イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第96話。里帰り出産中の和田さん。週末、夫がやってきてお世話をしてくれたのはいいのですが……。和田さんはブチ切れ寸前!その理由とは?実家に里帰りしている私のもとに、週末夫がやって来ました。しかし、出産してからずっと赤ちゃんのお世話をしている私と、1〜2回おむつを交換しただけの夫とでは、すでに経験値や赤ちゃんに対する責任感に大きな違いが生まれてしまっていました……。「ママならぬ日々」第96話 この「2階からおふとん事件」は衝撃的だったので、今も私の心に強く残っています。最初に聞いたときは「え?なんで?」と思ったんですが、「それほどいっぱいいっぱいになってしまったということだったんだな」と、この後自分も同じようにブチ切れて、理解しました。その話はまた次回……! 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年11月07日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第95話。マタニティ・ブルーズから抜け出せ、育児を楽しめるようになってきた和田さんですが、夫の衝撃のひと言に思わずワナワナしてしまったそう。そのひと言は……?娘の新生児期、私のもとに届いた「ママ友」からのメッセージ。マタニティヨガで知り合った方でした。リアルタイムで同じように頑張っている子とのやりとりは本当に楽しく、励みになって、次第にほかのママたちともメッセージを交わすようになりました。「ママならぬ日々」第95話 大げさかもしれませんが、「世界の断絶」すら感じてしまった強烈なひと言でした……。赤ちゃんに合わせて過ごす私の日常と、今までと変わりなく過ごしている夫の日常が、ぜんぜん違ってしまっていることに気づかされました。 私は里帰りしていたため、夫が私の実家にくるのは週末のみ。短い時間しか赤ちゃんに会わない夫とのギャップが、次第に明らかになっていくのでした……。 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年11月05日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第94話。マタニティ・ブルーズ真っ只中、身も心もボロボロの和田さんの心を救ってくれたひと言とは?昼夜を問わず続く新生児お世話ルーティーンに、身も心もヘトヘトになってきたころ。私を救ってくれたのは母でも夫でもない、意外な人物でした。 「ママならぬ日々」第94話 絶妙なタイミングで、今、同じように新生児育児を頑張っている子からのメッセージ。しかも、共感しかない内容。本当にありがたかったです。自分だけ、自分の子だけ大変なんじゃないか? そんな思い込みにとらわれそうになっていたのが、「自分だけが大変なんじゃない。今、あの子も頑張っているんだ」と思えるようになりました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月31日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第93話。育児がつらい、でもそのひと言がいえない理由とは……。里帰りはしたものの、毎日続く夜のワンオペ育児。ある夜やっとの思いで晩ごはんを食べようとしたところ、娘の泣き声が聞こえてきて……。 「ママならぬ日々」第93話 つらい気持ちを抱えながらも、誰かに「つらい」「疲れた」と言うことができませんでした。多分心のどこかで、「みんな大変なんだよ」「それでもみんな乗り切ってきたんだよ」と励まされるのを恐れていた気がします。だって、そう言われてしまうと、「みんなができていることができない私は、だめな母親だ」と思ってしまうからです。だからなるべく平気なフリをして、毎日を過ごしていましたが、この夜は追い詰められた気持ちになってしまいました。 そんな私を救ってくれたのは意外な人物でした……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月29日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第92話。頑張って産んだかわいいはずのわが子に怯えるようなってしまい……。根がくそまじめな私。赤ちゃんのお世話も、ひたすら素直に真正面からこなしていました。実家に里帰りはしていたものの、夜はほぼ赤ちゃんと2人きりの生活。仕事で疲れている母に頼ることもできず、日に日に睡眠不足と疲労が溜まっていき……。 「ママならぬ日々」第92話 ハナの泣き声が聞こえた瞬間、全身がこわばって心臓がドキドキしました。あんなに頑張って産んだ、何よりも大切なわが子のはずなのに「こわい」と思い、そう思う自分を認めたくない気持ちでいっぱいになりました。いつの間にか、マタニティブルーズになっていたんだと思います。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月24日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第91話。夜中のお世話に疲れ果てた和田さんが、夜な夜なとった不思議行動とは?夜になっても頻繁に泣く娘。毎日のように赤ちゃんを抱きながら迎える朝。ヘトヘトになりながらも、なんとか乗り切ろうと必死で頑張る私は……。 「ママならぬ日々」第91話 このときは、たまたま2Lペットボトルがあったので、このような状態になってしまいました。夜中は本当にマラソンをし続けているような気持ちだったのを覚えています。(※ずっと文化部だった私は、「なんか運動部っぽい?」と思っていたんですが、別に運動部の人がコレをやっているのを見たわけではありません・笑) でも何も片手で無理矢理飲まなくても、いったん赤ちゃんを寝かせてお茶を飲めばいいだけの話。泣くわが子をなんとかしなくてはと頭がいっぱいいっぱいになっていたのが、今はよくわかります……(涙) 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月22日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第90話。終わりが見えない夜中の寝かしつけに、身も心も疲れ切ってしまい……。里帰りはしたものの、ほぼ娘と2人きりという生活がスタート。娘の新生児期、何が一番つらかったかといえば、間違いなくこう断言できます。「夜が一番つらかった!!」 「ママならぬ日々」第90話 それまでも夜更かしして朝日を拝んだことは何度もありましたが、娘の新生児期ほどではないと思います。空が白み、鳥がチュンチュン鳴き始めて、娘が眠った隙に崩れるように布団に倒れ込む毎日でした。 仕事で疲れている母に助けを求めるわけにもいかず、ひとりでなんとかするしかない、それが当たり前だ、と思い込んでいた気がします。入院中も経験した、この「人に助けを求められない性格」がふたたび自分を追い詰めていくとは思っていませんでした……。 夜の話はもう少し続きます。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月17日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第89話。里帰りした和田さんですが、思い描いていた里帰りと違ったようで……?やっとのことで実家に帰り、ホッとひと息。これから1カ月、母のそばでゆっくり赤ちゃんのお世話ができる。そう思っていたのですが……。 「ママならぬ日々」第89話 私の母はものすごく働き者。(そして娘である私はグータラに……)当時、日中は自営業の小売店を切り盛りし、夜は旅館でバイトするというWワーク状態でした。 そのためなんでもかんでも親に手伝ってもらうわけにはいかず、母のスケジュールに合わせて食事したり入浴したりする生活。ごはんを作ってもらえるのと、自分の入浴中に娘をみてもらえるのは本当に助かりましたが、ほとんどの時間は赤ちゃんと2人きりという、ちょっと変わった里帰り生活が始まりました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月15日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第88話。実家に向かう車の中で和田さんが思わずプチぎれしたこととは……?退院後は実家に移動して1カ月お世話になる予定でした。高速道路を使って1時間の距離。いつもならノンストップであっという間です。でも新生児連れだとそうもいかなくて……。 「ママならぬ日々」第88話 泣きわめくわが子。「かわいそうだからチャイルドシートから下ろして抱っこしなさい」と言う母とのバトル。パーキングエリアで人目を避けながらの授乳。時間をかけて実家に到着した時にはヘトヘトになっていました(涙)。 兎にも角にも実家に到着! 産院にいたときよりはゆっくりできるだろう、と心のどこかで期待していたのですが、そんなにうまくはいかないのでした……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月10日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第87話。退院日にテンパった和田さんが義父母やきょうだいにやっちゃったこととは……?退院日、なぜか親きょうだいが産院の外に大集合! 「ママならぬ日々」第87話 夫に取り付けておいてもらったチャイルドシートに娘を寝かせようとしたところ、付け方がわからずモタモタ。説明書を見ながら試行錯誤する夫と、いつ赤ちゃんが泣きだすかとずっとハラハラする私。そしてついに娘が泣き出してしまいました。私はもういても立ってもいられず、とにかく早く実家に移動しなくては!と頭の中はそれ一色。夫を急かして、母を乗せ、そそくさと出発してしまいました。 あとで落ち着いて考えてみたら、せっかく3時間もかけて会いに来てくれた義両親や、わざわざ来てくれたきょうだいたちに申し訳ないことをしてしまったと反省……。しかし、この謎のテンパリ状態は、このあとも続いてしまうのでした。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月08日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第86話。退院日、集まってくれたご両親やきょうだい。でも、和田さんはなぜかハラハラ。その理由は……?いよいよ退院の日がやってきました。ただ退院するだけ……と思いきや、朝から最後の診察、入院費用の精算、荷物の整理、自分や赤ちゃんの身支度、とやることは盛りだくさん! しかも親やきょうだいが来てくれることになっていたので、そちらの待ち合わせ時間も気になり、大忙しでした。 「ママならぬ日々」第86話 授乳ペースは多少できてきたものの、まだまだ不規則。赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣き出す前に移動したい、とずっと残り時間の計算をしていました。しかし、私以外の人はそんなことはまったく気にしておらず、のんびりお祝いムード。内心「写真とかどうでもいいから、早く移動させてくれ〜!」と思っていました。 今思えば、そんなに焦ることはなかったんですが、産後すぐだったせいか、赤ちゃんにとって初めての外出・移動だったせいか、赤ちゃんのコンディションにものすごく神経質になっていた気がします……。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月03日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第85話。退院時に着ようと持参した服が着られない! 結果選んだのは……!?前回、退院日のベビー服について触れました。では、私は何を着たかというと……。 「ママならぬ日々」第85話 約3kgの子を産み、羊水やら胎盤やら出したはずなのに、まさかの「1kg減」!!体重計を二度見してしまいました。 私の出産した産院は三度の食事に加え、おやつ、夜食と食べ物をたくさん提供してくることで有名。食べきれない分は夫の食事になったりしたので助かりましたが、それを差し引いても普段より多く食べたり飲んだりしていました。バテないように、母乳がよく出るようにと、変な使命感に駆られていた気がします。 そんなわけで体型も体重もほぼ変わらなかったため、産前の服は着られず、退院日にはマタニティウェアを着ることにしました……(涙)。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月01日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第84話。いよいよ退院間近の和田さんを悩ませた、あることとは……?24時間マラソンのようにお世話していたら、あっという間に退院日が近づいてきました。夫に来てもらい、退院手続きをして、実家に里帰りするだけの予定だったのですが……。 「ママならぬ日々」第84話 なぜかみんな来ると言い出して、一大イベントのような様相になってきてしまったんです!院内に集合するわけではなく、外の駐車場で待っていてくれるとのこと。ただただ退院するだけなのに、なんでこんなことに〜??という感じでした。 とりあえず最初に「ど、どうしよう」と思ったのは赤ちゃんに着せる服!母からは手編みの白いニットドレス、義母からも手編みのカラフルなニットワンピースとおくるみ、義祖母からはレース地のベビードレスのセットを、それぞれ出産前にいただいていました。どれも、いかにも特別な日に着せる感じのドレスだったので、退院の日にぴったりでありがたかったんですが、まさか3着も集まってしまうとは……(涙)!「いったいどれを着せれば全員に角が立たないんだ……!?」と悩みました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月26日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第83話。和田さんが入院中に持って行って一切、使わなかったある物とは?前々回、入院中必要になった物について描きました。逆に「コレはいらなかった!」という物もあります。それがこちらです。 「ママならぬ日々」第83話 出産直後は頭の回路がショートしたみたいになっていて、いつもしないような間違いを連発していました。押して開けるドアを一生懸命引いて、ドアに鍵がかかってしまったと看護師さんに言ってみたり、歯磨きのあとでなぜかお茶で口をすすいでしまったり。その後は昼も夜も赤ちゃんのお世話。おっぱいマッサージを欠かさず、よく食べ、時間が少しでもできれば眠り、何かハードなスポーツの強化合宿のような感じ。 「赤ちゃんが寝ている間のちょっとしたスキマ時間に読もう♪」そう思って持ってきた文庫本ですが、私の場合「赤ちゃんが寝ている時間」=「私が寝ている時間」だったので、そんなスキマ時間など存在しませんでした(笑)。結局、本は一度も手に取られることなく、トランクの片隅で邪魔になっていただけ。ホント、私にはいらない物だった〜! 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月24日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第82話。産院に来てくれる義父母や友人、夫……。うれしい半面、帰ったあとに思わず叫んでしまう、あることとは??出産後、産院に家族や友だちが会いに来てくれることがありますよね。私が出産したときも、家族や近くに住んでいる友だちがお見舞いに来てくれました。(※コロナ禍前のお話です。) 「ママならぬ日々」第82話 私以外の誰かに抱かれているときの娘の大人しさと言ったら……!周りがうるさくても、抱き方がじょうずじゃなくても、一度も泣かなかったと思います。みんな「おとなしい子だね」とか「育てやすそうだね」と口々に言って帰るんですが、帰ったあとは泣いたりグズったり。娘は今も外面のいい子で、私にだけ当たることが多いんですが、そういえば新生児のころからそうだったな、と気づきました。 娘よ、お母さんにもやさしくしてくれ〜〜(涙)!監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月19日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第81話。入院生活で必要になってしまって困った物があるよう……!?産後の入院生活で「これがなくて困った!」という物はありますか?入院準備はしっかりしていたつもりだった私。でも予想外に必要になった物があり、買いに行けないので焦りました。それは……。 「ママならぬ日々」第81話 悪露対策の産褥パッド(お産パッド)は産院で用意してもらえる物のほかに、自分でも用意してありました。でも思っていた以上に消耗が早く、すぐなくなってしまいました。そのあとは夜用ナプキンを使いたかったのですが、私のいた産院には売店がなく、入院中の身では買いに行くこともできないので焦りました。 困って夫に相談したものの、「え、それはさすがにちょっと……」と断られることを予想していました。が、ためらうことなくドラッグストアへ行って、すぐにどでかい夜用ナプキン2個パックを買ってきてくれたのでびっくり! 「ちゃんと協力してくれるんだな」と夫を見直しました。 ちなみに、つい最近夜用ナプキンが切れたので同じ調子で夫に頼んだら、「やだよ!!」とバッサリ断られました。うーん、やっぱりあのときは特別だったのか……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月17日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第80話。一緒に入院中のママ仲間が和田さんに対してマウンティング……!? その内容とは?私が出産した産院は完全個室だったので、入院中のほかのママたちと顔を合わせるのは、シャワールームにいるときや、産院で企画しているお茶会や食事会、授乳や沐浴の指導のときだけでした。でも、同じ新生児のお世話を頑張っている者同士、集まる機会があればいろいろと相談したり励まし合ったりしていたのですが……。 「ママならぬ日々」第80話 このママは本当に悪意なく、赤ちゃんがよく寝てくれることを言っただけだったと思います。が、睡眠不足でささくれだった心の私は、ちょっとイラッ。同時に「2〜3時間寝てくれるなんて、なんてうらやましいんだ!!」と激しく思いました。 「新生児があまり寝てくれない」なんて、長い長い子育て生活のなかではほんの一瞬の悩み。当時もそれは頭ではわかっていたんですが、赤ちゃんのタイムスケジュールに自分の全生活がしばられていたので、「なんでうちの子は1時間しか寝ないんだろう?」と周りと比べてしまっていました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月12日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第79話。ようやく母子同室になった和田さんが、娘につい感じてしまったイライラとは……!?出産当日の夜は、病院の配慮で母子別室。2日目は、私のおっぱいトラブルで母子別室。3日目になって、ようやく母子同室での夜を迎えたのですが……。 「ママならぬ日々」第79話 とにかく眠かった……!!授乳しながら時計をにらみ、このあと何分寝られるかよく計算していました。授乳もまだスムーズにいかないし、娘はおっぱいを飲んだらうんちをするので、おむつチェンジでまた起きて泣いたりするし、自分自身の悪露やおっぱいのケアもあるし、なんだかんだと睡眠時間が削られてつらかったです(涙)。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月10日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第78話。ちゃんと「お母さん」できていないと感じ落ち込んだ和田さんが、次にとった行動とは!?ひとりベッドでめそめそ泣いた翌朝。気持ちを落ち着けるために今日はひとりでゆっくり……なんてことはもちろんなく。朝から待ったなしで再び赤ちゃんのお世話が始まりました。 「ママならぬ日々」第78話 検温や回診で助産師さんや看護師さんがくるたび、つかまえて質問攻め。「そんなの気にしなくてもいいんじゃね?」みたいなこまか〜い質問までアレコレ聞いていた気がします。でも、みなさん呆れたりせずすごく丁寧に教えてくださったので、本当に助かりました! 私は、「もう母親になったのだから、なんでも自分でやらねばならない」と必要以上に思い込んでしまっていたんだと思います。だれかに助けを求めるのが下手で、してはいけないことのように感じていました。この時は「どんどん質問して教えてもらおう!」と思えたんですが、退院後もまた人に頼ることができずに、いっぱいいっぱいになってしまうことが何度もありました。(それはまたいずれ……) まだまだお世話マラソン生活は続きます。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月05日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第77話。夜中に助産師さんがやってきたあと、和田さんが思わず落ち込んだこととは!?母子同室スタート初日。深夜になって、おっぱいをあげてもおむつを替えても泣き止まなくなってしまった娘。原因がわからず、もしかしたら何か体調が悪いのではないかと怖くなりました。結局ナースコールして助産師さんにきてもらったところ……。 「ママならぬ日々」第77話 実は、おっぱいの吸わせ方が浅く、乳首が傷だらけになっていました。でも、初めてのことなので、この痛みを乗り越えると落ち着くのかと思い、必死に耐えて授乳し続けていたんです。おっぱいがうまく吸えない娘はギャン泣き、ちゃんと授乳できていると思っていた私は訳がわからず右往左往していたのでした。 初日も不安なまま夜を過ごしましたが、この夜は自分が情けなくて泣きました。赤ちゃんを産んだら「お母さん」になるけど、いきなりお母さんとしてのアレコレができるわけではないんですよね。よく考えてみれば当たり前なんですが、そのギャップに打ちのめされてヘコんでしまいました。 そんな新米ママを助けるために助産師さんや看護師さんがいるわけですが、ためらわずどんどん助けを求めればいいということに、このときはまだ気づいていませんでした。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月03日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第76話。いよいよ母子同室生活がスタート!張り切ってお世話していた和田さんですが……!?授乳&おむつ替え指導のあとは、入院室に戻って母子同室生活がスタートしました。やっと赤ちゃんといっしょにいられると思ってうれしく、張り切っていたのですが……。 「ママならぬ日々」第76話 おっぱいをあげても、おむつを替えても、抱き上げても、寝てくれず泣いているわが子。教わったとおりにちゃんとやっていたはずなのに泣き止んでくれず、何が悪いのかさっぱりわからなくて、本当にこのときは困り果てました。 自分も出産で疲れていて眠いし、お股の傷は痛いし、深夜ひとりで途方に暮れて、結局看護師さんに助けを求めることにしました。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月29日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第75話。出産翌日、わが子に授乳をしていたら、想像をはるかに超える吸引力に、和田さんの胸が……!?出産したら突然始まる「お母さん」生活!まだ体はボロボロ、頭もボーッとしている状態にも関わらず、出産翌日はまず授乳&おむつ替え指導を受けました。 「ママならぬ日々」第75話 初産なので当たり前ですが、赤ちゃんにおっぱいを吸われたことがなかったので、娘がちゃんと乳首に食らいついたときは「すごい! ちゃんとここをくわえるってわかってるんだ!」と感動しました。しかしその感動も束の間、思った以上の吸いっぷりにびっくり。おっぱいが痛くて声が出そうになりました。 授乳指導の方に痛くない吸わせ方を教えてもらったものの、コツがうまくつかめないまま、赤ちゃんにげっぷをさせて、おむつの替え方を教わって終了。赤ちゃんを連れたまま入院室へもどって本格的な母子同室が始まり、張り切っていたのですが……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月27日通っていた児童館で見かけていた菜穂ちゃんママ。いつもそこ抜けに明るくて、問題もすぐ解決してくれる、彼女の周りには自然とママ友が集まるような人気者でした。まとめ役としてリーダーシップを発揮する彼女はいつもキラキラしていて、仲良くなりたい一心で思い切ってLINEを交換。菜穂ちゃんママの言うことは全てだと思っていた私は、菜穂ちゃんと息子を同じ園に入れることを決めました。しかしこれこそが「子ども比較マウンティング」の始まりだったのです。ある日、幼稚園で息子の絵が褒められたことがグループLINEで話題にあがりました。これまで仲良くしていたはずなのに何このメッセージ…。この差し込むようなやりとりを機に、菜穂ちゃんママの行動は一変したのでした。前回の出来事をきっかけに、菜穂ちゃんママはますます対抗意識を燃やし、張り合うようなメッセージを送ってくるようになりました。息子が褒められてもそれを否定するメッセージを送ってくる菜穂ちゃんママ。決まって息子の時だけ否定する内容。「嫌われたくない」そういう思いから角が立たないよう、菜穂ちゃんママを立てるような返信をしていました。次回に続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 倉沢れい /イラスト・ ぺぷり
2020年08月24日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第74話。出産翌日にお風呂に入ってサッパリと思ったら、なんとシャワールームには大量の血! 一体何が……!?今回はちょっと痛々しい表現がありますので、苦手な方はご注意ください。 出産翌日、医師の診察のあと、シャワーの許可をいただきました。夜は出産したときのガウンのまま寝たので、汗臭いし、いろいろ汚れもついていて、ちっともリラックスできませんでした。シャワーOKと言われて、「やっとサッパリできる〜!」と、大喜び。お股の痛みに耐えながら、ヨロヨロとシャワールームへ入りました。ところが……。 「ママならぬ日々」第74話 大袈裟でなく、本当に血の海(汗)。流しても流しても血が出てくるので、着替えがすごく大変でした。脱衣室を汚さないよう、シャワールームでティッシュなどをこまめに使いながらなんとか着替え、サッパリはしたものの、ドッと疲れたのを覚えています。(ちなみに出血については、あとで確認したところ、問題ないレベルと言われました) そのあと、ひと息吐く間もなく、授乳指導へ……。忙しい1日が始まりました。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月22日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第73話。無事出産して幸せ気分なはずなのになぜかモヤモヤ、その理由とは……!?夫と母はそれぞれ自宅に帰り、私は個室に移動。ひとりでゆっくり幸せ気分で休めればよかったのですが、なぜかモヤモヤとした気持ちが襲ってきました。 「ママならぬ日々」第73話 一番気になったのは、なぜ母子同室なのに赤ちゃんが新生児室に預けられたままなんだろう?ということ。忙しそうな助産師さんにあれこれ言うのもはばかられて、理由を聞くことができず、もやもやしたままベッドに入りました。あとで聞いたところによると、出産当日の夜だけは私がゆっくり休めるように、との配慮だったそうです。 今思えば、そんなに焦らなくてもよかったと思います。でも、そのときは「早くおっぱいをあげないとまずいんじゃないか?」「もっと抱っこしたかったのにできなかった。したほうがいいんじゃないか?」という考えに捉われてしまっていました。 出産したばかりの晴れ晴れとした気持ちは薄れて、じわじわと忍び寄るマタニティブルーズの影……。そんな思いとは裏腹に、翌日からは怒涛の新生児お世話マラソンがスタートするのでした。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月20日一息ついて次にしたのは、生まれたての娘の写真を撮ること。すぐに来られない夫の両親や親しい友達に出産報告をしたいと思いました。ところが…… 先に出産した友人たちが、「生まれたての赤ちゃんっておサルさんみたいだよね〜」とか「うちもブサイクだったよ〜」とか言うのをよく聞いていました。そのたびに、「へーそうなんだね!」と言いつつも、心の中では「まあそうは言っても、うちの子はそこそこ可愛いだろう」と親バカモード全開。あまり信じていませんでした。 結果……娘には申し訳ないんですが、想像の斜め上をいくビジュアル……!「赤ちゃんが生まれました!可愛い〜!」みたいなはしゃいだメールを送る感じにはならず、夫婦ともひっそりと「無事、生まれました」と関係各所に出産報告をしていたのを思い出します。 この状態から、ちゃんと可愛くなるのかな…??としばらくはちょっぴり不安でした。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月15日産院にやってきた母との会話で印象的なものがありました。それは…… 「障子の桟が見えなくなったら生まれる」。部屋のすぐそこにある障子の桟が見えなくなるくらい痛くなったら、赤ちゃんが生まれる、という意味だそうです。この言葉をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこのとき初めて聞きました。そしてものすごく「わかる」と思いました。陣痛絶頂期はすべてが白くぼやけて、目を開けているのに、何も見えていなかった気がしたからです。 そしてこんな言葉が残っているくらい、陣痛の痛みは共通のものなんだな、と思うと、「古今東西のお母さんたちSUGEE!」と全人類の母をリスペクトしたい気持ちでいっぱいになりました。いや、ホント、みなさんお疲れ様です……。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月13日今回は私の母の話です。私が出産している間、夫の両親も私の母も産院に駆けつけてくることはありませんでした(私の父は他界)。夫の両親は遠方なのと、おそらく私がお産に集中できるよう気づかってくれたため。一方私の母はというと…… 私と母は「べったり親子」とは程遠く、つかず離れずのドライな関係。妊娠中も、「陣痛のとき夫が出張だった場合、お母さん来てくれる?」と聞いたところ、「仕事がなかったら行くね!行けないときはひとりで産むんだよ!」とあっさり言ったくらいでした。 実際は母なりに張り切っていたらしく、ゆうべの私の余裕な感じから、生まれるとしても夕方くらいだろうと見当をつけ、それよりうんと早く産院にやってきました。ところが産院に到着したらすでにお産は無事終了。母は平静を装っていましたがショックを隠し切れず、それから会う人会う人に「もー!着いたら、生まれちゃってたのよ!」とテンション高めに説明していました。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月08日お股の縫合が終わり、すぐ部屋に行くのかな?赤ちゃんにおっぱいをあげるのかな?と思っていたら、しばらくLDRにいて体を休める流れでした。ものすごく大きな産褥パット(超巨大ナプキンみたいなの)をつけてもらったあと、助産師さんが持ってきたのは…… まさか赤ちゃんを産んでママになったばかりの女が、女体盛りについて考えているとは、助産師さんも夫も思わなかったことでしょう……(笑)昔、友達と話したりしていて、深夜に謎のハイテンションになってしまうことがよくありましたが、アレと似ていました。 出産という大変な体験をした後なので、脳が幸せな気持ちになるホルモンを出していたんじゃないかな?と、勝手に思っています。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月06日赤ちゃんのころから発達がゆっくりだった長男が1歳半健診を受けた際、「耳が聞こえていないかもしれません」と言われました。ショックを受けながらも紹介された耳鼻科に連れて行き、検査をした結果……。長男の発達障害に気付いたときの体験談を紹介します。1歳半健診では指示されたように長男は積み木を積む、車などの物の名前を聞いて絵を指さすなど、月齢相応のことは何もできませんでした。その結果、個別の発達相談に呼ばれることに。育て方の悪さを指摘されると思って私がビクビクしていると、保健師さんから「お子さんは耳が聞こえていないかもしれません」という予想外のひと言が伝えられました。 厳密には「声が聞こえにくいのかもしれない」とのこと。そこで専門的な検査ができる耳鼻科を紹介され、病院で検査を受けることに。 防音された部屋でおこなわれる聴力検査。その検査が終わり、伝えられる結果によってこの先の人生が大きく変わることになるとは、このときは気付いていませんでした。 そして検査が終わり、耳鼻科医から伝えられたのは「お子さんの聴力に異常はありません。発達支援センターを紹介しましょう」という結果でした。 「市の健診」→「耳鼻科」→「発達支援センター」という流れで、長男の発達障害を知ることになりました。健診での指摘は大変ショックなものではありましたが、この指摘がなければ、早くに長男の障害に気付けなかったと思います。受け入れるには勇気が必要な健診での指摘。前向きにとらえることは、結果的に自分のためにも子どものためにもなると感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 原案/戸塚麻心作画/和田フミ江監修/助産師REIKO
2020年08月05日