世界三大料理というと、中華料理、フランス料理、トルコ料理です。なぜ、こんなに世界でもてはやされている「和食」が入っていないのかと、日本人は首をかしげますね。ただ、世界にはほかにもいろんなおいしい料理があるのです。例えばアフリカ料理。アフリカ料理がおいしいことを、みなさんはご存じでしょうか?■アフリカの伝統食はヘルシーなのです!あらためていうことでもないですが、アフリカ大陸は大きいです。アフリカ料理といってもざまざまです。中でも、南アフリカ共和国を筆頭に、ヨーロッパ圏の人たちが移住した場所には、その食文化の影響が色濃く出ます。しかし、アフリカ原住民の皆さんの伝統食は非常に健康的なもので、大体「穀物」と「肉(あるいは魚)」をバランスよく食べるもののようです。「穀物」パートで有名なのは「クスクス」ですね。●クスクス(couscous)北アフリカを発祥とする「粉食」です。小麦粉を粒状にして食べます。クスクスを使って煮込み料理にしたりもします。クスクス以外に、トウモロコシ粉を同様に粒状にしたものもあって、これは「ウガリ」(ugali)といわれます。同じように「主食」扱いをされる「粉食」です。キャッサバの粉で作られることもあります。アフリカの伝統食は、このクスクスに、肉と野菜を煮込んだ「シチュー」を合わせて食べるなどの、とても美味しそうなヘルシーフードなのです。「穀物」パートはほかにもあって、●パップ(pap)トウモロコシ粉を炊いたものです。南部アフリカではどこでも食べられています。朝食に登場する際には、ミルクと砂糖をかけて甘くして食べたりもします。「パン感覚」なんですね。「肉(あるいは魚)」パートをご紹介しましょう。北アフリカ料理で最も有名な煮込み料理と言えば……これです。●タジーン(tagine)タジーンはもともと土鍋の名前です。日本でもちょっとはやりましたね。鶏肉や羊肉に、ナツメヤシやナッツ類を一緒に入れて、この「変な形の土鍋」でじっくり蒸し煮にして作ります。クミンなどのスパイスもたっぷり。●アフリカのカルパッチョ(carpaccio)『ぐるナイ』の人気企画『ゴチになります!』で一時、国分太一さんがカルパッチョばかり食べていました。もともとカルパッチョはイタリア料理で、「薄切りの生牛肉にパルミジャーノ・レッジャーノをかけたもの」です。アフリカの「カルパッチョ」にはダチョウ、レイヨウ、スプリングボックなどを用いたものがあるそうで、大変においしいそうです。■南アフリカ共和国をコアとして……さて、アフリカ料理の話になると、アフリカ最南端の国『南アフリカ共和国』に注目することになります。南アフリカ共和国は特殊な国です。アフリカ最南端の重要な位置を占めていて、古くから交通の要衝でした。スエズ運河(開通は1869年11月)がない時代には、ここを巡るしか、ヨーロッパからアジアへ抜ける方法がなかったのです。大航海時代には、(現在の)ケープタウンにオランダの東インド会社が補給基地を置いていた関係でオランダ料理が伝わり、大きな影響を与えました。1814年にはイギリス領となって、今度はイギリスの食文化が持ち込まれました。またポルトガル、そしてアジアからも、入植した人々、滞在した人々が自国の料理文化を持ち込んだのです。特にインドの人々は、サトウキビ畑の労働力としてやって来たため、現在では「カレー」や「ビリヤニ」が南アフリカの国民食になるほどの影響を与えました。つまり南アフリカでは、スパイスを多用するホットな味がとてもポピュラーなのです。*……「ビリヤニ」は、スパイスと米、肉や魚介類、野菜などの具を一緒に炊き込んだ料理。南アフリカの料理を挙げてみましょう。●ボボティー(bobotie)南アフリカの国民食と言えば、まずこの「ボボティー」です。スパイシーに仕立てたミートローフに似た料理です。中にはドライフルーツなども入っています。●オールド・ケープ・デニングブレイス(old cape denningvleis)南アフリカでポピュラーなシチューです。肉を、ベイリーフ、タマリンド、レモン汁を入れて煮込みます。●ボーアウォース(boerewors)昔は農家で作られていたちょっと太めのソーセージで、南アフリカ共和国の名物の一つです。コリアンダーを用いた非常にスパイシーな味が特徴です。●ボーアウォース・ロール(boerewors roll)前述のボーアウォースをパンに挟んで、マスタードとトマトソースをかけた「ホットドッグ」です。●サモーサ(samoosas)三角形をした小型のミートパイ。最近はインド料理店も増えてきたので、知っている人は多いでしょう。「えっ、サモサってあのサモサ? アフリカにもあるの?」と思う人がいるかもしれません。あるんです。南アフリカ共和国にはサトウキビ畑で働くための多くのインド人が移住しました。彼らが持ち込んだ食文化です。具はひき肉に野菜で、味付けは塩味です。●トライプ(tripe)「オファル」とも呼ばれるそうで、「くず肉」の意味だとか。臓物などを使った肉料理で、日本人なら「要はホルモンのことじゃないの」と思うでしょう。カレーで風味付けをしたりするそうです。スパイス好きなんですね。野菜の煮込み料理もあります。●チャカラカ(chakalaka)アフリカ南部で食べられているスパイシーな野菜の煮込み料理。ニンジン、インゲン豆、ナスなどをいためて、しんなりしたら塩コショウで味を調えて煮ます。クミン、ターメリック、ガラムマサラなどが使われるので「ホットな味」になります。いかがだったでしょうか。いささか駆け足ですが、アフリカ料理についてご紹介してみました。実際に食べたい人のために、東京でアフリカ料理を食べられるお店を最後にご紹介します。■アフリカ料理『神楽坂 トライブス』神楽坂にあるアフリカ料理店です。「ダチョウのたたき」「ワニのソテーマンゴーソース」なんて料理が食べられます。おしゃれな内装なので、デートにもお薦めですよ!(高橋モータース@dcp)アフリカ料理『神楽坂 トライブス』
2013年02月23日美味しい料理は人を笑顔にする。フランスの名優ジャン・レノ主演の映画『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』も、観た人を笑顔にしてくれるフレンチ・コメディだ。20年間、三つ星を守り抜いてきたけれど新メニューが浮かばないベテランシェフのアレクサンドル(ジャン・レノ)と、腕は一流なのにチャンスを掴めずにいる若手シェフのジャッキー(ミカエル・ユーン)。この2人を中心にフレンチ・レストランの厨房や彼らをとりまく人々の人間ドラマが描かれる。毎年、数多くの映画が作られているが、レストランの舞台裏や料理ができるまでをリアルに描いた映画は限られている。例えば、ニューヨークに実在するレストラン「ジジーノ」を舞台にした痛快サスペンス『ディナー・ラッシュ』、アメリカの食文化に革命をもたらした料理家ジュリア・チャイルドを題材にした『ジュリー&ジュリア』、世界一予約の取れないレストラン「エル・ブリ」の厨房にカメラが入ったドキュメンタリー『エル・ブリの秘密世界一予約のとれないレストラン』などがあるが、それらに共通するのは、レストランの厨房やキッチンがリアルに描かれていること、ため息がでそうなほど料理が美味しそうなこと、そして料理の背景にしっかりとドラマがあることだろう。もちろん、『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』にもその全てが組み込まれている。行き詰まるベテランシェフと失敗ばかりの若手シェフのコンビのドタバタなストーリーの面白さはコミカルで温かく、フランスの伝統料理からアヴァンギャルドな分子料理まで幅広い料理が目を楽しませてくれる。25人のシェフたちが快活に動き回る厨房での調理シーンは、見ているだけで心が躍る。そして、映画を観始めてまず目が行くのは「ヒメジと栗カボチャのスープ」だ。ジャッキーがアレクサンドルのもとで働くきっかけとなるシーンで登場するスープなのだが、アレクサンドルと彼の友人(アレクサンドルが勤めるレストランの前オーナー)がなんとも美味しそうに食べるものだから、思わずゴクリと喉が鳴る。一体どんな味なのだろうと、その味をあれこれと想像してしまうのだ。アレクサンドルが出演する料理番組の収録のシーンでは「春野菜入り仔牛肉のシチュー」の作り方が登場する。そう、この映画に出てくる料理や料理を作るシーンは「食べたい!」という欲求と「作ってみたい!」という好奇心、その両方を満たしてくれるのだ。そんな魅惑の料理のレシピを考案したのは、シャトーホテル「レ・ゼダン・ドゥ・コロー」の実力派若手シェフ、ブノワ・ボルディエ。劇中の料理の数々は、見た目だけでなく味も絶品だったそう。ジャン・レノはこんな言葉を残している──「食事を共にする人や、料理を振る舞う相手とは、特別な関係で繋がっている」と。たしかに、映画の中で特に「おいしそう!」、「食べてみたい!」と思わずにはいられない料理は、夫婦や親子、愛する人をもてなすための料理だった。ジャッキーがケンカ中の妻・ベアトリスのために即興で作る「カラメル・ソースのミルフィーユ」は、フランボワーズとカシスの実とピスタチオが添えられているほか、ホワイトシュガーでハートの形がかたどられた芸術的な美しさがあった。また、新作メニューの開発で忙しい中、アレクサンドルが娘のために作る手作りのパン。朝食のテーブルに食べきれないほどの色とりどりのパンが並ぶシーンは、いまにも焼きたてのパンの香りが漂ってきそう。そして観終わったあとには、たまには憧れのレストランに食事に行ってみようかな、今日はいつもより料理に手間暇かけてみようかな…と、毎日の食事にちょっとした変化を与えてみたくなる。そんな、小さいけれど大きな“幸せ”感を味わえる映画が『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』なのだ。(text:Rie Shintani)■関連作品:シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 2012年12月22日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2012 GAUMONT - TF1 FILMS PRODUCTION - A CONTRACORRIENTE FILMS
2012年12月21日エールフランス航空(本社 フランス・パリ)はこのほど、アレクサンドル・ド・ジュニアック代表取締役社長兼CEOが初来日し、記者会見を行った。エールフランスは今年、日本就航60周年を迎えた。この記念の年に同社は日本路線の拡大とサービスの強化を表明。来年4月3日に同社グループのKLMオランダ航空が福岡 - アムステルダム線を週3便のスケジュールで開設する。また、2014年3月に予定されている羽田空港の国際線発着枠の拡大時に、自社運航での羽田 - パリ線の就航を目指すと発表した。「現在はボーイング777型機の使用を予定しているが、羽田空港の環境が整えばエアバスA380を就航させる」(ジュニアック氏)。日本路線は震災からの復興もあり、2012年は9月までで成田線が87%、関空線が84%と高いロードファクター(座席利用率)を達成。座席供給量を30%増やしたところ、需要も30%増えた」。フランスへの旅行者が多いという。エールフランスは総2階建てのエアバスA380を日本路線に使用しているうちの1社。「ラ・プリミエール」(ファーストクラス)、「アフェール」(ビジネスクラス)、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスを設置している。広々としたキャビンにはムードライティングを採用。日本路線は他路線に比べプレミアムエコノミーの人気が高い。シートのピッチ(前後間隔)も幅もエコノミーより20%余裕を持たせ、ビジネスクラスを彷彿とさせる幅広い革製のアームレストを採用。疲れを軽減し、リラックス度を高める人間工学に基づいたシェル型シートが特徴だ。また、2012年夏にはパリのシャルル・ド・ゴール空港に世界で最も広いビジネスラウンジをオープン。成田空港のラウンジの改装も終了間近だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日旅行業を中心に事業を行っているジェイティービー(JTB)は、旅のアンケート「たびQ」にて、男女4,273名を対象に「世界の名物料理」についてアンケートを実施した。調査期間は9月6日から9月13日。「海外旅行に行ったことがありますか?」と尋ねたところ、回答者の86%が海外旅行の経験があると回答した。海外旅行経験者に対して、「海外旅行先で現地の名物料理を食べたことはありますか?」と質問したところ、「食べたことがある」と回答した人が87%、「食べたことがない」と回答した人13%となっている。また、「食べたことがある」と回答した人に対して、「海外旅行先でどの程度意識して現地の名物料理を食べますか?」と質問したところ、「必ず食べる」が27%、「機会があれば食べる」が47%だった。同様に、「海外で一番おいしいと感じた名物料理は?」と質問したところ、イタリアの「パスタ」と回答した人がもっとも多く、次いで、2位が台湾・中国の「ショウロンポウ」、3位がスペインの「パエリア」、4位がイタリアの「ピザ」、5位がタイの「トムヤムクン」となった。日本でも身近に食べることのできる料理が上位にランクインしており、本場で味わう名物料理は、味に加え現地の雰囲気なども手伝っておいしく感じた人が多いと考えられる。なお、「本場で食べてみたい各国料理は?」と尋ねたところ、1位は「イタリア料理」で、次いで2位「フランス料理」、3位「トルコ料理」、4位「スペイン料理」、5位「中華料理(広東、四川、上海など)」となった。同社は、「イタリア料理の代名詞でもある『パスタ』や『ピザ』は、普段から家庭でも食べ慣れていることもあり、本場の料理に憧れを抱く人が多いと考えられる」と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日全長約70cm!特大サイズの「お魚フランスパン」を特別販売する『フランスフェア ~フランスはマルシェの国~』を開催する、フランス・パリ16区発祥のベーカリーショップ「マリー・カトリーヌ」(大阪府守口市などに9店舗展開)。開催期間は、7月5日(木)~7月18日(水)まで。「グランドポワソン」全長約70cm重さ2.7kg/¥126/100g(カット販売のみ)フランスのマルシェ(市場)でのお買い物の楽しさをベーカリーで表現したら?そんな想いから、期間中定番商品のフランスパンをお魚の形に変身させ、うろこの形までリアルに再現した、特大サイズの特別商品「グランドポワソン」が登場。一匹(?)まるごとなんて持って帰れない!なんてあなたも大丈夫、この「お魚フランスパン」はカット販売のみとなっている。この他にも、フランスではお馴染みの食材をふんだんに使用した新作パンが多数そろっており、フランスの日常の光景がみられるマルシェの賑わいを楽しむことができる。お問い合わせ:マリー・カトリーヌ 公式サイト
2012年07月04日7月14日(土)はフランス革命記念日。こちらを記念してベーカリー「ドンク」では、近年国際的なパンの大会で入賞するなど高い技術を評価されている日本人パン職人と、伝統的なフランスパンのおいしさにスポットを当てた「フランスフェア ~伝えたいフランスの味、日本人ブーランジェの味~」を開催。フェアでは、バゲットやクロワッサンなどフランスのパンを多く取り揃えるほか、日本人パン職人たちが伝統パンにアレンジを加えた新作パン8点(うち2点は販売店舗により取り扱いが異なります。詳細は各店舗にお問い合わせください)を全国のドンクのお店で販売。▼ごまと亜麻の実のバゲット白ゴマ、黒ゴマ、亜麻の実の入った風味豊かなフランスパン。(考案:岡田重雄 1994年クープ・デュ・モンド3位入賞)▼コンテチーズのカンパーニュフランスのフランシュ・コンテ地方のチーズを使ったフランスパン。コンテチーズはアルプスに近いジュラ山脈一帯で、職人が手作りしているハードタイプの熟成チーズ。(考案:佐藤広樹 1996年クープ・デュ・モンド4位入賞)▼パン・レジェール・オランジェ ~オレンジ風味のふんわりパン~レジェールとはフランス語で「軽い」という意味。外はサクッ、中はふんわりとしたオレンジが香る一品だ。(考案:菊谷尚宏 2002年クープ・デュ・モンド日本代表チームとして総合優勝)▼カレンズとクリームチーズのパン・オ・セーグルフランス産クリームチーズをカレンズ入りのパンで包み焼き上げたライ麦パン。(考案:西川正見 2010年クープ・デュ・モンド個人戦において日本代表として出場)「コンテチーズ」など、普段なかなか日本のパン屋ではお目にかかれない、フランスで愛されている食材を積極的に取り入れた、職人のオリジナルパンの登場にご期待を。お問い合わせ:ドンク 公式サイト フランスフェア~伝えたいフランスの味、日本人ブーランジェの味~開催期間:6月29日(金)~7月16日(月・祝)開催店舗:全国のドンク127店舗
2012年06月29日リゾート感あふれるお台場で南フランスのプロヴァンスを体感しよう。ホテル日航東京では、2012年7月20日(金)から7月22日(日)までの期間、南フランスのプロヴァンス体験ができるプランを開催。●3日間限定でレストラン・スパ・宿泊で満喫する南フランスのプロヴァンス体験夏のプロヴァンスを連想させるひまわりが施されたレインボータワービュールームに宿泊できるこのプラン。本場フランス・マルセイユより招いたリヨネル・レヴィシェフにより、ブイヤベースなどの本格地中海料理とプロヴァンスワインを愉しむディナーコースのほか、スパではラベンダーをベースにした贅沢なトリートメントで、まるで南フランスのプロヴァンス地方にいるかのようなひとときを過ごすことができる。あわせて、コンチネンタルレストラン「テラス オン・ザ・ベイ」と「SPA然 TOKYO」では8月31日(金)まで、それぞれプロヴァンスにちなんだプランを展開しているので、宿泊のタイミングを逃した人はこちらを体験してみては。お問い合わせ: ホテル日航東京公式サイト
2012年06月24日フランス観光開発機構による「感動大国、フランス。」と銘打ったキャンペーンの記者発表会が3月21日(水)、都内で開催され、俳優の竹中直人と写真家・映画監督の蜷川実花がフランス観光親善大使に就任した。現在、フランスを訪れる観光客は年間約7,800万人でそのうち日本人観光客は60万人と、フランスにおける外国人観光客の重要な位置を占めている。こうした事実を踏まえ、フランス観光開発機構はエールフランス航空を始めとするパートナーと共にフランス観光キャンペーンを展開。親善大使は旅行先としてのフランスのPR活動を行う。クリスチャン・マセ駐日フランス大使より「日仏両国の懸け橋になっていただきたい」という言葉と共に任命状を受け取った2人。プライベートで20回以上フランスを訪れているという蜷川さんは「写真などを通じてフランスの良さを伝えられたらと思いますし、フランスのみなさんにも日本について伝えたい」と意欲を語る。「まさか自分が親善大使になるなんて想像していなかったのでびっくり(笑)!」と語る竹中さんだが、敬愛するレオス・カラックス監督や、フランスで活躍し、竹中さん自身もドラマで演じたこともある藤田嗣治画伯の名を挙げ、大使就任の喜びを語った。これまでのフランス体験をふり返り、蜷川さんは「女性なら誰でもそうでしょうが、やっぱりパリが好き!何回行っても発見があるし、自分の年齢によっても見えてくるものが違うので幾つになっても行きたい街ですね」と語る。仕事でパリを撮ったこともあるが「パリ自体が美し過ぎて、それだけで完璧なので撮るのが難しい。写真家泣かせの街です」とも。すでに何度も足を運んでいるだけに自分なりの楽しみ方も確立しているようで「公園をグルグル回ることが多いですね。あとは『今日は美術館』とか決めて、贅沢な過ごし方を楽しんだりしてます」と明かした。一方の竹中さんは「カラックスが大好きなので(映画『ポンヌフの恋人』の舞台である)ポンヌフは必ず行っちゃいますね…そう言ってる自分に照れますが(笑)。あとはモディリアーニも好きなのでモンパルナスに行くと興奮します!」と語るなど、やはり芸術家たちの足跡が気になるよう。ちなみに、竹中さんは自身の監督デビュー作『無能の人』が第13回ナント三大陸映画祭において審査員特別賞およびナント市賞を受賞しているが、このとき竹中さん自身はナントを訪れることができなかったそうで「プロデューサーが行ったんですが、とても良いところだと聞いてるのでぜひ行ってみたい」と希望を明かした。蜷川さんは「モン・サン=ミシェルに行ったことがないので行ってみたい。まだまだ行ったことがないところは多いし、いろんなところに行きたい」と意欲を燃やしていた。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:竹中直人“ネコ役”続投に安堵「小栗くんに変わると思っていた」ネコ好きもイヌ好きも虜にしてしまう!?“長ぐつをはいたネコ”プスのネコたる魅力アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うプス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?下着姿で佇むエリカ様、掟破りの過激さ!『ヘルタースケルター』特報映像が解禁
2012年03月21日フランスの密封ビンブランド「ル・パルフェ」では、「オータムストックレシピコンテスト」を開催中だ。密封ビンで保存することを目的とした、秋の食材を使ったストックレシピを募集している。ル・パルフェ社はフランス、シャンパーニュ地方の街、ランスで創業し発展を続けている老舗メーカー。1935年の創業以来「ル・パルフェ」の密封ビンは変わらぬ高い品質で世界中で愛されている。季節ごとに、ビンを買い足し保存食を作るのはフランスの古き良き一般家庭の定番行事だ。おいしい食材を一番美味しい季節に保存しておけば、賢く美味しく1年を過ごすことができる。ご家庭で保存食を作られる際に「ル・パルフェ」の瓶を愛用されている方も多いのではないだろうか。今回のコンテスト審査委員は、料理家・サルボ恭子氏。厳正なる審査の上10名様のル・パルフェ賞を決定。受賞者にはル・パルフェオリジナルエコバックを進呈するという。あなたのご家庭のご自慢のオリジナル保存食レシピ、ぜひ投稿してみてはいかがだろうか。開催期間:2011年9月1日(木)~10月31日(月)募集内容:密封ビンで保存することを目的とした秋の食材を使った ストックレシピ応募方法:leparfait@deniau.jp へ料理写真とレシピを送信発表:ル・パルフェ公式サイト上にて発表賞品:厳正なる審査の上10名様のル・パルフェ賞を決定。 受賞者にはル・パルフェオリジナルエコバックを進呈特別審査員 料理家・サルボ恭子氏料理家の叔母に師事した後に渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリ等を経て当時2つ星の「オテル・ド・クリヨン」メイ ンダインニングのキッチンとパティスリーに勤務。フランス家庭料理の素朴ながらも洗練された味に魅了され、帰国後自宅でフランス家庭料理教室を主宰しながら現在TV、雑誌等で活躍中。 ブログ お問い合わせ:ル・パルフェ 取材/おうちスタイル編集部
2011年09月12日