2016年10月8日、9日の全国映画動員ランキングは、新作が4本ランクインするも公開7週目の『君の名は。』(全国343館)が首位を守った。その他の画像マット・デイモン主演の人気シリーズ第4弾『ジェイソン・ボーン』(全国333館)は初登場2位。TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工らが出演する劇場版第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』(全国313館)は初登場3位に入った。続いて『映画 聲の形』(全国120館)がワンランクダウンの4位。脚本家の君塚良一が監督を務めた中井貴一主演のコメディ『グッドモーニングショー』(全国279館)は初登場5位に。そのほか公開11週目に入った『シン・ゴジラ』(全国248館)が10位、湊かなえの同名小説を本田翼、山本美月の主演で映画化した『少女』(全国231館)は初登場11位につけている。次週は『GANTZ:O』『永い言い訳』『何者』『彼岸島 デラックス』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ジェイソン・ボーン』3位『HiGH&LOW THE RED RAIN』4位『映画 聲の形』5位『グッドモーニングショー』6位『ハドソン川の奇跡』7位『SCOOP!』8位『怒り』9位『闇金ウシジマくん Part3』10位『シン・ゴジラ』
2016年10月11日俳優・神木隆之介が9日、韓国・釜山で行われる第21回釜山国際映画祭に、女優・上白石萌音、新海誠監督とともに登場した。神木と上白石が声優を担当した映画『君の名は。』は、同映画祭の【ガラ・プレゼンテーション部門】に出品され、同日に公式上映が行われた。同作は、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で知られる新海による最新長編アニメーション映画。上白石が声を担当した田舎の女子高生・三葉と、神木が声を担当した東京の男子高生・瀧が”入れ替わり”を経験し、互いの姿を探すことになる青春物語となっている。新海監督は、東西大学校centum campusコンベンションホールで行われた記者会見で、海外メディアを前に「2011年に日本を襲った地震は、私に大きな影響を与えました。その時に日本人が想った願いや祈りの結晶をこの作品に込めました」と発言。神木は「入れ替わった時に、瀧を可愛いと思ってくれるよう演じました」と演技について語り、上白石は「三葉はとても普通の女の子。親近感を持ち、自分と重ね合わせて声を吹き込みました」と役への思いを表した。その後行われた野外舞台挨拶では、20代の男女を中心に600人以上の観客が集まった。さらに、公式上映が行われたハヌルヨン劇場には、当日券を求めた徹夜組が出るほどとなり、同作は日本だけでなく、海外でも熱い視線を集めていることが示された。神木は「韓国の方は、楽しいと声に出して素直に喜んでくれるのが嬉しいです。思っていることを表現してくれるから、本当に楽しみにしてくれているんだということが分かりました」と満足そうな様子。上白石も「韓国の人は熱い! 日本にはないノリを感じます!」と興奮を見せた。同作の韓国公開は2017年1月を予定しており、300スクリーン以上での公開が決定している。現地配給担当のカン・サンウック プロデューサ・理事は「メガヒットのニュースを聞いた韓国の映画ファンたちの、とても期待しているという書き込みが、ネット上でかなり増えました」と韓国での状況を説明し、「映画館からも公開の問い合わせが殺到している」と期待の高さを語った。
2016年10月10日『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の新海誠監督の最新作『君の名は。』が、韓国の釜山で開催されている第21回釜山国際映画祭「ガラ・プレゼンテーション部門」」に正式出品され、新海監督をはじめ主人公の声を担当した俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音が現地入りし、本日10月9日(現地時間)公式上映が行われた。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語が描かれる本作。8月に公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーが話題となり、10月8日(土)までの44日間で観客動員は1,061万人、興行収入は138億円を記録する大ヒットとなっている。そしてこの度、本作が、アジア最大の国際映画祭である釜山国際映画祭において、今年話題の新進気鋭監督の新作を上映する「ガラ・プレゼンテーション部門」に正式出品。同部門でアニメーション作品が正式出品されるのは初めてのこと。ちなみに、今年は『君の名は。』のほかに『怒り』『ダゲレオタイプの女』『Bleed for This』(米作品)の4本が同部門作品に出品されている。10月9日の公式上映に合わせて、新海監督、主人公の声を担当した神木さんと上白石さんが現地入り。3人とも釜山国際映画祭へは初の参加だそうで、神木さんは「初めて釜山映画祭に参加して、未知数ですけど嬉しいです!」と喜びを語った。3人は高校生の恋愛ストーリーを描いた本作にちなんで、若者のデートスポットとして人気の冬柏(トンペク)公園展望台を訪れるなど釜山市内を散策。その後の記者会見では、100人を超える海外メディアの質疑応答に答え、新海監督は、「2011年に日本を襲った地震は、私に大きな影響を与えました。そのときに日本人が想った願いや祈りの結晶をこの作品に込めました」と語り、さらに待望の次回作について「いまは白紙だが、多くの人を楽しませるエンターテインメント映画をもう一本つくりたいです。その能力が自分にあるのか、確かめたい」と、心中を明かした。現地でも注目が高まっている『君の名は。』の公式舞台挨拶では、300席の当日券を求めて前日の夜から徹夜組が出るほどの大人気ぶり。当日もわずか4分で全席完売するなど、期待値の高さが伺える。10~20代を中心に幅広い層のファンなど約900人が劇場に詰めかけ、場内満席の大盛況の中、新海監督と神木さん、上白石さんが登壇。神木さんと上白石さんが流暢な韓国語で挨拶をすると、会場のお客さんから一際大きな歓声が上がっていた。上映中は、主人公の瀧と三葉が入れ替わるコミカルな前半のシーンでは何度も笑い声が会場内に響き渡り、美しい色彩と繊細な風景描写のシーンで思わず息をのみ…観客は大いに“新海ワールド”に酔いしれていたようだ。映画祭を終えた神木さんは「韓国の方は、楽しいと声に出して素直に喜んでくれるのが嬉しいです。思っていることを表現してくれるから、本当に楽しみにしてくれているんだということが分かりました」と、反響ぶりを喜び、上白石さんも「韓国の人は熱い!日本にはないノリを感じます!海外に来ているということをとても実感できます」と歓喜のコメントを寄せた。新海監督は「韓国では、映画に対する期待がすごく大きいということを実感しました。釜山国際映画祭が映画をとても大事にしていて、さらにそれを強くサポートする場なのだと感じられました。その点、『君の名は。』をとても深く理解してくれているのではないかと思いますが、その反面、それでも文化は違うので、分かってもらえないのではないかという不安もあります。ただ、ヨーロッパやアメリカに比べると、アジアの方が日本と文化面で共有する部分が多いので、大きく受け入れてもらえることを期待しています」と語った。『君の名は。』の韓国公開は、2017年1月、邦画アニメーションの中では最大級の公開規模となる300スクリーン以上で予定。既に89の国と地域での世界配給が決定しており、台湾では10月21日(現地時間)、香港では11月17日(現地時間)、イギリスでは11月24日(現地時間)にそれぞれ公開される。『君の名は。』は現在全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月10日女優の上白石萌音が4日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でデビューミニアルバム「chouchou(シュシュ)」の発売記念フリーライブを行った。公開から39日間で観客動員1,000万人を突破し、興行収入130億円を記録するなど大ヒットの映画『君の名は。』。そのヒロイン・宮水三葉の声を務め、実力派女優として注目を集めている上白石萌音が、10月5日リリースのミニアルバム「chouchou」で歌手デビューを果たす。発売日を翌日に控えたこの日は発売記念イベントが行われ、上白石にとって初めてとなるフリーライブを開催。「人生で初めてのデビュー記念ライブということで、人が来るのか心配だったんですが、こんなにもたくさんの方に来ていただいてうれしいです。本当にありがとうございます!」と会場を埋め尽くしたファンに感謝の言葉。「小さい頃から歌うことが大好きで、まさかこんなにたくさんの方に聴いてもらえる日がくるなんて本当に夢みたいです。これも今まで支えてくださったスタッフの皆さま、足を運んでくださった皆さまのお陰です。本当にありがとうございます」と感激しきりで、映画『君の名は。』の主題歌「なんでもないや(movie ver.)」を含め全4曲を熱唱して訪れた2,000人の観客を感動させた。最後のMCではサプライズ発表があり、まずは映画『君の名は。』の新海誠監督から「萌音ちゃんの歌声を初めて聴いた時『この人は歌うべき人なのだ』と強く思いました」というボイスレターのコメントを聞いて涙ぐんだ上白石は「昨日監督とお会いしたんですけど、『明日行けない』って言われて隠していたんですね。本当にありがたいです。私は歌が好きだけど、ただただ好きでやってきましたが、『歌うべき人』だと言われてそれならそう言ってくださる人のために歌おうと思いました」と今後の歌手活動に意欲。また、サプライズ第2弾として10月14日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』の出演決定が発表されて「えっ、どうしよう! 明日から練習します(笑)。今がピークかもしれないですね」と信じられない様子だった。
2016年10月05日8月26日より公開中の新海誠監督最新作『君の名は。』。この度、10月3日までの公開39日間で、観客動員1,000万人・興行収入130億円を突破したことが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など、意欲的な作品を数多く作り出してきた新海監督の最新作『君の名は。』。声優陣には、神木隆之介や上白石萌音を始め、長澤まさみ、市原悦子らがキャスティング。そして、音楽には熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当しており、公開前より話題となっていた。公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーがまたさらに話題となり、10~20代の若い世代にとどまらず、幅広い世代が劇場に殺到、全国でチケット完売も相次ぎ、公開3日間では観客動員95万人、興行収入12億円を記録したほど。さらに、“新海ワールド”に魅了された人々が何度も劇場に詰めかけるリピーターが続出しており、ついに公開から39日間で動員数10,025,897人、興行収入は13,020,003,500円を記録。週末映画ランキングでV6を達成する驚異的な大ヒットとなっている。(※10月4日(火)現在 ※興行通信社調べ)なお、この驚異的な大ヒットをうけて、待望の第4弾となる新ビジュアルを使用した記念広告の掲載が決定。朝日新聞を始めとする各社で10月14日(金)の新聞広告朝刊にて掲載されるようだ。“新海ワールド”全開の新ビジュアルに期待だ。『君の名は。』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月04日2016年10月1日、2日の全国映画動員ランキングは、公開6週目の『君の名は。』(全国334館)が首位を守り、2位の『ハドソン川の奇跡』(全国334館)、3位の『映画 聲の形』(全国120館)も変わらず。その他の画像福山雅治が芸能スキャンダルを追うフリーカメラマンに扮する主演作『SCOOP!』(全国248館)は初登場4位に入った。新作では『アングリーバード』(全国298館)が初登場10位につけている。そのほか『シン・ゴジラ』(全国248館)が公開10週目で9位から7位に順位を上げた。次週は『グッドモーニングショー』『少女』『ジェイソン・ボーン』『HiGH&LOW THE RED RAIN』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ハドソン川の奇跡』3位『映画 聲の形』4位『SCOOP!』5位『怒り』6位『闇金ウシジマくん Part3』7位『シン・ゴジラ』8位『四月は君の嘘』9位『真田十勇士』10位『アングリーバード』
2016年10月03日2016年9月24日、25日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国299館)が首位を守った。9月22日(木)までの28日間で、累計は観客動員774万1214人、興行収入100億7899万9000円をあげており、週末にどのくらい記録を伸ばしたのか注目が集まる。その他の画像/動員ランキングクリント・イーストウッド監督が、2009年にマンハッタン上空で起きた航空機事故を題材にした『ハドソン川の奇跡』(全国334館)は初登場2位。3位は『映画 聲の形』(全国120館)になり、新作では『闇金ウシジマくん Part3』(全国184館)が初登場4位。『真田十勇士』(全国321館)が初登場7位につけている。次週は『アングリーバード』『CUTIE HONEY -TEARS-』『高慢と偏見とゾンビ』『SCOOP!』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ハドソン川の奇跡』3位『映画 聲の形』4位『闇金ウシジマくん Part3』5位『怒り』6位『四月は君の嘘』7位『真田十勇士』8位『スーサイド・スクワッド』9位『シン・ゴジラ』10位『超高速!参勤交代 リターンズ』
2016年09月26日新海誠の『君の名は。』が、映画や関連書籍でメガヒットを記録。本屋さんでパネル展や、期間限定カフェも登場!『君の名は。』、映画や関連書籍でメガヒットを記録!映画『君の名は。』が興行収入91億円(※8月26日〜9月19日)を突破した。映画の爆発的ヒットをうけ、新海誠監督みずから手がけた原作『小説 君の名は。』(角川文庫刊)は、映画公開に先駆けて6月18日に発売されると着実に部数を重ね、映画公開前に50万部に達した。8月26日に映画が公開されると爆発的に売り上げが伸び、9月20日現在102.9万部に到達。ついに100万部の大台を突破した。『小説 君の名は。』(角川文庫)だけでなく、サイドストーリーを綴った角川スニーカー文庫『君の名は。 Another Side:Earthbound』や、コミカライズ作品となる『君の名は。(1)』、映画の感動を再び!ストーリー、創作秘話満載の『新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド』『新海誠監督作品君の名は。公式ビジュアルガイド』、過去作品から最新作品を大特集した『新海 誠Walker』、原作小説の児童文庫版である角川つばさ文庫『君の名は。』までがまさに重重重版状態となり、映画公開からわずか3週間で累計187万部を突破した。映画、本から飛び出してイベントも実施中!「君の名は。」パネル展ジュンク堂書店・池袋本店『新海誠展~瀧の夢~』URL三省堂書店池袋本店『新海誠監督作品「君の名は。」公開記念展~三葉の風景~』「新海誠カフェ」URL・君の名は。ラテ三葉ver・君の名は。ラテ瀧ver書誌情報角川文庫刊『小説 君の名は。』作:新海誠定価:本体520円+税角川スニーカー文庫刊『君の名は。 Another Side:Earthbound』作:加納新太カバーイラスト:田中将賀口絵・本文イラスト:朝日川日和定価:本体620円+税角川つばさ文庫刊『君の名は。』作:新海誠挿絵:ちーこ定価:680円+税月刊コミックアライブ好評連載中!書名:『君の名は。(1)』作:琴音らんまる/原作:新海誠定価:550円+税公式ビジュアルガイド『新海誠監督作品君の名は。公式ビジュアルガイド』監督=新海誠監修=東宝、コミックス・ウェーブ・フィルム編集=角川書店定価:1,600円+税『新海 誠Walker』編集=東京ウォーカー編集部定価:2,400円+税
2016年09月23日神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみら豪華キャストを声優に迎え、大ヒット上映中の新海誠監督作品『君の名は。』。8月26日より全国301スクリーンで封切られた本作が、公開から28日間で観客動員770万人・興行収入100億円を突破したことが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』などで知られる新海監督の最新作として、公開前から大きな話題を集めた本作。キャスト陣には、神木さん、上白石さん、長澤さんをはじめ、市原悦子、島崎信長、石川界人、悠木碧と、豪華な俳優&声優たちが集結。さらに、主題歌を含めた劇中音楽を、唯一無二の世界観と旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当。圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーが、性別・年齢を問わず人気を博し『君の名は。』旋風を巻き起こしている。全国301スクリーンで公開されるやいなや、10~20代にとどまらず幅広い世代が劇場に殺到。全国でチケット完売が相次ぎ、公開3日間で観客動員95万人、興行収入12億円を記録。中には、2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出し、公開から4週経ったいまでもその勢いは衰えず、週末映画ランキングでV4を達成。そして、公開から28日間経った9月22日、ついに観客動員7,741,214人、興行収入10,078,999,000円の大記録を樹立。2016年公開の邦洋映画NO.1に輝いた(2016年1月1日以降公開作品※興行通信社調べ)。まさしく日本映画を代表する作品となった本作は、合計89の国と地域での配給が決定。そのほか、第64回サン・セバスチャン国際映画祭や第21回釜山国際映画祭「ガラ・プレゼンテーション部門」にて公式上映される。『君の名は。』は、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月23日2016年9月17日、18日の全国映画動員ランキングは、TOP3に新作2本がランクインするも、公開4週目の『君の名は。』(全国298館)が首位を守った。その他の画像初登場2位は、大今良時の人気コミックを京都アニメーションが映画化した『映画 聲の形』(全国120館)。初登場3位には、吉田修一の同名小説を李相日監督が、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛らの競演で映画化した『怒り』(全国324館)が入った。そのほか、スティーヴン・スピルバーグ監督の新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(全国348館)が初登場8位にランクインしている。次週は『真田十勇士』『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』『ハドソン川の奇跡』『メカニック:ワールドミッション』『闇金ウシジマくん Part3』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『映画 聲の形』3位『怒り』4位『スーサイド・スクワッド』5位『四月は君の嘘』6位『シン・ゴジラ』7位『超高速!参勤交代 リターンズ』8位『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9位『ペット』10位『キング・オブ・エジプト』
2016年09月20日この夏の映画業界は興行成績の面ではもちろん、話題性においても『シン・ゴジラ』と『君の名は。』が圧倒的な強さを見せた。当初は『ファインディング・ドリー』と『ONE PIECE FILM GOLD』の金メダル争いを予想していたが、いまとなってはまったくの的外れだった。予想は的外れに終わったが、東宝が優れた企画力と宣伝力を発揮し、この夏巻き起こした2大旋風は、続編ものに頼りがちだった映画業界にゴジラ級、そして1000年ぶりの彗星並みの強烈なインパクトを残した。もちろん『シン・ゴジラ』は「ゴジラ」シリーズの最新作ではあるが、作品の成り立ちが非常に個性的であり、「ゴジラを見たことない」ファン層の取り込みに成功した点で、オリジナル性の勝利。『君の名は。』旋風は、もはや説明不要だ。SNSを通じた口コミも、大ヒットの要因になっており、今年で言えば『ズートピア』にも同じ現象が起こった。もちろん、映画業界もその重要性は承知しており、プロモーションの段階で「SNS発信力の強い10代~20代前半の女性にアピールすべし」と各社が躍起になっている。合言葉は「とにかく、バズりたい!」。確かに公開前は、仕掛けが功を奏し“バズる”こともあるが、いざ駄作だとわかれば、その反動たるや恐ろしいものがある。そして、こじつけだとしても『ズートピア』『シン・ゴジラ』『君の名は。』には、「音読するとタイトルが5文字」という共通点があり、人から人に伝わる文字通りの“口コミ”を検証する上で、見逃せない。職場や学校、電車のなかや街中で…。5文字のタイトルは、現代人の耳にスーッと入る語感の良さがあるのだろうか?同時にネットニュースの見出しの文字数を考えると、「最大でも題名は5文字」という意識が働きつつあるかもしれない。今後公開される映画のなかでは、『デスノート』(正式タイトル『デスノート Light up the NEW world』)、『ローグ・ワン』(正式タイトル『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)に注目。もしどちらも大ヒットを記録すれば、「タイトル5文字=ヒットする」説が認めてもらえるかも?『ファンタビ』(正式『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)も文字数をカウントすると5文字なので、こちらのヒットにも期待したい!(text:Ryo Uchida)
2016年09月17日2016年9月10日、11日の全国映画動員ランキングは、新作4本がランクインするも、首位は先週に引き続き『君の名は。』(全国298館)になった。その他の画像/動員ランキング2位は『スーサイド・スクワッド』(全国337館)。3位は『四月は君の嘘』(全国394館)。4位は『超高速!参勤交代 リターンズ』(全国282館)と初登場作品が続き、『シン・ゴジラ』(全国352館)は公開7週目にして始めてトップ3から下がり5位になった。そのほか、7位に初登場『キング・オブ・エジプト』(全国316館)が入っている。次週は『怒り』『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』『レッドタートルある島の物語』などが封切られるため、ランキングがどのように変動するのか注目が集まる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『スーサイド・スクワッド』3位『四月は君の嘘』4位『超高速!参勤交代 リターンズ』5位『シン・ゴジラ』6位『ペット』7位『キング・オブ・エジプト』8位『後妻業の女』9位『青空エール』10位『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』
2016年09月12日現在公開中の映画『君の名は。』の大ヒットを記念して、ライブ配信サービス「LINE LIVE」では、9月10日(土)に特別番組を配信することが決定した。映画『君の名は。』は、『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など意欲的な作品を数多く作り出してきた気鋭のアニメーション映画監督・新海誠が原作・脚本・監督を務めた最新作。本作で描かれるのは、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで描き出している。8月26日(金)より公開された本作は、公開後10日で累計興行収入が38億円を突破し、小説、サウンドトラックなど関連商品も人気を博している。そんな大ヒットを記念して、今回特別番組の放送が決定!配信では、新海監督自身も生出演。そして、番組冒頭の特別映像では本作で主人公・瀧の声を担当している神木隆之介をナビゲーターに、「新海誠監督アニメ3つの魅力:神木POINT」や、新海監督作品の「聖地巡礼ロケ」、念願のカフェ企画をお届け。さらに番組の最後には、2007年劇場公開作品、「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」といったひとりの少年を軸にして描かれる、独立した3本の作品からなる連作短編アニメーション、『秒速5センチメートル』本編も配信される。内容盛りだくさんの本配信を最後までお楽しみに!「緊急決定!『君の名は。』特番+『秒速5センチメートル』本編」は9月10日(土)20時~LINELIVEにて配信。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開
2016年09月09日2016年9月3日、4日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国297館)が公開2週目も首位を守った。2位の『シン・ゴジラ』(全国350館)は公開6週目で順位を上げており、3位の『ペット』(全国351館)も好調を維持している。その他の画像4位の『後妻業の女』(全国318館)、5位の『青空エール』(全国281館)は先週と変わらず。6位に初登場で『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(全国264館)が入っている。『…見破られたトリック』は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』での好演も光ったジェシー・アイゼンバーグが主演を務めるアクション大作。華麗なトリックで世の不正を正すイリュージョン集団の宿敵として『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが出演するほか、モーガン・フリーマン、ジェイ・チョウら豪華スターが競演している。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『シン・ゴジラ』3位『ペット』4位『後妻業の女』5位『青空エール』6位『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』7位『ジャングル・ブック』8位『ONE PIECE FILM GOLD』9位『ゴーストバスターズ』10位『ファインディング・ドリー』
2016年09月05日長編アニメ『君の名は。』のヒット御礼舞台挨拶が9月3日(土)、都内で行われ、新海誠監督、神木隆之介、上白石萌音、サプライズゲストとして主題歌と劇中の音楽を手がけた人気ロックバンド「RADWIMPS」(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が登壇した。8月26日に全国301スクリーンで封切られ、公開8日間で動員212万7,800人、興収27億1,200万円の“特大ヒット”を記録中。神木さんは「本当に幸せなこと。感無量です」と満面の笑みを浮かべ、上白石さんも「幸せに満たされている」と夢見心地。ヒットを示す数字を耳にした新海監督は、「本当ですか?ピンとこないし、実感はゼロ」と恐縮しつつ、「ひたすらありがたい」と感謝を伝えた。音楽に話題が及ぶと「出来あがった映像に音楽をつけてもらったのではなく、一緒に作っていた感覚。音楽によって映像が変わったシーンもあるし、作品の背骨を作ってもらった気がする」と新海監督。そこに観客はもちろん、登壇者にもシークレットだった「RADWIMPS」が登場すると、会場は大歓声に包まれ「マジっすかあ!」(神木さん)、「本当に本物ですか?」(上白石さん)と大喜びだった。さらに野田さんがアコースティックギター1本で主題歌「前前前世」、上白石さんと一緒に劇中歌「なんでもないや」を生披露。その様子を客席で見守った神木さんは「今後見られないものを見てしまった」と感激し、ステージを終えた上白石さんは「18年生きてきて、一番の幸せ。一生の宝物です」と瞳をうるませた。また、新海監督も「完成までの2年間のごほうびを、皆さんと共有できて幸せです」と喜びを噛みしめていた。山深い田舎町に暮らす女子高校生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧が、夢の中で“入れ替わり”互いが生きる世界を通して、次第に惹かれあう。遠く離れた2人が夢の中で出会う意味とは?時空を超えた少年少女の冒険が始まる。『君の名は。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日長編アニメ『君の名は。』のヒット御礼舞台あいさつが9月3日、都内で行われ、新海誠監督、神木隆之介、上白石萌音が登壇。サプライズゲストとして主題歌と劇中の音楽を手がけた人気ロックバンドRADWIMPS(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が駆けつけた。『君の名は。』ヒット御礼舞台あいさつ その他の写真『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で高い評価を集めてきた新海監督の待望の長編作。東京で暮らす高校生・瀧と、田舎暮らしの高校生・三葉が夢の中で入れ替わりながら、次第に心を通わせていくが、物語は思いも寄らぬ方向に転がり出す。8月26日(金)に全国301スクリーンで封切られ、公開8日間で動員212万7800人、興収27億1200万円を記録。夏アニメの新定番として、旋風を巻き起こしており「本当に幸せなこと。感無量です」(神木)、「幸せに満たされています」(上白石)。新海監督は「数字を聞いてもピンとこないし、実感ゼロですが、ひたすらありがたいです」とファンに感謝を伝えた。サプライズで登壇し、大歓声を浴びた野田は「映画をご覧になった皆さんの顔を観るのは初めて。本当にこの映画に関わることができて良かった。幸せです」。新海監督も「1年半の間、一緒に映画を作ってきた。音楽によって、映像が変わったこともあった」と改めて濃密なコラボに、手応えを示していた。また、野田がアコースティックギター1本で主題歌『前前前世』、上白石をステージに招いての劇中歌『なんでもないや』を生披露。ステージを見守った神木は「今後見られないものを見てしまった」と貴重なライブに身震いし、野田との即興コラボが実現した上白石は「18年生きてきて、一番の幸せ。一生の宝物です」と感動を抑えきれない様子だった。『君の名は。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年09月03日新海誠監督の新作『君の名は。』が8月26日(金)に封切られ、週末2日間で動員68万8,000人、興収9億3,000万円を記録。配給の東宝によると興収60億円を見込める出足だといい、もしこの数字を達成すれば、昨年公開の『バケモノの子』(細田守監督)を上回ることになる。この夏、『シン・ゴジラ』に続く社会現象を巻き起こした『君の名は。』に、なぜ私たちは熱狂するのか?もちろん、日本アニメ界の次代を担う存在として、国内外で熱い視線を浴びる新海監督の新作であるという注目度がある。『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』と、作品を重ねるごとにクオリティとスケール感を更新し続ける“新海ワールド”の最新型は、アニメファンならば見逃すわけにはいかない。それでも年に数回、映画館に足を運ぶようなライトな観客層にとって、新海誠というクリエーターは“知る人ぞ知る”存在でもある。しかも、本作は新海監督にとって、過去最大規模となる300超スクリーンでの封切り。宣伝やタイアップの大量投下が効果を発揮したのは間違いないが、それ以上に、『君の名は。』という作品そのものに、観終わった後「誰かと話したい」「誰かに伝えたい」と胸を熱くさせる“何か”があることは確かだ。その“何か”とは、物語の意外性、作品の時代性、テーマの普遍性である。夢の中で入れ替わった少年少女の恋模様と冒険…のはずが、物語は予想もつかない方向に展開し、観客をクギづけにする。マスコミ向けの試写で1回、そして封切り後に新宿バルト9でもう1回鑑賞したが、やはり映画が“あの瞬間”を迎えると、客席は水を打ったように静まり返った。そこから始まるハリウッド映画顔負けのスペクタクルは圧巻の一言!そして、男女の入れ替わりという設定ながら、古めかしいジェンダーの問題から解き放たれた風通しの良さ、度重なる自然災害と対峙する日本人の心象風景(この点も『シン・ゴジラ』との共通点を見出せる)といった2016年だからこそ成立する時代性が、作品に説得力を与えている。何より友情、恋、青春、冒険、成長といった夏休み映画の必須事項を決して手放さない普遍性が、あらゆる世代の心に響いているのではないか。(text:Ryo Uchida)
2016年09月03日東京都文京区の東京ドームシティ内にある宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で、2周年特別企画展として映画「君の名は。」×TeNQ 『新海誠が描く宙(ソラ)展』が開催されています。期間は11月6日(日)まで。絵コンテやキャラクターなどの設定資料集が特別公開されます。映画ファンや新海誠監督ファンは必見です。宇宙ミュージアムTeNQ2周年記念。映画「君の名は。」とコラボレーション宇宙ミュージアムTeNQは2014年に開業し、2周年を迎えました。見どころは直径11mの穴が開いた大型の円形高解像度シアター「シアター宙(ソラ)」や、人々が宇宙へ想いを馳せてきた古代から現代までの記憶と記録を最新のプロジェクションマッピング技術でたどる「はじまりの部屋」など、いろいろな視点で宇宙についての好奇心を刺激するミュージアムとして大人気のスポットです。2周年特別企画展として開催中の『新海誠が描く宙(ソラ)展』は、国内外から注目を集めるアニメーション監督・新海誠氏とのコラボレーションイベントです。会場には8月26日(金)より公開される最新作「君の名は。」の絵コンテや設定資料が展示され、新海監督自らが宇宙への思いを語るオリジナルインタビュー映像も公開されます。●映画に登場する美しい風景、その製作過程を紹介今回の展示では「君の名は。」の設定資料や作画資料のほか、新海監督の作品に登場する繊細で美しい宇宙や空の風景描写が完成するまでの製作過程も紹介されています。アニメに登場するシーンのロケーション写真や監督のイメージボードが、実際に美しい映像へと仕上がるまでの過程を紹介する展示は必見です。●「彗星」の謎と魅力に迫る。会場では映画「君の名は。」に登場する「彗星」をテーマに、実際の彗星の謎と魅力に迫ります。解説は国立天文台副台長・渡部潤一氏と東京大学准教授・宮本英昭氏です。そのほかにも、新海監督のこれまでの作品「ほしのこえ」や「秒速5センチメートル」に登場する宇宙に関わるトピックスを、宇宙ミュージアムTeNQならではの視点でさまざまに解説してくれます。イベント情報名称:TeNQ2周年特別企画展 映画「君の名は。」×TeNQ 『新海誠が描く宙(ソラ)展』期間:2016年7月1日(金)~11月6日(日)会場:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内黄色いビル6F 宇宙ミュージアムTeNQアクセス:水道橋駅から徒歩約9分営業時間:平日11:00~21:00(最終入館 20:00)土日祝・特定日10:00~21:00(最終入館 20:00)料金:一般1,800円、大学生・高校生・専門学校生1,500円、中学生・小学生・未就学児(4歳以上)・シニア(65歳以上)1,200円※4歳未満入館不可公式ページ:
2016年08月31日「ぴあ」調査による2016年8月26日、27日のぴあ映画初日満足度ランキングは、新海誠監督の最新作『君の名は。』が10代の観客から圧倒的な支持を集めてトップに輝いた。その他の画像本作は、東京で暮らす高校生・瀧と、田舎で暮らす高校生・三葉が夢の中で入れ替わってしまうことから始まるドラマ。夢の中で入れ替わったふたりは、やがて心を通わせていくが、物語は予想外の展開を見せる。『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で高い評価を集めてきた新海監督の待望の長編作で、公開前から大きな注目を集めていた。上映劇場には、小学生から年配まで幅広い観客がつめかけているが、10代のグループや、友人連れ、カップルで来場している観客が多いのが特徴。10代の観客からは「時空がかけ離れたふたりのやりとりが面白い。ビジュアルが細部までこだわっていると感じた」「映像とRADWIMPSの音楽がマッチしている」など好評。新海作品を追い続けている20代の観客からは「これまでの新海作品よりも恋愛の要素が強くなっている。ラストシーンは鳥肌がたつほど感動!」の声があがった。これまで、新海作品は美しい背景美術や、音楽とモノローグの調和が大きな魅力と紹介されることが多かったが、出口調査で観客が最も評価したのは“脚本”のようで「細かな伏線があり、途中に驚きがあり、最後にきれいに終わる展開でシナリオが良かった」「最初は“よくある物語かな”と思っていたけど、予想外の展開が続いてどんどん引き込まれた」「感動するし、ときめきもするけど、その中に切なさもあって、脚本がよく出来ているという印象」など感想が集まった。なお、満足度ランキングは、平均年齢83歳のダンスグループを追ったドキュメンタリー『はじまりはヒップホップ』が2位に、戦争にいってしまった父を取り戻そうと8歳の少年が奔走する姿を描いた感動作『リトル・ボーイ小さなボクと戦争』が3位に入っている。(本ランキングは、8/26(金)、27(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『君の名は。』公開中
2016年08月29日2016年8月27日、28日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国297館)が初登場で首位に立った。その他の画像本作は、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』を手がけた新海誠監督の約3年ぶりの最新長編アニメーション。田舎町と東京で暮らすふたりの高校生を主人公に、“夢”でのつながりから生まれるドラマが展開する。声の出演は神木隆之介、上白石萌音ら。2位は『ペット』(全国349館)。3位は『シン・ゴジラ』(全国349館)。そのほか『後妻業の女』(全国317館)が初登場4位。『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(全国307館)が初登場10位につけている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ペット』3位『シン・ゴジラ』4位『後妻業の女』5位『青空エール』6位『ファインディング・ドリー』7位『ゴーストバスターズ』8位『ジャングル・ブック』9位『ONE PIECE FILM GOLD』10位『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』
2016年08月29日この夏、新海誠旋風が日本中で吹き荒れる!監督最新作『君の名は。』はそう断言したくなる驚きと感動にあふれた、フレッシュな傑作だ。新海監督本人も「過去作はこの作品のためにあった」、さらに「これが新しいスタートラインになる」と強い手応えを示す。日本アニメ界の次代を担う存在として、国内外で熱い視線を浴びる新海監督が、最新作で選んだ題材は<夢で出会った少年少女の恋と冒険>。山深い田舎町に暮らす女子高校生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧が、夢の中で“入れ替わり”互いが生きる世界を通して、次第に惹かれあう。遠く離れた2人が夢の中で出会う意味とは?淡い恋愛ストーリーかと思いきや、後半には予断を許さないめくるめく一大スペクタクルが展開する。「自分の集大成として、ベストアルバムのような作品にしたかった」と新海監督。その言葉通り、『君の名は。』には新海監督の過去作に登場する印象的なモチーフが随所に散りばめられた。<デジタル時代の映像文学>とも評される透明感あふれるビジュアル、繊細なストーリーテリングといった独特な作風も健在だ。「物語を紡ぐという経験を重ね、『いまだからこそできる』と確信した」と複雑な物語構造にも、果敢なチャレンジを仕掛けた。その上で「誰もが楽しめるエンターテインメントのど真ん中を作りたかった。観客への“サービス”を強く意識しました」とも。国内大手の東宝が配給を手がけ、公開スクリーンも新海作品では過去最大になる予定で「今回は僕のことを知らないお客さんが圧倒的に多いわけですし、そういった観客層に向けた作品でもある。ぜひ『アニメでこんなにドキドキできるんだ』『こんな新鮮な表現があるんだ』という感覚を味わってほしいですね」。長年追い続けてきた熱心なファンにとっても、“新海作品初体験”の新たな観客にとっても「絶対に楽しんでもらえる自信がある」と新海監督。「後半はシリアスな展開も待っていますが、それでも切実になり過ぎるのは良くないし、思春期の男女の逆転が生む笑いの要素も手放したくなかった。(先の展開を)予想させず、飽きさせもせず、さらに喜怒哀楽を動かしながら、107分の上映時間をコントロールするのは大きな挑戦でした」と誇らしげに語る。すでに媒体編集者やライターの間では「新海監督の新作、見た?」が挨拶代わりとなるほど、映画業界内で沸騰している本作。その熱狂は必ずや全国に広がるはずだ。「そう言ってもらえるとうれしいです。自分としては今後『君の名は。』と同じように、サービスを詰め込んだ長編を1~2本は作らなければと思っています。僕の40代はそういう時期であるべきだし、そこをクリアして初めて次のステップに進める…。そんな気がします」(新海監督)(photo / text:Ryo Uchida)
2016年08月28日共演した声優たちが「瀧がそこで“息をしている”と感じた」と、口をそろえて評した映画『君の名は。』での神木隆之介の芝居――ところが本人にそのことを伝えると、「本当ですか!そんなことを言っていただいていたんですね。嬉しいです」とまるで無自覚な様子で、「僕は、島崎(信長)さんと石川(界人)さんのお芝居を横で聞いていて、声が良すぎて耳が溶けそうでした」と無邪気に言葉を続けたのだった。「芝居のリアルさはあまり…考えていなかったかもしれないです。ただ今回は…新海監督の作品は、実写により近いアニメーションだと思っています。例えばひとりごとのところとか、“もし自分が実写の現場でひとりごととしてお芝居するなら、どういうふうに話すだろう?”というのは、すごく考えました。掛け合いでは信長さんと石川さんが両隣にいて、僕が真ん中だったのですが、画面を通して話しかけるというよりは…司に話すときは信長さんに話しかけているような感じで、高木に話すときは石川さんに話しかけているような感じで演じていました」。それこそが、芝居のリアルさに繋がってくるのではなかろうかと思ったが、神木さんは「信長さんたちが僕を引っ張って下さったので(笑)、すごく安心しました。本当にすごいです、職人です」と心底感心した様子で、ひとりごとのように小さくつぶやいている。なるほど、神木隆之介という役者は基本的には“感覚の人”なのだろう。特に今回主役を演じた『君の名は。』では、いくつかの理由によって彼のセンスがピタリとはまり、立花瀧というキャラクターがより一層鮮やかに、みずみずしく浮かび上がったのではないだろうか。ひとつは、神木さんが新海誠監督の大ファンだったということ。高校生のときに『秒速5センチメートル』と出会い感銘を受け、ほかの作品も全て観たという神木さんは、新海監督が描く世界を“色彩のイメージ”で捉えたうえで、『君の名は。』はこれまでとは少し違ったものになっていると感じたようだ。「これまでの新海監督の作品は、深い色、もしくは白と黒というようなモノクロのイメージだったんです。それが今回、監督の声でセリフが入っているビデオコンテをいただいて観たときに、“なんてカラフルなんだろう!”と思ったんです。表情が豊かというか…楽しかったり、笑えたり、切なかったり、感情がすごく鮮やかになるような作品だなと思いました。しかし、モノローグの節々には、やはり新海監督の独特な間や表現が折り込まれているので最初は、どのぐらい芝居をカラフルにしていいのか、監督とすごく話しました」。そもそも神木さんは、自分の声が新海監督の世界には合わないと思っていたという。「僕は自分の声を、“特徴のある声だな”と思っているんです。というのも以前、ドラマで周りの声を録ったときに、ふざけて入ったら一発でバレてしまったんです(笑)。そのとき、“僕は人と少し違う声質なのかな?”と思ったからこそ、新海監督が描く日常の、あのモノトーンな感じが絶対合わないと思っていました。前作の『言の葉の庭』を観て、次回作が“早く出ないかな”と、とても楽しみにしていました(笑)。いまだになぜ僕が『君の名は。』にキャスティングしていただけたのか、まったく分からないのですが…今作はモノトーンだけではなくて“色分けだ”と思いました。三葉のときはオレンジや黄色の声です。滝のときは青という感じで、モノローグは黒か白かグレー。でもたぶん僕は、モノトーンな声は出ないと思うので、モノローグはとてもがんばりました(笑)。できるだけモノトーンをイメージしながら」。もうひとつ、神木さんがアニメ好きということも大きかった。共演した声優陣について――それまでの会話よりも、わずかに声のボリュームを上げつつ――楽しそうに語る神木さんを見ていると、現場でもイキイキとした表情で、心から楽しんで芝居していたのだろうなあと容易に想像できる。「声優の方々はすごいです。何十回も同じトーンで声が出せますし、監督の指示にも的確に対応して、そこから絶対ブレないんです。本当に職人だなと思います。横で聞いていて“畑が違うって、こういうことなんだろうな”と思いましたし、勉強させていただくことも本当にたくさんありました。勉強させていただきながら、すごい心地良い時間を過ごさせていただきました(笑)。本当にアニメが大好きなので、幸せの場でした」。一方で、アニメが大好きだからこそ、高度な技術を要する声優という仕事を十分に理解していた神木さんは、彼らと同じ舞台に立つことに戸惑いがあったようだ。「役者が本業の声優の方々と一緒に、声に関わる仕事をするのは本当に緊張します。違う畑にお邪魔しているような。なので最初は、すごく緊張していたのですが、信長さんが話しかけてくださって、石川さんが同い年だということが判明して。同じアニメを好きで観ていて、ほぼ同世代で同じようなアニメを辿ってきたという話をしたら、一気に仲良くなりました(笑)。そうやって距離が近くなって打ち解けてから、3人でのお芝居に入れたので…打ち解けられずに“この場を僕はどうしたらいいんだろう?”というようにならなかったので、信長さんと石川さんには本当に感謝しています」。最後に、たくさんのオススメシーンがあることは承知の上で、神木さんに「ネタバレしない程度に」という条件で、『君の名は。』の見どころや、印象に残っているシーンを聞いてみた。「瀧と三葉が入れ替わったときの上白石さんの声がカッコイイです。『あれ、私のことだよね?』と言って机を蹴飛ばすところとかもカッコイイですし。あと印象に残っているところは、歩道橋での奥寺先輩とのシーンです。憧れの先輩と男の子の、絶妙な、理解しあえていない、少しズレた感じっていうのが、やはりリアルだなと思いました。長澤(まさみ)さんの“先輩っぽさ”もすごく良いので、観ていただきたいです。長澤さんとは初めてお会いしたのですが、役者同士だからという違和感も特になかったです。役を通して、きちんと受け入れていただいていたんだろうというのはすごく思いました。ぎこちない感じでもないし、気持ち良く瀧を演じさせていただくこともできました」。これまでいち(熱狂的!?)ファンとして新海監督の作品を観ていたためだろうか、「公開されてから、新海監督のファンの方にどう思われるか、すごく不安です。自分ではやっぱりまだ…客観的に観れないです」と語っていた神木さんだが、みなさんも観ていただければ分かるだろう。新海誠監督の最新作『君の名は。』には、俳優・神木隆之介の溢れる想いがこぼれ落ちそうなほど、詰まりに詰まっていることを。(text:とみた まい/photo:Nahoko Suzuki)
2016年08月27日神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみら豪華俳優陣が声優を務める話題のアニメーション映画『君の名は。』。この度、本作のメガホンを取った新海誠監督の全作品をおさめた「新海 誠Walker」が発売決定!デビュー作『ほしのこえ』から最新作『君の名は。』まで、ビジュアルをふんだんに盛り込み、新海監督の才能と歩みを凝縮したコンプリートブックになっている。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語が、圧倒的な映像美とスケールで描かれる映画『君の名は。』。作画監督を、『千と千尋の神隠し』など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司が務め、キャラクターデザインに『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター・田中将賀、主題歌を含む音楽を、唯一無二の世界観と旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当。日本最高峰のスタッフに加え、キャスト陣にも、神木さんと上白石さんをはじめ、長澤さん、市原悦子、島崎信長、石川界人、悠木碧ら豪華な布陣が実現した。そして監督を務めるのは、“次世代の宮崎駿、ポスト細田守”とも称され、米「Variety」誌が選ぶ「2016年に注目すべきアニメーター10人」の1人に日本人で唯一選ばれた気鋭の映画監督・新海監督。これまで『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など意欲的な作品を数多く作り出し、美しい色彩で描かれるすれ違う男女の物語を、精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎだす“新海ワールド”は世代や業界、国内外を問わず高い評価と支持を受けている。この度、デビュー作『ほしのこえ』から、最新作『君の名は。』までの軌跡を徹底ガイドしたコンプリートブック「新海 誠Walker」が発売決定。「『君の名は。』のすべて」と題し、豪華キャスト&クリエイターたちのインタビューが掲載。新海監督&神木さん&上白石さんの鼎談や、新海監督と「RADWIMPS」の対談、さらにキャラクターデザイン・田中さん、作画監督・安藤さんのインタビューなど、贅沢な内容に仕上がっている。また、過去作品の設定資料や絵コンテなどを掲載する「新海 誠フィルモグラフィ」では、『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』ほか人気作品を網羅。そして、“新海誠作品”のファンを公言する神木さんが過去作品から最新作までを語る「神木隆之介が旅する新海 誠の世界」や、美麗背景美術を画集風に大量掲載!さらに、『雲のむこう、約束の場所』の原案ともなった短編漫画「塔のむこう」16Pをオールカラーで掲載。新海監督の魅力を余すところなく詰め込んだ「新海 誠Walker」は、ファン必携の一冊になりそうだ。「新海 誠Walker」は8月26日(金)より発売。映画『君の名は。』 は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月25日米「Variety」誌が選ぶ「2016年に注目すべきアニメーター10人」の1人に日本人で唯一選ばれた映画監督・新海誠の最新作『君の名は。』。公開を8月26日(金)の目前に控え、映画をひと足早く観たスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫、映画監督・岩井俊二ほか各界の著名人から絶賛のコメントが届いた。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語を、圧倒的な映像美とスケールで描く本作。『千と千尋の神隠し』など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司が作画監督を務め、キャラクターデザインを『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター・田中将賀、主題歌を含む音楽を、唯一無二の世界観と旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当し、日本最高峰のスタッフが集結。キャスト陣にも、神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、島崎信長、石川界人、悠木碧と豪華キャスティングが実現した。映画完成後、試写会に訪れた人からも、映画公式サイトや公式Twitterに絶賛の声が続々と寄せらる中、本作をひと足早く観賞した著名人からも絶賛の声が上がっている。<以下、コメント>■秋元康(作詞家)心が震えた。風が木々を揺らすように、心の奥底がざわざわした。人は、誰かを探している。人は、誰かを待っている。運命はいつだってもどかしい。新海誠が描く世界は、”それでも”希望に満ちている。■鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)人類が最後にかかるのは、希望という名の病気である。――映画を見ながら、サン=テグジュペリのこの言葉が何度も脳裏を過った。■岩井俊二(映画監督)新海作品はマグリットの『ピレネーの城』に似ている。大胆不敵にして不朽の説得力。『君の名は。』はそんな彼の集大成だと言いたい。けど彼の『ピレネーの城』はもっともっと高みにあるような気もするのだ。■秦基博(シンガーソングライター)『君の名は。』、どれほどの思いを巡らせばこんな物語を結べるのだろうかと打ち震えました。それは感動と畏怖とが綯い交ぜになったような、なんとも言い表わせない複雑な感情で、鑑賞後、僕はしばらく言葉を失ってしまいました。このピュアネスとリアリティ、そしてスケール感。あまりにも圧倒的です。『君の名は。』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日先日、北米最大のアニメコンベンション「Anime Expo 2016」にて世界初上映され絶賛の声を集めた新海誠監督の最新作『君の名は。』。この度、本作に出演する神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、そして新海監督が7月7日(木)配信の「LINE LIVE」独占のオリジナルトーク番組に出演することが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。本作は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描き出している。主題歌を含む全ての音楽を「RADWIPS」が務め、声の出演には、神木さん、上白石さん、長澤さん、市原悦子ら、世代とジャンルを超えた豪華俳優陣が集結した。今回「LINE LIVE」にて配信されるのは、7月7日に行われる完成披露試写会の会場からお届けするオリジナルトーク番組。「LINE LIVE」では、視聴中に出演者にコメントやハートが送れるなどリアルタイム配信を活かした機能が好評を得ており、本番組中でもハートの数に応じて「出演者、監督のサイン入りポスター」プレゼント企画を実施予定とのこと。さらにトーク番組終了後は、新海監督の前作である2013年公開の映画『言の葉の庭』本編の無料配信も決定!『言の葉の庭』は、雨の日に偶然出会いを果たし、以来、何の約束もないままに出会った庭園で逢瀬を続けるようになる靴職人を目指す高校生・タカオと年上の女性・ユキノ。年の離れた2人の淡い恋模様を美しい雨の描写と共に描き出す。原作・脚本・監督を新海監督が務め、タカオ役に入野自由、ユキノ役に花澤香菜といった人気声優がメインキャラクターを担当している。世界中から注目を集める新海監督。「Anime Expo 2016」にて絶賛の声を浴びたばかりの新海監督が何を語るのか?声優を務めた3人はどんなトークを繰り広げるか?期待して待ちたい。「新海誠監督 『君の名は。』SPトーク+『言の葉の庭』本編」は7月7日(木)18時30分よりLINE LIVEにて配信。『君の名は。』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開(C) Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
2016年07月06日先日、北米最大のアニメコンベンション「Anime Expo 2016」にて、特別上映されることが決定していた新海誠監督最新作『君の名は。』。この度、7月3日(現地時間)、世界初上映となるワールドプレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて開催。上映後は5分を超える熱狂のスタンディングオベーションとなった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。本作は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。主題歌を含む全ての音楽を「RADWIPS」が務め、声の出演には、神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子ら世代とジャンルを超えた豪華俳優陣が集結し、話題を集めている。精緻な風景描写とすれ違う男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉によって紡ぎ出す新海監督は、世代や業界、国内外を問わず人々に大きな刺激と影響を及ぼし、米「Variety」誌が選ぶ「2016年に注目すべきアニメーター10人」の1人に日本人で唯一選出されるなど、全世界で注目を集めている。前作『言の葉の庭』でも、米国プレミアとして「Anime Expo」を訪れた新海監督。3年振りの参加となった今回、世界的な注目度と期待の高さから、上映会場となったLos Angeles Convention Center hallには、開場前から長蛇の列が。前回を遥かに超える地元ファンの熱気を前に、上映前に登壇した新海監督は英語も交えて「3年間かけて全身全霊で作りました。4日前に完成したばかりの作品です。皆さんが世界で最初に観るお客さんです」と語ると、早くも場内のボルテージは最高潮に!いよいよ本編上映が始まるや否や、その圧倒的な映像美に感嘆の声をあげる観客が続出。そして、クライマックスでは場内が感動の涙に包まれ、エンドロールが流れると共に超満員の3,400名の大観衆から、5分を超えるスタンディングオベーションが新海監督に贈られていた。観客からは「1分1秒たりとも見逃せない!」「心を鷲掴みにされた」「ファーストシーンから涙が止まらなかった」などと絶賛の声が続出!引き続き行われたパネルディスカッションでは、感極まって涙ながらに監督に想いを伝えるファンの姿も数多くみられた。これらを受け、新海監督は「こんなにいろんな場面で、笑ってくれて、泣いてくれて、拍手をしてくれるなんて、想像もしていなかったです。何年間も待ってくれているファンがいることを実感できて感動しました」と想像以上の反応だと語っている。さらに続くサイン会では、受付5時間前からサインを求めるファンが殺到。当初1時間の予定だったサイン会も、急遽2時間に延長するほどの大盛況となっていた。また、今回のワールドプレミアに引き続き、本作の北米での配給も決定。今後、日本のみならず世界中を席巻することだろう。『君の名は。』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月04日次世代の宮崎駿、ポスト細田守と称される気鋭のアニメーション映画監督・新海誠が贈る最新作『君の名は。』。7月にロサンゼルスにて行われる「Anime Expo」で世界初上映されることが決定しさらに盛り上がりをみせている本作から、この度、新ビジュアルが到着した。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など意欲的な作品を数多く作り出してきた新海監督。精緻な風景描写とすれ違う男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”は、世代や業界、国内外を問わず人々に大きな刺激と影響を及ぼしてきた。そんな監督が今回挑んだのは、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで描く。また声の出演として、神木隆之介と上白石萌音をはじめ、長澤まさみ、市原悦子ほかアニメーションと実写の垣根を越えた豪華キャスティングが実現している。そして作画監督には『千と千尋の神隠し』など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けたアニメーション界のレジェンド・安藤雅司。さらに『心が叫びたがってるんだ。』などで新時代を代表するアニメーターとなった田中将賀をキャラクターデザインに迎えるなど、日本最高峰のスタッフが揃っている。そしてこのほど完成したのは、東京都内某所の階段で主人公・瀧とヒロイン・三葉がすれ違うビジュアル。実はこのビジュアル「出会うはずのない、2人の出逢い」という物語のテーマに合わせ、映画のプロモーションのために制作陣が特別に描きおろしたオリジナルイメージビジュアル。また、本編の内容ともリンクしており、映画を観てからこのビジュアルを見ると、また新たな感動が生まれること間違いなしとなっている。なおこのビジュアルは、7月1日(金)より全国の映画館で順次掲出される大型バナーや新チラシに掲載。特に高さ1.8m×幅3.6mの大型バナーには、徹底したロケハンのもと細部まで描きこまれた実在の東京と、新海監督の代名詞である大空が描かれている。また、翌2日(土)より本作の劇場前売券が発売開始。映画館で前売券を買うと、全国合計3万名限定で本ビジュアルの絵柄を全面に使用したA4オリジナルクリアファイルがプレゼントされるようだ。『君の名は。』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月23日次世代の宮崎駿、ポスト細田守と称される気鋭のアニメーション映画監督・新海誠の最新作『君の名は。』。先日、声優陣に長澤まさみや市原悦子が参加することが発表され話題を集めたが、そんな本作がこの度、ロサンゼルスで行われる「Anime Expo 2016」にて特別上映作品として世界初上映されることが決定した。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。声の出演として、ヒロイン・三葉役に上白石萌音、夢に出てきた男の子・瀧役に神木隆之介、そして先日発表された長澤さんが、瀧が密かに想いを寄せるバイト先の先輩・奥寺ミキ役、市原さんが三葉の祖母・宮水一葉役をそれぞれ担当。そのほか、成田凌、悠木碧、島崎信長、石川界人、谷花音ら各方面で活躍するキャストが揃った。本作の上映が決定した「Anime Expo」は、北米最大のアニメ・コンベンションとして有名で、1992年の初開催から、今回で25年目を迎える。今回は、7月1日(現地時間)から4日間、ロサンゼルスコンベンションセンターにて行われ、本作のワールドプレミアは、3日に開催。なお、今回は新海監督も渡米し、上映後のティーチインも予定されている。今回の決定に神木さんは「作品に関わらせていただいた者として誇りに思います。新海監督の作品は唯一無二の作品ばかりです。『君の名は。』はその最高傑作です」と語り、「世界中の方々が必ず美しいと感じる素敵な物語になっています。世界がこの作品に恋をするでしょう」とコメントを寄せた。本作の主題歌を含む音楽は、その独自の世界観と旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当。作画監督には『千と千尋の神隠し』など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けたアニメーション界のレジェンド・安藤雅司が務め、『心が叫びたがってるんだ。』などで新時代を代表するアニメーターとなった田中将賀をキャラクターデザインに迎えるなど、日本最高峰のスタッフが集結している。国外の映画祭で数々の賞を受賞し、また、米エンターテインメント誌「Variety」の「2016年の注目すべきアニメーター10人」のひとりに日本人として初めて選出された新海監督。過去には2013年のAnime Expoにて『言の葉の庭』が上映され、現地のファンを熱狂させてきた。その新海監督最新作とあって、現地の反応が楽しみだ。『君の名は。』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月17日RADWIMPSが新アルバム「君の名は。」を、2016年8月24(水)にリリースする。新海誠監督のアニメーション長編映画『君の名は。』のために制作された同名の新アルバム。映画の予告映像で使用されている「前前前世」(読み:ぜんぜんぜんせ)を含む主題歌のボーカル楽曲4曲に加え、バンドの全てのソングライティングを手がける野田洋次郎だけでなく、RADWIMPS史上初となるGt.桑原及びBa.武田が作曲した楽曲含む22曲の劇伴が収録されている。また初回限定盤には、レコーディング風景や新海誠監督とRADWIMPSによる対談インタビューに加え、野田洋次郎による劇伴のピアノソロスタジオライブなどの貴重な映像を収めたDVDが付属。さらにブックレットには、映画の場面カットやRADWIMPSのメンバーフォト、劇伴のピアノ譜なども収録。映画『君の名は。』の世界観を余すところなく詰め込んだ、LPサイズ仕様のスペシャルパッケージだ。新海誠監督とRADWIMPSによる綿密なやり取りを経て完成した本作は、プロット段階から1年以上かけ、妥協のない作業を繰り返した末に生まれた、オリジナルアルバムに匹敵する濃密な作品。RADWIMPSの多種多様な音楽性と、新海誠監督の美しくも切ない詩的な世界観。音楽とアニメーションのかつてない密なコラボレーションにより、両者の世界観が見事に融合した作品に仕上がっている。【作品情報】「君の名は。」※映画『君の名は。』のサウンドトラック発売日:2016年8月24(水)価格:初回限定盤 CD+DVD+BOOK, LPサイズ(32cm×32cm) 6400円+税通常盤 CDのみ 2700円+税<初回限定盤:DVD内容>・レコーディング風景・ピアノソロスタジオライブ(演奏:野田洋次郎) 「三葉のテーマ」「秋祭り」・RADWIMPS、アニメーション制作スタジオ訪問の模様・新海誠監督 × RADWIMPS 対談・新海誠監督インタビュー<初回限定盤:BOOK内容>・RADWIMPS ×「君の名は。」スペシャルブックレット映画の場面カット、RADWIMPSメンバーフォト他・「三葉のテーマ」「秋祭り」ピアノ譜(ピアノアレンジ:野田洋次郎)<初回・通常盤共通:CD収録内容>・主題歌4曲「前前前世」「スパークル」「夢灯籠」「なんでもないや」・劇伴22曲
2016年06月06日『新海誠が描く宙(そら)展』が、2016年7月1日(金)から11月6日(日)まで、東京ドームシティの宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で開催される。新作映画『君の名は。』の公開を控え、国内外から注目を集めるアニメーション監督・新海誠。本展では、作品内に度々登場する「宇宙」や「空」の秀麗な描写にフィーチャー。『君の名は。』のロケハンで撮影された写真や絵コンテなどを通して、美しい風景描写ができあがるまでの制作過程を紹介する。ほかにも、新海監督が抱く宇宙への想いを語るオリジナルインタビュー映像の上映や、新作映画に登場する「彗星」をテーマにしたコーナー、監督が発表してきた過去作品に関する宇宙トピックスを紹介するコーナーなど、これまで宇宙を取り扱ってきたTeNQならではの視点で、新海監督作品と宇宙の魅力に迫る。【開催概要】『新海誠が描く宙(そら)展』開催期間:2016年7月1日(金)〜11月6日(日)会場:宇宙ミュージアムTeNQ 企画展示室ほか入場料:TeNQ入館料に含む【施設情報】宇宙ミュージアムTeNQ営業時間:平日 11:00〜21:00 / 土日祝・特定日 10:00〜21:00(最終入館20:00)※年中無休、ただし6/29(水)・30(木)は休館。※特定日は春夏冬休みなど。入館料:一般1,800円、学生1,500円、4歳〜中学生1,200円、シニア(65歳以上)1,200円※前売200円引き(公式サイトからのオンライン、またはセブンチケットにて前日までに購入) ※チケットは日時指定制、4歳未満の入館不可。住所:東京都文京区後楽1丁目3-61 東京ドームシティ 黄色いビル 6FTEL:03-3814-0109【問い合わせ先】宇宙ミュージアム TeNQ(テンキュー)TEL:03-3814-0109
2016年05月16日