「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の川村壱馬や吉野北人、龍、鈴木昂秀ほか、神尾楓珠、塩野瑛久らが出演、「HiGH&LOW」シリーズと「クローズ」「WORST」(原作・高橋ヒロシ)の2大最強コンテンツがクロスオーバーした映画『HiGH&LOW THE WORST』の続編製作が決定、2022年初秋に公開されることになった。シリーズ累計観客動員550万人・興行収入78億円突破、友情と熱き闘いを様々なメディアで描く「HiGH&LOW」シリーズと、累計7500万部突破・不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」のクロスオーバーとなった前作『HiGH&LOW THE WORST』。「HiGH&LOW」過去シリーズ全作品対比No.1という結果を叩き出し、その後もSNSでは「アクションがヤバすぎる!」「男たちの本気のぶつかり合いに胸が熱くなる!」といった口コミが拡がり、累計観客動員72万人、最終興行収入12.5億円超えの大ヒットとなった。前作『HiGH&LOW THE WORST』より前作では、「HiGH&LOW」シリーズの舞台・SWORD地区の「O」を担う“漆黒の凶悪高校”鬼邪高校と「クローズ」「WORST」の舞台・戸亜留市内で幹部以外スキンヘッドの殺しの軍団と恐れられる鳳仙学園が激突。その鳳仙でさえも一目置く鈴蘭高校、そしてその鈴蘭最強の男“ラオウ”の存在が物語の終盤に示唆されており、ファンの間では「次は鈴蘭か!?」と続編を期待する声が高まっていた。今作では原案・キャラクター設定を「クローズ」「WORST」原作者・高橋ヒロシが務め、前作激突した鬼邪高校と鳳仙学園をはじめ、鬼邪高を狙う新たな高校や新キャラクターが次々と登場し、シリーズ史上最大の頂上決戦となる。本解禁では、前作から続投するメンバーについても発表。鬼邪高校全日制メンバーとして、鬼邪高に転入して間もなく、鳳仙との闘いで仲間の信頼を勝ち取り鬼邪高の頭に上り詰めた花岡楓士雄(川村壱馬THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、楓士雄の親友であり、右腕として支える高城司(吉野北人THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)や情報通のジャム男(福山康平)をはじめ、“泰・清一派”の泰志(佐藤流司)と清史(うえきやサトシ)、“中・中一派”の中越(神尾楓珠)と中岡(中島健)、さらに「HiGH&LOW」初期シリーズから全日制トップに君臨していた“轟一派”の芝マン(龍THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)と辻(鈴木昂秀THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、そして不動の人気と実力を誇る轟洋介(前田公輝)ら計10名の続投が決定した。さらに、鳳仙学園の“鳳仙四天王”も再集結。前作で初登場した小田島有剣(塩野瑛久)をはじめ、沢村正次(葵揚)、仁川英明(小柳心)、志田健三(荒井敦史)、幹部のサバカン(坂口涼太郎)が続投。また、スピンオフドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」(日本テレビ)にて、楓士雄と激闘を繰り広げた希望ヶ丘団地出身の基晃(森崎ウィン)が今作で映画初登場するなど、シリーズファン待望の続投メンバーの活躍に加え、今後どのような新キャラクターが登場するのか、期待が高まる。本情報は本日行われた「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のライブで映像とともに発表された。「2022ヤツらが、帰ってくるー」から始まるオープニングとともに、「映画続編決定!!」が大々的に打ち出され、声は出せない環境の中でもライブ会場は一気に観客の歓びと熱気に包まれた。映像が終わり、興奮冷めやらない雰囲気の中、なんと鬼邪高・轟(前田さん)と鳳仙・小田島(塩野さん)がサプライズ登場。劇中の制服を身にまとった楓士雄(川村さん)、司(吉野さん)、芝マン(龍さん)、辻(鈴木さん)、そして轟の鬼邪高チームと小田島率いる鳳仙チームが集結し、前作の主題歌「SWAG&PRIDE」も披露された。企画プロデュースは、前作に引き続きEXILE HIRO。同シリーズのアクション監督を代々務めてきた大内貴仁がアクション監修、アクション監督を鈴村正樹が務め、また監督にシリーズ全作品の脚本に携わり「HiGH&LOW」の世界を知り尽くす平沼紀久、さらに今作では安室奈美恵、浜崎あゆみ、「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」など、様々なジャンルのミュージックビデオを手掛ける二宮大輔が総監督として初参加し、スタイリッシュでスピード感のある唯一無二のアクション映像を生みだしていく。『HiGH&LOW THE WORST続編』(仮)は2022年初秋、全国にて公開。※高橋ヒロシの「高」、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST 2019年10月4日より全国にて公開Ⓒ2019「HiGH&LOW」製作委員会
2021年12月14日「ウルトラジャンプ」(集英社)で2013年から2017年まで連載されていた、秋★枝による人気コミック「恋は光」の実写映画化が決定。主演を務める神尾楓珠、ヒロインの西野七瀬らキャストのコメントが到着した。大学生・西条(神尾楓珠)は、恋をしている女性が光を放ってキラキラして視えるという特異な体質を持つ。ずっと西条に好意を寄せている幼なじみの北代(西野七瀬)は、西条から「恋の光を発していない」と言われ、ジレンマを感じていた。そんな中、恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ同級生の宿木(馬場ふみか)は、西条を北代の彼氏と勘違いし、アプローチをかける。ある日、西条は「恋を探求する」女子・東雲(平祐奈)の落とし物を拾ったことをきっかけに、彼女と「恋」についての考察を語り合う交換日記を始めることに。東雲との関係を深めていく西条に気が気でない北代。そして、そんな様子を見た宿木は、自分も西条たちと交換日記をしたいと言い出す。秋★枝による人気コミック「恋は光」が原作となる本作では、特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、“恋の光”が視えるからこそ切なくて苦しい恋愛模様が繰り広げられる。主人公たちが恋愛感情に振り回されながら、“恋って何だろう?”と「恋の定義」について考察する姿に、連載当時から共感の声が多く寄せられていた。“恋の光”が視えてしまう大学生・西条を演じるのは、今年は『彼女が好きなものは』や「顔だけ先生」などに出演、2022年は主演作『20歳のソウル』の公開が控えるなど話題作への出演が絶えない神尾楓珠。そして、西条に恋心を募らせるも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を、現在放送中のドラマ「言霊荘」で主演するなど目覚ましい活躍を見せる西野七瀬が演じる。共演には、映画やドラマ等ジャンルを問わず幅広く活躍している平祐奈と馬場ふみかが顔を揃える。監督・脚本は、映画『ももいろそらを』、『殺さない彼と死なない彼女』など、ティーンエイージャーの様々な恋愛の形を切り取ってきた小林啓一が務めた。映画化発表と併せて、キャストとスタッフ、そして原作者よりコメントも到着した。西条(さいじょう)役:神尾楓珠コメント――公開決定に関してまずは、無事に公開が決まって嬉しいです。今回の撮影は1ヶ月間の地方ロケでした。長期間の地方ロケは僕自身初めての経験だったので、すごく新鮮な感覚でした。もっと新鮮だったのは、メインキャラクターが男性1人に対して女性3人という構図で話が進むというところです。脚本を読んだ段階で、この関係性で話が進むのはなかなか新しく、面白いなと思いました。さらに大学生という、学生でもあり大人でもあるという難しい年頃の設定だったので、複雑で繊細だなと思いながら撮影していました。大学生ならではの青春の雰囲気が映像に出ていると思うので、たくさんの方にこの映画が届くと嬉しいです。――西条を演じてみて西条のイメージは無骨で不器用な文学青年。普段の僕とはかけ離れた言葉選びや、佇まいの役だったので、最初はなかなか掴めずに苦労しました。でも何度かリハーサルを重ねるうちに少しずつ西条の気持ちを理解することができ、自分の中で彼を演じることに対して何の違和感もなくなり、最後には一見堅苦しい西条が愛らしくなりました。この映画を観てくださった方々にも西条が愛されるキャラクターになれば嬉しいです。――小林監督の印象、演出について小林監督は演者の特徴をよく見ていて、それらを踏まえた上で演出していく姿が印象的でした。物語の最終地点やそれぞれのキャラクターをしっかりと見据えていらっしゃったので、西条のキャラクターや心情で迷った時は、信頼して相談することができました。――公開に向けてのメッセージ恋とは何か、というものを細かく分析し、言語化して、理解していくというのは、価値観のバラつきがあるものだからこそ難しいことだと思います。本作をご覧いただければ、西条のように恋に億劫になってる人や恋愛で悩んでる人のヒントになるのではないでしょうか。僕自身、今まで挑戦したことのない役どころなので、楽しみにしていてください!北代(きたしろ)役:西野七瀬コメント私が演じた北代は、人前ではふざけたりしていますが、実は誰よりも周りをよく見ていて、思いやりや気遣いがあってふざけることでそれを隠しているような、なかなかできることじゃないことができる女の子です。大学生の「恋」がテーマになる作品ということで、経験がなく新鮮で、撮影を楽しみにしていました。撮影現場の雰囲気も、皆さんそれぞれが自然体でいるようなところがあって、自分には心地良いバランスでした。地方ロケということもあり、ゆったりとした時間の流れを感じながら毎日撮影に入っていました。小林監督とは初めてご一緒させていただきました。監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、「西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた」という風に仰っていただけて、嬉しかったです。公開を楽しみにお待ちいただけたらと思います。東雲(しののめ)役:平祐奈コメント東雲はとても浮世離れしている現代では珍しい女の子だったので、観客の方にどうしたら違和感なく観てもらえるかなどと疑問点が多い役柄でした。自分自身、東雲と共通する部分はいくつかありましたが、感情的な部分で自分の心と近づけるのには時間が掛かりました。ですが、小林監督がクランクインする前に何度か本読みを行い、アドバイスをして下さったので、自分の中でもしっかり整理して撮影に挑むことが出来ました。現場ではテスト撮影をしたら、みんなでモニターチェックをする時間を設けて下さったり、1人1人と丁寧に向き合って下さってお互いに納得のいく気持ちじゃないと中々OKを出さない事が清々しく感じられ、終わった後は凄く達成感に満ち溢れていました。この作品と出逢って、生涯の大きな課題であろう“恋の定義”について考える面白い時間を過ごさせて貰えました。スクリーンで一緒に恋と向き合う時間を楽しみにしていただけると幸いです。宿木(やどりぎ)役:馬場ふみか コメント私は、恋人がいる男性ばかりを好きになることを繰り返してしまう宿木役を演じました。彼女なりにブレない芯がしっかりあって、西条や北代、東雲が恋について真剣に議論している姿に影響を受けて、少しずつ変わっていく姿がとても魅力的です。一人ひとりが恋に対する持論を展開し、それぞれの恋を見つけていく様が美しく描かれていると思います。今回、クランクインしてからも本読みをしたり、小林監督や共演者みんなでイメージを共有したりしながら、撮影を進めていったのがとても印象的でした。ぜひ公開を楽しみにしていてください。原作:秋(あき)★枝(えだ) コメント恋は光、実写映画化のお話を頂いた時はとても驚き、嬉しかったです。これも応援してくださった皆様のおかげです。さらに、脚本を読ませて頂いてからずっと完成が楽しみでした。登場人物や内容共に、私の作った物をより深めて頂けていると感じています。色んな場面で、「ああ、こういう見せ方があったのか…! ああ、このセリフ素敵だな…!」と私も描き手として、また一人の読み手として楽しませて頂きました。原作を読んで下さった方にもきっと楽しんで頂けると思いますので、ぜひご覧になって頂けると嬉しいです。監督・脚本:小林啓一 コメントこんなことをここで告白するのは、自分でもどうかと思うのですが、脚本を書くにあたって、今までこんなに悩んだ作品はありませんでした。ここ二年間で数十回と書き直しました。とにかく解けないパズルをずっと解いている気分で、なかなか満足に書けませんでした。そのくらい原作の完成度が高いのです。秋★枝先生、恐るべしです。なかなかゴールに辿り着けなかった脚本に比べて、撮影はキャストやスタッフのおかげで順調でした。特にキャストは皆、非常に魅力的でした。神尾さん、西野さん、平さん、馬場さんのそれぞれ新しい側面をお見せすることができると思います。まだ編集段階ですが、早くお届けしたい気持ちでいっぱいです。リアリティとファンタジー要素が混ざり合う珍しいタイプの恋愛映画になると思います。楽しみにしていて下さい。僕も楽しみで仕方ありません。『恋は光』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年12月14日原田知世が2022年6月にライブツアー『原田知世 40周年アニバーサリーツアー2022』を開催することが決定した。2019年11月以来2年半ぶりに行われる本ツアーは、2022年に迎える原田のデビュー40周年を記念したもので、大阪・オリックス劇場、愛知・名古屋市公会堂、そして東京・Bunkamuraオーチャードホール2DAYSまで全国3カ所4公演が開催される。チケットはオフィシャルホームページ先行抽選が12月26日まで行われている。デビュー以来俳優・歌手の両方で活躍を続ける原田は、田中圭とのW主演映画『あなたの番です 劇場版』が12月10日に公開されるほか、歌手としてもニューシングル『ヴァイオレット』を12月15日にリリースする。なおタイトル曲「ヴァイオレット」はゲスの極み乙女。やindigo la End、ジェニーハイなど多岐にわたる活動で知られる川谷絵音が作詞作曲およびサウンドプロデュースを手がけている。<ツアー情報>『原田知世 40周年アニバーサリーツアー2022』6月16日(木) 大阪・オリックス劇場開場 18:00 / 開演 19:00お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888URL:月18日(土) 愛知・名古屋市公会堂開場 15:00 / 開演 16:00お問い合わせ:サンデーフォークプロモーションTEL:052-320-9100URL:月20日(月) ・21日(火) 東京・Bunkamuraオーチャードホール開場 18:00 / 開演 19:00お問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーションTEL:03-5720-9999URL:【チケット情報】全席指定:8,800円(税込)※未就学児童入場不可■オフィシャルホームページ先行抽選受付受付期間:12月9日(木) 12:00〜12月26日(日) 23:59受付URL:※事前にチケットぴあの会員登録が必要です。■一般発売日:2022年4月16日(土)<リリース情報>原田知世 ニューシングル『ヴァイオレット』2021年12月15日(水) リリース価格:1,320円(税込)原田知世『ヴァイオレット』ジャケット【CD収録内容】1. ヴァイオレット作詞・作曲:川谷絵音Sound Produced & Arranged by 川谷絵音2. 守ってあげたい作詞・作曲:松任谷由実Produced & Arranged by 伊藤ゴロー3. ヴァイオレット(instrumental)4. 守ってあげたい(instrumental)予約リンク:関連リンク原田知世 公式サイト:原田知世 公式Twitter:原田知世 公式Instagram:原田知世 ユニバーサル ミュージック公式サイト:
2021年12月09日映画『彼女が好きなものは』が12月3日より公開される。自分はゲイであると自覚する一方で、異性と結婚し、子を持ち、家庭を築く夢をあきらめきれない男子高生・純。彼はある日、クラスメイトの紗枝がBL好きの腐女子であることを知る。紗枝はいつしか純に好意を抱き、純もまたもしかしたら自分も異性を好きになれるかもしれないと願って、紗枝と付き合いはじめる。普通ってなんだろうか。人と人が理解し合うとは、どういうことだろうか。さまざまな問いを投げかけながら、純と紗枝の物語は、美しく、優しく、いとおしいラストシーンへと昇華していく。同性愛者の主人公・安藤純を演じるのは、神尾楓珠。さじ加減を誤れば、誰かを傷つけるかもしれない難役に、22歳の若手俳優はどう向き合ったのだろうか。純があきらめていたのは、それが世界を簡単にする方法だったから「この作品を受けるまで、セクシュアルマイノリティに対する自分の意見というのが特になかったんです。なんだろう。誰が誰を好きでも、どっちでもよくない?っていう感覚でした」言葉少なに、そう神尾楓珠は話しはじめる。もちろん今、LGBTQと言われるセクシュアルマイノリティについて、社会的な関心が集められていることは知っている。だけど、当事者ではない自分にとっては、少し遠い出来事のようにも思えた。それが、まだ安藤純を演じる前、ひとりの20代の青年である神尾楓珠のリアルな気持ちだった。「映画の中で、純のクラスメイトたちが同性愛について話す場面があるんですけど、たぶんあそこに純を演じる前の僕がいても何も発言しなかったと思う。別に否定する気もないし肯定する気もない。語る言葉が何もないという感じでした」そんな神尾楓珠が、なぜ安藤純を演じることになったのか。プロデューサーからは「世捨て人感が(純に)似ている」と言われたという。「それを聞いて、確かになと。純ってどっかあきらめているような部分があるじゃないですか。そこは自分にちょっと似ているのかなと思いましたね」無邪気に戯れる高校生たちの中で、普通に擬態して生きる純。その目は、確かにどこか冷めている。なぜ純はあきらめなければいけなかったのか。そう問うと、神尾楓珠はこの作品のキーとなる台詞を引用して答えた。「たぶんそれが純にとって“世界を簡単にする”方法だったんだと思う。純が円滑に人生を歩むための手段だったんじゃないかなって。あの台詞はすごい刺さりました。すごいですよね。そんな表現の仕方があるんだって思いました」演じていると、ありもしない思い出が甦るときがある純を演じる上で、最も大きな山場となったのが、山口紗弥加演じる母との病院の場面。息子が同性愛者であると知った母は、自分も若い頃は同性の先輩に憧れがあったと語る。そんな母に、純は猛反発する。神尾自身が、「今までやってきた中でも、あの感情の大きさは結構上位レベルでした」と振り返るほど迫真のシーンだ。「お母さんは慰めのつもりで言ったのかもしれない。その優しさもきっと純だってわかってないわけじゃないと思うんです。だけど、あの状況で言われたら、最初に出てくるのは怒りだろうなって。なんだよ表面しか見てないじゃんって。そうなる純の気持ちは自然と受け入れられました」もし神尾楓珠として読んでいたら、その母の言葉には引っかからなかったかもしれない?そう尋ねると、「そうかもしれない」とうなずいた。「あのシーンをやっているとき、なんか浮かんできたんですよ。山口さん演じるお母さんと過ごした親子の思い出みたいなのが、頭の中に。もちろん、実際には経験してもいない、台本にも描かれていないことなんですけど。演じていると、そういうありもしない思い出が甦ることがたまにあるんです」それくらい、その瞬間、神尾楓珠は安藤純になっていた。自分は当事者ではない。素の自分とは距離があると思っていた安藤純に、いつしか体と心が同化していた。「僕は演じるときは完全理論先行というか。いろいろ考えて、計算して、やっていることが多いんですけど。親友の萩原利久が感情型で。1回聞いたんです、『なんでそんな感情でいけるの?』って。そしたら『別に考えていないわけじゃない。計算した上での憑依だから』って言ってて。なるほどな、計算だけじゃダメなんだと思いはじめて。特に今回の場合は、計算はするけど、現場に入ったら1回全部忘れて、役に入るっていうことを大切にしていました」きっとあの病院の場面は、理論型の神尾楓珠が完全に安藤純に憑依していた。安藤の叫びに、多くの人が胸を引きちぎられるような気持ちになるだろう。「そのシーンが終わったあと、スタッフさんがモニター越しで泣いていたって聞いて。それはすごいうれしかったです。そんな経験、なかなかできないじゃないですか。ちゃんと没入すれば伝わるんだと思ったし、演じるときにこのぐらいでいいやなんて妥協してたらダメなんだなとも思った。思い出のシーンですね」簡単に理解があるとか言っちゃいけない『彼女が好きなものは』は、ゲイの安藤純と、BL好きの三浦紗枝の物語だ。恋愛とも友情とも違うような、2人の名前のない関係性について、神尾楓珠は何と名づけるだろうか。「最終的には“同志”だなと思います。2人とも周りにわかってもらえないという悩みがあって、本当の自分を隠していて。その1点でつながって、一緒にいる。それをなんて呼ぶんだろうと思ったら、もう“同志”しかないなと」紗枝について語るとき、神尾楓珠の言葉は自然と純の目線になる。それは、神尾楓珠が安藤純の人生を生きた証拠のように思えた。「純からしたら、紗枝は恩人じゃないですか。純は別に紗枝を助けてあげられているわけでもないのに、なんで紗枝はそんなに何回も何回も助けてくれるんだろうって。釣り合ってないんですよね、純がもらうばっかりで、紗枝には何もあげられていない。だからなんで一緒にいるんだろうって、ちょっと不思議だったんです。それはもちろん紗枝が純のことを好きだからというのが大きいかもしれないけど」なぜ純と紗枝は一緒にいるのか。神尾自身が抱いた疑問に、「どうしてだと思いますか」と尋ねてみた。すると神尾は少し考えて、まるで体のどこかに残っている三浦紗枝のぬくもりを探るようにこう話した。「最初は、純も自分が女の子を好きになれるかどうか実験みたいな感じで紗枝を利用したところがあったんですけど。きっと紗枝の見返りを求めないところに惹かれたんだと思うんですよね。確かに紗枝は純にとって恋愛対象ではないかもしれない。だけど、人生におけるターニングポイントというか、純が変わるきっかけをくれた人だと思います」人の関係は、男とか女とか、恋愛とか、友情とか、そういう世界を簡単にする言葉でわかりやすく線を引かれていく。でもきっと、世界はそれだけじゃない。世界はもっと複雑なのだ。「2人を見て思ったのは、性別関係なく、わかり合えることがあるんだなということ。この2人は口だけの理解じゃなく、ちゃんとお互いを理解できたから、ああいう関係になれた。それができたのは、自分のことを理解してもらおうとする気持ちだったり、相手のことを理解したいという気持ちだったり、そういうのが一緒だったからなんじゃないかなって」神尾楓珠は決して口数の多いタイプではない。でも何か自分の言葉で話そうとするときは、不器用そうに、でも真摯に、一生懸命、言葉を紡いでいく。純と紗枝について話す神尾楓珠の言葉には、伝えたいという気持ちが溢れていた。そこにはもう「誰が誰を好きでも、どっちでもよくない?っていう感覚でした」と傍観者の立場でいたかつての自分はいなかった。「この作品をやって思ったのが、簡単に理解があるとか言っちゃいけないなっていうことでした。自分が優しさのつもりで言った言葉が、誰かを傷つける可能性がある。何がトリガーになるかわからないということをわかっていなくちゃダメだなと。でもその上で、純と紗枝みたいに、相手をわかりたい、わかろうとする気持ちがあれば、きっとわからない者同士でも生きていけるんじゃないかなって気がします」楽しいと思える限りは、この仕事を続けていきたい俳優デビューから6年。22歳の神尾楓珠のもとには次々とオファーが舞い込んでいる。けれど、意外なことに本人は「根本的に、性に合ってるとは思ってないんですよ」と役者業について語る。「根暗だし、面倒くさがりだし。高校のときとか、声を出すのも面倒くさくて。そんな日は、今日は1日誰とも喋らないって決めて。教室で話しかけられても、無言でリアクションだけするみたいなこととか普通にありました(笑)」だから、華やかなスポットライトを浴びている自分に、今でも違和感を覚えるときもある。「去年、最初の緊急事態宣言が開け、仕事が再開したときとか、もうこの仕事には戻れないって本気で思いました。自粛期間中は完全に仕事を忘れて普通に生活してたから。周りの目も気にせずすんだし、自分のやりたいことだけやって、すごく楽しくて。それが急にまた仕事ですってなったとき、窮屈だなって感じがして。このまま仕事できるかなって悩んだ時期もありました」それでも、神尾楓珠は今日も分刻みのスケジュールをこなしている。彼がまだ俳優・神尾楓珠でいるのは、知ってしまったからだ、この仕事の楽しさを。「僕は普段から自分の感情とかあんまり出ない方なんですけど。それを思い切り出せる場所が、芝居。演じていると、自分の知らない感情が出ますし、自分が今までやったことのないような表現が出てくるときもある。そういうのが楽しくて、辞めずに続けているっていう感じです」今でも自分の演技は「下手くそだなって思う」と言う。でも、経験を積んで「前よりは多少自信を持ってできるようにはなりました」とも。欲や野心はない。焦らず、気張らず、自分のペースで進んでいければいい。素の神尾楓珠は、ミステリアスな外見に不似合いなほどマイペースな22歳だ。「あんまりこんなふうになりたいというのはなくて。それよりも楽しんでやれるのがいちばん。何かになったり、何かをなしとげたりすることよりも、自分の人生が楽しくなることの方が大事だから。楽しんでやれる限りは、この仕事を続けていこうと思っています」ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント神尾さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年12月07日話題のドラマや映画への出演が続いている神尾楓珠さん。12月3日には、主演映画『彼女が好きなものは』が全国公開。神尾さんが演じるのは、自分がゲイであることを周りに悟られないように暮らす、高校生の安藤純。この作品は、’19年に『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化もされた、浅原ナオトの小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が原作だ。これまであった感情が、台詞として初めて言語化できた。「純役のお話をいただいた時は、原作を読んだことも、ドラマを見たこともありませんでした。最初は設定を聞いただけだったので、自分がこの役を演じることに対して、当事者の方がどう感じるのだろうとか、正直不安もあって…。でも脚本を読んでみると、純が抱える生きづらさや、社会のリアルな状況などが真摯に描かれていることがわかり、この役ときちんと向き合えばきっと大丈夫と思えるようになったんです」物語は、BL好きの同級生・三浦紗枝(山田杏奈)が、純のセクシュアリティを知らずに彼を好きになることから大きく動きだす。純には、いつか異性と家庭を築けたらという諦めきれない思いもあり、紗枝の好意に戸惑いつつも、付き合うことを決意する。そんな複雑な内面を抱える純を演じた神尾さんについて、草野翔吾監督は「話すまでもないほど純を自分のものにしていて、最初からほぼ完璧だった」と評している。「純は、周りの目を気にしながら生活していて、友達にも心を開ききれずにいます。ともすると、か弱い人物像として演じてしまいそうですが、純は自分の芯をしっかりと持っている人でもあるので、そこを大切に、弱々しく見えないように意識しました。ただ今回の役柄は、自分の中ですぐには定まらなくて…。純は、三浦さん、友達、同性の恋人など、相手によって、目線の送り方とか話し方が変わるんじゃないかと。そう感じていたこともあって、立場が違う人とそれぞれ演じてみて、ようやく完全に『掴めた』と思えました」この作品には、さまざまな立場や価値観の人物が登場し、その違いによる苦しみや、それを超えて互いに理解しようとする姿が描かれる。紗枝が自分を“腐女子”と記号化しようとした時に純が放つ、「複雑なことを無視して、世界を簡単にしたくない」という言葉も印象的だ。「そういう純の気持ち、わかります。僕も誰かを一方的に括ったり、決めつけたりしたくない。これまでもそんなふうになんとなく思っていましたが、今回台詞として言ってみて、初めて言語化されたような感覚です。あと、この役をとおして改めて感じたのは、周りの目が気になるのは仕方ないけれど、それでも自分らしく生きようとすることの大切さです」そんな神尾さんが思う、自分らしさを保つために必要なこととは?「いいところだけでなく、弱い部分も全部含めて、自分自身を受け入れることじゃないでしょうか。あとは、自然体でいること。役者の仕事にしても、あまり肩肘張らずに、やっていけるのが一番かなと思います」『彼女が好きなものは』ゲイであることを隠して生きる高校生の安藤純と、BL好きの三浦紗枝。二人は付き合い始めるが、幸せそうな紗枝に対し、純の思いは複雑で。監督・脚本/草野翔吾出演/神尾楓珠、山田杏奈ほか12月3日より全国公開。©2021「彼女が好きなものは」製作委員会かみお・ふうじゅ1999年1月21日生まれ、東京都出身。2019年、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』に出演。’21年は本作含め、4作の映画に出演し、’22年には主演映画『20歳のソウル』が公開予定。ニット¥72,600パンツ¥45,100シューズ¥75,900(以上ISABEL MARANT HOMME/ISABEL MARANT TEL:03・5469・7110)※『anan』2021年12月8日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・寒河江 健ヘア&メイク・菅井彩佳インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年12月06日神尾楓珠が主演、山田杏奈、今井翼らが出演する、小説家・浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)を原作にした映画『彼女が好きなものは』。この度、温泉デートの最中に起こるシリアスなシーンのメイキング映像が解禁となった。ある日、紗枝(山田杏奈)の師匠こと奈緒(三浦透子)と、その恋人の隼人(渡辺大知)を交え、グループデートで温泉にやってきた純(神尾楓珠)と紗枝。そこには誠(今井翼)も妻子と共に訪れていた。今回解禁されたメイキング映像は、純と紗枝の温泉デートの最中、とある理由で純と誠のキスシーンを目撃してしまう。思わず手に持っていた水風船を投げつけ、紗枝が問い詰めるというシリアスなシーンの一部。神尾さんと今井さんが対峙するシーンや、戸惑う紗枝の感情の起伏を草野翔吾監督が山田さんに伝え、それに応えようとする彼女の真剣さが垣間見える。また、神尾さんと今井さんが顔を見合わせているところに水風船がぶつかり、弾けさせるという難しいシーンでは、助監督が投げた水風船が絶妙にヒットし、カットがかったと同時に周りのスタッフからは拍手が!水に濡れた神尾さんと今井さんも手ごたえを感じたのか、笑顔を見せる。その後、キャスト、スタッフ全員で映像をチェックすると、一同が「おぉぉぉ!」と声をあげ、草野監督が思わず拍手。監督からの「完璧だ、OK!」という言葉もあり、現場の熱気と和やかな雰囲気が伝わるメイキングシーンとなっている。草野監督は神尾さんについて、脚本を書いているときから“どこか影があって、まとっている空気が純とピッタリだ”と感じていたという。また山田さんについても初めて会ったときに、“この子が紗枝だ!”と直感したとふり返る。誠については、原作を読んだ時からワイルドで色気がある人がいいなと思っていた際、ふと今井さんが思い浮かんだという。ベストなキャスティングに恵まれ、監督とキャストの信頼関係のもと完成した本作で、この温泉デートをきっかけに純、紗枝、誠の関係性が変わっていく重要なシーンとなっている。『彼女が好きなものは』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年12月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年12月06日深町秋生の小説を実写化する映画『ヘルドッグス』が、2022年9月16日(金)に公開される。主演は岡田准一、監督は原田眞人。原田眞人監督が人気小説を実写映画化『ヘルドッグス』映画『ヘルドッグス』は、デビュー作『果てしなき渇き』で2004年・第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を実写映画化するもの。潜入捜査官の葛藤を描き、“警察小説を超えた問題作”として話題になった小説を、『関ヶ原』『検察側の罪人』『燃えよ剣』などのヒット作を生み出した原田眞人の監督・脚本で実写映画化する。岡田准一が“狂犬”潜入捜査官に&坂口健太郎とコンビに主演は、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き、原田眞人監督と3作品目のタッグとなる岡田准一。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾を演じる。■主人公・兼高昭吾(かねたかしょうご)...岡田准一ヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官。「愛する人が殺される事件を止められなかった」というトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男。その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会(とうしょうかい)」への潜入という危険なミッションを強要される。■室岡秀喜(むろおかひでき)...坂口健太郎兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員。死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在。満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性がなんと<98%>。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出す。もちろん、二人の相性は抜群で、二人は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。■吉佐恵美裏(きさえみり)...松岡茉優極道の女。兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つ、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの女。■土岐勉(ときつとむ)...北村一輝兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人、筋の通った任侠100%の人情組長。人情に厚い。■衣笠典子(きぬがさのりこ)...大竹しのぶ東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係。武器は毒針。■十朱義孝(とあけよしたか)...MIYAVI東鞘会・七代目会長。ヤクザ社会では異例の人事で会長の座に就任し、組織をアジアで勢力を伸ばすにまで成長させたインテリヤクザで、新時代を引っ張る若きカリスマ。組織をのし上がっていく兼高が、室岡と共に護衛を務める事となる。頭が切れ、語学堪能、趣味は美術鑑賞、そして端正な顔立ちで耳にはピアス、さらに洒落たスーツに身を包みビジネスマンのような規則正しい生活を送っている。反面、華奢に見えて高い戦闘能力と、凶暴性も持ち得ている。・阿内将…酒向芳兼高の上司・警視庁組織犯罪対策部特別捜査官。狂犬・兼高の素質を見抜いてスカウトし、東鞘会へ潜入するよう指示する。警視庁の裏捜査のエース。・熊沢伸雄…吉原光夫十朱の秘書・熊沢組組長。組織の最⾼幹部として兼⾼、室岡にも⽬をかける通称“レスラー熊沢”。・三神國也…金田哲(はんにゃ)東鞘会のインテリチキン、東鞘会の三次団体である三神組の組長。兼⾼・室岡とは何かと対立しがちなライバル的存在で、2人に突っかかっては波乱を起こす。・大前田忠治…大場泰正東鞘会理事長。⿐を嚙み切られ、常に“鮫⽪のマスク”をつけている。関東最⼤のヤクザ組織を束ねる幹部の⼀⼈。・勝所杏南(ぜぜあんな)…木竜麻生高級鉄板料店のシェフ。室岡とある繋がりを持つ。・ルカ…中島亜梨沙東鞘会の面々が訪れる会員制クラブ「天童」のキャスト。・番犬…村上淳⼗朱の⼿下。“ある処理”を忠実に⾏う拷問場の管理⼈。・サロンの常連客…尾上右近阿内や兼高が密会する、とあるサロンの常連客。・恭子…杏子会員制クラブ「天童」のママ。・熊沢の妻・佐代子…赤間麻里子リーゼント&サングラススタイルが特徴的な、熊沢の妻。岡田准一が振り付け“ハードなアクション”にも注目裏社会をドラマティックに描く映画『ヘルドッグス』は、ハードなアクションシーンも見どころ。岡田准一が、アクションシーンの技闘デザイン(アクション振り付け)を担当した。クランクイン前から原田眞人監督と綿密な打ち合わせを行い、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。『ヘルドッグス』あらすじ真実は、誰にも明かせないーーかつて警官だった出月梧郎は、管内で起きた強盗殺人事件によって愛する人を失う。警官でありながらも彼女を守ることができなかったことを悔やみ、自ら犯人に復讐することを決意。1人、また1人、実行に移していく。強盗殺人事件の首謀者マッド・ドックを闇に葬った直後、警視庁組織に捕らわれる。そこで、出月は関東最大の広域暴力団・東鞘会に潜入するという危険なミッションを強要される。その日から兼高昭吾として第二の人生を歩き出すことになるのであった...。作品詳細映画『ヘルドッグス』公開日:2022年9月16日(金)出演:岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、⾦⽥哲、⽊⻯⿇⽣、中島亜梨沙、杏⼦、⼤場泰正、吉原光夫、尾上右近、⽥中美央、村上淳、酒向芳監督:原田眞人脚本:原田眞人原作:深町秋生「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント※PG12
2021年12月04日映画『あなたの番です 劇場版』(12月10日公開)の大ヒット祈願が30日に都内で行われ、原田知世、田中圭が登場した。同作は2019年4月~9月に日本テレビ系列で放送された同名ドラマの映画化作。“年の差新婚夫婦”手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)が、東京都内のマンションに引っ越し、幸せいっぱいの新婚生活を始めるはずが一転、住民たちの“殺人ゲーム”に巻き込まれていく……というストーリー。主人公・菜奈が殺されてしまうなど衝撃展開の連続が話題を呼んだ。今でこそ抜群のコンビネーションを誇る2人だが、ドラマ版の撮影で出会った頃について原田は「割とシャイでした。けっこう年の差もあったりして、どこから近づいていったらいいのかなというのも、もちろんあって。私は圭さんのアドリブについて行ってました」、田中は「僕はどうしようと思いながらやってました」と戸惑いもあった様子。一方で現在の印象について聞かれると、田中は「知世さんは、すごく会いたくなる方だなと思います。人間力と言いますか、撮影だったり番宣だったりで知世さんに会えるのが嬉しいですし、会ってない時も『元気かな、会いたいな』と思わせてくださるんです」と表す。「自分の家族とも会っていただいたこともあって、家族ともども知世ファン。なかなかすごいな、と。チビ(子供)とかが知世さんの話題が出ると、『知世さんって菜奈ちゃん?』と言うんです。『そうだよ』と言うと、『知世さん大好き』と言うんですよ」と驚きのエピソードを披露する。原田は「ご家族といらっしゃる圭さんを見て、すごく安心できる人、信頼できる、正直な方だと思いました」と明かし、家族といる時の田中について「もう、こんな感じ。人によって絶対変わらないですよね。裏表のない人です」と語った。また、11月28日が原田の誕生日だったことから、この日は田中がサプライズでバースデーケーキを持ってくることに。原田は「すごい、ありがとうございます!」と喜び、「感激しました。今日はご祈祷もしていただいてお祝いまで、なんていい日なんでしょう」と驚いていた。撮影:泉山美代子
2021年11月30日映画『彼女が好きなものは』(12月3日公開)の先行上映イベントが26日に都内で行われ、神尾楓珠、山田杏奈、今井翼、草野翔吾監督が登場した。同作は小説家・浅原ナオトの『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(角川文庫刊)の実写映画化作。ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生・安藤純(神尾)と、BL好きを隠しているクラスメイトの女子・三浦紗枝(山田杏奈)との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く。2019年4月にはNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化もされ、大きな反響を呼んだ。今回恋人役を演じた神尾とのシーンについて、今井は「純と愛し合うシーンがあって、女性とのラブシーンもそうですけど、メインとなる純が美しく見えることを自分なりに心がけてやらせていただきました」と振り返る。「僕より全然年下で素敵な俳優さん。楓珠くんが僕なんかよりもとってもしっかりされてるので、いろいろと安心してやらせてもらいました」と感謝した。一方神尾は「(今井演じる)誠さんにラムネを開けてもらうシーンで、ラムネがこぼれているカットが使われてるんですが、実際はこぼれる予定なかったんですよね。いざ開けたらこぼれちゃって、それを今井さんが『こぼれちゃったな』と、芝居でカバーしてくれたんです。目の前でそのお芝居をされた時に泣きそうになっちゃって、誠さんの優しさがすごい出ていました。でも、ここで泣くのは違うなって思いながら」と明かし、「今でも泣きそうになっちゃう」と感極まる様子も。草野監督も「いいよね! ハンカチをスッと差し出して、衣装じゃないですよね?」と興奮気味に尋ねると、今井は「合間の汗拭きかなんかで入れていたものを、瞬時に使いました。撮影を重ねる中でのコミュニケーションが、そういうところに自然と出ることができたのかな」と説明した。また、今井が主役としての神尾を「過密なスケジュールの中でも全然疲れたそぶりも見せない」と絶賛し、「年齢的に一回り以上違うんですけど、巷では若い頃の僕の顔と系統が似てると言ってくれる人もいるみたいで、ありがとうと思いながら……」と明かすと、神尾は「よく言われます」と恐縮する。神尾は「本当に、濃い絵ですよね。濃い顔と濃い顔で、なかなかの迫力になってたと思うんですけど」と苦笑しつつ、「今井さんが先輩ですし、プライドがあるのかなと思ってたんですけど、意外と今井さんっていい意味でそういうところがなくて、僕らに合わせてくださる。弱いところも見せてくださって、『初日って緊張しちゃうんだよね』と話をしてくれた時に、こちらも構えてた部分が一気になくなって、本当にありのままで対峙できた」としみじみ。今井は「僕が単に度胸がないだけ」と言いつつ、瑞々しい高校生を演じた神尾たちを再度絶賛し「40になったんですけど、願わくばまた学生服を着て芝居ができたらなと思いました」と野望を見せていた。
2021年11月26日堤真一が主演するドラマ「妻、小学生になる。」。この度、主人公の家族として、石田ゆり子、蒔田彩珠、毎田暖乃(まいだ のの)の出演が明らかになった。本作は、10年前に愛する妻を亡くし生きる気力を失った夫とその娘が、生まれ変わって小学生になった姿の妻(母)と再会するところから始まる、ちょっと変わったホームドラマ。堤さん演じる主人公・新島圭介の他界した妻・貴恵役には、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の東京都知事役が記憶に新しい石田さん。人気の洋食屋に勤めているシェフの貴恵は、家族にとって太陽のような存在だ。娘・麻衣役には、連続テレビ小説「おかえりモネ」、『朝が来る』の蒔田さん。母が突然亡くなり、母から生きる術を学べないまま大人になってしまった麻衣は、高校卒業後は就職したものの、現在は無職の二十歳。恋愛にも消極的で、自分の人生を歩まなければいけないと分かってはいるが、将来に夢や希望を持てないでいる。生まれ変わった圭介の妻で、10歳の白石万理華役を、連続テレビ小説「おちょやん」で主人公の幼少期と姪の2役に挑戦した毎田さんが演じる。万理華として生きていたある日、10歳の誕生日を前に、自分が新島貴恵であると突然思い出し、新島家を訪ね、夫と娘に再会。自分の死を引きずったままの2人の尻を叩いていくキャラクターだ。▼キャストコメント・石田ゆり子原作を読み、なんて素敵なファンタジーなのだろう! と参加できることをとても幸せに思いました。私の演じる新島貴恵さんという人は太陽のように明るく、周りにいる人みんなを幸せにするような人。その根本にあるのはきっと、絶対的な母性。そのことだけを心の奥にしっかりと留めて、生き生きと演じたいと思います。生まれ変わった貴恵を演じる毎田暖乃さんと二人で一つの役を演じるつもりで、自分が映っていなくても現場に顔を出そうと思っております。そのときは邪魔にならないようにひっそり現場にいるつもりです。主演の堤真一さんとは、二回目の共演で、前回も夫婦でした。私がどんな芝居をしてもどーんと受け止めてくださる堤さん。またご一緒できることが楽しみでなりません。金曜の夜のひととき、上質なファンタジーをお届けできるように、精進します。・蒔田彩珠ファンタジーではあるのですが、現実で本当にありそうな、あったらいいなと思えるような素敵な脚本だなと思いました。麻衣はお母さんに再会するまでお父さんと二人で過ごしてきて、ずっと笑わないまま生きてきたので、お母さんと再会することで、一歩踏み出すというところは大事に演じたいなと思います。脚本を読んだときに、絶対に素敵なドラマになるだろうなと思ったので、みなさん楽しみにしていてください。・毎田暖乃最初に原作の漫画を読んだのですが、すごく不思議なお話だなと思いました。台本を読んだ感想は、物語の想像がしやすくて、撮影するのがすごく楽しみになりました。私はまだ小学生なので、妻とか母という気持ちを想像するのがすごく難しいのですが、人からお話を聞いたり、教えてもらったりしながら、少しでも妻と母の気持ちを心に置いて演じたいなと思います。このお話に出会って家族の大切さをいつも以上に感じるようになりました。泣けて笑えて、すごく勇気をもらえるお話です。難しい役ですけど、一生懸命頑張ります。みなさんぜひ見てください。「妻、小学生になる。」は2022年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月26日原田龍二(51)と妻の原田愛(48)が11月22日、愛の著書『別れない理由』の発売を記念して講談社で神前結婚式を行った。今年で結婚20周年を迎えた原田夫妻。各メディアによると、人生初の白無垢に身を包んだ愛は「20年前は結婚式の指輪の交換もしなかった」と明かし、「主人も20年目にして『指輪をしてみようか』と言ってくれた」と感無量の様子だったという。’92年放送の『キライじゃないぜ』(TBS系)での共演を機に、恋仲に発展した2人。愛は原田との交際を機に芸能界を引退し、’01年12月に結婚した。その後、夫妻は1男1女に恵まれ家族円満のように思えたが、’19年5月に原田に“4WD不倫”が報じられたのだった。「愛さんは夫の不倫を“許すことはできない”としつつも、離婚は踏みとどまったのです。愛さん自身も両親の離婚を経験していますし、子供たちからの反対もあったといいます。仲良く過ごしてきた原田さんとの付き合いを振り返り、『これからもうまくやっていける』と前を向く決心をしたそうです」(ワイドショーデスク)■「人間的に尊敬できる女性」一方、原田の不倫は世間的に大きく取り上げられたものの、その“代償”は最小限にとどまった。「不倫などの不祥事を起こした芸能人は、CMやタイアップなどを打ち切られることが通例になってきています。ただ、原田さんは報道直後の初動も早く、謝罪会見は時間無制限で実施。報道陣からの質問に一切言い訳することなく、正直に答えていました。原田さんは愛さんに『こんな馬鹿な亭主でごめんなさい』と謝ったところ、『原田、アウト!』とジョークを交えて叱られたとエピソードも明かしていました。そんな寛大な妻に、原田さんは『人間的に尊敬できる女性』と感謝しきりでした」(芸能リポーター)そんな反省ぶりが受け入れられたのか、現在も原田は映画やドラマ、バラエティ番組など幅広く活躍しており、仕事を失う事態には陥らなかった。なかでも原田が’18年にCMキャラクターとして起用された山本漢方製薬では、不倫報道後も原田は降板を免れる形に。さらには今年6月に同社商品「大麦若葉」の新CMで夫婦共演し、愛さんが“復帰”を果たしたのだ。同社の社長はスポーツ紙のインタビューで、原田について「撮影現場でみんなと楽しく仕事をしてくれます」と評価。不倫報道で降板とならなかった理由については、「契約を解除するのは普通なら当たり前の判断ですが、それではあまりにも寂しい。期待以上の仕事をしてくれるので、何とかしてあげたいという思いでした」と語っていた。また夫婦共演については、「家族愛」をテーマに「日本中を元気にしたい」との思いで愛にオファーをしたという。「子育てがひと段落してきたこともあり、愛さんは『いつまで経ってもチャレンジ精神を忘れたくない』との思いで快諾したと語っていました。約30年ぶりに原田さんとの共演になりましたが、原田さんは『あのようなことがなければ、夫婦共演のCMも来なかった』と振り返っていました。騒動後も仕事が続けられるのは、“妻のおかげ”と思っているようです。愛さんはオファーがあれば芸能活動を続ける意向のようで、将来的に夫婦共演が増えるかもしれません」(テレビ局関係者)真珠婚式となる次の10年に向けて、夫婦二人三脚で手を取り合っていくことだろう。
2021年11月23日俳優の原田龍二と妻の愛が22日、都内で神前結婚式を挙げ、その後、記者会見を行った。愛の著書『別れない理由』の発売を記念し、メディアの前で“永遠の愛”を誓う神前結婚式を行った2人。桂由美ブライダルハウスの協力で、「Yumi Katsura」の紋付き羽織袴と白無垢で登場した。2019年に龍二の不倫が報じられた際、「原田、アウト」の名言を放った愛は、『別れない理由』で、実は前科が2回あったと告白。3回も浮気されても龍二のことをパパと呼んで愛し、なぜ離れないのかをつづっている。愛は「私たちがなぜ別れなかったのか、今日ここに立っているまでの道のり……いろんな夫婦の形があると思いますが、私たちはこんな風にして今日に至っていますという内容が書かれています」と説明。「ありのままの私たちのいざこざを書いたものですが、あの人のうちどうなっているのかなと思った方々に読んでもらえたらうれしいです」と語った。すでに同書を読んだ龍二は「名古屋で仕事がありまして、名古屋で電車に乗って品川駅に着くまでに全部読んだのですが、新横浜あたりで目頭が熱くなりました。それまでは僕の浮気遍歴しか書かれてなくて自責の念に駆られていたんですけど、新横浜くらいで思わずグッときてしまいましたね。まさかあんな素晴らしい一言があると思いませんでした」と妻の言葉に感激したという。愛は、同書を執筆して「やっぱり自分の愛する人なんだなと再確認しました」と告白。「今回の本も原田愛として書かせてもらったんですけど、主人あっての私ですので、日々一緒に過ごしていくことでこれからも夫婦で思い出やらいろんなことを作り上げていけたらいいなと思っています」と夫婦の絆の強さを感じさせた。
2021年11月22日俳優の原田龍二と妻の愛が22日、都内で神前結婚式を挙げ、その後、記者会見を行った。愛の著書『別れない理由』の発売を記念し、メディアの前で“永遠の愛”を誓う神前結婚式を行った2人。桂由美ブライダルハウスの協力で、「Yumi Katsura」の紋付き羽織袴と白無垢で登場した。結婚式を終え、原田は「愛が出版したという、その記念という意味合いが強いかと思いますが、結婚指輪も交換させていただく儀式を執り行うこともできましたので、とてもうれしく思います」としみじみ。愛が「結婚して今年で20周年になるんですけど、20年前は結婚式も指輪の交換もしなかったので、今回神前式を開いてくださるということで、主人も指輪してみようかと言ってくれたので用意して式に備えました」と語ると、龍二は「決して指輪をしたくなかったわけではないですよ。俳優をしていると指輪をはずす機会が多くて失くしたくないというのと、基本的に装飾品をつけないので」と補足した。また、愛は「まさかこんな素敵なお着物を結婚20年目にして着させていただけるとは、感激しております。20年前はウエディングドレスを着て写真だけ撮らせてもらったんですが、出版記念に和装で用意してくださり本当に感謝しています」と感激。妻の白無垢姿に、龍二は「えーって感じはまったくない。常に見ている人なので、全裸だったとしても『えーっ全裸!?』みたいな感じにならない。それくらい違和感ない」と話し、愛が「きれいとか……」とツッコむと、「きれいだと思います。もちろんそれは言わずもがなっていうやつで」と照れ笑いを浮かべた。一方、愛も「凛々しい」と龍二を見つめ、「素敵なお着物を着させていただいて、気持ちが引き締まる。感激しています」と語った。謝罪会見から2年半。龍二は「もちろん精進中ですよ。死ぬまで執行猶予だと思っていますから」と述べ、「神様に見られても恥ずかしくない生き方をしようと思っていますので不穏な動きはないと思います」と語った。2019年に龍二の不倫が報じられた際、「原田、アウト」の名言を放った愛は、『別れない理由』で、実は前科が2回あったと告白。3回も浮気されても龍二のことをパパと呼んで愛し、なぜ離れないのかをつづっている。
2021年11月22日入団9年目という宝塚歌劇団でも史上2番目の早さでトップスターに就任した、元月組の珠城りょうさん。男役芸の習得に10年といわれる世界で、若きトップスターとしての苦労も多かったはずだ。あらためて今年8月に退団するまでの約14年間の宝塚人生を振り返ってもらった。「本当に山あり谷ありで、向かい風が強かったこともありました。でもその経験をしたことによって、精神的に強くなれましたし、自分自身が人の気持ちに寄り添うことができるようにもなりました。ひとりの人間として成長させてもらえたと思います。その経験があったことで、お芝居の中で自分とは全然違う人物の人生を生きる時の役への寄り添い方が深まった気もします。そして何より、私という人間を信じてついてきてくださるファンの方がた、そして私をなんとしても支えようとしてくれていた月組のみんな…そういう存在の大きさをあらためて実感できました。周りに心配をかけたくなくて、弱さをさらけ出したりできない人間なのですが、退団された上級生が絶えず私を心配して連絡をくださったり、同期が常に気にかけてくれたり。そういうたくさんの方の愛情には、いま話していても胸がいっぱいになるほど。苦しいこともありましたが、それ以上に得たものが多く、振り返っても、やっぱり宝塚って愛に満ちた場所なんだなっていうのを感じます」もともと舞台上で大きさを感じさせる存在感のあるスターであり、心ある芝居で役柄に厚みをもたらす演技者でもあった。しかし、さまざまな経験を経てトップ5年目にして主演した『赤と黒』で、これまでよりいっそう深い役への理解と表現に胸をつかれた。スタンダールの小説を舞台化したもので、貧しい家に生まれた青年・ジュリアンが立身出世のため、あらゆる手段を使って成り上がっていく物語。ジュリアンは野心家のヒールとして捉えられがちだが、珠城さんはジュリアンを孤独を抱えた一途すぎる青年として演じた。それゆえ、その一途さが間違った方向に向かった後の破滅的な結末が、崇高で美しいものに見えたのだ。「過去にも宝塚で上演されている作品ですが、そこに頼りすぎるとどうしても真似になってしまうと思い、ジュリアンの役は原作の小説から立ち上げていきました。たしかに出世のために手段を選ばない人物ではあります。でも、家に居場所がなくて木の上で本を読んでいたり、笑いかけられた女性の美しさに感動して涙を流したりという描写もあり、自分の居場所を必死に求める彼の孤独を感じたんです。自分の存在意義を誰からも認められるような居場所が欲しかっただけの人間なんじゃないか…。自分なりの解釈ではありますけど、そうやって考えていくうちに、ジュリアンという人物がすごく腑に落ちたんです。あの作品を良かったと言ってくださる方が多く、ジュリアンとしての人生を生きられたのかなと思っています」熱っぽく、そして楽しそうに語った後に、「自分以外の誰かの人生を生きられるって、すごく楽しいんですよね」と力を込めた。「お芝居の中では、自分ではできないいろんな経験ができる。そこにすごく面白さを感じています。なので、これからも細々とでもいいから、何かお芝居ができたらいいなと思っています」ただ、退団後の進路を“俳優”と定めずに進んでいきたいとも。「今日こうして久しぶりにメイクをして、いろんな洋服を着て写真を撮っていただいて、本当に楽しいなって思ったんですよ。この先、どんなご縁に巡り合うかわからないですし、流れに身を任せて、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。舞台なのか映像なのか、雑誌のお仕事なのか、はたまた全然違うお仕事に出合うかもしれない。フラットな気持ちで目の前のことと向き合っていけたらいいですね」たまき・りょう愛知県出身。2008年に宝塚歌劇団に入団し、月組に配属。早くから注目され、入団6年目にはバウホール公演『月雲の皇子』主演を果たす。’16年に月組トップスターに就任し、『グランドホテル』『雨に唄えば』『エリザベート』などの数々の大作ミュージカルに主演。今年8月に退団。退団公演の『桜嵐記』での情緒に溢れた深みのある演技も話題に。『Greatest Moment』が退団後1作目。来春、東京、大阪にて待望のソロコンサートが決定。ニット¥85,800パンツ¥63,800シューズ¥79,200(以上ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)リング、ベルトはスタイリスト私物宝塚歌劇 花組・月組 100th anniversary『Greatest Moment』現在、花・月・雪・星・宙の5組が存在している宝塚歌劇団。その組制度の始まりが花組と月組が誕生した1921年。組の誕生から100年を祝し、これまでの花組・月組のトップスターたちが、懐かしの名曲や名場面を披露するショー。11月13日(土)~22日(月)東京国際フォーラム ホールCにて上演。構成・演出/三木章雄有料の生配信も予定。詳しくはHPにて確認を。※『anan』2021年11月17日号より。写真・中野敬久スタイリスト・重光愛子(A.K.A.)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年11月16日今年8月に宝塚歌劇団を退団した、元月組トップスターの珠城りょうさん。舞台上で目を引くスターの華、恵まれた体格を生かしたダイナミックなダンスと深く響く歌声、そして何より、まっすぐに役の心情が伝わってくる嘘のないお芝居で、多くのファンを魅了してきた人。このたび、宝塚OGたちが一堂に会す公演にて舞台復帰を果たした。今年8月に宝塚歌劇団を退団して2か月。久方ぶりに拝見した珠城りょうさんの変わらない姿がそこにあった。明るく大らかな空気を纏い、快活に話し、笑う。「退団してからの日々は、雑誌でお話しするのもお恥ずかしいくらいにごくごく普通の生活をしていました。予定を決めずに、朝起きてその日の気分に任せて行動する。在団中はお休みといったら週に1日程度。何日も前から分刻みにスケジュールを立てて、その日にやるべきことをすべてこなすという感じでしたから、何も予定のない日というのが新鮮だったんですよね。でも、あまりにダラダラするのもよろしくないなと思ったので、ランニングを始めました。その話をした仲のいい下級生の子が、卒業祝いにランニングシューズをプレゼントしてくれて、それで1日20~30分程度走っています」少し前までは目まぐるしい日々だっただけに、舞台に立つ夢を見てしまうなんてことは?と尋ねると「それが本当にないんです」とカラッとした口調で返された。「自分が宝塚に在団していたのが、はるか昔に感じられて、本当に私はあの世界にいたのかなって信じられないくらい。宝塚って夢の世界だといわれますけれど、きっと私もその世界観を通して夢を見ていたんだろうなと思いました。だから今は、なんだか夢から覚めたみたいな感覚なんですよ」寂しさも不思議とない。「たぶん自分の中で、宝塚でやるべきことはやりきったってことなんでしょうね。今までみたいに月組のみんなと舞台に立つってことはもうないんだと思うことはありますけれど、心から応援してるし、どちらかといえば、みんなが幸せや健康でいてほしいという気持ちなんですよね。寂しさより、元気か気になって連絡してみたり。もはや保護者のような気持ちに近いのかもしれません(笑)」そんな珠城さんが退団後の新たなスタートとして選んだのは、宝塚花組・月組が今年100周年を迎えたことを記念し、2組の歴史を彩ってきたスターたちが共演する祝祭的なショー『Greatest Moment』。「久しぶりに舞台の稽古に臨んでいますけれど…すごく不思議なんです。周りは久しぶりの方がたばかりなんですが、なんだか全然久しぶりの感じがしないんです。もちろん初めましての方もいらっしゃるんですが、みんな家族みたいな雰囲気があって。組を超えた宝塚の空気感とかあたたかさって、ずっと変わらないんだなって、純粋に嬉しかったですね」歌やダンスも約2か月ぶりだ。「1日の稽古で、その間の分の汗を流したんじゃないかっていうくらい尋常じゃない消費量でした(笑)。今回、安寿(ミラ)さんを中心に瀬戸(かずや)さんと踊らせていただく場面があるのですが、誰かの後ろで踊ることがすごく久しぶりだったんです。しかもそれが、私の退団公演の振り付けもしてくださった安寿さんの後ろで、退団時期が近くご縁を感じていた瀬戸さんが隣。心強さと心地よさとで終始幸せで…。また、私が下級生の時に月組のトップでいらした瀬奈じゅんさんや霧矢大夢(きりや・ひろむ)さんと歌わせていただいたり。私のトップお披露目公演だった『グランドホテル』の歌を、宝塚初演で主演を務められた涼風真世さんや麻乃佳世さんに歌い継いでいくとか。歴史を築いたうちのひとりに、自分が名を連ねているんだっていうことが不思議でしたし、退団後1作目にこんな贅沢な思いをさせていただいていいのかなって」この公演の後には、やはり月組で共演していた明日海りおさんのコンサートにゲスト出演も。「明日海さんから直接ご連絡いただきました。すごく光栄なことですし、退団後すぐに声をかけてくださる明日海さんの愛情も感じて、ありがたいなと思いました」たまき・りょう愛知県出身。2008年に宝塚歌劇団に入団し、月組に配属。早くから注目され、入団6年目にはバウホール公演『月雲の皇子』主演を果たす。’16年に月組トップスターに就任し、『グランドホテル』『雨に唄えば』『エリザベート』などの数々の大作ミュージカルに主演。今年8月に退団。退団公演の『桜嵐記』での情緒に溢れた深みのある演技も話題に。『Greatest Moment』が退団後1作目。来春、東京、大阪にて待望のソロコンサートが決定。シャツ¥57,200パンツ¥83,600コート¥151,800(以上ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)リング、シューズはスタイリスト私物宝塚歌劇 花組・月組 100th anniversary『Greatest Moment』現在、花・月・雪・星・宙の5組が存在している宝塚歌劇団。その組制度の始まりが花組と月組が誕生した1921年。組の誕生から100年を祝し、これまでの花組・月組のトップスターたちが、懐かしの名曲や名場面を披露するショー。11月13日(土)~22日(月)東京国際フォーラム ホールCにて上演。構成・演出/三木章雄有料の生配信も予定。詳しくはHPにて確認を。※『anan』2021年11月17日号より。写真・中野敬久スタイリスト・重光愛子(A.K.A.)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年11月15日ゲイであることを隠しながら生活する高校生と、そんな彼に恋する同級生の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』。この度、主人公を演じる神尾楓珠と、その恋人役・今井翼の新場面写真が解禁となった。神尾さん演じる主人公の安藤純は、「異性を愛したい」「家庭を築きたい」と世間でいわゆる“ふつう”と言われる幸せを手にしたいと願いながらも、自分らしさとの狭間で葛藤する高校生。そんな純に恋をする山田杏奈演じる同級生・三浦紗枝は、自分の好きなものを素直に好きだと言えない悩みを抱えながら、純と共に成長していくことになる。今回解禁となったのは、純(神尾楓珠)と純の恋人、佐々木誠(今井翼)の2人を捉えた新場面写真2点。ゲイであることを家族や友人ら誰にも打ち明けられずに悩む純と、自分の性的指向やアイデンティティに悩む純に、かつての自分を重ねるように純を優しく見守る誠。純はBL好きを隠しているクラスメイトの紗枝と書店で鉢合わせたことから急接近し、やがて紗枝から告白される。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みをかけ、純は紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。なお、本作は公開1週前の11月26日(金)より先行上映が決定。実施劇場は【東京】TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、【大阪】TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズセブンパーク天美の4劇場となり、この先行上映には神尾さん、山田さん、今井さんが登壇予定の舞台挨拶も実施される。『彼女が好きなものは』は12月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年11月05日俳優の神尾楓珠が主演を務める、映画『彼女が好きなものは』(12月3日公開)の場面写真が5日、公開された。同作は小説家・浅原ナオトの『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(角川文庫刊)の実写映画化作。ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生・安藤純(神尾)と、BL好きを隠しているクラスメイトの女子・三浦紗枝(山田杏奈)との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く。2019年4月にはNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化もされ、大きな反響を呼んだ。今回公開されたのは、主人公、安藤純(神尾楓珠)と、純の恋人・佐々木誠(今井翼)の2人の場面写真。抱き合う2人の姿がとらえられている。またこの度、公開1週前の11月26日先行上映も決定した。実施劇場は【東京】TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿 【大阪】TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズセブンパーク天美の4劇場で、神尾、山田、今井が登壇する舞台挨拶も予定している。
2021年11月05日原田知世がニューシングル『ヴァイオレット』を12月15日にリリースすることが決定した。今作は2022年に迎える原田のデビュー40周年に先駆けて発売されるもので、表題曲「ヴァイオレット」はindigo la Endやゲスの極み乙女。、ジェニーハイなど多岐に渡る活動で知られる川谷絵音が作詞作曲およびサウンドプロデュースを担当。切ないメロディと原田の透明感ある歌声が絶妙に融合した1曲となっている。カップリングには、デビュー当時の1983年にカヴァーした松任谷由実の楽曲「守ってあげたい」を伊藤ゴローのアレンジ&プロデュースにより再カヴァー。併せて公開された今作のジャケット写真は、「ヴァイオレット」の歌詞の主人公をイメージしたイラストレーター・前田ひさえによる描き下ろし作品があしらわれている。またCDリリースに先駆け、「ヴァイオレット」が12月1日に先行配信されることが発表された。■原田知世 コメントデビュー40周年に向けて、現在ニュー・アルバムを制作しています。その中から、ファンの皆さまにひと足早く新曲をお届けしたいと思って、シングルをリリースすることになりました。川谷絵音さんが書き下ろしてくださった「ヴァイオレット」は、これからの私の歌手活動において大切な一曲になるであろう、とても素敵なナンバーです。来年はアルバムを携えて皆さまに会えることを楽しみにしています。<リリース情報>原田知世 ニューシングル『ヴァイオレット』2021年12月15日(水) リリース価格:1,320円(税込)原田知世『ヴァイオレット』ジャケット【CD収録内容】1. ヴァイオレット作詞・作曲:川谷絵音Sound Produced & Arranged by 川谷絵音2. 守ってあげたい作詞・作曲:松任谷由実Produced & Arranged by 伊藤ゴロー3. ヴァイオレット(instrumental)4. 守ってあげたい(instrumental)予約リンク:関連リンク原田知世 公式サイト:原田知世 公式Twitter:原田知世 公式Instagram:原田知世 ユニバーサル ミュージック公式サイト:
2021年11月05日神尾楓珠主演、名門吹奏楽部の絆が生んだ希望と感動の実話『20歳のソウル』に出演する新たなキャスト13名が発表された。千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」誕生の裏側には、癌により20歳という若さで短い人生の幕を閉じた青年がいた。本作は、これを作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った原作「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館)及び「20歳のソウル」(幻冬舎文庫)の映画化。神尾さん演じる主人公の浅野大義の恋人・宮田夏月役には、『思い、思われ、ふり、ふられ』「消えた初恋」の福本莉子。大義の主治医・星野拓朗役には、9年ぶりの映画出演となる高橋克典。祖父・浅野忠義を平泉成。消防隊員役で塙宣之が出演。吹奏楽部の仲間として、前田航基(秋田豪役)、若林時英(田崎洋一役)。そのほか、石黒賢(木村貴教役 ※友情出演)、佐藤美咲(ユッコ役)、宮部のぞみ(ミナ役)、松大航也(滝沢翔役)、池田朱那(浅野千鶴役)、石崎なつみ(黒木まどか役)、菅原永二(浅野正義役)も参加している。▼コメント福本莉子初めて脚本を読んだ時、大義くんと同じ20歳の自分自身を重ねて涙が止まりませんでした。そして大義くんの言葉や懸命に生きる姿に沢山の勇気を貰いました。今も実在している方を演じるのは初めてのことで不安もありましたが、監督指導のもと現場に来てくださったご本人の雰囲気や自分が実際にその場で感じたことを大切に演じさせて頂きました。大義くんが繋いでくれたご縁がこの映画を通してより沢山の人に広がることは、また1つ大義くんが起こした奇跡のように思います。前田航基20歳のソウル!熱い部活生活、熱い友情。1人の男とその生き様に魅せられた沢山の若者たちが紡いだ本当の物語です。本当の友達とは何か、命を燃やして生きるとは何か、大切だけど、つい忙しい日常の中で忘れてしまう事を思い出して頂けると思います。見てくださった皆さんの生きる活力になれたら幸いです。若林時英この作品のオファーをいただいた時「なにかしらの楽器を演奏してもらいます」とプロデューサーさんから事前に聞いており、僕と体積がほぼかわらないユーフォニウムの担当になった時、トランペット担当の前田航基君を羨ましく思ったのは内緒です。管楽器を演奏したことがなかったので、撮影前から楽器練習の時間を作ってもらい、猛練習して撮影に挑ませていただきました。この作品を通して「市船 soul」が皆さんにとどきますよう願っております。佐藤美咲今回、母校の映画に出演させて頂く事となり、とても嬉しいです。初めて演技をさせて頂いたのですが、秋山監督や脚本の中井さんを始め、キャストの皆様、スタッフの方々、高橋先生、市船吹奏楽部の皆さんのお陰で最後までやり切ることができました。人間は皆、人生の終わりがあるように、何事にも終わりがあります。だからこそ辛くても頑張れたり、今を楽しむことができると思います。この映画を見て今をどう生ききるのか考えるきっかけになればと思います。宮部のぞみこの作品が初めての映画出演になるのですが、監督からは「演技しなくていい、自然な感じで」と言っていただきました。最初は戸惑いましたが、お話していくうちに緊張を解いてくださいました。撮影前に市船高校吹奏楽部のみなさんと一緒に、練習に参加させていただいたのですが、部員の高い意識と絆を感じとても感動しました。私は小中学校で吹奏楽部に所属していたのですが、あまりのレベルの違いに驚きました。映画を観ていただき、ひとりでも多くの人の心にこの作品の想いが届いたら嬉しいです。松大航也僕はこの作品で、応援団の中に入って「市船 soul」を演奏させていただきました。その時の曲の力強さは本当に凄かったです。この曲がどんな思いで作られ受け継がれているのか、観ていただく皆さんの心に何かを伝えることが出来るのではないかと思います。池田朱那浅野千鶴役を演じさせていただきます、池田朱那です。とても強い愛に包まれた家族、恋人、先生、そして仲間たちのお話です。私自身、大好きな兄がいるので、このお話が実話だという事で胸が締め付けられる思いを共感しました。いま家族や友達と過ごせる毎日が、好きなことをやれる事が、どれだけ幸せなことなのか改めて感じられる素敵な作品です。ぜひ、大切な人とご覧いただきたいです。石崎なつみ3年前、図書館でたまたま手に取った本がこの「20歳のソウル」でした。白や黒の本の列にぽつんと、鮮やかな青空色の本。その日のことは今でも鮮明に覚えています。誰かのために自分の人生を全うする、その大義くんの生き様に衝撃を受けました。若いからすごいとかそういうことではなく、ただ純粋にその真っ直ぐさがかっこいいと思った。そんな大義くんが生き続けるこの作品に携われたこと、大義くんをサポートする看護師として共に生きられること、こんなに幸せなことはありません。どうか皆さまの心の一部に、大義くんが生き続けますように。菅原永二浅野大義くんの作った「市船 soul」は今もこの先も演奏され続けるでしょう。大義くんの音楽にのせた想いは、魂は生き続けるということだと思います。是非劇場に足をお運びいただき、その想いを感じていただけたらと思っております。平泉成脚本を読んで、孫を想うおじいさんの心情に共感しました。僕も大義さんのおじいさん同様、実際の孫の写真を山ほど撮っていて、おじいさんの気持ちがとてもよく分かります。おじいさんにとって可愛くてたまらないお孫さんだったんだなと。この作品は、何か所も胸にジーンとくるシーンがたくさんあります。映画を観て泣きたい方、何度でも感動して泣ける作品です。ぜひ映画館でご覧ください。塙宣之原作を読んでとても感動していたので、出演のお話を頂いた時はすごく嬉しかったです。消防隊員の役だったのですが、臨場感のあるシーンが撮れました。佐藤浩市さんも少しだけの絡みでしたがすごく優しく接して頂きました。演技は自信があまり無いほうなのですが、今までの役者人生の中で会心の演技ができたと思います。ぜひご覧頂ければと思います。石黒賢人は亡くなった後にどんな生き方をしたのか伝わる事があり、告別式にたくさんの仲間が集まった事が、大義さんの人となりを物語っているんだろうなと思いました。コロナ禍で、会いたいに人に会えない状況になり、一期一会、今が大事なんだと、当たり前の事を改めて感じる様になりました。本作を観て、今、相手と向き合う事の大切さを改めて感じていただけると嬉しいです。こういう時代だからこそ意義がある作品だと思います。高橋克典僕は彼に病気を告知し、最後まで見届ける医師を演じさせていただきました。やるせない、胸が締め付けられるお話ですが、主人公の勇気と、病と向き合い精一杯生ききる姿に、逆に力を与えられます。彼の人生に伴走するような気持ちで共に感じていただけたらと思います。『20歳のソウル』は2022年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:20歳のソウル 2022年全国にて公開予定©2022「20歳のソウル」製作委員会
2021年10月19日傷ついた人の心にそっと寄り添う、ドラマ『スナック キズツキ』で、ママ・トウコを演じる原田知世さん。原田さんの役への寄り添い方とは。仕事先で、恋人から、家族から向けられた何気ないひと言に、小さく傷つく。誰にも身に覚えのある経験だけど、そんな傷ついた人が辿り着く、アルコールのない小さなスナックがある。お客たちはそこで溜め込んだ心の澱を浄化し、また日常へと戻っていく。そんな益田ミリさんの人気コミック『スナック キズツキ』がドラマに。「シンプルなお話ですけれど、読んでいてあたたかいものが伝わってくる作品ですよね。これが映像化されて、命を吹き込まれた登場人物たちが動きだすとどうなるんだろうと想像したら、とても面白そうで楽しみになりました」とは、スナック キズツキのママ・トウコを演じる原田知世さん。この人物、一風変わったキャラクター。お客が吐き出す悩みや愚痴を受け止め、慰めるでも励ますでもなく、歌に合いの手を入れたり演奏したり、踊ったり。気づけば、客たちのぎゅっと縮こまった心がゆる~く解きほぐされていく。「最初に原作を読んだときは、自分が演じる姿がなかなか想像できなかったんです。言葉遣いも結構ぶっきらぼうなので、どう言ったらいいかとか。たとえば、来店した人にまず『うち、アルコールないけど』って言うんですけど、もし私が初めてのお店でそう言われたら怯んじゃうと思うんです。それでもスナック キズツキには、お客さんをあたたかく受け入れる感じだったり、来た人が肌で感じる居心地のよさがあるんですよね。そこをどう見せたらいいかなと考えたとき、個性の強いキャラクターとして作り込むのではなく、自然に役と向き合うことで見えてくる気がしました。ただ、普段の私とも違うので、セリフひと言ひと言のニュアンスに気をつけながら演じていくうち、だんだん見えてきたというか…。撮影初日、昭和のスナックを思わせるセットに入ったら、へんに緊張もなくスッと馴染めたんです」この作品が魅力的なのは、誰かが一方的に傷つけたり傷つけられたりするのではないところ。何かに傷ついた人も、別のどこかで無自覚に誰かを傷つけている。そんな当たり前だけれど、見落としてしまいがちなリアルを、丁寧にすくい想像させてくれる。「誰しもが、どちらも経験していると思うんです。自分の人生だから自分が主人公であるべきで、主観的になってしまうのは仕方のない当たり前のことではあります。でも、どこかで誰かと関わるときに、相手の立場だったり想いみたいなものも想像して振る舞わなきゃと考えさせられます。この作品では、1話ごとに年代も性別も違ういろいろな人が店を訪れますけれど、多分誰かに共感したり、身近な人に重ねたりできると思うんです。それぞれは知らない同士だけれど、じつは思わぬところで繋がっていて、最終話まで見たときに全体像が見えてくるという展開の面白さもあります。ご覧になりながら、トウコさんという存在というか空気感みたいなものに触れて、ホッとしたり、癒されたりしてもらえたらいいですね」作品についてどこか楽しげに、丁寧に語りながら、ふと「トウコさんのスナックに、私も行ってみたいなって思います」と言ってフフフと笑った原田さん。「もし行けたら、ダンスしたいです。体を動かすことって、ガチガチになっていたものがポンて外れるというか、解き放たれる感覚がありますよね。ひとりで『さあ踊って』と言われたらやれないかもしれないけれど、トウコさんは、解き放つためのお手伝いを全力でやってくれるし、一緒に楽しんでくれる人。そういう人に導かれたら踊っちゃう気がします(笑)」視聴者としては、原田さんがママを務めるスナックならばぜひ訪れてみたい、と思うのだけど…。「トウコさんは魔法使いのようにいろんなものを出してきますよね。私にはそこまでのことはできないと思いますけど、一緒にカラオケを歌ったり、一緒に踊ったりはできますよ。相手が心を開いてくれたら、私、結構思い切って飛躍できるタイプだと思いますから」予想外の言葉に「ノリノリで?」と尋ねると「はい」といたずらっぽい笑顔で返された。可憐な雰囲気の中に、お茶目な一面も覗かせる。かわいらしい人、と言ったら失礼だろうか。「この作品ではずっと受け身の芝居で、トウコさん自身が自分を語ることはないんです。でも多分彼女も、すごく頑張ったり、心が折れそうになったり、悲しみもあったり、いろいろな経験をしてきたはずで。そして今、ちゃんと自分自身で地に足を着けて生きられている。飄々としていてユーモアのセンスもあって、心がとても健康的ないい大人だと思います」ドラマ24『スナック キズツキ』傷ついたものだけがたどり着ける店“スナック キズツキ”。オズオズと扉を開けた客をママがいざなう世界とは……!?毎週金曜24時12分~(テレビ東京系)放送中。【主演】原田知世【原作】益田ミリ『スナック キズツキ』(マガジンハウス)【監督】筧昌也、湯浅弘章【脚本】佐藤久美子、今西祐子©『スナック キズツキ』製作委員会はらだ・ともよ1967年11月28日生まれ、長崎県出身。’83年に映画『時をかける少女』でスクリーンデビュー。一昨年に出演したドラマ『あなたの番です』も大きな話題に。今年12月には『あなたの番です 劇場版』も公開に。Vネックニット¥58,000ギャザースカート¥55,000(共にhumoresque TEL:03・6452・6255)ネックレス¥153,000左手薬指のリング¥49,000左手小指のリング¥21,000右手のリング¥15,000(以上MAISON RUBUS. TEL:03・6427・9917)靴はスタイリスト私物※『anan』2021年10月20日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト、ヘア&メイク・藤川智美(Figue)(by anan編集部)
2021年10月18日「『国宝級イケメン』といっても、ランキングで1位をとっていないので、どう対応していいかわからないんですよね。でも、このドラマの『顔だけ』というのは、周りが勝手に言っているだけで、遠藤自身が意識していることではないので、そこは気にしないようにしています」目力のあるキリッとした目に、鼻筋の通った高い鼻。“国宝級イケメン”との呼び声も高い神尾楓珠(22)の最新主演ドラマのタイトルはなんと『顔だけ先生』(東海テレビ・フジテレビ系にて10月9日23時40分スタート)。マイペースすぎて“顔だけ”と揶揄される遠藤先生を演じる。過去にテレビ番組で、“国宝級イケメン”と言われるのは苦手だと語っていた神尾。そんな彼に今回、“顔”について話を聞きました!--自分が思う「イケメン」は誰?「木村拓哉さん。イケメンの代名詞みたいな人で、生き方もイケメンだと思います」--自分の顔で好きなところは?「横顔ですかね。Eライン(理想的な横顔のライン)がちゃんとある、って言われるので、正面より横顔のほうがいいのかな(笑)」--顔は父親似?母親似?「父親似ですね。母は薄い顔で、父は濃いので。鼻とかは母親似かな」--教師としての職務より自分の趣味を満喫する遠藤先生。自身との共通点は?「自分の価値観を守って生きているところ。この仕事をしていると、SNSなどでいろいろな意見を受け取ってしまうけれど、それに揺さぶられちゃいけないと思っています。僕は芸能人だから○○をしてはいけない、○○でいなくてはならない、と堅苦しいことを考えるより、一度きりしかない人生を楽しむことのほうが大事だと思っています」そうキッパリ語る神尾楓珠は、“顔だけ”じゃない、骨太な男なのでした。
2021年10月10日NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』のみーちゃんこと未知役で知られる蒔田彩珠(19)が声優に!人と神々とのさまざまな形の“縁”をテーマにした映画『神在月のこども』(10月8日全国ロードショー)で主人公を演じた。そこで、ご縁を感じるエピソードを聞いてみました!■彼女が思うご縁と母の教え「人との関わりを大切にすれば縁は続くのかなと思います。縁の大切さは母に教えてもらいました。ほかにも母からは、学校を仕事で休んだり早退するときは、休ませてもらっているといつも謙虚な気持ちでいることが大切だと教えてもらいました」(蒔田・以下同)■ご縁を感じて続けていること「7歳から続けているこのお仕事です。過去に一緒にお仕事した方からまた声を掛けていただいたり。そういう縁のようなものが続いて今に至るのかなと思います」■声優とのご縁「声のお仕事は初めてです。顔やしぐさではなく声だけで表現するのが難しかったです。完成作を見たときは、ほかのキャストの方たちと自分の声が合わさってひとつの物語になっており感動しました。また挑戦したいです」■共演者とのご縁「父親役の井浦新さんとは最近も映画で共演させてもらったばかりだったので、すぐにまたご縁があるとは!と驚きました」■運命を感じたご縁「是枝裕和監督との出会いがあったから今の自分があるのかなと思います。現場での居方、仕事への向き合い方など、監督の現場が自分のベースになりました。女優としても、人間としてもいい出会いだったと思います」■朝ドラとのご縁「朝ドラは『おかえりモネ』で2度目の出演です。プロデューサーさんは過去にご一緒したことがある方だったので、オーディションで安心して力を出し切れた気がします。縁を感じずにいられません」■みーちゃんに感じるご縁「家族といるとき、幼なじみといるとき、みんなが楽しそうにしていたら一緒に楽しむのがみーちゃんなので、そういうときの未知は自分に近くて、ほぼ素でいられる役だと思います」■ご縁があれば挑戦したいこと「中学2年生のときに映画のお仕事でギターを始めてから、プライベートでもずっと続けています。歌も好きなので、弾き語りがいつかできたらなと思っています。お仕事につなげられたらうれしいです」
2021年10月08日映画『空飛ぶタイヤ』『海を駆ける』、ドラマ「推しの王子様」など、映像・音楽・ファッションなど様々なカルチャーシーンで活躍するディーン・フジオカが企画・プロデュースを手掛け、さらに主演も担う『Pure Japanese』から本ビジュアルと予告編が解禁された。本作は、『朝が来る』で渾身の演技を披露し、映画界が注目する若手女優・蒔田彩珠をヒロインに、国内外で数々の映画賞を受賞した『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』の松永大司監督によるタッグが実現した。さらに予告編では、日本文化に傾倒している“ヤバイ奴”立石(ディーン・フジオカ)が、祖父と暮らしている土地が中国人ブローカーと地元のヤクザに狙われ、執拗な嫌がらせを受けていた女子高生のアユミ(蒔田彩珠)と出会ったことで、狂気が暴走していく模様が描かれる。人間の狂気的な二面性ものぞき、普通でない異様なキャラクターたちの血のアクションを予感させる内容となっている。本ビジュアルは、過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる主人公、日本刀を抱えた立石と、血だらけのセーラー服を着た少女・アユミの2人が、敵対するヤクザを背景に挑むような眼差しを向け、普通でない何かが始まる予感をさせるビジュアルに。フォトグラファーには、ティザービジュアルに引き続き、幻想的な色彩、グラフィカルで強度のある構図で、アジアをはじめ世界中のSNSで著名な新進気鋭のRKが起用された。『Pure Japanese』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Pure Japanese 2022年1月28日より公開©2021「PURE JAPANESE」製作委員会
2021年10月07日一般財団法人BOAT RACE振興会「2021ボートレース」新CMシリーズ「Splash ボートレーサーになりたい!」第9話「模擬レース」編が、5日より放送される。実戦形式で6艇が競う模擬レース。ある日、見事1着となったハルカ(芋生悠)に対して、優秀なはずのカミオ(神尾楓珠)は5着という結果に。なぜかいつも、通常不利とされる6コースからのスタートを自ら選ぶカミオ。訓練終了後、上機嫌なハルカは「あんたなんで6コースばっか選びよっとね」とカミオに尋ねる。それに対しカミオは、プロデビューしたばかりの新人は6コースからのスタートが多いからだと答え、 さらに「養成所で一番でもダメだぜ」と言い放つ。「マジ……?」と衝撃の事実に動揺を隠せないハルカに「マジ」と念を押すカミオ。勝利の余韻にひたっていたのもつかの間、これから自分が足を踏み入れようとしているプロの世界では「上を見なければ、上には行けない」ということを思い知らされたハルカだった。
2021年10月05日映画『親密な他人』が、2022年3月5日(土)に公開される。黒沢あすかと神尾楓珠がW主演。失った息子を求める女と“謎の青年”、2人の行く末は?映画『親密な他人』は、親子でもない、恋人でもない男女の間に生まれる不思議な愛を描いた心理スリラー。行方不明になった息子を待ち続ける女性と、その息子の消息を知っていると話す謎の青年の関係を軸に、愛と狂気の物語を描く。<映画『親密な他人』あらすじ>46歳のパート販売員・石川恵。最愛の息子・心平が一年前に行方不明になり、その帰りをずっと待ち続けてきた。そんなある日、彼女の前に息子の消息を知っていると言う20歳の謎の青年・井上雄二が現れる。心平の消息をめぐって、やがて二人は親子のような、恋人のような不思議な関係になる。しかし雄二には隠された目的が、また恵には誰にも言えない秘密があった。黒沢あすか&神尾楓珠がW主演主演を務めるのは、『六月の蛇』『冷たい熱帯魚』などで存在感を放ってきたベテラン女優・黒沢あすかと、『彼女が好きなものは』『20歳のソウル』の公開を控える若手俳優・神尾楓珠。その他、上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子らが脇を固める。<主な登場人物&キャスト>石川恵(黒沢あすか)46歳のパート販売員。愛する人を失っても、身代わりを見つけようとするいびつな母性と狂気を持つ。井上雄二(神尾楓珠)企てをもって石川恵に近づく、母の愛を知らない孤独な青年。失踪した石川恵の息子(上村侑)中村真夕監督「母性とは、神聖なものなのか?」メガホンを取るのは、ドキュメンタリーとドラマの境界を自由に行き来して映画を作り続ける中村真夕。劇映画『ハリヨの夏』で監督デビュー後、ドキュメンタリー映画『ナオトひとりっきり』『愛国者に気をつけろ!鈴木邦男』などで評価を得た中村が、「母性とは、神聖なものなのか」という疑問を、長年あたため続けた『親密な他人』にぶつける。<中村真夕(監督・脚本) コメント>私がこの映画で描こうと試みたのは、日本の母親の包みこむような温かさと、のみこむような怖さだ。14年間、イギリスとアメリカで過ごし、日本に帰ってきて一番衝撃的だったのは、日本の母親の子ども(特に息子に対する)並々ならぬ愛情の注ぎ方と、執着だった。それはある意味、日本だけでなく、韓国や中国にも共通するアジア的なものかもしれない。この映画では、依存し愛し過ぎるが故に、親子関係がいびつになっていく状況を、ミステリーを絡めた物語にした。日本だけでなく欧米でも、母親は神聖なものとして扱われることが多いが、そうではない悪女性も同時に表現できればと考えている。母性と女性の間でゆれながら、生きるリアルな女性を、これからも映画の中で描きたいと考えている。【詳細】映画『親密な他人』公開日:2022年3月5日(土)監督・脚本:中村真夕出演:黒沢あすか、神尾楓珠、上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子
2021年10月03日この度、株式会社UMA design farm 代表取締役 原田祐馬氏が、コミュニケーションディレクターに就任しましたのでお知らせします。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に向けて、一層地域社会とのつながりを強固にし、より多くの方に花園近鉄ライナーズを認知いただくよう努めてまいります。原田祐馬(ハラダ ユウマ)1979年、大阪府吹田市生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。メッセージはじめまして。原田祐馬です。地域に関わるブランディングやコミュニケーションデザインの専門性を活かし、クラブチームと地域の未来を一緒に考えていきたいと思います。父親の影響で、8歳から15歳まで吹田ラグビースクールに通い、高校でも3年間、ラグビーに熱中していました。高校卒業後は、吹田ラグビースクールで、20歳までサポートコーチとして参加していました。そこからは学業に専念し、観戦専門でしたが、これからは自分のスキルを活かして花園近鉄ライナーズの力になれるよう尽力します。よろしくお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月02日神尾楓珠、尾野真千子、佐藤浩市が出演する映画『20歳のソウル』で、関西ジャニーズJr.内ユニット「Aぇ! group」の佐野晶哉が映画初出演することが分かった。本作は、千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」を作曲した一人の青年を描く物語。佐野さんは、2016年にジャニーズ事務所に入所し、グループではドラムを担当。サックスやピアノなど幅広い楽器を得意としており、現役の音大生でもある。TVドラマにも出演しており、近年では「年下彼氏」や「ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情」に登場した。スクリーンデビューとなる今作で演じるのは、主人公・浅野大義(神尾さん)と同じ吹奏楽部員で、音楽と共に青春を過ごした親友・佐伯斗真。打楽器担当で、「市船 soul」の作曲も手伝う人物。大義が病にかかってからは、傍で励まし、最期まで共に青春を過ごした。本作では、打楽器とピアノの演奏を披露するという。佐野さんは「撮影前から市船高校のジャージを着てピアノやドラムを練習していたので、先生や部員のみんなの中での撮影は二回目の高校生活のようでした」と撮影をふり返り、「ひとりでも多くの方に大義くんの作った曲と生き様が届き、僕が勇気をもらったように誰かの勇気になったら嬉しいです」とコメント。以前から佐野さんに注目していたという秋山純監督は「『斗真役が出来る俳優は一人しかいない』と、本人にも言い続けました。芝居に加えドラムやピアノの生演奏がある難しい役。佐野くんは、見事に斗真としてそこに存在してくれました」と絶賛している。『20歳のソウル』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:20歳のソウル 2022年全国にて公開予定©2022「20歳のソウル」製作委員会
2021年10月01日俳優の神尾楓珠が主演を務める、映画『20歳のソウル』(2022年公開)のキャストが1日、明らかになった。同作は千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている「市船soul」という応援曲を作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った『20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド』の映画化作。癌により20歳という若さで、短い人生の幕を閉じた浅野さんを、神尾が演じる。この度、主人公・浅野大義と同じ吹奏楽部で、音楽と共に青春を過ごした親友・佐伯斗真役に、Aぇ! group/関西ジャニーズ Jr.のメンバーである佐野晶哉の出演が決定した。佐野は本作が映画初出演となる。佐野が演じるのは、打楽器を担当する吹奏楽部員。容姿端麗で音楽の才能もあり、何不自由ない青春を過ごせるはずが、学校生活、部活動に悩む日々を過ごしす。しかし大義の何事にも真剣に向き合う姿に心を動かされ「市船 soul」の作曲を手伝い、大義が病にかかってからは傍で励まし、最期まで共に青春を過ごす。佐野自身、現役の音大生でもあり、A ぇ! group では、ドラムを担当しているが、本作では打楽器とピアノの演奏を披露している。○佐野晶哉 コメントはじめての映画出演がこの作品であったことにとても意味を感じています。監督は、僕も大義くんと同じようにずっと音楽のそばで生きてきたことに触れ「存在するだけでいい」と言っていただき緊張を解いてくださいました。撮影前から市船高校のジャージを着てピアノやドラムを練習していたので、先生や部員のみんなの中での撮影は二回目の高校生活のようでした。ひとりでも多くの方に大義くんの作った曲と生き様が届き、僕が勇気をもらったように誰かの勇気になったら嬉しいです。○秋山純監督 コメント佐野くんには以前から注目していて「斗真役が出来る俳優は一人しかいない」と、本人にも言い続けました。芝居に加えドラムやピアノの生演奏がある難しい役。佐野くんは、見事に斗真としてそこに存在してくれました。真摯に作品と向き合う姿勢があったからこそ、芝居や音楽の神様が、微笑んでくれたのだと思います。
2021年10月01日崎山蒼志は、いきものがかり・水野良樹と共作した新曲「風来(ふうらい)」を、2021年10月22日(金)に配信リリース。神尾楓珠主演の新TVドラマ『顔だけ先生』主題歌となる。いきものがかり・水野良樹と共作した新曲「風来」崎山蒼志は、若者から熱い支持を受ける19歳のシンガーソングライター。TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期(2クール目)のエンディングテーマ「嘘じゃない」や、今泉力哉監督の最新映画「かそけきサンカヨウ」の主題歌「幽けき」でも話題を集めている。そんな崎山蒼志の新曲「風来」は、いきものがかり・水野良樹と共に、作詞・作曲を行ったもの。崎山蒼志の新たな一面を見られるような仕上がりとなっている。神尾楓珠主演のドラマ『顔だけ先生』主題歌に新曲「風来」は、10月9日(土)より東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送開始する新TVドラマ『顔だけ先生』の主題歌に。『顔だけ先生』は、“顔は満点、中身は赤点”な非常勤講師を主人公とする学園コメディ。主演の神尾楓珠ほか、貫地谷しほりらが出演する。新曲「風来」MVも公開新曲「風来」のミュージックビデオには、ドラマ「顔だけ先生」キャストの中から、景井ひなが出演。監督は、崎山蒼志「嘘じゃない」のミュージックビデオも手掛けた、大喜多正毅が務めている。<崎山蒼志 コメント>この度ドラマ「顔だけ先生」の主題歌として、「風来」を、大尊敬する水野良樹さんと書き下ろしました。主人公の遠藤先生の自分勝手ながらも知らぬ間に皆に影響を与えている姿が"我儘な風"のように思え、歌詞を書きました。時にさっと悩みを攫ってくれるような、ですが本人は至って飄々としている。そんな遠藤先生を次第に求め出すようなイメージです。脚本もとても面白く拝見しました。素敵なドラマにこの曲がどんな風にかかるのか、今からわくわくしています。水野良樹さんと音楽を作れたこともこれまた一生の思い出です。【詳細】崎山蒼志 新曲「風来(ふうらい)」配信日:2021年10月22日(金)作詞・作曲:崎山蒼志、水野良樹■土ドラ『顔だけ先生』放送日:2021年10月9日(土)スタート、毎週土曜23:40~24:35(予定)放送局:東海テレビ・フジテレビ系全国ネット出演者:神尾楓珠、貫地谷しほり ほか
2021年09月24日「2021ミス・ユニバース ジャパンファイナル」が22日、都内で行われ、東京都出身で会社員の渡邉珠里さん(26歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・インターナショナルと並んで世界3大ミス・コンテストの1つに数えられるミス・ユニバース。1952年のスタートから今年で70回目を迎え、この日は12月にイスラエルで開催予定の世界大会への出場権を賭けた日本代表を決定。この日行われた最終選考では10人とWEB投票1位の合計11人のファイナリストが登場し、水着審査やドレス、スピーチ審査などを経て東京都出身の渡邉珠里さんが選出された。日本代表に選ばれた渡邉さんは「色んな気持ちで心が一杯なんですが、サポートしてくださった皆さんに感謝の気持ちで一杯です」と感激しきりで「本当に3カ月以上ですがみんなと成長することが出来ました。一生の宝物にします」と感無量。今年12月に世界大会が予定されているイスラエルの印象については「実際にイスラエルに行ったことはありませんが、文化がたくさんあって素敵な場所と聞いているのでとても楽しみにしています」と好印象の様子で、「今年こそトップ5、いや、ミス・ユニバースのタイトルを獲るために精一杯頑張ります!」と決意を新たにした。現在は広告会社に勤務しているという渡邉さん。「広告テクノロジーの会社で運用を担当しています」と勤務中はパソコンとにらめっこだといい、「社会人で会社員ですが、会社で成長することはもちろん、それ以外というかパーソナルな部分で成長したいという思いがあります。年齢も26歳なので今回やってみようという思いでミスコンに応募しました」と応募の理由を説明しつつ、「もちろんミス・ユニバースの日本代表として頑張っていきたいですが、会社の仕事も引き続きやっていこうと思います」と語っていた。なお、2位にタンザニア出身の西田いづみさん、3位に東京都出身の蓮尾愛莉さん、4位に岩手県出身の及川紗利亜さん、5位に福岡県出身の福内祥乃さんがそれぞれ選ばれた。
2021年09月23日