若手イケメン俳優の吉沢亮が主演を務めるドラマ&舞台『ぶっせん』の主要キャストが7月某日、東京・芝公園の増上寺に坊主姿で勢ぞろいし、ヒット祈願を願う、ご祈祷を行った。舞台『ぶっせん』チケット情報『ぶっせん』は、貧乏寺が資金繰りのために開いた仏教専門学園、通称“ぶっせん”を舞台に、そこに集まったおバカな生徒たちが繰り広げる抱腹絶倒の青春学園コメディ。原作はマンガ家・三宅乱丈のデビュー作で、漫画誌『モーニング』で1999年から2001年にかけて連載され、その奇抜な設定と個性的なキャラクター、奇想天外のストーリーで大きな注目を集めた。主役の田村正助を演じる吉沢亮は、「現場の雰囲気は非常にいいです。ただ、撮影は山梨の山奥に泊まり込みで行っているので、虫がすごくて。夜になると照明に15センチぐらいの蛾がばーっと入ってくるんです」と虫嫌いを告白。すると、「虫が大嫌いすぎて、普通の人より虫に詳しいです」(平間壮一)、「虫が出るとうるさいです」(中別府葵)、「女の子よりも騒いでますね」(桐山漣)と次々と暴露され、吉沢はたじたじ。また、「坊主の特殊メイクにはものすごく時間がかかりまして、ひとりあたり2時間以上かかるんでとても朝が早いです」と桐山が撮影の苦労について話すと、ベテラン僧侶役の袴田吉彦は「見ての通り頭もとんがっちゃて(笑)。今日もTBSにいたら誰も気が付いてくれなくて、知り合いのプロデューサーにも素通りされました」とまた違った苦労話で会場を爆笑させた。オープニングテーマ曲は、妄想壁がある渡辺由紀役を演じる鍵本輝が所属するグループ、Leadの「GREEN DAYS」。鍵本は「ドラマが超コメディなので、笑っていただくための準備運動にもなるような、夏らしく爽やかでアッパーな曲になってます」と紹介。一方、スピン・オフユニットとしてドラマに出演する5人で結成された“極楽ボーイズ”が歌う「ぶっせんサンバ」が主題歌として発表。思わぬところでライバル出現となった鍵山は「負けられないですね!」と闘志を燃やすが、吉沢も「僕たちも負ける気がしない」と応戦。さらに、桐山が吉沢に耳打ちすると、「やっぱり紅白を狙っていこうかな」と爆弾発言も飛び出し、会場を沸かせた。ドラマ『ぶっせん』は火曜深夜2時29分よりオンエア中。また舞台は、11月6日(水)より17日(日)まで東京・赤坂ACTシアターで上演。チケットぴあでは現在、インターネット先行先着「プリセール」を実施中。8月15日(木)午後11時59分まで受付。
2013年08月06日佐藤健が自身初の本格ラブストーリーに挑む『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(12月14日公開)の特報第1弾が公式サイトにて公開された。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、「僕は妹に恋をする」「僕の初恋をキミに捧ぐ」などの大人気コミックを生み出し、女性から圧倒的な支持を集める青木琴美の最新作の映画化。音楽業界を舞台に、23歳の天才作曲家・小笠原秋(佐藤さん)と、他の何物にも代えられない天性の歌声を持ち、普通の女子高生から突如スターへの階段を駆け上がる16歳のヒロイン・小枝理子(大原櫻子)との"年齢差"恋を描く。公式サイトにて公開された特報では、佐藤さんがこれまでに見せたことのない切ない表情を見せているほか、三浦翔平がボーカルを務める劇中の超人気バンド「CRUDE PLAY」<クリュードプレイ>の楽曲「サヨナラの準備は、もうできていた」のライブシーンも収められており、人気俳優陣の新たな一面を体感できる、“胸キュン”映像となっている。また映像のラストでは、その圧倒的な歌唱力で約5,000人の中からオーディションを勝ち抜き、本作のヒロインの座を射止めた期待の新星・大原さんの歌唱シーンも初公開。わずか数秒ながら、その歌声は鮮烈なインパクトを残す。さらに、Youtubeですでに公開されている「CRUDE PLAY」のスペシャル映像に続き、主演の佐藤さんのインタビュー映像も公開されることが決定した。クランクイン時の貴重なコメント、撮影風景など、他では見られない佐藤さんの姿が映し出されるとのこと。佐藤さんのスペシャル映像は、8月5日公開予定となっている。また、今後は「MUSH&Co.(マッシュ・アンド・コー)」のメンバーを演じる、吉沢亮(Gt.)・森永悠希(Dr.)2名のインタビュー映像も公開される予定だ。そして劇中で大原さん、吉沢さん、森永さんの3人が結成するバンド「MUSH&Co.」が、映画の世界を飛び出し、8月26日(月)にお台場合衆国・マイナビステージで、”MUSH&Co.初お披露目ライブ”を開催する。当日は大原さん(Vo.)・吉沢さん・森永さんの3名が出演し、劇中の楽曲をパフォーマンスするとのこと。これまでベールに包まれてきた大原さんの歌声がライブでも明らかになる、注目のステージだ。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、12月14日(土)より全国東宝系ロードショー。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カノジョは嘘を愛しすぎてる 2013年12月全国東宝系にて公開(C) 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会
2013年07月31日『仮面ライダー MOVIE大戦』シリーズの最新作にあたる『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』の完成披露試写会が30日、都内で開催され、白石隼也、奥仲麻琴、戸塚純貴、高山郁子(以上『仮面ライダーウィザード』キャスト)、福士蒼汰、高橋龍輝、清水富美加、吉沢亮、足立梨花(以上『仮面ライダーフォーゼ』キャスト)、デーモン閣下、美少女仮面ポワトリンを演じる入来茉里、坂本浩一監督が舞台あいさつを行った。その他の写真作品を重ねるたびに大ヒットを記録する人気シリーズの最新作で、仮面ライダーフォーゼと登場したばかりの仮面ライダーウィザードが“究極”タッグ。ポワトリンをはじめ東映特撮ヒーローのイナズマン、サナギマン、美少女仮面といった往年の人気キャラクターがゲスト出演し、坂本監督は「究極のライダー映画を目指し、お子さんからお父さんまで楽しめる要素が詰まった作品になった」と誇らしげに本編完成を報告した。ウィザードが主役級で映画に登場するのは今回が初めてで、演じる白石も「ついに来たかという思い。いろんな濃いキャラクターが出てくる中で、ウィザードチームがどう変化していくか楽しんでほしい。映画ならではの盛りだくさんの内容」と気合い十分だ。かたや久しぶりにフォーゼ役に臨んだ福士は「帰ってキターーー!」と喜びもひとしお。本作では、福士演じる弦太朗が教師になったという設定で「あんだけバカだった弦太朗が、先生になっちゃうなんて相変わらずぶっ飛んだ設定だなって(笑)」とにんまり。明るく能天気なフォーゼに比べると「ウィザードは格好良くてクール」だといい、「フォーゼが騒いでも、ウィザードは『あっ、そう』って感じ(笑)。新しいふたりの関係性も楽しんで」とアピールした。強敵“アクマイザー”のリーダー・ザタンの声を演じるデーモン閣下は「以前から出演してみたかったから、気分は悪くない。やっと我輩のところに、ライダー側から依頼が来たか!」とまんざらでもない様子。「ライダーを応援してくれる子どもたちが大人になっても、きっとライダー映画は続くと我輩が約束する」と悪魔らしからぬ発言で、会場を盛り上げた。『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』12月8日(土)全国公開
2012年12月03日映画『仮面ライダーフォーゼTHE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』と『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』の合同製作会見が11日に都内で行われた。福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ/如月弦太朗)、鈴木勝大(レッドバスター/桜田ヒロム)ら両作品を盛り立てるキャスト陣をはじめ、原幹恵、岡田浩暉、辻希美らゲスト俳優、メガホンをとった坂本浩一監督(『仮面ライダーフォーゼ』)と柴崎貴行監督(『特命戦隊ゴーバスターズ』)が駆けつけ、作品をアピールした。その他の写真『仮面ライダーフォーゼTHE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』はフォーゼら“仮面ライダー部”がついに宇宙へのミッションに旅立ち、初の本格的“宇宙”ライダーの面目躍如。無敵の機械生命体である宇宙鉄人のキョーダイン、さらに意思を持った衛星兵器を相手に、ダイナミックな戦いを繰り広げる。劇場版として初の単独作品とあって、主演の福士も「集大成的な作品だし、僕らの気合いが映画を観るみなさんにも伝われば」と熱っぽく語った。宇宙が舞台だけに、360度のグリーンバックでも撮影が行われ「CG合成が多い分、劇場版ならではのスケール感を出すことが出来た」(坂本監督)と手応え十分だ。そして『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』も同シリーズにとって、初めての単独映画で「スケールたっぷりだし、迫力ある映像を楽しんでもらえれば」(鈴木)。人々の生活を支える新エネルギーの“エネトロン”が、宿敵・ヴァグラスに狙われる。その中心地となるエネタワーは、東京タワーで撮影が行われ、特別展望台での激しいアクションシーンも本作の大きな見どころとなった。営業時間の関係で、ロケが行えるのは午前8時半まで。それでも、柴崎監督は「時間的な制約が多かったが、晴れ男と晴れ女が多かったせいか、きれいなタワーの姿を撮ることができた」と満足そうに語っていた。会見には『仮面ライダーフォーゼ…』から高橋龍輝、清水富美加、吉沢亮、坂田梨香子、冨森ジャスティン、志保、土屋シオン、木下あゆ美。『特命戦隊ゴーバスターズ…』から馬場良馬、小宮有紗、松本寛也、陳内将が出席した。『仮面ライダーフォーゼTHE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』8月4日(土)から全国ロードショー
2012年06月11日「医療モノということで、“カッコよく”見えてしまうイメージを抱いていたんですが、ここで描かれているのは、ひとりひとりが背負っている人生なんです」――。吉沢悠は、出演作『孤高のメス』をこう表現する。この言葉にこの映画の魅力、そして演技者としての彼の揺るぎないスタンスが表われている。ベストセラー医療小説を実写化した本作。吉沢さんは「自らの素の感情を役柄に重ね合わせながら演じた」と言葉に力を込めた。この“人間ドラマ”に彼はどのような思いで向き合ったのか――?映画の公開を前に話を聞いた。物語の始まりは1989年、とある地方の市民病院に当麻鉄彦(堤真一)という名の外科医が赴任するところから始まる。大学病院に依存し、満足な手術ひとつ行えない腐敗した環境を当麻はその腕で、変えていく。当麻が変えたのは何より、そこで働く人々の意識。吉沢さん演じる青木はまさに、彼との出会いによって自らの生き方を省み、そして変わっていく若き医師である。「大学病院の古い体質があって、その下で働く青木はいろんな思いを抱えつつ、“権威”という壁にぶつかる。当麻との出会いで大きく変わっていくこの人物をしっかりと演じ切れないことにはこの作品のテイストが観る人に伝わらない。そのプレッシャーはありました。と、同時に青木が感じる葛藤は、ひとりの俳優として僕にとっては感じたことのある思いでした。それを生かして演じ切ることができれば楽しいだろうな、という相反する複雑な気持ちでした」。90年代末から2000年代の前半に掛けて、次々と話題のドラマ、映画に出演し、主演も数多くこなしてきた吉沢さんが芸能活動を休止したのは2005年。奇しくも本作で演じた青木と同様にアメリカに渡り、帰国後、俳優としての活動を再開した。役柄に自らを重ねた、という部分についてさらに深く尋ねた。「自分なりの信念を持って俳優という仕事をやっていましたが、やればやるほどに『いまのままでいいのか?』というクエスチョンがついて回るようになった。それはまさに、約束された道を見失った青木そのもの。前半部分の彼に、その当時、自分が抱いていた感情を乗せました。それからアメリカに渡って何より感じたのは、俳優として現場に立てるということは、決して当たり前のことではないのだということ。そう感じたときに無性に俳優をやりたい、演じたいって思えてきたんです。帰国して初めての仕事が映画だったんですが、あのときは本当に嬉しかった。それはまさに、青木が当麻先生を手伝いたくて帰国するときと同じ気持ちでした」。復帰後、彼が出演した映画は『夕凪の街 桜の国』、『逃亡くそたわけ−21才の夏』、『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に本作と物語性と共に、社会への強いメッセージを感じさせるところがあるが…。「決して、それを意識して作品を選んでいるわけではないです。ただ、例えばニューヨークにいる頃、『自分は日本のことを何も知らない』と強く感じて、帰ったら広島に行きたいと思うようになった。そうしたら(広島を舞台に被爆を扱った)映画『夕凪の街 桜の国』のお話をいただいた。不思議なめぐり合わせは感じますね(笑)。常に、観る人に何か良い影響を少しでも与えられたら、という思いはあります。そうした思いがこういう良い循環を生んでいるのかも」。そうした流れに身を投じる中で、映画というメディアへの熱い思いが自身の内側からも沸々とわいて来ていると明かす。「映画人の熱…独特の温度の高さへの憧れは以前以上に強く感じます。周りが見えなくなるような強い思いで、わが子を育てるようにみんなが映画に夢中になっているあの環境は、本当に気持ち良いんです。30歳を過ぎて、ここにいられることが幸せだな、と感じるようになりましたね」。最後に「今後演じてみたい役は?」という質問に「もちろん、当麻先生のような役もやってみたいですね」と語り、「それから…」と、生瀬勝久が演じた、自らの保身しか考えない大学病院の医師・野本の名を挙げ、少し興奮気味にこう続ける。「生瀬さんが仰ってたんです。『俺は、野本という役を“悪”として演じたわけじゃない。一人の人間として演じた結果がこうだったんだ』って。それを聞いて、ああいう役をいつか演じられるようになりたいな、と思いました。僕自身今回、野本という存在に生かしてもらってるんです。そんな深みを演じられるようになりたいです」。(photo:Ryusuke Suzuki)■関連作品:孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会■関連記事:堤真一天才外科医役に都はるみのこぶしを聴いて特訓目の前の命を救うため、禁断のオペに挑む『孤高のメス』試写会に15組30名様をご招待小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!堤真一、大組織の悪しき体制と闘う熱血医師に「ヒーローではない、医師を演じたい」
2010年06月23日