昨年放送されたドラマ「ごめんね青春!」や今年3月に公開された映画『あしたになれば。』で注目を集めた俳優・小関裕太の主演作『Drawing Days』が公開を迎え、8日(土)、都内にて行われた初日舞台挨拶に主演の小関さんが登壇した。絵を描く趣味を持ちつつ古びた街の電器店で働く19歳の主人公が、ひょんなことから60歳の女性とルームシェアを始めることになり…というストーリーを優しい目線で描く本作。昨年公開の『小川町セレナーデ』で監督デビューを果たし、新藤兼人賞・銀賞を受賞した原桂之介監督が監督・脚本を務め、共演陣には、古舘寛治、須藤理彩ら実力派俳優陣が名を連ねている。この日、役名の“夏生(なつお)”にちなみ、夏らしく涼しげな黒地にグレーの柄が入った浴衣姿で登場した小関さん。昨日までの連日の真夏日も少し和らいだこともあり、夏らしい雰囲気の舞台挨拶となった。本作は6月に行われた小関さんのバースデーイベント用に製作されたものであったが、当初より小関さんが「映画館で観ていいねと言われる作品にしたい」と監督やプロデューサーと話し合って作った作品だけあって、「映画館の大きなスクリーンで作品がかかることが決まってとても嬉しいです。思わず涙しちゃいました」と念願の劇場公開に感無量の様子だった。さらに本作の主題歌である高橋優の「同じ空の下」は、小関さんたっての希望で実現したらしく、「僕の意向でどうしても高橋優さんにお願いしたくて『曲を使わせてください』とお手紙を書いたんです」と、熱いエピソードを披露してくれた。6月8日で20歳になったという小関さんだが、「今後一緒に飲みに連れていってほしい先輩は?」と司会者に尋ねられると、「福山雅治さん!」と即答。「福山さんの飲み会は最後にはギターが出てきて音楽会になるという魅力的なウワサを聞いたことがあるので…緊張するかもしれないけど、(「飲みに連れて行ってください!」と)直筆の手紙を出してみようかな」と密かな野望を披露。このたび大阪・名古屋での劇場公開が決まったことに対して、「東京で劇場公開できるだけでも嬉しいのに、すごく嬉しいです。でももっと欲が出てきました。海外の映画祭の人とかにも上映してくれるように直筆でお願いの手紙を書いちゃおうかな(笑)」と笑わせつつも、本作にかける熱い思いを口にした。『Drawing Days』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月09日次世代ブレイク候補として、いま注目度が急上昇中の若手俳優・小関裕太。20歳の節目を迎え、「全力を詰め込み、強い思い入れがある」と語る主演作『Drawing Days』の公開が近づいている。油絵に情熱を注ぐ青年を演じた小関さんが、演技という絵筆で描く(=Drawing)未来とは?さびれた電器店で働き、プライベートでは油絵に没頭する19歳の夏生と、絵ばかり描いていた夫に先立たれた60歳の女性との奇妙な“ルームシェア”を通して、互いが人生の新たな一歩を踏み出すという心温まるヒューマンストーリー。小関さん演じる夏生は、胸の内に自分の夢を閉じ込めた青年という役どころで、「自分に似ている分、逆に難しかったですね。自分と役柄が交わらないように試行錯誤したのも俳優として、初めての経験でした」。本作が生まれたきっかけは、「映画を作りたい」という小関さん本人の熱い思いだった。「もともと映画製作に興味があり、今回幸運なめぐり合わせもあって、実現することができました。台本の段階から原桂之介監督とプロデューサーさんと一緒に、どんなストーリーにするか話し合いを進めるなかで、僕自身が大好きな『絵を描く』というテーマが挙がったんです。そこから作品の全体像が広がっていった感覚ですね」と作品誕生の裏側を語る。共演には古舘寛治、須藤理彩、根岸季衣らベテラン勢が勢ぞろいした。色と色とが混ざり合い、新たな色が生まれる油絵具のように、小関さんもまた、実力派俳優と“混ざり合う”ことで俳優として新たな一面を垣間見せる。「共演者の皆さんをはじめ、監督さん、スタッフさんがひとつの作品を作り上げる…。確かに色を調合しながら、一枚の絵を完成させる感覚に近いかもしれません。愛にあふれた現場で、とても暖かな作品に仕上がりました」。幼い頃から子役として、ドラマ、CM、舞台と幅広く活動してきた小関さん。「初めて受けたCMのオーディションに合格してしまって(笑)、その後は楽しいままに、お仕事を続けていた感覚かもしれません。子どもなので、将来のことも何も考えていなくて。周りにカッコいい先輩たちがたくさんいたので、『こんな大人になりたい』と無意識に思っていたかもしれませんが…。仕事の幅が広がると同時に、自覚や責任感も生まれていきました」。2011年に出演した舞台「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」が転機となり、俳優としてさらなる飛躍を遂げた。大泉洋演じる主人公の青年期を演じた『ぶどうのなみだ』をはじめ、『あしたになれば。』『空と海のあいだ』など映画出演が相次ぎ、昨年は能年玲奈と共演した「カルピスウォーター」のCM、ドラマ「ごめんね青春!」のコスメ役も大きな話題に。現在は放送中の「ホテルコンシェルジュ」でベルボーイの牧原豪太役を演じている。そんな充実した俳優人生を歩み始めた小関さんは、さる6月8日に20歳の誕生日を迎えた。「大人の定義ってわかりませんが、それでも自分のなかで大きな意識の変化がありますね。俳優としてできることも増えますし、その分、周りからの見え方も変わってきますから。目標ですか?正直な俳優でいられたらいいですね。現場は人間同士が作り出す環境なので、自分の思いや皆さんの意見をぶつけ合いながら、演じる役柄を生きていきたいです」。もともと『Drawing Days』は6月上旬に都内で開催されたバースデイイベントでの上映を目的に製作されたが、好評を博し、8月に渋谷シネクイント、名古屋ピカデリー、大阪シアターセブンでの限定公開が決定したばかりだ。「自分自身が胸を張って『いい』って言える作品なので、本当に幸せだなと思います。でも、もっともっとこの作品が広がらないと、協力してくださった皆さんに恩返しできない。ひとりでも多くの皆さんに、劇場に足を運んでほしいです」。プライベートでは「カメラにハマっている」そうで、撮影した写真は自身のブログなどで発表もしている。「でも、飽きっぽい性格で(笑)、常に新しいこと、自分が知らないことに興味がわいてしまうんですよ。海外の人と触れ合い、文化的な交流を深めたいという気持ちもあって」とも語り、海外での活動にも関心を示す。自分にしか出せない色で未来を描こうとする“俳優・小関裕太”。目の前には、真っ白なキャンバスが無限に広がっている。(photo / text:Ryo Uchida)
2015年08月07日昨年放送されたTBSドラマ「ごめんね青春!」や、今年3月に公開された映画『あしたになれば。』で、その存在感と演技力が大きな注目を集めている若手俳優・小関裕太主演の映画『Drawing Days』が、8月8日(土)より渋谷シネクイントにて劇場公開されることが決定した。穏やかな光と町の佇まいが、色彩美を醸し出す神奈川県三浦市を舞台に、「夢を心に秘めた青年」と「夫に先立たれた婦人」のふたりによる「奇妙な共同生活(ルームシェア)」が始まるところから物語りは進んでいく。“絵を描きたい”閉ざしていた夏生の心を動かす、佳乃の言葉――。変わりゆく日々を形成していくふたりの生活とは…。主演を務める小関さんは、ミュージカル「テニスの王子様」菊丸英二役で人気を博しドラマなどで活躍する一方、映画への出演も増えているネクストブレイクが期待される若手俳優だ。昨年公開された『小川町セレナーデ』で監督デビューを果たし、新藤兼人賞・銀賞を受賞した原桂之助が監督・脚本を手がけており、古館寛治、須藤理彩、根岸季衣といった実力派俳優たちが脇を固める。主演の小関さんは本作について「20歳の、今、この瞬間が映画になりました。最高の誕生日プレゼントです」と喜びを抑えられない様子。「僕にとっても特別に思い入れのあるこの作品が、映画館で公開されるのが嬉しいと同時に、できるだけ沢山の方にこの温かい世界を知っていただきたいです」とコメントを寄せた。本作は6月6日(東京)、7日(大阪)にて行われた「小関裕太 20th BirthDay スペシャルイベント」にて第一弾上映が行われ、好評を博し満を持して劇場公開が決定!なお、この1週間の上映では、主演・小関さんの舞台挨拶付きの上映回や、来場者全員にポスタープレゼントを行うなどの特典もあるという。『Drawing Days』は8月8日(土)より渋谷シネクイントにて1週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日「Kis-My-Ft」玉森裕太が西内まりやと初共演を果たし、映画初主演で「阪急電車」「図書館戦争」の作家・有川浩による同名恋愛小説の映画化に挑む『レインツリーの国』。本作の劇場公開が11月21日(土)に決定。さらに、大阪出身の歌舞伎役者・片岡愛之助が特別出演することになり、玉森さんに“ネイティブ”の関西弁を伝授していたことが明らかとなった。主人公の向坂伸行(玉森裕太)は、高校時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本について何気なくネットを検索していたところ、“レインツリーの国”というブログを見つける。そのブログにある感想に共鳴した伸行は、管理人のひとみ(西内まりや)にメールを送る。数日後、ひとみから返信が届き、パソコンを通じて2人は繋がることに。伸行はひとみに「直接会いたい」というが、彼女は「どうしても会えない」と言う。頑なに会うことを拒む彼女には、伸行に言い出せない秘密があった…。原作は、映画化もされた有川浩の「図書館戦争」シリーズの第2弾「図書館内乱」に登場する架空の小説を、著者が実際に作品化した累計75万部を超えるロングセラー小説。本作で大阪出身の伸行を演じる玉森さんは、初の関西弁での演技に挑戦しており、映画初出演となる西内さんとのフレッシュなコンビに、ドラマ「半沢直樹」でのブレイク以降も数々の映画やドラマ、CMなどで活躍する片岡さんが伸行の父(大杉漣)の主治医役として参戦する。撮影の合間、片岡さんが玉森さんの台本を覗き込むと、関西弁のイントネーションや意味合い、音の強弱などについて、台本がまっくろになるほど多くの書き込みがされていたそうで、大阪出身の片岡さんは“ネイティブの立場”から、玉森さんに関西弁のアドバイスを送ったという。「玉森さんは本当に好青年で、しかも勉強熱心」と片岡さんが言うように、その甲斐あってか玉森さんは、「徐々に関西弁も板についてきて、関西人の仲間に加わってほしいくらいです(笑)」とメキメキ上達を見せた様子。さらに、片岡さんは本作について「冬の季節に心温まるラブストーリーですので、必ずお楽しみいただけると思います」とアピールした。また、最近、歌手としても活躍する西内さんが、役作りのため人生初のショートヘアとなったことでも話題を呼んでいる本作。そんな西内さんのいまや貴重となったロングヘア姿のビジュアルも初お披露目されている。『レインツリーの国』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月20日諸星和己、DA PUMPのISSA、175RのSHOGO、山崎裕太によるエンターテインメントミュージカル『4BLOCKS』が間もなく開幕する。河原雅彦の演出の下、ラストスパートをかける白熱の稽古場に潜入した。ミュージカル『4BLOCKS』チケット情報ハンク(諸星)、ルード(ISSA)、ウッディ(山崎)、チャーリー(SHOGO)の4兄弟は少年時代、父親のプロデュースの下、グループ“4BLOCKS”として活躍していた。しかし、人気絶頂のある日、父に解散を宣告され、音楽業界から追放されてしまう。それから15年。どん底の日々を送る彼らに、父の訃報と遺言が届く。父の遺産を得るため、父から課されたグループ再結成のためのミッションをこなしていく彼らを待っているものとは……?この日の稽古は、クライマックス近く、再会した4兄弟が初めて一緒にコンテストに出場する場面で始まった。彼らの前に歌い踊るのは、若手グループThe Hills。今回、音楽も手がけている諸星がThe Hillsのメンバー達に、新たに増えた曲について「実際にはもっと分かり易くするから大丈夫」と説明するひとコマも。そしてコンテストはいよいよ4BLOCKSの出番に。詳しい内容は本番で確かめていただきたいが、兄弟達がひとり、またひとりと歌い出し、ハーモニーを奏でていく場面は必聴だ。この舞台の大きな魅力は歌と踊りだが、演出の河原は、よりリアルな表現を求める。「普通はそこ、もっと焦るよね?」「歌い出すのは前からにして」「リズムを取るのはここから取り始めて」。言葉や動きに細かいニュアンスを作る河原の指示を得て、出演者達の演技には血が通い、自然発生的に感情が沸き起こる芝居になっていった。反目し合い、あるいは、それを為すすべなく傍観していた兄弟それぞれが、わだかまりを解き、状況をしっかりと受け入れ、前を向く――。 失地回復し、その先に何を見出すかというテーマは、私達の誰もが人生において直面するものだ。この舞台で4BLOCKS達がどんなことを感じ、発見し、導き出すのか、注目したい。公演は4月3日(金)から12日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2015年03月27日開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」にて2月22日(日)、中野裕太が初主演を果たした映画『もうしません!』が上映され、中野さん、共演の荒川泰次郎、伊野瀬優監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。うだつの上がらないインターネットラジオDJが、起死回生の策として人気美人ヴァイオリニストのAYASAをメインにした映画を作ろうと奔走するさまを、映画とラジオを組み合わせて、モキュメンタリーとして描いた本作。美人ヴァイオリニストのAYASAが本人役で参加しているほか、浅見れいな、升毅ら意外なキャストが出演する。英語、スペイン語など5か国語を操る“天才”として注目を集め、近年は役者として活躍し、放送中のドラマ「ウロボロス」にもヤクザ役で出演、映画でも園子温監督『新宿スワン』公開を控える中野さん。本作では己の才能を信じ、映画作りに挑む30男の優作を演じているが、中野さん自身、現在29歳で30歳目前ということで「この映画の1年ほど前に『遠くでずっとそばにいる』という映画をやってるときも、監督(長澤雅彦)と、日本では学園ものや少し年齢が上がると刑事ものの作品は多いけど、20代後半から30代が頑張るようなエンターテイメントないよね、作れたらいいね、と話してたので、お話をいただいたときは嬉しかったです」とふり返る。自身と重ね合わせて演じた部分も多々あったようで「やる気はあるけど、何をやっていいのか分からずにイライラしてしているイタい感じというのは、自分もそういうところがあって、自分の経験とも繋がりました」と明かす。共演の荒川さんも「もうすぐ30歳。自分もアルバイトしながら俳優をしてて、事務所にも入らずにフリーでオーディションうけて出演したんですが、不安や迷いも30歳になると大きいと思う。それでも、この1本の作品を作り上げたこととか、小さいことをコツコツと積み上げれば夢が叶うということをこの映画で再確認できました」と充実した表情を見せる。伊野瀬監督は、思い入れのあるシーンとして優作が海に向かって叫ぶシーンを挙げ「そこに向かって話を作っていきました」と語るが、中野さんもこれに同意。「僕の想像ですが、監督の名前は“優”で、優が作った主人公が“優作”。僕も裕太で、監督の思いが憑依した部分、自分の思いが重なった部分もあり、海のシーンは役作りとかではなく、涙がこみ上げてきて、それはこの作品の醍醐味でした」と強い思いを口にし、会場は温かい拍手に包まれた。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月23日(月)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日香港政府観光局は1月26日、GENERATIONS from EXILE TRIBEを2015年度香港観光親善大使に任命した。2014年度はEXILEが担った親善大使を2015年度は弟分であるGENERATIONSが、「元気になる香港」をテーマに香港の魅力を発信していく。同局は2015年度、「元気になる香港 - MY TIME FOR REVALITAIZATION - 」をテーマにキャンペーンを実施。2014年度のキャンペーン「香港食道」で紹介した食の魅力に加え、2015年度は香港のユニークな文化に触れる街歩きの魅力を紹介していくという。そのテーマに対し、勢いのあるパフォーマンスが特徴のGENERATIONSが、「元気になる香港」のエネルギッシュな街の魅力を伝えていく予定となっている。任命式には白濱亜嵐氏、片寄涼太氏、数原龍友氏、小森隼氏、佐野玲於氏、関口メンディー氏、中務裕太氏の全7人がそろって登場し、同局のピーター・ラム会長から任命書と記念品を授与された。まだ香港を訪れたことがないというリーダーの白濱氏は、「香港の街を歩いたり、食べ歩きをしたり、日本の方に魅力を伝えたいです。香港と日本の懸け橋になれるように頑張ります」と意気込みを語った。また、片寄氏は「パワースポットが好きなので、メンバーと一緒に行ってみんなでパワーをもらえたらと思います」と、早速「元気になる香港」に興味を抱いているようだ。
2015年01月26日人気作家・有川浩の小説『レインツリーの国』がKis-My-Ft2の玉森裕太、西内まりやをキャストに迎えて実写映画化されることが発表になった。その他の情報本作は『阪急電車』や『図書館戦争』など映画化作品も多い有川のベストセラー小説を映画化するもの。玉森演じる主人公・向坂伸行と、彼が“レインツリーの国”というタイトルのブログを通じて知り合った女性ひとみの交流と、ひとみが向坂に実際に会えない“秘密”を描く。映画初主演となる玉森は「映画の主演を任されるのは初めてなので、気合いを入れて臨んでいます」と言い、「僕は人見知りするタイプですが、西内さんはとても明るい方で、気さくに話しかけてくれるので、楽しく共演できています。すごく真っ直ぐな2人の恋愛を描いた温かい映画なので、観てくださる方にキュンキュンして頂きたいし、2人の恋を応援して頂けるように頑張りたいと思います。映画の完成を楽しみに待っていてください」とコメント。秘密を抱えたヒロイン・ひとみを演じる西内は「玉森さんは伸行のイメージそのままで気さくに話しかけてくださり、監督も、役についてアドバイスをしてくださって、リラックスして現場に入ることができました。ほっこり、そして勇気づけられる温かい作品になると思うので楽しみにして頂けたら嬉しいです」とメッセージをおくっている。『阪急電車片道15分の奇跡』『県庁おもてなし課』の三宅喜重が監督を務める本作は、今月18日から撮影が始まっており、2015年にショウゲートの配給で全国公開される。『レインツリーの国』2015年全国ロードショー
2014年10月29日東日本大震災から1年となる3月11日(日)、指揮者・佐渡裕の呼びかけのもと、パリで「3.11メモリアルコンサート」が開催される。「佐渡裕」の公演情報これまでに世界中から被災地に寄せられた支援に感謝の意を伝えるべく、開催される本公演。出演は、佐渡裕、パリ在住の指揮者・阿部加奈子、パリ国立高等音楽院の在校生・卒業生、パリ管弦楽団やフランス国立管弦楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団などフランスや世界のオーケストラの演奏家有志による「ジャポネード・オーケストラ」、佐渡裕が芸術監督を務める兵庫芸術文化センターの「スーパーキッズ・オーケストラ」小中高校生の団員45名ほか。ソリストとして、ピアニストの辻井伸行、2009年の東京音楽コンクールで優勝した16歳のバイオリニスト・周防亮介も参加する。また公演当日には、東日本大震災の被災者を代表し、岩手県釜石市の根浜海岸で津波に飲み込まれた旅館「宝来館」の女将・岩崎昭子さんらも登壇。被災地の現状の報告などが予定されている。2月12日に行われた記者会見で「人が人を思いやれる、心の支援が実感できる、そんな演奏会にしたいです。国境や年代、プロ・アマを越えて、ドリームオーケストラが凄い演奏をしてくれるでしょう。復興に向けては、まだまだ時間がかかります。これからの支援も誓い合えるような機会にもしたい」と語った佐渡裕。昨年8月には「佐渡裕被災地訪問プロジェクト」として福島県いわき市、岩手県釜石市・大槌町で演奏会を開催するなど、様々な復興支援に尽力してきたマエストロが、音楽を通じて、パリから被災地に向けて力強いエールを発信する。「3.11メモリアルコンサート」は、3月11日(日)にパリ・ユネスコ本部にて開催される。当日の会場ロビーでは、東北復興写真展も同時開催。コンサートの入場料、寄付金による収益は、全額、日本ユネスコ協会連盟(教育復興プロジェクト)、明友館を通じて、経済的に困っている家庭への支援として、子供たちの奨学金に充てられる。
2012年02月14日