先日開催された2015年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会にて、世界記録を更新する得点を叩き出し優勝したフィギュアスケート選手・羽生結弦が、12月9日(水)発売の雑誌「anan」1983号の表紙に初登場!さらに羽生選手の特大ポスターが付録として封入されることが分かった。羽生選手は、宮城県仙台市出身のフィギュアスケーター。幼いころよりスケートを始め、2009年日本人男子としては初の中学生で、高橋大輔(2002年)、織田信成(2005年)、小塚崇彦(2006年)に続く、4人目の世界ジュニアチャンピオンに。2014年のソチオリンピックでは、フィギュアスケート男子シングルの種目において日本人初となる金メダルを獲得。その後も快進撃を続け、先日開催された2015年NHK杯では、世界歴代最高得点を超えるスコアで優勝を果たした。次戦は、12月11日(金)から開幕するグランプリファイナル(バルセロナ)を控えている。今回の「anan」1983号では、羽生選手のプライベートな表情が満載!「もしも彼が等身大の21歳だったら」をテーマに、様々なシチュエーションで撮影を敢行。普段から“表現者”としてリンク上でパフォーマンスしているだけあって、カメラマンがシャッターを切り始めると、表情や動作がコロコロ変わり、そのプロ意識の高さにスタッフ全員が釘付けになったという。本誌では羽生選手へのインタビューも掲載。撮影当時はまだ20歳だった彼が、しっかりとした受け答えで自分の想いを語ったようだが、スケートの話題になると笑顔がキラめき、どこまでも無邪気な姿を見せたそう。氷上の凛々しい顔から、“オフアイス”の笑顔に戻る瞬間のギャップを捉えた、魅力的なショット満載の本誌は、ファン必携の一冊となりそうだ。また、本誌では「輝くあの人に聞く! 人生が動きだした時。」と題した特集を掲載。現在放送中、松坂桃李主演「サイレーン」で悪女・菜々緒とのやり取りに注目の女優・木村文乃や、「シティーハンター」原作・北条司の大人気コミック「エンジェル・ハート」のドラマ化に出演中の女優・相武紗季、そして作家の山内マリコや情報番組で大活躍のマルチクリエイター・GENKINGらが登場する。さらに、今年でデビュー35周年を迎える近藤真彦にフォーカスし、「オンリーワンのかっこよさをつむぐ男」と題した特集にも注目だ。「anan」1983号は12月9日(水)より発売。※お詫びと訂正※「anan」1983号に関する記事の中で、該当号にはない写真についての記述がありました。関係者の皆様に御迷惑おかけしましたことをお詫びして訂正いたします。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日マガジンハウスは12月9日、フィギュアスケート女性週刊誌『anan』1983号(550円/税込)を発売する。同誌では、先日のフィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯で史上最高得点の322.40点で優勝した羽生結弦選手が表紙を飾る。 特集は「運を切り開く、「ターニングポイント」のつかみ方」。貴重なオフアイスのショットが満載とのことで、羽生選手の等身大の素顔が見られるスペシャルシューティングとインタビュー記事が16ページ、また特大ポスターが付録でつく。 ananでスポーツ選手が表紙を飾るのは、昨年のサッカー内田篤人選手(1924号・2014年10月1日発売)以来、またフィギュアスケート選手では初となる。
2015年12月05日11月27日~29日に開催された「フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦・NHK杯」で羽生結弦選手が3つの世界記録を作り上げ、優勝した。ショートプログラム106.33点、フリー216.07点、総得点322.40点、どれもが世界初の高得点だ。日本でも沸きに沸いたこの快挙、羽生選手ファンの多い中国でも歓喜の声で迎えられた。○「もっとも完璧な男子フリーの演技」「昨日周りがにぎやかだったから、中国人が勝ったのかと思ってテレビを見たけど違った。すごい記録を出した時には国籍とか関係ないんだな」中国版ツイッター「ウェイボー」へのこの書き込みは、羽生選手が記録を達成した時の盛り上がりをよく表している。「ウェイボー」には羽生選手に対する「完璧」「美しい」の声に満ちあふれている。コメントした彼が見聞きした盛り上がりは、きっとこのようなものだったのだろう。「これまでこんなにも美しいフィギュアの演技を見たことがない」「ホントに美しい! フィギュア自体がもともと鑑賞的なスポーツだけど、こんなにも芸術に近い演技は羽生選手にだけできることだろう」「鳥肌が立った! 美しい! この優秀な日本の選手は日本の誇りであり、アジア人の誇りでもある」「異次元の演技! 」「言葉では言い尽くせない美しさ」「これまで見た中で、最も完璧な男子フリーの演技だ。王者の風格」○「プルシェンコからパトリック・チャン、そして羽生」「羽生選手はまたフィギュアを新しい段階へと引き上げた」このコメントにもあるように、羽生選手の快挙はフィギュアの歴史に大きく記されるだろうと感じた人も多かったようだ。「歴史に名を残すだろう。これは歴史的な一時だ」「プルシェンコからパトリック・チャン、そして羽生、男子シングルの王者たちによって、男子シングルはこれまでにない高みへとたどり着いた。2日間で3つの世界記録を作った彼。しかもまだ20歳なのだ」「羽生結弦伝説! これから数年、私たちは常に次々に登場する彼の伝説について語ることになるだろう」「これから何年も羽生選手よりも高い点数を出す人はいないだろう。そして羽生選手のトレーナーのオーサー氏が言うように、この記録は短期間で彼自身が打ち破るのだろう。羽生選手のアイドルであるプルシェンコ選手が伝説であるように、彼もまた時代の伝説となった」彼の生み出した記録は伝説となったが、まだそれは終わってはいない。この世界記録をいつ羽生選手自身が破るのか、今後もフィギュアスケートから目が離せない。
2015年12月02日日本マクドナルドは20日、ハッピーセット「I Love スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」を発売する。○10種類のフィギュアが登場同商品は、「スヌーピー」のおもちゃを同梱したハッピーセット。ハッピーセットは、チーズバーガーやチキンマックナゲット、サイドメニュー、ドリンク、おもちゃがセットになった子ども向けのメニュー。今回のハッピーセットは、12月4日に全国劇場公開となる、スヌーピー初の3D/CG映画『I Love スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』から、スヌーピー、チャーリー・ブラウン、ルーシー、サリーら映画の登場キャラクターが全10種類のフィギュアになって登場。それぞれ、ボタンを押すとチャーリー・ブラウンがひとりごとを話したり、スヌーピーがぐるぐる回ったりするギミックがついている。また同セットでは、映画にも登場するスヌーピーの犬小屋やクリスマスリースをモチーフにした3種類のハッピーセットボックスで提供する。販売期間は20日から約3週間を予定。期間内でも売り切れた場合は終了となる。価格は、レギュラーメニュー販売時間帯(10時30分~翌4時59分が「モグモグマックセット」(500円)、「ハンバーガーセット」(460円)、「チーズバーガーセット」(490円)、「プチパンケーキセット」(460円)、「チキンマックナゲットセット」(500円)。ブレックファストメニュー販売時間帯(5時~10時30分)が、「プチパンケーキセット」(460円)、「ホットケーキセット」(490円)、「エッグマックマフィンセット」(490円)、「チキンマックナゲットセット」(500円)。「I Love スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」 (C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.PEANUTS (C) Peanuts Worldwide LLC※価格はすべて税込価格
2015年11月19日日本限定「スケートシューズ」秋冬モデルスペイン生まれのシューズブランド「ジェフリーキャンベル」より発売されていて、日本限定発売のスケート靴を彷彿させるデザイン「スケートシューズ」の2015年秋冬モデルが今秋より発売中だ。個性的な星形のヒール「SKATE-STAR」2015年秋冬モデル「SKATE-STAR(スケートスター)」は、個性的な星形のヒールが特徴で、シンプルなアッパーを併せることで、星形ヒールがより一層際立つデザインとなっている。また、個性的なデザインながら、見た目以上の安定感と歩き易さが追求され、13cmという高ヒールながら、前の厚みが4.5cmあるウエッジソールの仕様だ。色 : ブラック、ホワイト、ゴールド価格:ブラック、ホワイト¥22000(税抜) ゴールド¥20,000(税抜)今年の冬は「SKATE-STAR(スケートスター)」で足元を個性的にきめてみてはいかがだろうか?販売店舗は、ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店、ジェフリーキャンベル なんばパークス店 、ジェフリーキャンベル オフィシャルウェブストアや正規販売店となっている。(画像はジェフリーキャンベル オフィシャルウェブストアより)【参考】・ジェフリーキャンベル 公式HP・ジェフリーキャンベル オフィシャルウェブストア
2015年11月19日フィギュア、グッズの企画・製造・販売を行うサプライズネクストは、ウルトラ怪獣擬人化計画シリーズ・フィギュアコレクションの第4弾として、「ベムスター<改造>」をリリースする。現在予約受付中で、発送は2016年5月下旬以降の予定。価格は16,848円(税込)。■原画展で人気投票2位のキャラクター「ベムスター<改造>」が登場「ウルトラ怪獣擬人化計画」は、「ウルトラマンを知らない若い世代に、怪獣の魅力を通じてもらう」目的で始まった円谷プロ公認のプロジェクトで、当プロジェクトのうち、KADOKAWAが発行するコミック雑誌「電撃G’sマガジン」の連載企画に登場する美少女キャラクターをフィギュア化。サプライズネクスト第4弾として「ウルトラ怪獣擬人化計画」原画展(2015年2月28日~3月15日開催)の人気投票第2位に輝いた「ベムスター<改造>」が登場する。「ベムスター<改造>」は褐色の肌、スラリと長い脚、お腹の口、鋭い爪が特徴の美女キャラクター。イラストレーター・山田外朗氏(Nitroplus)がイラストを手掛けており、身体にまとったボリュームのある毛と、女性らしいしなやかな動きが再現されている。漫画家・爆天童氏の『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では、フィギュア第1弾の「ゴモラ」と仲良しの世話好きキャラクターとして描かれており、フィギュアを2体並べて独特の世界観を楽しむこともできる。■直販サイト限定特典「オリジナルタンブラー」現在予約受付中の「ベムスター<改造>」だが、サプライズネクストオンラインショップでは、直販特典としてオリジナル「ベムスター<改造>」タンブラーを用意。タンブラーは台紙を両面印刷したリバーシブルの仕様で、表面は山田外朗氏の元イラスト、裏面は宇宙怪獣ベムスター<改造>VSウルトラマンタロウの激闘シーンをアメコミ風にアレンジしたポップでレアなデザインとなっている。(C)2013 TSUBURAYA PRODUCTIONSイラスト: 山田外朗 (Nitroplus)
2015年11月19日フィギュアスケートGPシリーズ第2戦・カナダ大会が10月31日から11月2日まで開催された。羽生結弦選手は1日目の男子ショートプログラムにてジャンプでの失敗から6位となりファンをヒヤヒヤさせたが、2日目のフリーで盛り返して2位という好成績を残した。中国の羽生ファンたちはどのようにドキドキの2日間を過ごしたのだろうか。中国版ツイッター「ウェイボー」からその姿を探ってみた。○1日目を終え「明日はリベンジだ」の声援ショートプログラム6位に終わった1日目、中国では朝の放送でその結果がフィギュアファンたちに知らされることとなった。「今回の試合を見て泣いちゃった。どのジャンプも心臓に悪かった」「羽生君、きっとフリーではうまく行くよ、大好き」「明日は頑張れ。一番大切なのはスケートをしていて楽しいということ。頑張って! 」「明日はリベンジだ! 」「羽生清明、明日は頑張れ、あなたの努力はきっと報われる」2日目のフリーでは映画「安倍晴明」の曲を用いた新しいプログラム「SEIMEI」が演じられる。そのため、このコメントの用に安倍晴明ネタを盛り込む人も見られた。「他の国の点数が高かったりすると良くないことを言う人とかいるけど、フィギュアスケートだとそういうのがなくて穏やかでいいな。みんな、選手が最高の演技を見せてくれることを願っているし、転んじゃっても惜しいって言うし。明日のフリー、羽生選手がいい演技を見せてくれるといいな」このコメントにもあるように、中国のフィギュアファンは穏やかな人が多いようで、「頑張れ」「明日に期待」という声が多かった。○「かわいい」から「カッコいい」へ2日目、期待のフリープログラム、良好な成績を出した羽生選手。新プログラム「SEIMEI」へのコメントはこれまでの「羽生君かわいい」「きれい」というようなものとはひと味違っていた。「初めて『SEIMEI』を見た時には、ぞっとするほどの美しさを感じた。これまでの『オペラ座の怪人』とか『ロミオとジュリエット』の時にはなかった感覚だ」「『SEIMEI』は見応えがある。今日の集中力と殺気がすごかった」「今日の演技は素晴らしかった。始まる時と終わる時の目にすごく力があった」「『SEIMEI』にはこれまでの演技とは異なる雰囲気がある。ひとつひとつの動きが作品と一体となっていて、彼が素晴らしいフィギュア選手であり、芸術家であるのだと感じた」「これから『SEIMEI』がどこまで進化するのか楽しみ。最後の殺気に満ちた視線が死ぬほどカッコいい」前シーズン、ケガなどに見舞われた羽生選手、ファンからは無事を祈る声も多い。今シーズン、どこまで羽生選手が新しいプログラムを練り上げられるのか、今後の活躍に期待だ。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年11月04日熱狂的なファンが多く、毎回オリンピックやコンテストのたびに話題が集まるフィギュアスケート。その衣装はフェミニンなものからハードなものまでデザインも多種多様、200枚以上の写真によるまとめサイトもあるなど見逃せない要素の一つでしょう。お国柄(?)も出るかもしれないそんな衣装について、海外の方はどう感じておられるでしょうか。そこで、日本在住の外国人20名に「フィギュアスケート選手の衣装のデザイン、かっこいいあるいはかわいいと思いますか?」と質問してみました。■選手によってかわいい、かっこいいがあると思います。(ドイツ/40代前半/女性)<■かわいくてかっこいいと思います。(トルコ/30代前半/女性)<■女子はきれいでかわいいと思います。男子はかっこいいというよりステキです。(タイ/30代後半/女性)<■かわいい。(ロシア/20代前半/女性)<■かわいいです。(中国/20代後半/女性)<■かわいいと思います。(韓国/40代後半/男性)<■かわいいものが多いです。(マレーシア/30代前半/男性)<■かわいいです。(ベトナム/30代前半/女性)<■はい、かわいいと思う。(チュニジア/40代後半/男性)<■かっこいいと思います。(フィリピン/40代前半/女性)<■かっこいいのが多いですね。(スウェーデン/40代後半/女性)<■かっこいいです。(スペイン/30代後半/男性)<■かっこいい。(イスラエル/30代後半/女性)<■デザイン自体はあまりかっこいいとかかかわいいとは思わないけど、選手を見るとかっこいいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)<■はい。(ブラジル/20代後半/男性)<■はい、思います。(台湾/40代前半/男性)<約8割が好意的な回答となった今回。フィギュアスケートは、衣装も含めた芸術性の高さが重要になるスポーツです。各国趣向を凝らした衣装をデザインしており、日本もその例外ではないのはよくご存じですよね。競技時の衣装は、スポットライトがないため、男女ともラインストーンを使うなど、通常の照明でも美しく光る細工をするのが普通だとか。また近年はテーマ設定のある演技が中心のため、音楽と動きに衣装が合っているかも重要です。そして本人や振付師の意見も含め、そうした細かな要件を確保したデザインが施されています。身頃は伸縮性の富んだストレッチチュール、(女性の)スカートは色や素材に表情が出しやすいシルクなどで形にされることが多いそう。肌色のネット部分を増やせば美しく見せやすくなる一方、罰則規定もあるのでバランス感が欠かせません。日本人の場合は、平ぺい気味なお尻の形を隠すため、本来のヒップより数ミリ上にスカートをつける工夫も。調べてみると、かわいい・かっこいいというイメージは、どうやら演技テーマによる部分が大きそうです。しかし、印象を強めるためにつけるフリルやレースなどの多さがそのイメージを固める要因の一つにはなっているのかもしれませんね。■かわいすぎて年齢に合わないものを日本選手は着ていると思う。もう少し衣装を面白くしたらいいと思う。(イギリス/20代前半/女性)<■かわいいと思いません。(ペルー/30代前半/男性)<■どちらも思いません。(アメリカ/20代後半/男性)<■いいえ。(オーストラリア/40代前半/男性)<例えば「オペラ座の怪人」であれば、男女とも白黒が基調の強い印象を与えるデザインの衣装はあります。宮原知子選手のように、「ミス・サイゴン」ではアオザイをイメージした深紅の衣装、「魔笛」ではパフスリーブのフォルムのかわいさを上回るロイヤルブルーを採用した衣装など、クールなデザインを身につける方もいます。日本人選手のバリエーション豊かな衣装もぜひ見ていただきたいですね。選手の中には、ご両親の意見を取り入れたデザインにしたり、お母さまが装飾を手伝われた衣装を身につけたりする人もいるのだとか。そんな裏話も含めて、テーマがどう衣装に落とし込まれているか、また同じ曲でもデザインがどう変遷しているのかなどにも注目してみると面白そうですね。
2015年11月02日フィギュアスケートのシーズンが本格化してきました。10月24日にはグランプリシリーズの初戦となるスケートアメリカが開幕し、国内でも「第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会」が10月23日から25日にかけて行われました。これらの主要大会だけではなく、国内各地でも全日本選手権やインターハイなど、それぞれの全国大会に向けての予選が行われています。試合が続くなかで大切になってくるのは、選手たちの身体をつくるための栄養補給です。今回はフィギュアスケーターの栄養管理について、少しお話しさせていただきます。○他競技選手との合同合宿での衝撃アスリートにとっては「食事もトレーニングの一環」であることは、現在は多くの人に知られていると思います。競技の特性に適した食事の取り方や、年齢に応じた栄養摂取方法など、アスリートたちはさまざまな観点から食事を考えています。私がノービスの選手だった頃、「フィギュアスケート」「新体操」「体操」「シンクロナイズドスイミング」の4つの芸術スポーツのジュニアのトップ選手を対象にした合同合宿で、他競技の選手と交流する機会がありました。同じ芸術スポーツということで通ずるものもあり、すごく刺激になったのを覚えています。同じ講義を受けて食事も共にしましたが、競技によって食事の取り方に差があり、このときに初めて食事のことを意識し始めたと記憶しています。シンクロナイズドスイミングの選手は、ごはんの量を調べてカロリーを計算していましたが、「ここまで意識をしないといけないものなのか」と驚きが隠せませんでした。○「栄養のプロ」に支えられていた高橋さん現在では各地の一流選手が集まる野辺山合宿でも栄養指導が行われており、フィギュアスケート選手も栄養面に気を遣っている選手が増えてきたように思います。アスリートと一般の人では摂取量が異なるため、アスリートを専門にしている栄養士さんに相談する選手もいますし、チームやクラブで栄養士さんに講演をお願いしているところもあります。今はアスリートの栄養についての書籍はもちろん、情報がすぐに検索できる環境になってきているため、そういった情報を頼りに自分自身で管理をするという選手も多いのではないでしょうか。私も現役時は栄養士さんに相談することはありましたが、トップ選手の多くは、「栄養のプロフェッショナル」にさまざまな形でサポートを受けています。高橋大輔さんもその一人でした。スケートファンの中では有名な話かもしれませんが、高橋さんの遠征には「栄養アドバイザー」とも呼べるそのプロの方がほぼ毎回帯同されており、現地でバランスの整った食事を毎日提供されていました。遠征中だけではなく、日々のトレーニングでもきちんと食事が取れるよう、週に1度、高橋さんの家で1週間分の食事を料理されるなど、栄養面での二人三脚で身体をつくりあげてこられました。情感たっぷりなステップを踏むためのしなやかでたくましい脚は、この徹底した栄養管理によって支えられていた一面もあるはずです。サポートが始まってからは、高橋さんも作りおきされている物をお弁当箱に詰めてくるなど、食事を楽しんでいるなという様子がうかがえました。当時は私もまだ現役選手だったので、一緒に食事をしながら、「野菜一つとっても、葉物と根菜では食べる意味が異なる」などの食材にまつわる豆知識を高橋さんから教わるといった楽しい時間を過ごさせていただきました。○選手応援のため、ファンの方も栄養補給をこうした徹底したサポートを受けられるのはごく限られた選手になりますが、サポートの方法はさまざまです。毎回の食事を写真で栄養士さんに送り、足りないものを次の食事で補ったり、栄養士さんと決めたルールに沿って食事をしたりするなど、選手の性格によってもサポート方法は異なってきます。これから選手は連戦になり、疲労を早く回復し、次へのエネルギー補給をしなくてはいけなくなるため、今まで以上に栄養に気を遣うことになります。選手のために各地へ応援に来てくださるスケートファンの皆さまも、体調を崩すことがないよう、ぜひ選手たちと共に栄養面にも気を配ってくださいね。○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年10月30日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)が10月12日、ブランド初となるスケートボードコレクションを発売。コレクションのローンチと同時に、オンラインデジタルムービーチャンネル「NOWNESS」とのコラボレーションによるショートフィルムを公開した。同スケートボードコレクションは、スイスにあるアートデザイン大学ECAL(University of Art and Design, Lausanne)の学生との共同プロジェクトによって製作されたもの。学生たちはブランドのアーカイブプリントを研究し、エミリオ・プッチらしさを再解釈。“Dolce Vita”と名付けられたプリントには、イタリアを象徴するようなパスタやアイスクリームなどのモチーフが用いられている。同コレクションは複雑なトリックであるオーリー、エアー、フリップ、スライド、グラインド、マニュアルといったスケートボーディングを可能にする、ストリートやスケートパークでの使用に適した「Street Shape」と、アスファルトや石、コンクリートでの走行に適した「Crusier Shpae」の2モデルで展開される。また、コレクションに合わせて公開されたショートフィルム「Rolling with Emilio Pucci」は、エドワード・ハウゼン(Edward Housden)によって制作された。6月に発表されたカプセルコレクション「THE PILOT EPISODE」のシルクドレスを纏ったモデルのMartha-Rose Reddingが、スケートをしながら双子の少年と対立する様子が描かれている。
2015年10月13日ECサイト「ANIPLEX+」では、「ソードアート・オンライン」の新フィギュア企画を実施中。作品内のどのキャラクターのフィギュア化を希望するかについてのユーザーアンケートが行われている。アンケートの対象として、17キャラクター、41種類のビジュアルが用意されており、アンケートに回答すると、抽選で2名に「『ソードアート・オンライン Extra Edition』結城明日奈 ビキニVer. 1/6スケールフィギュア」、もしくは「『ソードアート・オンライン Extra Edition』桐ヶ谷直葉 スクール水着Ver. 1/6スケールフィギュア」がプレゼントされる。アンケートの受付期間は2015年10月15日(木)23:59までとなっているので、早速チェックしてみよう。なお、このアンケートはあくまでもフィギュア制作の参考資料で、希望が多かった意見が必ず反映されるわけではない。投票および詳細は「ANIPLEX+」の特設サイトにて。(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project(C)2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOⅡ Project
2015年10月01日佐藤製薬は9月6日、神奈川県内にて「佐藤製薬 ストナシリーズ 新CM発表会およびCM公開収録」を開催。同社のCMに出演するフィギュアスケート・浅田真央選手と姉の舞さんが同イベントに参加し、新CMの撮影秘話などを語った。同社は「ストナアイビージェル」などの風邪薬を販売。9月6日より全国にてオンエアされている新CM「風邪VSストナ」篇は、「風邪に確かな効果を発揮する高品質感」をテーマとしているという。真央選手は同CMにおいて、正義役の「ホワイトスワン」と悪役の「ブラックスワン」をイメージした2役を演じている。黒い羽根をウイルスのようにまき散らす「黒い真央選手」と、ストナの成分を象徴する「白い真央選手」が銀盤をほうふつとさせる白銀の世界で対決。フィギュアスケートの優雅なエッセンスを取り入れ、「踊るように格闘する氷上対決」が描かれており、「白い真央選手」が世の中を脅かす風邪の猛威を食い止めるというストーリーに仕上がっている。撮影はワイヤアクションを用いて、ほとんどを真央選手自身が行ったという。「はじめは『私にできるのかな』って不安に思ったんですけれど、なんとかできたと思います」とアクションシーンの撮影を振り返った真央選手。ワイヤは回転するシーンで使ったそうだが、「意外と(フィギュアの)ジャンプと似ていて不思議な感じでした」と笑顔で話した。真央選手の撮影に立ち会ったという舞さんは、妹の衣装やアクション姿に「びっくりしました」と興奮気味。「撮影当日はすごくかっこよくて、(CMの)仕上がりがどうなるんだろうと楽しみでした。(実際の)CMを見て、本当にかっこよかったです」と、真央選手を絶賛していた。今回、真央選手は一人二役に挑戦したことがとても新鮮だったと話す。「競技のときに白鳥はやったことがあったのですが、黒鳥はなくて初めてでした。今回、コマーシャルで白鳥と国鳥が対決するという形で演じてみて、すごく楽しく撮影することができたと思います」。また、人生初となる悪役については「衣装とかメイクとか動きとか表情で何とかがんばった」と苦笑いを浮かべていた。そんな真央選手は10月3日の「ジャパンオープン」で約1年半ぶりに競技の世界へと復帰することとなっているが、「いつものシーズンと同じように仕上がっている」と実戦復帰へと自信をのぞかせていた。最後に姉妹そろって、新CMをPR。舞さんが「今回のCMはまさに一つの映画を見ているようで、皆さん一緒に楽しめるCMとなっているので、ぜひご覧ください」と力強くアピールした。なお、テレビで放映されている15秒バージョンのほか、web用の60秒バージョンのCMもあり、60秒バージョンは真央選手のアクションが存分に楽しめる仕上がりになっている。
2015年09月07日ぴあは9月25日、フィギュアスケート・羽生結弦選手の過去から現在における発言の数々を写真とともにつづるフォト&メッセージ集「羽生結弦語録」を全国の書店・ネットショップで発売する。同書籍は、2014年12月のグランプリファイナル後や、ソチ五輪の開幕前、そして五輪で金メダルを獲得した直後の記者会見などで羽生選手が発した言葉を、羽生選手の写真とともにつづったもの。「逆境や自分の弱さが見えたときが好きです」(2014年12月のグランプリファイナル後)、「とにかく負けず嫌いでした。できないことがあると『絶対に一番になってやる』と誓って練習に取り組んでいました」(2014年11月)など、羽生選手の生きざまが垣間見える言葉が掲載されている。また「好きなスケートを一生懸命やっているだけなのにそれを支えて応援してくれる人がいる。ソチ五輪では自分の幸せとして金メダルを取り結果、みなさんの力になれた。今は、僕の好きなことができるように応援していただけることが幸せです。僕のスケート人生でなくてはならないもの」(2014年12月)と、ファンに感謝を伝えるメッセージも載せられている。同社は「ファンだけではなく、子どもから大人まで幅広い世代に、ぜひとも手にとってほしい1冊です。これまでの、これからのあなたが生きていくヒントをきっと与えてくれるはずです」としている。価格は税込1,296円。四六判上製本のカラー刷で、ページ数は168ページとなっている。
2015年09月03日ロッテは8月27日、「ロッテ ガーナ チョコびらきセレモニー2015」を都内にて開催し、フィギュアスケートの羽生結弦選手や、チョコレート「ガーナ」の新CMに出演するモデル・松井愛莉さん、女優・土屋太鳳さん、広瀬すずさんがゲストとして登場した。○4人でくす玉を割って「チョコびらき」「チョコびらき」とは、ロッテがガーナミルクチョコレートのプロモーションの一環として、毎年行っている企画。今年はゲスト4人が「さぁ! ガーナでチョコびらき! 」という掛け声のあと、カカオの形をしたくす玉「カカオ玉」のひもをひっぱることで、チョコレートのおいしい季節の到来を宣言した。くす玉が割れるとゲストの頭上からは大量の赤い紙吹雪が。羽生選手は「スポーツ選手なので、こんな演出なかなか受けることがない。初めてで緊張しました」と話しながらも、一緒にくす玉のひもを引いた広瀬さんとはしゃいだ様子で言葉を交わし、はにかんだ笑顔を見せていた。○プライベートはゲームざんまい!?その後のトークセッションでは、ガーナチョコレートのキャッチコピー「キモチにエール」にちなんで、応援されていると実感したことについて4人が話した。羽生選手からは「特に応援されていると感じるのは試合のときですね。いい演技をして皆さんが拍手してくださるのもうれしいですが、悪い演技をしたとしても本当にあたたかい拍手をいただいているので本当に(フィギュアスケートを)やっていて良かったなと思います」とファンとしてはうれしいコメント。また反対に、「エールを送りたい相手は? 」との質問には「いつも応援してくださっている皆さんにエールを送りたい」と回答。「結果を出すことが大事だと思っていますし、応援を受け取ることが僕たちの仕事だと思っているので、しっかり受け取って、皆さんのエールに応えることによって皆さんにエールを送りたいと思います」とさわやかに答えた。また、ドラマ撮影の合間に走っているという土屋さんから「この時期どんなトレーニングをしていますか」と聞かれると「仕事があるとリンクで練習する時間がない」としながらも、陸上でジャンプの回転練習をしていると話した。羽生選手の「3回転くらい跳んだりします」という発言に、ゲストの女性陣からは「すごーい! 」と黄色い声が飛んだ。一方、広瀬さんからの「プライベートでは何をしていますか」との問いかけには「基本的にゲームをしています。携帯ゲームもしますし、普通の大学生よりもゲームをしている時間が長いと思う」と回答。ふだんの華麗な演技からは想像できない意外な一面を見せてくれた。○実は……耳が動きますトークの途中では、フリップボードを使って質問に答えるコーナーも。イベントにちなみ「秘密びらき」というテーマでそれぞれの秘密を暴露していく場面で、羽生選手が「耳が動く」と書いたフリップを掲げると他のゲストからは「えーっ! 」と驚きの声が。羽生選手は「小学生のときに先生の話を本気で聞こうと思ったら動いていた」と話し、実際に耳だけを動かす特技を披露。ゲストの女性陣を含めて会場をわかせた。○成長の秋にトークセッションの中では「オリンピックシーズンを終えて、まだまだ自分自身成長できることがたくさんあると思いますし、シーズンに入る前になんとか表現面であったり、技術面であったり、成長していきたいなと思っています」と話した羽生選手。2015-2016シーズンの初戦は、10月13日にカナダで開幕するオータム・クラシックを予定している。新シーズンのショートプログラムでは、昨年と同じくショパンのピアノ曲「バラード第1番」を、フリーでは映画「陰陽師」の曲を用いる。日本的な「和」の曲に挑戦するだけに、「表現力を強化していく必要がある」と断言。そのうえで、「表現力を高めるには技術の裏づけが必要なので、見せ方やジャンプを工夫してさらに強くなっていきたい」と意気込んだ。次のシーズンも羽生選手のますますの活躍を期待したい。
2015年08月28日日本トイザらスは26日、「マインクラフト」のキャラクターフィギュア「マインクラフト コレクタブル ミニフィギュア ミステリーパック」(ネザーラックシリーズ)を発表した。8月27日より全国のトイザらス各店舗で発売する。価格は399円(税別)。「マインクラフト」は、2009年にスウェーデンのMojang AB社により開発されたサンドボックス型ゲーム。立体ブロックで作られた世界を、自由にブロックを組み合わせて自分だけの世界を創ることができる。今回の発表は、「マインクラフト」の登場キャラクター12種類を、開封するまで中身がわからないブラインドパッケージ仕様で発売するというもの。フィギュアの種類は、「スティーブ(ダイヤモンドアーマー)」、「イカ」、「ガスト」、「ムーシュルーム」など。日本トイザらスが先行販売する。
2015年08月26日ECCは8月19日から、「ECCジュニア開設者募集」の新TVCM「輝き篇」を、全国で放映開始した。同CMは、子ども向けの英語教室「ECCジュニア」を自宅で開設し運営する「ホームティーチャー」を募集するもの。CMには、2010年バンクーバーオリンピックの銀メダリストで、「ECCブランドアンバサダー」に起用されたフィギュアスケート・浅田真央選手が登場。グリーンのワンピースに身を包んだ浅田選手が優雅な滑りを披露し、「一緒に輝きましょう! 」と「ホームティーチャー」の募集を呼びかける内容となっている。撮影は関東近郊にあるアイススケート場で行われた。最初の撮影はCMを締めくくる「一緒に輝きましょう」というセリフからスタート。浅田選手は「輝きましょう」というフレーズに手こずり、自ら再撮影をお願いする場面もあったが、監督からOKが出ると、とびっきりの笑顔を見せてくれたという。スケートシーンの撮影が始まると、浅田選手が「片手をあげる方がキレイに見えるかも……」と提案し、決めポーズを披露。監督も絶賛し、すぐさま採用された。クレーンカメラを使った撮影で、カメラの方に向かって滑ってみせるなど、撮影前のイメージよりもダイナミックな映像が撮れたという。また、スピンの撮影では、スピンの速さや手の角度を「これくらいがキレイかな? 」と自ら調整し、プレーバックを見ると「キレイキレイキレイ!! 」と納得していたとのこと。撮影後のインタビューでは、スケートリンクでの撮影について「自分自身に点数を付けるなら……100点です! 出来上がりがすごく楽しみです」と話していたという。浅田選手がCMで着用しているグリーンのワンピースは、普段から浅田選手の競技衣装をデザインしているデザイナーが手がけたオリジナルの衣装となっている。
2015年08月20日昨シーズンのフィギュアスケートは、シニア移行1年目の本郷理華選手のグランプリ(GP)ファイナル出場や、宮原知子選手の世界選手権銀メダル獲得など、特に女子において若い選手の台頭が目立ちました。一方の男子でも、ジュニアの宇野昌磨選手が全日本選手権で羽生結弦選手に次ぐ2位に入る躍進を見せるなど、メキメキと成長をとげているスケーターがいます。今回は若手の注目女子スケーターを紹介した前回に続き、シニアのGPシリーズにまだ出たことのない男子の注目選手を紹介します。○一つひとつの要素で加点が取れる宇野まずは宇野選手です。伊藤みどりさんや浅田真央選手をはじめとする多くの名選手を育て上げた山田満知子コーチに師事し、幼少の頃から浅田選手が気にかけるだけの才能をリンク上で見せていました。ノービスでも注目されていたため、すでにご存じの方も多いかもしれません。以前から表現力には定評がありましたが、そこに昨シーズンから習得したトリプルアクセルや4回転ジャンプも加わり、ジュニアGPファイナルや世界ジュニア選手権でも優勝を飾りました。また全日本選手権で2位になったことにより、四大陸選手権の代表にも選出。初のシニアの国際大会にも出場し、多くの経験値を得ました。4回転などのような難しい種類のジャンプの習得は、大きな得点源となります。ただ、宇野選手の武器は、一つひとつの要素に加点がされる機会が多いことだと私は思っています。スピンの入り方も独創的で、ジャンプにも流れがあり、プログラムの随所に工夫がされているなと感じています。今シーズンからGPシリーズに参戦し、シニアに本格的に移行となります。シニアの選手の中でどこまで上位に食い込んでいってくれるのか、非常に楽しみです。○山本草太や佐藤洸彬にも注目ジュニアGPファイナルや世界ジュニア選手権で、宇野選手と共に表彰台に立った山本草太選手も注目です。山本選手も昨シーズン飛躍的に活躍し、知名度が上がった選手ではないでしょうか。今年で高校生になりますが、すでにトリプルアクセルを習得し、試合での「魅せる演技」には迷いがありません。「自分がこうなりたい」という理想像をしっかりと持っているように感じます。宇野選手がシニアに上がることにより、山本選手はこれまで以上にジュニアの選手に追われる立場になります。それでも今の山本選手を見ていると、追ってくる選手をより高いレベルまで引っ張っていってくれる存在になるのではないかと思います。独特の世界観を持っており、表現することを楽しんでいるように演技をするのは佐藤洸彬選手です。昨シーズンにトリプルアクセルを確実に習得したことにより、見事に世界ジュニア選手権の代表に選ばれました。今シーズンからはジュニアの年齢を卒業したことにより、シニアに移行となります。岩手県出身で、リンク事情に悩まされた経験もあると聞いたことがあります。コツコツと努力して手に入れた成果を生かして、2015-2016シーズンも活躍してほしいです。○2人のライバルによる新しい風に期待そして最後に、今年からジュニアに上がる選手にもスポットを当てたいと思います。光る才能を持った選手は数多くいるのですが、その中でもぜひ注目していただきたいのは、同い年の三宅星南選手と島田高志郎選手です。2人とも長沢琴枝コーチに師事しており、近いところで切磋琢磨(せっさたくま)し、共に高いレベルまで来た選手です。難易度の高いジャンプや表現力など、お互いの持ち味は似通っており、あまり差もありません。一方で、「普段の練習からお互いを意識し合っているのだな」ということを見ている側はひしひしと感じます。2人とも踊ることや表現をすることに恥ずかしさを感じていない点も、その魅力だと思います。新鋭の氷上での熱いライバル物語が、ジュニアの世界に新しい風を運んでくれるのではないかと期待しています。男子のジュニアで勝つためには、トリプルアクセルが必須となってきました。どの段階で習得するのかが一つのカギとなりますが、その過程をぜひ見守りながら観戦をしてみてください。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年07月17日米Amazonは8日(現地時間)、3Dプリントオンデマンドの専門ストア「3D Printed Products store」にて、ゲームキャラクターのフィギュアを出力できるサービスを開始した。土台やポーズをユーザーがカスタマイズできる機能も備える。対象ゲームは「Infinity Blade III」「Primal Carnage」「Smite」の3種類。編集部で確認した価格は1体49.99ドル。対象ゲームは、iOS向けアクションゲーム「Infinity Blade III」、人や恐竜を操作するFPS/TPSゲーム「Primal Carnage」、3人称視点のMOBA(Multiplayer Online Battle Aren)ゲーム「Smite」の3種類で、各作品に登場するキャラクターの3Dプリント(フィギュア)を購入できる。通常は購入ボタンが配置されている場所にある「Personalize Now」ボタンを押すことで購入者によるカスタマイズが可能。カスタマイズ内容はゲームやキャラクターにより異なり、例えば「Infinity Blade III」ではポーズや武器構成、アクセサリーなどを変更できる。
2015年07月09日体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」は7月17日~8月31日の期間限定で、2014年ソチオリンピックフィギュアスケート金メダリスト・羽生結弦選手の等身大フィギュアの登場を記念した「~マダム・タッソー東京プレゼンツ~ 羽生結弦 写真展 photo by 能登直」を実施する。同写真展では長年羽生選手に密着し、オン・オフの表情を撮り続けている写真家・能登直氏の作品がそろう。マダム・タッソー東京のフィギュアのモチーフになったポーズの写真をはじめ、演技中の躍動感あふれる姿やオフの表情、さらには今年のアイスショーにて撮影した作品も含め、初めて公開する写真も展示する。写真展の会場となる同施設内の特設スペースには、羽生選手の等身大フィギュアや写真に加え、羽生選手の手形や本人コメント入りの動画も公開する。羽生選手のファンの方や羽生選手を応援する方など、多くの人に楽しんでもらえる魅力を詰め込んだ期間限定の展示となる。さらに開催時期にあわせ、年間パスポートの割引キャンペーンも実施する。詳細は公式ウェブサイトを参照。The images shown depict wax figures created and owned by Madame Tussauds.
2015年07月02日クロスワンはこのほど、写真から3Dペット商材「フィギュア・クリスタル・レリーフ」を作成するWEBサービスを開始した。同サービスは、写真からペットのフィギュアやレリーフなどを作ることができるサービス。必要な写真の点数は商材によって異なり、「ペット3Dレリーフ」「ペット3Dクリスタル」は2枚、「手作りフィギュア」は4枚用意すると作成できる。写真2枚で作成できる「ペット3Dレリーフ」は、オリジナルソフトにて3Dデータ化。石膏3Dプリンターにてフルカラー仕上げする。「ペット3Dクリスタル」は、オリジナルソフトにて3Dデータ化し、高品質クリスタルをレーザー機器で仕上げる。納期はいずれも1週間前後。写真4枚を使って仕上げる「ペット3Dフィギュア」は、動物好きな造形師が、柄・毛並・尻尾までひとつひとつ再現したフィギュアを作成する。職人手作りのため、納期は約40日間必要となる。注文・決済はパソコンから簡単に行える。
2015年06月28日10月3日(土)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催される「木下グループカップ フィギュアスケート Japan Open 2015 3地域対抗戦」の第1弾出場選手が発表された。【浅田真央出場決定!フィギュア地域対抗戦】出場が発表されたのは、先日1年間の競技休養からの復帰と、現役続行を表明した浅田真央と、2015世界選手権で銀メダルを獲得した宮原知子の日本勢2名と、2015世界選手権で金メダルを獲得したスペインのハビエル・フェルナンデスの欧州勢1名。この3名は同日に同会場で行われるアイスショー「カーニバル・オン・アイス2015」にも出演する。「Japan Open」は、日本、欧州、北米の3地域が、それぞれ男女各ふたりずつ計4名のチームを組み、シングル(フリー演技)の合計点で競う大会。昨年は欧州チームが優勝。日本チームは2013年以来2年ぶりのV奪還を目指す。チケットの一般発売は7月18日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は6月27日(土)午前11時から7月6日(月)午前11時まで。■カーニバル・オン・アイス2015日時:10月3日(土)開場18:00 / 開演19:00会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)料金:Premium席 24000円 / SS席 22000円 / S席 17000円 / A席 11000円 / B席 8000円■木下グループカップ フィギュアスケート Japan Open 2015 3地域対抗戦日時:10月3日(土)開場12:00 / 開演13:00会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)料金:Premium席 23000円 / SS席 21000円 / S席 15000円 / A席 9000円 / B席 7000円
2015年06月26日サクラクレパスは、オリジナルのペットのフィギュアを作成できる「ペイントペットシリーズ」第1弾の「短毛ねこ編」を、8月7日に発売する。同商品は、無着色の猫のフィギュアと、それを着色するための画材、技法ブックが入ったキット。無着色の猫のフィギュアに付属のアクリル絵具で着色することで、愛猫の毛並みを再現した世界でただ一つの「我が家の猫フィギュア」を作成することができる。キットに入っているアクリル絵具は、短毛猫種の毛色を再現しやすい色展開とした。付属の2本の画筆は、最大径1.9mm・3.0mmの細い穂先と程よい硬さを併せ持っているため、細部まで描きやすい。フィギュアは異なる姿や異なる猫種も作ることができるよう、ポーズが異なる3点をセットした。また、フィギュアのうち1点にはマグネットが付いているので、制作後に活用することができる。着色に慣れていない初心者に向け、「着色技法ブック」も付属している。価格は2,500円(税別)。
2015年06月18日セガより2014年12月に発売されたPlayStation3向けRPGゲーム『シャイニング・レゾナンス』に登場する、「エクセラ・ノア・アウラ」がフィギュア化され、2015年11月にコトブキヤより発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は12,960円(税込)。エクセラ・ノア・アウラは、主人公たちの前に立ちはだかるロンバルディア帝国の皇女で、七つ目の竜刃器・龍吼魔笛グラビネットを使う竜奏騎士(ドラグナー)。昨年冬に発売された『シャイニング・レゾナンス』から早くも商品化され、黒と白を基調とした巨大な鎧に身を包み、颯然と相手を見据えた姿のフィギュア化となる。実際のフィギュアでは、柔らかくなびく銀髪の軽やかさ、グラビネットの両端に設えられた鉱石の透明感と硬質感にクリア素材を使用し、それぞれの肌合いに適した塗装を施すことにより表現。竜の表皮を想起させる硬質的な装甲と、大きな柔らかいドレスフリルのコントラストが特徴的な鎧は、デジタル造形を採用して複雑なパーツ構造を再現しているという。デリケートなラインは手作業にて調整を繰り返し、シャープな中に女性らしさを含んだデザインに。また、設定上で材質の違う部分にはそれぞれの質感に相応する塗装を施すことにより、造形そのものの複雑なラインと共に、更なる圧倒的な存在感を醸し出している。商品価格は12,960円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年11月を予定している。(C)SEGA
2015年06月17日フィギュアスケートのシニアの選手は、ショートプログラム(SP)では最大2分50秒、フリーでは女子は4分、男子は4分30秒の演技を行っています。演技中はもちろん集中はしていますが、結構長い時間のため、「何を考えて演技をしているのだろう」と思われる方もいらっしゃると思います。選手それぞれ違いはありますが、今回は私の経験などを基に、「フィギュアスケーターが演技中に考えていること」を中心にお話します。○演技中の思考と演技の出来栄えの関係って?私が現役選手だった頃、選手同士の普段の会話の中で、「試合中は何を考えている? 」と話題になったことがありました。「ミスしたジャンプのこと」「どこで呼吸を整えるか」などの声があり、中には「気付いたら終わっている」という意見も。また、「観客席やジャッジの顔が見えているときは調子がよく、見えていないときは調子が悪い」と話す選手もいました。私も、ジャッジの顔が演技中に見えていたときは調子がよかったです。周囲の景色を考えられるだけの余裕があり、それだけ落ち着いて演技をしていたということなのかもしれません。○呼吸を整えるという人演技中の思考とパフォーマンス精度の関連性について、もう少し詳しくみていきましょう。まずは、「どこで呼吸を整えようか」という考えからです。SPでは必須要素が、フリーでは行う要素の最大数がルールで決められています。ただ単に要素を行うだけではなく、演技をしながら行わなければいけないため、どちらも競技時間内では休む間もないほどギリギリの状況となっています。しかし息があがった状態では、100%の出来栄えで要素を行うことが難しいので、演技の中で呼吸を整えるポイントをあらかじめ決めておくケースが多いです。呼吸を整えるポイントは選手それぞれ変わってきますが、曲の変わり目や、要素と要素の間のつなぎの部分で行われている場合がほとんどです。また、呼吸でリズムを取るケースも多く、ジャンプの助走の部分で呼吸を整える選手もいます。「普段の練習から呼吸を意識し、本番も同じように呼吸をすれば、練習と同じ意識で演技することができる」と言っていた選手もいましたが、余計なことを考えないようにあえて呼吸に目を向けていたのかもしれません。○ミスをしたジャンプのことを考えるという人次に、「ミスしたジャンプのことを考える」という選手についてです。おそらく、このことを考えて演技している選手が、最も多いと思います。シニア・ジュニアの選手はもちろんですが、国内の大会ではノービス以下の選手も、ジャンプ・スピン・ステップの数が決められています。必須ジャンプが決められていたり、クラスによってはファーストジャンプ(演技で行うそれぞれの要素の1つ目のジャンプ)の重複が認められていないクラスもあったりします。ルールが細かく決められている中でミスをしてしまった場合、選手の多くはリカバリーのことを考えます。「行うはずだったジャンプにコンビネーションをつけることができなかった」「トリプルの予定がダブルになってしまった」など、ミスの種類はたくさんあります。普段の練習から、ミスを犯したときを想定して練習をしていれば落ち着いて対応することもできますが、予想外のミスをしてしまったことで、動揺してしまうケースも少なくはありません。○ミスを想定した練習方法ではここでミスを想定した練習方法を、シニアの選手の場合でいくつかご紹介したいと思います。SPでは、ジャンプコンビネーションを予定していても、ジャンプを付けられずに単発で終わってしまうというミスが多いです。しかし、予定しているもう一つのジャンプにコンビネーションをつけることができれば、見ている側には分からないミスなのでリカバリーできます。曲掛け練習で意識することや、曲掛けが行えない場合でも、2つのジャンプ間のつなぎを続けることなどがリカバリー練習に相当します。またジャンプコンビネーションを試み、ファーストジャンプがダブルになってしまうミスもよく目にします。シニア選手は「トリプルを含んだコンビネーション」を行わなければいけないため、この場合はセカンドジャンプをトリプルにしなくてはいけません。これも普段の曲掛け練習で意識できますが、普段のジャンプ練習だけでも冷静に対応できる場合もあります。○緻密なプランと毎日の練習での意識付けの融合フリーでは、ダブル以上のジャンプに回数制限があるため、あらゆる想定が必要です。よくあるミスは、ジャンプコンビネーションの回数や予定していたジャンプの回転数が足りなかったことによる、ジャンプの跳びすぎです。予定と違った演技をしてしまった場合、きちんと記憶しておくことも大切ですが、動揺して数が分からなくなってしまう場合もあります。そして、跳びすぎてしまった場合はエレメンツとして見なされず、基礎点が全く入らないため、大きな減点につながります。そのため、跳びすぎないようにジャンプコンビネーションを同じものにしない工夫をしたり、ジャンプ構成のパターンをいくつか考え、ミス時のパターンをあらかじめ決めたりするなど、事前にさまざまなシミュレートをしている選手が私の周囲には多いように思えます。これらの緻密な「大減点回避プラン作成」と、それに基づく毎日の曲掛け練習などでの意識付けが、本番で生きてくるのです。今回お伝えしたことで、「こんなにもたくさん考えながら演技をしていたのか」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、短い競技時間での演技で何よりも大事なことは、「考えていることが音楽表現の妨げにならないよう、表情やしぐさに出ないこと」です。「演技を見ている限りでは何も読み取れないけれど、もしかしたらこんなことを考えているのかも……」と想像しながらフィギュアスケート観戦をすると、新たな楽しみ方が発見できるかもしれませんね。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年06月02日エアウィーヴは5月28日、都内にて「エアウィーヴ 浅田真央 出演 新CM発表会」を開催した。同発表会には新CMに出演するフィギュアスケート・浅田真央選手も登場。CM内で披露している「京舞」の体験エピソードなどを語った。同社は高反発マットレスパッド「エアウィーヴ」の製造・販売などを行う。「眠りの世界に品質を」という信条の下、スタンフォード大学やテニス・錦織圭選手の米国での練習拠点「IMGアカデミー」などと共同で研究を実施。よりよい睡眠や健全な成長を消費者に提供できるよう励んでいる。浅田選手は「エアウィーヴ」をかねてより愛用していることから、同社のブランドアンバサダーに就任。6月1日よりオンエアされる「エアウィーヴ『浅田真央 京都へ~京舞~』篇」(30秒)には、実際の舞妓(まいこ)さんと同じ着物や和化粧、髪結いで出演している。浅田選手は、新CMで京都の伝統芸能「京舞」に挑戦。実際の芸妓(げいぎ)である祇をん 真生(まお)さんと一緒に、「真央&真生」で「祇園小唄」をたおやかに舞う姿を楽しむことができる仕上がりとなっている。今回、初めて舞妓(まいこ)さんを体験したという浅田選手は、可憐(かれん)な花柄が印象的な着物姿で同発表会に登場。「いつも(フィギュアスケートの)試合用のメークが多いのですが、(舞妓は)メークもすごく時間がかかりますし、着付けも髪を結うのも時間がかかるので、大変なお仕事だと思いました」と撮影を振り返った。2014-2015シーズンは休養に充てていたが、その間に日本舞踊という日本の伝統文化に触れるなど、フィギュアスケート漬けの日々にはできなかったことを体験できたと語る浅田選手。今回の京舞も「すごくいい経験になりました」と話し、今後の人生においてプラスになるとした。しかし、慣れない動きを強いられたり、普段とは異なる筋力を使ったりする京舞に、さすがの浅田選手も苦戦した様子。「休養中だったこともあって、『普段より筋力も落ちているのかなあ』なんて思うんですけれど、それだけハードな舞なんだなと思いました」と、撮影時の苦労話を明かした。そんな浅田選手は、5月18日に現役続行を明言したばかり。今後は練習を本格化させ、競技会への出場を目指している。今回の京舞を経験して、「体の軸の重要性」を再認識したと明かす。「私はフィギュアスケートをメーンにバレエもやっているんですけれど、今回の京舞を経験させていただいて、すべてにおいてなんですけれど、体の軸がすごく大切だなと感じました。体の軸を大切に、試合に向けて練習していけたらいいなと思っています」。また、浅田選手はこれまでにバンクーバー五輪とソチ五輪の2大会に、エアウィーヴを持参して臨んだという。2018年の平昌五輪への出場を希望するファンも多数いるが、「今の時点では次の五輪は自分の頭の中にない」と断ったうえで、「またもしそこに向かうとなれば、またエアウィーヴと共に向かっていきたい」と含みを持たせた。なお、6月1日よりオンエアされる新CMのほかに、6月8日より東京などの全国10カ所の街頭ビジョンにて、特別バージョンの新CMを放映する予定。計3分間にもおよぶ特別バージョンの新CMでは、通常の新CMに収めきれなかった浅田選手の京舞を余すことなく堪能できるとのこと。
2015年05月29日2014年ソチオリンピックフィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手が5月29日(金)より、体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」にて等身大フィギュアが展示されることが分かった。来場者の「等身大フィギュアが見たい!」という要望から実現した、今回の羽生選手の等身大フィギュアの制作。制作の際に都内で行われたシッティング(計測)では、本人そっくりのフィギュアを作り上げるやめ、頭と顔、体を250か所以上にわたって計測。その後、20人以上のマダム・タッソーロンドンの彫刻師たちが、実に6か月もの期間を費やし等身大フィギュアを作り上げた。制作費は約2,000万円。制作されたフィギュアは、羽生選手が、2014年ソチオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで国際大会のショートプログラムでは史上初となる100点台を記録した「パリの散歩道」での最後の決めポーズを再現。また、羽生選手本人が実際に着用した衣装と全く同じものを特別に製作し、スケート靴は羽生選手本人が以前実際に着用していたものを使用。ブレスレットやネックレスなどのアクセサリーは、本人から提供されたものを着用している。約3時間に及ぶシッティングの間も、羽生選手は普段とは違う体験に興味深そうな様子で「貴重な体験でした。ずっとワクワクしながら楽しめました!」とコメント。この機会に、「マダム・タッソー東京」で羽生選手とのツーショットを実現してみては。(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」は5月29日より、2014年ソチオリンピックフィギュアスケート金メダリスト羽生結弦選手の等身大フィギュアを展示する。来場者の「等身大フィギュアが見たい! 」という要望から、今回新たに羽生選手の等身大フィギュアの制作が決定。制作に際し、東京都内で行われたシッティング(計測)では、本人そっくりのフィギュアを作り上げるために、頭と顔、体を250カ所以上にわたって計測を行った。約3時間に及ぶシッティングの間も、羽生選手は普段とは違う体験に興味深そうな様子で「貴重な体験でした。ずっとワクワクしながら楽しめました! 」とコメント。その後、20人以上のマダム・タッソーロンドンの彫刻師たちが6カ月を費やし等身大フィギュアを制作した。制作費は約2,000万円になったという。今回のポーズは、2014年ソチオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで、国際大会のショートプログラムでは史上初となる100点台を記録した「パリの散歩道」での最後の決めポーズを再現。日本中に感動と勇気を与えてくれたあの瞬間がよみがえる。等身大フィギュアの衣装は、本人が同プログラム時に実際に着用していた衣装と全く同じものを羽生選手の衣装を手がけている人が特別に製作。また、スケート靴は羽生選手本人が以前実際に着用していたものとなっている。さらに、ブレスレットやネックレスなどのアクセサリーも本人から提供を受けている。今回の等身大フィギュア完成を記念しマダム・タッソー東京公式ウェブサイト限定では、6月に2人で来場すると入場料がお得になるスペシャルペアチケットを5月29日より販売する。詳細は公式ウェブサイトを参照。等身大フィギュアの制作は、主に頭部は蝋(ろう)、体部はもろい頭部を支えるために丈夫なグラスファイバー素材から作られており、それぞれの像には大人数から構成されるクリエイティブ・チームが関わっている。まず、原成形型を蝋で制作する彫刻師、それを基に蝋を流して像を制作する職人、油性塗料を何層にも重ねて生きているような肌の色合いを生み出す彩色師、そしてヘアドレッサー、スタイリストらが仕上げを行う。現在の制作チームが使用する技術とテクニックはマリー・タッソーから受け継がれたもので、初回の写真とビデオ撮影を除き、現代のテクノロジーは使用されることなく全て手作業となっている。The images shown depict wax figures created and owned by Madame Tussauds.
2015年05月28日去る5月18日、フィギュアスケートの浅田真央選手が競技者として復帰することを明言し、各媒体で大きく報じられました。復帰のニュースを聞いたフィギュア仲間からも、メディアやSNSなどを通じてたくさんのエールが送られましたし、「どの大会で復帰をするのか」ということも大きな話題となっています。私もこのニュースを聞いて喜んだうちの一人です。浅田選手は同日の会見で、「試合が恋しくなり、試合でよい演技をしたときの達成感を味わいたいと思った」と話していました。競技会で守りの姿勢ではなく、常に攻めの姿勢を見せていた浅田選手らしい決断だったのではないかと感じています。ただ、喜ぶと同時に、あえて厳しい道を決断した浅田選手に頭が下がる思いもあります。なぜなら、私自身がフィギュアスケートにおけるブランクの過酷さを身をもって経験しているからです。今回は私の経験を基に、浅田選手がまたリンクの上で躍動し、完全復活を遂げるまでの課題についてご紹介しようと思います。○引退後1カ月で衰えた三半規管と筋肉私は2011年3月の大会を最後に競技人生を終え、2年ほど会社員として企業で働いていました。職種がフィットネスインストラクターだったため、毎日身体は動かしていましたが、引退してから1カ月ほどで三半規管は衰えました。スケートでしか使わない筋肉も落ち、脚の形も変化していたことを鮮明に覚えています。入社から1年ほどたった頃、選手時代にお世話になった方からのお誘いがあり、2013年1月の東京冬季国体に向けて一度だけ「現役復帰」をすることになりました。仕事に支障が出ない程度に練習を行っていましたが、決められた競技時間内に決められた要素を行うことがとても難しく、体力の低下を実感しました。現役当時にはなかったルール変更もあり、ルールに対応するためのプログラム作りなどにも時間が割かれました。国体の本選前にいくつか試合に出させてもらいましたが、久しぶりの試合で筋肉が緊張してしまい、力が空回りしてしまったジャンプもいくつかありました。試合に出場して初めて修正箇所が分かることもあり、「目標とする大会に向けて、こうしてコツコツ積み上げていくことが重要なのだな」と、あらためて感じたことを覚えています。○新ルールへの対応と体力アップが課題浅田選手は1年以上も競技から離れ、ほぼスケートをしない生活を過ごしてきたものの、シーズンオフにはアイスショーにいくつか出演していました。スケートから完全に離れた状態での復帰では、私自身の経験もあり心配に思うこともあります。ただ、アイスショー出演用に練習をしていたため、ジャンプやスピンなどのエレメンツ一つひとつに関しては、大きな不安要素はないように感じます。また、浅田選手は表現力に定評がありますが、アイスショーで得られた「魅せる」ということが加わり、以前とは違った雰囲気の演技が見られるのではないかと期待しています。しかし、アイスショーではルールに縛られません。演技時間や演技内容は自由に決めることができますが、競技となれば演技時間などルールにのっとって行わなければなりません。ソチ五輪シーズンから大きく変わったルールと言えば、フリーでダブルジャンプの回数に制限が設けられたなどのジャンプの数についてのルールです。このように、現役当時と変わってしまったルールに対応できるようにしなければいけません。他の選手が長い練習時間をかけて頭と体に染みこませてきたルールを、これから身につけていく必要があります。また、体力に関しては、アイスショーのときとは違った体力が必要になってくるため、今から相当ハードなトレーニングが続くことが見込まれます。○毎日の積み重ねが正しかったことを証明して実際にどのタイミングで競技復帰するかの目標は定めておらず、3年後の平昌五輪についても「今の時点で五輪は考えていない」と浅田選手は話しています。ただ、浅田選手の求める「演技での達成感」というのは、「毎日コツコツ積み上げてきたことが間違っていなかった」と実感できたときに味わえるものだと思っています。これから先、そういう気持ちを浅田選手が幾度となく感じることができる瞬間が訪れることでしょう。浅田選手が目標とするところまでは、先の見えない長く険しい道のりになるかもしれませんが、浅田選手が挑戦していく姿を応援していきたいです。○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年05月22日フィギュアスケート・浅田真央選手が5月18日、自身の公式ブログで現役続行を明言した。「お久しぶりです」とのタイトルで記事を更新した浅田選手は、「選手として試合に復帰するため、3月にコーチにお願いをしに行き、5月からコーチと共に練習を始めています」と近況を報告。2014-2015シーズンは休養しており、試合から遠ざかる日々が続いていたが、「休養中に、まだできると思い始め、自然と、試合の時に最高の演技をした時の達成感や喜びの感覚が恋しく」なったことが、今回の決断の決め手となったとつづっている。それでも、1年間のブランクは自身にとってもかなりの負担となることを覚悟しているようで、「今は道半ばなので、試合に出ますと断言する事は出来ません。試合に出られるレベルまで戻り、コーチと話し合い、決定しましたら自分から報告させて頂きます」と、自身の考えを吐露している。ただ、あらためて勝負の場に戻れる喜びを浅田選手自身もかみしめているようで、「完全復活できるように、自分も期待しながら日々の練習をしていきたいと思います」と、最後にしたためている(コメント部分はすべて原文)。2014年のソチ五輪で6位に終わるも、その後の世界選手権で3度目の優勝を果たすなど、日本の女子フィギュアスケート界を幼い頃からひっぱってきた浅田選手。それだけに、Twitter上では「真央ちゃん、応援してるよー」「浅田真央ちゃん現役続行!! 涙出そうになってる」「浅田真央ちゃんの現役続行、文章からも素直で凛とした人柄がにじみ出て素敵」など、ファンからの温かいコメントが続々と出ている。
2015年05月18日現在テレビ朝日系で放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』のフィギュア『メガライトフィギュア 仮面ライダードライブ タイプスピード』が、5月2日にバンダイより発売された。価格は3,456円(税込)。『メガライトフィギュア 仮面ライダードライブ タイプスピード』は、本編で主人公泊進之介が変身する仮面ライダードライブの基本フォーム・タイプスピードを、全長約290mmで立体化。現在展開中のアクションフィギュア「TKシリーズ」約150mmに対し、約2倍の超ビッグサイズに。全身には首、左腕、右腕、左足首、右足首と計5カ所の可動域が設けられている。そして、商品名のとおり頭部にはLEDが内蔵され、背面の電源スイッチをONにすると、劇中同様にドライブの目が発光。現在ドライブのさまざまな玩具、フィギュアが展開されているが、目が発光するタイプのフィギュアは本商品が初となる。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年05月06日