個人差はありますが、生後8カ月ごろになると「後追い」が始まる赤ちゃんもいると思います。「この世の終わりか!?」というほど激しく泣きますよね。ママの姿が見えないと赤ちゃんはどうして泣くのでしょうか? 今回は、わが子の後追いについてお伝えします。 ママの姿が見えないとどうして泣くの?特に後追いが激しかったのは息子でした。ちょっとトイレに行くだけでも「ギャーッ!!」と泣き出します。いつもベッタリくっついていなければならないのか……。そんな状況に、当時は疲れ果てていました。 でも今振り返ってみると、息子は大泣きをして私のことを求めていたのだと感じます。ほかの人との区別がつき、ママとの愛着関係が築かれている証拠だったのです。大泣きされてしまうと大変ですが、むしろ幸せなことだったと今になって思っています。息子と対照的に娘は後追いをしない!?一方、きょうだいでも性格はその子によって違うもので、娘の場合は後追いで大変な思いをしたことがありません。突然、そばを離れても泣いたことはありませんでした。 ところが、ある日のことです。娘のそばを離れて数分してトイレから戻り、娘を見ると、不安そうに指をギュッと握る姿が目に入りました。そのとき、娘は後追いをしないのではなく、グズりが表面に出ていないだけであると気付きました。すぐに娘を抱きかかえ、「ひとりにさせてごめんね」と謝りました。 そばを離れる理由を伝える、ママの姿が見える場所に移動させる生後8カ月ごろの赤ちゃんは、ママの姿が確認できないと安心できない子も多いと思います。きっと「ママに一生会えない」とまで感じてしまうのかもしれませんね。 そこで、私がまず気を付けたことは、「そばを離れる理由を必ず伝えること」です。まだ言葉を理解できなくても、私が何かを伝えようとしていることは感じとるのではないかと思います。それでもはじめは泣いてしまいますが、成長していくうちに伝えたいことをだんだんと理解できるようになりました。 そばを離れる理由を説明するほかにも、ママの姿が見える安全な場所に移動させることもひとつの方法だと思いました。大泣きされるとママも疲れてしまいます。ときには、少々泣かせておいても急いで家事を終わらせるなど、割り切る気持ちが必要なときも。周りの協力も得ながら、ひとりで頑張りすぎないようにしたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年12月14日子育てをしていると的外れなアドバイスをもらうことってありますよね。よく言われるのが…これ!育児がちょっと落ち着いたママさんに言われることが多いです。「小さいときは常に子どもがくっついてきて一人になりたい!って思ってたけど、子どもが手がかからなくなった今、もっとかまってあげてたらよかったと思う~。だから今のうちに可愛がってあげてね」みたいな感じ…。うちも上の子2人が手がかからなくなってるのでそういう気持ちもわかるのですが、小さい子の育児真っ最中で、一人の時間がなくてつらいママさんが聞いたら…こんなことになりませんか?私も最初は「自分の時間を犠牲にしても、子どもとの時間を作らないと…」と思ってましたが、だんだんそうじゃないな~と、無理をするのをやめました。子どもとの時間はもちろん大切だけど、自分の時間だって絶対必要です。なのに「今のうちだよ」と言われ続けると、まるで呪いのように感じませんか?もうひとつすごくよく言われるのが…これね!だから存分に可愛い時期を堪能しておけってことなんだろうけどなぜか食べかけのお菓子(しかも私が苦手なもの)を押し付けてくる長男もいつもはツンツン気味の長女が描いた絵を見せに来るのも可愛いな~と思います。小さい頃とは可愛いの種類が変わるだけで、我が子はずっと可愛いよ~!だから小さいときだけじゃないから安心してほしい。アドバイスしてくる方は悪気はなくても、聞いてる相手が精神的ダメージを負うことは多々あるけど、的外れと思ったらスルーするのも大事ですね。
2019年10月12日初めての妊娠・出産で何もわからず、SNSで先輩ママたちの出産体験談などを読んでいましたが、いざ自分に陣痛を体験してみると想像とはまったく違うものでした。しかし、先輩ママさんたちのアドバイスを聞いていたおかげでできたこともありました。陣痛から出産までの私の体験をお伝えします。 いつもと違ったおなかの痛み臨月に入ったあたりから、夜中の2時ごろに起きてトイレに行くのが日課になっていました。その日は夫が4時に家を出ないといけない日だったので、起きてソファで横になっているとおなかのあたりに違和感を覚えたのです。そのときは軽い生理痛のような痛さで、「もしかしたら今日生まれるのかな〜」と考えるほど余裕がありました。4時前から痛みの間隔を計り始めたのですが、このときはまだ6〜15分とバラバラ。まだ痛みに余裕がありましたが、家を出る夫に「もしかしたら、今日生まれるかもしれないよ」と伝えておきました。 弱いおなかの張りから陣痛へそこまで痛さを感じないときにシャワーを浴びて入院準備をし、腹ごしらえにとアイスクリームを食べておきました。これらは、先輩ママの出産エピソードを読んでいたからできたことで、シミュレーション通りでした。7時ごろに病院に電話をかけると、「初産なのでおなかの張りが5分間隔になって、ごはんが食べられなくなるほど痛くなったら来てくださいね」とのことでした。 いよいよ病院へ向かい、ついに出産!10時を過ぎると、一気に5〜7分間隔の陣痛が始まりました。10時40分過ぎに病院に電話をし、向かうことに。車は上下に揺れ、陣痛が来るととても苦しく、ジェットコースターに乗っているようでした。病院に着いたときには子宮口はすでに6cm開いており、しばらくして分娩台に移動して1時間ほどで赤ちゃんが生まれました。 出産体験エピソードは参考程度にしかならないかもしれませんが、してよかったこと・すべきことなどはとても役に立ちました。私の場合ですが、家から出発直前まで「まだ食べられるな」などと考えていました。早く行き過ぎても帰らされる場合があると聞いたことがあったので、ギリギリまで耐えていましたが、陣痛中の車移動はとてもつらかったです。次回は少し余裕を持って移動したいと思っています。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月10日みなさんはお子さんのどんな“ぐずり”で悩んでいますか? まわりの先輩ファミリーに聞いてみたところ、「忙しいときに限ってグズグズする」「急かすと逆効果になる」などの悩みを耳にしました。そこで先輩ママたちに「ぐずりを悪化させない接し方」について聞いてみました! 忙しい朝は「叱らない」保育園に通っているお子さん、1歳11カ月。朝起きて自宅を出るまでの1時間で、朝食や着替えなどを済ませなければなりません。しかし忙しいときに限って着替えを嫌がり、思うように準備ができません。「遅れるでしょ!」と急かすと、子どもは泣きわめくばかり。 叱るとかえって時間がかかることを知り、着替えを手伝うなど「叱らない」ことにしたそうです。そうすると準備がスムーズになった、とのことでした。 甘えてきたら、数分だけでも相手をする料理をしているときに限って子どもが甘えてきます。「ちょっと待ってね」と言っても、まだ1歳前後の子どもにとって「待つ」ことは難しいもの。しかし、しつこく言ってきたり、泣かれたりするとママもイライラしてしまいます。 そこで先輩ママは、甘えてきた時点で数分だけ相手をするそうです。しばらく相手をしたあとに「そろそろ行ってもいい?」と聞くと、「いいよ」とあっさり答えてくれたこともあったそう! できないことには「共感する」着替えを「自分でやりたい!」と言うものの、まだ1歳11カ月。実際はうまくできずにかんしゃくを起こします。手助けをしようとするのも気に入らない様子。 できると思って頑張っているわが子。うまくできない子どもの気持ちを考えると、叱って解決するものではないな。そう思い、「お袖を通すのって難しいよね」と共感しながら、できるようになるまでほめながら根気よく見守ることにしたそうです。 子どもがグズグズすると、ママもイライラしてしまいがち。先輩ママの経験談も参考に、できるだけぐずりを悪化させずに過ごしたいですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年06月29日出産予定日が近づいてきたころ、先輩ママから「円座クッション」をもらいました。出産後にきっと活躍するから……とのこと。どう活躍するのかピンときませんでしたが、出産後にその理由がわかりました。 初めての出産で「会陰切開」を経験いよいよ出産。「赤ちゃんの頭が見えてきましたよ」と助産師に励まされ、あともう少しで赤ちゃんに会えるんだ! と期待を募らせていたときです。医師から「スムーズにお産するために切開しますね」と言われました。 会陰切開をするんだ……とショックでしたが、そのときは陣痛の痛みに耐えるのに精いっぱい。切開の痛みは感じませんでした。 出産後、円座クッションが手放せなかった!無事に出産を終えたあとは、先輩ママにもらった、あの「円座クッション」が手放せませんでした。円座クッションとは中心部に丸い穴が開いたクッションのこと。スーパーやホームセンター、通販などいろいろなところで売っていて、安いものだと1,000円程度で購入できるようです。 普通に座ると会陰切開をした部分に痛みを感じますが、円座クッションの上に座ると大丈夫でした。会陰切開をしなくても会陰が裂けてしまうケースもあると聞きます。特に初産婦さんは準備しておきたいグッズだと感じました。 会陰切開の痛みは1週間程度だった痛みの感じ方や回復の早さは人によって異なりますが、私の場合は1週間程度で会陰切開の痛みがやわらぎました。出産後1カ月もすると、痛みや違和感も感じなくなったように思います。出産直後は歩くことさえ困難なほどの痛みがありましたが、きちんと治るものですね。 実際に円座クッションを利用したのは2、3週間程度でしたが、あるのとないのでは全然違いました。プレゼントしてくれた先輩ママには感謝の気持ちでいっぱいです。 個人的におすすめなのが低反発の円座クッションです。座ったときに沈みすぎないので心地よかったですよ。産院によっては貸し出してくれる場合もあるそうです。出産前に確認しておくといいかもしれませんね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月26日初めての出産を経験した後、父親からの何気ない一言にどん底に陥ってしまった私。母乳がうまく出ないことがきっかけで、慣れない育児に輪をかけるように悩みが積もっていった私のエピソードをお伝えします。 うまくいくと思っていた初めての育児私は器用なタイプだったので、これまでの人生で特に苦労した経験がありませんでした。悩みもすぐに解決できるほうで、ポジティブな性格。そのせいか、初めての育児を経験する前からなぜか自信たっぷりで、「育児なんて簡単だろう」ぐらいの気持ちでいたのです。 しかし第1子を出産後、病院で初めておこなったおむつ替え、沐浴指導、夜中に泣き出す長男と向き合うなかで、お見舞いに来てくれる家族や友人の何気ない言葉が棘のように感じることがありました。特に「母乳はどうなの?」という言葉には痛いところを突かれるような気分になっていったのです。 母乳が出ない… 病院にいる間は助産師さんに言われた通り、できる限り母乳を飲ませるようにしていたのですが、コツが掴めず乳首はボロボロに……。痛みで母乳をあげるのもためらうほどでした。 それでも、乳首に馬油を塗ったりして、退院後も痛みに耐えながら母乳をあげ続けました。しかし長男はおっぱいを吸わせてもすぐに泣き出し、足りない分をミルクで足すしかなかったのです。 試しに搾乳を試みたものの、頑張って30分搾っても10ml程度。母乳が出ないことが情けなくて、泣いているわが子を抱きしめ「こんなママでごめんね」と呟くこともありました。 父親の何気ない一言でどん底へ母乳が出るためにはどうすればいいのか、ネットで調べたり育児本を読んだりしたのですが、どれも効果なし。そんなある日、昼食でなかなか箸が進まない私を見兼ねた父親が「ちゃんと食べないから母乳が出ないんだよ」と呟いたのです。 きっと、本人は軽く呟いただけたったのでしょうが、私にとってその言葉は重くのしかかりました。とっさに、母乳育児のために読んでいた本をテーブルの下に隠しました。そのとき、私はまさにどん底に陥ってしまったのです。ひとりになると耐えきれず、声を抑えながら涙しました。 その後、1番の相談役であった母に母乳が出ないことで悩んでいると泣きながら打ち明けると、「私もそうだったんだよ。でもあなたたちはミルクでも立派に育ってるじゃない」と言われました。その言葉に胸がスーッと晴れ、「母乳が出ないことは悪いことではない」と、気持ちがラクになったのです。私をどん底から救ってくれた母親には、感謝してもしきれません。著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月07日私の3人の子どもは、生後5カ月から保育園に通い始めました。ある程度の保育園からの呼び出しは覚悟していましたが、その頻度は想像以上でした。近くに頼れる人もおらず、体調もなかなか回復せず、職場には何度となく急な休みをお願いしました。そのときの体験についてお話しします。 長女の保育園デビューは寒い日でした長女の保育園デビューは11月でした。「保育園に通い始めたら、病気をもらうことも増えるよ」と聞いていましたが、その頻度は想像以上でした。 初めての発熱は通い始めて2週間目のことで、熱が下がって登園できるまでに3日かかりました。その間は夫と交代で仕事を休むことに。それからも2週間続けて登園できたら良いほうで、よく発熱して休みました。双子が誕生し、3人ともが保育園に通うようになってからは、さらに休みをもらう頻度が増えてしまいました。 理解のある職場だが、申し訳ない気持ちに転居のため出産を機に仕事を辞めた私は、長女の保育園デビューと同時に、新しい職場での仕事を開始しました。慣れない職場で、人間関係もまだできていないなか、休みをもらうのはとても気が引けました。 幸いにもとても理解のある職場でしたが、申し訳ない気持ちでいっぱいで、発熱のたびにどちらが休みをとるか夫と喧嘩になっていました。夫との話し合いで、子どもが小さいうちは今のままでは難しいとの結論に至り、私は正社員から準社員になって勤務時間を減らしました。 職場の先輩ママからの言葉それでも月に何回も早退したり、休みをもらったりする日々が続き、勤務中も申し訳ない気持ちになりました。働きながらの育児はやはり難しいのだろうかと、くじけそうになりました。 そんなとき、スタッフの先輩ママから「私も子どもが小さいうちは何度休んだことか。子どもが大きくなってからは今度は親の介護で休みをもらうこともあるし、お互い様よ」と声をかけてもらったのです。 その言葉を聞いてからは、うじうじ考えるのではなく、出勤できる日には精一杯仕事を頑張ろうと気持ちを切り替えました。 働くうえで心がけたこと元々雰囲気の良い職場でしたが、他のスタッフとさらにきちんとコミュニケーションをとるようにしました。 子どものことや家庭のことを周りの人にある程度知ってもらうことで、より理解してもらえるようになりました。相変わらず急な休みも多い現在ですが、出勤できる日は今まで以上に力を入れて仕事をする方針に切り替えたせいか、仕事ぶりも認めてもらえて、良い環境で働かせてもらっています。 今はまだ長女が3歳6カ月で双子が1歳1カ月と小さいので、あと数年は職場の方に迷惑をかけることも多いかと思います。ですが、私に少し余裕が出てきたときには、私が助けてもらったように今度は誰かをサポートできればいいなと思っています。著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月04日「うちの子はいつになったらおむつがはずれるの?」と不安になるママもいるのではないでしょうか? 私自身も、よく先輩ママに相談していました。そこで知ったことは、家庭によってトイレトレーニングが違うということ。今回は、先輩ママたちのおむつはずしを成功させた意外な方法をご紹介します。 たった1日! ノーパン生活でおむつはずし先輩ママのトイレトレーニングで一番衝撃だったことがあります。それは、子どもがトレーニングパンツを嫌がるため、思い切って「ノーパン生活」をさせたという話です。 無理にパンツをはかせようとしても嫌がるので、それならいっそのことノーパン生活をさせてみようと考えたそう。ノーパンでズボンをはくので、当然ながらおもらしをするとズボンがビショ濡れです。さすがに子どもも気持ちが悪かったのでしょう。たった1日でおむつがはずれたそうです。 リビングにおまるを置いておもらしを回避おまるをリビングに置いていた先輩ママもいました。1~2回目は間に合わず失敗したそうですが、3回目にはおまるでおしっこすることに成功したと言っていました。トイレに行くよりも近い場所にあるため、成功しやすかったのかもしれません。 1週間程度、おまるで慣らしたあと、トイレの補助便座に移行するとスムーズだったとか。わが家ではおまるを使用しなかったので、試してみればよかったなと思いました。 トイレに踏ん張り台を置くと成功!大人のトイレは、子どもにとっては背が高いですよね。足が床につかないため、力が入りにくいようです。ある先輩ママは足でしっかり踏ん張れるよう、たまった新聞紙を積み上げて「トイレ用ステップ」を作っていました。 そうすると踏ん張りやすくなり、安心して排泄できるようになったそうです。とくにうんちのときは、力が入れやすくなったとか。たしかに子どもの気持ちを考えると、足がブラブラした状態では排泄しにくいですよね。 ご紹介したのはほんの一例ですが、家庭によってさまざまなトイレトレーニングがあることがわかりました。必ずしもマニュアル通りにはいかない! お子さんに合った方法を模索して、トイレトレーニングに励んでいるんだなと感じました。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年05月15日子どもとのお出かけに必須のママバッグ。しかし意外と重く、常時持ち歩くのは負担になります。そこで、私が自家用車の中に用意した「置きママバッグ」について紹介します。 「置きママバッグ」の中身とは?子どもとの車でのお出かけでは、いつものママバッグも車内に持ち込むので、「置きママバッグ」は、消耗品を中心とした必要最低限の中身にしました。 おむつとビニール袋を数枚ずつ、おしりふき、着替えを1セットのみです。これを小さめのバッグや紙袋に入れ、チャイルドシートの下に常備しておきました。これぐらいの荷物なら車内でもかさばりません。 ママバッグの補充ができて便利!車でのお出かけが予想より長くなったり、うんちやおしっこを予想よりたくさんしたりと、おむつや着替えが足りなくなってしまうなんて経験はありませんか? そんなときでも、「置きママバッグ」の中におむつや着替えのストックがあれば、そこから補充できるので安心です。そして、いざというときに補充できると思うと、いつものママバッグの中身もスリム化できるので助かりますよ。 シーンによってママバッグを使い分け車でのお出かけだといろいろなところへ立ち寄りますが、2つのママバッグがあると、お出かけ先によってバッグを使い分けられるところも魅力です。 食事をしたり買い物をしたりと、長時間のお出かけになるショッピングモールではいつものママバッグを、おむつ替えのために立ち寄ったサービスエリアでは必要最低限の「置きママバッグ」を持って行く……という形で使い分ければ、いつも重いママバッグを持っていなくて済みます。 そのほか、車内が暑くなる季節でなければ、スプーン付きのレトルト離乳食セットなども自家用車内に置いておくと、急きょ外食になったというときに対応できますよ。荷物をすべて持ち歩くのではなく、置きママバッグを活用して、快適にお出かけができるといいですね。著者:石川ゆり三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2019年04月30日GWはもう目前! どう過ごすか、みなさんは、もう予定は決まりましたか?GW中には「子どもの日(端午の節句)」もあります。男の子ママは特に「鯉のぼりや兜を飾らなきゃ」「どこに出かけようかな、何を作ろうかな?」と、忙しくもあり楽しみなのではないでしょうか。そこで、チェックしたいのが、ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」のSNS。昨年の子どもの日シーズンのブログやInstagramをのぞいてみると、さまざまな楽しみ方、過ごし方をしていました。鯉のぼりイベントに出かけたり、鯉のぼりを手作りしたり、子どもの日ならではのメニューを考えたり…。先輩ママならではの工夫と愛情が込められた「子どもの日」をご紹介しましょう。■もりもとさん家の子どもの日「毎年恒例、加茂の鯉のぼりへおでかけ」教えてくれたママリーダーズは… もりもと りえさん/“猫変態”な専業主婦&インスタグラマー&ブロガー 息子たいと愛猫ザクロが仲睦まじく過ごす姿を、2014年からインスタグラムで投稿し始め人気に。2016年にはアメブロにて「ザクロとたい」を開設。公式トップブロガーに。2017年12月に初の著書となる「ザクロとたい」をぴあより出版。2018年2月ザクロが永眠し、現在はキジトラ白の保護猫コスモスを家族に迎え、「#たいとコスモス」で綴っている。こどもの日は、毎年恒例、「加茂の鯉のぼり」を見にいってきました。加茂川の上に、500以上の鯉のぼりが泳ぎます。この鯉のぼりは、使わなくなったものを地域の方々が寄付したものだそうです。毎年この日はものすごい暑くて、川に入って遊んだりするんだけど、今年(※2018年)は風が強くて、なかなか寒くて川遊びはできませんでした。…が、周りにいる子どもたちはみんな、強風にあおられる鯉のぼりを捕まえる遊びを始め、たいもばぁばに手伝ってもらってなんとかキャッチ!子どもって遊びを考える天才です。これは前の年のこどもの日の写真。たいとザクロに、折り紙の兜を作りました。たくましくなくていいから、しなやかに折れないように、そんな事を書いた気がします。今年も願うことは同じ。たくましい、強い子になんてならなくていいし、鯉のように 滝を登らなくてもいいよ。猫のように、しなやかに、おだやかに、自由に、ザクロのように。愛深き心に育ってね。おまけに、たいの 「鯉のぼりを見に行こう」の歌でお別れです…和む。 ■中山あいこさん家の子どもの日「鯉のぼりオーナメント」教えてくれたママリーダーズは… 中山あいこさん/ライフオーガナイザー “シンプルで、心地のよい暮らし”をテーマに、ブログ「生活のメモ」で日常を発信。2017年にライフオーガナイザー®1級を取得。著書に「家事がラクになるシンプルな暮らし」、「家事が好きになる暮らしの工夫」(共にエクスナレッジ)がある。鯉のぼりを和室に飾りました。以前つくったこいのぼりを、水色のトイクロスに貼り付けて壁掛け風に。前は両面テープで壁に直接貼り付けていたけれど、片づけるときにはがすのが大変でした。壁掛けなら、飾り付けも片づけもラクチンです。トイクロスは、マジックテープがくっつく布。壁掛けの作り方は、 このとき とまったく同じです。 クリスマスツリーのオーナメントをペタペタくっつけて、子ども2人でデコレーションをしてくれました。オーナメントはサイズアウトした子ども服等の端切れです。 GWの中頃は、家で子どもたちと柏餅を作ろうかなと思います。■さとえりさん家の子どもの日「レア献立のいなり寿司が登場」教えてくれたママリーダーズは… さとえりさん/料理レシピブロガー 料理は口から食べる愛情! をモットーに、3人の子どもたちの好き嫌いが少しでもなくなるようにと、悪戦苦闘しながら小さな努力を重ねる日々。2010年、笠倉出版より「ワンプレートごはん わたしカフェへようこそ」を出版。子どもの頃は苦手だったおいなりさん。実は、大人になってもそんなに好きではないのだけど、夫と子どもたちが好きなので、気の向いた時にたまーーーに作ります。たらの芽の天ぷらとお吸い物を添えて。少し早いけど子どもの日を意識した夕食。■原田あゆみさん家の子どもの日「鯉のぼりのミートパイでテンションアップ!」教えてくれたママリーダーズは… 原田あゆみさん/息子&娘ちゃん育児中の元看護士ママ 独身時代は看護師として勤務し、青年海外協力隊のエイズ対策隊員としてザンビア共和国で活動、帰国後に現在のご主人と出会い結婚。現在は息子さんと娘さんの2人育児中。こどもの日のごはん、おいなりさんはなかなか好評。鯉のぼりミートパイは、見た目にちょっと子どもたちのテンションも上がりました。■高羽ゆきさん家の子どもの日「タケノコ&山菜狩りで山の幸を満喫」教えてくれたママリーダーズは… 高羽ゆきさん/料理研究家 名古屋市在住の料理研究家。簡単なのに豪華に見えるレシピ、初心者にも作りやすいレシピが人気のママリーダーズ。GWに親戚の別荘に行き、恒例のタケノコや山菜を収穫し、おいしくいただきました!帰ったらすぐに下処理と調理。疲れていても、おいしくいただくために頑張ります。初日は、タケノコと山菜の炊き込みごはん、タケノコの煮物、わらびのおひたし。そして、海から別で届いたいただきものが。実家で収穫したにんにくの芽がひと束残っていたので、あさりと一緒にバター酒蒸しにしました。別の日は、山菜を天ぷらにしました。チビが大好きなので、とにかく山盛り揚げる! 親戚の皆さんはあまり持ち帰らないので、毎回我が家が全部いただき〜。ママリーダーズのみなさん、子どもの日の過ごし方は実にさまざまですね。鯉のぼりイベントに出かけたり、手作り鯉のぼりを飾ったり、いなり寿司を作ったり、山菜狩りを堪能したり。せっかくの10連休ですから、我が子と一緒に「子どもの日」を目一杯満喫してみてはいかがでしょうか。
2019年04月25日平成も終わりを迎える2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。前回からのあらすじショッピングモールの遊び場で、たまたま居合わせた谷口ちさと親子から「娘さん、お喋り上手ですね」と話しかけられた山岸みさ。その胸の内とは?■第3話 余計気にさせちゃうかもしれないし…目の前で不安そうにしている初対面ママ・谷口ちさとに対して、何か言ってあげたいと思う山岸みさ。けれど相手の気持ちを思いやるあまりに…何も言えなくなってしまうのでした。>> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年03月12日新年度が近づくこの時期。復職を控えているママも少なくないことと思います。そこでウーマンエキサイトでは、ここ1~2年で復職を経験したママたちによる座談会を開催! 復職時に感じたことや家事分担、今後のキャリアなどについて率直な意見を交わしていただきました。登場してくれたのは…・森住 敬華さん(30歳・2歳娘/株式会社東京スター銀行/時短勤務)・鈴木 早百合さん(32歳・2歳娘&妊娠中/ワールド・モード・ホールディングス株式会社/時短勤務)・辻 阿紗子さん(33歳・2歳娘/株式会社ケーアイティシー(不動産鑑定士事務所)/フルタイム復帰(フレックスタイム))■ 復職時に葛藤したのは、「子どもへの罪悪感」ーー復帰のタイミングや仕事の状況を教えてください。鈴木さん:私は結婚後に一度、転職をしました。今の会社に入ってからも社内で幾つか職種が変わり、現在はグループ全体の広報を担当しています。“ひとり部署”としてやっているので、わりと融通が効く状況だと思います。12月に産休に入りましたが、産休中もPCでやりとりをしていたので、あまり仕事から離れた感覚はなかったですね。4月くらいから週1~2回出勤でゆるやかに復職し、1年後に育休を明けて時短復帰しました。森住さん:私は社会人3年目に転職して、今の会社で1年半の産休育休を取り、出産後に時短勤務をしています。昔から家にいる時間があまり好きではなく、専業主婦は性に合わないだろうと思っていました。育休中は支援センターに出かけてママ友とお喋りしていましたね。東京スター銀行は復職率がほぼ100%の会社なので、気持ち的には抵抗なく育休取得・時短復帰ができました。辻さん:私は不動産業界で働いて、一旦離れた時期があったのですが、やはり戻りたいので、出産後に転職活動をしています。独身時代は宅建の資格さえあればどの会社でも入れる! という感覚でしたが、不動産は土日に動けないと厳しい仕事なので、平日しか働けない状況での転職活動はなかなか厳しかったです。しかし運よく、一番やりたいと思える仕事ができる今の会社が見つかりました。ーー復職の際に感じたことは?鈴木さん:新生児の我が子を見たときは、「こんな小さい状態で保育園に入れるんだな…」と保育園の申込書類を書きながら罪悪感にさいなまれていました。ただ、実際に保育園に通いだしたら本人はすごく楽しそうで。言葉も早く覚えていましたし、「保育園に通わせることはマイナスじゃないのだな」と思えるようになり、罪悪感が消えましたね。辻さん:罪悪感、ありますよね。私は寂しさもあり、初めての慣らし保育の日、預けた後に「○ちゃんに会いたいよ~」と号泣してしまいました(笑)。今まではずっと半径1m以内くらいにいた存在がいなくなり、細胞の一部が剥がされたような、服を着ていないような不思議な感覚でした。復職後も罪悪感はずっとあります。「時短勤務できる仕事だったらもっと一緒にいられるのにごめんね、でもママこれやりたいんだ」という気持ちで。子どもに仕事の時間をもらっている感覚です。森住さん:私も慣らし保育の際、子どもが泣き叫んでいるのを見たときは心が痛かったです。でも今は自分から「行ってきます!」と出かけますし、とても楽しんでいるようで安心しています。復帰初日までは両立できるか不安でしたが、働き始めていると、むしろすごくいい状態です。自分の時間ができ、また外でコミュニケーションが取れているからだと思いますが、仕事中は家事も育児も忘れて集中できるので、リフレッシュにもなっていますね。■ やっぱりワンオペになりがち? 夫の家事・育児協力は進んだ?ーー復職後、家事はどうしていますか? 鈴木さん:最近、洗濯機をドラム式にしたのですが、家電だけでこんなに楽になるならどんどんかえたいなと思いました。これから2人目が生まれたら、家事代行も頼むかもしれません。森住さん:復帰後はとにかくタイムイズマネー! という感じで慌ただしいです。子どもが何かに没頭している瞬間にさっと洗濯物を取り込むとか、時間の使い方は肝だなと思っています。ママ友からの情報でネットスーパーも利用するようになりました。出産前は「気持ちで乗り越えよう!」と思っていましたが、復帰後はそれでは無理だなと実感しています(笑)。辻さん:私はもともと仕切りたいタイプなので、家の運営は基本的に信頼してすべて任せてもらっているという感じですね。夫はこちらが指示を出せばやってくれます。ーー夫とうまく家事協力するには? コミュニケーションは取れている?辻さん:復職後、夫は洗濯などを積極的に手伝ってくれています。ただ不平等だなと思うのは、「今日は仕事で疲れてるから…」と言われるとき。「じゃあ、私は疲れてないの?」とききたくなります(笑)。子育ては休めないし、ヘトヘトでもシャットダウンできませんから。あと、夫は子どもからの歩み寄りを待っていることが多いので、「もっと自分から積極的に子どもに関わってくれてもいいのに」「努力すれば、もっとパパっ子になるのでは?」と思うこともありますね(笑)。とはいえ、私が予備校に通って資格を取りたい、と言っていることについては、「俺ももっと家事できるようになるから」と応援してくれています。もう少し子どもが大きくなり、パパだけでも大丈夫になったら通えるかなと期待しています。森住さん:私も平日は夫が23時過ぎ帰宅なので、ほぼワンオペです。「たまには早く帰ってきてくれたら」と思うこともありますが、仕事が大変そうなので、時短の私が頑張るところなのかな、とは思っていますが。その分、土日は洗い物や洗濯物を干してもらったり、子どもを預かってもらって買い物に行ったりしています。たまにですが、料理をしてくれることも。出産後は「手伝って欲しい」とその都度要請していましたが、最近は率先しておむつ替えや片付け、洗濯物を畳むなどしてくれています。鈴木さん:私は苦手なお皿洗いは一切やらない!と決めていて(笑)、そのあたりは結婚後から分担ができており、仕事も忙しいようですが、引き続きやってくれています。毎朝、夫と一緒に通勤しているので、そこが夫婦の時間になっていますね。最近のテーマは家計の収支面。認可に落ちて認証保育園に預けているので、費用がかなりかかっています。2人目のことを考えると恐ろしく、今後認証保育園児にも一層手厚い補助金が出ることを祈る日々です。■もっと習い事をさせてあげたいのに! 子育ての悩みーー子育てにおいて悩んでいることは?森住さん:今は保育園ですが、気持ち的にはやっぱり幼稚園に通わせたいです。時間外も預かってくれる「幼保園」に変わることも考えますが、そうなると、時短勤務をする期間をもう少し伸ばさなきゃいけなくなるのかな…と。漠然とですが、悩んでいます。鈴木さん:私はどちらかというと、子育ての方針についてはあまり悩まないタイプかもしれません。子どもの自我が出てきたら、その子の性格に合わせるのが一番かなと。イヤイヤ期や、トマトを食べないなどがあっても「まあそうだよね、人だもんね」と思いますし。「保育園、行きたくない日だってあるよね~」なんて共感してしまうので(笑)。ただ、十分な教育機会を与えられていないのかな…ということは気になっています。2人目の出産前に、1人目の子どもと遊んであげる時間もちゃんと作ってあげたいです。辻さん:教育面は気になりますよね。うちは月に一度、週末にベビー公文に通わせていますが、もう少しで平日週2回のコースに切り替わります。そうなると18時終業だとキツイので、社長に「フレックス制度を導入させてほしい」とプレゼン資料を作って相談したところ、快くフレックスタイムの導入にふみきってもらえました。それでも、本当はもっと色々と体験させてあげたいのですが、これ以上は送り迎えが難しいので、その点はすごく悩んでいます。森住さん:私もママと一緒に通えるようなものがあれば何かやりたいなとは思っています。まだ小さいので深くは考えていないのですが、休日に音楽やダンスの無料体験教室に参加するなどしています。ただ専業主婦の友人と話していると、本当に色々な習い事をさせていて。料理にもすごく凝っていて、「私は働いている分、そういうことが十分にできていないな」と申し訳なく思う瞬間もありますね。短い時間でも頑張ろうと思うのですが、疲れて料理に手を抜いてしまったり、「今日はいいか」と思ってしまうこともあり、“なりたいママ像”の理想と現実のギャップに落ち込んでしまうこともあります。■ 復職後も仕事は順調? 自身のキャリア目標やその悩みーー職場環境や、自身のキャリアについて今思うことは?鈴木さん:仕事はとても好きですし、楽しいです。今の会社はかなり柔軟な働き方を提案してくれていますし、実績を残せるようなら、リモートワークも今後選択肢に入っていくかと思います。社会に必要とされている実感があるのは、本当に有難いですね。ただ欲を言えば、「人脈を広げること」が仕事に繋がる職種なので、復職後はその時間を取れていないことが悩みかもしれません。辻さん:今はアシスタントですが、将来的には「不動産鑑定士」を目指しています。三大士業で相当に難しい資格ですが、年齢を経てから、かつ子育てをしながらでも取得できるし、長く活かしていける資格なので頑張りたいです。とはいえ資格取得には最速でも1年半かかりますし、予備校に通う必要もあります。事務所の戦力にもなりますし、なるべく早く取りたいとは思っています。森住さん:会社はとてもいい環境なので悩みはないですが、ママになって人付き合いが減ってしまっているので、時々は飲み会に行ってワイワイしたり、交流機会を増やしたりしたいなとは思います。両立に関しては、私はどちらかを極めたいという気持ちはなく、「娘が大きくなって“自慢のママ”だと思ってもらえるような自分でありたい」と思っています。「妻やママとしての自分」「仕事をしている自分」、どちらも半々のバランスでやっていきたいです。辻さん:私はまだそのバランスが取れていないかもしれません。子どもといると「もっと一緒にいてあげたい」と思うし、仕事が面白いな、職場の先輩たちがかっこいいなと感じると、「もっと仕事に力を入れたい!」という気持ちになります。自分でも軸がブレブレだなと思いますし、それがストレスになることもありますね。うまくバランスが取れる日が来ればいいなと思っています。■ 自分自身のバランスを見つけることが大切座談会を通じてわかったのは、ワーキングママも多様化しているということ。目指すママ像もキャリア目標も異なり、それぞれの家庭・職場の環境の中で、皆ベストな状態を目指して頑張っている。「こうあるべき」や理想像にあまり捉われすぎず、自分の家庭なりの指針をしっかり意識しておけると、復職の壁もストレス少なく乗り越えていけるのではと感じました。子どもに対する思いや教育に関する悩みに関しては、共通項が多かったのも印象的でした。復職を考えている皆さんの参考になれば幸いです。
2019年02月06日できれば避けて通りたいママ友トラブルですが、巻き込まれてしまったときにはどのように対処すればいいのでしょうか。経験者の先輩ママに話を聞いてみました!誰にでも平等に用意された落とし穴高校1年生、小学6年生の男の子がいる美帆さん(40代・仮名)の場合。「長男が幼稚園に入園して、ママ友が欲しかった私は、積極的に声をかけてあるグループと仲良くなったんです。でも、毎日のように続くランチ会にある日突然誘われなくなり、さらに皆から無視されるようになりました。失言があったらしいのですが、聞いても教えてくれなかったのでナゾのまま。でも、今ならわかります。特に理由はないけど、たまったストレスのはけ口に新参者の自分が選ばれてしまっただけだと」「私の場合は、PTAの役員がきっかけでした」と話すのは、大学1年の女の子がいる和美さん(仮名・50代)。「ミスをしてしまって。謝ったけどぜんぜん許してくれなくて、次第に吊るし上げのようなイジメに発展していきました。小学校はPTAが盛んで、疲れが溜まってきていた時期でした。誰でもいいからストレスをぶつけたいと思ったときに私がタイミングよくミスをしたのがきっかけだったと思います」違う世界のドアを開けてみたら…では、どのようにして乗り越えたのでしょうか。「一日中ママ友のことばかり考えていたときに次男の妊娠が分かり、しっかりしなきゃと自分に活を入れました。長男の育児と次男を無事に出産することだけに集中してるうちに、話したことのないママたちに話しかけられるようになって。彼女たちとは今でもよく会っています」と美帆さん。「任期をなんとか終えて仕事を始めたら、そっちで気の合う友人が出来て、PTAのママたちはどうでもよくなっていきました(笑)」なるほど。母は強しですね。たとえ落とし穴に落ちてしまったとしても、どこかにドアは見つかるもの。子どものためにも、笑顔を忘れずにいたいものです。PHOTO/Fotolia
2018年09月07日新学期がスタートして2ヶ月が経ちました。子どももようやく新生活に慣れてきた…かと思いきや、わが子はいまだに朝、保育園に預けるときに泣きべそをかきます。その姿を見ると毎日のように「子どもを預けてまで仕事を続けるべきなのかな?」と胸が締め付けられる思いです。働ける環境にあるのは本当にありがたいこと。でも、筆者と同じようにくじけそうになっている方も多いのでは。きっと人生に正解はないし、専業主婦だろうと復職だろうと、自分と家族にとってその選択がベストなはず。結局は、選んだ道を信じて進んでいくしかないのですが、誰かに背中を押してもらいたい! そこで今回は、“働き続けること”を選んだママたちに向けて、人生の先輩たちの著書から働きつづけることを後押ししてくれるような言葉をご紹介します。■働き続けることで得られるものまずは、日本のメークアップアーティストの第一人者で、82歳を迎えたいまも美容家として現役で活躍しつづける小林照子さん。29歳で長女を出産後、いまほど復職制度が整っていない時代に復職し、化粧品会社「コーセー」初の女性取締役にまで上り詰めます。その後も56歳で会社を設立、75歳のときには学校を創立するなど、意欲的に活動。その小林さんが著書『 これはしない、あれはする(サンマーク出版) 』のなかで、仕事についてこう語っています。長い人生を充実させて生きたいなら、できるだけ長く働きつづけることです。(中略)働いていると、思い通りにならないことや、理不尽な目にあうこともたくさんあります。でも、それでも放り出さずにやり遂げたときに、必ず大きな喜びが得られます。出典:『これはしない、あれはする(サンマーク出版)』働きつづけるよりたしかに、仕事でしか得られない達成感というのは、続けたからこそ味わえるもの。それに、自分を必要としてくれる場が家庭以外にあるというのも大きな自信につながります。それでも、いざ子どもが泣いているのを見ると不安が募るものですが…。何かが心配になったときは、心配をもっと膨らますより、いま目の前にある「自分がいまできる最大のこと」に目を向けるのです。(中略)結局のところ、どんなにあがいたところで、人生はなるようにしかならないのです。逆に、自分がいま歩んでいる道を100%信じることで、道は開けていくのだと私は思います。出典:『これはしない、あれはする(サンマーク出版)』心配しないよりそう、子どもの心配をしたところで母親にできることは限られているもの。それにその心配、案外、杞憂に終わるかもしれません。■子どもの順応性を信じて、人に任せる勇気を持つ2児の母でキャリアデザインやコミュニケーションに関する講座を開催している和田清華さんは著書『 ママは働いたらもっとスゴイぞ!(ダイヤモンド社) 』の中でこう示しています。「子供を保育園に預けるのはかわいそう」と、思っていませんか? 確かに、保育士さんに子供を預けて出て行こうとして、「ママー!」と大泣きされたときは、胸がキュンとなりますよね。でも、親が思っているよりも、子供は順応性があるもの。保育園では保育園の顔で、楽しんでいます。ママが見えなくなったら、ケロッとして遊び出しますよ。10分後こっそり戻って、窓から見てみると面白いです。「あれ? ママのこともう忘れてる?」とさみしく思うくらい。子供って、親の前では甘えているんですよね。出典:『ママは働いたらもっとスゴイぞ!(ダイヤモンド社)』P90よりそういえば、筆者も保育園に預けたあと、こっそり覗きに行ったことがあるのですが、さっきまで泣いていたのが嘘のように、おせんべいをもらってうれしそうにしていたっけ。それに、どんな子でも20分以上泣き続ける子はいないと和田さんは言います。さらに、他人に預けるメリットについても述べています。最初は不安かもしれませんが、もっと自分以外の人を信頼してみましょう。親とだけと接して育った子より、いろんな人に触れながら育った子のほうが、考え方のパターンが柔軟な子になるような気がしませんか?(中略)いろんな人に触れるからこそ、知恵も文化もまんべんなく吸収して、バランスの取れた子供になる。(中略)もっと大地のようにドーンとしていたらいいんです、母は。人に任せる勇気を持ちましょう。出典:『ママは働いたらもっとスゴイぞ!(ダイヤモンド社)』P92より■毅然とした態度が子どもの不安を取り除くそう、子どもって大人が思っているよりちゃんと状況を把握したり、親の態度を敏感に感じ取っているんですよね。だからこそ、母親が不安そうに送り出してしまうと、子どもにも伝播してしまいます。それは、子どもの学びの課程にも関係しているようです。子供は親を、やさしいかどうかよりも、尊敬できるかどうかという視点で見ています。子供の学びの課程は「モデリング」と言って、親のマネからはじまります。少し年齢が行くと、マネする人を選ぶようになるのだそうです。つまり、尊敬できる人の行動を選んで、マネるということ。1人の人間としての生き方や考え方を、子供は見ているのです。(中略)あなたの背中を、子供は、きっと見ています。出典:『ママは働いたらもっとスゴイぞ!(ダイヤモンド社)』P24より結局は、ママ自身が選んだ道を堂々と歩んでいくことが一番! 子育てをしながら働いてきた経験をもとに暮らしのアイデアを発信している生活コラムニストのももせいづみさんも著書『 働く母さん お助けバイブル(主婦の友社) 』の中で働くママたちにエールを送っています。「働いていていいのかな」「ごめんね」と思って子どもに接していると、子どもはそれをすぐに感じとります。そして「行かないで」とアピールしたり、ときには発熱することだってあります。だから毅然と胸を張る。そして「○○ちゃんが一番大事。でもお仕事もとても大事なの」と日ごろからお母さんのお仕事の話もしてあげて。そんな親の後ろ姿を見ながら、子どもはさまざまなことを理解して成長します。ちょっと時間がかかることもあるけれど、必ずいつか落ち着くから自信を持ってね。出典:『働く母さん お助けバイブル(主婦の友社)』P52よりでは、実際に働くママの背中を見て育った子どもはどう感じていたのでしょうか。■働くママはいつか子どもの誇りになる!エッセイストで作家の桐島洋子さんを母に持つ、モデルの桐島かれんさんは著書『 ホーム スイート ホーム 暮らしを彩るかれんな物がたり(アノニマ・スタジオ) 』のなかでこう語っています。子供ながらにして、私は、母には母の生き方があるのだと悟っていました。彼女の生き方には世間体に惑わされることなく、自分で考え選択した道を突き進むたくさんの「勇気」が必要だったはずです。子供を他人に託す勇気、子供を信じる勇気、そして自分らしく行き続ける勇気…。そして、そんな「わがまま」に生きる母の元で育つ私たち姉弟にも、たくさんの「勇気」が必要でした。人とは違うということを恥じない勇気、そして、自分の力を信じる勇気…。母との生活を通して学んだのは、親と子の人生は、スキーのパラレルのように離れすぎず、付きすぎず、しなやかなバランスを保ちながら進んでいくものではないかということです。出典:『ホーム スイート ホーム 暮らしを彩るかれんな物がたり(アノニマ・スタジオ)』P118より桐島洋子さんといえば、出版社に勤務しながら未婚のままかれんさんを出産。編集者の仕事を辞めるつもりがなかった洋子さんは、結婚退社の規定があった会社に妊娠をひた隠し、臨月直前まで働いたうえ、出産後まもなく復職。その後も世界中を旅しながら作家や評論家として活躍し、破天荒でぶっとんだ生き様は働くカッコいい女性として一目置かれます。当然、留守も多く寂しい思いもしたかれんさんは、「普通の家庭に憧れた」と言いますが、上記のとおりきちんと母の姿から人生について学んでいるのです。子どもの泣き顔につい心が折れてしまいそうになりますが、想像よりも子どもはずっとたくましいもの。さあ、もう迷うのは終わりにしましょう。選んだ道を信じて自分らしく毎日を過ごせば、きっとママの姿を誇らしく思ってくれる日がくるはずです。ちょっと足踏みしたくなったときには、ご紹介したような人生の先輩方の声に耳を傾けるのもいいかもしれません。
2018年06月01日子どもが小学生になったら、必ず直面するのがPTAの問題。そもそもPTAってどんな組織? もし、クラス役員や本部役員になってしまったらどうなる? そんな不安を抱く新入生のママがPTA役員経験者の先輩2人に“本当のところ”を聞きました。PTA座談会参加メンバーA=4月に長女が公立小学校に入学する専業主婦のママ。B=長男が小4で次男が保育園年少のママ。前年度、本部役員を経験したばかり。会社員。C=長男が小5のママ。3年前にクラス役員、2年前に本部役員を経験。在宅ワーク。■謎の多いPTA…本部役員とクラス役員、各委員会のちがいって?A:4月に子どもが1年生になります。同じ小学校に進んだ先輩ママからは、「PTAが結構たいへん」と聞いてドキドキしているところです。B:私は昨年度、小学校のPTA本部役員をやりました。保育園や幼稚園でも保護者会や父母会がありましたよね。それと同じで、小学校でも保護者の協力は欠かせない。ただ、PTAとなると規模も大きいし、責任も重大なイメージがありますよね。C:そうですね。私も2年前に本部役員を引き受けたんですが、あまりにやることが多くてしがらみも強いことにびっくりし、「これは一度、PTAという組織を解体したほうがいいのでは?」とまで思いました(笑)。でも、ほとんどの活動をやめたとしても、一大イベントの運動会だけは保護者が協力しないと無理ですよね。とても開催できません。そう考えると、現状、すでにあるPTAでやっていくしかないのかなと…。A:「PTAはたいへん」というイメージがあるのは、まず幼稚園の父母会に比べて組織が複雑だからじゃないかと思うんです。私なんて、クラス役員と本部役員の違いすら、よく分かっていないんですよ。C:私も息子の入学時は、PTAの仕組みがまったく分かっていませんでした。本部役員というのは会長、副会長、書記などのポジションがあって、クラス役員などを統括する立場。執行部と呼ばれることもあって、PTAの運営についての決定権があります。でも、前年度のうちに内定してしまうので、1年生のお母さんが就任することは、ほとんどないはず。B:その内定者というか立候補者を承認するのが、4月~5月に開催されるPTA総会なんですよね。1年生のクラス役員はその直前、第1回の保護者会で決めることが多い。上の子がいるママはPTA事情が分かっているから、1年生のうちにサッと手を上げてすませてしまいがち。でも、ママ友の中には、1年、2年と手を上げたけれど、立候補者が殺到してじゃんけんで負けて「早めにやりたいのにできない」という話を聞きました(笑)。A:じゃんけんで選ぶんですね(笑)。やっぱり低学年のうちにすませてしまったほうがいいんでしょうか? 立候補するのはなかなか勇気が出ないけれど…。C:決めることがたくさんあって、会議が月に何回もある本部役員に比べると、クラス委員は本部からの指示を実行するだけなので、ある意味、楽だと思います。そんなクラス役員でも「学年が上がってからやるとたいへん」と言われるのは、6年生だと卒業式に関連する準備をしなきゃいけないからじゃないかな? 確かに見ていると、プレゼントや花束の準備をしたり、謝恩会の店を決めたりとやることが多くてたいへんそうではあります。B:卒業式の準備は、クラス役員とはまた別の委員会方式になっている学校も多いですね。卒業対策委員会というような名前で。A:委員会というのもあるんですよね。どういう仕事をするんですか?B:本部やクラスというくくりではなく、PTAの課外活動のようなものかな。広報委員会、校外委員会などに学年から数人ずつ集まって活動するんです。PTAと言えばおなじみ、ベルマークの集計を委員会の仕事にしている学校もありますね。C:うちの学校の広報委員会は運動会などで撮影をしたり、その写真を載せて広報誌を作ったりと稼働日が多くてたいへんそうでした。こう考えてくると、委員会ではなく低学年のうちにクラス役員を引き受けるのが最もリスクが低いかも。もし、その1回だけですむのだったら。A:でも、私は実家の母を月に何回か病院に連れて行かなきゃいけないし、2人目も考えているし、もしかしたらパートに出るかもしれないし…と不確定要素が多いんです。PTAなんてできるのかな? と踏み出せません。C:そういう事情を抱えている人は多いですよね。最近ようやく周知されてきたけれど、そもそもPTAは任意団体なので加入しなくてもいい。もし、育児や介護で余裕がないのに役員を免除してもらえないというようなノルマのきついPTAなら、最初から入らなくてもいいと思います。私は本部役員を経験して「これはけっこうハードだ」とつくづく実感したので(笑)。B:でも、実際問題、PTAに加入しない人はほとんどいませんね。さらに、小学校は中学校とちがって6年間あるから、役員や委員を引き受けず“逃げ切る”のはなかなか難しいですよね。うちの子の小学校は本部役員を1年間やれば、その後は、子どもが何人入学しようと何もやらなくてもいいというルール。下の子も2年後に小学校に上がるので、2人分のノルマがクリアになると知って、みずから立候補しました。C:私もクラス役員をやったら顔が知られて本部役員に推薦されてしまい、迷ったけれど「本部役員を1年間やれば、それ以降は何もやらなくていいのよ」という甘い誘い文句にのせられて、つい書記を引き受けてしまいました(笑)。A:うちの子が入る小学校も「6年間のうちにクラス役員か本部役員をやる」というのがPTAのルールだそうなんです。お二人のように思い切って本部役員をやるのもありかもしれませんね。でも、今はまだ怖いなぁ。ほかにどんな人が役員になるのかも分からないし。 ■PTAを乗り越えるコツ「何をやるか」より「誰とやるか」B:そうそう。自分が本部役員をやってみて思ったのは、どの役員をやるかよりも、誰と一緒にやるかということ。私は会社員なんですが、私の代の本部役員は会長、副会長、書紀が計11人いて、ほとんど仕事をしている人だったんです。そのため、会議を土曜日にしてもらえて助かりました。C:えーっ、いいな。うちのPTAは働いている人が少なかったからか、月に2回、必ず平日の午前中に会議がありましたよ。会議室が校舎内なので、土曜日は開けられないという学校側の都合で…。有給をすべてPTAに使ったというお気の毒な会社員ママもいました。B:私の場合、保育園から一緒のママと相談し、2人セットで書記に立候補したのがよかったのだと思います。知っている人だからやりやすかったし、ほかの役員もみんなPTAに当てられる時間が限られているから効率化をはかり、どんどん議題を進めていく感じでしたね。A:その時のメンバーで会議の開催日まで違ってくるんですね。そう考えると、Bさんのように気心の知れたママ友を誘って一緒に役員をやるというのはいいかも。C:ただ、どんなにやりやすいメンバーでも、本部役員の仕事はそれなりにたいへん。会議日の変更など、本部役員は仕組みを変えられるぶん、例えば運動会の準備の段取りひとつとっても「あーでもない、こーでもない」ともめることも多い。午前10時から始まった会議が午後2時までかかったこともあったぐらい。B:確かに普段はスムーズでも、ひとたび問題が起きるとみんなで話し合わなきゃいけないから、PTAのグループLINEに1日30件以上のメッセージが溜まることもありました。そんな時と仕事の忙しい時期が重なると、もう最悪…。A:うーん、いろいろうかがってみると、やっぱり低学年のうちにクラス役員を引き受けてしまうのがベストという感じがしてきました。とりあえず娘と一緒に遊びながら練習して、じゃんけんに強くなろうと思います(笑)。
2018年03月30日送り迎えでひんぱんに顔を合わせ、ママ友とのつき合いが濃密な園時代に比べ、同級生の親と顔を合わせる機会がぐんと減る小学生ママ。親しいママ友を作る機会も、園時代より少なくなりがちです。少ない機会を生かして上手にママ友を作れる社交ママはいいけれど、「挨拶だけで精一杯」「知らない顔が多くて保護者会が行きづらい」なんていうママも案外多いのではないでしょうか?「子どもの友だち作りにママの社交スキルは影響するか」「人付き合いが苦手なママはどうすればいいか」といった質問を、周囲の小学生ママに聞いてみました。■ママの社交力は必要か? ママ同士の会話が考えるきっかけにママの社交力について考えるきっかけになったのは、同じ園から小学校に上がったママ友たちとの飲み会での会話。子どもたちが小学校3年生になった今、子どもが男女入り混じっていることもあり、少しずつ学校ではお互いに今までとは違う仲良しができてきている状況でした。Aさん「そういえば、休日に○○君と△△君が公園で遊んでたねー」Bさん「え? そうなの? うちの子、学校ではよくその子たちといるのに誘われていないなあ。子どもたち同士で約束しているのかな? 」Cさん「何言ってるのー。ママ同士で連絡取り合っているんだよー」Bさん「そうなんだ、ガーン…。私そんなマメなこと、あまりできないなあ。今始めたばかりの仕事で精一杯だし…。親がマメじゃないと子どもは仲良しを作りにくくなるかなあ…」Aさん「うーん、そうだね…。結構みんなママ同士連絡取り合っている感じがするしね…」■ママ同士でフォローは必要? 小学校低学年ママの社交力その飲み会では、なんだか子どもが小学生に上がるとそこまでがんばるエネルギーは持てないね、というような会話で終わったように記憶しています。小学生の娘2人を持つ筆者も、3年生の次女の小学生ママ友作りは長女の時ほどがんばれていないなあ、と改めて実感。家の近所にある児童館には、次女の同級生ママ3、4人がおしゃべりしながら子どもの遊びを見守っている姿を時おり見かけ、自分も次女もそこに入れないことに何となく引け目を感じていましたが、仕事が忙しいのを言い訳にその仲間に入ろう、とがんばれない自分もいました。(夫には「子どもは一人目という若いママが多いから、仲間に入りづらいんじゃない?」という現実的な指摘も受けていましたが……)。そこでふと、一体どんな場合にママの社交スキルが必要となるんだろうと考えてみました。低学年の時は、まだ時間や曜日をしっかり理解できなくて、子ども同士だけでは放課後や休日の約束が難しかったりすることがよくあります。そのような時に相手の子どもの親に遊べる曜日や場所を確認して、子どもたちの約束を補完するために、相手の子どもの親と連絡を取り合える関係を作っておくとスムーズです。保護者会などで学校に行く機会に、子どもから名前をよく聞く友だちのママにはせっかくだから挨拶をして、連絡先をお互い交換しましょう。この時に、そのママがマメに連絡を取り合いたい方か、基本的には子どもの自主性に任せていて、必要な時だけ最低限の連絡が欲しい方か、なんとなく距離感をつかんでおきましょう。特に、最近は仕事で忙しいママも増え、あまりにひんぱんなやりとりを望まないサッパリママも増えているように思います。親の社交スキルがより生きるのは、やはり子どもが自分から積極的に友だちを誘えない場合や、まだ特定の仲良しができない場合でしょうか。学校で少し仲良くなった友だち親子を自宅に招待したり、子どものためにパーティーを企画したり、地元のイベントに友だち親子数組を誘ってみんなで参加したり…。放課後や休みの日に学校以外の場所で一緒に遊ぶという、共有できる特別な経験は、子どもたちをより親密にします。その際、ママネットワークを作るのが得意な社交ママは、そのような機会をひんぱんに作ることができます。筆者の長女が低学年の時も、定期的に大人数の親子を家に呼んでパーティーをして、子どもがいろいろな友だちと遊ぶ機会、そして親同士が情報交換をする機会を作っているママがいました。 ■社交スキルに自信がないママはどうすれば? 先輩ママが行きついた答えでは、ママネットワーク作りにあまり自信がないママはどうすればいいのでしょうか?6年生になった長女の周囲を見てみると、親が出る機会はぐんと減りました。親同士の仲と子ども同士の仲が必ずしも一致しなくなり、低学年の時期に比べて親の社交力の影響が薄くなったことを実感しています。たとえママ同士の面識はなくても、子どもたちの人間関係に特に影響していないように見えます。時にはママたち大人の社交スキルが功を奏すといえども、結局は子ども同士の人間関係の話。友だちを作るのはあくまでも子ども自身。ママ友作りが苦にならないママはどんどん輪を広げていくに越したことはないのですが、それほど得意ではないと自覚しているママは、がんばり過ぎなくてもいいのではないでしょうか。お互い顔がわかって、笑顔で挨拶をする関係を広げておく程度で、十分だと感じます。■親はがんばり過ぎないほうが、子どもの社交力はアップ?社交が苦手、と自覚している長女のママ友は、小学生になってからはすべて子どもに任せたそうです。放課後や休日に友だちと遊ぶときは、基本、子ども自身が連絡をして約束をするルールにしたとか。確かに、自分たちで約束できるようになった方が子どももしっかりしますし、親も苦手なことに右往左往するよりいいなと思い、その話を聞いて以来、筆者も基本的には子どもに任せています。例えば、「今週末はお祭りだから、誰か一緒に行けそうなお友だちを見つけたら?」などと“いついつ、楽しそうなイベントがある”という情報を与えておくと、後は子ども同士が連絡を取り合って約束しているようです。以前は、次女から「○○ちゃんと△△ちゃん、ママたちも一緒にみんなで××へ出かけたんだってー」「××ちゃんちで、みんなで流しそうめんやったみたいだよ」などと、親の社交スキルのなさに対する恨み言を言われると、気に病んでいましたが、今は「あっ、ごめん。ママは○○ちゃんたちのママと特に仲がいいわけではないからねえ。ママがんばれないから、申し訳ないけど自分でがんばって」とやや開き直って答え、親を当てにせず自力でのがんばりを促すようになりました。すると、次女も親を期待せずに「自分で遊び友だちを確保しよう」という思いが芽生えているようです。長女の6年間の小学校生活や、周囲の小学生ママに聞くと、子どもの世界はどんどん広がり、成長すればするほど「親は親、子どもは子ども」と感じます。子どもを通して出会った人は、本当に気が合えば「ママ友」ではなく「友人」として残っていくのかな、と感じます(もちろん、ずっと親も子も仲良しのケースも見られますが)。親と子どもの人間関係は別と考え、社交苦手ママはまずは周囲のママたちと挨拶ができる関係、必要な時に連絡を取れる関係を築けば第一関門クリア。そう考えれば、少し気が楽になりませんか?
2017年10月20日子どもからの「赤ちゃんはどこから来るの?」という質問、ママならきっと聞かれることでしょう。小さい子に本当のことをいってもわからないし、かといって「大人になればわかる」という回答では満足しない…かなりの難問です。先輩ママたちはどのように答えてえたのか、聞いてみました。■子どもにとっては衝撃的!? 「帝王切開のエピソード」出産方法は大きく分けて2つ。産道を通る「普通分娩」と下腹部を切って赤ちゃんを取り出す「帝王切開」。普通分娩の説明は難しいけれど、帝王切開のほうは事実を伝えるだけなので意外と楽なのだとか。「帝王切開だったので、正直に『ママのお腹を切ってあなたを取り出した』と答えました。『ママは痛くなかったの?』『赤ちゃんも切れちゃうんじゃないの?』などと質問攻めにあいますが、それほど衝撃的のようで、なぜお腹の中にいたのかはどうでもよくなるようです」(42歳・小学6年生のママ)「お腹を切ると赤ちゃんが出てきた。そういうと、想像できないほどびっくりします。うちの子は茫然としていましたが、姪っ子は泣き出してしまいました。それ以来、赤ちゃんがどこから来るのかという話題は親戚中で話されなくなりました。当時は帝王切開が嫌だったけど、こんなところで役に立つとは!」(29歳・小学2年生のママ)「うちの子が小さいときには、ギター侍がはやっていました。テレビを見ながら『ママも切腹して子どもを産んだんだよ』というと、ゲラゲラ笑いだしたんです。歌いながら産んだと勘違いしていたみたいだけど、大人になれば本当のことがわかるし、とくに指摘しませんでした」(50歳・大学生のママ)大人になった今でも、お腹を切るということは少なからず衝撃があります。それが子どもならなおさら。嘘はついていないけど、子どもからの質問攻めから逃れられるという点では、いい方法かもしれません。ただ、トラウマにならないようにフォローをお忘れなく!■コウノトリ、キャベツ畑… 「ファンタジーすぎる話はNG」よく、「子どもはコウノトリが運んでくる」「キャベツ畑にいた」なんて話がありますが、現実離れしているので避けるママが多いようです。真実は語らず、オブラートに包んで説明するのだそう。「パパとママが神さまにお願いしたら、あなたが生まれてきたんだよ、といいました。なかなか子どもができなかったので実際にお参りに行ったこともあるし、嘘ではないですよね」(40歳・3歳児のママ)「パパとママが愛し合って、もっと仲良くなると子どもができるといいました。詳しい内容はさておき、そういう感情がないとなかなか子作りに至らないと思うので…」(39歳・5歳児のママ)「まずは大人にならないと子どもができないと説明し、そのうえで、本当に好きな人と出会ったときにその愛の証拠として子どもができると話しました」(41歳・小学4年生のママ)「まだ子どもが小さいから聞かれることはないけど、私は両親に『橋の下で拾った』といわれてショックだったので、嘘くさい話はしたくないです」(33歳・1歳児のママ)子どもができるには、パパとママが仲良しであることが条件。さらに、大人にならないとできない。子どもには、このくらいの説明でもいいのかもしれませんね。■子どもの豊かな発想が炸裂! 「自分で考えさせる」あえて答えを出さずに、考えさせるというママも見られました。「聞かれたら、『あなたはどう思う?』と逆に質問します。いろいろと考えているうちにどうでもよくなるみたいですが、自分で考えるというきっかけになるし、ユニークな意見も出てきておもしろいです。上の子は『空から降ってくる』といいましたが、下の子は『桃の木になる』といいました。なぜ桃の木かといえば、自分が桃を好きだからですって」(39歳・小学3年生&5歳児のママ)「生々しい話は避けますが、パパとママの卵のもとが、ママのお腹で合体すると答えました。その卵はどこからできるのか、どうやってお腹で合体するかは、子どもに考えてもらいます。『パパはわからないけど、ママの卵はスーパーの特売で買ってきた』といわれたときにはドキッとしましたが…」(48歳・高校生のママ)子どもにも考えてもらえば、発想力や調べるきっかけを作れそうですね。トンデモ回答がとびだしても否定せず、「そうだったらいいね」などと考えることの楽しさを教えてあげましょう。海外では幼稚園のころから性教育が始まるケースもあり、真実を知る年齢に正解はありません。しかし、現在の日本では、幼児期に知る必要はないと考える人が多いものです。こうした質問をきっかけに、親としてもいつごろから性教育をするべきか考えることが必要かもしれませんね。
2017年10月01日自然の中で思い切り遊んだり、テントで寝るなど非日常感を楽しんだり、キャンプで味わうさまざまな体験は、子どもにとってとても良い経験です。でも、実際やってみると、意外と大変なことが多いのも事実。勢いだけで始めるのもいいけれど、注意点もしっかりと知っておくことも大切です。そこで、先輩ママキャンパーの証言をもとに、キャンプのメリットとデメリットをご紹介。デメリットを知ることであらかじめトラブルが回避でき、楽しいキャンプライフが送れますね!■子どもも大人も楽しいキャンプ! でも…「キャンプは子どもにとって良い経験である」、このことに異論を唱える人はほぼいないでしょう。先輩ママキャンパーたちに、子どもにとってのキャンプ体験について意見を聞いてみると、●「木登りしたり、川で魚を捕まえたり、夜はキャンプファイアーをしたり、都会ではできない体験ができる」(43歳ママ・子ども3人)●「外遊びは子どもの五感を刺激してくれる」(36歳ママ・子ども2人)●「自然や生き物への関心が高まる」(33歳ママ・子ども1人)●「火起こしやテント設営を手伝ったり、生きるうえで大切なことを学んでくれそう」(39歳、子ども2人)こういったプラスの意見が圧倒的に多数でした。そして、子どもだけではなく大人も楽しめるのもキャンプの魅力。●「外で過ごすのは、子どもだけではなく大人も気持ちいい」(38歳ママ・子ども2人)●「家でも使えるおしゃれなキャンプグッズをそろえるのも楽しい♪」(33歳ママ・子ども1人)このように、大人の方が楽しんじゃってるような意見もありました。特に、パパがハマっている家庭が多いよう。また、こんなメリットを感じているママも。●「家にいるとケンカばっかりしてるけど、外にいるとケンカが少ない」(42歳ママ・子ども3人)●「子どもを放牧できる」(34歳ママ・子ども1人)●「週末、家が汚れないですむ」(36歳ママ・子ども2人)確かに週末、家で過ごしていると、おもちゃやゲームの取り合いでケンカしたり、家中汚れたりと意外と大変。外で過ごしている方が気楽な面もありますね。 ■デメリットを回避! ビギナーキャンパーこそしっかり準備&確認しかし、キャンプは大変な面があるのも事実。●「はじめてのキャンプでテント設営に予想以上に時間がかかってしまい大変だった」(35歳ママ・子ども1人)●「着いたらテントを設営して、ごはんの用意して、朝起きたら片づけてテント撤収して…1泊だとあわただしい」(34歳ママ・子ども2人)初めてのテント設営は意外と大変なので、あらかじめ動画サイトなどを見て、設営方法を具体的にイメージしておいた方がいいかもしれません。また、テントや寝袋、バーベキューセットなど大きなキャンプ用品を持ち込むわけですから、キャンプはちょっとした引っ越しのような面も。慣れるまでは近場のキャンプ場を選んだり、持ち込む道具は最低限にしたり、料理の下準備は家ですませておくなどして、着いたらできるだけゆっくり過ごせるようにしたいものです。また、野外ならではのこんな天気のトラブルも。●「道具を出しっぱなしにして寝たら、夜中に雨が降ってビショビショになってしまった」(37歳ママ・子ども2人)高地は天気が変わりやすいので、寝る前に濡れて困る物は必ずタープやテントの陰に入れて置きましょう。また、予想外の雨が降ってもテント内で楽しく過ごせるように、カードゲームなどを持っていくのもおすすめです。●「寝袋の寝心地がイマイチで熟睡できない」(32歳ママ・子ども1人)こういうママの意見もありました。これ、わが家では普段使っている枕を持ち込むことにしています。時には、綿シーツや布団を持ち込むことも。いつもの寝具があると快適に眠れますよ。●「帰ってからの洗濯物の量が半端ない!」(35歳ママ・子ども3人)これに対しては、「多少の汚れは気にせず同じ服を着たおす」(34歳ママ・子ども2人)や「限界に汚れるまで着替えはしない」(45歳・子ども3人)というツワモノもいました。●「和式トイレしかなくて子どもができずに困った」(30歳ママ、子ども1人)和式トイレを嫌がる子どもも多いので、トイレのことは事前に調べたり問い合わせしたりして、しっかり確認しておきたいもの。設備が充実していて初心者でも快適に過ごせる高規格キャンプ場なら、たいていトイレも驚くほどキレイです。子どもは子ども同士でワイワイ遊んで、大人は大人同士で飲んで語らえる、グループキャンプ(グルキャン)。私は一番好きなキャンプスタイルなのですが、こんなトラブル話を聞いたことも。●「わが家ではキャンプの食事は安くすませたいんだけど、友だち家は料理を豪華に凝りたがって、高価な肉の塊とか食べきれないほどの食材を持ってきて…。会計は割り勘でモヤモヤしたことが」(34歳ママ・子ども1人)金銭感覚は家庭によってさまざま。事前に予算感を確認しておくなど、モヤモヤが残らないように気をつけたいものですね。とはいえ、大変なこともあれど、キャンプにはそれ以上にたくさんの魅力があります。自然の中で思い切り遊んだり、リフレッシュしたり、家族や友だちとワイワイ外ごはんを楽しんだり…普通の旅行ではなかなか味わえません(しかも安い!)。ここにあげたデメリットは事前にしっかり確認&準備して、楽しいキャンプライフを送りましょう! 取材/文・まちとこ出版社
2017年09月18日子どもが保育園に通いだすと、「子どもが保育園に慣れてくれるかしら?」という心配と同時に「自分はほかのママとうまく付き合えるかしら?」と不安になるのではないでしょうか。実際には、働くママばかりなので、顔を合わせる機会も少なく、意外とドライな関係だという話もよく聞きます。それでは、運動会や保護者会など年に数回しかない数少ない接点を通して、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。先輩ママたちの経験から考えてみましょう。■下調べ万全でのぞめば、園イベントは仲良くなるきっかけに「この春から娘が保育園に入ったものの、ママ友といえる人ができず。別にこのままでもいいかと思ったのですが、職場の先輩ママから『保育園にママ友がいないとつらいよ』といわれて…。でも、朝と夕方の送り迎えのときにしかほかの保護者と会わないし、顔見知り程度の関係しか築けませんでした」そう答えてくれたのは、3歳児のママで26歳のAさん。「入園から2ヶ月たっても状況はかわらず、私は焦っていたのですが、親子遠足でやっとママ友ができました! 子ども同士が仲良くなっているので、ママたちも自然と話すことができたんです。今度、一緒に遊ぶ約束をしました」保育園では、ママたちの接点があまりないという話はよく聞きます。そのため、積極的に話しかけていかないと仲良くなりにくいものですが、こうしたイベントを活用するといいですね。保育園の先生から、あらかじめ仲の良いお友だちの名前を聞き出しておくのもポイント。数少ないイベントの時に「いつも仲良くしてもらってありがとうございます! ○○のママです」と自分から声をかければ、ぐっと距離が近くなりますね。 ■ただの顔見知りでも、保育園ではあいさつは大事!「保育園でママ友がなかなかできなかったのですが、あるとき、娘が小さいころに通っていた児童館でよく会ったママを見かけたんです。勇気を出してあいさつしたら覚えていてくれて、彼女のグループに入れてもらいました。園の行事で一緒の係をやる程度ですが、情報交換などができるから助かります」(32歳・5歳児のママ)生まれも育ちも同じところなら、保育園で偶然知り合いに遭遇ということはあるかもしれませんが、そうでなければ「はじめまして」の人ばかり。そんな環境へ飛び込むのは、自分だけではなく、まわりのママも同じですから、みんな声をかけてもらうのを待っているのではないでしょうか。そもそも、あいさつしてくれる人に悪印象を持つ人はいません。まずは、自分から声がけをして輪に入る努力も必要かもしれません。■どうやってもママ友ができない! そんな時の奥の手は…「職場が遠いので延長保育をお願いしていました。そのため、ほかのママとほとんど会う機会がなくて。これでは孤立すると思って行事には積極的に参加することにしたのですが、すでにママ友の輪ができていて…。先生に相談したら、同じような立場のママを紹介してくれました。特別仲がいいわけではなく、行事のときだけ協力し合う感じですが、食事会とか面倒な付き合いがないのはいいですね」(39歳・5歳児のママ)ママ友ができなくて悩んでいるときには、保育園の先生に相談するのもいいでしょう。また、ママ友を「協力者」と割り切って付き合えるのも保育園ならではかもしれません。もちろん、保育園でもママ同士が仲良くなり、子どもが大きくなってからも付き合いが長く続くケースもあります。しかし、最近では面倒ごとを避けるためか、園の外では交流しない人も少なくない様子。保育園やママたちの様子、その場の雰囲気に合わせて、どんなケースにも対応できるような心構えで、臨機応変なお付き合いをしましょう。
2017年08月12日子ども達にとっては楽しい夏休みでも、お母さんにとっては正直、ちょっと大変な毎日ですね。まして、ワーキングママは、子どもが学童保育所で食べるお弁当作りや、自由研究のお手伝いなど、いつも以上にやることがいっぱいです。夏休みの課題に子どもと一緒にじっくり取り組んで、普段以上に親子の触れ合いを多くして…ができれば一番。しかし、仕事で忙しいうえに、慣れないお弁当作り、器用さが求められる自由研究のお手伝いと、想像しただけで「ハァ~…」とため息が出てしまうママも多いでしょう。そこで、周囲を見渡してみると、同じ悩みを抱える先輩ママ友が多く、子どもが小学生の時は、いかに夏休みと仕事をうまく回すかという相談をよくしていました。その中で、参考になった究極の小ワザをいくつかご紹介したいと思います。■小ワザその1.お弁当は「冷凍」と「混ぜもの」に頼るお弁当作りは毎日の習慣になればさほど大変ではなくなりますが、普段給食にお世話になりっぱなしで、作り慣れていないと負担が増しますね。ましてや、料理が苦手ですべて手作りは大変だから、加工食品に頼ろうと思っても、食品添加物が気になってしまうもの。そこで、わたしがフル活用していたのは、枝豆やブロッコリー、カボチャ、ミックスベリーなどの生鮮品の冷凍ものです。枝豆やベリー類はそのまま保冷剤代わりにお弁当箱に入れ、野菜は電子レンジで解凍してマヨネーズなどであえるだけ。冷凍野菜は旬の時期に収穫して、すぐに冷凍処理されているので、栄養価の損失は少ないのです。また、おかずの品数がおさえられる混ぜごはんもお弁当にぴったりです。ゴマ、青のり、桜エビ、グリーンピース、ツナ、溶けるチーズ…すりごまの代わりに栄養価の高いローストアマニの粉末などもおすすめです。栄養価をキープしつつ、切る煮るなどの手間を省く知恵です。■小ワザその2.自由研究のタイトルは「日本の」「世界の」夏休みの宿題で意外と困るのが「自由研究」。その名の通り何をやっても自由な分、何をすればいいのか迷いますよね。以前、先輩ママから「自由研究のタイトルに『日本の○○』『世界の○○』と書いてあると、箔が付く」と聞き実際にやってみました。結果、これまでやった自由研究の中で、先生やお友達のウケが良かったのは「世界のランドセル」と「世界の朝ごはん」でした。「世界のランドセル」は、なぜランドセルを使用することになったかを調べ、各国の小学生の写真をインターネットで検索して印刷。写真は模造紙に貼ってまとめました。「世界の朝ごはん」は図書館に「世界の食事」という絵本があったので、各国の朝食風景をコピーしてノートに貼りつけ、栄養価について一言コメントを書いただけ。もし調べ学習で困ったら「日本の○○」「世界の○○」シリーズで探すのがおすすめです。■小ワザその3.宿泊や体験学習も活用子どもには自由時間がたくさんある夏休み。しかし、自由研究や子どもの遊び相手すらも務まらないほど忙しいときには「他人の手」を借りるのも一つの手です。わたしが実際に子どもを参加させて良かったと思ったのは、アメリカ大使館のなかにあるインターナショナルスクール「EWA」の サマーキャンプ 。子どもにとっては日本にいながらプチ留学しているような海外気分を味わえます。また、体験型教育プログラムを提供する「プラスワン教育」の スクールツアーシップ の宿泊体験学習も、ツアー中につける絵日記をそのまま旅行記として自由研究として提出できます。自由研究ネタとしては、六本木ヒルズで毎夏行われているキッズワークショップもおすすめです。子どもの創造性を伸ばすべく、各企業が無料または安価でそれぞれの得意とする技術やノウハウを子ども達に体験させてくれます。講座によってはレポートや作った作品を持ち帰ることができます。このようなイベントは申し込み受付開始時期が早いので、来年の夏休みのために春くらいからチェックしたほうがいいかもしれませんね。今年の夏も猛暑が予想されているようです。手間は省いても愛情はたっぷりと、お子さんと楽しい夏休みを過ごされますように!
2017年07月28日新学期がはじまって約2ヶ月。小学1年生のお子さんがいる人は、初めて授業参観に行くということもあると思います。そこで悩むのが授業参観のときの服装。どれくらいきちんとした格好で行けばいい? デニムはOK? など、気になることを先輩ママやパパに聞いてみました。Q.授業参観での服装、どうしてる?1.スーツなど正装 3.0%2.ワンピースなど清潔感のあるもの 9.8%3.パンツスタイルなど少しカジュアルなもの 34.1%4.ジーンズなど普段着のようなラフなもの 51.5%5.その他・未定 1.7%ジーンズなど普段着のようなラフなものを着ていくという人が51.5%と過半数以上という結果になりました。その次に多いの服装も、パンツスタイルなど少しカジュアルなものが34.1%と、授業参観は比較的ラフなスタイルで行っているパパやママが多いようです。■カジュアルのなかにもきちんと感をボトムがデニムなどカジュアルなものだとしても、トップスをシャツやきれい色のものにすると清潔感のあるきちんとした着こなしに。ヘアスタイルやアクセサリーでちょっとしたおしゃれ感を出すのもポイントです。学校なので露出の多い服装は控えましょう。「授業参観や懇談会はジーンズは避けています。上に合わせるものをちょっときれいめにして、アクセサリーをつけています」(神奈川県 40代女性)「カジュアルでもきちんと感のある着こなしを心がけています」(神奈川県 40代女性)「先生に対する礼儀で、きちんと感が出る程度にはして行きます」(滋賀県 40代女性)「露出の多い服は避けています」(千葉県 30代女性)■きちんとすぎると浮くことも?!上下スーツや結婚式の二次会のようなワンピースだとかえって浮いてしまうことも。がんばりすぎない格好のほうが、周りに馴染めそうです。「学校にもよるでしょうけど、うちの学校はみなさんデニムなどラフな感じなので合わせています。ワンピースやスーツだと浮きます」(青森県 40代女性)「最初だけ少しきれいな格好で行きましたが、全く気にする必要がないことがわかり、次からは普段着にしました」(千葉県 50代男性)■働くママの場合はお仕事スタイルワーキングマザーの場合は、仕事を早退して行くことが多いので、授業参観用のスタイルというよりもお仕事スタイルのまま学校に行くことになります。ある程度自由がきくのであれば、スーツでも明るめの色にしたり、デニムにTシャツなどカジュアルな格好が仕事着の場合は、カーディガンやストールなどを1枚羽織るといいですね。「仕事中に抜けていくので、参観日のために服装を考えることはありません。土曜参観のときも基本は普段着です」(鳥取県 40代女性)「仕事を早退して直行なので、いつも会社の事務の制服です」(栃木県 40代女性)「仕事中にいくのでスーツで行きます」(静岡県 40代女性)Q.授業参観での服装、どうしてる?アンケート回答数:10593件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年05月31日母乳育児を経験したママから、「とにかくお腹が減った」という声をよく聞きます。だからといって、食欲に任せて食べていれば太ってしまう…。先輩ママたちはどうやって乗り切ったのでしょうか?■食事の回数を工夫する母乳を作るにはエネルギーが必要ですし、おなかが減ることは不思議ではありません。でも、食事の量を増やすことには抵抗がありますよね。ただでさえ、体型崩れが気になる産後、できるだけ無駄なカロリーは摂取したくないものです。そんなママたちは、1回の食事量を増やすのではなく、食事の「回数」を増やしているそう。毎朝、食パンを2枚食べるなら、1枚だけにしてもう1枚を間食に回す、1日に食べるご飯を小さなおにぎりにして、小分けにして食べるなど、1回あたりの量を減らします。こうすることで満足感が得られるし、総カロリーも変わりません。おなかが減っているのに何も食べないのはつらいですから、こうした工夫はよさそうですね。■食べごたえのあるものを選ぶ食事の回数を増やすのは、準備などの手間が大変…。こういうタイプのママたちは、間食に取り入れるフードを工夫しています。・「おしゃぶり昆布やスルメのように、噛みにくいものを少しずつ食べた。噛みごたえのあって満足感を得られるのはいいけど、塩分が多いから食べすぎないように注意した」(30歳・4歳児のママ)・「干しイモは噛みごたえがあるし、便秘解消にもなってよかった」(29歳・2歳児のママ)・「野菜スティックを食べました。カロリーが低いから罪悪感がなくておすすめ」(40歳・小学4年生のママ)・「ガムやグミ、アメのように、口の中に残る時間が長いものを選んでいた」(39歳・小学6年生のママ)・「寒天ゼリーを作って間食にした。カロリーを気にしなくていいけど、たまにシロップなどをかけすぎてしまうことも…」(40歳・小学5年生のママ)・「どうしても我慢できなくて大福を食べたことがあったけど、腹持ちもいいし、何よりもおいしいものを食べて幸せな気持ちになれました。我慢しすぎないことも大事だと思います」(41歳・小学5年生のママ)・「お腹がすくから食べたいけど、育児でバタバタしていて何か作る暇もなく…。個包装のお菓子があると、隙間時間につまめるのでよかったです。食べすぎ防止にもなりますし」(40歳・小学4年生のママ)ママたちの意見を見ると、間食選びは次のことがポイントになりそうです。・低カロリー・噛みごたえのあるもの・たまには好きなものを食べてもOK・個包装タイプのお菓子母乳育児をしたいけれど、太ってしまうのはイヤ! そんなときは、こうしたポイントをおさえておくといいかもしれませんね。
2017年04月22日入園・入学の季節は同時に、次年度入園する子どものママたちも、幼稚園選びで忙しくなります。幼稚園選びは秋までの半年が勝負! 先輩ママの経験談から情報収集のポイントをまとめてみました。幼稚園選びで押さえておく基本情報まず押さえておくべき基本情報は“通園手段”“給食orお弁当、“延長保育があるのかないのか?”“入園金と保育料”など。通園は毎日のことなので、ママにとって負担にならない手段を考えましょう。負担軽減のために電動自転車の購入や、自宅の近くで送迎が可能なスクールバスの選択も。食事については、給食かお弁当を選べる園も多いようですが、給食の場合は園内で作られるのか外部委託か、またアレルギー対策についても知りたいところ。そして見落としがちなのが、入園金・保育料以外の費用。給食やスクールバスを利用する場合は別途料金がかかるので、それらを含めたおおよその金額を知っておくとよいでしょう。これらの情報はもちろん幼稚園でも得られますが、公園や児童館で出会う先輩ママたちに話を聞いてみると良いかもしれません。幼稚園の教育方針と雰囲気は実際に足を運んで感じよう幼稚園の雰囲気を知るには、実際に足を運んで、見て感じてくるのが一番です。まずは定期的に行われている未就園児対象の行事や、園の開放日などに積極的に参加しましょう。Point1幼稚園の教育目標と雰囲気幼稚園の“教育目標”を知っておくことはとても大切です。規律を重んじるのか、学習系に力を入れているのか、子どもの自由な発想や戸外での遊びを大切にしているのか、それぞれ特色があります。これは幼稚園の柱となるものなので、幼稚園の要覧やホームページなどで確認しましょう。幼稚園の雰囲気は園長先生によって変わると言っても過言ではありません。Cさん(40代)は入園説明会で園長先生の話を聞き、教育目標と先生の人柄に惹かれてここに預けたいと思ったそう。チャンスがあれば園長先生や先生方と話をしてみるのもひとつです。幼稚園の雰囲気が一番わかるのは、普段の“子どもの活動や遊び”の様子から。実際に私が幼稚園選びをした際に決め手となったのは、園庭でのびのびと遊ぶ園児の姿でした。公立幼稚園なので延長保育はありませんが、私の優先順位は「1.園庭が土で広い、2.遊びが中心、3.雨の日に徒歩で通えるところ」でしたので、即決でした。子どもの様子以外にも、送迎時の“ママたちの雰囲気”も判断材料のひとつになります。「ママが居心地のよい幼稚園を選ぶのも大切!」と言うTさん(30代)は、気の合う友だちに巡り合い、ママ友マウンティングとは無縁の世界で幼稚園ライフを楽しんでいます。気になる園を数か所まわると比較対象ができるので、それぞれの違いや特徴も分かりやすいでしょう。最低でも2~3の幼稚園を調べることをオススメします。Point2“カリキュラム”と“習いごと”最近の幼稚園のカリキュラムはとても充実しています。「年少はスイミングと体操、年長になると英語と習字があったので、お得だと思って」と言うのはYさん(30代)。これらが保育料の中で行われているというので驚きです。保育が終わった後の時間を利用して、英語や音楽、体操や習字、学習などの“習い事”ができる園もあります。外部の企業が幼稚園の場所を借りて行うので別途料金が発生しますが、お迎えの時間が延び、また習い事の送迎の手間が省けるので利用する人も多いようです。Point3通常入園枠以外の特別枠通常の入園募集の枠とは別に、“兄妹枠”、“知人枠”、“プレ幼稚園枠”など、優先的に入園できる特別な枠がある園も。特別枠を使うか使わないかによって、入園手続きの動きも違ってきます。Point4経営母体による違い仏教系、神道系、キリスト教系など経営母体によって、幼稚園で行われる行事も異なるようです。Point5お受験系かそうでないか小学校受験を意識した幼稚園だと知らずに入園してしまうと親子で戸惑ってしまうかもしれないので、ここも知っておきたい点です。幼稚園情報、たくさん情報を収集すればするほど迷いが出てくるかもしれません。しかし“子どもにとって何が一番大切か”“妥協点はどこか”をしっかり考えれば、おのずと絞られてくるはず。そして“わが子が楽しめるかどうか”、そこも忘れずに幼稚園を選びたいですね。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年04月18日ママ友同士のいじめやトラブルが頻繁に起きているという話を聞いて、つきあい方に不安を感じているママは多いことでしょう。しかし、適度な距離感を置いてつきあうことができれば、ママ友は心強い存在でもあります。深入りせずに上手につきあっていけるのが理想なのかもしれません。良好な“ママ友関係”を築くために、世のママたちはどのようなことに気をつけているのでしょうか? 体験談をもとに、そのコツを考えます。■複数のグループと交流をもつ「以前は、あるグループのママ友たちとだけつきあっていて、その中で揉め事が起きるたびに巻き込まれ、面倒だな…と感じていました。それが嫌で、次第にほかのグループのママ友ともつきあうように。違うグループのママとも交流するようにしたら、なんだか気持ちが楽になりました」(Hさん/31歳/主婦)ママ友づきあい以外でも、いつも特定のグループとだけ深くつき合っていると、たしかに疲れます。もちろん、親友と呼べるような友だちになりたいなら、深くつきあうことも必要でしょう。しかし、「グループ」ということになると、人間関係のしがらみが多くなったり、中には気の合わないメンバーがいることも。ママ友グループの人間関係に息苦しさを感じたら、意識して複数のグループと交流してみるのも一つの方法かもしれません。■ときにはNOも必要「私は、ママ友と合う頻度を意識的にセーブしています。LINEを交換しているママたちからいろいろとお誘いを受けますが、それら全部に乗っていたら、いくら時間があっても足りません。ときには、とくに予定がなくても、何か理由にして断ることも。幸い、私の周囲には私が断ったことを悪く言う人はいませんし、ストレスなくママ友とつきあうことができています」(Kさん/29歳/小売店)誘われたら断れない…というタイプの人は、ストレスを溜め込んでしまいがち。ときには、Kさんの真似をしてみるのも良さそうです。ただ、いつもこちらが誘いを断ってばかりだと、相手はだんだん誘いにくくなることも。今回断ったら次回は自分から声をかけるなど、相手への配慮を忘れないようにすると、より良い人間関係につながるかもしれません。■見ざる・言わざる・聞かざる…近寄らざる?「『悪口を言った・言われた』という理由で仲が悪くなったり、トラブルが起こったり…。そんなママ友が周囲にたくさんいます。だから、私はよく噂話をしているママたちとは距離を置いて、余計な話を耳に入れないようにしているんです。余計なことを聞かなければ『悪口を言った・言われた』なんてことに巻き込まれる心配はありませんから」(Aさん/33歳/主婦)噂話はガールズトークの定番…とはいえ、それが思わぬトラブルを招くことも。ただ話を聞いていただけでも、「一緒になって言っていた」と思われる可能性があります。そういった話からできるだけ遠ざかっておくのは、得策だと言えるでしょう。同じように、ママ友の家庭事情についても必要以上に突っ込んで聞かないようにしておけば、「噂を流されて云々…」といったトラブルの回避につながりそうです。■ちょっとしたコミュニケーションを大切に「幼稚園の送り迎えをしていると、たくさんのママたちと顔を合わせます。ときには、その人たちと近くのスーパーなどでバッタリ会うことも。そんなとき、『お互いに顔は知っているけれど、話したことはない』ではなんだか気まずくて…。だから、とくに仲が良いママ友以外でも、顔見知りのママならすれ違うときなどに、挨拶プラスひとこと、ふたこと会話を交わすように心がけています」(Iさん/31歳/教育関連)先の3例は、どちらかと言えば「浅く」のためのコツでしたが、最後は「広く」についてです。たしかに、「知っているけど、知り合いではない」という間柄は気まずいもの。友だちとは言えないまでも、「知り合い」程度の間柄になっておけば気持ちが楽になるかもしれません。「良いお天気ですね」「あたたかくなってきましたね」など、天候について少し会話を交わすだけでも、良い人間関係につながるのではないでしょうか。深く長くつき合っていけるママ友がいるのは、もちろん素敵なこと。しかし、子育てをしていると、嫌でもたくさんのママと知り合うことになります。全員と深くつきあうのは難しいですし、まったくつきあわないというわけにもいかないでしょう。上手にママ友とつきあっていくためには、「広く浅く」の適度な距離感を心がけてみては? もしかしたら、ママ友とのつきあいがもっと楽になるかもしれません。
2017年04月02日「つたい歩き」や「よちよち歩き」を始めた頃から、ファーストシューズは何にしよう…と考えるママも多いと思います。ファーストシューズって、いつ頃買ったらいいのでしょうか?ファーストシューズっていつ頃から履かせてるの?我が家は一人で何にもつかまらずに、少し歩けるようになってから購入しました。目安は10歩くらい歩けるようになってから…というママも多いようですが、公園などにお散歩へ行けるようになってから靴を買ってあげたらいいんじゃないかと思います。ただ、今まで裸足で生活してた赤ちゃんにとって初めての靴は慣れないもの。我が家のお兄ちゃんの時は「外=靴」を理解するまで、初めのうちは公園に行っても靴が気になって脱ごうとしたり、座って靴をイジイジしていました。ファーストシューズ選びのポイントは赤ちゃんの足は脂肪で覆われてて、柔らかく形が変わりやすいです。土踏まずもまだ出来てないため、靴を選ぶ時にはちゃんと試着させて、しっかりと赤ちゃんの足にあった靴を選びましょう。裸足で歩いているのと極めて近い状態の靴を選ぶと良いみたい。サイズ選びでは、靴下を履いた状態で靴を履いたとき、つま先には5mm程度のゆとりが必要です。その他…選ぶ時のポイントはこちら↓・はき口が広い・はかせやすく、脱がせやすい・転んでも簡単に脱げない・かかとがしっかりしている・底がやわらかい・通気性よい・洗うことができるなどの点も要チェック。やっぱり「少し歩けるようになってから」、サイズの合ったものを選ぶと良いですね!気になってた「Attipas(アティパス)」使ってみたよ!慣れない靴、家でも練習できたらなぁと思っていたときに出会ったのが、“アティパス”。“アティパス”は赤ちゃんの足を科学的に研究し、生体力学研究に基づいて作られた、靴下と靴が一緒になった魅力的なベビーシューズです。1歳6ヵ月の妹は「靴」がとにかく大好き。家の中でも「靴」を履きたくてしょうがないようで、玄関においてある靴を家に持ってくるほど。これなら、家の中でも歩く練習用にぴったり!お兄ちゃんのときから気になっていたのですが、いざ使ってみて思ったのは、とにかく軽くて柔らかい!!通気性も良いし、つま先が広くなってて指を動かしやすいからか、とても歩きやすそう。娘も気に入って、自分で履こうと奮闘しています。履かせるのも楽なので、最近はとっさの外出際に、鞄にポンと入れて持ち運びすることも。靴下の延長のようなので、靴を履くのが嫌いなお子さんにもこれはオススメかも!しかも、洗ってもすぐに乾くので、これからの夏場の水遊びの際などにも大活躍しそうです。我が家のファーストシューズは…お兄ちゃんは「ミキハウス」ネットや友人ママからの口コミで「履かせやすく転びにくい」との評判が良かったものをチョイス。店頭で実際に履かせてみたところクッション性が良く、足をしっかり包み込んでくれて、歩きやすそうだったのでお兄ちゃんには「ミキハウス」をファーストシューズとして購入しました。妹は「TOMS」アメリカブランドの「TOMS」の靴はプレゼントで頂いたもの。私も以前大人用のを愛用してたのですが、「TOMS」の靴は素材が布なので履き心地も良く、抱っこしながらでもサッと履かせやすいのです。フィット感も良くて履き心地良さそう。ファーストシューズは、パパやママの思い出にも残るもの。そして、赤ちゃんが楽しく、いっぱい歩ける素敵な一足がみつかるといいですね♡
2017年03月06日昔は「子ども」といえば無邪気なもので、恋愛などに関心を持つのは中学生になってから、というイメージがあったかもしれません。しかし、イマドキの小学生は恋人がいる子もおり、発育状況も親たちが子どものころとは変わってきています。そんな現状にどう対処すればいいのか? 先輩ママたちの経験談を紹介します。■中学年でも体に変化が!?「うちの娘は成長が早かったので、4年生のときからブラジャーを着けています。恥ずかしいと嫌がるかと思ったけれど、ほかにも着用している子はいるみたいだし、優越感にひたれるのか、『これ、かわいいから自慢できる!』なんて喜んでいました。初潮についても、3~4年生で迎える子が増えているらしく、4年生の時に保健体育の授業がありました。『お母さんも生理なの?』といきなり聞かれたときには驚きましたが…。娘は授業ではよく理解できなかったようなので説明しましたが、心はまだ子どもなんだなぁと少しホッとした思い出があります」(41歳・小学6年生のママ)私が子どものころは、ブラジャーを着けているのは高学年の一部の女子、保健体育も小学5年生の臨海学校の前に受けた記憶があります。しかし、最近の子は発育がいいようで、こうした教育も前倒しになっている学校もあるようです。ほかのママからも「娘の友だちが小3で初潮を迎えた」「小6の娘がまだ生理が来なくて悩んでいる」という声が…。ママとしては驚くかもしれませんが、こうした現実を受け止めつつ、性に対して教えてあげられるといいですね。このとき、学校ではどこまで教わったかを聞き出し、そのレベルに合わせて話すと、子どもにもわかりやすくなるでしょう。また、発育には個人差があります。「ママが初めてブラジャーをしたのは中学生のときだよ」といった経験を話してあげると、子どもは安心できるかもしれませんね。■恋の話しがしたいお年頃「うちの娘は4月から6年生になりますが、彼氏持ちのお友だちが多いといいます。うちに遊びに来ても、恋バナをして盛り上がっているそうです。そんな彼氏とのデートといえば、近所のショッピングセンターに行く程度。恋に恋したい年頃かもしれないし、親にもオープンに話してくれるので、しばらくは様子見です」(39歳・小学5年生のママ)思春期を迎えれば、異性に関心を抱くことは珍しいことではありません。人を好きになることで成長することもあるでしょうが、小学生にはちょっと早いかも? なんて思ってしまいますよね。小学校高学年になると、性に関する知識を得たり、興味がわいてきたりする年頃。さらに反抗期も迎えるので、完全に否定するのではなく、親子のコミュニケーションを密にしながら見守っていくのがいいかもしれません。 ■子どもの「思春期」、親子でどう向き合う?体や恋愛の変化といったことは、親子間ではなかなか話しにくいもの。とくにふだんから「あれはダメ」「これをやりなさい」と厳しい親に対しては、子どもが相談しにくいことも。私自身もそうで、初潮を迎えたときすら親に言い出せませんでした。ふだんから子どもと話す時間を作る、子どものやることをすぐに否定せずにまずは見守るなど、相談しやすい雰囲気を親が作ってあげること。こうしたことを子どもが思春期を迎える前にやっておくとよさそうです。子どもを取り巻く環境は、時代によってどんどん変わっていきます。その変化についていけず、驚かされることもしばしば。もちろん個人差はありますが、こうした事例を受け止めておくことも大事です。ただショックを受けるだけではなく、子どもにどう接したらいいかわかるかもしれません。
2017年03月04日こんにちは!恋愛カウンセラー/占い師のあやかです。今回はこちらの女性から寄せられたご相談についてお答えしていきます。「彼氏持ちですがここ数か月うまくいっていません。少し前から始めたバイト先の男性の先輩から猛アプローチをされています。何度も何度も言ってくるので、彼氏がいる事を伝えました。正直自分の気持ちとしてはすごく嬉しかったので当初ご飯ぐらいは行こうと思っていました。しかしその反面で彼氏に対する罪悪感もあり『延期』という形で断りました。これで良かったんでしょうか?」彼とうまくいっていないときに、ほかの男性からお誘いが!ちょっと舞い上がってしまいそうですが、やっぱり彼がいるのに他の男性と出かけるのは罪悪感がありますよね。ではそんなときに、どんな風に行動すればよいのか、考えてみましょう。■【先輩のことは彼には内緒に・・・】今はまだ彼と別れる決意もしていないでしょうし、先輩とどんな風に進んでいくか想像ができない状態だと思います。ちょっとずるいですが、彼に正直に先輩の存在について話すのは混乱を招くだけなので、今はそっと自分の心にしまっておきましょう。本気で先輩と向き合ってみたいと思うときが来れば、そのときに彼とも話し合えれば良いと思います。まだわからないうちは先輩の話をするのは控えましょう。■【一度食事に行くのはあり!】先輩と今後どうやって付き合っていくのか、それを判断するためには一度話してみることは大切です。そこで“良い先輩”で落ち着くかもしれませんし、もしかしたらときめくことだってあるかもしれません。あなたにそこまで強い気持ちで愛情を向けてくれる人は、なかなか人生でたくさん会えるものではありませんよね。先輩のその思いに一度は向き合って考えてみるのは良いことだと思います。ただ、そのときに大切なのは、「彼がいるから、すぐに付き合ったり、親密な関係にはなれません」と、慎重に考えていることを最初にきちんと伝えておくこと。まだどうなるかわからないうちに期待を持たせるのは失礼なので、最初にしっかり伝えた上で食事に行ってみましょう。■【答えを焦ってはいけません】どうやって決断しようか、答えを焦ってはいけません。どちらも大切な人でしょうから、そんな簡単に答えを出せるものではないのです。少しずるくても、ちゃんとそれぞれに話したり、遊んだりする時間を作って、本当に一緒にいたいと思える人を見つけていきましょう。先輩と話してみたら、「やっぱり今の彼が好き!」と気づくかもしれない。反対に、「今の彼とは別れて先輩と付き合ってみたい!」という気持ちになるかもしれない。いろいろ試した上で、本気で進みたい道はどちらなのか、本当の答えを見つけていきましょう☆(あやか/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月04日出産時の入院では、あれもこれもと用意したくなりますよね。しかし、せっかく持って行ったのに使わなかったり、「これがほしかった!」というものは意外と多いようです。これから出産を控えているプレママは、先輩ママたちの声を参考にしてはいかがでしょう?■見落としがちだけど絶対欲しいアイテム No1!?ママたちから「これは思いつかなかったけど、絶対にあったほうがいい!」という声が多く挙げられたのが「円座クッション」でした。・「会陰切開をしたのですが、イスにも座れないほど痛いとは思わなかった。絶対にあったほうがいい!」(28歳・2歳児のママ)・「あまりの痛さに、夫に頼んで買ってきてもらった」(35歳・1歳児のママ)・「使うかどうかなんて出産するまでわからないけど、円座クッションがないとマジでつらいから荷物になっても持っていくべき」(30歳・2歳児のママ)・「病院にもあったけど、使い込まれすぎてペタンコだった。自分用にあったほうがいい。痔になったときにも使えるし」(38歳・小学1年生のママ)会陰切開をすると、産後の痛みがたまらないといいますよね。ちょっと座るだけでもひと苦労したママは多数。少しでも痛みを和らげるために、円座クッションを用意しておくと安心かもしれません。また、出産を経て「痔」になる女性も多いのだとか。産後も何かとお世話になりそうです。■忘れて困ったアイテム続いては、「これがなくて失敗した!」という意見を紹介します。絶対に必要というわけではないだけに、うっかり忘れてしまいそうなアイテムばかりです。・「デジタルカメラの充電器とバッテリー。スマホの充電器はあったけど、デジカメのことはうっかりしていた。最近のスマホはきれいに撮影できるとはいえ、やっぱり高画質で残しておきたいし…。夫は場所を説明しても見つけられず、忘れたことを後悔した」(35歳・8ヶ月児のママ)・「耳栓とアイマスク。大部屋だったから、いびきがうるさい人がいてなかなか眠れず…。消灯後もスマホのライトが気になってしまった」(32歳・2歳児のママ)・「音楽プレーヤー。暇だけど痛みで何もやる気が起きないときに、好きな音楽を聴いて気を紛らせたかった。いまならスマホに音楽が入っているけど、当時はなかったから。イヤホンをしていれば大部屋でも迷惑にならないし、ひとりで過ごすときにも便利だと思う」(41歳・小学5年生のママ)・「産後は書類やパンフレットなど、何かと紙類を多くもらうから、クリアファイルがあればよかったと思った」(38歳・小学2年生のママ)・「病院ってなんとなく薬くさいので、消臭スプレーを持っていけばよかった」(30歳・4歳児のママ)なくてもなんとかなるだけに、忘れられがちなアイテムですね。荷物になるほどの大きさでなければ、バッグに入れておくといいでしょう。■本当に必要? 紹介されがちな入院準備アイテム必要なものだけでなく、「いらなかった」と感じるアイテムもあるようです。雑誌などで入院準備アイテムとして「用意しておくと安心」といわれるものでも、とくに必要ないケースもあるようです。・「入院中は暇だから雑誌や本があるといいといわれたけど…。面会時間になればお見舞いがひっきりなしに来るし、検査や食事もあって読む時間がなかった。スマホがあれば雑誌も本も読めるし、荷物になるだけだからいらないかも」(35歳・1歳児のママ)・「小腹がすいたときにちょっとしたおやつがあると良いよといわれて用意したけど、結局食べずに終わった。必要なら売店で買うか、家族に頼めばいい」(40歳・小学3年生のママ)・「おむつは病院でもらえたので、入院前に用意したほうがいいか確認したほうがいいかも」(31歳・小学3年生のママ)・「メモ帳と筆記用具はあったほうがいいけど、ベビーダイアリー(育児日記)は、ちゃんと書く余裕がない。帰ってきてからメモを頼りに、ベビーダイアリーに書き加えてもいいんじゃないかなと思った」(29歳・5歳児のママ)・「メイク用品は基本的なものだけあればじゅうぶん。でも友だちは退院後に記念撮影をするために必要だったみたい。状況に応じて用意すればいいと思う」(31歳・小学4年生のママ)「これは必要かな?」と悩んだときには、病院で相談してみてもいいかもしれません。「意外といらなかった」といわれるものを持って行っても、荷物になるだけで困ることはないでしょう。しかし、本当に必要なものがないのは困ります。事前にチェックするのはもちろん、もしものときは夫や家族に買ってきてもらえる体制を整えておくと安心です。
2017年03月03日キャリアコンサルタントの上田晶美です。風邪の季節は「はたママ」(働くママ)が特に苦労するときですね。子どもが発熱、急遽会社を休まなくてはならない… 仕事と子どもの看病でママたちは疲労困憊、自分までダウンしかねません。みんなはこんなとき、どうやって乗り切っているのでしょう? 先輩ママたちの体験談をご紹介します。■「いつになったらお子さんは丈夫になるの?」(A子さんの場合)中小企業に勤めていたA子さんは女社長のこの言葉にがっくりきて、退職を決意したといいます。「いつになったら、あなたのお子さんは丈夫になるの?」子どもたちが次々と風邪をひいて、お休みが続いていた時のこと。A子さんも職場に申し訳なく、身をほそーくして周囲に「すみません」を繰り返し、自分自身も看病疲れでヘロヘロになっていたところ、社長のこの一言にもう我慢の限界が来たといいます。「はじめは社長も、『子どもは病気をするものだからね』なんて言ってくれていたのに。つい本音がポロッと出た感じなのでしょうね。それは今思えばのことで、その時は私自身も肉体的にも精神的にも限界に近いところだったので、プチッと切れてしまった感じでした」誰もが通る、子どもの病気による急な早退やお休み。「子どもの病気で休むので、自分の具合が悪い時に休んだことはありません」なんていう「はたママ」もいるくらいです。みなさん、どうやって乗り越えているのでしょうか?■「パパとの “看病リレー” で対応」(B子さんの場合)「どうしても病院に連れていくのは私の役目になりますね」とB子さん。子どもの病気の様子などを医師に説明したり、いつもの薬のことなどがわかっているのはママのことが多いからのようです。その代り、パパには仕事を早退してきてもらい、バトンタッチするのだそうです。つまり朝はママが仕事を遅刻して子どもを病院に連れていき、薬や飲み物を準備して家に連れ帰って子どもを寝かせる。パパは一旦出社するが仕事の段取りをつけて早退して帰り、ママとバトンタッチして看病する、という看病リレー。仕事の繁忙によっては、逆のことがあってもいいでしょう。二人とも丸々一日休むのでなく、半日ならば職場への迷惑が少なくて済むし、意外と目立たないといいます。精神的にも楽ですね。そうして、パパにもおかゆくらい作れるようになってもらいたいものですね。妻が病気になったときにお弁当を買ってくる夫では困りますから。今はレトルトのおかゆもおいしいですが、病気のときにおかゆを作ってくれた思い出というのもよいものではないですか?子どもも病気のとき、「ママが絵本を読んでくれた。パパがおかゆを作ってくれた」という思い出が残り、後になれば苦しかったことよりも優しく看病してくれたことを覚えているかもしれません。もちろん重篤にならないことが大事ですが。 ■「病児保育付きの医院へ」(C子さんの場合)C子さんは出版社にお勤め。激務のため、さぞかしお子さんの病気の時は大変だっただろうと思ったら、「うちの近所の内科医には別棟が託児施設になっていて、病気の子どもを預かってもらえました」といいます。子どもを連れていった病院でそのまま看病してもらえるのです。究極のワンストップ医院ですね。子ども自身も寒い中、具合の悪いところを病院だ薬局だと連れまわされなくて済むので、負担が少なくて済みますね。治りも早いかもしれません。そんな病院がたくさんできるといいのに、と思います。■「この子の母親はどうしたんだ?」(筆者の場合)これは私(筆者)の経験なのですが、娘が病気のとき、祖父母に頼んで病院へ連れて行ってもらったら、医師から「この子の母親はどうしたんだ?」と母(祖母)が叱責されたそうです。そのことがいまでも忘れられません。子どもの健康管理は母親の務めという固定観念があったのですね。確かに食事を作るのはお母さんという家が今でも多いでしょうから、役割分担としては家族の健康管理は母親の役目のことが多いでしょう。私の場合も三人の子どもを医者に連れていくのはほとんど私の役目でした。しかし、たまたまどうしても外せない仕事があって祖母に頼んだ際に、こう言われたのです。子どもの健康を願わない親はいません。子どもの健康が第一です。ただ、病気の急性期でなく、さほど危険のない時期であれば、仕事の都合をつけられないときには、人に頼むことも仕方ないでしょう。いまどきのお医者さんには、そのような固定観念で母親を中傷することがないように願います。三人が小さかった頃は、病院に行かない月はなかったくらいです。次々に家の中で感染するし、最後は自分にまでうつります。ノロウィルスが回ってきて、吐いて下してが夜中続いて、トイレの前で寝たことも一度や二度ではありません。風邪は年中行事のようになっていました。もちろん予防対策にも気をつけたいです。ただ、過ぎてしまえば、子育ての思い出の1ページになっていくことも付け加えておきます。うちの場合は小学校の2年生になると、体力がついて、いろいろな菌への耐性もでき、病気の回数はぐっと減りました。また、もしも看病を身内に頼むことができなければ、今は病児保育の専門機関に頼むという方法もありますね。もう少しの辛抱です。暖かくなれば、風邪の流行は終わります。これからも働くママたちを応援していますよ!
2017年02月22日弟夫婦に待望の第1子が生まれたときのこと。出産祝いを選ぶために必要なものがないかと話していたら、「ベビーベッドはいらない」と言われました。場所を取るし、すぐに使えなくなるから無駄だというのです。それでもあったほうがいいのではと思い、ほかのママにも意見を聞いたところ、意外と「不要派」が多くて驚きました。ベビーベッドは本当に必要なのでしょうか?改めてベビーベッドの必要性を、筆者のまわりのママたちにヒアリングしたところ、「必要派」のほうが多かったものの「不要派」も決して少ないとは言えませんでした。サンプル数は少ないですが、全体の3割程度といったところでしょうか。それぞれに理由を尋ねてみると、住環境やママの睡眠問題など、さまざまな事情が挙げられました。■ママのためにもあったほうがいい! 「必要派」まずは、「必要派」の意見から紹介します。・「床に布団を敷くのは、ホコリなどの衛生面が気になる。だからといって、生まれたばかりのときにこまめに掃除なんかできないから、やっぱりベッドがあったほうがいいと思う」(35歳・1歳児のママ)・「生まれたばかりはともかく、寝返りがうてるようになると寝相が悪くて危なっかしい。ベビーベッドがあれば囲いから落ちないので、私も安心して寝られた」(40歳・小学3年生のママ)・「自分と同じ布団だったら、寝ているときに潰してしまいそう…。別々に寝たほうがお互いのためにもいいと思う」(37歳・小学3年生のママ)「必要派」の意見としては、衛生面の問題や安全性を重視する声が目立ちました。ホコリはアレルギーの原因になるともいわれていますし、リスクをできるだけ避けたいという親心がうかがえますね。■ベビーベッドがあっても使わなかった… 「不要派」一方の「不要派」といえば、スペースの問題を挙げる人が多かったです。・「1人目のときに買ったけど、ただでさえ狭い寝室がもっと狭くなって移動しづらくなった。遅く帰ってきた夫がベッドにぶつかり、子どもを起こしちゃうこともあったし、すぐに使わなくなってしまった。2人目のときは使ってない」(39歳・小学1年生と3年生のママ)・「せっかく買ったのに、私が添い寝しないと寝てくれなくて…。そのまま一緒に寝ちゃうことが多かったし、今思えばなくてもよかったな」(38歳・小学2年生のママ)ママから離れると、すぐに泣きだしてしまう子もいますよね。添い寝だけでなく「添い乳」もすることがあるなら、なくても問題ないかもしれません。ママたちの意見を聞いて、ベビーベッドは絶対になくてはならないとはいえないけれど、衛生面や安全面でのメリットは十分得られると感じました。安くはない買い物なので、無理して用意しなくても子育てはできる! でも、あればママも落ち着いて眠れそう、といったところでしょうか。どちらが正しいというわけではないので、自分たちに合った方法で子育てできるといいですね。
2017年02月19日