さなりの新作シングルCD「Hero」が2020年6月3日(水)にリリース。17歳の新星ラップアーティスト・さなりの新シングルさなりは、歌詞がストレートに入ってくる力強い独特の声が特徴的な、2002年生まれ17歳のラップアーティスト。2019年10月から実施した初の全国ツアーは全会場、追加公演ともにチケットが完売するなど今勢いに乗る若手アーティストの一人だ。今回リリースするシングル「Hero」は、そんなさなりにとって初となるパッケージシングル。CDには、「Hero」をはじめ「real」「I AM ME」の3曲を収録。初回限定盤には、東京・マイナビBLITZ赤坂での全国ツアー追加公演のライブDVDを同梱する。なお、「real」はソーシャルライブ配信アプリ「HAKUNA」とのコラボレーション楽曲としてさなりが描き下ろしたもの。PVも公開されているので、こちらも併せてチェックしてみて。【詳細】さなり「Hero」リリース日:2020年6月3日(水)価格:初回限定盤(CD+DVD) 3,300円+税、通常盤 1,100円+税CD収録曲:「Hero」「real」「I AM ME」<初回限定盤DVD収録内容>1st LIVE TOUR「SICKSTEEN」追加公演 マイナビBLITZ赤坂1.Find Myself2.タカラモノ3.BLUE4.Mayday5.unknown〜FREE STYLE〜もっと6.Dream7.Memory8.Life goes on9.Pride10.I AM ME11.悪戯12.キングダム13.Prince14.BRAND-NEWEn1.Flow loveEn2.SAILOREn3.嘘
2020年04月03日佐野勇斗と飯豊まりえが初共演でW主演を務めるドラマ「僕だけが17歳の世界で」が4月2日(木)今夜、最終回が配信される。その配信に先駆け、公式Instagramにて公開された2人の動画が話題となっている。佐野さんと飯豊さんが幼なじみの航太と芽衣を演じる本作。Instagramに投稿された動画は、ドラマ第4話で2人が東京観光をした際、休憩中に座ってパフェを食べているシーン。航太がマンゴーパフェを食べる様子を撮影しながらふざけあう仲睦まじい様子が映し出され、また「ちょうだいよ」と芽衣のいちごみるくパフェをおねだりすると、芽衣が「あーん」と食べさせてあげる場面も。この2人の仲良し動画にドラマファンからは「かわいすぎる~」「楽しそー」「こっちまで笑顔になる」「これはヤバい。ニヤける」「めっちゃ仲良し!めっちゃ好き!!!」「かわいすぎるんだけど!きゅんきゅんする」など多くの声が寄せられている。「僕だけが17歳の世界で」最終回は4月2日(木)23時~AbemaSPECIALチャンネルにて配信。(cinemacafe.net)
2020年04月02日佐野勇斗×飯豊まりえがW主演し幼なじみを演じるドラマ「僕だけが17歳の世界で」の最終回がもうすぐ配信。これに先駆け、「SEVENTEEN」が歌うドラマ挿入歌「Smile Flower -Japanese ver.-」のドラマオリジナルダイジェストムービーが公開された。本作は、佐野さん演じる航太と飯豊さん演じる芽衣は、幼なじみでお互い好き同士。しかし、想いを伝えることなく突然、航太が亡くなってしまい、季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくるファンタジー・ラブロマンス。到着した映像は、ドラマ第6話で挿入歌として初オンエアされた「SEVENTEEN」の新曲「Smile Flower -Japanese ver.-」に、ドラマ本編の映像を合わせたオリジナルムービー。「俺が、航太を殺したんだ…」というファンタジー・ラブロマンスらしからぬセリフから始まる本映像。「SEVENTEEN」の優しい音楽と共に、青春の日々や涙必至のシーンが映し出される。そして最後には、主演の佐野さんと飯豊さんのコメントも収められている。「僕だけが17歳の世界で」最終回は4月2日(木)23時~AbemaSPECIALチャンネルにて配信。(cinemacafe.net)
2020年04月01日佐野勇斗と飯豊まりえがW主演し、幼なじみを演じるドラマ「僕だけが17歳の世界で」が、昨日3月26日に第7話が放送。最終回目前となった今回、好きな人のために奔走する航太、そして切な過ぎるキスに、涙なしでは見られないという視聴者が続出した。「僕だけが17歳の世界で」は、航太(佐野さん)と芽衣(飯豊さん)、幼なじみの2人は好き同士ながら、想いを伝えることなく突然、航太が亡くなってしまい、季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくるファンタジー・ラブロマンス。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第7話では、桜の木に残っている数少ない花びらを見て、自分に残された時間がわずかだと気づいた航太は、仲間たちとスケート場へ出かける。そこで、子どもに巻き込まれ、航太と芽衣が一緒に倒れ込んでしまうハプニングが。これには、「好きな人とこの状況はヤバい」「見てるだけでドキッとした」「こんなの絶対意識しちゃうよね」と、視聴者もキュンキュン。その後、航太の部屋でまるで7年前に戻ったようにはしゃぎ、楽しむ彼ら。そして寝静まった部屋で考え込む航太は、一人眠れず芽衣のおでこにそっとキス…。そんな切ないシーンに「もうこれだけで涙出てきた」「こんな切ないキスある?」「航太の気持ち想像すると胸が苦しい」など多くのコメントが寄せられた。さらに再び神社を訪れた芽衣だったが、航太の姿はない。航太はもう戻ってこないこと、5人で時間を過ごしたことは全て芽衣のためだったこと、「芽衣の笑顔を目に焼きつけたまま消えていきたい」と航太が話していたことを直輝(YOSHI)から聞いた芽衣は、その場に泣き崩れてしまう。これには、「涙で画面が見えません」「夜中なのに声上げて泣いてしまった」「これ以上泣かせにこないでよー」と一緒に涙してしまったという視聴者が続出した。また次週、第8話は最終話。芽衣たちに何も言わず去ってしまった航太のために何かできることがないかと仲間たちが動き出そうとする様子、全力でどこかへ走る航太と芽衣の姿が映し出された予告編。これに対し、「終わってほしくない」「泣ける」といった感想が寄せられている。「僕だけが17歳の世界で」は毎週木曜日23時~AbemaSPECIAL チャンネルにて配信中(全8話)。(cinemacafe.net)
2020年03月28日佐野勇斗と飯豊まりえがW主演するオリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」。この度、本作のヒット御礼スペシャルLIVEが実施され、飯豊さんと主題歌担当の「ACE COLLECTION」、挿入歌担当のMACOが登場した。卒業式の季節であることから、“僕セカ”から好きな人に想いを伝えられずに悩んでいる若者たちの背中を押してあげられるエールとなれば、ということで開催に至った本LIVE。AbemaTVのSNSなどでLIVE配信され、現在、Abemaビデオでも公開中だ。今回MCを担当した飯豊さんが、「ACE COLLECTION」とMACOさんにドラマの感想を聞くと、「泣けるシーンもたくさんあるし、キーワードはおいなりさんですよね」「4話がやっぱりやばかった」「楽曲がかかるシーンがやっぱりやばかった!」「バックハグのシーンで泣きました」とそれぞれコメントし、スタジオが盛り上がる。また、「ACE COLLECTION」は主題歌を、MACOさんは挿入歌を担当している本作。その楽曲の制作秘話について語る場面もあり、「ACE COLLECTION」は、オファー時はライブツアー中だったそうで「北海道から戻るフェリーの中で制作してました。100%制作したものをプロデューサーに送ったら“もっとこういう歌詞がいいのでは?“というやりとりをして、今の楽曲に仕上がりました」と明かす。一方、MACOさんは「大量にあるドラマの企画資料のようなものをたくさん読みながら、芽衣側の気持ちになって自宅のベッドの上でパジャマでかきました」とふり返ると、飯豊さんも「芽衣を演じた気持ちにピッタリでした!」と興奮気味。続いて、卒業式での思い出についてトークが展開すると、“好きな人に想いを伝えた経験は?”と飯豊さんが質問を投げかけ、「ACE COLLECTION」は後輩からブレザーで3つしかボタンがなかったけれどボタンをもらわれたといったエピソードを披露。MACOさんは「ボタンをもらおうと思ったらもうなかったのでバッグとジャージをもらいました(笑)」と照れる様子も。視聴者からは「告白以外と出来ないよね」「皆さんの学生時代の話もっと聞きたい!」など多くのコメントが寄せられた。また、今回は登場できなかったが、佐野さんが誕生日だったということもり、スタジオ全員で「ハッピーバースデートゥーユー」を大合唱するシーンも。ラストにはMACOさんが挿入歌「3月9日」「桜の木の下」、「ACE COLLECTION」が主題歌「70億にただ1つの奇跡」を披露。飯豊さんが涙を浮かべる場面もあった。現在配信中の本作は、佐野さん演じる航太と、飯豊さん演じる芽衣、幼なじみの2人がお互いに“好き”という気持ちに気づくも想いを伝えることなく、突然、航太が亡くなってしまい、季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくるファンタジー・ラブロマンス。残すところあと2話となり、明日3月26日(木)には第7話が配信される。「ヒット御礼!『僕だけが17歳の世界で』スペシャルLIVE」はAbemaビデオにて公開中。「僕だけが17歳の世界で」は毎週木曜日23時~AbemaSPECIALチャンネルにて放送中(全8話)。(cinemacafe.net)
2020年03月25日2020年4月17日(金)から5月17日(日)まで、東京・浅草橋のトゥデイズ ギャラリー スタジオにて様々なミニチュアの世界を楽しめるミニチュア写真の合同写真&物販展「ミニチュア写真の世界展 2020」が開催されます。まるで本物のような細かいつくりのミニチュアをじっくり見てみて、独特の世界観に魅了されてみては。深すぎるミニチュアの世界写真で見ると一見本物のように見えるミニチュア模型。手の大きさと比べてもその細かさがいかに精巧なのかが分かります。ここまで小さいのにもかかわらず、形や色、質感までもが見事に再現されているのがミニチュアの見どころ。「ミニチュア写真の世界展」ではそのような細部も写真で楽しむことができます。38組もの作家の作品を堪能できるかわいらしいスイーツやフルーツなどが人気のりっこさんや、ドールハウス作家の⻄美加子。さんらが、新作をベースに作品を展示します。また、ミニチュアの洋菓子店を手がけるイシバシエレクトロニクスや、食器を再現するsmall fableなど10組が初参加となり、有名作家さんたちが一堂に会する写真展となっています。可愛すぎるアクセサリーやグッズの数々人気の物販ではkerosakaさんによるみかんやアボカドのアクセサリーや、choco*chocoさんの「鉱石コレクションボックス」、そしてChip2007さんの表情豊かな動物ミニチュアの新作など見ているだけで幸せになれるグッズが多数登場します。他では手に入らないオリジナリティあふれるアクセサリーを身に付けてお出かけしてみたいですね。イベント情報イベント名:ミニチュア写真の世界展 2020催行期間:2020年04月17日 〜 2020年05月17日住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5Fトゥデイズ ギャラリー スタジオ(TODAYS GALLERY STUDIO.)
2020年03月21日佐野勇斗と飯豊まりえがW主演するオリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」の第4話が、3月12日(木)に配信され、主人公にもらい泣きする視聴者や、まさかの山崎賢人の登場に、SNSで盛り上がりをみせた。本作は、幼なじみの航太(佐野さん)と芽衣(飯豊さん)がお互いに好きという気持ちに気づくも、思いを伝えることなく突然、航太が亡くなってしまい、季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくるファンタジー・ラブロマンス。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第4話では、しばらく東京に戻らないことを告げた芽衣。航太は県外からの桜の署名帳の中に母の名前と現住所を見つけ、単身東京に向かうが、母が再婚することを知り、会わないままその場を去ってしまう。そして、芽衣は東京に駆けつけ、2人はそのまま東京観光へ。母親が再婚することを知りショックを受ける航太に、視聴者は「つらい・・・」「自分も男だけどこれは泣く」などと、悲しむ声が多く寄せられ、東京観光のシーンでは、「本物のデートみたい!」「何この理想のシチュエーション!」とほっこりするコメントも。そして、視聴者を驚かせたのは、写真がうまく撮れずに困っている航太と芽衣に声をかける男性の登場。なんと、事前に発表されていなかった山崎さんがゲスト出演!これには「この使い方は贅沢すぎ!」「思わず声出た」「いきなりは心臓に悪いって!」と驚きと歓喜の声が続々。さらに後日、母・志乃は航太に申し訳ない気持ちから再婚に踏み切れないことを芽衣に打ち明けるが、芽衣は再婚に踏み切れない志乃の背中を押すのだった。“母親に会わない”という選択をした航太。母親を思い、涙するシーンでは「今回は神回間違いなし」「毎回何でこんなに泣けるの?」「感動以外のなにものでもない」「演技がうまくて 感情移入しすぎた」「これはあかん」と、思わずもらい泣きしてしまう人たちであふれていた。「僕だけが17歳の世界で」は毎週木曜日23時~AbemaSPECIAL チャンネルにて配信(全8話)。(cinemacafe.net)
2020年03月13日佐野勇斗と飯豊まりえがW主演し、SNSで「泣ける」と話題を呼んでいる「AbemaTV」最新オリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」がクランクアップ。カバーソング「3月9日」など挿入歌を歌うシンガー・ソングライターMACOがサプライズ訪問し、出演者とスタッフの前で生歌を披露した。本作の主人公は、幼なじみの航太(佐野勇斗)と芽衣(飯豊まりえ)。お互いに“好き”という気持ちに気づきながらも、想いを伝えることなく、高校卒業を前に突然亡くなってしまった17歳の航太が季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくる、というファンタジー・ラブロマンス。この日、全ての撮影を終えた現場にスタッフがMACOさんをサプライズで呼び込むと、キャストたちは驚いた様子で、歓声と共に大きな拍手でMACOさんを出迎えた。MACOさんからクランクアップを祝う言葉と桜の花束が贈られると、「毎日聴いてます!」と佐野さんが言葉をかけるひと幕もあった。飯豊まりえ、生「3月9日」に涙その後、MACOさんは本ドラマの挿入歌であるカバーソング「3月9日」と、脚本をもとに書き下ろした「桜の木の下」の2曲を生披露!飯豊さんはこみ上げる涙を何度もぬぐっていた。佐野さんは「クランクアップの日はとても寒くて、屋外で風も強く決して良い環境とは言えなかったのですが、それでもとても素敵な歌声を届けてくださり感動しました」とコメント。「気持ちを作るうえで自分でもMACOさんの楽曲を聴かせて頂いていたので、実際に目の前で歌っていただけたことはとても贅沢でしたし、キャストのみんなと一緒に聴くことが出来てグッときました」とふり返る。また、飯豊さんは「今でもこの曲を聴くと、あの日のことを思い出します。17歳と24歳を演じている中で十代のなにをしても無敵で輝かしく思えたあの頃の自分を思い出して、切ないなぁと思う時もありました。MACOさんの素敵な桜の木の下と、3月9日を聴かせていただいていたら隣にいた佐野くん達やスタッフさんの顔もみれなくなっちゃうくらい、泣いてましたね。(笑)いい思い出になりました!」と感慨もひとしおの様子。そして、MACOさんは「歓迎してくれた演者さんやスタッフさんのためにも、ここはきめよう…!と意気込んでいたのに、『3月9日』を歌い始めたら飯豊さんがホロホロ泣いていて、つられて私も泣きそうになって、必死に持ち堪えようと、周りの景色や照明さんを見ながら歌いました(笑)」と明かし、「この二曲はこれからも大切に歌っていきたいです」とコメントを寄せた。なお、「AbemaTV」公式YouTubeと「Abemaビデオ」では「オリジナルドラマ【僕だけが17歳の世界】ダイジェストムービー 挿入歌MACO「3月9日」ver」を公開中、ドラマ本編ダイジェストと「3月9日」を歌うMACOさんの歌声を同時に楽しめる映像となっている。「僕だけが17歳の世界で」は毎週木曜23時~AbemaSPECIALチャンネルにて放送中(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2020年03月10日2月20日(木)から放送がスタートするAbema TVのドラマ『僕だけが17歳の世界で』で共演の佐野勇斗さん・結木滉星さんのサイン入りチェキを2名様に!応募はぴあ(アプリ)にて2月20日(木)まで受付中。ぜひご応募下さい!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=5b648559-3b08-47be-88a3-dccb6d22d00c)
2020年02月13日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、アルゼンチンが舞台の『永遠に僕のもの』をご紹介します。■『永遠に僕のもの』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray5,280円、DVD4,180円(ともに税込み)1971年にブエノスアイレスで実際に起こった凶悪な連続強盗殺人事件。その犯人が逮捕されたとき、人々はその幼さと美しさに驚愕したといいます。17歳の少年カルリートスは、ごく平凡な父母に愛情を持って育てられたのですが、豪邸に入っては盗みを繰り返す日々。彼にとって盗みは、お金や物欲しさではなく、生きていることを実感する楽しみ。しかし転校先でラモンという同級生に出会い、彼の父親らと強盗を繰り返すうち、銃を手に、やすやすと人を殺すモンスターへと変貌し……。久々に、ヌーヴェル・ヴァーグをほうふつとさせるカッコいい犯罪映画の再来です。トリュフォー映画に出てきそうな美少年が、ゴダール映画のように無軌道な非日常を、ボニー&クライドのように刹那に疾走します。原題はスペイン語で「天使」。カルリートスを演じるロレンソ・フェロは、子どものような体形でありながらマリリン・モンローに似た巻き毛と顔立ちで、特に唇のセクシーなことといったら!ダンスシーンもかなりユニークなので必見です。記者は、カルリートスの母親が息子との接し方に悩むシーンで、母親に心底同情してしまいました。最後までヒリヒリとした緊張感が続き、115分があっという間の傑作です。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月09日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第21回目に登場するのは、平均年齢17歳の沖縄出身のガールズグループ、Chuning Candy(チューニングキャンディー)さん!写真・角戸菜摘沖縄発のカラフルな5人組、チュニキャンの個性写真左から琴音、ソフィー、LILI、ゆうり、愛子。【音楽通信】vol.212013年、沖縄で結成されたChuning Candyは、メンバーそれぞれが沖縄でTVCMや雑誌モデルとして活躍するティーンが集結したガールズグループ。2018年3月にメジャーデビュー後、「TOKYO GIRLS COLLECTION」のオープニングアクトに抜擢され、韓国の人気歌番組に日本人女性グループとして史上初出演を果たし、第60回「日本レコード大賞 新人賞」を獲得するなど、メキメキと人気と実力を上げてきました。今回、11月27日にリリースされた両A面シングル「STAND UP!!/アイのうた」について、Chuning Candyのゆうりさん、ソフィーさん、LILIさん、琴音さん、愛子さんのメンバー全員にお話をうかがいました。センターのLILI。 2002年9月11日生まれ。ーーまずは、おひとりずつ自己紹介をお願いします。LILIセンターを務めさせていただいています、LILIです。お寿司がすごく好きなので、最近ネギトロを食べたら、くちびるがとろけるような……あっ! ほっぺがとろけるような味でおいしかったです(笑)。特技は英語と、歩きながら寝ることです。ゆうりメインボーカルを努めさせていただいています、ゆうりです。歌うことが大好きです。特技は書道で、字を書くことが好きです。メインボーカルのゆうり。 2000年12月22日生まれ。ソフィーリーダーをさせていただいていますソフィーです。特技は琉球空手をしているのですが、黒帯です。そのキレがダンスにも活かされていると思います。琴音グループの中では、ムードメーカーだといわれる琴音です。特技は体がやわらかいことです。最近はファッションが好きで、いろいろなファッションを研究しています。愛子Chuning Candyでは、サブリーダーをやらせていただいている愛子です。ライブでは、いつも盛り上げ役をやらせていただいています。特技は、耳を動かすことができるのと、ツイッターのスクロール音の真似ができることです。リーダーのソフィー。 2000年4月29日生まれ。ーー2013年に結成後、2018年3月にシングル「Dance with me」でメジャーデビューされましたが、みなさん沖縄で活動されていたのですよね。愛子はい。全員沖縄県出身で、LILIとソフィーはハーフなんです。LILIわたしはデビューする前の1年半、アメリカのテキサスに留学していました。ソフィーわたしはアメリカ生まれの沖縄育ちです。ムードメーカーの琴音。2002年9月4日生まれ。ーーデビューにともなって沖縄から上京されたそうですが、東京に来てから沖縄との違いを感じたことはありましたか。ゆうりいまは慣れましたが、いろいろと違いは感じますね。LILI沖縄はモノレールしかないので、上京して最初の頃は、電車がたくさんあって乗り換えの仕方がわからなくて、困りました(笑)。最近はやっと区別がつくようになりました。愛子沖縄は車社会で雨が降っても移動するときに困らないので、あまり傘を使う習慣がないんです。だから、東京で生活しているいまも、小雨が降るくらいだと傘はささないですね。サブリーダーの愛子。2002年12月28日生まれ。ソフィーいままでは全然天気予報を見ていなかったんですが、東京に来てから、その日の天気を調べて家を出るようになりました。LILI傘の存在を忘れがちなので、雨が降るたびに傘を買うから、家にはたくさん傘があります(笑)。ソフィーそうだね(笑)。あとは東京の人の多さと、エスカレーターで東京は左、大阪は右に寄ることがびっくりします。ゆうりうん。確かにエスカレーターの立ち位置があることは、衝撃でした(笑)。ニューシングルに込めた思いとライブへの意気込みーーそんな東京生活を送るなかで、11月27日に5枚目となる両A面シングル「STAND UP!!/アイのうた」がリリースされましたね。まず「STAND UP!!」は、ダンサブルでアッパーな楽曲ですが、この曲の印象についておひとりずつ教えてください。愛子Chuning Candy自体はそれぞれの個性を大事にしているグループなんですが、「STAND UP!!」の歌詞も、自分の意思を大事にして前に進むという意味が込められているので、わたしたちと似ていると思いました。前進するわたしたちだからこそ、歌える曲だと感じています。ゆうり歌詞に感情移入できるところがたくさんあるので、歌うときには、感情を込めて歌いやすかったです。楽曲をいただいたときは、レコーディングでも「ここはこういうふうな思いを込めて歌おう」とすぐイメージできましたし、大切ですてきな1曲です。自分に自信のない人や素直な気持ちを言えない人などに聴いてもらって、自分をしっかり持ってほしいという思いもあります。LILI最初にこの曲を聴いたときは、EDMサウンドでのりやすい音楽だったので、はやく歌いたい気持ちでいっぱいでした。いままでとは違う雰囲気の曲でサビはテンポがはやいんです。わたしの歌うパートでは「ねぇ stand out,stand out,stand out,stand out」という歌詞があるんですが、その部分は音がなくなって、激しいサウンドと静かに聴かせる部分の温度差があるところがいいなと思いました。ファンの方にも聴いていただいて、元気になってもらえたらいいなと思っています。ソフィーいままでの表題曲はかわいい曲やポップな曲が多かったんですが、「STAND UP!!」は芯のある曲です。まわりに振り回されずに、自分の信じる道を突き進むという意味が込められた歌詞なので、かっこいい。若い人たちに向けて歌いたいし、自分たちもかっこいいチュニキャン(Chuning Candyの略称)を信じて、こういうチュニキャンも見てほしいと思っているので、今回こういう曲をいただいてすごくうれしかったです。琴音迷わない、自分の芯を持って突き進むという曲です。不安があるかもしれないけれど、自分を信じて進む。ダンスもかっこいい部分があって驚いてもらえるようなダンスだったり、自分に自信のない人に聴いてもらいたい曲になっています。ーーもうひとつの表題曲「アイのうた」は、三線や沖縄民謡の合いの手が入っているなど、沖縄テイストのおもしろい楽曲ですね。おひとりずつ、曲について教えてください。愛子沖縄っぽい曲で、この歌詞もいいなと思いました。わたしたちはファンの人たちに対する愛を直接伝える機会はないですが、だからこそライブでのパフォーマンスに思いを込めて、愛と勇気をみなさんに与えることを意識しているんです。いろいろな愛を込めて作られたこの歌は、愛にあふれた歌詞なので、それがファンの人に伝わりやすいのではないかなと思っています。ゆうり「アイのうた」は琉球音階が使われているので、いままでにない挑戦的な曲というか、チュニキャンで歌ったことのない曲なんです。わたしたちも楽しみながら歌っていますし、簡単な振り付けなので、やっぱりファンのみなさんと一緒に歌って踊れる曲がこうしてあるとうれしいなと思いました。ライブでは盛り上がる曲なので、大切にこれから歌っていきたいと思います。LILI初めて沖縄感を出した曲で、さらに初めて「チューニングキャンディー」とグループ名が歌詞に入っているので、「アイのうた」は特別感があります。愛といえば、沖縄では首里城の火災があってその再建支援をしたい気持ちがありますし、この愛にあふれた歌から、世界の人たちを笑顔で幸せにできたらいいなと思います。本当に簡単な振り付けで、盛り上がる曲なので、たくさんの方にライブに来てほしいです。ソフィーいろいろな愛の形があると思うんですが、それらをひっくるめて、みんな大好きだし大切だし、壮大になりますが平和を願うような曲にもなれる可能性があるんじゃないかと思っています。チュニキャンから平和への思いを発信していきたいですし、つらいことがあってもがんばっていこうという意味が込められた歌詞なので、これからも大事にしていきたいです。琴音ひとりじゃないよ、みんないるから大丈夫だよという、希望を持たせてくれる曲だと思っていて、恋も友情も愛情も全部のありがとうを届けたいですね。わたしたちもいっぱい愛を届けていきたいという曲だと思っています。ーー「アイのうた」の振り付けのビデオを拝見しましたが、パンチのような動きはファンの方も覚えやすそうですね。LILIそうなんです! パンチのような動きは、応援するようなイメージですね。愛子ライブのときも、この曲をやる前に1度、会場にいるみなさんと振りの練習をして、そこから曲に入るんです。するとチュニキャンを初めて観た人でも、楽しんでもらえていますね。ーーそんな楽しい「アイのうた」に比べると、「STAND UP!!」はダンサブルな楽曲でクールな印象の振り付けですね。ソフィー「STAND UP!!」のダンスは、いままで以上に力強くて、ダンスパートもあるんです。実はいままでの曲の中でも、けっこう顔もすまして踊っている感じです(笑)。それぞれの曲は、いい意味でのギャップがありますね。ゆうりそうだね。それぞれの曲にも、個性があると思います。ーー初回盤に収録された「snowflakes」はクリスマスにぴったりのかわいい曲ですが、実際に歌ってみていかがですか。ゆうり本当にすごくかわいい曲で、歌っているときも照れてしまいます(笑)。琴音振り付けも妖精のようなイメージでかわいいんです(笑)。ソフィーみんなこの曲が鳴った瞬間、曲の世界に入るのでなりきるんですけど……。愛子ほんとは恥ずかしい(笑)。LILI最近はこの振り付けも楽しくなってきましたが、照れます(笑)。ゆうり振りの中で何回もメンバーとアイコンタクトするんです。愛子ファンの人ともアイコンタクトするので、それも含めて盛り上がる曲かもしれないですね。ーー通常盤に収録された「GIRL’S PARTY!」は、女友達との楽しい雰囲気が伝わるポップな曲ですが、みなさんはどのような印象ですか。LILIこの曲は夏のイメージの音楽ですが、ライブではタオルを振るようなアクションをやってみたいと考えているんです。いまはピースを使った振り付けがあるんですが、定期公演やスペシャルなライブでは、お客さんとこの曲でタオルで暴れたいなと思っています。ソフィーこの曲は、タオルでみなさんと盛り上がる1曲になると思います。ゆうりこの曲は大切な友達に向けた気持ちが込められた曲です。普段なかなか言えない大好きやありがとうという気持ちが入っているので、歌詞にも注目してもらえたらと。チュニキャンのファンの方は中高生の女の子も多いので、歌詞にも共感していただけるのではないかなと思います。「チュニキャン」を流行語にして活躍したいーー平均年齢が17歳ということですが、学校とチュニキャンの活動との両立は大変ではないですか。ソフィーそうなんです。私とゆうりは大学生なんですが、がんばって卒業しようね(と言って、ゆうりさんを見る)。ゆうり(ソフィーさんと見つめあって)ほんとだね(笑)。ソフィー上京したばかりのときは、私とゆうりが高3、あとのメンバーは高1で、みんな慣れるのに必死でしたね。みんなで一緒に住んで、料理も洗濯も自分たちでしなきゃいけなくて、慣れるまでチュニキャンの活動と学校生活の両立は本当に大変でした。いまも共同生活をしていますが、やっと最近みんな慣れてきて、コミュニケーションも絆もさらに深まってきました……よね?(とメンバーにたずねる)琴音、LILI、愛子、ゆうりはい! 深まってます(笑)。ーーみなさんから仲の良さが伝わってきますが、メンバーそれぞれの普段の行動を見て思う「かわいい」エピソードをほかのメンバーの方から、おひとりずつ教えてください。琴音では愛子の話から。昔のメンバーの写真を見て「みんなかわいい〜!」とよく言うほど、メンバー愛が強くてかわいいです。愛子そう、メンバーの写真を見たり、動画を見たりするとついうれしくなって(笑)。というのも……って、自分から説明してもいいですか(笑)。この5人で初めて挑むデビューシングルを歌う動画を懐かしくなってしまって、ずっと見ちゃいました。メンバーのことが大好きなんです。LILIあと愛子は食欲がすごくて、この前ミルクティーとアイスを両方食べたら、おなかこわしてたよね(笑)。サブリーダーでいつもはしっかりしているのに、ときどき末っ子みたいな部分が見えて、かわいいです。愛子それはかわいい部分なのかな(笑)。ありがとう。ソフィー次はゆうりの話。ゆうりは、すごくおもしろいんですよ。この間、早朝の新幹線に乗ることがあって、朝から「あんたがたどこさ」って遊んでるんですよ(笑)。LILIそれも新幹線のど真ん中の席です!愛子大学生なんですよ(笑)。わたしより2歳年上なんですが、同い年のような感覚でいつも楽しいです。ゆうりなんか照れます(笑)。ソフィー次はLILI。言葉を間違えるときがかわいい。琴音うん、それに存在自体もかわいい。ゆうり撮影のときも、メイクして、おとなっぽい服を着ていると見惚れますね。LILIわぁ、ベタ褒めだぁ(照)!ゆうりでも、スキンシップが激しいときがあるからそれはちょっと……(苦笑)。LILIえ? いいよね!(と言って、ゆうりさんと腕を組む)琴音ソフィーは、スープを作ってくれるんですよ。ソフィー野菜スープだね(笑)。琴音まるで母のように母性があって、そこにも惚れていますが、本当に愛おしいですね。ゆうりそういえば、ソフィーがある撮影のときに、りゅうちぇるさんに似てました(笑)。ソフィーメイクを濃くすると、りゅうちぇるさんに似るんです。ゆうりモノマネとかもしてくれるし、そこもかわいいですね(笑)。LILI琴音は、あせって、すべったときがかわいいと思います。その反応や行動がおもしろくて好きです(笑)。愛子琴音はムードメーカーだから、おもしろいことも言うときがあるんですが、あせるとかわいい。琴音その日のコンディションによって、おもしろかったり、すべったりします(笑)。ソフィーあと甘えてくるのもかわいいよね。ーーメンバー愛が感じられました(笑)。最後に、今後の目標や豊富を教えてください。ソフィーいま計画しているのは、4月26日に東京で初めてワンマンライブをするので、成功させたいですね。そして、メディアにたくさん出させていただいて、みなさんにチュニキャンを知ってもらえる年にしたいです。琴音飛躍の年にしたいです!愛子もっとファンの方との交流も増やしたいですね。昨年はいまあることをやるのに精一杯だったんです。今年からだんだんとMCやファンの方とのコミュニケーションもがんばっている最中なので、2020年も引き続きがんばっていきたいなと思います。ソフィー「チュニキャン」というワードを流行にできるぐらい、活躍できるようにがんばります!取材後記取材現場でも、元気で明るい笑顔を咲かせてくれたChuning Candyのみなさん。上京後、共同生活をしながら、学校生活とチュニキャンの活動という、二足のわらじを履いてがんばる姿は頼もしい限りでした。5人それぞれの個性が光るチュニキャンのニューシングルをまずはチェックしてみてくださいね。Chuning Candy PROFILE2013年、沖縄のキャッツアイタレントスクール生で結成。“キャンディーのようにいろいろな個性を持つメンバーが、一体となって音楽を紡ぎだすこと”を表したグループ名は、略して“チュニキャン”として親しまれている。2年連続で九州・沖縄エリア代表を勝ち取って出場した「愛踊祭2017」決勝大会で審査員特別賞を獲得。2018年3月、シングル「Dance with me」でメジャーデビュー。「TOKYO GIRLS COLLECTION」のオープニングアクトに抜擢された他、韓国の人気歌番組に日本人女性グループとしては史上初出演を果たし、第60回「日本レコード大賞 新人賞」を獲得。2019年11月27日、5枚目の両A面シングル「STAND UP!!/アイのうた」をリリース。レギュラー番組として、ラジオ日本「Chuning Candy Tune Up Party!!」(毎週木曜23時)、エフエム沖縄「KIREIMO presents 週明け応援 Radio Chuning CandyのChear up!」(毎週日曜19時25分)、RCBテレビ「ジョブ・エンジン!」(毎週土曜午後16時、11月2日から全8回)がある。2020年4月26日、ワンマンライブ「Chuning Candy 2nd Anniversary LIVE!」を代官山UNITで開催。InformationNew Release(通常盤)01. STAND UP!!02. アイのうた03. GIRLS’ PARTY!04. STAND UP!! (Instrumental)05. アイのうた (Instrumental)06. GIRLS’ PARTY! (Instrumental)07. STAND UP!! (TAAR Remix)11月27日発売(通常盤)PCCA-048631091円(税別)(初回盤)はCD+Blu-ray。※03. Snowflakes、06. Snowflakes (Instrumental)に変更。(初回盤)PCCA-048621636円(税別)
2019年12月20日佐野勇斗と飯豊まりえが初共演でW主演を務める「僕だけが17歳の世界で」が「AbemaTV」にて配信決定。2人から意気込みを語るコメントと本作の予告編も到着した。航太と芽衣は、家が隣でずっと一緒に過ごしてきた幼なじみの高校3年生。そんな2人はお互いを意識し始め、“好き”という想いをいつだって伝えられると思っていたが、卒業を待たずして航太は突然この世を去った。それから7年後、真冬に季節はずれの桜が咲いたことを知った芽衣は、航太の死のショックから離れてしまった故郷に7年ぶりに戻り、美しく咲き誇る満開の桜の木の下を訪れる。そこに現れたのは、死んだはずの“あの日”の航太だった。心も体も17歳のままの航太と24歳に成長した芽衣。奇跡の桜が咲いている間しかこの世にいられないことを知った航太は、残されたわずかな時間で芽衣に想いを伝えることができるのか――。本作は、佐野さん演じる航太と飯豊さん演じる芽衣、幼なじみの2人がお互いに「好き」という気持ちに気づくも、想いを伝えることなく突然航太が亡くなってしまい、季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくるファンタジー・ラブロマンス。到着した予告編では、「24歳の君へ」航太編と「17歳の君へ」芽衣編という2つの映像が一緒になっている。「僕が演じる航太という役は、17歳にある事が原因で亡くなってしまうのですが、7年後に突然、この世に生き返ってきた。という役柄」と今回の役柄について説明した佐野さんは、「初めて脚本を読んだ時は、なんだこの面白いお話は!と、とても引き込まれ次の展開が気になりました。こんなお話を自分が演じさせて頂けることをとても嬉しく思います!ファンタジーだけれど、どの登場人物も魅力的で、それぞれの友情も恋愛も切ないのですが、どこか憧れてしまうような関係性だと思います」とコメント。飯豊さんは「航太と芽衣の幼馴染ならではの距離感関係性が可愛くて羨ましくなりました。けれど、出てくる登場人物、みんなの心の時が止まっていて。ずっと一緒だったはずの航太と芽衣の関係性が切なくて苦しくて手が痺れてしまって台本のページがめくれなくなりました」と本作の印象を明かし、「今まで経験がありそうで演じたことのないキャラクターです。台本を読んでも苦しかったですが航太がいなくなって時が止まってしまった時、そして再会できた時どんな感情が実際湧き出てくるか、大切にしたいと思います!17歳と24歳の差をしっかりと演じ分けていきたいです!」と意気込んでいる。そして本作の見どころについて佐野さんは「なんと言っても、見所は航太が想いを寄せている幼なじみ、芽衣に想いを伝えられるのか。そして、7年の時を経て再会した2人は結ばれるのか。というところと、航太が亡くなった原因は何なのか。というところです。その2つを軸に楽しんでいただけたらなと思います」と話し、飯豊さんも「この作品は過去の自分、現在の自分を受け入れさせてくれる肯定してくれるような気がします。この作品で誰かの気持ちが晴れやかになりますように。そして大切な誰かを思い浮かべて頂けますように!」と願った。「僕だけが17歳の世界で」は2020年2月20日(木)23時~AbemaSPECIALチャンネルにて配信(全8話)。(cinemacafe.net)
2019年12月20日『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。世界総人口の約8割が何らかの超常能力=“個性”を持って生まれる世界を舞台に、人と社会を守る職業「ヒーロー」になることを目指す雄英高校ヒーロー科の生徒たちの活躍を描いた人気作品だ。“無個性”で生まれながらヒーローに憧れ、No.1ヒーロー、オールマイトに内なる資質を見出され彼の“個性”を受け継いだ主人公の緑谷出久(みどりや いずく)、通称“デク”と、そのクラスメイトたちの成長や葛藤を描く。’14年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートして以来、その人気はとどまるところを知らず、’16年にはTVアニメシリーズがスタート。昨年は初の劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE~2人の英雄(ヒーロー)~』が公開され、日本のみならず世界中のヒロアカファンの熱狂を呼び、大ヒットを記録した。そして今年12月20日、劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』が公開に。オールマイトの引退後、彼の後を継いで次世代ヒーローを目指すデクたち1年A組の面々が大活躍。ヒロアカを構成する、3つのキーワード。Keyword1:個性ヒロアカの世界では、約8割が何らかの超常能力、“個性”と呼ばれるものを持って生まれてくる。“爆破”“半冷半燃”“無重力”などユニークな“個性”を活かしたバトルシーンが見どころ。Keyword2:成長シリーズを通じて、少年少女たちの成長の過程を見守ることができるのも醍醐味。各々のヒーロー観や戦い方の違いからぶつかり合い、葛藤する中で強くなる彼らから片時も目が離せない。Keyword3:継承No.1ヒーロー、オールマイトから“個性”を継承したデク。そして“ヒーローとして誰かを助ける”という信念を受け継いでいく少年少女たちの、力を合わせた熱いバトルにも注目。ここでは、そんなヒロアカのメインキャスト5人――緑谷出久を演じる山下大輝さん(写真・中央)、麗日お茶子(うららか おちゃこ)を演じる佐倉綾音さん(写真・左から2人目)、飯田天哉(いいだ てんや)を演じる石川界人さん(写真・左)、轟 焦凍(とどろき しょうと)を演じる梶 裕貴さん(写真・右)、爆豪勝己(ばくごう かつき)を演じる岡本信彦さん(写真・右から2人目)――が、“ヒロアカが熱狂を生む理由”について語り合ってくれました。山下大輝:ヒロアカって、登場するキャラクターたちが、男女を問わずヒーローを目指しているところが素敵だよね。佐倉綾音:私が演じるお茶子も、ヒロインじゃなくて、ヒーロー。石川界人:僕、デクってすごく応援したくなる主人公だと思うんです。初めてこの作品を漫画で読んだ時、デクがとにかく弱くて、情けなくて、でも不思議とカッコよくて。身近でいて魅力的な主人公がいるというのは、夢中になれる理由の一つだと思います。梶 裕貴:特に今回の劇場版は、すごく主人公然としてるよね。ヒロアカは登場人物みんなにドラマがあるから、誰に感情移入しても熱狂できるとは思うんだけど、その中でもやっぱり、デクが主人公として物語の中心にいてくれるのが、心地いいんだよね。山下:デクの絶対に折れない心、諦めない姿には、演じている僕自身も、いつもパワーをもらってます。岡本信彦:ライバルの爆豪を演じる身としては、デクが頑張れば頑張るほど負けられない、という気持ちです。ヒーローを目指して、みんなが切磋琢磨していくというのがヒロアカのドラマ性なんだと思う一方で、爆豪目線で見ると、デクの成長が嫌で嫌で(笑)。梶:そうやって苛立ちながらも、がむしゃらにぶつかっていくからこそ、爆豪はみんなに愛されてるんじゃない?佐倉:私は、わりと日の当たらない場所で生きてきた自覚がある人間だから、主人公然としたデクがまぶしくて。自分はこうはなれないなって思ってしまうところがあるんですよね。でもこの作品は、そういう人でも感情移入できるキャラクターがいて、それぞれの葛藤やドラマも描かれているんです。そういうところもヒロアカに魅了される要因の一つなんじゃないかな。梶:確かに、一人ひとり全然違う子どもたちがヒーローになっていくのって、夢があるよね。みんなバラバラに個性があって、たとえコンプレックスがあったとしても、自身の発想や努力でそれを武器へと変えていけるから。佐倉:現実では、ヒロアカの世界みたいにわかりやすく自分の強みと弱みを把握できるわけではないけど、そんなそれぞれが成長する姿を見せてくれるのが、面白いところですよね。山下:あとは、ヒロアカは現場そのものが熱狂的。毎回、熱気がすごい!石川:他の人の芝居にも圧倒されて、熱狂するし。そういう時ってみんな思わず前のめりになりますよね(笑)。梶:今回の劇場版の収録では、デクと爆豪の声が入ったものを聞きながら演技したんだけど、うらやましかったな。岡本:“プルス・ウルトラ”って物語にも出てくる言葉で「もっと先へ」という意味なんですけど、ヒロアカの収録はまさにそれ。「もっと聞いたことのない声を聞かせてくれ」って言ってもらえるから、役者冥利に尽きます。山下:本当に思いっきりやらせてもらってます。その分、求められることも多いんですけどね。佐倉:プレッシャーもあるけど、むしろそっちのほうが頑張れます。梶:そうやって導いてくれる場所のほうが、僕たちにはありがたいよね。石川:声優って面白いことをやりたい、人を喜ばせたい、感動させたいっていう人たちだから。現場で自分のやりたいことを受け入れてもらえると、アイデアもどんどん広がるし、それが結果として作品の広がりにつながったりすることもあるし。そういう時は、やっぱり熱狂します。山下:4期までシリーズを続けてきたからこその空気感もあるよね。スタッフさんたちとの信頼関係があるから、全力でぶつかれるっていう。佐倉:スタッフさんの“ヒロアカ愛”を感じるので、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。TVアニメシリーズがスタートする時、「10年続く作品にします」って言われましたからね。岡本:そうそう。それに応えるためにも体調管理だけはしっかりしないと!佐倉:いっそ、来年以降も映画やりたいです。年に1度の風物詩に!山下:堀越先生が最終回のネタを思いつき次第、映画にいただいて(笑)。岡本:この勢いで100年続けよう!梶:ヒロアカは普段アニメを見ない人にも入り口としてすごくいい作品だと思うので、ぜひ劇場に足を運んでもらいたいですね。手に汗握る展開で、必ず熱狂してもらえると思います。岡本くんの言う通り、この先10年、100年めざして!プルス・ウルトラ!『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』No.1ヒーロー、オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーローを育成するプロジェクト”の一環として、とある島でヒーロー活動をすることになった、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たち。そこへ、突然謎の敵が島を襲撃。敵の目的は一体何なのか。デクをはじめとする1‐Aの生徒は、島の住民を守るための戦いに挑む。©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会©堀越耕平/集英社やました・だいき9月7日生まれ、静岡県出身。2012年より声優活動をスタート。『弱虫ペダル』の小野田坂道役で’14年に声優アワード新人男優賞を受賞。さくら・あやね1994年1月29日生まれ、東京都出身。主役を演じる『劇場版新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X』が12/27に公開。いしかわ・かいと1993年10月13日生まれ、東京都出身。来年放送される『盾の勇者の成り上がり』『ハイキュー!!シリーズ』、『波よ聞いてくれ』などに出演。かじ・ゆうき1985年9月3日生まれ、東京都出身。『PSYCHO‐PASS サイコパス3』『あひるの空』等出演。『うちタマ?!~うちのタマ知りませんか?~』来年放送。おかもと・のぶひこ10月24日生まれ、東京都出身。2009年声優アワード新人男優賞受賞。『青の祓魔師』『とある科学の一方通行』『暗殺教室』等多数出演。※『anan』2019年12月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・アートメイク・トキ(山下さん、岡本さん、石川さん)福田まい(addmix B.G/佐倉さん)中山芽美(e‐mu/梶さん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2019年12月15日感動モノから犯罪モノまで、多岐にわたる実話の映画化。そのどれもが印象深いストーリーばかりですが、まもなく公開の『永遠に僕のもの』は、アルゼンチンに実在し、その美しさから「黒い天使」と呼ばれた犯罪者をモデルにした衝撃作です。そこで、本作で主演を務めた話題の若手俳優を直撃してきました。写真・角戸菜摘(ロレンソ・フェロ)映画デビューを果たしたロレンソ・フェロさん!【映画、ときどき私】 vol. 2521000人もの候補者のなかから、主人公のカルリートス役に抜擢されたロレンソさん。スクリーンでは鮮烈な存在感を放ち、すでに各国で注目を集めていますが、今回は演じるうえでの思いや20歳の素顔について語っていただきました。―劇中では強盗と殺人を繰り返す美しき犯罪者の役を演じられましたが、まずはカルリートスという人物をどのようにとらえていましたか?ロレンソさん彼は自分のことを「神の使い」と言っていますが、本当に神さまがいるのかどうかを試しているところがあると思いました。つまり、「自分が人殺しをしたら神さまは天から降りてくるんだろうか」とか「キリストのように天に連れて行ってくれるんだろうか」と考えている人だったということです。あと、彼はジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドの映画に影響されていたので、映画のなかでもそういう格好や歩き方は僕も意識しました。―ロレンソさんはカルリートスとは違う性格だとは思いますが、役に近づけるためにしたことはありますか?ロレンソさんもちろん彼の暗い部分はまったく違いますが、実は僕とカルリートスには共通点もありました。それは、子どもらしさや無邪気さ、いたずら好きであること。そして、人生を遊びととらえているところや周りの人の気を引こうとするところは似ていると思います。実際、撮影中は多くのシーンで彼を演じるというよりも、自分自身として振舞っていることもあったほど。だからこそ、僕はこの役に選ばれたんだと感じました。―では、できあがった作品を観た感想は?ロレンソさん複雑なテーマではありますが、シンプルな形で示している作品。重い内容であったとしても、カラフルでクールな映画として描かれているので、ブラックというよりもローズ色の映画に仕上がっていると思いました。すべては生きている実感を味わうため―カルリートスが犯罪を繰り返す理由には、お金だけではない“何か”を求めていたところがあったと思います。ロレンソさんはどのように感じましたか?ロレンソさん彼は「生きている」という実感を味わうために盗みを働いていた人。それは例えるなら、サッカーを愛する人がサッカーをしているときに生きていると感じるのと同じことなんです。だから、彼は盗みを愛していたんじゃないかなと思っています。―カルリートスのモデルとなったのは、カルロス・ロブレド・プッチという1971年に世界を震撼させた犯罪者ですが、彼のことは前から知っていましたか?ロレンソさんアルゼンチンではすごく有名な人ですが、僕は彼のことは知りませんでした。おそらく、僕と同じ世代の若者たちはあまり知らないかなと思います。なので、僕はこの映画の話をもらったときにネット検索をして調べたほどです。―彼のことを詳しく知るうちに、どのような印象を持ちましたか?ロレンソさんまずリサーチでわかったのは、映画に現れるカルリートスは、実在のカルロスとは本質的には異なる人物であるということ。なぜなら、カルロスはロックスターのような部分もありながら、罪を犯し、「こんなクレイジーな人が世の中にいるんだ」という代表格のような人だったからです。そして、彼は社会が作ってきた枠組みを簡単に壊すことのできる人でもあると感じました。そんなふうに「壊したい!」という衝動は誰もが持っているとは思いますが、普通は自制心が働いてやらないだけ。でも、彼は捕まるとか死ぬといったことを考えずにできる人なんです。みながそういうことをやっていたら、社会はカオスになっていたと思いますよ。犯人像のステレオタイプが壊された―当時、カルロスが騒がれた理由のひとつは、彼の美しいルックス。そういった美貌が犯罪へと走らせた原因になったとは思わなかったですか?ロレンソさん僕はそうだとは思いません。ただ、彼が捕まったときに「ロンブローゾの理論を壊した」とは言われていたようです。その理論というのは、「生まれつきの犯罪者は貧しくて、醜い顔をしていて、浅黒くて、耳がとがっていて、歯がない」というのもの。にもかかわらず、彼はいい地区の中流階級の出身で、わりとお金も持っている家族の息子だったんですよね。それによって、これまでの犯人像におけるステレオタイプだけでなく、人種差別も壊すことに繋がった部分はあったと思います。つまり、身なりがきちんとしたモデルのような人間でも犯罪に手を染めることがあるということです。―ちなみに、ロレンソさんもビジュアルにフォーカスされることが多いですが、そのことについてはどう感じていますか?ロレンソさん僕にとって、外見はあまり重要ではないですね。もちろん、「かっこいい」と言われて居心地は悪くないですが、それはすごく表面的なことですから。―いまでは、「南米のレオナルド・ディカプリオ」と呼ばれたり、ティモシー・シャラメと比べられたりすることもありますよね?ロレンソさんそう言われることについては、「やっぱりアメリカ人に比べられるんだな」という思いがつねにありますね。彼らは素晴らしいアーティストなので、すごく尊敬もしていますが、いつも欧米の人の足もとにいるような感じがしてしまうのは事実。そうやって比較される運命なんだなと思います。新しいことにどんどん挑戦していきたい―劇中のカルリートスは17歳ですが、ご自身はどんな少年でしたか?ロレンソさんいまもまだバカですけど、17歳の僕はいまよりもずっとバカでした……。本当にそれだけでしたよ。(笑)―では、20歳になって注目される立場にいることを想像していましたか?ロレンソさんそのころは名声を得たいと考えたこともないですし、現在のような状況というのもまったく想像していなかったですね。―いまでは俳優としてだけでなく、ラップシンガーとしても活躍されていますが、20代はどう過ごしていきたいですか?ロレンソさん仕事面においては、もっと映画に出たいと思っています。監督業にも興味があるので、短編映画を作ってみたいですね。あとは、世界のいろいろなところを旅したり、新しいことにどんどん挑戦したりしてみたいと思っています。とはいえ、この取材が終わって、外に出て何をするかさえわかっていないので、具体的なことはまだわかりません。というのも、僕は同じことをすることが耐えられない性格なので、あまり先のことを考えて決めてしまったら、楽しむことができないんじゃないかなという気がしているからです。―では、いま一番興味があることは?ロレンソさんいま隣にいる彼女です(笑)。付き合って7か月になります。―それはステキですね。彼女のどういうところに魅力を感じていますか?ロレンソさん彼女は時間をすごく丁寧に使う人。そのせいで時々ケンカにもなりますが、自分とはあまりにも違うので、尊敬もしています。―ロレンソさんにとって、恋愛は人生のモチベーションにもなりますか?ロレンソさんそうですね、すごく助けられていると思います。―ちなみに、日本に来たのは今回が初めてということですが、日本で好きなものや影響を受けたものはありますか?ロレンソさん北野武さんが大好きです。彼の映画も、彼のユーモアも大好きなので。あと、日本のゲームやキャラクターも好きですが、なかでもポケモンは新しい世界を革命したと僕は思っていて、尊敬の念も持っています。世界を変えたのは、『スター・ウォーズ』かポケモンだと思っていますが、僕は『スター・ウォーズ』よりもポケモンのほうが好きです!今後はほかの国でも仕事をしてみたい―では、ご自身もポケモンのように、世界規模で活躍したいと考えているのでしょうか? 最後に今後へ向けての思いを聞かせてください。ロレンソさんもちろん、自分の国にいると居心地はすごくいいですが、ほかの国に行ってみたいという気持ちもあります。ただ、それがハリウッドであるとは限らないので、スペインやメキシコにも興味を持っているところです。というのも、世界の注目はアメリカに集まっていますし、才能のあるアーティストたちがたくさんいるのも事実ですが、もしかしたらまだ知られていないだけで、アメリカ以外の国々にも優れた人たちがいるかもしれないですからね。なので、幅広い国に注目していきたいと思っています。インタビューを終えてみて……。たたずまいや目線に大人の色気を漂わせながらも、少年のようないたずらっ子の笑顔を見せるロレンソさん。そのどちらの表情にも惹きつけられてしまうところですが、劇中でも唯一無二の魅力を惜しみなく発揮しているので、ぜひみなさんも堪能してください。罪な美しさに心がざわつく!一度知ったら元には戻れない高揚感を味わわせてくれる本作。天使の顔をした悪魔のようなカルリートスが繰り広げる世界に、思わず興奮し、陶酔してしまうはず。世界を虜にし、人生を狂わせるような美しさをその目に焼きつけてみて!ストーリー留守宅の豪邸で盗みを働く17歳のカルリートス。ブロンドの巻き髪と類まれな美貌を誇る少年だったが、同時に平然と罪を犯す危険性を持ち合わせていた。ある日、カルリートスは新しい学校で荒々しい魅力を放つ少年ラモンと出会い、お互いに強く惹かれ合う。そして、意気投合した2人はさまざまな犯罪に手を染めていくのだった……。興奮が止まらない予告編はこちら!作品情報『永遠に僕のもの』8月16日(金)より、渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー配給:ギャガ©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO
2019年08月15日グラビアアイドルの登竜門として知られる講談社主催「ミスマガジン2019」のグランプリ発表会が23日、東京・護国寺の同社で行われ、17歳の現役高校生・豊田ルナがグランプリに輝いた。応募総数3023人の中からグランプリに選出された豊田は、埼玉県出身の現役高校生。身長159センチ、バスト76センチ、ウエスト58センチ、ヒップ89センチのスタイルを持ち、趣味・特技は読書、お菓子作り、クラシックバレーだという。豊田は5歳から芸能活動をスタート。「幼い頃から芸能活動を続けてきて、ずっと上り坂をフルマラソンしているような感じだったんですけど、頂上が見えるまであきらめないと心に決めて頑張ってきました」と振り返り、「これは頂上でもゴールでもありませんが、確実に一歩前に進めたんじゃないかなと思います」と喜んだ。豊田留妃から改名したことについては「名前が読みづらいということがあったんですけど、カタカナになったので、いろんな方に名前を知ってもらう機会になったのかなと思います」とにっこり。今後については「私の目標は女優なので、いろんなドラマや映画などに出ていけたらなと思います」と語った。グランプリのほか、「ミスヤングマガジン」に吉澤遥奈(17)、「ミス週刊少年マガジン」に夏目綾(23)、「読者特別賞」にアイドルグループ・夢みるアドレセンスの山口はのん(20)、福岡発2人組アイドル「963」のぴーぴる(18)、「審査員特別賞」に桜田茉央(23)が選出された。また、発表会には、「ミスマガジン2018」グランプリの沢口愛華(16)も出席した。「ミスマガジン」は1982年にスタートし、今年で37周年となる雑誌業界でも最も歴史のあるミスコンテスト。初期には斉藤由貴や細川ふみえ、その後、中川翔子、岩佐真悠子、山崎真実、北乃きい、倉科カナ、桜庭ななみ、新川優愛、衛藤美彩らを輩出している。2011年を最後に休止していたが、2018年に7年ぶりに復活を遂げた。
2019年07月23日ある不条理な出来事により、24歳の青年が7歳の姪の面倒をみることに!テロのあとの傷ついたパリを、決して荒げないトーンで生きる希望へと静かに導く映画『アマンダと僕』。公開にともない、ミカエル・アース監督が来日。お話を伺いました。写真・河内 彩(監督) 文・黒瀬朋子ミカエル・アース監督にインタビュー!——『アマンダと僕』では主人公が姉を、その前に撮られた『サマーフィーリング』では、恋人を突然失います。「喪失」は、監督にとって肝となるテーマなのでしょうか?アース監督 映画のシナリオを書くときに、大切な人を失う「喪失感」が、私のひとつのインスピレーションになっています。その喪失をあくまでも、静かに消化していく。もし、私自身が同じような経験をしたら、うまく心の整理がつかないんじゃないかという疑念があるので、こういうテーマが思い浮かぶのかもしれません。——なんといってもアマンダ役のイゾール・ミュルトリエに心掴まれます。演技経験は全く初めてで、学校から出てくるところにオーディションのビラを渡すという、「ワイルドキャスティング」で見出したそうですが、イゾールが演じることで、役が膨らんだことはなにかありましたか?アース監督 俳優たちが芝居することで、物語の次元がどんどん広がっていきました。彼女は少しふっくらした女の子なので、若干食いしん坊というキャラクターが強調されたかもしれません(笑)。子どもは食べるときは、余計なことは考えませんから、食べるシーンは重要でした。——食べるアマンダは、生命力を体現していて、希望そのものに見えました。アース監督 イゾールもダヴィッド役のヴァンサン・ラコストも、ある意味、輝く明るさと軽さ、気品を持っていました。悲劇的なことが起こりますから、観ている人たちが受け入れられるように、物語を沈んだものにしないためにも、あの二人のキャスティングは重要でしたね。——ダヴィッドと恋人レナの進展が、後半、ちょっと速いようにも感じたのですが、モナムールの国フランスでは、あれは普通なんでしょうか?アース監督 あはは。普通ではないですよ(笑)。私もちょっとあれは速すぎるんじゃないかな? と思います。でも、恋愛にルールはありませんし、20回会っても親密になれない場合もありますし、出会ってすぐに関係が深まる場合もあります。不幸な事件があったことで、二人の関係は光が見えるほうに変わっていったのでしょうね。——アマンダもダヴィッドも、観ているうちに古い友達のように感じられました。日常を静かに描いていることにも起因していると思うのですが。アース監督 私は映画を通して、自分の世界や人生の捉え方を描いています。ですから、映画の登場人物を友人のように感じてくださるというのは、本当に嬉しい。私にとって映画は、自分の家や好きな歌のようなもの。居心地よく感じられるものでありたいんです。——パリの街をダヴィッドたちが自転車に乗るシーンも多く、あの速度が心地よかったです。スピーディで刺激的なものがあふれる昨今、観客が想像する余地を作っていたように感じましたが、心がけておられたのでしょうか?アース監督 私は映画は人生に近いものだと思っているんです。人生も劇的なことばかりではないですよね? ですから、映画のなかでも何も起こらない時間、なんでもない時間も描き、そこに叙情性を加えます。衝撃的、感動的なシーンばかりを続けない。スペクタクルにはしません。音楽と同じように、メリハリをつけるようにしていますね。——もともと監督は映画よりも音楽のほうがお詳しいとか。エンディングの音楽も「パルプ」のジャーヴィス・コッカーさんにオファーしていますね?アース監督 音楽はたくさん聴いてきました。映画よりも音楽にたくさんインスピレーションを受けてきたといってもいい。パルプは思春期のころから好きでしたので、仕事でお会いできて大変幸せでした。——テロにより傷ついた人々を描いていますが、パリで現実に起きたことを映画という形に昇華せねばという、使命感を持っておられたのですか?アース監督 使命のようなものはまったく持っていません。テロを物語のなかに入れたのは社会的な意味を込めたわけではなく、身内の悲劇というプリズムを通して「今日のパリ」を個人的な視点で描きたかったからです。この映画でパリの人々の傷が癒えたらなんて、そんな大それたことは考えていません。ただ、もし、この作品を観て、なにかしら希望や光を感じてくださる方がいたとしたらそれは嬉しいです。——映画を作ることは、監督にとってどういうものですか? 人生の疑問に対して答えを見つける、創作の快感を得る、自分の観たいものを具現化するなど……?アース監督 その3つすべてですね。音楽を作る人もそうだと思いますが、ある種、必要性を感じて映画を作ります。そうやって、自分の心の平穏を取り戻します。映画を作っているとき、生きている実感を得られるんです。映画はひとりでは作れませんから、撮ることができるのはとても恵まれているとも実感しています。——とても優しく繊細で日本的な映画にも思います。反響をどう感じていらっしゃいますか?アース監督 フランスでも日本映画との共通点を何人かの人に指摘されました。日本の方に共感していただけるのであれば、願ったり叶ったり。私もとても嬉しいです。——『アマンダと僕』はパリ。『サマーフィーリング』ではベルリン、パリ、ニューヨークを舞台にしています。街は登場人物のひとつというコメントも。次は東京でしょうか?アース監督 ぜひ。そういう機会があれば撮ってみたいですね!インタビューを終えて作品同様、静かなトーンで話すアース監督。『アマンダと僕』は、大切な誰かを失った経験がある人にはそっと力になってくれるはず。抒情詩のような『サマーフィーリング』も7月6日(土)より、シアター・イメージフォーラムほかにて全国公開します。アース監督の作品世界にふれてみて下さい。ストーリーさわやかな弦の音色とともに映し出される、陽光溢れる夏のパリ。便利屋業で働くダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は、シングルマザーの姉に頼まれ、今日も姪のアマンダ(イゾール・ミュルトリエ)を学校に迎えに行くが、遅刻をして姉に怒られる。やがて、出会ったばかりのレナ(ステイシー・マーティン)とも恋仲になり、ささやかながら平穏な日々を送っていた。ところが、ある日、公園でテロが起こり、姉は命を奪われてしまう。ダヴィッドはまだ24歳。自分でも悲しみを受け止めきれないのに、7歳のアマンダの面倒をみなければならなくなった。途方に暮れながらも、生活は待ってくれない。二人が寄り添い、少しずつ前に進む過程を、輝く日差しのなか、丁寧に描いていく。昨年の第31回東京国際映画祭では東京グランプリと最優秀脚本賞に輝いた。
2019年06月28日30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説を原作とし、フランスとインド、ベルギーの共同製作によって映画化された『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』の予告編が解禁となった。インドの大道芸人アジャは、母の死をきっかけに憧れだったパリへ向かい、ずっと行きたかったインテリアショップで運命の女性マリーにひとめぼれ。お金のないアジャは、閉店後の店内に隠れ、一晩を明かそうとクローゼットの中に…。ところが、何点もある家具の中から偶然にもアジャの入っているクローゼットが出荷されてしまう!本作は、当時国境警備隊の警部補であったロマン・プエルトラスが通勤中にスマホで執筆し、30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説が原作。監督は、『人生、ブラボー!』で様々な映画祭で評価を得たケン・スコットが務め、世界各国を飛び回り撮影が行われた。主人公アジャ役にはインド映画界のスターで、ラジニカーントの娘婿としても知られるダヌーシュが抜擢。マリー役のエリン・モリアーティをはじめ、アジャが旅で出会う人々にベレニス・ベジョ、バーカッド・アブディ、ジェラール・ジュニョなどの実力派俳優らが世界15か国から集結した。今回、解禁となった予告編では、“クローゼットに閉じこめられた主人公”アジャの奇想天外な旅の様子が明らかに。予期せぬハプニングをきっかけに世界へ飛び出してしまったアジャは、スペインで難民になったり、イギリスで警官に追われたり、はたまたイタリアで女優ネリー(ベレニス・ベジョ)に銃を向けられる場面も。様々な国での出来事が続々と映し出され、観ているだけで思わずワクワクしてしまう!果たして、そんな奇想天外なアジャの旅はどこへ行きつくのか。旅先での出会いや、母からのメッセージなども収められ、心温まる結末を予想させる映像となっている。はちゃめちゃな旅を描いた笑いあり、涙ありのハートフル・ムービー。観る人を世界旅行へといざなうとびきりハッピーな物語を是非劇場でチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2019年04月16日『僕のワンダフル・ライフ』の続編映画『僕のワンダフル・ジャーニー』が、2019年9月13日(金)に公開。世界を感動の渦に巻き込んだ『僕のワンダフル・ライフ』続編『僕のワンダフル・ライフ』は、自分の命を救ってくれた少年イーサンに再び巡り会うため、何度も生まれ変わる犬のベイリーの姿を描いた、犬と人間のラブストーリー。運命の再会を果たした愛犬と飼い主が紡ぐこの物語は、2017年に公開され世界で大きな感動を呼び、スマッシュヒットを飛ばした。新たな“犬生”で家族の絆を繋ぐため、奮闘するベイリー前作では、50年で3度生まれ変わり、ようやく最愛の飼い主イーサンと再会を果たした犬のベイリー。続編『僕のワンダフル・ジャーニー』では、イーサンの妻ハンナと共に農場で幸せな人生を過ごしていたが、その生活に次なる問題が発生する。新たな家族の一員となっていたイーサンの可愛い孫娘CJを、ママであるグロリアが連れて出てしまったのだ。イーサンとハンナの哀しむ姿を見たベイリーは、いまの”犬生”を終えたのち、再び生まれ変わってCJを見つけ出し、彼女を守ることをイーサンと約束。こうして新たな使命を見つけたベイリーは、CJを守り抜き、みんなにもう一度幸せを届けるため、家族の絆をつないでいく。何度も“転生”を繰り替えすベイリーCJを守るために、何度も生まれ変わるベイリーは、転生のたびに変わるそのキュートな姿にも注目。異なる犬生を重ねた末に、ベイリーは果たして使命を全うすることができるのか…?!ベイリー/バディ前作のラストで大活躍した“ボス犬”。幼少期のCJを含む、イーサンの家族と共に暮らしている。モリーイーサンの家を出て、シカゴで遊び歩いてばかりのままに代わってCJの親友に。ひとりぼっちのCJを癒す存在。ビッグ・ドッグ最高に忠実な大型犬の王様。ママと喧嘩して家を飛び出し、NYへと向かう途中のCJと出会うけれど…。マックスNYでミュージシャンを目指すCJと再会。夢を叶えるはずが何もうまくいかないCJを幸せにしようと奮闘。前作監督、“犬映画の名手”ラッセ・ハルストレムが製作総指揮監督はゲイル・マンキューソ。制作は、前作でも関わったギャヴィン・ポローンが務める。また、前作で監督を務めた“犬映画の名手”ラッセ・ハルストレムは、製作総指揮として参加する。ベイリーの新たな”犬生”を通して描かれる、犬と人間のラブストーリー。愛犬がつなぐ家族の絆を描いた物語が、再び日本をやさしく幸せな涙で包み込む。日本語版キャスト日本語吹替え版のキャストが発表。前作に続き、ベイリー役に高木渉、イーサン役に大塚明夫が続役。そのほか本作から登場する新キャラクター達を、石川界人、朴璐美、久野美咲といった声優勢が担当する。【詳細】僕のワンダフル・ジャーニー原題:A DOG’S JOURNEY公開日:2019年9月13日(金)監督:ゲイル・マンキューソ脚本:W・ブルース・キャメロン、キャスリン・ミション、マヤ・フォーブス、ウォレス・ウォロダースキー原作:W・ブルース・キャメロン出演:デニス・クエイド、キャスリン・プレスコット、ヘンリー・ラウ、マージ・ヘルゲンバーガー、ベティ・ギルピン、ジョシュ・ギャッド製作:ギャヴィン・ポローン製作総指揮:セス・ウィリアム・マイヤー、ラッセ・ハルストレム、ルーエン・ファン、ウェイ・チャン配給:東宝東和
2019年04月05日オハイオ州イーストレイクでリチャード・アダムズ(20)という名の男性が逮捕された。17歳の少年にひどい暴行を加えたためだ。しかし、彼がこのような行動に及んだ理由を知った人々から、恩赦を求める声や、弁護士費用の寄付の申し出が続々と届いているという。一体何があったというのだろうか。アダムズさんは今月21日、近所に住む17歳の少年が5歳の男の子に性的虐待を加えているのを目撃。その場で「誰か警察を呼んで!」と大声を上げ、子どもを引き離してから少年を殴りつけたという。そして血まみれになった少年にスマートフォンのカメラを向け、「自分が何をしていたか言え」と、性的虐待を白状させる動画を撮影、Facebookに投稿した。現場に到着した警察によってアダムズさんは暴行で、17歳の少年も強姦容疑でそれぞれ逮捕された。アダムズさんは現在は保釈されており、来月裁判所に出廷する。「Facebookに投稿したことは後悔しています。でも、子どもを触ったり、傷つけたりした場合、こういう目に遭う可能性があるんだぞ、ということを人々に知らせたかったんです」とアダムズさんはFox8の取材に応え語った。自身も幼少時に性的ないたずらを受けたことがあり、小児性愛者は到底許せる存在ではなかったのだ。この動画は既に削除されている。アダムズさんにはもうすぐ子どもが生まれるといい、「生まれたら刑務所ではなく、子どものそばにいたい」と話す。アダムズさんの親類はクラウドファンディングサイトGoFundMeで弁護士費用を募っており、現在までに28,000ドル超の善意が寄せられている。コメント欄には、「彼は小さな子どもを守るという正しいことをした!彼のかわりに小児性愛者を終身刑にするべきだ!」「彼こそがヒーローだ。犯罪者なものか」「この世には彼のような人がもっと必要だ」といった彼を擁護する声が溢れている。また、アダムズさんを逮捕したイーストレイク警察署にはメールや電話でおびただしい数の苦情や問い合わせが殺到しているという。
2019年03月25日シニア世代に勝るとも劣らぬ技の持ち主がひしめく現在のジュニア世代(13歳以上、18歳までの選手)。北京五輪で活躍しそうな男女シングルの新星をピックアップ。4回転を難しいと意識せず、美しい演技を目指したい。2年前の取材時より、身長がまた伸びて、174cmになったという島田高志郎選手、17歳。「手足をきれいに伸ばして演技をしないと悪目立ちしてしまうし、姿勢も良くないと言われているので…」と、苦労も多いのは承知のうえで、やっぱり、長い手足は氷上映えする宝物。笑うと、あどけなさが残るけれど、雰囲気も格段に大人っぽくなり、スケートファンの間で早くから注目されていた表現力にも磨きがかかってきた。ケガを乗り越えて迎えた今シーズンは、初めてジュニアグランプリファイナルで表彰台にも上り、その才能が花開きつつある。成長の裏には、芸術性の高いフィギュアスケーターとして知られるステファン・ランビエールコーチの存在がある。昨シーズンから、拠点を海外へ移し、単身スイスへ渡って、指導を受けている。「ステファンコーチには、“優しすぎる!”という印象を持っていたんですが、いざ、コーチと生徒の関係になると、日本の先生とはまた違う厳しさがあります。毎日、本気で練習に臨んでくれるので、僕も疑問があれば、きちんと口に出して伝えて、コミュニケーションをとるようにしています。すごく難しいスケーティングやステップに挑戦する練習もあって。これが予想外の動きの連続で、ほんとにきつい。でも、そうした中で、スケーティングの基礎も上達したと思いますし、気持ちの面でも強くなっている実感があります」リンクがあるのは、アルプス山脈の山の中。「スケートしかやることがない!」という環境で、練習漬けの日々を送っている。普段の会話は英語。食事は自炊。見知らぬ土地でのひとり暮らしは、最初は寂しい気持ちもあったというが、それも数か月のこと。「最近は、試合で日本に来てスイスに戻ると、“帰ってきた”と思うようになりました。逆に日本に来ると、ご当地グルメを楽しんだり、ラーメンを食べに行ったり。以前より日本を満喫しています」お気に入りの場所は、湖畔の散歩道。練習がない日には、時々、電車に1時間ほど揺られて、気分転換。「少し街のほうに向かったところに、山に囲まれた、すごく大きな湖があるんです。雄大な自然が広がっているので、湖の周りを歩いているだけで、とてもリラックスできる。時々行っている、いま、お気に入りの場所です」そして、切磋琢磨し合うチームメイトと過ごすオフアイスも、かけがえのないひととき。特に、日本でも人気が高い、ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手には楽しませてもらっていると話す。「彼はほんとうに趣味が多彩。将来はケーキの店を開きたいという夢を持っているそうなので、ケーキを作ってくれたり、時にはそれをお手伝いしに行ったり…。といっても、僕はただ、かき混ぜているだけなんですけどね(笑)。ステファンコーチも時々、スイスの郷土料理ラクレットやチーズフォンデュを作ってくれます。そういう時も、会話はいつもスケートのことばかりですけど」3月には、世界ジュニア選手権という大舞台が待っている。そして、それが終われば、いよいよ来シーズンは、シニア参戦だ。「4回転やトリプルアクセルジャンプが、簡単に跳べるようになりたいです。難しいジャンプとして認識していると、どうしても意識して緊張してしまうので。今後はそこを改善して、そして、美しい演技を目指したいと思います」実は、振付にも興味があって、ウォーミングアップの時には、スケートでよく使われる曲を聴きながら、“自分だったらこう踊る”と、こっそり練習しているのだとか。いつか、セルフコレオのプログラムも観たいが、まずは3月、ジュニア最後の雄姿を見届けたい。島田高志郎2001年9月11日、愛媛県生まれ。6歳からスケートを始め、ジュニア以前のノービス時代から頭角を現す。14歳で初出場した全日本選手権で11位となり、新人賞に。※『anan』2019年1月30日号より。写真・小笠原真紀(島田さん)取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年01月23日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。もうすぐ新年ですね。お正月映画は、何か観る予定にしていますか?お正月映画といえば、映画『男はつらいよ』がやっぱり懐かしく思い出されますが、寒さ厳しい季節、心温まる映画が観たいですね。【シネマの時間】第52回は、離れ離れになっていた家族の絆を描いた感動のヒューマンドラマ映画『それだけが、僕の世界』をお送りします!主人公ジョハを演じるのは、韓国きっての大スター、イ・ビョンホン。元ボクサーの母に捨てられた兄役という役柄も相まって、無骨な男らしさとともに長年の孤独を背負った姿を愛おしく魅力的に演じています。サヴァン症候群(※)の弟で、天才的なピアノの才能を持つという難役に挑んだのは、韓国映画界が熱い視線を注ぐパク・ジョンミン。※「自閉症スペクトラム」などの発達障がいや知的障がいがある人の中で、特定の分野に限り突出した天才的な能力を持っているケース。「サヴァン」はフランス語で「賢人」の意味。『空と風と星の詩人〜ユン・ドンジュの生涯〜』などで徹底した役作りには定評があり、今回も撮影3カ月前からピアノを猛特訓し、吹き替えなしで見事な演奏を披露し惹き込まれます。ふたりの兄弟をあたたかく見守る母親インスクには、実力派女優ユン・ヨジュン。監督・脚本は、『王の涙イ・サンの決断』で脚本を務めたチェ・ソンヒョンが初監督に挑戦し、一流のスタッフ陣とともに製作。タイトルにもなっている挿入歌『それだけが僕の世界』は、韓国ではメジャーな人気楽曲で、K-POPアイドル・ジェジュンの持ち歌としても有名ですが、伝説のバンド・ドゥルグックアが歌う同楽曲は、深い余韻に優しく誘います。自らの拳だけを信じ孤独に生きてきた兄、世間を知らず母親の愛だけが生きる術だった弟。何もかも違う兄弟の出会いが起こした奇跡とは……。ぜひ、映画館でお楽しみください!12月28日(金)より TOHOシネマズ・シャンテほか全国ロードショー!■映画『それだけが、僕の世界』あらすじー初めて会った兄さんは、僕に夢見ることを教えてくれた。かつてWBCウェルター級東洋チャンピオンとして、華々しく脚光を浴びたプロボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)。しかし40歳を過ぎた今は、チラシ配りなどで生活費を稼ぎ、ネットカフェに寝泊まりする日々を送っています。そんなある日、17年振りに母親インスク(ユン・ヨジョン)と再会を果たします。過去のある出来事から母親との関係は完全に断絶していましたが、老いた母から一緒に暮らそうと頼まれ、明日の暮らしにも困っていたジョハは渋々インスクの家に向かいます。そこには生まれて初めて会う弟ジンテ(パク・ジョンミン)がいました。初めて会った弟に戸惑いを隠せないジョハ。サヴァン症候群だというジンテは、何を言っても「は~い」と無邪気な返事をするばかりで、ジョハの苛立ちは収まりません。一方、長年母に溺愛されて育ってきたジンテは、荒っぽいジョハに恐怖心を抱き、食事中もキャッチャーマスクを装着する始末。ちぐはぐな3人の奇妙な共同生活が始まりますが、それでも初めて息子ふたりが揃ってくれたことに、インスクは嬉しくて仕方がありません。ジンテは、日常生活は母親の介助がなければ送れませんが、一度聴いた音をピアノで演奏することができる天才的な音感とピアノの才能を持っていました。大好きなTVゲームの腕も最強で、ジョハが何度勝負を挑んでも歯が立ちません。なにかとジンテを気にかけてくれる大谷の娘スジョンも巻き込んで、ギクシャクした兄弟の関係は少しずつほぐれ始めます。ある日、町でチラシ配りのバイトをしていたジョハは、以前夜道で自分を轢いたハン・ガエル(ハン・ジミン)に再会します。大豪邸に暮らすガエルの母は、ジョハの風貌を見てはなから当たり屋だと決めつけ不躾な態度をとったため、ジョハには不愉快な記憶しかありません。その非礼を丁寧に詫びるガエルに「二度と来るな。貧乏人を馬鹿にしやがって」そう悪態をつき帰ろうとしたジョハ。お詫びに大金を支払おうとするガエルの片脚が義足だと気づき、ジョハはわずかに興味を覚えます。実はガエルは、ジンテも大ファンの有名な天才美人ピアニスト。しかし、車の事故により右脚を失って以降、表舞台から遠ざかっていたのでした。3人の生活が、それなりにうまく回り始めていたのもつかの間。インスクが仕事のため1カ月近く家を空けるという緊急事態が起こります。かねてよりジンテにピアノの才能を感じていたインスクは、自分が不在の間に開催されるピアノコンクールにジンテを出場させたいとジョハに懇願します。当面の生活費とコンクールの賞金につられ、ジンテの面倒を見ることを了承するジョハ。インスクが旅立ってすぐ、一緒にバイトのチラシ配りをしていたところ、ジンテが急にいなくなってしまいます。イライラしながら慌てて探すジョハ。探し当てた彼が見たものは、街の広場のピアノで見事なベートーヴェンの演奏を披露するジンテでした。ジンテの周りには人だかりができ、皆が彼の素晴らしい演奏を聴きいっていました。ジョハは、初めてジンテに特別な才能があることに気づき、ガエルに引き合わせることを決意します。さまざまな思惑が交差する中、迎えたコンクール当日。ジンテの演奏は、成功するのでしょうか?優勝の行方は?しかし運命の歯車は、思いもよらない方向へと回り始めて……。■映画『それだけが、僕の世界』作品紹介12⽉28 ⽇(⾦)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー!公式サイト:原題:Keys to the Heart監督:チェ・ソンヒョン製作:ユン・ジェギュン脚本:チェ・ソンヒョン撮影:キム・テソン美術:イ・テフン音楽:ファン・サンジュン製作年:2018年製作国:韓国上映時間:120分映倫区分:G配給:ツインⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED■映画『それだけが、僕の世界』キャストイ・ビョンホン=キム・ジョハパク・ジョンミン=オ・ジンテユン・ヨジョン=ジュ・インスク【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年12月30日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが兄弟役で出演する感動作『それだけが、僕の世界』。この度、イ・ビョンホンのインタビューも収録したメイキング映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作は、生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して徐々に心を通わせながら、本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた物語。到着したメイキング映像では、不器用ゆえに愛おしい魅力あふれる元プロボクサーの主人公・兄ジョハを熱演したイ・ビョンホンが、「日常生活の中にある笑いと涙が描かれた作品」と本作について説明。常によれよれのTシャツ姿で、これまでと違う素朴でコミカルな魅力を発揮する彼が、思わずモニターを見て笑ってしまう場面もカメラはとらえている。また、ひょんなことから一つ屋根の下暮らすことになるジョハの弟・ジンテ役を演じたパク・ジョンミンは、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ難役に挑戦。「この役をやりたい、とすぐに連絡しました」と出演を熱望したそうで、「ビョンホンさんとの共演は夢だった。演技を見て大いに刺激をうけました」と嬉しそうに撮影をふり返る様子も。一方、今回プロデューサーを務めたユン・ジェギュン(『国際市場で逢いましょう』)は、「全員が第一希望のキャスティングでした」と明かし、チェ・ソンヒョン監督も「“これぞ真の演技だ”と感心しました」と俳優陣を絶賛。イ・ビョンホン&パク・ジョンミンにもそれぞれ称賛の声が寄せられている。「自然体で撮ったせいか、アドリブも多く入っています。面白いと思いますよ」とアピールするイ・ビョンホン。キャストやスタッフと笑顔で会話している様子や、NGを出し謝る場面など、メイキングも必見だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年12月23日12月28日公開の映画『それだけが、僕の世界』のトークイベントが5日、都内で行われ、スピードワゴンの小沢一敬が出席した。日本でも人気の韓国を代表する俳優、イ・ビョンホンと、新鋭のパク・ジョンミンが共演を果たした本作。40を過ぎた元ボクサーの兄にイ・ビョンホンが、ピアノの才能を持つ弟をパク・ジョンミンが演じる。育った環境も生きてきた環境も違う2人の兄弟が初めて出会うことによって家族の絆を感動的に描く。そんな本作の試写会前に行われたトークイベントに、感動の本作にちなんで世界一感動の涙が似合う"セカオザ"こと小沢一敬が登壇。観客よりも一足先に本作を鑑賞したという小沢は「僕も弟がいるんですが、この映画を見ると家族に会いたくなりました。弟とずっと一緒に遊んできたので、若い時にこういうことがあったな~と思い出しましたよ」と絶賛した。「本作を誰と見たい?」とMCが投げ掛けると「この映画に関しては母親と行きたいなと思いましたね。見終わった後に話すこともないんですが、『面白かったよね』と言ってご飯に行くとか、母親と2人で行ってみようかなと思える映画でした」と回答。また、涙もろい点を質問された小沢は「僕は泣いたことないんですよ。世の中って汚いことが多いじゃないですか。少しでも綺麗に見えるように目を洗っているだけなんです。この映画も目を洗いました。心も洗われましたね」とうそぶいた。イベント後半にはもうすぐ訪れるクリスマスの話題に。予定を問われた小沢は「毎年そうですが、年末は仕事が忙しくて、今年のイブは漫才ライブをやります。25日は生放送が2本あって、仕事が終わるのは23時半なので、僕らの仕事はイブもクリスマスもないですよ」と明かしつつ、「クリスマスがない、"それだけが僕の世界"です」と映画のタイトルをかけた甘い名言を披露すると、観客からは大きな拍手が。また、もうすぐ終わる2018年は「大きな出来事がありませんでしたが」と前置きしつつ、「40半ばになって今まで行かなかった人間ドックに行って、色んな検査をしたら体力が70代後半と言われました」と話した。焦ったという小沢は「なるべく歩くようにしています」とウォーキングを実践しているようで、「歩み続けて、来年は頑張って向こう側までたどり着けよう、金になれるようにしたいですね」と前向きに語った。映画『それだけが、僕の世界』は、12月28日より全国公開。
2018年12月06日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが、兄弟役で共演を果たす感動作『それだけが、僕の世界』から、待望の日本版予告が公開となった。■ベテラン×新鋭が見せる、演技の化学反応!イ・ビョンホン演じる、母に捨てられ拳だけを信じてきた元プロボクサーの兄。そしてパク・ジョンミンが演じる、母だけを信じて生きる、サヴァン症候群の弟。それぞれの世界だけで生きてきた兄弟が、思いがけない出会いを経て、徐々に心を通わせていくストーリー。主人公・ジョハを演じるのは、作品ごとに毎回違うジャンルとキャラクターで魅了し、『マスター』や、NETFLIXオリジナル作品「ミスター・サンシャイン」での熱演も記憶に新しいイ・ビョンホン。韓国版「ひとつ屋根の下」とも言われる大ヒットドラマ「Happy Together」以来の不器用な男を演じ、寡黙で粗暴、そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れる元プロボクサーを熱演している。一方、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ弟という難役に挑んだのは、韓国映画界が最も注目するパク・ジョンミン。『空と風と星の詩人~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯~』などで、徹底した役作りには定評があり、"次世代の演技の神“とも称されるほど。そして2人の母親役には、韓国のバラエティ番組「ユン食堂」出演で話題となった実力派女優ユン・ヨジョンが扮する。■感動必須の予告編をチェック!この度公開となった日本版予告では、イ・ビョンホンが自分を捨てた母との偶然の再会し、サヴァン症候群の弟との出会いに戸惑いながらも、少しずつ心を通わせていく、不器用な兄の姿を繊細に演じている。そんな彼が家族の愛に飢えていた、心のうちを吐き出す場面は胸に迫るものがある。イ・ビョンホンは「『それだけが、僕の世界』での演技が僕の根本なのではないかと思うほど、楽しく撮影した」と撮影をふり返る。これまで『悪魔を見た』などでは、目を覆いたくなるほど残忍な復讐を成し遂げる役など、ジャンルを選ばない彼だけに説得力のあるコメント。続けて「何の計算もなしにカメラが回った瞬間にとにかく自分を役に預けて演技をした」と言い、彼にとって自然体で演じることができた作品ということもうかがえる。弟役のパク・ジョンミンは、撮影3か月前からピアノを猛特訓。作中で演奏している高度なクラシック曲の数々は、吹き替えなしで演奏している。そんな彼の姿にも注目だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年09月05日世代を超えて愛される世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写化した『プーと大人になった僕』。この度、クリストファー・ロビンを演じるユアン・マクレガーの吹き替え声優に、堺雅人が決定した。■堺雅人が実写吹き替え初挑戦!プーと大親友の少年クリストファー・ロビンが「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わした心に残る別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンのもとをプーが訪ね、奇跡の再会を果たすところからはじまる感動作。本作でユアンが演じる主人公のクリストファー・ロビンの吹き替え声優を、俳優の堺さんが務めることに。堺さんが、実写映画の吹き替えを担当するのは今作が初めて。昨年の大ヒット映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(’17)など数多くの映画作品で主演を務め、NHK大河ドラマ「真田丸」(’16)など主演のドラマでは、常に社会現象を巻き起こしてきた。まさに日本を代表する俳優となった堺さんが、プーさんや100エーカーの森の仲間たちと共演する。■吹き替え挑戦は「ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで」本作のオファーを受けたことについて堺さんは、「実写の吹替は今回がはじめてですが、いつか挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただき、とてもうれしかったです」とコメント。吹き替えする俳優がユアン・マクレガーという点に関して「素晴らしい俳優の声を担当できて光栄でした。撮影の日をドキドキしながら待っていました。(収録本番では)ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで、とても楽しい作業でした」と率直な感想を述べている。また、実写の吹き替えに挑戦して、「アニメーションの声優は何度か経験があるのですが、実写だと、英語のお芝居にあわせるので、思ったまま演じると平板になってしまうと(吹替版の演出家の)監督から指摘をうけました。そこがなかなか難しかったですね」とアニメと実写の違いなど、新たな発見もあった様子。■堺さんの語る「くまのプーさん」とは?そして、プーさんについて「いろんなことを考えさせられます。『今日が一番大事』とか、『今日が一番好き』とか、お坊さんのありがたい話を聞いてるみたい。プーさんはあなどれません。演じていて、考えされられるセリフが、いくつもありました」とコメント。本作の重要なテーマとなる「再会」についても、「子供の相手をしていると、自分が小さい頃何をして遊んでいたのか思い出すことが多くて、こういうおもちゃ好きだったなとか、粘土遊び好きだったなとか。そのようなことを思い出すと、自分の小さい頃と再会しているような不思議な気持ちになります」と語った。そんな父親の顔も見せる堺さん。家族を持ってから仕事との向き合い方に変化はあったのだろうか?「自分が変わったと思うことはないんですが、今回、この作品の台本に子供がクレヨンでものすごい落書きをしてしまったんです。いつもだと怒ってしまうと思うんですが、今回むしろ嬉しかった。ちょっと変わったのかもしれません」と本作のもつ魅力にも触れている。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年08月07日韓国を代表する俳優、イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが共演する、兄弟の絆を描いた『それだけが、僕の世界』の日本公開が、2019年正月に決定し、併せて映画のティザービジュアルも公開された。■あらすじかつてアジアチャンピオンにまでのぼり詰めたが、40歳を過ぎたいまは見る影もなく落ちぶれ、その日暮らしをしている元ボクサーのジョハ(ビョンホンさん)。少年の頃、母は家を出ていき父は刑務所に入り、孤独の中で自分の拳だけを頼りに生きてきたジョハだったが、ある日、偶然17年ぶりに母(ユン・ヨジョン)と再会。そしてサヴァン症候群を患う弟ジンテ(ジョンミンさん)の存在を初めて知る。母の家に転がり込んだジョハは、母の不在の間、天才的なピアノの腕を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をして欲しいという母の願いを聞き、弟の面倒を見始めるのだが…。■兄弟の仲睦まじいティザービジュアル生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して、徐々に心を通わせながら本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた本作。今回解禁となったティザービジュアルには、弟の肩を抱き笑顔を見せるビョンホンさん演じるジョハと、あどけない表情で寄り添うヨジョンさん演じるジンテの姿が。手元にはゲームのコントローラーがあり、兄弟で遊んでいた様子がうかがえる、ほほえましいビジュアルとなっている。■イ・ビョンホンが人間味あふれる兄を好演!近年、『インサイダーズ/内部者たち』の暴力でのし上がってきた男や、『MASTER/マスター』の希代の詐欺師など、ハードな役柄が多かったイ・ビョンホンが、本作では不器用な男を久々に熱演。寡黙で粗暴そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れるといったキャラクターで観客の心を鷲掴みにする。そして、天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟・ジンテには、パク・ジョンミン。“俳優人生において一番特別な経験”と言うほど、本作に向けて入念な準備と努力を行い、この難しい役を完璧にこなした。さらに、2人の兄弟になくてはならない存在である母親役は、『ハウスメイド』などでカリスマ的な女優であるにもかかわらず、バラエティーでも視聴者に愛されるユン・ヨジョンが演じている。■即座に映画化が決定したシナリオ製作は、日本でもヒットした『国際市場で逢いましょう』の監督ユン・ジェギュン。“最近読んだシナリオの中で一番優れている”と脚本を絶賛し、即座に映画化を進めた。そしてその脚本を書いたのが、ヒョンビン主演『王の涙 イ・サンの決断』の脚本を手掛けたチェ・ソンヒョン。本作では初の監督も務めている。決して交わることがなかった2人の出会いが、この冬を温めてくれそうだ。『それだけが、僕の世界』は、2019年正月よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月22日世代を超えて全世界で愛されるディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」が初めての実写映画になった『プーと大人になった僕』。このたび、日本版ポスターが解禁された。日本版のポスターでは、主演のユアン・マクレガー演じるクリストファー・ロビンが、舞台となるロンドンで、赤い風船をプーさんに手渡す姿が描かれている。大人になったロビンはスーツを着て大きなカバンを持っており、仕事の合間のよう。また、プーさんのトレードマークでもある赤い風船は、これまでのはちみつを採るために使う道具とはひと味違うようで、本作では物語を語る大切な鍵になっているという。プーさんと仲間たちが困っている時にいつも頼りにされ、彼らと一緒に少年時代を過ごしたクリストファー・ロビン。本作は、大人になったクリストファー・ロビンと100エーカーの森を飛び出したプーさんと仲間たちがロンドンを舞台に繰り広げる感動の物語。先日解禁となった特報映像には「大人になって見ると、こんなに小さいぬいぐるみだったのか。少年の頃は抱えるほどの大きさだったのに」「子どもの頃の思い出と、大人になってからの僕なんて…想像だけでも泣いてしまう」との声が寄せられており、思いのほか小さな”プーさん”に懐かしさを感じ、心揺さぶられる人も多そうだ。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にてにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年05月22日本年度アカデミー賞にて作品賞・主演男優賞ほか4部門にノミネートされた注目作『君の名前で僕を呼んで』が4月27日より公開。17歳と24歳の青年の恋の痛みと喜びを描き、世界中の人々を魅了した本作の魅力をおさらい!あらすじ1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたり、しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてくる――。原作小説を巨匠ジェームズ・アイボリーが見事に脚色今作の原作は、エジプトで生まれたアンドレ・アシマンが、少年時代を過ごしたイタリアでの思い出を元に描いた同名小説。『胸騒ぎのシチリア』で高い評価を得たルカ・グァダニーノが監督を、『日の名残り』『モーリス』など数多くの作品を手がけたジェームズ・アイボリーが脚本を担当するなど、豪華製作陣で作り上げられた。アイボリーは見事、本年度アカデミー賞脚色賞を史上最高年齢(89歳)で獲得。今作はすでに続編の構想も存在し、監督は原作者のアシマンとアイデアを出し合っているんだとか。続編は今作とは年代、作風も変わってくるとコメントしており、本作公開前から続編の期待値も高まりつつある。なお、劇中にはアシマン自身もカメオ出演。今作の印象的なラストシーンについて「原作の本当の真意を、到底私には想像もつかないし全く予期せぬやり方で、見事に捕らえていた」と大絶賛を贈っている。アカデミー賞にノミネートされたキャスト陣今作の主演を務めたのは文字通り、ため息が漏れてしまうほどの美男子アーミー・ハマーと、今作で華々しい主演デビューを果たしたティモシー・シャラメ。特にティモシーは今作でなんと、初主演にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、キャストの演技にも注目したい作品だ。エリオ役/ティモシー・シャラメ本作の主人公である17歳のエリオを演じるティモシー・シャラメは、今作が主演デビューではあるが、幼少期から様々なコマーシャルに出演するなど、キャリアは豊富。海外ドラマ「ロー&オーダー」や「ロイヤル・ペインズ~救命医ハンク~」、「HOMELAND/ホームランド」などに出演してきた。映画では『インターステラー』にて、ケイシー・アフレックが演じた役の少年期を演じており、まだどこか幼い彼の表情を見ることができる。今作に向けたキャスト復習作『クーパー家の晩餐会』皆が秘密を持つ一族が集まるクリスマスパーティーでの顛末を、感動とユーモアを交えた群像劇。ダイアン・キートン演じるシャーロットの孫・チャーリーを演じており、『君の名前で僕を呼んで』では見ることのできない、がさつで反抗期真っ盛りだしの少年を演じている。脇役ではあるものの、彼の違う一面を見たい方にはぜひ見てほしい作品。オリヴァー役/アーミー・ハマーエリオの父、パールマン教授のアシスタントとして、別荘にやってきた博士課程の学生・オリヴァーを演じるアーミー・ハマー。日本では『ローン・レンジャー』や『コードネーム U.N.C.L.E.』での出演によって広く知られるようになった。劇中では24歳の学生を演じているが、実際は2児の父親でもあると同時に、その美貌とは裏腹にハードな役を演じることも。今作に向けたキャスト復習作『フリー・ファイヤー』2組のギャングが銃取引のために倉庫に集まるも、ひょんなことから交渉が決裂。泥沼の銃撃戦が繰り広げられるという、アクション・コメディ。アーミーは今作で、顔の半分ほどもある髭をたくわえたナルシストを演じており、正直アーミーと言われてもピンと来ないほどの変貌っぷりを見ることができる。今作ではアーミー(に限らず)は、作中の3分の2をのたうち回って過ごす始末なので、ファンは心の準備をしてから見たほうがオススメ。アート系には異例の吹き替え上映も!今作では、いわゆるアート系作品には珍しい、吹き替え上映も決定している。基本的に吹き替え上映がある作品は、アニメかシネコンで上映されるような大きな作品がほとんどだけに、今回のようなケースは異例といえる。気になる吹き替えを担当するのは、エリオを「おそ松さん」で松野トド松役や「ハイキュー!!」菅原孝支役を担当している入野自由。オリヴァー役を『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンや「ゴールデンカムイ」尾形百之助役などのほか、俳優としても活動をしている津田健次郎が担当。ちなみに予告編のナレーションを行うのは、『PSYCHO-PASS サイコパス』槙島聖護役や、『曇天に笑う』金城白子役など、数多くのアニメ作に引っ張りだこの櫻井孝宏が担当しており、吹き替え版の予告編も公開されている。海外版の予告から吹き替え版まで…ファンの期待にこたえる予告編公開前から多くのファンからの期待が集まる今作は、まずはじめに海外オリジナル予告に字幕をつけた予告編が公開され、その後、日本版の予告が公開されるという手順が踏まれた。これは昨年度アカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』にも見られた宣伝戦略だ。日本版予告編には北イタリアの避暑地を訪れていたエリオと、彼の父親で教授のアシスタントとしてやってきたオリヴァーの出会いから始まる。エリオの母親の「オリヴァーのことが好きでしょ」という言葉や、まばゆい光の下の恋の喜びだけでなく、夜のとばりの中でやがて感じる恋の痛みの予感が、美しい風景や登場人物の鮮やかな表情と合わせて描かれていく。そして映像のラストには、ベッドに横たわり、愛おしげに見つめ合う2人に「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶ」とささやくオリヴァー。この邦題に込められた切なさが炸裂するシーンだ。世代も、性別も関係なく、誰もが経験したことのある恋の痛みと喜びを思い出させてくれる映像に仕上がっている。主題歌を務めるスフィアン・スティーヴンスがアカデミー賞ノミネート!今作の主題歌を担当したスフィアン・スティーヴンスは、アメリカ・ミシガン州出身のソングライター。レコーディングでいくつもの楽器演奏を一人でこなすほか、ユニークなアイデアを元にアルバムを作るという、話題に事欠かないアーティストである。予告編でも使用されている、書き下ろしの「ミステリー・オブ・ラブ」はアカデミー賞歌曲賞にノミネートされるほど、美しくも切なく、儚い2人の恋を彩る名曲。サウンドトラックにはこの主題歌を含め、3つの楽曲が収められている。750枚の写真が収録された豪華版パンフレットが販売される!今作では通常のパンフレットとは別に、公開初日から一部の劇場にて2,000部限定で豪華版バンフレットの販売が決まっている。豪華版にはティモシーとアーミーのオフショット、撮影したものの本編には収録されなかった未公開シーンのカットなど計750枚以上に及ぶ写真を収めた、ファンにはたまらない1冊となっている。賞レースを席巻し、批評家からも絶賛される今作。最近LGBTの作品が評価されることが増える中、今作では誰しもが体験する初恋を、非常に丁寧に、かつ美しく描いている。それだけに、偏見を持たずに多くの人に見てもらいたい作品といえるだろう。『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLC君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年04月27日痛みを葬らず、感じた歓びも忘れず©Frenesy, La Cinefacture 1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会います。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていくのでした。 眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたり、しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきてー。 激しいセクシュアリティの描写 ©Frenesy, La Cinefacture出版とともに絶賛されたアンドレ・アシマンによる『君の名前で僕を呼んで』は、精神的にもセクシャリティの面においても、成長の真っ只中にある若者が持つ焦燥感を描き、まるで若者の心の中を映しだす窓のような小説です。そんな同名原作を脚色したのは、映画史にも残る『日の名残り』の名匠ジェームズ・アイヴォリー。彼の手腕により新しく生まれ変わった本作品は、20年後も続いている原作の結末とは異なりますが、エリオとオリヴァーの恋愛関係が忠実に描写されています。物語において2人は結びつくものの、幾度となく進展・後退を繰り返し、その部分に焦点を当てることで、ゆっくりと関係を構築しながら、観客の期待感を高めていきます。そして、貪るように互いを求めながら、優しくことを運んでいく官能的なシーンは、ただの行為ではなくキャラクターとしての振舞いが反映され、互いが惹かれ合っていく必然性としての描写です。 ずっと記憶していたいラストショット ©Frenesy, La Cinefacture 本作品で主人公である17歳のエリオを演じるのは、本作品が初主演のティモシー・シャラメ。そして、エリオと恋に落ちるオリヴァーには、複雑な感情を繊細な演技力で魅せてくれたアーミー・ハマー。ティモシー・シャラメは弱冠22歳でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、今やレオナルド・ディカプリオ以来となる、”実力と人気を兼ね備えた才能”とセンセーションを巻き起こしています。その表情だけを描き続ける、かつてない3分30秒にも及ぶ長回し…そのラストショットを見終えた時、心を振り動かされない人はいないでしょう。 1980年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年たちの生涯忘れられない、恋の痛みと歓びを描いた『君の名前で僕を呼んで』。誰もが胸の中にある柔らかい場所を思い出すような傑作。是非劇場に足を運んでお楽しみください。 【情報】君の名前で僕を呼んで2018年4月27日(金) TOHO シネマズシャンテ 他 全国ロードショー監督:ルカ・グァダニーノ脚色:ジェームズ・アイヴォリー出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか原題:Call Me By Your Name配給:ファントム・フィルム
2018年04月20日17歳と24歳の青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた話題作『君の名前で僕を呼んで』。第90回アカデミー賞で4部門にノミネート、見事脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)を授賞しさらに期待高まる本作が、当初予定になかった吹き替え版上映を行うことが決定。キャストには、入野自由と津田健次郎、人気声優が参加することが分かった。入野自由、「『一度ミスをしたら終わる』くらいの緊張感」本作で数々の主演男優賞にノミネートされ、ハリウッドでいま最も注目を集めるティモシー・シャラメ演じるエリオ役を務めるのは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の宿海仁太役や、「おそ松さん」トド松役、先日新アニメ「深夜!天才バカボン」においてバカボン役での出演も発表された入野自由。17歳のエリオを瑞々しく、そして繊細な心の揺れや痛みを切なく見事に表現している。「トレーラーを見た時点で、グッと引き込まれるような世界観だったので」と今回出演を決めた理由を明かした入野さん。収録をふり返り、「『一度ミスをしたら終わる』くらいの緊張感をもっていました。集中を切らすことなく、津田さんと一緒に空気を作っているというこのアフレコの現場は、貴重で不思議でなかなか経験することのできない空間でした」とコメント。また、「余白がものすごくたくさんある作品なので、そこを是非楽しんでいただきたいと思います」と見どころも語っている。津田健次郎、「とにかく自由くんと2人で、丁寧に」そして、アーミー・ハマー演じる24歳の大学院生オリヴァー役には、『スター・ウォーズ』のカイロ・レンや『ブラックパンサー』のキルモンガーなど、ここ最近の人気作でヴィランの日本語吹き替えを歴任する津田健次郎。今作では、現実と向き合いながらも、それでも無垢なものに惹かれ心が揺れ動くオリヴァーを演じる。津田さんは、「とにかく自由くんと2人で、丁寧にできたらと思い挑みました。細かいディテールを積み重ねて空気を作っていくというのが好きなので、自由くんの出してくれるものだとか僕の出すものだとか、そういうものが細かく溢れていくといいなと思いました」と話し、「タイトルにもなっているセリフを僕が言うのですが、これは色々な解釈ができる言葉で、自分を相手に投影したり、相手と自分を同化させたり、このセリフを聞いた皆さんが、『どういうことなんだろう!?』と感じてくれるのではないかと思います。 是非観に来てください」とメッセージを寄せている。なお、吹き替え上映は一部劇場にて。上映劇場に関しては後日、公式Webサイトにて確認して欲しい。『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年04月09日