東京都千代田区・有楽町マリオンは10月1日~31日、「有楽町マリオン30周年anniversary」を開催する。○「マリオンクロック」30周年限定メロディー&デコレーションを実施同イベントは、「有楽町マリオン」が2014年10月に30周年を迎えることを記念し、開催される。「有楽町マリオン」の象徴である「マリオンクロック」を主軸に、30年間愛され続けてきた歴史や出会いの記憶とともに来場者に楽しんでもらえる多くの催しを行うという。期間中は「マリオンクロック」が、この期間だけの30周年記念版に変身。毎正時に松任谷由実の代表曲の1つ「ANNIVERSARY」が流れるとともに、マリオンクロック周辺の壁面はアニバーサリー・デコレーションで彩られ、人形たちは特別衣装に着替えて登場する。30周年を迎えた記念すべき初日には、「マリオンクロック30周年記念版お披露目セレモニー」を実施。有楽町マリオンからほど近い帝国劇場にて10月8日より公演となる『Yuming sings…「あなたがいたから私がいた」』で松任谷由実と共演する、女優・福田沙紀を迎え、有楽町にまつわるエピソードなどを聞く。また、弦楽四重奏による「ANNIVERSARY」の生演奏で会場を盛り上げ、カウントダウンと共にマリオンクロック30周年記念版のお披露目となる。この華やかな幕開けを皮切りに「有楽町マリオン30周年anniversary」が開催される。開催日時は、10月1日の11時30分~12時30分。場所は、「マリオンクロック」付近。雨天時はセンターモール内。10月1日のからくり時計の動作は12時より開始となる。10月1日の10時、11時の時計の動作は停止する。そのほか、10月4日・5日には有名ホテルやジャズクラブなどで演奏するアーティスト「Presto(プレスト)」の生演奏によるライブステージ「有楽町マリオン30周年アニバーサリーLIVE」を実施。場所は、「マリオンクロック」付近。雨天の場合は変更あり。10月1日~13日には、期間中、マリオン施設内店舗のレシート金額に応じて、国内の豪華温泉旅行をはじめ、商品券やチケットなどすてきなプレゼントが当たる「有楽町マリオン30周年Thanksキャンペーン」を実施する。抽選場所は、有楽町マリオン8階 エレベーター前ロビー。さらに10月6日は、マリオン1階センターモールにて、「TOKYO FM」の公開収録イベントを行う。ゲストは、有村昆、丸岡いずみ。パーソナリティーは住吉美紀となる。
2014年09月25日若い頃は勢いだけで恋愛をしていた女性も、大人になり、結婚の二文字が頭をちらつき始めると、「好き」という気持ちだけで恋愛するのは危険…なんて慎重になっていくのではないでしょうか。そういう女性にとっては、昨日のバレンタインも甘く楽しいだけのイベントではなく、幸せとは何か、自分にとって本当に大切なのは誰か、といったことを問い直す、ほろ苦い一日になったかもしれませんね。2月14日公開の映画『エヴァの告白』は、過酷な運命に翻弄されながらも必死で生き抜こうとする一人の女性の物語。2013年、米映画サイト「TC Candler」によって「世界で最も美しい顔100人」の1位に選ばれた女優マリオン・コティヤールが、幸薄く、けれどたくましいヒロイン、エヴァを演じています。マリオンの美しさに圧倒されたグレイ監督が彼女のために書き下ろしたというこの作品の舞台は、1921年のアメリカ。戦火のポーランドで両親を失くしたエヴァ(マリオン・コティヤール)は、妹と2人でニューヨークのエリス島にたどり着きます。しかし、病気の妹は入国審査で隔離され、エヴァ自身も理不尽な理由で入国を拒否されてしまいます。強制送還を待つエヴァを助けたのは彼女の美しさに魅了されたブルーノ(ホアキン・フェニックス)。彼は移民の女性たちに売春を斡旋する危険な男でした。妹を救い、姉妹で一緒に暮らしたい一心でエヴァは、厳格なカトリック教徒から娼婦に身をやつします。行くあてもなくお金もないエヴァは、ブルーノに利用され、同時に彼を利用することを選びます。けれども、ブルーノは恋心を抱いたエヴァを商売道具にする矛盾に苦しみ始め…。一方、エヴァは彼女に想いを寄せるマジシャンのオーランド(ジェレミー・レナー)の優しさに惹かれますが、ブルーノはそのオーランドに激しく嫉妬します。裏社会で生きてきてゆがんだ形でしか愛を伝えられない男ブルーノと、ロマンティストで自由だけれど、どこか地に足のつかない男オーランド。2人の間で揺れ動くエヴァ…。幸せを探しに来たアメリカで、怒涛の運命に飲まれ続けた果てにエヴァは教会を訪れ、告白を始めます。「私は、たくさんの罪を犯しました」。――景気回復の兆しが見られると言われるこの国にいて、今、私たちがエヴァほどの苦しみを味わうことはそうそうないでしょう。でも、対照的な2人の男性に挟まれ戸惑うエヴァの気持ちや、好きな女性をどんなふうに愛したらいいかわからずにいるブルーノの言動など、作品中には誰もが共感できそうなポイントもいっぱいあります。人によって解釈が変わるという「エヴァの罪」が何なのかを探り、一緒に行った人と話し合うのも面白そうですね。ちなみに、2人の男性を虜にしたエヴァは、男性の観客たちの心もわしづかみにしているとか。そんな彼女の姿から、自然体でモテる女性ならではの恋愛テクを学ぶこともできるかも?ここで、人生経験も恋愛経験も豊富な女性たちが、この映画に寄せたコメントをご紹介。「女が生きる男が生きる共に愛に生きてんのにこんなにも違う強い家族愛の女と恋に戸惑う男が最後愛するか愛されるかを悟った時こんなにも強くなるんや」綾戸智恵さん(ジャズシンガー)「悲しいけれどエロスのあふれる映画」加藤登紀子さん(歌手)あのお2人がこんな感想を抱くなんて!愛や女の生き方について、深く考えずにはいられない作品、という感じがしてきますね。バレンタインの後には甘いだけでなく、魂を激しく揺さぶられるような感動作、且つ、愛憎劇を目撃するのはいかがでしょうか。(文=編集J)――――――――――2014年2月14日ロードショー製作・脚本・監督:ジェームズ・グレイ出演:マリオン・コティヤールホアキン・フェニックスジェレミー・レナー原題:THE IMMINGRANT/アメリカ・フランス映画配給:ギャガ GAGA★映画『エヴァの告白』公式サイト(Ewa.gaga.ne.jp)(C)2013 Wild Bunch S.A. and Worldview Entertainment Holdings LLC
2014年02月15日「世界で最も美しい顔100人」の第1位に選ばれたオスカー女優マリオン・コティヤール主演で贈る、映画『エヴァの告白』。崇高な美しさで、彼女のキャリア史上最高との呼び声も高い本作だが、そんな『エヴァの告白』でマリオンはほぼ全編“すっぴん”で熱演を魅せている。1921年、戦火のポーランドで両親を殺され、妹と新しい人生を夢見てニューヨークのエリス島にたどり着いたエヴァ(マリオン・コティヤール)。しかし、早くも病気の妹と引き裂かれてしまう。エヴァも危うく強制送還されそうになるが、彼女は生きるため、そして妹を守るために、売春を斡旋する危険な男・ブルーノ(ホアキン・フェニックス)と共にいることを選ぶ。時代に翻弄されながら唯一の肉親の妹のために娼婦にまで身を落とし、盗み、愛を利用し「地獄に落ちる覚悟」で生き抜くことを選んだエヴァの懺悔室での“告白”が始まる…。カンヌ映画祭の常連の名匠ジェームス・グレイが監督・脚本が務め、豪華俳優たちが競演する本作。さらに、女性たちが注目しそうな見どころが一つ…マリオンは本作で、ほぼ全編“すっぴん”で登場しているのだ。「レディディオール(Lady Dior)」の広告塔など、モデルとしても活躍しているマリオン。左右対象の均整のとれた顔に真っ赤な口紅が引かれたビジュアルをよく見かけるが、そんなイメージをかなぐり捨てるような“すっぴん”演技。それでもスクリーンでは美しく見えるというのは、「世界で最も美しい顔100人」堂々第1位の成せる業なのだろう。いち早く鑑賞した綾戸智恵さんは「いままでたくさんの映画で彼女を観てきたけれど、『エヴァの告白』が一番良いと思う。こんなに美しかったかな?と思わせるくらい美しかった。この映画にピッタリだった」と大絶賛を贈っている。また、本作公開を前に行われた一般試写会では、物語の核となる「エヴァの犯した罪とは一体何なのか?」との質問を投げかけ、アンケートを実施。すると「2人の男性の人生をめちゃくちゃにしたこと」「(娼婦に)堕ちたこと」「男性を利用したこと」などが挙がっる一方、「何も罪を犯していないと思う」「流れに逆らわずに生きただけ」「美しすぎること」「愛されてしまったこと」など、“美しくあっただけで、エヴァには罪が無い”とコメントする人々も。観る人によって結果が二分化されるという興味深いアンケート結果となった。劇中の男だけでなく、観客までもその“美”の力で惑わせるマリオン。そんな彼女の“すっぴん”にあなたは憧れるだろうか?嫉妬するだろうか?『エヴァの告白』は2月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:エヴァの告白 2014年2月14日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 Wild Bunch S.A. and Worldview Entertainment Holdings LLC
2014年02月12日先日、来日も果たしたオスカー女優のマリオン・コティヤールが、地元・フランスで開催中のカンヌ国際映画祭にド迫力のヘアスタイルで登場し、マスコミや観客たちの目を釘付けにした。今年のカンヌ国際映画祭では、自身が主役を務めた『The Immigrant』(原題)が「コンペティション」部門に、監督で俳優として活躍するギョーム・カネがメガホンを握り、ゾーイ・サルダナ、クライヴ・オーウェン、ミラ・クニスらと共演した『Blood Ties』(原題)が「非コンペティション」部門に選出されている。その彼女が一躍マスコミの脚光を浴びることとなったのは、5月20日(現地時間)に行われた『Blood Ties』のレッド・カーペットでのこと。彼女のスタイルは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の2013年秋コレクションの中でも一際優美なストラップレスのホワイト・ドレス。プリーツの中はイエローやブルー、ブラックといった差し色をポイントに、さすがはファッショニスタと言われる見事な着こなしを披露した。そして注目すべきは、そのヘアスタイル!美しいブルーネットのロングヘアーを高く盛り、サイドはうねるようなウェイヴで固めたもの。彼女のヘアー・スタイリストのロバート・ヴェティカが作り上げたまさに“アート作品”のような仕上がりに会場の熱い視線が注がれていた。マリオンは映画祭後半で、「コンペティション」部門選出作品でジェームス・グレイ監督の『The Immigrant』の上映を控えており、その作品のレッド・カーペットのファッションにも期待が集まっている。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月22日“ロック史上最高のカムバック”を果たしたデヴィッド・ボウイの新作「ザ・ネクスト・デイ」から、第3弾シングル「ザ・ネクスト・デイ」のミュージック・ビデオがYouTube上で公開された。そこには名優ゲイリー・オールドマンとアカデミー賞女優マリオン・コティヤールが登場しており、多くのファンを驚かせている。同曲はデヴィッドが「私はここにいる、死んではいない」という歌詞を唸るように叫ぶ、今回の復活を象徴するようなアルバム・タイトル・トラックだ。映像の監督は第2弾シングル「ザ・スターズ」のビデオも手がけたフローリア・シジスモンディ。ゲイリー・オールドマンとデヴィッドは昔から友人同士で、「ティン・マシーン」のギタリストだったリーヴス・ガブレルスのアルバム「The Sacred Squall Of Now」(’95)に収録されている曲「You’ve Been Around」でも共演している。このMVは、聖職者が集う秘密の酒場が舞台。娼婦を演じるマリオンの手にスティグマ(聖痕)が現れ、今宵の相手にと企んでいたゲイリー・オールドマン扮する神父が怒りを露わにするというストーリーだ。デヴィッドは昔の修道士のような格好で、力を漲らせてこの曲を歌う。最後には「ありがとうゲイリー、ありがとうマリオン、そしてみなさん本当にありがとう」と神々しく語り、ふと消えていなくなる。同曲について、音楽プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが「デヴィッドは英国中世史の本をたくさん読んでいたから、英国中世史を題材にした曲を一つ作ったんだ。それがタイトル曲『ザ・ネクスト・デイ』なんだ。ある暴君のことを歌っているけれど、あまりに無名で誰のことか分からなかった。でも歌詞を読めばかなり恐ろしい物語なんだ」と語るように、映像の方も、中世からの宗教上の言い伝えや、それに反する混沌が散りばめられた独特な世界観となっている。66歳にして華麗なるカムバックを遂げた伝説のシンガー、デヴィッド・ボウイ。彼のユニークな世界にしばし浸ってみては?(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月09日ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー主演で家族の絆を描いた映画『インポッシブル』が2013年、日本公開されることが決定した。本作は、2004年末、3人の息子を連れてタイへバカンスに出かけた夫婦(ワッツ、マクレガー)が、クリスマスの翌日に大災害に見舞われ、離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜く姿を描いた物語。初の長編作『永遠のこどもたち』で一躍脚光を浴びたスペインの新鋭、J・A・バヨナが監督を務める。日本公開を前に本国スペインで公開され、5週連続で興行収入1位を記録、その後フランスやタイなど世界各国でも大ヒットをとばした本作。10月に行われた第25回東京国際映画祭ではWORLD CINEMA部門に特別招待され、全2回の上映はいずれも満席に。上映後はFacebookやTwitterで「ほぼ全編泣きっぱなし」「ラストまで微動だにできなかった」「ナオミ・ワッツがとにかく凄い」など、多くの感動の声が寄せられた。さらには、アカデミー賞の前哨戦となるゴールデン・グローブ賞では、ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、マリオン・コティヤール(『君と歩く世界』)らと並んでワッツが主演女優賞(ドラマ部門)に初のノミネート。夫役のマクレガーは本作ではノミネートされていないものの、『砂漠でサーモン・フィッシング』(コメディー/ミュージカル部門)で主演男優賞に候補入りを果たしている。賞レースでも注目を集めるふたりの演じる家族が、一体どんな感動をもたらしてくれるのか気になるところだ。本作は、2013年全国で公開される。『インポッシブル』2013年全国公開
2012年12月21日先日、ノミネートが発表された第70回ゴールデングローブ賞にて、主演のマリオン・コティヤールがドラマ部門の主演女優賞に、そして外国語映画賞に選出された『君と歩く世界』。本国・フランスでは『最強のふたり』に続くスマッシュヒットを記録し、当週のハリウッド作品を抜き初登場2位を獲得した本作の予告編がこのたびポスター・ビジュアルと共に、遂に解禁となった。南仏・アンティーブの観光名所・マリンランドのシャチ調教師・ステファニーを突然襲った事故は、彼女の人生を一変させた。満場の拍手を浴びながら、シャチによる華麗なショーを指揮している最中にステージが崩壊し、両脚を失う大怪我を負ってしまったステファニー。絶望の海に沈む彼女が出会ったのは、他者への愛を表現する術を知らないアリという名の不器用な男。哀れみの目を向けず、妙な気づかいもせず、自分に接してくるアリに不思議な魅力を感じたステファニーは、すでに諦めかけていた生きる喜びを呼び覚まされ、自らの意思で未来へ踏み出す力を掴み取っていく。宝石のようにきらめく幾つもの人生の発見に満ちあふれ、いかなる痛みや悲しみに打ちひしがれても這い上がり、時には生まれ変わることさえできる人間のもつ可能性を息を飲むような迫真のリアリティで描き出す本作。中でも注目すべきは“両足をなくした女性”という難役中の難役に挑んだマリオンの渾身の演技だ。今回公開となった予告編では、ステファニーとアリそれぞれの葛藤や、次第に変わっていく2人の姿が映し出される。同時公開となったポスター・ビジュアルにも「光射す方へ一歩ずつ2人で」とあるが、彼らはそれぞれの生きる希望をどのように見つけ、再び自身の人生を歩み始めていくのだろうか。美しい音楽で彩られる素晴らしい映像世界をひと足お先に堪能してみては。『君と歩く世界』は2013年4月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:君と歩く世界 2013年4月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinéma - Les Films du Fleuve – Lunanime
2012年12月19日12月13日(現地時間)に発表となった第70回ゴールデングローブ賞。このたびアカデミー賞の前哨戦としても注目度の高い本賞の外国語映画賞部門に、日本でも大ヒットを記録した『最強のふたり』を始め、マリオン・コティヤール主演『君と歩く世界』、ミヒャエル・ハネケ監督最新作『愛、アムール』、『A Royal Affair』(原題)、『Kon-Tiki』(原題)がノミネートされたことが明らかとなった。本国・フランスでの公開時には、『最強のふたり』に続くスマッシュヒットで当週のハリウッド作品を抜き初登場第2位を獲得、2012年の映画祭でも続々と受賞を果たすなど満を持してのゴールデン・グローブ賞のノミネートとなった『君と歩く世界』。フランスを代表する名匠ジャック・オディアールと組み、“両足をなくした女性”という難役に挑んだマリオンは本作で、見事ドラマ部門での主演女優賞にもノミネートを果たしている。マリオンは2012年ハリウッド映画祭に本作が出品された際、主演女優賞を受賞。来年の1月14日(現地時間)での授賞式にも期待ができそうだ。そして、外国語映画賞にノミネートされたもう一つの注目作が、誰しもが避けて通れない「老い」と「死」の淵に立つ夫婦の姿を、巨匠ミヒャエル・ハネケ監督が描く『愛、アムール』。2012年カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞、ヨーロッパ映画賞では作品賞を始め監督賞、主演男優賞、主演女優賞の主要4部門を受賞するなど快進撃を続ける本作。12月13日時点では、39個のノミネート、18個の受賞という驚異の記録をもつ本作の今後のゆくえにも注目だ。さらにノミネートされた『A Royal Affair』は正気でない王と結婚した若い王妃が、彼女の内科医と秘密の恋に落ちていき、国を変えるために彼との革命を決意するストーリー。そして『Kon-Tiki』では、筏・コンティキ号を建造し1947年に南アメリカからポリネシアへの航海に挑戦した人類学者であり海洋生物学者のトール・ヘイエルダールらの航海を描いた映画となっている。そして本国・フランスでは3人に1人が観たと言われ、各国の大統領なども関心を寄せる社会現象を巻き起こした『最強のふたり』も、もちろんノミネートを果たしている。果たして今年の外国語映画賞を制するのはどの作品か!?引き続き賞レースのゆくえから目が離せない。第70回ゴールデン・グローブ賞の授賞式は2013年1月13日(現地時間)に開催。■関連作品:君と歩く世界 2013年4月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinéma - Les Films du Fleuve – Lunanime愛、アムール 2013年3月9日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて公開© 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP
2012年12月14日マリオン・コティヤールが、「クリスチャン・ディオール」と提携して新作バッグのデザインを手がけたようだ。現在、マリオンは同ブランドの人気定番バッグ・ライン「レディ・ ディオール」の広告塔を務めているが今回、同ラインにパーソナルな作品を追加することになったという。レッド・カーペットなどではほとんど毎回ディオールのドレスを身に着けることで知られるマリオンだが、今回のコラボは「とても自然な成り行きで」実現したという。同ブランドは、今回のコラボにあたってスケッチやファブリック選び、ステッチなどの詳細に至るまでデザインの全てに参加しているマリオンに密着した舞台裏動画を公開している。同ビデオでマリオンは「実はロックンロール調のデザインにしようか、シンプルさを追求したものにしようかとっても迷っているのよ。これぞディオールっていう作品にしたいわね」とデザインの過程を語っている。また同ビデオと共に出された声明でディオール側は「マリオンは2008年からレディ・ディオールの顔を務めています。彼女は洗練されてエネルギッシュな女性の象徴です。マリオンが今回ディオールでバッグのデザインに乗り出したことは自然な成り行きでした」とコメントを残している。「レディ・ディオール」マリオン・コティヤール動画ページ■関連作品:君と歩く世界 2013年4月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinéma - Les Films du Fleuve – Lunanime
2012年12月06日『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で世界中を魅了し、フランス人女優として49年ぶり2度目のアカデミー主演女優賞の快挙を成し遂げたマリオン・コティヤール。その後も『ミッドナイト・イン・パリ』や『ダークナイト ライジング』など話題作への出演が相次ぐ彼女が、現代のフランスを代表する名匠ジャック・オディアール監督とタッグ組み、両足をなくした女性という難役中の難役に挑んだ『君と歩く世界』の公開が2013年4月に決定した。南仏・アンティーブの観光名所・マリンランドのシャチ調教師・ステファニーを突然襲った事故は、彼女の人生を一変させた。満場の拍手を浴びながら、シャチによる華麗なショーを指揮している最中にステージが崩壊し、両脚を失う大怪我を負ってしまったステファニー。絶望の海に沈んだステファニーが出会ったのは、他者への愛を表現する術を知らないアリという名の不器用な男。哀れみの目を向けず、妙な気づかいもせず、自分に接してくるアリに不思議な魅力を感じたステファニーは、すでに諦めかけていた生きる喜びを呼び覚まされ、自らの意思で未来へ踏み出す力を掴み取っていく。2012年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、フランス本国ではスマッシュヒットを記録した本作。宝石のようにきらめく幾つもの人生の発見に満ちあふれ、いかなる痛みや悲しみに打ちひしがれても這い上がり、時には生まれ変わることさえできる人間のもつ可能性を、息を飲むような迫真のリアリティで描き出す。『天使が隣で眠る夜』(’94)で監督デビューを果たしたオディアール監督は、いまやカンヌ映画祭やセザール賞の常連。前作『預言者』ではカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞している。そして過酷なハンディキャップを抱えたヒロイン・ステファニーを演じたマリオンは、身体的制約の厳しい条件下にも関わらずドラマティックな感情の起伏をナチュラルに表現し、その素晴らしい演技力で2013年度アカデミー賞主演女優賞ノミネート最有力とも囁かれているほど。またもう一人の重要人物にして、比類なき存在感を放っているのが、アリに扮した新星マティアス・スーナールツだ。そんなアリの人間性の目覚めをきめ細やかに描き、「人はなぜ一人ではなく誰かと一緒に生きたいと願うのか」という根源的なテーマを探求したオディアール監督の視点の奥深さには感銘を受けずにはいられない。オスカー女優・マリオンと名匠・オディアール監督がタッグを組んで描く、再生と希望の物語。さらにグラミー賞の最優秀新人賞を射止めたシンガー・ソングライター、ボン・イヴェールが提供した挿入曲が、観る者の胸にエモーショナルな響きを与えてくれるはず。カンヌでの上映、フランスでのヒットに続き、ロンドン映画祭で最優秀作品賞を獲得するなど並々ならぬ大反響を呼び起こしている本作だけに、来年の公開が待ちきれない。『君と歩く世界』は2013年4月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:君と歩く世界 2013年4月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinéma - Les Films du Fleuve – Lunanime
2012年11月20日ジェニファー・ローレンスが、新しい「クリスチャン・ディオール」の顔に抜擢された。日本でも『ハンガー・ゲーム』が先月28日(金)から公開されているジェニファーだが、今回新たに同ブランドの「ミス・ディオール」の新作ハンドバッグで広告塔を務めることが明らかとなった。過去には、マリオン・コティヤール、ミラ・クニス、ナタリー・ポートマン、シャーリーズ・セロンなどが同ブランドのアンバサダーを務めてきた。そしてラグジュアリーブランドの顔になるのは今回が初めての経験という、22歳のジェニファーが今回新たに抜擢された。今年7月のパリ・クチュール・ウィークで、クリスチャン・ディオールの新デザイナーのラフ・シモンズが同ブランドのデザイナー就任後初の作品を披露した際に、ショーに出席していたという経緯もある。まさに“旬な女優”へと成長したジェニファー。彼女を据えた広告は、来年初春にもお披露目される予定だという。映画の待機作には、主演を務めたホラー映画『ボディ・ハント』は11月17日(土)より日本でも公開予定だ。■関連作品:ボディ・ハント 2012年11月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2012 HATES, LLC. All Rights Reserved.ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月11日公開中の映画『ダークナイト ライジング』の13分にもおよぶ特別動画がこのほど公開された。クリストファー・ノーラン監督をはじめとするスタッフと主要キャストへのインタビューと、撮影現場の記録映像で構成されており、映画を観た観客も、これから観賞する人にも必見の内容になっている。『ダークナイト・ライジング』メイキング映像特別動画ではまず、ノーラン監督、プロデューサーのエマ・トーマスらが作品にかける想いを語り、主演のクリスチャン・ベールを始め、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンら本作の主要キャストが自身が演じたキャラクターについて解説し、ノーラン監督との仕事を振り返っている。後半に登場する撮影風景をおさめた映像で注目すべきは、縦横無尽に動き回るフィルム・カメラだ。ノーラン監督は以前より“極力デジタル技術を使用しない”という方針をとっており、本作も撮影はすべて35ミリと70ミリIMAXのフィルムカメラで行われた。そして、その方針は撮影以外の部門にも及んでおり、『…ライジング』のほとんどのカットは、設営されたセットやロケーションで実際に生身の俳優たちが演じた映像で構成されている。危険な空中でのスタント、広大な地下水道のセット、1万人を超えるエキストラ、街を飛ぶ巨大なポッド…そのすべてが実際に撮影されたものだ。もちろん、実際に撮るかデジタルを使うかは手段でしかなく、最終的には“完成した映画”がすべてではあるが、ノーラン監督のこだわりが作劇だけでなく、撮影手法にまで徹底されていることがよくわかる映像になっている。『ダークナイト ライジング』公開中
2012年08月01日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』が28日(土)から日本公開される前に、ノーラン監督が本作が生まれた経緯や、新キャストについて語った特別動画が公開された。特別動画本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く3部作の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。前作『ダークナイト』が全世界で圧倒的な興行成績を記録し、多くの映画賞を受賞するなど批評的にも高い評価を得たノーラン監督は、すぐに次回作に着手せずに、前作を超える物語を構想することに力を注いだという。特別動画では、「すべてが固まってから製作を決めた」というノーラン監督が最終章に着手する前に、どのような点について懸念し、構想し、製作決定に至ったかについて振り返っている。そのほか特別動画には『…ライジング』に登場する新キャラクター・ベインと、ベインを演じたトム・ハーディに関するコメントや、IMAX撮影の魅力についてノーラン監督が語る模様が収録されている。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月25日『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が豪華キャストを迎え、悪を滅ぼす闇の騎士“ダークナイト”の最終決戦を描く傑作シリーズの最新作にして最終章『ダークナイト ライジング』が7月28日(土)より公開となる。全世界待望の公開に先駆けて、7月16日(現地時間)、“ゴッサムシティ”ことニューヨークにてワールド・プレミアが開催され、ノーラン監督、主演のクリスチャン・ベールら豪華キャスト&スタッフが勢揃いした。前作から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な殺し屋・ベインによる死闘、謎を秘めた“キャットウーマン”ことセリーナ・カイルの真実に迫っていく。本作に対する熱狂ぶりを象徴するように、ニューヨークのAMC Lincoln Square−IMAX Theater前にて行われたブラックカーペット・イベントでは、完結編の初のお披露目の場を一目見ようとファンが大挙しブロードウェイの一車線を完全封鎖せざるを得ないほどに。映画をイメージしたバットエンブレムを散りばめたレッドカーペットならぬブラックカーペットに錚々たるキャストたちが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に!その圧巻の光景に世界各国から集まった総勢約200名もの報道陣からのフラッシュの嵐が会場を覆いつくした。本作の出演で「私の人生もいろんな意味で変わった」と話すバットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン。新たなキャストたちとの共演については「クリス(監督)は常に素晴らしい俳優を選びますね。みんな素晴らしい俳優で、映画のセットで常に新しい空気があるというのは、やりがいがありました」と清々しい笑顔で語った。また、純白のドレスで登場したキャットウーマン役のアン・ハサウェイは、「昔の映画や女優さんと猫に関するリサーチをたくさんしました」とコメント。これまでにも大女優たちが演じてきたこの役の出来栄えについては「昔の女優さんには申し訳ないけど、新しい役作りができたと思う。この作品はいままでとは全く違う世界なので、きっと分かってもらえると思う」と自信をうかがわせた。先日めでたく婚約を果たしたばかりのアンだが、キャットウーマンのセクシー衣裳についても「(婚約者も)とっても気に入ってくれました」とのろける一幕も。ゴードン市警本部長役としてシリーズ全作に携わってきたゲイリー・オールドマンからは、本作から警官ジョン・ブレイク役で参入したジョゼフ・ゴードン=レヴィットについて「最高でした!ジョゼフとのシーンがたくさんあって、それが映画で良い感じなんです。ずっと彼のファンだったので、やっと一緒に仕事ができて嬉しかった」と意外な一面を見せ、手放しで後輩を称えた。また、8年間携わってきたシリーズの終焉を迎え、「少し寂しいよ。8年間というのは、学校みたいなもんだね。卒業して、離れると同じように、また会う人もいれば、会わない人もいる」(ゲイリー)、「長く一緒にいたグループとさよならするのは、特にこのグループのように仲が良いというのは、ノスタルジーが少し残りますね」(モーガン・フリーマン)とベテラン勢からは哀愁の残るコメントが寄せられた。前作『インセプション』に続くノーラン作品への出演となったマリオン・コティヤール(ミランダ・テイト役)とトム・ハーディー(ベイン役)は「監督の作品ならいつでも出演したいわ。彼は素晴らしいアーティストで、ビジョンもしっかり持っている。本当に楽しかった」(マリオン)、「自分が自分のことを羨ましいと思っているよ」(トム)と、監督の類まれなる才能に心酔しているよう。徐々にその内容が明かされつつある『ダークナイト ライジング』。まもなくアン・ハサウェイやジョセフ・ゴードン=レヴィットらが本作を携え来日し、7月25日(水)にはジャパン・プレミアが開催される予定。いよいよもってこの注目作の目撃者が誕生する。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月18日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』が28日(土)から日本公開を迎える。長らくその内容がヴェールに包まれてきた本作だが、このほどノーラン監督のコメントが到着した。その他の写真本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く3部作の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。欲望が渦巻く街ゴッサムで自らの正義を貫くために、ありとあらゆる犠牲を払って孤独な戦いを続ける男ブルース・ウェイン。これまで様々なクリエイター、映画監督たちが彼を描いてきたが、ノーラン監督は「ブルース・ウェインというキャラクターの魅力は、“巨額の富”以外に彼が何も超人的なパワーを持たないという点だ。だから、生身の人間として彼にアプローチでき、彼を通して僕らが生きている世界を見ることができる」と分析する。だからこそノーラン監督は、ウェインや登場人物たちが抱える感情の起伏を、目もくらむようなアクションシーンと同じレベルで描きこんできた。「この映画で描かれる感情はとても激しく、誇張されている。日常的なストーリーには応用できないようなものなので、将来、私は恋しく思うだろうね。この映画のキャラクターたちだったからこそ、描くことができたものであり、それは大きな喜びだった」。そんなノーラン監督が描く最後のブルース・ウェインの物語が『ダークナイト ライジング』だ。前作『ダークナイト』でウェインは街を救うことと引き換えに愛する女性を失い、街の守護者としてのアイデンティティも喪失した。新作はそこから8年後の物語になる。「僕たちがこだわったのは、前作の結末がゴッサムに影響をもたらすことであり、実際にそうなっている。表面的には、ゴッサムはずっと安全な街になっているんだ」。ジョーカーの危機は去り、ウェインも姿を消し、街に平和が訪れた。しかし、ノーラン監督は新作を完成させた。“新たな脅威”を描くためではなく、ウェインが姿を消し、ゴッサムが平和になったという“結末が招いた事態”を描くためだ。「この映画は、様々な“行動の結果”を出発点にしている。この映画は影響の重大性を描いたものであり、贖罪を描いたものであり、じつに多くのことを描いている」と語るノーラン監督。最終章は、単純な新作や続編ではなく、壮大な3部作に幕を引くための物語になっているようだ。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月12日アカデミー賞受賞作『アーティスト』でフランス人初の主演男優賞獲得の快挙を果たしたジャン・デュジャルダンの最新主演作『プレイヤー』が6月23日(土)より公開となる。プレイボーイという役どころでコメディアンの実力を発揮する“ダメ男”ぶりに注目の本作だが、注目すべきは彼のみならず!彼に負けず劣らず、色気あるダメ男ぶりを露呈しているのが、同じくフランス随一の伊達男、ギョーム・カネ。その何とも情けない“浮気現場”の一幕を動画にてお届け。ジャン・デュジャルダンとジル・ルルーシュの2人の浮気男の情けなくも愛おしい大人の恋愛ゲームを中心に、各監督による9つのストーリーがオムニバス形式で展開する本作。ギョームは、妻子がいながら浮気に身を投じる、正真正銘の“ダメ男”を演じている。現在公開中の『恋と愛の測り方』では、キーラ・ナイトレイ扮するかつての恋人にスマートに、そして情熱的なアプローチをするフランスの“イイ男”を魅力的に演じていたギョーム。俳優として母国・フランスだけでなく英国圏でも人気を集め、私生活では2001年に女優ダイアン・クルーガーと結婚し、2006年に離婚。現在は、ハリウッドでも幅広い活躍を見せ、フランスを代表する女優マリオン・コティヤールと交際中で昨年には第一子を設ける、正真正銘の“モテ男”なのだが、その華麗なるイメージを本作では見事に覆している。浮気相手との情事を終えた直後に、突然妻が帰ってくるという惨事に見舞われてしまった夫(ギョーム)。その証拠を隠すべく、彼が取るとんでもない行動とは…?色男にしてダメ男なギョームのチャーミングな魅力と共に、ぜひ一笑いを。『プレイヤー』は6月23日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:プレイヤー 2012年6月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開
2012年06月22日先日、歓喜の中閉幕を迎えたカンヌ国際映画祭。その公式スポンサーである高級宝飾ブランド「ショパール」が主催する「ショパール・トロフィー 2012」授賞式パーティーが、5月18日(現地時間)にカンヌのホテル・マルチネスの最上階テラスで行われ、今後最も活躍が期待される若手俳優に授ける「ショパール・トロフィー賞」が『ファミリー・ツリー』のシャイリーン・ウッドリーと『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラーの2人に贈られた。2001年より国際映画界の新しい才能を奨励することを目的に、その年の“映画界の新星”となる女優・男優それぞれ一人ずつを選び、その功績を称える同賞。今年はショパール主催のもと、アメリカのエンターテインメント雑誌「Variety」誌も共同で参加。過去の受賞者には、フランスが誇る実力派女優オドレイ・トトゥやマリオン・コティヤール、最近では『ミッドナイト・イン・パリ』のレア・セドゥなど、映画界の第一線で活躍する錚々たる顔ぶれが並ぶ。授賞式には、シャイリーンは太ももまでスリットが効いた黒のドレスに「ジェイソン・ウー」のサンダルを合わせた大人セクシースタイル、エズラは長髪にハットでパンキッシュな雰囲気な中にタキシードでしめ、個性が光るパーティスタイルで登場。現在、シャイリーンは20歳、エズラは19歳とまさにこれからの活躍が楽しみな2人。シャイリーンは本年度アカデミー賞で脚本賞を受賞した『ファミリー・ツリー』でジョージ・クルーニー演じるちょっとダメな父親に反抗しながらも支えるしっかり者の娘・アレックスを演じ、映画初出演とは思えぬ繊細な演技でナショナル・ボード・オブ・レビュー助演女優賞授賞を始め、各国の映画祭で多くの賞賛を浴びた。一方、エズラは『少年は残酷な弓を射る』で母親に恨みを持ち、遂には家族を破滅へと追いやる悪魔のような少年を熱演。その過激すぎる内容が世界中で賛否両論の大論争を繰り広げる中、妖艶で危険な美貌と複雑な心情を見事に演じ上げるさまが多くの女性を虜にし、映画人たちの間にも強い印象を残している。授賞式のプレゼンターとして若き才能を祝福したのは、今年カンヌでハイチ支援のチャリティ・イベントを開催したショーン・ペン。ショーンからそれぞれトロフィーを手渡される際も、2人は堂々とした立ち振る舞いで大物の予感をさせた。今後、エズラはエマ・ワトソンとの共演作『The Perks of Being a Wallflower』(原題)、さらにミア・ワシコウスカ主演の『ボヴァリー夫人』への出演も決定している。『ファミリー・ツリー』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中、『少年は残酷な弓を射る』は6月30日(土)よりTOHOシネマズ シャンテにて公開。(Photo by ショパール)特集:特集:第65回カンヌ国際映画祭特集:ハリウッドニューセレブ■関連作品:少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010ファミリー・ツリー 2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox
2012年05月31日ミヒャエル・ハネケ監督の『Amour』(原題)が最高賞のパルム・ドールに輝いた、第65回カンヌ国際映画祭。監督のみならず主演を務めた名優2人(ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ)も登壇してスピーチを行い、大きな感動に包まれて映画祭は閉幕した。おしゃれ女王は断然、ダイアン・クルーガー!ハリウッド・スターも大挙した映画祭では12日間の開催期間中、女優たちも連日華やかなファッションで競い合った。とりわけ、コンペティション部門で審査員を務めたダイアン・クルーガーは文句なしに今年の映画祭の“おしゃれ女王”!公式上映、ガラ・パーティなどのイベントで、さまざまなブランドのドレスを披露した。オープニング・セレモニーでは、「ジャンバティスタ・ヴァリ」のミントグリーンのシフォン・ドレス。ワンショルダーの肩から背中に流れる長いケープが、歩くたびに翻って美しいラインを描いていた。同日撮影の審査員の集合写真では、「ヴェルサス」のチョコレート色のセクシーなミニドレス。ほかに白いレースのドレスに紫のコサージュをあしらった「二ナリッチ」、「シャネル」、「ヴェルサーチ」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」、「バルマン」、「カルバン・クライン」などなど、どれも見事に着こなす。クロージング・セレモニーには、「ディオール」のオート・クチュールのドレスで登場。大きくふくらんだスカートで、フォトコールでは隣りのアレクサンダー・ペイン監督と距離が生じてしまうほどだった。2月のオスカー授賞式の刺繍ドレスが注目を浴びたジェシカ・チャステインは、オープニング・セレモニーに胸のカットが独創的な白のドレスで登場。ブランドはオスカー授賞式と同じく「アレキサンダー・マックイーン」だ。ヌードカラーとゴールドのコンビネーションが色白の肌に馴染む「グッチ・プレミア」のドレス、「ジョルジオ・アルマーニ」や「カルバン・クライン」など、カジュアル、セクシーと様々な要素を使い分けていた。現在妊娠中のリース・ウィザースプーンは、マシュー・マコノヒーと共演の『Mud』(原題)の公式上映に登場。エンパイア・スタイルの「アトリエ・ヴェルサーチ」のロイヤル・ブルーのドレスとハイヒールで体型をカバーした。赤のドレスで魅せた女優たち主演作『The Paperboy』(原題)公式上映時のニコール・キッドマンは「ランヴァン」のワンショルダーのドレス。落ち着いた赤で大人の女性らしい魅力を引き立てる。フォトコール時に着用の「アントニオ・ベラルディ」のドレスは燃えるような赤だった。オープニング・セレモニーで司会を務めたベレニス・ベジョの「ルイ・ヴィトン」のドレスも深紅。クリステン・スチュワートも「リーム・アクラ」の鮮やかな赤のドレスでレッド・カーペットに立った。クリステンが『On The Road』(原題)公式上映時に着た「バレンシアガ」のニコラ・ゲスキエールによる総刺繍のロングドレスは大胆なスリットが入ったセクシーなデザイン。「レベッカ・ミンコフ」のブレザーにバレンシアガの派手なプリントのパンツを合わせるなど、個性的なファッション・センスも発揮した。今年流行のネオンカラーの着こなしもリゾートという立地に映えるネオンカラーもキルスティン・ダンストを始め、多くの女優たちが好んで着ていた。ミア・ワシコウスカの「プラダ」のワンピースも愛らしい彼女の雰囲気にぴったり。「シャネル」、「エミリオ・プッチ」、「エリ・サーブ」なども人気が高かった。広告モデルを務める「ディオール」のドレスで決めたマリオン・コティヤールは公式上映時にはダーク・ネイビーと黒のロングドレスでクラシックなスタイル、日中のフォトコールではヌードカラーのワンピースと、TPOに合わせて変身してみせた。イベントの多い映画祭では、一人一人が数パターンのコーディネートを披露するのが楽しい。それにしても毎日、場合によっては1日のうちに何度もお色直しをしながら、ハズレはほとんどなしだったダイアンはお見事。出品作の審査にドレス選びに、と超多忙な12日間だったことだろう。(text:Yuki Tominaga)特集:第65回カンヌ国際映画祭© 2012 Getty ImagesPhoto © Charly HEL / Pix’HEL© 2012 Venturelli■関連作品:Lawless (2012/原題)On The Road (原題)The Paperboy (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】日本代表・若松孝二&井浦新、カンヌへの特別な思い語る【カンヌレポート】ミヒャエル・ハネケ、2本連続でパルム・ドール受賞!【カンヌレポート】ロバート・パティンソン、ホテルにこもりきりの撮影裏話明かす【カンヌレポート】ザック・エフロン、ニコールとの恋に「全く年の差感じなかった」【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす
2012年05月30日「ぴあ」調査による5月25日、26日公開の映画・満足度ランキングは、人気SFシリーズ第3弾『メン・イン・ブラック3』がトップに輝いた。2位にウディ・アレン監督作『ミッドナイト・イン・パリ』が、3位に香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が出演した『ガール』が入った。1位の『メン・イン・ブラック3』は、地球に生息する異星人たちを監視する“MIB”のエージェント“K”と“J”の活躍をシリーズ初の3Dで描いた超大作。出口調査では「現在、過去、未来に渡る大掛かりなストーリーで見応えがあった」「前作と違って主人公ふたりの心情に焦点を当てたところがいい。エイリアンの姿など映像のクオリティーの高さにも満足」「若い頃の“K”を演じたジョシュ・ブローリンは、トミー・リー・ジョーンズにソックリでよかった」「感動的な部分とギャグが上手くミックスされたラストシーンが印象的」「エージェント“K”と“J”のように仕事場の上司と観に行っても楽しめる作品」など、子どもから60代までの世代を超えて高い満足度を集めた。2位の『ミッドナイト・イン・パリ』は、1920年代のパリにタイムスリップした主人公の出会いや交流を描くロマンティックなラブコメディ。アンケート調査では「昔のパリの文化や歴史が表現されていて素晴らしい時間だった。ウディ・アレン監督の中で一番好きな映画になった」「街並みがノスタルジックで郷愁を抱かせるような映像が多く、デートにピッタリの1本」「マリオン・コティヤールなど女優の優美さが物語の世界観を際立たせていた」「パリに行ってみたくなった。恋している人にオススメ」など、アレン監督のファンからも好評だった。(本ランキングは、2012年5月25日(金)、26日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年05月28日鬼才クリストファー・ノーランが壮大なスケールで描く「バットマン」シリーズ最終章『ダークナイト ライジング』。いまだ多くの謎に満ちた本作だが、先日公開となったアン・ハサウェイ扮するキャットウーマンの新たなビジュアルに続き、本作の第3弾となる予告編映像が到着!注目の物語の一端が徐々に明らかとなってきた。前作『ダークナイト』から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な殺し屋・ベインの対決、謎を秘めた“キャットウーマン”ことセリーナ・カイルの真実に迫っていく本作。「この映画で、僕が子供のときに刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている」と高らかに宣言しているノーラン監督。その自信もこちらの映像を見れば納得!「“嵐”が来るわ…」と不吉を予測するセリーナ・カイル(キャットウーマン)の不安を煽る言葉で幕を開けるこちらの映像。そこに映るのはカオスと化した街、キャットウーマンの暗躍、そしてベインに囚われ絶体絶命の危機に陥った“ダークナイト”…。ゴッサム・シティを悪の手から守ってきたダークナイトの最大の危機に怯える者の様子もあれば、セリーナの口からは「まだ人の犠牲になる気?」との忠告も。“ダークナイト”ことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベールにアン・ハサウェイの関係も徐々に明らかになってきたが、彼らを取り巻くマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゲイリー・オールドマンら豪華キャストの誰もが浮かべるのが、最大のピンチを前にした不安の表情。小さな違和感から確信的な歪みへ、最凶の敵・ベインの手によって“嵐”が街に襲いかかるが、ダークナイトはこれにどう立ち向かっていくのか?『ダークナイト』では2008年の公開当時、『タイタニック』に次ぐ5億3,334万ドルで全米興行成績歴代2位(MOJO調べ)という驚異的な記録を打ち立て、『インセプション』(’10)では全世界で驚異の8億ドル越えを打ち立てたノーラン監督。いまやハリウッドでは、ジェームズ・キャメロンに次ぐマネーメイキング・ディレクターと言われる彼の新たな記録に期待が集まる。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC■関連記事:完璧すぎるスタイルに釘づけ!ネコ耳&マスク着用の“アン版”キャットウーマン披露アン・ハサウェイ、役作りで1日500カロリーの過激なダイエット実行説を否定ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!ジョセフ・G=レヴィットが監督・脚本・主演に挑戦。共演はスカーレット・ヨハンソンバットマンに迫る最大の敵も登場『ダークナイト ライジング』注目の新予告編が到着!
2012年05月23日本日よりいよいよ開幕となった第65回カンヌ国際映画祭。毎年異なるスタイリッシュなビジュアルで会場でも披露されるポスター・ビジュアルだが、今年のメインビジュアルに選ばれたのは“永遠のセックス・シンボル”マリリン・モンロー。没後50年にあたる節目にあって、いまも尚多くの人たちを魅了し続ける伝説の大女優にオマージュが捧げられている。今年のカンヌ映画祭では、そんな彼女に負けず劣らずの美貌と実力を誇る“現代のミューズ”たちの注目の最新作が数多く集まっている。その中から注目すべきミューズ&映画をご紹介。まずは、2007年公開の『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でオスカー女優の称号を手にしたフランス出身の人気女優、マリオン・コティヤール。『真夜中のピアニスト』などで知られるジャック・オーディアール監督との初タッグを果たした『Rust & Bone』(英題)で、彼女は悲劇的な事故により、脚と夢をいっぺんに失ってしまう女性・ステファニーを演じる。夢を閉ざされ絶望の淵に立たされたステファニーは、家もお金も友人もいない男・アリと出会い、恋に落ち、希望の光を見つけていく。同作はコンペティション部門に出品。体を張った難役に果敢に挑んだマリオンの女優魂がいかに評価されるのか?一方、若手女優の中でもここ数年でめきめきと頭角を現しているのが、『Lawless』(原題/コンペティション)のミア・ワシコウスカ。本作の舞台は1931年、禁酒法真っ只中のアメリカ。密売人として名を馳せていたボデュラント兄弟が自分たちの生きる道を守るため、汚職にまみれた警察、専横的な司法、そしてライバルのギャングたちと闘う姿を描いたハードボイルドな本作で、ミアはシャイア・ラブーフ扮するジャックが恋に落ちる美女・バーサを演じている。ほかにもトム・ハーディやゲイリー・オールドマン、ガイ・ピアース、ジェシカ・チャステインと錚々たる面々が集結している本作。映画祭でのキャスト集合も期待されるところ。映画祭の舞台、フランスのミューズたちももちろん忘れてはならない。そのうちのひとりが、シャルロット・ゲンズブール。女優としてだけでなくファッション・アイコンとしても注目される彼女が出演するのは、「ある視点部門」に出品された、詩人アルフレド・ドゥ・ミュゼの自伝に基づいた映画『Confession of a Child of the Century』(英題)。ケイト・モスの元カレであり、ミュージシャンのピート・ドハーティを主演に迎えた本作で、シャルロットはピート演じる10歳年の離れた青年と情熱的な恋に落ちる未亡人を演じる。お騒がせロックン・ローラー、ピートのスクリーンデビュー作とあって映画業界のみならず、音楽業界でも話題となっている本作のカンヌでの反響にも期待が高まる。もうひとりは、“永遠に愛されるミューズ”の代表格、オドレイ・トトゥ!最近では『ココ・アヴァン・シャネル』で、『アメリ』のイメージを払拭し時代のリーダーを見事に演じきった彼女。この演技の幅の広さこそが、彼女が映画界で愛される理由といえよう。本映画祭では、彼女の最新作であり、今年4月に逝去したクロード・ミレール監督の遺作となった『Thérèse D』がクロージング作品として上映される。政略結婚が広く行われていた時代のフランス・ランド地方を舞台に、前衛的な考えを持ち、地方に根差す慣習に縛られない女性をオドレイが演じる。自らに課された運命から解放され人生を満喫するために、あらゆる手を尽くす彼女の姿は、現代の女性たちにも生きる“ヒント”と“勇気”を与えてくれそう。もちろん、この美しきミューズたちはほんの一部。今年のカンヌ映画祭には、今後の映画界を担うであろう次世代ミューズたちの出演作もまだまだ多数出品される。自由に飢えた3人の若者の旅路を描いたロードムービー『On The Road 』(原題)で奔放で魅力的なヒロインを演じるクリステン・スチュワートもそのひとり。プライベートのパートナーとしてたびたび報じられる、ロバート・パティンソンも主演作『COSMOPOLIS』(原題)も本作同様にコンペ部門に出品されるとあって、もしかしたら2人のツーショットが見られるチャンスも!?ミューズに注目しただけでもひと味違う楽しみ方ができる今年のカンヌ。開催は、5月16日から27日まで。特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:Thérèse D (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]Confession of a Child of the Century (原題)Lawless (原題)Rust & Bone (原題)On The Road (原題)■関連記事:ユアン・マクレガー、A・ペイン監督らが今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門審査員にミス・ユニバース優勝の森理世が故郷・静岡とカンヌの結びつきを猛アピール!三池崇史、2年連続でカンヌに殴りこみ!『愛と誠』、カンヌ国際映画祭で上映決定
2012年05月16日鬼才クリストファー・ノーラン監督が壮大なスケールでダークナイト伝説の終焉を描く、バットマンシリーズ最終章『ダークナイト ライジング』。昨年末公開された新ポスタービジュアルに続き、いまだ多くの謎に包まれた本作の物語のヒントを与える予告編第2弾の映像がついに解禁となった。ノーラン監督曰く「前作『ダークナイト』から8年後という設定で始まる。バットマンはゴッサム・シティを破壊しようとする残虐な殺し屋・ベインと対決し、謎めいたセリーナ・カイル(キャットウーマン)の真実を暴くという内容」という本作。シリーズ第1作『バットマンビギンズ』ではバットマン伝説の起源とゴッサム・シティの悪を滅ぼすダークナイトの誕生を、続編『ダークナイト』では天敵・ジョーカーとの壮絶な戦いを描いてきたが、最終章となる本作では、平穏が訪れたゴッサム・シティに再び悪の手が忍び寄り、バットマンは最強の敵と言われるベインとの対決を強いられることになる。撮影現場での取材では、全世界のジャーナリストに対し一切ストーリー説明はされず、厳重な緘口令のもと撮影を実施していたほどだが、今回到着した予告編ではクリスチャン・ベイル扮するバットマン(ブルース・ウェイン)はもちろん、本作から新たに登場する重要キャラクターが登場!バットマンに平和の終焉と“嵐”の到来を警告するキャット・ウーマンことセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)に、様々な悪の企みを抱えるベイン(トム・ハーディ)ほか、微笑を浮かべるマリオン・コティヤール、何かに追われている様子のジョセフ・ゴードン=レヴィットなど、主要キャストの姿もお目見えに。さらに、空中を走行するバットモービルや、ベインの手により派手に崩壊されていくアメフトのグラウンドなど、鬼気迫る映像が次々と展開される。一足先に公開されたiTunesでは、24時間で1,250万件というiTunes史上最高のダウンロード数を記録したこちらの予告編。注目度の高さを証明した本作をして、「僕が子供のときに刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている。それを再現することにいま格闘をしている。編集はまだ始めたばかりだから、最後にどうなるかといったことは聞かないでほしい(笑)。本作は夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」とノーラン監督は自信を見せる。果たして、彼の描く“終焉”の形とは一体…?ヒント満載のこちらの映像を見逃すべからず!『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC■関連記事:被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返りバットマン、遂に正体がバレる!?『ダークナイト ライジング』壊れたマスクの意味チャン・イーモウ監督新作でのクリスチャン・ベイル起用は、スピルバーグの助言で実現アン・ハサウェイ、「子供の頃の夢だった」キャットウーマン姿をお披露目!『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?
2012年01月06日2012年注目の超大作、鬼才クリストファー・ノーランが手がけるバットマンシリーズの最終章『ダークナイト ライジング』がこのほど、2012年7月28日(土)に日本公開されることが決定。意味深な劇場用ポスター第2弾のビジュアルも初公開となった。バットマン伝説の起源と、ゴッサム・シティの悪を滅ぼすダークナイトの誕生を描いた『バットマンビギンズ』(’05)、アカデミー賞を受賞したジョーカー役の故ヒース・レジャーの怪演光る続編『ダークナイト』(’05)に続くシリーズ第3作目にして最終章となる本作。主人公・バットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベイルを始めとする続投キャストに加え、キャット・ウーマン(セリーナ・カイル)役にアン・ハサウェイ、バットマンの最強の敵と言われるベイン役にトム・ハーディ、さらにマリオン・コティヤールとジョセフ・ゴードン=レヴィットとノーラン監督作『インセプション』のキャストが集結し、アメリカ、インド、イギリス、スコットランドの3大陸に渡る壮大なスケールで撮影は敢行された。“ダークナイト伝説の終焉”ということ以外、一切ストーリーが明かされていない中での今回のポスター解禁。そこには「伝説が終わる」の文字とともに、圧倒的なパワーとジョーカーを凌ぐ知能を持つ、バットマンの最強の敵と言われるベインの後ろ姿が描かれている。そして目に飛び込んでくるのが、バットマンの壊れたマスク。最強の敵との戦いの末、ついにバットマンの正体がこの世に知られてしまうのか…?まだまだ多くの謎に包まれた本作だが、実はその6分間のプロローグ映像が12月16日より北米を皮切りに世界中で順次、IMAX(R)シアター70mmフィルム上映館にて限定上映を開始している。前作『ダークナイト』でメジャー作品としては初めてIMAXカメラを駆使し、新たな映像世界を見せつけたノーラン監督は、「今回ゴッサム・シティを再び描くにあたり、このユニークなフォーマットをもっと多用するべきと決めた。今回見せる6分間のシークエンスは、悪役(ベイン)を紹介する内容で、映画ファン、バットマン・ファンたちに、このフォーマットによる本作がどんなものになるかを感じてもらいたいと思っている。本作は来年の夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」と注目の映像を紹介、並々ならぬ自信をうかがわせた。なお、こちらのプロローグ映像の日本での上映は未定である。『ダークナイト ライジング』は2012年7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト 2008年8月2日、3日先行公開、8月9日より丸の内プラゼールほか全国にて公開TM & © DC Comics© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.■関連記事:被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返りチャン・イーモウ監督新作でのクリスチャン・ベイル起用は、スピルバーグの助言で実現アン・ハサウェイ、「子供の頃の夢だった」キャットウーマン姿をお披露目!『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?『バットマン』シリーズ最新作に『インセプション』の2人の出演が決定
2011年12月28日『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダ―バーグ監督が手がける注目の最新作『コンテイジョン』がいよいよ日本公開となる。マット・デイモンやマリオン・コティヤールといった並み居るオスカー俳優たちとの競演で、彼らを喰うほどの名演を本作で披露するジュード・ロウが、作品の見どころについて語ってくれた。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本を始め世界中に感染が拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった――。世界規模で未曾有の緊急事態に陥った人間の“恐怖”を克明に描き出した本作でジュードが演じるのは、その新型ウイルスの存在に初めて気づき、政府が隠ぺいする事実を全世界に知らしめようとするフリージャーナリストのアラン・クラムウィディ。民衆に全てを明かそうとする正義が彼を突き動かすのだが、そのジャーナリスト魂によって公開された真実こそが未曾有のパニックの元凶に…。世界的パニックの張本人とも言える、一筋縄ではいかない役どころをジュードはこう語る。「パニックが蔓延し市民は政府に指示されるがままだが、そんな中、アランは“市民の声”である。僕はそこが気に入ったんだ」。さらに「彼の主張は、観客たちの判断に委ねられる」と含みのある言葉で、波紋をもたらすであろうアランの行動について語るジュードは、本作で描かれる“コンテイジョン=伝染・感染”のもうひとつの意味について「実際のウイルスのアウトブレイク(感染が爆発的に広がること)と同時に、アランが作り出すアウトブレイクは人の恐怖心を利用したものなんだ」と解説。本作のキャッチコピー“【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。”という言葉が示す、ソダ―バーグ監督のメッセージの核心に触れていく。「判断は観客に委ねられる」という意味深な言葉の真相は劇場で確認するとして、まずは本作の真髄を語るジュードの熱弁をたっぷり8分間楽しんでみては?『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:スティーヴン・ソダーバーグ監督が3年ぶりに来日「問題提起し続けたい」マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月14日アカデミー賞監督のスティーヴン・ソダーバーグが3年ぶりに来日し11月10日(木)、記者会見を行い、最新作『コンテイジョン』の見どころを語った。突如発生し、爆発的に感染拡大する新型ウイルスに全人類が立ち向かうパニック大作。「極限の状況下で、人間はどう行動するべきか。パニックを起こすだけでは何も解決しない。答えを提示するだけの作品ではないので、ぜひ自分自身で考えてほしい」とアピールした。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本にも感染は拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった…。ソダーバーグ監督は、自身がアカデミー賞監督賞を獲得した傑作『トラフィック』(’00)を例に挙げ、「麻薬の問題は避けようと思えば避けられるが、ウイルスはそうはいかない。目に見えないし、説得することもできないからね。つまり誰もが関係あるテーマで、映画の主題としても現実的でいいと思った」とふり返る。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットら超豪華なキャストが奏でる、緊迫のアンサンブルも大きな見どころ。「情報量も多いし、早いスピードで展開する作品だから、ロープみたいに観客をつなぎ止めるものが必要だった。それがスターの見せてくれる演技力なんだ」とソダーバーグ監督。「意外に思うかもしれないけど」と前置きし、「私は俳優が大好きなんだ。彼らの仕事は自分をさらけ出すことだし、時には自分の弱みも見せなければいけない。だから、自分の作品に出てもらうなら、『ここなら安全で、きっといい経験ができる』と思ってほしいし、私も俳優の努力に敬意を表したい」と語った。以前、監督業からの引退も報じられたが、その後にソダーバーグ監督本人が否定。会見でも「人生は模索の連続だし、映画監督として問題提起し続けたい。答えが揃った映画なんてつまらないと思うし、そもそも完璧な答えなんてないからね」と、さらなる映画製作に意欲を燃やしていた。『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月10日スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『コンテイジョン』が12日(土)から日本公開される前に、本作に出演しているケイト・ウィンスレットのインタビュー動画が公開された。インタビュー動画はこちら!映画のタイトルになっている“コンテイジョン(CONTAGION)”とは“接触による伝染”のこと。映画は、ある場所から人間社会へと持ち込まれた新種のウィルスが、ドアノブや手すりへの接触、握手などによって人から人へと広がり、またたく間に世界各地に拡散。感染すると数日間で死にいたるウィルスが圧倒的な速度で広がっていく過程と、そのことによって人々の何げない日常が混乱していく様子、そして治療薬の開発に奔走する医療関係者たちの姿を描いていく。数々のヒット作を手がけ、つねにその動向に注目が集まるソダーバーグ監督らしく、本作もマット・デイモン、ジュード・ロウ、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロウ、ローレンス・フィッシュバーンら豪華キャストが集結しているが、その中でCDC(米疾病予防対策センター)感染症調査官エリン・ミアーズを演じているのがウィンスレットだ。アカデミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の栄誉に輝く実力派女優として知られるウィンスレットだけに、本作でも感染症調査官を演じるために撮影前にリサーチとヒアリングを行ったそうだ。このほど公開されたインタビュー動画では、撮影現場の印象や、ソダーバーグ監督の独自の撮影スタイルについて、さらに役に取り組む姿勢や事前調査について語る彼女の姿が収められている。『コンテイジョン』11月12日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2011年11月04日『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続くクリストファー・ノーラン監督による『バットマン』3部作の最新作『ダークナイト ライジング』で、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンの新ビジュアルが解禁となった。バットマン伝説の起源を描いた『バットマン ビギンズ』に、故ヒース・レジャーにオスカーをもたらした『ダークナイト』に続く、3部作の完結編となる本作。前作でヒースが演じたジョーカーと並ぶ、バットマンにとって最強の敵と言われるベインとキャットウーマン(セリーナ・カイル)が登場することで話題に。ノーラン監督の『インセプション』でも存在感を放ったトム・ハーディがベインを、そしてアン・ハサウェイがキャットウーマンを演じ、トムと同じく『インセプション』組のマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットも出演している。キャットウーマンといえば、過去の「バットマン」映画でも幾度となく登場。ティム・バートン監督による『バットマン・リターンズ』(’92)では、ミシェル・ファイファーがセクシーなコスチュームに身を包んだ。原作コミックでも猫をモチーフにした印象的なコスチュームで描かれているが、今回のアン・ハサウェイの衣裳はかなり洗練されたデザインになっている。サングラスをかけてバット・ポットにまたがり、髪をなびかせる姿はクール!アン・ハサウェイはキャットウーマンのコスチュームについて「大好きよ!本当に大好き!いままで聞かれた質問は大体『どんな女の子も子供の頃、お姫様になりたいって思ったはずだけど、君もお姫様になりたいって思ってた?』っていう質問ばかりだったわ。でも、その当時、本当のことは言えなかったの。本当は――、『いいえ、私はキャットウーマンになりたかったの!』って言いたかったの。その夢がいままさに現実になったのよ!」と興奮気味に喜びを語っている。ミシェル・ファイファーにハル・ベリー、ジュリー・ニューマー、リー・メリウェザー、アーサ・キットなど錚々たる女優たちが演じてきた役に抜擢されたことについては「私より前に素晴らしい女性たちが、あのコスチュームを着てきたわけだから、あのスーツを自分が身につけることは、本当に光栄ね」と物語のカギを握る新キャラクターを楽しんでいる様子だ。物語の詳細についてはクリストファー・ノーランとワーナー・ブラザースによる厳重な箝口令の下、いままでのところ一切の説明がなく、キャットウーマンおよび、その正体であるセリーナ・カイルがどのように、クリスチャン・ベイル扮するブルース・ウェイン、すなわちバットマンに関わってくるかは不明である。先述の『バットマン・リターンズ』では、バットマンを倒そうと画策しつつも、皮肉なことにその正体のブルースとは惹かれ合っていくという役どころだったが、今回は果たして――?ビジュアルの新鮮さはもちろんだが、ノーラン作品だけにあっと驚くオリジナリティあふれる設定、独自の演出が期待されるところ。『ダークナイト ライジング』は2012年夏、全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.■関連記事:『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?
2011年09月06日バットマン伝説の起源を描き、監督クリストファー・ノーランの名を世界に知らしめた『バットマンビギンズ』(’05)、ジョーカー役を演じた名優ヒース・レジャーの遺作であり、まさに死力を尽くして挑んだ鬼気迫る怪演が話題を呼び、『タイタニック』、『アバター』に次ぐ歴代全米興収3位(5億3,334万ドル<約43億円>)という驚異的な大ヒットを記録した『ダークナイト』(’08)。その続編であり、新『バットマン』シリーズ3部作の最終章となる『ダークナイト ライジング』がいよいよ、2012年夏に日本で公開される。その一端がついに明らかとなる特報がシネマカフェに到着した!「衆愚の町」の意味を持ち、欲望と悪がはびこるゴッサム・シティを舞台に、バットマン伝説の起源、そして悪と戦う彼の活躍を描いてきた本シリーズ。今作は、フランク・ミラーによるアメリカン・コミック「バットマン: ダークナイト・リターンズ」から影響を受けたシリアスで重厚感のあるストーリー展開が人気を博してきた全2作の世界観が引き継がれているようだが、いまだその詳細は明らかにされていない。今回、届いた映像ではファンが待ちわびた新たなる展開、そして物語の終焉を暗示するかのようなシーンがお目見えに。冒頭では、「すべての物語には終わりがある」という文字が浮かび上がり、ひとりの男が荒涼とした丘を登っていくシーンが映し出される。次の場面では、先ほどとは別の男が病室で人工呼吸器をあてられたまま静かにぽつり、ぽつりと語り始め、息も絶え絶えに、謎に包まれた物語のヒントとなる言葉を口にする。「新たな“悪”が現れた」。さらには、ゴッサム・シティの住人たちが大挙して押し寄せ、バットマンのマークであるコウモリ型のエンブレムが叩き割られる――。まだまだ情報は少ないが、鬼才クリストファー・ノーラン監督の出した「本当の“悪”とは?」、「バットマン伝説の終焉」の答えが垣間見えてきたことで、より一層期待感は高まったのではないだろうか?さらに、続々と発表される新たなキャストには、ハリウッドを代表する実力派俳優たちの名前が読み上げられているのにも注目!前作に引き続き、バットマン(ブルース・ウェイン)役を務めるクリスチャン・ベイルを始めゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンといった重鎮たちが参戦するのに加え、キャット・ウーマン(セリーナ・カイル)役にアン・ハサウェイ、バットマンの“最強の敵”と言われるベイン役にはトム・ハーディ、さらにマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴェットと、ノーラン監督作で、昨年公開された大ヒット作『インセプション』のキャスト陣が再結集しているのにも注目したいところ。さらに、今回届いた特報と共にポスタービジュアル(写真:上)も解禁された。タイトルやキャスト陣の名前などは一切なく、ただ崩れゆくゴッサム・シティが型どるバットマンのマークが不穏な空気をまとって浮かび上がっているが、果たしてその真意とは…?『ダークナイト ライジング』は2012年夏、全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.
2011年08月12日ブラッドリー・クーパー主演の大ヒットコメディの続編『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』が全米で公開を迎え、先週1位の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』を超えるロケットスタートで初登場1位を獲得。初日から3日間で8,600万ドル(約69億円)を突破し、コメディ映画史上最高のオープニング記録を樹立したほか、4日間で1億ドル突破(1億1,809万円)し、1館当たりの興行収入も23,923ドル(約191万円)と今年No.1となった。低予算ながらも異例の大ヒットを記録し、R指定映画の興行収入記録を塗り替え、ゴールデングローブ賞作品賞も受賞した『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の続編として期待を集めてきた本作。公開にいたるまでには、出演するサルに喫煙させたことで動物愛護団体から抗議を受けたり、世界的なタトゥーアーティストのS・ビクター・ウィットミルからは、前作でマイク・タイソンの顔に入れたタトゥーのデザインに関して著作権侵害で公開差し止めを求める訴訟を起こされるなどトラブルが続出!1週前には『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』が公開され、同じ週には『カンフー・パンダ2』と3D作品がライバルとして立ちはだかったが、公開されてみたら、2位と4,000万ドル近く引き離しての大ヒットスタートとなった。先述の初日3日間での歴代興行収入記録、2011年の1館当たりの収入No.1に加え、2D映画として2011年最高のオープニング成績も樹立。前作は全世界で4億6,700万ドルを稼ぎ出したが、今後、日本を含め海外でどのように受け入れられるのか注目が集まる。2位以下では『カンフー・パンダ2』が4,800万ドルでスタート。『パイレーツ』は先週1週間でおよそ3,900万ドルと2週目にしてやや失速気味…。日本では大ヒットが続くが、北米でどこまで興行収入を伸ばすことができるか?浅野忠信の出演が話題の『マイティ・ソー』は今週5位で累計で1億5,971万ドルに到達!だが、それを上回るのが6位の『ワイルド・スピード MEGA MAX』で1億9602万ドル超で2億ドルの大台まであとわずかとなった。そのほか、カンヌ国際映画祭のオープニングを飾りウディ・アレンの新作で、キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ、マリオン・コティヤール、レイチェル・マクアダムスに、仏大統領夫人のカーラ・ブルーニも出演の『Midnight in Paris』(原題)が2週目で7位に浮上した。『パイレーツ』以外は日本でこれから公開される作品となるが、最も話題を呼び、観客を集めるのはどの作品になるか?期待して日本上陸を待ちたいところだ。『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』は7月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURESカンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニーも大満足の○○?『パイレーツ』コメント付きメイキング映像が到着!ペネロペ・クルス、母親になって仕事中毒から脱却「リラックスすることを覚えた」あいつらが再び帰ってきた!『ハングオーバー!!』試写会に15組30名様ご招待頼りになる“アネゴ女優”ランキングアンジーをおさえての1位は“BOSS”天海祐希!【ハリウッドより愛をこめて】夏休み注目映画続々!今年は“ヒーロー”が熱い!
2011年06月03日カンヌ国際映画祭が南仏のリゾート地カンヌで5月11日(現地時間)に開幕した。64回目となる今年のオープニング作品は、ウディ・アレンの『Midnight in Paris』(原題)。オーウェン・ウィルソン扮する脚本家・ギルが、婚約者(レイチェル・マクアダムス)と訪れたパリで夜毎に1920年代のパリにタイムスリップし、憧れのヘミングウェイやダリ(エイドリアン・ブロディ)らと交流するうち、ピカソの恋人(マリオン・コティヤール)に恋してしまう、という奇想天外なロマンティック・コメディ。公式記者会見には、ウディ、オーウェン、レイチェル、エイドリアンらが登場。ウディはかつて『マンハッタン』や『アニー・ホール』で自らが演じたような悩める物書き役にオーウェンを選んだ理由を、「オーウェンと僕は正反対なんだ。僕は東海岸の神経質なインテリで、オーウェンは西海岸のブロンドのサーファーといった感じ。だからこそ、この役は彼に演じてもらいたかった。オーウェンのおかげで、キャラクターに奥行きが加わった」と語り、オーウェンを手放しで絶賛した。ウディ作品には初登場となるオーウェンも、「ウディは演技に関しては簡単な打ち合わせだけで、あとは役者にまかせてくれるんだ。とてもやりやすかった」と語った。開幕式には審査委員長のロバート・デ・ニーロ率いるジュード・ロウ、ユマ・サーマン、ジョニー・トーら審査員団に加え、アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、コン・リーらが登場。さらにレディー・ガガがビーチでライヴを行うというサプライズもあり、大いに盛り上がった。華やかな映画の祭典は、22日まで続く。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:ブラピ×ショーン・ペンの注目作の一部お目見え『ツリー・オブ・ライフ』予告編解禁!カンヌ国際映画祭で、禁固刑のパナヒ監督らの新作上映が決定海老蔵&瑛太出演の『一命』カンヌ出品!ブラピ主演作ほか強敵とコンペで激突別所哲也、独断でカンヌ映画祭史上最高の作品を選定!?
2011年05月12日