綾鷹を販売しいている創業450年の老舗茶舗お店は、創業450年の京都宇治の老舗茶舗「上林春松本店」とのコラボレーション。茶の湯の文化が盛んだった戦国時代から京都で愛され、日本茶文化の発展に大きく貢献したとされる名茶舗は、現在ではペットボトル飲料「綾鷹」を販売し、全国で愛されています。“急須で淹れた日本茶を味わって欲しい”という信念のもと、玉露、煎茶などお茶の種類に合わせた淹れ方をスタッフがレクチャー。お店でいただくのは、オリジナルブレンドされたここでしか味わえない一杯。注目は、芳醇な香りが口に広がる玉露「瑞玉」(1,100円)です。余韻が残る豊かな苦みのある味わいは、一口でいつものお茶との違いに気付きます。日本茶へのこだわりが隅々まで行き渡るお茶のおいしさをより引き立たせる湯呑みは、京都の陶磁器ブランド「SIONE」を使用。お茶の葉と花がイメージされた美しいデザインには、慌ただしい毎日の中でも日本茶の味わいを楽しんでほしいという思いが込められているそう。お店の雰囲気、日本茶へのこだわり、おいしくいただくためのおもてなし……。その日本茶への愛すべてが、上品なひとときを約束してくれます。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)店舗情報店名:Salon de KANBAYASHITEL・予約:075-551-3633住所:〒605-0828京都市東山区下河原通高台寺塔之前上る 金園町400番1アクセス:祇園四条駅より徒歩12分営業時間:11:30-17:00定休日:土日はウエディングによりご利用いただけない場合がございます。
2016年08月08日緑茶ブランド「綾鷹」を展開するコカ・コーラシステムは、「綾鷹」の急須でいれたような緑茶の味わいへのこだわりと、「綾鷹」が目指した味わいを五感で体感してもらうための体験型イベント「綾鷹茶会」を、2014年3月より全国各地で開催してきた。その最後を飾る「秋の綾鷹茶会」が10月25日、京都の「京都ブライトンホテル」にて行われた。今回の綾鷹茶会には、「綾鷹」開発に協力した創業450年の京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」上林秀敏代表が登場。「綾鷹」のコンセプトが「急須でいれたようなにごりのある緑茶の味わい」ということで、急須を使ったお茶のいれ方を紹介し、緑茶の世界について解説した。「おいしいお茶をいれるには、ほんのちょっとだけ時間と手間をかけることです」と上林代表。具体的な手順としては以下の通り。湯冷ましに湯を注いで冷ます(80℃弱が目安)急須に茶さじ2杯程度(6~8g)の茶葉をいれ、1の湯を急須の中心に注ぐ急須のふたを閉めて1分程置く。雑味が出るので急須はゆすらない湯のみに少量ずつ注ぎ分けていく最後の一滴まで絞り切る湯冷ましがない場合は、湯のみを湯冷まし代わりに使う。湯が冷めて湯のみも温まるので便利だ。また、湯を注ぐ際は茶葉が暴れないようにゆっくりと湯を入れることが重要で、急須はまわさずに静かに1分程度置いておくといったポイントが紹介された。そして急須に残った最後の一滴は「芳醇の一滴」と言われ、お茶の一番おいしいところだという。それを残さないように、注ぐ際にはしっかりと急須をふり、お茶を絞り切るとよいそうだ。○お茶の味を左右する「合組」その後は、「綾鷹」の味わいを支える伝統的な茶師の技「合組」(ごうくみ)の実演が行われた。合組とは、茶葉の特徴を考慮しながら複数の茶葉を組み合わせ、1つのお茶に仕上げていくという茶師伝統の技術である。「茶葉は農作物。収穫年によって茶葉の味が異なるのは当然のことで、合組によってブレのない味に仕上げることができる」と上林代表は語る。5種類の茶葉を使っての合組実演では、「男性的な味わい」と「女性的な味わい」をイメージした2タイプのお茶を披露した。今回の「綾鷹茶会」には、一般参加者20名が来場。参加者のテーブルに2種類のお茶が配られ、お待ちかねの試飲タイム。「男性的な味わい」は刺激的な味となっており、一方「女性的な味わい」は丸みがあってまろやかな仕上がりとなっていた。次は、参加者のテーブルに5種類の茶葉が運ばれ、それぞれ手触り、香り、水色、味を確かめ、茶葉の個性を見極めた。その後、「秋」をテーマに各自が茶葉の配合率を決め、ブレンドを指定。その後、合組が行われ、「秋」がテーマの参加者のお茶と上林代表のお茶の飲み比べ。記者のお茶は、不思議なくらいに香りがなく、きちんと茶葉を使っているのに水を飲んでいるのかと思うくらい、何の味わいもない。しかし、上林代表のお茶は、香り豊かで余韻のある味。同じ茶葉を使っていても、合組次第でこんなにも違いが出るのかと驚愕。改めて茶師の技術力の高さを感じる場となった。「秋の綾鷹茶会」後には、参加者は京都・宇治の「上林記念館」へと移動。豊臣秀吉からの書状や、徳川将軍家にお茶を献上する際に使われたお茶壺など、上林家に伝わる祖先伝来の品々が展示されており、お茶文化の奥深さを知ることができた。この450年にも及ぶ歴史が「綾鷹」に受け継がれていると思うと、非常に感慨深い。
2014年10月29日京都駅の玄関口に位置するジェイアール京都伊勢丹がおすすめする京土産をご紹介。第2弾となる今回は、京都の地酒、お惣菜、お茶部門から、売り上げベスト3をラインアップ。■取り扱い銘柄は多数!京都の地酒編1位:「松井酒造/神蔵 辛口純米生原酒」(720ml、2,095円)享保11(1726)年創業、洛中最古の蔵元・松井酒造が、長い伝統に裏打ちされた経験と、最新の設備で挑戦した神蔵シリーズ。一切濾過を行わず、無濾過、生酒、原酒であることにこだわった純米酒は、上品で洗練されたキレのある味わいで人気。2位:「山本本家/神聖 松の翠 純米大吟醸」(720ml、2,000円)京都・伏見の酒蔵が作り出す、香り高い、含み香(口中香)がしっかりしたお酒。表千家而妙斎千宗左匠により御銘された純米大吟醸で、茶事にも使われている銘酒。3位:「齊藤酒造/古都千年 純米吟醸」 (720ml、1,500円)京都産酒造好適米「祝(いわい)」を55%まで磨き上げて醸した純米吟醸酒。きりっとした口当たりの中に、ふくらみのある味わいと、ほどよい吟醸香が楽しめる。■春をイメージした期間限定品から、大阪?!名物まで。お惣菜編1位:「半兵衛麸/さくらもち麸」(5個、1,100円)元禄2年(1689年)創業、京の麸屋。桜の葉を練り込んだこし餡を、桜色の生麸生地で包み、桜の葉で巻いた季節限定の麸まんじゅうは、デザートにおすすめ。4月19日までの展開なので、お早めに。2位:「三木鶏卵/小玉黄味餡ぱん」(5個、417円)京都・錦市場のだし巻卵専門店が、“卵の美味しさをもっと伝えたい”という想いから誕生した、卵屋さんのアンパン。白こし餡に卵黄を練り込んだ黄味餡は、卵黄の風味がしっかり香る甘さ控えめの餡です。一口で食べられる可愛いさも人気の秘訣。3位:「551蓬莱/豚まん」(1個、152円)1日に約14万個も売れるという大阪名物の「551蓬莱」の肉まんは、京都でも大人気。具材は豚肉と玉ねぎのみ使用。豚肉は、食感を出すためダイス状に荒切りにカット。職人が一つひとつ手包みしたボリューム満点の肉まんは、関西土産の定番です。■日本を代表するお茶の名産地。京都特産のお茶編1位:「丸久小山園(まるきゅうこやまえん)/抹茶 金輪(きんりん)」(20g、1,200円から)玉露同様に育てた、うま味たっぷりの新芽を揉まずに製造し、柔らかな葉のみを昔ながらの石臼で碾き上げた抹茶は、まろやかな風味と鮮やかな色合いが美しい。薄茶、濃茶のどちらでも楽しめます。2位:「上林春松(かんばやししゅんしょう)本店/綾鷹」(70g、800円)創業450年で磨き抜かれた茶師の技「合組(ごうぐみ)」の技術に基づき、吟味された茶葉が贅沢に使用された緑茶です。3位:「井六園(いろくえん)/平安京のおばん茶どす」(5g×30個、1,000円)日常に飲むものだからこそ、原材料には強いこだわりが。8代目園主が吟味した茶葉を使用し、伝統のブレンド技術でさっぱりとした低刺激のお茶に仕上げています。和モダンなパッケージも可愛く、ティーバッグタイプなので、オフィスへのお土産にもおすすめです。
2014年04月06日