吉高由里子が必ず定時に帰るヒロインを演じる「わたし、定時で帰ります。」の第7話が5月28日にオンエア。忍び寄る“ブラック上司”の魔手、“昭和マインド”の父親との対立…今週も結衣に降りかかる試練に視聴者から多様な意見が寄せられている。“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を吉高さんが演じ主演する本作。結衣の今の恋人・諏訪巧役に中丸雄一、結衣の元婚約者・種田晃太郎役に向井理、結衣たちを振り回す上司の福永清次役でユースケ・サンタマリア、結衣の職場の同僚役で内田有紀、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は福永が以前から付き合いのある大手企業のECサイトのリニューアルに対し、勝手に法外な低予算の見積もりを提出。結衣らの猛反対に遭い一旦は引き下がるも、裏で会社の上層部を働きかける…という展開と、結衣の母親が書き置きを残して家出、父親の世話のため実家に帰った結衣と父が対立、古い考え方の父親に振り回され追い込まれる結衣の姿が同時に描かれた。WEB制作会社を舞台にして、リアルな仕事描写が以前から大きな話題となっていた本作だが、今回は福永が出したECサイトのリニューアルで納期5か月、予算3,500万という“具体的な数字”で視聴者が沸いた。「3500万であの仕事量で何で稟議書通したな」「ECサイトだったか、なら3500万は無理やなぁ…」などの声をはじめ、福永の見積もりの出し方に対しても「うちのとこ概算なら1.5掛けて出すんだけど」という声や「無茶苦茶な見積もりで制作サイドが地獄を見るって…弊社のことですか???」と共感する声まで、様々な反応が寄せられる。そして家族を顧みず仕事に没頭してきた父親に、今まで我慢していた想いをぶつける結衣の姿にも「吉高由里子の父への涙ながらのセリフに 母と自分はシーンとなった」「うちもそんなんだから、なんか...辛いわ...泣くかと思った」などの声も続々と寄せられている。(笠緒)
2019年05月29日吉高由里子が“残業ゼロ! 定時で帰る!”をモットーに生きるヒロインを演じ主演する「わたし、定時で帰ります。」の6話が5月21日放送。今回は桜田通演じる“愁”の正体と、向井理演じる種田による“衝撃告白”に多くの視聴者が感激の声を寄せている。「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じ主演。結衣の婚約者で同業他社で働く諏訪巧に中丸雄一、かつては恋人だったが仕事観の違いから別れた結衣の元婚約者・種田晃太郎に向井さんを迎え、この3人の“三角関係”と“仕事観”を軸に物語は展開する。そのほか結衣の部下の新人・来栖泰斗に泉澤祐希、結衣の同僚・三谷佳菜子にシシド・カフカ、フロントエンドエンジニアの吾妻徹に柄本時生、産休から復帰してきた結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリアといった俳優陣が脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は種田に独立の話が持ち上がる。かつての同僚がパートナーとして迎えようと働きかけていたが、種田は迷っていた。独立の件は社内だけでなく業界内でもうわさとなっており、福永は種田らを呼び出して釘を刺す。一方、新規案件に来栖がディレクター志願。種田からOKをもらった来栖はやる気満々で頑張るが、プレゼンや会議に口をはさむ種田に対し自分がないがしろにされてると感じた来栖は怒ってしまう…というのが今回のおはなし。今回、これまで結衣の“ブレイン”として情報を提供してきた愁が、なんと種田の弟・柊だったことが判明。「私好みの顔面の遺伝子揃った兄弟あるか」「向井理と桜田通の兄弟って最高」などの声が巻き起こるなか、結衣と柊の背景を想像した「お姉ちゃんと弟になるはずだった2人だったのかと思うと無性に萌える」といった反応も。またラストでは酔っ払った種田が、巧から「さすがにまだ結衣ちゃんのこと好きだなんてあり得ないですよね」と挑発とも思える質問をされ「いまでも好きですよ」と“告白”。まさかの衝撃展開に「最後の最後、キャーー(*ノωノ)ーってなったよ」「ラストシーンの種田さんの告白に、仰天した黄色い叫びが反響したわが家のリビング」などの声が続々。さらに「展開がさらにおもしろくなってきたから火曜日が待ちきれない」「マジで面白すぎる早く来週なって欲しい」と今後の展開に期待を寄せる声も多数上がっている。(笠緒)
2019年05月22日「番組のスタッフの中にも、ユースケさんが離婚していたことを知っていた人は誰もいませんでした。その瞬間も、共演者、スタッフとも、いつもの冗談だと思っていました」(テレビ局関係者)4月27日放送の『100まで楽しむつもりです』(テレビ朝日系)で、昨年6月に離婚していたことを公表したユースケ・サンタマリア(48)。前妻は、本誌が同棲をスクープした元OLの年上一般女性(49)だった。番組では「離婚の10年前から別居していたんです」と、さらなる告白をして共演者たちを驚かせた。6年間の遠距離恋愛と7年間の同棲生活という“13年間の交際”を実らせ、結婚したのが04年5月。「よく笑うし、明るい。すごい背が低くて、ムーミンに出てくるミイにそっくり」と入籍発表の席で、満面の笑みで語っていたユースケ。しかし、甘い結婚生活は4年間で終了。10年の別居の後の離婚だった。「結婚当初はすごく幸せそうでした。ユースケさんは健康オタクで、嫌いなものは口にしないんです。奥さんは『みそ汁に玉ねぎが入っていないだけで機嫌が悪くなる』と話していたこともありました。彼女の行きつけは、近所の安いスーパー。500円玉貯金もする倹約家の一面もありました」(知人)この知人によると、素顔のユースケは、とても神経質だという。「家の中では縦のものを横にもしないぐーたら亭主で、だから何でも面倒みてくれる年上女房がよかったみたいなんですね。本人いわく『仕事で十分刺激をもらっているから、家に帰ってまで緊張したくない』と。ダラーっとさせてくれる包容力に引かれるので、尻に敷かれているくらいがちょうどよかったらしいです」そんなユースケは自ら“年々、自分が偏屈になる”と語っていた。《歳をとるにつれ、いろんなことが大丈夫になっていくと思ってたら、自分は歳をとるにつれ、いろんなもんがダメになっていくんです。いまは温泉とかも気持ち悪い。海外旅行も大嫌い。移動とかダメです。新幹線で大阪行くのも、クタクタに疲れます。車の移動もダメになってきました》(『SWITCH』17年12月号)結婚後、彼の表情は日に日に疲労の色が濃くなっていった、と制作スタッフは振り返る。「ユースケさんは自分で30分かけて必死に目元のクマにコンシーラーを塗っていましたね。長年、面倒を見続けた奥さんも、エスカレートする彼の偏屈ぶりに『もう無理!』と匙を投げ、ユースケさんが出ていくかたちでの別居スタートだったようです」現在、ユースケが住んでいるのは、有名人たちが多く住む東京都内の高級マンションだ。「越してきたのは、5年以上前。ファミリータイプの部屋が多いマンションで、何度か帰宅したところをお見かけしましたが、奥さんと一緒のところは見たことがありません」(同じマンションの住人)妻が27年目にして突き付けた三行半の平成離婚。平成28年度の最高裁判所のデータによれば、同居期間が20年以上の熟年夫婦の離婚件数は昭和60年と比較すると1.8倍強と増えている。夫婦問題カウンセラー・高草木陽光さんはアラフィフ離婚についてこう語る。「一般的に、子育ても一段落しますし、バブル期にバリバリ働いていた人たちなので、仕事も容姿も自信がある。自分の人生のために、前向きな意味での離婚となります。『元号も変わったし、気分を変えたい。だから離婚する』という心情は理解できます」四半世紀をともに過ごした元妻のためにも“再起”を期待したい。
2019年05月16日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第5話が、5月14日夜10時に放送された。クライアントのランダー社から呼び出された東山結衣(吉高由里子)たちは、周年サイトのデザインが「ピンとこない」とやり直しを命じられる。具体性のない要望に困惑する結衣たちだが、臨時アシスタントの桜宮(清水くるみ)は二つ返事で引き受ける。ランダー社の中西(大澄賢也)らとの飲み会に積極的に参加し、親交を深めようとする桜宮だが次第に要求がエスカレートしていき……というのが第5話のあらすじ。ランダーとの飲み会に進んで参加する桜宮に「本当にあれが楽しい?」と詰め寄る結衣。しかし、桜宮は「相手に気をもたすレベルでやめてます。私も東山さんと同じで効率よく仕事したい。人にはそれぞれの働き方がある」と主張する。そんな桜宮に対して部長の福永(ユースケ・サンタマリア)は「女性ならでの役割ってあると思うんだよ」とプライベートにランダー社と交流を深めるよう勧める。さらに、中西からは露出度の高いユニフォームを試着して走るよう半ば強制される。こうした桜宮の姿にネット上では《桜宮さんが受けたハラ行為は断固ダメ案件だけど、彼女のようにそれで居場所を得られると思ってる人もいる。。》《嫌って言わないからああいう男がつけあがるんだよ!断らないと!》と同情したり、その姿勢を批判する意見が見られた。しかし、いっぽうで真っ向から対立する声が噴出。《セクハラされた側はへらへら笑ってるように見えて、めっちゃ心えぐられてるから忘れられない》《『女性特有の役割』って何ですかねー?そういう発言がセクハラだしモラハラだしパワハラじゃないんですかねー?》《したくなくても、彼女はこの仕事が好きだから自分の意思を押し殺して行動しているだけ。彼女の立場になって考えたら桜宮さんを責められない》このように視聴者同士で“セクハラ論争”が巻き起こっていた。最後には「相手に気を持たせたほうが仕事がやりやすくなると思っていた。でも、ウェア着ろって言われたときはさすがに情けなかった」と涙を見せる桜宮。気にしてないそぶりを見せるからといって、セクハラやパワハラをしていい理由には決してならない。桜宮のように明るく振舞っていても、心の中で泣いている傷ついている人は計り知れないほどいることだろう。大事なのは何がセクハラでパワハラかという定義にこだわることではなく、接する人の気持ちを想像すること。「桜宮さん腕あるよ。だから自分を大切に仕事しよ」と優しく抱きしめる結衣こそ、まさに本当の意味での“理想の上司”ではないだろうか。次回は、仕事人間の種田とプライベートを大事にする結衣の彼氏・巧(中丸雄一)の直接対決が!?未練があるのは果たして種田だけなのだろうか?次週が待ちきれない!
2019年05月15日吉高由里子、中丸雄一、向井理らの出演でおくる新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の5話が5月14日にオンエア。派遣デザイナーへの“セクハラ”“パワハラ”問題に多くの視聴者から数多くの感想が寄せられている。「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じ、結衣が結婚を前提に交際している諏訪巧を中丸さん、仕事観の違いから別れた結衣の元恋人・種田晃太郎を向井さんが演じる。仕事に対し自らの信念を貫こうとする三谷佳菜子にシシド・カフカ、産休から復帰してきた結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリア。前回から登場した派遣デザイナーの桜宮役で清水くるみ。その桜宮に恋してしまったことで生活スタイルを変えようとするフロントエンドエンジニアの吾妻徹を柄本時生がそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ランダー社から緊急の呼び出しを受けた制作4部のメンバー。打ち合わせに出向くと先日OKがでたはずの20周年サイトのデザインが事実上の白紙撤回となる。困り果てる結衣たちを前にランダー社の中西たちは「桜宮さんに任せておけば問題なし!」と笑顔。中西たちと頻繁に飲んでいる桜宮を心配する結衣だが、桜宮は自分の仕事のやり方だと突っぱねる。しかし吾妻は同じ趣味を持つランダー社の草加から、桜宮が中西らから露出の多いトレーニングウエアを着ることを強要されている様子を撮影した動画を見せられる。結衣は怒りに震えてランダー社に出向く…というのが今回のストーリー。前回と今回の2話にわたり登場した桜宮、彼女が秘かに耐えてきた“セクハラ”“パワパラ”に対し「桜宮さんのセクハラが見るに耐えなかった」「色々リアル過ぎてしんどかった」などの投稿と共に、「取引先にセクハラされた桜宮さん役の女優さんの、最後に屋上で涙があふれてきて声を震わせるシーンの演技、すごく良かったなぁ。」と桜宮役の清水さんの演技を讃える声も。そして問題を解決するため内輪もめの芝居を打つという“秘策”を繰り出す種田にも「種田さんかっこよすぎて向井理ブームきそう」「種田さん(向井理)がかっこよすぎて…あんな上司ほしい」「小学生の頃お母さんがずっと向井理かっこいいって言ってたのやっとわかった」「向井理のかっこよさハンパない。あんな上司ほしい。仕事したい」などの反応が集中している。(笠緒)
2019年05月15日吉高由里子主演、必ず定時に帰るヒロインの姿を通し現代の働き方を問いかける「わたし、定時で帰ります。」の第4話が5月7日放送。柄本時生演じるWEBエンジニアに共感の声が集まっている。“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を吉高さんが演じる本作。結衣の恋人・諏訪巧役で中丸雄一、結衣の元婚約者・種田晃太郎役で向井理、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重役で内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次役でユースケ・サンタマリアらが出演。柄本さん、泉澤祐希、シシド・カフカらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は柄本さん演じる吾妻のスポットを当ててストーリーが展開。会社の上層部から福永に吾妻がひどいサービス残業をしているという話が入る。吾妻は一度退勤したあと会社に戻り深夜まで仕事をしているといい、オフィスで暮らしてるような吾妻の仕事ぶりは部内でも知られているようだった。あまりに非効率的な仕事ぶりを指摘すると吾妻は「誰にも迷惑かけてない」と反論、福永は結衣の定時帰宅にも問題があると言い出す。そんななか、ヘルプとして派遣デザイナーの桜宮(清水くるみ)が会社にやってくる。桜宮は巧のもとで働いていたことがあり、結衣は巧との関係を気にしていた。仕事を進めていく中で吾妻が桜宮に恋してしまい、それをきっかけで定時帰宅、効率的に仕事をするようになり出し、結衣たちは吾妻が成長したと喜ぶのだが、そんななかトラブルが勃発。吾妻は元通りの生活に戻ってしまう…というのが今回のストーリー。そんな吾妻の姿に「人って一念発起変わろうとするとだいたい上手くいかなくて振り出しに戻っちゃう」「柄本くんが演じている役に親近感を覚える。周りからみた僕はあんな感じなんだろうなぁ」など共感の声多数。また吾妻に成長を強いたことに「人を変えようするなんて傲慢でした」と反省する結衣にも「胸に響く…」「深いわこれ」「傲慢だったって思える結衣さんいいなあ」などの声が集まっている。ラストでは種田が福永と桜宮が親しげにタクシーに乗り込む姿を目撃。「福永部長がどんどんパワハラ体質の本性が出てきた」「ユースケのパワハラ演技ヤバい」など今後の福永の行動を心配する声も上がっている。(笠緒)
2019年05月08日吉高由里子が“残業ゼロ! 定時で帰る!”をモットーに生きるヒロインを演じる「わたし、定時で帰ります。」の3話が4月30日に放送。SNSによる情報漏洩から始まった今回のストーリーに他人事とは思えないという視聴者からの共感の声が相次いで寄せられている。ブラック労働の反動から“定時で帰る”ことを徹底して生きるようになった主人公・東山結衣に吉高さん。結衣の“今カレ”諏訪巧に中丸雄一、“元カレ”種田晃太郎に向井理、結衣の真面目過ぎる同僚・三谷佳菜子にシシド・カフカ、職場復帰した結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣の部下の新入社員・来栖泰斗に泉澤祐希、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストでおくる本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。巧の実家に挨拶に向かおうとしていた結衣に晃太郎から連絡が。ファイアーストロング社のCM撮影時に撮られたと思われる動画がSNSで拡散され炎上しているという。巧の両親への挨拶をドタキャン、結衣もクライアントに謝罪に向かうことになる。CM撮影現場の様子を来栖がスマホで撮っていたことを思い出し、結衣は何度も来栖に電話を掛けるが連絡が取れない。来栖は翌朝何事もなかったかのように出社、来栖は仲間内に流した動画が流出したもので自分も被害者だと主張。種田らが咎めると来栖は「じゃあ辞めます」と辞表を提出、会社を飛び出してしまい、結衣は「私、人を育てるの向いてない」と悩む…というのが今回のストーリー。新人社員がSNSに情報を流出して炎上…他人事とは思えない展開に「ほんとに意識低すぎるわやめればいいってもんじゃない」「実際にああいう態度の子の教育係をやったけど、本当に無理」など怒りの声から「新人ディスりが凄くて耳が痛い」「ちょっと耳が痛いというか。自分を見てる感じ」など来栖に共感する声、さらに「見てると採用担当の僕は胃が痛くなります」など自分の立場に置き換えて見た声まで様々な意見が。また“炎上事件”の原因となった来栖役の泉澤さんは朝ドラ「ひよっこ」や大河ドラマ「西郷どん」、『マスカレード・ホテル』などへの出演で注目される期待の若手俳優。わたし、定時で帰ります。今日は第3話、来栖やっちゃってます。これを見て令和を迎えて下さいませ。お見逃しなく!#わた定 pic.twitter.com/NmDJ7VMTr2— 泉澤祐希 (@xxxyukikixxx) 2019年4月30日泉澤さんにも「本当に幅広い演技ができる俳優さん」「泉澤祐希くんが見れることは嬉しい。癒やされる」「面白い役者になりそう」など今後の活躍に期待を寄せる反応も多数寄せられている。(笠緒)
2019年04月30日俳優のユースケ・サンタマリア(48)が4月27日放送のテレビ朝日系「100まで楽しむつもりです」で、昨年6月に離婚していたことを公表した。ユースケとお笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹(51)、フリーアナウンサーの高島彩(40)が出演。現代において明るく元気に楽しく自分のライフスタイルを貫く人々に注目し、”人生を楽しむヒント”を学ぶ同番組。この日の放送でユースケは「平成から令和に、どうしても持ち越したくないことがあって」と切り出し、「俺ね、離婚したんです」と告白した。ユースケは13年の交際を経て、04年5月に2歳年上の一般女性と結婚。離婚した時期を「去年の6月です」と明かし、「その前10年別居していたんです」とさらに衝撃の告白をしたのだ。これまで隠していたわけではなかったというが、公表しなかった理由を「聞かなきゃ言わないし、(相手が)一般の方なので発表するのも何だしさ」と説明。「いまはとにかく遊びたい」と心境を明かした。「結婚会見まで行っていたユースケさんですが、その後は現場でほとんど家庭のことを話さなくなっていました。そのため、いつの間にか現場でも聞きづらい雰囲気に。だからこそ、約1年間も離婚したことが明るみに出なかったのです。ただ普段から軽妙なトークで場を盛り上げてくれていましたが、人知れず苦悩を抱えていたようです」(テレビ朝日関係者)晴れて“独身宣言”して新元号を迎えるが、どんなお相手と新たな恋を育むのかが注目される。
2019年04月27日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります』(TBSテレビ系)の第2話が、4月23日夜10時に放送された。視聴率は初回から0.9ポイントアップの10.4%(ビデオリサーチ調べ)だった。東山結衣(吉高)の新人時代の教育係だった賤ヶ岳八重(内田有紀)が双子の出産を経て職場復帰を果たす。半年ちょっとで育休を終え、「残業も休日出勤も問題ありません」とはりきる姿に東山やまわりの社員は動揺。そんななか、賤ケ岳がチーフを務める案件で大きなトラブルが発生し……というのが第2話のあらすじ。新人時代から“定時帰り”を貫いてきた結衣を、優しく見守り応援していた賤ケ岳。しかし、復帰後は人が変わったように“企業戦士”としてがむしゃらに働く。さらに部下にも頑張りを強要し、メンバーのモチベーションは徐々に下がっていく。そんな賤ケ岳に対して、仕事命の三谷(シシド・カフカ)は「日本の男性の育休率取得率は5%なんですって。賤ケ岳さんはそのたったの5%を引き当てたたんですよ。もうそれだけで充分じゃないですか。その上仕事の手柄までほしいなんて贅沢」と憤慨。また、お調子者の部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)は「男の育休を許す上司ってどうなんだろうね。会社のお荷物なのかな。もしかして失業したとか?でなきゃ、なんであんなに張り切ってるの?赤ちゃんが可愛くないのかな?」と白い目を向ける。女性の社会進出が叫ばれて久しいが、このようにワーキングマザーや、男性が育休を取得することへの風当たりは依然厳しい。ネット上でも《子供を理由にしょっちゅう休まれて、それのしわ寄せが他の社員に行くからどんどんその人が嫌われていくの。 私も散々愚痴ってた。毎回毎回その人のフォローとか、さっさと辞めてって思ってた》といった批判的な意見も見られた。しかし、いっぽうでこんな声も。《母親になったからってキャリアを諦めたくない。母親だからと言って周りに気を遣われたくない、という賤ヶ岳の気持ちはすごくイマドキだったしリアルだと思う》《賤ケ岳の仕事にも育児にも家庭にも全力でやるしかなくて必死な感じ凄く気持ちがわかるから、最後に吉高由里子さんの計らいで「帰ります」って堂々と言った時は泣いた》終盤で、子供が発熱しても残業を強行しようとする賤ケ岳。そこで結衣は周囲の社員に帰ったふりをさせ、賤ケ岳が帰りやすい雰囲気を作ることでなんとか彼女を帰らせる。しかし、現状の日本では仕事と育児を完璧に両立するのも厳しいのが現実だ。出産したことで時短勤務や定時退社できる部署を勧められ、戦力外としてみなされまいと必死になるワーママ。事情はわかりつつも、皺寄せを恐れる周囲の社員。その溝は未だ根深い。ますます働き方が多様化する現代社会。すべてのワーキングマザーに対応できる社会になるにはまだ時間がかかるのかもしれない。まずは定時に帰るのが当たり前の世の中になることが先決ではないだろうか。第3話では、トラブルを起こしたイマドキ新人男子・来栖(泉澤祐希)が会社を辞めようとする。結衣がどのように向き合うか楽しみだ。
2019年04月26日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」。その4月25日(木)放送回に俳優の山下智久と女優の吉高由里子がゲスト出演する。10年にわたり続いた「コード・ブルー」シリーズの集大成ともいえる劇場版が昨年メガヒット。得意の語学力を生かして世界を舞台に活躍。毎週金曜に好評放送中の「インハンド」では義手の天才寄生虫学者を演じ主演を務める山下さん。数々の作品で女優として評価を受け、連続テレビ小説「花子とアン」で老若男女から知られる存在に。近年は「東京タラレバ娘」「正義のセ」などのお仕事ドラマで活躍、こちらも毎週火曜に好評放送中の「わたし、定時で帰ります。」に主演、新時代の女性像を描き出す吉高さん。放送中の人気ドラマで主演を張る2人が今回「芸能人ドリームモニタリング」に登場。感動のモニタリングをお楽しみに。また先日サプライズプロポーズを大成功させ話題の「オードリー」春日の人気企画も再び。銅像の聖地にブロンズ色に染まった春日さんが登場。果たして一般の人々は本物と気づくのか!?爆食三姉妹は舞妓姿で京都の街に繰り出しまたまた大食い旋風を巻き起こす。さらに平成最後の平成クイズもお楽しみに。今回ドリームモニタリングに登場する山下さん主演の「インハンド」は、山下さんがロボットハンドの義手を持つ変わり者の寄生中好きな天才科学者・紐倉哲を演じ、その助手の救命医・高家春馬に濱田岳、クールなやり手美人官僚・牧野巴に菜々緒といったキャストでおくるヒューマンサイエンスミステリー。吉高さん主演の「わたし、定時で帰ります。」は、吉高さんが必ず定時に帰るヒロイン・東山結衣を、結衣の“いまカレ”を中丸雄一が、“元カレ”を向井理がそれぞれ演じ、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアらも共演。新たなスタイルのお仕事ドラマが展開する。「インハンド」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。「わたし、定時で帰ります。」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は4月25日(木)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年04月25日吉高由里子、中丸雄一、向井理らの出演で現代の“働き方”を問いかける「わたし、定時で帰ります。」の2話が4月23日にオンエア。内田有紀演じるワーキングママの姿に「泣いた」「自分を思い出す」など共感の声が続々とSNSに投稿されている。本作で吉高さんが演じるのは「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣。物語はWEB制作会社で働く結衣とその同僚、恋人たちの姿を描いていく。結衣の現在の恋人で結婚も考えている諏訪巧には中丸さん、仕事観の違いから別れた結衣の元婚約者・種田晃太郎には向井さん、仕事に対し自らの信念を貫こうとする三谷佳菜子にはシシド・カフカ、産休から復帰、人が変わったようにバリバリ働こうとする結衣の先輩・賤ヶ岳八重には内田さん、結衣たちのブラック上司・福永清次にはユースケ・サンタマリアといった顔ぶれが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。双子を出産、育休をとっていた賤ヶ岳が仕事に復帰するが、以前の彼女とは別人のように仕事に没頭する姿に結衣は驚く。三谷がコンペを通した案件のディレクションを担当することになり、周囲に負担をかけまくり一人で突っ走る賤ヶ岳に対し、社員たちからは不満が噴出。周囲と協調することを勧める結衣に賤ヶ岳は、母親になってもちゃんと仕事ができる姿を見せないといけないと強気の姿勢を崩さない。しかしサイト公開の直前にデザインが競合他社と酷似していることをクライアントから指摘され、急遽作り直しに。さらに夫の陽介(坪倉由幸)から、双子が熱をだしたと連絡が入る…というのが今回の物語。視聴者からは、仕事も育児も手一杯のなかで奮闘しようともがくあまり周囲と溝を作ってしまう賤ヶ岳の姿に「必死な感じ凄く気持ちがわかるから泣いた」「育児と家事と仕事の間でなんか意地張っちゃう感じとか自分を思い出す」「うちも夫婦で育休取った。当時会社で色々言われた」など共感する声が数多く寄せられる。また「前の会社にいたな。可哀想だけど助けてあげれなかった」「もし退職してなかったら今回の賤ヶ岳さんみたいにもなってたかもしれないと思うときゅっとする」といった過去の経験を重ねた感想も続々とSNSに溢れているほか、「リアルガチ職場ドラマで想像以上におもしろい」など、本作のストーリー描写を評価する声も上がっている。(笠緒)
2019年04月24日吉高由里子が必ず定時に帰るヒロインを演じる火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の第1話が4月16日に放送。劇中での吉高さんと中丸雄一とのキスシーンに多くの視聴者から「可愛い」の声が上がると共に、ドラマの内容にも共感が広がっている模様だ。同名小説を原作に、「働き方改革」が叫ばれる昨今、特に注目されている「残業問題」を中心にしてライフワーク・バランスを描くことで“働くとは?”“仕事とは?”“そして本当の幸せとは?”ということを世に問う新たなスタイルの“お仕事ドラマ”なっている本作。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガールの東山結衣を吉高さんが演じ主演。結衣の恋人・諏訪巧を中丸雄一が、ワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井理が、真面目過ぎて融通が利かない同僚の三谷佳菜子をシシド・カフカが、産休を取っていた結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重役を内田有紀が、結衣たちを振り回すブラック上司・福永清次をユースケ・サンタマリアがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。WEB制作会社で働くディレクターの結衣は入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。そこに新任の部長・福永とともに、結衣の元カレ・晃太郎もやってくる。吸収された会社からやってきた三谷が部下に厳しく当たりすぎて、新人が2人も会社を辞め、追い詰められた三谷も会社から逃げ出してしまう。トラブルに関わりたくない結衣だが三谷を説得する役目を追うことに。実は結衣もかつて激務から事故に遭い危篤になった過去を持っていた…というのが1話の展開。1話放送後には結衣と“同業者”だった視聴者からの「WEB業界で働いてた頃の記憶がフラッシュバックするレベルでリアル」というコメントをはじめ「色々と考えさせられる。ついつい感情移入してしまいました」など、共感の声が続々寄せられているほか、仕事よりプライベートを重視する結衣と巧の“ラブラブ”ぶりにも注目が。特に2人のキスシーンには「中丸くんと吉高由里子のキスなんか萌えた。可愛かった」「こっちまで照れて思い出してニヤニヤしてる」「不覚にも嫉妬してしまった」など様々な反応が殺到。また結衣の元カレ・晃太郎役の向井さんには「向井さんの演技力だからこそキャラが際立つ」「自然体な感じがカッコよすぎ」などの声が集まっており、なかには「向井理になりたい」「向井理みたいな上司私にもください。」などといった反応も。ラストでは桜田通演じる結衣の情報屋“愁”が「福永が危険」と結衣に警告するシーンも。今後の展開が気になる「わたし、定時で帰ります。」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年04月17日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、この春からサブMCを上白石萌歌が担当しているトーク番組「A-Studio」。その4月12日(金)今夜オンエア回に「KAT-TUN」の中丸雄一がゲスト出演。中丸さんの両親に極秘取材して見えた中丸さんの素顔とは!?1998年にジャニーズ事務所に入所、「KAT-TUN」として音楽活動を開始、CDデビュー前に東京ドーム公演を行うなどの快挙を重ね2006年にCDデビュー。デビュー曲の「Real Face」がミリオンヒットを記録するなど大きな話題を呼ぶなか、「スシ王子!」シリーズなどで俳優としても活動し「RESCUE~特別高度救助隊」や「ファースト・クラス」「マッサージ探偵ジョー」などの作品で知られる中丸さん。ハードなイメージがファンの間にも浸透する「KAT-TUN」の中で、“癒し系キャラ”として独自の地位を築く中丸さんの素顔に迫るべく、今回はなんと中丸さんの実家を訪問、両親へ極秘取材を行いその個性の秘密を探る。また実家では“愛犬”ともご対面。さらに「NEWS」の増田貴久も登場し、中丸さんのキャラクターについて語る。予告映像では中丸さんが「亀梨君、上田君のようにカッコよくならないといけないという課題もある」と話すなど「KAT-TUN」のイメージも大事にしていきたいというコメントや、両親から金銭感覚などについて教育されたことなど、中丸さんの癒し系のイメージが生まれてきた経緯なども明かされていく。もちろん得意のヒューマンビートボックスも披露するということで、ファンならずとも見逃せない30分になりそう。そんな今夜のゲスト、中丸さんがこの春から出演するドラマが「わたし、定時で帰ります。」。吉高由里子が“必ず定時で帰る”モットーを貫く32歳の独身OL・東山結衣を演じ、中丸さんは吉高さん演じる主人公の恋人・諏訪巧役で出演。向井理演じるワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎と三角関係を繰り広げる。また内田有紀、ユースケ・サンタマリアらも共演する。「わたし、定時で帰ります。」は4月16日(火)より、毎週火曜22時~TBS系にて放送。「A-Studio」は4月12日(金)23時15分~TBSで放送。(笠緒)
2019年04月12日吉高由里子がTBSにて初主演を務めるドラマ「わたし、定時で帰ります。」のプレミアム試写会&舞台挨拶が4月8日(月)、丸ビルホールにて行われ、吉高さんに加え、共演の向井理、中丸雄一、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが登壇した。吉高さんたちの意外な「仕事のモットー」とは?最初の吉高さんの挨拶を奪い取ったユースケさんのボケから始まり、終始大暴走を見せたユースケさん。しかし、タイトルにかけて「仕事でのモットーは?」という質問に「毎回一緒に仕事をする人間が変わる。僕が一番年上でも、年下の子を呼び捨てにしない、というか、できない。さん付けもなんだから、ちゃんづけや、男性はくんづけになる」と答えた。コメントを求められた向井さんは、「…意外と真面目なこと言ってるなって(笑)」と笑えば、ユースケさんはふと我に返った様子で、「モットーでふざけるの、難しいよ(笑)!」と、調子を戻し、吉高さんたちにも大うけだった。同じお題について、吉高さんは「スタッフさんの名前を、より早く覚えること。現場に自分も入り込めるというか、楽しめる環境になるし、ちゃんと関係している実感になる」と、スタッフ同士のあだ名を盗み聞きして台本で名前を確認して覚えるという術を語った。さらに、向井さんは「遅刻しないことですかね」とシンプルに答える。中丸さんはと言うと、「何となく楽しもうという気持ちを、常に持てるように心がけています」ときっぱり。つらい現場だったらどうするのかという問いには、「ええ~!?自分を洗脳するしかない!つまんないベクトルから楽しいかも、と言い聞かせると、若干そういくこともある。洗脳がキーワード!」と言えば、吉高さんが同意で割り込む事態に。吉高さんは、「切り替えることで今日が決まる!昨日すごく落ち込んでいて、恥ずかしい話、ギャン泣きして。今日も(舞台挨拶に)立ちたくないくらいメンタルがえぐれてたんですけど、切り替えて、いま楽しいです。今日来てよかったです!イエイ、イエイ」と、中丸さんのセオリー通りといわんばかり、笑顔ではっちゃけていた。「わたし、定時で帰ります。」は、朱野帰子による同名シリーズのお仕事小説をドラマ化。WEB制作会社で働くディレクター・東山結衣(吉高さん)は、過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。定時になるときっぱり退社し、行きつけの中華料理屋でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸さん)との時間も大切にしている。だが、新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかってしまう。「台本、変わる!?」中丸さんが目を白黒吉高さんの元婚約者役の向井さん、現彼氏役の中丸さんと並んだ3人。今後、関係に変化が訪れるのかという話になると、中丸さんは、いそいそと「6話くらいの話をしてもいいですか?」と言う。すかさず、向井さんが「台本、変わるらしい。監督から“見なくていいよ”と言われた」と告げると、想定外の流れに「えっ!?」と、驚きのあまり目を白黒させた中丸さん。「1回忘れます…」と言いながらも「話の流れ、すごい好きだったんですけど…」と食い下がり気味で、ユースケさんにも「変わるの!」と諭されていた。「わたし、定時で帰ります。」は4月16日(火)より、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(cinamacafe.net)
2019年04月08日夏帆とシム・ウンギョンが共演する映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』から、ティザービジュアルが到着。併せて伊藤沙莉ら追加キャストも明らかになった。30歳のCMディレクター砂田は、東京で日々仕事に明け暮れながらも、理解ある優しい夫もいて満ち足りた人生を送っている…ように見えるが、口をひらけば毒づいてばかりで心は荒みきっている。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、砂田は自由奔放な親友・清浦と共に、大嫌いな地元・茨城へ帰ることに。しかし、実は清浦がついてくるのには理由があって――。本作は、新進気鋭の若手映像作家を生み出したプロジェクト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて、2016年審査員特別賞に輝いた箱田優子の初監督作。第43回香港国際映画祭では高い評価も得た。今回到着したティザービジュアルでは、ふてくされ顔の砂田(夏帆さん)と、「自分探しとかほんとうの私とか。んなもん、クソくらえだバカ野郎」と彼女の心の叫びのような痛烈なコピーが添えられている。キャストには、「一番やりたかった役にやっと巡り合えた」と言う夏帆さんが、砂田役でこれまでのイメージを一新させる演技を魅せ、彼女の親友・清浦を、韓国で圧倒的な人気を誇り、『新聞記者』が公開を控えるシム・ウンギョンが演じるほか、渡辺大知、ユースケ・サンタマリア、黒田大輔、嶋田久作、でんでん、南果歩ら実力派俳優陣が脇を固めている。そんな本作に今回新たなキャストも発表。「トランジットガールズ」「獣になれない私たち」、連続テレビ小説「ひよっこ」などに出演するいま注目の若手女優・伊藤沙莉が、茨城のスナック店員に扮しコメディーに振り切った演技を披露。また、同じく「ひよっこ」に出演した子役・上杉美風が砂田の幼少期を演じる。ほかにも、小野敦子、高山のえみが出演する。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月05日今年TVアニメ放送開始20周年となる「ONE PIECE」の劇場版最新作『ONE PIECE STAMPEDE』。この度、本作のゲスト声優として、ユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太と、「ONE PIECE」好き芸能人の出演が決定した。■ユースケ・サンタマリアが物語のカギを握る俳優、歌手、司会とマルチに活躍するユースケさんが演じるのは、本作の舞台となる海賊万博の主催者で、本作でルフィたちを海賊万博へ誘う怪しげな男ブエナ・フェスタ。物語のカギを握っているキャラクターだ。22年前の連載開始当初から「週刊少年ジャンプ」で「ONE PIECE」を読み続け、いまなお週刊少年ジャンプ発売日の毎週月曜日を心待ちにするほどの「ONE PIECE」ファンであるユースケさんは、「僕はただ一ファンとしてワンピースが大好きなので、その世界観の中に自分が参加することを想像したことがないんです。それ以上を望んでもいなかったんですけど、狙わなかったのが今回のこの結果に繋がったのではないかな、と。無欲の勝利ですね」と今回の参加を喜ぶ。また、今回演じる役柄については「僕とは全くかけ離れたキャラクターで、迫力があり、インパクトのある見た目。でも一発で好きになっちゃいました。お話をいただいた時は、突然でてきて、ワーッとしゃべって、スッと消えるようなキャラクターかと思っていたんです。でも実際に台本を読んでみたら、映画が僕のナレーションから始まっていて、かなりセリフの量もあって…怖くなってしまって、そこからまだ読んでいません。(笑)絶対に断ることはなかったんですが、思った以上に大変なものを引き受けてしまったな」と印象を語り、「自分なりに役作りをして凄いものをお見せしたいと思います。今までに培ってきたスキルすべてと、あまり声優をやったことがないということを逆に武器にして、絶妙な魅力をだしていきたいと思ってます。そうしないとルフィ達に失礼だから。期待してください!目撃者になってくれ!!頼む!」と意気込みと熱いメッセージを寄せた。■指原莉乃が絶世の歌姫に…海賊万博をより鮮やかに彩る絶世の歌姫アンを演じるのは、まもなくAKBグループの卒業を迎える指原さん。自身のオフィシャルブログでもトラファルガー・ローへの愛を爆発させているほど「ONE PIECE」好きの指原さんが演じるアンは、触れたものの幻をだすことのできる“ビジョビジョの実”の能力を使いながら、海賊万博をより盛り上げる。「オファーをいただきとても驚きましたが、とにかく嬉しかったです!」と喜んだ指原さんは、「今回私が演じさせていただく歌姫アンはかわいくて、ちょっとセクシーな女の子なのでプレッシャーを感じています」と言いつつ、「皆さんの足を引っ張らないように、アフレコへ向けて練習してしっかり歌姫アンを努めたいと思います。頑張ります!」と意気込んだ。■山里亮太、司会者として会場を盛り上げる!連載開始当初から読み続け、「ワンピース音響~イーストブルー編~」の応援サポーターなども務めた熱狂的なファン、南海キャンディーズ・山里さんは、陽気な解説で海賊万博を熱くする司会者ドナルド・モデラートを演じることに。「自分の喜・怒・哀・楽のMAXは全てワンピースの中で体験していると思っています。ボロ泣きした回もあれば、めちゃくちゃ笑った回もあります。『ONE PIECE』はそういうすべてが詰まっているところが好きです」と「ONE PIECE」愛を語る山里さんは、「ついに来たかって感じですね!オファーを待ってましたよ!」と待ちに待ったオファーだった様子。さらに「本当に夢が叶うってことあるんですね。ルフィたちと遂に会話ができると。こんなに嬉しいことはないということで、全身全霊、全力でやらせていただきます。本当に光栄です。周りからめちゃくちゃ羨ましいってたくさん言われると思うんです。あの世界に自分が入れるなんて、そんな光栄なこと、ちゃんと全力で応えないとバチがあたると思いますので完璧にやりたいと思います。一回ルフィたちと写真だけ撮ってもらおうかと思ってます。(笑)頑張ります!」と熱い思いと意気込みを語っている。『ONE PIECE STAMPEDE』は8月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ONE PIECE STAMPEDE 2019年8月9日より全国にて公開©尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会
2019年03月26日吉高由里子が“必ず定時で帰る”モットーを貫くワーキングガールを演じる、4月期のTBS火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」。この度、吉高さん演じる主人公の恋人役に中丸雄一が決定。さらに江口のりこ、梶原善、酒井敏也、桜田通ら個性派俳優陣の出演も決定した。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった、“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じる本作。■仕事よりもプライベート重視の中丸雄一、“元婚約者”向井理と三角関係に!?そして結衣の恋人・諏訪巧役に、ドラマやバラエティ、情報番組と幅広い活躍を見せ、ソロアクトライブのセルフプロデュースや舞台出演なども行っている中丸雄一が決定。中丸さんが演じる巧は、向井理演じるワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎とは真逆で、仕事よりもプライベートの時間を重んじ、家庭的で、結衣にとって理想的な恋人、という役どころ。結衣と元婚約者の晃太郎、そして現在の恋人の巧との三角関係の行方にも注目だ。中丸さんは「最近、自分の周りの人と“働き方改革”や“働き方”に関して話すことが多いので、皆さんもとても注目しているテーマだと思います」と語り、「たくさん共感していただき、翌日の話のネタになるようなドラマになれば」と期待を込めている。吉高さんとは今回が初共演となるが、「結衣のイメージにぴったりだなと感じています。一緒のシーンが多くなると思うので、空き時間にも自然に会話をして良い雰囲気でお芝居をしていければと思います」と語った。■桜田通、吉高由里子と関わる謎の男にまた、結衣が会社を定時であがった後に直行する行きつけの店である「上海飯店」の店主・王丹役で江口のりこ、結衣と同じく「上海飯店」常連客の戸塚学役で梶原善、篠原友之役で酒井敏也が出演。様々な作品に出演する個性的な実力派俳優たちが繰り広げる、「上海飯店」での軽快な会話劇も見どころのひとつとなっている。さらに、結衣に様々な情報を提供する謎の男・ハンドルネーム<愁>役には、近年映画やドラマで活躍中の桜田通が決定。職場ではクセ者社員たちに振り回される結衣だが、仕事後の巧とのプライベートタイムや、上海飯店での常連客とのやり取りで見せる表情も今作では見逃せないポイントとなりそう。■あらすじ東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。理由がなければ帰りづらい風潮の中で、仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をし、定時になるときっぱり退社。行きつけの中華料理屋「上海飯店」でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸雄一)との時間も大切にしている。だが、部長の新任をきっかけに、結衣の前にクセ者社員たちが立ちはだかる。ワーカホリックの結衣の元婚約者・種田晃太郎(向井理)、会社に住み着く非効率男・吾妻徹(柄本時生)、辞めたがりの新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)、仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)、産休明けのワーキングマザー・賤ヶ岳八重(内田有紀)、そしてブラック発言を連発する部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)。彼らクセ者たちが抱える様々な問題に、結衣はどう立ち向かうのか――?火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月より毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年02月19日吉高由里子が4月期の火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」に主演、“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロインを演じることが決定。さらに向井理、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアほか個性豊かな俳優陣が出演する。本作は、「働き方改革」が叫ばれる現代に“働くとは?”“仕事とは?”“そして本当の幸せとは?”を問うワーキングドラマ。同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく、意識改革と“ライフワーク・バランス”について描く。とはいっても、「理想と現実は別、残業は仕方ない」と諦めている人や「残業する美学」を持つ人々も多数存在するのが、いまの日本社会。本ドラマは、そんな現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公に、曲者ぞろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘しながら、毎日に小さな奇跡を起こしていく。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていく。■原作は“これまでのお仕事小説とは違う”!?原作は、自身も会社員を経験しており、作品ごとの徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している朱野帰子のお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)。発売当初から、これまでのお仕事小説とは一味違うと、20~30代の働く男女を中心に幅広い世代の読者から人気を博している。脚本は「夜行観覧車」「リバース」などのテレビドラマや映画の脚本を手掛け、繊細な人物描写と視聴者を引き込むテンポの良い展開に定評がある奥寺佐渡子と清水友佳子のタッグで担当する。■吉高由里子、“残業ゼロ、定時で帰る”がモットーのヒロインに!TBS連続ドラマへの出演は「ラブシャッフル」(09)以来実に10年ぶり、主演は初めてという吉高由里子。ドラマ、映画、CM、舞台とジャンルを問わず幅広い役柄を自在にこなす吉高さんが今作で演じるのは、主人公・東山結衣(ひがしやま・ゆい)。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OL。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、時に振り回され、そして解決していく。そんな彼女の背景には、新人時代のトラウマやワーカホリックだった元婚約者の存在があった――。吉高さんは演じる東山結衣について「ドラマに出てくる役柄の中で一番偏っていないキャラクター」と語り、「いい意味で“普通”の女性」と分析。「会社員の経験が一度もなく、不安もありますが、一般の企業に勤めている会社員の友人に話を聞いたりしながら役のイメージを膨らませています」と明かす。そして、「このドラマには思わず感情移入してしまう、人間味溢れる個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。お仕事されている方もそうでない方も、見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います」と見どころを語った。■向井理、吉高さんの元婚約者に!ユースケ・サンタマリアがブラック上司結衣のトラウマの原因(?)なのか、元婚約者・種田晃太郎役には向井理。仕事ができて部下からの信頼も厚いが、一度、仕事にのめり込むと周りが見えなくなるワーカホリックな男を演じる。近年では「きみが心に棲みついた」をはじめ、ひとクセある役を演じ新たな魅力を放っている向井さんが、家庭環境や過去のトラウマから仕事に取り憑かれている男をどう演じるのか期待が高まる。また、結衣の職場の先輩で産休を取り双子を出産するが、早々に職場復帰する、仕事に生きるスーパーワーキングマザーの賤ヶ岳八重役を朝ドラ「まんぷく」の内田有紀が演じるなど、脇を固める女優陣にも注目。さらに、転職してきて結衣の新しいチームの部長となり、ブラック上司として結衣をはじめ職場の面々を振り回す福永清次役は、「あなたには帰る家がある」での怪演も話題となった個性派俳優ユースケ・サンタマリアが演じる。■柄本時生&泉澤祐希&シシド・カフカが同僚に!結衣の同僚で仕事の要領が悪く、トラブルメーカーとして目をつけられている吾妻徹役を柄本時生、結衣が教育係として面倒をみるが、ふた言目には「辞めたい」と言うやる気ゼロの新人・来栖泰斗役を泉澤祐希が演じる。この演技力に定評のある2人が演じるキャラクターと結衣との関わりは、物語を大きく動かしていく。さらに皆勤賞であることを誇りにしており、努力家だが、真面目過ぎて融通が利かない同僚・三谷佳菜子役にはシシド・カフカが決定している。■「アンナチュラル」「重版出来!」「大恋愛」のスタッフが集結プロデュースは、高い評価を得た「アンナチュラル」を手掛けた新井順子と、「重版出来!」などのテレビドラマのほか映画『ひるなかの流星』などのプロデュースを務める八尾香澄。演出は、「あなたのことはそれほど」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの話題作を手掛けた金子文紀が担当する。プロデューサー陣は「主人公の結衣は決してスーパーウーマンではありません。不器用で、自分の身の丈も分かっている優しい人だからこそ、そっと悩める人に寄り添い、心を軽くしていきます」と語る。吉高さんとは「いつかご一緒したいと熱望していた」と言い、「小さな幸せを感じて日々を大事に過ごすという、当たり前のようで実は難しい生き方を実践していく主人公を軽やかに演じていただき、『彼女のように生きたい』と思えるような主人公を一緒に作っていきたい」とコメントを寄せる。また、原作者・朱野帰子氏は「会社員時代の私にとって、仕事は死ぬ気でやるものでした。でも、心のどこかで『誰か止めてくれ』とも思っていました。ドラマファンの私にとって、主演の吉高由里子さんは、他者への包容力と、自分の生き方を貫く強さを持つ俳優さんです。長時間労働に追いつめられた同僚たちを、吉高さん演じる結衣なら必ずや止めてくれるでしょう。しかも、脚本は尊敬する奥寺佐渡子さん。これは紛れもなく、私が書きたかった定時に帰る会社員の物語だと感じる、すばらしい脚本にしていただいています」と語っている。火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月より毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年01月24日劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(スタンピード)』が、2019年8月9日(金)に公開される。アニメ放送開始20周年、劇場版シリーズ14作目2019年で放送開始20周年の大きな節目を迎えるアニメーション版『ONE PIECE』。その劇場版シリーズも、直近の長編劇場版3作品の興行収入が『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(2009)で48億円、『ONE PIECE FILM Z』(2012)で68.7億円、『ONE PIECE FILM GOLD』(2016)で52億円、シリーズ13作品の累計では300億円以上と、コミックスに劣らない大ヒットを記録している。「海賊万博」での“海賊王の遺した宝探し“そして、前作から3年の時を経て公開される劇場版最新作となる『ONE PIECE』14作目のサブタイトルは、“熱狂的行動”“殺到”“暴走”を意味する「STAMPEDE(スタンピード)」。「海賊の、海賊による、海賊のための世界一の祭典 海賊万博」を舞台に、ストーリーが繰り広げられる。華やかなパビリオンが立ち並ぶ島に、 麦わらの一味や最悪の世代をはじめとする世界中の海賊たちが集結。海賊たちの目的は、海賊万博での目玉イベント「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。時代の覇権を左右する、お宝争奪戦の火蓋が切られる。物語では、個性豊かなキャラクターたちが集結。万博の裏で暗躍するゲストキャラクター ダグラス・バレット、ブエナ・フェスタや歌姫アンをはじめ、キャベンディッシュ、バルトロメオなどの名だたる海賊たち、四皇のマーシャル・D・ティーチも参戦。総勢約38ものキャラクターたちが集結し、ドラマチックな物語を展開していく。最大危険度を誇る敵、ダグラス・バレット元ロジャー海賊団の船員であり「鬼の跡目」と呼ばれたダグラス・バレットは、若くして英雄と呼ばれるほど戦場で活躍した軍人だったが、とある事件をきっかけに軍部を辞任。その後ロジャーの強さに憧れて、ロジャー海賊団の船に乗る。ロジャー亡き後のバレットは、まわりの武器など、あらゆるものを合体させ、変形させる能力を保持していたことが判明。ルフィ、ロー、バギー、ハンコック、スモーカー、サボ、ルッチといった7人のオールスターメンバーが共闘し、国家戦力級の最悪の敵・バレットに立ち向かっていく。ゲスト声優に豪華キャストが抜擢劇場版に登場するオリジナルキャラクターの声優には、豪華キャスト勢が勢ぞろい。ルフィたちを海賊万博へ誘う怪しげな男 ブエナ・フェスタを担当するのは、俳優・歌手・司会とマルチに活躍するユースケ・サンタマリア。また持ち前の天真爛漫なキャラクターで、海賊万博を盛り上げる歌姫アンには、4月末にAKBグループの卒業を迎えた指原梨乃、陽気な解説で海賊万博を熱くする司会者 ドナルド・モデラートには、南海キャンディーズの山里亮太が抜擢されている。さらに、本作で3度目の劇場版出演となる竹中直人や、名場面の再現動画など「ONE PIECE」には馴染み深いYouTuber「フィッシャーズ」、歌手・モデルとして活躍する中国出身のロン・モンロウらの出演が決定。なお、本作は、歴代劇場版で最も多いキャラクター数となり、それに伴い声優の数も過去最大。ストーリーもさることながら、キャラクターの“声”にも注目したい。主題歌はロックバンド・WANIMAの書き下ろし主題歌を担当するのは、全員が原作者・尾田栄一郎と同郷の熊本出身である3人組ロックバンド・WANIMA。人気ロックバンドが『ONE PIECE』への愛を詰め込んだ楽曲「GONG」を書き下ろした。ストーリー海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博。「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、世界中から海賊たちが群がり、大きな盛り上がりをみせていた。そこには勢揃いした“最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニー、さらにはバルトロメオ、キャベンディッシュの姿も!全員の目的はただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦の火蓋が切られた!しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようとスモーカーたちによる海軍の潜入捜査までもが動き始めていた―――。時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる!事態の収束を諮る海軍は大将“藤虎”イッショウ、“黄猿”ボルサリーノ、さらには王下七武海“海賊女帝”ハンコック、“千両道化”バギー、“世界最強の剣士”ミホークをも召集し、狂乱 する海賊と激突!加速する戦乱にはさらに“元王下七武海”クロコダイル、“革命軍参謀総長”サボ、“CP-0”ロブ・ルッチまでもが其々の目的のため姿を現した!お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥って行く!!作品情報劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(スタンピード)』公開日:2019年8月9日(金)原作・監修:尾田栄一郎出演:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、磯部勉ゲスト声優:ユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太(南海キャンディーズ)主題歌:WANIMA「GONG」■前売券情報・全国の上映劇場「<尾田栄一郎描き下ろし>万博スタイル10(テン)バッチ」「万博DXタオル」のどちらかが付いてくる前売券が発売中・セブンネット限定映画の衣裳に身を包んだ麦わらの一味がデザインされた「輩‐YAKARA‐缶バッチ」4個セットが手に入る前売券が予約発売中・麦わらストア、アニメイト、JUMP SHOP限定映画のワンシーンを切り取りミニチュアサイズの額縁キーホルダーに収めた「コマコレ」が手に入る前売券が6月下旬より発売開始
2018年12月15日福山雅治プロデュースによる日テレの“朝ドラ”として注目を集めている「生田家の朝」の制作発表会見が12月2日(日)に行われ、福山さんをはじめ、脚本のバカリズム、出演者のユースケ・サンタマリア、尾野真千子らが出席した。■福山雅治「何かやりましょう」のひと言から始まったドラマに驚き!朝の情報番組「ZIP!」内で放送される本ドラマ。1話7分、全13話で都内に暮らす生田家の慌ただしい朝ごはんの模様が様々なトラブルと共に描き出される。もともと、日テレ開局65周年を記念して福山さんに「何かやりましょう」と話が持ち込まれ、福山さんが「じゃあ、ドラマですかね」と返したことから始まったというこちらの企画。福山さんは「『何かやりましょう』というのはよくあるんですけど、ここまで大掛かりなプロジェクトになるとは…」と驚いた様子。■尾野真千子、福山雅治による主題歌の題材になり大喜び!福山さんは主題歌の「いってらっしゃい」を書き下ろしているが、こちらもドラマと同時進行で、脚本とリンクさせつつ制作するという、普段とは違うプロセスの中で作られている。歌詞には、慌ただしくも幸せそうな朝の家族の様子が描写されているが、福山さんは「朝ドラと決まって、『朝、何をやりましょうか?』『食べ物を扱ったドラマにしましょうか』という話になりまして。何気ない毎朝を面白く描いていく――これは何なのか?毎日、同じように朝がやってきて、同じことが繰り返されていくって、実はすごく大切で、幸せなことなんだというのが、このドラマの目指すところなのかなと思いました。それを下支えしてるのは誰か?ママじゃないかいうことで、ママ目線の曲になっています」と曲に込めた思いを明かす。これに大喜びしていたのは一家のママ・早苗役の尾野さん。「やりましたね!誰にとっても夢ですよね自分が題材になるなんて」と感嘆!周囲からの「真千子じゃなくて(役の)早苗でしょ!」というツッコミにもめげず「福山さんの中で“早苗=真千子”になってるの!」と言い張り、満足そうな笑みを浮かべていた。■バカリズム脚本に「天才は俺以外にもいるんだな」?そして、会見で不規則発言を連発し誰よりも目立っていたのが一家の“父”を演じるユースケさん。バカリズムさんの脚本について「こういうのを天才って言うんだな」と称賛したかと思えば「俺以外にもいるんだなって思いました」と付け加え、福山さんから「そういうこと言うとウソっぽくなるから(笑)!」とたしなめられる。尾野さんがショートヘアで本作に臨んだことについても「腰まであった髪をバッサリ切りました。切った髪は売ったそうです」と話をおおげさに盛り、尾野さんは「(短くしたのは)このドラマのためではないです(笑)」と否定。さらに、会見で語られたバカリズムさんの実家が弁当屋さんだったというエピソードに対しても「オリジン弁当です!」と勝手に断定し、こちらも本人が「違います(笑)」と即否定。報道陣向けの写真撮影の際にも、架空の番組名を連呼したり「僕が出演している『ボヘミアン・ラプソディ』。歯を抜いて臨みました!」などと妄言を繰り返し、福山さんらを苦笑させていた。「生田家の朝」は12月10日(月)より日本テレビ「ZIP!」内にて7時50分ごろより放送(全13回)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バカリズム THE MOVIE 2012年5月26日よりシネマート六本木にて公開© 2012 バカリズム THE MOVIE製作委員会
2018年12月03日12月10日(月)より「ZIP!」内で“朝ドラマ”「生田家の朝」が放送されることが決定。ユースケ・サンタマリアと尾野真千子が夫婦役で出演し、“どこにでもいるフツーの家族”の朝の話を描く。いまは年の瀬も迫った2018年12月。東京・多摩地区と思わしき、でも日本の何処にでもあるような、ごく普通の家庭の朝の風景。極く普通のサラリーマン家庭・生田家が住む新築一戸建て。夫・浩介はまるでテレビドラマに出てくるようなマイホーム生活に秘かに憧れていた。しかし…「ダイニングテーブルの生活感問題」「ソファーもほぼ死んでいる問題」「毎朝フレッシュジュースを作る筈のジューサーが使われない問題」etc.、小さいけれど気になる人にはとっても気になる「家庭の問題」など、どんな家族の朝の時間にもある「あるある」を、独特のユーモア感覚で描き出すオフビート・ホームドラマ。日本テレビが開局65年を機に立ち上げたこのプロジェクト。ドラマ主題歌と企画プロデュースを福山雅治にオファーし、“主題歌から生まれるドラマ制作”を提案。さらに、バカリズムをプロジェクトメンバーに誘い、ドラマ脚本はバカリズムが担当する。オファー時はとても驚いたと語る福山さんだが、「私は主題歌を担当させていただきます。1日が気持ちよくスタート出来るような楽曲を目指します。ご期待ください」とメッセージを寄せ、今回の脚本を担当し、福山さんが「僕的にいま最も、いや、常にお仕事させていただきたいクリエイターNo.1」だというバカリズムさんは、「たぶん面白いんじゃないかなと思います。キャストはユースケさん、尾野さんという大好きなお2人に演じていただくことが決まったので、僕的にはもう8割方成功です。とにかく毎朝観て下さい」と控えめなアピールをしている。7分ほどの本ドラマでは、お茶の間とテレビの中がまるで合わせ鏡のように同じ時間軸で進む朝のドラマで、日常に起こる小さな事件…小さな幸せを描く“どこにでもいるフツーの家族”の朝の話だ。ユースケさんが極々普通のサラリーマン・生田浩介を演じ、家族思いで優しいが、妙に理屈っぽく夢見がちな面もある人物を好演。そして尾野さんが、“サバサバ母さん”妻・早苗役を演じる。さらに、中1の娘・美菜と小1の息子・悟役に、オーディションで選ばれた関谷瑠紀と鳥越壮真が参加する。「とにかく前例がないので、気が楽」と話すユースケさんは、「これが第2弾とか第3弾で、前回、評判が良かったとかだったら、受けないですよ(笑)。まあ、ある意味ちょっとした実験台みたいなものかなと」とコメント。ドラマについては、「見ている人は台本があるってわからないと思います。芝居を超えた、ある種ドキュメンタリーのような。俺たちが適当にしゃべってるのをなんとなく撮ってるって思いますよ。それぐらい自然です」と話している。一方、尾野さんは「見ていてホッとするようなドラマになると思います」と言い、「本当に気を付けて見ていないと分からないような些細なことをテーマにしていますけど、結果『分かる!分かる!』ってなると思います。乞うご期待です!」とコメントを寄せている。「生田家の朝」は12月10日より月~金曜日、日本テレビ系「ZIP!」内7時50分頃~放送(全13回)。(cinemacafe.net)
2018年11月20日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」の10月21日(日)今夜放送回に、俳優の勝地涼がゲスト出演。先日結婚した女優・前田敦子との新婚生活などそのプライベートを明かしてくれる。2005年公開の映画『亡国のイージス』では第29回日本アカデミー賞新人賞を受賞、その後ジョン万次郎役を演じた大河ドラマ「篤姫」、ヘタレなキャリア刑事役で出演した「東京DOGS」、宮崎あおい主演、佐藤浩市やユースケ・サンタマリアなど実力派に囲まれるなか、シンガーソングライター役を好演した『少年メリケンサック』などに出演。宮藤官九郎が脚本を手掛け能年玲奈、橋本愛、松岡茉優、有村架純ら当時注目の若手女優が集結した2013年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」では“前髪クネ男”のTOSHIYA役で出演し、1度の出演にも関わらず大きな印象を残すと、松山ケンイチ主演で原作の16年後を描いたドラマ「ど根性ガエル」では警察官として地元の交番に勤務する五郎役を演じ、前田さんと共演。沢村一樹、藤井流星らと共演した2016年の「レンタル救世主」では黄色のネクタイもインパクト抜群のテクノロジーに強い紀伊ロイ役。今年夏公開の『銀魂2』では“将ちゃん”こと江戸幕府14代将軍の徳川茂茂役で小栗旬らと共演。7月から9月まで放送された「ヒモメン」では窪田正孝演じる“ヒモ男”碑文谷翔から川口春奈演じるヒロイン・ゆり子を奪おうと暗躍する医師・池目亮介役で出演。9月公開の『食べる女』では新婚早々に前田さんとの“夫婦共演”も実現させた勝地さん。そんな勝地さんが今回本番組に出演。7月30日に結婚を発表、現在妊娠中の女優・前田さんとの新婚ホヤホヤおのろけエピソードや、2人で選んだという結婚指輪を番組で披露するほか、結婚を報告した際の俳優仲間の意外な反応に恩人・宮藤官九郎のお祝いコメントも紹介。さらに“人生観が180度変わった”という結婚後のプライベートライフまでボリューム満載でお届けする。2019年1月18日(金)には『マスカレード・ホテル』の公開も控える勝地さんの最新のトークを楽しめる「おしゃれイズム」は10月21日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年10月21日ユースケ・サンタマリアが主演するドラマ「警部補・碓氷弘一」の第2弾が、「警部補・碓氷弘一 ~マインド~」のタイトルで11月25日(日)に放送されることが決定。新たなバディとして、志田未来を迎えることも分かった。■「警部補・碓氷弘一」とは――「ST警視庁科学特捜班」シリーズで知られる今野敏の「碓氷弘一シリーズ」を映像化した本作。昨年4月に放送した第1弾は、原作シリーズ第4弾の「エチュード」をドラマ化。相武紗季演じる美人心理捜査官・紗英とコンビを組み、連続通り魔事件に隠された二重、三重のトリックを解明。碓氷(ユースケさん)が紗英の心理分析能力を巧みに引き出しつつ、事件解決へと導いた。■第2弾は「マインド」を映像化!第2弾となる今回は、原作シリーズの「マインド」を、「ドクターX~外科医・大門未知子~」や「火の粉」「限界団地」などの社会派サスペンスまで手掛ける香坂隆史が脚色し、「SP」「BORDER」の波多野貴文監督で初ドラマ化。同日の同時刻に2件の自殺と2件の殺人事件が発生し、碓氷ら捜査一課第5係は事件の関連性について捜査を開始。さらに同日の同時刻に都内で盗撮・強姦未遂など合わせて3件の事件が発生していたことが判明する。碓氷らは、科警研から紗英の後輩で心理捜査を担当する梓と共に捜査を続けていると、被疑者が犯行について一切の記憶を失う、という奇妙な共通点を見出す。そして、コンビを組んだ碓氷と梓は、心療内科の院長・瞳にたどり着くのだが…というストーリーだ。■新たなバディに志田未来、鍵を握る人物に小雪!今回ユースケさん演じる碓氷刑事のバディ役として、志田未来演じる篠宮梓が初登場し、科警研の心理捜査官として碓氷と共にミステリアスな事件の謎に挑む。さらに、2人の前に現れる事件の鍵を握る心療内科クリニックの院長・水沢瞳役で小雪が出演。ミステリアスな事件の演出する謎めいた美女として碓氷らの前に現れ、真相に迫ろうとする彼らを言葉巧みに翻弄するという。ほかにも、碓氷の同期・高木隆一に滝藤賢一、碓氷の後輩で若手刑事“洋梨”こと梨田洋太郎に三浦貴大、碓氷との別居を解消した妻に紺野まひる、捜査一課第5係をまとめる係長・鈴木滋に佐野史郎と、前回に引き続き個性派俳優陣が集結する。■ユースケ・サンタマリア、新相棒志田未来は「キレ者」今回の放送決定に主演のユースケさんは、「第2弾のお話をいただいたときはうれしい驚きでした。キャスティングにもスタッフのこだわりがあって、ものすごく豪華かつ面白い組み合わせになりました」と喜びを語る。新たな相棒となる志田さんについては、「本当に頼りになる相棒です。かわいいやら頼もしいやら。キレ者の役でしたが、未来さん本人もキャリアが長いのでキレ者という感じ。凄みも感じられましたし。ご結婚もされてハッピーオーラの中、すごく楽しく、気を遣うことなくやれました」と共演をふり返り、また小雪さんについても「ミステリアスな謎の女性を小雪さんが演じてくれたのは嬉しかったですね。一緒のお芝居は初めてでしたが、さすがの安定感。僕と未来さんが力を合わせて立ち向かってもなかなか勝てない。そういう意味で、今回の役は小雪さんでバッチリだったと思います」とコメント。内容については「とにかく最近のスペシャルドラマの中では群を抜いて面白い」と自信を見せており、「『僕(ユースケ)が主役だから見ない』というのはやめて欲しいですね(笑)。思わず引き込まれてしまう展開ですので一回見て欲しいです。見たら気に入ってくれると思います」とアピールしている。日曜プライム ドラマスペシャル「警部補・碓氷弘一 ~マインド~」は11月25日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月20日心と体の元気は、美味しいご飯から。今回は、映画を観ている最中から思わずおなかが鳴り、居ても立ってもいられなくなるような美味しいご飯が登場する映画をピックアップ。小泉今日子ら主役級女優の共演で話題の『食べる女』をはじめ、スローライフ&スローフードの元祖的作品から、深夜の小腹を満たす作品まで、心までホッと癒される“美味しい映画”を召し上がれ。『かもめ食堂』おにぎり&シナモンロール、2つの国のソウルフード登場“美味しい映画”の代表格『かもめ食堂』(06)は、群よう子原作の小説を『彼らが本気で編むときは、』『めがね』の荻上直子監督が映画化。北欧フィンランドの首都ヘルシンキにある、日本人女性サチエ(小林聡美)が切り盛りする食堂のメインは、日本のソウルフード・おにぎり。梅・鮭・おかかの3種類のおにぎりに、焼き鮭や豚生姜焼き、とんかつ、から揚げなど、日本人にとってお馴染みの定食と、現地のコーヒータイムに欠かせないプッラ(菓子パン)のシナモンロールなどが登場する。当初のかもめ食堂は、お客といえば、「ガッチャマン」のテーマソングが気になる日本好きな若者トンミが毎日コーヒーを飲みにくるくらい、という閑古鳥が鳴く状態。ある日、サチエが店を手伝っているミドリ(片桐はいり)と焼いたシナモンロールの匂いに、いつも好奇心いっぱいに店を覗いていた現地のおばさま3人が引き寄せられ、その後、少しずつお客が増えていく。同じく食堂を手伝うマサコ(もたいまさこ)は20年も介護をしていた両親を看取り、第2の人生をこの食堂で歩み始めている。毎日、丁寧に続けていくことで、何かが少しずつ変わっていく。そんな彼女たちのフィンランドでの日々が、ゆ~るく、時にユーモアも交えて描かれる。生姜焼きのタレを絡める瞬間のジュワーッという音や、焼き網で鮭をひっくり返したときに滴る脂と立ち上る煙など、食欲をそそる描写が絶妙。また、今作を機に「マリメッコ」や「イッタラ」など北欧雑貨にハマった人も多いはず。実際にロケ地として使用された店舗は閉店したものの、現在は同じ場所にフィンランド語で「かもめ食堂」なるレストランができており、観光スポットの1つとなっている。『映画 深夜食堂』豚汁定食だけじゃない!深夜の胃袋の救世主2009年に放送がスタートし、深夜枠ながら人気を博したTVシリーズを映画化した『深夜食堂』(15)。新宿にある「めしや」は“深夜食堂”と呼ばれ、マスター(小林薫)を取り巻く常連客や、ふらっとやってくる珍客(?)との人情味あふれる会話や微笑ましいやりとりが見もの。メニューには豚汁定食と、ビール、酒、焼酎のみ。マスターは「できるものなら作るよ」という営業方針で、客の要望に応じてタコ足ウインナーや甘い玉子焼き、お茶漬けなど、様々な夜食や酒の肴を出してくれる。ドラマ同様、映画版でも、まずネオン煌めく新宿の街並が映し出され、路地裏の「めしや」へ。マスターが豚バラを炒め、野菜、だし汁を入れて煮込み、味噌を溶く…そんな豚汁作りから幕が開く。映画では「ナポリタン」(というか名古屋名物のイタリアン)、「とろろご飯」、「カレーライス」と3つの人間模様がオムニバス形式で展開。何者かが店に忘れていった骨壷をめぐり、常連たちが話に花を咲かせる一方、愛人を亡くした女性・たまこ(高岡早紀)は店で出会ったサラリーマン(柄本時生)と意気投合。また、無銭飲食をきっかけに、腱鞘炎を起こしたマスターの代わりに店を任されたみちる(多部未華子)は、それまで漫画喫茶に寝泊まりしており、何やら事情がある様子。さらに、2011年の東日本大震災の爪跡も、今作らしい形で描かれていく。世知辛い都会の生活で忘れがちな、素朴な料理と人の心の温かさの癒やし効果は抜群。謎多きマスターはじめ、登場人物たちは愛すべき存在ばかりで、常連客の中には「孤独のグルメ」で知られる松重豊の姿も(ヤクザ役)。ドラマとは異なり、朴訥なおまわりさんに扮するオダギリジョーにも注目だ。「焼肉定食」「焼きうどん」「豚汁定食」からなる映画化第2弾『続・深夜食堂』や、Netflixで世界配信中の「深夜食堂-Tokyo Stories-」もぜひ、ご一緒に。『海街diary』“食べる四姉妹”が愛する味は?綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが四姉妹を演じた是枝裕和監督の『海街diary』(15)は、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて公式上映され、国内でも各映画賞を席巻。納豆や浅漬けが並ぶ朝ご飯に始まり、人気女優たちが飲み食いする姿が印象深い。父の葬儀で出会った異母妹のすずを鎌倉に呼び寄せた日には、もちろん引っ越しそばに天ぷら。お節介だけれど、どこか冷静に四姉妹とその母(大竹しのぶ)を見守る大叔母(樹木希林)は、粒あんとこしあん、両方のおはぎを差し入れる。近所の「海猫食堂」では定番のアジフライもいいが、アジの南蛮漬けも捨てがたい。長女・幸を中心に料理が苦手な母の定番シーフードカレーを作り、チカはすずにおばあちゃんの味のちくわカレーを振る舞う。すずにとって、仙台の生しらす丼も、鎌倉「山猫亭」のしらすトーストも亡き父の思い出の味だ。そして、庭の梅の木から収穫した実でつくる自宅で作る梅酒も、焼酎たっぷりだったり、酸味が強かったりと四者四様。そんな日常の食卓を通じて、それぞれに問題を抱え、どこか心に距離があった四姉妹は、1歩ずつ成長しながら家族になっていく。特に“似た者同士”の幸と母、幸とすずが心を通わせるのに、自家製梅酒がひと役買う。希林さんが「この子に出会ったのがこの映画のポイント」と語ったように、新人賞を総なめにした広瀬すずの瑞々しさも見逃せない。『四十九日のレシピ』喪失から前を向く…人生再生のレシピ近ごろ何かと話題の“義母”が突然亡くなったことで、生きる気力を失った娘・百合子(永作博美)と父・良平(石橋蓮司)が、再び人生の一歩を踏み出す姿を描いた『四十九日のレシピ』(13)。『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』などのタナダユキ監督が伊吹有喜の同名小説を映画化。今作で鍵となるのは、生前に義母が書き残した“暮らしのレシピ”だ。不妊に悩む百合子は、ある日、夫の浮気相手の妊娠を知らされる。さらに母・乙美が亡くなったことで、実家へと舞い戻るが、そこには抜け殻のようになった父の姿が…。そんな父娘に、生前の母が携わっていた更生施設の元生徒・イモ(二階堂ふみ)がバターたっぷりの塩ラーメンを作る。亡き母は、残された家族が毎日をきちんと暮らしていけるよう、料理や掃除などのノウハウを得意のイラストで描き残した「レシピカード」をイモに託していた。しかも、四十九日には呑んで、食べての大宴会を催してほしい、と記されている。実は、義母であった乙美との間に苦い思い出を抱えていた百合子。父との出会いの味・豚まんや、ソースたっぷりのコロッケパン、ちらし寿司など、義母のレシピをふり返るうちに、いままで知ろうとしなかった彼女の人生が豊かに満たされていくことに気づく。ハワイアン・ミュージックの鎮魂歌「アロハオエ」も相まって、懐かしく優しい母の味を思い出す1作。『食べる女』試してみたい!心がホッとする丁寧な家庭料理現在公開中の『食べる女』には、企画・原作・脚本・プロデュースを手掛けた筒井ともみ自身のオリジナルメニューを始め、50点以上の家庭料理が登場する。手間はそれほどかかっていなくても、素材を生かして丁寧に作られた“手抜きをしない”料理を食べながら、仲間と気ままな会話を繰り広げる。そんな女子会は、身も心も温かくなり、明日へのパワーや人生のヒントを与えてくれるもの。序盤から、敦子(小泉今日子)と美冬(鈴木京香)という2人の“お姉さま”に、ドド(沢尻えりか)、多実子(前田敦子)が顔を揃える食事会が催される。「手で食べられるものはなるべく手で」が筒井さんの基本だけに、手づかみで菜の花の昆布〆を食べる前田さんや、岩塩で焼いた手羽先をきれいに食す沢尻さんなど、“美味しい”表情を見せる彼女たちには色気さえ感じる。まさに“食べる女”、ここにありだ。また、料理が苦手なことから夫と別居することになったマチ(シャーロット・ケイト・フォックス)は、ごはんや「道草」を営む美冬と出会う。彼女が初めて「美味しい」という感覚を味わったのは、美冬が振る舞った、ごく普通の絹さやと豆腐のみそ汁だった。一方、サラリーマンのタナベ(ユースケ・サンタマリア)は対照的に、本格的な太刀魚のムニエルやアイナメのしゃぶしゃぶを供して、その繊細な食感や味つけでドドの胃袋をつかんでいく。“何を”、“誰と”食べるのかも重要事項。タナベとドドが体を重ねながら、高級魚の話でさらに気持ちが昂ぶっていくところなどは妙なリアルさがある。食材に四季折々の旬があり、メニューも多種多様に広がるように、いろいろな恋愛や人生の形があっていい。今作に登場する8人の女性たちが、それぞれの場所で、それぞれにかっ食らう玉子かけごはんは、それと向き合うために心と体が求めるパワーの源。映画を観た後にはきっと、無性に食べたくなる1品となるはずだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月26日映画『食べる女』の主人公は、年齢や職業、人生観は様々、それぞれに現在(と過去)の恋愛と人生への迷いや願いを抱える女性たち。小泉今日子に沢尻えりか、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という最注目の女優陣が豪華共演。おいしいものを食しながら語り合う“女の本音満載の宴”を通して、元気をもらい、前を向いていく姿を描き出す。劇中で小泉さん演じる“トン子”も口にするが、本作のテーマは「おいしい食事をすると、体が元気になる」と「いとしいセックスをすると、心が優しくなる」という“スローフード・スローセックス”。では、この色とりどりの女性たちを取り巻くのは、いったいどんな男たちなのか。今回は“食べる女たち”と関わる、“おいしい男たち”に迫った。8人の女性たちを中心に、それぞれの関係が動き出す群像劇本作の持ち味は、まるで『ラブ・アクチュアリー』のように、ふとしたことから幼なじみや常連客、夫婦といった以前からの関係が深まり、新たな関係が生まれ、広がっていく群像劇。食に関する本ばかりを集めた古書店「モチの家」を営みながら、雑文筆業をしている“トン子”こと敦子(小泉今日子)。彼女と、ごはんや「道草」を営む幼なじみ・美冬(鈴木京香)のもとに時々やってくるのが、トン子の担当編集者の圭子ことドド(沢尻エリカ)とTV制作会社で働く多実子(前田敦子)。おいしい食を囲みながら、恋愛やセックスについて赤裸々に語り合い、少しだけ気を晴らして帰路につく。多実子の行きつけは、珠美(山田優)の自家製ピクルスが売りの「BAR ロマ」。古着ショップ店員のあかり(広瀬アリス)も、ここの常連客。また、都内の一軒家で1人暮らしをするトン子のもとには、「道草」で美冬から料理を教わる主婦のマチ(シャーロット・ケイト・フォックス)や、2児を育てるパーツモデルのツヤコ(壇蜜)が身を寄せる。そんな彼女たちに関わる男たちとは…?ユースケ・サンタマリア/冴えないサラリーマン・タナベ30歳を超え、自分の“城”としてマンションを購入したばかりの編集者のドド。充実した仕事を持ち、つまらない男など必要ないというが、実は恋愛には逃げ腰だ。ある日、彼女は同じマンションに住む中年サラリーマンのタナベと出会い、ひょんなきっかけから夕食を自宅で振る舞ってもらうことに。タナベに対してトキメキは感じなかったが、彼が自らおろした本格的な太刀魚のムニエルに舌鼓を打つうち、ドドはいつしか身も心もホッとしていることに気づく。沢尻さん演じるドドにとって、これは意外ともいえる出会い。タナベ役を演じるユースケさんは飄々とした料理オタクぶりがハマり、クランクイン前から料理学校に通ったというだけに、劇中では華麗な腕前を目にすることができる。また、一見冴えない風貌に見えても、脱ぐと実は…。沢尻さんとのラブシーンにも要注目。池内博之/IT会社重役・豆乃修治アメリカ南西部の田舎町育ちのマチことリサ・マチルダに、「料理ができなくてもいい」とプロポーズして結婚した修治。その言葉を真に受けた料理が苦手なマチは、毎日のように冷凍食品を食卓に並べる。近ごろの修治は不機嫌で、仕事を終えて家に帰ってきたかと思えば、強引にマチを求めることも。あるとき、彼は「やっぱり手料理が食べたい」とマチを怒鳴りつけ、浮気を告白、夫婦は別居することになる。マチは「道草」で美冬と出会い、トン子の家に居候させてもらうことに。別居中の夫への思いを断ち切れぬ中、マチは美冬の元で“おいしい”料理の基礎を学び始める。「マッサン」以降、いまも高い人気を誇るシャーロットが体当たりの熱演を見せれば、綾野剛主演「ハゲタカ」や近年はジャッキー・チェンの作品などで活躍する池内さんはゲス夫に。“問題アリ”の夫婦のてんまつは…?勝地涼/小学校教師・白石『銀魂2 掟は破るためにこそある』も話題の勝地さんが演じる小学校教師・白石もまた、「BAR ロマ」の常連。なぜかといえば、店を手伝う美青年シノザキ(間宮祥太朗)にひそかな恋心を抱いているから。彼の心をつかむためなのか、「道草」のある“鉄板”メニューに興味津々。ツヤコの娘ミドリ(鈴木優菜)やその同級生の由有羅(宇田琴音)は教え子であり、学校では元気な子どもたちに「廊下は走るなよ~」と優しく注意する姿も。劇中では、先日妊娠中であることが伝えられた妻の前田さん演じる多実子や、広瀬さん演じるあかりとは“飲み友達”という関係。おそらく白石は、多実子から“料理上手で、セックスもまあまあの恋人”との生ぬるい関係について何かしら聞かされているに違いない!?ふとした拍子に覗く、実生活の夫婦の仲の良さもチェックしてみて。小池徹平/アパレルメーカー社員・友太「BAR ロマ」の常連のひとりであるあかりは、男にとって都合のいい女になってしまう節がある。セックスをした男に得意のひき肉料理を振る舞うことが好きだが、「安くて、早くて、簡単」なひき肉に、つい自分を重ねてしまうことも…。なのに先日も、偶然出会ったばかりのサラリーマン・矢々田(笠原秀幸)と、一夜をともにしてしまった。“高級ステーキ”のような本気の恋愛がしたい!と思っていたあかりの前に現れたのが、取引先のアパレルメーカー社員・友太。爽やかでガツガツしていない友太を演じるのは、映画『覚悟はいいかそこの女子。』ほか、ミュージカル「キンキー・ブーツ」再演も控えている小池さん。広瀬さん演じるあかりと本気の恋に展開するのか、期待していて。笠原秀幸/サラリーマン・矢々田酔っ払ったあかり(広瀬さん)と偶然出会い、そのまま一夜をともに。その後も、「いまから行っていい?」と突然押しかける男。あかりもまた、ひき肉を使ったワンタン料理を彼に振る舞うのだが…。そんな矢々田を演じるのは、子役として「大地の子」(95)でデビュー、最近では『斉木楠雄のΨ難』にも出演し、勝地さんと2人舞台公演を行うなど、多方面で活躍中の笠原さんだ。間宮祥太朗/「BAR ロマ」手伝い・シノザキ「BAR ロマ」で珠美(山田さん)を手伝う物憂げな美青年・シノザキを演じるのは、間宮さん。勝地さん演じる小学校教師・白石の想いには、気づいているのか否か…。昨年、主演作『全員死刑』や『帝一の國』などで大躍進、ヒロインの元夫・涼次役を務めた朝ドラ「半分、青い。」や加藤シゲアキ主演「ゼロ 一獲千金ゲーム」などに出演。本作でも存在感を発揮している。RYO(ORANGE RANGE)/ミュージシャン・トキヲ“耳”のパーツモデル、ツヤコ(壇蜜さん)はミュージシャンのトキヲとの間に2児をもうけたが、彼はいまでは別の女性と暮らしている。家族揃ってピクニックに行こうとトキヲを訪ねるが、玄関先で門前払い。想いが前のめりになりすぎて、ドン引きされてしまう。傷ついたツヤコは、公園でワインを飲みながら涙する。ツヤコの“重さ”から逃げるように家を出ていったトキヲを演じるのは、「ORANGE RANGE」のボーカルとして「花」「上海ハニー」などヒット曲を生み出してきたRYO。近年は舞台「薄桜鬼 新撰組炎舞録」を皮切りに俳優としても活躍している。遠藤史也/由有羅の母親の恋人白石(勝地さん)の教え子である由有羅の母、はる(小島聖)は世界中を旅する自由人。でも、母の年下の恋人・哲太はいつでも優しく、由有羅の話相手になっている。演じるのは、「BoysAward Audition 2nd」グランプリを獲得、メンズノンノ専属モデルとして活躍中の遠藤さん。昨年、俳優活動もスタートさせ、「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」にレギュラー出演し、dTVドラマ「花にけだもの」にも出演、本作で映画初出演を果たした。坂口健太郎や成田凌らに続く逸材となるか!?PANTA(頭脳警察)/古書店に来たお客過去の恋愛から、いろいろなものをなくしてきたトン子(小泉さん)。ロックなTシャツに着物の羽織が定番ルック、こたつのある部屋で執筆し、台所を含む半径数メートルが生活圏。彼女の古書店「モチの家」にやってきたお客さんと、食にまつわる逸話でつい話し込んだりも。そのお客を演じるのは、日本のロックの元祖といわれるバンド「頭脳警察」のメンバーであるPANTAさん。俳優としても桑田佳祐監督作『稲村ジェーン』ほか、最近は『沈黙ーサイレンスー』や『ナミヤ雑貨店の奇蹟』にも出演していた。眞木蔵人/「BAR ロマ」オーナー・淳現在妊娠8か月、元夫のバーを手伝いながら一途な愛を貫く珠美。彼女の自家製ピクルス目当てに、多実子やあかりらが店を訪れる。珠美は離婚したものの、元夫と完全に関係が切れているわけではなく、いまだ好きな男である様子。自分の気持ちに、うそをつきたくないだけなのだ。そこまで彼女に愛される、ジャズレコード好きなオーナー・淳を演じるのは、マイク眞木と前田美波里を両親に持ち、映画『あ・うん』(90)では日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得、北野武監督『あの夏、いちばん静かな海』(91)でも注目された眞木さん。グッとシブさを増した彼が気になる人も多そう。彼らは必ずしも、一緒にいて心安らぐ“おいしい男”ばかりではないかもしれない。それでも、自分が求めるものを思い出させてくれたり、大切なものに気づかせてくれたりと、“食べる女たち”の人生には必要不可欠な、隠し味のような存在なのだ。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月22日小泉今日子、沢尻エリカをはじめとする、いまを代表する豪華女優陣の共演が大きな話題となっている映画『食べる女』から、人気イラストレーターのマキヒロチ、進藤やす子、山科ティナ、3人による特別イラストが解禁された。小泉さん、沢尻さん、そして前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香などいま注目すべきキャストを迎え、年齢も、職業も、恋愛に対する考え方も、人生における価値観も異なる8人の女性が、おいしいものを心置きなく、好きなだけ食べる“女の本音満載の宴”を通して、現代に生きる女たちの“いま”を描いている本作。そんな本作の印象に残ったシーンをイラスト化したのは、実写ドラマ化もした『いつかティファニーで朝食を』(新潮社)、『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』(講談社)の原作者でもあり、女性の生き方や食について漫画から、ギャグエッセイなど幅広いジャンルで活動しているマキさん、ファッションイラストレーターとして、多数のファッション本を執筆・出版し、幅広い年代の女性から支持されている進藤さん、KIRIN「午後の紅茶」「H.I.S」など多くの企業コラボマンガを担当し、雑誌・WEBと媒体に限らず広く活動中している山科さんの3人。■マキヒロチ「かつての自分とリンクして温かい気持ちになる」マキさんが描きおろしたのは、沢尻エリカ演じる小麦田圭子(称ドド)と、ユースケ・サンタマリア演じるサラリーマンのタナベが2人で食事をしているシーン。マキさんは「男なんていらない!」と豪語するドドが“食”を通し関係が発展していく重要な場面であるシーンを「若い頃は孤食が好きで、一人で食事をしている自分の姿もなんだか強い女性のようで好きだった。だけど歳をとって、食事を共にする誰かの一言や知識が料理の経験値を深めてくれたりすることや、美味しそうに食べる相手の顔が更に食事を美味しくさせてくれることに気づいた」と語る。「仕事と一人の時間をこよなく愛すドドが、偶然タナベと出会い食事をするようになって、誰かと食事をすることの尊さや安らぎを知って行く。最初は強張っていたドドの表情が、食事とお酒とタナベの眼差しによって優しい表情にほころんでいくシーンが、かつての自分とリンクして温かい気持ちになる」と自身に重ねての描きおろしとなったと言う。■進藤やす子「自分に正直な『食べる女』でありたい」進藤さんが描きおろしたシーンは、小泉さん演じるトン子が、料理ができず旦那に別居されてしまうシャーロット演じるマチに対して「人っておいしいご飯を食べている時と、愛しいセックスをしている時がいちばん争いごとから遠くなるんだって。だから手抜きをするな、女たちよ」と激励するシーン。進藤さんは「この映画に出てくる“東京の街をふわりふわりと漂う自由で孤独な女たち”は、シュッと美しい工業製品ではなく、どこか歪んだ手作りの物のようだ。でも手作りの物は代え難い味わいがある。そんなちょっといびつな彼女たちが、ふくふくと描かれているのが、なんだか、良い」と語り、「だから見終わった後は暖かい気持ちになる。私も人の物差しで測ったりせず、自分に正直な『食べる女』でありたい」とコメントした。■山科ティナ「私たちは自分の手で幸せになれる」そして山科さんが描きおろしたのは、鈴木京香演じる美冬が女将をつとめる、ごはんや“道草”に一同が集まり食事をするシーン。「『食べる女』で描かれた女たちはみんな年齢も違えば、性格も、仕事も、生い立ちも、抱えている孤独も、幸せだと感じる事柄も、すべて個性的で、みんなバラバラだ。けれど一つだけ、共通する幸せがある。いたってシンプルで力強いメッセージが私たちの背中を押してくれる。私たちは自分の手で幸せになれる。そうして観終わった頃には、物語の前半で感じていた呪縛が気付かぬうちに解き解かれている」とシーンを選んだ理由を語った。三者三様の3人がそれぞれ共有できたという映画『食べる女』は、全ての女性を応援するメッセージが込められている。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月10日人気作家・伊坂幸太郎の“初”にして“唯一”の恋愛小説集が、三浦春馬主演、多部未華子や原田泰造ほか豪華共演で実写化される、映画『アイネクライネナハトムジーク』。この度、ドラマ「あなたには帰る家がある」で注目を集めた萩原利久をはじめ、成田瑛基、こだまたいちと3名の若手俳優の出演が発表された。ストーリーギターの弾き語りが心地よく響く仙台駅前。大型ビジョンからは、ボクシング世界戦のタイトルマッチに沸く声。「劇的な出会い」を待つだけのボク・佐藤(三浦春馬)は、街頭アンケートを実施中だ。いまどき、なかなか相手にしてもらえない中、珍しく快く応えてくれたのはリクルートスーツの女性(多部未華子)。手には「シャンプー」の文字。これって運命?そういえば居酒屋で雇われ店長をやっている親友が言ってた、「出会いなんてどうだっていい、後で自分の幸運に感謝できるのが一番だ」って。確かに、あいつは分不相応なほど美人の奥さんと可愛い娘がいて、幸せそうにやってる。運命って、奇跡って、幸せって?音と音がつながってメロディが生まれるように、誰かと誰かがつながって物語が生まれる――それは、恋とか愛にまつわる物語。ドイツ語で“小さな夜の曲”の意味をもつ本作から、今回発表されたのは、現在、人気急上昇中の若手俳優3名だ。若手実力派として注目を集める萩原利久は、子役時代からの磨かれた演技力で、4月期TV ドラマ「あなたには帰る家がある」でもユースケ・サンタマリアと木村多江演じる夫婦の、どこか影をもつ息子役で話題を呼んだばかり。『イノセント15』(’16)では主演を務め、その後も『3月のライオン』『帝一の國』『あゝ、荒野』など話題作に出演する中、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が現在公開中、待機作には『高崎グラフィティ。』『あの日のオルガン』などがある。また、ヘビー級ボクサー役に抜擢された成田瑛基は、映画『セトウツミ』や『デメキン』などに抜擢され、空手やテコンドーなどを特技とし、その身体能力を活かしたアクション作品にも多数出演する俳優として注目を集めている。本作では約3か月もの間、本格的トレーニングで肉体と精神を追い込み、10kgの増量を果たした上に体脂肪率を9%まで絞るという本物のボクサーさながらの徹底的な身体作りと役作りを行った。その完璧なまでの風貌で、日本人初のヘビー級ボクシング世界チャンピオン、ウィンストン小野こと小野学役に挑む姿に注目したい。さらに、本作で謎のストリートミュージシャンを演じるのは、「メンズノンノ」モデルを5年間務め、バンドグループ「THE TOKYO」ではギタリストとして、またソロではフォークシンガーとしてもライブ活動をするなど、多岐に渡る活動で、アーティストとしての顔を持つこだまたいち。今回彼が抜擢されたのは、その独特な魅力が存分に発揮されるストリートミュージシャン・斉藤さん役。伊坂作品の定番の舞台といえば仙台だが、10年もの間、仙台駅前のペデストリアンデッキで同じ楽曲の弾き語りを続ける謎のストリートミュージシャンとして、劇中で歌声を披露している。三者三様、個性豊かな実力派若手俳優が加わり、期待が高まるばかりの本作をぜひチェックして。『アイネクライネナハトムジーク』は2019年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2018年冬、全国にて公開予定©2018「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
2018年07月19日小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華女優陣の共演が話題を呼んでいる『食べる女』から、“おいしい女”たちが勢揃いする場面写真が初解禁となった。職業や年齢もばらばらな8人の女性たちの日常を、<食>と<性>をテーマに赤裸々に描いた本作。脚本は、原作者の筒井ともみ自身が担当した。先日特報が公開となったばかりだが、今回は見逃せない場面写真が初公開された。物語を彩る女性陣のほか、ユースケ・サンタマリア、勝地涼、小池徹平、間宮祥太朗といった彼女たちと出会う男性キャストの姿も見られる。卵かけご飯を頬張る主人公・トン子(小泉今日子)や、通称・マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)に料理を教える美冬(鈴木京香)、ドド子(沢尻エリカ)とサラリーマンのタナベ(ユースケ・サンタマリア)のツーショットなど、物語のキーとなる場面写真の数々。なかでも、“モチの家”と呼ばれるトン子の家に集う女性たちは、この作品を象徴するワンシーンのようにも思える。恋愛と人生に迷った彼女たちは“食べる”ことを通し、様々な男性たちといったいどんな関係を築いていくのか。続報に期待していて。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年07月06日中谷美紀、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、木村多江を迎えて山本文緒の小説をドラマ化した「あなたには帰る家がある」の最終話が6月22日(金)にオンエア。演技派を揃えコメディとシリアスのメリハリを利かせた演出が冴えた本作のラスト、視聴者たちはどんな感想を持ったのか…!?中谷さんが演じる家事が苦手な強めの妻・佐藤真弓と、玉木さん演じる強めな真弓に窮屈さを感じながら生きる住宅販売会社勤務の夫・秀明の夫婦。ユースケさん演じる時代錯誤な亭主関白ぶりをみせるモラハラ夫の茄子田太郎と、良妻賢母を演じることで自らを「幸せだ」と想いこませてきた家庭的で美しい妻・綾子の夫婦。太郎がモデルハウスを訪れ、秀明が担当したことで2つの夫婦は出会い、秀明と綾子は惹かれあっていった…。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では真弓が綾子に対し「太郎と子どもたちと幸せになる」と宣言。実はこの“夫婦交換宣言”は真弓の作戦だったのだが、それを見抜いた綾子は意地を張り自分は秀明と幸せになると言い返す。真弓の意図とは裏腹に太郎は真弓に本気になり出し、綾子も不倫が原因で左遷された秀明のために尽くす……という展開に。これには「綾子さんと真弓さんの心の駆け引きがなんともいえず」「最終話にして最高に面白くなりそう」「マウント合戦!」など、真弓と綾子のやり取りを楽しむ視聴者からの反応が。「ギャグパートとシリアスパートの落差好き」とシリアスなシーンとコメディタッチな場面が交互に繰り返す演出も好反応。その後、太郎が離婚届けを出す日に真弓は太郎を連れ秀明の会社へ。そこには綾子もいて4人はエレベーターに閉じ込められてしまい、そこで4人は本心をぶつけ合う。太郎は綾子の元に戻り夫婦の立場は逆転、家では綾子が主導権を握るように。秀明と真弓は一定の距離を保ちながら新たな関係を築いていく……というラストに。視聴者からは「クソ男演じても玉木宏は顔面レベルが高い」「ユースケサンタマリア俳優としてすごい人」「中谷美紀の顔くしゃくしゃにしながらの表情、ホント面白かった」「木村多江さんの怪演っぷりがすごくてハマってた」などメインキャストへの賞賛とともに、秀明と真弓の娘・麗奈を演じた桜田ひよりに対して「演技力すごすぎ」「国民的女優になりそう」など期待の声も上がっていた。(笠緒)
2018年06月23日元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(41)が5月6日放送のレギュラー番組「7.2新しい別の窓」(AbemaTV)で、「たけし軍団」と共演する。同局の公式Twitterで発表された。 同番組は先月から毎週第1日曜日の午後5時から放送。昨年11月に同局での72時間生放送特番に出演し話題を呼んだ3人だが、同番組では毎回7.2時間の生放送に出演。ゲストを招いての本音トークコーナーは、番組の目玉企画の1つとなっている。 「初回はユースケ・サンタマリアさんとヒロミさんがゲスト出演。草なぎさんとユースケさんは3月に放送が終了した『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)で共演し、気心が知れた間柄。ユースケさんが突っこんだ話をし過ぎて、スタッフからカンペで制止されるひと幕もありました」(芸能記者) たけし軍団の出演者名や出演時間などはまだ明かされていないが、場所は東京都内のたけし軍団の所属事務所「オフィス北野」から放送されるという。 「たけし軍団といえばダンカンさんやガダルカナル・タカさん、水道橋博士などの“論客”ぞろいで知られています。元SMAPの3人が所属していたジャニーズ事務所では、山口達也さんの一件で大激震中。地上波でないこともあり、忖度なしの爆弾トークが繰り広げられるのではないかと関係者がヒヤヒヤしているといいます」(前出・芸能関係者) たけし軍団といえば、ビートたけし(71)の独立騒動による内紛でも話題となっている。メンバーから、明らかになっていない内紛の“裏側”が暴露される可能性もありそうだ。
2018年05月02日