女性にとって憂鬱な1週間を前向きに乗り切るためのアイテムが、ここ数年で続々と登場しています。なかでもSNSで話題になり、一気に広まったのが吸水ショーツ。その先駆けともいえる、日本生まれの超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」のアイコンアイテム、「ベア シグネチャー ショーツ」と、ジュニア用の「ベア ペティート シグネチャー ショーツ 」がアップデート。尿もれや温活にも対応できる1枚で3役の「ベア シグネチャー ショーツ 04」と「ベア ペティート シグネチャー ショーツ 04」へと生まれ変わり、人気を集めています。アンモニア98%消臭!消臭効果がグンとアップベア シグネチャー ショーツは、一般的に多いといわれる2日目の量30~50mlを優に超える、約125ml(※1)もの液体を吸水する吸水ショーツ。今回のアップデートでは、その圧倒的な吸水力はそのままに、独自調査でみえてきた「尿もれ」悩みに応える対策が強化されました。“風邪をひいたときに咳をするたびに尿もれして、量も多く外出できなかった。臭いがもれているきがして気が気じゃなかった”といったお悩み、とくに出産を経験したママは共感できる部分も多いのではないでしょうか。そんな尿もれのお悩みにも対処できるよう、吸水体に「銀イオン(Ag+)」と「消臭(※2)機能」をプラス。肌に近い2層目に「銀イオン繊維」、液体を抱える5層目に「消臭(※2)加工」をほどこし、気になる臭いを抑えてくれます。大悪臭(アンモニア・酢酸・イソ吉草酸)の臭いをそれぞれ89〜98%消臭(※3)してくれるというから心強いですよね。さらに、雑菌の繁殖も抑えてくれる抗菌·防臭機能(※4)も備えているので、サニタリー期間はもちろんのこと、予期せぬ尿もれでも衛生的で快適に過ごせます。※1:公的検査機関のデータを元に算出※2:アンモニア、酢酸、イソ吉草酸について、生地を確認※3:Ag+抗菌防臭は吸収体2層目、消臭は5層目、抗菌防臭4・6層目に使用※4:公的検査機関による試験放射率がアップしたテラヘルツ加工で温活にも◎そして、もうひとつ。冷えが気になる女性のために、お腹部分のぬくもり設計がアップデートされました。1秒間に1兆回振動する電磁波「テラヘルツ波」を放出する鉱石をパウダー化し、お腹に触れる生地へプリント。独自技術によって、未加工の生地との放射率の差は、従来品と比べて2倍に高まっています。ショーツの内側は生地を重ねた「ぬくもり設計」で、冷えやすいお腹もより温かくホールド。履くだけで手軽に温活ができるので、仕事や家事に忙しいママにもぴったりです。乾燥機もOK全方位ガードで心地よさもアップそのほかにも、女性が365日快適で自分らしくいられるための配慮がいっぱい! 本体生地はより乾きやすく丈夫な素材へアップデートされ、タンブラー乾燥も可能になりました。毎日使うものだからこそ、気軽にお洗濯&乾燥までできて便利。さらに、04モデルは吸収体の下層部にある防水布をウエストラインまで伸ばしたことで、全方位の漏れを徹底ガード。吸水体の中央に入れた隠れステッチが液体を素早く吸水し、横漏れをせき止めるウィングガードと横漏れ防止テープ付きで、サニタリー期間だけでなく尿もれでも安心して対応してくれます。また、タグとウエストゴムが廃止され、股上が約3cm深くなったことで、履き心地もアップ! ウエストと足グリが折り返し仕様になったことでで食い込みづらくなり、肌あたりのチクチク感やかゆみも軽減。ストレスフリーで24時間快適に過ごせます。縫製はすべて手作業。1枚のショーツが完成するまでに、縫製だけでもおよそ40名もの職人さんによって縫い上げられています。サイズも、ベア シグネチャー ショーツ 04は、4Lサイズが追加され、7サイズ展開に。ベア ペティート シグネチャー ショーツ 04は、130サイズを追加し、4サイズ展開になり、全部で11サイズがラインナップ。自分にぴったりフィットする1枚がかならず見つかるはずです。日常も、特別な日も、もっと自由に楽しもう!初代のベア シグネチャー ショーツは、2020年にクラウドファンディングで1億円以上の支援を集め、誕生しました。その額からも期待度と注目の高さがうかがえます。そして、2021年3月には吸収体に改良を施し「ベア シグネチャー ショーツ 02」へとアップデート。さらに、2022年4月には、より漏れに強くなった「ベア シグネチャー ショーツ 03」を発売、今回の「ベア シグネチャー ショーツ 04」へと進化を続けています。常により良いものへ前進し続ける背景には、“十人十色だからこそ1人でも多くの女性の声を聞き、その望みに応えたい”というブランドの強い信念があります。商品を使用した人への1対1のインタビューやアンケート、レビュー、セミナーや座談会などさまざまな機会で意見を集め、何度も試作を重ねて改良。だからこそ細かな配慮が行き届き、自分に寄り添ってくれると感じられるストレスフリーな商品になっているんです。ベアというブランド名が“Girls be ambitious”から付けられているように、「人生も、世界も、望めば変わる。」という想いで作られた超吸収型サニタリーショーツ。まだ試したことがない方は、ぜひサニタリー期間であることを忘れられる体験をこの最上バージョンから味わってみてはいかがでしょうか。Bé-A 普通〜多い日用<特許取得済> ベア シグネチャー ショーツ 04 価格:7,480円(税込)サイズ:7サイズ(XS/S/M/L/XL/3L/【NEW】4L)カラー:ブラック/ベージュジュニア用<特許取得済> ベア ペティート シグネチャー ショーツ 04 価格:6,930円(税込)サイズ:4サイズ(【NEW】130/140/150/160)カラー:ブラック
2024年04月25日ステルラは3月8日~10日、「WEHealth 2024 sponsored by サラサーティ」を、WITH HARAJUKU HALL(入場無料)&オンライン配信にて開催しました。■様々な“体験”ができる11のブースが登場開催したのは、女性をエンパワーメントする体験型フェムテックイベント。過去最多となる約2,300人が来場しました。今回は、これまで以上に“体験”を重視の上、11の出展ブースを展開。おりものシート「サラサーティ」のブースでは、おりものの色や性状を知ることができる仕掛け、「シーボン」のブースでは、肌チェックが体験できるコーナーを設けるなど、全ブースにおいて何らかの“体験できること”を用意しました。さらに、男性妊活ブランド「HOMTECH(オムテック)」と女性向けデリケートゾーンケアブランド「Femtur(フェムチャー)」の2ブランドや、プロテインやお出汁の試飲体験なども登場。日本製月経カップ「murmo(マーモ)」のブースでは、月経カップを実際に腟模型に入れる体験などを提供しました。トークセッションでは、黒沢かずこさんやゆいちゃみさん、バービーさんなどのゲストが登壇。「おりもの」や「生理」「ピル」「避妊」についてなど様々なテーマでトークを展開しました。そのほか、「再発見ノート」や「フェムブーケ」といった取り組みも行いました。来場者からは、「スタッフの方に悩みを話したり、気になっていたものに実際に触れたり聞けたり出来て良かったです」「イベントの趣向が凝っていて面白い」などの感想が寄せられたとのこと。(フォルサ)
2024年03月25日2月19日と2月27日の2DAYSで開催された「JAPAN FEMTECH SUMMIT2024」。フェムテックアンバサダーとして活動する人や企業・地方自治体でフェムテックを推進する人々が集まり、「フェムテック」についてさまざまなディスカッションが繰り広げられました。フェムテックとは、女性特有の健康問題や課題を解決するために生まれた商品やサービスを指します。「フェムテックを学ぶ日」にちなんで2月19日に開催されたDAY1はフェムテック事情や行政の取り組みなどについて、オンラインで配信。そして2月27日は東京ミッドタウン日比谷 BASE Qのリアル会場とオンラインで15:00~20:00に渡り、多角的な視点から女性の活躍促進やフェムテックの重要性が発信されました。中でも働く女性に焦点を当てた、DAY2 第一部の様子をレポートします。■良質な情報が満載。「JAPAN FEMTECH SUMMIT2024」DAY2 第一部昨年に続き、2回目の開催となった「JAPAN FEMTECH SUMMIT」。日本フェムテック協会 代表理事の関口由紀さんが開会挨拶を務め、今年のテーマ「フェムテックの力でウェルビーイングな社会を創る~社会、国、企業、個人のフェムテックギャップを埋める!~」を発表しました。まだまだフェムテックへの意識は組織間や個人間でギャップがあり、「社会や国の成長のために必要なのは、良質な情報。本日はじっくりと聴いていただき、良質な判断ができる情報を得ていただきたいです」とお話されました。最初に「グローバル社会からみた日本の女性活躍~フェムテックの視点から~」というテーマで基調講演を行ったのは、MPower Partners Fund L.P. ゼネラル・パートナーのキャシー 松井さん。元ゴールドマン・サックス証券会社日本副社長およびチーフ日本株ストラテジストで、1999年より「ウーマノミクス」を提唱してきた方です。証券会社で働き詰めだったキャシーさんは36歳で乳がんを経験し、回復後は専業主婦になる選択肢もありながら復職を決意。「あなたが選ぶ道が幸福に繋がれば、その幸福が家族に伝わる。あなたが不幸であれば、その不幸が家族全員に伝わる」という義母からのメッセージが心に響き、自分らしくいられる職場へと復帰したそうです。そして乳がんを乗り越えたキャシーさんは同僚から自身や家族の病気の相談を受けるようになり、皆に「希望の光」を与えました。キャシーさんから学んだことは、「働く女性の健康は、みんなの健康」ということ。女性のウェルビーイングやエンゲージメントの向上は企業の競争力を高めることにも繋がり、投資家からの目線で見ても、そういった点を重要視する会社が生き残っていく、と伝えてくれました。■女性が幸福に働くためには? 多彩な視点から繰り広げられるセッションここからは日本フェムテック協会 理事の高橋ゆきさんがファシリテーターを務めるセッション「働く女性のウェルビーイング調査からみたフェムテックの必要性」のPart1が開催され、EYJapan株式会社 CTWOの永吉正郎さんと予防医学研究者の石川善樹さんが登壇。最近よく耳にする「ウェルビーイング」とは、1946年に世界保健機関(WHO)が設立された時に初めて使われた言葉です。石川さんによるとウェルビーイングは「生活満足度」と訳されることが多く、全国的には20~30代日本女性はウェルビーイングが低いそう。「ウェルビーイング向上のためには、自分自身のご機嫌をとり、笑顔でいることが大切です」と教えてくれました。Part2では日本フェムテック協会 代表理事の山田奈央子さんがファシリテーターを務め、EYJapan株式会社の松浦義正さんを迎えてセッションを開始。昨年のJAPAN FEMTECH SUMMITで「働く女性管理職は幸せかどうか?」という議題が上がり、それを複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファームであるEYJapan株式会社内で1年間かけて調査し、その結果を発表してくれました。社内アンケート調査の結果、「幸福で豊かに働けていると感じていますか?」という質問に対し、女性社員の4人に1人は「幸福で豊かに働けていない」という回答があり、さらに女性管理職はその割合がさらに増加。その理由を深掘りすると、「家庭・家族の制約」があるということもわかったそうです。今後、EYJapanでは社員と社員のパートナーも含めた座談会を行い、社員がより幸せに働けるよう取り組みを行う予定ということでした。そして株式会社morich 代表取締役の森本千賀子さんがファシリテーターを務めた最後のセッションは「企業におけるフェムテックと女性活躍推進」。ライオン株式会社 CoCoRe事業オーナーの松木麻依子さん、BIPROGY株式会社 marbleMe事業責任者の鬼武辰憲さん、産経新聞社 メトロポリターナ編集長の日下紗代子さんを迎え、フェムテックを展開する事業者やフェムテックについて発信するメディアとして、それぞれの立場でディスカッションが行われました。特に印象に残ったのは働く女性のためのデジタルサードプレイス「marbleMe(マーブルミー)」の利用者の変化。marbleMeは女性特有の健康課題解決を対話でサポートする企業横断型コミュニティーで、普段は会社で言えないような悩みを打ち明けられるのが特徴です。鬼武さんによると利用者は組織や地方など閉鎖的なコミュニティを抜け、デジタル上で客観的に自分の環境を分析することができるため、自己肯定感が上がる人が増えたそう! まさに、フェムテックの力でウェルビーイングな社会を作っている一つの事例です。DAY2の第二部では認定フェムテックエキスパート(日本フェムテック協会認定資格2級)を取得されている、タレントの伊藤千晃さんも登壇し、大成功で幕を閉じた「JAPAN FEMTECH SUMMIT2024」。良質な情報は、女性はもちろんのこと、ジェンダー問わずウェルビーイングな社会を作る上で大切だと教えてくれました。働き方や生き方が多様化している現代からこそ、さまざまな情報を得ることが、自分らしく生きるヒントになりそうです。・日本フェムテック協会HP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年03月11日フェムテック商品の展示や販売、体験ができるイベント「Femtech Fes!」が今年も開催されました。2024年2月9日(金)~11日(日)の3日間、会場の六本木アカデミーヒルズには、5,000人以上もの来場者が訪れる盛況ぶり。初日、編集部もイベントに足を運んできましたので、「これは!」と思ったアイテムをご紹介させてもらいます!■今年で第4回! 「Femtech Fes!」とは?「女性のウェルネス」課題を解決・支援する事業に取り組む企業「fermata」が運営のイベントで、今年でリアル開催が4回目となります。編集部では毎年取材で参加していますが、規模&コンテンツともに年々パワーアップしており、会場を訪れればその年のフェムテックの最新トレンドを知ることができます。今年も日本を含む世界23か国と5地域から200以上のプロダクトやサービスが、さらに海外から24企業44名のフェムテック起業家たちも集結しました。今回はフェムテック市場の「今と未来」がわかる二部構成。エリア1には国内約60社が集まり、バリエーション豊富なアイテム・サービスが紹介されています。またエリア2はさまざまな展示からフェムテックの今昔を学ぶことができようになっており、多彩なアイテムを見て触れることはもちろん、フェムテック起業家たちに解説してもらえるという貴重な機会も得られました。年々パワーアップを続け、今や世界でも類を見ないグローバルなフェムテックイベント。それが「Femtech Fes!」です。■編集部が見つけた最新のフェムテックアイテムたち〇α-LunA生理の時期にも手軽においしく寄り添うフェムにケアフード。生乳に含まれるたんぱく質のひとつ「α-LA(α-ラクトアルブミン)」を配合しており、日々の食習慣で手軽に取り入れられる商品となっています。ドリンク、ミルクチョコレート、顆粒、パウダーの4タイプがラインナップ。/株式会社明治〇フェムチャースカルプDのアンファー株式会社が手掛けるフェムケアシリーズです。デリケートゾーン用のソープやミスト、オイルのほか、内面のケアに着目し腸内環境のケアにアプローチするサプリメントも。/アンファー株式会社〇わたしプロローグパッケージもネーミングも特徴的なこちらのサプリメントは、飲料メーカーで有名なアサヒから発売されたもの。同社独自の乳酸菌のCP2305ガセリ菌を配合した機能性表示食品で、月経前の一時的な晴れない気分の緩和にアプローチしてくれます。/アサヒグループ食品株式会社〇セキララカードトランプのようなサイズ感のこちらは、カップルのためのリレーションシップカードゲーム。「相手の素敵だと思うところは?」「不安になった時どう接してほしい?」など二人の関係や過去や未来、性の話まで幅広い質問があり、ゲームを楽しみながら深い対話につながる優れものです。/株式会社セキララカード〇フェミフローラ創業94年のわかもと製薬がフェムテックに参入。ブランド「フェミフローラ」は、膣由来の10億個もの乳酸菌で手軽にフェミニンゾーンのケアをできるサプリメントをはじめ、デリケートゾーン用のソープやケアシートも揃います。/わかもと製薬株式会社名だたる企業も続々と市場に参加し、ますます目が離せないフェムテック。今年の「Femtech Fes!」でも、会場で見つけた魅力的なプロダクト・サービスを通じて、業界の盛り上がりを感じることができました。■イベント概要Femtech Fes!開催期間:2024年2月9日(金)~11日(日)開催場所:六本木アカデミーヒルズ入場料:無料(マイナビウーマン編集部)
2024年02月16日ステルラは3月8日~10日、女性をエンパワーメントする体験型フェムテックイベント「WEHealth 2024 sponsored by サラサーティ」を、入場無料でWITH原宿&オンライン配信にて開催します。■他イベントとのコラボ企画や豪華ゲストのトークも展開今年で4回目となる同イベントでは、「わたしを“再発見”する3日間」がテーマ。これまで以上に“体験”を重視し、各出展ブースやイベントと連動した自己理解を深める再発見のための仕掛けを多数用意しています。会場では、イベントパンフレットを兼ねた“再発見ノート”を配布。体験の結果などをノートに書き込んだりシールを貼ったりしていく事で、自分だけのノートが出来上がるようになっています。入口すぐの場所には、イベントを象徴するシンボルツリーを設置。参加者が用意された黄色のリボンに「女性の生きやすい世界のため」に願うことを書いて結びつける事で、国際女性デーのシンボルフワラーである“ミモザ”に見立てたフェムブーケを作りあげる事ができます。出展予定の企業は、小林製薬やネクイノ、ロート製薬、アサヒグループ食品、アンファー、murmur、ゼリア新薬工業、ダイアナ、シーボン、トレブル。今回は、イベントがさらに楽しめるように、テレビ東京の人気番組「テレ東フェムテック委員会」や、渋谷区で行われる女性限定ランイベント「渋谷・表参道WOMEN’S RUN」などとのコラボが実現します。黒沢かずこさん、ゆいちゃみさん、バービーさんなど豪華ゲストを招いたトークセッションや、大会参加のWEHealth特別枠が当たる抽選などの企画も用意しました。さらに、参加者には先着でSPECIAL GIFTも用意しています。(フォルサ)
2024年02月15日少しずつ暖かくなってきたかと思えば、まだまだ朝晩は冷え込んだり突然雪の予報が発表されたりと寒暖差が激しいこの季節。また、乾燥対策に加えて花粉対策も必要になってくるシーズン。いつも以上に気を遣い体も心も疲れやすくなっているかもしれません。そんな今、ロフトでは「ロフト ウェルネス&ビューティー 2024」が開催中。「ウエルビーイングな毎日」をテーマに、トレーニングアイテムや健康グッズなど最新アイテムを中心に展開しています。マイナビウーマン編集部は先日行われた展示会に参加し、疲れやすい今だからこそ欲しい「最新おうちケアアイテム」をチェックしてきました。ズボラさんや忙しい人でも取り入れやすい“新習慣”を3つのジャンルに分けて紹介します!■1.「ながらケア」で始めるズボラ美容◇寝るだけでほぐれる「ネックリラックスピロー」デスクワークやスマホを見ている時間が長い現代人は首や肩がカチコチになりがち……。そこでおすすめなのが「MyComfort(マイコンフォート)」のネックリラックスピローです。床に置いて首をのせるだけで、6つの突起がぐっと首元を指圧し首回りから後頭部にかけて自然にストレッチすることができます。1日の使用目安は約5分とのこと(最長30分の範囲で使用)なので、在宅ワーク中の合間やお風呂上りのマッサージにぴったりです。◇家事をしながら骨盤ケア「骨盤ストレッチエアーベルト」ボディライン・アーティストMicacoさんがプロデュースした骨盤エアーベルトも注目のアイテム。コードレスなので家事をしながら骨盤のケアをすることができます。3つのモードが搭載され、骨盤を“伸ばす・立たせる・引き締める”の動きを1回のケアでサポート。筆者も実際に着用しましたが、心地よく加圧されるエアーの力は一度体感するとクセになりますよ!■2.どんな時でも変わらない自分を手に入れる「フェムケア」アイテム◇生理中の不快感を解消「薬用フェムケアウォッシュ」生理中に気になるニオイやムレ、不快感……。女性特有の憂鬱な期間と忙しいシーズンが重なると、いつも以上に気分が落ち込んでしまうことも。そんな悩みを解消してくれるのがand migu(アンドミグ)のデリケートゾーン用ウォッシュ「薬用フェムケアウォッシュ」です。ジェル状になっているので、しっかり密着し汚れやニオイの原因となる雑菌を吸着してくれます(※)。爽やかなリフレッシュハーバルの香りで、お風呂上りは体も気分もすっきりすること間違いなしです。※すべての菌に効果があるわけではありません■3.一日の終わりに全てをリセットする「バスタイムケア」◇時短でしっかりフェイスケア「クリアクレンズブラシ」毎日の洗顔って少し面倒に感じる時ってありますよね……。疲れている日はなおさら1秒でも早くフェイスケアを済ませたいところ。そこで見つけたのがBRiOSS(ブリオス)の「クリアクレンズブラシ」です。音波によって高速振動するブラシが、通常の洗顔では落としきれない汚れをブラシの細かい毛で浮かせて落とします。60秒でしっかりフェイスケアができるので、忙しい日や疲れ切った日の夜には心強いアイテム。また、完全防水なのでお風呂の中で使えるのもうれしいポイント。コロンとしたかわいい見た目はギフトにもおすすめですよ。◇香りと時間のサイエンスで「無」になれるSUNCAの薬用入浴剤昨年の12月に登場した新ブランド「SUNCA(スンカ)」の薬用入浴剤はお疲れOLにぴったりなアイテム。「SUNCA」というブランド名には、自分の心身を労わる時間がなかなか取れない今、1日における“寸暇”を香りによって“無になる時間”に変えるブランドでありたいという思いが込められているのだとか。10分用と3分用の入浴時間で分かれる2種類の入浴剤は、どちらも心落ち着く自然な香り。一日の終わりに「無」になるそんなリラックスタイムを演出してくれます。その日の気分やスケジュールに合わせて使い分けてもいいかもしれません。■忙しい時こそ心と体を労わる習慣を取り入れて忙しい時に忘れがちな心身のケア。あまり後回しにしてしまうと健康に影響を及ぼしてしまうことも。ぜひそんな時こそ日常にリフレッシュできる習慣を取り入れて、健康な毎日を過ごしてみてください。(写真・文:杉田穂南/マイナビウーマン編集部)
2024年02月14日インテグロは1月15日、新商品「インテグロ 月経カップ専用 洗浄カップ」(1,870円)を発売しました。■どのブランド・サイズの月経カップにも使用可能同商品は、月経カップを洗浄できるブランドオリジナルカラーの洗浄カップ。電子レンジを用いた煮沸消毒にくわえ、水を入れてふたを閉めて振る事で洗浄できるようになっており、どのブランド・サイズにも対応する大きさとなっています。持ち運びしやすいようにコンパクトに折りたためるほか、さらっとした手触りでホコリがつきにくく、保管用ケースとしても使う事ができます。ふたとフォルダーリングが取り外せ、洗いやすいのも特徴。加熱の際などにも安心の蒸気穴や、水を入れても持ちやすいホルダーリングも付いています。素材には、耐久性と安全性に優れた食品グレードシリコーンを採用。人体へ悪影響を及ぼす懸念があるBPA(ビスフェノールA)を含まないのも特徴となっています。■商品概要商品名:インテグロ 月経カップ専用 洗浄カップ容量:270mlサイズ:直径90mm、高さ78mm(折りたたみ時 30mm)価格:1,870円取扱い:インテグロ公式オンラインストア、楽天市場店※順次、Amazonでの販売も予定(フォルサ)
2024年02月14日日本フェムテック協会は、「フェムテックを学ぶ日」である2月19日と2月27日に、「第2回JAPAN FEMTECH SUMMIT 2024」を、日比谷ミッドタウン BASE-Qで開催します。オンライン(Zoom)でも開催します。■フェムテックを多角的な視点でディスカッションするゲストが多数登場今年のテーマは「フェムテックの力でウェルビーイングな社会を創る~社会、国、企業、個人のフェムテックギャップを埋める!~」。社会、国、企業や個人におけるフェムテックのギャップをひも解きます。女性の心とからだの健康、フェムケア、テクノロジー、組織における取り組みなど、さまざまな視点でディスカッションを展開し、フェムテックのギャップを解決するヒントを見出していきます。2日間とも、フェムテックを多角的な視点でディスカッションするゲストが多数登場。フェムテックを学ぶ日である2月19日には、自由民主党衆議院議員、Femtech振興議員連盟 事務局長の宮路拓馬氏が、最新の日本のフェムテック事情について解説します。2月27日の基調講演では、MPower Partners Fund L.P. ゼネラル・パートナーのキャシー 松井氏が、グローバル社会からみた日本の女性活躍を、フェムテックの視点も交えて語ります。会場ブースでは、フェムテック商品・サービスを試したり、体験することもできます。同イベントの参加は、「フェムテック協会認定資格3級」に合格したフェムテックアンバサダーであることが必要。同協会では、誰でもいつでも5分で受験できる「フェムテック協会認定資格3級(web受験・無料)」を公開しています。合格するとフェムテックアンバサダーに認定され、認定証書をダウンロードすることが可能。その後、同イベントへの申込みが可能になります。■『JAPAN FEMTECH SUMMIT2024』開催概要日時:2024年2月19日(月)(※)フェムテックを学ぶ日12:00~13:00(オンライン)2024年2月27日(火)第1部15:00~17:00(リアル・オンライン)第2部18:00~20:00(リアル・オンライン)開催場所:リアル会場…日比谷ミッドタウン BASE-Qオンライン…ZOOM(予定)参加費:DAY1 & DAY2 第一部/第二部通し会場参加チケット(2/2715:00~20:00)3,000円DAY1 & DAY2 第一部のみ会場参加チケット(2/2715:00~17:00)2,000円DAY1 & DAY2 第二部のみ会場参加チケット(2/2718:00~20:00)2,000円DAY1 & DAY2全セッションオンライン参加チケット+アーカイブ動画3,000円チケット申込:参加資格:日本フェムテック協会認定資格3級所有者※日本フェムテック協会認定資格3級は下記より受験可能公式サイト:(フォルサ)
2024年02月13日インフォーママーケッツジャパンが主催する健康博覧会は2月20日〜22日、東京ビッグサイトにてBtoB 展示会「ジェンダード・イノベーションEXPO」を開催します。企画は、女性ヘルスケア市場専門のシンクタンクカンパニー「ウーマンズ」が行っています。■性差に着目したヘルスケア製品が集結する、BtoB特化の展示会フェムテックの一大トレンドを契機に、今ヘルスケア業界では、人々の健康問題や健康ニーズを性差分析し、女性向け・男性向けに新たなヘルスケア製品を開発しようとする動きが活発化しています。このような業界動向を踏まえ今回、性差に着目したヘルスケア製品と最新情報が集まる「ジェンダード・イノベーションEXPO」が開催されます。同イベントでは、あらゆる産業界に先行して性差分析が進むと見込まれるヘルスケア業界が国内のジェンダード・イノベーション市場を牽引し、そして、あらゆる年代・ライフステージ・状況における女性特有/男性特有の健康課題を解決できる市場の創出を目指しています。■「ジェンダード・イノベーション」とは?同EXPOのネーミングである「ジェンダード・イノベーション」とは、科学・技術・政策などの領域において、性差分析を取り込むことで新しい視点を見いだしイノベーションを創出することを指します。欧米を中心に広まり始めたこの言葉は、2021年頃から国内でも認識されるようになってきました。人体への影響が大きい医療・ヘルスケアにおいては特に必要とされている概念で、医療界におけるジェンダード・イノベーションは「性差医療」として誕生・発展してきました。ヘルスケア業界では、フェムテックのブームを皮切りに性差分析が活発化しています。2022年には政府が「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針 2022)」の中でジェンダード・イノベーションに言及したことでも、性差分析の関心が社会的に高まるきっかけとなりました。企業のみならず、行政、医療関係者、アカデミア、マスメディアが積極的に情報発信や取り組みを強化しています。■「ジェンダード・イノベーションEXPO」とは?あらゆる年代・ライフステージ・状況(障害有無・未病・病中病後・怪我・経済状況・生活環境など)における女性特有/男性特有の健康課題・ニーズ・悩みに着目した企業の製品・サービス・企業・最新情報が一同に集結する国内最大級の商談会です。◇見どころ1: 出展企業あらゆる年代・ライフステージ・状況(障害有無・病中病後・怪我・経済状況・生活環境など)における女性特有/男性特有の健康課題・ニーズ・悩みに着目した企業の製品・サービスや、性差分析に基づいた企業のプロモーションやヘルスケアマーケティングを支援する企業が一堂に集結!性差医療アプリ、女性ヘルスケアがコンセプトの自販機、医療機器(フェムテック・メンテック系)など、最先端のヘルスケアソリューションに出会えます。▼詳細◇見どころ2:ビジネスカンファレンスジェンダード・イノベーションEXPOの連動企画として、ビジネスカンファレンスを3日間にわたり併催します。前回開催時(2023年2月)に約4,000名を動員し、大盛況のうちに閉幕したビジネスカンファレンスを、2024年はさらにパワーアップして企画。ジェンダード・イノベーション市場での具体的な商機発見やマーケティング戦略のコツをヘルスケア業界関係者が持ち帰えることができるよう、健康・医療領域における性差視点のアンメットニーズをオープンデータから探る方法や、性差に着目したビジネスの事業化のコツやデザインの考え方、海外進出の可能性や企業の先行事例など、多角的な視点から有識者がレクチャーします。女性特有・男性特有の疾患や健康課題など性差に着目した医療やヘルスケアへの関心が高まる中、新たなビジネスチャンスを獲得しようと、ジェンダード・イノベーション市場に参入する企業は相次いでいます。事業化を検討中の企業も、すでに事業化した企業にもおすすめ。最先端の情報をインプットできる貴重な3日間です。【テーマ】・1日目:ジェンダード・イノベーションの総論・2日目:ジェンダード・イノベーションの商機研究・3日目:ジェンダード・イノベーション視点の消費者理解◇見どころ3:公式メディアパートナー「ジェンダード・イノベーションEXPO」を共に盛り上げる公式メディアパートナーは全40。女性誌、男性誌、業界紙と連携します!▼詳細◇見どころ4:インフォメーション同EXPO内に専用インフォメーションを設置。来場者を各出展社ブースに案内するほか、メディア対応やビジネスカンファレンスを案内。同EXPOのリーフレットも配布しています。ウーマンズのメンバーはインフォメーションに常駐。ぜひ気軽に立ち寄ってみては!(以下は2023年開催時のインフォメーション)■開催概要●名称:第2回 ジェンダード・イノベーションEXPO 2024●テーマ:女性特有/男性特有の健康課題を解決●開催日:2024年2月20日〜2月22日●開催場所:東京ビッグサイト(東4・5・6ホール)●主催:健康博覧会●企画:ウーマンズ●後援:厚生労働省,農林水産省,日本貿易振興機構 (ジェトロ)●来場者数:43,000人(見込)※同時開催展含む●入場料:5,500 円(web事前登録者は無料)▼web事前登録▼特設サイト▼前回開催時の様子(エボル)
2024年02月12日遺伝子の「見える化」技術で人々の健康をサポートする株式会社ビズジーン(所在地:大阪府茨木市、代表取締役:開發 邦宏)は、女性の健康課題を技術で解決するフェムテック分野に注目し、女性のライフステージにおける変化を支える商品を開発し、順次発売しています。<主な商品ラインアップ>(1)自宅でできる膣内ラクトバチルス菌の検査キット「フェムテスト~ラクトバチルス~」健康な膣内フローラの主役である善玉ラクトバチルス菌。腟内のラクトバチルス菌の減少は不妊リスクや膣トラブルの原因になる可能性があります。「フェムテスト~ラクトバチルス~」は、簡単検査で痛みなく膣内のラクトバチルス菌の割合をセルフチェックできる検査キットです。定期的に膣内ラクトバチルス菌を測定し、健康な膣内フローラの維持に努めましょう。フェムテスト~ラクトバチルス~(2)葉酸の活性化に関わる遺伝子型を判定「葉酸代謝遺伝子検査キット」日本人の約7割は葉酸を有効に利用できていないことが知られています。妊娠中の葉酸不足は、胎児の神経管閉鎖障害などの発症リスクとなります。胎児の発育に重要な栄養素である葉酸。その葉酸の活性化に関わる遺伝子を調べるために「葉酸代謝遺伝子検査キット」を開発しました。簡単な遺伝子検査で自分の葉酸代謝の活性タイプを知り、健やかな妊活・妊娠生活を送りましょう。葉酸代謝遺伝子検査キット(3)母乳中のアルコール濃度を2分で検査「ミルクリア」授乳中でも時にはお酒を楽しみたい。でも、安心して母乳はあげたい。そんなママの想いをもとに「ミルクリア」は開発されました。忙しい授乳中の女性でも2分で簡単にセルフチェックできるため、安心して母乳育児を続けることができます。本品は2024年1月23、24日に開催された西日本医療品総合展示会において好評を得ました。販売開始は今春を予定しています。ミルクリア<開發 邦宏CEOコメント>女性が働きやすい環境を整えるためには、柔軟なキャリア設計のサポートが欠かせません。ビズジーンは、女性の活躍を真剣に考慮し、妊娠・出産・育児に焦点を当て、それぞれの段階に合わせたセルフケア商品を提供することで、女性の社会進出をサポートすることを目指しています。今後も、女性が社会でより一層活躍できるよう、フェムテック分野の要望に応えていく所存です。<各商品の詳しい情報、代理店契約など各種お問い合わせ先>株式会社ビズジーン〒567-0047 大阪府茨木市美穂ケ丘8-1大阪大学 産業科学研究所オープンイノベーション棟OI-104担当者: 尾形 勝弥URL : 会社HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月26日日本らしいフェムテックの啓蒙をめざす「Femtech Japan」(株式会社G-Place、東京支社:東京都中央区、代表取締役社長:綾部 英寿)は「Femtech Japan Award 2023」授賞式を2023年12月7日(木)に開催しました。本アワードは、フェムテック・フェムケアに取り組む企業・団体の中からその年に注目の商品・サービスを表彰し、フェムテック・フェムケアの一層の発展に貢献することを目的としています。例年、「Femtech Japan Award選考委員会」が、業界関係者・一般の方など幅広くご参加いただく投票の結果を参考に、受賞者を決定いたします。本年は、生理管理アプリ「4MOON」が最優秀賞を受賞しました。詳細: Femtech Japan Award 2023 授賞式■想いを大切にする「Femtech Japan Award 2023」について昨年の第一回開催に続き、二回目の開催となる「Femtech Japan Award 2023」は、今年日本のフェムテック・フェムケアにインパクトを与えたブランドの中から、実際の利用者の悩みや想いに寄り添い、女性の健康課題解決に特に貢献したブランドを表彰するものです。選考においては、投票数のみを基準とするのではなく、投票の際のコメントも重要な選考材料になります。投票された方の深い悩みや健康課題の解決・改善にいかにその商品・サービスが貢献したか、コメントに込められた商品・サービスへの熱い想いも受賞者選定の際に参考にしています。授賞式では、司会者が読み上げたコメントを聞いて目頭が熱くなる受賞者もおり、本アワードは商品・サービスを届ける企業・団体と、利用者の想いをつなぐ場となっています。■金賞受賞者コメント 4MOON 里口 風子様金賞を受賞した4MEEE株式会社様「金賞」受賞、大変光栄で有り難く思います。この名に恥じぬよう、更なるサービス改良を続けていかなければと誓い合う機会になりました。4MOON(フォームーン)がフェムテックを代表するプロダクトの1つとなり、アプリを通して「自分の身体と対話する習慣」を多くの女性に身につけていただきたい。そんな思いで、今後もユーザー様と共に歩んでいきたいです。■第2回 Femtech Japan Award 2023 受賞ブランド□金賞:4MEEE株式会社 「4MOON(フォームーン)」( )□銀賞:株式会社LIXIL INAXトイレ シャワートイレ 「ビデ専用ノズル」( )□銅賞:株式会社カペラビューティー 「リフレッシュニング フェミニンミスト」( )Hogara 「オーガニックコットン吸水ショーツ」( )□特別賞:ドゥイブス・サーチ 「無痛MRI乳がん検診」( )株式会社グラフィコ 「ウィズフェム よもぎ温座パット オーガニック」( )株式会社TENGA 「iroha mai RURI」( )西川株式会社 「生理時期の女性の睡眠改善にアプローチ「まもら騎士」生理用オーバーシーツ」( )■Femtech Japan Award 2023授賞式Femtech Japan Award 2023授賞式は、フェムテック・フェムケア啓蒙イベント「Femtech Japan / Femcare Japan 2023」会場にて開催いたしました。授賞式では受賞者の発表のほか、副賞の贈呈、受賞者のスピーチ、ゲストプレゼンターのスピーチ等を行いました。□授賞式開催概要:【日時】2023年12月7日(木)17:30~18:50【会場】Femtech Japan Femcare Japan 2023 セミナー会場ザ ストリングス 表参道 B1 イーストスイート(〒107-0061 東京都港区北青山3-6-8)□選考委員:入江のぶこ様 東京都議会議員 都民ファーストの会副代表石原新菜様 イシハラクリニック副院長 Femtech Japan 理事岡下真弓様 美養憧 代表 ホルモニスタ・薬剤師木川誠子様 フェムケアコンシェルジュ 「Femtech Japan College」記事制作ディレクター野口俊英 Femtech Japan 代表 株式会社G-Place シニアマネージャー□エントリーリスト: □授賞式の模様:Femtech Japan Award 2023 授賞式はYouTube公式チャンネルにてご覧いただけます。 なお、次回の「Femtech Japan Award」は2024年12月4日に「Femtech Japan Femcare Japan 2024」会場にて開催予定です。■Femtech Japan/Femcare Japanとは女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するという考え方がフェムテックです。昨今、話題に上る事が増えているものの、まだまだ一般的に語られることは多くはありません。そこでより多くの方々にご存知いただくための舞台として、当社では毎年“Femtech Japan”と称してイベントを開催しております。例年“Femcare Japan”とのタイトルも掲げ、<女性特有の健康課題>解決へ向けて取り組む様々なブランド様およびサービス提供企業・団体様にご出展いただき、幅広い情報をご提供できるイベントを目指しています。■Femtech Japanについて2021年1月、日本に日本らしい「フェムテック」を広めるため、株式会社G-Placeが立ち上げた取り組みです。Femtech Japanプロジェクトマネージャーは2020年末まで約5年間、自然派生理用品ブランドの責任者を務めました。在任時、生理に悩んでいた愛用者から「快適を手に入れられた」との喜びの声が数多く寄せられ、そのような喜びの声の輪を日本全国に広めたいという想いをもって、Femtech Japanをスタートしました。現在はイベント・セミナー開催、マーケットリサーチ、フェムテック・フェムケア系ブランド・サービスの販促サポート、施設内トイレへの生理用品設置サポート等の活動を行っています。Femtech Japan ウェブサイト: ■株式会社G-Placeについて1968年に「日本グリーンパックス」という社名で事業をスタート。2019年5月、創業50周年を機に現社名に変更しました。『アイディアで未来をつくる、創造総合商社』を掲げ、さまざまな分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量促進を支援。また、再生可能エネルギーに関する資材や再生樹脂製品の販売、天然由来成分にこだわったオリジナルの化粧品や雑貨類の企画・販売なども行っています。現在では海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開中です。2020年からは当社の株の100%を一般財団法人辻・山中財団が保有する体制に移行しており、当社の得た収益の一部は配当金として財団に支払われたのち、社会に対し意義のある事業に寄付される仕組みになっています。(一般財団法人辻・山中財団公式サイト )※「辻」は「一点しんにょう」が正式表記。【会社概要】商号 : 株式会社G-Place (読み:ジープレイス)所在地 : 〒617-0835 京都府長岡京市城の里10-9創業/設立 : 1968年5月7日/1969年5月16日代表取締役社長: 綾部英寿公式HP : 掲載されている情報は発表時点のものです。発表後に内容が変更になる場合がございますので、何卒ご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日女性向けフェムケアブランド「laugh.(ラフドット)」は12月8日に、デリケートゾーンの拭き取りシート「WIPIE(ワイピー)」を発売しました。「laugh.」は一人ひとりの女性が、自分に必要なケアを理解し、 自分のために選択できる世の中をつくりたいという思いをもとに、現在は、デリケートゾーンケア商材の販売をWEB中心で行っており、 ウォッシュやクリーム、ミストなど複数の商品を販売しているブランドです。今回発売された「WIPIE」は、さっとひと拭きでデリケートゾーンを清潔にできる拭き取りシート。使いやすい個包装タイプで、使用後にそのままゴミ箱に捨てられる手軽に持ち運べるようになっています。レーヨン100%の天然素材であるのにくわえ、弱酸性かつ10種のフリーで肌に優しいのも特徴。チャ葉エキスなどの美容成分を配合しています。個包装されているから、ちょっとした外出にも持ち歩きやすいですよね!デリケートゾーンのムレやかゆみが気になる方は、一度使って見てはいかがでしょうか?■商品概要商品名:ラフドットワイピー容量:15枚入り香料:スイートブーケ単品価格:3,278円※送料・手数料別(フォルサ)
2023年12月15日TENGAが展開する⼥性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」は12⽉16⽇、 OPERETTE ラシック福岡天神店にて、セルフプレジャーアイテムブランド「iroha」の店舗内特設コーナー「iroha SHOP FUKUOKA」をオープンします。■コスメショップOPERETTE内に、「iroha SHOP」が九州初上陸「iroha SHOP FUKUOKA」はOPERETTE内に同⽇に新設されるフェムテックコーナーの⼀⾓に設けられます。福岡県で常設の⼤規模なフェムテックコーナーが設けられること、そしてコスメショップに「iroha SHOP」がオープンするのは初めてのことです。店舗は、「iroha」初の百貨店常設店の「iroha STORE」⼤丸梅⽥店をベースに、「和モダン」をコンセプトにしたナチュラルな⾊合いの⽊を組み合わせたパーテーションを作り、⼥性が外からの視線を気にせずに商品を⾒られるよう、細部まで意識しています。すべての「iroha」及び「iroha INTIMATE CARE」製品を触って選べるほか、「iroha」アイテムの知識を持ったOPERETTE⼥性スタッフによる案内が可能です。■福岡県でのフェムテックコーナーオープンの背景1902年の創業以来、OPERETTEを運営する⼤賀薬局がずっと⼤切にしてきた想いは、地域のユーザーに常に寄り添うこと。福岡は⼥性の⼈⼝が多く、⼥性特有の健康悩みを抱える人も多くいます。「全ての⼥性が安⼼して相談できる場所をつくりたい」……その想いから、真摯にモノづくりに取り組んできた「iroha」とコラボし、フェムテックコーナーをオープンします。フェムテックコーナーには「iroha」が提案する「セクシャルウェルネス」をはじめ、「⽣理・PMSケア」「デリケートゾーンケア」「プレコンセプションケ ア」「ゆらぎ世代ケア」など、⼥性の健康悩みに応じた商品をテーマ別に用意。⼥性たちの⼼地よさを⼿助けできるよう、プロダクトを通して尽⼒していきます。■「フェムテック」の認知度・福岡県は全国17位TENGAが発⾏するニュースレター『⽉刊TENGA』50号で、全国のZ世代〜バブル世代の2,585⼈の⼥性を対象に「フェムテック」及び「フェムケア」という⾔葉の認知度を全国47都道府県別に調査しました。その結果、福岡県の「フェムテック」の認知度は47都道府県中17位、「フェムケア」 は29位という結果でした。都道府県全体でも、2022年に実施した調査ではフェムテックという⾔葉を「知っている」と回答した⼥性は22.0%でしたが、2023年の調査では16.1%と約6%も下がりました。 また「フェムテックアイテムを使⽤したことがない」という人が多い結果となりました。昨今多くのメディアで「フェムテック」という⾔葉や製品に関する紹介がなされていますが、同調査では、肝⼼な⼀般⼥性たちへはまだまだ情報が届ききっていない現状が浮き彫りとなりました。⼥性たちの健康課題を解決し、豊かな⼈⽣をサポートするフェムテックアイテムを、気軽に試せて情報にアクセスできる場が少ない状況があります。■「iroha」について「iroha」は、同社が2013年に⽴ち上げた⼥性向けセルフプレジャ ーアイテムブランド。10周年を迎えた今年、ステートメントを 「LOVE MY COLOR きもちよさを、⾃分らしく」へ⼀新し、10周年記念アンバサダーに俳優の⽔原希⼦さんを迎え⼥性たちの⼼地よさに向き合うブランドとして製品の開発・発売を⾏っています。⽣活空間になじむデザインやシリコンの肌触りにこだわり、⼥性が⾃分の欲求を素直に肯定できるようなアイテムを提案。 現在、「iroha」アイテムを取り扱う店舗は10年間で2,802店舗、デリケートゾーンケアアイテムを取り扱う姉妹ブランド「iroha INTIMATE CARE」の取扱店舗は1万店舗を超え、全国のドラッグストアやバラエティショップで気軽に購⼊できます。■「iroha SHOP FUKUOKA」概要オープン⽇:2023年12⽉16⽇場所:OPERETTE ラシック福岡天神店 (福岡県福岡市中央区天神2丁⽬1-1福岡三越地下1階)営業時間:10時〜20時店舗名:iroha SHOP FUKUOKA取り扱いアイテム:「iroha」及び「iroha INTIMATE CARE」アイテム全種※オープンキャンペーンとして、12/16・17の 2⽇間でそれぞれ先着100名に、ブランド10周年記念アンバサダー・⽔原希⼦さんとの共同開発第2弾「iroha petit CORAL」をプレゼントします。(エボル)
2023年12月14日TENGAは11月22日、ブランド初となるユニセックス プレジャーアイテム「TENGA UNI(テンガ ユニ)」を発売しました。発売に伴い、TENGA UNIのコンセプトが詰まったダンスPVを公開。また同日よりTikTokにて、ダンス動画投稿・コメントキャンペーン「みんなで楽しむ!#UNIダンス Wキャンペーン」を開催しています。■ユニセックスのプレジャーアイテム「TENGA UNI」「TENGA UNI」は、性別を問わず、ひとりでもカップルでも楽しめる次世代プレジャーアイテム。付属しているローションを塗布して使用する使い切りのアイテムで、ぷるぷるのストレッチ素材で作られています。リバーシブル仕様になっており、指にはめて女性器にあてがったり、ひっくり返して男性器を包んだり、自由な使い方で楽しめます。ジュエリーをモチーフにした使用感の異なる4種がラインアップ。4種セットのバラエティパックも発売します。■もっと自由にプレジャーライフを楽しんでほしい!「TENGA UNI」は「男女という性別の区別を気にすることなく、あらゆる人がもっと気軽に、もっと自由にプレジャーライフを楽しんでほしい」という開発者の想いから開発されました。特にカップルでの使用において、従来品は男女で使うことを想定したアイテムが多い中、同製品は同性同士の使用にも適しています。こうしたUNIのコンセプトをPOPに明るく表現し、誰でも踊れるようなダンスにしたPVを、公式YouTubeや各公式SNSで公開しています。オリジナル楽曲『UNIでラブ』は、SpotifyやApple Music、LINE MUSICなどの音楽ストリーミングサービスで配信します。TENGA UNI ダンスPV:みんなの「#UNIダンス」投稿:◇TikTokダンス動画投稿・コメント「みんなで楽しむ!#UNIダンス Wキャンペーン」開催TikTokにて「みんなで楽しむ!#UNIダンス Wキャンペーン」を開催。ダンス動画の投稿で抽選で1組に「宮古島 ユニの浜ツアー付き 往復航空券」を、または「#UNIダンス」ハッシュタグ付き投稿で素敵だと思った動画にコメントをするだけで「オリジナルQUOカード 1,000円分」をプレゼントします。【実施先】TikTok【実施期間】 2023年11月22日 12:00 〜 2024年1月15日 23:59【キャンペーン詳細】■商品概要TENGA UNI(テンガ ユニ)(1)EMERALD(エメラルド)(2)DIAMOND(ダイヤモンド)(3)TOPAZ(トパーズ)(4)AMETHYST(アメジスト)参考価格:単品 600円、バラエティパック2,400円販売先:TENGA STORE TOKYO(阪急メンズ東京)、TENGA STORE YOKOHAMA(横浜ビブレ)、iroha STORE(大丸梅田店)、TENGA SHOP、バラエティショップ、Amazonなど(エボル)
2023年12月13日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部あなたは「性交痛」に悩んだ経験はありますか?パートナーとの行為の際に痛みを感じたことがあるならば、それが性交痛です。中には、その痛みを「パートナーには言いづらい」と我慢してしまう人もいるかもしれません。痛みを感じているのに言えないまま放置していると、摩擦による黒ずみ化、セックスレスや破局の原因となっていく可能性もあります。性交痛はなかなか人に相談しづらいことですが、そんな悩みを抱える女性のために、立ち上がった企業があります。株式会社Lingerie Cosmeticsが展開する『peec(ピーク)』は、デリケートゾーン美容と性交痛の改善を同時に行える、潤滑美容ハイブリットローションです。デリケートゾーン美容と性交痛、ふたつにアプローチする新しい潤滑ローションの魅力を、同社のCCO・原田瑞穂さんにお伺いしました。自身の「性交痛」がプロダクト開発のきっかけに――peecに参画するまでのご経歴を教えてください。ソーシャルビジネスに特化した学部で社会課題や福祉について勉強し、大学3年生の時に1社目の会社を立ち上げました。教育やまちづくりに関わるのプロダクトを取り扱いながら働いてきた中で、「生理」や「ホルモンバランスの乱れ」などの女性特有の課題で悩むことがありました。どうしてもキャンセルできない予定の日に生理が被ったり、性交痛が原因でパートナーとの行為が疎遠になったり……そんな自分自身の体験から、セクシャルウェルネスの領域に感心を持つようになり、他の役員メンバーとともにLingerie Cosmeticsを立ち上げました。――潤滑美容ハイブリットローション『peec』を作ったのも、ご自身のご経験があったからでしょうか?そうですね。自分の体験談が強く影響しています。私自身も性交痛に悩んでいました。なんとなく行為を避けるようになっていくうちに、彼の心すらも自分から離れていくのが分かって、すごくショックでした。でも今考えると、カップルの間で愛情を確かめ合う行為を、話し合わずに避けようとしたのは私の方。彼も傷ついていたんだと思います。結果として、私たちの場合はふたりで解決できずに関係性が終わってしまったからこそ、同様の悩みを抱えている男女に寄り添いたいなと思うようになりました。今だから思うことは、「性交痛」を解決する方法はたくさんあったんだなということです。あの頃の私は、性交痛や自分の身体について本当に知らないことが多かったし、誰かに相談するという発想にもならなかったです。今の日本には、まだまだセクシャルウェルネスに関する情報が、必要な人に届いていないと思っています。自分自身も悩んでいたからこそ『peec』を作って、こうしてセクシャルケアの発信を続けています。デリケートゾーンケアとしても、潤滑ローションとしても使える『peec』の魅力――潤滑美容ハイブリットローションとはどんなものなのでしょうか?『peec』のブランドコンセプトは「肌にまとい、愛を楽しむ」です。パートナーとの行為やセルフプレジャーの際に使える潤滑ローションなのですが、保湿成分や整肌成分をたっぷり配合しているので、デリケートゾーンケアとしても使用していただくことができます。――商品開発の際にこだわったポイントがあれば教えてください。ひとりで使えるのはもちろん、ふたりでも使いやすいようにこだわって開発しました。カードタイプの個包装になっているので持ち運びにも便利ですし、お泊まり用のケアアイテムにも見えるようなパッケージになっています。女性が買っても男性が買ってもパートナーに提案しやすいよう、クリーンなパッケージングにこだわりました。また、手に出していただくと分かるのですが、従来の潤滑ローションとは異なるテクスチャになっています。手にまとわりつくぬめり感はなく、しっとりととろけるような質感が特長です。肌の上では温感効果も発揮するので、デリケートゾーンに塗布した時に安心感がありますよ。――まさにハイブリットなプロダクトですね。ユーザーからはどんな声が届いていますか?『peec』は2023年10月にリリースしたばかりなのですが、10月開催の『FemtechTokyo(フェムテック・トーキョー)』に出展し、さまざまなご意見をいただきました。「塗った後の嫌な感じがなく、自宅でも使ってみたい」「使用後の保湿感」「ほのかに香るローズがいい」「こういう商品を探していた」など、うれしいお声が届いています。見た目のかわいらしさから手にとっていただくことが多く、ターゲットにしていた層だけでなく、ママさん世代や50代の女性にも感心を持っていただけたのが印象的でした。Instagramにも、「今までで一番パートナーと楽しく、気持ちよく愛情を確かめ合えた」などのDMも。これまでに潤滑ローションを使ったことがあるという方からは、質感に対するうれしい感想が届きました。温感を心地よく感じてくださったという方もいれば、行為後のケアにも使える便利さに感動してくださった方もいらっしゃいました。『peec』は肌にやさしい美容成分が中心のため、行為後も肌ケアとして塗布していただいてOKです。潤滑ローション特有の、使用後の突っ張り感もありません。――使用後のお手入れが簡単なのは助かりますね。特にどんな時に使ってほしいと考えていますか?サイズ感がコンパクトなので、パートナーとのお泊まりの時に使っていただくのもおすすめですし、おひとりで使用される方は、ぜひゆっくりとプレジャーできる日に使ってみてほしいです。行為の後って、本当は早く寝たいじゃないですか。身体も心もリラックスしている状態なのに、身体を洗うためにシャワーに行っているうちに覚醒してしまうのって、もったいないですよね。でも『peec』を塗布した時は、いつもよりも時間がゆっくり流れているような心地よさがあります。その感覚に身を任せたまままどろみにダイブできるのは、『peec』を使う時に感じる大きなメリットです。使い道の多い潤滑ローションで、性のトピックへの「話づらさ」を解消したい――『peec』が目指す将来や、原田さんが考えるセクシャルウェルネスの未来について教えてください。まだまだ性の話題はタブー視されており、ましてや女性から話すことに嫌悪感を抱く人も多いと思います。なので、パートナーとそういった話をする際は、彼ではなく自分への言い訳のために、遠回しな提案をしてみてもいいと思います。――遠回しな提案とは具体的にどういうものでしょうか?「友達からひとつもらった」とか「デリケートゾーンケアコスメなんだけど、ふたりでも使えるんだって」とか。そんなところからスタートでもいいと思います。『peec』の使用用途(ユースケース)が多いのは、そのためでもあるからです。『peec』をきっかけに、私のようなパートナーとのコミュニケーション不足が原因で、悲しい想いをする女性が1人でも減ったらいいな、と思っています。――最後に、性をオープンすることに対してまだ一歩を踏み出せない女性に、エールをお願いします!私がまず伝えたいのは、性交痛があるのは当たり前ではないこと。それに、性交痛には改善の余地があるということです。痛みについてパートナーに直接相談するのははばかられるかもしれません。だからこそ『peec』というプロダクトが生まれました。今後は、ライフステージに応じた女性特有の課題を持っている方たちのためのコミュニティを運営することも検討しています。こういったお悩みは誰にでも話せることではないですが、同じ悩みを抱える女性の間で自由に表現できるようになっていくことで、もっと性に対してもオープンな社会が実現していくはずです。私たちは、その一歩を踏み出すサポートを続けていきたいです。読者プレゼントにて10名様にプレゼント!
2023年12月08日日本らしいフェムテックの啓蒙をめざす「Femtech Japan」(株式会社G-Place、東京支社:東京都中央区、代表取締役社長:綾部 英寿)は2023年12月7日(木)にフェムテック・フェムケアイベント「第5回 Femtech Japan / Femcare Japan 2023」をザ ストリングス 表参道にて開催し、同会場内で「Femtech Japan Award 2023」受賞者発表と授賞式を実施します。本アワードはフェムテック・フェムケアに取り組む企業・団体の中から今年注目の商品・サービスを表彰し、フェムテック・フェムケアの一層の発展に貢献することを目的としています。受賞者は、業界関係者・一般の方など幅広くご参加いただく投票の結果を参考に、「Femtech Japan Award選考委員会」が決定いたします。Femtech Japan Award ロゴ■想いを大切にする「Femtech Japan Award 2023」について昨年の第一回開催に続き、二回目の開催となる「Femtech Japan Award 2023」は、今年日本のフェムテック・フェムケアにインパクトを与えたブランドの中から、実際の利用者の悩みや想いに寄り添い、女性の健康課題解決に特に貢献したブランドを表彰するものです。投票数のみを選考基準とするのではなく、投票された方のコメントも重要な選考材料になります。投票された方の深い悩みや健康課題の解決・改善にいかにその商品・サービスが貢献したか、コメントに込められた商品・サービスへの熱い想いも受賞者選定の際に参考にいたします。昨年の授賞式では司会者が読み上げたコメントを聞き、目頭が熱くなる受賞者もおり、今年も商品・サービスを届ける企業・団体と、利用者の想いをつなぐ場となることを目指しています。■Femtech Japan Award 2023授賞式授賞式は、フェムテック・フェムケア啓蒙イベント「Femtech Japan / Femcare Japan 2023」会場にて開催します。授賞式では受賞者の発表のほか、副賞の贈呈、受賞者のスピーチ、ゲストプレゼンターのスピーチ等を行います。Femtech Japan Award 2023授賞式の取材を希望されるメディアの方は事前申請をお願いいたします。□授賞式開催概要【日時】2023年12月7日(木)17:30-18:50【会場】Femtech Japan / Femcare Japan 2023 セミナー会場ザ ストリングス 表参道 B1 イーストスイート(〒107-0061 東京都港区北青山3-6-8)□選考委員入江のぶこ様 東京都議会議員 都民ファーストの会副代表石原新菜様 イシハラクリニック副院長 Femtech Japan 理事岡下真弓様 美養憧 代表 ホルモニスタ・薬剤師木川誠子様 フェムケアコンシェルジュ 「Femtech Japan College」記事制作ディレクター野口俊英 Femtech Japan 代表 株式会社G-Place シニアマネージャー□エントリーリスト □取材申込 ■第一回 Femtech Japan Award 2022 受賞ブランド金賞 : 株式会社カペラビューティー「フェミニンケアソープ」 銀賞 : 日本事業開発株式会社「racine膣美容液 core serum」 銅賞 : 株式会社グラフィコ「withFEM よもぎ温座パット オーガニック」 銅賞 : 株式会社フルッタフルッタ「フルッタアサイー EPOFe」 銅賞 : 一般社団法人READY BOX「はじめての生理準備BOX」 特別賞: 株式会社G-Place「ナチュラムーン」 特別賞: JUNA株式会社「LINGERIENA」 Femtech Japan Award 2022の様子はYouTube公式チャンネルにてご覧頂けます。【昨年の授賞式の様子】 金賞を受賞した株式会社カペラビューティー様Femtech Japan Award 2022 授賞式の様子■フェムテックジャパン/フェムケアジャパンとは女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するという考え方がフェムテックです。昨今、話題に上る事が増えているものの、まだまだ一般的には語られることは多くはありません。そこでより多くの方々にご存知いただくための舞台として、“フェムテックジャパン2023”を開催いたします。当日は“フェムケアジャパン2023”とのタイトルも掲げ、<女性特有の健康課題>解決へ向けて取り組む様々なブランド様およびサービス提供企業・団体様にご出展いただき、幅広い情報をご提供できるイベントを目指します。本イベントは2021年10月の東京初開催以降5回目の開催で、各回ともフェムテック/フェムケアブランドが多数出展し、来場者からは「商品やサービスに直接触れることができ、熱意ある出展者から話を聞くことができる」場所としてご好評いただいています。Femtech Japan / Femcare Japan 2023■開催詳細【日時】 2023年12月7日(木)11時~19時(来場完全予約制)【会場】 ザ ストリングス 表参道 東京都港区北青山3-6-8【アクセス】東京メトロ表参道駅B5出口 地下通路より直結【出展者数】約50テーブル(月経ケア、妊活・不妊・妊娠・産後、女性特有疾患、更年期ケア、セクシャルウェルネス、メンタルヘルス等に関する企業・団体が出展予定)【来場者数】約800名~1200名程度【来場者イメージ】プレス・メディア、美容系、サロン、スポーツ系、販売店、MD/バイヤー、卸問屋、タレント、インフルエンサー、国会議員、地方議員、一般来場者など(敬称略)【過去開催の様子】過去、イベント開催時の会場内やセミナーの様子はYouTube公式チャンネルにてご確認下さい。 ■イベントページURL ■来場希望の皆様へFemtech Japan / Femcare Japan2023の入場料は1,000円です。来場は時間指定の完全予約制となっております。「Peatix」よりご予約ください。 ■Femtech Japanについて2021年1月、日本に日本らしい「フェムテック」を広めるため、株式会社G-Placeが立ち上げた取り組みです。Femtech Japanプロジェクトマネージャーは2020年末まで約5年間、自然派生理用品ブランドの責任者を務めました。在任時、生理に悩んでいた愛用者様から「快適を手に入れられた」との喜びの声が数多く寄せられ、そのような喜びの声の輪を日本全国に広めたいという想いをもって、Femtech Japanをスタートしました。現在はイベント・セミナー開催、マーケットリサーチ、フェムテック・フェムケア系ブランド・サービスの販促サポート、施設内トイレへの生理用品設置サポート等の活動を行っています。◇Femtech Japan ウェブサイト: <株式会社G-Placeについて>1968年に「日本グリーンパックス」という社名で事業をスタート。2019年5月、創業50周年を機に現社名に変更しました。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を掲げ、さまざまな分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量促進を支援してきました。また、再生可能エネルギーに関する資材や再生樹脂製品の販売、天然由来成分にこだわったオリジナルの化粧品や雑貨類の企画・販売、海外家電製品の輸入販売なども行い、事業範囲を広げています。現在では海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開中です。【会社概要】商号 : 株式会社G-Place(読み:ジープレイス)所在地 : 〒617-0835 京都府長岡京市城の里10-9創業/設立 : 1968年5月7日/1969年5月16日代表取締役社長: 綾部英寿公式HP : 【内容に関するお問い合わせ先】フェムテックジャパン2023/フェムケアジャパン2023プロジェクトマネージャー 野口俊英TEL : 080-6195-7428(テレワーク中の為、ご連絡は携帯電話へ)メール: info@femtech-japan.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部自分のからだのこと、性のこと。本やネット検索などで、正しい情報を知ることは簡単にできるようになってきたものの、やっぱり身の回りでは、話しづらいことだったりします。情報を得たり、自分で実践したりするだけではなく、やっぱり誰かと悩みや気持ちを分かち合いたい。そんな女性のために立ち上がったのは、とある一人の女性でした。味の素株式会社で営業として働いていた橋麻依子さんは、社内の起業家育成プログラムを利用して、女性Well-being事業「LaboMe(R)」を立ち上げました。メンバーが選んだセルフケアプロダクトが毎月届くサブスクに加え、参加者たちが意見や悩みを共有できるコミュニティとしても機能しているLaboMe。チームを牽引する橋さんに、LaboMeの掲げる「自身の身体と向き合うこと」の意味を聞きました。■目指したのは体調管理を強制するのではなく、共有し合える事業――まずは、橋さんのこれまでのご経歴を教えてください。新卒で味の素株式会社に入社し、現在7年目です。飲食店様に商品提案する外食用営業として4年間働いた後、2020年に社内起業家育成プログラム「A-STARTERS」に応募・採択され、LaboMeを立ち上げました。――プログラムに応募したきっかけは?新卒から営業として働いていましたが、ゆくゆくはマーケターになりたいという目標を持っていました。その気持ちを当時の上司との面談で伝えたところ、仕事は目的ではなく手段だ、と教えられました。「なぜマーケターになりたいのか、誰の役に立ちたいのかも考えてみて」とアドバイスを受け、自分のキャリアについて再考しました。その結果、自分のやりたいことを実現するために、若いうちから挑戦したいと考え、入社1年目から応募できるA-STARTERSに応募しました。――上司のアドバイスを受けて、仕事を通して誰の役に立ちたいと考えましたか?「自分のような女性の役に立ちたい」というのが、私の答えでした。というのも、私は中高生時代から生理が重く、PMSにも苦しんでいました。私はずっと誰にも言えなかったけど、大人になってからは「実は私もずっと悩んでいたの」と、友人の方から打ち明けてくれる機会も何度かありました。きっと私以外にも、身体のことで悩んでいる女性はいるはず。そう思うと励まされる気持ちもありましたし、そんな女性たちの役に立つ事業を始めたいと、LaboMeの構想を練りました。――「セルフケアのサブスクとコミュニティ運営」という構想は、その当時から決まっていたのですか?事業が採択されてから実際にチームが組まれるまでには、約1年のラグがあったのですが、その1年間に色々模索していました。最初は、ウェアラブルデバイスでPMSや体調変化を予測する、体調管理系サービスなどを考えていました。しかし、プロダクトの検証期間に社内外の女性にインタビューしたり、アンケートを取ったりしていく中で、女性たちの想いが見えてきたんです。実際のお声を聞いてみると「揺らいでしまう自分をコントロールしなければいけない」と考えている女性がとても多いことが分かりました。体調不良になると、自分を責めてしまうという方も多く、体調管理を強制させてしまうようなサービスを展開するのは嫌だな、と考えるようになりました。そこから、自分の体調や気持ちを共有できる場所を提供する、今のLaboMeのカタチが見えてきました。■LaboMeは「自分に合うか」を研究するセルフケアラボ――コミュニティ運営に加えて、セルフケアのサブスクを展開しようと考えたのはなぜですか?検証期間にお話した女性たちが「毎日、毎月同じことで悩んでいるわけではない」と言っていて、その意見にとても共感したからです。たしかに、PMSも月によって重さは違うし、季節によってはPMS以上の悩みを持つ時もあります。それに、生理が重いから、PMSがひどいからと言っても、ずっとそのことについてばかり悩んでいると、逆に疲れてしまいますよね。だから、商材は絞らずに女性の様々な課題を解決できるプロダクトをお届けするサービスを考えました。女性の悩みはいろいろあると思いますが、状況に合わせたセルフケアを模索できるようになれれば、もっと生きやすくなる人もいると思います。セルフケアのプロダクトとコミュニティを通じて、その時の自分に合うケアを探求していくのが、今のLaboMeのコンセプトです。――毎月届くプロダクトは、どのように選定されているのですか?LaboMeでは味の素の製品をお届けしているわけではなく、女性に役立つ製品を作っている、さまざまなブランドのアイテムをお届けしています。商材も食べ物や飲み物、スキンケアコスメやバスケアグッズ、衣料品など、テーマに合わせて変えています。お届けするプロダクトは、味の素(株)研究員メンバーが自信を持っておすすめできると判断したものです。自分に合うものを知りたくても、自分では本当にいいものか分からないという悩みを持つ人も、安心して使っていただけます。プロダクト選定会議は研究員だけでなく、チームメンバー全員が参加し、実際に自分たちで手に取って、使用した感想をぶつけ合います。私たち自身が「みんなにすすめたい」と思ったものをお届けしています。――LaboMeのメンバーはどのような活動ができるのですか?届いたプロダクトを使ってみた感想をコミュニティの中で発信したり、コメントで交流したりすることができます。コミュニティにはLaboMeの研究員メンバーも参加しているので、気になることがあれば専門家に質問することもできます。アイテムをただ使うだけではなく、他の人の意見を聞きながら「自分に合うか」を研究することができます。セルフケアのサブスクはたくさんありますが、参加メンバーと交流して悩みを共有できるのは、LaboMeの大きな強みだと考えています。プロダクトが届いて終わりではなく、他の人の意見を聞きながらアイテムが自分に合うかどうか模索できるのが、LaboMeならではの活動です。また、オンラインだけでなくオフラインのイベントも毎月開催しています。毎回テーマを設定してイベントを行っているのですが、ゲストをお招きして参加者の皆さんとワークショップをしたり、トークショーを行ったりしています。ゲストには、お届けしたプロダクトの開発者さんや、さまざまなセルフケアの専門家をお招きしています。イベントでは参加者さん同士が交流できる機会も多いので、自分と似た悩みを持つメンバーと実際に仲良くなったとおっしゃってくれた方もいます。――LaboMeの参加メンバーからはどんな声が届いていますか?オフラインイベントでは、同じ悩みを持つ人と知り合えて安心した、という嬉しい意見を聞くことが多いですね。また、個人的に嬉しかったのは、お届けしたプロダクトを「使い続けている」というお声をいただく時です。会員の方々が私たちの選んだアイテムを手に取り、それが新しい習慣となって生活に馴染むことは、LaboMeの目指すひとつのゴールでもありますから。■身体の揺らぎと共存し、許し合える社会へ――現在2年ほどLaboMeの開発・運営されていると思いますが、これまでにどんな苦労がありましたか?LaboMeは社内の新規事業なので、立場が上の方も含め、たくさんの人の意見をいただく機会が多いです。その認識をすり合わせていくのは大変なことではあるのですが、それぞれに違う前提を持っている人々の意見を理解し、聞き入れていくことも、LaboMeの成長に必要なことだと思っています。チームメンバーにも、味の素の研究所で働くメンバーや、後輩にあたる年次の社員、社外の方など、いろいろなバックグラウンドを持つ方がいます。当初はお互いにうまく意見が言えない時期もありましたが、実際にLaboMeを受け入れてくれた会員の方々と交流する中で、メンバーの目標も一致するようになりました。会員の方々もチームメンバーにもそれぞれの個性があるので、自分とは違う意見も、大切な目線として捉えていきたいです。――LaboMeが考える「自分の身体と向き合う」ことの意義とはなんですか?体調の揺らぎは、年齢とともに感じる機会が増えていくものです。完全になくすことは難しいからこそ、私たちは揺らぎと共存していく必要があります。体調変化と上手に付き合いながら、しなやかに生きていくために必要なのが「自身との向き合うこと」です。何かあった時にも自分なりの対処法があれば安心ですし、揺らぎを受け入れることができれば、体調の変化があっても不幸に感じづらくなります。自分と向き合い、揺らぎと共存できる人が増えていくことで、社会全体の体調変化に対する寛容度が高まっていけばいいなと思っています。いつも全力で頑張らなくても、大丈夫。そんなメッセージを、LaboMeでの活動を通して発信し続けていきたいです。
2023年11月28日カウンセリングブランド「TWANY(トワニー)」は11月11日、新たに展開するフェムケアライン「TWANY&me(トワニーアンドミー)」の第一弾となる商品「デリケートケアウォッシュ」「デリケートケアクリーム」を発売しました。■デリケートゾーンの肌の洗浄と保湿ができる2アイテム今回発売したのは、デリケートゾーンの肌の洗浄と保湿が行えるボディウォッシュとクリームです。「デリケートケアウォッシュ」(2,750円)は、デリケートゾーンの肌ケアに対応し、“濃密泡”で肌を優しく洗うボディウォッシュです。“濃密泡”は、界面活性剤を極力配合せずに実現したもの。うるおいを守りながら、やさしい感触で肌をしっかり洗うことが出来ます。濃密さにくわえ、弾力があり持続性のある泡とのことです。ゼラニウム&ホワイトフラワーの香りも特徴です。「デリケートケアクリーム」(3,080円)は、肌のうるおいを守り、肌に汚れが直接付着することを防ぐボディクリームです。やわらかなクリームが心地良くのび広がり、乾燥してデリケートになりがちな肌もうるおいで保護。水分の蒸発を防ぎ、肌をすこやかに保ちます。ラベンダー&フローラルの香り。商品パッケージは、スタイリッシュで生活になじむデザインを目指し、フェムケアを自然に取り入れられるように草木染めをイメージしたものとなっています。■商品概要商品名/容量:価格トワニーアンドミーデリケートケアウォッシュ〈ボディ用洗浄料〉/150mL:2,750円トワニーアンドミーデリケートケアクリーム〈ボディクリーム〉/60g:3,080円(フォルサ)
2023年11月13日splendideは11月1日~15日、公式ラインアカウントにて「超吸水型サニタリーパッド」の予約販売を数量限定で実施します。「超吸水型サニタリーパッド」は、Z世代のデザイナーによる最新デザインや使い勝手を融合した新たなサニタリーパッドです。あらゆる日常活動に対応できる100mlの吸水力を誇るほか、信頼性のある設計で、あらゆる漏れに対応。夜間も安心して使用できる夜用のサイズながら、持ち運びにも便利なボタンで四つ折りにできる仕様を採用しています。日本の下着工場で熟練の職人によって手作業で仕上げられ、細部まで品質にこだわった製品となっています。生理の日をより快適に過ごしたい方は、ぜひ試ししてみてはいかがでしょうか?■商品概要商品名:超吸水型サニタリーパッド予約期間:11月1日~15日予約販売:公式ラインアカウント()(フォルサ)
2023年11月06日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部近年、女性のヘルスケアに関する情報や商品はどんどん増えています。そして、ウーマンヘルスケアを含む「フェムテック」と呼ばれる領域の中の、女性のセルフプレジャーを支援するアイテムも増えてきている反面、まだまだ「人に相談しづらい」「どうしていいか分からない」という声が多いのも、この領域の特徴でもあります。俳優・モデルとして活動する水原希子さんは、セルフプレジャーを含むフェムケア領域の発信を積極的に行っている女性のひとりです。水原さんは2023年、女性向けセルフプレジャーアイテムを展開するブランド「iroha」の誕生10周年記念アンバサダーに就任。6月には、水原さんが共同開発した『iroha mai RURI』というセルフプレジャーアイテムも発売されました。irohaのアンバサダーとして発信を続けている水原さんに「なぜ性をオープンに発信するのか」と問うと「むしろ、伝える場所を探していたんです」と、とてもポジティブに答えてくれました。そして、性の発信を通して「カラダと向き合うことの大切さ」を伝えている水原さんに、自分のカラダと向き合うコツについても伺ってきました。「大切なのに話しづらい」性の話題、率先して発信する意義――水原さんがフェムテックやフェムケアについて、発信をしていこうと思ったきっかけはなんですか?私も昔は、性の話は親友のような特別な存在にしか話せないことだと感じていました。なので、私の中ではirohaの誕生が大きかったんです。irohaが世の中に現れた時、とても大きな衝撃を受けました。セルフプレジャーアイテムにはもともと、タブーを感じざるを得ないイメージがあったと思うんですが、irohaは説明を受けなくても女性向けだと分かるかわいらしさがあって、周囲にもすごく話しやすかったんですよね。「ねえ、irohaって知ってる?」と気軽に情報共有できるようになり、性の話題を口にするハードルが下がったことを覚えています。私はその瞬間からずっと、irohaのファンだったんです。――誕生当初から、irohaのファンだったんですね。実際に友達に話すだけでなく、アンバサダーとしてSNSなどで発信するようになった時には、どんな思いがあったのでしょうか?私自身「性にもっとオープンな社会になれたらいいのに」と思いながらも、友達に話すような感覚で自分の考えをネットで発信できるようになるまでには、かなりの時間がかかりました。でもずっと、伝える場所やそのきっかけを探していたんだと思います。セルフプレジャーは、性に関するトピックの中でもかなりセンシティブに取り扱われていますが、人々の健康に関わる大切な情報だと思っています。でも、世の中の皆さんにとって、話しづらい話題であることも理解しています。だからこそ、私がスポークスパーソンとして活動することに、大きな意義を感じているんです。――発信し始めて、フェムケアそのものやご自身のカラダへの向き合い方に変化はありましたか?自分のカラダを、より大切にしようと思えるようになりましたね。皆さんにもいつも伝えていることなのですが、自分の体調を判断できるのも、心やカラダからのメッセージを信じて、自分を大切にしてあげられるのも、自分だけなんですよ。発信を始めてからは、共感の声をいただくことも多くて、カラダからのメッセージもより信じてあげられるように。そのおかげで、今まで以上に深く自分を肯定してあげられるようになりました。『iroha mai RURI』で体感できる、振動によるインフォメーション――共同開発した『iroha mai RURI』について、水原さんが一番こだわったポイントを教えてください。一番を決めるのは難しいですね。私が大切にしている「海」というモチーフをテーマに、コンセプトも、色も、振動パターンも、外箱も、全てにこだわりを詰め込みました。特に印象深いのは、私自身が海で撮影したクジラたちの求愛の歌を振動パターンに採用していただいたこと。海をテーマにした音波振動をかなりポジティブに受け入れてもらえて、すごくうれしかったです。『iroha mai』の音波振動システムの話を伺った時、真っ先にホエールスイムでの体験が思い浮かびました。クジラたちが歌う音の振動が、海を伝って私のカラダに響いてきた時、気づいたんです。私たちは、自分の想像もつかないようなアプローチから、インフォメーションを受け取っていることもあるのだと。そのアプローチを『iroha mai RURI』で皆さんにも体感してもらえたらと思っています。――商品に対する感想など、水原さんの元にはどんな声が届いていますか?中でも一番うれしかったのは、大阪で行われた商品のお渡し会に来てくださった、婦人科の臨床現場で活躍する方からの一言でした。これまでは、性の悩みを持つ方にセルフプレジャーを勧めても、否定感を持つ方が多かったのだそう。けれど、私がirohaのアンバサダーに就任してから、否定から入らずにグッズを手に取ったり、話を聞いたりしてくれる人が増えた、と感謝を伝えてくれました。――水原さんのような女性が性にオープンになることで、勇気をもらえる女性はたくさんいると思います。婦人科系の病気やセックスレスの問題など、ほんの少し自分のカラダに目が向けば、防げるものもあると思います。もともとは自分の「発信したい」という気持ちだけで始めたのですが、そんなふうに思ってくださる人がいるのなら、本望です。カラダと向き合い、自分にとっての「心地よさ」を見つける――「自分のカラダと向き合う」ということを大切にされていると思うのですが、水原さんはどのようにカラダの声と向き合っているのでしょうか。カラダにとってのいい状態とは、無理をしなくてもいい状態のことだと思うんです。誰かがやっているからとか、逆にみんながやらないからとか、外的な要因を理由に、焦ったり無理をしたりしなくていいんです。だからこそ、私はカラダと向き合う時、自分の心とも向き合うことを大切にしています。そうして、自分にとっての心地よさとはなんなのかを、模索し続けています。例えば、自分はどんな時に心地よさを感じるのかに、耳を澄ませてみたり。何をしていて、誰といる時に、自分が一番心地よくなれるのか考えるようにしていますね。――自分と向き合うことは、簡単なようで難しいことのようにも感じます。感じ方も考え方も人それぞれなので、難しく考えすぎなくてもいいと思います。他の人ができているから……なんて考えなくていいんです。比べずに自分らしいやり方を見つけてほしいです。無理せずに自分を甘やかすと言っても、どんなことをカラダへのご褒美と感じるのか、それすらも人それぞれだと思うんです。――気づかないうちに、誰かと比べるから「難しい」と思ってしまうのかもしれませんね。カラダのことって、誰かと比べることじゃないんですよ。私の発信も一例でしかありません。他の人の話を参考にするのも大切だけど「じゃあ、自分にとっては?」と問いかけてみてください。「私には無理だよ」なんて、考えないで。カラダと向き合うことって、とっても素敵なこと。ポジティブに楽しんでみてほしいです。
2023年10月17日10月5日(木)~7日(土)、女性のライフステージに合わせた「健康」と「活躍」を支援する企業が一堂に参加する展示会「Femtech Tokyo 2023(フェムテックトーキョー)」が開催されました。フェムテックとは、生理、更年期ケア、妊活〜産後ケアなど、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスを通じ、女性の「健康」と「活躍」をサポートするもの。「Femtech Tokyo」は、2023年で2回目の開催。認知度が広がりつつあるデリケートゾーンケアアイテムや吸水ショーツだけでなく、目からウロコな便利グッズも集まりました。今回はフェムテック勉強中の女性ライターが、参加ブースの中からおすすめの企業・フェムテックアイテムをジャンルごとに厳選!■1、インナーは「テンションの上がるデザイン性」と「便利さ」を兼ね備えたものにフェムケア商品として人気のインナーも、便利さはもちろん、ブルーな日を元気に過ごすためのデザイン性や着心地を兼ね備えたものが登場しています。株式会社ユタックスでは、無縫製で肌にやさしい吸水パッドを展開。同社の吸水ショーツにぴったりフィットするので、多い日の昼や就寝時にも安心して使うことができます。吸水ショーツだけでは怖いという方は、こちらのパッドから使用してみるのもいいですね。また、吸水パッドはショーツだけでなく、同社のレギンスやガードルにも装着可能。生理中でも、運動やボディラインの出る服を楽しみやすいのがうれしいポイントです。見た目もかわいいので、普段はヨガやピラティスウェアとしても使えそうですし、家でのリラックスウェアとしても活躍しそう。便利さも大切だけど、体調が不安定な時こそ、元気の出る下着で自分を勇気づけたい。そんな人には、インナーウェアブランド『Cuip』もおすすめ。ビビッドカラーなアイテムは、見ているだけでワクワクしてしまいます。フェムケアインナーもブランドがかなり増えてきているので、素材感や吸水率、デザインの好みなど、さまざまな要素から自分に合うものを選べるようになっています。いくつか購入し、自身の体調や気分に合わせたものを選ぶと、楽しく快適に生理期間を乗り越えられそうですよね。■2、デリケートゾーンケアだって「パケ買い」しやすい時代に!デリケートゾーンケアアイテムもかなり出店数が多かったのですが、とにかく印象的だったのは、どのブランドも「手に取りたくなる見た目」にこだわっているところ。韓国の洗浄アイテム『innergarm』は、パッケージだけでなく、中身も華やかなカラーで目を惹きます。洗浄ケアに不安を感じる初心者さんでも、これならポジティブに手に取れそう。1回使って捨ててしまうものではあるけれど、かわいいに越したことはありませんからね。(現在は韓国のみでの販売)『innergarm』のような元気の出るデザインのものだけでなく、ナチュラルなお部屋にも馴染むシンプルなパッケージのものも。クリーンなブランドイメージが印象的なこちらは、フェムケアブランド『WOOCA』のデリケートゾーンケアオイル。まるで美容液のような見た目で、ドレッサーや洗面台、寝室など、どんな場所に置いても違和感なし。デリケートゾーンケアアイテムも、ウォッシュやジェルなどの洗浄系から、オイルやクリームなどの保湿系までさまざま。自身のお悩みに合わせて、必要なものが何なのかを考えていきたいですね。■3、セルフプレジャーだって「自分らしさ」を追求まだまだ認知の広がりにくいセルフプレジャーアイテムも、初心者女子でも始めやすいよう、安心感を得られるようなサービス・ブランドが増えていました。10月にローンチした『sese』は、どのようにセルフプレジャーアイテムを選べばいいか分からないという人のために、プレジャーアイテムのサブスクを展開。サイト内ではプロに身体の悩みやセルフプレジャーの悩みを相談でき、アイテムの動画教材も配信されているそう。アイテムは毎回宅配で届くためお手軽ですし、疑問を解決しながら始められる安心感がありますよね。今年の10月より発売開始した『peec』も、セルフプレジャー系アイテムで気になった商品の1つ。カードタイプになっているのですが、なんとこちらは「潤滑美容ハイブリッドローション」なのだとか。実際に手にとってみると、とろんとした触り心地でじんわりとあたたかさを感じることができます。栄養成分をたっぷり配合しており、セルフプレジャーをしながら膣ケアも叶える優等生な逸品。持ち歩きにも便利なサイズで、ポーチに忍ばせておいて、気になる彼と一緒に使うこともできちゃいます。ポーチからさっとこれが出てくる男子と付き合ってみたい……。■4、生理用品の新しい選択肢も今や、自分の状態やその日の予定に合わせて色々と選択できるようになった生理用品。なかでも気になったのは、月経ディスク『MOLARA』。月経カップなどよりも少し大きめには見えるのですが、使い捨てで衛生的なところと、漏れる不安がないので、プールや温泉などにも入ることができるのが魅力的だなと感じました。サブスク型で、毎月宅配で届くのもうれしいポイント。筆者ももともと経血量が多く、1日中外出する日と生理がかぶると、仕方なく予定を諦める日もあったほど。最大12時間使用できるとのことで、どのくらい安心感があるのか試してみたいと思いました。■5、スマホでの体調管理は、生理だけでなく体調全般に4MEEE株式会社の展開する体調記録アプリ『4MOON』は、生理日や排卵予測を確認できるだけでなく、スケジュール登録もできるため、カレンダーアプリを1つにまとめることができます。生理周期をもとに痩せやすい日を予測してくれる機能があり、今後は食事記録や摂取カロリーなども管理できるようになるんだとか!ブルーデイだけでなく、日々の健康管理を全て一つのアプリで済ませることができるので、スマホの容量節約にもなりそう。無料で使えるので、思わず筆者もその場でダウンロードしてしまいました。また、飲料メーカーのサントリーからは新発想の「腸活アプリ」が登場。『腸note』は、スマホをおなかにあてて録った腸の音から、自身の腸の状態を知ることができるのだとか。お通じの悪さで体調不良になったり、肌治安がめちゃめちゃ悪化したりすることもある筆者のような女性にはありがたいサービス……!腸音に応じて、その時の自分に合った食事提案もしてもらえますよ。■フェムケアも自分に合うものを選択できるようになった!たくさんのフェムケア製品を見て歩くのはとても楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。上記で紹介した以外にも、オンラインピルの処方サービスや温活系アイテム、アンダーヘアケア商品などさまざまなジャンルがあり、一言で「フェムテック」「フェムケア」といっても、かなり広いジャンルが含まれるようになってきていることが分かりました。しかし、どの企業にも「女性が輝ける社会」を見据えているという共通点があり、いち女性といて自身の健康に向き合いながら、今後も社会に貢献していきたいという意識が高まりました。それと同時に、種類が増えつつあるフェムケア商品の中で、自分に必要なものはどれなのかをしっかりと考えていく必要があると感じました。さまざまなシーンで不調や体調管理をサポートするサービスやアイテムが登場しているので「その時の私にぴったりなもの」を選び取ることで、生活の質が変わっていくのではないでしょうか。紹介した商品の中で気になるものがあれば、それぞれの口コミや使用感などを、詳しく調べて見てください。そうすることで、自分に合う商品がなんなのかが分かっていくはず!(ミクニシオリ)
2023年10月11日日本らしいフェムテックの啓蒙をめざす「Femtech Japan」(株式会社G-Place、東京支社:東京都中央区、代表取締役社長:綾部 英寿)は「Femtech Japan Award 2023」のエントリー受付を開始しました。応募締切は10月10日までとなります。本アワードはフェムテック・フェムケアに取り組む企業・団体の中から今年注目の商品・サービスを表彰し、フェムテック・フェムケアの一層の発展に貢献することを目的としています。受賞者は、業界関係者・一般の方など幅広くご参加いただく投票の結果を参考に、「Femtech Japan Award選考委員会」が決定いたします。受賞者の発表と表彰は2023年12月7日(木)に開催の「Femtech Japan / Femcare Japan 2023」会場(ザ ストリングス 表参道)にて実施します。Femtech Japan Awardロゴ■想いを大切にする「Femtech Japan Award 2023」について昨年の第一回開催に続き、二回目の開催となる「Femtech Japan Award 2023」は、今年日本のフェムテック・フェムケアにインパクトを与えたブランドの中から、実際の利用者の悩みや想いに寄り添い、女性の健康課題解決に特に貢献したブランドを表彰するものです。投票数のみを選考基準とするのではなく、投票された方のコメントも重要な選考材料になります。投票された方の深い悩みや健康課題の解決・改善にいかにその商品・サービスが貢献したか、コメントに込められた商品・サービスへの熱い想いも受賞者選定の際に参考にいたします。昨年の授賞式では司会者が読み上げたコメントを聞き、目頭が熱くなる受賞者もおり、今年も商品・サービスを届ける企業・団体と、利用者の想いをつなぐ場となることを目指しています。【開催概要】名称 :「Femtech Japan Award 2023」エントリー期間 :2023年9月15日(金)から10月10日(火)エントリーフィー:8,800円(消費税別途)エントリー方法 :「Femtech Japan / Femcare Japan」イベントに過去出展経験のある企業・団体様にはエントリーフォームをお送りしていますのでそちらよりエントリーください。これまで「Femtech Japan / Femcare Japan」にご出展いただいたことのない企業・団体様で、エントリーを希望される場合は2023年12月「Femtech Japan / Femcare Japan 2023」への出展申込が必要となります。お問い合わせ: ■投票スケジュール・投票ページフェムテック・フェムケアに興味のある全ての方が投票にご参加いただけます(プレスメディア関係者、業界関係者、一般の方など)。以下の投票ページからご参加ください。投票期間 : 2023年10月16日(月)~11月10日(金)投票ページ: ■Femtech Japan Award 2023授賞式授賞式は、フェムテック・フェムケア啓蒙イベント「Femtech Japan / Femcare Japan 2023」会場にて開催します。授賞式では受賞者の発表のほか、副賞の贈呈、受賞者のスピーチ、ゲストプレゼンターのスピーチ等を行います。取材を希望されるメディアの方は事前申請をお願いいたします。【授賞式開催概要】日時:2023年12月7日(木)16時以降(詳細時間未定)会場:Femtech Japan Femcare Japan 2023 セミナー会場ザ ストリングス 表参道 B1 イーストスイート(〒107-0061 東京都港区北青山3-6-8)取材申し込み: ■Femtech Japan Award エントリー・受賞により提供されるもの<エントリーされた方に提供されるもの>(1) 投票者からのコメント投票時に、販促・広報等での使用許可を取得しているコメントであり、2次利用可能です。(2) 公式サイト「Awardエントリー一覧」ページへの掲載ご指定のURLリンクも併せて掲載いたします。参考サイト: <受賞者にのみ提供されるもの>(1) クリスタルトロフィー(2) 授賞式参加権利(3) 受賞ロゴ使用権(4) 公式サイト「Femtech Japan Award」ページ「受賞歴」への名称及びURLリンクの掲載参考サイト: (5) ナレッジサイト「Femtech Japan College」においてインタビュー編集記事の掲載参考サイト: ■第一回 Femtech Japan Award 2022 受賞ブランド金賞:株式会社カペラビューティー「フェミニンケアソープ」 銀賞:日本事業開発株式会社「racine膣美容液 core serum」 銅賞:株式会社グラフィコ「withFEM よもぎ温座パット オーガニック」 銅賞:株式会社フルッタフルッタ「フルッタアサイー EPOFe」 銅賞:一般社団法人READY BOX「はじめての生理準備BOX」 特別賞:株式会社G-Place「ナチュラムーン」 特別賞:JUNA株式会社「LINGERIENA」 Femtech Japan Award 2022の様子はYouTube公式チャンネルにてご覧いただけます。昨年の授賞式の様子: Femtech Japan Award 2022 金賞を受賞した株式会社カペラビューティーFemtech Japan Award 2022 授賞式の様子■フェムテックジャパン/フェムケアジャパンとは女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するという考え方がフェムテックです。昨今、話題に上る事が増えているものの、まだまだ一般的に語られることは多くはありません。そこでより多くの方々にご存知いただくための舞台として、“フェムテックジャパン2023”を開催いたします。当日は“フェムケアジャパン2023”とのタイトルも掲げ、<女性特有の健康課題>解決へ向けて取り組む様々なブランド様およびサービス提供企業・団体様にご出展いただき、幅広い情報をご提供できるイベントを目指します。Femtech Japan / Femcare Japan 2023ロゴ■Femtech Japanについて2021年1月、日本に日本らしい「フェムテック」を広めるため、株式会社G-Placeが立ち上げた取り組みです。Femtech Japanプロジェクトマネージャーは2020年末まで約5年間、自然派生理用品ブランドの責任者を務めました。在任時、生理に悩んでいた愛用者から「快適を手に入れられた」との喜びの声が数多く寄せられ、そのような喜びの声の輪を日本全国に広めたいという想いをもって、Femtech Japanをスタートしました。現在はイベント・セミナー開催、マーケットリサーチ、フェムテック・フェムケア系ブランド・サービスの販促サポート、施設内トイレへの生理用品設置サポート等の活動を行っています。Femtech Japan ウェブサイト: ■株式会社G-Placeについて1968年に「日本グリーンパックス」という社名で事業をスタート。2019年5月、創業50周年を機に現社名に変更しました。『アイディアで未来をつくる、創造総合商社』を掲げ、さまざまな分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量促進を支援してきました。また、再生可能エネルギーに関する資材や再生樹脂製品の販売、天然由来成分にこだわったオリジナルの化粧品や雑貨類の企画・販売、海外家電製品の輸入販売なども行い、事業範囲を広げています。現在では海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開中です。【会社概要】商号 : 株式会社G-Place(読み:ジープレイス)所在地 : 〒617-0835 京都府長岡京市城の里10-9創業/設立 : 1968年5月7日/1969年5月16日代表取締役社長: 綾部 英寿公式HP : 【掲載事業に関するお問い合わせ先】フェムテックジャパン2023/フェムケアジャパン2023プロジェクトマネージャー 野口 俊英TEL : 080-6195-7428(テレワーク中の為、ご連絡は携帯電話へ)メール: info@femtech-japan.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月28日取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部撮影:大嶋千尋取材場所:大塚家具有明ショールーム近年、「フェムテック」や「フェムケア」という言葉をよく耳にするようになりましたが、実際に自分の身体を不調や悩みを、身近な人に話す機会は、まだまだ多くはありません。どんなに仲の良い友達だとしても、相談するのをためらってしまう……なんて人もいるのではないでしょうか?ダンス&ボーカルグループ「AAA(トリプル・エー)」の元メンバーとして、10代から活躍してきた伊藤千晃さんは、美容メディアでフェムテックの連載を持つほど、フェムテック・フェムケアを前向きに取り入れている女性の一人。妊娠・出産を経て、自身の身体についてより興味を持ったと語ります。そんな幅広い層のファンがいる伊藤さんが、メディアやSNSを通して「フェムテックの重要性」を語るのはなぜなのでしょうか?伊藤さん本人にお話を伺いました。■友人の一言からハマった「フェムテック」の世界――まずは、フェムテックに興味を持ったきっかけを教えてください。数年前に、知人が“フェムテック”について話してくれたことがあったんです。当時は、言葉すら知らなかったのですが、「女性として知っておいた方が良いかもね」という会話をきっかけに、自分でも調べるようになりました。調べていくうちに、自身でも感じていた出産後の悩みや、20代の頃に感じていた生理の悩みなどの問題がすごく含まれたカテゴリーということにびっくりして、そこから興味を持って調べ始めるようになったのが大きなきっかけです。――ご友人の話がきっかけとはいえ、自身でも調べようと思えるのがすごいです!最初は“フェムテック”という言葉が新しいな……と思い、流行り言葉だし調べてみようかな、くらいのテンションだったんです(笑)。でも、少し調べただけでも、自分に当てはまる部分がたくさんあって。そこから一気にハマっていきましたね。――なるほど。調べていくうちに、自身の悩みに共通する部分があり、興味を持つようになったのですね。そうですね!私自身、年齢を重ねるにつれて自分の健康問題と向き合ってきました。でも、まさか「女性の健康問題をテクノロジーで解決しよう」という選択肢が、こんなにもたくさんあるとは予想していなかったので、知ることによって毎日が良い方向に変わっていったんです。それを実感してからは、より多くの人にフェムテックを知っていただきたい、と思うようになりましたね。■大切なファンに笑顔で過ごしてもらうために始めた発信――現在、メディアやSNSを通してフェムテックについて発信されている伊藤さんですが、10代からアーティストとして活動をされてきて、幅広い層のファンがいますよね。発信することに抵抗はありませんでしたか?最初はありました。「歌って踊る千晃ちゃんが見たい!」と応援してくれている方が多いので、ステージとはかけ離れた部分をファンの方にわざわざ伝える必要があるのかな、という葛藤もありました。でも、私自身10代・20代から身体を酷使して、気づいた時にはボロボロになっていて……。そんな時に、フェムテックと出会ってフェムケアをすることにより、自分の体調が変わってきたこと感じていたんです。私の場合は、女性ファンもすごく多かったので、自分の大切な人たちが、より健康に笑顔でライブやイベントに参加できるようになるなら、みんなにも伝えなきゃだめだな、と思ったのをきっかけに発信するようになりました。――実際に発信されたことで、ファンの方からの反響はありましたか?すごく反応がいいです。最初は「それを千晃ちゃんが言うんだ」みたいにびっくりされることもあったのですが、私がフランクに発信していくことで、「実は私も……」とSNSで声をかけてくれる人も増えました。そういった方たちが、今後は身近な大切な人たちにフェムテックの魅力を伝えて、広まっていけばと思っています。――アーティスト時代に男女混合グループとして活動されてきた伊藤さんですが、男性メンバーに女性ならではの体の不調を話すことはありましたか?言えなかったです……!10代・20代の頃は、そもそも生理の悩みを表立って話すという感覚がなかったですし、自分の中で解決するもの・我慢するものという意識が自然と身についちゃって。言ってみようかな、というところにも、まだたどり着いていない、我慢しなければならないものという認識でした。――では、体調が悪くても我慢していたのですね。そうですね。女性同士で生理のことを話す機会はあっても、「つらいからこうしたほうが良いよ」というところまではいかず、「つらいね」「分かる分かる」で終了という感じでした。そういった意味でも、今は悩みを解決する選択肢も多いので、若いうちに早く知ってほしいと思いますね。――10代のうちに知っていたら楽だったのに……と思うことはたくさんありますよね。若い頃は、他に楽しいことがあれば、体調はそっちのけで楽しい方に行きたいじゃないですか(笑)。そうなるとどんどん身体のケアは後回しになって、見えるところはちゃんとするけど、見えないところはケアしないという子もいるんじゃないかなと思います。でも、若いうちから正しいケアをすることで、今後の健康問題にも影響してくると思うので、そういった重要性をSNSなどを通して、伝えていきたいです。■日常会話に織り込みながら伝えることが大切――先ほど伊藤さん自身も周りに話せなかったとおっしゃっていましたが、女性たちが身体の悩みを周囲に理解してもらうためには、どのように伝えたらいいと思いますか?すごく難しいですよね。まだまだ「なんで女性がそういう話をするの?」と思っている人もいますし、私がしていることが正解ではないと思うのですが、私は気兼ねなく話せる友達やパートナー、家族の日常会話にさりげなく織り込むようにしています。――さりげなく織り込む……。女友達とかには理解してもらえそうですが、男性だと難しい場合もありそうです。たしかに「生理」というワードに、抵抗感がある人もいるかもしれません。そういう時は、PMSなどのワードを使うことで、「え、なにそれ?」みたいに会話が広がることもあるので、そういう話から少しずつ伝えていくのが第一歩なんじゃないかな、と思います。最初からハードなワードを並べないことが大事かも(笑)。■フェムテックはあくまで選択肢。自分に合うものを取り入れればいい――“フェムテック”に興味はあるけれど、まず何から始めたらいいのか分からない、という人に、伊藤さんならどんなアイテムをおすすめしますか?まずは、フェムゾーンのソープを変えてみてほしいです。私も以前はボディソープで洗っていたのですが、それが原因で乾燥してしまって……。最近は脱毛をしている人も多く、デリケートゾーンの保湿がより必要になっていますよね。乾燥が原因で、かゆみやニオイの悩みにつながることもあります。トラブルを軽減させるためにも、まずは毎日入るお風呂の中に一本置くことがいいんじゃないかな、と思います。――次のステップにおすすめのアイテムはありますか?ソープだけだとまだ乾燥が残るので、オイルやジェル、クリームにミストなど、肌をうるおすアイテムを使ってみてほしいです。年齢問わず乾燥しやすい場所なので、スキンケアをするように、デリケートゾーンケアをしていってほしいですね。海外だと、自分のフェムゾーンを鏡で見てみたり……というのもあるんですよ。でも結構ハードルが高いじゃないですか。まずは日常に取り入れられるものから意識してやっていくことが大切かな、と思っています。――月経カップや吸水ショーツなども広まっていますが、使うとなるとまた一歩ハードルが上がりますよね。たしかにそうですね。でも、選択肢を増やしてくれているだけなので、無理して使う必要はないと思うんです。困ったときに助けてくれるアイテムがあることを知るのが重要かな、と。「話題だから」と無理に使おうとはせずに、自分に合うケアだけ取り入れていければいいのかな。――ちなみに伊藤さん自身が今後取り組んでいきたいことはありますか?毎朝顔を洗ったり、歯を磨いたりすることが当たり前のように、フェムケアが毎日の当たり前になっていったらいいなと思うんです。なので、私自身も当たり前にケアしていきたいですね。あとは、私に出来ることは発信だと思うので、いろんな方に伝わるようなソフトな言い方に変えながら、フェムテックを知らない人たちに広げていけたらいいな。――最後に、マイナビウーマン読者へのメッセージをお願いいたします。仕事や趣味、恋愛など、色んなことに一生懸命に過ごしていると思うのですが、一生懸命頑張ることも、誰かを大切にする気持ちも、自分が健康でなければ出来ないことだと思います。なので、まずは自分の健康を大切にしながら過ごしていってほしいです!
2023年09月15日近年は「女性も、性を自由に」という声が少しづつ広がり、フェムテックやフェムケア業界では、女性がより自身の性に向き合えるツールやアイテムが数を増やしています。そんな中でも情報がシェアされづらく、まだまだ知識の足りない女性も多い「セルフプレジャー」という領域。興味はあるけれど、どうすればいいのかも、どんなアイテムがあるかも分からない……そんな女性たちのために、ある著名人が立ち上がりました。女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」は、ブランド10周年記念アンバサダーに就任した、水原希子さんとの共同開発した新しいアイテム『iroha mai RURI』を6月29日に発売。9月6日に行われた記念イベントには水原希子さんが登壇し、会場では実際に「iroha」が展開するさまざまなアイテムを実際に触れることができるブースも設置されました。今回は「セルフプレジャーに興味はあるけど、まだよく分からない」と回答してくれた、マイナビウーマンのアンバサダー「はたらくmuse」と一緒に、イベントを体験。水原希子さんのトークショーやアフターパーティーの様子、はたらくmuseたちのアイテム試触感想などをレポートしていきます。■水原希子とクジラとの想い出が落とし込まれた『iroha mai RURI』『iroha mai RURI』は、ブランドアンバサダーである水原希子さんがインスピレーションを受けてきた「海」や「クジラ」などのエッセンスを詰め込んで開発されたセルフプレジャーアイテム。会場も、まるで海のような神秘的な青に包まれていて、非日常なようでどこかほっとする空気感がありました。トークショーは「水原希子の人生をときめかせる私の選択」と題し、水原さんのライフスタイルや仕事への向き合い方、アイテムに詰め込んだ想いなどが語られました。水原さん自身も、深海に棲むマーメイドのような衣装で登場。「私にとってのときめきは、心の喜びが湧き上がるような感覚です。店員さんとの会話や、たまたま乗ったタクシーの運転手さんとの交流など、ふとした瞬間や思いもよらない場所に落ちていたりするもの。私は日々、明日世界がなくなってしまっても悔いがないようにしたいという気持ちで生きています。だからこそ、プライベートと仕事の時間は分けて考えず、どんな時も自分にとって刺激的な物事や、意義を感じられることに取り組むことにしています。私にとって、irohaでの仕事も最高にときめく瞬間の一つです。発売当初からのファンだったし、自分のインスピレーションが形になった『iroha mai RURI』を見て、感動しています」そんな水原さんは、コロナ禍をきっかけに「海」の魅惑と出会い、そこで受けた刺激や想いを『iroha mai RURI』に詰め込んだのだそう。「コロナでなくなってしまった仕事の中に、ダイバーの役がありました。結局、撮影は中止になってしまったのですが、その時にスキューバダイビングのライセンスを取ったんです。海はもともと好きだったけれど、ダイビングをするようになってからは、深海の神秘や魚たちの感情に驚かされっぱなしです。『iroha mai RURI』には、私が海で出会ったクジラから受けたインスピレーションを落とし込みました。彼らが唄うラブソングを海中で聴いて、音は振動なのだということを強く実感しました。『iroha mai』の音波振動技術の話を聞いた時に、この体験を活かしたいと強く感じました」『iroha mai RURI』にも使われている「Haptic WAVEテクノロジー」とは、振動を利用して、物が身体に当たった時の感触や、動いているような感触を再現する技術のこと。スマートフォンやゲーム機のコントローラーなどにも使われています。『iroha mai RURI』では、水原さんがホエールスイムをした時に撮影したクジラの鳴き声(音波)を振動パターンに取り入れながら、さざなみやダイビングの時の呼吸音など、海にまつわる振動パターンを搭載しています。美しいすりガラスのようなデザインのケースや柔らかなカラーリングも、水原さんが起案したもの。女性たちのためにフェムケアに関する発信を行ってきた、水原さんの想いが詰まっています。「セルフプレジャーには色々な楽しみ方がありますが、私は周りの方とコミュニケーションを取るのも大切だと思っています。色々な人とコミュニケーションを取ることで、自分にとって心地良い状態を探してみてください。どうすれば自分を開放できるのか、ご褒美となる時間を与えられるのかを模索してみてください」と語りました。
2023年09月07日東京ビッグサイトでは8月18日、「第23回 JAPANドラッグストアショー」が開催されました。ステージでは、フェムテックについてのトークイベント「あらたpresents女性の健康は社会の未来~ドラッグストアで『#フェム活しよう』~」が行われ、デリケートゾーンのケアアイテム「モアディーテ」のブランドミューズとして就任した、音楽グループAAAの元メンバー伊藤千晃さんが、背中と美脚の見えるセットアップ姿で登場しました。■フェムケアを「10代20代の時から知っておきたかった」伊藤さん、D-Nee コスメティックのブランドマネージャー宇佐美さんが登壇すると、早速MCよりフェムケアと出会ったきっかけについての質問が。伊藤さんは「最初に知った言葉が“フェムテック”でした。知り合いの方との会話で聞いて、何ですかそれ?という状態だったんですけど、女性として知っておいた方が良いということで調べ始めました。出産後体の変化や生理前のPMSなど、これまで自分の精神的な弱さが原因だと自分を責めていたことが体のホルモンの変化によって起こっていたことがわかり、どんどん知識を取り入れることによってすごく前向きな生活に変わっていきました」とエピソードを話しました。フェムケアを知らなかった頃に困ったことについては「10代20代の時から知っておきたかったと思います。20代は男女混合グループであるAAAで活動してきて、思春期を男女で一緒に過ごしてきたので、生理の話など女の子との言いづらい部分を我慢してきた悩みがありました」と当時のエピソードを披露。「20代のころから(フェムケアを)知っていたらもっと体を労わってお仕事できたのではないかと思うので、皆さんに早く知ってほしいです」と答えました。■「自分が思っていたことを表現してくれて、泣きそうになった」今回、伊藤さんがブランドミューズとして起用されたD-Neeコスメティックのブランド「モアディーテ」について、宇佐美さんは「化粧品メーカーで働いていた際に、周りの女性が結婚や出産などの分岐点を迎えるにあたって自分のケアがおざなりになっていることに気づいた」ことが立ち上げのきっかけだったと話します。「ドラッグストアでフェムケア売り場がつくりにくいという課題があったので、メーカーではなく日用品の卸業をやっている『あらた』でなら、カテゴリーを跨いでご提案することができるのではと思い、このブランドを立ち上げました」と経緯を語りました。その上で、「こういう話をした時に、“そうだね、もっと売り場が出来た方が良いよ”と言ってくれる方と一緒にお仕事したいと思っていて、そんな時に千晃さんと出会いました」と伊藤さんをブランドミューズに起用した理由を説明。伊藤さんは「最初に宇佐美さんと出会ったとき、自分が思っていたことを言葉として表現してくれて泣きそうになったので、(この話をいただけて)とても嬉しかったです」と当時のエピソードを話しました。■「“フェミニンケア”という新しいカテゴリーの創生に期待」伊藤さん、宇佐美さんが二人とも海外で生活したことがあることにちなみ、海外のフェムテック事情についての質問が。伊藤さんは「ハワイで生活していて、ドラッグストアに置かれているフェムケア商品が多すぎることに驚きました!ちゃんとフェミニンケアのコーナーがあって、生理関係から妊娠出産関係まで種類が豊富なんです。しかもモアディーテもそうなんですけど、パッケージが可愛いんですよ!だからコスメ感覚で買えちゃいます。私はこのコーナーに2時間いました!(笑)」と回答。国内外を問わずフェムテックが一般的になっていることに関しては、宇佐美さんは「女性ケアのサプリをどこで購入したいかという質問に対して、“新しい売り場が欲しい”と答えた人が19%もいたんです」と調査データを紹介。「我々がルールに縛られている部分から逸脱した新しい売り場をお客様は求めていると思うので、ここにいる皆様には、既存のカテゴリーの壁を超えた“フェミニンケア”という新しいカテゴリーの創生にご尽力いただきたいです」と今後期待することを話しました。■今年の目標は、「カブトムシの孵化を成功させる!」続いてフリップトークが行われ、海外でのびっくりした話を聞かれると伊藤さんは“3歳以降は親と一緒にお風呂に入らない“というフリップを出し、「日本と感覚が違うなと思いました」と回答。今年の目標/今年のテーマについて聞かれると、”カブトムシの孵化を成功させる!“とフリップを出し、「私は虫が大嫌いなんですけど、息子がカブトムシを貰ってきてしまったんです。そして今メスのカブトムシが卵を産みそうになっているので、急いで産卵キットを買いました。卵から孵化させるのはかなり難しいらしいので、頑張りたいです!」と回答しました。最後に伊藤さんは「女性の健康問題がこれから良い方向に改善されて欲しいという熱い想いがあったので、今日はたくさんの方に聞いていただけて嬉しかったです。そして私もモアディーテを使い始めてから生活が明るくなったので、ぜひ皆さんも試していただきたいなと思います!」とメッセージを送り、大盛況のままイベントは幕を下ろしました。(エボル)
2023年08月28日ナチュラルスパブランド「MAROA(マロア)」は9月1日、デリケートゾーンのための肌にやさしい処方の「フェミニンシート」をブランド公式サイトにて発売します。なお8月18日〜31日、エストネーション六本木ヒルズ店で開催する期間限定POP-UP STOREにて先行販売します。■天然由来成分99%と、デリケートゾーンのpH値に寄せた弱酸性マロアが展開する人気のフェミニンシリーズ「フェミニンソープ」「フェミニンミルク」に今回新たに加わるのは、女性のデリケートゾーンを優しく、快適に清潔にケアする「フェミニンシート」。肌にやさしい素材で作られたコットンプラスの個包装のシートで、気になる不快感にサッとひと拭きで簡単にケアできる拭き取りタイプの化粧水シートです。持ち運びも便利で使い捨てタイプなので、いつでもどこでも気軽にケアが可能です。デリケートゾーンは粘膜に近く、身体の中で最も経皮吸収の高い部分。その経皮吸収率は頭皮の10倍以上と言われています。そのため今回、肌に負担の少ない天然由来成分99%のシンプル処方のフェミニンシートが開発されたそう。パラベン(防腐剤)、石油系界面活性剤、シリコン合成香料、合成着色料、鉱物油は一切使用せず、贅沢でありながらもシンプルな処方です。さらに、デリケートゾーンのpH値に寄せた弱酸性処方で、健やかなバランスを保ちつつ善玉菌を守り、摩擦によるかゆみやニオイ、汗などの不快感にアプローチ。美しく潤う女性の健康と快適さをサポートします。また、デリケートゾーンだけでなく、口周りや全身のケアにも使用できます。■香りは、「ウーマンバランス」と「無香料」の2種香りは、「ウーマンバランス」と「無香料」の2種を用意。マロアの精油をブレンドした「ウーマンバランス」は、女性のゆらいだ気持ちを落ち着かせてくれるイランラインをメインに、不安や緊張を和らげ、前向きな気分にさせてくるオレンジ、レモン、ベルガモットを調香しています。香料は使用せず、贅沢に使用した4種類の精油が、ほのかに香ります。アロマの力で気分もリラックス、オーガニックビューティーを叶えるフェムケアを提案。また、乾燥によるくすみに潤いを与えることで肌を明るい印象にし、スッキリとした爽快感を与えてくれます。使用方法は、パッケージからシートを1枚取り出し、やさしく気になる部分の肌を拭き取ります。生理時やジメジメとした夏の不快さから解放されたい時、パートナーとの大切な時間、気分をリフレッシュしたい時など、家でも外出先でも気軽に使用できます。また、下着との摩擦防止として、Vラインへの使用もおすすめです。■商品概要「フェミニン シート コットン プラスウーマンバランスブレンド」(1包5mL × 25包入)3,410円「フェミニン シート コットン プラスフレグランスフリー」(1包5mL × 25包入)3,410円※シートは水に溶けないため、トイレに流さないでください。◇期間限定 POP-UP STORE 概要「エストネーション六本木ヒルズ店」2F会期:2023年8月18日〜 31日時間:11:00~20:00(日〜 木)/11:00~21:00(金・土)住所:東京都港区六本木 6-10-2 2F ヒルズサイドけやき坂コンプレックスなお、10,000円 (税込)以上購入でトートバックを、7,000円(税込)以上購入でミニトート(グレー x 白文字)を用意しています。※ミニトートは、数量限定・先着順(エボル)
2023年08月20日8月4日、台湾の吸水パンツブランド「ムーンパンツ」から吸水ヨガパンツ、吸水サマー用ショーツ、吸水ルームウェアが発売されました。■アウターに響かない吸水ヨガウエアの日本販売が開始同商品は、生理中でも漏れを気にせず、ナプキンがアウターに響くこともなく、自由に思う存分ヨガを楽しめる、日本初の吸水ヨガウエア。高温多湿の台湾で“快適な吸水ショーツを”と考え抜かれた「ムーンパンツ」から、新たなシリーズが登場しました。伸縮性、通気性の高い吸水ヨガショーツは、ランニング、ジムトレーニング、全ての運動に使える万能のレギンスです。■ありそうでなかった吸水ショートパンツも同時発売!また今回、足もとが軽く涼しい吸水ショートパンツも同時発売。ランナーは骨盤底筋群を激しく消耗するため、ランニング中に尿漏れで悩む人は少なくありません。とはいえ、尿漏れパッドや、パンツを重ねるというのはランニングの負担になります。そういう声から、吸水ショートパンツが開発されました。ランナーにはもちろん、その着心地の良さから台湾ではルームウェアとしても喜ばれています。■テンセルでつくられたサマー用吸水ショーツムーンパンツは台湾でつくられているため、高温多湿な気候でも快適に過ごせるための工夫が多くされています。それでもやはり日本の猛暑にはもっと薄い、もっと軽い素材がほしい!そんな声に応えてつくられたのが、クロッチ部分は今までのムーンパンツと同じ、他をもっとも軽く通気性の優れたテンセルを使った吸水ショーツです。シルクのような触り心地で、軽く、肌にやさしくフィットします。履いているか履いていないかわからないくらいの軽さです。これまで生理中の運動を諦めていた方はぜひムーンパンツと共に、自由に思う存分、運動を楽しんでみてはいかがでしょうか。■商品概要・ムーンパンツヨガパンツサイズ:M・L・XL販売価格:9,680円・ムーンパンツショートパンツサイズ:M・L・XL販売価格:8,470円・ムーンパンツサマーエディションサイズ:M・L・XL販売価格:5,500円<ムーンパンツ新商品取扱店舗>・「LOVE PIECE CLUB」公式オンラインストア・「LOVE PIECE CLUB」ラフォーレ原宿B0.5F:・「ムーンパンツ」公式オンラインストア:(エボル)
2023年08月11日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部今話題のデリケートゾーンケアブランド「I’m La Floria(アイム ラフロリア)」。実は、女性経営者が自身のデリケートゾーンの不調をきっかけに立ち上げたブランドであることを知っていますか?「アイム ラフロリア」を立ち上げたのは、Mellia株式会社のCEOである原由記さん。ベンチャー系化粧品メーカーで、商品企画兼広告プロモーション部を統括するキャリアウーマンだった彼女。しかし、忙しく働く日々の中で、生理不順やデリケートゾーンのトラブルに見舞われ、女性の身体に関する勉強を始めたのだそう。原さん自身の経験を活かして始まった「アイム ラフロリア」は、女性たちの悩みに的確にアプローチし、瞬く間に知名度を獲得していきました。今回は、ブランドを作った原さん本人にインタビュー。「アイム ラフロリア」に込められた、女性のお悩みにアプローチする製品へのこだわりや、ブランドを通して伝えたかったという「女性の健康とセルフケアの関わり」についてお伺いしました。■「自分が使いたくなる商品を」ブランドで作った――まずは、Mellia株式会社を立ち上げるまでの経歴を教えてください。私は新卒から10年以上、ボディケアやヘアケア商材を取り扱うベンチャー企業で働いていました。PRをメイン業務としながらも、商品企画や営業など幅広い業務を担当し、製品が作られて消費者の手に渡っていくまでの多くの工程に携わりました。それほど大きい会社ではなく、ベンチャー気質のある社風だったので、かなり忙しく働いていましたが、ブランドを育てる楽しさを養えました。――もともとコスメ関係の会社で働いていらっしゃったんですね。なぜ、ご自身でブランドを立ち上げることにしたのでしょうか?前職を辞めたきっかけは、好きな仕事で忙しく働いている中で、気づかないうちに身体の不調が進んでしまったことが原因でした。睡眠を削って働き、外食中心で不健康な食生活を送っているうちに、生理不順に。それだけでなく、毎月デリケートゾーンのかゆみに悩まされるようになってしまったんです。かゆみを感じてからは婦人科で処方薬をもらうようになったのですが、よいデリケートゾーンケアアイテムに巡りあえず、ソープがしみて痛みを感じることもありました。その経験を元に、女性の身体の不調を勉強し始めたことが、起業のきっかけですね。――ご自身の不調から、身体に関する知識をつけられたんですね。どんなことを勉強されたのでしょうか?せっかく勉強するならと『女性ホルモンバランスプランナー』の資格を取ることにしました。女性ホルモンのはたらき方や月経トラブルに関する正しい知識、デリケートゾーンを健康に取り扱う方法などを学ぶ中で、「日本には女性のデリケートゾーンに合ったケアアイテムが少なすぎる」と実感し、また自身が使いたい商品が見つからなかった。それなら自分で作ってしまおうと、ブランドを立ち上げることにしました。――では、ブランドで最初に作られたのは、デリケートゾーン用のソープだったのでしょうか。「アイム ラフロリア」を作った5年前は、ドラッグストアに行っても、安全に使えるデリケートゾーンソープがほとんどなかったんです。また、デリケートゾーン専用のソープは市場に出回りはじめていたのですが、私自身はデリケートゾーンソープと、ボディーソープを使い分けるのは面倒だと感じていました。そこで、まず最初に作ったのが、デリケートゾーンを含む全身を洗うことができる「デリケートボディウォッシュ」でした。■製品づくりのこだわりは「商品を使う女性の生の声を反映すること」――全身洗えるデリケートゾーンソープは画期的で、発売当初からメディアでも注目されていましたね。どんなこだわりを詰め込んでいるのですか?デリケートゾーンのpH値に合わせた弱酸性の設計で、お肌にもデリケートゾーンにもやさしい乳酸菌を配合しています。調査の結果「におい」「黒ずみ」「乾燥」などにお悩みを抱える女性が多いことも分かり、お悩みを網羅できる成分を詰め込みました。そもそも「アイム ラフロリア」を作ったのは、こういったデリケートゾーンにまつわる悩みを、1人で抱え込んでいる女性に手を差し伸べたかったからでもあります。前職で忙しく働く同僚たちも、月経やデリケートゾーンにまつわる悩みを抱える女性が多くいました。女性たちに気持ちよく使ってもらえるよう、製品は香りにもかなりこだわっているんです。ーー多くの製品に、イヴピアッツェローズの香りを採用されていますよね。香りのこだわりについても教えてください。セルフケアにおいては、使うことで気持ちが前向きになることが重要だと考えています。なので、香料メーカーと直接やり取りをしたこだわりの香りを、工場サイドに持ち込んで開発してもらいました。イヴピアッツェローズの香りは女性らしく、また一般的なローズのようには甘すぎず、上品に香るので、私も大好きなんです。ブランドのファンには香りそのものを気に入ってくれている方も多いので、ディフューザーも商品化しているんですよ。ーーブランドづくりにおいては、どんなことを大切にされましたか?「アイム ラフロリア」は私自身の不調の経験がもとになっているので、女性の悩みに本質的に向き合えることを大切にしています。例えば、今ブランド内で最もご好評いただいている「バランシングボディオイル」は、開発中に普段から商品を使っていただいているお客様を対象に、モニターを実施。そこでいただいた意見を、開発に生かしています。実際に使用しているお客様の声をしっかり聞き入れ、その意見を商品に反映させることに重点を置いています。ーーボディオイルは、デリケートゾーンケアのアイテムとしては珍しいですよね。こちらは全身に使うことができるのですが、会陰マッサージや、乾燥が気になる時にデリケートゾーンにコットンパックとして使っていただくのがおすすめです。会陰マッサージというと、出産前のタイミングを想像される方が多いかと思うのですが、妊娠していない時でも、膣周りの血行が良くなることで、女性的な不調が改善することもあります。こういった情報が、女性全員に行き渡っていないと感じることも、ブランドを作って発信しようと思った理由の一つですね。今後は、身体の悩みを抱える女性に向けコミュニティを運営していくことも検討しています。■デリケートゾーンケアは「健康と向き合うこと」の一つのきっかけーー会社を立ち上げてからもお忙しくされていると思うのですが、ご自身の不調は改善されましたか?今まで以上に責任感を持って働くようにはなりましたが、その反面、生活リズムはかなり良好になりました。女性にも心地よく働いてもらえるよう、基本的にはフルリモートが可能な体制で会社を立ち上げたので、自分の身体とゆっくり向き合う時間もできました。私自身、去年出産を経験したのですが、産後すぐ復帰しても、当時のような不調を感じることはありませんでした。子育てしながらもマイペースに休憩を取りながら働けているのは、起業してよかったと感じる一つのメリットでもありますね。ーーご自身の身体と向き合おうと思ったのも、女性の身体について勉強され、ブランドを作られたご経験が大きいのでしょうか。不調があった時は本当につらかったですし、勉強したことで自身が安心できたことも大きかったですね。デリケートゾーンの悩みって人に相談しづらいけれど、分からないままに放置するのもすごく不安だと思います。自身の身体に関する正しい情報が身につくと、不調があった時にも安心できますし、準備ができることで、そもそもの不調を起こしづらくなります。ブランドと商品は、広く認知していただけるようになったので、今後は女性の身体に関する正しい情報の発信も、積極的に行っていきたいです。ーー最後に、女性の健康に関して、原さんの考えをお聞かせください。デリケートゾーンをケアすることそのものも大切ですが、それだけでなく「自身の健康と向き合う」ことが、ウェルネスライフに繋がると感じています。私の不調は、女性ホルモンに関わる勉強がきっかけで改善し始めました。しかし、勉強したから不調が改善したわけでなく、勉強をきっかけにからだと向き合うようになったことが、体調改善の大きな理由だったと思います。デリケートゾーンケアだけでなく、食生活や睡眠、運動など、私たちの健康には多くの要因が関わります。けれど、健康に向き合うきっかけってなかなかないですよね。まずは、心地よくデリケートゾーンケアを行ってもらうことが、みなさんが健康に向き合う一つのきっかけになればいいと思っています。セルフケアには色々な方法がありますし、始めるタイミングは早ければ早いほどいいと思います。私は、健康になってからの方が自己肯定感が上がり、自分に自信が持てるようになりました。人生100年時代を生きる女性が、できる限り長く女性としての自信を保てるよう、私たちは全力でサポートしていきたいです。
2023年07月28日「あ〜あ、マジで私って本当にしょうもない」仕事も恋も、人並みに頑張っているはずなのに、些細なことで簡単に傷つけられる私の自己肯定感。SNSを見ていると、私だけが周りと比べて劣っている気がする。土日に養った英気も、週の真ん中には枯れ果てて、いつか生きることすらも嫌になるんじゃないかなんて、不安に押しつぶされそうになりながら眠りにつく。それでも寝つけない長い夜に「自己肯定感低い」なんて、人には言いづらい検索ワードを検索窓に入れてみる。そんなこと、インターネットに聞いてみたって解決するわけない、そう思っていた。だけど、眠れないのをいいことに色々なページを見ていくうちに、あるワードにたどり着く。「セルフラブ」ができるようになると、自分自身を肯定的に捉え、ありのままを受け入れることができるようになるのだという。■「我慢ばっかしてた」私が出会ったセルフラブ色々調べてみたところ、セルフラブとは、その名の通り自分に愛を向けることなんだとか。日常的に「自分らしく生きられていない」「我慢が多い」と感じる人は、自分に対する愛が希薄になっている可能性があるらしい。たしかに、自分のことをどれくらい好きかと聞かれれば、不満もあるなと感じる。もっと痩せていればとか、もっと頭が良ければとか、周囲と比べてしまっては、ないものねだり。だけど社会に出れば、それなりに順応して生きていくしかない。我慢せずに生きることができる人なんて、一握りの人だけなんじゃないか。最初は、そう思ってしまった。「セルフラブ」の本質が分からなかった私は、とある人物に話を聞くことにした。セルフラブに関するセミナーやプロダクト開発を行う、クリエイティブデザイナーでセルフラブガイドのMutsumi Leeさん。彼女に話を聞いてみて、はじめて「自分を愛すること」がどういうことなのか分かった。『SELF LOVE CARD』開発者と考える「自分と世界の愛し方」今の自分が苦痛に感じることには、何かしらの原体験がある。私は何が嫌で、なぜそのことを嫌と思うのか。自分を深く知らなければ、自分を受け入れることもできないのだという。自分に問いかけを繰り返していくと、意外にも、自分のことを知ろうとしていなかったのは、他でもない自分自身なんだと知ることになる。セルフラブなんて考えたこともなく、なんとなく自分を否定し続けていた私。そんな私がセルフラブを始められたきっかけは、Lim Loveのプロダクトである「SELF LOVE CARD」との出会いだった。■セルフラブ習慣で、初めて知る今までの“偽りの自分”“世界から不必要な痛みをなくす”をコンセプトに設立されたLim Loveが作った「SELF LOVE CARD」には、自己肯定を促すきっかけを作る、50の質問が書かれている。カードの質問は、自分のパーソナリティを掘り下げるようなものが多い。幼少期や思春期に心に残っていることはどんなことか、最近悲しかったこと、人生でつらかったことは何かなど、人生を振り返るような内容も。説明書によれば、質問に対しては素直な気持ちで回答を考えるだけでいいという。善悪をジャッジする必要はなく、ただ自身がこれまで生きてきた中で培ってきた価値観を、見つめ直すだけでいい。まずは、1日1枚カードを引くことから始めた。最初は、カードに書かれている内容を重く受け止めてしまい、つらいと感じることもあった。「人にかけてほしいと感じる言葉を、自分にかけてあげられているか」。「育った環境は、自分を愛することにどんな影響を与えていると思うか」。自己否定と一緒に、蓋をして自分の奥底に閉まっておきたくなるような深い質問。SELF LOVE CARDを日常に取り入れてみるまで、自分の深いところに潜ることは、むしろ自分を傷つけるだけだと思っていた。自分のダメさを思い知ることになるだけだと……。けれど、1日1枚カードを引き続けるうちに、私の中にある感情が芽生えるようになっていった。自分の価値観や、これまでの人生と向き合ってみると、自分に対する捉え方が変わった。「なぜこうじゃないんだろう」という考えが少なくなっていき、「もともとこうだったのだから、しかたない」と考えられるようになったのだ。しかたないというのは、自分に対する諦めじゃない。「あ〜、私って、こういうの昔から嫌だったもんね」と、自分に対して客観的な視点が芽生えた感覚。SELF LOVE CARDを引き続けてみたら、質問に対して明確な経験やエピソードを引っ張り出せるようになっていった。最初はぼんやりとしていた答えが、何度か同じカードを引いて、同じ質問に対し考えを深めていくうちに、どんどんと鮮明になっていった。逆に、こんなに何度も真剣に問いかけないと、自分の本当の性質に気づけなかったことに驚きも感じた。そして、今まで私が自己否定していた自分は、よそ行きの自分だったことに気がついた。今までの私の価値観は「社会人なんだからちゃんとしなきゃ」とか「仕事なんだから我慢しなきゃ」とか、わがままな自分に言い聞かせてどうにか大人ぶってみせるようなものばかりだった。我慢してでもちゃんとして見せることができる自分が、自分なのだと思っていた。けれど、そうじゃない。本当は、我慢できない自分もいる。だから、涙があふれて止まらなくなる夜だってあったはずなのに。私は、そんな私の「本当の気持ち」を、ずっと無視し続けてきたのだ。■セルフラブは「頑張っている私」を認めてあげるための習慣SELF LOVE CARDを引くようになってから、私は少しだけ生きやすくなった。そりゃ生きていれば、嫌なことはあるし、我慢をすることもある。けれど「我慢している私って偉い」とは思わなくなった。急に涙があふれて止まらなくなることがあったあの頃は、なぜ自分がこんなにも苦しいのか分からなかった。だけど今は、その理由が分かる。だから、本当に苦しいことからは「逃げちゃえ!」と思える気楽さが生まれたし、我慢をする時はそんな自分を「おうおう、頑張ってるねえ」と客観視するようになった。社会人として生きていれば、面の皮を厚くして、本当に思っていることと違うことを言う時もある。だけど、そういう自分は「本当の自分」とは違う、社会人モードの自分なのだと割り切れるようになった。だから、仕事が終われば甘いものだって食べちゃうし、ベッドで動画を見て終わる休日もある。だってしょうがない、社会人モードの自分は、頑張っているんだから。自分に対して常に厳しく「ダメなやつめ」と責め立てることもなくなった。自分を受け入れて愛するということがどういうことなのか、言葉で説明するのは難しい。けれど、SELF LOVE CARDを生活に取り入れてみれば、人生に対する捉え方はきっと変わる。1日10分の瞑想ルーティン。今では、出張先にカードを持っていくほど大切な、私の習慣。(文:ミクニシオリ、写真:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)◇Information「SELF LOVE CARD」自分との対話のきっかけ、セルフラブへのヒントや気づき、日々の自己肯定をうながす50の質問が書かれたおしゃれなカード。一人でふとした時に引いてみたり、友人やパートナーと引き合って楽しむこともできます。
2023年07月26日取材・文:ミクニシオリ撮影・編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部昨今、さまざまな場面で耳にすることの多い「自己承認」という言葉。自分を承認するって、当たり前のことのように聞こえるけれど、肯定してあげたい気持ちとは裏腹に、色々なシーンで傷つけられていく私たちのココロ。自分くらいは、自分を肯定してあげたい。そんな気持ちはあっても、その余力が持てないほどに、日々の暮らしや周りの関係、他人からのちょっとした言葉に疲弊してしまいます。自分を愛すること……「セルフラブ」という文化は、日本ではまだ本質的に根づいているとは言いづらいかもしれません。そもそも、自分を愛するってどういうことなのでしょうか?些細なようで、人生そのものに関わるこの疑問に答えてくれたのは、セルフラブ・セクシャルウェルネスを学ぶプロダクト『SELF LOVE CARD』を開発するLimLoveのクリエイティブプロデューサーで、セルフラブガイドのMutsumi Leeさん。クリエイターとして、人生を賭してキャリアを築いていた彼女は、病的なワーカホリックや幼少期からのさまざまな経験から、自己統一を模索する中でセルフラブの重要さに気づいたのだと言います。セルフラブ……自分を愛することがなんなのかを聞いてうちに、自分にとっての「幸せ」がなんなのかも考えさせられます。セルフラブ=自己承認。社会に認められても、自分を否定し続けた過去――Mutsumiさんはなぜ、セルフラブに関心を持つようになったのですか?私はもともと、幼少期から自身に対しセルフラブできていなかったのですが、自分ではそのことに気がついていませんでした。クリエイターとしてキャリアをスタートさせ、40歳までは、仕事で認められることが私の目標でした。息をつく間もないほど働き、仕事や自己表現の分野で、やりたいことを全てやり尽くしたんです。働き始めた頃は、目標が更新されていくことが楽しかった。40歳ともなればキャリアとしてはもうベテランですし、会社もいくつか経営していましたが、その頃には何をやっても達成感が得られず、やりたいこともどんどん少なくなっていきました。――キャリアは充実していても、満たされている実感がなかったんですね。そもそも私は幼少期から生きにくさを抱えていましたし、だからこそ自身で選んで仕事をする環境を作っていきました。けれど蓋を開けてみれば、40歳を迎えた時の私は幸せではなかったんです。自分の存在価値を認めてもらうために、仕事をして社会的地位を獲得したのに、幸せにはなれなかったんです。がむしゃらに行動を続ける中で、とうとう身体も壊しました。そこで、自身を自己承認できない限り、この生きにくさはなくならないのだということに気がつきました。――自分を承認できないからこそ、社会や他人に承認を求めてしまう気持ちは分かる気がします。誰しもが承認欲求を持っているものですし、何かに承認されていないと存在価値を見出だせないのは人間の性です。しかし、いかに社会や周囲から承認されても「まだ足りない」と感じてしまうのは、私自身が私を承認していなかったから。40歳を迎えて、その事実を受け入れてみた時に、私はやっと自分との戦いから開放されたんです。周囲でも、自分自身を受け入れられないことが原因で悩みや生きにくさを抱える人が多くいました。私も、そのことに気がつくまでにとても長い時間をかけ、その間ずっと自分を傷つけ続けていました。セルフラブを仕事にしようと思ったのは、その気づきがきっかけでした。セルフラブの存在や自分の現状を、もっと自然に受け入れられるカルチャーを広めたい。そう思ったタイミングに、たまたま私はウェルネスのメッカでもあるロサンゼルスを拠点に活動していました。せっかくなら、セルフラブを広める活動をしたいと考え、LimLoveというチームを立ち上げることにしました。「なぜ自分が嫌い?」自己啓発の前に、自分を知る――LimLoveの活動についても教えてください。ウェルネス関係のイベントの企画プロデュースやセミナー活動、それに『SELF LOVE CARD』を始めとするプロダクトの開発などを行っています。ロサンゼルスで立ち上がったチームですが、現在は日本向けに活動を行っていて、去年は「SELF LOVE FES」をラフォーレ原宿とミヤシタパークで2回開催しました。――『SELF LOVE CARD』は、どのようなプロダクトなのでしょうか?カードには自身を見つめる質問が書いてあるので、ご自身のタイミングでそのカードを引き、質問と向き合います。質問が書いてあるけれど、目的は質問に対し「答えを出すこと」ではありません。普段は聞かれないような深い質問と向き合ってみると、答えは簡単に出ないと思います。けれど『SELF LOVE CARD』で自身に問いかけを続けていくと、自分自身を深く知るきっかけを得ることができるんです。カードを使うと、まずは自分がどれだけ、自分の気持ちを理解できていないのかを知ることになると思います。――私たちは、実は自分のことをよく知らない……そういうことなのでしょうか?私自身、自分が「なぜ」自己承認をできていないのか、本当に長い間気づけずにいました。自分を受け入れるためにまず必要なのは、本当の自分を知ることなんです。みなさん、悩みごとがあった時に「自己啓発」をしますよね。落ち込んだ時、理想の自分に近づくために新しい活動を始めようとする。でも、傷が回復していないうちに新しいことを初めて、より苦しくなってしまった経験がある人もいるのでないでしょうか。傷ついている今の自分を受け入れるために必要なのは、努力して新しいスキルを身につけることではないんです。自分が何を心地よく感じ、何に悲しみを覚えるのかを「自己潜水」を通して知ることなんです。――自信をつけようと自己啓発本を読んだのに、啓発をうまく活かせず「自分はダメだ」と余計に傷つく、というのはよくある話ですよね。「なぜそう感じるのか」を自分に問いかけていくと、トラウマのきっかけや幼少時の体験など、コンプレックスの根源に辿り着くはず。すると、今の自分が「なぜこんなに傷ついているのか」が分かります。悩みやすい物事には、昔傷ついた思い出があることが多いんです。私自身、そのことに気づいた時は本当にほっとしました。分からないのに悩んでいた時の方が、ずっとつらかった。自己嫌悪にも原因があることを知れたから、自身を受け入れることができたんです。――自分を愛することが、自分を深く知ることとつながっているとは思っていませんでした。セルフラブ、自分を愛そうって一言で言われても、どうしたら自分を愛せるのか分からない人がほとんどだと思います。セルフラブというからには、愛する対象が必要なんです。その対象は自分だし、そこには自分が嫌いだと感じる自分も、トラウマに苦しむ自分も含まれているんですよ。つらいことって色々あるけど、無視をされるのって苦しいじゃないですか。つらい経験をした自分を、自分自身が無視している。存在に気づいてもらえない「トラウマを持っている自分」は、とても悲しいと思いませんか?■自分を愛することで、相手も世界も愛せる――自身のトラウマと向き合うのはつらいことだし、自愛のためには、トラウマとは向き合わない方がいいと思っていました。トラウマに向き合い続けて、乗り越える必要はありませんよ。ただ、傷を隠していく限り、自己否定も終わりません。蓋をして隠してしまっている自分や、忘れてしまっていた自分に再会して「よくがんばったね。もう大丈夫だよ」と声をかけて包容する。このように、つらかった時の自分自身と再会して包容するというビジュアライゼーションを繰り返していくと、自分で自分を癒やせることが実感できると思います。だから、1日1枚の『SELF LOVE CARD』で、自身に潜水する癖づけをしてみてほしいんです。使い方はそれぞれの方法でいいのですが、セルフラブには自然に慣れていくのがいいと思います。自身と向き合えるルーティンが習慣になるプロダクトにしたくて、カードを作りました。スマホアプリにすることも考えたけれど、現代人って忙しいから、スマホやWEBを見ていると、心が休まりきらないでしょう?私も、メッセージが来ていたら返してしまうタチなんです。でも、カードを引く時はスマホからは離れている時なので、邪魔されずにゆっくり自分と向き合うことができます。――『現代人の「忙しさ」は、セルフラブとも関わりがあるのでしょうか?あると思いますよ。情報が多い分、若いみなさんも意識が高い人が多いと思います。だから、一生懸命考えて自己啓発をして、心を疲弊させてしまうんですよね。――私たちは、セルフラブのためにどんなことができるのでしょうか?30代って、とっても悩む年代だと思います。キャリアに結婚、出産、周りからあれこれ言われることも多いでしょう。両親やパートナーと話し合えば解決できることばかりじゃないと思います。自分を知らないと、人との関わり方も選択肢が少なくなっていくんですよ。だって、自分が捉えられる範囲でしか、相手のことも捉えられないのだから。自分の感度が広がると、世界が変わりますよ。相手への捉え方だって変わります。自分の世界は、自分の意識を変えるだけでいくらでも変わるんです。今の環境にある悩みの受け取り方も、感じ方次第で悩むことではなくなることもたくさんあります。自分らしくのびのびと生きたいと思うなら、社会や他人の価値観ではなく自分の目線で世界を捉えることが重要なんです。――自分の価値観を知ることが、セルフラブの第一歩ですね。まずは自分がどう世界を捉えたいのか、つまり自分の価値観を知って、そこから少しずつ広げていくことが大切だと思います。若いみなさんには、社会が作ったルールを世界そのものだと思わないでほしいんです。それは社会の価値観だから、あなたの価値観と違っても当たり前でしょう?社会の概念に忠実に生きなきゃと思ったから、私は生きにくかったんですよ。――人を自分と比べてしまうのは、自分が社会に合わせて生きようとしているからなんですね。周りと違うことは、最初は不安かもしれません。でも、自分にとって必要のないルールもあると思うんです。何が不要で、何が必要かを知るためには、自分を知らなきゃ。たくさん話してしまったけれど、セルフラブって「自分にとっての幸せが何か」を本質的に知ることなんですよ。それさえ分かれば、社会のルールも友人のマウンティングも、気にならなくなりますよ。今後は、みなさんがセルフラブを身近に感じられるような「体験」ができる場所も作っていくことも検討しています。興味があったら、ぜひLimLoveの発信を追いかけてみてください。――今まで漠然と悩んでいたことを、言語化していただいてほっとしました。貴重なお話をありがとうございました。こちらこそありがとう。みなさんも、自身の人生を楽しんで!
2023年07月20日