越境レディにとって、アップカミングなブランドはぜひチェックしておきたいところ。今回TOKYO新人デザイナーファッション大賞を受賞したブランドはテイストも様々、どれも今後が楽しみなところばかり。情報収集のアンテナを最大限に貼って、次来るブランドをいち早く確保せよ!text. Azu Satoh
2017年06月19日毎シーズン映画のストーリーのような情感を大切にし、それをデザインに落とし込んでいるtiit tokyoが、間もなく発表になる2017春夏コレクションに先駆けショートムービーを公開。コレクションテーマである"leave"の女性像をイメージし、女優やモデルとして活躍する松井愛莉さんを起用しました。キュートな笑顔で可愛らしい優等生という印象を持つ彼女。感情の奥底を掘り起こすかのようにイメージの振り幅を強くつけることで、"leave"の女性像と変化する感情が生むシチュエーションを描き出しています。ショートムービーで演じたのは感情的で色っぽく、どこか危うさの漂うぎこちない女性。理屈なき感情によって生まれた刹那的な美しさが視線や表情、手元の仕草などで表現されています。 松井愛莉さんは10月18日に行われるランウェイにも出演予定。ROBEツイッター(@robetokyo)、インスタグラム(@robetokyo )でも発信するので要チェック! 松井愛莉 Profile1996年12月26日福島県生まれ、2009年に新潮社『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリを獲得し、同年に同誌の専属モデルとしてデビュー。結婚情報誌『ゼクシィ』の6代目CMガールに抜擢されたのち、2013年ドラマ『山田くんと7人の魔女』で女優デビュー。2014年~『Ray』の専属モデル、2015年より一年間NTV「Going!Sports&News」日曜お天気キャスターを務めるなど、マルチな活躍を見せる。現在、映画『青空エール』に脇田陽万里役にて出演中。STAFF credit出演:松井愛莉、Anna E、Ringaile監督・撮影:金田聡樹プロデューサー:中山稜士スタイリスト:町野泉美ヘアメイク:豊田健 治 ( SHISEIDO)スチール:山口こすもPM:品田裕介映像プロダクション:CARPE
2017年06月19日ROBE読者の皆様こんにちは、ryokoです。連載第三回「やっぱり女は守られたい?それとも自立したい?ディオールとシャネルの関係で見る20世紀半ばのファッション」に続き、第四回は若者文化と共に新しい価値観の台頭した1960年代、70年代のファッションについて考えてみたいと思います。若者文化と新しい価値観の台頭第2次世界大戦を経て1960-70年代には当時高まりを見せていた公民権運動とともに、アメリカでウーマン・リブ運動が展開されます。イギリスでも階級社会が崩壊する中、「ユースクエイク(Youthquake)」と呼ばれる若者文化が台頭。ジーンズ、ミニスカート、ヒッピー・スタイルが流行しました。その中で女性解放の機運も高まり、女性たちはふたたび職場へ出ていくこととなります。この時代においてココ・シャネルと同様、洋服のデザインだけでなく、女性や社会の意識に影響を与えたのがイヴ・サンローランです。1966年、プレタポルテ(高級既製服)のブランドである「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ」を裕福でない若者の多いパリのセーヌ川左岸に開き、当時の若者、特に社会進出し始めた女性たちが手にできるようになりました。(リヴ・ゴーシュはフランス語で左岸という意味)また、イヴ・サンローランは男性の正装とされていたタキシードを女性の服として発表し、パンツルックの先駆けとなりました。女性がパンツをはくことについて女性がオフィスシーンを含め公の場所にて、日常にパンツをはくことは、現在では特にこれといって気にすることもない普通のことですし、それどころかレギンスのスタイルも定着していますが、この当時は私たちが想像する以上に抵抗のあったことのようです。イヴ・サンローランの代表作 「smoking」当時の高級レストランでは、パンツを着用していることはドレスコード違反となり、入店を断られたりしたそう。イヴ・サンローランの長年のパートナーだったピエール・ベルジェの著書でも一緒にいた女性がパンツを履いていたことで断られ続けて、自分達がランチを食べる場所がどこにもなくなって…と述べているところがありました。当時のことをファッション美術館の学芸員の方に聞いたことがあるのですが、その方が大学生だったとき、大学の学長クラスの改まった講義を受けるときなど、パンツ(そのときはジーンズだったらしいので一概にいえませんが)ではいけないと指摘を受けたりしたそうです。高級レストランで締め出しをくらうほど女性がパンツをはくことに抵抗があった世の中で、ある行動を起こした人もいます。ナン・ケンプナーがその人です。華やかなパーソナリティで知られたアメリカ社交界の花形で、イヴ・サンローランのオートクチュールの大顧客の一人。MOMAのジュニア・カウンシルのメンバーになるなど、ニューヨーク社交界では影響力の大きな人物でした。イヴ・サンローランとナン・ケンプナー彼女はバスク海岸調のチュニック・パンツを着てニューヨークのレストランに行き、パンツをはいていることを理由に入店を断られてしまいます。そこで彼女はその場でパンツを脱ぐという行動に出ます。今にも下着が見えそうなチュニックのみで堂々とレストランに入っていったと...。あまりに面白い出来事だったので、当時のことをネットでできる範囲で調べてみました。日本の記事にはほとんどなかったものの、英語の記事では、「removed her trousers」「took off the bottom」「removed the bottom」など「パンツを脱いで抗議」したこの当時のエピソードのオンパレードでした。また、その事件が起きたレストラン「La Cote Basque」について調べたところ、ジャクリーン・ケネディ・オナシスやC.Z.ゲストなどが集い、ニューヨークの上流階級の社交場でもあったそう。当時の写真も見つかって、とても意外で新鮮な気分でした。また、服装史の講座を受けた時、講師の方に聞いてみたのですが、当時の雑誌や新聞などの記事では特に残っていないそうで、あくまで噂レベルだったとのこと。特にパリでは当時の時代の流れもあり、このようなアクションをとる女性がたびたびいたのだそう。その時伺った話で加えて意外だったのが、サンローラン自身、女性は女性らしくスカートをはくべきだと昔ながらの考えを依然と持っていてパンツスーツも「昔ながらの伝統的な女性らしさ」を引き立てるための延長線だということ。それを当時のフェミニスト達が勘違いしたということらしいです。ファッションの歴史では本来その立場や身分ではない者が新しい提案を行い、身分不相応だとか「勘違い」だとか叩かれ続けたのちそのスタイルが浸透し、それが今のラグジュアリーファッションをつくっていたりするのも面白いところです。シャネルが女性に自由を与えたのであれば、サンローランは女性の肩に男性の服を置くことによって女性に権力を与えたといわれ、結局のところ私たちはその「勘違い」の恩恵をたっぷり受けることができています。「ファッションは勘違いからはじまる」のもあながち悪くないなあと思いました。オフィスなどの公の場所での服装のルールとして、相手を不快にさせない、敬意のある服装をすべきだといわれれば確かにそのとおりですし、まともな社会人だと見られたいです。とはいえ、女性が男性の服を着ることで、相手に敬意を払ってないとか、はたして不快になったりするものなのか、いろいろ考えてしまいました。そういえば今でも学生が就職活動する際、着用するリクルートスーツはパンツよりもスカートにすべきだという風潮があったりしますね!現在においても長い議論になりそうな内容だなあと思います。 第五回は日本のデザイナーが欧米のファッションや社会の既成概念をひっくり返した衝撃の80年代と、昨今のファッションとテクノロジーと平和(!?)について考えてみたいと思います。第一回:女性の仕事服はなぜできた?現代にも続く20世紀以前のファッション 《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(1)》第二回:解放され仕事を手にした女性たちと20世紀前半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(2)》第三回:やっぱり女は守られたい?それとも自立したい?ディオールとシャネルの関係 で見る20世紀半ばのファッション 《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(3)》Text. ryokoIllustration. Sandra
2017年05月23日ROBE読者の皆様こんにちは、ryokoです。連載第二回「解放され仕事を手にした女性たちと20世紀前半のファッション」に続き、第三回は第二次世界大戦を経て華やかなりしオートクチュール全盛の最後の時代、20世紀半ばごろのファッションについて考えてみたいと思います。ふたたび激動の時代へドイツ軍がポーランドへ侵攻したことに端を発した第二次世界大戦(1939~1945)は、この期間ドイツ、イタリア、日本の枢軸国側とイギリス、フランス、アメリカ、ソ連、中国などの連合国側とが,大西洋、ヨーロッパ、北アフリカ、そして太平洋、東アジアの広範囲を戦場として巨大な規模の戦争を展開しました。この時代も20世紀前半同様、男性は戦場に駆り出され、主に女性が国内の生産現場を担っていました。戦争が引き起こした人手不足は女性の積極的な労働参加を促します。終戦直後、女性たちは職を離れましたが、仕事をすることによる社会参加は大きな自信につながりました。その後の女性の社会進出に少なからず影響を与えたことは言うまでもありません。華やかさと安心を求めた戦後のファッション戦後は仕事を続ける女性、家庭へ戻る女性など様々でした。戦争による悲惨さや節制が続いた反動もあり、女性はファッションに華やかさを求めます。その華やかさを求める欲求に応えたのが、1947年に発表されたクリスチャン・ディオールによる「ニュールック」と呼ばれるコレクションでした。「ニュールック」とはグラマラスなバストラインとくびれを強調するためウエストを細く絞り、丸みを帯びた丈の長いスカートをあわせて凹凸のあるフェミニンなシルエットをつくるスタイルでした。そこには贅沢で華やかで「守ってもらえる」ような安心感があったように感じます。しかしディオールのエレガントなスタイルはあくまで“貴婦人のため”だけに提案され、物議を醸しました。お金のない女性たちはディオールの服を身にまとう女性を攻撃し、街中で頻繁に暴力沙汰が起きたほどです。しかし「モード」という点でディオールが新たな時代築き、日本でもコレクションが開催されました。日本とのつながりについて1950年代のファッションを改めて調べていて意外な気持ちになったのが、ディオールと日本のファッションのつながりです。クリスチャン・ディオールは日本の文化に興味を持っており、「トーキョー」や「ウタマロ」という名前のドレスを作っていたそうです。ドレスに歌磨呂って…男性の名前なのに、ちょっと笑っちゃいます。また、日本の織物にも深い興味を抱いており、百貨店の大丸とライセンス契約を結び、ディオールのデザインと型紙を使った、日本の生地によるオートクチュールサロンがあったそうです。今考えるとすごく意外!その中で、皇太子妃だった美智子皇后陛下のご成婚の際、ウェディングドレス(ローブ デコルテ)に採用され、京都の老舗龍村美術織物による「明暉瑞鳥錦(めいきずいちょうにしき)」という生地(「裂(きれ)」っていうらしい)を用いて、ドレスが作られました。ロマンティックでクラシカル、コンサバな1950年代のスタイルは現在においても、可愛らしくレディライクな女性のスタイルには欠かせない、日本女性が大好きなスタイルです。そこには上品でしとやかな昔ながらの淑女らしさがあります。どんなに自立した女性でも、一度は惹きつけられる魅力でしょう。当時、暴力沙汰になったなど、今では考えられないほど女性らしいファッションです。ココ・シャネルの復活そこで思い出していただきたいのがココ・シャネルの存在。彼女は自分がかつて皆殺しにしたはずの、女性の自由を奪い束縛していたスタイルが再び成功しているのを目の当たりにします。彼女はディオールのファッションが席巻しているのを見て、「あの男は私が何十年もかけて壊してきたものをあっという間に元に戻した。」と耐え難いほどの屈辱を感じます。そして1954年、コレクションにカムバック。しかし、フランスのファッション誌は「1930年の亡霊」、「退屈で胸もウエストもヒップもない」「大失敗」と残酷に切り捨てあざ笑います。しかしその記者たちの攻撃はリウマチで指が不自由な71歳の、自立した彼女の闘争心に火をつけ、やめることはありませんでした。そんな中、アメリカはココ・シャネルのカムバックを称賛します。アメリカ最大手のベストセラー雑誌「ライフ」がココ・シャネルを大々的に報道しました。シャネル初期から存在した動きやすく快適なジャージー素材のドレスだけでなく、オフィスなどの公の場に最適なツイードスーツは、簡素かつエレガント。これらのスタイルは消費の中心が「仕事を持ちキャリアを築き人生を切り開こうとする女性」へと変化していたアメリカにおいて、大歓迎を受けました。「シャネルが世にもたらしたのは、モード以上のもの、それは革命である」と。それらがきっかけとなり、今日に至るまで、ファッションに興味があるなし関わらず、彼女のスタイルは世界中のすべての人に浸透していったのです。第四回は若者文化と共に新しい価値観の台頭した1960年代、70年代のファッションについて考えてみたいと思います。第一回:女性の仕事服はなぜできた?現代にも続く20世紀以前のファッション 《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(1)》第二回:解放され仕事を手にした女性たちと20世紀前半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(2)》Text. ryokoIllustration. Sandra
2017年05月23日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第27回目になりました。2017年一発目の前回は選択肢を切り捨てていこうという話。今回はちょっぴり早いけど春夏のお洋服の話をさせてください。 前回、選択肢は切り捨てよう!と偉そうに語りました。でもごめんなさい、全然捨てきれてません(笑)今日は極私的2017年春夏物お買い物リストをおさらいします。どのアイテムも近々お店に並ぶかと思うので、気になればぜひ実物を見に行ってみてください。どこに売ってるんだよ!という場合は、インスタとかで調べましょう。レッツ・ハッシュタグ検索!皆様のお買い物の参考になれば嬉しいです。ちなみに今回の記事は展示会で撮影した写真を使用しているので若干画質粗めです。展示会って?コレクションの時期って?という方は年末のこちらの記事をご覧ください。春夏、クルーズ、プレ…?「コレクション」って何?《連載:ファッション業界って何?》ファッション業界の「展示会」って何?《連載:ファッション業界って何?》 極私的17SSお買い物リストLOKITHO好きなブランドどこ?と言われて真っ先に答えるのがLOKITHO(ロキト)です。4年前、オープニングセレモニーで素敵なドレスがあるなと思って手に取ったのが始まり。今でこそ仕事柄、東京ブランドばかり追っているのですが、当時はCARVENやAcneなど海外ブランドが好きでした。そんな中LOKITHOはいい意味で日本のブランドっぽくなくて尖ってるわ〜と一気にファンになったんです。ロキトのお洋服は自分を強くしてくれるんですよね。女性っぽすぎるのがニガテなので、セクシーと一概に形容できないところがとても心強い。今シーズンはアンサンブルのように見えるニットワンピを買いました。RPKORPKOでルプコと読みます。もう、名前を口にしたくなっちゃう時点でずるい。ルプコは20代でも手の出しやすい価格と程よくトレンドを混ぜたデザイン性が魅力。デザイナーさんが可愛くて、いつもたくさん試着して話しちゃうんですよね。今シーズンはエクストリームスリーブのブラウスときんきらきんのプリーツスカートをオーダー。「これを着るなら袖を持ってくれる人が必要ですね♥」っていう押し方も可愛い。WHEIR BobsonROBEでも取り上げたWHEIR Bobsonの展示会で出会ってしまったGジャン。個人的にあまりデニムは着ないのですが、このGジャンを見た時に思いました。EジャンGジャン!..........サイドの深いスリット、前後で異なる長さ、このさりげないデザイン性、求めてました!WHEIR BobsonはLICLEさんでお取り扱いするそうなので、気になる方はLICLEさんにて!malamuteニットって、好きなんですよね。気張らない感じがいい。最近は季節問わず着ることができるので嬉しい限りです。ニットブランドのmalamute(マラミュート)の詩的な世界観は眠っている乙女心をザワつかせてきます。このマーメイドのようなトップスなんて涙出るほどかわいい。悩みに悩んでコレクションの要であるアジサイ柄のニットに決定。今シーズンの着想源は「ヴェニスに死す」と聞けば、アジサイということにも納得。大学の時、授業で散々見たので(笑)アクセサリーはsomniumとのコラボレーション。コレクションの世界観をぎゅっと詰め込んだような透明感と少しのいじらしさを感じるイヤリングです。tokiko murakami春になると着たくなるアウターNo. 1といえばトレンチコートですが、定番の形ゆえ、なかなかしっくりくるものがないのです。でも、出会いました!大きな襟に袖のリボン、少しドレープの効いた胸元がたまに見せるドレッシーな雰囲気が、もうツボ。ちなみにInstagramに投稿したところ謎の人物から「Colombo keiji」とコメントがきて爆笑したのでした。TAAKKメンズブランドTAAKKが2017SSよりレディースラインも始めるとのことで、初めて展示会にお邪魔しました。服のイメージから勝手に「デザイナーさんちょっと怖そうだなぁ...」と思ってビクビクしてたのですが、全然そんなことありませんでした。(ごめんなさい)展示会では皆様にお伝えすべく、なるべく多くの服を触ってみることにしています。「お値段的に20代でも買える」「仕事着でもいけそう」「勝負服だな」とか、いろいろなシチュエーション、人格で見ることを心がけています。そして一通り考えたり着たりした後、My wardrobe 選定モードに入ります。どんなに高くても、ヤバいアイテムでも、着るだけはタダですからね!一見ヤバくても、案外着られると思えば後はもうお財布との相談です。総スパンコールスカジャン、ヤバいでしょ?MURRAL昨年10月に行われたAmazon Fashion Week TOKYOにてランウェイデビューを果たしたMURRAL(ミューラル)。セレクトショップ Sisterで出会ってからその毒っ気のある可愛さが気になっていたのですが、最近は伊勢丹との別注ライン「COLORIS BY MURRAL」を出したりオリジナルシューズの製作も始めたりと、着々と人気ブランドへと成長しているよう。このブランドの魅力は着こなしやすさ。コーディネートしやすいように服の随所に気が利いているんです。妄想コーデにも登場しているのでご覧くださいませ。(この紫のスカートも欲しい。深い緑と合わせたい...)SHE TOKYOこちらも2017年春夏シーズンデビューの新ブランド。ROBEでもいちはやく17SSルックをお伝えしました。さて、わたくし、いい年して大変お恥ずかしいのですが、できればお姫様になりたいと思っています。それを叶えてくれたのがSHE TOKYOのスカート。大人の女性のためのスカートブランドということもあってこれだけプリンセスムード満点なのに、甘ったるくなく上品。展示会で一眼レフで撮影してくれるという心配りにも感動しました。そりゃSNS投稿しますとも!本気でテンション上がるので、是非みなさま着てみてくださいませ。HELMAPH & RODITUSロシアの百貨店のInstagramで一目惚れするという不思議な出会い方をしたHELMAPH & RODITUS(ヘルマフアンドロディタス)は、見た目のエッジィさとは裏腹にご家族でやられているアットホームなブランド。魅力はこちらで語っているのでご参照くださいませ。個人的に17SSはなんとなくベージュ、透け感がキーワードだったので、ドンピシャのこのトップスをオーダー。ベージュなのにヘルシーで若々しい印象になるのすごくないですか!!!たぶんそうこのフワっとしたシルエットと金のパイピングのおかげ♥writtenafterwardsファッションって、こういうテンションの上げ方になっちゃう時があるんですよね。天使のガウンを着たらそりゃぁ飛び上がっちゃいますもん。リトゥンアフターワーズの会場で、先輩にカメラを握らせて舞う乙女。tiit tokyo図らずもイケメン風になったので喜んでいたのですが、お腹からヒートテックが若干チラ見えしていて残念無念。そしてサンプルはモデルサイズなので足の長さが足りず思いっきり背伸びしています。着こなすためなら体も張ります、ファッション愛。この後トトロがもっているような笹団子をもらいました。長々と失礼いたしました。皆さんの物欲をちょっとでも刺激できたら本望です。なんてったって、わたくしの使命は一人でも多くの人に服を買ってもらうこと!ファッションだってビジネスですからね、買ってもらわなきゃ続いていかないのです。以上、暑苦しさは真夏級の17SS展示会振り返りでした!text. Azu Satoh
2017年05月17日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第31回目になりました。前回はAmazon Fashion Week TOKYOで感じた東京ファッションの勢いの話。今回はROBEで初めて取り組んだ紙媒体、ROBE タブロイド issue.0 のお話です。ウェブを飛び出し紙媒体への挑戦始まりは昨年9月。ROBEパリコレ取材のため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施することになった頃でしょうか。(参考記事:「パリコレ取材のために始めたクラウドファンディングの話」)たまたま社外の繋がりに恵まれ、タブロイドを作ってみないか、という話になったのです。ちょうどパリに行って素材も集まるし、会社の広報資料やクラウドファンディングのリターンにもなるから作ってみようかな、という軽い気持ちで始めました。私は学生時代、ファッションフリーパーパーを作るサークルに所属していました。当時は一応編集局員として活動していましたが、実際にやっていたのは企画立案からカメラマン、誌面デザインまで、本来の編集業務を越えた何でも屋さん的な役割。今思えば、すべての作業がROBEに繋がっているのですが(笑)今回はスタイラー株式会社 ROBE 編集部 編集長として、責任を持って企画させていただきました。リズミカルなカルチャーコラム洒脱なレディ論を担当するmidoriにスケジュール管理・編集補助、プロップスタイリングを担当するaisaに誌面デザイン・製作を担当してもらい、私一人ではできなかった、世界で初めての(!)タブロイド版ROBEが完成したのです。印刷を担当していただいた朝日新聞メディアラボ様にも大変お世話になりました...!気になる内容、続きは紙でさて、内容の説明をちょこっと。せっかく大きく作っていただけるので、表紙は広げてポスターとしても飾れるデザインにしました。折った状態だと“BE THE LADY, crossing the border=越境レディになる”という小細工も。片面はROだけになるので「なんだこれ?」と思って開いてもらおうという魂胆もあります(笑)冒頭の企画ではパリコレトレンドスナップ最前線を掲載。「パリコレで目撃!今すぐ取り入れたい2016秋冬トレンド」としてウェブで公開した記事を再編集して素敵な誌面に落とし込んでもらいました。ウェブにはできない大胆なデザインに仕上がっているので、ぜひ現物をチェックしていただきたい!issue.0ではコレクションのネタをメインにしたので、東京/パリのコレクション事情を比較した話も。パリコレで単身取材を行っていたインフルエンサーの中川友里さんに日本を代表するファッショニスタとして独占インタビューを実施。ファッション誌やジャーナリストとは違った視点で東京ファッションを盛り上げよう、世界へ発信していこうとする彼女の情熱・ファッションへの愛は、キラキラふわふわした単なるインフルエンサーでは全くありません。こちらも必見。前回のコラムでも述べたように、東京のファッションも越境しながら次第に盛り上がりを見せています。issue.0ではパリコレ取材直後に行われたAmazon Fashion Week TOKYO 2017 SSの妄想イラストコーデも掲載しました。こちらは「【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る」としてウェブで掲載した記事を再編集しています。20代 私たちにとってのファッションとは?今回の目玉企画、ぜひ、ぜひとも読んでいただきたいのがteam.ROBEによる座談会企画「20代 私たちにとってのファッションとは?」です。azu、midori、aisaの3人で2時間ほど熱く語り合った座談会を凝縮して一面に収めています。裏話をすると、普段ウェブで文章を書いているためスペースや文字制限などをあまり気にしなかったので、編集にかなり苦労しました。友人の校閲ガールにも協力していただき、なんとかまとまったのです。紙の難しさをここで改めて知る...と同時に、ある種の緊張感と、届ける人々の属性の違いによる文章の書き分けの大切さを学ぶことができました。ここではウェブで検索に引っかかったら若干困るようなことなども語っています。紙で印刷されてしまったら絶対的な証拠として残ってしまうからこそ、敢えて言ってしまえ、という開き直りのような(笑)数年後に読み返しても、この時代は確かにこんなことが話題になっていたよね、と発見のある内容だと自負しています。気になる設置箇所はこちら。なんと東京から福岡まで、幅広い地域に設置していただいています。それぞれ数十部ずつしかないので、早い者勝ち...!編集部にあるのもあと少しなので、欲しい方はぜひお早めに!座談会文末にも書きましたが、ただただファッションを素直に楽しんでいただきたい一心で微力ながら発信をしています。これからもウェブマガジンはもちろん、紙媒体や、もしかしたらリアルイベントなどで発信を続けていくので、どうかお付き合いください。それでは素敵なGWを。暇つぶしにROBEの記事でも読んでくださいませ!設置箇所東京恵比寿 Coutulife下北沢 本屋B&B東小金井 Only Free Paper表参道 COMMUNE246 みどり荘(MIDORI.so)長野まつもと市民芸術館名古屋ヘアサロン Hair Geselle岡山MUJI BOOKS 岡山ロッツ店福岡ライフスタイルショップ C&MILLStext. Azu Satoh
2017年05月03日レネー・ゼルウィガー、オリビア・パレルモなど多くの女優やセレブに愛用されるNYブランド「Carolina Herrera(キャロリーナ・ヘレラ)」のプレタポルテドレスがブランド創立35周年を機に日本で初めて展開されます。NYコレクションで発表されているプレタポルテドレスは大胆で可愛らしく、日本の花嫁にもぴったりのデザイン。普通のウェディングドレスではどこか満足できないプレ花嫁や、周りと差をつけたいフォーマルドレスを探している大人の女性にふさわしいハイセンスなドレスです。4月下旬より日本で展開されるのはNYコレクション2017 SSにて発表されたドレス1型(品番 7112 TFGEMB)。NOVARESE銀座、大阪の2店舗にてレンタル・販売がスタートします。レンタル価格は480,000円、販売価格は1,200,000円(共に税抜き)、サイズはUS 2、US 4。軽やかで若々しいデザインにあふれた2017 SSコレクションの中から日本女性のためにセレクトされたのは、チュールスカートにオーガンジーをカットアウトしたトップとリボンで結んだバックスタイルが特徴的なドレス。後ろ姿の美しさにもこだわる、日本人女性の美意識をくすぐる一着です。今後も春夏・秋冬のコレクションごとに、日本人女性に合う数型をセレクトしレンタル・販売予定。プレ花嫁、ドレス着用シーンがある方はお見逃しなく!キャロリーナ・ヘレラNYを代表するドレスブランド。素材の美しさに加え、取り外し可能なスカートや袖など、複数の着用方法ができる自由度の高いデザインに定評がある。レネー・ゼルウィガー、オリビア・パレルモ、クリスティーナ・ヘンドリック、ジェシカ・シンプソンなどのセレブがウエディングドレスを着用している。HP / Facebook / Instagram
2017年04月20日ラグジュアリーかつしっかりと日常に溶け込む絶妙なバランス感覚で幅広い層の女性に支持されるブランドAcne Studiosが、3月4日パリにて2017年秋冬コレクションを発表しました。「今季は生き生きとしたプレイフルで自由なコレクションを造りたいと考えました。ロマンティックでプリミティブでありながら、大人のフェミニンな部分もあり、個性や直感といった個々の生き方からなる世界観を表現したコレクションです。」ー Jonny Johansson, Creative DirectorAcne Studios 2017AW LOOK
2017年03月08日アクネ ストゥディオズより昨年8月に発表したEMOJIコレクションの第2弾が登場。今回はリゾート2017年コレクションにフィーチャーし、ピースサインやスカルにテディーベア、またビビットなマッシュルームのEMOJIが展開されます。EMOJIコレクション 第2弾ウィメンズ、メンズ共に刺繍もしくはプリントEMOJIの2オプションで提案されるコレクションは、今季の新型スウェットシャツ、 Tシャツにのせてブラック、ホワイト、グレーに加え5色のタイダイプリントでラインアップされます。 同コレクションは2月8日よりアクネ ストゥディオズ直営店(アオヤマ / ミドウスジ)および acnestudios.com にて展開中。fint bear sky blue ¥41,000fint bear zink grey ¥41,000fint peace black ¥41,000fint peace dark navy ¥41,000florida bears black ¥52,000florida bears zink grey ¥52,000florida head zink grey ¥58,000florida magic black ¥52,000niagara bear navy 価格未定niagara head dark navy 価格未定niagara head light ecru 価格未定niagara magic dark navy 価格未定niagara peace ink blue ¥28,000niagara peace mint green ¥28,000〈EMOJIコレクション 日本国内展開店舗〉アクネ ストゥディオズ アオヤマ/ Tel. 03-6418-9923アクネ ストゥディオズ ミドウスジ/ Tel. 06-6251-8670アクネ ストゥディオズ Spring/Summer2017 ポートレートシリーズ今季アクネ ストゥディオズがフォトグラファー Paolo Roversi に依頼し実現したポートレートシリーズは、Spring/Summer2017 コレクションを纏ったアーティストやライターなどクリエイティブな人物にフィーチャー。 同ポートレートシリーズはニューヨーク、香港、パリ、ミラノの街で逐次展開されます。Spring/Summer2017 コレクションは3月中旬より店頭および acnestudios.com にて展開開始。“今季コレクションで表現したのは心を開くこと、また世界を見渡すことです。 様々な国のアーティスト達がPaoloの視点と世界感を通してどの様に映し出されるのか大変興味がありました。 彼のパリスタジオで行われた撮影風景は、まるで錬金術のようで、立ち会えたことを光栄に思います。”ー Jonny Johansson, Creative Directorシリーズの登場人物Fatimal AI Qadiri:クウェート出身のミュージシャン・アーティストHayv Kahraman:イラク出身スウェーデン在住のアーティストSadaf H. Nava:イラン出身ニューヨークベースのパフォーマンス アーティストYasmina Benabdelkrim:パリ・ニューヨークで活躍するスタイリストNegar Azimi:ニューヨーク ベースのエディターGolshifteh Farahani:フランスベースのイラン人女優・ミュージシャン・歌手
2017年02月09日