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デニムを中心に展開するウィメンズブランド「シシクイ(SHISHIKUI)」が、2025年1月9日(木)、東京・青山に新店をオープンする。スタイリスト百々千晴手掛ける「シシクイ」新店が青山に「シシクイ」は、スタイリスト・百々千晴が手掛けるブランド。スタイリスト、数々のファションブランドのディレクターの経験をいかした、ウィメンズを中心にユニセックスで着用できるウェアを展開している。そんな「シシクイ」の新店では、豊富なサイズ展開で自分好みのフィット感を選べる、ブランドを象徴するジーンズを中心としたアイテムをラインナップ。ウェアだけでなく、シューズやアンダーウェアなども揃う。随所に使用されているウッド、ヴィンテージスピーカーが並ぶまるでギャラリーのような店内で、ゆったりと買い物を楽しめる。限定カラーのオーバーサイズジーンズもオープン時には、オーバーサイズのデニムパンツ「ダコ(Daco)」の限定カラーが登場。股上が深くストレートでルーズな雰囲気ながら、程よいフィット感のウエストに仕上げた、ブランドの人気デニムパンツだ。【詳細】「シシクイ ニューストア」オープン日:2025年1月9日(木)住所:東京都港区南青山5-11-24-1F営業日:金・土・日・月営業時間:12:00~20:00価格例:・ボトムス 26,400円~・トップス 10,000円~
2024年12月30日コスタリカで感じ得たカカオの真価を伝えるため【nib】を開業体験することで一層カカオへの興味が湧くデセールコース「LAURASIA」をラインアップするフレグランスロビーコスタリカで感じ得たカカオの真価を伝えるため【nib】を開業手前が【nib】のシェフズテーブル、奥がフレグランスロビー【nib】が誕生したのは、日本橋兜町にある渋沢栄一邸宅跡地に建てられた歴史資産である「日証館」の1階。扉を開けて左へと進むと、限定8席のシェフズテーブルがゆったりとした間隔で並びます。【nib】の床にさりげなくデザインされたタイルのロゴ開業にあたり、壁にカカオ豆の外皮を練り込んだ素材を使用するなどオリジナリティある空間にしながらも、手を入れすぎることなく、積み重ねた歴史を感じることができるのが印象的です。「最初は発酵臭がしましたが、今は落ち着いてきました。剥げてしまっても建物の古さと自然と馴染んでいます」と眞砂氏。【nib】のシェフ・眞砂翔平氏は、【パスカル・ル・ガック東京】でシェフパティシエを務め、2021年には「日証館」にチョコレートとアイスクリームのお店【teal】を開業眞砂氏が【nib】の開業に至ったのは、自身がコスタリカを訪れた時の経験が大きいと語ります。「現地で目にしたものは、自分の頭の中で思い描いていた生産者や農園、チョコレート工場とは全く違ったものでした。学校の教科書では3品種と教わっていたカカオの品種が、コスタリカでは1200種も保存され、それぞれ味や形、色なども品種ごとに異なり、正直とても驚いたのを覚えています。カカオの真の価値は『食体験』であり、チョコレートにすることだけではありません。僕が本物のカカオを見て食べて知ったときのギャップや感動を、僕自身が作るものによってみなさんにもお届けしたい。そして、カカオの新たな価値や可能性を伝えるためのブランドを作ろうと思いました」。そのような熱い想いから【nib】ではショコラティエの枠を超え、チョコレートだけではないカカオの魅力や表現を詰め込んだデセールコースを展開します。体験することで一層カカオへの興味が湧くデセールコース熱した鉄鍋の上にカカオ豆を並べ、じっくり香ばしく加熱シェフズテーブルで用意するカカオのデザートコース(5,500円)は、ドリンク『カカオの のみもの』、選べる小菓子4種カカオの調理発見『ひとつまみ』、皿盛りデザート「nibから」という名の一皿、おまけ。まず席に着くと、ハンバーグを焼くかのような鍋に火が灯され、その鉄板の上にカカオ豆を煎ることからスタート。徐々に色が変わって香ばしくなったところで、1粒選んで茶器に入れると、水出しカカオのお茶を注いでくれます。フルーティーに水出ししたものに、煎った豆を入れることで香ばしさをプラス。豊かな香りに癒されます。煎ったカカオ豆を砕いて、カカオニブを取り出していく残りのカカオ豆は、小さな器に移し、木の棒でグリグリ砕いていきます。かなり力がいる作業で、カカオ豆の皮の厚みを実感。皮の中から取り出したカカオニブをスイーツの材料のひとつとして飾り付けるのですが「大きなものは食感が良くなり、細かくしたものは香りがよく出ます」と眞砂氏がアドバイスしてくれました。選べる小菓子4種カカオの調理発見『ひとつまみ』先ほど取り出したカカオニブは、手前右から2番目の『ジブンのカカオ』と題されたスイーツにトッピング。自分で作ることで、より味わい深く感じるものです。6種類すべてがカカオにちなんだスイーツです。奥左から2番目の真っ白なお菓子は「シェードツリーとカカオの実」という名前。カカオを育てる際、日影がいいのでライチやバナナの木を隣に植えて影をつくるそうで、カカオパルプと共にそれらのフルーツの風味を感じるギモーブに。そういったストーリーを知りながら味わうことができるのも【nib】ならでは。同じカカオを題材にしていても、これほど多彩で異なる食感や風味を生み出せることに驚かされます。カカオマスをすり鉢で練って、ハチミツをプラスカウンターで8名分のデセールを仕上げる様子は圧巻コースのメインとなる『日本の山とカカオの共存』カカオハスクで作るアイスクリームやコスタリカ産のチョコレートのガナッシュ、カカオの親戚と呼ばれるマカンボから作った豆腐などを盛り込んでいます。仕上げに眞砂氏がすり鉢で練り上げたカカオマスをトッピングすればできあがり。まさにカカオの新たな可能性を教えてくれるひと皿です。1月以降は予約なしでの来店が可能に。同時にアラカルトメニューの提供も開始し、テイクアウトも随時スタート予定。「LAURASIA」をラインアップするフレグランスロビーエントランスに置かれたオリジナルの蒸留器エントランスを入って右側のエリアには「香り」をテーマにしたフレグランスロビーが広がります。こちらには、オリジナルブランド「LAURASIA」がラインナップされ、調香師の山内みよ氏による蒸留機能を活かした実験的な取り組みを展開。【nib】のデセールで使用した果物の皮やスパイスなどの廃棄予定の素材を活用し抽出した香りの開発や、屋上菜園プロジェクト「Edible KAYABAEN」とのコラボレーションなど、香りによる新たなアプローチを行っていきます。また、開業に際し、山内氏が“錦秋”という意味を持つ「日証館」の香りを調香しました。1つの空間で「食」と「香り」の2つを体験できる新たなスポット。ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。それぞれの心を刺激する「食」と「香り」を探してみてください。nib【エリア】茅場町【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年12月27日おいしい羊肉をカジュアルに楽しめるビストロメニューを展開【ヒツジパブリック】は、2024年4月にオープンしたカジュアルビストロ【NYBISTRO by No Code】(東京・丸の内)に続く、株式会社No Code直営の3店舗目のお店です。近年注目を集め、ブームとなっている「羊肉」を中心に、カジュアルに楽しめるビストロ業態を提供しています。昼間は羊肉、和牛、魚をメインとしたバーガーショップとして営業し、夜は羊肉を中心に個性豊かなメニューでお客様をお迎えします。虎ノ門ヒルズ「T-MARKET」の入口すぐの右側に位置カウンター席は全7席テーブル席は20席「ここ2~3年、羊のイベントをいろいろと手掛けてきて、羊の可能性をとても感じています。レストランで羊肉を使うだけでなく、より一般的に消費できるようなメニューをつくった方が面白いのではないかと考えていたところに、今回このお話をいただきました。そこで、仲間たちに声をかけて、この【ヒツジパブリック】に携わることになりました」と米澤シェフは語ります。ほかにも羊肉を愛する、人気イタリアン【TACUBO】の田窪大祐シェフや【méli mélo】の佐藤大典シェフ、ジンギスカン店【羊SUNRISE】の関澤波留人シェフ、そして【プルマン東京田町】の福田浩二シェフといった錚々たる面々が集い、このたびオープンすることになった【ヒツジパブリック】。お店では、おいしい羊肉をカジュアルに楽しめるビストロメニューをラインアップしているということで、さっそくメニューをご紹介します。ランチタイムランチ『ラムと揚げ茄子のアリッサバーガー』1,760円ディナータイム『羊SUNRISEのラムチョップs』1,595円/1本『méli méloノリ君しか作れない今日の料理(グラタン)』1,540円『TACUBOのらむぼなーら』1,870円『ラムバサダーこうじ君のプルドラム アジアンサラダ モホベルデ』1,320円『羊串』1本 319円※2本からオーダー可能ランチタイムにはランチバーガーが楽しめるバーガーショップとして、ディナータイムには羊肉を中心としたビストロフードが揃うカジュアルな居酒屋として営業しています。『羊が大好きになるラム焼売』や『柔らかマトンの絶品唐揚げ毛沢東スパイス』など、お酒が進むスパイシーな一皿から、定番メニューの『ラムチョップ』、さらに代官山【TACUBO】を手掛ける田窪大祐シェフ監修のラム肉を使ったカルボナーラ、その名も『らむぼなーら』など、ユニークなメニューが満載です。オープン後も、ミシュラン札幌一つ星を獲得した【méli mélo】の佐藤大典シェフによるオリジナルメニューも登場予定です。店名に込めた想い「ヒツジパブリック」定期的にブーム到来と言われる羊肉ですが、単なる“ブーム”で終わらせるのではなく、「羊肉を日本人の消費のスタンダードにしていきたい!」という強い想いからこの店が誕生したそうです。スーパーなど小売店での取り扱いも徐々に増え、一般消費の需要もさらに高まっている羊肉ですが、「さらに羊肉が市民権を獲得していくには、よりカジュアルに羊肉を楽しめるお店をつくりたい」という思いに至り、今回のお店につながったそうです。親しみがわくような、おしゃれでキャッチ―なロゴ「羊肉(ヒツジ)をもっと大衆(パブリック)食にしていく!」という強い想いから、店名は、【ヒツジパブリック(HITSUJIPUBLIC)】とし、ロゴデザインはより多くの方に呼んでいただけるよう、通称「ヒツパブ」へ。そして、5人の羊ラバーなシェフ達もご紹介します。米澤 文雄シェフ【No Code】ミシュランNYで12年連続三つ星を獲得した【Jean-Georges(ジャン・ジョルジュ)】で、日本人初の料理長に就任。その後、帰国して【Jean-Georges Tokyo】の立ち上げに携わり、ミシュラン東京での星獲得を果たしました。その後、独立して紹介制レストラン【No Code】(西麻布)を開業し、さらにJAL国際線のVIP用機内食の監修など、多岐にわたって活躍しています。田窪 大祐シェフ【TACUBO】【アル・ソリト・ポスト】や【アロマフレスカ】で修業を積んだ後、【リストランティーノバルカ】(広尾)をオープンしました。2010年には恵比寿に移転し、【アーリアディタクボ】を独立開業しました。2016年には【TACUBO】を移転オープンし、薪焼きの肉を中心に新たなイタリア料理を提案しています。2017年から6年連続でミシュラン一つ星を獲得しています。そして、今秋には【TACUBO白金台】をオープン。佐藤 大典シェフ【méli mélo】パリの名店アストランスやルドワインヤンで修業を積んだ後、2013年に札幌の円山で【méli mélo】を開業しました。2015年5月に現在の場所へ移転し、同年8月には再び渡仏して、パリの三つ星レストラン【Astrance】と【Ledoyen】で半年間の研鑽を重ねました。2017年にはミシュランガイド北海道で一つ星を獲得しました。「香りと酸味」にこだわり、フランス料理に日本人としての感性を取り入れています。関澤 波留人シェフ【羊SUNRISE】ジンギスカンの名店【札幌成吉思汗しろくま札幌本店】で経験を積み、退職後は国内の様々な羊牧場を自家用車で車中泊しながら3,000km走破して訪問しました。その後、オーストラリアの牧場を視察し、2016年に麻布十番で国産やオーストラリア産など様々な羊肉を取り揃えたジンギスカン店【羊SUNRISE】を開業しました。「羊の夜明け」と称し、日々羊肉の普及活動に努めています。福田 浩二シェフ【プルマン東京田町】大阪のホテルでキャリアをスタートし、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールを旅して現地のレストランで研鑽を積みました。帰国後、【Salt by Luke Mangan】(東京・丸の内)でエグゼクティブシェフを務め、その後【TERRA AUSTRALIS】(東京・北参道)をオープンしました。2019年よりプルマン東京田町のエグゼクティブシェフに就任しています。そんな羊ラバーなメンバーが熱い思いを抱いてつくりあげた【ヒツジパブリック】。ぜひ足を運んでみてください。ヒツジパブリック【エリア】虎ノ門【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】2000~3000【ディナー平均予算】5000~6000【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅(※1)「SHEEP FREAKS(シープフリークス)」について愛する羊の事をもっと知って欲しい、その想いから国内外どこへでも進出し、羊の素晴らしさと魅力を発信し、語りつくす集団。羊を愛する「SHEEPFREAK」を増やすべく活動し続けています。
2024年12月25日シチュエーションにあわせて選べる趣漂う客席牛坂沿いにある【つむぐいと】の看板を目印に2024年夏に誕生した【つむぐいと】は、西麻布の交差点から徒歩数分、隠れ家的な静かな一角に店を構えます。階段を下り、重厚感ある扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは立派な水墨画。店内の随所に歴史ある作品が飾られているのもこちらの魅力です。大分・臼杵のフグの老舗【山田屋】の西麻布店として長らく営んでいたお店を受け継いだことで、新店ながら丁寧に使い込まれた趣が漂います。座り心地の良い椅子が6席並ぶカウンターカウンター席に座ると、目の前で料理長の濱根氏が、次々と料理を仕立てていく様子を見ることができます。鮮やかな包丁さばきに見入ってしまいますが、濱根氏はゲストのもてなしにも長けていますので、ぜひ食材や料理についてなど会話も楽しんでみてはいかがでしょうか。大切な人との会食はもちろん、ひとりでじっくりと美酒美食を堪能したい、といった自分へのご褒美ディナーにもオススメです。非日常の雰囲気に満ちた凛とした個室客席は、カウンターの他にテーブルや座敷の完全個室を4部屋備えています。都心の真ん中にありながら、非常にゆったりとした贅沢な空間が印象的。デートや接待をはじめ、記念日など人生の節目を祝うのにぴったりな雰囲気です。プライベート感を大切にしており、他のゲストと顔を合わせづらい造りになっています。フグとノドグロの新たな一面を発見でき、さらに魅了される食通の大人たちにとって、ご馳走と呼ぶにふさわしい食材である「フグ」と「ノドグロ」。しかしながら、定番の料理だけで面白みに欠けてしまいがちであるのも否めないところ……。【つむぐいと】では、そんな概念を覆してくれる料理でゲストをもてなします。数あるなかから象徴的なメニューを4品ご紹介しましょう。『熟成とらふぐ造り 添え鮟肝』『熟成とらふぐ造り 添え鮟肝』は、まずそのビジュアルに驚かされます。一般的に、青磁や彩り豊かな大皿の有田焼に、身の薄さを強調するかのように盛り付けられることが多いのですが、こちらでは真っ白な臼杵焼の器に1人前ずつ盛られて提供されます。器は、濱根氏が開業前に大分県の臼杵にある【山田屋】本店に修業に行った際に出会い、ひとめ惚れしたもの。白い器に白い身のフグを盛り付けるのは技のいることですが、実際に提供するとその優美さに感動するゲストも多いといいます。「それぞれのフグの身の状態に合わせ、包丁の入れ方を調整。心地よい食べ応えを感じていただける厚さを意識し、フグ本来の上品で奥深い味わいをお楽しみいただけるよう考えています。ポン酢は、スダチ・カボス・柚子の3種類をブレンドし、甘さは控えめに醤油を際立たせ、3ヵ月ほど冷蔵庫で寝かせることで角のないまろやかな風味に仕上げています」と濱根氏。薬味を加えながら、後半は肝を溶いていただくとまた違った味わいに。『ふぐ出汁蕎麦 国産キャビア添え』夏場に登場するフグのだしを使った蕎麦には、国産のキャビアをトッピング。主役級の食材が盛り込まれている贅沢なメニューですが、高級食材同志が喧嘩することなく、寄り添いあっているのはさすが。秋口には、よく名残の鱧と走りの松茸を土瓶蒸しにしますが、こちらでは『のどぐろ松茸土瓶蒸し』が登場。フグとノドグロを軸にしながら、白トリュフ、蟹なども季節に応じて取り入れていくそうなのでご期待を。『のどぐろ出汁玉〆』茶碗蒸しにもノドグロの身とだしを惜しげもなく使用し、さらに雲丹をプラス。ほっと和むような優しい口当たりのなかに、ノドグロの存在感が光ります。コースの構成によって、フグを使った玉〆になることも。『のどぐろカツサンド』こちらは、高級魚のノドグロをカツサンドにした1品。脂ののったノドグロは、ふわっと柔らか。バルサミコや辛子バターとの相性も抜群です。「存分に味わって欲しい」という濱根氏の想いから、ひとつひとつのポーションが大きく、満足感この上なし。こちらの後に続く食事では、ノドグロが味噌幽庵焼の仕立てで、白米や留椀、香の物と共に提供されます。【つむぐいと】では3種類のコースをご用意。「特大のどぐろ・熟成ふぐを味わうおまかせコース」28,000円、「熟成ふぐを味わう特選コース」24,000円、「熟成ふぐを味わうコース」16,000円。おまかせ1本で営む店が増えていますが、コースの選択肢がある点も、価格も良心的。食事代としては特別感のある価格帯ですが、西麻布という立地、使用している食材や内容を考えると、お得といっても過言ではありません。日々フグとノドグロと向き合う料理人としての信条1㎏越えの最高級のノドグロのみを使用主役となるフグとノドグロをはじめとする食材は、一切の妥協なく、濱根氏が納得のいく食材を仕入れています。「フグは、天然、養殖、時期、産地、仕入れ業者により、状態が全く違います。見るだけで分かる時もあるし、包丁する時に改めて実感する事もあります。専門店として1年を通してフグを扱うため、良い状態のフグをいつでも仕入れる事が可能になり、状態を見極めて最良の状態でお客様に提供できています」と濱根氏。大分県産の天然ものをメインに、時期や状態に応じて宮崎県産なども使用。すでに20年ほど前にフグの免許を取得していた濱根氏ですが、これほど多彩なフグメニューを考案する日々は初めてだと語ります。ノドグロは、これまで数えきれないほど濱根氏自身で釣って、さばいて、多彩な料理にして振舞ってきた魚。市場に出回るのは300g前後が多いそうですが、こちらでは1㎏以上の特大のサイズを扱っています。市場から仕入れる際にも妥協なく最高級のものを厳選。「ノドグロというと、塩焼きや干物が代表的ですが、蒸したり茹でたりすることで、ふっくらとした旨みが溢れるような美味しさに。揚げることでふっくらとジューシーさもご体験いただけます。さらに、ノドグロのだしで炊いたご飯など可能性は無限に……」(濱根氏)。日本酒、ワイン共に極上の銘柄をセレクト【つむぐいと】では、看板に「ふぐのどぐろワイン」と謳っている通り、お酒のラインアップも秀逸です。濱根氏は、ワインの経験値も非常に高く、自身の料理との相性を熟知していますので、ペアリング(11,000円)をオーダーするもよし、お好みに合わせて相談するもよし。ぜひフグとノドグロと引き立て合う美酒と一緒にお楽しみください。料理長の濱根健太郎氏は、1974年、千葉県生まれ料理長の濱根氏は、20歳で料理の世界へ入ると、茨城や東京の割烹料理店で研鑽を積み、都内の外資系ホテルではイタリア料理店を担当。その後、縁あって著名人のプライベートシェフを務めるなど、幅広い経験を持つ料理人です。料理の腕は勿論、ゲストへの対応の柔軟さも素晴らしく、その人柄に惹かれたファンも多く訪れています。フグとノドグロの専門店で料理することについて、濱根氏はこう考えます。「まず、当たり前ですが妥協なく本当においしいものであること。そして、季節ごとに提供方法を変えること。シンプルに食べておいしいと感じるものであり、お客様が喜んでくれるものであること」。日々、いくつものメニューを考案していますが、実際にお客様に提供できるものは少ないといいます。常にゲストの期待以上のおもてなしを求める姿が印象的です。アーティストが音楽で人の心を掴むように、濱根氏も料理で人の胃袋と心を見事に掴んでいます。通年を通して、極上のフグとノドグロでもおもてなししていますが、これからの季節、12月には美食納め、1月に美食初めにも最適な一軒です。人と人、人と料理、人とワイン……。【つむぐいと】を訪れることで、ゲストそれぞれの心に響くものが、ご縁によって紡がれ、思い出深い食事となることでしょう。つむぐいと【エリア】西麻布【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】広尾駅 徒歩12分
2024年11月21日長時間煮込んだ、旨み凝縮フカヒレスープ小鉢10種の最新“定食スタイル”「納得いくまで」こだわって長時間煮込んだ、旨み凝縮フカヒレスープ2024年の10月末、銀座7丁目にオープンした【フカヒレ専門店 銀座七芳】。高級食材“フカヒレ”や、四季折々の広東料理を愉しむことができる一軒です。【フカヒレ専門店 銀座七芳】エントランス注目すべきは、定食のメインとなるフカヒレスープ。こちらは金華ハムや丸鶏、干し貝柱、豚骨などをなんと8時間以上煮込んで旨みを凝縮させたという濃厚なスープとなっています。このスープで、フカヒレを蒸して調理することで臭みを消しているほか、スープの風味をフカヒレに移す役割もしているとのこと。手間をかけた工程によって、濃厚な旨みを保った丁寧な味わいに仕上げられています。8時間煮込んだスープは、トロトロに。旨みが凝縮されていますさて、この濃厚スープを目の前にして驚くのは、極細になったフカヒレの素材。「フカヒレスープ」と耳にするとスープの真ん中に鎮座するフカヒレの姿煮をイメージするところですが、【フカヒレ専門店 銀座七芳】ではそれをあえてほぐした状態にして入れているところがポイント。細かくすることでスープとフカヒレがよく絡み合い、味がマッチすることからこのかたちにこだわっているのだそうです。なお極細になっていても、その量はたっぷり。一皿に対していれるフカヒレのグラム数を決めているため素材による量の違いが出ることもなく、むしろ贅沢な一皿に仕上げられています。店内は個室が7部屋。フカヒレスープのおいしさにも、一緒に食事をする人との会話にも、じっくり向き合える落ち着いた空間ですひと掬いするだけでもトロトロっとした濃厚さが伝わってきて嬉しくなり、口にすると奥行のあるコクや旨みに魅了される一品。ソムリエが厳選した“フカヒレに合う白ワイン”との相性も抜群で、シャンパンや紹興酒などともあわせて楽しみたくなります。小鉢10種の最新“定食スタイル”こうしたフカヒレの滋味をたっぷり含んだこだわりの煮込みをメインに、ご飯、スープに合う冷菜、炒め物などの小鉢が10種類ついてきます。これが、まさに今ブームと言われるスタイル。近年、美味しい飲食店が集まることでも注目されている広東省深W3市発の、“濃厚フカヒレスープとごはん、おかずがセットになった定食”が、香港を含む中国南部で非常に人気のある食べ方になっているといいます。小鉢は好きなものを好きなだけ、自由に選べるスタイル。小鉢に盛り付けられているため全種類楽しみたい方にもちょうどよく、気に入ったものがあればなんとおかわりも自由です小鉢は『長芋のスペアリブ煮込み』『XOqザーサイ炒め』『r子Y4蒸しスープ』『牛筋と大根の煮込み』……などどれも気になるお料理のラインナップ。おなかの空き具合にあわせて好きな小鉢をいくつでも選ぶことができ、気に入ったものはおかわりすることも可能です。これらの小鉢はそれぞれしっかりと特徴のある味わいがありながら、「フカヒレスープがおいしく感じられるもの」にこだわったものばかり。例えばサッパリとした『貝柱冬瓜煮』はフカヒレスープの合間にいただくことで緩急をつけることができ、『しらすの挙げ物』はスープの中にいれることでカリカリとした食感のアクセントに。また定食として付いているごはんにスープをかけたり、好みでお酢やパクチーを添えて味変したり……と食べ方の楽しみが尽きず、これが定食スタイルならではのおいしさの醍醐味となっています。「納得いくまで」こだわってこだわりの『濃厚フカヒレスープ』代表の孫芳さんが、「深W3で食べた“定食スタイル”フカヒレスープの美味さをぜひ日本でも広げたい」との思いからオープンに至った【フカヒレ専門店 銀座七芳】。オープンにあたりシェフが深W3市で半年間修行をし、看板メニュー『フカヒレスープ定食』が生まれたといいます。また孫芳さんは「皆さんに美味しいものを食べてもらいたい」という思いも強く、お店のオープン時期をずらしてでもフカヒレの柔らかさやおいしさの繊細な調節を「納得いくまでやった」とのこと。そのこだわりを知った上での『濃厚フカヒレスープ』の味わいは格別です。銀座でのお買い物時や、家族と、会食・接待、ハレの日の食事にも。おいしいお料理を楽しみながら優雅なひとときを過ごしてみては。フカヒレ専門店 銀座七芳【エリア】新橋/汐留【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】4,000円 ~ 4,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円
2024年11月14日厳選ラグジュアリースイーツが集結ここだけの限定品も! セレクトショップ出来たてのオリジナルスイーツも味わえる! イートインスペース厳選ラグジュアリースイーツが集結お店のテーマは“日本が誇る厳選スイーツを世界に届ける。”連日、多くの人で賑わう銀座。その銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」のすぐ裏路地に、上質なブランドスイーツだけを扱うスイーツ版のセレクトショップ【HIIRAGI GINZA】が誕生しました。2024年10月23日にグランドオープンしたばかりの、【HIIRAGI GINZA】テーマは「日本が誇る厳選スイーツを世界に届ける。」。国産の厳選食材にこだわり抜いた極上スイーツや、日本が誇るトップシェフたちが手がける特別感のあるスイーツが並び、ここぞという手土産や差し入れにもぴったり。セレクトショップコーナーのほか、その場で和スイーツを楽しむことができる6席の美しいカウンター席も。ここだけのラグジュアリーなスイーツセレクトに注目です。ここだけの限定品も! セレクトショップ有名シェフのスイーツが並ぶショーケース。時季により、内容は変わります明るくナチュラルな美しい印象の店内は、茶室建築を軸とした数寄屋造り。一歩中に入るとすぐに、ショーケースが目に飛び込んできます。そこには、普段はなかなか手にすることができない有名店のシェフが監修したスイーツが。オープン時には、虎ノ門ヒルズ【unis】の薬師神陸シェフが手がける「BRANCHÉ CHOCOLAT」(ブランシェ・ショコラ)、麻布台ヒルズのミシュランレストラン【フロリレージュ】の川手寛康シェフが贈る「DEAR BUTTER SAND」などが並びます。BRANCHÉ CHOCOLAT『BRANCHÉ CHOCOLAT(カレ・オ・ショコラシリーズ)』ミルク・抹茶 6,580円、紅茶 6,780円BRANCHÉ=繋ぐ・差し込む、の意味を持つスイーツ。“食のリテラシーを磨く”を掲げる一流の料理人と、ローカル食材が出会い、今の感性で仕上げられたという「BRANCHÉ CHOCOLAT」のカレ・オ・ショコラ(#カレチョコ)です。 「感覚の鋭いあなたに、新しいものに敏感なあの人に、一口で出逢える食の「驚き」と「幸せ」を体感」していただけます。DEAR BUTTER SAND『幸せの焦がしバターサンド[マロンショコラ]』(6個入)5,240円、(3個入)3,060円昨年の販売開始から累計6万個以上を売り上げている、“かつてない感動を味わえる”と大人気のとろける極上バターサンドです。「世界のベストレストラン50」など国際的な受賞歴を誇り、予約の取れない名店としても知られる【フロリレージュ】川手寛康シェフが「お店に来られない多くのお客様にも幸せを届けたい」という想いから、半年以上かけ“感動”レベルに達するまでこだわり、創り上げたバターサンド。縁起の良い“六角形”も印象的です。出来たてのオリジナルスイーツも味わえる! イートインスペース落ち着いた6席のカウンター席店内にはゆったりと配された6席のカウンター席があり、出来たてのオリジナルスイーツを味わうことも可能。名物の『沈む、みたらし団子。』や『濃厚抹茶の抹茶尽くしセット』のほか、プリンやコーヒーゼリーなどテイクアウトにぴったりな出来/tてスイーツもラインナップしています。『沈む、みたらし団子。』『沈む、みたらし団子。』(セット)1,500円、プレーン(単品)650円、すだち(単品)650円早くもSNSで話題になりつつある、ネーミングも印象的なこちらのスイーツ。歯が弱くなってしまったご年配の方にも食べてもらいという想いから生まれた、シグニチャーのみたらし団子です。味は、プレーンとすだちの2種類。団子の生地を木べらで練り上げた、伸びが良く、とても柔らかいお餅に自家製のみたらし餡が合わせられています。『濃厚抹茶の抹茶尽くしセット』『濃厚抹茶の抹茶尽くしセット』2,900円(※ラテは他のお飲み物に変更可能)抹茶のかき氷、抹茶チョコレート、フィナンシェ、ラテがセットになった抹茶好きにはたまらない一品。訪日外国人も多い銀座の地で、これから益々注目を浴びそうなスイーツのセットです。幾重にも重なる抹茶の濃厚な味わいは、甘さが強すぎないため、抹茶本来の素材の味をしっかり感じられるところもポイント。またメニューごとに使用している抹茶の茶葉が異なっており、風味と味わいの違いを食べ比べられるところも嬉しくなります。こだわりの抹茶シロップと、氷を何層も重ねて濃厚な味わいに。その上には黒糖のクリームがフワッとのり、さらに蜜をかけていただく贅沢なかき氷です店内でも購入可能な「BRANCHÉ CHOCOLAT」のショコラも。気になるスイーツをお店で実際にいただくことができるのも、セレクトショップとカフェを兼ね備えた【HIIRAGI GINZA】ならではの魅力です上質なおいしさの詰まった厳選スイーツに出合いたい方はもちろん、特別なギフトを探している方にも。“幸せ”を感じる唯一無二のセレクトショップへ、ぜひ訪れてみては。店内中央に飾られている、古来の坪庭に見立てたつくばい。随所に施されたおもてなしの気持ちに触れ、ふと、心が温かくなりますHIIRAGI GINZA【エリア】銀座【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-◎イートインはサービス料10%がかかります営業時間:11:30020:00 (LO 19:30)公式インスタグラム:
2024年11月08日【Del Mar COMEDOR Y TERRAZA】海が目の前の絶好のロケーションで楽しむスペイン料理スペインタイルが印象的なダイニング店内にはカウンター席も開放的なテラス席はペットフレンドリー店舗名の「Del Mar」はスペイン語で「海」。その名の通り、海を眺める絶好のロケーションにあるスパニッシュレストラン。スペインタイルが各所に散りばめられたインテリアデザインが印象的なダイニングと、海に面した広々としたテラス席が広がります。レストラン入り口では魚や貝を集めた生簀がお出迎え店舗入り口には生簀があり、各地から集めた魚介類を選んで調理し、新鮮な素材を活かしたひと皿にして提供。あさりやハマグリ、マテ貝などの貝類はワイン蒸しに。スペイン料理の代表的なメニューの『パエージャ(パエリア)』は魚介の旨みを凝縮させながらじっくりと炊き上げます。同じスペインの米料理でぜひ楽しみたいのは、スペインスタイルのリゾット「カルドソ」。あさりやイカ墨などのダシがきいた味わいは、一度食べたら忘れられないおいしさです。魚介をふんだんに使ったスペイン料理の数々ドリンクは、ワインにこだわります。ワインリストはコーポレートソムリエの石田 博氏が「ヨーロッパの港」をテーマにした、ストーリー性溢れるチョイスのワインが並びます。目の前に広がる海を眺めながらスペイン料理を味わえば、まるでスペインの港町で食事をしているような気分になれるレストランです。Del Mar COMEDOR Y TERRAZA【エリア】関内/馬車道【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】馬車道駅【蕎麦 菫】こだわりの蕎麦はもちろん、つまみも酒も豊富に揃う店内は菫色と明るい木目を基調とし、金色をアクセントカラーに使ったモダンなインテリアカウンターはオープンキッチンダイニング、テラス、個室とあらゆるシーンで使えるレイアウトその季節の最良の国産蕎麦粉を使用した、二八蕎麦を楽しめる蕎麦屋。 蕎麦つゆは鹿児島県から取り寄せた2年熟成の厚切り枯節でしっかりだしをとり、蕎麦のおいしさを引き立てる蕎麦つゆに仕上げたそう。また、お酒のアテとして豊富に揃えた蕎麦前は、定番のだし巻き卵や板わさから、洋風のエッセンスやアレンジを加えた一皿まで豊富に揃え、蕎麦だけではなく、お酒も食事も楽しめる和食レストランとしても利用できます。こだわりの二八蕎麦、豊富な蕎麦前が揃う【蕎麦 菫】のメニューは「日本の辛味」を多様に使います。ワサビや唐辛子はもちろん、柚子胡椒、山椒、辛子など、日本各地からこだわりの辛味スパイスを集め、料理のアクセントとして使用。蕎麦の香味・薬味としてはもちろん、炭火で焼いた肉に添えたり、塩と混ぜて天ぷらを楽しむ、醤油などの調味料に漬け込んで使うなど、料理や素材の味わいをより引き立てる調理法で、日本の辛味スパイスの魅力を発信します。ざる蕎麦はもちろん、ぶっかけ蕎麦など、バリエーションも豊かに楽しめるお酒は、日本酒や焼酎、旬の果物を使ったサワーから、ワインまでこだわりの品揃え。ワインはナチュラルワインを中心に蕎麦・和食にぴったりのラインナップを幅広く揃えます。そんな異なるジャンルの2店舗ですが、絶景の中でいただく料理は格別です。ぜひ足を運んでみてください。蕎麦 菫【エリア】関内/馬車道【ジャンル】そば【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】馬車道駅
2024年11月02日自家焙煎でスペシャルティコーヒーを味わう千駄ヶ谷駅から徒歩6分ほどの場所にオープン。代々木駅も徒歩圏内表参道にある複合ビル「GYRE」内にあるカフェ,デリ&バー【uni】が、2024年10月にスペシャルティコーヒーの自家焙煎に主軸を置いたロースタリー&コーヒーショップ【uni sendagaya】を開業しました。オランダで製造される焙煎機「GIESEN」が存在感を放つ店内。ひとりでゆっくりコーヒーを味わうのもよさそうです表参道【uni】ではスペシャルティコーヒーを気軽に、多くの方へ届けるためのお店であるのに対し、ここ【uni sendagaya】はラボラトリー的な位置付け。自家焙煎を主軸に、より深度を増してスペシャルティコーヒーの魅力を発信するような場所です。ディレクターは佐藤昂太さん。2016年にジャパン ハンドドリップ チャンピオンに輝き、現在は審査員として関わるほか焙煎の大会では入賞の実績を持つなど、コーヒーのスペシャリストです同店で扱うコーヒー豆は“ダイレクトトレード”で生産者から直接仕入れています。豆の生産過程や加工方法はもちろん、日々変化するトレンドや評価を熟知したうえで厳選した希少なものから、日常使いしやすく質の高いものまで幅広く取り揃えます。焙煎は週304回、少量ずつ丁寧に行い、少し寝かせたものを提供常に7010種類の個性的なコーヒー豆を置き、経験豊富なバリスタと会話をしながら今の自分にぴったりな豆を選べます。選んだ豆を挽いて、その場で1杯ずつハンドドリップで提供。ドリンクメニューはハンドドリップのほか、ミルクビバレッジなども用意ハンドドリップコーヒーの一例前半は90℃、後半は75℃と湯温を変えて淹れることでコーヒー豆本来の味わいや濃度などを堪能できるような抽出方法にこだわっていますMurago/Ethiopiaスペシャルティコーヒーの品評会「Cup of Excellence」で1位に輝いたこともあるエチオピアの若手生産者が手掛ける「Murago」。トロピカルなお花の香りが印象的で、ブドウのような芳醇さを持ちます。丸みを帯びた甘みがあり、奥には緩やかな酸も感じられます。Las Flores/Colombiaバリスタの世界大会でもよく使用される高い品質を誇る「Las Flores」。数あるコーヒー豆の中でも特にインパクトの強いコーヒーが楽しめます。甘い香りに反して、酸味と甘みが調和したベリージャムのような味わいやバラのニュアンスがあり、切れ味もあります。フードメニューには自家製の焼菓子も。一番人気は『カヌレ』450円豆の仕入れから焙煎、抽出まで、一杯のコーヒーが提供されるまでの過程すべてにこだわり、スペシャルティコーヒーが持つ魅力を伝える【uni sendagaya】。千駄ヶ谷の地に誕生したカルチャースポットから今後も目が離せません。uni sendagaya【エリア】千駄ヶ谷【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年10月29日薪火調理の魅力をジャンルレスな料理にのせてコース内容の一部をご紹介薪火料理の可能性薪火調理の魅力をジャンルレスな料理にのせてエレベーターを降りてすぐ、壁一面に配された薪の出迎えに期待が高まる【GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-】の入り口2024年9月30日、東銀座駅から徒歩3分・築地から徒歩4分の位置にオープンした「三井ガーデンホテル銀座築地」。こちらの14階に、個性豊かなレストランを展開するONOグループの関東初進出となる薪火料理のお店【GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-】がオープンいたしました。薪場を設置したオープンキッチンお店へ入るとすぐ、薪場を設置したオープンキッチンが目に飛び込んできます。その炎のゆらめきや薫り、爆ぜる音を感じる先に、東京スカイツリーが見える全面ガラスの開放感ある客席が並んでいます。原始的な熱源である薪火は、「直火」「熾火」などベストな調理法で使い分けることによって肉や魚、野菜のおいしさを最大限に引き出せるとのこと。薪焼きならではの薫りも唯一無二で、そのジューシーかつスモーキーな味わいは一度口にしたら忘れられないものになります。そしてゆらめく炎から感じる“温もり”も、心を満たす薪の魅力になっている、とは同店のシェフ。そうした薪火調理をメインとした、和洋中からヴィーガンまでジャンルの枠にとらわれない多彩なメニューが並びます。コース内容の一部をご紹介ディナータイムは薪火調理によって美味しさを引き出したオードブルやメイン料理など、和洋中とジャンルの枠にとらわれない多彩なメニューをアラカルト又はコースから選ぶことができます朝食やランチ、ディナー、バーなど、1日のあらゆるシーンで利用が可能な【GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-】。中でもディナータイムでは、フレンチ・中華・和食・スパニッシュなど様々なジャンルで彩り豊かに仕立てた、薪火料理の魅力を堪能できるコースがおすすめです。~コース内容の一部をご紹介~『アミューズ』5種のアミューズ。福岡/蒸し鶏 博多ネギソース・福岡/戻り鰹と焼き茄子・大阪/泉州さといもの唐揚げ カラスミ風味・京都/七谷鴨レバームース・東京/築地本鮪グラス寿司と、それぞれの地域の食材を活かした内容が魅力的まずは一品手に取り、そっと上からのぞくと……そこには日本地図が。ONOグループ展開の地でもある福岡・京都・大阪・東京から厳選した食材を使用したアミューズが、それぞれの地図の場所の上にのせてあるという、見た目にも楽しい一皿です『低温火入れ豚バラの薪焼き酢豚』低温調理した豚バラ肉を遠火で半日かけてじっくりスモーク。薪の香りを纏わせとろけるほど柔らかく仕立てた酢豚は、お店自慢の一品です『薪焼きパエリア』仕上げにパエリアの中央に薪を入れて蒸らすことで、コメ全体に豊かな香りを行き渡らせています。蓋を開けた瞬間に漂う薪の香りが食欲をそそる一品ですなお、ドリンクは国産のクラフトビールやクラフトジン、ウイスキーや、ナチュールをメインに揃えるワインなど各種ラインナップから楽しめます。薪火料理の可能性香りや煙、高温の炎でジュージューと焼ける音など、五感を満たす薪火料理ONOグループの薪火料理のお店としては、福岡に続き2店舗目となる同店。既存店と同様に食材には徹底的にこだわり、生産者の元を訪れて想いを込めてつくられた食材を厳選しているとのことです。また規格外により市場に出回らない野菜も活用することで、フードロス削減への取り組みも。さらに薪においては、国内における災害などにより行先を失っていたものを積極的に取り入れることもしているそうです。ジャンルレスにどんなお料理にも薪火調理が活かせるということに加え、こうした広い視野においても薪の可能性や取り組みが広がっていることも含めて、先を見据えた“薪火料理の可能性”になっているのではないでしょうか。こうした広がる可能性を見据えて、「薪のポテンシャルが凄い」と執行役員ONO GROUP統括・小野聖二さんは話します肩肘張らずに寛げる心地よい賑わいと落ち着きのある空間へ、ジャンルレスな薪火料理を楽しみに行ってみては。GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-【エリア】築地【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年10月10日グレリパのワインが飲み放題で楽しめる!「サローネグループ」のオールスターが料理を監修グレリパのワインが飲み放題で楽しめる!山形県南陽市でブドウを栽培しワインを醸造するグレープリパブリック初のレストラン【グレープリパブリック ヴィネリア サローネ】。グレリパの醸造責任者・矢野陽之さんがイタリア・エミリア=ロマーニャ州のボローニャで働いていた時に好んでよく利用していたヴィネリアという業態を採用し、ワインと料理をカジュアルに楽しませてくれます。鎌倉の住宅街に佇む一軒家レストラン【グレープリパブリック ヴィネリア サローネ】店内に入ると、独特なタッチのエチケットを纏ったボトルがセラーにずらり!思わず心が躍ります。着席してドリンクメニューに注目すると、「FREE FLOW」という表記が目に飛び込みます。そう。このお店では、グラスやボトルに加え、グレリパのワインが飲み放題で楽しめるのです。例えば、ハウスワイン「SERIE R」の白、オレンジ、ロゼ、赤の計4種の飲み放題が2時間制で2,750円。どれもこれもオンラインショップでは手に入らない代物です。ファンなら試さずにはいられないのではないでしょうか。ちなみに、筆者が気になったのは、オススメのグレリパ(スパークリング、白、オレンジ、ロゼ、赤の中から4種)を同じく2時間制のフリーフローで楽しめる4,950円のプラン。料理と相性がいいワインをお店の方にペアリングしてもらえるし、気に入ったワインをおかわりすることもできる。ワイン好きには堪らない設定です。なお、すべての飲み放題には、ビールやカクテル、ノンアルコールドリンクも含まれて、お得感も満点です。テイスティングセット(3種 1,200円、5種 1,800円 ※各40cc)もあります。「サローネグループ」のオールスターが料理を監修料理も実に魅惑的です。サローネグループのすべてのシェフが料理の監修に携わり、醸造責任者である矢野さんが「グレリパ」のワインに合うと判断したもののみメニュー化。グループのどの料理人よりも多くグレリパのワインを飲んできた栗山義臣さんがシェフとして腕を振るいます。サローネグループの【ビオディナミコ】でもシェフを務めた栗山義臣さん。山形の醸造所に通い詰めるほどグレリパ愛が強く、今年の正月も彼の地で過ごしたそう!メニューは、冷前菜、温前菜、おすすめパスタ、お肉料理で構成される6,000円0のコース(※2名から注文可能)、もしくはアラカルト。サローネ系列にしてはカジュアルな価格設定に心が動きます。それでは、この日、ご提案いただいたペアリングをお伝えします。オーダーする際のご参考にしていただけましたら幸いです。乾杯用のワインは微発泡の「デラフレスカ2023」。野菜との相性が良いとのことで、フルーツトマトと自家製酵母のパンを使ったアンティパストと共に味わいました。乳酸発酵による酸味を持つストラッキーノというフレッシュチーズが使われているのですが、これはワインとの相性を考慮してのことだそう。実際、山形産デラウェアの果実味と、ドライでフレッシュな飲み心地を感じることができました。『トマトと自家製酵母パンのクロスティーニ』880円さらに冷前菜がもう一品。フェンネル、キャラウェイ、キヌアを使ったキャロットラペ。人参の甘みをヴィネガーで際立たせたこのお料理には、フレッシュで甘酸っぱい味わいのハウスワイン「SERIE R bianco 2022」を合わせました。『北海道人参のザクザクサラダ』770円お次は温前菜、フェンネルやクミンを使ったスパイシーな仔羊のポルペッティーノ(=イタリア風肉だんご)。グレリパの自社農園のデラウェアをアンフォラで発酵・熟成させたオレンジワイン「ヌメロウノ 2022」と共にいただきました。ビターな味わいと柑橘の香りが料理にマッチしていて食が進み、次のペアリングへの期待が高まります。『仔羊のポッペルティーノ ンドゥイヤソース』1,650円そして、パスタ料理。イタリアのパスタメーカー・Barillaが主催する「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」で優勝しYouTubeチャンネルでも人気を博す【SALONE 2007】の弓削啓太シェフが考案したラザニアの登場です。ワインの味わいを損なわないよう木次乳業のノンホモパスチャライズ牛乳を使用しており、実にやさしい味わい。「カベルネ ソーヴィニヨン 2021」のまろやかな味わいにぴったりだと感じました。『パスタ世界チャンピオン監修のラザニア』2,200円メインディッシュには、広島・なかやま牧場の高原黒牛が登場。肉本来の濃厚な味を楽しめる赤身のランプをローストしていただきました。『なかやま牧場高原黒牛 ランプのロースト ズッキーニのとろとろ焼き』200g 5,500円「ズッキーニをソースがわりにして味わってください」と説明されて一瞬首をかしげてしまったのですが、口にして納得。巧みな火入れで水分がぎゅっと閉じ込められていて、噛むと旨みの洪水が起こるのです。この青みを前述の赤ワイン「カベルネ ソーヴィニヨン 2021」が引き立てる。美味しくてニヤニヤが止まらず、次回は別のペアリングを体験してみたいと意欲が湧きました。この頃の鎌倉はオーバーツーリズムが叫ばれるほど賑わっていますが、小町通りの裏路地に立つこちらの店はうってかわり穏やかな空気に包まれているのが印象的。ローカルのひとに愛される名店になりそうな予感がします。ぜひ、お早めにチェックしてみてください。自然光が入る店内。居心地が良くて、つい長居してしまいます。GRAPEREPUBLICINC. VINERIA SALONE【エリア】鎌倉/逗子【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円
2024年10月08日居心地の良さを追求した洗練された内装デザイン日本食材にこだわったワールドワイドな料理の数々ワインも料理も選択肢の豊富さが魅力居心地の良さを追求した洗練された内装デザイン【PEBBLE BEACH KITCHEN】のエントランス広尾商店街のメイン通りから1本入った静かな一角にオープンした【PEBBLE BEACH KITCHEN】は、少し回り込んだ小さな鳥居が目印の廣尾辨天閣がある側のエレベーターで2階に上がった場所に店を構えます。店名のペブル ビーチは、アメリカ・カリフォルニア州に位置し、全米オープンが度々開催されたことでも知られるゴルフ場「ペブルビーチ・ゴルフリンクス」で有名な場所。店内には、自然豊かなペブル ビーチの風景写真が飾られています。モノトーンで統一されたシンプルで落ち着いた空間扉を開けて進むと、2面が床から天井までガラス張りになった解放感抜群の店内が広がります。壁やテーブルは、シックなグレーで統一。床には、ぬくもりを感じる栗の木を敷き詰め、椅子などのインテリアは、ダークブラウンでまとめられています。テーブルは水晶を砕いて固めたクオーツストーンを使用し、ゲストが寛げるオリジナルのサイズでオーダーしたもの。熱々の鍋もそのまま置くことができます。壁に飾られたHaruka Mitta氏の作品そんなシンプルな空間に映えるのがアート作品の数々。【PEBBLE BEACH KITCHEN】は、レストランであり、ギャラリーでもあります。現在は、独創性のある軽やかな日本画を中心に、立体や壁画、絵本など様々なスタイルの作品を制作するHaruka Mitta氏の作品を展示していますので、来店時にはぜひご覧ください。6名まで利用できる完全個室を1部屋完備洗練された大人のレストランですが、ベビーカーでの来店にも不自由のないよう配慮された造りになっています。子どもの椅子も大人と同系色のダークブラウンの上質なデザイン。もちろん車椅子の方も利用可能で、トイレも広々とした使いやすい設計です。また、今後、カウンター席も設ける予定なので、ひとりでもより訪れやすくなりそうです。日本食材にこだわったワールドワイドな料理の数々『フレッシュモッツァレラとケールのサラダピザ』2,280円自由な発想から生み出される料理は、魅力的なメニュー名がずらりと並んで目移りしてしまいますが、まず名刺代わりの一品として『フレッシュモッツァレラとケールのサラダピザ』はいかがでしょうか。厚さ2㎜のフラワートルティーヤ生地にモッツァレラチーズとゴーダチーズをたっぷりとのせ、5種類のハーブやカリーノケール、水菜、ミニトマト、【SHIBUYA CHEESE STAND】から取り寄せるモッツァレラなどをたっぷりと盛り込んだ一皿です。トリュフオイルとゲストの目の前で削るホワイトマッシュルームの豊かな香りが漂います。トルティーヤと聞くと、メキシコのとうもろこしが有名ですが、アメリカでは小麦粉のトルティーヤが主流で、クリスピーピザやラップサンドなど様々な食べ方を楽しんでいます。ケールは、カリフォルニアではとてもポピュラーな野菜。様々な種類を食べ比べた中から、苦味が少なく、柔らかな口当たりのカリーノケールを採用しました。ご覧の通り、サラダが主役なので軽やかに食べることができます。『毛蟹のタルタル、トマトジュレ、茄子、アボカドの四重奏』2,800円こちらは秋の新作メニュー。菊のピューレを敷いた皿に茄子、アボカド、毛蟹のタルタル、トマトのジュレを緻密に重ね、周囲にバジルオイルを飾って完成です。茄子とアボカドは、食感を残しつつも他の層と口の中で馴染むようなサイズでカット。トマトの酸味がアクセントとなり、他の食材を引き立てる役割を果たしています。『蒸し鮑とはなびら茸のソテー肝ソース仕立て』3,960円シンプルながら存在感あるこちらは、国産の鮑を丁寧に酒蒸しにして柔らかな食感に仕立てた温前菜。ソースは、鮑の煮汁に肝を加えて卵でとろみをつけたもので、フランス料理のサバイヨンソースの技法をベースにしています。「はなびら茸は、火を入れても歯ごたえがあり、それが生の鮑に似ていることから、鮑との食感の食べ比べを楽しんでいただけたらと添えました」と吉田氏。口にすると、自ずとワインに手が伸びてしまう贅沢な味わいです。冷凍していない生の本鮪(手前)と青森県産の短角牛(奥)【PEBBLE BEACH KITCHEN】の料理はワールドワイドですが、食材は国産にこだわり、その魅力を最大限に引き出すことを追求しています。例えば、本鮪は一度も冷凍していない風味の良い状態で、豊洲市場の「やまふ水産」から仕入れています。青森県産の短角牛は、吉田氏の中学校の同級生が営む「SASAKI FARM」から一頭買い。シグネチャーである『Surf and Turf 本鮪のレアグリルと青森短角牛グリルの盛り合わせ』をはじめ、『青森短角牛のタルタルステーキ』や『ごろごろ食感を楽しむ青森短角牛のボロネーゼ』『スパイシーな赤ワインカレー』などにも使用されています。『Surf and Turf 本鮪のレアグリルと青森短角牛グリルの盛り合わせ』10,780円Surf and Turfとは、直訳すると「波と芝」ですが、サーフィンしてゴルフして……と至高の遊びを意味する慣用句で、転じてシーフードとステーキを一皿にダイナミックに盛り合せた料理のメニュー名に。シーフードでは、ロブスターのグリルやガーリックシュリンプが一般的ですが、【PEBBLE BEACH KITCHEN】では日本中のおいしい食材が集まる東京ならではの本鮪を使用。ステーキは、青森県産の短角牛を採用しています。「いい意味で雑多に」と吉田氏が語るように豪快なメニューですが、本鮪も短角牛も職人技が光る火入れによって完成します。本鮪は、常温に戻した状態から炭火で表面は香ばしく、中はレアに。赤身の多い短角牛は、適度に熟成させた後、3回ほど休ませながら火入れを行います。ルクルーゼに盛り付けると、季節の野菜のグリルと塩のみで仕立てたラタトゥイユ、たまり醤油に漬けた粒マスタード、鰹節に浸した醤油を乾燥させたパウダー、ゲランドの塩を添え、桜チップで瞬間燻製にして提供します。ワインも料理も選択肢の豊富さが魅力カリフォルニアワインを主軸に150種類をラインアップワインは、カリフォルニア60種類、その他に日本、フランス、イタリア、オーストリア、ニュージーランドなど合計150種類の銘柄を誇ります。メインであるカリフォルニアは、濃厚な味わいのイメージが強い典型的なものではなく、ピノ・ノワールをメインとした料理にしっとりと寄り添うことができるエレガントなタイプをセレクト。「カリフォルニアにもこういうワインがあるんだ!」と新たな発見をしていただけることでしょう。日本ワインは、山梨県の勝沼醸造や山形県の高畠ワイナリーなど選りすぐりを約30種類ご用意。シャンパーニュは、ナポレオン皇帝の結婚式で振舞われたという逸話を持つメゾンであるジャクソンの『746』など。ニュージーランドでは、小山浩平氏が造るグリーンソングスのシリーズも。ボトルワインは1本1~3万円をメインにランアップ。ワイン好きな方なら、良心的な価格設定だと感じていただけることでしょう。ボトルでのオーダーの他、ペアリング、10種類のグラスワイン、さらにフリーフロープランもご用意。また、ノンアルコールドリンクにも力を入れ、『COCOFARM & WINERY ヴェルジュ風ぶどう酢ソーダ』、『スイス村ワイナリー 信州直しぼり ももじゅうす』、『シンビーノ ジャワティストレート ホワイト』などをラインアップ。お酒が弱い方やアルコールを控えたい日でも魅力的なノンアルコールメニューがあるので、ワイン同様にお楽しみいただけることでしょう。【PEBBLE BEACH KITCHEN】のシェフを務める吉田 達郎氏バーテンダーとして働く父の影響を受け、料理人を志した吉田氏。その経歴は青森県の老舗「八戸グランドホテル」にはじまり、タイに渡って和牛の肉割烹のオープニングの総責任者を務めるなど多岐にわたります。「考えなくてもおいしい料理が信条」と語る通り、シンプルななかにもオリジナリティがあり、また食べたいと感じるものばかり。今回ご紹介したのは【PEBBLE BEACH KITCHEN】を象徴するアラカルトメニューですが、実はコースメニューも充実しています。青森短角牛を堪能できるコースや、色々味わいたい向けの少量多皿のコース、フリーフロープラン付のショートコースなど実に多彩。接待や記念日にはコースを、家族の集まりにはアラカルトを、と多彩なシーンにマッチするのも嬉しいところ。現在、ディナー営業のみですが、ランチも応相談。店を出る時には「また“ペブビ”に来たいね」と自然と思ってもらえるような店づくりを意識しているといいます。料理、ワイン、サービス、空間、いずれもゲスト目線で求めるものを追求したからこそ、居心地のいい【PEBBLE BEACH KITCHEN】。ぜひ大切な方と訪れてみてはいかがでしょうか。PEBBLE BEACH KITCHEN【エリア】広尾【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】14000円【アクセス】広尾駅 徒歩3分
2024年10月07日老舗店や本場イタリアで腕を磨いた大戸シェフが手掛けるイタリアンレストランが誕生東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩3分。オフィス街に位置する【casa del Sorriso】オーナーシェフの大戸孝紘さんは、都内で35年以上続く有名イタリアンレストランをはじめ、イタリアンバーやピッツェリアなど様々な店舗で16年腕を磨き、ナポリを中心に本場イタリアでの修業経験も持つ実力派の料理人。この度、少年時代からの夢を叶え、下町の風情も残すオフィス街・水天宮前エリアに自身のお店をオープンしました。店内は、木目を基調にしたシックで落ち着いた空間で、シェフとの距離が近くライブ感を感じられるカウンターと、ゆったり寛げるテーブル席を用意シックで落ち着いた店内には、ライブ感を楽しめるカウンター席とテーブル席全14席を配し、「イタリアンアフタヌーンティー」と、その日の気分で自由に選べる「プリフィックスコース」を提供。こだわりの料理をカジュアル価格から気取らずに楽しむことができます。セイボリーも満喫できる「イタリアンアフタヌーンティー」画像は『スタンダードイタリアンアフタヌーンプラン』の一例アフタヌーンティーは、3,500円06,000円の3コースを用意。スイーツはもちろん、イタリアの郷土料理「パニーニ」などのストリートフードといったセイボリーも充実させ、ワンプレートで提供します。ドリンクは紅茶専門店『amsu tea(アムシュティー)』の紅茶やオリジナルドリンクをメインにラインアップ。プラン一覧≫受付時間:14:00~16:00、2時間飲み放題付き●『スタンダードイタリアンアフタヌーンプラン』3,500円/1名8種のイタリアンセイボリー&自家製ドルチェ、2種のスコーン(amsu tea、TEARTH、ソフトドリンク2時間飲み放題)●『プレミアムイタリアンアフタヌーンプラン』4,800円 /1名12種のイタリアンセイボリー&自家製ドルチェ、2種のスコーン(amsu tea、TEARTH、ソフトドリンク2時間飲み放題)●『お持ち帰りイタリアンアフタヌーンプラン』6,000円/1名15種のイタリアンセイボリー&自家製ドルチェ、2種のスコーン(amsu tea 、TEARTH、ソフトドリンク2時間飲み放題)※お帰りの際に好きな「amsu tea」と自家製焼き菓子をプレゼントメニューの一例ドリンクは紅茶専門店「amsu tea」や茶葉ブランド「TEARTH」を使用食事中にはイタリアのプーリア州の郷土料理「パンツェロッティ」をできたてで提供自由な組み合わせ可能な「プリフィックスコース」画像は『スタンダードプリフィックスコース』の一例こちらの「プリフィックスコース」にも強いこだわりが。大戸シェフは自身の店をつくるにあたり目指したのは、“シェフがつくりたい料理”ではなく、”お客様が食べたい料理“をとことん提供するレストラン。5品6,500円から注文できるプリフィックスコースは、各カテゴリー(前菜、温菜、パスタ、メイン)から1つずつ選ぶのではなく、気分に合わせて好きな組み合わせで注文可能。2,500円で追加できるフリーフロープランでは、ワインや自家製サングリアを自身で自由に注いで利用できます。イタリアンパワーサラダなど健康志向のメニューも揃えており、ヴィーガン、グルテンフリーにも対応可能。さらに完全予約制の『パーソナルコース』も6,500円から用意。利用目的や希望予算、好きな食材などリクエストに応じたオリジナルコースをアレンジし、お客様の「あれ食べたい!」を叶えてくれます。プラン一覧≫受付時間:14:00~20:001人2,500円で2時間飲み放題のフリーフローも楽しめます生ビール/スパークリングワイン/白ワイン2種/赤ワイン2種/自家製サングリア/自家製ノンアルコールドリンクなど●『スタンダードプリフィックスコース』全5皿6,500円 /1名選べる自家製デザート、自家製パン付きプレフィックスメニューから3品チョイス●『プレミアムプリフィックスコース』全7皿8,500円/1名アミューズ/選べる自家製デザート、自家製パン付きプレフィックスメニューから4品チョイス●『パーソナル(オーダーメイド)コース』6,500円/1名~お好みの食材や調理法など、特別なリクエストに合わせたコースをシェフが考え提案します●『パーティープラン』全7皿7,500円/1名選べる自家製デザート、自家製パン付き、前菜・温菜・パスタ・メイン(全て大皿提供)『イタリアンパワーサラダ自家製酵素ドレッシング』単品1,500円。季節のフルーツに、自家製豆乳リコッタチーズ、生ハム、豆腐、ナッツなどビタミンやミネラル豊富な食材を使用。自家製の酵素ドレッシングは、消化促進や健康面に配慮しながら、使う食材やフルーツを季節によってチェンジ。さっぱりした味わいながらコクもあり食べ応え十分なサラダです。『手長海老とフレッシュトマトのブランデークリームソース』コース +700円、単品2,550円。手長海老を香ばしく焼きあげ、ブランデーでフランベして香りとコクを出します。クリームソースはフレッシュトマトを入れ軽やかに仕上げています。※乾麺orグルテンフリースパゲッテイを選べます。※+300円で自家製手打ちパスタに変更も可能です。『鹿児島県産 黒牛ランイチのロースト』コース+1,000円、単品 3,650円。A5等級の鹿児島県産黒毛和牛のランプまたはイチボを低温で調理し、ミディアムレアに仕上げます。付け合わせには塩昆布を使った特製ソースなどをご用意し、様々な味わいの変化が楽しめます。『自家製フルーツビネガーソーダ』コースで提供されるデザート子供のころから夢だったというお店をもつことになった大戸シェフ。今後は親子連れの料理教室や、近隣にセントラルキッチンも設けて物販も手掛けていきたいとのこと。セイボリーもしっかりと楽しめる「イタリアンアフタヌーンティー」と、好きな組み合わせでオーダーできる自由度の高い「プリフィックスディナー」をぜひ堪能してみてください。【casa del Sorriso】オーナーシェフ大戸 孝紘(おおと たかひろ)さん1988年、茨城県出身。服部栄養専門学校卒業後、日本で最初のイタリア人オーナーシェフの店といわれる【リストランテ・カルミネ】に入り、カルミネ・コッツォリーノシェフに学ぶ。その後、銀座のイタリアン勤務を経て渡伊し、ナポリを中心に本場イタリアで様々なスタイルの店を経験。帰国後は、渋谷・恵比寿エリアの人気店【イル フューメ】など都内のレストランやイタリアンバールなどで腕を振るい、統括店長として活躍。イタリアンのあらゆる業態をキッチンとホールどちらもメインで携わる。2024年10月、独立開業1店舗となる【casa del Sorriso】を水天宮にオープンする。casa del Sorriso【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3,000~3,999円【ディナー平均予算】6,000円~7,999円【アクセス】水天宮前駅
2024年10月04日希少な赤い宝石、「紅瞳」へのこだわりのどぐろ尽くしコース『紅瞳のどぐろコース』料理内容 一部ご紹介希少な赤い宝石、「紅瞳」へのこだわり近年、そのおいしさに魅了される人が増え続けている「のどぐろ」。既に高級魚と呼ばれている魚ですが、さらに“日本最後ののどぐろの聖地”といわれる上対馬の海でしかとれないブランド魚とされているのどぐろが「紅瞳」です。長崎・対馬産最高級ののどぐろ、「紅瞳」紅瞳は、流れが速く栄養豊富な対馬海流で育ったのどぐろを、傷がつかないようにはえ縄漁を改良した地獄縄という仕掛けを使い丁寧に釣り上げ、その後徹底した温度管理や厳しい基準をクリアしたものだけが付けられるブランド。餌となる蟹や海老が豊富な深海で育った紅瞳は、ほかの地域で獲れるものよりも身が厚く太く、頭より体が大きく、その外見は赤く光り輝いているのが特徴です。また白身のトロと呼ばれるほど上質な脂と濃厚な旨味が凝縮されたおいしさは格別で、「日本一おいしい」「赤い宝石」との声があがるのも納得です。のどぐろ尽くしコース通常は200g程ののどぐろが多い中、【のどぐろ専門 銀座中俣 極】では脂や甘みをより強く感じられる500gを超えるのどぐろにこだわって仕入れが行われているとのことこの流通量が少なく希少な「紅瞳」を、上対馬漁港・上県漁港の漁師と直接交渉し、独自の直送仕入れルートを確保しているのどぐろ専門店【のどぐろ専門 銀座中俣 極】。「のどぐろのおいしさを知ってもらいたい」という思いから、なんとコース全ての料理にのどぐろが使われおり、それぞれのメニューに合わせた調理法で仕上げられたこだわりの味わいを楽しむことができます。職人の調理風景を目の前で楽しめる、ライブ感あふれるカウンター席同店で楽しめるのどぐろ尽くしのコースは全部で6種類。厳選のどぐろを使用した『のどぐろ(12,100円)』『のどぐろ姿造り(15,400円)』『のどぐろ雲丹海鮮(17,600円)』、そして紅瞳のどぐろを使用した『椿(20,000円)』『柊(24,000円)』『極上(28,000円)』となっています。中でもこの紅瞳だけを贅沢に使った「紅瞳のどぐろコース」は、中俣グループのすべてを詰め込んだというコース。のどぐろを知り尽くした職人によって姿造り、半身塩焼き、しゃぶしゃぶ、土鍋ご飯といった多彩な調理法を駆使して最上級のどぐろの風味を引き出しています。すべてののどぐろを対馬産のどぐろ「紅瞳」だけで用意した、職人による多彩な調理で楽しめる紅瞳のどぐろコース『極上』『紅瞳のどぐろコース』料理内容 一部ご紹介『紅瞳のどぐろコース』の中から、料理の内容を一部ご紹介いたします。『のどぐろ姿造り』『柊』コースで楽しむことのできるお造りは、肉厚濃厚なのどぐろの身が口の中でとろけるおいしさ。醤油の他にのどぐろと同じ対馬産の塩でシンプルに味わうのもおすすめです『のどぐろ薄造り』『炙り』添えられている対馬産の塩、ポン酢、自家製の醤油の順で食べるのがおすすめ。脂が多い身は、お口直しの大根の鬼おろしが良く合います薄造りに続き、調理法の違いによるおいしさを味わうことができるのどぐろの炙り。薄造りとこちらの2品は『椿』『極上』コースで楽しむことができます『のどぐろ半身塩焼き』半身まるごと使用したお店自慢の塩焼き。全てのコースに付いています。溢れ出る旨みに驚く一品で、対馬産の塩との相性も抜群、皮ごといただきます。のどぐろの上品な脂により、食後感が重くならないのも嬉しいところです『のどぐろしゃぶ』のどぐろのアラを5時間煮込んだ出汁を使用した、身体に旨みが染み渡るような一品。レアの状態に仕上げたのどぐろしゃぶを、柚子と酢橘の香りとともにいただきます。こちらも全てのコースで楽しむことができます『のどぐろ土鍋ご飯』全てのコースで堪能できる締めの“名物”は、のどぐろを一尾丸々使用した土鍋ご飯。だしとのどぐろの脂がしっかり合わさったその味わいは絶品です。なおこちらに使用しているお米は、土鍋やのどぐろの脂に合うお米を数ある中から選んだものだそう。のどぐろの豊かな脂で米粒一つ一つがコーティングされるのでスルッといただくことができ、ラストまで軽やかに箸がすすみますなお飲み物は日本酒からワイン、ビール、サワーなど“のどぐろによく合うもの”を中心に取り入れている、というところも魅力。中でも毎年従業員で作っているという「中俣酒造」の焼酎はぜひのどぐろ料理とともに楽しみたい一品です。希望に沿って、のどぐろによく合う季節ごとの日本酒も提案してくださいます近年、のどぐろの注目度や人気が益々高まってきたこともあり、価格が当初よりかなり高騰してきているというのどぐろ。それでも専門店として最高級ののどぐろを仕入れ提供し続ける理由を取締役副社長そして現場のリーダーでもある中俣伸輔さんに伺うと、「私自身、のどぐろのおいしさに初めて出合った時の衝撃がすごかった。そのおいしさをお客様にも届けたいという思いで続けています」との答えが返ってきました。シンプルでありながら“おいしさを届けたい”というこの原動力が、旨みを最大限に引き出したのどぐろ料理の数々に具現化されていると切に感じられました。洗練された空間で、旨み溢れるこだわりののどぐろ料理を。素敵な時間を過ごすことができる、貴重な一軒です。店内にはカウンター席のほか、4名用の個室も。デートや会食など用途に合わせ、おいしい時間を楽しんでのどぐろ専門 銀座中俣 極【エリア】銀座【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2024年09月13日ランチ営業のみ、和のこだわりが随所に散りばめられたとんかつ御膳のお店【とんかつ七井戸】、【とんかつ まるや】【とんかつ まい泉】【とんかつ ここまでやるか。】など、老舗店から若手料理人が手がけるお店まで、とんかつの名店が立ち並ぶ青山エリア。その中でこのたび新たに誕生したのが、「THE AOYAMA GRAND HOTEL」の4階に位置する【とんかつ じゅんちゃん】。こちらのお店は、割烹【くろぎ】の黒木 純氏が手掛ける、ランチ限定・とんかつ御膳のお店です。木を基調としたシンプルで落ち着いた店内。ランチタイムは【とんかつ じゅんちゃん】として、ディナータイムはカウンター和食店【SHIKAKU】として営業「庶民的な食べ物でありながらも、少し特別なご馳走でもあるとんかつを、和の職人である【くろぎ】を通してさまざまな方に楽しんでいただきたい」との思いでお店をオープン。群馬県産の「坂東もち豚」を使用したロースとヒレから選べる2種類のランチ御膳を提供します。(※ヒレ肉は供給量が限られるため、入手不可能な際はその時々で質の良い特選ポークのヒレ肉を使用)メニューはこちらの3種の御膳こちらで使用されている「坂東もち豚」はサシの入った良質な肉質で、脂もくどすぎず、あっさりとした印象の豚肉です。それを余計なくどさが出ないようにと、低温でじっくりと均一に加熱し、揚げきらず予熱で火を通します。その後、高温で再び揚げる=低温と高温で二度揚げすることで、油切れもよく、サクサクとした衣とジューシーな肉質に仕上げています。『坂東もち豚 ロースかつ御膳』2,700円(税込・サービス料別)。赤身も多く、ジューシーながら適度な脂の甘みが感じられます『特製銘柄豚 ヒレかつ御膳』3,200円(税込・サービス料別)。脂が少なくあっさりと、やわらかい食感。パサつかないように、じっくりと火入れが行われています『坂東もち豚 特リブロースかつ御膳』3,500円(税込・サービス料別)この日いただいたのは、『坂東もち豚 特リブロースかつ御膳』。とてもジューシーで、衣もサクサク。高知県・小川製塩所の完全天日塩やレモンなどでさっぱりといただけますが、特筆すべきは大根おろしを入れた温かい特製ウスターソース。このソースがとっても個性的。和のだしがしっかりと効いたウスターソースで、酸味があって、軽やかだけれど、旨みもたっぷり。しかし、くどくない。揚げたての温かいとんかつの味わいを損なわないようにと、ソースが温められて提供されるのもポイントです。「とんかつを『和食だ』と感じていただきたい」との思いでつくられた自家製おろしウスターソースまた、すべてのセットに、希少米「龍の瞳」を使ったふっくらとした「白米」、紫蘇が入った「大葉キャベツ」、和風だしがしっかりと感じられる「自家製おろしウスターソース」、黄身が入ったまろやかな「卵とカレー」、野菜がごろごろと入った「豚汁」、お漬物がついており、カレーをとんかつにかけることで、カツカレーにしていただくこともできます。じっくり煮込んだ小麦粉不使用の「卵とカレー」「卵とカレー」を白米に乗せて、その上に「自家製おろしウスターソース」をかけていただくのもおすすめ、とのことランチの営業時間は12:00~16:30(L.O.15:00)までで、セットでは「白米」「大葉キャベツ」はおかわり自由。自分好みに組み合わせながら、さまざまなスタイルで楽しめる、新しいとんかつ御膳のお店【とんかつ じゅんちゃん】。ぜひ足を運んでみてください。黒木 純氏プロフィール1978年、宮崎県出身。18歳にして料理人を目指して上京。【京味】などの名だたる名店で修業を重ね、2010年に東京・湯島【くろぎ】のオーナーシェフとなる。2011年・2012年には「ミシュランガイド東京」にて星を獲得。2014年、”和菓子文化の発展”という志を掲げて【廚(くりや) 菓子くろぎ】をオープン。2017年3月、本家【くろぎ】が湯島から芝大門に移転。日本料理研鑽会の一員となり、和食文化発展の一翼を担う。とんかつ じゅんちゃん【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】とんかつ【ランチ平均予算】3,000円~3,999円【ディナー平均予算】-【アクセス】外苑前駅
2024年09月11日ラフォーレ原宿は、2024年8月23日(金)より随時、2024年秋のリニューアルを実施する。ファッションを中心にリニューアル、新店も秋のリニューアルでは、ファッションのショップが装い新たにリニューアル。新店も登場し、フレッシュな顔ぶれのショップを揃える。KBF&センスオブプレイス バイ アーバンリサーチの旗艦店が誕生注目は、新たに誕生するKBF (ケービーエフ)、センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)のフラッグシップショップだ。KBF、センスオブプレイス バイ アーバンリサーチともに、既存店舗をリニューアルし、メインショップとして装い新たにオープン。多彩なウェアやアイテムを取り揃えるブランドの発信拠点となる。KBFではリニューアルオープンを記念して、トートバッグやルームウェアのノベルティも用意する。キリコミ、ヒニヒニなどユニークなファッションブランド新店個性豊かな新店も要チェックだ。無縫製技術を得意とするキリコミ(KIRIKOMI)は、ラフォーレ原宿に初出店。第93回装苑賞グランプリを受賞したデザイナー、ソン・セイによる、モードでファンシーなデザインのウェアを展開する。キリコミのメインラインの他、ドットをモチーフにしたキリコミ ドット、ユニークなテキスタイルを採用したキリコミ ヌノ、猫モチーフのキリコミ ウィーといったラインを取り揃える。この他、黒と白を中心としつつ、ギャザーやフリルを施したガーリーなウェアを提案するヒニヒニ(HEENIE HEENIE)や、デザイナー・TAKUMAが手掛ける原宿発のモードブランド・アビセア(Abyssea)、ストリートブランドのアールエヌエーメディア(RNA MEDIA)といったブランドが実店舗をオープン。デザイナーの落書きから始まったネコのキャラクターブランド・ミントネコ(MINT NeKO)と、大正ロマンをコンセプトにした和ロリータブランド・モリグチカ、和がテーマのゴウク(gouk)によるセレクトショップも新登場する。ソフビグッズやミニチュアフードアクセサリーの限定ショップもまた、ラフォーレ原宿 B0.5Fに位置する「愛と狂気のマーケット」では、9月の1か月間チャーミングなグッズの期間限定ショップを開催。ソフビ玩具メーカーを母体とするブランド・アルチザントイ(artisantoy)は、メイド・イン・ジャパン、メイド・イン・トーキョーにこだわったレトロなソフビグッズなどを展開する。加えて、コヒカフェ(kohicafe)は、粘土で作ったミニチュアフードを販売。“身に付けられる食べ物”として、アクセサリーを販売する。【詳細】ラフォーレ原宿 秋のリニューアル時期:2024年8月23日(金)~随時場所:ラフォーレ原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6■リニューアル&新店・4F:KBF ※8月30日(金)~、ヒニヒニ ※8月16日(金)~※KBFのリニューアルオープン記念ノベルティは、税込10,000円以上の購入でトートバッグ、税込20,000円以上の購入でルームウェアをプレゼント。・3F:センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ ※9月21日(土)~、アールエヌエーメディア ※9月13日(金)~、アビセア / アキバ感電デンキ ※9月13日(金)~・1F:駐車場横>キッチンカー おいもとバター ※9月6日(金)~・B0.5F:キリコミ ※8月2日(金)~・B1.5F:ミントネコ&モリグチカ ※9月7日(土)~■愛と狂気のマーケット アルチザントイ、コヒカフェ 期間限定ショップ開催期間:2024年9月1日(日)~9月30日(月)場所:ラフォーレ原宿 B0.5F 愛と狂気のマーケット
2024年08月24日コンセプトは“NEO街の洋食屋”モーニングからランチ、そしてディナーまでアートや音楽で癒やしを感じる空間にコンセプトは“NEO街の洋食屋”どこか懐かしいメニューラインナップと、新たな感性が混ざりあう料理の数々が楽しい代官山駅を降りてすぐ。「フォレストゲート代官山」MAIN棟1階にオープンした【MID TREE 代官山】のコンセプトは、“NEO街の洋食屋”です。これは、「野菜がたっぷり食べられるヘルスコンシャスなメニューと、昔ながらの定番洋食メニューに趣向を凝らした驚きと新たな発見を体験できる」もので、どこか懐かしくも新鮮さを感じるお料理の数々に出合うことができます。モーニングからランチ、そしてディナーまでNEO洋食をメインメニューとしつつも、モーニングやランチ、カフェ、バル利用などその時間帯にマッチしたメニューが並びますオールデイズカフェ&レストランとして、モーニングからディナーまで楽しめる同店。例えば8:30~11:00のモーニングタイムには、ワンちゃんのお散歩やウォーキングなどの朝活をされている方向けに、ヘルシーなサンドウィッチやサラダなどのモーニングの用意があります。トレーニング後の栄養補給を意識したスムージーやオリジナルプロテインドリンクもラインナップ。ちなみにワンちゃんは全ての時間帯において、テラス席のほか、お店で貸していただける専用のフワフワクッションに座らせることで店内にも一緒に入れるそうなので、愛犬家は喜ばれる方も多いのでは。『玉子サンド』全粒粉パン使用。スクランブルエッグ状のトロトロ卵にヨーグルトソースをかけた、健康的なサンドイッチです11:00~18:00はランチとカフェを楽しめる時間帯に。6種のスパゲッティからお好きなものを選べる、全6種のコース形式のお得な『ランチセット』や、野菜がたっぷり摂れる『ふわとろオムライスハンバーグ』、『ミートボールなミートソーススパゲッティ』など、性別・年代問わず楽しめるメニューが並びます。『ランチセット』全6品のコースで楽しめるお得なランチ。季節野菜のポタージュ、バケット&アンチョビホイップバター、季節のグリーンサラダ、メインは6種から選べるスパゲッティ、バスクチーズケーキ、ドリンク付き『極旨ドミグラスソース&コク旨マッシュルームのホワイトソースのW”オムハンバーグ”たっぷり温野菜プレート』自家製ハンバーグに乗せたふわとろのオムレツを、目の前でパッカン!してもらえる演出も楽しい一品。半熟トロトロの卵と自家製ドミグラス、ホワイトマッシュルームの濃厚ソースの相性は抜群です『たっぷりトマトのナポリタン』モチモチの生パスタを使用。たっぷりのお野菜とフレッシュ感のあるミニトマトのザクザクした食感が楽しめます。見た目も鮮やかな、今までにないNEOナポリタンです『初めてなナポリタン』こちらも同じ“ナポリタン”ですが、色の違いに注目。見た目こそよく知っているトマト色ではないものの、ペースト状になったピーマンが混ぜ込まれており、口にするとナポリタンの味わいと旨みが広がる“初めてな”おいしさに出合える軽やかな一品です午後は、アフタヌーンティーをイメージしたデザートプレートをはじめとするパティシエ手作りのバスクチーズケーキ、グラスパフェ、フルーツだけで作るジェラートなどの自家製スイーツとコーヒーや紅茶でカフェタイム。“飲めるパンケーキ”と呼べるような驚きのメニューにも注目です。なお、スイーツはテイクアウトすることも可能。『デザートプレートセット』手作りスイーツの贅沢な盛合せ。バスクチーズケーキ、季節のバスクチーズケーキ、マンゴーのグラスパフェ、生チーズパンケーキ、もぎたてフルーツのジェラート。お好きな紅茶又はコーヒー付き『まるでチーズケーキなようなパンケーキ』クリームチーズをたっぷり混ぜ込み、低温で焼き上げることで実現したまさに“飲めるパンケーキ”。生地の中にチーズソースが忍ばせてあり、カットするとトロ~リと流れ出てきます『バスクチーズケーキ』スペイン産チーズを使用し、本場のレシピをベースにヨーグルトの酸味をプラスした、とろける口当たりのバスクチーズケーキです。なお味はプレーン・抹茶・ブラッドオレンジ・トリュフの4種類。どれもしっかり味の違いや特徴を感じられる、選ぶのも楽しくなるバスクチーズケーキです18:00~23:00はディナータイム。気軽に立ち寄れるバルとして、原木からスライスしたハモンイベリコの生ハムや『蟹クリームコロッケ』などお酒に合うタパスが揃うほか、『赤城黒毛和牛ステーキ』やコースもあるので、デートや知人との食事会などにもぴったりです。『熟成ハンバーグが主役の焼きロールキャベツグラタン』自慢の熟成ハンバーグの旨味をキャベツで閉じ込めた肉汁が溢れ出るロールキャベツを、自家製ドミグラスソースにチーズをたっぷりかけてオーブンで焼き上げた逸品です『赤城黒毛和牛のステーキハーフポンド』群馬県産赤城黒毛和牛のステーキ。旨味の強いヘルシーな赤身肉を使用してジューシーに焼き上げた一品です『ハモンイベリコ』濃厚で口の中でとろける脂身とまろやかな塩味が特徴のイタリア産ハモンイベリコ。イベリコ豚の原木から、オーダーを受けてからスライスしていただけますアートや音楽で癒やしを感じる空間に落ち着いた空間で最高の食事が楽しめるアートカフェ店内はアートを楽しむ大人のカフェ&レストランをイメージし、ウッディで落ち着いた雰囲気。壁面にはアンディ・ウォーホールの意思を継いだルパート・J・スミスの版画作品が展示されており、モダンでスタイリッシュな空間になっています。お一人でも気兼ねなく利用できるカウンター席の他、ゆったりくつろげるソファ席、開放感のあるテラス席も。BGMや会話も心地よく響く明るい【MID TREE 代官山】で、思い思いの時間&新たなおいしさとの出合いを楽しんでみては。MID TREE 代官山【エリア】代官山【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】代官山駅徒歩1分
2024年08月21日丸の内に店舗を構える【すき焼き 十二天】のカジュアル業態として誕生した【食べ放題 すき焼き十二天】。丸の内店で人気の“すき焼き食べ放題”をメインに据え、より気軽に最高品質の和牛を楽しめるお店としてオープンしました。広尾の複合施設「EAT PLAY WORKS」の2階に誕生。カウンター席をメインにしたカジュアルな空間ですおひとり様でも楽しめるカウンター5席に加え、2人掛けのテーブル席が1卓、4人掛けのテーブル席が3卓と、多彩なスタイルに対応【食べ放題 すき焼き十二天】は、日本全国から厳選したA5ランク和牛の赤身と霜降り肉をバランスよく楽しめる和牛すき焼き専門店で、単品注文も可能ですが、「すき焼き食べ放題」のコースが中心。良質な脂を持つ和牛は新鮮なまま調理をすることで、和牛特有の甘くふくよかな香りがたち、口の中でとろけるような食感を楽しめるため、注文ごとにカットし、切り立ての新鮮な和牛を提供しています。カウンター席に座ると、目の前でお肉をカットしている様子を見ることができます【食べ放題すき焼き十二天】は関西風の中でも、割下で煮込む京都の食べ方に近い食べ方でいただけます。また、最初のお肉はスタッフさんが焼いてくださるので、一番おいしいタイミングでいただくことができます。▽メニュー一例※ディナータイムはサービス別途10%●食べ放題 60分制・「すき焼き食べ放題」昼:6,600円/夜:7,700円(各1人前)内容:肉相盛(赤身+霜降)、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)、甘味・「特上 すき焼き食べ放題」昼:8,800円/夜:9,900円(各1人前)内容:肉相盛(赤身+サーロイン霜降)、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)、甘味●単品ご飯の大盛り、おかわり無料・「赤身とお野菜とお食事」昼:2,970円/夜:4,400円(各1人前)内容:肉150g、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)・「赤身と霜降とお野菜とお食事」昼:4,070円/夜:5,500円(1人前~)内容:肉150g、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)・「霜降二種とお野菜とお食事」昼:5,170円/夜:6,600円(1人前~)内容:肉150g、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)この日提供されたのは、山形県尾花沢のサーロインと、北海道富良野の肩ロース野菜は木箱に入れられ提供。白菜、京都産の九条ネギ、しいたけ、山えのき、エリンギ、白滝、豆腐、ニンジン、紅しぐれ大根、金時草。定番のお野菜から、個性豊かなほんのり苦みを感じらえる金時草まで幅広くラインアップこの日は、単品の「霜降二種とお野菜とお食事」をいただきました。まずは、サーロインを関西風に焼きます。お肉は焼くことで、和牛の香りと旨みが感じやすくなるそうです。お肉が焼けるまで、卵を溶いてスタンバイ。卵は黄身に艶があり、コクと旨みが凝縮された「蘭王」を使用。まずはサーロインをいただきます。サシのきめが細かく、脂が甘い。卵も濃厚でお肉の脂の甘みとも相性抜群です。1枚目のお肉を食べ終えると、単品の場合はスタッフさんがお鍋の用意をしてくれます。食べ放題の場合はそれぞれのペースで食べられるように、自身でお鍋を煮込んでいきます。こちらは肩ロース。口の中でとろけるほどやわらかく、脂の甘みがしっかりと感じられます。野菜はしっかりと味がしみこむまでじっくり煮込んでからいただきます。ご飯、赤だし、香の物もついていて、ご飯はおかわり自由なので、単品でも満腹になりました。大人数や大切な食事会でいただく、少し敷居の高いイメージのすき焼きが、おひとり様でも、ランチでも気軽に楽しめ、さらにはA5ランクの肉が食べ放題で楽しめるすき焼き店【食べ放題 すき焼き十二天】。ぜひ足を運んでみてください。食べ放題 すき焼き十二天【エリア】広尾【ジャンル】しゃぶしゃぶ・すき焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅
2024年08月07日4年連続ミシュラン一つ星の【薪焼 銀座おのでら】の寺田料理長が手掛ける新業態「銀座おのでら」は、鮨や天ぷらといった日本食を世界に広めるため、現在3カ国18店舗まで拡大。一部店舗ではミシュランガイドの星を獲得するなど、世界的な評価を受けています。2024年4月には回転寿司業態の海外第1号店が、アメリカ・ハワイ州に進出を果たし、また去る5月1日(水)にはカジュアルかつリーズナブルにラーメンを楽しめる【麺 銀座おのでら本店】も東京・表参道に開店しました。【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】は、東京・赤坂の目抜き通りである一ツ木通りに面し、東京メトロ・赤坂駅、赤坂見附駅の両駅から徒歩3分の利便性の高いエリアに立地そして、さらなるチャレンジとして国産うなぎのみを提供する【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】を2024年7月19日(金)にオープン。質の高い国産の養殖うなぎのみを使用し、リーズナブルな価格で本格的なうなぎ料理を楽しむことができます。薫香溢れるふっくらとしたうなぎと特製のタレの絶妙なバランスは、まさに格別です【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】提供メニューについて同店を監修したのは、4年連続で「ミシュランガイド東京」一つ星の評価を得ている【薪焼 銀座おのでら】料理長・寺田 惠一氏。今年5月1日にオープンした【麺 銀座おのでら本店】では、初めてラーメン店をプロデュースするなど幅広く活躍しており、さらなる挑戦として、薪焼きうなぎ料理をおのでらの職人とタッグを組み、監修しました。目の前でうなぎを燻すライブ感あふれるカウンターは8席。うなぎ料理の店舗に相応しく、“うなぎの寝床”を彷彿とさせる奥行きのあるつくり店舗奥にはテーブル席(2人掛けが5卓)も用意。障子から差し込む光と落ち着いた木目調の内装が、都会の喧騒を忘れるひと時を提供提供するうなぎは、山田水産から一括で仕入れた国産うなぎのみ使用。寺田氏監修のタレは、フレンチ出身シェフなだけあって、赤ワインを独自に配合したオリジナリティあふれるタレに。そのタレに浸し、薪の木で燻すことで、上品な薫香を纏わせた唯一無二の薪焼きうなぎ料理に仕上げています。また、ごはんにもこだわり、うなぎとの相性を考慮し、粒がしっかり立っていてほんのり甘い「ゆめぴりか」を使用。赤ワインの香りがたつタレとの相性も抜群です。赤坂の目抜き通りである一ツ木通りに面しており、店の外からもうなぎを焼いている姿を見ることができますではさっそく、気になるメニューをご紹介します。『国産うなぎ重 上』※終日提供3,300円。うなぎ一尾を贅沢に味わえる『国産うなぎ重 上』。うなぎ重のほかに、お吸いものと生姜の漬物もつきます。お吸い物は+200円で肝吸いに変更可能『国産うなぎ重 並』※終日提供2,200円。うなぎを半尾楽しめる並サイズ。特上や上と同じく、お吸い物と生姜の漬物付き『国産うな玉丼』※ランチ限定980円。ランチで気軽にうなぎを楽しむことができるうな玉丼『国産ミニうな丼』※ディナー限定980円。ディナー営業ではお酒やつまみも充実しており、小さ目サイズの『国産ミニうな丼』は、締めのごはんにぴったりうな重はもちろんのこと、蒲焼、白焼、鉄板う巻などの一品も用意。またお酒にもぴったりな『肝串焼き』や『薪薫る枝豆』など、国産うなぎのおいしさと、薪焼きの薫香を余すことなく活かした、五感で味わうメニューもラインアップしています。『薪薫る枝豆』350円。薪火で炙った薫香が香ばしい一品。その場で焼き立てを出してくれます『肝佃煮』450円。国産うなぎの肝を、生姜を効かせて煮詰めた逸品。箸休めにぴったり『フライドポテト』(塩・うなだれ山椒)400円。うなぎのタレと山椒で仕上げたうなぎ屋らしいフライドポテト。塩味とうなだれ山椒の2種で展開『からすみ蕎麦』700円。【鮨 銀座おのでら 総本店】括総料理長・坂上 暁史氏直伝の珍味「本店仕込みからすみ」を、贅沢に蕎麦にトッピング。一般的なからすみと異なり、こちらはボラの卵巣を味噌漬けにすることで、より重厚な味わいを楽しめます国産うなぎをリーズナブルに楽しめる【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】。今後は、第1号店のみならず都内主要エリアや、国内外への拡大も見据えているということです。メニューについて国産うな玉丼、国産うな丼、国産うな重の種類・『国産うな玉丼』980円※ランチ限定提供・『国産ミニうな丼』980円※ディナー限定提供・『国産うな丼』1,500円※終日提供・『国産うな重 並』2,200円※終日提供・『国産うな重 上』3,300円※終日提供・『国産うな重 特上』4,400円※終日提供グランドオープン記念特別サービスについて期間:2024年7月19日(金)~23日(火)① 期間中は、生ビールを半額でご提供(協賛:アサヒビール株式会社/株式会社キョクジュ)。②次回ご来店時にご利用できるトッピング1品無料チケットをプレゼント。※トッピングは、温玉、青ねぎ、とろろ、【銀座おのでら本店】仕込みのいくら。※詳細につきましては、当日店舗にてご確認をお願いいたします。薪焼うなぎ 銀座おのでら本店【エリア】赤坂【ジャンル】うなぎ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】赤坂見附駅■グランドオープン予定日:2024年7月19日(金)■席数:18席(カウンター:8席、2人掛けテーブル5カ所)
2024年07月22日町中華の気軽さとヌーベルシノワのお洒落さを兼ね備えた待望の一軒が、今年1月、渋谷にオープンした。金王八幡宮のすぐそばに店を構えた【ON the TABLE CHINESE】がそれだ。以前、【Dots】という名のチャイニーズレストランがあった場所と言えば、思い当たる中華ラバーも多いかもしれない。渋谷駅から歩くことおよそ7~8分、緑に囲まれた金王八幡宮のすぐ近くに建つシックな一軒コロナ前の2021年、あの脇屋友詞シェフが“新しい町中華”をコンセプトにプロデュースした店で、その跡地にできたのが同店。しかも、当時、件の【Dots】を脇屋シェフから任されていたのが、同店のオーナーシェフである平賀大輔シェフだった由。奇しくも、巡り巡って古巣でのスタートとなったわけだ。グレーのトーンで統一した店内は、落ち着いた雰囲気。カウンター中心ゆえ、一人でも気軽に入れそうだ黄色にdot柄のポップな外観が目を引いた以前の店とは打って変わり、新店はモノトーンで全体を統一。ダークグレーの煉瓦を配した壁に白い大理石のカウンター席がひときわ生える店内は、グッとシックな雰囲気に生まれ変わった。カウンターの他、テーブル席や個室もあり、1人でもグループでもOK。様々なシチュエーションに応えてくれそうだ。扉を閉めれば、個室にも使えるテーブル席もあり、グループや接待の時には重宝しそうだ「脇屋シェフからは、料理のテクニックはもちろんのこと、常にお客様の立場に立って料理を出す姿勢を学びました。」とは平賀シェフ。念願のカウンタースタイルにしてからは、お客様との距離も短くなり、よりお客様の要望を察知できるようになったと笑顔を見せる。使い勝手の良さは、料理のオーダーシステムも同様。近頃は、おまかせコース一本の一斉スタートスタイルがすっかり定着しているが、ここはコースとアラカルトの二刀流。しかも、来店時間もゲストファースト。好きな時間にどうぞ、という配慮も嬉しい限りだ。「お一人でふらりとお越し頂いて、アラカルトで好きなように食べて頂くのもいいし、グループでの会食なら、個室でゆっくりコース料理を楽しんでもらっても。」とは、平賀大輔シェフ。そのコースも、6600円からと実にリーズナブル、かつ内容も決してそれなりではない。例えば、取材当日のメニューは次の通りだ。『鮎の春巻』は6600円コースの一品。九州日田市から取り寄せた鮎は3枚におろし、間にピータンなどを挟んで揚げているスターターにお凌ぎサイズの『翡翠生姜粥』が出た後は『前菜6種の盛り合わせ』、『幸福豚の焼きたて叉焼』とお酒が進みそうな味が続き、『あさりの旨味たっぷりの茶碗蒸し』で舌をリセット。その後、歯触り軽やかな『鮎の春巻き』が出て、メインには平賀シェフのスペシャリテ『天草和牛の黒酢炒め』が登場。コースに華を添える。そして〆には『汁無し坦々麺』か『ニラ醤油麺』をチョイス……という充実の内容。デザートの『桃の樹液と杏仁豆腐』を頂く頃には、お腹もすっかり満たされているに違いない。フカヒレの付くコースでも13750円と、高額化が相次ぐ昨今のレストラン業界にあって得難い一軒と言えそうだ。シェフの平賀大輔さんは千葉県出身。ワイン愛も強くソムリエの資格も持つほど。中でも、ナチュール系が好みだそうだ「年に一度、記念日に行くような高級店ではなく、ちょっと上質な、普段使いできる使い勝手のいい店にしたかったんです。自分が行きたくなるような、ね。」屈託なく笑う平賀シェフだが、その経歴は錚々たるもの。19歳で脇屋シェフの門戸を叩き、以来、20有余年、脇屋シェフの薫陶を受けてきた達人だ。【トゥーランドット游仙境】を皮切りに、様々なポジションを経験。博多【蓮双庭】や厚木【上海ドールバイワキヤ】、そして前出【Dots】では、料理長を任された実績からもその実力のほどが伺える。中でも、【蓮双庭】での7年間は、平賀シェフにとって思い出深い経験になったようで、当地で多くの生産者に知り合えたことが、今の平賀シェフの財産となっている。大分日田産の鮎に福岡「久保田農園」のハーブ、そして叉焼に使う豚も鹿児島「ふくどめ小牧場」の幸福豚等々、食材の多くを今も九州から取り寄せている。『まこもだけの天草黒毛和牛の煎り焼き~ブラックペッパーソース』。これも6600円コースの一品。牛は、九州時代に知り合った天草の「田中畜産」、上に飾ったハーブも九州宮崎の「久保田農園」から取り寄せているご覧の『真菰の天草黒毛和牛の煎り焼きブラックペッパーソース』も、熊本「田中畜産」の黒毛和牛を使った一品。ランプやうちもも、シンシンなどサシの少ない赤身の部分を主に使っているそうで、「旨みが強く、和牛らしい風味があるところが気にいっています。」とは平賀シェフ。淡白ながらも仄かに甘みがあり、シャキっとした歯触りの真菰との相性も上々だ。普通なら、真菰はカットして牛肉と共に炒めて供するのが、中華の常套だろう。が、平賀シェフは真菰に牛肉を巻きつけて焼き、下にはドフィノワ風に仕立てたじゃがいもを忍ばせ、ハーブをたっぷり飾りつけて提供。一見してフレンチと見まごうような一皿は、ヌーベルシノワの薫陶を受けた平賀シェフなららではのセンスだろう。それでいて、味わいはきちんと中華に着地している手腕も見事!『スパニッシュオムレツ山椒マヨネーズ』550円はアラカルトメニューの一品。平賀シェフ自身が好きでメニューに導入。こうした自由な感覚も魅力の一つ中華の枠に囚われぬ発想は、アラカルトにも発揮されている。『麻婆豆腐』や『海老チリソース煮』など王道の町中華メニューに混ざり、『パテ・ド・カンパーニュ~中華スパイス』や『スパニッシュ・オムレツ~山椒マヨネーズ』といった遊び心あふれる一品が並び、食いしん坊の興をそそる。平賀シェフによれば「スパニッシュオムレツは僕自身が大好きなんで作っちゃいました。全く中華のアレンジはないんですが、意外にお客様の受けはいいんですよ。」とのこと。それも、ベテランシェフのなせる業。料理全体を通して中華のベースがしっかりしていればこその自由度の高さだろう。お客様の要望で作り始めた月餅1個660円。要予約。小豆餡と砕いた飴がけのくるみ入り『鶏泥湯』こと『鶏胸肉と干貝柱の旨みふわふわスープ』1000円。シェフの力量が伺える一品このパテカンやスパニッシュオムレツをつまみに一杯という時は、ソムリエの資格も持つ平賀シェフセレクトのナチュールワインがおすすめだ。曰く「常備しているワインは、フランスを始め、イタリア、オーストリアなど約100本ほど。7割方がナチュール。」だそうで、グラスワインは、900~1400円。赤白合わせて10種類ほどを用意している。また、4種6600円、6種11000円のワインペアリンもあり、コースに合わせるほか、逆ペアリングを楽しむのも一手。本来はワインを料理に合わせるところを、ワインにあわせ、アラカルトから料理を選ぶのも一興。アラカルトのある同店ならではの楽しみ方と言えそうだ。ざっと100本ほどが揃うワインは、ナチュール中心。グラスワインは常時赤、白合わせて10種類を用意。グラス900~1400円ちなみに、呑兵衛向けに“無限”ことフリーフロー15000円の用意もある。また、中国茶も12種類ほどを常備。右党には、中国茶、ノンアルコールワインなどを取り入れたノンアルコールペアリング6600円もある。カウンターの奥に並ぶ香辛料の数々中国茶や嬉野紅茶などノンアルコールも充実。ノンアルコールペアリング6600円もあるON the TABLE CHINESE【エリア】渋谷南口【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】14999円【アクセス】渋谷駅 徒歩8分
2024年07月22日「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」は、幹線道路に囲まれ回避が難しかった渋谷駅東口エリアで、青山と渋谷をつなぐように建てられた大型複合施設。「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとの繋がりを活かし、渋谷を代表するエリアである奥渋や渋南などに続く“青渋”のアイコンを目指しています。渋谷ヒカリエの横にオープンした「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」2階天井に配置された「垂直庭園」は、国内ではあまり見られない新たな試みで、空間全体の緑視率を向上させる効果が期待されていますこちらの施設には新業態や初出店の店舗を含む飲食テナント、アートギャラリー、健診センターなど15テナントが出店しており、1階~4階の商業フロアにはグルマン必見のレストランも。今回はその中から、葉山で人気の一軒家イタリアンが渋谷に初出店されたということで、さっそく伺ってみました。都会にいながらリゾート気分が味わえる「星空のレストラン」葉山店の人気メニューに加え、渋谷店限定メニューもランチセットやプリフィクスコースもラインアップ都会にいながらリゾート気分が味わえる「星空のレストラン」今回オープンした【TRATTORIA PIZZERIA 207】は、葉山の一色海岸至近にある同名の一軒家レストランの姉妹店。葉山店が一色海岸を臨むダイニングで波の音をBGMに食事を楽しめるのに対し、渋谷店は宮益坂上から渋谷方向に向かう国道246号に面する都会のレストランながら、昼は明るく開放的な雰囲気の中、ランチやカフェで気軽に利用できる一方、夜は無数のペンダントライトの下、渋谷にいながら煌めく星空のダイニングが楽しめます。国道246号沿いに面する【TRATTORIA PIZZERIA 207】。ガラス張りの窓から光が入る明るい店内で、天気が良い日にはテラス席も利用できますダイニングの中2階にはソファ席を配置アーチ形のソファや間接照明がやわらかな雰囲気を演出夜はペンダントライトが煌めく「星空のレストラン」ダイニングは1階にテーブル席とソファ席、カウンターもあるバースペース、中二階のソファ席を備えています。窓に面して開放感のあるテーブル席に対し、1階と2階のソファ席は落ち着いた雰囲気。グループでもゆったりと食事を楽しむことができます。オープンキッチンのバーエリアでは、シェフたちの動きを眺めながら軽くおつまみとワインを楽しむことも。それぞれ特徴のあるエリアごとに、さまざまなニーズに応えます。葉山店の人気メニューに加え、渋谷店限定メニューも料理を手掛けるのは、イタリアや都内有名店で修業した後、葉山店オープンからシェフを務める兼森一喜統括シェフと、自由が丘の人気イタリアンで長年シェフとして腕を振るった西銘剛史シェフが、本格的ながら肩肘を張らずに楽しめる料理を提供。相模湾で上がった新鮮な魚を味わえる『葉山あたりのカルパッチョ』や『フリットミスト』、葉山本店の目の前の海で取れた『しらす0kmペペロンチーノ』など、葉山の食材を取り入れたメニューを中心にラインアップしています。『葉山あたりのカルパッチョ』『フリットミスト』『しらす0kmペペロンチーノ』また、『葉山石井牛のローストビーフ』や『葉山石井牛のボロネーゼ』など、都内ではなかなか味わえない葉山石井牛を使ったメニューも楽しめます。さらに渋谷店限定メニューとして、『地もの魚介とトマトのリゾット』や『骨付きポークの香草パン粉焼き』なども登場します。『葉山石井牛のローストビーフ』『葉山石井牛のボロネーゼ』『地もの魚介とトマトのリゾット』『骨付きポークの香草パン粉焼き』そして、注目のピッツァを担当するのは、ナポリピッツアの人気店で経験を積んだ田中竜二ピッツァイオーロ。「粉の風味と歯切れの良さが特徴の葉山店のピッツァを、さらに軽くサクサクに焼き上げることで、たくさん召し上がっても食べ疲れないピッツァに仕上げました」と田中氏。お店に伺ったらぜひ注文してほしいのが、特製トマトソースとイタリアから空輸されるフレッシュの水牛モッツァレラを使った『マルゲリータ』や、葉山近海の魚介をたっぷり乗せた『フルッティ・ディ・マーレ』。他所ではなかなか食べられないドルチェ・ピッツァはデザートとしてもおすすめです。『マルゲリータ』『レモンソルベとマスカルポーネの小さなピッツァ』ランチセットやプリフィクスコースもラインアップ11時~15時までのランチタイムには、ピッツァまたはパスタにサラダ、コーヒー、本日のデザートがついたランチセット「Course LUCE」を用意。また、お好みのピッツァ、パスタに、前菜盛り合わせとメイン、デザート、カフェがついた色々楽しめるプリフィクスのコース「Course STELLA」(2名様から)もあります。「Course LUCE」ランチタイム(11時~15時)のみ:ピッツァまたはパスタにサラダ、コーヒー、本日のデザートがついたランチセット「Course STELLA」(2名様から)お好みのピッツァ、パスタに、前菜盛り合わせとメイン、デザート、カフェがついた色々楽しめるプリフィクスのコース渋谷駅近の新商業施設に誕生した注目の【TRATTORIA PIZZERIA 207】。葉山の人気イタリアンの味をぜひ、渋谷で味わってみてください。TRATTORIA PIZZERIA 207(渋谷アクシュ)【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3,960【ディナー平均予算】8,800【アクセス】渋谷駅【TRATTORIA PIZZERIA 207】店舗情報住所:東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号渋谷アクシュ2階アクセス:各線・渋谷駅から至近(銀座線ヒカリエ改札より徒歩1分)営業時間:レストラン 平日 11:00 - 15:00、17:00 - 23:00、土・日・祝日 11:00 - 23:00定休日:無休(施設に準じる)席数:ダイニング1F 34席、2F 20席、バー17席予算:ランチ3,960円、コース8,800円アラカルト 前菜880円0、ピッツァ 1,760円0、パスタ 1,980円0メイン 3,300円0、ドルチェ 660円0
2024年07月17日NY発のモダン アーバンなメキシコ料理メニュー内容のご紹介シック、スタイリッシュ、活気を感じるこだわりの店舗デザインNY発のモダン アーバンなメキシコ料理NYで愛されるモダンなメキシコ料理を楽しめますアメリカに4店舗を展開している日本初上陸の【FONDA MEXICANA New York】は、洗練されたニューヨーカーに愛されている、NYスタイルのメキシコ料理を体験できるファインダイニングレストランです。数々の賞を受賞したスターシェフが作る本場のバラエティーにあふれるメキシコ料理を、NYスタイルの洗練された空間で楽しむことができます。ランチはカジュアルなセットやコースから、ディナーはコースやアラカルトメニューで楽しむことができますランチはカジュアルなセットメニューやコースメニューから選ぶことが可能。『3種のタコスセット』は、「国産豚のアルパストールタコス」、「鯖のフリットタコス」、「ありたどりのタコス」を贅沢に味わえます。またディナーでは、コースメニューとアラカルトメニューが用意されています。スタンダードなコース『FONDA Medleyコース』では、フレッシュなホタテ、マグロを使った前菜盛り合わせやクラブケーキ、メインディッシュはシズリングステーキと、バラエティに富んだメキシカンを楽しめます。アラカルトメニューでは、濃厚なコクと風味の厳選したアボカドにフレッシュなライム果汁をたっぷりと加え、特製スパイスでアレンジした『ワカモレ FONDA スタイル」や、ぷりぷりのジャンボシュリンプにライム果汁をふんだんに使った爽やかなクリームソースを纏わせた『大海老のシトラスクリーム “モスキートス”』、複数のチレを使用し、滋味深いアドボソースにマリネしたありたどりやサボテンなどを紙の中でじっくりと蒸し焼きにした『ありたどりの紙包み焼き “ミショーテ”』……と様々な料理が並びます。JOE’s SHANGHAI Japan CEO/President 梅野 貴典氏「以前より日本で本格的なメキシコ料理に挑戦したいと考えておりました。昨年初めてニューヨークのメキシコ料理店【FONDA】に訪れ、日本の皆様にもFONDAの味やサービスを提供したいと思い、この度銀座に日本一号店をオープンいたします。ニューヨークと銀座の雰囲気は似ており、洗練されたモダンな街です。是非ニューヨークスタイルのメキシカン料理【FONDA MEXICANA New York】をここ、銀座でお楽しみください。」「FONDAの料理を日本の皆様にご提供できることを楽しみにしておりました。日本一号店をオープンするにあたり、日本人の好みにあわせた味付けや、厳選された食材を使用し、一品一品丁寧に仕上げました。様々なメキシコ料理をお楽しみいただきたいという想いから、コース料理を日本で初めて提供します。 FONDAでしか味わうことのできない、スペシャルなメキシコ料理をお楽しみください。」Culinary Director/Partner Chef Roberto Santibanez(ロベルト・サンティバネス) シェフメニュー内容のご紹介※ディナー・ランチそれぞれの注目メニューの中から、一部をご紹介いたします。ディナー アラカルトメニュー『USスカートのシズリング ファヒータ』 250g/7,480円ワイルドな旨味たっぷりのUSビーフのスカート(ハラミ)を表面はクリスピーに、中はジューシーにグリルし、熱々の鉄板で提供していただく一品。ハラペーニョ入りオイルで仕上げてスモーキー&スパイシーに。更にお好みで2種のサルサとともに楽しみます。『ワカモレ FONDA スタイル』1,408円メキシコ料理の、FONDAの定番料理。濃厚なコクと風味の厳選したアボカドにフレッシュなライム果汁をたっぷりと加え、特製スパイスでアレンジした一品。前菜として、またお口をリフレッシュするサイドディッシュ、おつまみとしても。『ありたどりの紙包み焼き "ミショーテ”』 3,080円包み紙を広げると湯気と共に芳醇で複雑な香りが広がります。複数のチレを使用した、滋味深いアドボソースにマリネしたありたどりやサボテンなど、紙の中でじっくりと蒸し焼きに。ほろほろ、プリプリとした触感の鶏肉を存分に味わえます。『ありたどりの田舎風エンチラーダス』1,760円メキシカンの定番エンチラーダス。トルティーヤの中にはジューシーな佐賀県産ありたどりをロールしてあります。ローストした玉ねぎとトマト、ハバネロをベースにしたランチェラソースが香ばしいトルティーヤの上にかかることで生まれる触感と香りのコントラストを楽しんで。『サーモンのフルーツ チレソース ”マンチャマンテレス”』 3,300円ジューシーにグリルされたサーモンを、パイナップルやリンゴなどのフルーツをチレやスパイスで煮詰めたソースをたっぷりと絡めて食べる一皿です。シンプルなグリルの美味しさに複雑な香りのソースが乗り、メキシコ料理ならではのスパイスとフルーツの調和を実感することができます。『大海老のシトラスクリーム “モスキートス”』 3,630円ぷりぷりのジャンボシュリンプに、ライム果汁をふんだんに使った爽やかなクリームソースを纏わせています。ほうれん草のグリーンが鮮やかなスピナッチライスはスパイスたっぷりで意外と刺激的。クリームとともに口に入れると華やかに調和します。ディナー コースメニュー『Introducciónコース』6,380円+サービス料10%FONDA特製のワカモレや、シーザーサラダ、ありたどりの紙包み焼き ”ミショーテ”などメキシカンの定番メニューをカジュアルに楽しめるコースです。『FONDA Medleyコース』8,580円+サービス料10%フレッシュなホタテ、マグロを使った前菜盛り合わせやクラブケーキ、メインディッシュはシズリングステーキと、バラエティに富んだメキシカンを楽しめるスタンダードなコース。『Especialコース』14,080円+サービス料10%大海老のグリルと宮崎牛ステーキのダブルメインディッシュでFONDAを存分に楽しめる、要予約のシグネチャーコース。ランチ セットメニュー『3種のタコスセット』『WAGYUビリアのブリトーセット』ランチ コースメニュー『Gustoコース』/4,180円メインディッシュが選べるランチのスタンダードコース。『Primeraコース』6,380円USスカートのシズリングファヒータをはじめ、特製ワカモレ・シーザーサラダや季節のスープを堪能できるコース。シック、スタイリッシュ、活気を感じるこだわりの店舗デザイン店内の様子店舗デザインは【ピータールーガー ステーキハウス】恵比寿、【ローリーズ・ザ・プライムリブ】赤坂、【オービカモッツアレラバー】、【CROWN】フレンチ レストラン ーパレスホテル 東京、「Dusit Thani - デュシ タニ 京都」を手掛けたデザイナーの山際純平氏が担当しています。山際氏は今回、梅野氏と一緒にNYのFONDAに行き、3店舗全てのエッセンスを吸収。ロベルトシェフと意見交換をした後に梅野氏が強く希望していた、NY店舗のDNAを綺麗な形で店内に散りばめて欲しいとのリクエストに応えたと言います。出来上がった内装は、既存のメキシコ料理とは一線を画す、シックなグレージュやベージュトーンの中に、NYならではのスタイリッシュで、活気を感じさせるファインダイニング店舗として他のどこにも見たことが無いオリジナリティが詰まった店舗です。本店のシンボルカラーであるレッドとパステルピンクのツートンカラーのクッションで彩られたソファーがアクセントになっています。オリジナリティ溢れるお洒落な内装FONDA MEXICANA New York 銀座店【エリア】銀座【ジャンル】メキシコ・中南米料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円
2024年07月10日本能に訴える熱々ジューシーのとんかつとんかつを引き立てる名脇役も勢揃いアラカルト、美酒も充実。“呑める”とんかつ割烹本能に訴える熱々ジューシーのとんかつ老舗の天ぷら店か割烹料理店を訪れたような落ち着いた雰囲気。店名とのギャップに戸惑います。「“ふざけた名前” “本当に旨いのかな?”と半信半疑で来られた方も、この雰囲気なら安心していただけますよね」と、料理長の田代昌雄氏が笑顔で出迎えてくれます。カウンターには真っ白のナフキン、落ち着いた色調の食器、そして電動の岩塩用のミルが整然とセッティングされています「おしぼりも厚手のタオル生地を使用しています。味だけでなく、お客様が手を触れるものすべてのクオリティを高める細かいホスピタリティに対しても“ここまでやるか…”と感じてほしくて」(田代氏)揚げ場に立つ料理長の田代昌雄氏。料理の技術の中でも“揚げ物”の奥深さにハマり、日々研究している雰囲気からして常識を変えていこうという静かな闘志が伺える。では主役のとんかつは「どこまでやったのか」を聞いてみました。「近年とんかつ業界で流行っているのは、低温でじっくり揚げた衣が白っぽいとんかつ。油から揚げた後は、肉汁が安定するまで休ませてから提供されます。こういったとんかつは、やわらかくてしっとりとした仕上がりですが、何か物足りない。肉の旨みを引き出すには、“じっくり”の火入れは重要ですが、食べる時に本能に訴えてくるのは香りやジューシー感、熱々ということも重要なんじゃないか、というのがとんかつマニアの北野シェフや私をはじめ、うちのスタッフの理想とするとんかつなんです」と熱弁する田代氏。誰にでも愛される癖のない兵庫・神戸ポークや旨味濃厚な北海道・どろぶたなど個性の違う豚肉をを203種厳選。ロースは200gか100gを選べる田代氏が目指すのは、目の前に置かれたときに立ち上る香ばしい香りも大切にした本能に訴える熱々ジューシーなとんかつです。とんかつは低温と高温で仕上げる2度揚げ方式まず低温で下揚げ。その後、高温に設定した鍋に入れて田代さんが油の音、触った時の感触、衣の色など五感をフル活用して仕上げていきます。白っぽかった衣が徐々に色づいて食欲を刺激する狐色に。包丁を入れた時のザクッと小気味良い音にも食欲をそそられます「お肉の味をちゃんと味わってほしいので、パン粉の味は控えめながら、香ばしくサクサクの食感になるものをとパン粉専門店からパンの糖度、挽き方などを変えて何種類も見本を届けてもらって決めました」とパン粉も徹底的にこだわっています。大きめのカットで揚げる『神戸ポーク、特上ヒレカツ』160g 3,200円、80g 1,800円のハーフサイズもあり。衣はサクサク、肉の中心はロゼ色でしっとり。コクが深く鼻に抜ける肉の旨みと甘い香りがしっかり脳に刻まれるロースもヒレも厚切りで一見ボリューミーですが、ロースは脂が軽やか。サクサクと食べすすむことができ、完食しても重たい印象は残りません。「熱々で食べる方が口溶けも良く、軽やかに食べることができるんです」と田代氏。また、お肉にまぶす打ち粉も小麦粉に卵白パウダーをミックスしたものを使用することで衣がしっかりお肉に密着し、お肉と衣の一体感もしっかり保ったまま味わうことができます。とんかつを引き立てる名脇役も勢揃い“とんかつ愛”のこだわりは、ソース、キャベツ、ご飯やお味噌汁など脇役にも徹底されています。「まずソースは、トマトソースをベースに、甘過ぎす重過ぎずのバランスでブレンドして、誰の好みにも合うオーソドックスな味にしつつ、少しだけカルダモンやナツメグなどのスパイスを加えてアクセントをつけました」と田代氏。このソースを熱々で提供するのは「せっかくとんかつが熱々でも、冷たいソースで温度が下がってしまっては台無しなので……」と田代氏。キャベツを別添えにしたのも温度を下げたり、ドレッシングがとんかつに影響を与えたりしないようにという思いからです。とんかつを待つ間に擦っておいた胡麻の上に熱々のソースが注がれる熱々ソースだけでなく、地中海風、イタリア風に味変ができるソースやさっぱり食べたい人のために、こだわりの塩、だし醤油と山葵も目の前にずらり。ご飯と共に食べる時はとんかつソースや塩だけでも充分に楽しめますが、アラカルトとしてお酒の飲みながらという場面では味わいの幅が広がり満足度がより一層あがること間違いありません。スペインやモロッコでメジャーなスパイシーソース“モホ”バジル、アンチョビを使ったイタリア風“サルサヴェルデ”などで味変も楽しめる塩でシンプルに肉の味わいを堪能するのもおすすめ。塩はバスク地方の湧き塩水を天日干しにしたもの。電動ミルが用意されているもちろん定食として食べる時のご飯、お味噌汁もとんかつ味を邪魔せず引き立てるお米の品種、お味噌の種類を厳選しています。アラカルト、美酒も充実。“呑める”とんかつ割烹「とんかつ店は定食で提供するのがメインで、お酒が充実しているお店は少ないですよね。そこを強化したいというのもこのお店のコンセプト」と話す田代氏。「とんかつ店」というカテゴリーの中だけに収めず、おいしい料理とお酒がある料理店として幅を広げ、いろんなシチュエーションで利用してほしいとのことで、「とんかつ定食だけでなく、アラカルトでも注文できます。豚の種類は味わいの違いで2、3種用意しているので、定食ならスタンダードな味の神戸ポーク、ワインと楽しむなら旨みの濃いどろぶたやガリシア栗豚がおすすめ、などご提案しています」。※日によって豚の種類が変わることもありますワインは姉妹店【malca】の経験豊かなソムリエがとんかつはじめ揚げものと相性の良いワインをセレクト味わいの違うもの、季節限定品など、いろんな人の好みに合うよう10種類近い日本酒が多彩に揃えられているメニューには、神戸牛と銘柄豚のミンチをミックスした『メンチカツ』(1個700円)や、能登産の『アジフライ』(一切れ 1,100円)、『釣りサワラのフライ』(1切1,500円)、『鳴門尾水産から届く足赤エビのフライ』(1本 800円)などもあり、定食でもアラカルトでもオーダーできます。またとんかつはロースもヒレも食べたいし、産地厳選の魚介のフライも食べたいという人には、少しずつ楽しめるコース(11,000円、2名よりオーダー可能)もあります。このコースには嬉しいことに締めのラーメンまで含まれています。揚げ物を堪能したフィナーレにふさわしい味わいになるよう、豚と鶏の挽肉を香味野菜と共に煮込んで旨みや香りを引き出してから丁寧に漉して仕立てたコンソメスープを風味豊かな醤油で味を決めています。香り高く透き通った余韻が長く続く『特選銘柄豚の特製コンソメ醤油ラーメン』(アラカルトの場合1,000円)。麺は【富士麺ず工房】に特注するなどこだわりぬいているとんかつや揚げ物が大好きという人はたくさんいますが、揚げたて熱々のとんかつやフライをサクサクとつまみつつ、ワイン、日本酒、焼酎やウィスキーなど厳選されたお酒をゆっくり楽しめる専門店は確かにあまり多くは存在しません。とんかつ店として食材や揚げ方にこだわるだけでなく、せっかくのこだわりを最大限に堪能できるよう温度、ソース、白米、お酒、そして雰囲気からホスピタリティなどまですべての環境を整え「とんかつ愛」を表現してとんかつ店の限界を突破しているこのお店。これからもさらに限界を超えて「ここまでやるか」を更新していくに違いない勢いがあり、「どこまでやるのか」目が離せない存在になりそうです。とんかつ ここまでやるか。【エリア】表参道/青山【ジャンル】とんかつ【ランチ平均予算】3999円【ディナー平均予算】7999円【アクセス】外苑前駅 徒歩5分
2024年07月02日「酒場きんぼし」「びゃく」の姉妹店が渋谷にオープン渋谷【酒場きんぼし】や学芸大学【びゃく】を運営するマルホ株式会社の代表・池上さん。「野菜の魅力やおいしさを伝えたい」という想いから【渋谷ニッカ】をオープンしました。井の頭線「渋谷駅」から徒歩3分と駅近な立地ながら、通りから1本入った路地裏に位置し、渋谷の喧騒から離れた大人が寛げる環境です。【酒場きんぼし】から徒歩1分、渋谷マークシティー沿いの坂に誕生店内は「京の茶室」をイメージした和の趣を感じる空間。ひと際目を引くコの字型のカウンター席では、オープンキッチンのライブ感も楽しめます。他にも、テーブル席や最大8名まで入れる個室もあり、おひとり様から複数人での食事まで幅広いシーンで利用可能です。間接照明のやわらかな光がなんともおしゃれな空間。店内にはカウンター席、テーブル席、個室があり、広さは【渋谷きんぼし】のおよそ2倍2名~4名で利用できるテーブル席店奥には個室の席もあり取り扱う食材は、代表の池上さんのご実家である秋田県の八百屋「保坂青果」が目利きした旬の野菜たち。「三関せり」や「秋田美人ねぎ」などの秋田伝統野菜や、希少な天然の山菜など、あまり市場に出回らない野菜にも出合えます。彩り豊かな旬の野菜を味わい尽くす料理をラインナップお店のイチオシメニューである『おばんざい』は、季節毎に12種類ほど取り揃えており、単品に加えて「3種おまかせ盛り合わせ」としても注文可能。他にも、カリカリのじゃことやわらかな豆腐のコントラストが堪らない『美人葱と針生姜 じゃこ葱冷奴』や、谷中生姜を包んだ『焼き 生姜つくね』、旬の鱧をカツサンドに仕立てた『鱧カツ サンドイッチ』、季節によって食材が変わる『わっぱめし』など、食材のうまさが際立つ酒場メニューが揃います。名物の『おばんざい』。この日は「水茄子の揚げだし」、 「インカの目覚めとすずほっくりのポテトサラダ」、「アスパラガス焼きびたし」の『3種おまかせ盛り合わせ』(2人前)1,580円~をいただきました『焼き 生姜つくね』(1本)450円。なんこつ入りのジューシーな鶏つくねの中には、辛味が少なく爽やかな香りの「谷中生姜」が入っており、ショウガの香りが口中に広がります。つなぎに麩を使用しているため、食感が軽やか『鱧カツ サンドイッチ』1,080円。今が旬の鱧をハムカツならぬ鱧カツにし、コールスローとサンド。中のソースには、フルーティーな味わいの「渋谷ハチ公ソース(中濃)」を使用しているそう。ザクッとした歯ごたえで、食べ応えのある一品『鮭といくら わっぱめし』1,980円。【酒場きんぼし】名物のわっぱめしをブラッシュアップ。モチモチとした食感が特徴の「あきたこまち」を使用し、かつおだしとだし醤油で香りをつけた〆メニュー。食材とだしの旨みを活かしたあっさりとした味わいで、お腹いっぱいでも完食してしまうほど!また、限定メニューとして、こだわりのだしに旬の野菜と国産鴨をくぐらせて頂く『合鴨とお野菜のしゃぶしゃぶ』もラインナップ。「シンプルで食べ飽きず、季節の恵みを感じていただける自慢の一品です」とのこと。しゃぶしゃぶの食材は合鴨だけでなく、その時の旬の食材も取り入れていくそう。『合鴨とお野菜のしゃぶしゃぶ』2人前 3,480円~。かつおと昆布から丁寧にとっただしに、その時期オススメの野菜と、赤身と脂身のバランスが絶妙な国産の鴨をくぐらせていただきます。合鴨の上品でコクのある脂と旨みが溶け出したスープは、上品でやわらかな味わい。鴨も肉厚。〆のお蕎麦またはラーメン(各580円)もぜひお酒も日本酒やナチュラルワインなど幅広いラインナップ人気のおばんざいをはじめ、旬の新鮮な野菜を存分に楽しめるメニューが揃っており、野菜のおいしさを最大限に活かしたこだわりの料理はどれも絶品!みなさんもぜひ足を運んでみてください。渋谷ニッカ【エリア】道玄坂/神泉【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅
2024年06月18日「とにかくお腹いっぱいになって帰ってもらいたい。」カウンターで肉をカットしながら、こう語るのは料理長の岡﨑睦さん。高知は土佐清水の出身だそうで、もともと実家が旅館を営んでいたことから、自然に料理人になる道を選んでいたのだとか。16歳で料理の世界に飛び込み、以来、40有余年、和食店を振り出しに鮨割烹や外食産業などさまざまなジャンルを経験してきたベテランだ。料理人歴45年の大ベテラン、岡﨑睦料理長。15の歳からこの道一筋。鮨に天ぷら、そして肉とさまざまなジャンルに精通してきた2010年、ソルト・グループに入ったことから肉の世界へと大きくシフト。ソルト・グループが、ヨーロッパに和牛を売り出すべくロンドンで始めた和牛レストランの料理長に抜擢されたのだ。時に岡﨑さん42歳。「ロンドンの店は、当時でコース6万円はする高額店でしたが、いらしたお客様方は、みなさんおいしいおいしいって言って笑顔でお帰りになる。あぁ、肉ってこんなにも人を喜ばせられるんだ!と身をもって感じたんです」とは岡﨑さん。これを機に、さらに肉の世界へとのめり込んでいくことに。数寄屋橋交差点の程近く。モダンインド料理店など多くの人気店が入る飲食ビルの6階にこの4月にオープンそして2014年には、西麻布にオープンした【イノセントカーベリー】に就任。その後、丸の内店や同じ丸の内のすき焼き店【十二天】などを手掛けた後、麻布十番【岡田前】に転向。片腕となって尽力してきた。こぢんまりとしていながらも落ち着いた雰囲気の店内には、臨場感たっぷりのカウンター8席のほか、個室の用意もある「以前は独立も考えてはいましたが、もう、ここまで来ると、歳も歳だし、それ(独立)はないかな、と思っていた」岡﨑さんだったが、話は思わぬところから舞いこんできた。2023年7月、「中目黒で店をやってみない?」と誘われ、週に3回ほどポップアップ的に始めたところ大好評。見る間に数ヶ月先まで予約が取れない人気店となっていった。ところが、好事魔多し。諸事情により移転を余儀なくされるが、運良く見つけた物件がこの場所。まさに銀座のど真ん中。数寄屋橋交差点にほど近いビルの6階にこの4月1日、実店舗として再スタートした。コースに登場する串の数々。手前はハラミ(左)とジビーフ。奥は左からハツ、カイノミ、ザブトンで牛蒡を巻いた八幡巻き店内はこぢんまりとしているものの、カウンター8席のほか、奥には個室も用意。仲間うちの集まりなどに重宝しそうだ。が、やはり醍醐味はカウンター。カウンター前のショーケースに整然と並ぶ串うちされた肉の各部位が期待を募らせる。まず、目の前に置かれたのは、『ハツの串焼き』。こちらはシンプルに辛子で提供。サクッとした食感が心地よい。続く一品は豚。脂の融点が低く甘みのある佐助豚をしゃぶしゃぶで供した後は、『テートヒレの握り』、『ヒレタク巻き』と鮨が立て続けに登場。ちなみにテートヒレとはヒレのお尻の部分のこと。赤身感が強くマグロの赤身にも似たこの部位を、岡﨑さんは漬けにして握るなどさりげない一手間が光る。カイノミは、ヒレに近いバラの一部。赤身と脂身のバランスが良く、旨みもある。大根おろしを添えてさっぱりと食べさせてくれる『テールスープベースの茶碗蒸し』で舌を休ませた後、『黒タンの藁焼き』、『ハラミ』、『ジビーフの串焼き』と肉の3連発。ジビーフとは、完全放牧野生牛のこと。人間の手をかけずに育った牛の肉は、いわゆる和牛とは真逆の肉質。「異なる2タイプの肉を食べ比べていただくのも楽しいかなと思って」とは岡﨑さん。稀少なジビーフは常にあるとは限らないが、ない時には十勝若牛などグラスフェッド系の牛を用意しているそうだ。それぞれの肉の持ち味を味わえるのも、肉ラバーにはうれしいところだろう。『肩三角と春野菜の炊き合わせ』で再び小休止。取材日は、タラの芽、セリ、うるいと山菜だったが、これからの季節、冬瓜や茄子、とうもろこしなど夏野菜に変わっていく予定だとか。肩三角は、牛肉の腕の一部で比較的脂が少なく旨みの強い部位。淡い餡仕立てにして、軽やかな食感を演出している。『肩三角と春野菜の炊き合わせ』。山菜は、うるい、タラの芽、芹など。野菜は旬のものをあわせるため、初夏には、冬瓜や茄子などに続いて、再び串焼きにリターン。カイノミ、肩ロース肉の八幡巻きの登場となる。カイノミは、おろしポン酢と薬味でさっぱりと仕上げ、肩ロースは煮含めたごぼうを巻いて……等々。最後まで食べ疲れしないようにとのさりげない一工夫もさすがだろう。串焼きが一段落ついたところで、ラストはシャトーブリアンとステーキ。土鍋で炊き立ての白飯と共に定食スタイルで出してくれるのも気が利いている。今日の肉は近江牛。だが、岡﨑さんは、ブランド牛や格付けに殊更執着はない。最後に登場するのはシャトーブリアンの炭火焼き。炊き立ての白飯と共に定食のようなスタイルで提供するのが“おか﨑”流だ「決めているのは、雌牛を扱うということぐらいでA5でなくとも全然OK。むしろA4、A3ぐらいの方がサシの按配もほどほどで、今となっては食べ易い」とは岡﨑さん。塊のまま焼き上げるシャトーブリアンは、1人前100g。ミディアムレアに焼き上がったそれは、心なしかややワイルド。低温調理で仕上げた柔らかく繊細なヒレというよりも、カシッと噛み締める肉肉しさがある。それでいて口中でほぐれる肉の繊維はきめ細やかだ。ご飯は、岡﨑さんが吟味した米“いのちの壱”。コシヒカリの突然変異種で、粒が大きく甘みがあり、粘りと弾力に富む一方、米にもこだわりが満載。数々の米を扱ってきた岡﨑さんが、この店で選んだのは、滋賀の「いのちの壱」。コシヒカリの突然変異種として生まれたお米で、粒が大きく甘みがあり、馥郁(ふくいく)とした香りが特徴。これを30分ほど浸水させた後、土鍋で炊き上げている。もちもちとした炊きあがり、噛めば噛むほど旨みが広がる豊かな味わいは、肉の合いの手にはピッタリだろう。九州の甘口の醤油やわさびと共に味わいたい。最後にスパイシーなアイスクリームが出てコースはフィニッシュ。岡﨑さんによれば、「コース全体でおよそ400gほどの肉量になります」とのこと。これで19,800円(税込)は、“銀座という場所”を考えれば、お値打ちでは?シャンパーニュをはじめ、ワインはブルゴーニュを中心に品揃えも豊富。グラスシャンパーニュは1,870円、グラスワインは800~1,500円おか﨑【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】銀座駅 徒歩2分
2024年06月17日“東京最幸の食体験”を提供するコンテンポラリーキュイジーヌフレンチミシュラン掲載店を含む飲食店を多数プロデュースする塩谷茂樹氏が、「今、東京で一番新しくおいしいフレンチ」を目指して新たなフレンチレストランを開業しました。店名の【アルギュロス】とは、ギリシア語で「銀」を意味する言葉で「慢心せずいつも金メダルを追い求める店にしたい」との思いが込められています。店内はカウンター8席のみの隠れ家的レストランです。プレートやテーブルにも銀を使用し、シックでありながらもラグジュアリーな雰囲気を演出していますシェフとしてキッチンに立つのは岡崎陽介氏。2003年に渡仏し、本場フランスの星付きレストランなと0で修行を積み、帰国後は名スペイン料理店【レストラン サンパウ】(※現在閉店)のエグゼクティブシェフやフレンチ【ラ メゾン ディセットゥドゥグレ】のシェフを歴任。そんな実力派のシェフと塩谷氏がタッグを組み、素材力とインスピレーションを武器に、ジャンルを超えたコンテンポラリーキュイジーヌフレンチに挑みます。ディナーコース36,300円からある日のコース一例“コーヒー”と“カヌレ”千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し天城黒豚の肉まん本日特選素材毛蟹のタパス仕立てその日の料理直送のお魚をシンプルに時不知のサフランソースいぶさな牛炭焼きの辻農園白子筍添えその日のパティシエデザート2品プティフールとカフェ・茶北海道から即日出荷されて届いた毛蟹料理は10品のおまかせコースを提供。北は北海道・函館から南は長崎・五島列島まで、実際に足を運ぶことで生まれた、深い信頼関係がある生産者から毎日届く最高の食材を使用し、日本と世界の風土を描くよう料理を生み出します。今回はこのコースの中から一部を抜粋してご紹介します。“コーヒー”と“カヌレ”キャッチーなメニュー名に意表をつかれるアミューズ。カカオパウダーと黒ニンニクをベースに、少しの砂糖がほのかに甘みを感じさせる、お菓子ではなく前菜のカヌレと、濃厚で滋味深いすっぽんのスープのマリアージュからスタートします千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し千葉県いすみ市の大原漁港から届いた立派な天然黒鮑黒鮑を使用した冷たい前菜。奥がシンプルな肝和えで、手前はハーブ、イタリアンセロリ、ミニオゼイユ、オキサリスなどのハーブと合わせていただきます。旨み、食感ともに最高です本日特選素材毛蟹のタパス仕立て【サンパウ】出身のシェフだからこそ、スペイン料理をオマージュして毛蟹はタパス仕立てで登場します。まずはむき身を、瀬戸内でつくられた魚醤とフェンネル(ウイキョウ)の芽と合わせて。プリップリの身に、すだちの爽やかとラベンダーオイルが華やかに香ります続いて小さな餃子のようなものが供されます。中には毛蟹の蒸し身、卵、生ハム、マイクロコリアンダー。ほろっと口の中でほどけて、毛蟹の旨みがジュワッと染み出します毛蟹最後の一皿はスープに。ベースはもちろん毛蟹ですが、隠し味にはバナナが入っていてほんのり甘みもあり、香味野菜がさらに毛蟹の味わいを引き立てています時不知のサフランソース魚料理はトキシラズ。春から夏にかけての季節外れに北海道で獲れる鮭です。皮はバリッと、身はミキュイに仕上げられ、シャープな印象の脂がしっかり乗り、身もフワフワで絶品です。付け合わせには福島県産のズッキーニとアスパラガスいぶさな牛炭焼きの辻農園白子筍添えメインのお肉は、年間10頭ほどしか出回らない宮崎県産の「竹の谷蔓牛」、23ヶ月の経産牛です。テールを煮詰めたシンプルなソースと、上からぶどう山椒を散らしています。付け合わせには、アク抜き不要で柔らかく旨み抜群の白子たけのこと、肉厚の小椋(おぐら)しいたけ「竹の谷蔓牛(たけのたにつるうし)」は特に赤身の質がよく、肉そのものの旨みが際立ちますその日のパティシエデザート旬のルバーブを使ったデセール。ルバーブをフレッシュ、ゼリー、シャーベットなど異なる食感にそれぞれ仕立てていて、その爽やかな酸味とローズゼラニウムの香りが印象に残りますメニューは食材によって、2ヶ月を目処に少しずつ変わっていくそう。季節ごとに、日本の豊かな風土を感じられる料理が、岡崎シェフの手によってどのように表現されるのかとても楽しみです。おいしいはもちろん、「最“幸”の時間だった」と思わせてくれる【アルギュロス】の今後に注目です。Argyros.【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】六本木駅
2024年06月11日食材を無駄なく活用するための“発酵”伝統料理に発酵の旨みで奥行きをプラス発酵イタリアンとナチュラルワインは好相性誠心誠意つくられた食材を無駄なく活かしきるための“発酵”代官山にある【falo】は、炭火台を囲むカウンター席で料理が焼き上がる臨場感を楽しめる“焚き火イタリアン”。炭火で食材のポテンシャルを引き出し、味付けは、塩、胡椒、ハーブ、オリーブオイル、バルサミコなどシンプルです。その姉妹店を虎ノ門ヒルズステーションタワーにオープンさせることが決まったのは、2年ほど前の2022年。「同じことをやるのではなく、何かテーマをプラスして違いを出さなくては……と考えた末の答えが自家製の発酵調味料でした」と話すのは、開店準備をしながら代官山【falo】で2年ほどセコンドを務めていた江口拓哉シェフ。江口拓哉シェフ、東京都出身の36歳。代官山【falo】で働きながら【falo+】の開業も視野に入れ、構想を練りながら4年間炭火焼きの技術に磨きをかけ、2024年1月のオープンから料理長を務める「単に発酵が面白いとか、注目されているとか、旨みを深めるため、ということではなく、まずは食材を無駄なく活用するという思いから、切れ端や余った食材を発酵させ、それを味付けに使うという考えにたどり着きました」(江口シェフ)。というのも、顔を知っている生産者の食材を、たとえ端材とはいえ捨てるのは心が痛む。特に山形で農薬や化学肥料を使わない自然栽培で、丹精込めて野菜を作っている【お日さま農園】には収穫の手伝いにも行ったことがあり、その苦労や野菜への愛を肌身で感じているだけに捨てるのは忍びない。保存食にして無駄なく活かし切りたい。そんな食への愛着から始まったのが【falo+】なのです。豚の熟鮓(なれずし)、パン味噌、パン醤油、鹿醤油などマニアックな発酵調味料からざまざまな野菜のピクルスまで多種多彩酢漬けや塩漬けでピクルスにしたり、乾燥させてパウダーにしたり。それを付け合わせやトッピングに利用するというのは珍しいことではありません。もっと画期的なことはないかと、イタリア料理でよく使う白インゲン豆やレンズ豆、空豆を発酵させたらどうなるのかと、塩と麹で仕込んでみたそうです。また、看板料理のポルケッタを仕込む時の端材は、琵琶湖周辺で有名なフナの熟鮓(なれずし)を参考に、炊いた米、塩を合わせて豚の熟鮓に。ジビエの鹿では、塩と麹で醤油を。「余ったパンも発酵させて味噌や醤油にと、とにかく食材を捨てずにためてある程度の量になったら仕込むということを、開店準備を始めた2年前からずっとやり続けています」(江口シェフ)床下には発酵熟成中の味噌樽がぎっしり。白インゲン豆は、2年熟成で味に深みが増してきたという「やればやるほど発酵が面白くなり、食材もあれこれ手を伸ばしそうになるのですが、使うのは料理で使う食材のみ。発酵のためにわざわざ何かを買うということはしません。また、最終的にはイタリア料理に落とし込むということは忘れないようにしています」と、枠に捕われないようにしながらも、冷静さを失わないよう気をつけているとのこと。「毎日欠かさず混ぜるなど手間ひまかけ、時間をかけて育てているので愛着が湧くのですが、思いをお客様にぶつけ過ぎるときっと引かれると思うので、語り過ぎないということも肝に銘じています(笑)」と穏やかに話す江口シェフ。こちらはポルケッタ味噌。撮影時点で1年ほど熟成させたもの発酵をテーマにしているけれど、「実は昔は普通にやっていたこと」くらいのスタンスで特別感をあまり持たせない自然体なところに「発酵をブームで終わらせたくない。長く受け継いでいく文化でありたい」という意志を感じ、好感を持つことができます。ワインの空きボトルに入っているのがパン醤油。パン味噌に使っているのは、お店で出している【パーラー江古田】のパン「発酵は、食材の個性を失わないタイミングが大事」と話す江口シェフ。旨みやコク、酸味のバランスが整ったタイミングで発酵を止めて料理に活かしているのです。「いま気に入っているのは、開店準備を始めた頃に仕込んだ2年熟成の白インゲン豆の味噌。味に深みが出てチーズのような風味。パテに加えると奥行きが出ます。空豆もいいですね。味わいは白味噌に似ているのですが、酸が効いているのが特徴で料理にコクを出しつつ、後味はすっきりさせることができます」。何種類もの自家製発酵調味料を仕込み、その味わいの頂点を見極め、相性のいい食材や調理法の組み合わせで新たな一皿を生み出しているのです。イタリアの伝統料理に発酵の旨みで奥行きをプラス代官山【falo】のシグネチャー料理といえば、バラ肉を巻いた塊をオーブンで30040分じっくり火を入れ、最後に豪快に炭火で焼き上げる『ポルケッタ』。これはもともとイタリア・ヴェネチア地方の郷土料理『仔豚の丸焼き』をバラ肉でアレンジした料理で、ローズマリーとニンニク、塩のみというシンプルな味付け。この料理を【falo+】では豚の熟鮓を塗って焼いているのです。『塊で焼いたピュウファロのポルケッタ』3,500円。味噌パウダー、炭化させた玉ねぎを塩を混ぜた炭塩で味変も楽しめる一見豪快でボリューミーですが、口にすると豚肉の甘みや芳ばしい風味が舌の上に広がり、旨みがスーッと体に馴染んでいく奥深い味わい。「塩の味付けだとパンチが効きますが、熟鮓などの熟成した発酵調味料は、旨みだけでなくコクも出してくれますし、酸味が全体のバランスを整えて味わいに厚みのあるまろやかさや余韻をプラスしてくれるのです」(江口シェフ)パンの香りと麹の旨みが調和したパン味噌を、葉っぱの間に塗り込んだ『キャベツの炭埋め焼き』1,000円こちらは【パーラー江古田】のパンでつくったパン味噌を、葉の間に塗ってアルミホイルに包み、炭に埋め込んで火を入れたキャベツの丸焼き。ヨーグルトで作った自家製マヨネーズの上にのせ、仕上げには日本の赤紫蘇に似た爽やかな酸味を持つトルコのスパイス“スマック”を散らしています。蒸し焼きにすることで甘みを増したキャベツにパン味噌の旨みが絡み、野菜とは思えない食べ応えのある厚みのある味わい。シンプルながらも奥深いおいしさに感動します。イタリアの伝統的パスタ料理をアレンジした『肉味噌を詰めたトルテッローニ セージバターソース』2,400円トルテッローニは、ほうれん草とリコッタチーズでつくった餡をパスタ生地で包み、セージバターのソースで食べるイタリア伝統的な料理。これをポルケッタの端材と自家製味噌でつくった餡でアレンジしたひと皿です。このように調味料として発酵させたものを使うこともあれば、塩や酢で浅漬けにした野菜を付け合わせ的にプラスすることもあります。“ティエピド”とは人肌のことで、味を一番感じる温度。『燻製サクラマスのティエピド うるいの浅漬けと鮎なれクリーム』2,500円35℃で20分火入れしたサクラマスの皮目に炭を当てて、香ばしく仕上げている浅漬けにしたうるいの塩味やほのかな酸味で、ワインが進む一品です。鮎なれクリームは、鮎で有名な岐阜【川原町泉屋】から取り寄せた鮎の熟鮓をベースにつくっているそうです。『馬肉の温製カルパッチョ 特製ヴィネガーとゴルゴンゾーラ』2,800円炭を直に当てて香りを出して焼いた馬肉を、自家製のお酢で軽くマリネしたホワイトセロリや玉ねぎのサラダと一緒にいただく、温かいカルパッチョです。サラダの中にはゴルゴンゾーラチーズアーモンドなどナッツも和えてあり、イタリアンの一皿に落とし込まれているのです。発酵イタリアンとナチュラルワインは好相性発酵の力で体に馴染む料理とナチュラルワインの相乗効果でおいしさがプラスされるのも【falo+】の狙い。「ワインも発酵の力を使ったお酒なので、発酵調味料や発酵させた野菜と親和性があります。ですから、比較的どんなワインでも相性がいいので、ペアリングで料理に合わせていくというよりも、お客様の好みのワインを飲んでもらう、というスタンスでコミュニケーションを取ってワインをお勧めしています」と話すのは、サービス担当の塚本尚史さん。生産者の顔や土地の個性が見えるような、自然なつくりのワインを中心とした品揃えナチュラルワインがメインですが、ゲストの多様な好みに合わせられるよう、シャンパーニュからしっかりした赤ワインまで味わいの幅も広く取り揃えています。料理もアラカルト主体なので、ひと皿ひと皿自分好みの料理をグラスワインで合わせることもできれば、仲間とボトルで、などスタッフと相談しながら臨機応変に楽しむことができるのです。キッチンを囲むカウンター席。窓側は高い位置にあり、円形劇場のような趣でキッチンの臨場感を楽しめる炭火台を中心にぐるりとキッチンを囲むカウンター席は、位置によって高低差があります。また、真っ直ぐではなく半円を連ねているので、カウンターとはいえ独立したテーブルのようにも感じられ、3、4人で訪れても自然に目線を合わせて会話を楽しめる画期的なカウンター席になっています。炭火台に最も近い正面席横や背面の席は厨房や正面の席よりも高さがあり、店内、あるいは窓の外の景色を眺めることもできるすでに名店となっている代官山【falo】の「食材のポテンシャルを引き出す」というコンセプトを踏襲しながら、新たな価値をプラスしていこうという気概に満ちた【falo+】。生産者、そしてその背景にある自然や地球環境に思いを馳せ、伝統を学び直し、新しいイタリアンの可能性を追究しています。単においしさだけでなく、レストランの役割とは何かを思慮を巡らせ、楽しく心地よく過ごせる空間づくりやサービスも秀逸。お店のスタッフもゲストもとても穏やかな表情をしている様子に、体に負担なく吸収される発酵の作用があるのかな、と思ってしまうほど。活気的でありながらも癒される発酵イタリアンです。代官山と同じ焚き火をイメージしたイラスト。そこにプラスをつけて「ピュウファロ」と読む。ピュウはプラスの意味のイタリア語falo+【エリア】虎ノ門【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】9000円【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅
2024年06月10日下北沢で発信したい、“ジャンルレス&ボーダレス”な新しい食体験とはボーダレス、に込めた想い自由な発想で生まれるモダンフュージョン料理下北沢で発信したい、“ジャンルレス&ボーダレス”な新しい食体験とは昔からアートやサブカルチャー、ファッションなど多様な文化を享受してきた街、下北沢。いわゆるダイバーシティのようだと話す方もいるほど、沢山の趣味嗜好やエネルギーが集まっている場所でもあります。そうした街だからこそフーディーたちを唸らせる、1つのジャンルに偏らない「新しい食体験」を発信するお店を作りたかった、とオーナーの桑原大輔さんは話します。多様な文化が息づく街、下北沢にオープンした【meso】その“ジャンルレス&ボーダレス”な思考は、一歩店内へと足を踏み入れた瞬間に、内装の至るところからも伝わってきます。シェフとの距離感がぐっと近く感じられる14席のフルフラットカウンターや、調理する様子が間近に見えるオープンキッチン、隣の人と話しやすい椅子の距離感も絶妙です。またカウンター席の一部は向かい合って座れるように配置されていたり、8名までが座れるビッグテーブルも用意されていたりと、デートや記念日はもちろん、友人との集まりなどのデイリーユーズやビジネスの会食でも活躍する場となりそうです。客席と調理場の“ボーダレス”を感じられる、近い距離感のオープンキッチン。ここで繰り広げられるライブ感が、さらに美味しい時間を演出してくれますカウンター席のほか、8名まで着席可能なビッグテーブルもボーダレス、に込めた想い同店で腕を振るうのは、都内ホテルレストランでキャリアをスタートさせ、料理雑誌のスタイリングやメニューの開発、またシドニーのレストラングループでのスーパーバイザーや【Whitewater Restaurant】などで料理長を勤めたご経験を持つ原島正幹シェフ。【meso】ではシェフが研鑽を積んでこられたフレンチの技法を活かしつつ、アジアや和のエッセンスを取り入れたコンテンポラリーな料理を作っていらっしゃいます。料理をふるまう【meso】のオーナー桑原大輔さん(右)と、シェフの原島正幹さん(左)それらの料理を紐解いていくと実は「誰でも知っているメニューにひとクセつけたもの」でもあるそうで、ホッとしつつも非日常を感じられるような、グルメな大人たちが楽しめる場所にしたいという思いがあってこそのもの。そしてジャンルを縛らずに広げていることの1つには、いつかは若い料理人たちにも色々メニューを開発してもらえる場所にしていきたいという思いがあるからだとか。そう語るシェフのオリジナリティ溢れる料理は、季節によって、次は何が登場するのかと気になり追いかけたくなってしまいます。『ワインとハーブのマグロコンフィ クリームアンチョビソース』など、オリジナリティ溢れるボーダレスな料理をアラカルトでまたボーダレスの言葉には、料理ジャンルとしての垣根が無い、という意味だけではなく、ベジタリアン・ヴィーガン・フィッシュラバーズやミートイーターなど多様な嗜好にも対応している、という意味が含まれています。インバウンドも増える昨今、食の文化により同じ場所で共に食事を楽しめないという状況をなくすことで、一緒に1つのテーブルを囲む楽しさを味わってもらいたいからと考えられたとのこと。そのため前菜、メイン、〆のひと皿、デザートと全てのカテゴリーで対応が可能となっています。こうした意味でも【meso】での「新しい食体験」は、貴重なひと時になるのではないでしょうか。自由な発想で生まれるモダンフュージョン料理おすすめのアラカルトメニューを幾つかご紹介いたします。『軽く焼いたトレビス 白インゲン豆のペースト』苦みの強いトレビスの表面を軽く焼き、特製のセサミビネグレットをかけた一皿。酸味を出しつつもマイルドに仕上げられており、そこにほろ苦さの中に甘みをプラスした白インゲン豆のペーストをつけていただく、様々な味覚の組み合わせがおいしいお料理です。『炙り〆サクラマス バルサミコベリーと麹フロマージュブラン』〆鯖ではなく〆鱒としての一皿。バルサミコやブルーベリー、味醂を合わせた〆酢に漬けたサクラマスを軽く炙り、同じく酸味のあるバルサミコ醤油のベリーソースと麹のフロマージュブランを添えたものになっています。キャラメリゼによる甘みやコクも感じられる、奥行きのある味わいが特徴のお料理です。『津軽かも胸肉ロースト オリエンタルスロークック』これまでシェフが調理してきた鴨料理に比べ、さらに鴨の柔らかさを出した状態に仕上げたいと、オレンジや八角、コリアンダーなどのスパイスの中に20分間ゆっくり漬けて寝かせているそう。漬け込んだあとには軽く表面を揚げる手法で皮目にパリッと感を出し、食べやすく香ばしい一品となっています。椎茸と長ネギをベースにバルサミコやオレンジをいれて構成したソースと、アクセントにケールのチップを添えて。『ポークカルニータスライス』スパイス、フルーツなどで漬け込んだ豚肉をラードでじっくり煮込む南米料理のカルニータスをもとに、中国たまり醤油や昆布だしなどを加えアレンジしたポーク煮込み。シェフがどうしても表現したかった味わいでもあるそうです。カルニータスのようにトルティーヤと合わせるのではなく、ご飯に合うようにと幾つもの調味料を掛け合わせているところにもこだわりが。なお米についても、バスマティ・ジャスミン・あきたこまちの3種をブレンドしているそうで、日本酒や昆布、生姜で炊き込んだその味わいは豚肉との相性も抜群。アクセントにパクチーが添えられているところにもやはり“ボーダレス”を感じる、様々な国の旨みがギュッと詰まったような一皿です。なおワインはナチュラルワインを中心に、世界各国から厳選した産地や味わいの異なる白ワイン・オレンジワイン・ロゼワイン・赤ワインを常時15種類以上ラインナップ。ワインのランクによって40ml・60ml・80mlと提供量が変わることで、希少なワインも全て同じ値段(880円)で気軽に味わえるところも嬉しいポイントです。(ボトルワインは6,000円~各種)。またワインのラインナップはその時期で変わるため、訪れる度に新しい出会いを愉しむことができそうです。変化を続ける下北沢の街で、グルメな大人たちが集いたくなる貴重な一軒。グレーとベージュを基調にしたシンプルモダンな素敵空間に、ぜひ大切な人と訪れてみては。ナチュラルワインを中心とした豊富なラインナップが嬉しいドリンクメニューmeso【エリア】下北沢【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年06月07日27歳という若さで、六本木の隠れ家ビストロを任された注目の料理人とは?生産者のもとを訪れて知った、その野菜にしかない食感の“個性”自在にアレンジされるジビエにも注目ワインバーとしてアラカルト利用もできる【根深】の裏メニューとは?27歳という若さで、六本木の隠れ家ビストロを任された注目の料理人とは?日曜定休が多い港区で、日曜の夜営業を掲げる救世主六本木ヒルズから、けやき坂を下った先のビルの一室。【根深】とひかえめに書かれた表札以外に店の様子を伺えるものはないが、一歩足を踏み入れると、若手のスタッフらがにこやかに迎え入れてくれる。ゆるやかなカーブのついたカウンターテーブルは8席ライブ感が愉しめるカウンターとは打って変わって、薄明かりのもとセンスのよいインテリアを配した個室が1部屋。自宅に招かれたようにゆったりと寛げる空間だ。個室は4名用。高級感のある絨毯と温もりのある丸テーブルで、プライベート感も演出まさに隠れ家と呼ぶにふさわしいこの場所で、弱冠27歳という若さで店を任されたのが、料理人・小林千春さん。日本料理【感情】でオープニングメンバーとして腕を磨き、続く六本木のワインバー【終りの季節】では、客として通う一流シェフたちに料理を振る舞い、キャリアを重ねてきた。1996年、静岡県生まれ。中学生の頃から料理人を目指し、静岡の料理専門学校を卒業。20歳から都内の人気ビストロなどフレンチを中心に経験「ビストロ、日本料理と歩んできて、バー【終りの季節】ではメニューにある程度の幅があったので、とにかく学びたいという気持ちで、あらゆることに挑戦できました。生産者さんと直接お会いできる機会が増えたことで、「素材の“食感や香り”を軸にしていきたい」という自分の方向性にハッキリ気付けたのだと思います」そんな自然な流れのままに、ジビエと野菜が【根深】のテーマとなった。生産者のもとを訪れて知った、その野菜にしかない食感の“個性”本日の自慢の野菜たち。6月までは、北海道余市を訪れた小林さんが惚れ込んだ農家「コロポックル村」のホワイトアスパラも仲間入り小林さんのいう“食感や香り”を最大限に味わえる料理が、『ホワイトアスパラのおひたし』。「フレンチを経験しているとソースやピューレを添えがちですが、生産者さんとお付き合いを重ねて、その野菜にしかない、食感の“個性”を知ることができました。その個性を最大限に生かすためには火の入れ具合が肝になりますし、このホワイトアスパラも、ベストなシャキッという食感に仕上げるため、茹で具合にはすごく気を遣っています」茹でたホワイトアスパラは、剥いた皮などからとっただしに漬けこみ、冷やしてから真空にするという小林さんもお気に入りの調理法で。『ホワイトアスパラのおひたし』。ホワイトアスパラ本来の味がぎゅうと凝縮され、香りやみずみずしさがたっぷり味わえるお次もシンプルな見た目ながら野菜の食感や香りを最大限生かした一皿『たけのこと桜エビ』。「大阪府貝塚で有機栽培でつくられるたけのこは、アクが少なく、とても柔らかいのが特徴です。最初から炭焼きにすると乾き過ぎてしまうため、適度に水分を保つようにフライパンで蒸し煮のように温めていく、ブレゼというフレンチの手法をとります」さらに食感を愉しめるよう、裏側に隠し包丁を入れるという和食のギミックも織り交ぜて。炭焼きにしたたけのこは、オリーブオイルベースで甘夏を合わせたソースでさっぱりと『たけのこと桜エビ』。小林さんの地元・静岡の桜エビで、香りと旨みのアクセントをプラス3品目は、「本当にパワーの強い野菜を育ててらっしゃる」と小林さんも絶大な信頼を寄せる、北海道余市「雉子谷(きじたに)農園」の新玉ねぎ。じっくり火を入れた玉ねぎは、それ単体がすでにシチューのような味わいに仕立てられており、パルミジャーノチーズをおろすことで、メインの一品にも昇格。トップゴールドという辛みの少ない、みずみずしい玉ねぎを使用した『新玉ねぎロースト』自在にアレンジされるジビエにも注目今回の撮影で使用した鹿は、長野県阿智村から直接仕入れている甲州鹿鹿とヒグマ、猪などこだわりのジビエを安定的に仕入れるのも、小林さんの目利き。「【感情】にいた時のお客さまが、ITの会社を経営しつつ狩猟をされる方で、北海道の弟子屈町(てしかがちょう)まで伺う機会があったんです。撃つだけのハンターもいますが、食べるまでを完結したいと考えていらっしゃる方で、鹿を仕留めた直後に、そのまま車に装着したクレーンのようなもので吊るして血抜きまでするので、肉がとても新鮮で臭みもない。さらにその場所自体がマイナス10℃くらいの極寒の地域なので、仕留めた直後から冷凍庫で処理しているような状態で、東京へ運ばれてくるまでの状態も完璧なんです」「うちで卸してもらっているのはきれいな味の鹿肉なので、そのままがおいしい」と、ソースはあえて無し。基本は塩とオイルでいただく『鹿のロースト』鹿肉のローストは、鮮度や柔らかさが見て取れる、薄いピンク色。しっとりと保湿された身は味わい深く、余韻まで楽しめる。最後は、ジビエを煮込んだラグーソースを合わせたショートパスタ。小麦の香りが強く、ジビエの力強さにも合わせられる「ヴィチドーミニ」のパッケリをチョイス。パルミジャーノチーズを削りかけて仕上げる『パッケリ ラグーソース』。コクのあるラグーは、魚醤のような旨みの集合体だワインバーとしてアラカルト利用もできる【根深】の裏メニューとは?夜営業のみで、15,000円のお任せコース一本勝負。料理人からも一目置かれるワインバー【終りの季節】の姉妹店だけあり、【根深】もワインの品揃えには余念がない。フランスを中心にイタリア、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、もちろん日本産まで、一貫して料理に合う、優しく綺麗な味のワインをラインナップする。ワインはグラスでも1,500円から。料理に合わせるのは白ワインが多いが、ジビエやラグーと合わせるお客さまも多いため、赤ワインも豊富特に「2017 サヴィニー・レ・ボーヌ レ・プランショ / ジャン・ピエール・ギヨン」(右から2番目)は、しっかりとした熟度ながら、ビオロジックでナチュラルにつくられているおかげで、飲み疲れのない滑らかな赤ワインだ。コース終了次第(21時以降)、ワインバーとして利用もできる【根深】では、アラカルトメニューの注文も可能。小林さんのお気に入りメニューは『千代幻豚の白味噌しゃぶしゃぶ』とのこと。アラカルトメニューが手書きされた原稿用紙には、「裏(に)メニュー」も「常連のお客さまから「桜エビがあるならパスタで食べたい」などのご要望があれば、対応することもありますし、先日は「びっくりするほどおいしくて」と持ち込まれたかぶを即興で料理したり(笑)。ちょっとした無茶振りに応えることで自分の進化も感じているので、案外楽しいんです」と、小林さんは意気揚々。抑揚のあるコース料理を組み立てつつ、ワインバーとしての自由度も備える【根深】。その振り幅を楽しむ余裕すら感じられる若き料理人の今後にも注目だ。根深【エリア】六本木【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩5分
2024年06月04日肉をこよなく愛するシェフによるスモーキーマジック炭火料理だけではない、インパクト抜群の料理の数々800年の名庭を受け継ぐ「フォーシーズンズホテル京都」肉をこよなく愛するシェフによるスモーキーマジック【エンバ・キョウト・チョップハウス】の料理長を務めるセバスチャン・バルクデス氏「フォーシーズンズホテル京都」のメインダイニングとなる【エンバ・キョウト・チョップハウス】始動のため、シェフに抜擢されたのがセバスチャン・バルクデス氏です。生まれ育ったアルゼンチンには、肉の塊を炭や薪で豪快に焼き上げる伝統的なアサードといわれるバーベキュー料理があります。バルクデス氏にとってアサードは、親しみのある郷土料理であり、その情熱はDNAに刻みこまれています。5歳の頃には、家族のためにケーキを手作りしていました。17歳になると、地元のレストランでは働き始め、そのキッチンで感じた情熱やチームワークに感銘を受けます。以来、この仕事に魅了されていると語ります。ドバイの1つ星レストラン【アル・ムンタハ】や【カットバイウルフギャング・パック】で研鑽を積み、ドーハの【シャングリ・ラ ドーハ】では、アルゼンチン料理レストランの料理長に就任。その後、クアラルンプールの【マンダ リン グリル】や【マンダリン オリエンタル クアラルンプール】で成功を収め、マニラの【シャングリ・ラ ザ・ フォート】へ。その後、世界的に有名な肉職人であるダリオ・チェッキーニ氏が手がけるステーキハウス 【SLSバハマール】にて料理長を務め上げました。ホテル内の熟成庫で肉を厳選するバルクデス氏バルクデス氏が吟味して仕入れた肉は、ホテル内にある熟成庫で匂いや硬さを丁寧にチェックしながら、熟成の具合を見極めます。鹿児島県黒毛和牛や熊本県産あか牛など日本が誇る数々のブランド牛に加え、最高品質のアメリカ産プライムサーロインやオーストラリア産ラムチョップなど、世界各国のブランド肉をセレクト。「いくつもの国で肉に携わってきましたが、日本のように出荷のタイミングが選べる国はありません。その細やかな仕事に感銘を受けました」とバルクデス氏。厨房に新たに設けられた焼き台で、豪快かつ繊細に焼き上げます『30日熟成徳島県産 Tボーンステーキ シェア用 1㎏』【エンバ・キョウト・チョップハウス】には、実にバラエティ豊富なメニューが揃いますが、まずはシグネチャーである自家製熟成肉のステーキをご紹介しましょう。熟成によって旨味が凝縮した肉は、今回のために厨房に新たに設置した炭火の焼き台にて火入れ。芳ばしい香りをまとってゲストのもとへと運ばれて行きます。まずは、何も付けずにそのまま肉本来の味わいをお楽しみください。その後、オリジナリティ溢れるソースと共に。メニューには『焦がしミモレットのマカロニアンドチーズ』『海藻マッシュポテト』『トウモロコシとお豆腐のクレームブリュレ』といった魅力的なサイドディッシュも並びますので、ぜひご一緒に。テーブルにたくさんのお皿が並ぶ光景もまたご馳走です。『カリフラワーの炭火焼き ミントヨーグルト 胡麻ソース』『鮪中トロのステーキ』肉料理の他にも炭火で仕立てるメニューを多数ラインアップ。鮪や地元産の野菜も炭火によって、素材本来の持ち味が引き出されています。本場で培った技術と豊かな感性から生み出される芸術的な炭火焼きの世界を感じていただけることでしょう。炭火料理だけではない、インパクト抜群の料理の数々『シーフードプラッター 牡蠣 車海老 蟹 イイダコ 雲丹 帆立 ロブスター』(2名分)蟹、牡蠣、雲丹、帆立、ロブスターなどが盛り合されたシーフードプラッターは、運ばれてきた瞬間、思わず歓声が上がる豪快なビジュアル。シェアすることで、会話が弾み、より一層盛り上がることでしょう。日本は思いのほか広いので、来日した外国人観光客などが、京都に居ながらにして(実は訪れたかったが時間がなかったかもしれない)北海道の新鮮な海の幸に舌鼓を打つことができるのもこちらの魅力。「ステーキハウス」ではなく「チョップハウス」と命名したのも、肉だけではない多彩な料理を提供したいという想いからです。『エンバクラブケーキ 国産ずわい蟹 ハーブ レモン風味のタルタルソース』『ロブスタースープ 九条葱 京都産きぬひかり キャビア』【エンバ・キョウト・チョップハウス】が提供するのは、豪快な大皿に盛り付けた料理だけではありません。まるでブーケのように緻密に盛り付けられた『エンバクラブケーキ 国産ずわい蟹 ハーブ レモン風味のタルタルソース』はフォークを入れるのを躊躇してしまいます。ドリンクもワイン、ウイスキー、日本酒など多彩にラインアップ。グラスワインだけでも30種類近く揃うので、ぜひオーダーした料理と相性の良いものやお好みタイプをスタッフに尋ねてみてください。『イタリアンメレンゲ 季節のベリー チェリーソルベ』デザートには、炭火料理にちなんだ薪をデザインした遊び心も。実は、料理人としてのキャリアの初期に製菓からグリル料理へと転身したバルクデス氏。パティシエの経験のなかで得た「正確さ」を重んじ、現在も追求し続けているといいます。ホテル1階に位置する【エンバ・キョウト・チョップハウス】の客席店名の「EMBA(エンバ)」は、「宴」「炎」「縁」の3つの「エン」への想いが込められています。食を楽しむ宴の場となり、焼き上げる炎が芸術的に舞う場であり、そして、縁を繋ぐ場になれたら……。さらに、「EMBA」で過ごす時間を通して、いつまでも思いを馳せていただける「場(存在)」になれたら……。バルクデス氏曰く「幼い頃から一緒に食事をすることで、いつもお祝いのような気分を味わっていました。その感覚を【エンバ・キョウト・チョップハウス】で再現したいと考えています」。800年の名庭を受け継ぐ「フォーシーズンズホテル京都」季節の移ろいを伝えてくれる「フォーシーズンズホテル京都」の名庭「積翠園」「フォーシーズンズホテル京都」は、京都駅から車で10分ほどの東山の麓に佇みます。約10,000㎡の敷地に3,000㎡の池が広がる池泉回遊式庭園「積翠園」を囲むように造られました。平安時代末期の武将・平重盛の別邸「小松殿」の園地と伝えられ、非常に貴重な文化遺産です。2016年秋に開業して以来、国内外の多くのゲストに愛されています。「1ベッドルームホテルレジデンス ガーデンビュー」「フォーシーズンズルーム」館内は、ハーシュ・ベドナー・アソシエイツがデザインを担当。「積翠園」を囲むように123の客室と57のホテルレジデンスを有します。4階にある「フォーシーズンズルーム」は、プライベートバルコニーから「積翠園」と東山十八峰を眺めることができる客室。反対側の京都の街並みを臨むことができるお部屋も人気です。また、我が家のように寛ぎたいゲストには、キッチンや洗濯機などが備わったレジデンシャルスイートもおすすめ。2023年夏にはサステイナビリティに配慮した取り組みとして、全客室のバスルームアメニティを個装のミニボトルからDIPTYQUE(ディプティック)のポンプ式に変更。エレガントな香りが、ホテルでの特別な時間に花を添えています。また、キッズのためのアメニティーも充実。愛らしい鯉のリュックサックやオリジナルキャラクターが登場する塗り絵などを用意するほか、「積翠園」では鯉の餌やり体験なども用意。長さ20mのインドアプールには、ジャグジーやサウナも完備京都ならではの静寂な癒しの時間へと誘う「THE SPA」「THE SPA」の内装デザインやメニューも「積翠園」から着想を得ています。京都の宇治にある有機茶畑で丁寧に搾られた茶の実オイル、24金の金箔を配合した竹炭スクラブ、日本酒バスといったメニューもこちらならでは。解放感あるプールでは泳ぐのもよし、プールサイドのラウンジチェアで寛ぐもよし。喧噪を忘れ、リラックスしたひと時を過ごせます。妙法院門跡門主僧侶であった菅原信海氏によって命名された「楓樹」「積翠園」のガラスの橋を渡り、石畳の小路を進むと、数寄屋造りの茶室「積翠亭」に辿り着きます。京都出身の建築家・山本良介氏が手がけた茶室内には、趣漂うラウンジ「楓樹」を併設。お抹茶や日本酒、シャンパーニュをいただくことができるほか、贅沢な空間で食事をすることもできます。また、茶室では茶道体験を、ラウンジでは金継ぎ体験(共に宿泊者限定)を楽しむことも。優雅な庭園を見渡すことができる【ザ・ラウンジ&バー】『Four Seasons プライベートジェット アフタヌーンティー』【ザ・ラウンジ&バー】では、6月30日までの期間、プライベートをジェットで世界各国を巡るツアー「フォーシーズンズホテル プライベートジェットエクスペリエンス」をテーマにした『Four Seasons プライベートジェット アフタヌーンティー』が登場します。シアトル・京都・パリ・モルディブなどのツアーの旅先9か国をイメージした多彩なスイーツとセイボリーをご用意。7月以降は、新たに就任したエグゼクティブ・ペストリーシェフ、ラシカ・ウィーラシンヘ氏によるアフタヌーンティーが登場するのでお楽しみに。ホテルから一歩も出ずとも京都を存分に感じることができる「フォーシーズンズホテル京都」。新たに誕生した【エンバ・キョウト・チョップハウス】でのディナーは、お腹も心もたっぷりと満たされるので、ぜひゆっくりと滞在してみてはいかがでしょうか。エンバ・キョウト・チョップハウス【エリア】七条/丹波口【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年05月31日1_モダンブラッスリー「ソフィ アット エディション」光あふれる「ソフィ アット エディション」の店内ホテルの最上階、14階に位置する「ソフィ アット エディション」は、日本の旬の食材と豊かな食の伝統に敬意を表したモダンブラッスリーです。ブロンドオークと漆喰を使った直線的なインテリアが明るさや軽やかさを強調し、プライベートダイニングルームのポップな色彩がエディションならではの遊び心を添えています。メニューの一例『赤牛サーロインステーキ・オ・ポワブル』(ハーブローストポテト、農園野菜、北海道ブランデーソース)こちらで提供されるのは、和の食材を伝統的なブラッスリースタイルにアレンジした個性あふれるメニューばかり。地元の小規模生産者から仕入れた旬の食材を使い、レストランの世界観を繊細かつ斬新なフレンチで表現しています。2つのプライベートダイニングルームはそれぞれ14名と8名の収容が可能で、食事を楽しみながらのプライベートなイベントやミーティングを開催するのに最適です。店舗情報「ソフィ アット エディション」東京エディション銀座14F電話/03-6228-7400営業時間/ブレックファースト 7:00010:30、ランチ 12:00015:00(L.O. 14:30)、ディナー 17:30022:00(L.O. 20:30)2_ラウンジバー「パンチ ルーム」洗練されたダークウォールナット張りの壁と天井が、エレガントなタフテッドソファや宝石のような色合いのブロケードチェアと調和している「パンチ ルーム」ロビー2階に位置する「パンチ ルーム」は、パンチカクテルにフォーカスしたラウンジバーです。2013年秋に「ロンドン エディション」で誕生して以来、世界のカクテルシーンを魅了しており、エディションブランドの際立ったシグネチャーのひとつ。世界9か所に展開し、それぞれが歴史あるパンチカクテルを独自の解釈で提供しています。『ココナッツと飴』、『柚子と玄米』など、和をイメージしたカクテルメニューも提供現在、「パンチルーム」で提供されているカクテルメニューのコンセプトは「Wonderland」。客観的な視点から見つめる日本の文化を、パンチを通して探求しています。また、皆で楽しむためにつくられた『パンチカクテル』は、オーダーメイドのパンチボウルで提供され、ゲスト同士の交流を深めてくれます。店舗情報「パンチ ルーム」東京エディション銀座2F電話/03-6228-7400営業時間/火~木曜 18:00~24:00、金・土曜 18:00~2:00定休日/日・月曜3_ルーフトップバー「ザ ルーフ」サンセットタイムの「ザ ルーフ」。空のグラデーションが美しい銀座初のナチュラルワインにフォーカスしたルーフトップバー「ザ ルーフ」。街の喧騒から離れて、東京タワーを望む開放的な眺望を楽しむことのできる緑豊かな隠れ家です。周囲の街並みが見渡せるよう、目線より低い位置に配置されたシダやオリーブの生垣に囲まれており、プライベートな集まりに使いやすい大小さまざまなテーブル席や、植物に仕切られた席が用意されています。夜は東京タワーの夜景を楽しむことのできます提供されるのは、バイオダイナミック・シャンパーニュや希少なオレンジワイン、地元のワイナリーやディスティラリーのワインやスピリッツを使ったオリジナルカクテルなど。また、「ソフィ アット エディション」からセレクトされたフードをいただけます。店舗情報「ザ ルーフ」東京エディション銀座 屋上電話/03-6228-7400営業時間/水~金曜 17:00~22:00、土・日曜 12:00~22:00定休日/月・火曜※2024年6月3日(月)~7月3日(水)はメンテナンスのため臨時休業4_ホテルの中心に位置する「ロビー バー」アイボリーの布張りアームチェアと大きなソファに囲まれたゴールドを基調とした「ロビー バー」エディションのシグネチャーである「ロビー バー」はホテルの中心に位置し、朝早くから夜遅くまで、ゲストやローカルたちを温かく迎える隠れ家。チェックイン・デスクの後ろには20世紀初頭の日本の大型屏風が置かれ、床から天井までの2色のライトボックス・パネルがエレベーターへの通路を飾ります。朝食からティータイム、バーまで幅広く利用可能「ロビー バー」では、地元のロースタリー【リトルナップ コーヒーロースターズ】のコーヒーのほか、パネットーネで有名な【LESS】のペストリーが用意されており、朝食はテイクアウトも可能なので、自宅やオフィスでも楽しむことができます。店舗情報「ロビー バー」(Lobby Bar)東京エディション銀座1F電話/03-6228-7400営業時間/8:00~22:00レストランやルーフトップバーなど、あらゆるシーンで利用可能な「東京エディション銀座」。今回ご紹介したレストランやバーは、宿泊客だけでなく、一般の方でも利用可能ですので、ライフスタイルに合わせた“食”を楽しんでみてください。「東京エディション銀座」問い合わせ先住所/東京都中央区銀座2-8-13電話/03-6228-7400
2024年05月29日