待望の旗艦店【PAYSAGE 代官山本店】1階ブティック/サロン・ド・テ2階シェフズテーブル待望の旗艦店【PAYSAGE 代官山本店】「幸せや喜びに寄り添う、至高のお菓子を。あなたの時と共に」をコンセプトとしたスイーツブランド「PAYSAGE(ペイサージュ)」。これまで常設店舗を持たず、全国各地でのイベントやポップアップストアなどを中心に販売が行われるたびに話題となっていた同ブランドが、立ち上げから3年の時を経てついに旗艦店【PAYSAGE 代官山本店】をオープンさせました。「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」内にオープンした【PAYSAGE 代官山本店】パティシエは、これまで【DOMINIQUE BOUCHET TOKYO(ドミニク・ブシェ トーキョー)】や【SUGALABO(スガラボ)】、【unis(ユニ)】をはじめとした数々の名店でシェフパティシエを歴任した江藤英樹氏。スイーツはもちろん、【PAYSAGE 代官山本店】ならではのシェフズテーブルなど、江藤氏の想いが詰まった唯一無二の空間となっています。パティシエの江藤英樹氏1階ブティック/サロン・ド・テ入口から入ってすぐ、ショーケースに並ぶ、季節感や旬の素材を魅力的に取り込んだ美しいケーキやシューなどの生菓子が出迎えてくれます。また向かいの棚にはサブレやフィナンシェなどの焼き菓子も。旗艦店ならではの豊富なラインナップで、手土産やギフトにも喜ばれそうなスイーツが揃っています。ケーキやサブレ、フィナンシェ、とギフトにもピッタリなスイーツが並ぶブティックまたそのブティックから奥へ進むと併設されているのが、アフタヌーンティーをゆったりと楽しむことができるサロン・ド・テ。優しいカラーで統一された丸みのあるソファやテーブルの置かれた店内は、洗練感がありつつも温かみがあり、ゆったりと寛ぎやすい雰囲気です。PAYSAGEのシンボルであるボタニカル模様を施したオリジナルの有田焼食器など、テーブルウェアも美しいサロン・ド・テの店内こちらで頂くことができるアフタヌーンティーのスイーツは、パティシエがひとつひとつ丁寧に作り上げたもの。生産者と素材へのリスペクトを表現しており、細やかな手仕事が感じられるスイーツとなっています。またセイボリーはオリジナルブレンドフレーバーティー「Garden(ガーデン)」をはじめとする、香り豊かな紅茶がラインナップ。ゆっくりそれぞれの味わいを楽しみながら、「PAYSAGE」の世界観に浸るひと時はいかがでしょうか。美しく繊細に仕上げられたスイーツや、香り豊かなセイボリーを楽しむことができるサロン・ド・テのアフタヌーンティー2階シェフズテーブル同店の2階へあがると、プライベート感溢れる、たった6席だけの特別な空間が登場。今春4月6日からオープンするシェフズテーブルとなっています。華やかでライブ感のあるデザートコースを楽しむことができる、6席だけの特別なシェフズテーブル壁にはPAYSAGEのモチーフであるボタニカルから着想を得たドライフラワーの模様が施され、素材のままのアーシーな色を中心に仕上げられたテーブルや椅子が厨房を囲みます。その自然を感じるヨーロッパの邸宅をイメージした店内で、華やかでライブ感のあるデザートを満喫できるのがシェフズテーブルならではの醍醐味。メニューは6皿のコース仕立てで楽しむ『デザートコース~Le Jardin Secret(ル・ジャルダン・セクレ)「秘密の園」~』と、毎週日曜日限定で楽しむことができる旬のフルーツをふんだんに使った『クープ エレアーヴ(パルフェ)』の2種類。この場所でしか味わうことのできない、特別感のあるスイーツ体験を楽しむことができます。『デザートコース~Le Jardin Secret(ル・ジャルダン・セクレ)「秘密の園」~』果実のみずみずしいもぎたての鮮やかさ、香りを引き立たせたピュアな味わいの“極上の素材”を使った、心を奪われるような“最上級”のデセール体験を「季節を大切にし、旬の素材を使ったデセールを創作することが、生産者の想いや素材への敬意」と考える江藤氏の想いも込めて目の前で仕上げられていく『デザートコース~Le Jardin Secret(ル・ジャルダン・セクレ)「秘密の園」~』。6皿で構成されるコースで、使う素材は江藤氏自らが産地に足を運び厳選した旬の素材となっています。それらの素材と素材が組み合わさることで生まれる意外な驚きや経験のしたことのない味わいの発見を、くつろぎのプライベート空間ならではの特別感とともに体験してみては。営業開始日:4月6日(土)予約開始日:3月10日(日)料金:16,500円/1人につき(税・サービス料込)内容:アシェット・デセール6皿、ドリンク付開催曜日:木・金・土席数:6席『クープ エレアーヴ(パルフェ)』ひと月ごとにテーマを変える、目を奪うような華やかさと洗練された美しさを纏うパルフェ毎週末、日曜日限定でいただくことが可能な、PAYSAGEの中でも人気の呼び声が高い『クープエレアーヴ』。フルーツの至上な味わいと、華やかさを純粋に輝かすパルフェは、週末の楽しいひと時を演出してくれる一品になることでしょう。なお記念すべき初回のパルフェは、旬を迎える苺「あまりん」を使用したパルフェです。「果実味がしっかりしているジューシーなあまりんはフレッシュとマリネにし、合わせるクリームにはマスカルポーネを加えてリッチなクリームに。優しいミルクチョコレートのムースや3種のベリーを使用したコンフィやジュレ、紅茶のクランブルで構成」された極上スイーツを、「苺とカカオパルプのソルベ」と「北海道のグラスフェッドミルクのアイス」のマリアージュと共にいただく注目のパルフェです。営業開始日:4月7日(日)予約開始日:3月1日(金)料金:5,500円(税込)内容:パルフェ、ドリンク付開催曜日:毎週日曜日 5部入れ替え・各回75分制 (11:00 / 12:30 / 14:00 / 15:30 / 17:00)席数:6席シェフの想いが詰まったスイーツを、特別な空間で。ぜひ【PAYSAGE 代官山本店】で素敵なひと時を過ごしてみては。PAYSAGE 代官山本店【エリア】代官山【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】代官山駅
2024年03月14日ⒸDBOX for Mori Building Co., Ltd. – Azabudai Hills「麻布台ヒルズ マーケット」には、日本を代表する専/店34店舗が集積。定番の日常品から特別な嗜好品まで、.果、精/、鮮/の生鮮三品、半調理品、惣菜、酒類、パンやスイーツ、生花などを幅広く提供します。さらに、希少な/材や国内外の四季折々の/材、質の/い加//品、つくり置き品からでき/tてのバイオーダー品なども幅広く取りそろえ、日々の/卓を彩ります。温かみのある色合いと、曲線を多用した個性的なボールト天井や/字柱のデザインは、ガーデンプラザの設計を担当したヘザウィック・スタジオが/?掛けるⒸDBOX for Mori Building Co., Ltd. – Azabudai Hillsでは、さっそく気になるお店をご紹介します。【麻布台ヒルズ マーケット】店舗一覧●生鮮食品【京都 八百一】(青果/惣菜)【麻布台 やま幸鮮魚店】(鮮魚/惣菜)【根津 松本 麻布台】(鮮魚/惣菜)【日山WAGYU】(牛豚肉/惣菜)【築地 鳥藤】(鶏肉)【矢澤臓物販売】(ホルモン)●グロッサリー【お米とごはん 隅田屋】(米/おむすび/おこわ)【フィオールディマーゾ】(チーズ/生ハム)【クスダ シャルキュトリー メートル アルティザン】(シャルキュトリー)【プルニエ アール デュ キャビア フランセ】(キャビア/シーフード/シャンパン)【SABOE TOKYO】(日本茶)【紅茶専門店ティーポンド】(紅茶)【明治屋麻布台ストアー】(グロッサリー)【だし尾粂】(だし/和グロッサリー)【オガワコーヒーラボラトリー 麻布台】(コーヒー豆)●惣菜【カム バイ スタンドバインミー】(アジアン/エスニック惣菜)【惣菜 麻布台しゅん】(和惣菜)【富麗華 キッチン】(中国料理惣菜)【パーラー矢澤】(洋食/惣菜)【麻布台 鳥しき】(焼鳥/鶏惣菜)【鰻 まえはら】(鰻料理/うな重)【亀戸ぎょうざ】(餃子)【アタ 旬菜惣菜店】【アール・エフ・ワン】(洋風サラダ/惣菜)【菜香や】(ぬか漬け)【塚田水産】(練り物)●レストラン【鮨さいとう】(寿司)【鳥おか】(焼鳥)●スイーツ・ベーカリー・カフェ【コム・ン トウキョウ】(ベーカリー)【ラニギロ】(洋菓子/デセールレストラン)【マッテ】(チョコレート/ジェラート)【ミスターチーズケーキ リミテッドストア】(スイーツ)●リカー・フラワー【インタートワイン ケーエム 山仁】(ワイン/日本酒/本格焼酎)【レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ】(生花/観葉植物/花瓶/プリザーブドフラワー)生鮮【京都 /百/ 】.果/惣菜全国から集まる旬の野菜や果物とともに、/社農場で丁寧に育てられた新鮮な.果が揃う、京都に本店を構える.果専/店。定番の野菜だけでなく、四季折々で魅/が増す季節ごとの珍しい.果や京野菜も並び、店の中央にあるお帳場のスタッフがおいしい/べ/Eを教えてくれます。さらに半調理野菜や優しい味付けの惣菜なども提供します。・営業時間:10:00~20:00【麻布台 やま幸鮮/店】鮮//惣菜豊洲市場を代表する仲卸「やま幸」が、本当においしい/を家庭の/卓にもお届けするため、鮮//)売店をオープン。店頭には、世界/ と称さるマグロを筆頭に、四季で移り変わる旬/や、/本来のおいしさを引き出して調理した惣菜まで幅広くラインアップ。四季折々の海の幸が楽しめます。・営業時間:10:00~20:00【根津 松本 麻布台】鮮//惣菜東京・根津に本店を構え、「納得した/しか売らない」こだわりの鮮/店。店主の松本秀樹氏が厳選する最/峰の/は、「最/の、そのまた上」を意味する「/ の線」の/のみ。素材を/極め、最適な/?当を施す徹底したこだわりで、日本全国から/好きたちが訪れます。・営業時間:10:00~20:00【日/-WAGYU】精/(/\・豚)/惣菜創業1912年(大正元年)、日本橋/形町に本店を構える日/-は、【精/日/-】や飲/店の【すき焼割烹日/-】等、さまざまな業態を運営する/|舗精/店です。熟練の/l利きが芝浦市場内で直接買い付けを/い、格付けや銘柄にとらわれない本当においしい/\/を、最/の状態で届 けてくれます。また、コロッケやメンチなどの惣菜も新たに展開します。・営業時間:10:00~20:00【築地 鳥藤】精/(鶏/)創業明治四/年、“日本の台所”と/われた築地の場外市場で100年以上にわたって鶏/卸業を続ける「鳥藤」。日本全国の地鶏・銘柄鶏・合鴨・野鳥を産地から直接仕/ れ、/都圏をはじめ全国の名だたる焼鳥店や料亭からの信頼も厚い、知る/ぞ知る鶏/専/の仲卸です。新鮮な精/はもちろん、/T炊き鍋のセットや焼きもの、揚げ物用などの家庭で/?軽に調理ができる加//品も幅広く提供します。・営業時間:10:00~20:00【/n澤臓物販売】ホルモン専/店東京・三/eの/気ホルモン直売店「/n澤臓物販売」。同店を運営する精/卸のヤザワミートが、/の/l利きを最/$限に活かし、納得のいく/品質なホルモンを冷凍で提供します。丁寧な下処理による「磨き」「洗浄」「乾燥」といった3つの//程を踏むことで、極上のホルモンにとって重要な、鮮度と品質のポテンシャルを最/$限引き出します。・営業時間:10:00~20:00グロッサリー【お/vとごはん 隅/e屋】/v/おむすび/おこわ東京・墨/e区に100年続く/|舗/v店によるお/vとごはんのお店。伝統的な古式精/v技術と独/のブレンド技術、炊飯技術を駆使して、料理に合わせた最適なお/vやごはんを提供。かねて取引のあるレストランや料亭とのコラボレシピでつくるおむすびとおこわ、店頭でブレンドするオリジナル/v、不定期開催の炊飯教室など、/G本/の主/であるお/vとごはんの楽しみ/Eや選択肢を広げます。・営業時間:10:00~20:00【フィオールディマーゾ】チーズ//cハム専/店フィオールディマーゾとは、イタリアのヴェネト州に拠点を置くチーズメーカー「カ・フォルム」が/?掛ける/社ブランド。「Fare del bene, producendo il buono(良いものをつくることが最善に繋がる)」とのヴィジョンのもと、熟練の職/による丁寧で妥協のないチーズづくりを/っています。/cハムはバイオーダーでスライスするなど、/G々の/卓からパーティーまでさまざまなシーンで利用できます。・営業時間:10:00~20:00【クスダ シャルキュトリー メートル アルティザン】シャルキュトリー神/>市と芦屋市に店舗を構えるシャルキュトリーの名店「METZGEREI KUSUDA」の新拠点。「メツゲライ」とはドイツ語で//加//品(ハムやソーセージなど)の専/店という意味。店主の楠/e裕彦/Rはドイツやフランスを中/<にヨーロッパ各地で修業を重ねた、/G本を代表するシャルキュティエ(//加//職/)として知られています。・営業時間:10:00~20:00【プルニエ アール デュ キャビア フランセ】キャビア/シーフード/シャンパーニュ創業150年以上の歴史を誇り、フランスで初めてキャビアの/社/c産を成功させた/|舗キャビアメーカー「プルニエ」。フランス/地のミネラル豊かな/Tの恵みと、熟練のキャビアマスターの繊細な技から/cみ出される唯/ 無/のプルニエキャビアは、今/Gでも三つ星レストランをはじめ、多くの美/家に選ばれ続けています。・営業時間:11:00021:00(L.O.20:00)※当/の間は11:00020:00(L.O.19:00)【SABOE TOKYO】/G本茶専/店世界に向けて新たな/G本茶の味わいと愉しみを提案する/G本茶専/店。ひとつの茶葉から製法の違いによりさまざまな味わいが広がる/G本茶を、世界中の/びとの/G々の暮らしの中で楽しんでもらえるようにと、/G本茶の可能性を追求した/種類の味わいを展開。・営業時間:11:00~20:00(ガーデンプラザC 1F)【紅茶専/店ティーポンド】紅茶専/店世界中の産地から、季節ごとに選び抜いた旬摘み紅茶やハーブを取り扱っている紅茶の専/店。届いたばかりの/り/い極上のシングルオリジン紅茶は、産地や季節などで異なる、豊かで芳醇な/りと味わいが楽しめます。・営業時間:11:00020:00(L.O.19:30)※当/の間は11:00019:00(L.O.18:30)【明治屋/布台ストアー】グロッサリー「いつも いちばん いいものを」をコンセプトに、1885年の創業以来、/質な商品を紹介し続けてきた「明治屋ストアー」。/布台ヒルズでも、世界中のおいしい物と、/G本の/質なつくり/?の商品を厳選して紹介します。また、経験豊富なバイヤーがセレクトする「明治屋ストアー推奨品」や、/品・ワイン・洋酒などの「明治屋直輸/ 商品」など、明治屋が/信を持ってオススメする商品も豊富に取り揃えます。・営業時間:10:00~20:00【だし尾粂】だし/和グロッサリー1871年(明治四年)創業、/G本橋/市場より続く/T産仲卸「尾粂商店」による、だしと化学調味料・保存料不使/dにこだわった和のセレクト/品店。看板商品の『オーダーメイドだしパック』は、鰹節や煮/2し、昆布、椎茸など30種の国産天然原料から/分が選んだ組み合わせで、世界に/ つだけのだしパックがつくれます(※特許取得済)。・営業時間:10:00~20:00【オガワコーヒーラボラトリー /布台】コーヒービーンズサロン本物の味わいの先にある/<豊かな体験を創造するビーンズサロン。バリスタとの対話を通じて、/c/の選択から焙煎、ブレンドまで、/ // /の好みにあわせてセレクトしてくれるので、 “世界で/分だけのコーヒー”を見つけるお手伝いをしてくれます。・営業時間:平/G:8:00020:00(テイクアウトコーヒー L.O. 19:30)、//G祝:10:00020:00(テイクアウトコーヒー L.O. 19:30)惣菜【カム バイ スタンドバインミー】アジアン/エスニック惣菜フランス料理の調理法を取り/ れ、無添加・無化調でつくるベトナム料理店【Stand Bánh Mì】初の/v麺・惣菜専/店。ガラ割から10時間以上かけて取るフォン・ド・ヴォライユ(鶏ガラスープ)を使ったフォーは絶品です。さらに、パンからこだわり抜いたバインミーなど、ここでしか/べられないベトナム、アジアン惣菜を提供します。・営業時間:イートイン 11:00020:00(L.O.19:30)/ 惣菜 10:00~20:00【惣菜 /布台しゅん】和惣菜/G本橋兜町のビストロ【ネキ】やパティスリー【パティスリー イーズ】などを展開するイートクリエーターが、/布台ヒルズに同社初となる和/を扱う店舗を開業。季節の/介の炭/U焼き、/鍋で炊き上げるご飯、旬の野菜の煮物、/I替わりの/然の恵みを楽しめる鍋のセットなど、毎/Gの/卓に季節を感じるさまざまな和惣菜を販売します。・営業時間:10:00~20:00【富麗華 キッチン】中国料理惣菜東京・東/布で 2000年に開業して以降、数多の美/家や海外VIPからも賞賛を受ける中国料理の名店【中国飯店 富麗華(フレイカ)】。そのスペシャリテともいえる『名物 /酢の酢豚』と『たまり油炒飯』(通称「/炒飯」)、『春巻』『海/|の蒸餃/&』といった点/<など約15種の中国料理惣菜をテイクアウトで楽しめます。・営業時間:イートイン 11:00~15:00、17:00~20:00(L.O.19:00)※予定数完売次第終了/惣菜 10:00~20:00【パーラー/n澤】洋//惣菜最/品質の//Q和/\を/dいたハンバーグ、ステーキが好評で/列の絶えない/気店、東京・五反/eの【ミート/n澤】。運営する//Q和/\卸「ヤザワミート」は、【焼/ジャンボ/i/】や【とんかつ あげ福】など繁盛店を数多く/?掛けています。店内には、ハンバーグに揚げ物、サラダにスープ、シャルキュトリーなど美味なる惣菜が一堂に会します。・営業時間:イートイン 11:00~20:00(L.O19:30) / 惣菜 10:00-20:00【/布台 /しき】焼鳥/鶏惣菜2011年から「ミシュランガイド東京」で星を獲得し続けている/l/の名店【鳥しき】の味を気軽に楽しめる惣菜店。可能な限り限界まで炭/Uに近づける「近火の強火」の技を用いて、目黒本店の味を限りなく再現した焼鳥や、秘伝の壺だれをベースにした惣菜をラインアップしています。・営業時間:10:00~20:00【鰻 まえはら】鰻料理/うな重京都祇園の鰻店でミシュランガイド/ つ星を獲得した経歴を持つ料理を手掛ける【鰻 まえはら】のテイクアウト専/店。鰻一筋で半世紀もの間邁進してきた料理.が、全国からこだわり抜いて選んだ国産の活鰻を焼き、蒸し、丁寧に/取りをした後、再度焼き上げる/?間のかかる伝統/?法「江/>焼」を頑なに守り、おいしい鰻を/卓に届けてくれます。・営業時間:10:00~20:00【./>ぎょうざ】餃/&専/店1953年に東京・./>で創業した【./>ぎょうざ】は、「提供するメニューは餃/&のみ」というこだわりの餃/&専/店。豚ひき/と厳選した国産野菜、.森のにんにくブランド「ときわにんにく」などを合わせた餡を薄/jで包み、/布台ヒルズ店専/dのオイルで/ばしく焼き上げた/)ぶりの餃/&は、「何個でも/べられる」と評判の/ 品です。・営業時間:10:00~20:00【アタ 旬菜惣菜店】旬菜惣菜店“その時、その/、その/材に出合える”本物の旬菜惣菜店。牡蠣のおいしい3/Iには、厚岸の/c産者の牡蠣をグラタンやピクルス、フライにキッシュにして。1/Iは/Q蟹、12/Iは/\/など、その時期・その時に/べてもらいたい/材と/c産者だけで売り場を彩ります。また、その期間にはSNSや店頭で/c産者の想いやこだわり、哲学を発信しています。・営業時間:10:00~20:00【アール・エフ・ワン】洋/サラダ/惣菜サラダを中/<に、フライや料理まで幅広い惣菜を揃える「RF1」。価値ある原材料を調達するため、/$事にしている理念などに共感いただいた全国の産地や/c産者の/E々に契約栽培をお願いし、健康、安全・安/<にこだわったおいしさをお届けしているそう。・営業時間:10:00~20:00【菜/や】ぬか漬け専/店「おふくろの味」を再現する/vぬか漬けの専/店。野菜本来の味を/$切にする/?作り製法で、季節の素材を/$切にしながら、添加物不使/dの四季を感じる漬物を提供。昔懐かしながらも、どこか新しい、愛情が込められた商品が並びます。・営業時間:10:00~20:00【塚/e/T産】練り物昭和二十年創業のさつま揚げ専/店「吉祥寺 塚/e/T産」。本店と同じ昔ながらの製法で、保存料不使/dのさつま揚げ・おでん類を提供します。創業当初から定番のさつま揚げや、季節の限定品、他店では/かけないような変わり種など、/卓で会話が弾むような商品を常時25~40種類ラインアップ。・営業時間:10:00~20:00レストラン【鮨さいとう】鮨(レストラン)2010年から「ミシュランガイド 東京」で三つ星を連続して獲得した【鮨さいとう】の店主・齋藤孝司/Rが、/G本を代表する//B化である鮨をもっと親しみやすいものにしたい、未来を担う/&どもたちにも/の本当のおいしさを知ってもらいたい、鮨/B化の継承と発展のため若い職/を育てたいという想いをかたちにする店。・営業時間:11:00~14:30、17:00~20:00(L.O. 19:00) ※事前予約制・定休/G:/G曜/G【/おか】焼/(レストラン)2011年から「ミシュランガイド 東京」で星を獲得し続けている/l/の名店【/しき】の分店。もっと/?軽に焼/を楽しんでもらいたいという想いのもと、マーケットの中にカウンター席のみの焼/店を出店。専/農家による銘柄/・伊達鶏を使/dし、他では味わえない希少部位まで楽しめるコースは奥深い/の世界を堪能できます。・営業時間:12:00015:00、17:00020:00 ※事前予約制・定休/G:/I曜/Gスイーツ・ベーカリー・カフェ【コム・ン トウキョウ】ベーカリーパンの国際/$会「モンディアル・デュ・パン」で/G本/初の総合優勝を果たした/$澤秀/ /Rが代表を務めるベーカリー。朝/の主役の/パン、バゲット、クロワッサンなどの定番な/卓パンから、惣菜パンや創作系のパン、具材をカスタマイズできるサンドウィッチまで、約100種類ものバリエーション豊富なパンが並びます。・営業時間:10:00~20:00【ラニギロ】洋菓/&/デセールレストラン開業後わずか2カ/Iでミシュラン1つ星を獲得し、/i/台で/気を博した【TIRPSE】のオーナー/$橋直誉/Rが/?掛けるスイーツ店【LANIGIRO】。シェフパティシエを務めるのは、100Top Table2022で最優秀パティシエ賞を受賞した【TIRPSE香港店】の堀内凛/R。オープンキッチンで仕上げるシグネチャーの/cケーキに加え、新商品の焼き菓/&やシュークリームなど極上のスイーツを提供します。・営業時間: ブティック 11:00018:00 / レストラン 11:30020:30 ※完全予約制・/G曜・/I曜休業【マッテ】チョコレート/ジェラート/G本では珍しい、イタリアのチョコレート菓/&専/店。薄いチョコレートの他にも、プーリア州のケーキ「ソスピーリ」や、カラブリア州のアイスクリームケーキ「トゥーフォ」など、形と味わいのバラエティに富んだイタリアの伝統菓/&を販売。冷たいジェラートも/d意。・営業時間:10:00~20:00【ミスターチーズケーキ リミテッドストア】スイーツショップフレンチレストラン出/のシェフが、その感性と確かな技術でこれまでにない/感、/り、味のスイーツを実現。バニラ・レモン・トンカ/が/cみ出す、/bく爽やかな/りを楽しめるチーズケーキや、お酒と/).粉を使/dしていないティラミスなど、レストランデザートのような濃厚かつ儚い/溶けを楽しめるスイーツを届けます。・営業時間:10:00~20:00リカー・フラワー【インタートワイン ケーエム /-仁】ワイン//G本酒/本格焼酎/コンポーネントペアリング世界で400名ほどの合格者しかいない「マスター・オブ・ワイン(MW)」の学位を/G本で唯/ 保持し、世界最/$級の/G本酒審査会「インターナショナル・ワインチャレンジ・ロンドン」で最高議長を務める/$橋健/ /Rがセレクトする、/品質ワインや、銘醸/G本酒、本格焼酎が/ 堂に集まる超プレミアム・セレクト・リカーショップです。・営業時間:11:00~20:00(ガーデンプラザC 1F)【レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ】/c花/観葉植物/花瓶/プリザーブドフラワー花を通して/c活を芸術的に彩ることをコンセプトにしたフローリスト。庭の景/を切り取ったようなナチュラルなスタイルに加え、/や空間との取り合わせを重視しています。/然でありながら花の個性を活かした/あいは、暮らしの中に溶け込むと同時に洗練されたアート空間を演出しています。・営業時間:11:00~20:00麻布台ヒルズ マーケット【エリア】銚子【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】 神谷町駅
2024年03月12日2023年後半は、東京のフランス料理シーンに華やかな移転・新店ニュースが多く舞い込んできました。麻布台ヒルズに移転した川手寛康氏率いる【フロリレージュ】や、世界のトップパティシエ成田一世氏による【ル・サロン・プリヴェ】、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上階にオープンした、パリミシュラン一つ星シェフ北村啓太氏による【アポテオーズ】……。世界的に名前の知れたシェフたちが、次々に新しいスタートを東京の地で切ったのですが、その中でも大きく注目された一軒が2023年10月に大手町にオープンした【CYCLE(スィークル)】でしょう。樹齢300年のオリーブの木がゲストを迎える【CYCLE】は、南仏マントンにあるミシュランガイド三ツ星レストラン【ミラズール】のマウロ・コラグレコ氏が手がけるレストラン。【ミラズール】は、2019年には世界のベストレストラン50で見事1位に輝き、同年フランス版ミシュランガイド三ツ星も獲得。コラグレコ氏は、フランス人以外のシェフとして初めて三ツ星を獲得したシェフとなり、一躍注目を集めた人物です。【ミラズール】の畑は、ベルギー王族の別荘跡地の美しい場所にある【ミラズール】があるマントンは、レモンが名産の、地中海と山に挟まれたのどかな街。街のいたるところでレモンが売られ、カラフルな家が立つ迷路のような旧市街の上からは南仏らしい陽光に煌めく海を眺められます。街から少しはずれたイタリア国境のすぐ近くの高台に建つ【ミラズール】は、そんなマントンらしさを存分に味わえるレストラン。目の前の果樹園にはさまざまな柑橘が実り、レストランから少し離れた場所の自家菜園では、なんと1,000種類以上もの野菜を育てています。彼らの料理はそうした畑から生まれているといっても過言ではありません。彼らが大切にするのは、生命と自然のサイクル。そうしたことからも、マントンと同じ哲学でレストランを営む東京の店は【CYCLE】と名付けられました。天井が高く、開放的な店内。爽やかなランチタイム、ドラマティックなディナータイムと時間によって表情がガラリと変わる【CYCLE】のシェフを務めるのは、ミラズールで5年間、コラグレコ氏の右腕として働いてきた宮本悠平氏。コラグレコ氏とともに、「世界のベストレストラン50」で1位、そしてミシュランガイド三ツ星の獲得という瞬間を分かち合った人物です。「【ミラズール】の料理は、畑がなかったら始まりません。そこで実践しているバイオダイナミック農法の4つの要素『根、葉、花、実』を軸にしたコースが提供されています」と宮本氏。難しい取り組みではあったけれど、日々畑仕事をしてから厨房に入り、コラグレコ氏の思いを料理に落とし込んできたと語ります。シェフを務める宮本悠平氏畑から料理が生まれる【ミラズール】同様、【CYCLE】でもコースを多く占めるのは、その季節が育む野菜の魅力を引き出した料理です。「マントンではその日その日に採れたての野菜から驚きをもらっていました。最初のシーズンに取れた豆の甘さ、豆を掃除したときの青々しい匂い。太陽の光を浴びてあったかくなったレモンの味……。どの瞬間も鮮烈に記憶に残っています」。そんな自らの宝物のような記憶をここ東京でも料理に落とし込みたいという宮本氏の思いが、ひと皿ひと皿に込められています。『サフラン/人参/ラングスティーヌ』。千葉の「naeme」と提携し、自社畑を持つ。現在はハーブやビーツを育てている例えば、『サフラン/人参/ラングスティーヌ』という料理は、まさにコートダジュールの山と海を写したような一皿。メインとなるのは、ニンジン。アクセントはソースに使われたサフランとライムです。ニンジンの食感と独特の香りが、エキゾチックなサフランとライムの酸味と香りを合わせることでぐっと南仏の顔になります。ねっとりとしたラングスティーヌは温かな海の記憶のように、そっとニンジンに寄り添っています。『里芋/カフェ/帆立』という一皿は、畑の柔らかい土を想起させます帆立のだしを使用したクリームソースの上にカットした帆立。けれども、帆立はあくまでも脇役です。帆立の塩味が、ふんわりと掛けられた里芋のシフォンと角切りの里芋が持つ素朴な甘みを引き立てています。揚げた里芋の皮の土っぽい香りの素朴さがこの料理の芯になっていて、アクセントにしたコーヒーの粉があることで全体が洗練された印象にまとまります。マウロ氏のスペシャリテ『ビーツのカルパッチョ』。塩釜焼きにしたビーツとキャビア、生クリームだけという究極のシンプル料理。【CYCLE】でも食べることができるコースの料理からはどれも、野菜から立ち上る大地の味わい、フレッシュな柑橘の香りを感じます。それらを重ねて時に力強く、時に繊細な一皿が次々と登場し、わざわざ言葉にせずとも、コースを食べ終わるころには、南仏を旅したような気持ちになれるのです。「マウロは、とても温かなエネルギーに溢れている人。彼の料理はすごく繊細な料理も、力強いものもあるのですが、すべてにおいて素材の味が際立っています。それは素材を信じているからこそ。僕もそこを大切にしていきたいですね」と宮本氏。神代栃を使ったテーブルはオリジナルで制作師と同様に、目の前にある日本の食材に向き合い、信じ、その声を聞いて作った料理には、宮本氏の中に鮮明に息づいているマントンへの愛が自然と滲み出ています。CYCLE【エリア】大手町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】20000円【ディナー平均予算】49999円【アクセス】大手町駅 徒歩3分
2024年03月07日最近、俄かに脚光を浴びつつある“鶏焼肉”。ルーツを辿れば、なんと発祥の地は三重県松阪!松阪といえば、牛肉をすぐに思い浮かべがちだが、地元の人達にとっては高価な松阪牛よりも鶏焼肉の方が身近な存在なのだとか。もともとは、卵を産まなくなった採卵鶏を潰し、七輪で焼いて食べていたのが始まりというからそれも納得。いわば、家庭料理から生まれたソウルフード的な存在のようだ。ちなみに、この“鶏焼肉”を初めて店舗として提供をしたのは松阪市内の【前島食堂】。1967年のことだ。東京でも1993年創業の老舗【鬼亭】を始めとして、徐々に知名度をあげてきていたのだが、昨年辺りからそれが急展開。大阪の焼き鳥の名店【鳥匠いし井ひな】監修による鶏焼肉店がオープンするなど話題店が新たに参入、一気に食のスターダムに上がりそうな勢いを見せている。そんな中、昨年の10月、麻布十番に誕生した鶏焼肉の注目店が【一鳥目 とり松】。西麻布で評判の焼肉店【焼肉うし松】初の姉妹店だ。オープンは、昨年の10月12日。落ち着いた店内には個室も用意されている「ここでは、今までの鶏焼肉とは違い、コース仕立てで楽しんで頂く新しいスタイルを提案しています。それと同時に、セルフではなく、研修を積んだスタッフが、それぞれの部位をベストのタイミングで焼きあげるようにしています。」笑顔で語るのは、佐藤拓弥総料理長。「アンダーズ東京」などで研鑽を積み、【焼肉うし松】では料理長を務めた期待のホープだ。それらのノウハウに加えて予約至難の人気店【南青山 七鳥目】の指南も受けたとあらば、否が応でも期待は高まってくる。総料理長の佐藤拓弥さん。「アンダーズ東京」などで研鑽を積んだ後、西麻布【焼肉うし松】の料理長も務めた実を言えば、この店を始めるきっかけになったのも、佐藤総料理長が【南青山 七鳥目】で食べた焼き鳥の旨さに感動。鶏のおいしさに開眼したからなのだとか。「すっかり鶏に魅せられて。料理人として自分でも鶏肉を扱ってみたいと思った。」というわけだ。子供の頃から食べることが大好きで、いつも美味しいものへの好奇心でいっぱいな佐藤総料理長らしいエピソードだろう。店で扱うのは鹿児島の黒さつま鶏。丁寧にカットされた胸肉、ささみ、腿肉にセセリ、そして砂肝とハツなどが美しくレイアウトされたこの一箱を見るだけでもテンションが上がるさて、店で扱うことにしたのは鹿児島の黒さつま鶏。佐藤総料理長によれば「旨み成分であるイノシン酸が多く、肉に締まりがあり、それでいて硬過ぎない。肉汁がジューシーなところも気に入っている。」そうで、これを、各部位の持ち味に合わせ、塩、タレ、味噌で提供。異なるテイストを楽しませてくれる。例えば、淡白なささみはその上品な旨みを損なわぬようシンプルに塩で仕上げる一方、やや歯応えのあるセセリ(首肉)はタレ、そして内臓系のハツは味噌だれでといった按配だ。【一鳥目 とり松】名物の『縛りつくね』。つくねを鴨の生ハムで巻き、ネギで縛ったオリジナル味変もさることながら、誰しも目を見張るのが、ご覧の『縛りつくね』。つくねを鴨の生ハムで巻き、ネギで縛ったもので、「【焼肉うし松】の人気メニュー『縛りタン』のアレンジです。間接的に火が入るので、つくねがふわっとジューシーに仕上がるんですよ。」とは佐藤総料理長。つくねの中身は腿肉や軟骨、そこにレンコンも加えて食感を与えている。なるほど、これを上手に焼くのは素人ではなかなか難しい。鶏の場合、他の部位も一般的な牛焼肉に比べるとやや厚みがあり、ハードルはけっこう高そうだ。スタッフが焼くというのも道理だろう。ちなみに『鶏焼売スープ』から始まるコース15,400円では、これらの鶏焼肉を含め、デザートの『こだわり卵のクレームブリュレ』まで全13品が登場。中には『鶏たく手巻き』やミニパンケーキにチキンカツを挟んだ『とり松グリドル』といったオリジナルの鶏料理が、コースの流れに変化をつけ、鶏尽くしにも関わらず、最後まで飽きることなく楽しませてくれる。中でも『鶏たく手巻き』は、鶏の生ハムをガリや沢庵と合わせたもの。さっぱりした胸肉とやや脂がのり、歯応えのある腿肉をブレンド、少量ながら優しいインパクトのある一品だ。最近、単品メニューの『鶏ユッケ』が、新たにメニューに加わった。佐藤総料理長によれば「ユッケといっても生肉ではなく、特注の鶏の生ハムを使っている。」そうで、その胸肉を細切りにして食感を出し、タレであえて提供。淡白ながらもねっとりとした優しい旨みがあり、程よい歯応えが後を引く。コースに追加して味わいたい。新メニューの『鶏胸肉の塩ユッケ』2,000円。コースとは別の単品メニューとなっている。胸肉の生ハムを使用コースの締めは親子丼とそぼろ丼の2択。迷った挙句、佐藤総料理長一推しの『親子丼』に決め、待つことしばし。うずらの卵をトッピングした丼が登場、愛らしい見た目に思わずほっこり。佐藤総料理長曰く「七鳥目の大将川名直樹さん直伝の親子丼です。具にあえて鶏肉を入れず、その分、地鶏と玉ねぎの旨みを濃厚に抽出した出汁を用いています。」とのこと。もちろん卵にも手抜きはない。独自の天然飼料と兵庫県赤穂の天然水、そして親鶏の品種や飼育環境、鮮度にまでにこだわった、その名も“日本一こだわり卵”を使用。濃厚でコクのある味わいは、出汁とのバランスも見事。まるで温かい卵かけご飯のようにするりと頂ける。〆の親子丼。【南青山 七鳥目】の大将名直樹氏監修の一品。上に乗っているのはうずら卵の漬け料理に合わせてアルコール類も豊富。中でも力を入れているのはワインだそうで、シャンパーニュを始めその数ざっと50種余り。「まんべんなく取り揃えています。」とは佐藤料理長。グラスワイン1,600円~。グラスシャンパーニュ1,800円~。一鳥目 とり松【エリア】麻布十番【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17500円【アクセス】麻布十番駅 徒歩4分
2024年02月21日ライカは、国内3店舗目となるフラッグシップストア・ライカ表参道店を、2024年4月12日(金)にオープンする。ライカの新店が表参道にライカ表参道店は、アート・ヴィンテージ・コミュニケーション・クラフツマンシップといったキーワードを軸に、従来のカメラや写真の魅力を新たな視点で発信する拠点だ。現行カメラフルラインナップ&認定中古やヴィンテージもストアの1階には、ライカで展開される現行製品のフルラインナップを展開。実際に手に取ってライカの魅力を体感できる。また、地下1階では、ライカが品質を保証するライカ認定中古カメラや、ヴィンテージのアイテムを取り扱う。オープンを記念した藤原ヒロシによる写真展「ライカギャラリー表参道」となる2階では、プロフェッショナルフォトグラファーやアーティスト、クリエイターによる多彩な写真作品を展示。なお、オープン日の4月12日(金)から、フラグメント デザイン(fragment design)を主宰する藤原ヒロシによる写真展が開催される予定だ。【詳細】ライカ表参道店住所:東京都渋谷区神宮前5-16-15営業時間:11:00~19:00定休日:月曜日
2024年02月17日タイの鉄人シェフが指揮を執る「モダンタイキュイジーヌ」テーブルで仕上げる料理が五感を刺激ハーブ&スパイス香る刺激的なタイカクテルタイの鉄人シェフが指揮を執る「モダンタイキュイジーヌ」タイ料理というと日本ではトムヤンクン、ガパオライス、パッタイなど家庭や食堂、屋台で食べられているようなメニューのお店がほとんどですが、バンコクやプーケットなど旅行者の多いタイの都市では、自国の食文化をモダンに表現するイノベーティブレストランも年々増えています。【SAAWAAN】のシェフEARTH氏は、プーケットでレストランを経営する家族のもとで育ちました。高校卒業後は世界で通用する一流の料理人を目指し、バンコクのル・コルドン・ブルーに入学。フランス料理を4年間学び、さらに大学で料理芸術とレストラン経営の学士号も取得しました。タイで最も注目を集めるシェフの1人EARTH氏。タイの伝統料理をフレンチの料理技術も駆使して再構築する卒業後はバンコクのミシュラン2つ星フレンチ【Mezzaluna】でキャリアをスタートさせましたが、母親が病気になり、プーケットに戻ってしばらく家族のために料理をつくる生活していました。その折に、自国の食文化をもっと勉強したいと思い、母親から家庭に伝わる料理やタイ南部の伝統的な料理を教えてもらったそうです。さらに歴史的背景により一度は失われたタイの宮廷料理を紐解き、タイ料理に欠かせない甘・辛・酸・塩・旨の五味のバランスによる味わい、なぜおいしいのか、どうやったらもっとおいしくできるのかをより深く考えるようになったそうです。タイの民族性を幻想的かつエレガントに表現しているインテリアでも話題になったバンコクの【SAAWAAN】の店内EARTH氏は、プーケットの【Nitan】のオープニングチームにエグゼクティブシェフとして招聘され、タイ南部の伝統料理を現代的な技術で再構築するモダンタイ料理で注目を集めました。そして、タイ版アイアンシェフチャレンジにて優勝を果たし、その実力が広く知れ渡ることに。2021年にバンコク【SAAWAAN】のシェフに就任し、開業からわずか7ヶ月でミシュラン1つ星を獲得したのです。黒を基調にシンプルで洗練された【SAAWAAN BISTRO】の店内。グリーンの植栽を豊富にあしらい、南国のエキゾチックなムードを演出している「文化的背景や考え方を深く理解したうえで五味を絶妙なバランスで再構築し、さまざまな料理技術を駆使しながらその料理が一番美しく一番おいしいくなる形を追求しています」と話すEARTH氏。基本的にはバンコクの【SAAWAAN】のキッチンに立っていますが、来日の際には日本の食材もいろいろ試しています。「日本の食材は品質が高いものが多く、レシピに取り込むことでさらに料理のレベルが上がります」とEARTH氏。日本との文化のミックスも今後楽しみです。様々な国籍のスタッフが働くインターナショナルなキッチンテーブルで仕上げる料理が五感を刺激麻布台ヒルズの【SAAWAAN BISTRO】は、本国のクオリティはそのままに、「まずは、伝統料理をモダナイズしたタイ料理があることを知っていただくきっかけになりたい」と、店名に“ビストロ”を冠し、カジュアルに楽しめるスタイルになっています。コースもありますが、「メニューの中から好きなものを選び、タイのトラディショナルな食べ方であるシェアスタイルでもお楽しみいただけます」とのこと。メニューは分かりやすいよう「RAW & SALAD(生・サラダ)」「FRIED & GRILLED(揚げもの・焼きもの)」「BOIL & STEAM(茹でる・蒸す)」「CURRY & STIR FRY(カレー・炒めもの)」という調理法によって分類されています。バンコクの【SAAWAAN】でしか食べられなかったシグニチャー料理もあれば、【SAAWAAN BISTRO】のために開発した料理もあります。【SAAWAAN】のシグニチャーメニュー『海老のスチーム、ヌードル、発酵魚介ソース』2,420円これは素麺と海老を、レモングラス、甘長唐辛子、コブミカンの葉、ガランガル(タイ生姜)、エディブルフラワー、発酵魚介ソースとうずらの卵黄を混ぜていただきます。ハーブや魚介、肉を発酵させたソースはタイの伝統料理ですが、それが見事にモダンに表現された一皿です。すべての料理で共通するのは、ゲストの目の前で温かなソースをかけてお皿を完成させること。海老もテーブルまで蒸篭で運び、お皿の上にのせてくれます。それは、立ち上る香りもおいしさの要素となっているからで、「五感で味わってほしい」という思いを込めたプレゼンテーションなのです。海老は1尾1尾、丈の板に結びつけるその後、ハーブオイルを塗って蒸篭で蒸し上げる目の前に運ばれてくるお皿は、見た目はフランス料理のような盛り付けです。タイ南部のソウルフードをベースにモダナイズしたという『塩漬け牛肉とココナッツのスープ』も、今までのタイ料理の概念を覆す一皿となって目の前に運ばれてくるのです。『塩漬け牛肉とココナッツのスープ』2,068円。こちらも【SAAWAAN】のシグニチャーメニュー。ゲストの目の前で香り豊かに仕上げた温かなソースを注いで仕上げるこれは、EARTH氏の祖母から受け継ぐタイ南部の伝統料理をアレンジした一皿です。ガーリックオイルにマリネした自家製の塩漬けフィレ肉に、牛骨ブロス、ココナッツ、ハーブ類を3日間かけて煮込んだコク、旨み、香り豊かなスープを合わせています。トッピングは、サクサクとした食感の菊芋のスライスとエシャロット。絶妙な五味のバランスで忘れ難い一皿になること間違いないでしょう。『和牛のマッサマンカレー』4,048円。クワイ、ゴボウなど和素材を付け合わせに使用している日本の食材にも興味津々のEARTH氏が【SAAWAAN BISTRO】のオープンにあたって新たに生み出したのがこの『和牛のマッサマンカレー』です。マッサマンカレーといえばタイではじゃが芋、玉ねぎ、鶏肉のカレーですが、レアに火を入れたサーロインを主役に、シナモン、八角、クローブ、カルダモン、ナツメグなどによる自家製のカレーペーストで、良質な牛肉に合うこの上なく上品なカレーソースを仕立てて合わせているのです。ハーブ&スパイス香る刺激的なタイカクテル【SAAWAAN BISTRO】のお楽しみは料理だけではありません。100席のメインダイニングに加えて、食前や食後に立ち寄れるタイタパスバーもあり、タイの洗練を気軽に体感することができます。また、タイバジル、レモングラス、グリーンペッパー、ブラックペッパー、カルダモンなどタイの香り豊かなハーブやスパイス、マンゴーやパッションフルーツなどを使ったオリジナルのカクテルもおすすめです。ダイニングに入る手前に併設されたバーカウンター。バーのみの利用もOK料理同様に見た目、香り、味わいなど、わかりやすくタイを想起させてくれるカクテルは、食事との相性も良く、辛さを和らげたり、余韻を長引かせてくれたり、食欲を増進してくれたりします。バーテンダーにも相談しつつ、色々な味に挑戦してみてはいかがでしょう?『ホーリーバジル&スパイス』1,210円。ジンベース。タイのホーリーバジルと、ピリッとスパイシーな辛味が特徴のロングペッパーをアクセントに、シナモンの甘い香りもプラス※仕入れ状況により提供していない場合があります『パッションフルーツ』1,540円。フレッシュのパッションフルーツを丸ごと使い、バニラウォッカ、アーティチョークのリキュールと合わせた深みのある甘酸っぱさがクセになる大人のカクテルタイは日本人にとっても人気の旅行先であり、すでに現地ではモダンタイを経験している人も多いのではないでしょうか?日本ではなかなかお目にかかれなかったモダンタイの注目店が初上陸したのはとても画期的な出来事です。五味の織りなす香りや深い旨みやコクは、他の料理では味わえないオリジナルのおいしさに満ちているモダンタイキュイジーヌ。【SAAWAAN BISTRO】がきかっけとなり今後洗練のタイレストランも増えていくことを願っています。SAAWAAN BISTRO【エリア】麻布十番【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】5999円【ディナー平均予算】9999円【アクセス】神谷町駅 徒歩10分
2024年02月16日黒毛和牛の価値を伝え続ける、イノベーティブ和牛割烹料理店クラシック×イノベーティブ、至高のコース料理高級なエンターテイメントとともに可能性を切り拓く黒毛和牛の価値を伝え続ける、イノベーティブ和牛割烹料理店伝統とモダンが共存する、隠れ家的な空間で味わうイノベーティブ和牛割烹料理海外からも多くの飲食店が集まり、また食文化としての注目度も高い銀座の地に、「和(日本)を想い、“和牛”を世界に伝道する」をコンセプトとするお店【銀座 和牛想榮】がオープンしました。使用しているのは、神戸牛、松阪牛、米沢牛、前沢牛など独自のルートで仕入れたA5ランクの最高級黒毛和牛。それらの素材のおいしさを活かし、また一番良いポテンシャルを引き出せるようにと「和」を感じさせる調理法にフレンチやイタリアンなど様々な技法を取り入れた料理で楽しむことができる、イノベーティブ和牛割烹のお店です。クラシック×イノベーティブ、至高のコース料理これまでロイヤルパークホテルやヒルトンホテルを中心に、鉄板焼きや洋食レストランなどで研鑽を積んでこられたという村田勝世料理長。村田氏を筆頭に、同店の料理人たちがこれまで築いて来たキャリアを総動員したというクラシック×イノベーティブの融合は、『想榮おまかせコース』で楽しむことができます。メニュー一例(季節により内容変更があります。)フレッシュキャビアと牛肉タルタルプチプチ食感と、控えめなねっとり感がプレミア感を増してくれる、『フレッシュキャビアと牛肉タルタル』。個性の強い食材のマリアージュを、焼きたての蕎麦粉入り自家製パンケーキにのせて愉しみますすきやき和牛本来の旨みを最大限引き立てる味わいを追求した、という一品。ソースにはシェリー酒と津軽りんご100%を使用するなど、日本食の代名詞である「SUKIYAKI」にフレンチのエッセンスを取り入れたメニューとなっています牛肉寿司銘柄牛の美味しさを、日本の伝統料理「寿司」の世界観で楽しむ一品。サーロイン、フィレ、ランプの3種を使用してそれぞれの味わいに仕上げられた牛肉寿司は、牛肉の奥行を感じられるものにシャトーブリアンステーキカウンター席目の前の鉄板で、ベストな状態に焼き上げてもらう厳選銘柄黒毛和牛の『シャトーブリアンステーキ』5種の調味料と楽しむ『シャトーブリアンステーキ』は、あえてカットせずに厚みのある状態で提供することで、お客様に切っていただく楽しみも感じてもらいたいとの想いが込められているそう炊き立て土鍋ご飯のお食事〆の土鍋で炊き上げるお米は、新潟県佐渡産有機栽培コシヒカリが使用されています。澄まし赤だし、香の物、佃煮などとともに抹茶ティラミス、ヴァニラアイス添え旬のフルーツを使用したデザートも、もちろんシェフの手作りカウンター席の目の前には、間近でシェフの熟練の技とこだわりの調理法を見ることができる「TEPPANYAKI」が。 インバウンド需要も高まる中、ライブ感あるオープンキッチンのエンターテイメント性と、「寿司」や「SUKIYAKI」などの日本らしい伝統を感じられるお料理の数々は、まさに「“和牛”を世界に伝道する」のに適した場所、と言えそうです。ワインを中心にジャパニーズウィスキーやこだわりの日本酒など、料理をひきたて会話が弾むドリンクの数々も揃います高級なエンターテイメントとともに可能性を切り拓くあえて昔の職人たちの技術がうかがえる梁や柱をダイナミックに施し、モダンなデザインと融合させたという、日本特有の美意識である「侘び寂び」を表現した空間内装のデザインコンセプトは、「洗練された都市、銀座で古民家改修を行う」。その言葉通り、店内の簾や、梁や柱として見える長く太く重い古木は、まるで古民家を改修したあとかのよう。それでいて、窓から見える銀座の夜景にぴったり寄り添ったかのようなモダンな印象を受ける店内は、清新が同居する、洗練と風情があふれた空間に。日本特有の美意識である「侘び寂び」を表現しているそうです。一期一会、この時限りの味として、熟練の料理長がお客様の細やかなニーズに即応するアレンジをしてくれるのも、国内外問わず、食を楽しみたい人を連れて行きたいと思えるポイントに。「和牛」の素材を様々な技法で丁寧にアップデートしたお料理を堪能することができる『想榮おまかせコース』、ぜひ大切な方と、心ゆくまで楽しんでみては。銀座 和牛想榮【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座・新橋駅徒歩5分、有楽町駅徒歩7分
2024年02月06日和のテイストを随所に散りばめた心地よい空間染物に店名をあしらった暖簾が出迎えてくれます【TOUMIN】が店を構えるのは、西麻布の交差点から数分の場所でありながら、静かなエリアに建つビルの2階。扉を開けると、和の趣漂う大きな暖簾が目に飛び込んできます。こちらは、創業100年の染色を主体としたブランド「桐染(KIRISEN)」の平本友里氏による作品。優しく多彩な色で染められたデザインに、食事への期待が高まってきます。ちなみに、店名の「O」の文字をよく見ると、右下の部分に小さな丸がついているのですが、これは発酵して分裂する様子なのだとか。料理が完成する様子を楽しめる12席のカウンター店内に一歩入ると、贅沢な広さが印象的。カウンターとその上部のデザインには杉の木を使用し、グレーの塗料で仕上げることで、店内に統一感が生まれています。ゲスト側はカーペット、カウンター内の厨房はフローリングにしたことも、より寛いでいただきたいという井口氏の考えによるもの。料理はすべて目の前で仕上げられ、すべてカウンターの内側からゲストに提供されます。「ペアリングをご注文される方が多いので、料理とドリンクの提供のタイミングにも気を付けています」(井口氏)。壁に掛けられたアートは高橋功樹氏による作品折敷には箸が置かれ、グラスは木村硝子を使用店内に飾られた作品は、井口氏が惚れ込んだ日本ならではのものを厳選しています。壁に掛けられた大きな絵は高橋功樹氏によるもので、実際に高橋氏自身が来店して【TOUMIN】の空間に合うように製作したものです。店内の他の場所にも飾られていますのでご覧ください。野口悦士氏や池田優子氏、辻野剛氏など、使用する器も日本人作家によるものを好んでセレクトしています。「料理に使う食材同様、自分がよく知っている身近に感じられるような作品でゲストをもてなしたいと考えて選びました」と井口氏。シェフのもとで“冬眠”して旬を迎えた食材が鍵を握る爽やかな余韻の『兵庫県香住漁港 セイコ蟹 アスパラ菜の菜の花』月替わりのおまかせコース(17,600円 税込)は、発酵と野菜をテーマに全11品で構成されています。最初のすり流しに続く2皿目は『兵庫県香住漁港 セイコ蟹 アスパラ菜の菜の花』です。セイコ蟹と小田原のグリーンバスケットジャパンがつくるアスパラ菜の菜の花を主軸に多彩な要素が小さな器に詰まっています。蟹の内子は味噌と、外子は3週間発酵させたトマトと和え、身はシンプルにそのまま。野菜や発酵に精通した井口氏らしい根パセリのピューレや大葉のオイルがアクセントに。セイコ蟹というと日本料理で登場するイメージが強い食材ですが、しっかりとフランス料理の一皿に仕上がっています。カウンターで『エチュベ』の盛り付けを行う井口氏【TOUMIN】では、カウンター内に炭火の焼き台なども完備し、すべての調理を行っていますので、音や匂いが伝わってきます。そして、ゲストの目の前で盛り付けて料理を仕上げるプレゼンテーションもご馳走のひとつです。『エチュベ』の盛り付けの際は、まるでキャンバスに絵を描くようにソースや野菜を並べて完成します。ぜひシェフとの会話もお楽しみください。季節の移ろいを感じることができるスペシャリテ『エチュベ』メニューは月替わりですが、毎回登場するのがこちらの名刺代わりともいえる『エチュベ』です。20種類前後の野菜と6種類のソースを使い、目の前で鮮やかに盛り付けられる様子は圧巻。野菜は、焼く、蒸す、煮るなどそれぞれの野菜に適した様々な調理法で仕立てられています。ローストした米の泡などソースも個性豊か。こちらの皿と同じタイミングでパンが提供されるので、ソースをつけて余すことなくいただけます。口に運ぶごとにそれぞれの野菜のインパクトある風味が感じられ、身体がパワーチャージしている感覚に。野菜は、神奈川県小田原のグリーンバスケットジャパン、山梨県の53FARM、東京都青梅のOme Farmなど各地の15軒ほどの農家から取り寄せています。火入れが秀逸な『兵庫県柴山港 九絵 発酵みかん インカのめざめ』『兵庫県柴山港 九絵 発酵みかん インカのめざめ』は、コースの中盤に登場する魚料理。神経締めにして1週間ほど熟成させた九絵は、優しい甘みを感じる米麹のパウダーをまとわせてムニエルに仕上げています。奥に添えた円形のものは、白味噌と共に発酵させたみかんの皮をバーナーで炙ったもの。発酵による上品な旨み、甘み、苦みが、上品な九絵の味わいに寄り添います。葱のソースや細切りにしたジャガイモとも引き立て合い、組み合わせのユニークさを楽しめる一皿です。食することの喜びを感じるレストランのもてなしカウンター内の棚にも“旬”を待つ食材の数々厨房のテーブルの下に並ぶ塩漬けなどの瓶【TOUMIN】の店内には、トマト、ビーツ、マロン、プラム、ハチミツなど、たくさんの瓶が置かれています。いずれも発酵や塩漬け、シロップ漬けなどによって、それぞれの食材がよりおいしさを増す時期を待つように“冬眠”しているのです。井口氏はこう語ります。「旬が短い食材を単に冷凍しても風味は時間と共に減っていきますが、その食材にあった発酵などをすることで、意味のある時間の経過とともに更なる食べ頃の“旬”を迎えることができます。発酵することでふくよかな味や香りが増しますが、重くなりすぎず軽やかな点も魅力です。例えば、春が旬のホワイトアスパラガスを発酵し、半年後に秋が旬の秋刀魚と組み合わせたり、夏が旬の岩牡蠣と冬の蕪を組み合わせたり。料理のバリエーションが広がります」。アルコールペアリングで提供されるワインの一例【TOUMIN】のオリジナリティ溢れる料理の数々と引き立て合うのがドリンクのペアリングです。アルコールは、国内外の自然な造り手のワインをメインに日本酒を組み込んだラインアップ。遊び心を感じるような1本も入れるようにしているのだとか。ノンアルコールは、店内に並ぶコンブチャや発酵シロップを使って、上質な日本茶や和紅茶を合わせて作っています。“冬眠”した食材は、料理だけでなくドリンクにも登場するのでお楽しみに。アルコールペアリング(11,000円 税込)、ノンアルコールペアリング(7,150円 税込)。【TOUMIN】のシェフを務める井口和哉氏は、1988年、兵庫県生まれ。専門学校時代に感銘を受けた【タテルヨシノ銀座】の門を叩き、料理の世界へ。井口氏は、【タテルヨシノ銀座】、【ル・コントワール・ド・ブノワ】、【ミッシェル・ブラストーヤジャポン】という名だたるフランス料理店で研鑽を積んだ後、【Bistaurant RNSQ】【REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA】という個性あるレストランでシェフを務めた腕の持ち主です。幼い頃、飲食店がすぐ近くにないような自然に囲まれた場所で育ったことも現在の料理に大きく影響しているのではないかと感じさせてくれます。「私たちにとっては日々の仕事ですが、お客様にとっては一生に一度のご来店かもしれません。3時間の食事をできるだけ心地よくご堪能いただけることを大切にしています」。料理の美味しさだけでなく、おもてなしに感銘を受けて料理人を志したという井口氏らしい言葉です。TOUMIN【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩10分
2024年01月24日このように、動向目まぐるしかった2023年のレストラン事情をしめくくるかのように、この12月、銀座でリスタートを切ったのが、ここ【麻布室井】だ。2022年7月、麻布十番にオープンするも再開発のため、2023年6月に惜しまれつつ閉店。一年にも満たない営業ではあったものの、その実力は周知のものとなり、あっという間に予約の取れない人気店の仲間入りを果たしたことは記憶に新しい。それだけに、再開を楽しみにしていたフーディらもきっと多かったことだろう。銀座の真新しいビルの10階。カウンター席のほかゆったりとした個室も用意されているそれも、ご主人室井大輔さんの経歴を見れば頷ける。両親共に食べることが大好きという家庭に育った室井さん、食の感度が高い環境に導かれるように自然と料理人への道を選んだという。食物科のある高校に進んだ後は、ミシュランの三ツ星に輝く神楽坂の名店【石かわ】で9年、同じ神楽坂の【紀茂登】で4年間研鑽を積み、独立。双方で培った知識と経験をベースに、薪と炭の二刀流で独自の料理を切り開こうとしている。背中側の窓からは銀座の夜の景色を見下ろすことができる深い臙脂(えんじ)色の左官壁が、シックで落ち着きのある趣を醸し出す店内は、麻布十番時代に比べ、グッとゆとりのある空間に。一直線に伸びたカウンター席は10席。あえて檜は使わずに、堅く耐久性のある栗の木を使用。なるほど、燃え盛る炎を眺めながらならのディナーには、白木よりも暖かな風合いの栗の木がよく似合う。室井大輔さん32歳。茶目っ気たつぶりのフレンドリーなサービスの反面、火の前に立つ姿は真剣そのものカウンターの目の前には、炉窯が以前より増えて2つ備え付けられている。「窯が2つになったことで、片方を薪、もう片方を炭と分けることができ、火の扱いがやり易くなりましたね。」とは、室井さん。基軸とする熱源が、薪と炭であることは特徴の一つではあるものの、それはあくまで手段にすぎない。薪焼き(或いは炭焼き)料理を全面に押し出すのではなく、その立ち位置は畢竟(ひっきょう)日本料理だ。手前から間人蟹(たいざがに)に北海道の月光百合根、ほくほく感と粘りが特徴の富田林の海老芋、ハルキャビアなど室井さんが厳選食材たち。ハルキャビアは静岡県春野町で作られている国産キャビア。塩分控えめなところも気に入っているそう産地にこだわり、四季の味覚を随意に取り入れたお任せコースは45,000円(サービス料別)0で、取材日は、季節柄今が最旬の松葉蟹がコースの主役。数ある松葉蟹の産地の中でも、室井さんが好んで使っているのは、食通垂涎の間人(たいざ)の蟹。抜群の鮮度と厳しい選別により選定されたブランド蟹だ。京都の丹後市にある間人漁港は小型船しか入れない小さな港。加えて漁場も沖合い約30040kmと203時間で行ける近さゆえ、日帰りで港まで戻って来られるメリットも鮮度の高さに繋がっている。『香箱蟹のすっぽんジュレがけ』は、12月のコースの一品。コースの内容は毎月変わるコースでは、この間人蟹が八面六譬(はちめんろっぴ)の大活躍。先附の『香箱蟹のすっぽんジュレがけ』を始め、焼き蟹、蒸し蟹、お椀の蟹真薯に蟹味噌の甲羅焼き等々バリエーション豊かに楽しませてくれる。食欲をそそる焼き蟹の香ばしさも去ることながら、蟹の持ち味が最も舌に伝わるのは、やはり蒸し蟹だろうか。「間人の蟹は味が綺麗。それでいて旨みが濃いんです。」と語る室井さんの一言を得心する一品。蒸したてを何もせずにそのまま出す潔さは、まさに【紀茂登】譲り。上質な食材だけが持つポテンシャルを最大限に引き出すことだけを注視すればこそのシンプルさだ。お椀の蟹真薯(かにしんじょ)にしても、真薯とはいえ繋ぎはなし。間人蟹100%の贅沢さだ。薪は楢の木と杉を使用。炭は、火力の強い紀州備長炭閑話休題。薪と炭の使い分けについて室井さんは「基本的に皮目などをパリッと焼きたい食材は炭火、ジューシーに焼き上げたいものや薫香をつけたい時は薪というようにしている。」そうで、蟹は、その風味を邪魔しないよう炭火で焼く一方、薫香を纏わせたい牛ヒレ肉は薪火で、と焼き分けている。牛は埼玉の深谷牛。きめ細やかで滑らかな舌触りが特徴の牛肉だ実はこのヒレ肉、オープン当初は炭火と薪火の両方で焼いていたものを、最近では薪火のみにチェンジ。「その方がよりしっとり仕上がるから」がその理由とか。確かに、厚さ約3cmにカットされたヒレ肉は、真紅の断面も美しく、見るからにしっとりと潤っている。塩のみでシンプルに焼き上げた後、だし醤油をかけて提供。薪の香りとだし醤油があいまった肉汁は、白飯を呼ぶ旨さ!と思っていたら、グッドタイミングで炊き立ての土鍋ご飯が登場。フーディらのツボを突くこうしたピンポイントの配慮も、自身が食いしん坊であるがゆえだろう。コース終盤に炊き立てのご飯と一緒に供される『黒毛和牛ヒレ肉の薪焼き』緩急をつけたコースの流れも然り。間人蟹というメイン食材を全面に打ちだしながらも、合間合間に昆布だしでシンプルに炊いた蕪や富田林の海老芋の唐揚げのようなシンプルでいて一手間かけた野菜料理が胃を和ませる。中でも逸品は、昆布だしご飯に北海道の月光百合根をあしらった一皿。昆布だしで炊いた白飯に月光百合根をあしらい、国産キャビアを乗せたお凌ぎ昆布の旨みをたおやかに含んだ米に幻の百合根と呼ばれる月光百合根の驚くほど濃いあまみが絶妙にマッチ。そこに優しい塩味の優しいハルキャビアを添えて、銀座らしさを演出している。写真左がご主人の室井大輔さん。右はソムリエの花嶋一平さん最後は薪火で薫香をつけ、余分な脂を落としたのどぐろご飯で〆。デザート2品を含めてコースは全14品。お客様との打ち解けた会話を楽しみながら、淀むことなく料理を出していく手際のよさもさすがだろう。グラスワインは2,500円0、グラスシャンパンは3,000円0、日本酒は1,800円0お酒は、40種余りが揃う日本酒を始め、ソムリエが厳選したワインも充実。グラスワインも泡から赤、白合わせて10種ほどを常備している。麻布室井【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】60000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分
2024年01月22日アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)の新店「アルティーダ ウード ニュウマン新宿店(ARTIDA OUD NEWoMan 新宿店)」が、2024年3月4日(月)にオープン。限定デザインのリングなどが発売される。ジュエリーブランド「アルティーダ ウード」新店が新宿にサザビーリーグが展開する「アルティーダ ウード」は、オンラインを中心に販売を行ってきたジュエリーブランド。渋谷・松濤の旗艦店「ジ アナザー ミュージアム(THE ANOTHER MUSEUM)」以外では、初となるショップがニュウマン新宿にオープンする。ニュウマン新宿店は、インド古来より象徴的な意味を持ち、神聖な繋がりのシンボルとされる“手”に着目し、“HAND”アイテムを軸にリングやブレスレットなどを展開するコンセプトミニショップとなる。鮮やかに煌めく天然石の限定リングニュウマン新宿店では、オープンを記念して限定デザインのリングを用意。サファイアをはじめとする鮮やかな色合いの天然石と、K14の地金に合わせたシンプルなリングに仕上げた。ひとつひとつ色や形が異なるため、唯一無二の仕上がりを楽しめる。また、アルティーダ ウードの定番「エラフォニシ(elafonisi)」シリーズのリングも用意。唯一無二のカラーストーンに、パヴェのブラウンダイヤモンドを連ねたシックに輝くリングとなっている。加えて、「アイアムドネーション(“I am” Donation)」のブレスレットなど、多彩なジュエリーが展開される。【詳細】アルティーダ ウード ニュウマン新宿店オープン日:2024年3月4日(月)住所:東京都新宿区新宿4-1-6 ニュウマン新宿 2F営業時間:月~土/11:00~20:30、日・祝日/11:00~20:00<アイテム例>・「エデン(eden)」リング 33,000円・「エラフォニシ」シリーズ リング 29,700円~36,300円
2024年01月19日セリーヌ(CELINE)は、「麻布台ヒルズ」に新店「セリーヌ 麻布台」を2024年2月10日(土)にオープン。限定バッグ・パジャマを発売する。ウィメンズのフルラインアップが揃う「セリーヌ 麻布台」「麻布台ヒルズ」の商業施設が揃う「ガーデンプラザB」に、エディ ・ スリマンが自身でデザインを手掛けた新店舗「セリーヌ 麻布台」がオープン。レディ・トゥ・ウェア をはじめ、シューズ、レザーグッズ、アクセサリー、オート パフューマリー コレクションを展開し、ウィメンズのフルラインアップを揃える。ペールブルーのバッグ「16(セーズ)」&シルクパジャマを限定発売注目したいのは、「セリーヌ 麻布台」限定アイテム。フラップデザインと丸みを帯びたフォルムが特徴のアイコンバッグ「 16(セーズ)」は、ミニバッグが新色ペールブルーをまとって店頭に並ぶ。また、シルク素材を用いたパジャマシャツとパジャマパンツも限定発売。上品な光沢感と、淡く優しい色味が魅力だ。24年夏の新作アイテムもなお、「セリーヌ 麻布台」ではオープン時、この他にも2024年夏コレクションの新作アイテムを豊富に展開。限定アイテムとあわせて要チェックだ。【詳細】セリーヌ 麻布台オープン日:2024年2月10日(土)住所:東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 1FTEL:03-5414-1401営業時間:11:00~20:00 ※不定休限定アイテム:・16 ミニ(W18.5 x H15.5 x D9cm) 500,500円・シルクパジャマトップ 253,500円・シルクパジャマパンツ 214,500円※価格はいずれも予定価格【問い合わせ先】セリーヌ ジャパンTEL:03-5414-1401
2024年01月15日バルからモダンスパニッシュまで、幅広い経験を生かした多彩な料理料理との相性を考えたスペインワインに、熊本生まれのお酒をプラスデイリーにもハレの日にも楽しめる、オープンキッチンを望むカウンターバルからモダンスパニッシュまで、幅広い経験を生かした多彩な料理調理からサービスまで、坂田さんが一人でこなすワンオペレーション人形町駅から歩いて3分ほど、篤く信仰される小網神社のほど近くにオープンした【コングスト】。通りに面する1階ながら階段を数ステップ上がるアプローチからドアを開けると、全14席のカウンターに囲まれた厨房で迎えてくれるのが坂田さん。坂田さんが一人で切り盛りするこちらでは、メニューは8,800円のコースが主体。その一部を紹介します。『ピンチョス盛り合わせ』。目も舌も楽しませてくれるピンチョスは、時季によって内容が変わるカヴァのグラスを手に、バル気分で食べ進めるのも楽しい『ピンチョス盛り合わせ』。この日は、ピンチョスの定番であり原型とされる、青唐辛子の酢漬け・アンチョビ・オリーブを串に刺した「ヒルダ」、ツナや玉ねぎなどをフィリングにしたパイ「エンパナーダ」、自家製チョリソーを詰めて揚げた手羽先、磯つぶ貝、マルコナアーモンドを添えたメジマグロの生ハム、ムール貝のコロッケという6種類が一皿に。『ピキージョ』。初訪問時には必ずコースに組み込まれる、シグニチャー的な一品赤ピーマンに詰め物をして仕上げた『ピキージョ』を目にして、ピンときた人もいるかもしれません。『ピキージョ』は【アンチョア】のシェフ、酒井さんのスペシャリテ。タラと海老のすり身を詰めて、色鮮やかなソースをあしらう【アンチョア】の一品と異なり、坂田さんの『ピキージョ』は郷里である熊本産の馬ほほ肉とタンを詰め、馬肉を煮込んだ出汁ベースのコンソメソースをかけて。ほろりと柔らかなほほ肉に角切りにしたタンの食感がアクセントになり、ソースがさらなる深みを与えています。修業先へのオマージュを捧げつつ、オリジナリティあふれる新たな味に作り上げています。『イカ墨のパエリア』。炊き上がるとまず鍋ごと登場。それから坂田さんによって皿に取り分けていただける真っ黒なヴィジュアルがインパクト絶大な『イカ墨のパエリア』。お米にイカ墨とゲソ、魚介のだしを加えて炊き上げた、〆の一品です。あれこれと具材を加えていないからこそ、米がイカ墨の濃厚な旨みがストレートに味わえます。ガーリックが効いたアイオリソースと相性抜群!パワフルな味わいに、思わず赤ワインが進みますカジュアルなバルの【エルプルポ】や【エルブエイ】、モダンスパニッシュを展開する【スリオラ】、地素材を生かした郷土料理が楽しめる【アンチョア】と、ジャンルの異なるスペイン料理店を経て、「それぞれのいいとこどりができれば」という坂田さん。さらに、生まれ育った地で培った人とのつながりによって届く、熊本素材を要所に使うことで独自の味わいを生んでいます。コースは他に、アミューズ、冷菜、魚料理、肉料理、デザートから構成されていて、季節や訪問回数によって内容が変わります。料理との相性を考えたスペインワインに、熊本生まれのお酒をプラス<左から順に>グラモナ「マルト」、エンビナーテ「タガナン・ブランコ」、イサック・カンタラピエドラ「アレニスカ」料理とともに、グラスを重ねて楽しみたいのはやはりワイン! スペインに根ざしたメニューに合わせるならばワインも同じ土地のものをと、セラーにずらりと並んだラインナップはほぼスペイン産だそうです。バスクのバルでお馴染みの微発泡ワイン「チャコリ」から、白・ロゼ・赤まで、料理や好みに添うものを提案していただけます。<左から順に>熊本ワイン「マスカットベーリーA 樽熟成2018」、「菊鹿カベルネ 樽熟成2020」、「菊鹿シャルドネ 樽熟成2021」、JA「ごぼうのお酒バードックエール」馬肉、あか牛、野菜類など、坂田さんの出身地である熊本の食材を料理に取り入れているように、お酒にも熊本産のものがお目見えするのがこちらならでは。熊本ワインファームの菊鹿シリーズをはじめ、ごぼうや阿蘇米を素材にしたクラフトビールなど、都内のレストランでは目にするのも珍しい一杯はいかが?21時以降はアラカルトメニューがオーダーできるので、ワインバーのように2軒目として立ち寄れるのも魅力です。デイリーにもハレの日にも楽しめる、オープンキッチンを望むカウンター厨房を囲むL字カウンターは、奥行きがあるのでゆったりと食事ができる時には坂田さんご自身も作業をして完成させたという内観は、オフホワイトの色調にウッディな設えを組み合わせ、スタイリッシュながら温かみがある雰囲気です。カウンターの天板にあしらった木材が描くカーブや、大きな球形のライトが柔らかな印象をプラスしています。カウンター端は、2人ずつが対面する4人掛けテーブルになるゆったりとしたL字のカウンターは、厨房に立つ坂田さんの手技を目の当たりにできるだけでなく、一部分は4人掛けのテーブルとして利用できるので家族や親しい友人たちとのディナーにぴったりです。いずれは立ち飲みにも活用できるカウンターやスタンドも設置しているので、今後の展開に目が離せません。「お客様の“喜び”に、ちょっとした添え物となるような存在であれば」と控えめに語る坂田さん【コングスト】とはスペイン語で「喜びとともに」といった意味だそうです。本場・スペインへの敬意と郷土・熊本への愛が詰まった、坂田さんの料理。それらを近しい人たちと囲む、喜びのひとときを体感しに訪れたい最旬レストランです。コングスト【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】人形町駅 徒歩3分
2024年01月12日上海・広東・四川料理と深掘り、立ち上げた【香噴噴(シャンペンペン)】とは!?自然派ワインから、クラフトビール、ナチュールの紹興酒まで!?人気の担担麺をひっさげ、集大成となる中国料理を展開上海・広東・四川料理と深掘り、立ち上げた【香噴噴(シャンペンペン)】とは!?木場駅から徒歩約5分の【香噴噴】。ガラスに朱色の扉が目印店名の【香噴噴(シャンペンペン)】とは、中国語で“よい香りがぷんぷんする”という意味。「香りって、味よりも先に感じるものなので、料理をするときには常に意識しています。食べた味そのものはあまり覚えていなくとも、香りは鮮明に記憶に残っていることが多いんですよね」こう話すのは、オーナーシェフの九鬼修一さんです。大学在学中に料理の専門学校へ転校し、中華を専攻。“中華のアイアンシェフ”として知られる脇屋友詞さんの本を読み、学生時代は【トゥーランドット 横浜店】(現在は閉店)でホールのアルバイトを経験したことも“香り”を立たせるために熱々でジュワッと仕上げる調理は、中華料理では代表的なものの、イタリアンやフレンチの調理法では一般的ではなく、「冷たい料理と熱々の料理の緩急の差をつけられる利点も、中国料理の道に進んだ理由」だと言います。卒業後は千葉県内で創業70年を誇る上海料理店を経て、ホテルオークラ系列の広東料理店に4年、【筑紫樓 丸の内】で4年勤め、着々と中国料理の技術を習得。その後、独立準備として4年間、中華以外のジャンルを経験すべく、イタリアンや創作和食店の立ち上げに従事します。さらに、ランチは長蛇の列をなす担担麺、夜はコース一本で「ミシュランガイド東京」のビブグルマンにも選出された【チャイニーズレストラン 虎穴】にて2年半の研鑽を積み、2017年1月、開業“第一弾”となる担担麺専門店【香噴噴 東京木場】をオープンしました。ナチュールワインから、クラフトビール、ナチュールの紹興酒まで!?2023年8月8日に新生【香噴噴】オープン。現在はカウンターの手前と奥にテーブル席も「もともと担担麺専門店をオープンする時点で、現在のアラカルトとコースの中華料理店の構想があったので、専門店としては3年ほどのスパンで考えていました。12席の小さいお店ながら、1日120名ほどのお客さまがいらしてくださって、気づけば5年半、担担麺だけを提供していました」九鬼さんの構想にあった新生【香噴噴】のスタイルとは、奥さまの彩也佳さんとともに「僕ら2人が本当に行きたい店」だったと言います。「アラカルトでもコースでもオーダーできるお店で、自分たちが中華を食べに行った時に飲みたい、料理に合うワインやクラフトビール、紹興酒、白酒ソーダなどドリンクも幅広く揃えることにしました」ワインが主体というアルコールのサジェストは、奥さまの彩也佳さんが担当。ペアリングサービスは設けていないが、結果的にペアリングのようになっているお客さまも多いそうどんな料理にでも寄り添うタイプの自然派ワインを中心に、ワインに近い味わいの飲みやすい紹興酒や、香港や日本のクラフトビール、台湾のウイスキーなども取り揃えます。そんな【香噴噴】の料理は、「この前菜にはビールかな」「チキンのパリパリにはオレンジワインが合いそう」と、自然にお酒を想起させる仕上がりのものばかり。『海老雲呑 香味ソース』(2個500円)豚は粗挽きに、海老は手で潰して食感を出し、それぞれ練り上げたものを最後に合わせることで、“プリッ、むちっ”という豊かな食感を創出。繋ぎは使わず、時間をかけて丁寧にタネを作ることで、シンプルな旨みを引き出しています。中国醤油と白酢にナンプラーをわずかに効かせ、蜂蜜で甘みを加えた香味ソースが、クセになる甘酸っぱさ。ワンタンを包む皮はごく薄く、よりタネの食感を感じてもらえるように工夫2品目は高級魚オオモンハタを使った蒸し魚です。豊洲の市場に頻繁に通う九鬼さん曰く、「釣り上げた直後に浜締めにしてもらうので、旨みの濃さも特徴」。水気を取ってから真空にして5日ほど経つと、さらに旨みが増してくるのだそう蒸し上がった魚に細切りのネギとショウガを乗せ、上から熱したピーナッツ油をかけて仕上げる、中華料理の「蒸し魚」。しっとりと柔らかい脂をもちながら、キンメやノドグロの脂に比べてあっさりとした味わいのオオモンハタが、ベストなのだと言います。『鮮魚の蒸し物』(1人前1,500円0)「香港ではタレにチキンパウダーなどの化学調味料を使うことも多いのですが、うちでは蒸し魚本来のおいしさを味わってほしいので、数日間漬け込んだ干し椎茸と昆布の旨みをベースに、醤油で仕上げています。さらに、揚げ油に香りのよい落花生油を採用することで、醤油の風味のカドを取ってくれる働きも」ひと口食べてプリッと弾むような食感に驚かされ、あっさりなのにコクもある旨みに思わず頬がゆるみます。白身魚の相棒には白ワイン? と想像を膨らませていると、意外にも九鬼さんからは紹興酒の提案が。【香噴噴】ではワインと同じくらいオーダーが入るとという紹興酒。写真中央は自然派の「夏之酒 2018 紹興酒」。九鬼さんは業態変更前、代々木上原にある中華【MATSUSHIMA】のホールでも1年ほど働き、紹興酒などのお酒を勉強したそう「もちろん白や発泡系ワインでもいいと思うんですが、前菜からずっとワインでペアリングする必要はないと思っていて。例えば蒸し魚だったら、地元産の原料と伝統製法に徹底的にこだわった自然派の紹興酒『夏之酒』を合わせるのもおすすめです。造り手の方が来日時に日本酒を勉強されて、地元・紹興に戻られて畑作りから見直し、紹興の在来もち米を原料に醸した紹興酒です」自然派ワイン好きにも支持されるという「夏之酒 2018 紹興酒」は、紹興酒特有の重たさがなく、九鬼さんの“素材感”を生かした料理に寄り添う味わい。3品目は、香港クリスピーチキン『脆皮鶏(チョイペイカイ)』。皮目をパリッとした食感に仕上げるための要は、“火入れ”です。揚げ物に使用するのは、鹿児島の「赤鶏さつま」。肉自体がおいしいので、塩とグラニュー糖、生姜パウダー、五香粉を擦り込み、シンプルに下拵え「一般的には丸鶏をゆっくり低温の油で揚げ続けるのですが、うちではオーブンで30分ほど、加水しながらゆっくりローストした後に、皮目だけを油で揚げているので、身はしっとり、皮はパリッと仕上がります」チキンを、サクッ、サクッと音を立ててカットしていく九鬼さん香港クリスピーチキン『脆皮鶏(チョイペイカイ)』骨付きで供されるクリスピーチキンは、香港風の赤酢ベースのアメが薄く塗られ、皮目がパリパリ。付け合わせには、甘酢とクミン、ガラムマサラで味付けた紫キャベツが添えられます。このままでも十分おいしいのですが、お好みで、漢源産の山椒粉を合わせたゲランドの塩と、パクチーベースに発酵青唐辛子を合わせたミントソースで、ピリッとアクセントもプラス。口内がさっぱりと一巡し、何度でもおいしさを新鮮に味わえます。クリスピーチキンに合わせたワインは、ギリシャのオレンジワイン「ロディティス オレンジ ナチュール」シトラスとアップルの風味を持ち、クリスピーな酸味と絶妙なバランスのタンニンが特徴のオレンジワインを合わせてくれたのは、彩也佳さん。「前菜に白ワインを合わせた後、クリスピーチキンにはロゼよりもオレンジワインを選ばれる方が多く、皮目の香ばしさを引き立てる、酸がやや強めのオレンジワインをおすすめしています」人気の担担麺をひっさげ、集大成となる中国料理を展開最後は、看板メニューでもある『成都式汁なし担担麺』。専門店時代と基本レシピは変えず、コース料理の締めに登場するとあって、「少しだけマイルドな味わいに仕上げています」と九鬼さん。コースの締めにチョイスできるのは、写真の『成都式汁なし担担麺』か、胡麻ダレベースの『汁なし担担麺』。単品(1,200円)の量の3分の2サイズで提供これぞ、“よい香りがぷんぷんする=香噴噴”。運ばれてくるのと同時に、香りがフワッと鼻を抜け、食欲を刺激します。「成都式の担担麺は、仕上げにオイル漬けにした青山椒と、ほぼ毎日お店で挽いている漢源山椒の2種類をかけています。青山椒は油の方が合うし、漢源山椒は粉の方が合うので、料理によって使い分けてるんですが、どちらも山椒はホールタイプで仕入れて、こまめに挽くことで、圧倒的に香りの立ち方が違うんです」実際に挽きたての漢源山椒の香りは、頭が開いていくような刺激的な香り。担担麺のベースとなっているオリジナルの甜醤油にも、さまざまな香辛料が感じられ、複雑な香りの体験が記憶に焼き付いていきます。化学調味料は使わず、しめじとエリンギなどキノコを炒め揚げて出る旨みを生かした一杯。ナッツで食感にアクセントを加えている味わいは、甘みと辛みの絶妙なバランスで構成されているうえ、黒酢の上品な酸味によって飽きのこないもの。さらに、九鬼さんが「少し冷めても、つまみになるような、あえてゴワゴワした麺を選んでいる」というように、存在感のある太麺は、汁なしでも具を抱え込むように絡ませています。ほとんどの人がオーダーするという『成都式汁なし担担麺』は、痺れや辛さを愉しむ料理でもあり、締めのタイミングでシュワッとした喉越しを求めている人も多いため、白酒ソーダや台湾のウイスキー「カバラン」のソーダ割りなどを合わせるのが人気だそう。九鬼修一さん・彩也佳さん夫妻。今回のオープンのため、二人であらゆるお店を食べ歩き、お互いが考える「こんなお店にしたい」という想いをカタチにしていったそうコースメニューもアラカルトも叶えてくれる新生【香噴噴】は、お客さまにとっては嬉しいに違いないけれど、お店側としては手間も時間も取られてしまうはず。「大変ですが、料理をお待たせしたり、忙しそうだからドリンクオーダーの声をかけづらいということが起きないように、2人で営業するうちは、全18席のなかの12名さままでの予約に絞るなど、制限していくつもりです。もちろん一斉スタートの同時提供にすれば18名様の予約を受けることも問題ないのかもしれませんが、せっかくカウンターの距離感なのに、ずっと作りっぱなしだとお客さまとの会話も楽しめなくなってしまうし、きっと一斉スタートってお客さまからしたら嬉しくないと思うので、うちでは何時に予約していただいてもいいように一回転制です」構想5年。九鬼さん夫妻が、“本当に行きたい店”と描き続けた第二章、【香噴噴】のこれからに注目です。香噴噴(XIANG PEN PEN)【エリア】東陽町/南砂町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】木場駅 徒歩6分
2024年01月11日「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」にグルマン必見のお店が続々オープン8時~16時までは各店のテイクアウトフードが共通席で楽しめる17時~23時のディナータイムは予約来店がオススメ東京都港区虎ノ門にある、大規模複合施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。地下2階から地上7階にかけ、約70店舗の商業空間があります。その中でも、グルマン必見の施設が地下2階にある「T-MARKET」です。「T-MARKET」は、虎ノ門ヒルズ駅の駅前広場「ステーションアトリウム」に直結し、朝8時~夜23時まで営業。ダイニング、ベーカリー、ブルワリーレストラン、角打ち、ショットバーなどの飲食店に加えて、チーズ&ワインバー、スイーツなどの食物販も充実しています。こちらは共通席の「T-MARKET PUBLIC TABLE」。11時~16時までは各店のテイクアウトフードが楽しめ、17時~23時はディナータイムで予約制となります「T-MARKET」にはスペース全体で650席が設けられており、各店舗の座席の他に、約140席の共通席「T-MARKET PUBLIC TABLE」を設置。そちらの席では朝から16時までセルフサービスでテイクアウトが楽しめ、17時以降は予約制のレストラン席として、モバイルオーダーで各店のメニューがデリバリーされる仕組みです。座席にあるQRコード。こちらをスマートフォンで読み取りますQRコードを読み取ると各店舗のメニューが表示されます最初に訪れた際、共通席「T-MARKET PUBLIC TABLE」の利用方法がわかりにくかったので、こちらで簡単にご紹介します。利用方法は3つ・テイクアウト・各店舗ごとの席でイートイン・共通席「T-MARKET PUBLIC TABLE」の利用★共通席「T-MARKET PUBLIC TABLE」の利用方法①席確保「T-MARKET PUBLIC TABLE」スペース内の座席を確保②QRコードで注文テールの上にあるQRコードを読み取り、ご自身のスマートフォンから注文③受取り注文後に調理完了メールが届くので、各店舗の料理を受け取りに行く④返却食事後のトレーや食器は、ご自身でサービスステーションまで返却★8:00~16:00ランチライム予約不可。自身で空いている席を確保。★17:00~23:00ディナータイム予約必須。事前に下記URLより予約して確保。★各店舗の利用方法直接店舗に伺い、各店舗に設けられたイートイン席での利用が可能。また混雑が予想されるので、各店舗のホームページなどを確認し、可能であれば予約して来店するのをオススメします。今回は、各店舗のランチタイム/ディナータイムでイートイン利用したお店と、テイクアウト利用したお店の中で、オススメのお店をご紹介します。カジュアルビストロ【Äta caved’occi】東京・代官山にある人気魚介ビストロ【Äta】(アタ)と、新潟の人気ワイナリー「カーブドッチ」がコラボレーションしたお店。名物の魚介料理に加え、自家製ソーセージの盛り合わせ肉料理などもラインナップ。旬の食材を使ったオリジナルメニューは必ず食べてほしい一品。ワインのほかにも、ワイン造りの技術と経験を生かしたワイナリーらしいクラフトビールもぜひ。『カーブドッチハム・ソーセージ盛り合わせ』1,850円グラスワイン(白)/クラフトビール『ペールエール』【Äta caved’occi】営業時間:平日・土:11:00~14:30(L.0. 14:00)、17:00~23:00(フード L.0. 22:00、ドリンク L.0. 22:30)/日祝:11:00~14:30(L.0. 14:00)、17:00~22:00(フード L.0. 21:00、ドリンク L.0. 21:30)定休日:水曜電話:03-3528-8351座席数:10席ピザ【CRAZY PIZZA TORANOMON】東京・国領にあるイタリアンレストラン【DonBravo】(ドンブラボー)が手掛けるピザ専門店。国産の小麦粉を使用し、しっかりと香りを感じるピザ生地に遊び心のあるトッピング。レストラン視点で組み立てた『マヨコーン』や、ぶっかけピザは必食です。ランチタイムにはランチセットがあり、ピザのハーフ&ハーフが対応可能。+1,320円でブッラータチーズもトッピングできます。おひとりさまはもちろん、大きめサイズなので、シェアして楽しめます。『マルゲリータ』1,210円『マヨコーン』3,080円【CRAZY PIZZA TORANOMON】営業時間:平日・土:11:00~15:30(L.0. 14:30)、17:00~23:00(L.0. 22:00)/日祝:11:00~15:30(L.0. 14:30)、17:00~22:00(L.0. 21:00)定休日:火曜電話:03-6268-8009座席数:20席鳥料理【鍈】(すずのね)予約が取りにくい恵比寿の人気焼き鳥店【鍈輝】(えいき)の新業態。店名は【鍈】と書いて“すずのね”と読みます。一品からカジュアルに楽しめるカウンタースタイルで、11時~23時(曜日によっては22時)までの通し営業。気になるメニューは工夫を凝らした鳥の創作料理から、ランチタイムや〆におすすめの『親子丼』や『鶏そぼろ丼』などの丼ものも楽しめます。また、日本酒やサワーの他、ワインも豊富なので要チェックです。『伊達鶏からあげ』1P 1,200円『鶏出汁おでん5種盛り』1,800円【鍈】営業時間:平日・土:11:00~23:00(フード L.O. 22:00、ドリンク L.O. 22:30)/日祝:11:00~22:00(フード L.O. 21:00、ドリンク L.O. 21:30)定休日:月曜※月が祝日の場合は火曜電話:03-6273-3810座席数:6席ヨーロッパチーズとワイン【LAMMAS / ISTINTO】三軒茶屋に本店を構えるチーズ・ワイン専門店【LAMMAS】が、唯一の小売・飲食店を虎ノ門ヒルズにオープン。特注のショーケースには、こだわりのヨーロッパチーズが90種類以上並び、オーダーごとにカット。ワインは、自然派ワインをメインに、200種類以上をラインナップしています。テイクアウトはもちろん、カウンターではカットしたてのチーズと、それにぴったりのワインを味わえます。チーズをかける、新感覚のチーズバーガーにも注目です。フランス、イタリア、イギリスを中心に、熟成のプロが育てた特別なチーズを輸入【LAMMAS / ISTINTO】営業時間:平日・土:11:00~14:30(L.0. 14:00)、17:00~23:00(フード L.0. 22:00、ドリンク L.0. 22:30)/日祝:11:00~14:30(L.0. 14:00)、17:00~22:00(フード L.0. 21:00、ドリンク L.0. 21:30)定休日:月曜※月が祝日の場合は火曜電話:03-6206-7688座席数:6席パティスリー【DOLCE TACUBO CAFFE】2017年から「ミシュランガイド東京」で1つ星を取り続けている【TACUBO】が手掛けるパティスリー【DOLCE TACUBO】。「星付きコース料理の感動を、そのままテイクアウト用ドルチェに」をコンセプトに、コース料理の最後に供されるようなドルチェを、テイクアウト/イートインの両方で楽しめます。イートインでは、『季節のドルチェ』や『プティフール4種盛り』など、テイクアウトではその場で焼き上げる『焼き立てフィナンシェ』や『シュークリーム』、『プリン』などが楽しめます。テイクアウトメニューでは自分用はもちろん、差し入れや手土産にも最適です。イートインメニュー『季節のドルチェ』(文旦 カモミール ローズマリー ライム オリーブオイル)1,900円テイクアウトメニュー『焼き立てフィナンシェ』1P 400、6P 2,800円、12P 5,200円※イートインでは、『プティフール4種盛り』1,800円にてミニサイズのフィナンシェを楽しめます【DOLCE TACUBO CAFFE】営業時間:平日・土:11:00~23:00(L.O. 22:30)/日祝:11:00~22:00(L.O. 21:30)電話:03-6807-3990イートイン(7席)/テイクアウト和生菓子【赤坂おぎ乃 和甘】【嵐山吉兆】、【銀座小十】、【銀座奥田】と修行を重ね、2020年に【赤坂おぎ乃】を開業した荻野聡士氏が手掛ける和スイーツ店。荻野氏は【赤坂おぎ乃】開業初年度に「ミシュランガイド東京」にて一つ星を獲得した腕前の持ち主。こちらの店舗では、会席の食後に提供している季節の和のジェラートをはじめ、店舗で焼き上げるふわふわしっとりの生どらやきなど、ここでしか食べられない甘味を提供しています。生どら焼き『あずき生クリーム』テイクアウト 518円、イートイン 528円生どら焼き『あずきなまくりーむマスカルポーネ』テイクアウト 518円、イートイン 528円【赤坂おぎ乃 和甘】営業時間:11:00~20:00定休日:不定休電話:03-6205-8611イートイン(3席)/テイクアウトベーカリー、バー【BEAVER BREAD BROTHERS】東京・東日本橋に店を構える【BEAVER BREAD】の姉妹店。食事に合うハード系のパンをはじめ、日本ならではの定番パンをアップデートした菓子パンや惣菜パン、サンドイッチ、焼き菓子までそろう、“町のパン屋さん”です。夜になると、バーとして営業。ワインやウイスキーを片手に、おつまみパンや、ベーカリーならではのオーブン料理が楽しめます。テイクアウトのパン【BEAVER BREAD BROTHERS】営業時間:8:00~18:30(L.O.18:30)定休日:日曜電話:03-6268-8712座席数:6席 ※バー営業時のみ利用可他にもたくさんの飲食店街軒を連ねているので、ぜひ足を運んでみてください。※営業時間や定休日は異なりますので、各店舗にお問い合わせください。虎ノ門ヒルズ ステーションタワー「T-MARKET」【エリア】新橋/汐留【ジャンル】ファストフード【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅
2023年12月31日【鮨 由う】跡地に誕生、若き大将が腕を振るう【鮨結う 紬】16,500円で飲み放題付きの明朗会計名物の『港区巻』はもちろん、田原大将のお酒に合う料理も【鮨 由う】跡地に誕生した、若き大将が腕を振るう【鮨結う 紬】店内にはカウンター8席と個室があり、個室は2~4名が利用可能。予約は2名から/室料無し六本木駅から徒歩5分、銀座へ移転した【鮨 由う】の跡地に誕生した【鮨結う 紬】は、恵比寿にある予約困難店【鮨結う 翼】の姉妹店で、【鮨 由う】イズムを継承した鮨店です。大将の田原和樹さんは、【鮨 由う】の尾崎淳さんのもとで修練を積み続けた方。確かな技術と、尾崎大将直伝の確かな目利きで仕入れた厳選素材で握る江戸前鮨を【鮨結う 紬】で提供しています。「お鮨とお酒をよりリーズナブルに、リラックスして楽しんでいただきたい」と大将の田原和樹さん今回、どのような流れでお店を任されることになったのか、大将の田原さんにお聞きしてみると、1年ほど前、姉妹店の【鮨結う翼】に在籍していたときに、新店舗の大将の話を頂いたそう。「入社当時から尾崎大将から新店舗を出す話は聞かされていたので、当時から準備はしていました。新店が決まってからは、自分の今の能力と来てくださるお客様の層やどの価格帯で勝負できるかをシミュレーションしてきました」と田原さん。さっそく、「おまかせ」を頂くことに。16,500円で飲み放題付きの明朗会計、使い勝手の良い鮨屋【鮨由う】名物の『港区巻』も健在【鮨結う 紬】では、希少なお酒からお茶まで取りそろえた飲み物付きの「おまかせ」コースを16,500円で提供。この“飲み放題込みの高級鮨コース”は、姉妹店である【鮨結う翼】が取り入れて、鮨業界の常識を塗り替えたとも言われています。コースの中には【鮨由う】名物の『プリン巻き』や蟹とウニの巻物『港区巻』はもちろん、大将の田原さんのお酒に合う逸品料理も楽しめるとあって、食べる前から心躍ります。では、この日頂いたお料理をご紹介します。スペシャリテの『プリン巻き』(鮟肝)鮟鱇の肝を甘辛く煮込み、裏ごし。ペースト状にした状態でシャリと混ぜ合わせた一品。濃厚な味わいですが、きゅうりがさっぱりと仕上げてくれます。鮟肝は冬の食材のイメージが強いですが、こちらでは通年楽しむことができます。『港区巻』(カニウニキャビア)※オプションのキャビアは追加料金を頂戴いたします香箱蟹の内子、外子、味噌を合わせたものに、北海道噴火湾産のバフンウニと、静岡県産のキャビアをトッピングして佐賀県産の有明のりで包んで食べる至福の一貫。キャビアはこの鮨に合わせて塩分濃度を低めにつくられているため、全体の味のバランスも絶妙。青森の竜飛釣の『鮪赤身』と『中トロ』。赤身はづけで。中トロは脂がのっていて美味。この価格帯ではなかなか出せない、系列店ならではの一品。鯛のこども『カスゴ鯛』。身がやららかくほのかな旨みが特徴のカスゴ『福巻き』(太巻き)。その日の魚の切れ端を合わせ、無駄なく食材を使用。上にはマグロ『太刀魚の茶碗蒸し』梅肉餡が掛かった茶碗蒸し。揚げられた太刀魚はふわふわで肉厚。上には花穂紫蘇が散りばめられており、淡い香りも心地よい。『蒸し鮑』リゾット風に楽しめる『蒸し鮑』。鮑の下にはシャリが忍ばせてあり、大将自慢の肝ソースと合わせていただきます。肝ソースは少し酸味がありながらもまろやか。お皿に残ったソースが勿体無いと思ってしまうほど美味。『白海老と紫雲丹』追加料金で、その日のおすすめの逸品を注文できます。この日は富山県産の白海老と宮城県産のムラサキウニを合わせた一皿。なんとも贅沢。言うまでもなく白海老とウニの相性は抜群。小さな鰻重『鰻小丼』。愛知県・三河一色の鰻を、蒸さずに関西風にパリッと地焼きごま油で焼いた『玉子焼き』。あおさ海苔とごま油の香りと味わいも楽しめます「おまかせ」コースには飲み放題がついており、オリジナルの『お寿司屋さんのレモンサワー』や日本酒、ハイボールなど約30種の中から選べます。また、プレミアムなお酒が1アイテムおひとり1杯まで楽しめるのも嬉しいところ。さらに、よりディープなお酒をたしなみたい方には、プラス1,000円(1杯)でスペシャルなお酒でオーダーすることも可能です。※その日によって銘柄は変わります※アルコールが飲めない方には、ソフトドリンクやプレミアムティーなどの用意もあります飲み放題に含まれている『お寿司屋さんのレモンサワー』。ご自身でもチョイスできますが、食事との相性を考えられた「乾杯」+「起・承・転・結」の計5杯のペアリングもありますこの日の「スペシャル」はこちらの2本。木屋正酒造の『而今』新政酒造の「PRIVATE LAVO(プライベート・ラボ)」シリーズの『天蛙(あまがえる)』営業時間は、昼、夜(前半/後半)の完全入れ替えの3部制で、ランチ営業は土日祝日のみ。すべて同じ価格(飲み放題付き)で、個室は2名から予約可能(最大4名まで/室料無し)。飲み放題込みのこの価格なら、会食にも使えます。価格が上がるこのご時世、お酒込みのこのお値段はかなりお得。系列店は予約困難なので、早めに行くことをおすすめします。地下1階にあり、隠れ家風の【鮨結う 紬】鮨結う 紬【エリア】六本木【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】16,500【ディナー平均予算】16,500【アクセス】六本木駅
2023年12月26日モダンな設えと木の温もりが共存する一軒こだわり尽くし、を重ねた思いがむしゃらに、進み続けてモダンな設えと木の温もりが共存する一軒静かな住宅街を抜けていく、どこかレトロで乗ればノスタルジックに浸れる感覚も持ち味な東京・世田谷区のローカル線、東急世田谷線。その沿線上にある世田谷駅から徒歩3分の場所に、そっと日本料理のお店がオープンしました。一人で切り盛りをする店主の澤畑加世子さん。店内にはパッと目をひく溶岩からできた電球や、日本の作家さんによるデザインの素敵な器、お盆が並びます駅から続く世田谷商店街の通り沿いに建つこちらのお店は、扉を開けると直ぐに店主の顔が見えるカウンターがお出迎え。この字面だけを見ると一瞬身構えてしまうイメージを持たれるかもしれませんが、カウンターテーブルや椅子、棚など随所に木の素材を施したモダンで温かな雰囲気の店内は、逆にアットホームな空間。止まることのない貴重な手仕事を直ぐ間近で見られる店主との距離感も気付けば親近感がわいており、まるで旧友の家に訪れたかのような居心地の良さを感じます。こだわり尽くし、を重ねた思い店主の澤畑加世子さんは、これまで日本料理店のほか、京おばんざいのお店、和食店、割烹料理店などで研鑽を積まれてきたそう。中でも京おばんざいのお店で得た知識は今の創作のルーツにもなっており、家庭料理をプロの技術でパワーアップさせたとでもいうような馴染みやすく、そして手の込んだ料理として仕上げられています。その工夫の1つに、次の日に身体が軽くなっているものを意識してコースを考えているとのお話が。具体的には薬膳・漢方の資格を持っていることから、身体に取り入れる食材はもちろん、調味料から細かく選別。1品目の『ごぼうのすり流し』はごぼうによる整腸効果も期待しコースのラストまでを繋げるものとして考えられています。また季節が冬ならば生姜を取り入れ身体をあたためられるようにつくろう、ゴマも白ゴマより黒ゴマを使おう……などと、少しお聞きするだけでもそのこだわりや思考の幅は膨大。上から削ったゆずがふんわり香る、大山鶏の入った『茶碗蒸し』。最後の1滴までいただきたくなる旨みの詰まっただしが印象的な一品飲み物についてもソムリエの資格を持たれているそうで、あえて単体で飲んでおいしいというタイプのお酒ではなく、食中酒として料理と組み合わせることで旨みが広がる日本酒やワインを揃えているとのこと。実際に蔵元へ足を運ぶこともあるそうで、そうした珍しいお酒もそれぞれの適正な温度、グラスの種類、提供タイミング、と考えながら出されているご様子。「ホールもやりたいし、もちろん料理も。だったら自分でお店をやろう、って。」と全てに全力投球だからこそできた今のお店のスタイルなのだ、と腑に落ちます。お酒はその時々の料理や嗜好に柔軟に合わせていきたいからと、最初から値段や内容が決まっているような『ペアリングコース』という名のものはこれからも作らないでしょう、という話にも納得です。食事と合わせることで、そのおいしさが広がることにこだわったという食中酒がずらり。お願いすれば、食事に合わせたその時々のベストな組み合わせを提案してもらえるという楽しみ方もまた歯ごたえと五味も大切にしているそうで、例えばimocoの店名にちなんださつまいもを使用した『ポテトサラダ』では、中に入っているホクっと甘い黒豆1つをとっても食感や歯ごたえのベストな茹で加減を意識しているとのこと。「仕込みがね、全然終わらないんです」と愛嬌のある笑顔で話すその表情からは一瞬読み取れなくなるほどの数えきれない工夫があり、お話することでその一端を見ることができたようです。前菜の3品。実山椒を入れた『つくねの照り焼き』には自家製のマヨネーズを添えて。『富有柿の白酢がけ』は全体がもったりしないように生の黒胡椒を添えて。そして店名にちなんださつまいもを使用した、優しい甘さが広がる『ポテトサラダ』その他のお料理一部ご紹介ひと口で頬張るおいしさに嬉しくなる『アナゴと奈良漬の海苔巻き』。後にご飯のおともに添えられる海苔とは違うタイプの海苔が使用されており、どのお料理にも食感や五味への配慮がなされていますご飯の前には、2種類のお肉料理から選べるスタイル。こちらは『豚肉の野菜包み』。1時間煮込んだ豚肉に、塩漬けにしたラッキョウやコチュジャンを加えた甘みのある味噌を一緒にしていただきます艶やかな炊きあがりの、信楽焼の土鍋で炊いたご飯。京都から取り寄せた野菜の漬物や、とろける食感の海苔などご飯のお供が添えられています天草から煮出して作られている寒天、黒糖で炊いたあんこ、そして自家製の黒蜜と自家製の和三盆のアイスが添えられた『あんみつ』。煎茶とともにがむしゃらに、進み続けて澤畑さんは、聞くとなんと現在33歳。30歳を過ぎた頃からご自身のお店を持つことを意識し始めたそうですが、そこには若さという単なる勢いではなく、自分の思うものを作り提供したいという強い思い、そしてこれまで修業を重ねてこられた下地やタイミングが重なりかたちになったという、‟安定感を持った新鮮さ“とでも言うような空気が漂っています。今は仕込みが朝4時までかかることがあるなど、日々をがむしゃらに突き進んでいるそうですが、その表情は爽やか。お店を開けている時間が「楽しい」と話してくださったその一言に、全てが詰まっていました。いつの間にか夜が更け、気付けば店内は満席に。ここでも澤畑さんは、そっと照明を落として心地よく酔いしれる人たちの温度感に合わせます。既に常連になりつつある方たちも、また次に訪れた時の料理が気になってしまっているのでは……と感じさせてくれる、地域にも愛されながらこれからも育っていくことを楽しみにさせてくれる一軒です。imoco【エリア】駒澤大学【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,000円 ~ 9,999円
2023年12月21日神奈川・JR辻堂駅直結のテラスモール湘南は、2024年春に向けてリニューアルを実施。2024年2月から4月下旬にかけて順次、改装および新店をオープンする。テラスモール湘南、改装&新店約50店舗がオープンへ辻堂駅北口エリアに位置する湘南エリア最大級のショッピングセンター「テラスモール湘南」が、リニューアル。リニューアル第1弾として、1階食物販エリア「湘南マルシェ」を中心に約10店舗の新規店舗および改装・店舗がオープンする。順次リニューアルを進め、合計約50店舗規模で新店・改装オープンを遂げる。加えて、3Fフードコート「潮風キッチン」、3F「キッズテラス」、4F「ピクニックテラス」といった一部エリアも改修し一新する。なお、リニューアル詳細については、後日発表予定だ。【詳細】テラスモール湘南 2024年春リニューアル時期:2024年2月~4月下旬、順次オープン住所:神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-1
2023年12月21日気持ち高まる瀟洒な一軒家レストラン一つ一つの食材に向き合う少量多皿のコースナチュラルワインや日本酒でペアリング瀟洒な一軒家というシチュエーションも魅力渋谷駅から10分ほど歩いた松濤の住宅街にある【啓蟄】。外観からレストランとは想像できない隠れ家的シチュエーションに、初めて訪れた人はきっと少しドキドキしながら扉に続くステップを上がっていくことになるでしょう。煉瓦の塀と緑の植栽に囲まれた一軒家。階段横の表札に控えめに【啓蟄】と刻まれています店内は、グレーを基調にスタイリッシュにリノベーションされていますが、緊張感を強いられるような雰囲気ではないのでご安心を。カウンターに立つのはソムリエの平野彩子さん。楽しく和やかな時間を過ごせるよう明るいサービスと細やかな配慮で接客してくれます。カウンターダイニングの設え。厨房は左奥にあり、セミオープンスタイルになっています一つ一つの食材に向き合う少量多皿のコースフランスの2つ星レストランでスーシェフという要職で技術だけではなくアイデアを出し、その店ならではの個性を生み出す鍛錬を積んできたシェフの松本祐季さん。日本に帰国して日本のフランス料理店が世界から注目を集めることができていないことにジレンマを感じたそうです。「世界と比べても遜色ない高い技術を持っている料理人はたくさんいるのに、認められていない。つまり、技術だけでなく、もっと独自性を磨いて、自分の店でしか体験できないことを提供できるようにならなくてはいけないと思っています」「理想は、花などの飾りはもちろんソースも添えずに満足してもらえる一皿」と話す松本さんそんな思いを込めてつけたのが【啓蟄】という店名です。これは、1年を24分した暦で、冬籠りしていた生き物が這い出てくる季節のこと。「地面から新しい命が芽吹くように、この店を訪れてくれた方の中に新しい驚きが生まれるような体験を提供したいという気持ちでつけました」と松本さん。食材のみが書かれたメニューを開き、どんな料理なのかを想像しつつ待つ時間も楽しい「時代の流行にあらがうスタイルかもしれませんが、高級食材と呼ばれるものに頼りたくないですし、映えを狙うようなこともしていません」と話す松本さんは、ただただ食材一つ一つに向き合い、アイデアと技術で勝負。自然の中で偶然生まれた形や色も活かしながらまだ知られていない組み合わせ、調理法、食べ方などで食材の新たな魅力を引き出しています。小さな鶉卵やラディッシュ、あるいはトマトを主役にした前菜など「その食材を使う意味を深く掘り下げ、構成要素はできるだけ少なくして一つの食材にフォーカスしたいと思っています。そして、できるだけ多くの食材を今までにないユニークな食べ方で味わってほしい」という意図から、1コース15~20皿の少量多皿で楽しませてくれるのです。味わいだけでなく瓢箪のような曲線、オレンジの色合いなどバターナッツの個性を愛でつつ、表面はカリッ、中はねっとりのコントラストも楽しめる一皿さっぱりとした上品な甘みからポタージュにされることが多いバターナッツですが、松本さんはバターナッツのユニークな形や独特の食感に魅力を感じ、半割りにして細かく包丁を入れ、チョリソーを挟んでグリルしました。表面はカリッ、シャキッ、内側はホクッとした食感のコントラスト、コリアンダーの香りのソースが印象的です。派手な演出によるサプライズではありませんが、バターナッツの魅力を存分に理解できる食べ方に感心させられます。このように、ほとんどのお皿は1つか2つの食材にフォーカスして、自然の創り出す美しさ、豊かさをお皿の上で表現しているのです。さぞかし食材たちも喜んでいることでしょう。蕗のペーストを表面に塗った小さな鶉を蕗の葉で巻いてロースト。実山椒の香りをつけたフォンドボーソースで小さな鶉を使ったこの一皿は、淡白ながらも旨みのある鶉ならではの味わいを楽しめるよう考え抜かれたスペシャリテです。「フレンチはソースの味が強いので、時に素材感を失ってしまうこともあると感じていました。素材そのものの風味を味わってもらうためにソースの味を控え目にしつつ、でも満足感は感じてもらえるというのが僕の理想。蕗や実山椒など、日本で親しまれている個性的な香りの食材を調味料がわりに使えば、主役の食材を風味豊かに引き立てることができるという考えに至り完成した一皿なんです」と松本さん。味の構成はフレンチ、でもフランス人ではなく、日本人の松本さんだからこそできる一皿。これこそがイノベーティブなモダンフレンチと実感できます。食べればポップコーンの味! 気持ちもポップになるショートケーキデザートも意外性のある発想で楽しませてくれる松本さん。ポップコーンを粉砕したパウダーを小麦粉に混ぜて焼いたスポンジとポップコーンシロップを使ったクリームでショートケーキに。ゲストからの評判も高く、定番化しそうな一品です。同じようで一つ一つ反りや曲線の出かたが違う不均一な食器が揃う料理だけでなく、器にも「意図しながらも偶然生まれる微妙な変化や美しさ」を求める松本さん。「食事は手で触ることはないですが、触れることができる食器は触って何かを感じる質感のある作家さんのものを選んでいます。」固定観念に縛られない自由な器使いも松本さんのポリシーなのです。冷涼な地域のナチュラルワインや日本酒でペアリング松本さんの繊細な料理を引き立てるお酒を選んでいるソムリエの平野彩子さんは、山口県宇部市の予約困難レストラン【maison owl】の前身、【restaurant Noël 】に通っていた時に松本シェフと出会い、シェフの料理にお酒を合わせる仕事をしてみたいと上京したそうです。ソムリエの平野彩子さん。遊び心のあるお酒のセレクトに加え、明るく機転の効いたサービスも好評「食材の個性を生かすためにとても繊細な仕事を重ねた松本シェフの料理には、強い味のワインよりも冷涼な地域でつくられた透明感のあるワインや日本酒で合わせたいと、インポーターさんにも相談して品質の高いものを揃えています」と話す平野さん。ヨーロッパや北海道のナチュラルワインを中心にした、喉越しの美しいワインや、時に日本酒やカクテルも交えるなどゲストの好みも考慮しながら遊び心あるペアリングで楽しませてくれます。自然派ワイン好きに響く素晴らしい生産者のボトルが揃っています固定のメニューは持たず、その時々にとれる食材で今までにない感動を提供してくれる松本さんの料理。食材のさまざまな表情に出会え、そこに常に美酒が寄り添うペアリングも忘れがたく、願わくば足繁く通いたいと思ってしまう素敵なレストランです。ディナーは一斉スタートではないので都合の良い時間に予約できるのは嬉しい限り。また、「気軽に立ち寄れるようなレストランにできたらと、10月からは17時スタートの予約に限りショートコースも始めました」と松本さん。今後スタッフが充実すれば、バータイムにアラカルト、という展開も期待できるかもしれません。ジャズを中心にコージーな音楽が流れる落ち着きのある空間啓蟄【エリア】道玄坂/神泉【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】渋谷駅 徒歩10分
2023年12月04日ご主人の直井一寛シェフは、あの【レストランCHANTI】出身。大阪あべの辻調理師研究所を卒業後、日本のイタリア料理界の草分け的存在でもある同店に入社。その後10年に及ぶ修業の中で、様々な経験を積むことができたとか。日本を代表する名店で腕を磨いた、実力派のベテランシェフ「当時の料理長は、やりたいことをやらせてくれたんです。そのおかげでいろいろな事を勉強できました。例えば仔牛のもも肉。最初は既に捌かれた状態で仕入れていたんですが、どうしても自分で解体したくて。脱骨しないで仕入れてもらうよう頼んだんです。そしたら、最終的には“半まる”で届くようになりました。」とは直井シェフ。直井シェフが独立の場所に選んだのはアカデミックな街、お茶の水その後、神谷町【ラ・ターナ・ディ・バッコ】のオープンニングから携わること13年。うち11年間シェフを務め、そろそろ独立しようかーと考えていた矢先、【アクアパッツァ】の日高良実シェフから、ちょっと手伝ってほしいとの依頼を受ける。折しも【アクアパッツァ】が広尾から青山へと移転するタイミングの時で、「一年のつもりが、結局5年間になりました。」と笑う直井シェフ、今回の独立は、まさに“満を持して”と呼ぶに相応しい。線路ぎわに立つ同店。窓際のテーブル席からは御茶ノ水駅を行き交う鉄道を間近で見ることができるそれにしても、【CHIANTI】と【アクアパッツァ】では料理の系統が全く異なる。直井シェフ曰く【CHIANTI】はアメリカ経由のイタリアン。イタリア料理というより、“キャンティ料理”と呼んだ方がいいかもしれませんね。」対する【アクアパッツァ】日高シェフは現地で修業。肌で感じてきた本場の料理を踏まえたうえで、日本の食材を用い、自らのテイストを加味。その料理は、郷土の味をより洗練させた、いわば東京イタリアンと呼ばれるスタイルだ。双方を経験し、日本人が日本で作るイタリア料理について深く考えさせられたという直井シェフ。日本の食材に目を向け、日本という地域性を生かしたイタリア料理を目指す「今は、東京はイタリアの21番目の州、そんな思いで料理を作っています。」と語るその料理は、シチリア伝統の味“アグロドルチェ”を南瓜に添えた一皿があるかと思えば、カマスの昆布〆のように和の手法を用いる一品もあり、実に融通無碍。その時々の食材に応じて、適切な調理を施す手腕もさすがだろう。丸皿に品よくレイアウトされているのは、手前左から時計回りに『昆布〆のカマス』、『里いもとレンコンのアンチョビマリネ』、『牛ハチノスのトマト煮込み』、『モッツァレラとイチジク』、『ハタのカルパッチョ』の5種コースは、デザートを含め全6品のディナー9,900円とランチ5,500円のみ。基本、夜は最初の一皿、野菜の一皿が出てパスタ、魚、肉、デザート、カフェという構成だが、少しずついろいろ食べたいという向きには、写真のようなアンティパスト5種の盛り合わせもOK。この一皿を見ても、トリッパ(牛ハチノス)の煮込みのようなスタンダードなイタリアの味から、魚介料理。更には里芋やレンコンといった和の野菜をアンチョビ風味のマリネにした一品等々、料理の振れ幅の広さがわかるというもの。バラエティ豊かなラインナップには、食も進むこと請け合いだ。今日のメインは山形牛。恵まれた環境の中で愛情たっぷりに育てられ、繊細な肉質が特徴こうしたゲストの要望にフレキシブルに対応できるのもベテランシェフなればこそ。技術力の鍛錬はもとより、様々なシチュエーションに臨機応変に対応してきたからこそのしなやかさであり、寛容さだろう。もちろん、直井シェフの温厚な性格のなせる技でもある。さて、前菜の盛り合わせを食べ終えたところで、パスタにいくもよし、もう少し何かつまみたいという時は、直井シェフに気軽にご相談を。ゲストの要望には、できうる限り応えてくれるはすだ。続いて魚料理が出た後にパスタが登場。手打ちから乾麺まで自在だが、初めてならば、ぜひ“大葉としらすのスパゲッティ”を試してみたい今や伝説の味となった“スパゲッティバジリコ”は、ご存知【CHIANTI】の名物パスタだが、直井シェフはこれをリメイク。乾燥バジルと大葉で作るキャンティスタイルを継承しつつ、釜揚げしらすをプラス。曰く「旨みが欲しいな、と思って。」とのこと。もとより、大葉としらすは、共にご飯のお供になるほど好相性。白飯ならぬパスタもピッタリ!シンプルながら、いや、シンプルだからこそ飽きのこない、ふと、また食べたくなるような、ノスタルジックなおいしさだ。メインは『山形牛サーロインの山ぶどうソース』肉は、山形の高橋畜産から仕入れているそうで、「他の黒毛和牛に比べて赤身の旨みが濃い」のが、その理由。猛暑の夏と冬の厳寒という寒暖差の激しさと澄んだ空気、そして清涼な水が、そのきめ細やかで旨みの濃い山形牛を作り上げていくのだそうだ。断面も美しいきめ細やかなサシと香り高い脂、そして赤身の濃い旨みが秀逸だ炭火で香ばしさを増したステーキは、歯がサクリと入るしっかりとした噛み応え。山ぶどうのコクのある酸味が脂感をさっぱりとさせてくれる。この後、デザート、食後の飲み物、小菓子が出てコースはフィニッシュ。ワインは様々な種類を取り揃えるが、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で造られる「フランチャコルタ」(写真左端)がオススメちなみに、料理と合わせるなら、直井シェフ肝入りのフランチャコルタがおすすめ。フランチャコルタとは、北イタリアのロンバルディア州東部のフランチャコルタ地方で作られるスパークリングワインで、シャンパーニュと並ぶ上質な高級ワイン。【701】では、常時405種類を用意。グラス1,800円から楽しめる。701【エリア】御茶ノ水【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】6,000円 ~ 7,999円【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円
2023年11月27日先日、福岡を訪れた際に、どうしてももつ鍋が食べたくて伺ったのが【博多もつ鍋 やま中 博多店】。お店を訪れた際に驚いたのが、お店の造りの豪華さでした。とくに博多店は、シルクロードをイメージした“オリエンタルなムード”がテーマのようで、もつ鍋=カジュアルなイメージを覆す、リッチで上品な空間が印象的でした。そんな「博多もつ鍋 やま中」が東京・銀座に初出店したということで、実際に訪れてみると……東京メトロ各線「銀座駅」より徒歩1分。駅近かつ「NISHIGINZA」デパートと道路を挟んで向かい側という何とも好立地な場所にありましたまるで老舗高級旅館のロビーのような受付。ここで一気に非日常空間へと誘われます銀座駅から徒歩1分という好立地に加え、高級旅館のようなスタイリッシュな和の空間。やま中さんは、やはり期待を裏切らないです。受付を通り、地下1階へ。「老舗の味を王道の和空間で」をコンセプトに設えられた店内は、シックで落ち着きがあり、なんだかホッとします。地下1階のテーブル席は全28卓。それぞれのテーブルに仕切りがあり、周りを気にせず食事を楽しむことができます。これってとても大事ですよね地下1階の個室は和室タイプ洋室タイプの1階の個室にはシャンデリアがありますテーブル席に通され、オーダーへ。ディナーコースは3種類あり、今回はお店おすすめのメニューがひと通り頂ける『やま中コース(11品)』を注文しました。『やま中コース(11品)』8,800円※写真は2名分『やま中コース(11品)』の内容は……・「一品盛り合わせ」牛の酢もつ、せんまい、からしめんたいこ、生ゆば刺し、梅ひじきの5品・「牛ほほ肉の甘煮」・「ゆでタンと煮込み大根」・「もつ鍋」みそ味/しょうゆ味/しゃぶしゃぶ風のいずれか・「〆」ちゃんぽん/うどん/雑炊のいずれか・「追加」追いもつ/野菜盛り・「デザート」特製杏仁豆腐/匠 抹茶アイス/濃厚バニラアイス/本日のアイス/本日のシャーベットのいずれか……と、とっても盛りだくさん!一品料理を7種類も楽しめて、メインの鍋は3種から選べて、〆も3種から選べます。とっても満足度が高いです。では、さっそくいただいた料理をご紹介します。「一品盛り合わせ」左から「梅ひじき」、「からしめんたいこ」、「牛の酢もつ」、「せんまい」、「生ゆば刺し」一品の一つ「牛の酢もつ」一品の一つ「梅ひじき」※銀座店限定「からしめんたいこ」※写真は別注文の単品サイズで2,100円一口食べただけでそのフレッシュさがわかる「牛の酢もつ」は、国産牛一頭からわずかしか取れないやわらかい部分を使用しているそう。「せんまい」自体も小ネギも、フレッシュさがしっかりと伝わる“透明感”のある味わい。東京出身の私にはあまりなじみのない「梅ひじき」は、博多大宰府の名物だそうで、梅の食感とほんのり感じられる酸味がアクセントになっていて、とてもクセになる、ずっと食べていたい一品です。「生ゆば刺し」はまろやかで繊細な味わい。付属のタレをつけていただきます。そして、福岡名物「からしめんたいこ」。やま中オリジナルの調味料に漬け込まれているそうで、ほんのり柚子が香るやさしい味わいです。『ゆでタンと煮込み大根』※数量限定『牛ほほ肉の甘煮』※数量限定長時間煮込んだという『ゆでタンと煮込み大根』は、タンがやわらかくてほろほろ。大根にもしっかりとだしの味がしみ込んでいます。こちらはやま中オリジナルのみそダレとともに頂きます。そして、国産牛のほほ肉を赤ワインでじっくりと煮込んだ『牛ほほ肉の甘煮』は、とろけるような食感と味わい。ワインも進みます。さぁ、いよいよメインの『もつ鍋』の登場です。福岡に足を運ばないと食べられないと思っていたあのもつ鍋が、東京の地で頂けるということで、テンションが上がってまいりました!『もつ鍋』みそ味「もつ鍋」みそ味/しょうゆ味/しゃぶしゃぶ風のいずれかを選べる「もつ鍋」(2名分)。今回は「みそ味」をセレクト「もつ鍋」は、オーダーから提供までは約10分。すぐに食べられる状態でテーブルに運ばれてくるので、待たされることなく、しかもすぐに食べられる、お鍋好きとしてはとてもうれしい配慮がされています。さっそくいただいてみると……久々に頂いた『もつ鍋』は、あの時と変わらず、まろやかでやさしい味わい。九州産の味噌をブレンドされているそうで、濃厚で味噌の味わいはくっきりしているのですが、その濃さはしつこくなく、塩辛くも無く、まろやかでとっても上品。ずっと食べ続けられるやさしい味です。もちろん、中に入っているもつも一口食べただけでその新鮮さがわかる、透明感のある味わい。適度に大きく、食べ応えのあるサイズ感です。上に乗っているニラやキャベツなどの野菜も、煮込まれているのですが、フレッシュでシャキシャキ。野菜の味も強い。お店の方にお話を伺ってみると、もつの選別やカット、だしのおいしさ、野菜のセレクトなど随所にこだわりを持って完成されているそうで、さすが老舗のもつ鍋店。『〆』のちゃんぽん「〆」にはちゃんぽん/うどん/雑炊のいずれかを選べます〆にはもちろん「ちゃんぽん」をセレクト。この麺がとってもモチモチで、煮込んでもスープを吸いすぎず、弾力があるまま最後まで楽しむことができました。ランチ・ディナーともに一人でもつ鍋を楽しめる『やま中御前』もおすすめ。ランチ3,300円、夜3,850円。「もつ鍋」みそ味/しょうゆ味/しゃぶしゃぶ風のいずれか、「からしめんたいこ」、「ごはん」、「梅ひじき」、「キムチ」、「本日の一品」(季節の小鉢)福岡に行かなければ食べられなかった老舗店のもつ鍋が東京でも楽しめる【博多もつ鍋 やま中 銀座店】。大切な食事会はもちろん、おひとりでももつ鍋が楽しめる『やま中御前』もあるので、気軽に足を運んでみてください。博多もつ鍋やま中銀座店【エリア】銀座【ジャンル】もつ鍋【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分
2023年11月22日劇場・オーケストラがテーマの内装や食器趣向を変えたパスタのお楽しみが3回もクライマックスは厳選のお肉を薪焼きで劇場・オーケストラがテーマの内装や食器小田急線「参宮橋」駅から徒歩1分と駅近ながらも、閑静な住宅街に繋がる路地にあり、隠れ家的なシチュエーションにワクワクします。イタリアから取り寄せたというアンティークの重厚感ある扉を開けると、舞台のようなオープンキッチンを囲むカウンターに赤いショープレートとビロードを貼ったクラシカルな椅子が配された優美な空間が広がっています。一軒家風の店構え。イタリア製の重厚感ある木の扉が目印です「店名にも掲げたオルケストラ(オーケストラ)は、このレストランのテーマ。これに因み、劇場のような気分になっていただきたいので、椅子は赤いビロードにこだわりました」と笑顔で話す小川さん。トーンを落としながら、シェフの手元とゲストの目の前のお皿を照らすスポットライトも舞台さながらの演出。旬の食材を中心にしたおまかせのコースも、メニューではなく「PROGRAMMA」と記されています。こじんまりしつつも優美な雰囲気のダイニングカウンター。厨房の奥にある薪窯では薪が炎をあげていますスポットライトの下に最初に運ばれてくるのは、ピアノを彷彿させる鏡面仕上げの艶やかな黒いボックスです。蓋を開けて現れるのは美しい7種のアミューズ。黒鍵と白鍵をイメージした長方形の器を使い、食感や味わいがそれぞれ異なる7つの音色を楽しむという素敵なサプライズに、幕開け早々からゲストの歓声が上がります。前奏曲はピアノをモチーフにした漆黒のボックスから。7つの素敵な音色を楽しめるという趣向「器は僕にとってとても大事な存在。インスピレーションを刺激する器無くしては僕の料理は生まれない」と断言するほど器へのこだわりが強い小川さん。有田の【カマチ陶舗】の職人にイメージを伝え、オリジナルの陶器を作陶してもらっているそうです。ティンパニー、クラリネットなどの楽器や海、木の年輪や炎など自然をイメージしたものなど多様な器が揃っています薪焼きの肉料理は、木の年輪や炎をイメージした器が料理の美しさを引き立てています趣向を変えたパスタのお楽しみが3回もイタリアンといえば、やはりパスタ料理にも期待が高まるところ。そのゲストの想いに応えるように、趣向を変えた3つのパスタ料理がプログラムの中に組み込まれています。一つ目は小さなトルテッリーニが浮かんでいるスープ『トルテッリーニ イン ブロード』です。ブロードとは、イタリア語で“だし”の意味で、肉類を使うもの、魚介を使うもの、野菜を使うものがありますが、小川さんが使っているのは、パルミジャーノチーズと生ハムの端の硬いところにネギと鶏節、そして小川さんの出身地長崎でポピュラーなアゴを加えて完成させた「魂のスープ」なのです。地味ながらも滋味深く心温まる、まさに「魂のスープ」を実感「味わいのバランスをとるために、試行錯誤しながら食材の分量、火を入れる時間を調整してたどり着いた渾身のスープ。イタリアの文化と日本の文化をうまく掛け合わせて自分だけが作れる料理を、という僕の表現したいことがこのスープの中にすべて集約できたスペシャリテの中のスペシャリテです」と熱い思いを語ってくれました。だしに使われる材料北海道「赤平火をどり」、鹿児島「幸福豚」を包んだトルテッリーニのつるんとしたパスタの食感がアクセントに実はこのスープのベースは、小川さんがエミリア・ロマーニャ州で働いていた時に考案したもの。パルミジャーノチーズや生ハムの硬い皮の部分が捨てられているのを見て「いいだしが出そうなのにもったいない」と、この端材も加えてブロードを作ることを提案してレストランのレシピとして採用された嬉しい思い出も詰まったメニューなのです。2品目のパスタは、小川さんが働いていた、45年間連続ミシュランの2つ星を保持しているレストランのスペシャリテ『ラヴィオーロ』を、ゲストの目の前でパスタを延ばすところから生地を切り分け、卵黄やリコッタチーズなどの具を包むところ、そして完成に焦がしバターをかけるところまですべてを見ることができます。「僕も大好きだったこのメニュー、お客様と楽しい、おいしいという感動を分かち合いたいと思ってプログラムに入れています」と小川さん。3品目は、乾麺を使ったシンプルなパスタですが、これはお店に行ってからのお楽しみとして説明は控えておきます。クライマックスは厳選のお肉を薪焼きでコースのクライマックス、メインとなる肉料理は、入店の頃は炎を上げていた薪がいつの間にか熾火となり、そのやわらかな火で15分ほど焼いた赤牛や、鹿児島・ふくどめ小牧場の豚です。厨房の奥にある薪窯。入店の頃に薪がくべられ熾火づくりがスタート熾火になったらそのやわらかな熱で時間をかけて肉を焼きます小川さんは、薪焼き名人として名高い【ヴァッカ・ロッサ】(昨年閉店)のシェフ渡邊雅之さんから指導を受けています。「健康的な赤身の肉を焼く最高の技術を学びました」と小川さん。熾火というやわらかな火の上で、肉の表面が乾かないよう頻繁に動かしながら焼き色を何層にも重ねて肉汁を封じ込めて焼いていきます。脂がすっきりとした赤牛など薪で焼いておいしい肉選びにも余念がない小川さん「一般的には肉を焼いたあと休ませて肉汁が落ち着いた頃にカットしますよね。そうしないと肉汁が出てしまうんです。でもそうなると、肉はもちろん、肉汁の温度も下がっているのでおいしいけれど臨場感に欠けてしまいます。渡邊さんから習った技法は、焼きたて熱々でカットしても肉汁が逃げることなく、口の中でジュワッと広がり、肉そのものだけでなく肉汁の旨味を最大限に味わうことができるのです」と小川さん。芳ばしい香り、温度感も含めて臨場感も魅力のメインディッシュ食材のつくり手の思い、こだわりの食器、そして調理法も独自の経験やアイデア、思い入れなどを丁寧に積み重ねて昇華させた美しく、心に響く料理。それを手打ちのパスタや薪料理など目の前で繰り広げられる臨場感ある光景も含め緩急のあるコースで楽しませてくれるカウンターレストラン。イタリアンの名店を渡り歩いてきた、知識だけでなく経験も豊富なベテランの支配人兼ソムリエ矢島聡さんのセレクトによるワインが料理や食事の時間をさらに盛り上げてくれます。シェフやソムリエとの会話も楽しみながら、イタリアと日本の食文化が融合したイノベーティブ料理を堪能できる素敵な隠れ家レストランです。小川さんの繊細な料理に寄り添う美しい酸、ミネラル感をもつフランスやイタリアのワインが揃っていますOrchestra【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】参宮橋駅 徒歩1分
2023年11月21日グローバルなセンスから生み出される唯一無二のメニュー日本の侘び寂びと香港のテイストが融合された空間自由なセンスが響き合う、枠にとらわれないレストラングローバルなセンスから生み出される唯一無二のメニュー外苑前駅から徒歩10分、大きな白い暖簾が目を引く外観神宮前、国立競技場、北参道の3つの駅の中心に誕生した【CENSU TOKYO】。2フロアから成る店舗で、ロゴマークがデザインされた大きな白い暖簾を目印です。丸い窓からは温かな灯りがもれ、扉を開けると、スタッフが笑顔で出迎えてくれます。まずは、こちらならではシェフたちのセンスを感じる料理をご紹介しましょう。SASHIMIメニューに並ぶ一品『薫製鯵』1,480円メニューを見ると、『枝豆』『自家製ポテトサラダ』『なめろう』といった一見居酒屋でよく聞く名前など馴染みのあるものが書かれていますが、【CENSU TOKYO】で提供される一品は、ひと味もふた味も違います。刺身をオーダーするとこちらが登場。鯵は、最適に寝かすことでねっとりとまろやかな口当たり。アップルウッドでスモークすることで豊かな香りを纏っています。スライスした梨とともに並べ、仕上げにホエイ(乳清)、昆布だし、わかめオイルをプラス。シェフのフィーリングによって美しく盛り付けられた一皿は、まるでフランス料理の前菜のようです。チャコールグリルで芳ばしく火入れした『手羽先餃子』1本980円存在感溢れる『手羽先餃子』の中には、贅沢に和牛のミンチを使用。さらに、刻んだ椎茸やたくわんを加えることで、食感豊かに仕上げています。焦がしネギをシートのようにのせ、ネギのオイルをかけたらできあがり。添えられた卵黄のピューレをつけると、また違った味わいに。6種類ほど用意しているハーブなどからつくるオリジナルのオイルによって、より奥深く、記憶に残る味わいを生み出しています。国産のウニを惜しげもなくのせた焼きおにぎりの『UNIGIRI』2,880円締めにぜひオーダーしていただきたいのが、看板メニューの贅沢な『UNIGIRI』です。スープには鮑を使用していますが、ドライとフレッシュな2種類を合わせることで滋味深い味わいに。崩すのを躊躇してしまうビジュアルですが、すべてしっかりと混ぜてから、シェアしていただきましょう。季節によっては、いくらや白子がのることも。メニューは、香港と共通のものと日本オリジナルのものがあり、定番に加えて日替わりの料理も登場しますので、訪れる度に違った楽しみがあります。アラカルトの他、おまかせコースは、8,800円から3種類ご用意。初めて訪れ、何をオーダーしていいか迷ってしまう時には、事前にコースを予約するのもおすすめです。2度目以降は、自分のお気に入りメニューやまだ食べたことのない気になるメニューをオーダーするゲストも多いそう。『シャンドン・ビアンコ/イル・ファルネート2022』グラス1,480円、ボトル1万800円『CENSU“百態”特別純米』180ml1,280円アルコールは、料理との相性を考慮してバランスよくセレクトしています。ワインは、多彩なナチュラルワインをラインアップ。イタリアのエミリア地方でつくられるオレンジワイン『シャンドン・ビアンコ/イル・ファルネート2022』は、【CENSU TOKYO】のオリジナリティ溢れる料理とも引き立て合います。日本酒は、長野県の信州銘醸が醸すお店オリジナルの『CENSU“百態”特別純米』が好評で、これからの季節ぬる燗でいただくのもおすすめ。日本の侘び寂びと香港のテイストが融合された空間キッチンにそって一列に連なる1階のカウンター席大きな暖簾をくぐった1階には、カウンター席が並びます。目の前のキッチンのライブ感が伝わる空間は、料理人が鮮やかに料理をつくり上げる様子をみることができるのもごちそうのひとつ。ぜひ会話もお楽しみください。千鳥格子のクッションをよく見るとドクロ柄でトイレの壁紙にも使われているなど、絶妙な遊び心が潜んでいます。デザインを担当する松岡善之氏ならではのファッションカルチャーを取り入れたセンスもさすが。グループで訪れる際に最適な2階のテーブル席階段で2階に上がると、テーブル席が広がります。日本の杉材の一枚板は、金須氏の強いこだわり。木材を多用することで、落ち着いた空間になっています。唐草模様の施しがある吊り天井や苔玉など、日本ならではの文化が随所に。香港の店舗と同じものを採用した大きな照明とも自然に馴染んで【CENSU TOKYO】らしい雰囲気を醸し出しています。2階にある解放感あるバルコニー席2階のテーブル席の奥には、最大10名まで利用できるバルコニー席も完備。気持ちのいい夜風にあたりながらの食事は、店内とはまた違った雰囲気が楽しめそう。人数に応じて貸切もできますので、人が集う機会が増えるこれからのシーズンに重宝しそうです。自由なセンスが響き合う、枠にとらわれないレストラン左は【CENSU TOKYO】代表の金須郁幸氏。右は【CENSU Hong Kong】代表の佐藤 峻氏【CENSU TOKYO】は、金須氏と佐藤氏が、メニュー開発や店舗プロデュースを行っています。もともと同郷で佐藤氏は、金須氏の兄の友人という古くからの繋がりを持つ二人。香港でdiscovery Asia’s 50に輝くレストラン【Fukuro】で共に働いた経験があり、【CENSU Hong Kong】を経て、【CENSU TOKYO】をオープンする運びとなりました。共に星付きのフランス料理店での経験を持ちますが、自らのスタイルを具現化したのが【CENSU】です。シドニーやロンドンなど世界各国で研鑽を積んでいた佐藤氏が、日本に長期間帰国するのは21年ぶりになるそう。「“キュイジーヌ”は色々な縛りがあるけど、“IZAKAYA”なら何をやってもOKだから。ビーチサンダルで来店してもいいし、メニューもなんでも出せるから」と語ります。【CENSU TOKYO】代表の金須郁幸氏は、1993年生まれ、宮城県出身。高校生の時、東日本大震災を経験したとこをきっかけに食の道を志す「自分たちが心から食べたいと思う料理をつくっています。お子さんもOKです。ベビーカーはスタッフが運びますし、子ども用の椅子も用意していますよ」と金須氏は気さくに話します。居心地のよいカジュアルさと自由が溢れた活気ある一軒。ですが、その根底には国内外の星付きレストランでの経験を持つ料理人の技とセンスがあるので、上質さもしっかりと共存しています。マネージャーを務める三木小夏氏も海外経験豊富で、金須氏や佐藤氏と【Fukuro】で働いた経験を持ちます。帰国後は「マンダリン オリエンタル 東京」や「フォーシーズンズ ホテル大手町」で活躍した後、【CENSU TOKYO】のオープニングスタッフとして加わりました。店内には、グローバルな感覚と若い感性がぶつかり合っています。上品なパッケージの【CENSU】オリジナルのお香。2,000円日本酒ラベルと同じデザインの【CENSU】オリジナルのTシャツ。5,000円【CENSU TOKYO】は、フードやドリンクだけでなく、ライフスタイルも提案してくれるレストランです。お店で焚いているお香は、京都の老舗【松栄堂】によるお店オリジナルのもので、食事中でも心地よい穏やかな香りが印象的。店内にさりげなく飾られているTシャツも購入することが可能です。【CENSU TOKYO】での楽しい食事の余韻をご自宅などでもお楽しみいただけます。カジュアルでありながらハイクオリティな料理、お酒、空間、ホスピタリティの【CENSU TOKYO】。流行に敏感な若者から遊び慣れた大人まで、幅広い層の胃袋をギュッと掴むことでしょう。ぜひ大切な人と訪れ、新感覚のレストランの刺激を共有してみてはいかがでしょうか。CENSU TOKYO【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】外苑前駅 徒歩10分
2023年11月13日北海道産の食材の魅力をアピール札幌から東京へ。変えないこと、変えたこと入手困難な新政や話題の道産ワインが充実インパクトある料理で北海道産の食材の魅力をアピール2022年7月、10年営業した【lien】をクローズした木下雄介シェフ。「東京方面からいらっしゃるお客様も多く、北海道の本当の良い食材を北海道ではない場所で楽しむという非日常が喜ばれるのではなかという思いが次第に大きくなっていました」。料理の仕込みから仕上げまで1人で真摯に向き合う木下シェフ木下シェフの料理の人気の理由は、クラシックフレンチの確かな技術に加え、素材の見極めと活かし方のセンス。一度訪れたゲストが「忘れられない味」として必ず挙げる『イカ飯』はその最たるスペシャリテです。何と言っても「フレンチでイカ飯?」という謎かけと見た目のインパクトだけでも興味を惹きつけられるこの料理。イカの中にウニのリゾットを詰めて柔らかく蒸しあげ、イカの塩辛を加えたバターソースが添えられています。フランス料理ではアンチョビを加えるアンショアというソースがあるのですが、それを塩辛でアレンジして紛うことなくフレンチの一皿に仕立てながらも北海道の郷土料理として有名なイカ飯の再構築と納得できる完成度の高さに感心させられるのです。インパクトあるイカの姿を蒸し立てで見せたのち、食べやすい大きさに切ってソースを添えテーブルに(00,000のコースの魚料理)メインの肉料理に使う食材は北海道の猟師さんから届きます。「10年以上の付き合いがあり、命の大切さを教えてくれる尊敬できる友人でもあります」と木下さん。血抜きや解体など適切な下処理が味を左右するジビエだけに信頼できるルートを持っているということも強み。夏場は蝦夷鹿がメインでしたが鴨やキジなども登場する冬にかけても期待が高まります。蝦夷鹿のグリル。焼き汁に胡椒を効かせたポワブラードソースで。付け合わせはインカのめざめのポテトコロッケ。(00,000のコースの肉料理)蝦夷鹿のコクがありながらもピュアなおいしさも印象的ですが、付け合わせのホックホクのポテトコロッケにも感動。1年寝かせて旨みや糖度を高めたインカのめざめで作っているそうです。「長年の付き合いのある農家や業者さんから旬のものを取り寄せ、北海道の野菜はやっぱり違うね、と実感していただけるよう工夫して魅力を引き出しています」と木下さん。じゃが芋、人参は収穫したてだけでなく、1年氷温貯蔵で旨みや糖度を高めたものなど料理によって使い分けています春から初夏は、ホワイトアスパラガス、グリーンアスパラガス、トウモロコシなど北海道特産の野菜が、炭火焼き、ポタージュ、春巻きなどで登場します。北海道の旬の魚介だけでなく、野菜のおいしさも【KINO_】の魅力です。札幌から東京へ。変えないこと、変えたこと東京進出で改めて北海道の食材の良さを実感し、その魅力を変わらずアピールしていきたいと思う一方、「今まで使っていなかった食材で料理の質を上げられるものに出会えれば北海道産に拘らず取り入れていきたい」と話す木下さん。特に高級鮨店で使われている西日本の魚介の質の高さに感銘したとのことで、新たな料理も生まれています。「食材を最大限に活かしたいという思いが膨らみ、時にフレンチという枠も外していいのではないかと考えるようになった」と話す木下さん。「自分が食べて好きだな、おいしいなと思ったものを素直に表現できたらと思っています」とのことで、フレンチというジャンルを越え、イノベーティブ、あるいはフュージョンというジャンルに変わりました。関西の仲買い業者から直送される極上鰆(サワラ)を炭火で皮目のみ炙って叩き風に「ソースや薬味でひと工夫していますが、お刺身的な感覚で軽やかに楽しんでほしい」と木下さん醤油やカボス、ショウガ、バルサミコを使った和テイストのソースが素材のおいしさを引き立てています(00,000のコースの前菜)「前菜では、旬の魚介を使ってお刺身のように楽しめる一品を必ず入れるようになりましたし、春巻きのように仕立てた料理など、食材そのもののおいしさを最大限に活かすためなら、和の要素、チャイニーズの要素、あるいは洋食のようなスタイルも臆せず取り込んでいきたいですね」と木下さん。瀬戸内の鬼鯵を使った究極の鯵フライも既に評判の一品になっています。アットホームなもてなしが期待できる温かみのある店内「札幌ではクローズキッチンでしたが、【KINO_】ではカウンターメインのオープンキッチンになったのは大きな変化です。「お客様とカウンター越しに話をするのは新鮮な体験。料理に集中しがちなので、これから徐々に会話上手にならくてはと思っています」と苦笑する木下さん。手が空いている時に話しかければ食材のこと、料理への思いなど熱く語ってくれるに違いありません。入手困難な新政など日本酒ペアリングも楽しめる食材の仕入れだけでなく、ワインや日本酒の仕入れも今まで培ってきた経験や人とのつながりを生かして入手困難なものも揃えています。「秋田の新政酒造では友人が蔵で働いているという縁で日本酒ペアリングも積極的に取り入れるようになりました」と木下シェフ。8代目蔵元・佐藤祐輔さんは【KINO_】がオープン早々に食事に訪れ、サワラの料理と『涅槃龜(にるがめ)』のペアリングを佐藤さん自らが提案してくれたそうです。このほかにも、『産土(うぶすな)』(熊本/花の香酒造)、『田中六十五』(福岡/白糸酒造)など日本酒ファンには嬉しい人気のラインナップでペアリングを楽しむこともできます。スペシャリテのイカ飯に合わせたのは、『新政No.6 純米生酒 S-type』サワラの前菜には精米歩合88092%という革新的な製法で造られた低精白純米酒『涅槃龜(にるがめ)』を。※お酒の種類は入荷によって変わりますワインは、フランス産のものに加え、親しくしている北海道の生産者のワインも取り揃えているのが特徴です。特に仁木町のヴィニャ・デ・オロ ボデガのワインやシードルを東京で飲めるお店は希少。まだ飲んだことのないワインとの出会いも楽しみに通いたくなります。入手困難な日本酒、ワインがずらり。他では飲めない1本に出会えるお酒の品揃え夜のコースは、アミューズ、前菜2品、スープ、お魚料理2品、お肉料理、デザートとお皿の数は多めですが、「おいしいものを少しずつ味わいながら、食後感がちょうどいい、という適切な分量を心がけています」と話す木下さん。札幌時代からの美味食材も大切にしながら、品質が高いものならエリアは問わず、調理法もフレンチにこだわらないという柔軟さで自分らしさを表現しようとしています。本当にいいものを見極める眼力と、そのおいしさを活かす技術を兼ね備えた経験豊かな実力派、木下さんの集大成となるこれからの歩みが楽しみでなりません。カウンターの後ろには、ゆったり過ごせるテーブル席もKINOにアンダーバーで「きのした」と読ませるウィットに富んだ店名のロゴデザインKINO_【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】12500円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】代々木駅 徒歩3分
2023年11月10日エヴィス(evisu)が東京・表参道に新店舗をオープン。エヴィスが表参道に新店をオープン1991年に大阪で創立されたファッションブランド、エヴィス。バックポケットにカモメロゴをデザインした、こだわりのジーンズを展開している。そんなエヴィスが表参道に新店をオープン。3フロアで構成された新店の1階には、アクセントカラーや日本を象徴するグラフィックが特徴の「エヴァ―グリーン(EVERGREEN)」のショーケースエリア、2階にはモノクロをベースに差し色をプラスした「エヴィスクロ(EVISUKURO)」のショーケースエリアを設け、3階にはコラボレーション商品の展示空間やプライベートシアターを備えたラウンジエリアを設ける。【詳細】エヴィス表参道ストアオープン日:2023年10月26日(木)住所:東京都渋谷区神宮前4-21-8営業時間:月~金 12:00~20:00、土・日 11:00~20:00TEL:03-6804-2736
2023年11月02日ハモン専門店がコレド室町テラスにオープン職人がスライスして提供する風味豊かなハモン“スペイン×日本”のコラボが生み出す料理ハモン専門店がコレド室町テラスにオープン「ハモン」とはスペイン語で「ハム」、「セラーノ」とは「山の」を意味し、スペインでつくられるハムの大半がハモン・セラーノです。 ハモン・セラーノは、白豚を原料とし、皮を剥いだ状態で塩漬けするため、塩味が感じられると同時に肉の凝縮された旨みを堪能できます。ハモン・セラーノの中でも最高峰と言われる「ハモン ベジョータ イベリコ」。放牧地でどんぐりの実や自生植物を食べて育った、純潔イベリコ黒豚のこと。口の中でとろけるような贅沢で柔らかな風味が特徴そんなスペイン名物の中で最も貴重なハモン イベリコを楽しめるのが、ハンモリア(ハモン専門店)の【Atrevío】です。【Atrevío】は1952年に創業したスペインの高級級ハモンを販売する、世界最大のハモンセラーノ生産者「Campofrio(カンポフォリオ)」が日本のためにプロデュースするブランド。「Find Your Spain(あなたのスペインを見つけて!)」をコンセプトに、忙しい毎日から抜け出し、まるでスペインにトリップしたような、のんびりくつろげる時間を提供します。東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅から徒歩5分、コレド室町テラス1階に誕生店内は3つのコンセプトで分かれており、“3つのスペイン”が楽しめます。1つ目は職人がスライスして提供する風味豊かなハモンや、個性溢れるタパス料理とスパニッシュワインをともに楽しめる「テイスティングバル」。2つ目は食べ歩きにもぴったりなタパスお持ち帰りメニューやハモンの量り売りがテイクアウトできる「デリ」。そして3つ目はギフトにも最適なスペイン産食材を購入できる「セレクトショップ」。この一か所で本場スペインを堪能できます。“スペイン×日本”のコラボが生み出す料理気になるお料理ですが、スペインらしいカラフルなタイルに乗った“スペイン×日本”のコラボが生み出す、遊び心溢れる料理を楽しむことができます。たとえば、スペインの家庭の味パエリアを日本風焼きおにぎりに仕上げた『パエリア焼きおにぎり ハモンのせ』をはじめ、旨みたっぷりな&厚焼玉子をトルティーヤ(スペイン風オムレツ)にアレンジし、ハモンをたっぷりのせた『スパニッシュ卵焼き』はどこかほっとする味わいです。また、シグネチャーでもある『アトレヴィオ スペシャル タパスボード』は、ハモンはもちろん、人気のタパスメニュー15種を盛り合わせられており、お店を訪れたら是非食べてほしいシグネチャープレートです。人気のタパスメニューを15種盛り合わせた『アトレヴィオ スペシャル タパスボード』2~3人前 5,900円パエリアの焼おにぎりにハモンを乗せた『パエリア焼きおにぎり ハモンのせ』650円削りたてのハモン3種類が乗った『ハモン 食べ比べプレート』55g 1,500円デリでは、食べ歩きにも嬉しいメニューや自宅で本場のスペインをつくって楽しめるミールキットなども販売。まるでブーケのようにタパスを盛り付けた『アトレヴィオ タパスブーケ』や、カタルーニャ地方名物『パンコントマテ』をアレンジしたサンドイッチなどのテイクアウトメニューも必食です。また、テイスティングバルのメニューもテイクアウト可能です。ハモン・イベリコ・セボやスパニッシュクラッカーなどが盛られた『アトレヴィオ タパスブーケ』650円トーストにハモン・イベリコ・セボの旨みがマッチした『パンコントマト サンドイッチ』ハーフサイズ 650円、フルサイズ 1,250円『パエリア焼きおにぎり ハモンのせ』や『スパニッシュ卵焼き』に加え、サラダやスープがセットになった『アトレヴィオ タパス ランチセット』1,500円店内にはセレクトショップも併設。スペインの情景が浮かぶ、まるでポストカードのような 【Atrevío】オリジナルパッケージのハモン・セラ ーノやサラミ、早摘みグリーンオリーブを使い豊かな香りを楽しめるオリーブオイル、ベルモットやCavaを使ったワインビネガーなど、【Atrevío】がセレクトしたスペイン食品を多数取り揃えています。「セレクトショップ」エリアでは、スペインの情景が浮かぶデザインパッケージが目を引くハモン セラーノやサラミ。旅先でポストカードを選んでいるような気持ちになれます日本とスペインのコラボで生まれたユニークなメニューや、日本で初めて発売されるスペイン食品を多数取り揃えている【Atrevío】。6か月の期間限定なので、お見逃しのないように!Atrevio【エリア】三越前【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】三越前駅
2023年10月30日神戸の住宅街から東京・木場へ! 早くも注目を集めるワケとは関東と関西では、だしをとる水も、パスタを茹でる水も違う!?だし感のあるイタリア料理に合わせて、シェフ自らペアリング神戸の住宅街から東京・木場へ! 早くも注目を集めるワケとは東京メトロ東西線「木場駅」徒歩1分の【T.N(ティーエヌ)】東京は江東区木場。2023年5月のオープン当初よりコース料理のみ。ともすると強気なスタイルに見えますが、歴としたキャリアと人気を兼ね備えているのが、イタリア料理【T.N】です。ランチは8,800円、13,200円の2コース。ディナーは13,200円、22,000円の2コースのみ。すべて税込オーナーシェフの中野通さんは、神戸市西宮で語り継がれる【リストランテ・ペペ】(現・大阪北新地【イル ペペ】)の平井利男シェフのもとイタリア料理を基礎から学び、東京・代官山の名店【リストランテASO】での研鑽を経て、2015年に神戸で自身の店【T.N】を開店。西宮市内の住宅街にひっそりと構えるも常に人気イタリア料理店として名声を誇り、2023年5月に満を持して東京・木場へ移転、新生【T.N】が誕生しました。店内は、テーブル12席、個室4席の計16席「もともと17歳でアルバイトとして入った神戸市内のホテルで、洋食やフレンチをひと通りやらせてもらっていて、いつか街の洋食屋さんを開きたいと思っていたんですが、休みの日に同じ神戸市内の【リストランテ・ペペ】を訪れて、『こんなにおいしいお店があるんだ!』と衝撃を受け、イタリア料理の道を進むことになりました」1981年、徳島県生まれ。17歳から料理の道を志したオーナーシェフの中野 通(なかの とおる)さん初めはスタッフ募集はしていなかったものの、『いつかここで働きたい』という想いで根気よく通い、3年間【リストランテ・ペペ】平井シェフの元で腕を磨きます。シェフがプロデュースする別の店舗の料理長として活躍するなど、関西のイタリアン街道を猛進するなか、2008年に出版された『ミシュランガイド』初の東京版が、更なる飛躍のきっかけに。「イタリア料理で初めて二つ星を獲得したのが東京・代官山の【リストランテASO】で、とりあえず面接へ向かい、翌週にはキッチンに入っていましたね(笑)。当時はミシュランの影響もありましたし、毎日ランチとディナーは満席、さらに毎週末のように結婚式の披露宴などもあって、本当に鍛えられました」関東と関西では、だしをとる水も、パスタを茹でる水も違う!?【T.N】という店名には、「自身のアイデンティティを料理で表現したい」という想いから、イニシャルを冠したそうクラシックながら進取の気風に富んだ【ASO】のキッチンで3年半の武者修行を終え、神戸で独立準備を進める際、関東と関西の料理に大きな違いを感じたと言います。「水道水に関していうと、東京は硬水、関西は軟水という大きな違いがありますよね。だしをとる時は基本、軟水でとると旨みが出やすいため、東京でだしをとるときは軟水のミネラルウォーターを使用しますし、逆にパスタを茹でる際は硬水を使うことで茹で汁が濁らないなど、地域によってこだわる部分も変えていきました。もともと師匠として基本を教わった平井シェフは和の食材や和食のテクニックをイタリアンに応用する先駆者だったので、神戸で開業した【T.N】でも、昆布や鰹などのだしを多用することとなりました」東京で習得した最旬のテクニックをもって、関西で培っただし感のあるイタリア料理を展開していった中野さん。神戸【T.N】時代から、前菜の魚やパスタの海老は昆布締めに、アクアパッツァは鰹だしで……と、どこかに和の要素を取り入れることを意識していくうちに、“ほかのお店では食べられない”イタリア料理として人気店に。そんな神戸時代から人気のメニューを、東京で仕入れるようになった「プレミアムヤシオマス」で仕立てたメニューが、『プレミアムヤシオマスいくら蓮根』です。『プレミアムヤシオマスいくら蓮根』(13,200円以上のコースから)「神戸では、タスマニアサーモンなどを使用していたのですが、東京で初めて知った栃木県の『プレミアムヤシオマス』は、大型ニジマス・ヤシオマスの中でも、脂肪部分に融点の低いオレイン酸を多く含んでいて、肉質がとても柔らかいんです。生でも焼いてもおいしいので、両方を味わえるように、マリネした後に皮目を香ばしく焼いています。ソースはいくらを乳化させてレモンで調味しているので、義理の親子とでもいうんでしょうか(笑)、間違いなく合うと思います」「東京に移転して初めて卸してもらえた東北や関東の食材で、新たな料理に挑戦するのが楽しみ」と中野さん淡水で育つ魚は塩分がないため、海水で育つ魚と比べ、自ら脱水できないのも特徴。ハーブと塩を合わせたトレハ塩を振ってマリネすることで水分を抜きつつ、同時にトレハ塩に含まれるトレハロース(自然甘味料)の保水作用によって、しっとり感も増していきます。皮目はパリッと、身はまさに最上級のしっとり。脂はしつこさがなく、ほんのりとした甘みも感じます。こちらも東京に来てから採用したという江戸前ハーブや、バジルオイル、梅肉のタプナードで和えた蓮根が加わり、爽やかな余韻も心地よい一皿。お次も、神戸時代からお客様に人気の料理『ポルチーニペリゴール栗ニョッキ』。秋限定のスペシャリテ『ポルチーニペリゴール栗ニョッキ』。(13,200円のコースより)「フランス産のペリゴール栗の大きさに、ニョッキの大きさを合わせることで、より食感の違いを楽しめる仕組みになっています。一般的にパスタは麺と具材を一緒に食べるものですが、これに関しては“素材を味わう”ためのパスタ。全体にポルチーニソースが絡まるなか、栗とニョッキを交互に別々で食べていただくことで、ニョッキも一つの食材として楽しんでいただけると思います」黒胡椒の香りを移した牛乳ベースのきめ細かな泡が、口当たりを軽やかにするだけでなく、濃厚なポルチーニソースも飽きのこない味わいに。『尾崎牛クロケッタトリュフ』(22,000円のコースより)。この日は尾崎牛のイチボを使用さらに、【T.N】を語るうえで欠かせないのが、「尾崎牛」を使用した肉料理です。「尾崎牛は赤身がとてもおいしいので、赤身のモモ肉を中心に、ランプやシンタマなども登場します。長時間焼くと肉がパサパサするため、基本はオイルバスなどでギリギリの温度まで低温調理し、表面をサッと焼き固めるように炭火を用いて“強火の近火”で炙るくらいに仕上げるのがこだわりです。付け合わせは尾崎牛の筋部分を赤ワイン煮込みにし、コロッケに仕立てたものと、フランス産ブリーチーズのクリーム、トップに季節のトリュフを添えました。赤ワインソースはお好みで」宮崎県のブランド牛「尾崎牛」。世界で高い評価を受ける以前から中野さんは注目し、メイン料理に採用していたそう近火ゆえ短時間で炭の香りをまとい、肉肉しい香ばしさを漂わせるものの、芯まで柔らかくしっとりとしたレア。この香ばしさを純粋に味わってもらうため、肉に直接、胡椒をふらないというのも中野さんのこだわり。だし感のあるイタリア料理に合わせて、シェフ自らペアリング約60種類を揃えるワインリストから、ランチは5種で5,500円、ディナーは7種か9種で8,800円からと、比較的リーズナブルな価格帯で幅広いワインペアリングを楽しむことができる左から、イタリア・プーリア州からのプリミティーヴォを100%使用して仕込まれた、辛口のロゼ「aka」。赤サンゴを彷彿とさせる鮮やかな色合い。鶏のローストや、だしベースのソースを使った優しいテイストの肉料理にセット。中左は、フランス・ロワール地方の白「ドメーヌ デュ サルヴァ ドゥレイユ 2022シュベルニー」。シャルドネ16%、ソービニオンが84%で、ライチやアカシアの花、熟したレモンなどを感じるフレッシュでフルーティーな味わい。海老などの魚介系の料理や、ハーブを使用した料理に。中右は、イタリア・ピエモンテで造られる赤ワイン「ムンディ・バローロ 2018」。標高3000400mに植樹された樹齢約30年のぶどう「ネッビオーロ」100%で、トリュフ料理や、しっかりした炭火焼きステーキに合わせて、ソースのように流し込むのがおすすめ。右は、フランチャコルタの名手「サン クリストーフォロ」が造るスーパー辛口の泡。極上の喉越しが、魚介系やチーズを使用した前菜にピッタリ。季節によってはシャンパンも登場する。ステーキには、深い味わいの肉料理と相性の良い、「ムンディ・バローロ 2018」。ネッビオーロというぶどう品種100%で、土っぽい香りを持ち、トリュフの土っぽい香りと同調するためすこぶる相性が良いワインは、その日の料理の構成によって、中野さん自らペアリング。「だし感を生かしたイタリア料理に合うよう、泡から白・赤・オレンジ・ロゼ・デザートワインまで、旨みのあるものを中心に幅広くセレクトしています。僕の料理は、味を引き出すために塩をふるのではなく、フュメ・ド・ポワソン(フランス料理の魚介ソース)を作るときも昆布や鰹を使うなど、食材とだしから出る旨みの相乗効果で味を引き出すよう心がけているので、より日本人に馴染みやすい味わいになるのかもしれません」「旨みのあるイタリア料理」と評価するお客さまも多いという、関西で鍛えられただし感のある料理。東京で出合った新たな食材とともに、新境地へ挑む中野シェフにこれからも注目です。T.N ristorantino della strada【エリア】木場【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】木場駅 徒歩4分
2023年10月20日中目黒【tsumugi】世田谷代田【songbook】東中野【RESTAURANT L’ESPRIT DE CHEVALIER】西小山【caillou】銀座【カウンターフレンチ霧島】中目黒【tsumugi】岩手県田村牧場の熟成短角牛の味を最大限に引き出す絶妙な火入れで短角牛の旨みを味わえる『イチボ』中目黒駅から徒歩2分というアクセス至便な場所にオープンした【tsumugi】。シェフいわく「旨みが違う」という岩手県田村牧場の熟成短角牛に特化し、塩パイ包みや花山椒のソースを使うなど、モダンフレンチのアプローチでさまざまなメニューを楽しませてくれます。漆塗りのカウンターなど、店内からは和のテイストも感じられます店内でひときわ目を引くのが、漆塗りのカウンター。東京マイスターの資格を持つ漆工の建築士が手掛けたもので、その存在感は一見の価値あり。さらに店内には漆和紙が天井に貼られるなど、和のテイストを感じられる造りに。極上の空間と料理が、特別な時間を演出してくれます。tsumugi【エリア】中目黒【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17500円【アクセス】中目黒駅 徒歩2分世田谷代田【songbook】「薪火」をテーマにしたバラエティ豊かな料理をナチュラルワインとともに素材の持ち味を最大限に引き出す薪火料理がそろっています世田谷代田駅徒歩2分の場所にある【songbook】のテーマは「薪火」。旬の野菜や肉、魚などを使ったメニューは、薪火料理ならではのおいしさを堪能させてくれるものばかり。それに合わせるのは、国内外から取り寄せたナチュラルワイン。グラス、ボトルとその日の気分でチョイスできます。明るい店内にはカウンター席のほか、テーブル席も用意されていますお店の入り口ではぎっしりと積まれた薪がお出迎え。店内の内装やスタッフTシャツを他ジャンルのエキスパートが手掛けるなど、さまざまな要素をリミックスした空間になっています。特等席は、オープンキッチンスタイルのカウンター。薪火料理が出来上がる様子をじっくりと楽しむことができます。songbook【エリア】下北沢【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】世田谷代田駅 徒歩2分東中野【RESTAURANT L’ESPRIT DE CHEVALIER】これぞフレンチ! な料理&サービスを堪能できる名店肉料理を始め、すべてのメニューにフレンチのエッセンスが詰め込まれています東中野駅から徒歩1分の場所にあるビルの地下でオープンしている【RESTAURANT L’ESPRIT DE CHEVALIER】。料理とサービスを銀座の老舗フレンチ【エスコフィエ】の元総料理長と元支配人が行っているというから、その実力は折り紙付き。古典フレンチを進化させた、ここだけの一皿を堪能できます。都会の喧騒を忘れさせる落ち着いた時間を過ごすことができますビルのB1Fにあるお店へ足を踏み入れると、そこは外の世界とはまったく違った雰囲気。栃木県産の大谷石をふんだんに使った店内は重厚感にあふれ、ハレの日の食事にぴったり。毎週日曜日にはファミリーデイが設定されていて、離乳食の持ち込みやベビーカーの利用がOKなのもうれしいポイントです。RESTAURANT L’ESPRIT DE CHEVALIER【エリア】中野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】東中野駅 徒歩1分西小山【caillou】マルシェのように好きな食材をチョイスして自分だけの一品を信頼する生産者から仕入れた素材を美味しく手当した『サカエヤ新保さんの手がけた牛肉』西小山駅から徒歩2分の場所にある【caillou】は、等身大で楽しめるアラカルト主体の店を、というシェフの考えでつくられたオートクチュールスタイルのネオビストロ。マルシェのように並ぶ肉や野菜などの食材を選べば、それを好みの料理に仕上げてくれるというここだけの楽しみ方ができます。落ち着ける雰囲気の店内でじっくりとフレンチを楽しむことができます店内はテーブル席がメイン。クオリティの高いフレンチをカジュアルに楽しめます。さらに完全個室も用意されているので、大切な日の食事会などにも対応可能。ショーケースに並ぶ厳選食材に合わせるワインはフランス産を中心にラインアップ。ワイン初心者でも料理に合わせてセレクトしてくれるから安心です。caillou【エリア】不動前/武蔵小山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】14999円【アクセス】西小山駅 徒歩2分銀座【カウンターフレンチ霧島】カウンターのみの隠れ家的空間でいただく極上フレンチフランス郷土料理の「アリゴ」から着想 した、熱々でクリーミーな『アリゴ饅頭』銀座駅から徒歩5分の場所にあるビルの3Fでオープンしている【カウンターフレンチ霧島】。シェフ厳選の食材を使ったメニューは、炭火とフレンチの技を使って、目の前で仕上げられていきます。世界大会での受賞歴のある『兎のパテアンクルート』など、ここだけの逸品をゆったりとした空間で楽しむことができます。ビルの3F、カウンター8席のみの隠れ家的空間シックな扉を開けて、店内へ足を踏み入れれば、非日常的空間が広がっています。重厚な造りのカウンターは、記念日などでスペシャルな夜をゆったりと過ごすのにもぴったり。ここでシェフのオリジナリティあふれる洗練されたフレンチをじっくりと楽しむことができます。カウンターフレンチ霧島【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年09月02日銀座【Italiana Tavola D’oro 銀座三越店】表参道【Le Api Osteria】三越前【Peace】木場【commedia】三越前【ピッツァバー on 38th】銀座【Italiana Tavola D’oro 銀座三越店】銀座でいただく厳選素材の本格イタリアン王道的パスタ『シシリアンルージュとバジリコのトマトソーススパゲッティーニ』銀座駅から徒歩1分という場所にある【Italiana Tavola D’oro 銀座三越店】。石窯で焼き上がるピッツァや厳選素材でつくられるパスタなど、クオリティの高いイタリアンを堪能できる人気店です。種類豊富にそろうメニューと相性抜群のイタリア産の生ビールも見逃せません!一人利用からグループでの食事まで、さまざまなニーズに対応してくれます店舗はビル11Fにあるため、窓際の席からは昼夜を問わず、美しい景色を楽しむことができます。石窯が設置された店内にはカウンター席とテーブル席を完備。日常使いのランチ、ディナーはもちろん、銀座でのショッピングの途中に、また大切な会食など、幅広いニーズに対応可能です。Italiana Tavola D’oro 銀座三越店【エリア】銀座【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分表参道【Le Api Osteria】本場ミラノで腕を磨いたシェフが手掛ける絶品イタリアン味はもちろん、見た目にも美しいメニューが取りそろえられています表参道駅から徒歩10分の場所に店を構える【Le Api Osteria】。シェフの松本良英氏は、イタリア・ミラノで人気を博していた店を一旦クローズしたあと、この場所で再開させました。メニューはコース、アラカルトの両方を用意。本場ミラノっ子を魅了したその味はまさに絶品です。テラス席が完備されているなど、さまざまなシチュエーションに対応可能店内には、リラックスできるベンチシートのテーブル席のほか、カウンター席、さらに個室やテラス席も用意されるなど、幅広いシチュエーションに対応。気軽で親しみやすい料理を少しエレガントに提供する“ネオ・オステリア”らしく、普段使い+αの魅力的な時間を過ごさせてくれます。Le Api Osteria【エリア】西麻布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】表参道駅 徒歩10分三越前【Peace】さまざまな要素を取り入れたイノベーティブイタリアンを提供定番メニューの『カルツォーネ』にもこの店ならではの要素が詰め込まれている三越前駅から徒歩5分。【Peace】は、フレンチや和のエッセンスを取り入れたイノベーティブイタリアンが楽しめるお店。定番の『カルツォーネ』は、その時々で中身が変わり、未利用魚の塩麹漬けを具材に使い、味の構成はフレンチのパイ包みに倣うなど、ここだけでしか味わうことのできないメニューがそろっています。落ち着ける雰囲気の店内でここだけのイノベーティブイタリアンを堪能できます未利用魚を使用するほか、系列店舗の魚のアラを集めてソースをつくるなど、サスティナブルな取り組みをモットーとするこちらは、ビルの2Fでオープン。赤字に白でピースサインが描かれた看板が目印です。窓が大きく取られた明るい店内にはカウンター席とテーブル席が用意されています。Peace【エリア】三越前【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】14999円【ディナー平均予算】29999円【アクセス】三越前駅 徒歩5分木場【commedia】バラエティ豊富にそろう自慢の手打ちパスタに舌鼓歯切れの良さが特徴の『手打ちパスタ“タヤリン” 鶏のブロードとバターとわずかなチーズ』木場駅から徒歩5分の場所にある【commedia】は、都内のイタリアンで腕を磨いたシェフがつくり出す手打ちパスタが評判のお店。日替りでさまざまなパスタを楽しむことができます。自慢のパスタ以外にも、熊本県産の「菊池源吾牛」や「米沢牛」を使ったメニューなど、注目のアラカルトが用意されています。店内はシェフとの会話も楽しめる心地よい空間「喜劇を楽しむような感覚で料理を楽しんでもらいたい」という想いから名付けられた【commedia】という店名は、イタリア語で“喜劇”という意味。その名前どおり、カウンター6席の店内では、シェフとの会話と料理をライブ感たっぷりに堪能することができます。commedia【エリア】東陽町/南砂町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円三越前【ピッツァバー on 38th】ローマ出身のシェフがつくり出す世界が認めたピッツァ旬の野菜などをふんだんに使ってつくられるピッツァの数々三越前駅から直結のマンダリン オリエンタル 東京38Fにある【ピッツァバー on 38th】。こちらのピッツァはホテル全体の総料理長を務めるダニエレ・カーソン氏が手掛けたもの。2023年に「50 Top Pizza Asia Pacific 2023」でアジア太平洋地域No.1に輝いたその味は絶品です。カウンター席からはピッツァが焼き上がる様子を見ることもできます店内はカウンター8席のみ。そのカウンターの目の前にはピッツァ窯が設置されています。さまざまなピッツァが焼き上げられていく様子はライブ感たっぷり。活気ある空間でラグジュアリーホテルのサービスを楽しむという、ここだけの時間を過ごすことができます。ピッツァバー on 38th【エリア】三越前【ジャンル】パスタ・ピザ【ランチ平均予算】14999円【ディナー平均予算】19999円【アクセス】三越前駅※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年08月30日ライブ感あふれる横丁スタイルバラエティ豊かな18店舗が集合伝統と今が交差する場所でライブ感あふれる横丁スタイル「人形町交差点」に面する位置に、今年7月にオープンしたビル「エムズクロス人形町」。その1~5階の飲食ゾーンに誕生したのが「ハシゴ楼」です。「ハシゴ酒×楼閣」をコンセプトにした、5階建ての飲食横丁「ハシゴ楼」そのネーミング通り、「梯子を上るように店舗を回遊しながらハシゴ酒を楽しめる」場所として、「ハシゴ酒×楼閣」をコンセプトとしているそう。その館内は、全体的にオープンカウンターが通路側に並んだ開放的な雰囲気。フラっと立ち寄りやすいつくりの数々のお店は客席から厨房が見える場所も多く、それがさらに横丁らしい活気となり施設全体を盛り上げている様子です。バラエティ豊かな18店舗が集合「ハシゴ楼」には、幅広いジャンルの18店舗が集合。ミシュランガイドビブグルマンに3年連続掲載しているグループによる店舗や、「ガチ中華」の先駆けのお店、150年以上続く老舗直営店舗など、新進気鋭なお店が並びます。その中から注目のお店を一部、ご紹介いたします。すし 其一生ビールや辛口をメインとした『本日の日本酒』とも合わせたくなる、上質な江戸前鮨をアラカルトでも「ハシゴ楼」の5階、エレベーターを降りると風にゆれる暖簾がすぐ目にはいる、明るく落ち着いたカウンターがメインとなっている【すし 其一】。こちらは、ミシュランガイドビブグルマンに「理想の街鮨」と評され3年連続掲載されている東京・初台【すし 宗達】の姉妹店です。その良質かつおいしい鮨屋本来の江戸前鮨をアラカルトでも気軽に食べられる、とハシゴ楼オープン時から早くも話題に。リーズナブルでありながら「本日のにぎり」も「本日の料理」も上質の逸品が揃っており、まさにすきなものをすきなだけ、おいしさに浸ることができます。気軽に上質を味わいに行く楽しさを感じられる、明るく清潔感のある店内。またこちらではアラカルトの他、『旬握り』や『おまかせコース』など、料理人の目利きで最高の組み合わせを提供してくれるメニューもおすすめ。その他メニューには「お土産に」という項目も書かれており、最高のお鮨を自宅でもリラックスして楽しむことを提案してくれているよう。ここでもさり気なく“気軽さ”をプラスしてくれている感じがします。自社独自ブレンドの赤酢を使用したシャリや、高級鮨店が多く取り扱うという業者「やま幸」の天然マグロを使用しているなど質へのこだわりも感じながら、人気の江戸前鮨をお好みに合わせて堪能してみては。すし 其一【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3,000円 ~ 3,999円【ディナー平均予算】5,000円 ~ 5,999円商館味坊お店に近づいただけでも一気に厨房の熱気や活気を感じられるカウンターのつくりも魅力「ハシゴ楼」の4階、エレベーターを降りるとすぐ左手前で出迎えてくれるのが【商館味坊】です。こちらは、中国の食文化を伝えることをミッションとして様々な展開を広げている「味坊集団」としての11店舗目にあたるレストラン。広く知られているはずの中華料理ですが、その中でも珍しい中国東北地方の家庭の味を再現しているそうで、一品一品の素材や内容が目をひきます。最大5か国のラム肉の、様々な部位を気軽に楽しめると人気の『羊肉串』。またドリンクには中国の蒸留酒「白酒」による『中国酒飲み比べ』など、ガチ中華を楽しめるメニューが豊富中でも看板メニューとなっているのが『羊肉串』。羊肉の様々な部位を気軽に楽しむことができる一品です。試しにラムカタバラの部位を頼んでみると、見た目はまるで焼鳥のよう。一見馴染みのある雰囲気ながら上にはフェンネルをはじめとしたスパイスがたっぷりとのっており、ガチ中華をベースとした味坊スタイルならではのおいしさが表現されています。またその他、ラム肉や旬の食材を合わせた『シン餃子』も人気。この料理名には食材の宝庫である日本と、「餃子は自由になんでも包むもの」とする中国の、新しい融合という意味も込められているそうです。具材を確認してみるとトマトやパクチー、セロリなど、確かに餃子の具材としては珍しい印象を受ける素材が満載。こうした自由な発想が、新しい食スタイルを提案し続けるお店の姿と重なります。商館味坊【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】3,000円 ~ 3,999円スタンドクレイジークラフトビア国内外のクラフトビールや、国産レモンサワーなども人気建物の外からも、ひときわ目をひく「クレイジー」のピンクの文字。その文字につられて「ハシゴ楼」の中に入るとすぐの場所に、ワクワクする期待を裏切らない、ノリの良い音楽が響く立ち飲みクラフトビールバーがあります。こちらでは「仕事と遊びの中間地点」となる第三の場所”サードプレイス”を意識しているそうで、仕事帰りでもプライベートでも時を選ばずに「一杯だけ」と言いながら思わずフラッと立ち寄りたくなる雰囲気が漂っています。ワイワイ話しやすいカウンター周りやフロアの丸テーブルのほか、1人でも気兼ねなくお酒の時間に浸れそうな、窓に面したカウンターもこちらで飲める国内外の9種のクラフトビールは、種類を変えながら色々楽しみたいという方に嬉しいハーフサイズから、もはや飲みきれないのでは⁉と仲間と盛り上がりそうな、大人の頭よりも大きな特大サイズまで選べるところもポイント。また夏場には青いフルーツエール『グレートブルー』が選べたり、料理にはネーミングのおもしろい『酒を呼ぶ フライドポテト』『ビール屋さんの本気トリカラ』など……メニューを見ているだけでも話題が尽きません。そうしたワクワクする空間をまるごと楽しませてくれるのが、ここ【スタンドクレイジークラフトビア】のようです。スタンドクレイジークラフトビア【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】スタンディングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】人形町駅BISTRO by Nha VietNamヴェトナムの街角を思わせる装飾が、他店とは違う異国の雰囲気を醸し出している店内4階の奥、カラフルなランタンが天井から吊るされた、アジアの街角を思わせるこちらのお店はヴェトナム料理の【BISTRO by Nha VietNam】。日本にいながらヴェトナムの料理をはじめ、衣食住、文化、風習、雰囲気をまるごと体感できるお店「ニャー・ヴェトナム」の、初のビストロ業態として誕生したレストランです。爽やかな香りが広がる『豚肉のレモングラス巻き』は、本店でも人気の一品色々と周りたくなる「ハシゴ楼」では特に嬉しい、小皿料理やハーフサイズのヴェトナム風お好み焼きなどがラインナップ。1人でも、8人までのスタンディングでのグループでも入りやすい雰囲気です。またこのお店ならではのお酒ラインナップも特徴的。ワインに合う料理が多いようですが、『ベトナムのもち米原料のお酒』『ベトナムビール』またヴェトナムの人気蒸留酒「ルアモイ」と「ネプモイ」の『飲み比べセット』など、存分にヴェトナミーズを味わうことができます。BISTRO by Nha Viet Nam 人形町【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】2,000円 ~ 2,999円中華 獅子林 人形町長崎ちゃんぽんと、町中華の定番料理。「ハシゴ楼」ならではのアレンジメニューも神戸での創業以来、市民に愛され続ける飲食店として「神戸名店百選」に選ばれるなど、人気の絶えないちゃんぽん・町中華のお店【獅子林】。その東京初進出となったのが、こちらの【中華 獅子林 人形町】です。特にランチタイムにメインとなっているのは、ちゃんぽんのメニュー。獅子林のちゃんぽんは他店に比べて柔らかい麺と優しい味が特徴となっていますが、今回の東京進出にあたり『麻辣ちゃんぽん』を開発し、その麺との新たな組み合わせを楽しませてくれるとのこと。頼んでみるとたっぷりの具材とよく溶け込んだ麻辣の辛みが柔らかい麺にちょうどよく、全体を包み込むようなスープの旨みを先に感じたあとにじんわり辛さが効いてきます。シェアして食べても充分に満足感が得られる一品となっていました。活気を感じられるカウンター。餃子やおつまみが付いた『せんべろセット』など、ハシゴ酒を楽しみたい人にも嬉しいメニューが満載ディナータイムになると、お酒とともに一品料理を楽しむ中華バルテイストに変わる同店。フードは約35種類、ドリンクは約40種類と選ぶ楽しみも増え、思わずお酒が進みます。中でもおすすめ料理としてメニューに載っている『ハチノスの麻辣煮込み』や『手包み餃子麻辣ソース』は、ここに来たらぜひ頼みたい一皿。ただ辛い、だけでは終わらないこだわりの麻辣の味わいを、ランチ・ディナーともに様々な料理と重ねて楽しんでみては。獅子林【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】-伝統と今が交差する場所で賑やかな雰囲気が漂う横丁ながらどこか大人向けの印象があり、またフロアごとに同じようでいて異なるカラーを感じるのは、内装を「花鳥風月」をテーマにつくっているからだそう。1階から順に華やかさや賑やかさといった「花」「鳥」のイメージに続き、4階の「風」では日本らしい風流や優雅といったイメージに。そして5階の「月」では、月夜のような落ち着いた雰囲気の内装にしているそう。日本の伝統が残る人形町だからこそ、その花鳥風月という和・美の言葉がより活きている気がします。各フロア、また昼と夜でも違う表情を見せる内観。日々多くの人が行き交う、新しい交流の場となっています
2023年08月30日「【IYOTO】は、アレルギーや消化不良が理由で小麦粉製パンを食べられない方々をはじめ、より多くの方においしくて体にやさしい食品を提供したい、という想いでオープンする米粉パン・スイー専門店です」と、オーネスティグループ代表の大舘誠さん。田園都市線「駒沢大学」駅より徒歩2分の立地にできた【IYOTO】商品開発は「小麦を使わないパン」の開発を模索する際に出会った、カフェ【Fete le marche】を運営する米粉food研究家の中村公美氏に依頼。長年にわたる米粉パン・スイーツ製造のノウハウを活かした、しっとりもっちりした噛みごこちと豊かな味わいが口にひろがる食パンをはじめ、マフィンや米粉サンド、パニーニ、ガトーショコラなど、子供にも安心して食べさせられるフードを開発しました。米粉food研究家・中村公美氏(米粉マイスターインストラクター/グルテンフリー食学アドバイザー/製菓衛生師)また、使用する米粉は100%国産品にこだわり、日本の米農家を応援。「日本食文化を中心で支える“米”を使い、日本人の身体に合うおいしい食品をつくることで、人々を健康にしたい」と願う志をブランドロゴにも表現。サイリウムハスクは使わず、免疫効果や美容効果が期待できる自然食材を使った商品展開を行い、小麦アレルギーのある方はもちろん、美意識高く健康に関心を持つ層にもアプローチしていきます。ではさっそく、気になるメニューをご紹介します。米粉食パン『米粉食パン』プレーン 1斤 900円。国産米粉100%使用・米麹使用・天然酵母使用・サイリウムハスク不使用・添加物不使用ビーツ 1斤 1,200円竹墨 1斤 1,100円もっちりとした食感が魅力の米粉食パンは、「プレーン」「ビーツ」「竹墨」の3種で展開。「プレーン」は、腸で善玉菌を増やす効果があるとされる麹を使用することで、腸活・アンチエイジング・免疫力アップや美容効果に期待でき、食べる血液と称される「ビーツ」は、便秘やむくみ解消などの効果が期待できる栄養成分を含むため、美容が気になる女性にピッタリ。さらに、黒いビジュアルが新鮮な「竹墨」には消臭効果や体内の毒素排出を助ける作用があるため、健康維持に期待したい方や、低糖質・低カロリーなのでダイエット中の方にもオススメとのこと。米粉スイーツ『ダブルクリームマフィン』ブルーベリー豆乳クリーム / ストロベリー豆乳クリーム / オレンジ豆乳クリーム 各390円・Wベリー豆乳クリーム / Wベリー豆乳オレンジクリーム 各460円・フレッシュオレンジ豆乳クリーム / フレッシュブルーベリー豆乳クリーム 各540円米粉サンドイッチ『米粉サンド』(左上より時計まわりに)ヴィーガン / きんぴらごぼうと玉子サラダ580円、サバ / 照り焼きチキン680円『パニーニ(焼きサンド)』ヴィーガンパニーニ / 季節のパニーニ 各580円その他の主なメニュー『冷製豆乳 コーンスープ』420円『フルーツジュース』ビタCアイ / 美フレッシュ / ラスベリーウルウルコラーゲン 各580円『岩塩と6種ハーブのフォカッチャ』380円、『手仕込みカレーのチーズフォカッチャ』480円『ガトーショコラ』(直径12cm)3,300円『IYOTOフルーツアイス』300円『米粉食パン』以外にも、マフィンやパニーニ、サンドイッチやアイスバーなど、さまざまな形で楽しめる米粉パン・スイーツ専門店【IYOTO】。気になる方はぜひ足を運んでみてください。IYOTO【エリア】駒澤大学【ジャンル】ベーカリー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】駒沢大学駅
2023年08月25日