女優の忽那汐里が6月17日(木)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー3で行われた、ヒロインを務める映画『BECK』の関連イベントとなる、英国のロックバンド「オアシス」の「フジロック・フェスティバル‘09」フル上映会で舞台挨拶に立った。本作の主題歌にオアシスの名曲「Don’t Look Back In Anger」が決定している縁で、ゲストで来場したもの。オアシス最後のアルバムとされているベスト盤「タイム・フライズ…1994-2009」の今月9日(水)の発売を記念し、「オアシス日本最後の上映会」と銘打たれた今回の上映会。オーストラリア・シドニーで生まれ育った帰国子女の忽那さんは「私の英語はオーストラリアなまりがありますが、オアシスはイギリス英語のなまりがとてもキレイ」と話し、同アルバムについても「サイコーでした!」とお気に入りの様子。「音楽にはずっと浸っていたい性格で、1日5時間以上聴いているかも」と音楽中毒ぶりをうかがせた。一方、南アフリカで開催中のFIFAワールドカップの話題になると「サッカーは好き」と話し、司会者から先日の日本代表のカメルーン戦での本田圭佑選手のゴールについて聞かれると「見ていました。(ゴールの)瞬間は叫びましたね」と満面の笑顔。「オーストラリアにいる頃からワールドカップでは日本を応援していました。今年も頑張っていただきたい、頑張ってください!」と選手たちへメッセージを送った。本作は、同名人気漫画の映画化で、平凡な男子高生・コユキ(佐藤健)、ニューヨーク帰りの天才ギタリスト・竜介(水嶋ヒロ)らバンド「BECK」を結成した若者たちが、音楽を通じ、挫折を繰り返しながらも成長する姿を描く青春ストーリー。ほかに桐谷健太、中村蒼、向井理らが出演する。『BECK』は9月4日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:『BECK』最新特報をお届け!水嶋ヒロ、佐藤健らの熱い思いを体感せよ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送る映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」爆発あり、ツッコミあり 水嶋ヒロら『BECK』メンバー会見の生の声を動画でお届け!水嶋ヒロ、報道陣を口説き落とす?佐藤健、桐谷健太らBECKメンバー集結!
2010年06月17日日本より一足早く6月18日に全米公開を迎える『トイ・ストーリー3』のワールドプレミアが6月13日(現地時間)、ロサンゼルスにあるエル・キャピタン劇場で開催され、ウッディ役のトム・ハンクスとバズ・ライトイヤー役のティム・アレンらボイスキャスト陣が登場した。ファンの間でもディズニー/ピクサーの最高傑作との呼び声も高いこの『トイ・ストーリー3』。前作から10年以上の時を経て製作された本作では、カウボーイ人形のウッディのご主人様・アンディが大学に進学するために家を出ていくことになり、ウッディと仲間たちは住み慣れた我が家から保育園へ。だがそこは、おもちゃを破壊しまくる凶暴な幼児たちが集まる"おもちゃの地獄"だったのだ…。トム・ハンクスは11年ぶりに演じたウッディについて「ウッディは何でも行動に移す情熱的な男で、誰もが好きになるキャラクターだね」と賞賛。さらに本作の内容については「『トイ・ストーリー3』は観ながらずっと前のめりになってしまうほどの壮大なアドベンチャーに満ちているけれども、ストーリーに深い情感が漂っているので、観ている人は思わず目に涙をあふれさせてしまうんだ」と映画史に残る感動のクライマックスが待っていることを熱く語った。バズ・ライトイヤー役のティム・アレンも「『トイ・ストーリー3』の物語はあまりにも素晴らしいから、ヒットは間違いない。エンディングを知っている私ですら、思いっきり引き込まれるからね」とトムと同じく本作で描かれている優しく、切ない“さよなら”に魂を揺さぶられたことを明かした。この日のプレミアには2人のほかにジョーン・キューザック、マイケル・キートンにリー・アンクリッチ監督、さらにアンディ・ガルシアやドン・チードルといったゲストも登場し観客の歓声を浴びていた。前評判が非常に高く、日本でもヒットが予想される『トイ・ストーリー3』。7月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.トイ・ストーリー/トイ・ストーリー2 3D 2010年2月6日より2本立てにて全国公開© DISNEY / PIXAR■関連記事:全米興行加熱!『ヒック』&『シュレック』で史上初ドリームワークスWトップ10入り『トイ・ストーリー3』にトトロが出演!監督はシリーズ誕生にまつわる秘話明かすウッディ&バズにまた会える!『トイ・ストーリー』ブルーレイを3名様プレゼント所ジョージオーディション勝ち抜き声優に脱力アドバイス新キャラクターも登場『トイ・ストーリー3』で声優オーディション開催決定!
2010年06月15日永山絢斗が6月13日(日)、東京・銀座の東映本社で行われた主演映画『ソフトボーイ』公開直前トークイベントに、豊島圭介監督と出席。南アフリカで開催中のFIFAワールドカップで、翌14日(月)に初戦のカメルーン戦を迎える本代表にエールを送った。永山さん自身も小学校のときに「サッカーをやっていました」。ワールドカップの話題になると、「見ています」と話し、日本代表には「本当に頑張ってほしいですね」とエール。豊島監督も「作戦が決まらないとかいろいろ言われていますけど、(ミラクルが起こる)この映画みたいに、やってみないと分からない。結果は出てほしいですけど、外野の言っていることは気にせず、真剣に勝負してほしい」と言葉に力を込めた。本作は、佐賀県の高校であった実話の映画化で、“県内に男子ソフト部がないため部を作れば全国大会出場”という不純な動機でソフトボールを始めた男子高生たちの高校生活最後の夏を描いた青春ストーリー。この日は、現役女子高生40人が同作を鑑賞した。内容に引っ掛けて自身の高校時代の胸キュンエピソードを司会者から聞かれ、永山さんは「胸キュンですか?胸キュンって何ですか?」と照れつつ、「胸キュンばっか、していたんでしょうけど、思い出せない…手をつないだりとか」と甘酸っぱい思い出の一端を吐露。客席からは「可愛い〜」などの声が上がった。一方で質疑コーナーが設けられ、撮影中に一番印象に残ったエピソードを聞く質問に、「賀来(賢人)くんと加治(将樹)くんと3人で銭湯に行ったら、10分くらいで賀来くんが出て、すぐ僕が出て、加治くんもすぐ出た。結局3人とも長湯できないタイプだったっていう」と話し、会場の笑いを誘っていた。退場時には歌手、木村カエラと今夏、結婚することを発表した兄の瑛太についてコメントを求められ、祝福の言葉を口にしていた。『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?永山絢斗主演『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の人気曲に決定!
2010年06月13日イケメン&美女たちが苦悶の表情を浮かべながら走る走る走る!全国の“佐藤さん”を対象に“真の”鬼ごっこが展開されるという斬新な設定が話題を呼び、ヒットを記録した『リアル鬼ごっこ』から2年、原作小説でも明かされなかった「その後」を描く形で『リアル鬼ごっこ2』が誕生した。運動から遠ざかり、駅までの道のりを駆けただけで肺が燃え尽きそうになっている身からしたら、続編と聞いてまず思ったのは、よく俳優陣が出演を承諾したな、ということ…。主演の石田卓也にいたっては前作からの続投であり、“新参”三浦翔平も、今秋公開の『THE LAST MESSAGE 海猿』撮影終了に続いてクランクインというスケジュールだったとか…。いやはや、この2人、何を考えてこの鬼ごっこに参戦したのか?映画の公開を前に石田さん、三浦さんに直撃!――「続編製作決定!」この一報を聞いたときの反応は?石田:え?やるんだ?とビックリ。『1』が相当ハードな撮影でしたからね。「また走るのかよ?」って気持ちにはなりましたよ。で、届いた本を読んでみて「あぁ、これは間違いなく結構走るな…」と(苦笑)。――三浦さんはオファーが来る前から原作も読んでおり、映画も観ていたとのことですが…三浦:そう。僕が演じている洋(ひろし)は、前作では大東俊介さんが演じられた役。大東さんが前作の最後で入院して、続編の始まりで退院したら俺になってる(笑)。プレッシャーはありました。それと、今回は現実世界とパラレルワールドの2つの世界でそれぞれ生きる、2種類の洋を演じるので、そこは楽しみでした。――では、問題のアクションについて。事前の準備、そして実際の撮影はどのようなものだったのでしょうか?石田:結構、(事前に)走り込んだりしましたね。前回を知ってる分、「ヤバいぞ!」という意識はありましたから。でも撮影で走った量は前作の方が多いですね。その分、アクションの種類が圧倒的に増えました。ワイヤーアクションもあって…あと、銃を使ったアクションもありましたが、爆発するギリギリのところを通ったり、弾丸が近くで破裂して破片が刺さって頭に怪我したり、前回と違う意味でかなりハードでした。三浦:『海猿』を撮り終えてすぐに、(本作の)アクションの練習が1か月ほどあって、そこで体力つけましたね。『海猿』があったので体ができててラクだったかというと、そういうわけでもなくて…。使う筋肉が違いましたね、過呼吸になりかけたりしましたから。――現実の世界とパラレルワールド、2種類の洋を演じてみての感想は?三浦:2人の洋を足して2で割ると、僕!って感じですかね?結構、ピュアです!石田:…(笑)。――三浦さんはピュアさが“ウリ”ということでよろしいですか(笑)?三浦:そういうことになっちゃいますね(苦笑)…やめましょう、それ。2つの役を同時に演じるというのは勉強になりましたね。パラレルワールドの洋はストレートで情に厚い。現実世界の洋は思ってることと口にすることが違ってて、本当は優しいけどそれを隠すために強がってる。でも、物語が進むにつれて、2人の洋がシンクロしていくんですよ。そこは見てほしいですね。あと、愛(吉永淳)とのラブシーンもあるのでそこも!――石田さんと三浦さん、2人一緒のシーンも多いですが互いの印象を自由にどうぞ!石田:最初はすごくクールな感じだったのに、現場に入って日が経つにつれて面白い人になってきましたね。冗談ばっかり言って…。三浦:まるで仕事をしていないかのように(笑)?――映画の中ではクールな印象でしたが…三浦:決してクールではなく…。石田:じゃないね(笑)。三浦:でも、やんちゃというわけでもなく…。卓也は最初は静かな印象だったんですが、でも結構しゃべるようになって。実は家も近いし(笑)。笑顔に癒やされましたね。石田:人見知りなんですよ。何を話したらいいんだろう?って。――シーンを重ねるごとに互いに分かり合ってきて?石田:2人で協力して鬼を倒すとこはバッチリ息合ってました!インタビュー中も絶妙のコンビネーションを見せてくれた2人。走って走って走りつつ見せる劇中のコンビネーションにもご期待あれ!■関連作品:リアル鬼ごっこ 2008年2月2日よりテアトル新宿にて公開©「リアル鬼ごっこ」製作委員会リアル鬼ごっこ2 2010年6月5日より全国にて公開© 2009 リアル鬼ごっこ2 製作委員会■関連記事:家庭内“リアル鬼ごっこ”を告白IZAMが吉岡美穂の妊娠を喜びつつも戦々恐々“佐藤”さん、再び要注意!『リアル鬼ごっこ2』試写会に10組20名様をご招待佐藤さんを集めて『リアル鬼ごっこ2』石田卓也らが舞台挨拶に登壇!石田卓也、前作超え宣言『リアル鬼ごっこ2』撮影現場初公開“佐藤”を待ち受ける次なるゲーム…『リアル鬼ごっこ』前作の大ヒット受け続編決定!
2010年06月04日サッカーワールドカップ南アフリカ大会に向けた日本代表メンバーが発表された5月10日(月)、Jリーグ、コンサドーレ札幌に所属する元日本代表の“ゴン中山”こと中山雅史がアイアンマンと対面した。こちらは、6月11日(金)公開の映画『アイアンマン2』のプロモーションのイベント。本作は、巨大産業の社長にして天才発明家でもある主人公が、自ら発明したパワードスーツをまとい、ヒーロー“アイアンマン”となって戦うアクションムービーで、すでに全米などで公開され、前作を上回る勢いで興行収入を伸ばしている。体ごとボールと一緒にゴールマウスに突っ込んでいくゴールに代表されるような、激しいプレーが身上の中山さん。「いまも挑戦を続ける熱き闘魂の持ち主」(映画配給元 パラマウント ピクチャーズ)として今回の夢の共演が実現した。サッカー選手の“戦闘服”とも言うべきユニフォーム姿で登場した中山さんは、ヒーロー像について問われ「最終的には結果を出すことが最も大切。アイアンマンもまさにそのとおり。苦しみながらも、最後には勝つ、そんなヒーローになりたい」と熱く語った。アイアンマンと並んだ中山さんは「スゴい大胸筋(笑)。僕もこれくらいになるよう鍛えることにします」と語り詰めかけた報道陣の笑いを誘った。自身の代表入りは残念ながらならなかったが、1998年のワールドカップでの日本代表の初ゴールを始め、数々のゴールを代表で決めてきた男だけに、代表への思いは人一倍強く持っている。中山さんは「日本代表は貴重な機会なので、誇りを持って熱く戦ってほしい!グランドで表現してほしい!」と選ばれた選手たちに向けて情熱溢れるエールを送った。『アイアンマン2』は6月11日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:アイアンマン2 2010年6月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開Iron Man 2, the Movie: © 2010 MVL Film Finance LLC. Iron Man, the Character: TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC & subs. All Rights Reserved.■関連記事:中村獅童もNo.1ポーズで祝福?『アイアンマン2』全米1位発進!黒レザーで胸元チラリ…スカーレット・ヨハンソン、まるで“不二子ちゃん”画像解禁スカヨハに国家にM・ローク…難題山積でピンチ?『アイアンマン2』予告編到着正義か悪か、もしくは色気で100万狙え!『アイアンマン2』コスプレコンテスト開催名探偵ホームズに天才科学者…ヒーロー役続くダウニー・Jr.の素顔はちょいワル?
2010年05月11日映画『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』のワールド・プレミアが、5月28日(金)の世界同時公開を前に、主演のジェイク・ギレンホール、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーらを招いてロンドンで開催され、劇中の“時間の砂”にちなんで、イベントの模様が日本を含む世界中の複数のタイムゾーンで衛星中継された。父王殺しの濡れ衣を着せられた王子ダスタンの、真実を暴くための冒険の旅路を描いた本作。物語の中で鍵となるアイテムが“時間の砂”で、これを手にした者は時間を巻き戻し、過去を自由に変える禁断の力を持つとされる。この日のイベントではジェイクらは、まず最もタイムゾーンの早い日本、オーストラリアのイベントに登場。続いて、時間に逆行するようにドイツ、イタリア、メキシコのプレミアに参加し、映画さながらに時間を巻き戻しながら世界中を旅する模様を計1万人以上のファンが見守った。日本の会場となったTOHOシネマズ六本木ではこの日、日本最速となる本作の試写会も行われ、約360名の招待客が衛星中継を通して熱い声援をスクリーンに向けて送っていた。プレミア・イベントでは、試写会募集の際に募った質問を基にジェイクたちへのインタビューも敢行された。劇中、ジェイクは見事な肉体美を披露しているが、その準備について「数か月にわたって、あらゆるトレーニングに挑戦し、パルクール(※特別な道具を使わず、あらゆる建物や障害物を跳び、登り、乗り越えてゆくというフランス生まれのエクストリーム・スポーツ)やマーシャルアーツ(格闘技)をこなし、あとはひたすら走っていたよ」とコメント。また、敏腕プロデューサー、ブラッカイマーは、ジェイクの起用の理由を尋ねられ「彼を見れば分かるだろう?いつか一緒にやりたいと思っていた。素晴らしい肉体を作り上げてくれたし、王子役としてパーフェクトさ!」と自信満々。イベントにはほかに、共演のジェマ・アータートン、ベン・キングスレー、マイク・ニューウェル監督らが出席した。『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』は5月28日(金)より全国にて公開。■関連作品:プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 2010年5月28日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc. All rights reserved.■関連記事:砂よ―時間を巻き戻せ!『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』試写会に10組20名様をご招待
2010年05月10日今年のゴールデン・ウィーク、いかがお過ごしでしたか?私は、有楽町のGWを彩る恒例のクラシック音楽イベントとなった「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日」に例年通り通いました。低価格で一流の演奏会が楽しめるのですから、ファンにも初心者にも嬉しいイベント。やっぱり、クラシックは劇場に足を運んでこそのものです。クラシック音楽と切り離せない芸術として筆頭にあげられるものといえば、バレエでしょう。クラシック音楽同様、やはり劇場で味わう芸術で、ちょっと敷居が高いと思われがちなバレエ。出演者の多さ、生演奏を行う管弦楽団員の多さ、そして舞台美術などの関係で、ライヴを観に行くとなると、チケットのお値段もやや高め。ふらりと行くというのはなかなか…。さらに、人気公演ともなると何か月も前からチケットを購入しなくてはならないので、予定が立てにくい忙しい人々にはなかなか手が出しにくいですよね。でも、最近ではデジタル技術の進歩がクラシック・コンサートやオペラ、そしてバレエをより身近なものにしてくれていることをご存知でしたか?その代表的なものが、全国の映画館で世界最高峰のバレエやオペラを鑑賞できる『World Classics@Cinema〜映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行〜』。世界最高の舞台芸術を、デジタル映像化し、映画館で上演するという大好評の企画です。これは、舞台芸術愛好家にはもちろん、初心者にもとっても嬉しいプラグラム。お手ごろ価格で、日本にいながらにして、世界最高峰のアートを臨場感たっぷりに体感できるのですから。そんな好評企画のひとつが、バレエ「オンディーヌ」。英国ロイヤル・バレエの2009年公演をデジタル収録したもので、プリンシパルである吉田都が主役を演じているのも注目ポイントのひとつ。水の精であるオンディーヌと、人間である騎士パレモンとの悲恋を描いた悲しくも美しいフェアリーテイルです。そんな「オンディーヌ」に出演するバレエダンサー、エドワード・ワトソンさんが来日したと聞き、直撃しました。本来は、劇場でライヴを楽しむものとされているバレエですが、この企画なら、映画館のスクリーンを通し、より多くの観客が楽しむことができるように。バレエダンサーとして、この試みをどう感じているのでしょうか。「バレエが全く初めての人に、バレエを紹介するには新しい良い方法だと思います。普段、生のバレエを観に行かない人たち、オーケストラがいたりしてバレエを観に行くのは高尚過ぎて…と思う人たちが、映画館というなじみのある、行きやすい環境の中でバレエを体験することができるというのは素晴らしいと思います。特に『オンディーヌ』のようにストーリー性の高いものに関しては、カメラがひとりひとりの役を追っていくわけですから、物語がより分かりやすくなると思いますね」。ライヴと映画とでは、観客とダンサーとの距離感も違います。カメラは容赦なくダンサーたちのアップを狙っていたりして、そこは愛好家にとっても特別な体験となります。でも、距離がすごく近いことは、「ちょっと怖い体験ではありましたね」とエドワードさん。「これはやっぱり、俳優にとっての、舞台での演技と映画での演技の違いのようなものを感じました。わたしはダンサーなのでステップもパーフェクトにしていかなければなりませんし。そういった意味ではすごくおもしろい体験でした」。怖いながらも、面白いだなんて。やはり、一流のダンサーだけあって、キモの据わった方ですね。そんなエドワードさんにとって、この「オンディーヌ」は出世作。ひときわ思い入れが強いと言います。「私が初めて『オンディーヌ』を踊ったときは、まだソリストでプリンシパル(最高位ダンサー)ではなかったんです。実は吉田都さんが他のプリンシパルと踊るはずだったんですが、その方が怪我をしてしまい、都さんが私にやらないかと声をかけてくださって。『オンディーヌ』がきっかけでプリンシパルに昇格することができたので、これがフィルムになったということは私のキャリアにとっても、都さんとの思い出という意味でも、大切な作品になりました」。吉田さんと共演し、彼女の感受性、さりげない踊り方、音に乗って踊るというミュージカリティに強く影響されたと話すエドワードさん。「彼女は誰もが憧れている美しいバレリーナです。ですから大御所の彼女と、未経験の私が一緒に踊るということは大きなプレッシャーになりました。ただ、都さんはとても親切にいろいろ教えてくださいましたし、彼女から学んだこと、体験できたことは多くあります。そうやって完成されていったものを、フィルムを通して観ていただければと思っています」。10歳でダンサーになるために家を離れ、ロイヤル・バレエにやってきたという彼。「オンディーヌ」のように、演劇性の高い演目を得意とするロイヤル・バレエでプリンシパルを務めるには、踊りの技術はもちろん、様々な才能が要求されます。「私がやっているパレモンの役は、実際はあまり踊らないんです。演技をしていたり、主役のオンディーヌの演技をサポートするパートナー役であったり。実際に踊る場面が少ないんですね。ですから、すごくチャレンジングで、むしろ役者として出るようなイメージが少しありました。ただ、ステップはもちろんたくさんありますけども」。もしや、この作品を機に演技の部分をさらに発展させて、俳優としても活動したい気持ちが生まれたのでは?「作品にもよります(笑)。しゃべるのはあんまり上手くないですし(笑)。実はいままでも何回か声はかかっていたんですけども、実際セリフを上手く言えるかも分かりませんし、まだお話を受けたことはありませんよ。いまは踊っていることが好きですから。ただ、これからは興味を持つかもしれませんね(笑)」。この映画だけではなく、6月にはさらに公演が控えている彼。「3つの演目を持ってきます。アシュトンの作品で『リーズの結婚』、『うたかたの恋』『ロミオとジュリエット』です。どれもすべてドラマチックな演目ですし、ストーリー性のある作品です。ロンドンではいろいろ踊っているんですけども、日本で主役級を踊ったことがないので、今回は日本のみなさんに初めて主役としての踊りを披露する事になりますので楽しみにしています。映画を観た人が劇場に足を運んでくれたらいいですね」。6月公演では、『ロミオとジュリエット』のロミオ役を演じることが決まっているエドワードさん。彼の勇姿、まずは気軽に映画館へ観に行ってみませんか?(text:June Makiguchi)■関連作品:WORLD CLASSICS @ CINEMAワールドクラシック@シネマ 2010年1月16日より新宿バルト9ほか全国順次公開■関連記事:感動と興奮を!『ワールドクラシック@シネマ』劇場鑑賞券を10組20名様プレゼント
2010年05月07日ラッセル・クロウがハリウッドの殿堂、ウォーク・オブ・フェイム入りを果たし、12日、ハリウッドのコダック・シアター前で名前入り星型プレートの除幕セレモニーが行われ、妻や2人と息子たちと出席した。2,404番目のスターとして名を連ねることになったラッセルは「家族と一緒にいる以外では、映画のセットが最高の場所。特に、クランクインしてから最初の数日間は、ワクワク感やフレッシュな空気がそこにあるからね」と語った。「いまでも道を歩いていて出会った相手と、20年前に僕が出演した映画について話し込むこともあるんだ」と気さくな素顔をうかがわせるラッセルの新作は、5月に開催される第63回カンヌ国際映画祭のオープニング上映作に決定した『Robin Hood』(原題)。『グラディエーター』に始まり、『プロヴァンスの贈りもの』、『ワールド・オブ・ライズ』とコンビを組んできたリドリー・スコット監督の最新作で、日本公開は今秋予定。なお、ロビン・フッドといえばタイツ姿の装束が頭に浮かぶが、ラッセルによれば、史実に忠実に1199年に時代設定をしてある本作の登場人物はタイツは履かないそうだ。「タイツは1600年代にならなければ存在しないんだ。楽しみにしていた人たちには申し訳ないけど、今回はタイツなしです」。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:プロヴァンスの贈りもの 2007年8月4日より新宿ガーデンシネマ、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開©2006 Twentieth Century Fox ワールド・オブ・ライズ 2008年12月20日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2008 Warner Bros. Entertainment Inc.■関連記事:『タイタニック』のレオ&ケイトが11年ぶりの再共演。ワールド・プレミアに出席ディカプリオの男臭い“キレ”がキーポイントの『ワールド・オブ・ライズ』ディカプリオ×ラッセル・クロウ『ワールド・オブ・ライズ』試写会に10組20名様をご招待ディカプリオ、ラッセル・クロウと13年ぶりの共演「アドレナリンが上がってくる感じ!」南仏の風薫る『プロヴァンスの贈りもの』特製ワインバッグを5名様にプレゼント
2010年04月15日20代女性が選んだ最も好きなジョニー・デップ作品は、彼の印象を変えた大ヒット作2009年「最もセクシーな男性」(ピープル誌)に選ばれ、「ジョニデ」として日本でも大人気の俳優、ジョニー・デップ。3月には新作『アリス・イン・ワンダーランド』の宣伝で来日し、フィーバーが起きました。そこで今回は女性604名に、彼が出演した映画の中で最も好きな作品とその見どころを聞いてみました。>>男性編も見るQ. ジョニー・デップが出演する映画のなかで最も好きなものはどれですか?(単数回答)1位『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』23.0%2位『チャーリーとチョコレート工場』14.2%3位『シザーハンズ』10.3%4位『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』7.8%5位『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』4.5%■『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で好きなポイントは……・「船の上で海賊と戦うシーンと、ジョニー・デップの腰の動き」(22歳/IT/SE)・「『カッコイイ』と『面白い』のバランスが絶妙なキャラクター性」(24歳/IT/SE)・「冒頭の、ジャックが沈みながら進む小さな船に悠々と乗って港に着くシーン」(25歳/コンサルティング/営業)・「初めて見たときにメイクも何もかもがすごく衝撃的でした」(29歳/食品/営業)■『チャーリーとチョコレート工場』で好きなポイントは……・「チョコに囲まれている場面がうらやましかった」(24歳/IT/クリエイティブ)・「ジョニー・デップの演技力。とても表現力が豊かで、見入ってしまいます」(24歳/通信/人事)・「怖いシーンもあるが、大人が楽しめるアニメのようだから」(28歳/精密機器/研究開発)■『シザーハンズ』で好きなポイントは……・「お金がかかってなさそうな映画だけど、ピュアなストーリーで純粋に楽しめる」(29歳/建築/設計)・「ヒロインを抱きしめたいのに抱きしめてあげられないシーン。涙モノです」(27歳/その他/プログラマー)・「小さいときに見て、とてもユニークなストーリーだったから忘れられない」(24歳/精密機器/総務)■『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で好きなポイントは……・「ジャックがクラーケンに飲み込まれるシーン」(23歳/公益法人/秘書・アシスタント)・「ジャック・スパロウが神として奉られ、そこから逃げ出すまでのやり取りで笑った」(27歳/卸/法務)・「ジャックスパロウのおちゃめっぷりがおもしろかった」(28歳/飲食/サービス)■『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で好きなポイントは……・「嵐のラストシーンでのアクション」(27歳/公益法人/総務)・「死んだと思っていたジャックが生き残っていたところ」(27歳/小売/販売)総評「ジョニー・デップ」ブームを巻き起こした『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、この映画で彼の存在を知った人というコメントも多く見られました。単にかっこいいだけではなく、誰だか分からなくなるほどの奇抜なメイクを施してしまう。しかもメイクに負けることなく「彼にしかできない」個性的な演技ができるところに、多くの女性は魅力を感じているようです。4月17日公開の『アリス・イン・ワンダーランド』での活躍も楽しみですね。(文・大谷連太)調査時期:2010年3月9日~3月18日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性604名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】好きなシリーズもの映画ランキング快適な映画館に関する口コミ【女性編】レオナルド・ディカプリオ出演作人気ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年04月10日サム・ワーシントン主演、神々の戦いを描いた『タイタンの戦い』のワールド・プレミアがロンドンで3月29日(現地時間)に開催された。サムをはじめとする共演陣、スタッフが一堂に会し、会場は大きな盛り上がりを見せる中、サム&ルイ・レテリエ監督からは日本のファンに向けてのメッセージも。晴れの舞台に交際中のナタリー・マークさんと一緒に登場しご機嫌な様子のサム。映画の見どころ、ファンがどんなところを好きになると思うか?と聞かれ「楽しいところだね。ラバーソウル(サンダル)で怪物を倒すんだから」と笑顔で答えた。監督からはスカートをはいてくれと要求されたそうだが「問題ないよ。それで女の子が映画を観てくれるなら、スカートを短くするさ。僕のお尻が巨大すぎて、3Dにするとすごいことになっちゃってたかもしれないけどね(笑)」と茶目っ気たっぷりに語った。一方でこの日の気分を尋ねられると「とてもナーバスになってるよ。木の葉みたいに震えてるよ」と語り「僕はシャイでナーバスな若者なんだ。役の上で強い男を演じているだけで、人生において“タフガイ”だったことはないよ」と意外な一面を自ら明かす一幕も。そして、「もうすぐ日本に行くことになってるんだ。See you!」と日本のファンに向けメッセージを送ってくれた。監督は本作への“『アバター』超え”を期待する声について「それは分からないな。(そうした声が挙がるのは、『アバター』にも主演している)サムのせいだと思うよ。でも、サムが出て、3Dだからってこの映画は『アバター』と同じじゃないよ」とコメント。ちなみに、監督は日本のアニメのファンだとのこと。本作も「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」にインスパイアされたという話もあるが、それについて話を向けると「イエーイ、聖闘士星矢!『聖闘士星矢』のキャラクターは神たちなんだよね。大好きさ。(アニメを)作ってくれて、ヨーロッパ人として、お礼を言うよ」と映画の話以上に(?)ノリノリで語ってくれた。なお、コメントにもあるようにサムと監督は、間もなく来日!4月8日(木)には2人を迎えてジャパン・プレミアイベントも開催される予定。『タイタンの戦い』は4月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:タイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:【どちらを観る?】次世代“肉食”イケメン決戦!クリス・パインvsサム・ワーシントンサム・ワーシントン来日!『タイタンの戦い』ジャパン・プレミア・プレイベントに5組10名様ご招待あの神々がスクリーンで暴れ、戦う!『タイタンの戦い』試写会に15組30名様ご招待サム・ワーシントン、今度は“英雄”ペルセウスに!来年公開の主演作の最新映像到着
2010年03月31日現在、シュールにしてディープな大ヒットコミック「おやすみプンプン」を絶賛連載中の、人気漫画家・浅野いにお。緻密かつ美しい作画と、リアルな若者像を鮮烈に描く彼は、次世代を担う漫画家の一人として幅広い世代から注目を集め続けている。そんな浅野さんが2005年〜06年にかけて執筆した傑作コミック「ソラニン」が、浅野作品としては初の映画化。主演に宮崎あおいを据えた豪華キャストも話題だが、原作へのリスペクトが一貫して感じられる作風にも注目したい。「ソラニン」タイトルのヒントはアジカン「ソラニン」の種田をどことなく想起させる、シャイでスタイリッシュな風貌。細身のパンツをさらりと着こなす浅野さんは、一昔前の“漫画家”のイメージとは多くの意味でかけ離れている。「喋るのは苦手なんで…」と言いながらも、淀みなく繰り出される言葉の数々は、ことごとく的を得ていて、しかもかなり面白い!実は連載当初から「映像的な見せ方を意識していた」という「ソラニン」だが、映画化の一報を聞いたときは「やっぱりすごく嬉しかったです」と素直な喜びを吐露。「『ソラニン』は、漫画らしい漫画を描くのはやめようと思った時期なんです。なので、あえて引きの絵を多く使ってみたりして。ただ当時の僕は、ほとんど無名の状態だったので、映画化への期待はしないようにしてました。それがこんなすごいキャストで、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)さんに曲まで書いてもらえて…。本当に自分は運がいいなと思います。最初から『こうなればいいな』と秘かに思ってたことが、いちいち叶っていくから」。もともとアジカン好きを公言している浅野さんだが、「ソラニン」というタイトルにもアジカンが大いに絡んでいたとか。「当時付き合っていた彼女が、“次のアジカンのアルバムは『ソラニン』っていうタイトルらしいよ”って言ったんです。そのとき、すげ〜いいタイトルだなぁ、でもアジカンが使うなら勝手に使えないなと思っていたら…実際出たアルバムは『ソルファ』だった(笑)。彼女がどうしてそう思ったのかは、いまだに謎ですけど。それで“ソラニン”の意味(※ジャガイモの芽などに含まれる毒素)も調べて、さらにいいな!と思ったので使わせてもらったっていう。出来過ぎた話のようですけど、本当のことなんです」。そんな嬉しい奇跡が積み重なった本作。スクリーンには原作への愛と、限りないリスペクトが充満するが、意外にも「なかなか最初は客観的に観られませんでした」と言う。「いまの時点で3回観てるんですけど、やっと少し客観性をもって見られるようになってきました。最初に観たときは、芽衣子が種田に言う(原作通りの)セリフが『結構きついこと言うな…』とか(笑)。むしろ原作にない映画ならではのシーンは、手放しに面白くて。例えば加藤が楽器店で、中学生相手に説教するシーンなんか、最高でしたね。逆に自分の息がかかっているシーンを見ちゃうと、妙にソワソワしちゃうというか。全部、自分に降りかかってくる感覚があって、感想を求められてもうまく言えなかったんです。でもいまになって思えば、山場のライヴシーンもすごく重要だと思うんですけど、そこに至るまでの何でもない日常の部分がすごくいいなと。やっと、感想らしきものが言えるようになってきました」。ちなみにあるライヴシーンでは、浅野さんがカメオ出演している1シーンがあるので、そちらも見逃すなかれ!(「立っているだけなのに、三木監督から動きがカタいと言われました…」とのことですが)ある日届いた不思議なファンレター…今回の「ソラニン」の映画化はもちろん、「おやすみプンプン」が巷で大評判を呼ぶなど、いま、最も勢いのある漫画家であるはずの浅野さん。だが本人は「全く実感ないんですよねぇ。青年誌(※『おやすみプンプン』を連載している『ビッグコミックスピリッツ』)って、そういうファンレター的なものもあんまり来ないし…(!?)」と、あっさり。「『ソラニン』を連載してた頃は、それでも女の子からキラキラした感じの手紙とか、人生相談みたいなものも来てたんですけど、『プンプン』やり始めてからは、一向に…。あ、一度、男性の方から木の板が届いて“これに木彫りでイラスト書いてくれ!”って(苦笑)。これ、どうすりゃいいんだよ…って、まだそのままにしてありますけど」。確かに「ソラニン」と「おやすみプンプン」は、一見対極にあるような作品かもしれない。だが浅野さんの中では「表面的なアプローチは違いますけど、根本的には書いているものは一緒」なのだ。「2つがあって、やっと僕的にはバランスが取れるというか。『ソラニン』のときは、あまりネガティブ要素を入れないでやろうとは確かに意識してましたから、その反動で『プンプン』はかなり自由に…(笑)。でもそうはいっても『ソラニン』も、ボツもなく自由にやらせてもらった作品。この2つの作品の間に流れているものは、同じだと僕は思って描いてるんです」。無限の広がりを見せる浅野ワールド。もしかすると「おやすみプンプン」を、スクリーンで見られる日も来るかも…!?(text:Kaoru Endo)シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」「Ctrl+T〜浅野いにおWORKS〜」発売日:3月30日(火)価格:本体1,890円(予価/税込)浅野いにおの世界を全網羅!ファン待望の作品集がついに登場【収録内容】・新作読み切り「ひまわり」・ソラニンサイドストーリー「はるよこい」・描き下ろし含むここ数年ほぼ全網羅した数十点に及ぶカラ―イラスト・門外不出の未公開ネーム集・「浅野いにおをもっとよく知る」盛りだくさんの記事ページ・プンプン風「ソラニン」1・2巻別バージョンカバーの付録付き■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント『ソラニン』演奏場面のメイキング映像解禁男たちを見守る宮崎あおいの表情にキュンサンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲
2010年03月24日映画『アリス・イン・ワンダーランド』の“第3弾”限定プレミアム特典付き前売鑑賞券が3月6日(土)より全国の劇場にて発売開始となる。今回の特典は、個性的なキャラクターたちをかたどった“不思議の国のストラップ”。数量限定の全7種類のストラップをめぐって週末、全国劇場で行列が――?ジョニー・デップがサプライズで登場し、本編の3D上映も行われたL.A.でのファンイベントに続き、つい先日はロンドンでワールド・プレミアが開催されるなど、公開に向け盛り上がりを増している本作。日本では公開の半年以上前の昨年9月に、本作のジャパン・プレミアに参加するための応募券付き特製ポストカードを特典とする“第1弾”限定プレミアム特典付き前売鑑賞券が発売され、大きな話題を呼んだ。12月には、本作のカレンダーを特典とした“第2弾”も発売をスタート、第1弾、第2弾合わせて、全国5大都市の20の劇場で累計12,537枚を売り上げた。ちなみにこの数字は、興行成績100億円を記録した『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』と比較して、225%に当たる売り上げとなっており、本作への並々ならぬ期待の高さがうかがえる。そしてこのたびの“第3弾”では、キャラクターをかたどったグッズが登場!何と完成に10か月も要したというこちらのストラップは、ティム・バートン監督と出演陣の承認をとった上で製作され、バートン監督にいたっては「完成したらぜひ送ってほしい」と熱望していたとか。全7種類の内訳は、新星ミア・ワシコウスカ扮するアリスに、ジョニーのビジュアルに注目が集まる帽子屋(マッドハッター)、アリスを地上からワンダーランドに導く白うさぎ、そしてヘレナ・ボナム・カーターの“怪演”が話題の赤の女王に、その妹でアン・ハサウェイ演じる白の女王、まるまると太ったシュールな双子のトウィードルダム&トウィードルディー、そして自由に消えたり現れたりできる不思議なチェシャ猫という面々となっている。数量限定とあって即日完売の可能性も!超レアグッズとなること必至のこちらのストラップは、前売鑑賞券1枚につき1個付いてくる。全7種類制覇する者は現れるのか?全国の劇場にて3月6日(土)より発売開始。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。限定プレミアム特典付き前売鑑賞券価格:1,300円(一般)/800円(小人)※一部劇場では取り扱いはございません。また料金が異なる劇場があります。※特典がなくなり次第終了となります。■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:『アリス』ワールド・プレミアになぜか亀田兄弟登場!デップは来日に意欲不思議の国がお好き?デップ&バートンも惚れ込んだミア・ワシコウスカ インタビュージョニー・デップ、犯罪検証番組で服役中の殺人犯3人の冤罪を訴えるジョニー・デップ『アリス』L.A.イベントにサプライズで登場3,000人超熱狂!ジョニー・デップがキース・リチャーズのドキュメンタリー映画『HAPPY』を監督
2010年03月03日モーガン・フリーマン&マット・デイモンがそれぞれオスカー主演男優賞、助演男優賞にノミネート、興行面でも決して公開規模が大きいとは言えない中で公開以来ベスト10位以内をキープ。何より、鑑賞後の満足度では格段に高い評価を与えられており、しっかりとその存在感を示している、クリント・イーストウッド監督作『インビクタス/負けざる者たち』。「感動した」という声とあわせて多く聞かれるのが、映画に対して抱いていたイメージが「観る前と観た後で印象が大きく変わった」という声。こうした“生”の声を伝えるべく、このたび、映画を鑑賞した学生による座談会を開催!都内の学生8名が、イーストウッドが伝えようとしたメッセージ、映画が教えてくれたことなどについて、自身の経験を絡めつつ熱い言葉を交わした。学年やクラスも異なる、19歳から22歳の学生で構成されたこちらの座談会。みな、緊張や恥ずかしさもあってなかなか自分の意見や感想が出せないのでは?というこちらの予想を裏切る形で、様々な視点からの意見が次々と飛び出す。まず劇中、黒人と白人の境界を取り払おうと奮闘するネルソン・マンデラの信念、戦う姿勢について男子学生のひとりは、マンデラが自らのボディガードに黒人だけでなく白人を加えるように要請し、「私たちも変わらなくてはいけない」と語るシーンを挙げ「“相手に理解を求める前に自分が理解する”というメッセージを感じた」と語った。これにうなずきつつ、別の男子学生はマンデラを“赦しの人”と称し「いまの日本の政治家にマンデラの姿を見てほしい!いまの日本の政治は揚げ足取りばかりだったり、社会全体が次のチャンスを与えようとしない。でもマンデラは“赦し”で国に発展をもたらした。もちろん赦しと言うことは簡単でも、実際に実行するのはすごく難しいんだけど、これからの世界における一つのキーワードだと思う」と訴えた。また、出席者の中には現在、就職活動中の学生もおり、彼らは仕事について、将来についてなど考える上で、自分の状況に置き換えつつ映画から力をもらった、と口を揃えた。就職氷河期と伝えられるが、ある女学生は「絶対にあきらめない、ということを教えてもらった。マンデラの言葉や映画の中の素晴らしいセリフを自分と重ねてしまいました。これって普段の生活の中でも活きる言葉だな、と」とふり返る。すでに就活を終えたという別の女子学生も「マンデラは、黒人と白人の混ざった職場を作ろうとするときでも、ラグビーチームをまとめようとするときでも、一人だけ別の意見を持っていたとしても信念を曲げない。無理矢理押し通すのでもなく、諭しながら自分の意見を分かってもらおうとする姿勢には衝撃を受けました。自分だったらこんなに強い信念を持ち続けられるかな?って」と真摯な表情で語った。そしてもう一つ、学生たちの口から多く語られたのが、スポーツの持つ力について。映画ではマンデラとM・デイモン演じるフランソワ・ピナール(南アフリカ・ラグビー代表チームのキャプテン)が協力し、黒人と白人の混合チームがワールドカップを席巻していく姿が描かれる。前出の男子学生は「ラグビーの試合の“ノーサイド(※試合終了を指す言葉で、敵と味方の区別がないということを意味する)”と物語の中での黒人と白人のノーサイドがぴったり重なった」とその感動を口にした。ほかの学生たちもこれまでに学校の部活などを経験してきており、そこでの経験と映画が重なったという。6年間陸上に打ち込んだという女子学生は「映画の中の物語の方がすごいけど…」と前置きしつつ「選手が付いていく指導者は、尊敬できる人、そして自分を信頼してくれる人。もちろん、最初は周囲の誰のことも信じられないんだけど、もっとも大切な日々の練習を積み重ねる中で徐々に変わっていく。それが映画の中のラグビーチームと同じでだなと思いました」と語った。ほかの学生たちからも、弱かったチームを引っ張りあげたという苦労や充実感、一度は瓦解寸前になりながらもう一度チームが一つになったという経験、応援する側としてチームが一体になっていく瞬間を実感した体験などが口々に語られた。ちなみに、南アフリカでは今年6月にサッカーのワールドカップが開催されるが、それぞれの学生に書いてもらったアンケートでも「これまでとは違った見方ができそう」、「映画で、白人の代表的スポーツ・ラグビーと黒人の代表的スポーツ・サッカーという分かれ方が描かれていたが、(映画で描かれる)1995年から15年経って、今回サッカーがどのように受け止められるのか興味深い」といった感想が相次いだ。座談会での学生たちの感想や意見を通して感じられたのは、まさにこの映画が示す“多様性”。性別や年齢、立場などが異なるひとりひとりの観客に多様な視点を提供し、考えさせてくれるということを改めて示した座談会だった。3月7日(現地時間)にはアカデミー賞が発表されるが、M・フリーマン、M・デイモンがもし、受賞を果たした際にどのようなメッセージを世界に向けて投げかけるのかも気になるところだ。『インビクタス/負けざる者たち』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。モーガン・フリーマン&マット・デイモン インタビュー特集:2010アカデミー賞■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.■関連記事:【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々M・フリーマン×M・デイモン『インビクタス』インタビュー信頼と尊敬の到達点バッシングにも“不屈”内藤大助「ネルソン・マンデラと比べれば俺なんかまだまだ」驚愕の高得点!女性が感じたイーストウッド最新作『インビクタス』の魅力西田敏行、モーガン・フリーマンの主演男優賞ノミネート祝福「絶対獲る!」
2010年02月25日最新作『アリス・イン・ワンダーランド』の公開を4月に控えるジョニー・デップが、ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズのドキュメンタリー映画『HAPPY』(原題)の監督を務めることになり、ロサンゼルスでキースを撮影している現場が目撃された。アメリカの「The Playlist」の報道によると、1月に盟友エミール・クストリッツァ監督がセルビアで主催した映画祭にゲストとして呼ばれたジョニーが地元紙の取材に答えて、ドキュメンタリーの製作予定を明かしたという。以前からキースの大ファンを公言していたジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウを演じる際にキースを役作りの参考にしたことは有名。シリーズ3作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』では親子の役で共演もしている。ジョニーは1997年に『ブレイブ』で監督デビューしたが、カンヌ国際映画祭の上映時に酷評され、フランスや日本では公開されたものの、アメリカでは公開に到らずじまいだった。ジョニーは「僕も賢くなったし、充分な時間も経ったいまなら、また監督ができる」と当時をふり返り、「来週からキース・リチャーズのドキュメンタリーにとりかかる予定なんだ。僕がドルヴェングラードにいる間、編集者がキースの過去映像、コンサート映像の山をチェックしているところだ。キースが僕のカメラの前に立つことを承諾してくれたことに、とても感動している」と語った。1月30日、ロサンゼルスのダウンタウンで行われた撮影には、パティ・スミスやノラ・ジョーンズがゲスト出演。ジョニーのパートナー、ヴァネッサ・パラディも2人の子供を連れて撮影を見学していた。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2007年5月25日より全国にて公開©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:オーランド・ブルーム、『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作出演をきっぱり否定『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作、今夏ハワイで撮影決定!2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!今年は洋画復権?『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開2010年前半戦初日は約2,200人集客、100分待ちの大盛況J・デップ着用の衣裳も!『アリス』世界展
2010年02月05日シャーリーズ・セロンが9年間交際し、事実婚状態だった恋人のスチュアート・タウンゼントと昨年暮れに破局していたことが明らかになった。クリスマスに2人でメキシコ旅行をした後にシャーリーズから別れを切り出したという。それ以来、彼女はスチュアートから愛の証として贈られ、「絶対に外さないわ」と断言していたアンティークの指輪も外している。彼女から破局したことを直接聞いた友人は「スチュアートはショックを受けているようだけど、シャーリーズはメキシコで休暇を過ごしていたとき、2人の関係は終わったと気づいたと話しています」と英国のデイリー・メール紙に語った。友人は「最近の2人は恋人というより、兄妹のようでした」とつけ加えた。スチュアートはシャーリーズと暮らしていたハリウッド・ヒルズの家から荷物を運び出し、2人が共同で所有するマリブ・ビーチの家を拠点にする模様。『コール』の共演がきっかけで2001年から交際が始まった2人は、ブランジェリーナ同様、婚姻関係にはなかったが、「教会で挙式したりはしなかったけど、僕らは互いに夫婦だと思っている」とスチュアートがインタビューで語り、おしどりカップルとして知られていたが、シャーリーズがアカデミー賞主演女優賞に輝く一方で、スチュアートは『ロード・オブ・ザ・リング』、『Thor』(原題)といった大作をクランクイン直前に降板するなど、仕事は順風満帆とは言えない状態。キャリア面での格差が影響を及ぼした可能性はありそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真は昨年12月、FIFAワールドカップの組み合わせ抽選会に出席した際のもの。隣りはデヴィッド・ベッカム。© REUTERS/AFLO■関連作品:ATOM 2009年10月10日より全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:脳科学おばあちゃん、実はアトムの大ファン!育児の観点でも『ATOM』は脳に良い?役所広司「お風呂でいつもアトムヘア!」ASIMOもアトムの祝福に駆けつける『ATOM』上戸彩インタビューアトムに続いて声を演じてみたいキャラクターは…上戸彩つながりで誕生!『ATOM』×ソフトバンク“白戸家”が究極のコラボCM制作上戸彩&役所広司も来場!『ATOM』ワールドプレミア試写会に5組10名様ご招待
2010年02月02日現在ユタ州パークシティで開催中のサンダンス国際映画祭に参加しているオーランド・ブルームが、過去3作でウィル・ターナー役を演じた『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新作『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』(原題)に出演しないことを明言した。オーランドはMTV Newsの取材に「僕は(第4作には)戻らないよ。ウィルは海の底でサカナと一緒に泳いでいるんじゃないかな」と冗談まじりに語った。過去3作への出演について「素晴らしい時間が過ごせた」とふり返りながらも、「何か違うものに挑戦したくなったんだ」とシリーズ卒業を決意した理由を明かした。『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』出演後は慎重に出演作を吟味していた彼の最新作はオムニバス映画『ニューヨーク,アイラブユー』。岩井俊二監督の下、クリスティナ・リッチと共演している。『NINEナイン』のロブ・マーシャル監督がメガホンをとり、ジョニー・デップがジャック・スパロウ役を続投する『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』については「ジョニーがやるなら、素晴らしい作品になるだろう。彼(マーシャル)はすごい監督だし、ジョニーと組んでどうなるか、興味深い。ジョニーもミュージカルが好きだし、きっととても美しい作品になるんじゃないかな」と、一観客の視点で大きな期待を寄せた。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2007年5月25日より全国にて公開©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ニューヨーク,アイ ラブ ユー 2010年2月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© NY5,LLC-All Rights Reserved.NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作、今夏ハワイで撮影決定!【シネマモード】ゴールデン・グローブに見る、2010年注目の俳優&女優は?メリルとサンドラ、主演女優賞受賞の2人がキス!第15回放送映画批評家協会賞今年は洋画復権?『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開2010年前半戦街角から生まれる愛のドラマ『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』ブックカバーを5名様プレゼント
2010年01月29日先週末、イギリスのタブロイド紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」で破局間近と報じられたアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットだが、2人に近い関係者らは「People.com」などに「記事は事実無根」と話している。昨夏頃から断続的に不和のうわさが流れているブランジェリーナだが、「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」紙は、昨年12月下旬にロサンゼルスの法律事務所で話し合いの場を持ち、年が明けた今月上旬、「破局契約」の書類にもサインしたと報じている。セレブ・カップルの大半は結婚の際に、離婚した場合を想定して財産分与などの詳細を決めた「婚前契約」を交わすのが常識。記事では「資産を平等に分け、6人の子供たちの親権は共同で保持。子供たちはアンジーと暮らす」と、もっともらしく書類の内容についてまで明らかにされているが、こんなに情報が筒抜けになる弁護士に彼らが信頼を置くとは信じ難い。先週22日に放映されたハイチ大地震被災者救済のチャリティ番組「Hope for Haiti Now」にブラピは盟友ジョージ・クルーニーらと共に出演したが、アンジーは雑誌「Vanity Fair」の撮影でニューヨークに滞在、と別行動をとることも増えてきているのは事実。その一方で、仲良く食事に出かける姿の目撃情報や、ハイチ大地震被災者救済にあたる「国境なき医師団」に100万ドルの義援金を共同で出すなど、不和を感じさせる要素もない。破局のうわさについては「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」紙の勇み足報道の様相も帯びてきたが、ブランジェリーナの代理人が即座に否定もせず、沈黙を守っているのも気になるところだ。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2010年01月26日19日、アメリカ・ハワイ州知事のリンダ・リングルさんが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』(原題)の撮影が今夏、ハワイのカウアイ島とオアフ島で行われる予定であることを発表した。同作を製作するウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOと知事が先週金曜に決定したもので、アイガー氏は「ウォルト・ディズニー・カンパニーとハワイは非常にいい関係にあり、キャプテン・ジャック・スパロウと仲間たちの最新の冒険をこの地で作ることを楽しみにしています」とコメント。前作『パイレーツ・オブ・カリビアンワールド・エンド』も一部マウイやモロカイで撮影されている。今回新たな撮影にまつわる現地の雇用も大幅に見込まれ、経済効果が期待されている。『Pirates of The Caribbean: On Stranger Tides』はオーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイは降板を表明しているが、ジョニー・デップはもちろんジャック・スパロウ役を続投。バルボッサ船長役のジェフリー・ラッシュの出演も決まっている。過去3作のゴア・ヴァービンスキー監督から今回は『NINEナイン』のロブ・マーシャル監督にバトンタッチされ、新しく生まれ変わるシリーズへの期待は高まるばかりだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2007年5月25日より全国にて公開©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.パブリック・エネミーズ 2009年12月12日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【シネマモード】ゴールデン・グローブに見る、2010年注目の俳優&女優は?C・イーストウッド奮戦!そして映画ファンが選ぶ2009年ベストムービーは…?メリルとサンドラ、主演女優賞受賞の2人がキス!第15回放送映画批評家協会賞今年は洋画復権?『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開2010年前半戦ピープルズ・チョイス賞がジョニー・デップに、ゼロ年代のお気に入り俳優のお墨付き
2010年01月21日ジョニー・デップ&ティム・バートン監督コンビ最新作の世界観を体験できる、“映画『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展”の内覧会が12月25日(金)、東京・日本テレビ2階ホールで行われた。同映画は、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」を基に、19歳に成長し、再びワンダーランドに迷い込んだアリスの新たな冒険を描く、バートン監督によるオリジナルストーリー。同展では、約200平方メートルのホール内に、デップ扮する帽子屋、アン・ハサウェイ扮する白の女王など実際に使用された衣裳5着をはじめ、アリスを巨人に変身させるイート・ミー・クッキーなどの小道具40点、帽子屋のティーパーティーなどのセットの模型を配置。壁面にも劇中の装飾が施され、原色を散らしたバートン監督特有のポップでコミカルながら、どこか怪しい世界観が広がり、アリスの冒険を疑似体験できそうな内容。ロンドン、アムステルダム、サンディエゴ、トロントに続く開催で、製作費は非公表。一般公開は日本のみ、入場無料というファン垂涎のお宝展覧会だ。23日(水・祝)の初日には、約2,200人が来場。同所でのイベントの1日平均集客数の2.2倍で、最長で100分の入場待ち、開催期間16日間で32,000人の集客見込み、という人気ぶり。一番乗りは30代後半の女性で、前日の22時頃から待機していたという。同展には入場者全員に、同作のワールド・プレミア(来年2月、ロンドンにて開催予定)招待の応募券が渡されるため、同女性は「一番になればもらえると思った」と勘違いしてしまった(主催の日本テレビ関係者談)というオチがついた。また配給元のウォルト ディズニーでは同作の公開に合わせてジョニー&バートン監督らの来日を調整しているという。同展は2010年1月11日(月・祝)まで開催。映画『アリス・イン・ワンダーランド』は、2010年4月17日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展開催期間:2010年1月11日(月・祝)まで開催時間:11:00〜19:00※12月26日(土)は生放送のため12:00〜オープン※12月31日(木)〜1月3日(日)は休館場所:日本テレビ 2階日テレホール公式サイト:■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:巨大J・デップが「おかえり」『アリス・イン・ワンダーランド』予告編&ポスター解禁2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼントジョニー・デップ「ファンこそ僕のボス!」ファンサービスNo.1男の面目躍如ワールドプレミアに行けるチャンスも!『アリス・イン・ワンダーランド』世界展開催ジョニー・デップ、「最もセクシーな男性」に選ばれる
2009年12月25日ものすごい無礼を承知で明かすと、インタビュー前に資料で彼女について調べた際に、彼女がまだ21歳と知って少し驚いた。では何歳くらいだと思っていたのかと言われてもうまく答えが出てこないのだが…。押井守監督は『アサルトガールズ』を監督するに当たって、黒木メイサを主演に起用した理由として「生活感を感じさせなくてファンタジー向きなところ」と答えているが、こちらが感じた年齢についての驚きも、同じ種類のものかもしれない。年齢や生活感といったものを超越した存在感を彼女は持っている。果たして黒木メイサ自身は、自分について、作品について、今後について何を感じ、考えているのか?「届いた台本が絵コンテで、『早速、押井ワールドだ!』って嬉しくなりました」冒頭の、押井監督が語った起用の理由について話を振ると、黒木さんは「困りますね、そういうこと言われると(笑)。嬉しいようなさみしいような…まあ、そのおかげで今回の役をいただけたわけで、ありがたいですが」と苦笑いを浮かべた。これまでにも押井作品は観ていたという彼女だが、オファーに対して即出演を決めたという。「まず、届いた台本が絵コンテだったんですよ。『早速、押井ワールドだ!』って嬉しくなりました。(押井作品の)『アヴァロン』やいくつかの作品は観てたんですが、自分がこの世界に入ったら、どういう風に生きられるのか興味がありました」。本作に出演するに当たって、彼女が監督に出した希望。それは「アクションをやりたい」ということだった。「これまでにも舞台で、動きのある芝居はやらせてもらってたんですが、映像ではなかった。映画でアクションをやりたいという気持ちはずっとありました。監督にそう話したら、この映画ではアクションに関して空手を取り入れたい、とおっしゃっていて。実は監督自身も空手をやられるらしいんです。実際、撮影前に監督が通っている道場に行って指導を受けました。現場では押井監督が自らアクションの指導をしてくださって、面白かったですね」。自身で語ったように、これまでに舞台ではかなり激しく体を使っているし、今年春に公開された『昴−スバル−』でも肉体を駆使した激しい演技を見せている。本作では、どういったところがこれまでと違ったのだろうか?「カメラに対して見せる、ということを初めて意識しましたね。舞台では最初からずっと通しで演じているので、感情に任せてアクションを行う部分があるし、お客さんから見て、殴ったり蹴ったりしているように見せていたんですが。今回は、絵コンテを見ながら1カットずつ――“1シーン”ではなく“1カット”ずつ、丁寧に撮っていきました。流れの中で撮影しつつも、狙いはこの1カットだけ、というようなこともあって、難しさはありました。あとは銃によるアクションですね。これも監督が、弾丸の詰め方から捨て方まで直接指導してくださって(笑)、楽しかったです」。「出しっぱなしではなく、常に吸収していきたい」では、完成した作品を観ての自身の感想は?「やっぱり押井作品は、人を惹きつけて、突き放すんだな、と(笑)。自分が演じたGRAY(グレイ)についても、監督と話をして、ゲームのキャラクターとしてではなく、あくまでもゲームの中で生活している一人の女性として演じたんですが、完成した作品を観て、自分の頭の中で描いていた想像とそこまで差がなかったですね。実は、菊地(凛子)さんと佐伯(日菜子)さんと撮影でお会いする機会はなかったんです。完成した作品を観たら、菊地さんの役が結構、人間離れしててすごくびっくりしました。三者三様で面白いバランスだな、と」。10代半ばでいきなり、つかこうへいの舞台で主演デビュー。そこから舞台に映画にドラマにと次々と出演。今年だけでも連続ドラマ、単発ドラマに1本ずつ、映画は本作を合わせて3本、さらに主演で2本の舞台に出演している。多忙な日々の中で自身の中で感じる成長、変化について聞いてみた。「まず、出会いに恵まれていると思います。その中で、最初の頃は現場にもなかなか慣れなくて、出会った人たちとの関係も、その作品だけで終わっていました。私もとにかく作品を作ることに必死で…。でも、そこにたくさんのスタッフが関わっていて、撮影のずっと前から動いている人たちがいて、その人たちとの関わりの中で作品を作っていく楽しさが、最近やっと分かってきた気がしますね」。「いま、楽しいか?」という愚問に、黒木さんはニコリと21歳の笑顔で「うん、楽しいです」とうなずき、こう続ける。「まだまだ目の前のことに立ち向かうのに精一杯のところはあります。やっぱり、作品と出会って、ひとつの役を演じるって相当エネルギー使いますよ。でも、いままで生活してきた中で感じたことや経験したことが役に繋がったり、役で発散できたりもするんです。最近、出しっぱなしにしてると出すものがなくなってくると思ってて、常に吸収していきたいって強く感じるんです。もちろん、人間は傷つこうと思って傷つけるものでもないのですけど…自然な流れの中でもっと吸収して、発散、発信していけるようになりたいです」。(photo:HIRAROCK)■関連作品:アサルトガールズ 2009年12月19日よりテアトル新宿、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2009八八粍・デイズ/ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント昴−スバル− 2009年3月20日より全国にて公開© 2009『昴−スバル−』製作委員会クローズZERO II 2009年4月11日より全国東宝系にて公開© 2009高橋ヒロシ/「クローズZERO?」製作委員会■関連記事:三浦春馬&佐藤健がN.Y.の中心で鍋をつつく?5日間の旅を収めたDVD発売!押井守ファン必見!『アサルトガールズ』公開記念企画の大賞賞品を監督が直々に決定黒木メイサ、押井守のオヤジギャグに動じず芸能レポーターの質問にも動じず黒木メイサ、獅童との交際への執拗な質問もクールにかわす!『アサルトガールズ』会見押井守最新作!黒木メイサ主演『アサルトガールズ』予告編到着
2009年12月17日フリーアナウンサーの滝川クリステルが「第82回アカデミー賞授賞式」、「第52回グラミー賞授賞式」などWOWOW3番組に出演することになり12月16日(水)、東京・イマジカ品川プロダクションセンターで就任会見を行った。同局が独占生中継するアカデミー&グラミー授賞式では現地に赴き案内役を、2010年2月6日(土)スタートの環境番組「BBCEARTH2010」ではプレゼンターを務める。日仏ハーフで今年9月までフジテレビ系「ニュースJAPAN」のキャスターを7年間務めたワールドワイドな美貌と知性が、3番組のイメージにピッタリとして抜擢されたことに「フジ以外の他局は初めてで嬉しい。『ニュースJAPAN』を卒業し、こんなワールドワイドな仕事をする機会をいただいて視野が広がる期待感があります」と喜びを表現。多彩なハプニングが多いことも見どころのひとつとなっているアカデミー賞授賞式では過去、全裸男性の乱入事件もあったが「ちょっと全裸は困りますけど、(案内役の相方のジョン・)カビラさんと手を合わせ、(ハプニングがあっても)動揺せず、楽しみながら務めたい」とアドリブを効かせる決意も語った。一方で、今年一年をふり返ると「私にとってはまさに転換の年。激動とまでは言いませんけど人生の大きな節目になった」としみじみ。来年の公私の抱負については「これまで、帯番組をやっていて難しかったですが、来年は海外に行く機会も増えると思うので、スタジオを出て新しい世界を見ていきたい。プライベートでは…生活を元に戻すのが大変でやっと朝型に変わってきたところ。これから模索していきたい」と微笑んだ。クリスマスが近いとあって、この日は「クリスマスと言えば赤」と真っ赤なワンピースに黒タイツ、黒ブーツ姿の愛らしい装い。「白のブーツだったら完璧だったんですが、スミマセン」と照れつつ「クリスマスは当たり前のように家族と過ごしてきました。今年も家族と…。つまらない答えですみません」と、苦笑いで話した。「第52回グラミー賞授賞式」は2010年2月1日(月)、「第82回アカデミー賞授賞式」は同3月8日(月)、いずれもAM 9:30よりWOWOWで独占生中継。「BBC EARTH 2010」は2月6日(土)スタート、毎週土曜日21:00放送。1月2日(土)16:30より新春スペシャルが放送される。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:オスカー前哨戦のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でG・クルーニー新作が4冠
2009年12月16日オスカー監督クリント・イーストウッドの監督第30作目となる『インビクタス/負けざる者たち』のワールドプレミアが、12月3日夜(現地時間)、L.A.のACADEMY OF MOTION PICTURE ARTS &SCIENCESにて開催された。会場には、イーストウッド監督に主演のモーガン・フリーマン、マット・デイモンに加え、イーストウッド監督との親交も深い渡辺謙が来場し、夫人の南果歩と共にレッドカーペットを歩いた。本作は1995年、南アフリカの当時の大統領ネルソン・マンデラ(モーガン)が、アパルトヘイトによる弊害が残る同国を一つにするため、同国のラグビーチームの主将フランソワ・ピエナール(マット)と共にワールドカップを目指した、実話に基づく物語。来年のサッカー・ワールドカップ開催地としても注目を集める南アフリカだが、本作は早くも来年のオスカー有力候補とも目されており、会場には各国から200人ものジャーナリストが駆けつけ、レッドカーペットにも渡辺さん以外にもピアーズ・ブロスナンやオーランド・ブルーム、ライアン・フィリップといった豪華な顔ぶれが登場。イーストウッド監督とは、『硫黄島からの手紙』以来の再会という渡辺さんは、「とにかく旺盛な精神力と、どうしたらこういう面白い話を探し出してくるのか不思議です。彼の持つアンテナがすごいのだと思います」と称賛を寄せ、「また監督から仕事の依頼があったら?」との質問には、「どんなことがあっても、いつでも、短いシーンでも要請があったらぜひお受けしたいと思います」と意欲を見せた。イーストウッド作品初参加のマットは、監督との仕事について「(ロバート・)デ・ニーロと仕事するみたいなものだよ。アイコンとして見てはダメなんだ。仕事にならないからね」とコメント、「ネルソン・マンデラを語る上で欠かせない最高のストーリーだ」と作品をアピールした。渡辺さんの来場を聞きつけたイーストウッド監督は、再タッグの可能性を聞かれ、「ぜひまたやりたい。謙は素晴らしいアクターだし、『硫黄島からの手紙』では素晴らしい時間を過ごすことができた」とコメント。日本のファンに向けて「日本の観客は好きです。『グラン・トリノ』も日本で受け入れてもらえたしね。僕の心は日本にある」と語り、“ダーティ・ハリー”風に「I’ll be back!!」とキメてくれた。『インビクタス/負けざる者たち』の日本での公開は、2010年2月5日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて。■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:クリント・イーストウッド、N.Y.のアメリカ映像博物館から表彰され最新作を上映クリント・イーストウッド、フランスの勲章を2度目の受勲
2009年12月05日かねてより世界中の注目を集めていた『ハリー・ポッター』のテーマパークの概要がついに明らかに!こちらのテーマパーク、その名も「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター(=ハリー・ポッターの魔法の国)」は、フロリダ州のユニバーサル・オーランド・リゾート内に2010年5月にオープンする予定だという。まもなく発売される『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のDVD&ブルーレイには、このテーマパークの内容を紹介する11分ほどの特典映像が収録されている。「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は、映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界観を忠実に再現すべく、原作者のJ・K・ローリングとプロデューサーを務めるデヴィッド・ヘイマンを始めとする映画製作の主要スタッフが構想に参加しているとのこと。それでは、現在までに明らかになっている建設中の“魔法の世界”の中身をご紹介!まず、門をくぐると見えるのは、ハリーたちをロンドンからホグワーツへと運ぶ、ホグワーツ特急。さらに道は、ホグワーツの生徒たちが余暇を楽しむホグズミード村へと続く。ホグズミードの街並みは原作および映画の世界観そのまま!パブ「三本の箒(ほうき)」に「ホッグズ・ヘッド」など物語に何度も登場するおなじみの店が再現されている。もちろん、「三本の箒」で、ハリーたちも大好きな“バタービール”を楽しむこともできる。また、菓子店「ハニーデュークス」には映画にも出てくる“カエルチョコレート”や映画ではこれまで描かれていなかった“大鍋ケーキ”、“糖蜜ヌガー”なども用意される予定だとか。ほかにもダイアゴン横丁の名店「オリバンダーの杖の店」、さらに「ゾンコのいたずら専門店」などなど、忘れられない名所の数々が!「足を踏み入れた瞬間からきっと好きになるよ!」と語るのはロン役のルパート・グリント。それは「本の中に迷い込んだ感覚」であるとのこと。また、アトラクションは年齢に合わせたジェットコースターが設置される予定。「ドラゴン・チャレンジ」は第3章『炎のゴブレット』に出てきたようなテントをくぐって乗り込む大型のジェットコースター、そしてメインとなるのは「禁じられた旅」という名のアトラクションで、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンは「このライド(=アトラクション)のために映像を撮ったわ。シリーズを通しての思い出の場面が詰まっている」と明かしている。このほかにも「動く肖像画」に「闇の魔術に対する防衛術の教室」、「談話室」、「大広間」など楽しい仕掛けが満載!ハリー役のダニエル・ラドクリフは「幼いときからこの映画に出てて、ハリーの世界が本当にあればいいのにと思っていた」と語るが、まさにその夢を叶えてくれるこのテーマパークについて「映画で観たその世界を実際に歩けるなんてすごい!」と興奮気味に語っている。今回、ブルーレイ&DVDの発売を記念して、この「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」に1組(4名)を招待するキャンペーンも開催される。キャンペーンの詳細は下記、公式サイトまで。フロリダの新名所として世界中からファンが押し寄せること間違いなし。あなたもハリーの世界の一員になれる!来年5月のオープニングがいまから待たれるところだ。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』特別版[DVD]価格:3,980円(税込)『ハリー・ポッターと謎のプリンス』特別版 [ブルーレイ]価格:4,980円(税込)発売日:12月2日(水)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト: POTTER characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J.K. Rowling. © 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:ハリーのライバル・ドラコ役、トム・フェルトンに直撃「彼は、状況の犠牲者なんだ」ハリーのライバル、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが初来日&ダルマに目入れヴォルデモートの過去が明らかに!『ハリー・ポッター』最重要シーンを独占公開『ハリポタ』シリーズのホグワーツのいじめっ子役が、大麻栽培の有罪に100億見えた!『ハリポタ』6日間で22億円全世界でもオープニング新記録樹立
2009年11月28日来年3月に発表される本年度のアカデミー賞の作品賞部門の最有力との呼び声が高い『ラブリーボーン』のワールド・プレミアが11月24日(現地時間)、ロンドンで開催。本作のメガホンを取ったピーター・ジャクソン監督&キャスト陣に加え、チャールズ皇太子とカミラ夫人も出席し、会場は華やかな雰囲気に包まれた。残忍な手口で殺害された14歳のヒロインが、天国の入り口から残された家族や友人たち、そして自分を死に追いやった犯人を見つめる姿を描き、批評家の絶賛を浴びている本作。この日のロンドンはあいにくの雨となったが、1,700名超の観客が会場に足を運んだ。16歳にして本年度のアカデミー賞主演女優賞の有力候補と目される、大注目の新鋭シアーシャ・ローナンは、バーバリーのドレスに、自身が演じたスージーの形見となるチャームを身に付けて登場。「あいにくの天気だけれど、プレミアには美しい夜ね」と笑顔を見せた。初めてのプレミア、しかも皇太子夫妻との対面とあって当初は緊張した様子だったが、皇太子夫妻と談笑する姿も見られた。ジャクソン監督は「初めての経験なので、とてつもなく緊張しましたが、陛下にお会いでき、とても感動しました。長い年月を費やして完成したこの『ラブリーボーン』を観ていただけるのが、とにかく本当に光栄です」と感無量といった面持ちで語った。悪天候と警備上の理由から皇太子夫妻はレッドカーペットを歩かれなかったが、ジャクソン監督とキャストに迎えられて会場に入られ、和やかな雰囲気の中、上映が行われた。3月のアカデミー賞に向けた賞レースもまもなく本格化!まずはその先陣を切って有力候補作のお目見えとなったが、今後の展開が楽しみなところ。『ラブリーボーン』は2010年1月29日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved.
2009年11月26日鬼才ティム・バートンとハリウッドNo.1を争う人気俳優ジョニー・デップが7度目のタッグでルイス・キャロルの傑作小説を映画化した、2010年の注目の1本『アリス・イン・ワンダーランド』。傑作文学「チャーリーとチョコレート工場」を独特の世界観で甦らせ、大ヒットへと導いた黄金コンビが、また新たな摩訶不思議ワールドを送り出す。この公開に先駆けて、12月23日(水・祝)より本作の世界観を一足先に体験できる展示企画が行われることになった。本作は、少女・アリスが奇妙なキャラクターたちが暮らすファンタジー・ワールドに迷い込むという幻想的な物語「不思議の国のアリス」、それに続く「鏡の国のアリス」のその後、19歳になったアリスの新たな冒険を描く。ジョニー扮する“帽子屋”を始め、アリスの前に立ちはだかる“赤の女王”(ヘレナ・ボナム=カーター)や、“白の女王”(アン・ハサウェイ)など自由奔放なキャラクターももちろん、強烈な色彩と独特のビジュアルの「アリスの世界」が広がる。今回の展示企画では、作品の世界観をセットで再現、実際の撮影でジョニーらが使用した衣裳や小道具も多数取り揃えられており、ウォークスルー体験でアリスの気分を味わえるはず。さらに来場者にはもれなく映画『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展オリジナルポスターと、来年2月にロンドンにて開催されるワールドプレミア鑑賞の旅(1組2名様)が当たる応募券が手に入るという、ここだけの嬉しい特典も。ぜひ、年末年始のレジャーに足を運んでみては?『アリス・イン・ワンダーランド』は2010年4月17日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。映画『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展期間:12月23日(水・祝)〜2010年1月11日(月・祝)※12月31日〜1月3日休み時間:11:00〜19:00会場:日本テレビ2階ホール(東京・新橋)※入場無料■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニー・デップ、「最もセクシーな男性」に選ばれるジョニー・デップ、キース・リチャーズに「ロック不滅賞」を授賞新画像もチラリ…デップ版『アリス』何と7か月前に前売り発売開始!プレミア特典もジョニー・デップ『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第4作に出演決定コミコンのパネル・ディスカッションに、ジョニーがサプライズ登壇
2009年11月22日週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の人気漫画「ONE PIECE」の劇場版アニメーション第10作目となる『ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド』の完成披露試写会が11月10日(火)に開催され、声優キャスト陣が一堂に会し、「ONE PIECE」ファンで埋めつくされた客席は大きな盛り上がりを見せた。まず、壇上に上がったのは、主人公のルフィを始めとする「麦わら海賊団」のメンバーの声を務めるレギュラー声優陣。この日は、原作者の尾田栄一郎が直々にデザインした、劇中の役柄の衣裳をまとって登場、田中真弓がルフィの声で決めゼリフ「海賊王に、おれはなる!」と叫んだのを始め、各人がそれぞれの役柄の声を実演しながら挨拶し、客席の喝采を浴びた。続いて、今回の劇場版のゲスト声優である竹中直人、皆藤愛子が登場。竹中さんは愛くるしい声で「尾田先生が(竹中さんを声優に)指名してくださいました!」と言ったかと思うと、司会者の質問に突如として低くて渋い声で答えたりとさすがの芸当で会場を沸かせた。曰く「血管2本切れた」くらいアフレコは気合を入れて臨んだとのこと。その竹中さんから甘い声で「ベイビーちゃーん!」と呼びかけられていたのは皆藤さん。劇中では怒りのセリフと共にカカト落としを披露しているが、「最初は声が小さかったんですが、だんだんとテンションを上げていって、最後は5メートル上からカカト落としをしているような気持ちで演じました」とふり返った。今回の劇場版は尾田さん自らが製作総指揮を務めており、現在放送中のTVシリーズとの連動企画も11月15日(日)にスタートする。この日は、TVシリーズでゲスト声優を務める矢口真里も登場!矢口さんは以前から「ONE PIECE」の大ファンを公言しており「ずっと『声優をやりたい』と言い続けていたので、もう思い残すことはありません。アフレコでは、(ほかの声優の)みなさんと一緒に夢のような時間を過ごすことができました。隣りでルフィが叫んでて…これまでで一番のお仕事でした」と興奮収まらぬ様子で語った。『ONE PIECE film STRONG WORLD』は12月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド 2009年12月12日より全国にて公開© 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©「2009 ワンピース」製作委員会■関連記事:竹中直人が皆藤愛子に「タッチ!タッチ!」『ONE PIECE』公開アフレコ
2009年11月11日8日夜に韓国で華々しく幕を開けた第14回釜山国際映画祭。日本からも数々の作品が出品する中、10日、累計410万部を突破した松本光司の大人気漫画を実写化した『彼岸島』の公式上映が行われ、主演の石黒英雄がキム・テギュン監督と共に舞台挨拶に登壇し、韓国の映画ファンから温かい歓迎を受けた。彼岸島と呼ばれる、吸血鬼と化した住人たちに支配された孤島を舞台に、絶体絶命の極限サバイバルを描く本作で、石黒さんは行方不明の兄を探しに島に赴く主人公・明を演じる。原作は日本のみならず韓国でも熱狂的な人気を呼んでおり、当日は深夜0時の開映にもかかわらず、ワールドプレミアには10代、20代の女性を中心に約1,000人が集結!司会が石黒さんの来場を伝えると歓声が沸き起こった。石黒さんはキム監督の母国でのワールドプレミアに敬意を表し、「はじめまして、石黒英雄です。今日は『彼岸島』のプレミアにお越しいただきありがとうございます。今夜は楽しんでください!」と韓国語で挨拶。約半年ぶりに再会した監督と撮影中のエピソードを語り、ファンの声援にも笑顔で応えながら「夜遅いけどみんな寝ないでね!」と呼びかけた。無事に海外映画祭デビューを飾った石黒さんは、「どんな舞台挨拶になるかすごく不安だったけど、お客さんがみんな本当に温かいですね」と感激した様子。また、日韓コラボの作品としては、ほかにも映画祭常連の是枝裕和監督による『空気人形』(現在公開中)が、主演のペ・ドゥナの地元で初披露とあって高い注目を集めていたが、同日の公式上映ではこちらも満席の興奮状態。現地入りした是枝監督を盛大な拍手が迎え、「全編が詩のようでとても感動的だった」などの感動の声が伝えられていた。『彼岸島』は2010年1月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:彼岸島 2010年1月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2010松本光司/講談社・「彼岸島」フィルムパートナーズ空気人形 2009年9月26日よりシネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて順次公開© 2009業田良家/小学館/『空気人形』製作委員会■関連記事:是枝監督、真田広之登壇東京国際映画祭「映画人の視点」招待券を10組20名様にプレゼント是枝裕和監督&ARATAインタビュー喪失を乗り越えていく姿にある“何か”板尾&ARATA、カンヌでの居眠りを告白もペ・ドゥナが優しくフォローみずみずしく純粋な空気人形に、感情の素晴らしさを再確認『空気人形』ペ・ドゥナ『空気人形』インタビュー誰もが持つ“空っぽ”な感覚とそれを満たすもの
2009年10月13日日本ホラー界の匠、清水崇が3年ぶりの新作として贈る、日本初のデジタル3D実写長編映画『戦慄迷宮3D』。先月開催された、第66回ヴェネチア国際映画祭のワールドプレミアでの1,000人を超える観客の熱狂が記憶に新しいが、迫る10月17日(土)の全国公開を前に、10月10日(土)から12日(月・祝)までの3連休に、全国のワーナー・マイカル・シネマズ3D劇場全館(40劇場40スクリーン)にて、本作のフッテージ映像が無料で独占一斉上映されることが決定した。上映されるのは、先のヴェネチア国際映画祭で世界で初めて上映された“ワールドプレミア3Dフッテージ”よりも3分長い、7分間の【完全版】。ワーナー・マイカル関係者も、この新たな試みについて「この映画の怖さと面白さが凝縮されていて、たった数分間の映像でもヴェネチアの観客たちを驚愕させたという素晴らしいフッテージ。その一端だけでも一足早くご覧いただければ、公開に向けて期待が大きく膨らむことは間違いないでしょう」と期待を寄せている。この3連休、まだ予定が立ってない方、もしくは新しい刺激を求める方は、ぜひ劇場で新感覚を先取りしてみては?『戦慄迷宮3D』は10月17日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。「3Days×3Dimension」開催日時:10月10日(土)・11日(日)・12日(月)会場:全国ワーナー・マイカル・シネマズ3D劇場※入場券は開催当日劇場にて配布します。詳しくはワーナー・マイカル・シネマズ各劇場まで。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!『戦慄迷宮3D』撮影快調!柳楽優弥「暗いところは本当に怖い…」
2009年10月09日手塚治虫の不朽の名作「鉄腕アトム」をアメリカでフルCGアニメーション化した『ATOM』のワールド・プレミアが5日(月)、アトム誕生の地・日本で開催。日本語吹き替え版でアトムの声を担当した上戸彩に同じくテンマ博士の声を担当した役所広司、このプレミアのために来日したデヴィッド・バワーズ監督、手塚治虫の息子で本作の監修、宣伝プロデューサーを務める手塚眞らが来場した。上戸さんは「この仕事をいただいたとき、ヒーローの役をやれることが嬉しくて『やるやる!』って感じでしたが、作品を観て切なくて、悲しくてでも温かくて…前もってこの物語を知っていたら、怖くて出来なかったかもしれません。ファンの方を悲しませないように懸命にやりました」と語った。役所さんとの共演については「一緒に収録というのはなかったんですが、今日、お会いして『テンマ博士がしゃべってる!』って感じです(笑)。役所さんの渋くてかっこいい声のおかげで、アトムの声を入れるときも落ち着いて親子の関係を出せたと思います」と笑顔を見せた。役所さんは「僕は『アトム』で育ちました。お風呂ではいつも髪を“アトムヘア”にしていました」とおどけつつ「手塚さんのメッセージが、21世紀に映画としてさらに力強く伝わると思います」と胸を張った。役所さんにも上戸さんとの共演について聞いてみると「残念なことに僕の方が先の収録だったので、寂しくやってました…」と悲しそうに語り会場の笑いを誘った。バワーズ監督は「ワールド・プレミアがこうしてアトムの故郷の日本で行われることを嬉しく思い、また、みなさんにご覧いただけることに興奮してます!この映画化において僕に対して信を置いて下さったことにも感謝しています」と語りかけた。手塚眞さんは「本来ならこの場に手塚本人が立ってしかるべきなのですが、残念ながら“違う次元”で忙しくしておりまして(笑)。この映画に携わって、何度も作品を拝見しましたが、観るたびに涙しています。手塚の精神を感じさせる作品になっています!」と太鼓判を押し、監督、キャスト陣への感謝の言葉を口にした。さらにこの日は、着ぐるみ(等身大以上)のアトムと共に、同じ“ロボット”つながりということで、Hondaの2足歩行ロボット、ASIMOが祝福に駆けつけ、上戸さんらに花束を渡した。これに合わせて少年たちによる鼓笛隊がおなじみの「鉄腕アトム」のテーマソングを奏で、大きな盛り上がりの中、プレミアは幕を閉じた。『ATOM』は10月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年10月10日より全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:『ATOM』上戸彩インタビューアトムに続いて声を演じてみたいキャラクターは…上戸彩つながりで誕生!『ATOM』×ソフトバンク“白戸家”が究極のコラボCM制作上戸彩&役所広司も来場!『ATOM』ワールドプレミア試写会に5組10名様ご招待上戸彩、等身大以上アトムに驚愕『ATOM』アフレコ公開「甥っ子と一緒に観たい」コミコン『ATOM』にもうすっかり大人なフレディ・ハイモア&クリステン・ベル登場
2009年10月06日大人気漫画「ONE PIECE」の劇場版アニメーション第10作目となる『ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド』にゲスト声優として参加する竹中直人と皆藤愛子が、都内スタジオで公開アフレコを行った。皆藤さんが演じるのは、エバーという名の劇場版オリジナルキャラクター。主人公のルフィたち一味が立ち寄った酒場でウェイトレスをしており、一味の一人・ブルックのいつもの挨拶「すみません、パンツ見せてもらってもいいですか?」という言葉に「見せるかー!!」とカカト落としを豪快にキメる。皆藤さんは、監督から「カカト落としを決める役なのでもっと元気に」などとディレクションを受けつつ収録に臨んだ。続いて登場した竹中さんは、今回ルフィたちの前に立ちはだかる伝説的な海賊“金獅子のシキ”を演じた。皆藤さんも横で見守る中、「ジハハハハ」という奇怪な笑い声と共に極悪人の空気を醸し出しつつ、何通りものテンションを試しながらいくつかのシーンを収録した。収録を終えて報道陣の質問に答えてくれた2人。竹中さんは収録中とは打って変わって、皆藤さんの隣りに立つのが照れくさそう。「かわいすぎて、美しすぎて、まぶしくて直視できません!体が熱くなっています」とはにかみながら答えた。今回のシキ役は、劇場版10作目にして初めて製作総指揮を執る原作者の尾田栄一郎の直々の指名によって実現したもの。竹中さんは「うちの子供が『ONE PIECE』大好きで、『パパやるの?』って(笑)。子供たちに胸を張って自慢できる仕事でありがたいです。普段は…虫けらのように扱われてるので」とユーモアたっぷりに語った。皆藤さんは「こんなに大きな声を出すことは普段の仕事ではないの戸惑いました。でもやってるうちに快感になってきました」と充実した表情を見せた。ちなみに、役作りのために実際にカカト落としの練習をしたこともあったとか。報道陣からは竹中さんに、「次回の監督作で皆藤さんの起用は?」との質問が。竹中さんは「そうですね、沖縄を舞台にして…行方不明になる少女を」とすでに役柄まで指定し「ぜひお願いしようと思います。タッチ!タッチ!」と照れ隠しなのか?最後まではしゃいだ様子で語った。記念すべき劇場版10作目となる『ONE PIECE film STRONG WORLD』。ゲスト声優のこの2人の活躍も見逃せない!公開は12月12日(土)より全国にて。■関連作品:ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド 2009年12月12日より全国にて公開© 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©「2009 ワンピース」製作委員会
2009年09月29日