仕事でもプライベートでも、「スマートフォンやタブレットが手放せない」と感じている人は多いのではないでしょうか。自宅で快適にネットを楽しむため、重要なのがWi-Fiの電波です。より快適に無線LANを活用するため、メーカー公式サイトから「Wi-Fiルーターの正しい置き方」を紹介します。Wi-Fiルーターの設置に向いていない場所とは無線LANに接続できる機器が増加するにつれて、悩みがちなのが「Wi-Fiルーターの設置場所」です。「コンセントがあり、できるだけ邪魔にならないところで…」と、消去法的に設置場所を選んでいる人も多いのではないでしょうか。とはいえ、Wi-Fiルーターをどこに置くのかによって、家の中での電波の届き具合は大きく変わってきます。「電波が弱く快適にネットを使えない…」という場合、設置場所が間違っている可能性も。家電・PC周辺機器メーカーの「BUFFALO」が教える、避けるべき設置場所のポイントは以下の4点です。・湿気を含むものから近い場所・家電製品(電子レンジなど)から近い場所・棚の中などの見えない場所・部屋の隅や床Wi-Fiルーターは、電波を発生するための装置です。電波の特性を無視した場所に設置すると、ルーターの本来の能力が発揮されない可能性があるでしょう。電波は水に吸収されやすく、また家電の近くで使用すると干渉を受けやすいという特徴があります。水槽や花瓶、電波を生じる家電製品の近くは避けて設置してください。Wi-Fiルーターは「収納」を前提に作られてはいません。外側をおおうと、そのぶん電波が遮られてしまうでしょう。またWi-Fiルーターから発生する電波は、全方位に向かいます。床に置いていると家具などに電波が遮られてWi-Fiルーターから離れた場所に電波が届きにくくなります。窓際や部屋のすみなどに設置すると、円形に発信される電波の一部が窓の外に向いたり、壁に向いてしまい、電波の一部しか利用できなくなります。BUFFALO公式サイトーより引用電波を無駄なく使うためには、「床から1~2mの高さ」「できるだけ家の中心に」という2点を意識するのがおすすめです。置き場所を変えられない場合の対処法さまざまな事情により、Wi-Fiルーターの置き場所を変更できないケースもあるでしょう。また「変更してもあまり効果が見られなかった…」という人も決して少なくありません。このような場合には、ぜひメッシュ化を検討してみてください。Wi-Fiルーターの電波を、複数のメッシュWi-Fi対応機器で中継することにより、部屋中に電波を届けやすくなります。「家の端っこ」や「Wi-Fiルーターから離れた部屋」でも、快適にネットライフを満喫できるでしょう。Wi-Fi電波に不満を抱えている場合、買い替えを検討しがちです。とはいえ、ルーターの置き場所を変更するだけで、状況を改善できる可能性があります。BUFFALOが教えるポイントを意識して、Wi-Fiルーターの設置場所についてあらためて検討してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月11日もはや家庭に欠かせない家電になっている、Wi-Fiルーター。実は置く場所によっては電波が弱くなるなど、その効果を最大限発揮できないことを知っていますか。「よく考えずに適当に置いてた…」という人もいるかもしれません。本記事では、Wi-Fiルーターを製造・販売する、株式会社バッファローに、Wi-Fiルーターの設置場所についてうかがいました。電波をより遠くまで届けられる場所に置こう――Wi-Fiルーターの理想的な置き場所はどこか?Wi-Fiに限らず、電波は障害物があると届きにくくなります。また、電波はWi-Fiルーターを中心に全方向に飛びます。Wi-Fiの電波をより遠くまで届かせるためには、電波の特性を考慮した場所にWi-Fiルーターを設置することが大切です。理想的な置き場所としては、家の間取りにおいてできるだけ中心となる位置や、見通しのいい場所で、床から1~2メートルくらいの高さに設置するのがお勧めです。※写真はイメージ――ほかに電波を効果的に届かせるポイントは?置き場所を変えても電波が届きにくい部屋があるのなら、『メッシュWi-Fi』がお勧めです。『メッシュWi-Fi』は、Wi-Fiルーターの電波を複数の親機と中継機同士が互いに通信しあい、メッシュ、つまり網目状にネットワークを構築する仕組みです。中継機は簡単にいうと、親機と子機をつながりやすくするために設置するものです。それぞれの機器がつながりあい、メッシュ状にネットワークを広げていくことで、大きな家や複雑な構造の家でも、すみずみまで快適なWi-Fiを届けます。弊社でもWi-Fiルーター、中継機など、さまざまな商品をラインナップしているので、ライフスタイルや利用環境に応じて自由に選んでもらえればと思います。ちなみに、中継機を設置する場合は、階段付近の踊り場など、横だけでなく縦にも見通しのいいところに設置するようにしてください。電波を遮る場所への設置はNG――反対に、ここには置かないほうがいいという場所や注意点は?例えば、床に置くと家具などに電波が遮られて、Wi-Fiルーターから離れた場所に電波が届きにくくなります。窓際や部屋の隅に設置すると、円形に発信される電波の一部が窓の外や、壁に向いてしまい、電波の一部しか利用できなくなります。上記の理想的な置き場所の反対と考えると分かりやすいと思います。また、以下のような場所も設置場所としては適切ではないそうです。水槽や花びん、土壁など湿気を含む物の近く、金属製の棚や棚の中などの見えない場所、電子レンジの近くやテレビの裏など、家電品の近くも適切ではありません。電波は金属や水に吸収されやすいという特性があるため、金属製の棚の中や機械の近く、水槽など水を張った物の近くに置くと電波が弱くなります。棚の中や家具の下など、Wi-Fiルーターを見えない場所に隠すケースもありますが、Wi-Fiルーターを収納することが考慮されてない場所では電波が遮られてしまい、離れた場所に電波が届きにくくなります。※写真はイメージWi-Fiルーターの定期的な見直しも大切――Wi-Fiルーターを効果的に使う上でのアドバイスは?Wi-Fiルーターの定期的な見直しをお勧めします。Wi-Fiの規格は、『Wi-Fi 4』『Wi-Fi 5』『Wi-Fi 6』『Wi-Fi 6E(2023年最新)』と、3~5年で新しい規格が登場しています。普段利用しているスマートフォンやパソコンが例え最新機種でも、Wi-Fiルーターが5年前、10年前の規格だと、最新機種の性能を生かしきれず、通信が遅かったり、つながりにくくなったりします。その場合はWi-Fiの規格を最新のものにすることで効果的にご利用いただけます。――ほかにWi-Fiルーターを見直すことのメリットはあるか?セキュリティも日々進化しているので、定期的なWi-Fiルーターの入れ替えはサイバー犯罪などへの対策としても有効です。バッファローでは『ネット脅威ブロッカー2』というセキュリティをWi-Fiルーターに備えているので、安心してご利用いただけます。Wi-Fiルーターは適切な場所に置かないと、電波を効果的に届けることはできません。「なぜかWi-Fiの電波が弱いな」という人は、もしかすると電波を遮ってしまう場所にルーターを置いてしまっている可能性があります。改めて見直して、「すぐに移動させなければ!」と思った人もいるかもしれません。本記事を参考に、電波を効果的に届かせられる場所に置き換えてみてくださいね。[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
2023年10月27日インターネットの利用に欠かせないのがルーターです。パソコンやテレビ、ゲーム機などと接続するため、ルーター周りの配線がごちゃごちゃしているご家庭も多いのではないでしょうか。ライフスタイル情報を発信しているたに(tani_simplelife)さんは、散らかりがちなルーター周りの配線を上手に隠し、見た目をすっきりときれいにする方法を紹介しています。掃除も楽になるルーター周り配線の隠し技ルーターの周りには、LANケーブルやモジュラージャックなどのコードが集中してしまいがち。しかし、複数の配線が絡み合っているとほこりを寄せ付けやすくなるので、小まめな掃除が必要です。ルーターやモデムなどの機器がコードとごちゃ混ぜになっていると、掃除機をかけるのも大変です。床に置いたままのルーターやコードは見た目も悪いので、隠してしまいましょう。おすすめは、前後の仕切りがないシェルフなどの本棚。衣装ケースなどもいいのですが、見た目を考えるとインテリアとして違和感を感じさせないものがおすすめです。前後の仕切りがないので、そのままルーターの手前に配置しましょう。この時、ルーターの熱が排出されやすいように壁との間に少し隙間を開けておくのがポイントです。ルーターと配線をまとめて一カ所に収納します。そのままだと丸見えなので、本などでさりげなく隠してしまいましょう。ほかの棚にも収納ボックスや観葉植物などを置いて、それっぽくレイアウトすれば完成です。ごちゃついていた床がすっきり。見た目もきれいで掃除もしやすくなりました。 この投稿をInstagramで見る たに|身軽に暮らして余白を楽しむ(@tani_simplelife)がシェアした投稿 今回たにさんが使用した本棚は「IKEA KKALLAXシェルフユニット下部フレーム付」です。ほかの棚でも整頓はできるので、自宅にあるものを上手に使ってみましょう。ルーター周りが散らかっていると、どうしても生活感がでてしまうので「おしゃれな部屋にしたい」と思っていても、なかなか難しいものです。誰でも簡単にできる上手な隠し技を使って、ルータ周りの配線を整理してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年04月07日オンライン授業や習い事、テレワークやネット会議、おうち時間でのネット動画閲覧……等々、家族全員でインターネットを利用する時間が圧倒的に長くなっている昨今。ヘビーユースするようになり、「ネット回線が重い、使いづらい」という不便を感じている家庭も少なくないかと思います。設定関連のことは詳しくないし、ネット回線の会社もどれが良いか分からないし、工事などのことを考えると面倒で気が進まない……。そんなママにぴったりの“楽ちん”なサービスが登場しています!「スグコネ」はこんな悩みを簡単解決 そのサービスの名は「スグコネ」。以下のような3つのお悩みをバッチリ解決してくれるのです!★ネット環境についてのお悩み(1)質問:ネット回線を新しく選びたい(乗り換えたい)けれど、工事や設定などに抵抗がある……!答え:「スグコネ」は、届いたホームルーター本体をコンセントにさすだけで、すぐにネット環境が整います。工事不要で、面倒な設定なども一切必要ありません!★ネット環境についてのお悩み(2)質問:自宅環境に合わなかったときや、解約料などの「しばり」が心配で、簡単には試せない……!答え:「スグコネ」は初月の基本利用料が無料! 解約金もないので手軽に試すことができ、実際に使ってみてから利用継続の判断ができます!(※1)初回事務手数料3,300円(税込)別途。→今なら無料、「新生活GOGOキャンペーン実施中!」 詳しくは記事の後方 をご覧ください。★ネット環境についてのお悩み(3)質問:そもそもネット関連のことが苦手! PCやタブレット、TV、ゲーム等々の接続設定ができるか不安……! 答え:「スグコネ」はコンセントにさすだけで簡単に使用できる上、専門のカスタマーサポートセンターがあり、接続における「困った」を最大限サポートしてくれるので、ネット関連に自信がない方も安心です!ママのネットのお悩みは、とにかく手軽な「スグコネ」で解消! 「スグコネ」はコンセントにさすだけで使えるので、工事日程を調整するなどの手間が一切かかりません。申込みから最短翌営業日発送なので、「すぐにネットを使いたい」 という場合でも迅速に導入できます。また、解約金がいつでもかからないので、気軽に試せるのもうれしいポイントです。さらに、「ネットが苦手・・・」というママでも、いざ困ったときに電話で相談できるコールセンター があるのは心強いですよね。ポイントで、ママに嬉しいサービス利用も 一部地域を除き、全国で使える「スグコネ」を提供している東邦ガスは、東海3 県を供給エリアとするガス会社。創立約100年の実績を持つインフラ企業です。「スグコネ」は東邦ガスの運営する暮らし周りの便利なサービスを提供するサイト 「ASMITAS」から申し込めます。「ASMITAS」の提供するサービスは、 ママに嬉しいサービスがたくさん。家事代行サービスや、ハウスクリーニング、シッターサービス、見守りカメラサービス、宅配水サービス、花の定期便、食事管理プログラムなどなど、生活を豊かにしてくれるサービスが揃っています。「スグコネ」の利用中は、ご利用金額(税抜)の1%がポイント付与され、1ポイント 1円として、100 ポイントから「スグコネ」の利用料金に充当することができます。 さらに、月間のデータ通信量が少なく、一定の条件を満たせば「スグトクボーナス」 として最大 500 ポイント (500 円相当)がもらえます。逆に「春休みで今月は大量に使いそうだ」なんてときには、追加SIMでギガの追加も可能。ちなみに100GBの場合、動画再生閲覧では約100時間、SNS閲覧なら200時間、WEB会議なら400時間の利用が可能(※2)です。(※2)動画再生は高画質(720p)、SNSはインスタグラム、WEB会議はSkypeを想定。月間データ通信容量の時間は目安となっており、お客さまの使用状況によって変わります。 使って便利!スグコネはこちらから 今なら、 さらにお得に始められるキャンペーン中!さらに今なら「新生活 GOGOキャンペーン」中。 初回事務手数料 3,300円(税込)が無料、さらに「スグコネ」の利用料金に充当できるポイントが 5,000円分プレゼントされるので、約8,000円おトクになります。 つまり、初月とあわせて、実質2か月分無料になるんです。 転勤や卒園、入学などなど何かと物入りな春にはありがたい限りですね。 『スグコネ』の詳細はこちらから お試し簡単! 新生活を応援してくれる「スグコネ」を使ってみよう仕事や子どもの幼稚園・保育園・学校や塾、お稽古事関係でも、オンラインでの連絡や専用サービスはどんどん増えており、今やどの家庭にも必要不可欠なものになっているネット回線。新生活のタイミングは、「ちょっと不便だな」「やらなきゃな」と後回しにしていたことに取り組むのにピッタリの時期ですよね。お得なキャンペーン中に、ぜひ検討してみては? 快適なネット環境を整えて、家族でのおうち時間や新年度の暮らしを豊かにしていきましょう! 『スグコネ』をもっとみる <PR>東邦ガス
2021年03月12日パソコンや電話周辺にある「ルーター」。インテリア性に乏しく、収納に悩んでいる方も多いことでしょう。また、リビングに設置することも多いことから目にするたびにストレスになっている方も。ここではそんなルーターの問題を解消する収納術をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。ルーターを収納するのは意外と難しい今や生活に欠かせないパソコン。インターネットやメール、動画をストレスなく楽しむためには、Wi-Fiや光回線をつなぐルーターは必要不可欠。それほど大きなものではないにしても、無機質なルーターは目立ってしまいがち。また、ルーターに接続されるケーブルの処理も悩みどころです。インテリア性に乏しいルーターをどう設置すれば良いのやら……。悩みはつきません。ルーターをおしゃれに収納するには?決しておしゃれとは言えないルーターの外観。接続を示すランプが常に付いていたり、存在そのものが大きいため、インテリアにそぐわないことってありますよね。そんなルーターをおしゃれに収納するためには、100均アイテムを使ったり、DIYで専用のボックスを作ることがおすすめ。LIMIAユーザーのステキなアイデアをご紹介しましょう!ボックスを使用してルーターを収納するアイデアmakefitMihoNagatsuさんがご紹介するのは、ファイルボックスとケーブルチューブを使った収納術です。標準の机の奥行60~70cmを利用し、身長にもよりますが机の前に座っても足が当たらない奥30cmを使ってルーターを収納。意外や意外。ファイルボックスにルーターがすっぽり入るではありませんか!ケーブルはチューブにまとめることで足元がスッキリしますね。ケーブルはきつく縛りすぎず、なるべくゆったりとまとめましょう。▼詳しいアイデアはこちら▼意外なデッドスペース!カラボとファイルボックスで机周りの書類とルータースッキリ!セリアのボックスでルーターを収納!ルーターやモデムを、コンセントや無線の届きやすさの関係上、リビングやキッチンカウンターに設置されている方も多いことでしょう。そのため、常に目に入り、ストレスに感じているという方も。miki_R_love_lifeさんもそのひとり。100均のファイルボックスがその悩みを解消してくれたそうです♪作り方はいたって簡単、ファイルボックスをそのままルーターにかぶせるだけ。インテリアに合わせてお好みのリメイクシートを貼ればおしゃれなインテリアに!付けっ放しのルーターは放熱するため、ファイルボックスの見えないところをカットしているそう。これで熱問題も解消!リメイクシートを貼るだけの簡単DIY、ぜひお試しあれ!▼詳しいアイデアはこちら▼☆ルーター・モデム☆の収納術♪均アイデアで簡単にルーターを収納する方法ルーターを設置するスペースにパソコンやプリンターなどのOA機器をまとめて置いている場合が多いのでは?一箇所にまとまっているのため便利ですが、その分、どうしてもごちゃつきがち。アラキタさんは、100均のアイテムを使っておしゃれにルーターやケーブル周りを収納することに成功!購入したアイテムは〔セリア〕でそろうものばかり。・A4ファイルボックス(※プラスチックではなく紙のもの)・リメイクシート・ウォールステッカーこれらをガムテープとハサミ、またはカッターを使って組み立てていきます。完成したのがこちら!ルーターがすっぽり収まっていますね。裏は少し隙間をあけて熱を逃がすようにするのがポイント。たった3つの100均アイテムのDIY。見事にインテリアに調和していますね。▼詳しいアイデアはこちら▼100均アイテム3つだけ!超簡単ルーター隠しおしゃれにルーターを収納するには?続けて100均のファイルボックスを使ったアイデアです。紹介しくれたのはayako.ankoさん。ポイントはメッシュの穴。ここに配線を通すことでごちゃつき問題を解消!まず、長い配線関係は結束バンドでまとめます。こちらの結束バンドは〔ダイソー〕のもの。何度も取り外しがきくものなのでとても便利なのだとか!あとはファイルボックスをもう一つ重ねれば完成。通気性も抜群なので、熱がこもる心配もありません。たった2つの100均アイテムでおしゃれなルーターボックスができるなんて。まさに目からウロコのアイデアですね。▼詳しいアイデアはこちら▼かさばる配線の悩みをズバッと解決掃除も楽チン✨モデム収納に使える意外なアイテムはコレだ!!で電話周りのルーターを収納してみようリビングに設置することが多い電話。その周辺にはモジュラージャック付コンセントがうじゃうじゃ。気になるこれらを隠しつつルーター類も収納できるラックを本格的なDIYで解決したのがPeanutVillageさんのアイデアです。ルーターラック用に用意した材料は杉板と丸棒、ヒートン・ビス・L字金物・釘・塗料。木材はサイズに合わせてホームセンターであらかじめカットしてもらいましょう。カットした杉板をヤスリがけし、お好みの塗装で仕上げて乾燥させておきます。ルーター類は下の段に置くので、埃よけに底上げするため、コの字に組みます。背面は見えない部分なのでビス止めし、前面にビス頭を出したくないのでL字金物で固定します。下段にヒートンと丸棒を付ければ完成。コンセント前に設置しても下段がオープンなので問題なし!ルーターの電波状態も気になるため、前面・背面ともにフルオープンにすることがポイント。丸棒にリネンクロスを通して無機質なルーターもおしゃれに隠すことができました♪布の代わりに扉をつけるのもおすすめですよ。▼詳しいアイデアはこちら▼電話周りのゴチャゴチャをスッキリ収納!ラックのルーターをおしゃれにDIYして収納するアイデア電話台の下の空間を使ってルーターやモデムを設置しているkero.worksさん。丸見えなのが気になって、DIYをされたとのこと。まず、角材を使って木枠を作り、塗装をして空間に設置。カッターを使ってチキンネットを取り付けます。密閉されないのでルーターの熱も問題なし!目隠し用に〔セリア〕のプレートを付けて完成。ピッタリサイズで作ったので取り付けはめ込んだだけ。これなら原状回復も簡単ですね♪▼詳しいアイデアはこちら▼電話台下のルーター隠しDIYルーターの配線を隠すおすすめDIY電話線やルーターなどで配線がごちゃごちゃしていたリビングの一角を目隠しDIYされたのはdeya-327さんです。電話台以外にも、壁をリメイクシートでおしゃれに演出することで、一角全体がインテリアと調和した雰囲気になったとのこと。配線を隠しているのは〔セリア〕の生地。2種類重ねて、アンティーク風のプッシュピンで止めています。壁は腰壁風にするために貼れるボードを約10cm幅にカットし、リメイクシートを木目に沿って貼りました。ディスプレイも〔セリア〕でそろえ、空間に統一感が生まれましたね。▼詳しいアイデアはこちら▼電話線やルーターなどの配線隠し リビングの一角を100均アイテムでまるごとリノベ均すのこでルーターを収納するアイデア最後にご紹介するのはスプレモさんによるすのこを使ったアイデアです。主な材料は〔Can★Do(キャンドゥ)〕でそろえることができますよ。●材料・桐すのこ2個セット15×30㎝を3枚・木板15×45㎝1枚・木板20×30㎝1枚・桐まな板20×30㎝1枚まず、高さを18㎝にするため、スノコは15㎝で少し足りないので、もう1枚をカットしてくっつけます。100均のは作りやサイズがアバウトなので多少微調整が必要とのこと。余ったスノコを解体して裏から13㎜の釘で留め、縦の短い端材で補強もしました。後ろは配線を出すところを開けときたいので、高さ12.5㎝に。まな板を前板に横の板を合わせて10~13mmの釘で取り付けて組み立てていきます。お好みの塗料で色付けをし、ステンシルなどでデザインすれば完成!すのことまな板でおしゃれなルーターラックの完成です。すのこは通気性にすぐれているため、ルーターの熱がこもりにくいのもポイント。ガタつくところがあれば、すのこの縦の角材が出っ張っていることが考えられるので、塗装の前に確認してカットしてくださいね。▼詳しいアイデアはこちら▼100均 スノコでモデム、ルーター収納をDIYまとめ厄介なルーター問題も、100均アイテムやDIYでスッキリ解消することができます。DIY初心者でも手軽にできるアイデアから本格的なものなどをご紹介しましたが、暮らしにあったアイデアを参考にしてくださいね。また、ルーターは設置場所によって無線が届きにくいこともあるので、設置する際は十分に確認をしてから行うようにしましょう。ルーター収納に関する詳しい記事はこちら
2018年07月01日インターネット環境のためには欠かせないモデムやルーターですが、筐体がプラスチック製で無機質なため、お部屋のなかで浮いてしまうことがあります。そこで今回は、モデムやルーターをおしゃれに隠して収納するアイデアをご紹介します。チキンネットでおしゃれにルーター隠し!kero.worksさんがDIYされた、簡単でおしゃれなルーター隠しをご紹介します。kero.worksさんのアイデアをもっと見るルーターやモデムは見えていますが、チキンネットのおかげでおしゃれに収納できています。【材料】・角材…適量・チキンネットルーターなどが見えている箇所にぴったりハマるよう、角材で枠を作ります。写真は、カット後当てはめてみたところです。ピッタリに合ったら、ボンドとタッカーを使用して枠として固定します。その後、お気に入りの塗料を塗りましょう。裏からタッカーでチキンネットを留めて、枠をはめ込めば完成です!kero.worksさんは、さらにプレートを使っておしゃれに仕上げています。▼kero.worksさんのアイデアはこちら▼電話台下のルーター隠しDIYすのことベニヤだけ!囲うだけでできるルーター収納を簡単DIYmakoCHATNOIRさんがDIYされた、囲うだけの簡単ルーター収納をご紹介します。mako CHAT NOIRさんのアイデアをもっと見るボディ部分はすのこで、天板はベニヤで作っています。囲うだけでとっても簡単にルーターなどが隠せます♪中はこんな感じで、2層になっています。囲うだけなので、Wi-Fiのパスワード確認もラクチンです。すのこは風通しのため、一度分解し、少し隙間を空けてから組み立て直しましょう。サイドもすのこを使うと通気性がさらに上がりますよ。▼makoCHATNOIRさんのアイデアはこちら▼中は2階建!すのこルーター隠しでPC周りがスッキリリ♡均グッズで安くおしゃれにルーターを収納しようnoroさんがDIYされた、100均グッズで簡単に作れるルーターボックスをご紹介します。noroさんのアイデアをもっと見るコンセントのある場所でDIYしています。スッキリとした仕上がりです!【材料】・SPF材(端材)…適量・工作版…4枚・蝶番・取っ手・マグネットキャッチSPF材は余ったものがあれば流用できます。他は100均ショップで購入できますよ。収納ボックスの本体は、SPF材を使ってこのように組み立てます。扉は、4枚の工作版を裏からSPF材で固定することで作成可能です。蝶番で扉を本体に取りつけ、取っ手とマグネットキャッチをつければ完成です♪モデムやルーターのサイズに合わせる必要はありますが、奥行きを短めにすれば場所も取らずに作れますよ。▼noroさんのアイデアはこちら▼すっきり収納♪100円商品を使ってルーター隠し生地を貼るだけ!おしゃれにルーターを収納deya-327さんがDIYされた、周りも一緒におしゃれにしちゃうルーター収納をご紹介します。deya-327さんのアイデアをもっと見る電話台の下のルーターやらモデムやらの機器は、100均で買える生地で隠してしまいます。このように2枚重ねれば、おしゃれに収納することができます♪電話台の周りは、さまざまな柄のリメイクシートを貼っておしゃれに仕上げます。両面テープやタッカーを使って100均アイテムをディスプレイすれば、一角がおしゃれな空間に生まれ変わります!▼deya-327さんのアイデアはこちら▼電話線やルーターなどの配線隠し リビングの一角を100均アイテムでまるごとリノベ均すのこで簡単&安価なおしゃれルーター収納をDIYスプレモさんがDIYされた、すのこと板で作れるおしゃれなルーター収納をご紹介します。スプレモさんのアイデアをもっと見る電話の後ろに、ルーターやモデムなどがすっきり収まっています。【材料】・桐すのこ15×30cm(2個セット)…3セット・木板15×45cm…1枚・木板20×30cm…1枚・桐まな板20×30cm…1枚すべて100均で購入することができます。すのこは前面と背面に使用します。前面は高さが欲しいので、すのこをひとつ解体して、メインのすのこに取りつけましょう。解体したすのこの横板を間にはめ込んだり、補強したりすれば、前面の完成です!背面はコード類を通すために、逆に低くしてしまいます。15×45cmの木板を15×19cmの2枚の板にカットし、側面に使用します。作った4つの板を組み合わせれば、枠の完成です。まな板は底面に、20×30cmの木板は天板に使用します。枠のサイズに合うようにカットしたら、それぞれのパーツを塗装して、枠に取りつけて完成です!取りつけ方は自由ですが、スプレモさんはキューブ状にした端材を内側につけてダボを打ち込み、天板に穴を空けて固定されています。塗装やプレートの飾りつけで、自分なりのおしゃれなデザインを試してみてください♪▼スプレモさんのアイデアはこちら▼100均 スノコでモデム、ルーター収納をDIYまとめルーターやモデムなどは、インターネットには必要なものですが、どうしても雑多な印象になりがちです。上記のアイデアを参考にして、おしゃれに隠してしまいましょう!ルーターのアイデアをもっと見る住まいのアイデアをもっと見る
2017年07月15日ソフトバンク、ウィルコム沖縄は、Y!mobileブランドからモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 506HW」(Huawei製)を17日に発売する。端末価格は未定。同端末は、約75gという軽量ボディが特徴のモバイルWi-Fiルーター。ディスプレイは搭載していないが、LEDライトを搭載し「電波状態」、「ON/OFF」、「電池残量」、「低速化の状況」が視認できる。主な仕様は以下の通り。FDD-LTE: 900MHz/1.7GHz/2.1GHzW-CDMA: 2.1GHzAXGP: 2.5GHz最大通信速度(上り/下り): 112.5Mbps/37.5Mbpsサイズ: W90.9×H56×D13mm重量: 約75gバッテリー容量: 1,500mAh連続通信時間: 約6時間Wi-Fi: IEEE802.11b/g/nカラーバリエーション: ブラック
2016年04月07日バッファローは6日、IEEE802.11ac(2×2)に対応した無線LANルータ「WCR-1166DS」を発表した。5月上旬から発売する。価格は5,500円(税別)。本体は手のひらに乗るコンパクトサイズで、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。転送速度は最大866Mbps(理論値)となっている。iPhone 6やiPhone 6 Plusなどで利用できる「ビームフォーミング」に対応し、移動する端末を自動追尾して通信を安定化させる。アンテナ数は5GHz帯、2.4GHz帯とも、2本ずつ(送信2本、受信2本)。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LANポートは、LAN側とWAN側で1ポートずつ。そのほか、最新のファームウェアに自動更新する「自動アップデート機能」を備え、無線LANの接続機能はAOSSとWPSをサポートする。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES)、WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能だ。本体サイズはW50×D109×H110mm、重量は約139g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2016年04月06日NECプラットフォームズは4日、IEEE802.11acに準拠しアンテナ4本を利用する4ストリーム対応の無線LANルータ「Aterm WG2200HP」および、1ストリーム対応の「Aterm WG800HP」を発表した。発売日は4月14日。価格はオープンで、店頭予想価格はAterm WG2200HPが税別17,000円前後、Aterm WG800HPが税別6,000円前後。○Aterm WG2200HP5GHz帯が4ストリーム、2.4GHz帯が3ストリームに対応し、最大1733Mbps(規格値)で通信できる無線LANルータ。独自のμSRアンテナ搭載により、11acの4ストリーム対応無線LANルータとして国内最小サイズを実現した(4月4日時点、同社調べ)。ルータに接続中のWi-Fi機器と、機器ごとの接続周波数帯や電波強度などの状態を、PCやスマートフォンで確認できる新機能「見えて安心ネット」を搭載。接続機器ごとに許可/制限対象/拒否といった接続管理を設定でき、例えばWi-Fi機器の不正アクセスを検出し接続を拒否したり、子どものWi-Fiゲーム機からの接続を検知して保護者に通知したりする使い方が可能。ほか、接続機器ごとにインターネット接続時間を管理できる「こども安心ネットタイマー」機能や、省エネ機能「オートECO」も備えている。無線LAN簡易接続システムは、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」、本体ボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPSなど。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)などを用意。有線LANインタフェースは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1基、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×4基。本体サイズはW35×D130×H181mm(突起部除く)、重量は約0.4kg。イーサネットコンバータセットも同時発売し、価格はオープン。セットモデルの店頭予想価格は33,000円前後。○Aterm WG800HP5GHz帯で1ストリーム、2.4GHz帯で2ストリームに対応し、最大433Mbps(規格値)で通信できる無線LANルータ。機能を絞ったエントリーモデルながら、有線LANはギガビットに対応した。機能面ではこども安心ネットタイマーやオートECOを搭載。無線LAN簡易接続システムは、らくらくQRスタート2、らくらくかざしてスタート、らくらく無線スタート、WPSなどを用意する。有線LANインタフェースは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1基、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×3基。本体サイズはW35×D97×H146mm(突起部除く)、重量は約0.2kg。
2016年04月04日ネットギアジャパンは3月30日、IEEE 802.11ac wave2対応トライバンド無線LAN ルータ「Nighthawk X8 R8500」を、5月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンだが想定市場価格(税別)は41,000円。保証期間は購入日から3年間となっている。「Nighthawk X8 R8500」は、Wi-Fiにアクティブアンテナ技術(特許出願中)を採用した802.11ac wave2 対応の1.4GHz デュアルコアプロセッサ搭載トライバンド無線LANルータ。アクティブアンテナは、受信した弱い電波を増幅する目的でアンテナの中にアンプを内蔵したもの。電源の制約により電波の出力を上げられないモバイル機器の弱い電波でも受信するという。同製品は、従来の同シリーズが持っていた4つのギガビットLANポートを6つに増やし、より多くの有線接続機器を収容可能とした。そのうち2ポートはリンクアグリゲーションによる2Gbpsの通信が可能。5GHz帯を2つ、2.4GHz帯を1つ同時に使用でき、最高速度は3バンド合計で5.3Gbps(2,166Mbps+2,166Mbps+1,000Mbps)。従来規格の802.11a/b/g/nとも互換性がある。バンドに振り分けるSmart Connect 機能を装備しており、子機それぞれの通信速度に合わせて最適なバンドへ自動的に振り分け、遅い子機と速い子機を別なバンドへ振り分け、速い子機が遅い子機によって邪魔されない通信環境を実現する。さらに「Nighthawk X8 R8500」は、複数のMIMO対応子機と同時に通信するMU-MIMO(Multi UserMIMO)技術に対応(年内を予定)。従来のMIMO 技術(SU-MIMO: Single User MIMO)は同時に通信できる子機が1台のみのため、親機側が多くのアンテナを装備していても子機側のアンテナ数に制限され効率の良い通信が行えなかったが、MU-MIMO に対応することで、複数の子機との同時通信ができるという。
2016年03月31日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は30日、NECおよびNECアクセステクニカ(2013年当時)が発売した無線LANルータ2機種に、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在すると発表した。対象製品は、2013年6月発売の無線LANルータ「Aterm WF800HP」および、2013年7月発売の「Aterm WG300HP」の2機種。クロスサイトリクエストフォージェリとは、Webアプリケーションに存在する脆弱性を利用した攻撃のことで、この脆弱性により、上記2製品の管理画面にログインした状態のユーザーが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる恐れがある。IPAおよびNECでは対策として、Web管理画面にログインしている間、他のウェブサイトにアクセスしないことを推奨している。
2016年03月30日ソフトバンク、ウィルコム沖縄は、Y!mobileブランドからモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 504HW」(Huawei製)を17日に発売する。端末価格は税込み41,400円。同端末は、複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」と、送信用/受信用に各4本のアンテナを用いる「4×4 MIMO」技術に対応することで下り最大261Mbpsの通信を実現したモバイルWi-Fiルーター。主な仕様については、過去記事を参照いただきたい。
2016年03月11日既報の通り、ASUSTeK Computerは7日、無線LANルーターや液晶ディスプレイなど同社製PC周辺機器の新モデルを国内市場に投入すると発表した。これに合わせて記者説明会を開催し、各製品の特徴を紹介した。今回国内販売が発表されたのは、最大転送速度2,167Mbpsのゲーマー向け無線LANルーター「RT-AC88U」、シネスコサイズの34型曲面ゲーミングディスプレイ「ROG Swift PG348Q」、15.6型モバイルディスプレイ「MB169C+」の3製品だ。発表会では無線LANルーター「RT-AC88U」と曲面ディスプレイ「ROG Swift PG348Q」を中心に紹介された。○さらなる速度とより良い使い勝手を追求した「RT-AC88U」ASUSは2009年からグローバルで本格的に無線LANルーターを展開。日本では2013年の「RT-AC68U」を皮切りに製品を投入し、この3年で売り上げを伸ばしている。ASUSによると、同社の無線LANルーターがユーザーに受け入れられる理由は6つあるという。1つ目は安定した通信環境を提供する「内部仕様」で、特徴的な外付けアンテナやパイパワーのプロセッサ、5GHz/2,4GHzそれぞれの専用チップセットがそれにあたる。2つ目は管理インタフェースの「ASUSWRT」で、高い顧客満足率を誇るという。3つ目はトレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を使用する「AiProtection」機能、4つ目はルーターに接続しているデバイスの位置を検出して電波を飛ばすビームフォーミング機能をさらに強化した「Ai Radar」機能、5つ目はUSBストレージホームネットワークへのアクセスを可能とする「AiCloud」、6つ目は年中無休・即日対応の訪問設定サービスが挙げられた。新モデル「RT-AC88U」は、2014年に発売した「RT-AC87U」の後継モデルで、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する。BroadcomのNitroQAM(1024QAM)をサポートし、5GHz帯の通信速度は最大1,734Mbpsから、最大2,167Mbpsへ、2.4GHz帯も600Mbpsから1,000Mbpsへと向上した。また、搭載するプロセッサの動作周波数が1GHzから1.4GHzに強化されたほか、メモリ容量が256MBから512MBに倍増した。これに伴う発熱についても本体上部と側面の2カ所から排気を行うことで対策している。さらに既存モデルでは4基だった有線LANポートを8基に増設。このうち2ポートはリンクアグリゲーションに対応する。ソフトウェア面では、接続デバイスの信号強度や接続速度を自動的に計測し、最適な周波数に自動で切り替ええてくれる「スマートコネクト」や、接続した機器のトラフィックを監視できる「トラフィックスアナライザー」を備える。このほか、スマートフォン向けに提供する「ASUS Router App」を利用することで、ファームウェアのアップデートやシステムモニタリング、ペアレンタルコントロールといった設定が可能となっている。○ゲーム関連機能が充実「RT-AC88U」は、ゲーマー向け無線LANルーターとして、ゲーム関連の機能も豊富に搭載する。まずは「Adaptive QoS」だ。ネットワークゲームの通信優先度を高め、例えばゲーム中にサイズの大きなデータをダウンロードした場合でも、ゲームプレイに与える影響を抑えるという。続いては「WTFast」で、通常ルーターからネットワークゲームのサーバーにアクセスする場合、さまざまな経路を通り、遠回りをしてしまうケースがある。「WTFast」では、WTFast社のGamers Private Network(GPN)を利用することで、ルーターと接続先の通信経路を最適化し、ネットワークゲームプレイ時のタイムラグ(ping値)とパケットロスを抑えることが可能だという。○ハイエンドゲーマー向けディスプレイ「ROG Swift PG348Q」「ROG Swift PG348Q」は、ASUSのゲーミングブランド「R.O.G.」(Republic of Gamers)のハイエンドゲーミングディスプレイ。解像度が3,440×1,440ドット(アスペクト比は21:9)で、画面が弓なりに湾曲した曲面IPSパネルを採用。リフレッシュレートは、DisplayPort接続時最大100Hzで、表示遅延やティアリングを抑えるNVIDIAのディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。「R.O.G.」ブランドで展開するほかのゲーミングディスプレイと同様に、ゲームに特化した「ASUS GamePlus」機能を搭載。画面上にゲームプレイをサポートする情報を表示するもので、例えば"Aimpoint"モードでは照準を、タイマーモードではカウントダウンタイマー、FPSカウンターモードではリフレッシュレートをディスプレイの画面上に表示できる。これはディスプレイ側での処理となるため、PC側に負荷はかからない。また、プレイするゲームジャンルに合わせて色調などを変えられる「GameVisual」機能を備える。説明会会場にはWargaming.netのオンライン海戦ストラテジーゲーム「World of Warships」を使ったデモを展示。16:9のディスプレイと比べて、表示領域が広く、味方や敵の艦艇などの情報をより多く表示できるため、次の行動が取りやすくなったり、航空母艦や戦艦大和といった巨大な艦艇の全体を表示できるといったメリットがある。○USB Type-C対応のモバイルディスプレイ「MB169C+」ノートPCなどとUSB Type-Cケーブルで接続できるモバイル液晶ディスプレイ。画面サイズは15.6型で、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。入力側デバイスとの接続にあたっては、デバイス側のUSB Type-CポートがDisplayPort over USB-C(DisplayPort Alternate Mode)に対応している必要があるが、ケーブル1本で給電と画面表示が可能なため、すっきりとした配線で使うことができる。
2016年03月08日ASUSTeK Computerは7日、IEEE802.11ac対応のゲーマー向けトライバンド無線LANルータ「RT-AC88U」を発表した。11日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込35,500円前後。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LANルータ。5GHz帯が2バンド、2.4GHz帯が1バンドのトライバンド仕様により、5GHz帯を使うデバイスを2台同時に接続しても速度低下を引き起こさない「MU-MIMO技術」に対応するほか、ネットワークゲームの通信優先度を高める「Adaptive QoS」機能が利用できる。また、ネットワークゲームのタイムラグを軽減する「WTFast」機能を搭載。WTFastのGamers Private Network(GPN)を利用することで、ルーターと接続先の通信経路を最適化し、ネットワークゲームプレイ時のタイムラグ(ping値)とパケットロスを抑えることが可能だという。ASUSによると、WTFast機能を利用することでping値を30%~60%低くすることができるとしている。アンテナ数は外付け4本で、BroadcomのNitroQAM(1024QAM)をサポートし、通信速度は5GHz帯が最大2,167Mbps(理論値)×1 + :1,734Mbps(理論値)×1。2.4GHz帯がIEEE802.11nで1,000Mbps(理論値)での転送が行える。ルーターに接続しているデバイスの位置を検出して電波を飛ばすビームフォーミング機能をさらに強化した「Ai Radar」機能を備える。このほか、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を使用する「AiProtection」機能や、トラフィックの可視化も可能な管理機能「ASUSWRT」、スマートフォンからルーターの機能を利用できる「ASUS Router」アプリに対応する。搭載プロセッサは1.4GHz駆動のデュアルコアCPU「Broadcom BCM4709C0」、メモリは512MB DDR3。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LANポート×8基、WANポート×1基、USB 3.0×1基、USB 2.0×1基。LANポートのうち2ポートはチーミングに対応する。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK / WPA-PSK / WPA2-Enterprise / WPA-Enterprise、WEP(128bit / 64bit) / WPS。本体サイズはW300×D188×H60.5mm、重量は約950g。
2016年03月07日ソフトバンク、ウィルコム沖縄は3日、Y!mobileブランドからモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 504HW」(Huawei製)を3月下旬以降に発売すると発表した。価格は未定。同端末は、複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」と、送信用/受信用に各4本のアンテナを用いる「4×4 MIMO」技術に対応することで下り最大261Mbpsの通信を実現したモバイルWi-Fiルーター。主な仕様は以下の通り。サイズ: W106×H64×D17.9mm重量: 約157gディスプレイ: 2.4インチカラー液晶バッテリー容量: 3,000mAh連続通信時間: 約9時間連続待受時間: 約900時間LTE: 2.1GHz/1.7GHz/900MHzWi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac最大同時接続台数: 10台カラーバリエーション: レッド
2016年03月03日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は2日、コレガ製の無線LANルータ2機種にクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在すると注意を喚起した。対象製品は、据え置き型ルータ「CG-WLBARGMH」「CG-WLBARGNL」の2機種で、いずれも販売終了製品。クロスサイトリクエストフォージェリとは、Webアプリケーションに存在する脆弱性を利用した攻撃のこと。この脆弱性により、上記2製品のWeb管理画面にログインした状態で細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる恐れがあるという。IPAおよびコレガでは、Web管理画面にログインしている間、他のウェブサイトにアクセスしないことを推奨している。
2016年03月02日バッファローは22日、メルコグループ創業40周年を記念し、特別仕様のWi-Fiルータと外付けHDDを、同社通販サイト「バッファローダイレクト」にて各40台限定で販売する。今回の限定モデルは、同社が企画・開発・製造を担当し、ブランドのイメージカラーである赤にちなんだスペシャルレッドで塗装されたモデル。40周年記念エンブレムに、限定数を示すシリアルナンバーが記載される。購入希望受付期間は2月22日から3月6日23時59分まで。22日19時時点で購入希望者が販売数を上回っており、抽選での購入となる。購入予約には、直販サイト「バッファローダイレクト」の会員登録が必要。○WXR-2533DHP/40A「WXR-2533DHP/40A」は、IEEE802.11ac対応無線LANルータ「WXR-2533DHP/40A」をベースにしたモデル。価格は30,800円(税別)。通信能力をベースモデルより高めるため、エンジニアが無線性能で選別したプレミアムな個体と、特別な高感度アンテナを組み合わせている。搭載DRAMはベースモデル比で約2倍の1GBを搭載し、USBポートの転送速度の向上にも貢献した。セットアップカードは特注のメタリックデザイン。このほかの機能はベースモデル「WXR-2533DHP」と共通。詳細については、別記事の「バッファロー、大型可動式アンテナを採用した4×4・11acのWi-Fiルータ」を参照いただきたい。○HD-GD8.0U3D/40A「HD-GD8.0U3D/40A」は、外付けHDD「HD-GDU3D」シリーズをベースにしたモデル。価格は79,800円(税別)。特別仕様として、内蔵ドライブにHGST製のヘリウム充填型の8TB HDD「Ultrastar He8」を搭載。ベースモデル同様DRAMキャッシュを備え、PCとのデータ転送を高速に行える。このほかの機能はベースモデル「HD-GDU3D」シリーズと共通。詳細については、別記事の「バッファロー、DRAMキャッシュでコピーを高速化したUSB 3.0外付けHDD」を参照いただきたい。
2016年02月22日UQコミュニケーションズは15日、下り最大220Mbpsの高速データ通信が可能なWiMAX 2+ルータ「Speed Wi-Fi NEXT W02」を発表した。グリーンとホワイトの2色を用意。2月19日に発売する。価格は、「UQ Flat ツープラス ギガ放題」「UQ Flat ツープラス」との通信サービス契約時で2,800円(税別)。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション(CA)時で下り最大220Mbpsの高速通信が可能なWiMAX 2+ルータ。WiMAX 2+に加え、au 4G LTEにも対応し、2つの通信モードを切り替えられる。パフォーマンス設定を「ノーマル」にすることで、電池残量が少なくなるとCAをオフ、電池残量が増えるとオンに切り替えて長時間使用する省電力機能を搭載。直近3日間のデータ通信量を表示する「通信量カウンター」機能も搭載し、通信量を確認しつつ計画的に使用できる。バッテリ容量は2,300mA、連続通信時間はWiMAX 2+時で最長510分、LTE時で最長470分。同時接続台数は10台まで。本体サイズはW121×D59×H11.1mm、重量は約119g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5以降。オプションとして専用クレードルが用意されている。
2016年02月15日UQコミュニケーションズは、下り最大220Mbpsの通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W02」(ファーウェイ・ジャパン製)を19日に発売する。通信サービス契約時の価格は税別2,800円。「Speed Wi-Fi NEXT W02」は、WiMAX 2+とau 4G LTEに対応したモバイルWi-Fiルーター。キャリアアグリゲーションにより下り最大220Mbpsの通信が可能だ。通信モードはWiMAX 2+のみを利用する「ハイスピードモード」、au網も利用する「ハイスピードプラスエリアモード」(オプション料金として月額1,005円が必要)から選択できる。本体は2.4インチのカラータッチパネルを搭載。前モデルからの新機能として、「本日までの3日間」のデータ通信量が確認可能になったほか、キャリアアグリゲーションのオン/オフが自動で切替えられる「ノーマル」モードに対応している。主な仕様は以下の通り。サイズ: W121×H59×D11.1mm重量: 約119gバッテリー容量: 2,300mAh連続通信時間(WiMAX 2+): 約390分(ハイパフォーマンス時)/約420分(ノーマル時)/約510分(バッテリーセーブ時)連続通信時間(LTE): 約440分(ハイパフォーマンス時、ノーマル時)/約470分(バッテリーセーブ時)連続待受時間: 約760時間(デフォルト設定)/約35時間(クイックアクセスモード)Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/acカラーバリエーション: GREEN、WHITE
2016年02月15日NTTドコモは、PREMIUM 4Gに対応し、受信時最大300Mbpsの高速通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION N-01H」(NECプラットフォームズ製)を17日に発売する。端末価格は税込み21,384円。「Wi-Fi STATION N-01H」は、PREMIUM 4Gに対応したモバイルWi-Fiルーター。パッケージには、LTEアンテナ(800MHzプラチナバンド対応)を内蔵したクレードルを同梱する。本体に装着することで自動的にアンテナ感度が向上するという。同クレードルはイーサネットポートを搭載しているため、PCなどと有線接続し、宅内向けのWi-Fiルーターとしても利用可能だ。主な仕様は以下の通り。サイズ: W63×H115×D11mm重量: 約117gバッテリー容量: 2,500mAh連続待受時間: 約1,180時間連続通信時間: 約13時間通信方式(端末側・無線LAN): IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)通信方式(端末側・有線LAN): 1000Base-T/100Base-TXカラーバリエーション: White
2016年02月05日アイ・オー・データ機器は3日、電波を全方位に届ける「360コネクト」搭載の無線LANルータ「WN-AX1167GR」と「WN-GX300GR」の2モデルを発表した。2月下旬から順次発売する。標準価格は7,200円(税別)から。○WN-AX1167GR「WN-AX1167GR」は、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続に対応した、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルータ。2月下旬に発売し、標準価格は8,900円(税別)。上下 / 左右 / 奥行きの360度全方向に電波が射出されるよう最適化された新開発アンテナと、最大通信距離を伸ばす高性能パワーアンプを併用した「360コネクト」技術を搭載。全方向にムラなく電波が届く仕様としたことが特徴となる。内蔵アンテナ数は4本(5GHz送受信用×2、2.4GHz送受信用×2)で、安定性を保ち速度低下を防ぐビームフォーミング技術にも対応。iPhoneなどの対応機種を使うことで、安定した通信をサポートする。最大通信速度は867Mbps(理論値)となっている。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×4とWANポート×1。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大32エントリ)など。推奨接続台数は8台。縦置き / 横置きの両対応で、本体サイズはW100×D150×H156mm(縦置き時)、重量は約270g。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、OS X 10.9~10.11、Android 4.0~6.0、iOS 7~9。○WN-GX300GR「WN-GX300GR」は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのみ準拠するモデル。3月中旬に発売し、標準価格は7,200円(税別)。「360コネクト」などの主な機能や仕様は「WN-AX1167GR」ほぼ共通。相違点は、ビームフォーミングに非対応である点、内蔵アンテナ数が2本(2.4GHz送受信用×2)となる点、重量が約260gになる点など。
2016年02月03日OPNsenseプロジェクトは1月28日(オランダ時間)、「OPNsense 16.1 released」において、オープンソースのルータ/ファイアウォールソリューションOPNsenseの初のメジャーアップグレードバージョンとなる「OPNsense 16.1 "Crafty Coyote"」の公開を伝えた。OPNsenseが発表されてから1年を経てのこととなる。最新のFreeBSD 10.2-RELEASE-p11をベースとしているほか、さまざまな最新機能を提供している。ルータ/ファイアウォールソリューションとしてはFreeBSDベースのpfSenseの人気が高い。OPNsenseはpfSenseから派生する形で始まったプロジェクトで、pfSenseと比較すると積極的に開発を進めているという特徴がある。最新版のFreeBSDの成果物を取り込みながら開発を進めている。OPNsenseやpfSenseはインストール後、Webブラウザ経由でネットワークやファイアウォールの設定が可能。操作やアップデートが簡単ですぐにネットワークシステムを構築できることから人気がある。FreeBSDベースのソフトウェア・アプライアンスやソリューション、ディストリビューションとしてはTrueNASやFreeNAS、NAS4Freeなども人気がある。
2016年01月30日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは1月27日、KDDIが提供する無線LANルーター「HOME SPOT CUBE」に複数の脆弱性があるとして、注意喚起を行った。HOME SPOT CUBEはKDDIが2012年2月より提供を開始した無線LANルーターで、現在は提供終了となっている。後継機種のHOME SPOT CUBE2は、今回の脆弱性の影響を受けないという。存在を指摘されている脆弱性は、「クロスサイトスクリプティング」と「オープンリダイレクト」「HTTP ヘッダインジェクション」「クロスサイトリクエストフォージェリ」「クリックジャッキング」「OSコマンドインジェクション」の6件で、脆弱性を放置した場合に受ける攻撃の可能性としては以下の5件がある。Webブラウザ上で任意のスクリプトを実行される(クロスサイトスクリプティング)外部のWebサイトに転送される(オープンリダイレクト)HTTPレスポンス分割攻撃によって、Cookieに任意の値が設定される(HTTP ヘッダインジェクション)設定変更など、ユーザーの意図しない操作が行われる(クロスサイトリクエストフォージェリ、クリックジャッキング)アプリケーションの権限で任意のOSコマンドが実行されるKDDIのWebサイトで公開されている情報によると、メーカーによるサポートが終了しているため、ソフトウェアアップデートは提供されない。対策は、「脆弱性の影響の軽減」が可能になるものが案内されており、設定画面のログインパスワード変更やログイン中のその他Webサイトへのアクセスを行わないこと、設定終了後のWebブラウザのシャットダウン、Webブラウザに保存したパスワードの削除などを行うように呼びかけている。KDDIは"恒久的な対策"として、後継機種の「HOME SPOT CUBE2」など、代替製品への乗り換えを行うように呼びかけている。
2016年01月28日NECプラットフォームズは25日、IEEE802.11ac対応の無線LANルータ「Aterm WF1200HP2」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は税別6,480円前後。2月4日に発売する。NECプラットフォームズ製無線LANルータ「Aterm」シリーズの新製品で、「Aterm WF1200HP」の後継機。2×2の送受信アンテナを備え、5GHz帯で最大867Mbpsの通信が可能なエントリー向け製品で、「Aterm WF1200HP」と同様、電波の中継機能や、他のWi-Fi機器の干渉を受けにくい5GHz帯による「TVモード」などの機能を備える。このほか、新たに子供のインターネット接続時間を管理できる「こども安心ネットタイマー」機能を搭載した。無線LAN簡易接続システムは、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」、本体ボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPSを備える。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)など。有線LANインタフェースは、WAN側が100BASE-TX/10BASE-T対応有線LANポート×1、LAN側が100BASE-TX/10BASE-T対応有線LANポート×3基。本体サイズはW33×D97×H146mm、重量は約0.2kg。
2016年01月25日村田機械は1月14日、VPNルーターの新製品「GriDRIVE GDR-1250」を1月18日に発売すると発表した。同製品は産業機械の遠隔保守サービス事業者や社内管理部門と対象の産業機械・機器との間にアクセスが必要な時だけテンポラリーに簡易VPNを構築し、セキュアな通信を担保する基本機能に加え、制御装置(MCプロトコル対応PLC)から稼働情報を収集してメモリに保存する機能を搭載。遠隔保守サービス事業者や社内管理部門が必要に応じてこの情報を取り出すことで、機器の稼働状況を容易に監視することが可能となった。また、収集する稼働情報にしきい値を設定することで、トラブル時にはアラートメールを自動送信する機能も搭載している。さらに、セキュアな双方向通信を通じたPLCの設定変更による機器の制御が可能で、産業機械・産業機器の「監視」と「制御」の双方を含む遠隔保守システムを容易に構築することができる。機器間通信はMVMO SIMの3G通信に対応。「GriDRIVE GDR」シリーズとしては、先行発売したLTE通信モジュール(KDDI回線対応)内蔵の「GDR-1150」に、SIMフリー・3G回線利用の「GDR-1250」が加わった形となる。今後同シリーズは、 海外各国の通信規格に対する機器認証に対応したモデルの販売や、 対応PLCの拡大を計画しているとしている。「GriDRIVE GDR-1250」の価格は24万8000円(税別、取付費用別)で、同社は年間300セットの販売を計画している。
2016年01月14日警察庁は15日、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなど、インターネットに接続されたLinux OS搭載のIoT機器を狙った攻撃に注意を喚起した。利用者が知らない間に機器が攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台に悪用されているという。IoT機器を狙った攻撃では、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなどのIoT機器に不正プログラムがダウンロードされ、攻撃者の命令でサーバ攻撃などを行なう"bot"となる。不正プログラムに感染した機器は、感染拡大のため、インターネットに接続されたテレビやスイッチングハブといった他の機器を探索したり、DDoS攻撃やスパムメールの送信などに悪用されたりする恐れがある。この不正プログラムは、一般的なPCで使われるx86系CPUでは感染せず、IoT機器で多く利用されるARMやMIPS、PowerPC、SuperHなど、特定のCPUで動作するLinuxに感染することが確認されているという。IoT機器では処理能力の低下など、機器の異常に利用者が気付きにくいため、不正プログラムの感染や攻撃を受けている状況を把握しにくい。このため警察庁では、利用中のIoT機器について、最新のセキュリティ情報を確認すること、脆弱性対策がなされないサポート終了製品を使い続けないことなどを推奨している。
2015年12月16日日本通信はこのほど、2つの携帯電話回線を利用した組み込み機器向けルーター「2SIMルーター」を発表した。2回線を利用できるメリットとして、NTTドコモの回線が通信できなくなった場合に、自動的にソフトバンク回線へ切り替えられることがある。これにより、ネットワークの信頼性、高接続性を確保できるとしている。特にIoTやM2M向けのサービスを想定しており、同社はISDN回線での専用線サービスの置き換えを狙う。月額料金はルーターレンタル料金、通信料金を含んで3900円(税別)となる。2SIMルーターは、1つの通信モジュールと2つのSIMスロットを備えており、メイン回線としてドコモ、バックアップ回線としてソフトバンクが利用される。メイン回線が不通になった場合、自動的にバックアップ回線に切り替えを行い、通信を維持することができる。ドコモ回線自体が不通になることは「めったにない」(日本通信 社長 福田 尚久氏)が、信頼性を求める法人ユーザー向けにサービスを提供する。日本通信はMVNOとしてドコモとL2接続を実現しているが、ソフトバンクに対しては現在L2接続を申し入れしている段階だ。ソフトバンクのSIMを挿しただけではそのまま通信できないため、同社の米国子会社がL2接続の契約をする英Vodafoneを経由してソフトバンク回線を利用する形態をとる。同社は、米国でATM向けの無線専用線サービスを提供しており、セキュリティ基準のPCI DSSも取得している。米国ではATMの3割が無線接続で、この分野では「リーダーになっている」と福田氏。この無線専用線サービスの経験を生かして、専用線としてセキュリティが要求される分野での採用を想定しており、現在、ISDNの専用回線サービスを利用している企業をターゲットに据える。国内では、有線の専用線サービスが490万回線利用されているが、そのうち350万回線がISDNを利用し、「速度は64kbpsながら月額1万円程度を支払っている」と福田氏。それに対して2SIMでは、速度は150kbpsに制限された3G通信ながら、月額3980円と割安な価格を実現した。無線であることから「設置コストも低廉化できる」とのことで、今後の利用拡大を目指す。ATMなどの金融機関の採用だけでなく、POSでの利用も想定する。現在、クレジットカード業界はセキュリティのためIC(EMV)への対応を推進しており、今後POS端末の置き換えが進んでいくと見られている。特に、SIMの入ったハンディターミナルを利用する場合は無線部分のセキュリティを確保する必要があるが、同社はPCI DSSを取得しているため、競合に対して有利なポジションになると見ており、採用拡大が期待できるとしている。2SIMルーターは、既存のルーター端末に対して回線切り替えのアルゴリズムを開発して搭載した。疎通確認をして不通と判断すると、自動で回線を切り替える仕組みで、バックアップ回線で通信を継続しつつ、日本通信側がメイン回線の復旧を確認。リモートからメイン回線への切り替えを行う。また現在、「2Moduleルーター」の開発を行っており、ドコモとソフトバンクの両回線を同時に接続して、メイン回線が不通になるとすぐさまバックアップ回線に接続できるようにする計画もある。その後、「2Moduleルーター Advanced」へと進化させ、パケットの遅延といった"IPレイヤでの不安定な挙動"を把握して、不通になる前にバックアップ回線に切り替える仕組みを導入する将来像も語った。2Moduleルーターは来春には登場予定とのことで、製品としてはすでにテストも実施しているが、ソフトバンクとのL2接続が可能になってからの提供を予定している。交渉段階では問題がないため、「実現は春頃になる」と福田氏。現在のVodafone経由でもコスト、機能ともに問題はないというが、「海外を経由しない」という要望に応えるため、ソフトバンクとのL2接続以降の提供となるとしている。日本通信では、セキュリティとしてPCI DSS、信頼性として2つの回線を使うデュアルネットワーク戦略によって、金融・決済系での利用、IoT/M2M分野での利用を目指し、今後パートナー企業とともに販売の拡大を目指していく考えだ。
2015年12月09日ASUSTeK Computer Inc.は7日、同社製の無線LANルータ「WL-330NUL」で発見された脆弱性に対処した最新ファームウェアを公開した。同社はユーザーに対し、ファームウェアの更新を呼びかけている。「WL-330NUL」は、本体サイズ6.5cmの小型無線LANルータ。有線LANポートを1基備え、例えばホテルの有線LANを無線化し、手持ちのタブレットやスマートフォンなどをネットにWi-Fiで接続するといった使い方が可能。「WL-330NUL」に存在する脆弱性は、任意のコマンドの実行や、通信の暗号鍵WPA2-PSKを取得される脆弱性、DoS攻撃を受ける可能性、管理用Webインタフェースの改ざんや認証情報が取得される恐れがある脆弱性など。対象製品は、ファームウェアバージョン3.0.0.41以前の「WL-330NUL」となる。同社は脆弱性を修正した新ファームウェアを公開。製品のサポートページから無料ダウンロードできる。
2015年12月07日●Wi-Fiの仕組みをおさらい自宅にWi-Fiルーターを置いている家庭は非常に多くなったが、Wi-Fiに共通する悩みとして「電波が届かない」「思ったほど速度が出ない」ということがある。電波は周辺の環境にも大きく左右されるにも関わらず、目に見えないので調整が大変だが、セオリー自体は存在する。大掃除などのタイミングで今一度、自分の環境を見直してみよう。○電波は障害物に弱いWi-Fiの仕組みは簡単だ。ルーター(アクセスポイント)とパソコンやスマートフォン、ゲーム機といったクライアント(子機)の間で2.4GHz帯、または5GHz帯の電波を飛ばし、データをやり取りしている。ここで使われている2.4GHz帯、または5GHz帯という電波は、3G/LTEの携帯電話(700MHz~2.5GHz)と比べるとかなり短い波長の電波(マイクロ波)を使っている。電波には波長が短いと障害物などを回り込みにくいという特徴があり、家の外から届いている携帯電話が入るのに、自宅内のWi-Fiが届きにくい、というのはこのためなのだ。電波は壁などにぶつかると反射もする。反射した電波が障害物の陰にまで届いたりもするのだが、反射した電波どうしが干渉しあって減退することもあるため、反射をあまり当てにすることはできない。いずれにしても目で見えていない電波を過信するのは困難というわけだ。障害物に弱いということは、例えばルーターが違う部屋に置いてあると、ドアや家具などで電波が遮られてしまい、届きにくいということになる。同じ部屋の中にあっても、ルーターの前に荷物が置いてあったりすると、当然電波は減退する。このため、Wi-Fiーターの鉄則その1は「見晴らしのいい、障害物に遮られにくい場所に置く」だ。例えば、部屋の中で一番高い家具の上などが望ましい。最近のルーターは外見もずいぶん洗練されているが、それでも部屋のど真ん中に置くよりは、隅の方に置いておいたほうが目立たなくておススメだ。最近、ルーターなどをまとめて隠すように収納するケーブルボックス的な製品も販売されているが、有線のルーターやモデムを入れておくのはともかく、Wi-Fiルーターの場合は個人的にはあまり感心できない。ワンルームのアパートなどで、遠くまで電波を飛ばす必要がなく、部屋の外観を整理したいという場合に使うといいだろう。●アンテナの角度をいじってみてもいいかも○アンテナの向きを変えてみる高いところに置いてもいまいち電波の通りがよくない、という場合は、電波を飛ばすアンテナの向きがよくない可能性がある。ルーターには1~3組程度のアンテナが内蔵されているが、全方向に電波を飛ばす「無指向性」のアンテナと、ある程度方向性を決めて飛ばす「指向性」のアンテナの2種類がある。どちらにも一長一短あるのだが、電波の届きが悪い場合は反射や干渉も含めてアンテナの向きが悪い場合がある。そこでWi-Fiルーターの鉄則その2「ルーターやアンテナの向きを変えてみる」を試してみよう。アンテナが内蔵型の場合はアンテナの位置や方向が見えないので、本体ごと角度を変えることになる。取り扱い説明書にアンテナの位置が記載されている場合もあるので、それを参考にアンテナをよく使う方向に向けてやったり、少し角度を変えるだけで、電波の感度がだいぶ変わる可能性がある。ルーターからアンテナがむき出しになっている製品もあるが、こうした製品はアンテナの角度をいじりやすい。ただ、自分ではよかろうと思って変えてみても、案外影響が少なかったりすることもあるので、少しずついじってみるといい。●中継機の導入も検討して○延長するという手もWi-Fiを利用するのが平面上であればこれで十分なのだが、一戸建ての1階と2階のような立体的な場合は、2階の床や廊下、階段を越えて電波が到達しなければならないため、さらに厄介なことになる。1階では十分な強度の電波が利用できても、2階まで届かない、というケースは非常に多い。各メーカーではこれを解消するため、電波の出力の高い、いわゆるハイパワーな機種を出しているケースもある。電波の出力が高いというのは直接的に通じやすさにつながるため、これは一つの解として正しい。しかしこれでもうまくいかない場合は、最近よく見掛けるようになった「中継器」を使うのも一つの手だ。これはルーターからの電波を拾い、そこからさらに自分自身がルーターとして電波を飛ばすというもので、文字通り中継点となってインターネットとの接続を行ってくれる。そのぶん接続速度が落ちるなどの副作用もあるのだが、接続エリアを広げたいのであれば有効な手段だ。さらに周辺のWi-Fiルーターの電波使用状況を見てチャンネルを変えたり、使われていない周波数帯を使うといった対策もあるが、置き場ひとつ、置き方ひとつで結構結果が違ってくることもあるというのはぜひ覚えておこう。接続環境を整えて、快適な年末年始を過ごしてほしい。
2015年12月05日バッファローは2日、大型の可動式高感度アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ「WXR-1900DHP2」を発表した。12月下旬から発売し、価格は22,100円(税別)。3本の大型可動式アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、転送速度(理論値)は5GHz帯のIEEE802.11acで最大1,300Mbps、2.4GHz帯で最大600Mbps。1GHzで動作するデュアルコアCPUのほか、5GHz用と2.4GHz用に補助チップを搭載。2種類の電波を同時に処理することで、スループットを高めている。他のWi-Fi機器や電子レンジなどから発生する干渉ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」と、通信の混雑を解消する「バンドステアリング」にも対応。ルータに接続されている端末を5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していないほうへと自動で切り替え、空いている帯域を利用して通信を快適にする。端末を自動追尾して接続を安定化させる「ビームフォーミング」や「ビームフォーミングEX」といった機能も搭載する。「動画」「音声」「ゲーム」など、使用者の用途によってコンテンツの通信優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。無線LAN接続機能はAOSS2 / AOSS / WPSをサポート。スマートフォン用アプリ「StationRadar」をインストールすることで、スマートフォンからルータ設定が行える「Wi-Fiリモコン」などを利用できる。インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN×4基とWAN×1基を搭載。USB 3.0ポートも1基装備しており、USB HDDを接続して簡易NASとしてつかったり、プリンタをつなげて無線化したりできる。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA / WPA2 mixed PSK(TKIP / AES Mixed)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も設定可能。本体サイズはW41×D185×H185mm、重量は約560g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2015年12月02日