ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』の本編映像の一部が公開された。本編映像の一部本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。このほど公開されたのは、暗殺する対象である“30年後の自分”を逃してしまった若きジョーが、自分の部屋に入り込んだ“ルーパー”仲間のキッド・ブルーと対決するアクション・シーン。劇中に登場する“ルーパー”は、高額の報酬をもらうのと引き換えに、仮に暗殺対象を逃せば組織から消されるという“掟”がある。映画では、若きジョーが自分が組織から消されるのか、未来の自分を消すかの選択を迫られる。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月20日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』のCMナレーションをメンタリストのDaiGoが務めることになり、18日に都内で就任会見が行なわれた。その他の写真本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。突然、目の前に30年後の“自分”が現われたら? 先の読めないストーリー展開で数々の映画賞を受賞している本作にちなんで“先読みのエキスパート”であるDaiGoがCMオピニオンに選ばれたが、DaiGoは「僕は表情は読めるけど未来は読めないんですよ。色々な要素から先を読みすぎた結果、最後思いっきり騙されました。完敗です!」と語り、報道陣を前にCMナレーションに挑んだ後も「この映画はオチを想像させ、それを裏切る面白さがある。こうした作品の良さが僕のPRの仕方で左右されることは責任重大です」とコメントした。自身の提唱する“メンタリズム”で相手の心を読み解き、人々を驚かせてきたDaiGoだが、現在、ハリウッドで最も注目を集めるストーリーテラー、ライアン・ジョンソン監督が長年温めてきたプロットには驚いたそうで「何よりオチの意外性が面白い。普段は騙す職業の僕が今回は騙されました。1度目に騙されて、2度目に自分を騙したストーリーの緻密さを楽しむ。何度も観てほしい映画ですね」と繰り返し作品をPRした。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月19日デジタル世代なんかに負けてたまるか!そんなキャッチフレーズを掲げているわけでもないのに、なぜか最近、若者に“逆襲”してる感が強いブルース・ウィリス。自らアナログと名乗ってはいないものの、大ヒットした『ダイ・ハード4.0』と『RED/レッド』のせいで、その手のキャラクターはおまかせ状態になったようだ。その他の写真その“逆襲”のすごさはブルースの2013年のラインナップを見れば一目瞭然。今のところ日本公開が予定されている作品だけで7本。年初めの『LOOPER/ルーパー』を皮切りに『噂のギャンブラー』『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー炎の誓い』『ムーンライズ・キングダム』『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(以上2月公開予定)、そして6月には『G.I.ジョー バック2リベンジ』、年末には『RED2』と並んでいる。そのなかでやっぱり気になるのは、彼の当たり役であり“逆襲”のきっかけにもなった『ダイ・ハード』シリーズの最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』!たとえアナログであっても無敵な刑事ジョン・マクレーンはついに海を越えロシアの地に。前回の男前な娘に代わって息子が登場し、ふたりそろって見知らぬ土地でテロ戦に巻き込まれる。その息子ジャックは男前な娘同様、父親に反抗的だが、相棒にならざるを得ない状況に陥ってしまい、アナログ親父とデジタル息子の関係性が大きく揺れ動く……というコメディありアクションありの物語になりそうだ。そう、ブルースの強みはここ、コメディ演技もできればアクションももちろんOKで、シリアスだって問題ナシという守備範囲の広さにある。『ダイ・ハード』シリーズのマクレーンがいまだに人気が高く飽きられないのは、そういう様々な顔を見せているからであり、彼の出演作がバラエティ豊かなのもそのためである。もうひとつ、ブルースの魅力を語る上で忘れてはいけないのはその肉体だろう。多くの役者は年を重ねるうちに太ったり弛んだりして着実に中年化が進むのだが、なぜかブルースだけは最初のマクレーンのときから変わっていない印象。お腹も出てなければ顔も弛んでない。顔だって57歳とは思えないくらいシワが少ない。だから、アクションはいまだにキレがあり、身のこなしも敏捷だ。たしかに頭は真っ先に禿げてしまったものの、潔くスキンヘッドにして自分のトレードマークに替えてしまったくらいだし、実はかなりセルフコントロールができているのかも?もしかしたら、いまだに第一線で活躍しているブルースの強みは、セルフコントロールできてしまう強靱な精神力、なのかもしれない。デジタル世代に“逆襲” できる理由もそこにある、と見た。「ぴあ Movie Special 2012-2013」より文:渡辺麻紀
2012年12月17日シルヴェスター・スタローンが最強傭兵軍団のリーダー役に挑み、世界を牛耳ろうとする犯罪組織と超絶バトルを繰り広げるアクション映画『エクスペンダブルズ2』が、2013年3月2日(土)にブルーレイ&DVDで発売が決定。その充実の映像特典の内容も分かった。その他の写真同作は全世界で220億円の興行収入を記録した『エクスペンダブルズ』(10)の続編で、主演のスタローンを隊長に、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーという映画界を代表する肉体派俳優が、最強無敵の傭兵軍団“エクスペンダブルズ”を結成! 銃撃戦や肉弾戦という得意分野を存分に活かしたアクションを繰り広げ、危険な任務を遂行していく娯楽活劇だ。今秋公開した日本でも初登場ナンバーワン、興行収入約10億円のスマッシュヒットを記録した。このほど判明した解禁情報によれば、劇場公開時には封印していた本編の“無修正バージョン”を“通常版”と“プレミアム・エディション”に収録するほか、とりわけ後者の映像特典は銃器などのガジェットのマニアは必見のコンテンツになっているという。まさしく“リアル”エクスペンダブルズである本物の傭兵が登場するドキュメント映像「Guns for Hire」や、本編でスタローンやキャストたちが使用した銃器を徹底解説する「On the Assault」などを収録予定。映画ファンには「God of War」というメイキング&インタビュー映像に加え、1980年代のアメリカとアクション映画の隆盛をヒーロー列伝とともに解説するという「Big Guns, Bigger Heroes」などの見逃せない情報も搭載予定。劇中の世界観をしっかりと補足するマニアックな情報が満載になる予定で、映像特典を先に観て本編を観れば、最強無敵の傭兵軍団の活躍が新しい発見とともに楽しめるかもしれない。『エクスペンダブルズ2』2013年3月2日(土)発売プレミアム・エディションBlu-ray2枚組5775円(税込)通常版Blu-ray3990円(税込)通常版DVD3465円(税込)発売元:松竹映像商品部販売元:ポニーキャニオン文:鴇田 崇
2012年12月17日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』が来年1月に日本公開される。本作を手がけたのはライアン・ジョンソン監督。本作がアメリカで成功をおさめ、その才能に注目が集まっている彼のインタビュー映像がこのほど公開された。『LOOPER/ルーパー』インタビュー動画本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。ジョンソン監督は1973年生まれのアメリカ人。ジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキスらを輩出した南カリフォルニア大学で映像について学び、短編映画を手がけた後、2005年に『BRICK ブリック』で長編デビュー。レヴィットも出演している本作は、インディペンデント・スピリット賞で2部門の候補になるなど高い評価を得た。このほど公開された映像では、ジョンソン監督が本作が生まれたきっかけや、本作が扱う“タイムループ”に関するこだわり、ウィリスらキャストの魅力についてじっくりと語っている。『LOOER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月17日近年、映画界で増加の一途をたどるシリーズものやリメイク作品。新機軸を打ち出すもの、ファンの期待に十二分に応えるものなど様々だが、来る2013年の最新トレンドとは?その他の写真スターのチャレンジ精神が試される作品。それはひょっとして、シリーズやリメイクかもしれない。シリーズものでは固定された役のイメージを進化させる努力と忍耐が必要だし、リメイクではオリジナル版の強烈な印象を自分の個性で上回らなくてはならない。2013年の公開作では、『96時間/リベンジ』のリーアム・ニーソンや、『ゴーストライダー2』のニコラス・ケイジあたりが前作のイメージを“素直に”受け継ぐ中、シフトチェンジを見せるのが『アイアンマン3』のロバート・ダウニー・Jr.だ。前2作のジョン・ファヴローに代わり、新たに監督を任されたシェーン・ブラック(ロバート主演の『キスキス,バンバン』を監督)が、リアルな悪役を登場させ、スリラー要素を濃厚に演出。トニー・スターク=アイアンマンの印象もシリアスに変革されている。また、シリーズものが立て続けなブルース・ウィリスも、その活躍ぶりが作品の仕上がりを左右しそうな存在だ。リメイク作品に主演するスターでは『キャリー』のクロエ・グレース・モレッツ、『華麗なるギャツビー』のレオナルド・ディカプリオに注目。映画ファンには唯一無二と言える前作のキャストと、どこまで違った存在感を発揮できるか。このふたりなら新鮮なアップデートが可能だろう。シリーズやリメイクといえばヒーロー映画がさらに量産傾向にあるなか、ここ数年、クリストファー・ノーラン版の『バットマン』3部作や、『007 スカイフォール』などで明らかなように、前シリーズや前作、オリジナル版を激変させる試みが成功につながっている。2013年、この路線を受け継ぐのは、スーパーマンが主人公の『マン・オブ・スティール』か。同作はリメイクというより、リブート(再生)と呼ぶのがふさわしいが、ノーランが原案に関わっており、そのコスチュームが体現するようにリアル&ダークな新スーパーマンが完成されるのは間違いない。もちろんシリーズやリメイクは、前作やオリジナル版の世界観を維持するのも大切で、『RED』や『ホビット』、『300〈スリーハンドレッド〉』、アニメ作品のようにヒット作の続編の場合、その傾向が顕著になるはず。また、『死霊のはらわた』のようにタイトルをそのまま引き継ぐカルトホラーは、オリジナルファンへの目配せに、現在の観客の心をつかむ新たな仕掛けのバランスに期待したい。大革新で予想外の驚きを用意するのか、世界観をきっちり踏襲して期待に応えるのか。『マチェーテ』や『ハングオーバー』、『ギャンビット』(1966年の『泥棒貴族』のリメイク)など、どちらに転ぶか未知の新作も待機している。バラエティ豊かなシリーズ&リメイク作を楽しめる1年になるはず!「ぴあ Movie Special 2012-2013」より文:斉藤博昭「ぴあ Movie Special 2012-2013」発売中
2012年12月14日2009年夏、全世界で3億ドルというヒットを記録したアクション超大作『G.I.ジョー』。このほど、今年5月に“3D作品”へと作り変えるため、公開延期が発表されていた続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』がついに再始動。これを受けて12月12日(現地時間)に、香港にてキックオフプレゼンテーション会見が行われ、本作に出演するイ・ビョンホンとジョン・チュウ監督が出席した。アメリカの最強機密組織“G.I.ジョー”が、テロ組織“コブラ”と激戦を繰り広げる姿をダイナミックなアクションで描く本作。一国の裏切り者として国から追われる羽目となり、孤立無援、絶体絶命の窮地に追いやられたメンバーたちは、初代“G.I.ジョー”と呼ばれる伝説の司令官・ジョーに協力を仰ぐことになり――。今回より、大御所ブルース・ウィリスを迎えたことでも話題の本作。そのブルース扮する初代“G.I.ジョー”に真っ向から肉弾戦を挑んだのは、前作からの続投でテロ組織“コブラ”の冷酷な殺し屋・ストームシャドーを演じるイ・ビョンホン。今回の会見でも「ブルースとの共演は光栄としか言えません!彼は自分にとっては『ダイ・ハード』を始めとするアクション映画のヒーローだし、また『シックスセンス』のような作品にも出ている、素晴らしい俳優ですから、その人と共演できた経験は本当に素晴らしい体験でした」と興奮した面持ちで撮影をふり返る。また、公開を延期してまで3D作品へと修正を加えた点については、「僕が鍛えた腹筋が、今回3Dですごく見えるようになっているんだ(笑)」とご満悦の表情を浮かべていた。プレゼンテーションでは4分間の3D最新フッテージも上映され、会場は映画同様に終始、詰めかけた人々の熱気に包まれていた。『G.I.ジョー バック2リベンジ』は2013年6月、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:G.I.ジョー バック2リベンジ 2013年6月、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月12日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』が来年1月に日本公開される。本作ではレヴィットとウィリスが同一人物の“現在”と“未来”を演じており、そのために俳優・スタッフが様々な工夫を重ねたようだ。その他の写真本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。まずライアン・ジョンソン監督も認めている事実がある。それは“ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスの見た目はまったく似ていない”ということだ。そこでジョンソン監督は、特殊メイクの神様リック・ベイカーのもとで働き、2度のオスカー候補になった日本人アーティスト、辻一弘を招き入れた。彼は毎日、3時間かけてレヴィットの鼻、唇、眉に特殊メイクを行い、ウィリスの風貌に近づけた。レヴィットは「彼はマジシャン。現代に生きる最高の特殊メイクデザイナーだ。僕とブルースが完全に同じ顔になるのは不可能だが、観客がブルースを観たときに『ああ、確かにこの男は“30年後の同じ人物”だ』と感じられるように化けさせてくれた」と振り返る。確かに本作の場面写真に登場するレヴィットは『(500)日のサマー』や『インセプション』で見た彼よりも鋭い顔つきになっている。もちろん、レヴィットは“見た目”以外の部分もウィリスに近づくべく工夫をした。「彼のことを研究しまくったよ。彼の映画をたくさん観たし、彼の映画から音声だけを録音してiPodで彼の声を何度も何度も聞いたんだ。それにモノローグのシーンがあったんだけど、その台詞を彼が録音してくれたんだ。彼の声だとどんな風に聞こえるのか僕がわかるようにね。でも一番大事だったのは“彼と一緒に過ごすこと”だった。夕食を食べたり、会話したりね。彼のことを人として知ることが一番参考になった」。現代はCG技術も発達しており、ひとりの人間がキャラクターの“過去”と“未来”を演じ、同じ画面の中に登場することは可能だ。しかし、本作ではあえてふたりの俳優が“ひとりの人間”を演じることで生まれるドラマを、物語の中に巧みに取り込んでいる。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月10日シンボルは桜収益は子どもたちのために12月4日、ミュンヘンのニンフェンブルク城で「Mon Cheri Barbara Tag 2012 」が行われた。12月4日は聖バルバラの日。獄中にあった聖バルバラが花瓶の枝に桜の花を咲かせたという伝説にちなみ、さくらんぼのチョコレートで有名な「Mon Cheri 」がイベントを行った。イベントには数千本の桜の枝が用意され、20の都市のクリスマス・マーケットに送られた。今回集った収益約45,000ユーロはライプツィヒのストリート・チルドレン施設へ送られる。際立った美しさ「雪のバルバラ」ルマー・ウィリスチャリティー会場に参加したのは各国のテレビタレント、俳優、歌手など豪華なメンバー。アメリカのメディアがこの日特に注目したのはデミ・ムーアとブルース・ウィリスの娘、ルマー・ウィリス (24) だった。(写真左から2番目)エキゾチックな顔立ちと黒い髪、つま先まで隠れるストレートなシルエットのシンプルな白いドレスはまさに「雪のバルバラ」のイメージそのもので、ゴージャスな参加者の中でもひと際目を引いた。聖バルバラの日は東方正教会記念日の一つ。この日の雪は「白いドレスのバルバラ」と呼ばれ、雪が多ければ翌年は豊作になるという。また、水を入れた皿に麦と豆を入れ、クリスマスの日に芽が出ていたら翌年は豊作になるという言伝えもある。元の記事を読む
2012年12月08日早いものでもう年末。年が明ければ、映画界の一大イベントとも言えるアカデミー賞のノミネートが発表となり、2月には授賞式も開催される。まだまだ先のこと…と思うなかれ。本国アメリカでは5日(現地時間)、アカデミー賞前哨戦と言える「ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞」(以下、NBR)が発表された。今後の賞レースを占うこの賞で、今年最も湧かせたのはどの作品?今年のNBRで作品賞、監督賞、主演女優賞の最多3部門の受賞を果たしたのが、『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督作『ゼロ・ダーク・サーティ』だ。ビンラディン捜索から捕縛に至るまでの道のりを事実に基づき忠実に描くと共に、その追跡劇に関わった人々の苦悩を衝撃的かつ赤裸々に、そしてリアルに再現した本作。この作戦に加わったテロリストの追跡を専門に活動する若きCIA分析官・マヤをジェシカ・チャスティンが熱演。「N.Y.映画批評家協会賞」に続いての受賞とあって、続くゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞の大本命か!?そして今回、主演男優賞のほか脚色賞、作品トップ9選出を果たしたのがハリウッドでいま最も期待される2人、『ハングオーバー』シリーズで人気を博し、米「People」誌の「世界一セクシーな男」に輝いたブラッドリー・クーパーと『ウィンターズ・ボーン』で弱冠20歳にしてアカデミー賞にノミネートされ、『ハンガー・ゲーム』が全世界で大ヒットを記録したジェニファー・ローレンスの競演作『世界にひとつのプレイブック』。最愛の人を失くして心が壊れた男女が立ち直ろうとするシリアスな物語のはずが、観客席は笑顔&爆笑!常識を爽快に裏切る型破りの映画として早くも話題を集めている。さらに本作の脇を固めるのは名優ロバート・デ・ニーロ。続く賞レースでの本作のゆくえに目が離せない。ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードンの新コンビ“レヴィット”の初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』も大躍進!見事、脚本賞を受賞し、作品トップ9にも選出された本作だが、タイムトラベルSF映画が脚本賞を受賞するのは、極めて異例の快挙なんだとか。脚本を手がけたのは、『BRICKブリック』のライアン・ジョンソン監督。未来から転送される犯罪者を殺す職業“ルーパー”の男が、送られてきた30年後の自分と対峙し、誰も見たことがない“現代の自分VS未来の自分”の戦いを繰り広げるという斬新なプロットが評価されての受賞となった。さらに公開後の口コミとレビューでも高評価を得て、有名レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、94点の高得点を記録するなど前例のない記録を着々と作り続けている。本年度アカデミー賞のダークホース的存在となるのか…?さらに、助演男優賞を『ジャンゴ繋がれざる者』のレオナルド・ディカプリオ、外国語映画賞をカンヌ映画祭でもパルム・ドールに輝いたヒャエル・ハネケ監督最新作『愛、アムール』、アニメーション賞をゲームの世界でヒーローになりたいと願う悪役たちの奮闘を描いた、ディズニー映画最新作『シュガー・ラッシュ』、ドキュメンタリー賞を『シュガーマン奇跡に愛された男 』、アンサンブル・キャスト賞を『レ・ミゼラブル』が受賞。映画界のもっとも栄えある賞、アカデミー賞をゴールに今後、次々と開催される映画賞レース。作品の明暗を分けるとも言える、この華やかな戦いのゆくえはどうなるのか?今年も大いに楽しませてくれることを期待したい。ナショナル・ボード・オブ・レヴュー受賞一覧作品賞:『ゼロ・ダーク・サーティ』外国語映画賞:『愛、アムール』ドキュメンタリー映画賞:『シュガーマン奇跡に愛された男 』アニメーション映画賞:『シュガー・ラッシュ』監督賞:キャスリン・ビグロー(『ゼロ・ダーク・サーティ』)新人監督賞:ベン・ザイトリン(『Beasts of the Southern Wild』)主演男優賞:ブラッドリー・クーパー(『世界にひとつのプレイブック』)主演女優賞:ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)助演男優賞:レオナルド・ディカプリオ(『ジャンゴ繋がれざる者』)助演女優賞:『Compliance』(原題)アンサンブル・キャスト賞:『レ・ミゼラブル』ブレイクスルー男優賞:トム・ホランド(『The Impossible』)ブレイクスルー女優賞:クヴェインゼイン・ワリス(『Beasts of the Southern Wild』)脚本賞:ライアン・ジョンソン(『世界にひとつのプレイブック』)特別映画製作業績賞:ベン・アフレック(『アルゴ』)スポットライト賞:ジョン・グッドマン(『アルゴ』、『FLIGHT』、『人生の特等席』、 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』)■関連作品:ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開ゼロ・ダ−ク・サーティ 2013年2月15日より全国にて公開Jonathan Olley © 2012 CTMG. All rights reserved世界にひとつのプレイブック 2013年2月22日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.パラノーマン ブライス・ホローの謎 2013年3月29日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開2012,アメリカ,東宝東和人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC愛、アムール 2013年3月9日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて公開© 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunkシュガーマン奇跡に愛された男 2013年3月16日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© Canfield Pictures / The Documentary Company 2012シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開
2012年12月07日インディペンデント映画を対象にしたゴッサム・アワードで、ウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』が作品賞を受賞した。同作品は、2月に発表になるインディペンデント・スピリット・アワードにもノミネートされており、アワードシーズンの本格的な到来に向けて勢いを増している。『ムーンライズ・キングダム』は、今年5月のカンヌ映画祭のオープニング作品に選ばれたコメディ映画。ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、ティルダ・スウィントンらが出演する。ゴッサム・アワード発表後に発表されたインディペンデント・スピリット・アワードのノミネーションにも食い込んでおり、オスカー候補入りの可能性も匂わせてきた。昨年はこの賞を『ツリー・オブ・ライフ』と『人生はビギナーズ』の2作品が受賞しており、『ツリー・オブ・ライフ』がオスカーにノミネートされている。ゴッサム・アワード作品部門の候補に上がっていたのは、同作品のほかにポール・トーマス・アンダーソンの『ザ・マスター(原題)』、ジャック・ブラック主演の『Bernie』、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演する『The Loneliest Planet』、アントン・イェルチン出演の『Middle of Nowhere』。監督賞に輝いたのは『Beasts of Southern Wild』の新人監督ベン・ザイトリン氏。演技部門ではエミリー・ブラント主演の『My Sister’s Sister』がアンサンブル・パフォーマンス賞を受賞した。文:猿渡由紀
2012年11月28日ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。本作でベテラン俳優ブルースと同一人物を演じているジョセフだが、ブルースに似せるためメイクに3時間もかけたという彼の新ビジュアルがひと足早くシネマカフェに到着した。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。『(500日)のサマー』では、運命の恋を夢見るロマンチストな草食系男子を演じて女子の心を掴み、『インセプション』では切れ者の犯罪者、打って変わって『ダークナイト ライジング』では悪と戦う正義感溢れる若手警官を演じ、女子だけでなく男子のハートまで掴んだ(?)彼が次に挑む役柄は、凄腕ルーパーのジョー。ジョセフ演じるジョーの30年後を演じるのが、名優・ブルースなのだが、彼に印象を似せるためにジョセフは相当な苦労をしたようで「彼のことを研究しまくったよ。彼の映画をたくさん観たし、彼の映画から音声だけを録音してiPodで彼の声を何度も何度も聞いたんだよね」と当時をふり返る。さらに「一番大事だったのは、ただ彼と一緒に過ごすことだったんだ。夕食を食べたり、会話したりね。彼のことを人として知ることが一番参考になったんだ」と意外な役作りの秘訣を明かしてくれた。本作は、監督が10年ほど前から構想していた作品で監督デビュー作、ジョセフ主演作の『BRICKブリック』の撮影後、監督がジョセフに基本的なアイデアを語ったことからこのプロジェクトが始まったそう。その後、監督は脚本を本格的に書くにあたり、ジョセフのために“現代”のジョーを書き上げたのだとか。「誰かが自分のために主人公を書いてくれたなんて、僕にとって初めてのこと。そんなキャラクターを演じるのはとても光栄なことだと興奮したよ」とジョセフ自身も喜びを語っている。本作では主演だけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任するジョセフ。今回、公開となった新ビジュアルを見る限りでも、確かに目元のあたりがブルースにそっくり!ハリウッドでいま一番熱い男、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがブルース・ウィリスにどこまで似せることができたのか?その真相はぜひ劇場で確かめてみて。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年11月21日ユアン・マクレガー主演『砂漠でサーモン・フィッシング』(12月8日公開)や、ブルース・ウィリス主演『LOOPER/ルーパー』(2013年1月12日公開)など、公開前の話題作全5作品をネットで上映する“オンライン試写会祭り”が、映画配給会社ギャガが運営する動画配信サービス“GAGAシアター”で実施されることがわかった。その他の写真“GAGAシアター”は、PCやスマートフォンで映画を自由に楽しむことができる動画配信サービスで、オンライン試写会は、ギャガの「全国どこの地域の映画ファンにも優良な作品を届けたい」という願いから実現したもの。今回上映が決定したのは、砂漠に鮭を泳がせるという前代未聞の国家プロジェクトに挑戦する男の姿を描く、ユアン・マクレガー主演の『砂漠でサーモン・フィッシング』や、ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』など話題の新作ばかり。オンライン試写会への参加はPCかスマートフォンが必要で、会員登録(無料)すれば、応募ページから全5作品の応募が可能。応募は各作品受け付け中。抽選で計500名が招待される。『砂漠でサーモン・フィッシング』12月8日(土)公開受付期間:11月28日(水)まで試写会実施日:11月30日(金)12:00~12月1日(土)12:00『マリー・アントワネットに別れをつげて』12月15日(土)公開受付期間:12月5日(水)まで試写会実施日:12月7日(金)12:00~12月8日(土)12:00『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』12月22日(土)公開受付期間:12月12日(水)まで試写会実施日:12月14日(金)12:00~12月15日(土)12:00『ダイアナ・ヴリーランド伝説のファッショニスタ』12月22日(土)公開受付期間:12月12日(水)まで試写会実施日:12月14日(金)12:00~12月15日(土)12:00『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開受付期間:12月24日(水)まで試写会実施日:12月26日(金)12:00~12月27日(土)12:00
2012年11月21日『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』、『ダージリン急行』、『ファンタスティックMr.FOX』など独特なタッチとユーモアで唯一無二の世界観を確立してきたウェス・アンダーソン監督の待望の最新作『ムーン・ライズキンダム』。来年2月8日(金)に公開されることが決定し、このほど本作の前売り券特典となる、キャスト陣それぞれがあしらわれた超キュートな7種類のポストカードのビジュアルがこのたび明らかとなった。養子であることを寂しく思いつつ、周りの友達とは違う自分に違和感を感じながら日々ボーイスカウトで生活をするサムは、いつも本ばかり読んでキャラクターたちの世界に生きる少女・スージーに恋をする。キャンプでの生活を窮屈に思った2人は文通を始め、キャンプからの脱走を企てる。生きていくためのキットを全て持ち出し、愛するスージーを救い出し、森で自由を満喫する彼ら。やがて保安官、ソーシャル・ワーカー、スージーの両親、みんなが彼らを捜すうちに平和な村は大騒動に巻き込まれていく――。12歳の少年と少女の“駆け落ち”をきっかけに、不器用で愛おしい大人たちを演じる豪華キャスト陣を巻き込みながら物語が展開していく本作。たった一人で島を守るシャープ警部役を演じたブルース・ウィリスは、中年男性の悲哀とおかしみを感じさせる絶妙な演技を披露。そして、生真面目でちょっと間の抜けたボーイスカウトのウォード隊長には演技巧者のエドワード・ノートン、厳格なスージーの両親にビル・マーレイとフランシス・マクドーマンド。そして、冷酷な福祉役をティルダ・スウィントンが演じている。言わずとしれた名優たちのこれまで見たことないキャラクターに、カンヌ国際映画祭ではオープニング作品とコンペティション部門で上映され、さらに全米でも大ヒットを記録している。もちろん本作でもアンダーソン監督の世界観は健在。衣装・美術など、細部までとても凝った作りになっており、今回公開となったポストカードのビジュアルからもそのキュートな世界観は充分感じることができる。アンダーソン監督史上、最大のヒット作にして最高傑作との呼び名も高い本作。この冬、あなたもとびきりキュートな“小さな島の大冒険”を体験してみては…?『ムーン・ライズキンダム』は2013年2月8日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。■関連作品:ムーンライズ・キングダム 2013年2月8日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開© Focus Features
2012年11月21日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』が来年1月に日本公開される。アメリカをはじめ、すでに多くの国で高評価を集めている本作だが、その誕生の裏側にはライアン・ジョンソン監督とレヴィットの10年に渡る堅い絆があったようだ。その他の画像本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。そもそも本作の構想が生まれたのは2003年。ジョンソンがレヴィットと初タッグを組んだ長編デビュー作『BRICK〈ブリック〉』の撮影中だったという。レヴィットは「彼から構想を聞いたのは撮影の直後。普通、俳優というのは、撮影開始の数か月前に脚本をもらうものだから、発展の過程にずっと関われるのはまれなんだ。これは特別なことだと思うし、パーソナルに感じるよ」と振り返る。しかし、完成した『BRICK』はなかなか公開されず、劇場公開を迎えたのは2006年。肝心の構想もなかなか実現しなかった。それでもジョンソン監督は「ジョーの役は、最初からジョセフ・ゴードン=レヴィットをイメージして書いた。この企画はジョセフなくしては成り立たない、と思ったんだ」という。その後、レヴィットは俳優として着実にキャリアを積み、『(500)日のサマー』や『インセプション』で人気を集め、一躍スター俳優に。一方のジョンソン監督も、エイドリアン・ブロディを主演に迎えた映画『ブラザーズ・ブルーム』や、アメリカで大人気のドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』の演出を手がけ、高い評価を集めた。そして、ふたりは約10年の時を経て『LOOPER/ルーパー』に着手。レヴィットはキャリアの中で初めて出演だけでなく製作総指揮も務めている。実際に執筆された脚本でさえ、宝くじほどの確率でしか映画化されないハリウッドで、駆け出しだった俳優と監督の“約束”が10年の時を経て実現した映画『LOOPER/ルーパー』。ちなみにジョンソン監督は「キャスティングで一番に考えたのはブルース・ウィリスだった。問題は、ジョセフとブルースが全然似ていないことだったが(笑)、ジョセフの演技のおかげで説得力をもつものになった」と笑顔でコメント。約10年もの間、お互いを信じて待ち続けた監督&主演がどんな作品を見せてくれるのか期待したいところだ。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年11月09日先日発表された、英「Glamour」誌で毎年恒例の「最もセクシーな男」ランキング。なんと先週末公開された作品に、ランク入りを果たした色男が3人も出演しているのを発見!ルックスだけでなく活躍度も評価されなければトップ10には入らない中、堂々のランクインを果たした俳優たちを紹介したい。恋人クリステン・スチュワートとの破局から復縁まで、ホットなゴシップで世間を騒がせたロバート・パティンソンが1位に。そして、昨年はランキング外であったトム・ヒドルストンが、『アベンジャーズ』での活躍などもあり、2位に急浮上するなど今年は若手やニューフェイスがランク入りを果たしたこのランキング。そんな新顔たちの激戦が繰り広げられる中、若手俳優のヘンリー・カヴィル(写真:中央)もランクイン。先週末公開を迎えたノンストップアクション・サスペンス『シャドー・チェイサー』では、ブルース・ウィリスやシガーニー・ウィーバーらベテラン大物スターを脇に、堂々と主演を演じている。さらに来る2013年には、奇才クリストファー・ノーランが手がけた話題作『マン・オブ・スティール』で主人公クラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されるなど、ただイケメンなだけでなく、その実力も着実に認められる超新星なのだ。アクションもこなせる演技派とあって今後の人気を考えると、いまからチェックしておくのがオススメかも。続くは、4位にランクインしたマイケル・ファスベンダー(写真:右)。2011年より、リドリー・スコット監督作『プロメテウス』や衝撃的なテーマで注目を集めた『SHAME−シェイム−』、『ジェーン・エア』、そして現在公開中の『危険なメソッド』とじわじわと人気が出始めた注目のドイツ人俳優だ。今後もブラッド・ピットと共演を果たした2本の作品『Twelve Years a Slave』(原題)と『The Counselor』(原題)など話題作に相次いで出演が決定しており、その独特の雰囲気が放つ色気にメロメロな女子が急増中なのだとか。最後は、ジェームズ・マカヴォイ(写真:左)だ。先日、公開を迎えたリンカーン大統領暗殺事件の真実を綴る『声をかくす人』では、善悪の狭間で葛藤に苦しむひとりの男性を渾身の演技で演じた彼。『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』や『X-MEN』シリーズとファンタジーやSF作品で人気を博し、その一方でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた『つぐない』などの濃厚な人間ドラマ、さらにはアニメーション作品『アーサー・クリスマスの大冒険』では声優にも挑戦するなど、その多彩な演技で様々なジャンルを縦横無尽に横断するジェームズ。イタズラっ子らしく、無邪気なその笑顔にハートを鷲掴みにされた女子は後を絶たない。女子を思わず胸きゅんさせるセクシーな男たち。彼らのあふれる色気を、大きなスクリーンで体いっぱいに浴びてみてはいかが?2012年英「Glamour」誌が選ぶ最もセクシーな男性ベスト101位:ロバート・パティンソン2位:トム・ヒドルストン3位:ジョニー・デップ4位:マイケル・ファスベンダー5位:ベネディクト・カンバーバッチ6位:ロバート・ダウニー・Jr.7位:テイラー・ロートナー8位:ポール・ウェズレイ9位:ジェームズ・マカヴォイ10位:ヘンリー・カヴィル■関連作品:声をかくす人 2012年10月27日より銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2010 ConspiratorProductions, LLC. All RightsReserved.危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2012年10月30日ブルース・ウィリス主演の大人気アクションシリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。2013年、世界で最もツイてない男ジョン・マクレーンが、前作から6年ぶりにスクリーンにカムバックを果たす本作の最新予告が、このたび遂に解禁されることとなった。舞台は、ロシア連邦の首都・モスクワ。N.Y.市警のジョンとその“悪運のDNA”を受け継ぐ一人息子・ジャックが、世界を相手にこれまでで最大の“大災難”に立ち向かっていく姿を、ド派手なアクションで描く。シリーズの全世界での興行収入11億3,000万ドルという大記録を打ち立てている、史上最強のアクション・シリーズ『ダイ・ハード』。毎度、ボヤく主人公・ジョンが見舞われる予想を超えた災難ぶりと、ハリウッド随一のド迫力のアクションで観る者の度肝を抜いてきた本シリーズ。今回届いた映像でも、その災難を予期してか、娘・ルーシーは「パパ、お願いだから騒ぎを起こさないでね」と懇願。「最悪だぜ」と相変わらずのボヤきと共に、モスクワへと旅立っていく。しかし、そこではルーシーの心配も虚しく、街中で大規模な爆破テロが起きる“ダイ・ハード”流の手荒い歓迎がジョンを襲うのだ。この期待を裏切らない爆破シーンを始め、78日間を費やしたという大規模なカー・スタントなどスピード感あふれる瞬き禁止の怒涛のアクションが次から次へと映し出されていく。そんな災難に巻き込まれる中、反りの合わない息子・ジャックと再会を果たすジョンだが、死線をかいくぐりながら「ハグするか?」という“パパ”ジョンの提案も、「気持ち悪い」と一蹴されてしまう。娘&息子からの寂しい一言も去ることながら、謎のボディ・スーツの美女や悪役らしき人物も登場し、物語はさらに謎を深めていく。ジョンはこの大災難でついに“ラスト・デイ(=最後の日)”を迎えてしまうのか?クライマックスに突入した本シリーズの最新映像を、ぜひこちらからチェックしてみて。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox
2012年10月30日ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ待望の最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の最新映像がこのほど解禁になり、撮影に78日間費やしたという壮絶なカー・スタントなど、怒涛のアクションの数々が公開された。新予告行くところで必ず事件に巻き込まれ、痛いメに遭わされ、周囲に迷惑をかけ、不機嫌顔で文句とグチばかり言っているのに絶対にくたばらない男ジョン・マクレーンが最新作で向かうのは、ロシアの首都モスクワ。詳細な物語はいまだに明らかになっていないが、そこでジョンは疎遠になっていた息子のジャックとまたもや災難に巻き込まれ、どうもソリの合わない息子とシリーズ最大の危機に立ち向かう。このほど公開された予告編は、シリーズおなじみのベートーヴェンの『交響曲/第9番』をBGMに、我らのヒーロー、ジョン・マクレーンが勇ましい姿…とは正反対に娘ルーシーから「お願いだから、騒ぎを起こさないでね」と説教される何とも情けない場面で幕をあける。苦手な飛行機でもくつろげず、疲れきって到着したモスクワでマクレーンはまたもやトラブルに巻き込まれ、息子のジョンには自動車で轢かれそうになる始末。とことん不運で、とことんツイてないマクレーンは本作でも健在だ。しかし、ひとたび戦いになれば、マクレーンは“絶対に死なない”タフさと戦闘能力、そしてどんな苦境でも活路を見出す機転をシリーズ最大限に発揮。おかげで予告編では、マクレーンが大暴れし、巨大なトラックが宙を舞いながら横転し、自動車は大破し、ガラスというガラスは砕け散り、建物は木っ端微塵に吹っ飛ぶ! 親子そろって運の悪いジョン&ジャック・マクレーンのコンビが、シリーズ最難の危機にどのように立ち向かうのか? 完全無欠ではないからこそ応援したくなるマクレーンの帰還が待ち遠しくなる予告編に仕上がっている。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』2013年2月 TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年10月30日秋を超え、徐々に冬の足音が聞こえ出す今日この頃。なぜか寂しさがつきまとうこの季節に、まさにうってつけの男たちがいる。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「哀愁漂う渋いオヤジ」をテーマにアンケートを実施。誰もが認めたくなる背中で語る親父を大発表!他の追随を許さない圧倒的な支持で第1位に輝やいたのは、ハリウッドの“生ける伝説”クリント・イーストウッド。「渋さでこの人にかなう人はいない…」(30代・女性)「もう、彼しかいないでしょう!」(20代・女性)と、その圧倒的な哀愁で女子票を獲得した。『夕陽のガンマン』(’65)や『許されざる者』(’93)に『グラン・トリノ』と年齢を重ねるごとにより渋みと哀愁をましているクリントは、11月末より公開させる『人生の特等席』でもその渋さを存分に見せつけているので、ぜひともチェックを!2位には、哀愁が似合う“渋い男”日本代表・高倉健。「多くを語らず、体や顔の表情で感情を表現するところに哀愁が漂っている」(50代・女性)という声からも、さらに「自分、不器用ですから」と認め胸の内に思いを留める古き良き日本男児の姿勢が好評なようだ。ほかにも「色褪せない渋さがある」との意見が寄せられており、クリント同様、映画界を引っ張ってきた男の堂々のランクインとなった。3位には、英国から公私共に絶好調なダニエル・クレイグがランクイン。『007 スカイフォール』(12月1日公開)に今年2月に大ヒットを記録した『ドラゴン・タトゥーの女』の続編など待機作が目白押しな上、『ドリームハウス』(11月23日公開)で共演したレイチェル・ワイズと6月に結婚し、まさに乗りに乗っているダニエル。「質問だけ見て真っ先に『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエルが思い浮かびました。世間から見放された役どころがはまっていたと思います」(30代・女性)と、彼の放つ哀愁と渋みの間から香る色気に、クラクラ状態の女性が多かったよう。4位には、「ちょい悪オヤジのお手本」(20代・男性)と男子からの票が多く集まったブルース・ウィリス。5位のモーガン・フリーマンには「人生の悲哀がイチバン、優しさも抜群!」(40代・男性)と男性票が目立ち、男子たちの憧れの的2人が揃ってランクインを果たした。ほかにも、ハリウッドから『ロード・オブ・ザ・リング』の魔王使い・ガンダルフ役でおなじみのイアン・マッケラン卿を始め、缶コーヒーやソフトバンクと日本のCMに次々と出演し独特のシュールなキャラクターが愛されるトミー・リー・ジョーンズ、日本映画界からは来年3月より公開となる『ウルヴァリン:SAMURAI』にも出演している国際派俳優・真田広之などなど、渋みの効いた男たちが選ばれた。「哀愁漂う渋いオヤジ」ベスト51位:クリント・イーストウッド2位:高倉健3位:ダニエル・クレイグ4位:ブルース・ウィリス5位:モーガン・フリーマン次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「恋秋こうと」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月29日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたびタイムトラベルのタブーに挑んだ本作の待望の予告編とポスタービジュアルが公開となった。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。公開となった予告編では、なぜ現代のジョーと未来のジョーが戦うハメになったのか?という本作のストーリー設定が明かされる。ルーパーとしてのルールはたった一つだけ、どんなターゲットでも決して逃がさず“始末”すること。失敗は、現在の自分の死を意味しているからだ。しかし、ブルース演じる30年後のジョーには未来を壊滅させるある独裁者を過去にさかのぼって殺すという目的があることが予告編からも伺える。タイムトラベルのコンセプトは、ハリウッド映画におけるある種の定番テーマでもあるが、本作では現代の自分(ジョセフ)と未来の自分(ブルース)が本気で命のやりとりを行う、いわばタイムトラベルのタブーに踏み込んだ作品とも言えるかもしれない。“若手VSベテラン”の人気実力派俳優2人がまったく新しい世界観の中で挑む、予測不可能なストーリー展開、息を飲むアクション、さらにたたみかけるようなスリルの連続が観る者を圧倒する本作。公開となったポスターにもあるように、標的は「30年後の自分」。映像の最後にはジョセフ演じる現代のジョーが、標的を打ち殺し「お前は30年後のオレか?」とマスクを取り去るシーンもあるが、果たして現代と未来の戦いの結末は!?目を離せないスリル満点の予告編をまずはこちらからご覧あれ。『LOOPER/ルーパー』は1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年10月23日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSFアクション大作『LOOPER/ルーパー』の予告編映像がこのほど公開された。ふたりが演じるのは現在の自分と30年後の自分。映画はそんなふたりが激突する予測不可能なドラマが描かれる。『LOOPER/ルーパー』予告編本作の舞台は近未来。レヴィット演じる主人公のジョーは、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する“ルーパー”だ。しかしある日、30年後から送られてきたターゲットは“30年後の自分”だった。なぜ30年後のジョーは過去へと送られたのか? そしてこの仕組みを背後で操る者の正体は? 映画は壮絶なアクション、強烈な個性をもつ主演ふたりの激突、そして数々の謎を描く斬新なSFアクションになるという。このほど公開された予告編では、物語の概略をテンポよく紹介した後にふたりのジョーが30年という時の壁を超えて対面する場面が登場。現在のジョーの手を逃れて逃亡する“30年後のジョー”と、標的を逃したことでピンチに陥るジョー。SF映画らしく映像の随所には興味をひかれるガジェットが次々に登場し、肉弾戦とVFXを駆使したトリッキーなシークエンスが目まぐるしい速さで編集されている。“30年後のジョー”が語る「未来を変えるんだ」というセリフは一体、何を意味するのか? 映画は豪快なアクションとスリリングな謎解きの両方を楽しめるエンターテインメント大作に仕上がっているようだ。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)より丸の内ルーブル他全国ロードショー
2012年10月23日「ぴあ」調査による10月20日公開の映画・満足度ランキングは、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華スターが集結した『エクスペンダブルズ2』がトップに輝いた。2位に1982年に放映され人気を博した特撮ヒーローの新作劇場版『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』が、3位に桜庭一樹の小説をアニメーション映画化した『伏 鉄砲娘の捕物帳』が入った。その他の写真1位の『エクスペンダブルズ2』は、2010年に公開された人気アクション大作の続編。観客からは「アーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスの掛け合いや、シルヴェスター・スタローンやジャン=クロード・ヴァン・ダムなど、豪華な顔ぶれの戦闘シーンに大満足!」「いたるところに様々な映画へのオマージュがあり、前作と比べて配役、内容も充実している」「往年のスターが出ていて、頑張っている彼らの姿に感銘を受けた」「まるで夢を見ているよう。観客の観たいものを観せて楽しませようというサービス精神が感じられた」など、男女問わず、幅広い世代から支持を集め、前作の満足度87.0点を上回る90.2点を記録した。2位の『宇宙刑事ギャバン…』は、初代ギャバンと新ギャバンが協力し、宇宙犯罪組織マクー残党の野望に立ち向かう姿を描いた作品。出口調査では、「新旧ギャバンの共演がカッコよくて、ふたりの師弟関係は情熱的でよかった」「子ども向けかと思ったが、大人も楽しめる内容。昔の作品を今ある技術で再現していて、少年時代に戻ったようで興奮した」「懐かしくて感動した。今までにない変身シーンなど、旧作から新作へと上手く受け継がれていてファンとして非常に満足した」など、40代を中心としたファンからも好評だった。(本ランキングは、2012年10月20日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年10月22日今年で記念すべき25回目を迎える、アジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(以下、TIFF)が10月20日(土)より開幕する。例年以上に盛り上がりが期待される今年も、海外から多くの俳優や監督が来日の予定だが、このアニバーサリー・イヤーとなる今年、これまでに来日したゲストたちの貴重な写真を発見!レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、まで豪華ゲストたちをふり返り。まずは、いまから27年前の1985年に開催された記念すべき第1回目のTIFFに参加した、ハリソン・フォード。何とも年代を感じさせるモノクロ写真だが、この時代のハリソンと言えば、『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』の人気シリーズでの成功、さらに『ブレード・ランナー』(’82)とまさにハリウッドのトップに上り詰めた頃の彼なのだ。この年の日本では、渋谷に16もの映画館がオープンし、世界有数の“映画の街”として大きなブームを巻き起こしていた年でもある。次にふり返るのは、第9回目(’96)に参加したウィル・スミ。代表作となった『インデペンデンス・デイ』(’96)を引っ提げての来日となったが、この当時のウィルはまだ20代後半!ファッションももちろん“B-BOY”スタイルでキメ、まだまだヤンチャ盛りといった様子の彼の若さがうかがえる写真だ。続くは、“絶世の美男子”と謳われ、世界中の女子の心を鷲掴みにしたレオナルド・ディカプリオ。1997年に行われた第10回目のTIFFに、ジェームズ・キャメロン監督と共に『『タイタニック』のワールド・プレミアのために来日したレオ。いまでこそ髭を生やし、骨太なイメージの役者となった彼だが、23歳当時の彼はまさに“美麗”の一言に尽きる。誰もが見惚れ、会場は女子たちの歓喜する声で騒然となっていたとのこと。さらに、もう一人、翌年に開催された第11回TIFFの特別招待作品となった『ジョー・ブラックによろしく』のPRのために来日していたブラッド・ピットだ。写真を見る限りでは、短髪にスーツと、いまと雰囲気は変わらないものの、『セブン』での好演に続き、『12モンキーズ』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、俳優として人気・実力ともに急成長を遂げ始めた頃の彼の貴重な一枚なのだ。さらに、この年は『アルマゲドン』を引っ提げて来日したブルース・ウィリスやベン・アフレック、マイケル・ベイ監督などハリウッドが誇るスターたちの参加が数多く見られた年でもある。また、世界に誇る日本の巨匠・黒澤清監督がこの世を去った年でもある。2000年代に入っても来日ゲストたちの豪華さは衰えず、第13回(’00)にはアーノルド・シュワルツェネッガーにエドワード・ノートン、第15回(’02)にはトム・クルーズ&スティーヴン・スピルバーグ監督を始めナオミ・ワッツにエイドリアン・ブロディと挙げていけば切りがないほど。果たして、25回目を迎えた今年はどんなゲストが観客を沸かせるのだろうか。開幕はもう目前!ぜひ、あなたも一度会場に足を運んでみて。「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催
2012年10月12日ブルース・ウィリス主演で贈る、日本でも絶大な人気を誇るシリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。製作発表されてから沈黙を保ってきていた、この全世界待望のアクション超大作の最新映像とビジュアルがついに初解禁となった!シリーズお馴染みのニューヨーク市警察の不死身の刑事、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。第1作目では、ロサンゼルスの超高層のナカトミ・ビル、2作目ではワシントン・ダレス国際空港、3作目ではニューヨーク市内全体を舞台に、さらに4作目ではワシントンDCなどアメリカ合衆国全域を股にかけ、国家の危機を救ってきた彼が、5作目となる『ダイ・ハード/ラスト・デイ』でついに世界進出を果たす。前作から6年ぶりとなるシリーズ第5弾となる本作。舞台は、誰も予想だにしなかった異国の地、ロシア連邦の首都・モスクワ。“悪運のDNA”を脈々と受け継ぐ一人息子・ジャック(ジェイ・コートニー)と共に、ジョンはシリーズ最大の難関に立ち向かっていく。毎回信じられない災難に否応なく巻き込まれるジョンだが、ジャックも父親譲りの運の悪さを発揮する。どんな場面でも反りが合わないこのマクレーン親子だが、モスクワではこれまで以上の“大災難”に巻き込まれることになるようだ。解禁されたビジュアルでは、息子・ジャックとジョンの“世界一運の悪い”マクレーン親子がマシンガンを構える奇跡の2ショットが初お目見え。また、同時に初公開された最新映像では、ファンにはお馴染みの「ベートーヴェンの交響曲第9番」に合わせて、マシンガン、ショット・ガンを撃ちまくるド派手な銃撃シーン、スピード感あふれる瞬き禁止の怒涛アクションが繰り広げられる。ラストには「ニュージャージー州のジェームズ・ボンドだ」とジョンが決めセリフを放つ姿も収められており、期待を裏切らないジョンの“リアル・ヒーロー”ぶりは6年を経た本作でも健在!それ以上に、パワーアップしたアクションと観る者を引き込むユーモアのセンスは、まさにシリーズ最高傑作の誕生を予感させる。ビジュアルや映像は公開されたものの、ストーリー部分はほとんど明かされておらず、今後の続報に注目が集まりそうだ。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの最新編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox
2012年10月12日ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ待望の最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のファーストルック画像と、最新映像がこのほど到着し、世界で最も不運な男、ジョン・マクレーンの不機嫌顔と豪快な暴れっぷりが披露された。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』新映像別居中の妻に会いに行っただけなのになぜか巨大なテロ事件に巻き込まれ、空港を訪れたら数時間後にジェット機の羽根の上で格闘させられ、爆弾テロ犯に指名され街中を走らされたかと思えば、ハッカーの護衛についたはずが数時間後には最新鋭の戦闘機と生身で対決するハメに……行くところで必ず事件に巻き込まれ、痛いメに遭わされ、不機嫌顔で文句とグチばかり言っているのに、絶対にくたばらない男、それが本シリーズの主人公ジョン・マクレーンだ。全世界の映画ファンが待ちわびた最新作で彼が向かうのは、ロシアの首都モスクワ。詳細な物語はいまだに明らかになっていないがそこでジョンは疎遠になっていた息子のジャックとまたもや災難に巻き込まれ、どうもソリの合わない息子と行動を共にすることになるという。このほど公開されたファーストルック画像は、ジョンと息子のジャックがマシンガンを手にする勇ましい場面……のはずだが、なぜかふたりとも不機嫌顔で、どう見てもヤル気はゼロ。しかし、この画像だけで世界中のファンを魅了してきた“アンチ”ヒーロー、ジョン・マクレーンの帰還を強く印象づけられる。また公開された映像では、モスクワを舞台に暴れまくるマクレーン父子の姿が登場! 息もつかせぬほど次々とアクションが展開される予告編で、終盤にはジョンが「ニュージャージー州のジェームス・ボンドだ」とおなじみのオヤジギャグを飛ばすシーンも登場。6年ぶりにスクリーンに帰還したジョンが息子とどんな“不運”に見舞われるのか、期待が高まる内容に仕上がっている。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』2013年2月 TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年10月12日メル・ギブソンが久々にアクション映画に主演した最新作『キック・オーバー』が13日(土)から日本公開される。史上最悪の刑務所で暴れまわる主人公を演じたギブソンは現在56歳! 今秋には彼だけでなく多くの“最強オヤジ”たちが日本の映画館を沸かせるようだ。その他の画像『キック・オーバー』は、マフィアから大金を強奪した主人公のドライバー(ギブソン)が、金さえあれば何でも可能な史上最悪の刑務所“エル・プエブリード”から決死の脱獄を試みる姿を描いたノンストップ・アクション。ギブソンは劇中で犯罪者たちや看守を相手に丁々発止のやりとりを展開し、少し変わった相棒とタッグを組んで前代未聞の作戦を展開。中でも彼が走り、飛びはね、華麗なガンファイトを見せる場面は必見だ。近年はデジタル技術が飛躍的に進歩したおかげで、これまでになく壮大なスペクタクル映像や、様々な要素が複雑に絡み合うアクション・シーンが次々に登場している。その反面、カメラの前で走り、戦い、歯を食いしばり、実際に我々に“戦う姿”を見せつけてくれる俳優たちは減ってしまった。しかし2012年秋、60歳前後の“オヤジ”たちが真のアクション映画を復活させるべく行動を開始した。63歳のサミュエル・L・ジャクソンは『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』で、過去を清算して新たな人生を歩もうとする詐欺師の男を熱演。緊迫感あふれるガン・アクションと渋い演技で観客を魅了する。さらに、66歳のシルヴェスター・スタローンは、65歳のアーノルド・シュワルツェネッガー、57歳のブルース・ウィリス、もはや何歳か判別できないチャック・ノリス(実際は72歳)ら最強オヤジを集めて渾身の一作『エクスペンダブルズ2』を完成させた。いずれのオヤジたちも長いキャリアのすべてが順風満帆だったわけではない男たちだ。しかし、彼らは幾度も最大の危機を乗り越えて、身体をはって戦い、自らのキャリアをさらに更新してきた。ギブソンが『キック・オーバー』で演じた主人公も、脱獄不可能な地獄のような刑務所から這い上がり、脱獄することを目指す。その熱さと渋さは若手俳優やCGには決して出せないもの。この秋、多くの映画ファンが、ギブソンらオヤジたちの奮闘を目撃することを期待したい。『キック・オーバー』10月13日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年10月11日現在、『王になった男』(チュ・チャンミン監督)が大ヒットを記録中のイ・ビョンホンが6日(現地時間)、第17回釜山国際映画祭(以降、BIFF)に登場。劇場での舞台挨拶と屋外でのシネマトーク、さらに夜には海雲合ビーチでのBIFFオー プン・トークと3度にわたって姿を見せ、そのカリスマとファンサービスで大観衆を熱狂させた。来春日本公開予定の本作は9月に韓国で公開されるや爆発的にヒットし、観客動員は1,000万人も目前と見られている。「もし、韓国映画の新記録となる1,300万人に届いたら、世界中どこにいたとしても王様の格好で、みなさんの前に登場しますよ」とビョンホンが宣言すると、共演の リュ・スンリョンからは「じゃあ、私は映画に出てくる宮廷料理をファンのみなさんに振る舞います」と豪快な発言も飛び出した。また、お気に入りの場面を尋ねられたビョンホンは、「最後に◯◯をするところです」と、ついついネタバレも。9月からブルース・ウィリスと共演のハリウッド大作『RED2』(原題)の撮影でアメリカに居たため、韓国での公開初日舞台挨拶には参加できなかったビョンホンだったが、「リュ・スンリョンさんが、舞台挨拶の写真をその場から、スマホのカカオトークで僕に送ってくれたんですよ」と、盟友スンリョンとの絆をアピールしていた。また、会場から選ばれたファンが、ステージ上で大ヒット曲「江南スタイル」を踊って、ビョンホンへアピールするという企画では、全員を抱きかかえたり、記念撮影をしたりとサービスも満点。しかし、その中の12歳の女の子に「実はまだ映画は観てません」と言われてしまい大爆笑。一見、クールなビョンホンのホットな素顔に、観客は魅了されていた。『王になった男』では、冷徹な王と、その影武者に選ばれた道化師の二役を演じるビョンホンだが、映画界の王の座も当分揺るぎそうにない。『王になった男』は2013年2月、全国にて公開。第17回釜山国際映画祭は10月13日(現地時間)まで開催。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催王になった男 2013年2月、全国にて公開© 2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2012年10月09日今秋、ベテランアクション俳優達が勢揃いした『エクスペンダブルス2』やジェイソン・ステイサム主演作『SAFE/セイフ』などいぶし銀な男たちのアクション映画が続々と公開となる。しかし、『エクスペンダブルズ2』然り、『SAFE/セイフ』然り、40歳オーバーのスターたちの活躍が目覚しいが、実は彼らの人気を脅かす(?)アクション畑のヤングスターたちも、今秋公開の作品で大活躍する。第1回目となる今回は、女子垂涎の若手イケメン俳優たちをピックアップ!まず、ご紹介するのは『シャドー・チェイサー』(10月27日公開)でブルース・ウィリス、シガーニー・ウィーヴァーら大御所スターたちを脇に主演を務めるヘンリー・カヴィルだ。『インモータルズ神々の戦い』ではマッチョな肉体と見事な剣術を披露し、「『007/カジノ・ロワイヤル』のオーディション時は22歳と若すぎた。将来はジェームズ・ボンドになれるかもしれない」と同作の監督マーティン・キャンベル言わしめる実力派だ。さらに、『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランを製作に迎えて送る2013年の話題作『マン・オブ・スティール』で主人公クラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されるなど、いまハリウッドで“最も旬な男”なのだ。『シャドー・チェイサー』では、家族に、政府に、CIAにと翻弄され傷だらけになってしまうのだが、そんなボロボロな姿もセクシーなヘンリーの魅力を存分に楽しんでみては?続いては、『リンカーン/秘密の書』(11月1日公開)で大統領でありながら、ヴァンパイアとの熾烈な戦いに自ら身を投じる第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを演じるベンジャミン・ウォーカー。「人民の人民による人民のための政治を」という演説で民衆から絶大な支持を集める“表の顔”、その一方で銃を仕込んだ特製斧を振り回し、バッタバッタとヴァンパイアを切り倒していくハンターとしての“裏の顔”の両方を見事に演じ分け、注目を集めている。さらに、最新の映像技術で描き出すアクロバティックなアクションシーンでは、普段優しげな表情が一気に男らしくなり、ギャップに弱い女子ならイチコロ?最後は、このヤングスターたちの中でも最年少のイケメン男子アレクサンダー・ルドウィグと、“シラット”と呼ばれる最強格闘術の使い手でもあるインドネシア人俳優イコ・ウワイスの武闘派の2人。やんちゃ系イケメンのアレクサンダーは、アメリカで社会現象を巻き起こしている『ハンガー・ゲーム』(9月28日公開)に出演し、「MTVムービー・アワード」で格闘シーン賞を受賞した運動神経抜群の20歳なのだ。一方、イコはプロのシラット選手としても活動している本物の武闘家。それだけに『ザ・レイド』 (10月27日公開)での彼の動きは、“アクション俳優”という枠を越えた達人技のオンパレード!さらに、剣に銃と様々な武器を使いこなし、息もつかせぬそのアクションはハリウッドでも認められ、キアヌ・リーブスの監督デビュー作『Man of Tai Chi』への出演も決定している。そんな2人が魅せる華麗なアクションは、女子でなくとも惚れてしまうこと必至だ!イケメン俳優たちが魅せる迫真のアクションに、あなたもぜひノックダウンされてみては?次回は、麗しの戦うヒロインたちをピックアップ!■関連作品:シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Foxハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.ザ・レイド 2012年10月27日よりシネマライズ、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© MMXI PT. MERANTAU FILMS
2012年09月27日10月20日(土)に日本での公開を迎える『エクスペンダブルズ2』に出演のアーノルド・シュワルツェネッガーが、『ダイ・ハード』と『ザ・ロック』の出演オファーを断っていたと明らかにした。両作品とも脚本の出来に満足できなかったというアーノルドは、『ザ・ロック』のプロデューサーを務めていたドン・シンプソンが自身のトレーラーに「完璧に酔っ払って」入ってきて、ジェリー・ブラッカイマーの手づくり脚本を手渡されたときのことを「『ほら、この脚本を見なよ。でも読んじゃだめだ!』ってドンが言ってきたんだ。これで分かるだろって。彼は酔っ払っていて、支離滅裂だったんだ。だから僕は『ドン、君が見せてくれたものからじゃこの企画に関われないよ。脚本をそもそも読むなって言うんだからね!もっと企画を煮詰めてから出直してきたらどうだい』って言ったんだ」と語っている。アーノルドに撥ねつけられたドンは「かなりご立腹」だったようで、その後ニコラス・ケイジにアプローチしたという。一方『ダイ・ハード』については、脚本の一部を渡されたというが、「Empire Online」に「未完成の状態の脚本だったんだ。なのに僕に『これに出ないか?』って言って来たんだよ。ジョエル・シルバーとは『プレデター』で組んでいたんだけど、『ダイ・ハード』は彼の次回作だったんだ。だから話し合いは持ったんだけど、ジョエルは結局ブルース・ウィリスを選んだんだ」と明かしている。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年09月26日2010年に公開され、人気を博したアクション大作の続編『エクスペンダブルズ2』。前作に引き続き本シリーズに出演し、本格的なアクションシーンをみせているブルース・ウィリスの特報動画が届いた。『エクスペンダブルズ2』特報動画自らを“消耗品”と名乗る命知らずの傭兵部隊・エクスペンダブルズの戦いを描く本作。シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーら前作からのメンバーに加え、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チャック・ノリスが初参戦する。今回ウィリスが演じるのは、世界各国をまたにかけるCIAの上級職員・チャーチ。このほど公開された動画では、「お前らには貸しがある」というセリフとともに、チャーチがバーニー(スタローン)の目の前に現れるという意味深な場面からはじまる。エクスペンダブルズにとってはクライアントであったチャーチが仲間に参入し、マシンガンを手に戦う様子が確認できる。また、本動画では、スタローンの「この顔ぶれは2度と実現できないよ」という発言とともに、スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ウィリスといった豪華3大スターが立ち並ぶという貴重な場面も公開。それだけでなく、ウィリスと本作で9年ぶりにアクション作に復帰したシュワルツェネッガーがミニカーを乗り回しながら銃を乱射するというダイナミックな戦闘シーンも盛り込まれている。映画の公開に備えて、アクション界の人気スターたちの息の合った演技が楽しめる動画をチェックしてみてはどうだろうか。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー
2012年09月24日