デザイナーのニール・バレット(Neil Barrett)によってリブランディングされた「ブラックバレット(BLACKBARRETT)」。その初となる15SSシーズンよりプレ・メインコレクションが発表された。ニール・バレットの完全監修の元、プレスプリングコレクションにはイギリスのパブリックスクールをイメージしたアイテムがそろった。その最もわかりやすい特徴となるのが、名門校エトンの校庭をイメージした太いボーダー、カラーブロックなどのデザインモチーフ。更にチョークストライプやピンストライプなど、伝統的なパターンをカットソーに落とし込んでいる。またメインは、線とストライプのシンプルな美しさを追求。スカルに浮き出る幾何学模様、バスケットコート上の規則的な境界線など、現代アートに通じるグラフィックが機能的なスポーツウエアやテーラリングと調和している。一方で、木の年輪や枝の重なりによって生み出された不規則な線や円は、オーセンティックなメンズのシルエットに落とし込まれた。今シーズンよりニールが全作品の90%以上に渡ってディレクションを担当。メインブランドのフィッティングやパターンを取り入れながら、今後はデザインや素材、価格帯で彼のファンを魅了するようなアイテムが展開されることになりそうだ。
2015年03月04日野球未開の地・インドで挑んだ、崖っぷちエージェントの奇跡と感動の実話を映画化した『ミリオンダラー・アーム』が、3月4日(水)にブルーレイ&DVDで登場する。本作の主演は、人気海外ドラマ「MAD MEN マッドメン」の主人公役でもおなじみのジョン・ハム。海外ドラマ出身俳優が続々と映画界でも活躍を果たしているいま、海外ドラマから人気を得た注目俳優たちに迫った。契約していた有名選手が去り、生活に困窮する崖っぷちスポーツ・エージェント、JB・バーンスタイン(ジョン・ハム)。彼は新たな野球選手発掘の起死回生策として、クリケットが盛んで人口12億人を超える“野球未開”の地インドに目を向ける。現地で剛腕投手を探し出すため「ミリオンダラー・アーム(100万ドルの剛腕)」というコンテスト形式のリアリティ・ショー番組を開催するJB。だが、一攫千金を夢見るインドの挑戦者たちが多数集まるが、彼らのほとんどは野球のボールを触るのは初めてで、投げ方もそれぞれ個性的。その中で選び抜いたリンクとディネシュをアメリカへ連れて行くが、文化も生活スタイルも違う中、2人はメジャーリーガーとなれるのか?JBは選手発掘の夢を現実にできるのか…!?ファンを惹きつけてやまないクオリティの高い作品を生み出し、人気と実力を兼ね備えた俳優が日夜輩出され、もはや映画と海外ドラマの垣根はなくなってきているといえる昨今。ベネディクト・カンバーバッチを筆頭に、いま人気を集める俳優のバックボーンを調べてみると、海外ドラマでのブレークがきっかけとなっている俳優の多さに驚く。その中の代表格といえるのが、ジョン・ハムだ。TVドラマ「MAD MEN マッドメン」でやり手広告マンを演じ、一躍人気俳優となった彼の人気は映画界でも健在で、本作ではついに初主演を果たし、インド初のメジャーリーガーを誕生させた実在のスポーツ・エージェントを熱演している。崖っぷちからの再起をかけた奮闘っぷりや、生活はカツカツでも高級スーツをスマートに着こなす姿、インドの若者たちとのコミカルかつハートウォーミングなやりとりなど、多彩な表情には思わず胸キュン!今後の活躍も目が離せない。また、“大人向け”人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役でブレークしたリチャード・マッデン。端正な顔立ちと青い瞳はまるで王子様のよう…と思いきや、4月公開のディズニー実写版『シンデレラ』で本当に王子役に大抜擢!伝統やしきたりに縛られることのない、情熱的で思いやりにあふれた新しい王子像を熱演する。ハマり役すぎて、ますますファン急増の予感大!そして、現代版シンデレラを演じる新星女優リリー・ジェームズも、人気沸騰の英国ドラマシリーズ「ダウントン・アビー」出身であることも時勢を象徴している。さらに、先日開催された第87回アカデミー賞授賞式の司会者を務めた、『ゴーン・ガール』のニール・パトリック・ハリスも、さかのぼればブレークしたのはTVドラマ。子役時代にドラマ「天才少年ドギー・ハウザー」で人気を集め、以降ドラマ、映画、舞台とさまざまなフィールドで大活躍。コミカルからシリアスまで演技の幅も広く、歌って、踊れて、笑いも取れる(?)まさに脅威の才能を持つエンターテイナー。世界的な知名度も高まる中、これからの動向がとにかく気になる俳優だ。このほかにも、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で人気上昇中のジェイミー・ドーナンは「ワンス・アポン・ア・タイム」などTVドラマでも活躍。「ダウントン・アビー」からは『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』のダン・スティーヴンスやカンバーバッチ主演『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』にも出演するアレン・リーチ、「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールは『エグソダス:神と王』に出演するなど、2015年も映画界で活躍する俳優たちは続々。いずれも目が離せない存在ばかりだ。『ミリオンダラー・アーム』は3月4日(水)よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始(※オンデマンド配信同日)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミリオンダラー・アーム 2014年10月4日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise, Inc. All Rights Reserved.
2015年03月03日アカデミー賞「助演女優賞」ノミネートのメリル・ストリープ、授賞式で司会のニール・パトリック・ハリスと華麗なるパフォーマンスを繰り広げたアナ・ケンドリックなど、豪華キャストの競演で贈るディズニー最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。このほど、本作で「赤ずきん」のオオカミ役を演じるジョニー・デップが力強い美声と遠吠え(!)を披露する本編の歌唱シーンと、日本のファンに向けたコメントが収録された特別映像が、日本限定で解禁となった。本作は、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、誰もが知るおとぎ話の「めでたし、めでたし」の“その先”を描く、“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。映像の冒頭で、ジョニーは「とても楽しい作品。その世界を皆さんに体験していただけたらと思う」と、日本のファンに向け本作をアピール。届いた本編映像では、ジョニー扮するオオカミが赤ずきんを足止めし、あの手この手で彼女を道草に誘っていく。オオカミは、摘んだ花を手渡し魅惑的なウインクまで披露するが、その目的はもちろん、先回りしておばあさんを食べること…。音楽活動も行うジョニーだけあり、囁くようなセクシーなかすれ声から、低く力強い歌声までを使い分ける彼の美声は、さすが。映像の最後には、本物のオオカミ“顔負け”の、渾身の遠吠えまでも披露する。ジョニーは「歌うこと自体が僕にとっては大きなチャレンジだった。なんせ僕は歌手じゃないからね(笑)」と謙遜するが、本作は自身の大ヒット作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来、7年ぶりのミュージカル映画出演となる。変幻自在のコスチューム・プレイヤーとして、その独特の立ち振舞や演技で日本でも大人気のジョニーは、ディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じた “キャプテン・ジャック・スパロウ”でその地位を築き、最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』では新キャラにも挑戦。先日製作開始が発表された『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テイルズ』(原題)でも、彼は“当たり役”ジャック・スパロウにキャスティングされている。また、彼の演じるオオカミと対等に渡り合う赤ずきんを演じたのが、新星のリラ・クロフォード。映画初出演にして、メリル、ジョニーら豪華俳優陣たちを相手に、一歩も引かぬ堂々とした姿を見せる彼女に、ジョニーは「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とその演技を絶賛。リラは、映画公開の直前3月4日(水)にはメリルとともに来日を控えており、ジョニーをも唸らせた彼女が日本のファンの前でどんな姿を見せてくれるのかにも注目だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日「16歳のときに自殺未遂した僕が、いまここに立っている。自分が変わり者で居場所がないと若者たちに伝えたいのは、『そのままの自分で大丈夫。輝くときが来る』ということ。その時が来たら、この言葉を次の世代に繋げてほしい」。第87回アカデミー賞授賞式の壇上でこう挨拶し、万雷の拍手を浴びたのが『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』で「脚色賞」を受賞したグレアム・ムーア。このほかにも、今年の授賞式は感動的なスピーチやパフォーマンスが多く、ひと言で言えば“マイノリティにエールを捧げた”授賞式だった。今年、司会を務めたニール・パトリック・ハリスが開口一番に発したのは、「ようこそ、映画界を代表する白人たち(whitest)…ごめん、違った、名士たち(brightest)」という皮肉たっぷりの挨拶。演技賞候補20人すべてが白人だとして議論を呼んだ今年のノミネーションに対し、ハリス本人にも異論があったのだろう。実際、作品賞候補だった『セルマ』(原題)でマーティン・ルーサー・キング牧師を熱演した英俳優のデヴィッド・オイェロウォは、「主演男優賞」候補になるべきだったという声がハリウッドでも多く聞かれる。それだけに、コモンとジョン・レジェンドが披露した『セルマ』の主題歌「Glory」の圧倒的なパフォーマンス、そして見事「歌曲賞」を受賞した価値は非常に大きく、オイェロウォが流した涙は美しかった。『6才のボクが、大人になるまで。』で「助演女優賞」を受賞したパトリシア・アークエットは、「全米の女性の権利のために戦いましょう」と呼びかけ、大喝采。ホーキング博士の半生を演じ、「主演男優賞」を手にしたエディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)は、「この賞をALSと戦うすべての人々に捧げたい」とオスカー像を高々と掲げ、若年性アルツハイマーと戦う50代女性を熱演し、「主演女優賞」に輝いたジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)も「この病に冒された人々は、孤独のなかに生きています。映画を通して、アルツハイマーがより認知され、治療への道が開ければ」と理解と協力を求めた。また、「外国語映画賞」のプレゼンターを務めたキウェテル・イジョフォーとニコール・キッドマンは「現在、私たちを隔てるものがたくさんあります。国境、文化、宗教、人種です」「でも映画館の中では、その違いも消え去ります」と語り、混迷する世界情勢における映画の役割をアピールした。そして、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で「作品賞」を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、「この賞をわが同胞であるメキシコの人々に捧げたい。アメリカに住むメキシコ人には、どうか公平な扱いを望みたい。この偉大な移民国家は、こうして成長したのですから」と移民問題に言及した。授賞式には全米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)会長のシェリル・ブーン・アイザックスも登壇し、「批判を恐れて、自由に声をあげられない世の中であってはなりません。映画業界に携わる者として、表現の自由を守る責任があります」と宣言。昨年末に発生した映画スタジオへのハッカー攻撃や、フランスの風刺週刊誌を襲ったテロ事件に対し、決して屈しないという断固たる姿勢を示した。(text:Ryo Uchida)
2015年02月24日第87回アカデミー賞は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞、監督賞など4冠に輝き、幕を閉じた。オスカー像を手に、イニャリトゥ監督は関係者への感謝とともに、昨年監督賞を受賞した同じメキシコ出身の盟友アルフォンソ・キュアロン監督(『ゼロ・グラビティ』)の名前を挙げ、移民の尊厳を訴えるスピーチを行った。その他の画像また、今年は1月に各賞ノミネートが発表されたタイミングで、「候補者が白人ばかり」とアフリカ系アメリカ人の市民権運動団体が異議を申し立てた。実際に、主演・助演候補となった20人の俳優はすべて白人。『セルマ』(原題)でマーティン・ルーサー・キング牧師を熱演した英俳優のデヴィッド・オイェロウォや、同作のメガホンをとったエヴァ・デュヴルネ監督はノミネートされなかった。授賞式ではこんな場面も…。司会を務める俳優のニール・パトリック・ハリスが、会場でセレモニーを見守るオイェロウォを紹介し、来場者から拍手が起こると、ハリスは「今さら拍手しても遅いよ」とチクリ。その後発表された歌曲賞では、コモンとジョン・レジェンドによる『セルマ』の主題歌“Glory”が見事オスカーを獲得している。もちろん、楽曲のすばらしさが純粋に評価された結果だが、前述の“異議”を鑑みると、「アカデミー側が、批判に配慮したのではないか」と勘繰られても仕方がないかもしれない。米国内に根強く残る人種問題に加えて、外国語映画賞が発表される際には「今、世界は文化や宗教、国籍によって分断されている」(プレゼンターのキウェテル・イジョフォー)、「でも、映画館という空間なら私は一つになれる」(同じくプレゼンターのニコール・キッドマン)と複雑化する国際情勢に対するメッセージもあった。映画は、時代を映し出す鏡。アカデミー賞もまた例外ではなく、多様性が尊重されるべき現代社会からは逃れられないのだ。全米で大ヒットを記録し、作品賞をはじめ6部門にノミネートされていた『アメリカン・スナイパー』が、音響編集賞のみの受賞で終わったことも暗示的である。第87回アカデミー授賞式2月23日夜9時から、WOWOWプライムでリポート放送(字幕放送)文:内田 涼
2015年02月23日2月23日(日本時間)、ハリウッドのドルビー・シアターにて世界最大の映画の祭典「第87回アカデミー賞」の授賞式が開幕。続々と受賞者が発表されるなか、6度のグラミー賞受賞を誇る世界的人気歌手のレディー・ガガがパフォーマンスを行った。ガガは、これまでに全世界で2,700万枚以上のアルバムセールスし、先日行われたグラミー賞では伝説的ポップシンガー、トニー・ベネットとのデュエットソングを披露し、音楽ファンを魅了していた。レッド・カーペットでは白のドレスに真っ赤なグローブを身に着け登場し注目を集めた。インタビューでは、婚約者テイラー・キニーに向けて「ハニー、家で観てくれてる?」とメッセージを贈っていた。パフォーマンスでは、「映画の歴史を変えた名曲」とガガも語っていた『サウンド・オブ・ミュージック』の名曲の数々をメドレーで歌い上げ、その圧巻のパフォーマンスに会場は総立ち。ラストには、同作で主人公の修道女見習い・マリアを演じた本人ジュリー・アンドリュースがステージに登場。ガガと抱擁を交わした。そのほかにも、昨年、主題歌の「Let it go」と共に世界的に大ヒットを飾った『アナと雪の女王』の楽曲を手がけたクリスティン・アンダーソンとロバート・ロペスが、アカデミー賞のためにミュージカルナンバーを担当し、司会のニール・パトリック・ハリスが『イントゥ・ザ・ウッズ』でシンデレラ役を演じたアナ・ケンドリックとパフォーマンスしたり、『ドリーム・ガールズ』で「助演女優賞」を受賞したジェニファー・ハドソンなどのパフォーマンスなど、映画の祭典に相応しい一夜になった。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日人気キャラクターを演じてお馴染みの海外ドラマスターが、新作映画で印象の全く異なる意外な役柄に挑戦!俳優としての力量を見せつけながら、新たな魅力を放っている彼らの“素敵なギャップ”に注目。今回は、全米の大人気コメディ「ママと恋に落ちるまで」に9シーズンにわたって出演したニール・パトリック・ハリスです。昨年の3月にアメリカで最終回を迎えた「ママと恋に落ちるまで」は、主人公の青年・テッドと仲間たちの青春を描いたコメディ。年頃の娘と息子の父親になっている2030年のテッドが、ニューヨークで恋に仕事に奔走していた青春時代をふり返りつつ、“ママと出会って恋に落ちるまで”を子どもたちに語り聞かせるスタイルで物語が進行していきます。惚れっぽくて恋愛運もいまいち微妙なテッドが様々な女性との出会いと別れを繰り広げる中、“ママ”とはどのようにして出会ったのか?“ママ”はいったい誰なのか?といったミステリーも興味を煽る中、ニールが演じたのはテッドの友人のひとりであるバーニー・スティンソン。大勢の女性たちを相手に一夜限りの関係を繰り返す“真性プレイボーイ”バーニーは、なかなかの曲者キャラです。自信たっぷりで、人をからかってばかりで、けれどもなぜか憎めないバーニーは視聴者に愛され、ニールはこの役でエミー賞やゴールデン・グローブ賞の候補にも挙がりました。また、ニールと言えば、今年はブロードウェイのミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」でトニー賞を受賞。軽快なトークでエミー賞授賞式の司会を2度、トニー賞授賞式の司会を4度務めたエンターテイナーとしても知られていますが、「ママと恋に落ちるまで」のバーニーのイメージからも、ブロードウェイスターとしての活躍からも、愛すべき司会者の顔からも遠く離れたキャラクターを新作映画で大熱演。それが、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』です。ギリアン・フリンのベストセラー小説を映画化した『ゴーン・ガール』の主人公は、誰もが羨むような結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)&エイミー(ロザムンド・パイク)夫妻。結婚5周年の記念日に妻・エイミーが突然、失踪したことから物語が展開していきますが、その中でニールはエイミー失踪事件のキーパーソンとなる人物を演じています。ネタバレとなるので多くを語るのは控えますが、1つ言えるのは、この作品のニールは怪しげで、謎めいていて、ちょっとキモかったりも!?「まさかそんなことに!?」と目を疑うようなシーンにも挑んでいます。『スマーフ』シリーズや『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』などでも映画スターぶりを発揮しているニールですが、衝撃度で言えば『ゴーン・ガール』がNo,1。自身が司会を務める今年のアカデミー賞授賞式でも、演じたキャラクターを茶化してくれるのではないかと今から期待してしまいます!(text:Hikaru Watanabe)
2015年02月21日今年も、日本時間2月23日(月)に生中継される第87回アカデミー賞授賞式。現地からレッドカーペットをリポートする予定の俳優・斎藤工は、一昨年に「主演女優賞」を獲得し、文字どおりハリウッドを代表するスターとなったジェニファー・ローレンスを引き合いに出し「新星の受賞に期待している」と語っていたが、果たして今年はどうなのか。世界のエンターテイメントの頂点、アカデミー賞を彩る今年の“新顔”たちに迫った。■4人が初ノミネートの「主演男優賞」、『バードマン』マイケル・キートンに迫るのは!?まず、最も注目を集める「主演男優賞」は、5人中4人が初ノミネート。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で、かつてのスーパーヒーロー俳優という“自叙伝”のような役柄に挑んだベテランのマイケル・キートン、『博士と彼女のセオリー』で“車いすの天才”スティーヴン・ホーキング博士を熱演した英国の若手エディ・レッドメイン、ナチスドイツの暗号解読に挑んだ悲運の天才役がハマった『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ、そして、レスリング界に衝撃が走った実話の映画化『フォックスキャッチャー』で、まるで別人のような怪演を見せているスティーヴ・カレルだ。1人、約18kg増量の肉体改造でも話題の『アメリカン・スナイパー』ブラッドリー・クーパーは、『世界でひとつのプレイブック』(主演男優賞)、『アメリカン・ハッスル』(助演男優賞)に続いて3年連続のノミネート。だが、そのブラッドリーを始め、エディ、ベネディクト、スティーヴと、いずれも実在の人物に扮していることは今年の大きな特徴といえる。そんな中、“本命視”されているのは、これまでの映画賞をリードし、先のゴールデン・グローブ賞でもミュージカル/コメディ部門「主演男優賞」を受賞したマイケル・キートン。だが、“同業者”が投票する1月末の全米映画俳優組合賞では、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門を制したエディが受賞。オスカー本番では、この2人の一騎打ちとなりそうな気配が濃厚だ。33歳になったばかりのエディは、舞台ではローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を獲得している若き実力派で、『レ・ミゼラブル』のマリウス役で大ブレイク。王室のウィリアム王子とは名門イートン校の同級生(!)で、ケンブリッジ大卒、「バーバリー(Burberry)」のモデルを務めたこともあり、ベストドレッサーとしても名の挙がるスマートでスタイリッシュな英国男子だ。この春は、『博士と彼女のセオリー』(3月14日)と、チャニング・テイタム&ミラ・クニスの強敵となるSF大作『ジュピター』(3月28日)が相次いで公開される。『博士と彼女のセオリー』では、徐々に運動機能が衰えていくALS(筋萎縮性側索硬化症)を抱えるホーキング博士を、渾身で演じきったエディ。その演技には、誕生日がたったの2日違いという博士自身から「時々、彼の姿が自分に見えた」という最高の褒め言葉をかけられたほど。彼が、上空を行く『バードマン』を追い上げることになるのか、期待が高まる。■ジュリアン・ムーアが「主演女優賞」最有力も、ブレイク必至の英国女優が席巻一方、「主演女優賞」は、これまでの結果を踏まえると『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが最有力。ジュリアンは主演・助演併せて5度目のノミネートを誇り、若年性アルツハイマーに冒される言語学者を熱演した今回こそ、オスカー間違いなしといわれている。また、『サンドラの週末』でリストラに遭った女性を演じたマリオン・コティヤール、『Wild』(原題)で1,700kmを単独で歩いた実在の女性を演じたリース・ウィザースプーンと、かつての受賞者2人が、どん底の人生をやり直すべく現実と闘う役柄でそろってノミネートされている。こうした錚々たる女優たちとともに初ノミネートを果しているのが、『博士と彼女のセオリー』でエディ演じるホーキング博士の最初の妻ジェーンを好演したフェリシティ・ジョーンズと、『ゴーン・ガール』で“失踪した妻”エイミー役で圧倒的な演技を見せつけたロザムンド・パイクという、2人の英国女優だ。同作で一躍脚光を浴びる存在となったフェリシティは、先日『スター・ウォーズ』のスピンオフに出演か、と報じられたばかり。11歳からTVや舞台に出演、オックスフォード大卒業後に女優業を本格化。アントン・イェルチン共演の『今日、キミに会えたら』(’11/劇場未公開)でサンダンス映画祭「審査員特別賞」を受賞して注目を集め、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のコスメラインや「バーバリー」の広告モデル、映画『アメイジング・スパイダーマン2』などに抜擢されてきた。31歳とは思えないベビーフェイスは、清楚でノーブル。数々の受賞式で見せたクラシカルなドレスの着こなしやメイクはまねしたくなる人も多いだろう。『博士と彼女のセオリー』では、次第に病状が進行する博士を献身的に支え、子育て、自身の仕事と、すべてを切り盛りしていったジェーンを、ときにキュートにみずみずしく演じた。劇中にはそんな彼女の苦悩やひそやかな喜びも描かれており、早くも「女性として共感する!」といった声が寄せられている。同様に、世界中で大ヒットとなっている『ゴーン・ガール』で一気に知名度を上げたロザムンドも、オックスフォード大出身で芸術一家に育った才女。ウエスト・エンドで活躍しながら、2002年『007 ダイ・アナザー・デイ』でハル・ベリーとともにボンドガールに選ばれた。トム・クルーズ主演の『アウトロー』でも強い印象を残したが、何と言っても、デヴィッド・フィンチャー監督に抜擢された『ゴーン・ガール』での、“唯我独尊”で“ありのまま”過ぎる恐妻エイミー役は圧巻。実は、同作のプロデューサーで原作小説の映画化権を持っていたのはリース・ウィザースプーン。当初はリース自らエイミーを演じる予定だったが、「(ロザムンドの)どこか不透明な部分がエイミーにピッタリだ」というフィンチャー監督の“鶴のひと声”で、彼女が大役を得た。『ドラゴン・タトゥーの女』でルーニー・マーラを大変身させ、同じく「主演女優賞」ノミネートをもたらした鬼才のお眼鏡にかなっただけに、ジュリアンの対抗となるとしたら、彼女かも。アカデミー賞授賞式では、エイミーのかつての恋人役だったニール・パトリック・ハリスが司会を務めており、2人で何か“しでかしそうな”予感もするが…。いずれにせよ、授賞式を盛り上げてくれるに違いない彼らが、栄光を勝ち取ることはできるのか、乞うご期待!(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Foxアメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCバードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年02月17日世界最高峰の映画の祭典とされる「第87回アカデミー賞授賞式」が、2月23日(日本時間)に行われる。この度、昨年、主題歌の「Let it go」と共に世界的に大ヒットを飾った『アナと雪の女王』の楽曲を手がけたクリスティン・アンダーソンとロバート・ロペスが、今回のアカデミー賞のためにミュージカルナンバーを担当。その曲で司会のニール・パトリック・ハリスがパフォーマンスすることが明らかになった。先日、スタジオジブリの高畑勲・監督作『かぐや姫の物語』が「長編アニメーション部門」でのノミネートされるなど日本でも注目を集めているアカデミー賞。受賞式を彩る豪華なパフォーマンスの数々もアカデミー賞のみどころのひとつだ。昨年は『怪盗グルーのミニオン危機一発』からファレル・ウィリアムズが「ハッピー」を披露、『アナと雪の女王』からはイディナ・メンゼルが「Let It Go」を緊張しながらも披露するなど会場を盛り上げるパフォーマンスが繰り広げられた。今回披露されるのはミュージカルナンバー「Moving Pictures」。詳細は明らかになっていないが、『アナと雪の女王』のコンビともあってつい口ずさみたくなる楽曲になることは間違いなさそう。アカデミー賞プロデューサーのクレイグ・ゼイダンとニール・メロンはこの発表に関して、「昨年、オスカーも受賞し、世界的にも大成功をおさめた『アナと雪の女王』のクリスティンとロバートに曲を提供してもらえるなんて、これ以上幸せな事はない」と喜びのコメント。司会のニール・パトリック・ハリスは過去にもオープニングアクトでミュージカルを披露しており、どういった楽曲に仕上がるのか注目が集まりそうだ。「生中継!第87回アカデミー賞授賞式」は2月23日(月)9:00より同時通訳、21:00より字幕版をWOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月30日「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、15SSの広告キャぺーンにカルヴィン・ハリスを起用した。撮影はブー・ジョージ。カルヴィン・ハリスは、英スコットランド出身のDJ・歌手・ソングライター・プロデューサー。グラミー賞受賞歴もあり、『フォーブス』のDJ長者番付で2年連続1位にランクイン。コレクションだけでなく、アイウエアと時計、アンダーウエアのイメージ広告にも登場し、エンポリオ アルマーニと音楽の世界との繋がりを更に深めるための起用となった。カルヴィン・ハリスは、「エンポリオ アルマーニの精神には親近感を持っていたし、昔からデザインのファンだった」とコメントしている。
2014年12月19日光岡自動車は3日、コンパクトセダン「ビュート」に、英国スコットランド伝統の生地素材「ハリスツイード」を内装に使用した特別仕様車「ビュート トワイライト(Viewt twilight)」を発表した。限定台数15台で、5日から販売開始される。「ビュート トワイライト」は、黄昏時の太陽をイメージした「トワイライト オレンジ」の外装色に採用。シート、ドアトリム、インパネ(ロアパネル)、ルームトリムに「ハリスツイード」を使用した特別仕様車となる。「ハリスツイード」はスコットランド北西部に位置するハリス&ルイス島で、島民たちによる手織りで作られたツイード生地。厳格に定められた基準をすべてクリアすることで、ハリスツイード協会から「認定ラベル」(英国王室許可書)を与えられ、その名を名乗ることが許される。光岡自動車は、年齢性別を問わず愛用されている「ビュート」に、同じくさまざまな世代にファッションアイテムとして愛用されている「ハリスツイード」を採用することで、どことなく懐かしくあたたかみがあり、心に安らぎを与えるような、「人の心に響くクルマ」をめざしたとのこと。「ビュート トワイライト」は1,500ccのDOHC水冷直列3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはエクストロニックCVT(無段変速機)、駆動方式は2WD(FF)を採用。価格は279万円(税込)となっている。
2014年12月04日光岡自動車は3日、特別仕様車「ビュート トワイライト」を発表した。インテリアに「ハリスツイード」を使用した、15台限定の特別仕様車となる。「ビュート」は1993年の誕生以来、20年以上にわたりロングセラーを続ける同社のコンパクトセダン。特別仕様車「ビュート トワイライト」は、基本的なデザインはそのままに、英国・スコットランド北西部のハリス&ルイス島の島民たちが手織りした伝統的なツイード生地で、ファッションアイテムとしても年齢性別を問わず人気の「ハリスツイード」をぜいたくに使用した。ボディカラーは黄昏時の太陽をイメージした「トワイライト オレンジ」を採用。インテリアもボディカラーに合わせたオレンジ系の配色で、「ハリスツイード」はシート・インパネ・ドアトリムからルーフトリムまで、ぜいたくに使用されている。「優しく包み込まれるような安心感と、これまでにない優越感を感じられると思います。我々が挑戦し続ける手作業で生まれるクルマと、手織りであたたかさの感じられるハリスツイードによる、このクルマだけが持つ特別な世界観を体験してほしい」(光岡自動車)とのことだった。「ビュート トワイライト」は12月5日から15台限定で販売開始される。排気量1,200cc、運転タイプはCVT、駆動方式は2WDで、車両本体価格は279万円(税込)。
2014年12月03日TVシリーズ「ママと恋に落ちるまで」のニール・パトリック・ハリスが、次回のアカデミー賞授賞式の司会者に決定した。子役からキャリアをスタートさせ、映画やTV、舞台でも活躍し、これまでにトニー賞授賞式で4回、エミー賞授賞式で2回、司会を務めてきた経験を買われての起用で、オスカー受賞式プロデューサーのニール・ゼイダンは「ニールを司会者に迎えることができて、我々はとてもうれしく思っています」とコメントしている。ニール自身は「今年度のアカデミー賞授賞式の司会役を仰せつかり、本当に光栄でうれしく思っています。僕はオスカー受賞式のTV中継を見て育ちました。ジョニー・カーソン、ビリー・クリスタル、エレン・デジェネレスをはじめとする歴代の名司会者たちの後に続くことができて、バケットリストの夢が1つ叶いました」とコメント。ニールはインスタグラムなどSNSに動画も投稿。シリアスな表情で「やります」と言って電話を切ると、満面の笑みを浮かべて「ナイス!」と言う。次に、死ぬまでにやっておきたいことを列記した手書きの「バケットリスト」が映し出される。「トニー賞受賞」「TV番組に主演」「バンジー・ジャンプ」「子どもを持つ」「結婚する」など20項目がリストアップされ、最後の1つ以外はすべてチェック・マークがついている。最後の項目はもちろん「オスカー授賞式を司会する」。この項目をペンで丸く囲んで動画は終了。ニールは動画に「今日はすごい日だった…」とコメントを添えている。ここにチェックがつけられるのは来年2月22日(現地時間)、第87回アカデミー賞授賞式が行なわれた後になるだろう。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月17日第87回アカデミー賞のホストに、俳優のニール・パトリック・ハリスが決まった。オスカーのホストを務めるのは始めてだが、ハリスは過去にエミー賞のホストを2回、トニー賞のホストを4回務め、好評を得た大ベテラン。歌と踊りの才能が豊かな上、テレビの人気コメディ番組で一般の視聴者への知名度もある。その他の情報ハリスは「アカデミー賞のホストをお願いされたことに、光栄と興奮を感じています。僕はアカデミー賞を見て育ち、いつもホストの方々のすばらしさに感激していました。ジョニー・カーソン、ビリー・クリスタル、エレン・デジェネレスをはじめとする過去のホストに続くことができて、死ぬまでに実現させたかった夢のひとつがかなった気がします」とコメントしている。ハリスが出演したデビッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』がオスカー候補入りするのではと言われており、ハリスの感激はさらに大きくなる可能性がある。文:猿渡由紀
2014年10月16日『テッド』のセス・マクファーレンが主演&監督を務める『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』が、いよいよ10月10日(金)より劇場公開となる。本作で、西部時代の町には必ずいそうな(?) “ヒゲ”サロンの経営者で、アマンダ・セイフライドの彼氏役として出演するニール・パトリック・ハリスから、シネマカフェにコメントが到着した。本作の舞台は、西部開拓時代のとある田舎町。セスは、“古き良きワイルド・ウエスト”とロマンチックに語り継がれるフロンティア伝説を真っ向から否定し、自身で演じた地味で冴えない羊飼い・アルバートの“西部劇らしからぬ”生きざまを、彼らしい辛辣なユーモアとともに斬新な視点で描き出していく。本作で、セス演じる主人公アルバートに愛想を尽かしたルイーズ(アマンダ・セイフライド)がくら替えしたのは、町の金持ちでヒゲサロンを経営するフォイ。好きなものをなんでも買ってくれるフォイに、ルイーズはあっという間にメロメロになってしまうのだ。そんなフォイ役として、キザでヘンテコなヒゲをたくわえ、嫌味ったらしい演技を見せているのが、ニール・パトリック・ハリスだ。ニールは、TVシリーズ「天才少年ドギー・ハウザー」でブレイクして以来、人気コメディシリーズ「ママと恋に落ちるまで」や、「glee/グリー」などに出演。また、本年度トニー賞では、ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」によりミュージカル部門「主演男優賞」を受賞したほか、トニー賞のホストを3度も務めるなど、舞台俳優としても確固たる地位を確立している。9月には長年のパートナーであったデヴィッド・ブーティカと同性婚するなど、公私ともに順調なニール。シリアスなドラマからコメディ、CGIアニメ『スマーフ』など、幅広い作品に出演し、いつでも微笑みを絶やさないキャラクターが大人気だ。そんな彼が演じたフォイ役のキャスティングが、一番苦労したとセスは言う。「この役は少しレベルが違って、漫画に出てくるようなうそっぽい悪役ではなく、アルバートにとって本当に危険な存在であることを感じさせる俳優を探していたんだ」。「困り果てていたときに、ふとニール・パトリック・ハリスはどうだろうという話になった。彼は当たり役だったね。ニールが演じている姿を見ると、エンターテインメント業界で最も万能で才能に溢れた人だと思うんだ。本当にすごいよ!演技も歌もダンスも全て完璧にこなす1940年代の俳優を見ているようで、最高だった」と、彼を起用したセスも感嘆の声を上げる。さらに、劇中ではフォイに対して暴言を吐きまくる美女ガンマン役のシャーリーズ・セロンは、ニールついて問われると「偉大なるニール・パトリック・ハリスね。私にとって彼はお手本よ。彼は、ものすごくナチュラルで持って生まれたコメディへの理解があったの。まるで素晴らしい芸術家を見ているようだったわ」と、コメント。「私は恐怖でおもらししないように気を張っていたけど(笑)、彼の場合は演技に優美さと楽しさが伴っているのよね。ほかの共演者ともよく話していたんだけど、彼はアドリブもうまいし、役になりきっているからこそ、彼が言うことの全てが本当に彼の役が言いそうな言葉に思えてくるから信憑性があるの。彼は本物のプロフェッショナルよ!水を得た魚のようだったわ」と、賞賛を贈った。ニール自身も本作の現場をとても楽しんだようで、「普段話すことのない、いろんな人々とたくさん話すことができた。みんな本当に面白くて、ユーモアが最高なんだ!驚いたよ!いままで会ったことのない良い人ばかりで、現場ではみんな一緒に話して、たくさん笑って、仲良くなったんだ」と、笑いの絶えない撮影現場をふり返っている。劇中では、そんなニール演じる“パーフェクトマン”フォイに、アルバートは勢いで決闘を申し込み、ルイーズにいいところを見せたいフォイもそれを了承してしまう。オタクな羊飼いと嫌味な金持ちという、西部劇史上最低(?)のガンファイトの行方は、ぜひ劇場で確かめてみて。『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』は10月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ 2014年10月10日TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月09日パトリックはこのほど、ドレスアップタイプのレザースニーカー3モデルを発売した。今回発売されるドレスアップタイプの3モデルは、ジャケット・パンツスタイルにもコーディネートできるほか、ビジネスシーンやパーティーシーンなど、オン・オフいずれのシーンでも活用しやすいという。3モデルとも、アッパーにガラスコーティングを施した光沢のあるレザーを採用。つま先の2本ラインが特徴的な「SULLY(シュリー)」、外羽根タイプでシャープな印象の「CATANIA(カターニャ)」、トラッドシューズのストレートチップとサドルシューズをデザインソースとした「KAPITII(カピトII)」の3種のモデルがベースとなっている。「SULLY-LX(シュリー・ラグジュアリー)」は、サイズが35~45(22.5~28.0cm)、価格は各1万6,800円。「CATANIA-LX(カターニャ・ラグジュアリー)」は、サイズが36~44(23.0~27.5cm)、価格は各1万9,000円。「KAPITII(カピトII)」は、サイズが36~44(23.0~27.5cm)、価格は各1万9,800円(価格はすべて税別)。展開カラーは3モデルともブラック・チョコの2色。全国のパトリック直営店で発売される。
2014年10月02日『セブン』、『ドラゴン・タトゥーの女』など独創的な映像表現と力強いストーリーテリングで世界中の映画ファンを熱中させている映画界の鬼才デヴィッド・フィンチャー。その最新作となる『ゴーン・ガール』が、9月26日(現地時間)に行われたニューヨーク映画祭で、オープニング作品としてワールドプレミアを実施。主演のベン・アフレックを始めとした豪華キャスト陣が登場した。誰もが羨む結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。しかし結婚5周年の記念日に、エイミーが忽然と姿を消し、夫婦の日常が破綻する。リビングからは争った形跡、キッチンからはエイミーの大量の血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、アリバイが不自然な夫・ニックに疑いの目を向け始める…。この日行われたレッド・カーペットイベントには、主演のベンを一目見ようと多くのファンが詰めかけ、ベンと妻役を演じたロザムンド、さらにニール・パトリック・ハリスらキャストが登場すると、会場のボルテージは最高潮に!その後、世界初お披露目となるプレミア上映はニューヨーク映画祭メイン会場であるリンカーンセンター内のAlice Tully Hallにて開催されたが、1,000人キャパの会場のチケットがあまりに早く売り切れてしまったため、同会場で2度の上映、また300人キャパの会場でも3回上映されるという異例の措置が取られた。主演のベンは、本作に参加して「この作品の魅力はデヴィッド(・フィンチャー監督)にある。リスペクトできる監督とでなければ、演技はしたくないと思った。監督の『カット』の一言で安心でき、演技を終えられる。彼はいつだって『これはこうするんだ』と言うけど、結局、役者が本当にやりたいと要求すればするほど実現する。それがすごくて、オレは心から尊敬できた」とフィンチャー監督の手腕を称えた。フィンチャー監督は、本作の映画化について「ストーリーが持っているパワーに驚いている。ギリアン(原作&脚本担当)が明らかにしてみせたのは、自分がどういう人物に見られたいかだけではなく、どういう人と一緒にいると思われたいかについても自己愛的な投影があるということだった」とコメント。今回の上映後、「『ゴーン・ガール』がNY映画祭開幕早々に閃光を放つ」(Reuters)、「『ゴーン・ガール』NY映画祭を開幕、さっそくオスカーへ直行」(DEADLINE)、「デヴィッド・フィンチャーが『ゴーン・ガール』でオスカーに爆弾投下」(HITFIX)など、多くのネットメディアが報じられ、少し気は早いものの“オスカー”の文字も見受けられた。かつて、2010年にも同映画祭のオープニング作品を飾ったフィンチャー監督の映画『ソーシャル・ネットワーク』が、アカデミー賞8部門にノミネートされ、「脚色賞」「作曲賞」「編集賞」を受賞したことからも、本年度の賞レースを賑わす作品のひとつとして大きな注目を集めているようだ。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月29日ユナイテッド・シネマ豊洲をメイン館として、2015年の全国公開が予定されている映画『原宿デニール』の撮影が、2014年9月末より竹下通りを中心に原宿で行われる。最先端で斬新なカルチャーを発信し、国内だけでなく世界中から注目されている原宿を舞台に、夢を抱いた個性溢れる若者たちの人生が交錯する物語。学生、地方から出てきた人、海外からの観光客、そしてそこで働く人々……さまざな文化が混沌としている現在の原宿を、映画『ホテルビーナス』で独特の映像表現で大きな評価を得たタカハタ秀太氏が描出す。これまでにTVバラエティ『チョナンカン』(フジテレビ)、ドラマ『黒い十人の黒木瞳。』(NHK BSプレミアム)、『ミエリーノ柏木』(テレビ東京)など、幅広いジャンルを手がけてきたタカハタ秀太監督だが、本作ではオリジナル脚本も担当する。出演は、クレディ-セゾンCMで頭突きによる瓦割りを披露し、お茶の間に衝撃を与えた女優・武田梨奈と原宿発がけっぷちボーイズグループBEE SHUFFLEのダブル主演。BEE SHUFFLEは、映画初出演にして初主演のみならず、主題歌も担当する。そのほか、キングオブコメディの今野浩喜など個性派俳優が脇を固めるという。なお、DATV(CS)番組『シャッフルオーディション』でさまざまなミッションをクリアし、2014年2月にメジャーデビューをはたしたBEE SHUFFLEだが、本作品の出演にあたり、さらなるミッションとして、「観客動員数3万人を実現する事」が課せられる。果たして、数々の難関をクリアしてきたBEE SHUFFLEは今回もミッションをクリアできるのか? 映画本編同様、彼らのサイド・ミッション・ストーリーにも注目しておきたい。■映画『原宿デニール』概要【公開予定】2015年予定【撮影期間】2014年9月末~10月上旬【撮影場所】原宿・竹下通り/裏原宿ほか【出演者】武田梨奈、BEE SHUFFLE (ミンス、ジュノ、ジュン、シュウタ、ギュミン)ほか【公開劇場】ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次ロードショー【主題歌】BEE SHUFFLE(ユニバーサル ミュージック)
2014年09月28日海外ドラマでおなじみのスターたちが活躍する場は、海外ドラマの中だけにあらず!映画の中で彼らを目にする機会が多いことからも、それがお分かりいただけると思います。さらに、彼らが活躍するのは、映画の中だけにもあらず!今月は少し趣向を変え、海外ドラマ・スターとブロードウェイの関係に注目。海外ドラマファンにはおなじみの存在であり、ブロードウェイの舞台でも華麗なパフォーマンスを見せている2人のスターをピックアップし、その舞台レポートをお届けします。1人目は、「New Normal おにゅ~な家族のカタチ」のブライアン役でお馴染み、10月日本初放送の注目ドラマ「GIRLS/ガールズ」にも出演しているアンドリュー・ラネルズ。N.Y.に暮らす20代女子の悲喜こもごもを描く「GIRLS/ガールズ」では主人公・ハンナの元カレにして、後に親友同士となるイライジャを演じているアンドリューが、8月からミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」に出演しています。「ママと恋に落ちるまで」のニール・パトリック・ハリスが主演し、先頃のトニー賞で「主演男優賞」を受賞したことも話題の「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」ですが、現在はニールからアンドリューにバトンタッチ。性転換手術を受けて男性から女性へと姿を変え、まだベルリンの壁があった頃の東ドイツから自由の国アメリカへと旅立ったロックシンガー、ヘドウィグをアンドリューが演じています。手術のミスで股間に“アングリー・インチ(怒りの1インチ)”を残したヘドウィグが、いびつで波乱に富んだ人生と向き合いながらもがき、叫び、ありのままの自分にたどり着くまでの物語は、2001年の映画版でご存じの方も多いはず。その原点とも言うべき舞台は、バンドを組んで全米各地を回るヘドウィグが観客たちに自らの人生を語り聞かせ、歌い上げる形で進んでいきます。カラフルさと寂れ具合を絶妙に融合させつつ、ヘドウィグの現在と過去の物語に誘うため練りに練られたセットも去ることながら、やはり注目すべきはスラッと長い脚で高いヒールを履きこなし、厚塗りのメイクとこってり衣装でヘドウィグになりきるアンドリューのパフォーマンス!大ヒット舞台「ブック・オブ・モルモン」でも知られる彼ですから、歌声の素晴らしさは言わずもがな。美しくも激しいロックサウンドにのせて、ヘドウィグの様々な思いを吐露する様に痺れさせられっぱなしでした。途中、観客との少々過激な絡みもあり、上目づかいでお下品なジョークを飛ばすのはもちろん、嬉々として口に含んだ水をピュ~ッと吹き出してみせたり、1人の観客の目の前(本当に目の前!)に降り立って腰を振りながら衣装のフリンジをヒラヒラさせる通称“カーウォッシュ”のパフォーマンスをしてみせたり。攻撃的だけれども、どこかキュートで、愛すべきヘドウィグがそこにいました。そして、クライマックスにヘドウィグが熱唱する「Midnight Radio」は号泣もの。興奮できて、笑えて、ギョッとできて、泣けて、心に突き刺さってくる素敵な時間が幕を閉じました。そんなアンドリューの「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は10月12日まで。10月16日からは「デクスター」のマイケル・C・ホールがヘドウィグを演じることになりました。マイケルもまたまた海外ドラマファンには馴染み深く、どんなヘドウィグになるか気になるところですね!(text:Hikaru Watanabe)
2014年09月26日R指定のオリジナルコメディとして史上No.1ヒットを記録し、日本でも40億円を超える大ヒットとなった『テッド』を手がけたセス・マクファーレン監督の最新作『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』。『テッド』でファンタジー映画の常識を打ち破ったセスが次に選んだのは、歴史上、最高レベルにイカれていたに違いない西部開拓時代の“生き抜き方”。そんな本作で、若手トップ女優のアマンダ・セイフライドと、オスカー女優のシャーリーズ・セロンという2人の美人女優が、なんとセス演じるオタクな羊飼いを巡ってバトルを繰り広げている(?)ことが分かった。本作の舞台は、無法者や悪党ばかりが台頭していたであろう西部時代の田舎町。地味で冴えない羊飼い・アルバートの“西部劇らしからぬ”生きざまを、セスらしいブラックユーモアたっぷりの斬新な視点で描き出していく。アルバートのキュートな元カノを演じているのは、『テッド2』への出演も決まっているアマンダ・セイフライド。そして、新たに恋に落ちるセクシーなガンマンを演じているのは、新生『マッドマックス』で衝撃的なスキンヘッド姿を披露している、シャーリーズ・セロンだ。アマンダが演じるルイーズは、ダメ男のアルバートに愛想をつかして別れを告げ、さっさと町の金持ちのフォイ(ニール・パトリック・ハリス)にくら替え。傷心のアルバートのもとに突然現れたのが、シャーリーズ演じるミステリアスな美人ガンマン、アナ。アルバートはある出来事をきっかけに、アナと急接近することに。イイ雰囲気の2人が祭りの日に出かけると、ルイーズとフォイのカップルにばったり遭遇。事情を知るアナはアルバートとラブラブなふりをしてルイーズたちを挑発。2人のオンナたちは激しい火花を散らし始め、また、アルバートはつい勢いでフォイに決闘を申し込んでしまう…。オスカー女優であるシャーリーズは、その演技力の素晴らしさが知られている一方、女優として新しいジャンルに挑戦したいと考えていたという。「ずっと前からコメディには興味を持ってたんだけど、観客が私に対してそうじゃないイメージを根強く持ってるでしょ。実は私が興味あるのは、変なコメディなの」と明かしている。「そういうのって、滅多にないじゃない?この映画の脚本と演出をセスがやるとなれば、それは私にとっては強烈な“スラム・ダンク”みたいなものだったわ。だからもう、すぐ、お願いやらせて!ってラブ・コールを送ったの」と、意外ともいえる出演の経緯を語った。また、アマンダもこの役にキャスティングされたときには驚いたという。自身が演じた役柄について、「ルイーズはアルバートがあまりにもニブいので、剣もほろろに捨てるわがままな若いおねえちゃんなのね。フォイはとてもカリスマ性があるし、根性も座ってるんだけど、アルバートはほんとにタマなしでね…これ、あくまで比喩よ(笑)」。「フォイは自信たっぷりで、セックス・アピールもあるから彼女はなびくんだけど。だって、彼の口ひげはかなりセクシーですもの」と、アマンダは笑いながらルイーズの心変わりを説明する。2人はソリが合わない役どころとなるが、それはあくまでも役の上での話。スクリーン上で繰り広げられる、どぎついセリフの応酬にシャーリーズは思わず「引いた」そうで、「ついつい、監督のセスの方を向いて、『こんなこと言えないわ!だって、相手がアマンダなんだもの!』と言ってたくらいよ。彼女のドレスを見て、『なにそれ、ダサいわね』なんて言うのはムリよ!だって見てよ彼女!まるでお人形さんみたいじゃないの!!」というエピソードも。ちょっぴり見てみたい、でも見るのが怖い、そんなお姉さん女優VSキュート女優の対決。そのバトルの行方は果たして…?『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』は10月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日カメイ・プロアクトが製造販売を行うブランド、パトリックは8月から、ランニングシューズ「MX90-EL(エムエックス90・エボリューション)」の新色2色を発売する。同商品は、パトリックが開発した本格的なランニングシューズ。アッパーデザインには1980年代後半に開発された「MX90」を、ソールには独自開発のランニング用のソールを採用している。今回発売する新色は、ネイビーとレッドの2色。素材はナイロンメッシュ×ベロアで、サイズは35~45(22.5~28.0cm)で展開する。価格は1万4,800円(税別)。パトリック正規取扱店舗にて販売される。
2014年07月07日2013年秋冬コレクション ニール・バレット のショウが、ヴィクトワール広場近くの会場にて行われた。今回のテーマはレディスとメンズの相乗効果の探究。メンズウエアのワードローブをレディスウエアの言語に解釈。新しいミニマリズムが最も重要なテーマ。余分なものがそぎ落とされることで現れた服本来が持つ純粋な要素によってモダニストの精神が表現されるという。二―ル・バレット本来のものづくりでは?と思われる内容がリリースに記されていた。ここ数シーズン、軽快でフェミニンな印象が加わったコレクション。今回もモダンで「秋冬シーズンならではの軽やかさ」が感じらる。カラーはベージュ、ミッドナイトブルー、黒、グレーと色数の絞られた中で素材とのコラボレーションで豊かであった。(ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月06日アウトドア・ライフスタイルブランド「AIGLE(エーグル)」は、ハリスツイードとオリジナル生地を開発し、ブーツとジャケット・ベストを2012年12月15日 (土)より発売する。来年で160周年を迎えるエーグルは、同じく創業100年以上の長い歴史に裏付けられた高いクオリティを誇る「ハリスツイード」とのコラボレーションを発表した。ハリスツイードは、スコットランドのアウターヘブリディズ諸島産の手織りの最高級のツイード素材。名前自体がハリスツイード協会の商標でもあり、協会に認められたものだけが球形の上に十字がついた紋章(商標マーク)を付けることができる。創設以来、今でも変わらぬ製法で世界的に有名な天然ラバーブーツと、バージンウールを手で織るという、昔ながらの伝統と技術により生み出される最高級のツイード素材「ハリスツイード」が融合し新しい限定ブーツが登場。また、名門ツイード素材を用い、フランス流の風合いに仕上げたジャケットとベストといったアパレルアイテムも同時に展開され、これらのバーガンディとネイビーのタータンチェックで表現されたブーツとジャケット・ベストはいずれも全世界限定各100枚・各100足のリミテッドコレクションとして発売される。販売店舗は、渋谷本店、大阪ALBI店及びエーグルオンラインショップにて12月15日(土)より展開される。・ブーツHARRISBOOT L (Ladies’)8509-27922 / \40,950(税込)HARRISBOOT (Men’s)8509-27921 / \40,950(税込)・ジャケットFORTYTWEED (Unisex)8104-27402 / \102,900(税込)・ベストHARRISFEEL (Ladies’)8104-27401 / \61,950(税込)TWEEDTRACK (Unisex)8104-27400 / \72,450(税込)【お問い合わせ】エーグル渋谷本店/TEL:03-3797-4817元の記事を読む
2012年12月11日ビー・エム・ダブリュー(BMWグループ・ジャパン)はこのほど、同社の新社長にアラン・ハリス氏が10月1日付で就任すると発表した。同社の社長は2009年に着任したローランド・クルーガー氏が務めていた。クルーガー氏は退任し、BMWグループ本社に帰任する。新たに就任するアラン・ハリス氏は、1987年に英国BMWのリージョナル・サービス・マネージャーを務めたのをはじめ、BMWグループ内で豊富なキャリアを築いてきた人物。現在はBMW AG販売部門の東ヨーロッパ、アフリカ、カリブ地域担当マネージング・ダイレクターを務めている。同氏は今回の任命にあたり、「BMWグループ・ジャパンの社長を大変にやりがいのあるポジションとして拝命いたしました。BMWグループにとり日本は非常に重要なマーケットであり、製品やサービスに対するお客様の満足度を高めるのにBMWグループ・ジャパンが大きく貢献してきた実績があります。これからも、さらなる発展をめざし従業員、販売会社そしてパートナーの皆さまとともに努力して参る所存です」と語っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日足もとから洗練された大人のおしゃれを提案するパトリックはこのほど、ブランド誕生120周年を記念したアニバーサリーモデル「St-SPR(セント・スーパー)」を製作し、全国のパトリック正規取扱店において販売を開始した。アニバーサリーモデル「セント・スーパー」は、人気の定番ハイカットモデル「St. PUNCH-HI」をベースに、厚底アウトソールでトリコロールを表現したポップで存在感抜群の1足。アッパーにはソフトなステアレザーを使用した。カラーはホワイトの1色、サイズ23~27.5cmで展開。価格は2万790円となっている。また、8月からは秋冬のニューモデル「GILGIT(ギルギット)」も販売。秋冬らしいシックなおしゃれをデザイン、素材、カラーバリエーションで表現し、アッパーには薄くやわらかいシープレザーを使用。オイルを含ませた素上げのレザーで、独特のシボ感とムラ感が特徴だ。アウトソールはモノトーン系を採用。履き口の切り返しがデザイン上のアクセントとなり、シューズ全体を薄くシャープな印象にしている。カラーはブラック / チョコ / パープルの3色、サイズ23~27.5cmで展開。価格は1万8,690円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日昨年、すい臓がんを患っていると公表し、闘病中だったパトリック・スウェイジが14日、ロサンゼルス近郊の自宅で亡くなった。享年57。スウェイジの代理人は「パトリック・スウェイジは過去20か月間の闘病の末、家族に見守られながら安らかに眠りにつきました」と声明を発表した。スウェイジは昨年1月にすい臓がんの4期と診断され、化学療法を受けていた。経過は良く、昨年9月にはガン撲滅運動「Stand Up to Cancer」に参加、今年からスタートしたTVシリーズ「The Beast」(原題)に主演するまで回復した。治療を続けながらの撮影だったが、病状の悪化によりシリーズは13話で打ち切りとなっていた。バレエダンサーとしてキャリアをスタートさせたスウェイジはブロードウェイの舞台からハリウッドへと活躍の場を移し、1983年にフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』で注目を浴び、1987年の『ダーティ・ダンシング』で人気を不動のものにした。彼にとって最大のヒット作であり代表作『ゴースト/ニューヨークの幻』(’90)で共演したデミ・ムーアは「あなたは多くの人に愛されました。そしてあなたの光は私たちを永遠に照らし続けるでしょう」とコメントを発表。同じく同作の共演者であるウーピー・ゴールドバーグは「私は『ゴースト/ニューヨークの幻』のメッセージを信じています。これからも彼はいつもそばにいてくれるでしょう」と話している。TVインタビューで病に倒れた気持ちを聞かれて「とても怖いし、怒りもある。なぜ僕が?と思っているよ」と正直に答えながら、希望を捨てずに闘病していた彼の冥福を、心よりお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)今年1月、「The Beast」に出演した際のパトリック。© Splash/AFLO
2009年09月16日