2019年、イタリアで一番注目されたシェフはこの人現在イタリアで最も注目されているシェフは?と聞いたならば多くのシェフが名前をあげるのが【リド84(オッタンタクアットロ)】のシェフ、リッカルド・カマニーニだ。【リド84】は風光明媚な場所として知られる北イタリアのガルダ湖畔にあり、2014年にOPENして半年後に1つ星を獲得。カマニーニは今年6月に発表された世界ベストレストラン50では「最注目シェフ賞」に相当する「One to watach Award」を受賞し、一気にその名前が世界的に知れ渡った。2014年にジャンカルロとリッカルド兄弟はガルダ湖畔にレストランをOPEN、その後徐々に拡張し、現在は湖に面したテラスもあるリッカルド・カマニーニ。1973年生まれ。マルケージやデュカスの元で修行したのち【リド84】をOPEN。地元食材を使った発酵料理が人気。2019年のイタリア料理界はカマニーニ・イヤーだったといっても過言ではないだろう。昨年秋に発表された老舗レストラン・ガイド「エスプレッソ」では最高峰の5つ帽子=チンクエ・カッペッリを獲得。これはマッシモ・ボットゥーラの【オステリア・フランチェスカーナ】やニコ・ロミートの【レアーレ】など合計7軒のレストランにしか与えられない名誉な賞。2019年現在イタリアではミシュラン3つ星を獲得しているレストランは合計10軒。「エスプレッソ」で5つ帽子を獲得することはある意味ミシュラン3つ星よりも狭き門なのである。『リゾット・アル・アーリオ・ネロ』黒にんにくを海水で40日間発酵させてリゾットに。ニンニク臭は皆無でヨード香やミネラル感が際立つ。ビーツの赤と黒のコントラストはマルケージの名作「赤と黒」と思わせる1973年生まれのリッカルド・カマニーニはグアルティエロ・マルケージやアラン・デュカスの元で修行。パリから戻ったカマニーニはリゾート地として名高いガルダ湖畔にある1つ星【ヴィッラ・フィオルダリーゾ】の厨房に入り、40才まで15年間勤め上げた。兄であるサービス担当のジャンカルロ・カマニーニとともに【リド84】を同じガルダ湖畔に2014年にOPEN。以来ここ5年間の活躍は目覚ましいばかりとしかいいようがない。これが噂の『豚の膀胱のカチョ・エ・ペペ』。注文は2人前からだが大抵のゲストがコースにこのパスタを注文する。1人前15ユーロとリーズナブルカマニーニがイタリアで注目されるようになったのは、シグネチャーディッシュのひとつである『カチョ・エ・ペペ・イン・ヴェッシカ・ディ・マイアーレ』つまり豚の膀胱内で調理するパスタ、カチョ・エ・ペペを発表してからだ。これは古い羊飼いの伝統的調理法を再現したというものだが、調理法としてはイタリア料理の伝統的手法である紙包焼き「アル・カルトッチョ」なのだ。まずパスタと水、ペコリーノ、黒胡椒を豚の膀胱で包んで口をひもでしばる。これを湯せんにかけてパスタには間接的に火を入れるのだが、すると蒸気で膀胱がぱんぱんに膨れ上がりバレーボールのようになる。テーブルには丸い膀胱がそのまま運ばれて来てゲストの目の前でスタッフがハサミを入れると中からなんともかぐわしいパスタが登場する、という仕掛けだ。スタッフが膀胱を切り分け、サーブしてくれたカチョ・エ・ペペ。ペコリーノと水で加熱したゆえにこの乳化具合。茹で具合が毎回微妙に異なるので、スタッフは必ず一切れカマニーニの試食用に持ち帰る「このパスタは最後の瞬間まで味見ができないし、間接加熱なのでパスタの茹で加減は毎回違う。でも手作りなんだからそれもいいじゃないか」とカマニーニ。確かに一口食べてみるとローマで味わうかのようなアル・デンテ。ペコリーノ・チーズと水を混ぜてその中でパスタを茹でただけあってソースのクリーミーさは今まで味わったことがないほど滑らか。イタリアでは生ハムの王様と呼ばれるクラテッロはやはり豚の膀胱に包んで発酵させるので、熟成庫に入るとそのアンモニア臭にうっ、となることもあるがこの料理は膀胱を調理器具として使用しているのでそのような香りは全く無い。鴨の脂でコンフィにした牛のバベットステーキ。赤ワイン品種、ネッビオーロのヴィナッチャ(搾りかす)で風味を加えているもうひとつ、カマニーニの代表的料理に『ビール酵母とバターのスパゲッティ』があるが、これはイタリア代表として美術館から招聘され、ミュージアム・パスタとなった。というのもSFMOMAのミュージアム・レストラン【In Situ】では世界のトップシェフ90人のシグネチャー・ディッシュを再現しており、ボットゥーラのドルチェ『ウップス!』などと並び、イタリア代表としてカマニーニのパスタが選ばれたのだ。『ビール酵母とバターのスパゲッティ』低温ローストした酵母はヘーゼルナッツを思わせる香ばしい香りでピエモンテ産バターと相性がいいこのパスタは国産小麦100%、アブルッツォ産太めのスパゲッティを使い、味付けは最高級バターと名高いピエモンテのベッピーノ・オチェッリを使用。仕上げに75度で5時間乾燥させたビール酵母のクランブルをトッピングする。酵母というのは確かに食材だがダイレクトに味わうというのは今まで誰も試したことがなかった。ところがバターと酵母の出会いは実に奥深い発酵バターの香りとなり、スパゲッティの力強さに負けない極上のソースとなる。クリスピーな酵母も食感のアクセントとなって実に心地よい。アミューズで登場するセージとタッジェーリという野草のフリット。地元の生産者を大切にするカマニーニは、可能な限り地元の食材を使うよう心がけているカマニーニは大の日本食ファンであり、10年前には40日間かけて日本を旅し、東京、京都、大阪などを食べ歩いた。その時最も気に入ったのが京都の【草喰なかひがし】で、食材に対して自分の料理と日本料理は共通項が多い、と再認識したそうだ。カマニーニは現在北イタリアを中心のトレンドとなっている発酵料理の先駆者であり、ガルダ湖畔の名も知れぬ野草を好んで使う。それはいままで未知の味との出会いへつながるアプローチであり、そうした仕事がいまイタリアのみならず世界中で評価されている。イタリアにおけるガストロノミーのトレンドは昔も今も「ミクロテリトリアーレ」つまり極小地域料理だが、ガルダ湖畔が新たな美食の地としていま注目されているのは、このリッカルド・カマニーニに追うところが非常に大きい。LIDO 84 リド・オッタンタクアットロ住所:Corso Zanardelli 196, 25083 Gardone Riviera (BS)Tel:+39-0365-20019営業:12:30014:30、19:30022:30休日:火曜、水曜
2019年09月27日ドイツのバレエ団“バレエ・アム・ライン”が、昨年初演した芸術監督マーティン・シュレップァー振付の話題作『白鳥の湖』を引っさげて初来日する。この有名作が1877年に世界初演された際の台本および音楽の構成に立ち返りつつ、物語よりも人間の心理に焦点を当てて送る、現代的、独創的な作品だ。9月の公演を前に、カンパニー所属の日本人ダンサー、中ノ目知章の取材会が行われた。【チケット情報はこちら】「この『白鳥の湖』の見どころは、音楽の美しさが前面に出ていて、その音とダンスが合っていること、そしてキャラクターそれぞれの個性が出ていることだと思います」と中ノ目は言う。「マーティンが重視したのは、クラシカルな美だけでなく、陰と陽両方の美しさ。この作品ではオデットの継母が悪役として登場し、僕はその継母の側近役を初演から踊っているのですが、演じるにあたっては、悪く見せるのではなく、自分の中に存在する悪い部分をエネルギーとして出すよう努めました」2015年に入団し、現在27歳。シュレップァー監督下で着実に成長してきた。「芸術監督が直々にレッスンを指導することは珍しいと思うのですが、マーティンは週1回ほど見てくれるので、皆、気合が入りますね。彼のレッスンは、ただのウォーミングアップではなく、常に自分の肉体の限界まで行き、そこからさらに高めていくことを求められる。僕は“せっかく良い脚を持っているんだから、もっときちんと使って欲しい”と、毎回のように彼から骨盤の引き上げ方、付け根からの伸ばし方を指導してもらってきました。脚が伸ばせるようになるとしっかり立てるし、上半身もより使えます。マーティン自身、フィギュアスケートの経験があり、ダンスの訓練だけをしてきた人より筋肉が強く素晴らしい踊り手で、ダンサーにもそれを求めるので大変ですが、彼とリハーサルする時は彼より上手に踊るよう心がけています(笑)」せっかくの日本公演だけに「やはり王子を踊りたかった」との思いも口にした中ノ目。「シュレップァー版の王子は、強さだけでなく弱さや、心の変化といったものが、従来版以上に描かれていて、とても人間味があるんです」。とはいえ、2020年よりマニュエル・ルグリの後任としてウィーン国立バレエ団の芸術監督に就任するシュレップァーに誘われ、中ノ目もウィーンへの移籍が決まっているのは、その実力が評価され、期待されている証だ。「マーティンに『良いダンサーだから』と評価してもらえたことは、僕の力になっています。彼はウィーンのバレエ団をヨーロッパ一、世界一のカンパニーにすると言っていて、それはきっとバレエ・アム・ラインでも彼が目指していたこと。なので僕は、彼のもとで世界一のダンサーになるのが目標です」まずは、シュレップァーと中ノ目のバレエ・アム・ラインでの集大成と呼べそうな日本公演、見逃せそうにない。公演は9月20日(金)・21日(土)、東京・Bunkamura オーチャードホールにて、9月28日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて。取材・文:高橋彩子
2019年08月22日私立恵比寿中学が本日8月17日、山中湖交流プラザきらら シアターひびきで「エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん 令和元年 in 山中湖」を行う。8月4日に開校(結成)10周年を迎えたばかりの彼女たち。6月の主催フェス「『MUSiC』フェス~私立恵比寿中学開校10周年記念 in 赤レンガ倉庫〜」の成功も記憶に新しいが、アニバーサリーイヤーはイベントが目白押しだ。秋には全国ツアーも予定されている。本日のイベントは「遠足」をテーマに2013年から続くグループにとって夏の恒例行事。毎回バスツアーが組まれるほどの人気ぶりだ。7度目となる今回も昨年に引き続き山中湖での開催となる。2日間に渡り行った前回は1日目が夕方、2日目は昼間と雰囲気を変え、両公演ともに全26曲を披露した。今年は夕暮れ時のステージ。都市部では得られないパフォーマンスが楽しめる1日となるだろう。■「エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん 令和元年 in 山中湖」日時:8月17日開場15:30/開演17:00場所:山中湖交流プラザきらら シアターひびき
2019年08月17日バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが演出・振付を務めた「Mattew Bourne’s Swan Lake」(原題)が、『マシュー・ボーン IN CINEMA/白鳥の湖』として10月に日本でも公開決定。ポスタービジュアルが到着した。主人公は、母の愛を知らずに育った王子。彼は母である女王に、ガールフレンドとの仲を反対され、拒絶される。ある日、ガールフレンドを追いかけ、ナイト・クラブへ入った王子はほかの客と揉め、つまみ出されたところをパパラッチに撮られてしまう。そして、いつしか夜の公園にたどり着き、途方に暮れる王子は生きることに疲れ、命を絶とうとする。そのとき、彼の前に一羽の凛々しい白鳥が現れる。その美しく力強い姿に王子の心は癒され、彼は生きる気力を取り戻すのだった。一方宮殿では、各国の王女たちを招いた舞踏会が行われていた。そこに遅れてやってきた1人の男を見て、王子は激しく動揺。その男は、公園で出会った白鳥と瓜二つだったのだ。男は次々に人々を誘惑していき、ついには女王の心までも虜にしてしまう。その光景に耐えられず起こした王子の行動が、さらなる悲劇を招くことに――。ローレンス・オリヴィエ賞を5回受賞し、トニー賞の優秀振付賞と最優秀ミュージカル演出賞の両方を受賞した唯一のイギリス人、マシュー・ボーン(演出・振付)。そして、トニー賞最優秀衣裳デザイン賞を受賞したレズ・ブラザーストン(舞台・衣装デザイン)らが手掛ける本作。喝采を浴びた、あのロンドン公演がついにスクリーンに舞い降りる!公開決定と同時に到着したポスタービジュアルでは、満月を背に凛々しく舞う、どこか妖しげな、これまでのイメージとはガラリと変わる1枚となっている。なお、マシュー・ボーンの「白鳥の湖~スワン・レイク~」来日公演が、7月11日(木)から21日(日)までBunkamura オーチャードホールにて上演される。『マシュー・ボーン IN CINEMA/白鳥の湖』は10月、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2019年07月11日村上春樹の小説を原作にした舞台『神の子どもたちはみな踊る after the quake』が7月から8月にかけて上演される。主人公で作家の淳平を演じる古川雄輝に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、阪神・淡路大震災(1995年)後、「地震のニュースを見た人たちの心の中で何が起こったのか」をテーマに書かれた短編小説集『神の子どもたちはみな踊る』(英語タイトル「after the quake」)から『かえるくん、東京を救う』『蜂蜜パイ』を取り上げた舞台作品。蜷川幸雄演出×村上春樹原作の舞台『海辺のカフカ』と同じフランク・ギャラティによる脚本で、2005年にアメリカで初演され、日本では初めての上演となる。演出を手掛けるのは倉持裕。「舞台をやるときはいつも覚悟が必要」と語る古川。「舞台は苦しく感じることも多いです。稽古では“どこまでいけるか”に挑戦していくし、本番では頭からつま先まで観られているのでごまかしがきかない。それはやはり大変なことですから。でも今回は“楽しくやる”をテーマにしたいと思っているんです。ただ、楽しくやるためには成功しなきゃいけないし、成功するためには稽古をしっかりやらなきゃいけないので、結局大変になりそうなんですけど(笑)」と笑いつつも、それだけの覚悟は持っている。自身が演じる淳平の役柄について問うと「それを答えるのが1番難しい」と明かす。「まだ稽古前ということもありますし、村上春樹さんの小説は捉え方が人それぞれですから。今の時点で“こういう人”とは言いにくい。現時点で、シンプルに言うならば、自分の想いを伝えられないちょっと不器用で内気な人かな…。もちろんそれだけでは終わらないので、答えは稽古で見つけることになりそうです」。では作品そのものの感想は?と聞いてみると「もやもやしました。本当はどういう意味を持っているんだろうと(村上によって)思わされる感じ」とコメント。ちなみにヒロインの松井玲奈は「“めでたし、めでたし”だと思った」と語っており(別記事で紹介)、まさに捉え方の「人それぞれ」が表れていた。脚本については「ふたつの物語がミックスしていますし、小説とはまた違うものになっていると思います。読んだだけではイメージできないシーンもけっこうあるので、倉持さんとどうつくっていけるのかが楽しみです」と話した。「村上春樹さんの作品を“読む”のではなく“観る”という感覚が味わえると思います」(古川)という本作は7月31日(水)から8月16日(金)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演。スタイリスト/五十嵐堂寿ヘアメイク/藤井康弘
2019年06月25日俳優の古川雄輝(31)が6月23日、一般女性との結婚を発表した。各メディアによるとお相手の女性は4歳年上で、現在第1子を妊娠中。秋頃に出産を予定しているという。ネットでは祝福の声が上がっている。古川は同日、自身のTwitterを更新し「この度、かねてよりお付き合いしておりました女性と入籍致しました事をご報告させて頂きます」とつづった。さらに「新たな命を授かり、より一層俳優として精進し真摯に向き合って参りたいと思っております」と意気込んだ。13年のドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(BSフジ)や15年10月期のドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)に出演し、着実に人気を獲得している古川。結婚報告ツイートは10時間ほどで4万回のリツイートと16.5万回の“いいね”を記録している。Twitterでは俳優仲間である山田裕貴(28)が《古川くん とてつもなく おめでとうございます》と投稿し、小関裕太(24)も《きゃーーー!!!!!ついに!!お子さんとウノしましょう!(笑)おめでとうございます!》と祝福。またファンからのこんなエールが上がっている。《雄輝君、ご結婚おめでとうございます 秋にはパパになるんだね Wでお祝いだね守る人が出来るって凄いパワーになると思います!》《守るべき大切な家族 幸せになってより一層素敵な 俳優さんになってね》《雄輝くんの幸せが、私の幸せです。きっとこれから、俳優としても新しいステージに踏み出されるのではないでしょうか。いちファンとして、ますます応援して行きます》昨年11月本誌の取材に応じた古川。7歳でカナダに移り、中学卒業を機にニューヨークへと渡ったため「英語が話せるということは僕の武器だと思うので、やはり海外作品に挑戦したいです」と俳優としての“野望”を明かしていた。唐沢寿明(56)からは「日本でもっと努力して、集客力のある俳優にならないとダメだ」とアドバイスされたといい、「諦めずに目指していきたいです」と結んでいた。これからは家族三人四脚で、野望への道を邁進することになりそうだ。
2019年06月24日俳優の古川雄輝が23日、自身のツイッターを更新し、一般女性との結婚を報告。お相手の女性が妊娠していることも発表した。古川は「いつも応援してくださるファンの皆様へ」と書き出し、「この度、かねてよりお付き合いしておりました女性と入籍致しました事をご報告させて頂きます。そして実は新たな命を授かり、より一層俳優として精進し真摯に向き合って参りたいと思っております」と報告。続けて、「これまで温かく支えてくださった皆様には突然のご報告となり申し訳ございません。今後とも変わらぬご声援を頂ければ幸いに思います」と呼びかけた。
2019年06月23日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優、モデルの新田湖子さんです。お芝居をしているときは、シャイな自分を忘れられる時間。次世代スターを探す「金の卵発掘オーディション」を機に3年前にデビュー。「モデルに憧れ、初めて受けたオーディションでした。周りの子がダンスや歌を披露する中、私がやったのは唯一の特技、長い舌を鼻につけること(笑)。審査員の方は苦笑い。まさかの受賞でした」。CMや舞台出演経験を重ね、今は芝居に夢中。「元々内気で人見知りだけど、演技となると違う自分になれるのが面白い。目標は同じ事務所の菜々緒さん。ワルな女とか、個性的な役を思い切り演じられる女優になりたいんです」“おしゃピク”を楽しみましたレースの布を敷いて、花を飾って。見た目重視の“映え”ピクニックです。カフェに行くとテンションUP!カフェ巡りが趣味。やっぱりかわいくて映える空間に惹かれます。おばあちゃんに教わり油絵を描きました。おばあちゃんが絵描きなんです。これはいとこの犬をモチーフにしました。にった・ここ2002年生まれ。2016年「第1回金の卵発掘オーディション」でDMM.yell賞受賞。ウェブマガジン「日刊Ranzuki」専属モデルを経て女優、モデルとして活躍。※『anan』2019年6月5日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年06月04日埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジで、6月8日から7月15日まで、約1,000本の傘を用いたアートプロジェクト「森と、湖と、アンブレラと。」が展示される。宮沢湖周辺に2018年11月にオープンしたメッツァビレッジ。豊かな自然の中、新鮮な地元野菜や北欧雑貨などを購入できるマーケットやショップ、レストラン・カフェを併設し、まるで北欧にいるかようなのんびりとしたひと時を体験できる施設として人気を集めている。今回公開される「森と、湖と、アンブレラと。」は、ポルトガルの小さな街アゲダで芸術祭の一環として2012年に始まったアートプロジェクト「アンブレラスカイ・プロジェクト」の日本最大規模の展示となる。デザインを行ったのは、マリメッコ(Marimekko)など世界的なブランドのテキスタイルデザインを手掛ける鈴木マサル。メッツァの入り口から湖まで約100メートルにわたり空中へ浮かぶ約1,000本のアンブレラ。“森から湖にかかる虹”をイメージしたこのアンブレラ群により、空間は差し込む光とともに上空と連動した虹のような道が続く。進むごとに見える景色も変わり、訪れた人へ非日常でドラマティックな体験をもたらす。道にさりげなくひそむ動物や傘のフォルムを探す楽しみも。会期中は、2011年から鈴木マサルがリリースしているカラフルなアンブレラコレクションのポップアップストアがメッツァホールにオープン。新作、旧作の傘に加え、タオルやソックスなどのアイテムも販売予定。※写真はイメージそのほかにも、鈴木マサルを講師に招いたワークショップなども開催。会期中はぜひ、イベントと合わせて楽しんで。【イベント情報】森と、湖と、アンブレラと。会期:6月8日〜7月15日会場:メッツァティエ・メッツァホール住所:埼玉県飯能市宮沢335時間:10:00〜21:00(※施設・イベント内容によって異なる)URL:■鈴木マサルの傘 POP UP STORE場所:メッツァホール時間:10:00〜19:00■ワークショップ「鈴木マサル氏講師によるトートバックとオリジナルバッジづくり」生地の好きなところを切ってテキスタイルバッジを3つ製作。色鮮やかなトートバッグ付。(※トートバッグは赤・黄・緑・青から選べる)日時:6月30日会場:メッツァホール講師:鈴木マサル参加料:税込2,500円※先着50名、なくなり次第終了■テキスタイルワークショップ(期間中毎日開催)日時:6月8日~7月15日 10:00〜17:30(最終受付17:00)会場:メッツァホール参加料:テキスタイル蝶ネクタイ/ヘアクリップ 税込500円レザーカードケース 税込3,000円テキスタイルバッジ 税込1,000円
2019年05月21日神奈川・相模原の複合リゾート施設「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」は、関東最大級・2,500本の桜の中で楽しむ体験型お花見イベント「さがみ湖桜まつり」を2019年3月21日(木・祝)より開催する。都心から1時間と、日帰り旅行でも気軽に足を運べるさがみ湖リゾート。そこに春の到来を告げる「さがみ湖桜まつり」では、関東最大級2,500本の桜を、起伏に富んだ地形を生かした様々なシチュエーションで鑑賞することができる。ただ、桜を眺めるだけでなく、レストラン「ワイルドダイニング」で食事をしながらゆっくりと屋内で楽しむお花見もおすすめ。また、園内の乗り物「ペアリフト」で桜の上を飛んでいるような“空飛ぶ花見”や、空中アスレチック「天狗道場」での桜鑑賞など、あらゆる体験とマッチした新感覚のお花見も楽しめる。2019年4月7日(日)までは、関東最大級600万球のイルミネーションと約2,500本の夜桜の競演「夜桜イルミリオン」も開催。華やかなイルミネーションの光と、ライトアップされた桜が、幻想的な空間を生み出す。さらに、園内では、空から桜とイルミネーションを一度に見ることができる気球乗車イベントも実施する。【詳細】さがみ湖桜まつり期間:2019年3月21日(木・祝)~2019年4月21日(日)※休園日は4月11日(木)、18日(木)※夜桜イルミリオン 3月21日(木・祝)~4月7日(日)営業時間:4月7日(日)まで 9:00~21:00※時期により変動、休園日はウェブサイトを確認。※昼間からプレジャーフォレストに入園の場合、イルミリオンをそのまま観覧可能。4月8日(月)から10:00~16:00(平日) 9:00~17:00(土日・祝)住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634■入場料金・さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト(日中)10:00~16:00入園 大人1,700円 小人・シニア・ぺット(犬) 1,000円フリーパス 大人3,900円 小人・シニア・ペット(犬) 3,100円・さがみ湖イルミリオン(夜桜イルミリオン) 16:00~21:00 ※20:30最終受付入園 大人・シニア 1,000円 小人・ペット(犬) 700円※さがみ湖イルミリオンは4月7日(日)までの営業。■熱気球×お花見日時:3月23日(土) 14:00~20:00 ※イルミリオンの点灯時間は18:00料金:大人2,500円、小人2,000円チケット販売:当遊園地内プレジャーステーション(お土産売店)にて販売
2019年03月14日今年1月25日に30歳を迎えた女優・多部未華子が、演じ、歌い、トークする2日間限定の特別公演「MIKAKO30~多部の素~」を5月に開催することが分かった。多部さんが“かねてからこれまで応援してくれた人たちと特別な時間を過ごしたい”という想いから企画したこの公演。「大人計画」の松尾スズキが書き下ろし、「デカワンコ」や舞台「農業少女」などで共演した俳優・吹越満を共演に迎えた、この日だけのオリジナルストーリーの“二人芝居”を上演するほか、総合演出にはノゾエ征爾を招き、トークあり、歌もありの、ここでしか見られない多部さんの魅力が凝縮された特別な時間をファンと過ごす。現在、母親役を演じた『トラさん~僕が猫になったワケ~』が公開中、これまで多数のドラマや映画、舞台、CMで活躍し、今後の公開待機作には『多十郎殉愛記』『アイネクライネナハトムジーク』がある多部さん。今回、30歳記念特別公演を開催するにあたり、「15歳からお仕事をはじめ、山あり谷ありでしたが、なんとかここまで運よくやってこれました。そこで、これまで応援してくださった皆々様に感謝の気持ちや素のわたしをお見せすべく(みんなが見たいかは別として)、わたしの生まれ故郷である西東京市のこもれびホールで特別公演することになりました」とこれまでの女優人生をふり返りつつ、この度の開催決定を報告。公演内容については「わたしのお父さん的存在、吹越満さんとの2人芝居や、皆様からいただいたリクエストをもとに、たくさんのステキなスタッフさん協力の元、中身が詰まった内容をお届けできるかと思います」と言い、「後にも先にも、わたし、これやりたいです!と自ら意見を言ったのは、“探偵ナイトスクープに出たい”と言ったことと、“30歳。応援してくださった方に直接お会いしたい”この2つだけです。自発的になにかやりたいと思うことも、それを実現させることも、なかなか今後生まれないでしょうから、ぜひ、この機会に皆様にお会いできたら嬉しいなと思います」とコメントしている。「MIKAKO30~多部の素~」は5月1日(水)・2日(木)、保谷こもれびホール 小ホールにて開催。(cinemacafe.net)
2019年02月25日ファンから「多部ちゃん」という呼び名で親しまれてきた女優の多部未華子。そんな彼女も、今年1月25日に30歳を迎え、最新作映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』では、娘や夫を包み込むような女性・奈津子を好演した。年齢を重ねるごとに作品への向き合い方も変わってきたという多部さんが“いま”を語った。作品中ずっと母親役というのは初めての経験板羽皆氏による同名人気コミックを実写映画化した本作。多部さん演じる奈津子は、「Kis-My-Ft2」の北山宏光が扮する売れない漫画家で、酒とギャンブルに溺れる夫・高畑寿々男と、愛娘・実優(平澤宏々路)を笑顔で支える太陽のような女性だ。多部さん自身「作品中、ずっと母親役というのは初めて」と話していたように撮影前は「しっかり母親として見えるのか」という不安があったという。しかし、現場では北山さんがフランクに会話をしてくれたことで、非常に温かい雰囲気で撮影に臨めたという。「娘役の宏々路ちゃんもとても利発で母子というよりは友達のような会話ができました。北山さんもすごく明るく、しかも猫の格好をしている時間も長いので、それだけでも和やかになるんです。ピリピリすることがまったくありませんでした」。多部さんの考える理想の家族像とは…漫画の才能はあるが、ギャンブルやお酒が大好きで、他人任せという夫。一般的には“ダメ亭主”にカテゴリーされそうだが、奈津子はいつも笑顔で明るく夫を支える。多部は本作に出演したことで「バランスがいいというのが家族なんだな」と実感したという。「奈津子というのは家族にとって一番大きな存在で明るくお金がなくてもニコニコしている。この状況を無理して楽しもうと考えているわけでもなく、自然と寿々男と一緒にいるんです。どうにかしようとか、明るく振る舞おうと無理していたらきっとうまくいかない。その意味で、本当にバランスがとれているなと思います」。とは言いつつも「もし多部さんだったら、寿々男みたいな夫は?」と尋ねると「絶対嫌ですね」と笑顔を交えて即答する。「私だったら絶対選ばないです。漫画家としての才能や家族愛が深いところなど、いいなと思うところはたくさんありますが、やはり引っ張っていって欲しいです」と女心をのぞかせる。そんな多部さんに理想の家族像を聞くと「小坂明子さんの『あなた』の歌詞にあるような感じかな」とつぶやく。「“真っ赤な薔薇と白いパンジー、子犬の横にはあなた”みたいな(笑)。小さい家でも犬とあなたがいてくれたら…なんていいなと昔は思っていたのですが、年齢を重ねるといろいろなことが見えてきますからね。分別がつかないときに結婚していればよかったかな」と苦笑い。30歳を迎えて感じること…前述したように、1月に30歳を迎えた多部さん。「特に大きく変わらないと思うのですが」と前置きしつつ「20代後半から、大切だと思う人としか一緒にいたくないと思うようになってきました。年々人間関係は狭くなっていくので、本当に大切な人とだけ深く付き合っていきたいという気持ちは強いです」と胸の内を明かす。仕事の変化については「ここ最近、キャストやスタッフの方々と、再度仕事をご一緒する機会が増えてきています」と語る。20代前半、多部さんは周囲の役者やスタッフさんたちが、現場で再会を懐かしがっている姿を目の当たりにして「いつか自分もこういう関係性を作っていければいいな」と思っていたという。「以前ご一緒した方と、同じ職業を続けているのに、また久しぶりに会う時は違う関係性で会うというのは、役者という仕事ならではの醍醐味だと思うんです。その瞬間って、なんとも言えない高揚感というか嬉しさがあります」。また、仕事に取り組む姿勢についても「夢を見すぎているのかもしれませんが、これからなにをしても楽しいのではないのかなと考えている自分がいます」と現状について述べる。決して楽になっているというわけではないと言うが「これまでは携わった仕事を最後まで責任を持ってやらなければという思いが強かったのですが、いまはそれにプラスして“楽しい”と思えるようになってきたんです。もしかしたら、年齢と経験を重ねて、少し余裕が出てきたのかもしれません」と自己分析する。「家族愛が描かれている物語。“こうしておけばよかった”と後悔するまえに、しっかりと気持ちを相手に伝えることの大切さを実感できる作品」と本作のメッセージ性について語った多部さん。そんな思いがスッと入ってくるぐらい、劇中で演じた奈津子の大きな心は観ている人の心を魅了するだろう。(text:Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年02月12日アンダーカバー(UNDERCOVER)とスーパーオーガニズムによるコラボレーションアイテムが限定発売される。スーパーオーガニズムは、2017年に結成された8人組多国籍バンド。インターネット上に突如現れ、そのポップで中毒性のある楽曲でたちまち話題となった。アンダーカバーとは、2019年春夏メンズコレクションのランウェイでの楽曲使用や、雑誌『スイッチ(SWITCH)』でのファッションシューティングなどを通して関係を築いている。「ロングスリーブTシャツ」各1万1,000円「ショルダーバッグ」各8,000円今回発売されるコラボレーションアイテムは、TシャツやロングスリーブTシャツの他、パーカ、コーチジャケット、ショルダーバッグの全5型が展開。いずれのアイテムも、スーパーオーガニズムが発信するピースフルなイメージを元に、宇宙や花といったポップなモチーフを組み合わせた、特別デザインのオリジナルモンスターがプリントされている。取り扱いは、スーパーオーガニズムのジャパンツアー初日の1月19日より、各ツアー会場とアンダーカバーの一部店舗にて発売される。【取り扱い店舗】UNDERCOVER 青山、伊勢丹新宿、六本木ヒルズ、梅田阪急、GINZA SIX、阪急メンズ東京、阪急メンズ大阪、LUCUA 1100、仙台、金沢、名古屋、京都、岩田屋本店、DSM銀座、MADSTORE UNDERCOVER ラフォーレ原宿、名古屋PARCO【ツアー販売】札幌(1月19日)、東京LIQUIDROOM(1月21日)、東京TSUTAYA O-EAST(1月22日)、名古屋(1月23日)、大阪(1月24日)、福岡(1月25日)
2019年01月17日1月1日よりエントリー開始今年で39回を迎えるスポニチ山中湖ロードレースは、2019年5月26日(日)に開催が決定し、1月1日よりエントリーが始まっています。歴史ある山中湖ロードレースには、全国から1万人以上ものランナーが集まる人気の大会です。山中湖という素晴らしいロケーションを走る山中湖は、富士五湖のひとつで、富士五湖の中で最大の面積を持ち、富士山にいちばん近い湖になります。四季折々の景色を楽しませてくれる山中湖は、関東屈指のリゾート地として人気のある場所です。コースは、山中湖を大自然の山々の新緑、富士山の残雪、山中湖の水面など大自然を感じながら山中湖の周囲を走ります。種目は、山中湖一周(13.6km)とハーフマラソン(21.0975km)に分かれており、高低差が少ない場所を走るので初心者から記録を狙う上級者まで楽しむことができます。(画像はスポニチ山中湖ロードレース公式ページより)【参考】※第39回スポニチ山中湖ロードレース公式ページ
2019年01月09日ちょっと特別なお食事会、ユールボード 白い雪が降り積もり、クリスマスまでの日々を心待ちに数える12月。スウェーデンの人達はこの時期、友人や知人とレストランを訪れ、Julbord(ユールボード)という、いわゆるクリスマステーブルを楽しみます。今回は、クリスマスシーズンのお楽しみ、このユールボードについて書きたいと思います。 クリスマスの装飾が施された店内には、ずらりと美味しそうな料理が並びます。ユールボードは基本的にビュッフェスタイル。あまりにも多く残すのはマナー違反ですが、スウェーデンならではの美味しいお料理を、好きなだけ味わえます。スパイスをきかせた芳しいホットワインの香りがふんわりと漂い、明るく穏やかなクリスマス音楽が流れる中、目一杯、美味しい料理とお酒を楽しむのは、まさに最高のひと時! 魚と豚肉がメインのクリスマス料理 日本ではクリスマスに鶏肉を食べることが多いかもしれませんが、ここスウェーデンでは、主に魚と豚肉を食べます。 ユールボードは、まずは冷たいお魚料理から食べ始めるのが一般的のよう。様々な味付けをされたSill(ニシン)が所狭しと並びます。塩味や酸味が強いものが多く、ついつい一緒にお酒が進んでしまいます。アルコール度数の高いSnaps(シュナップス)やクリスマスビールとの相性は抜群!ニシンだけではなく、いかにも北欧らしい、美味しいサーモンもおススメです。 冷たいハムも、ニシンと同じく序盤に食べます。一口に豚肉ハムと言っても、こんなにたくさんの種類が! ユールボードでのお酒とは? ユールボードのお料理に合わせて、シュナップスやクリスマスビール、ワインなどを飲みます。 シュナップスにはたくさんの種類があり、スウェーデン人達はそれぞれお気に入りの味を楽しみます。レストランで歌うのは、通常時はマナー違反ですが、ユールボードは特別!人々はシュナップスを片手に、Helan Går(へーランゴー)などを歌い、そこかしこのテーブルから楽しそうな声が聞こえてきます。 まだお酒が飲めない子供達は、独特の香りづけをされたコーラのような、Julmust(ユールムスト)というソフトドリンクを飲むことが多いです。 定番料理、「ヤンソンさんの誘惑」! 冷たいお料理を一通り楽しんだら、プレートを取り替えて、温かいお料理を頂きます。ふわふわのキノコオムレツ、オーブンでジューシーに焼き上げた豚肉、熱々のソーセージなど、目移りしてしまうほどのお料理がありますが、特に外せないオススメは、真ん中にあるJanssons frestelse(ヤンソンさんの誘惑)というお料理。じゃがいもと玉ねぎ、アンチョビ等を重ねて焼いたもので、スウェーデンの定番のクリスマス料理です。 子どもたちの夢!お菓子のお城 最後のお楽しみはデザートとコーヒー。サフランをふんだんに使ったケーキ、スパイスがきいたジンジャーブレッド、さっぱりとしたフルーツ、濃厚なチョコレートなどが並ぶデザートコーナーの周りには、甘い香りが漂っています。家族連れも多く訪れるのですが、子供達は嬉々としてこのデザートビュッフェを楽しみます。 子供の頃の夢、お菓子の家も! 日照時間が短く、1日に6時間ほどしか昼にならない12月。暗がりの中、外ではしんしんと冷たい雪が降っています。そんな中、温かい室内で、大好きな人達と美味しい料理を目一杯に楽しむユールボード。クリスマスの時期にスウェーデンに来た際は、クリスマスマーケットだけではなく、ユールボードを楽しむのをお忘れなく! YukaBlog ... ...
2018年12月25日1年で最も憂鬱な11月。日照時間が短くなり、本格的な厳しい冬に突入していく11月。光を反射する白い雪が降れば、少しは明るく感じるのですが、雪にはまだ少し早く、空を覆う重たい雲からは、冷たい雨が降っています。しかし、1年で最も憂鬱なこの季節を乗り越えれば、クリスマスシーズンの到来です!11月末頃からアドベントが始まり、街はクリスマスの装飾で彩られ、明るく賑やかな雰囲気となっていきます。 クリスマスまでの日々を数える粋なアイテム アドベントはクリスマスから4週間遡った日曜日に始まります。(今年は12月2日とやや遅めで少し残念ですが...。) アドベントには4本のロウソクを用意し、毎週1本ずつロウソクに火を灯していきます。4週間後のクリスマスには4本全てに光が灯るという仕組み。甘いお菓子を少しずつ楽しみながら、クリスマスまでの日々を数えるアドベントカレンダーは、日本でも既におなじみかもしれませんが、それと似たコンセプトですね。クリスマスまでの日々をより一層楽しくする粋なアイテムです。 暗い冬を照らす、窓辺の光 アドベント以降、人々はクリスマスの装飾を始めます。中でも特に私が好きなクリスマスの装飾は、家々の窓に飾られる、星やロウソクの照明! あの家もこの家も、この暗く憂鬱な気候の中、温かい光を窓辺に灯し、大好きな人達と過ごすクリスマスを心待ちにしている。大人も子供も、老人も若者も。この家々の窓の明かりは、そんな人々の心を反映しているようで、ほっこりとした気持ちにさせてくれます。 もしかしたら、街のイルミネーションは、都市としての規模が大きい東京の方が賑やかかもしれません。でも、この家々の窓の明かりが、スウェーデンのクリスマスをより温かく、特別なものにしているように感じます。 YukaBlog ... ...
2018年11月28日「こんなに面白いドラマはない!」と興奮ぎみに語るのは、俳優・古川雄輝(30)だ。クールなイメージの古川だが、現在出演中のドラマパラビ『天天和通りの快男児』(テレビ東京系・水曜25時35分~)の話になると迸る熱意を抑えられないようだ。「制作陣の熱量が半端なくすごいんです!本当に麻雀が大好きで、福本(伸行)先生の原作マンガが好きでたまらない。そういうスタッフたちが熱い思いを込めて作った作品はやはり完成度が高い!」古川が演じるのは、雀荘で素人相手に荒稼ぎをする青年・井川ひろゆき。無類の勝負強さと強い意志を持つ雀士・天貴史(岸谷五朗)と出会い、麻雀の請負業(=代打ち)の世界へと没入していく雀士という役だ。そんな岸谷との共演では“ある初体験”を経験したそうだ。「僕のことを、『雄輝!』って初めて呼んでくれた先輩かもしれません。僕自身、『先輩!先輩!』っていうタイプじゃないので、そんなふうに距離を詰めてくる人はあまりいなかったんです。でも岸谷さんは最初から『お?、雄輝』という感じで声をかけてくださって、きっと座長として気を遣ってくださったんだと思います。芝居の話をすることも多かったし、『兄貴!』という感じでした(笑)」プライベート唯一の趣味が麻雀という古川。学生時代から原作を読みながら麻雀を打っていたほどのマニアが語る今作の魅力とは?「僕のような麻雀好きでも全く思いつかないような展開もさまざまあって、そこがマニアにはたまらない(笑)。『うわっ! そんなことする!?』という驚きの連続で、麻雀好きの人にはぜひ、見てもらいたいですね。また意外なことに、BL好きの女性たちの反響が大きくて。放送後、『イケオジがいっぱい!』みたいなコメントが続々寄せられたりと、予想もしないような反応も面白い(笑)」そのいっぽう、古川が同じくテレビ東京系で出演しているのがドラマBiz『ハラスメントゲーム』(月曜22時~)だ。スーパー業界大手の老舗会社を舞台に、主人公の秋津渉(唐沢寿明)がパワハラ、セクハラ、マタハラ……とさまざまなハラスメントと対峙していく本作。古川は秋津とともに行動する真面目で堅物な顧問弁護士・矢澤光太郎を演じている。そんななか古川はハラスメントが蔓延する現代社会に“ある思い”を抱えているという。「このドラマを通してハラスメントを学びましたが、僕の個人的な意見としてはちょっと厳しすぎるかなあという印象です。日本人って、そもそも気を使いあって会話をする民族なのに、さらにハラスメントまで気にしていたらウソだらけの会話になってしまうような気がする。僕が帰国子女だから、余計に感じるのかもしれませんが」また、今作で初共演となった唐沢には驚かされることばかりのようだ。「唐沢さんは、台本には書かれていないアイデアを出されることも多いですし、自分以外のキャストのことをとてもよく見てくださっているんです。矢澤のセリフについても、僕の知らないところで、『こう言い換えたほうがキャラクターが際立つ』と監督に助言してくださることもあったようです」そんな唐沢とはプライベートでお酒を酌み交わす仲だという。「昨日も一緒にご飯に行きました。今週は3回くらい行っているんじゃないかな(笑)。お酒を飲んでいるときは、芝居以外の話でわいわい楽しく盛り上がることが多くて。『ここのご飯、美味しいだろう』と、いつも素敵なお店に連れて行ってくださいます」今後ドラマは、秋津を本社に呼び戻した社長(滝藤賢一)や、社長と反目する取締役たちの隠された思惑が徐々に明らかになっていく。「矢澤が秋津を助ける立場になっていくような予感はありますよね。また、広瀬アリスちゃん演じる真琴と、彼女に想いを寄せる矢澤の恋の行方も気になるところ。堅物な矢澤が真琴を前にするとキャラクターが崩壊!?というギャップも注目してください!」そんな多忙な日々を送る古川だが、 “猫”が大きな癒やしになっているという。「福士蒼汰くんが主演した『旅猫レポート』みたいな作品がやれたらいいなあ(笑)。猫の仕事がきたら、僕、なんでもやりますよ!」さらに、古川は最後に今後目指す“ある野望”について語ってくれた。「英語が話せるということは僕の武器だと思うので、やはり海外作品に挑戦したいです。オーディションも受けていますが、外国人がイメージする日本人が求められるのでなかなか厳しい。この前も唐沢さんとそういう話をしたんです。やはり海外作品のキャスティングに上がるためには、『日本でもっと努力して、集客力のある俳優にならないとダメだ』と。諦めずに目指していきたいです」【衣装】カーディガン:41,000円/ファクトタム(ファクトタム プレスルーム)、靴:20,000円/リーガル(リーガルコーポレーションお客様相談窓口)、リング:23,000円/ヨハン シルバーマン(ティーニー ランチ)、他私物カメラマン:竹井美砂子スタイリスト:五十嵐堂寿ヘアメイク:赤塚修二取材・文:服部広子【フォロー&RTプレゼント】古川雄輝さんのサイン入り生写真を2名様へプレゼント!応募方法は、12月1日(土)24時までにTwitterでWEB女性自身の公式アカウント(@jisinjp)をフォロー&プレゼント告知ツイートをRT(リツイート)。当選された方にはDM(ダイレクトメール)にて、応募フォームのURLをお送りします。<注意事項>・TwitterでWEB女性自身の公式アカウント(@jisinjp)をフォローし、該当ツイートをRT(リツイート)していることが当選の条件となります。・プレゼントに当選された場合、プレゼントがお手元に届くまでフォローを解除しないでください。・アカウントを非公開にされている場合は、DM(ダイレクトメール)をこちらから送ることができませんのでご注意ください。・賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。・賞品に関するご質問、抽選や当選に関するご質問の受付は行っておりません。・当選者の方に入力していただいた応募フォームの内容は、賞品の発送にのみ使用させていただきます。そのほかの目的には使用いたしません。・当選賞品の権利の譲渡、および換金はお断りいたします。
2018年11月26日「チームラボ 森と湖の光の祭」が、埼玉県飯能市の宮沢湖周辺に2018年11月9日(金)にオープンする、北欧のライフスタイルが体験できる新施設「メッツァビレッジ」にて開催。期間は、2018年12月1日(土)から2019年3月3日(日)まで。「メッツァビレッジ」は、ムーミンの世界を体験できるテーマパーク「メッツァ(metsä)」内にオープンする新施設。森と湖に囲まれた自然を身近に感じられる空間で、ゆったりと時が流れる北欧のライフスタイルや、その空気感を感じられる。そんな「メッツァビレッジ」で開催する「チームラボ 森と湖の光の祭」では、宮沢湖と湖畔の森を人々の存在によって変化する、インタラクティブな光のアート空間に変える。これは、チームラボが行っている“自然が自然のままアートになる”というアートプロジェクト「Digitized Nature」の一環だ。作品のひとつである「呼応する、 たちつづけるものたちと森」は、湖畔の森に置かれた物体と木々に宿った光が、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりする作品。人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。さらにその光と音は、放射状に近隣の立ち続ける物体と木々に伝播していく。また、同じように人と連動する作品「浮遊する、呼応する球体」も登場する。光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると色を変化させ、色特有の音色を響かせ、さらにその光と音は連続して広がっていく。「メッツァビレッジ」がはじめて迎える冬の夜に見せる幻想的な空間。是非、体験してみてはいかがだろう。【詳細】チームラボ 森と湖の光の祭会期:2018年12月1日(土)~2019年3月3日(日)時間:2018年12月1日(土)~2019年2月11日(祝・月):17:30~21:00(20:00最終入場)2019年2月12日(火)~2019年3月3日(日):18:00~21:00(20:00最終入場)休園日: 12月31日(月)~1月2日(水)会場:メッツァビレッジ住所:埼玉県飯能市宮沢327‐6 メッツァ)■入場料通常チケット ・大人(中学生以上) 平日 1,000円、土日祝 1,200円・小人(4歳以上小学生以下) 平日 500円、土日祝 600円※3歳以下無料※2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)までは土日祝日料金■前売りペアチケット ※枚数限定大人ペア券 1,200円※1枚で2名の入場可。※販売期間:10月22日(月)~11月30日(金)※使用期限:12月1日(土)~12月14日(金)販売場所:ローソンチケットWEBサイト、日テレゼロチケ、ローソン・ミニストップ店頭Loppi
2018年10月25日食欲の秋! スウェーデンには豊かで美しい森があります。私が住んでいる首都ストックホルムも、セントラルから電車で15〜20分ほど離れれば、所々に豊かで美しい森があります。今回は、そんな北欧の森でとれる食べ物をご紹介します。 甘酸っぱくて爽やかなベリーたち。 まずは初夏から盛夏にかけて実をつける、甘酸っぱいラズベリー。夏に森を散歩していると、時たま見かけます。虫が内側に隠れていることも多いのですが、注意しつつ、摘んでその場でパクパク食べています。お次は、リンゴンベリー(和名コケモモ)。そのままではとても食べられない味ですが、ジャムやシロップにすると美味しく食べられます。スウェーデンの定番料理、ミートボールに添えて食べられることが多いです。お肉とベリーの組み合わせは意外ですが、実際食べてみると、相性ぴったり! この他、夏はさくらんぼも実をつけます。 ブルーベリーは私のお気に入りです。夏の終わり頃に実をつけます。今年は異例の猛暑だった為、残念ながら不作でしたが...。低い茂みに実をつけるのですが、専用のカゴのようなスコップで、すくうように収穫します。 食べ方はさまざま。そのまま摘みたてを食べても良いし、ジャムにしたり、タルトにしたり、チーズケーキに入れたり、ヨーグルトに混ぜたり...。意外な食べ方かもしれませんが、牛乳と砂糖をかけて食べるのも一般的のようです。昨年は大量に収穫し、冷凍保存し、少しずつ少しずつ大切に頂きました。 秋になれば、キノコ狩り。 秋になると、そこら中にポコポコとキノコが生えだします。 その中で特に美味しいと言われるのが、Kantarell。和名はアンズタケ。きれいな黄色の高級キノコで、お店で買うと、結構良いお値段するんです。森でとればタダ!キノコ狩りに使う風通しの良いカゴも、シンプルだけどこれまた可愛い。 今年はブルーベリーが不作になってしまいましたが、代わりにりんごが豊作のよう。郊外には、なんと収穫したりんごをジュースにしてくれる施設もあるそうです。 東京で育った私にとって、森でとった食べ物を頂くというのはとても新鮮な体験でした。森を歩いていると、リスやウサギに出会うことも…!今も昔も、スウェーデンの人達にとって身近な、森からの食べ物。世界各国の食べ物をいつでも楽しめるという東京のような贅沢さはありませんが、素朴な豊かさが、森にはありました。 YukaBlog ... ...
2018年10月09日俳優・本郷奏多が、自身4作目となるカレンダー「本郷奏多カレンダー2019 -Color of Kanata-」を12月19日(水)に発売することが決定。表紙や収録カットが到着した。今年は「リピート~運命を変える10か月~」、「アカギ~鷲巣麻雀完結編~」、『いぬやしき』などに出演し、原作・脚本監修を又吉直樹が務める映画『凜』では、佐野勇斗とW主演を務める本郷さん。また、来年には戸次重幸作・演出の舞台『TEAM NACKS SOLO PROJECT 戸次重幸「MONSTER MATES」』にキャストとして加わることが決定し、唯一無二の存在としてさらに活躍の幅を広げている。この度発売が決定したカレンダーのコンセプトは、“Color of Kanata”。1か月1色、12の色をテーマに、非日常感を演出しつつ様々な彼の一面を切り取っていく。カレンダーの仕様は、A5横 リング式卓上型、15ページで構成される今回。発売に関して本郷さんは、「初の置き型で、今までにないカラフルなものになってますので楽しみにしていて下さい!」とメッセージを寄せている。そんな“今までにないカラフル”な本郷さんを少し覗ける写真も到着。「表紙カット(通常版)」では、カラフルなスモークを背景にアンニュイな雰囲気でカメラを見つめ、一方、「表紙カット(イベント限定版)」では、無防備であどけない笑顔を見せているピンク色の本郷さんが。また収録カットからは、夜のネオンに溶け込む儚げな彼の表情が幻想的な世界観を生み出す“パープル”や、ウィンクしポップな雰囲気の“オレンジ”が解禁された。そして、未公開カットのシーンも含んだメイキング映像も併せて公開。ピンク、黄、赤、白…様々な色の本郷さんを確認することができる。なお、12月22日(土)には都内で発売記念イベントの開催が決定。詳細は10月13日(土)10時にカレンダー特設サイトにて発表されるという。「本郷奏多カレンダー2019 -Color of Kanata-」は12月19日(水)発売。(cinemacafe.net)
2018年10月05日舞台『出口なし』に出演する女優・多部未華子さんに、お話を伺いました。「20代最後は、好きな舞台で挑戦していきたい!」大竹しのぶさん、段田安則さんとキャストはほぼ3人だけの戯曲を手にした時の、多部未華子さんの感想は意外なものだった。「やったーって感じ(笑)。大先輩のおふたりですが、お芝居を通してこれだけ近い距離で向き合えるということは、すごく贅沢な時間になるんじゃないかとうれしかったです」大人計画の『ニンゲン御破算』に続き、多部さんが今年2本目の舞台を踏むのは、ジャン=ポール・サルトルの『出口なし』。これまで世界中で繰り返し上演されてきた、哲学者・サルトルの代表作だ。上演台本と演出は、その斬新な経歴と手法から演劇界で今注目されている演出家・小川絵梨子さんが手がける。「まだ台本を読み込んでいる段階で、それぞれの人物像を探っているところです。でもここまで少人数の舞台は久しぶりで、直感的に面白そう!と感じて出演を決めました。考えてみれば、台本を手にしてすぐそう思えるのは初めてかもしれません」物語を進めるのは、窓も鏡もない密室に閉じ込められたガルサン、イネス、エステルのワケありの3人。特に理解し合う気もない初対面の3人が、互いを挑発し合い、言葉によって傷つけ合いながらも、それぞれの人生を語りだすという会話劇だ。「もし私が密室に閉じ込められたら、鏡は普段からあまり見ないからなくても平気だし、夜景が見えるおしゃれなマンションを望むタイプでもないので、隅っこで静かに座っているかも。あとは、愛犬さえ連れていければ、何も怖くはないですね」今年、29歳になった多部さん。30代を目の前にして、自身の20代をこう振り返る。「これまでは、舞台と、ドラマや映画などの映像の仕事をバランスよくさせていただきましたが、20代最後は自分のしたいこと、挑戦したいことだけをやりたい、と初めて事務所の人に伝えました。プライベートでもそうで、みんなと仲良くするタイプだったのが、年齢を重ねるごとに少しずつ人間関係が固まってきて。30代は、年齢も、性別も、職業もバラバラだけど、その居心地のいい人たちと過ごしていくんだろうなぁと考えると、楽しみしかありません」今作はもちろん、今年踏む舞台は、どれもが多部さんにとっての挑戦なのだそう。「ミュージカルが好きでこの世界に入ったものの、好きだからこそ手を挙げられなくて遠慮していた部分がありました。でも、頭でできないと思ってやらないのはカッコ悪いじゃないですか。だから今年最後の舞台は、ミュージカルに挑戦することにしました。舞台の魅力?約2時間で終わる短距離走みたいなところや、一発勝負の緊張感にやりがいを感じていたのですが、さらに最近、自分の好きなセリフを何度も言える面白さを発見しました。『出口なし』でも、そんなセリフを見つけるのが楽しみです」そうは言うものの、もともとセリフ覚えは遅くて苦手なんだとか。「特に今回は、セリフがとても多いので不安です。どうしても覚えられない時はいつものように、台本を枕の下に入れて寝ます。効果は、あまり感じないんですけどね…(笑)」たべ・みかこ1989 年生まれ。代表作は映画『ピース オブ ケイク』『続・深夜食堂』、ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』(NHK)ほか。11月5日から上演のミュージカル『TOPHAT』に出演。シースルーハイネックトップス¥18,000(シェリー/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)チェックスカート¥15,000(アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンターTEL:0120・298・133)イヤリングはスタイリスト私物『出口なし』ドアが開かない密室に、ワケありの過去を背負った男女3人がやってきた。やがて互いを挑発し合いながら、人生を語りだし、そして、究極のデッドエンドを迎える!8月25日(土)~9月24日(月)初台・新国立劇場 小劇場作/ジャン=ポール・サルトル上演台本・演出/小川絵梨子出演/大竹しのぶ、多部未華子、段田安則ほかS席8000円A席5000円B席3000円(すべて税込み)当日券あり。シス・カンパニーTEL:03・5423・5906大阪公演もあり。※『anan』2018年8月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・轟木節子ヘア&メイク・中西樹里インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年08月26日楽しかった夏も、もうすぐ終わり。 8月半ばを過ぎ、ここストックホルムも、夏の終わりを感じるような涼しい気候となってきました。 今年のヨーロッパは異例の猛暑となり、5月から暑い日々が続いていましたが、通常であれば、スウェーデンで夏といえるような期間は6月終わりから8月半ばまで。そんな夏の終わり頃、Kräftskiva(クレフトフィーバ)という、ザリガニを食べるイベントがあります。私も旦那の実家へ行き、義家族と一緒に、 たらふくザリガニを食べました。 意外と食べやすい、ザリガニの味。 初めて食べる時は、やはり少し抵抗があったのですが、いざ口にしてみると、これがまた美味しい!!思ったより泥臭くなく、塩味がききつつも、しっかりと甲殻類の旨味がある。シュナップスという強いお酒と一緒に楽しむことが多いのですが、これはお酒が進むだろうなぁ、という味でした。食べ方は人によって色々こだわりがあるようですが...。頭を切り落とした胴体の部分には、塩辛くてコクのあるスープが入っていて、ちゅーちゅー吸いながら食べました(お腹側からちゅーちゅー吸う人も多いみたいです。)尻尾やハサミは、言われなければザリガニだと気づかないんじゃないかというくらい、食べやすい味でした。今年は産地別に購入して、トルコ産、スペイン産、スウェーデン産と食べ比べてみました。もしかしたら産地ではなく、メーカーの調理過程の違いなのかもしれませんが、個人的にはスウェーデン産がクリーミーで美味しかったです。ザリガニパーティの飾り付けも賑やかで面白い!Månenという人の顔の絵を描いたランプ、三角帽子、ザリガニの絵が大きく描かれた前掛けやお皿、ザリガニ用の小さなナイフなど、この時期はお店にザリガニパーティ用の品々が並びます。少しずつ日が短くなり、少しずつ肌寒くなり。1年で1番明るく楽しい夏が終わってしまうのは、寂しい気持ちになりますが、この賑やかなザリガニパーティがあるなら、夏の終わりも悪くないかな、と思えてきます。 YukaBlog ... ...
2018年08月25日スウェーデンにも夏がやってきた! 北欧には白夜があります。私が住んでいるストックホルムは、完全な白夜にはならないのですが、それでも、夏は夜遅くまで明るく、ほとんど太陽が沈みません。 ただでさえ日が長い北欧の夏。その中でも、最も日が長くなる夏至の頃、夏至祭があります。今年は5月頃から天気の良い日が続いているのですが、基本的に夏と呼べるほど暑い時期は、6月の終わりから8月まで。夏至祭は、この短い夏の始まり頃にあります。 クリスマスと並んで「これぞスウェーデン!」と言えるほど、伝統的かつ、とても美しいイベントです。 色どりどりの花々、そして緑。 夏至祭では、草木や花々で作られたマイストング(Midsommarstång,Majstång)というポールを立て、人々はその周りを踊ります。夏至祭当日は雨が降ることが多いのですが、霧雨が降ったりやんだりする中、カエルやキツネの歌に合わせて、皆楽しそうに踊っていました。 長い冬を越え、野花が一斉に咲き誇る時期でもあり、人々は色とりどりの花で花冠を作ります。 花といえば、スウェーデンにはこんな言い伝えがあります。「夏至祭の夜、7種類の花を摘んで、枕の下に入れて眠ると、夢の中で将来の夫に出会う」という。なんともロマンチック! スウェーデン、夏の味覚とは? マイストングの周りで踊った後、家族と食事をしました。 「クリスマスとイースターと夏至祭の食べ物は、スウェーデンではほとんど同じなんだよ。」 とスウェーデン人の義妹は笑っていましたが、クリスマス料理は豚肉が多く、イースターは卵料理が多く、夏至祭ではやや魚料理が多い印象です。 そして夏至祭の時期には、夏の食べ物、苺のケーキがあります!この写真のケーキは義妹と義弟の手作り。 森で摘んできた甘い香りのニワトコの花と、花冠を添えました。 このニワトコの花で作ったエルダーフラワージュースも、典型的な夏の飲み物。香り豊かで甘酸っぱく、とても爽やかな味わいです。 自然豊かで爽やかな、北欧の夏 「今年の夏は猛暑だ」とスウェーデンの人達は言っていますが、それでも空気が乾いているスウェーデンの夏は、涼しく爽やかで過ごしやすく感じます。 豊かな自然の中で遅くまで遊ぶことができ、1年の中で最も楽しい季節だと思います。 Yuka Blog ... ...
2018年08月16日6月下旬、ウラジーミル・ブルメイステルの振付・演出による『白鳥の湖』を上演する東京バレエ団がリハーサルを公開、その後の記者懇親会で斎藤友佳理芸術監督、主演の沖香菜子、宮川新大らが舞台への思いを語った。【チケット情報はこちら】公開されたリハーサルは第3幕。数あるヴァージョンのなかで特にドラマティックといわれるブルメイステル版ならではの、エネルギッシュな、独特の魅力にあふれた幕だ。ジークフリート王子の花嫁選びの舞踏会。次々と登場する各国の踊りのダンサーたちは、実は悪魔ロットバルトの手下という設定で、その踊りでジークフリート王子をじわじわと誘惑、宮川演じるジークフリート王子は、沖演じるオディールに心奪われ、ついには大切な女性オデットを裏切り、彼女を呪いから救うチャンスを失う──。東京バレエ団は2016年2月に本作をバレエ団初演。これを観た著作権保有者のナタリヤ・ブルメイステルが「(1953年の)初演を思い出した」と賞賛したという。とくにソリスト、群舞のダンサーたちが一体となってドラマを作り出すこの第3幕は圧巻で、今回の再演でも迫力の舞台が期待される。懇親会冒頭で「今回はこれを3キャストで上演、上野水香と柄本弾、川島麻実子と秋元康臣に加え、沖と宮川が初めて挑戦しますが、それぞれに全く違う良さがある。ぜひ全キャストを観ていただきたい」と話す斎藤。この春プリンシパルになったばかりの沖と宮川を、「そこで満足してほしくない。常にハングリーで、謙虚でいてほしい」と激励した。オデット/オディール役の沖は「この役にこうして取り組めることは奇跡。両役ともに私はどうしても幼くなりがちなので、初々しさの中にも大人っぽさが出せたら」、宮川は「これは(在籍していた)ダンチェンコ(モスクワ音楽劇場)で観て、『白鳥の湖』って面白い!と実感した版。振付のない部分、自分で作らなければならない部分は難しいが、幕があく最後の一秒まで突き詰めたい」と抱負をのべた。さらに「こんなに大変だと知っていたら、やらなかった(笑)」と斎藤が冗談をとばすのは、今回一新した衣裳のこと。ブルメイステルの演出意図にかなうものを、と初演時には装置をしつらえたが、今回は第1幕、第3幕の全衣裳を新製作。「これでいつでも好きな時に上演できるようなった。『白鳥の湖』はどうしてもそうしたかった」と思いを明かす。小物類も含めて200点ほどにものぼる衣裳のひとつひとつに、斎藤の、スタッフたちの強い思いが込められている。東京バレエ団公演ブルメイステル版『白鳥の湖』は、6月29日(金)から7月1日(日)まで、東京・東京文化会館にて上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2018年06月14日絶対に外せない、ストックホルムの観光スポット! ストックホルムには、魔女の宅急便の舞台とも言われる旧市街や、ノーベル賞授賞式後の晩餐会が行われる市庁舎、ノーベル博物館、ドロットニングホルム宮殿など…見応えのある観光地がいくつかあるのですが、私の一番のオススメは、このスカンセン。 スウェーデンの箱庭 スカンセンとは、ユールゴーデン島にある、野外博物館のこと。1891年、Artur Hazeliusという民俗学者によって設立されました。ヴァイキング時代のルーン石碑から、スウェーデン各地から集められた昔の家々、北方の少数民族サーミ人の暮らしや、北欧ならではの動物を間近で見ることができ、スウェーデンという国の歴史や文化を、肌で感じることができます。 19世紀のスウェーデンにタイムスリップ スウェーデン各地から集められた家々の中に入り、当時の暮らしを感じつつ、昔の衣装を身につけたガイドさんから細かな説明を聞くことができるんです。 「ここは19世紀の小作人の家で、この一部屋に8人も暮らしていたのよ。隣の部屋は家畜小屋ね。」 「このキッチンストーブは、こうやって火を調節するの。」 「当時は脚気に効くと信じられていて、赤ん坊はこのように紐でぐるぐる巻きにされていたんだ。」 「ここは当時の学校。6年の義務教育があり、先生達はこの家で暮らしてたのよ。」 こちらはカマドでパンを焼く女性。焼きたてのパンを貰ったので、早速いただきます。。 先月学校の課題で、19世紀のスウェーデンの人々の様子を描いたMina drömmars stadという本を読んでいたのですが、ここはその内容がより生き生きと感じられるような、そんな場所。 北欧の森の動物たち スカンセンは、博物館であると同時に、動物園でもあります。 北欧ならではのヘラジカや、熊、鹿、アザラシ、家畜である牛や羊などを見ることができます。子供は子馬に乗ることも可能。道端には鶏が歩いていて、ストックホルムの郊外らしく、野生のリスもチョロチョロと走っています。 そして広い敷地内をたくさん歩いた後は、趣のあるクラシックなカフェで、ほっと一息。。。 北欧雑貨で溢れるお土産屋さん スカンセンのお土産屋さんは、素朴で可愛らしい北欧雑貨で溢れています。ガラス工芸や陶器などは、スカンセンの施設で作られているのだそう。北欧雑貨好きにとっては、本当にたまらないお店です。 1軒は園の外にあるので、どうしても園内を見てまわる時間がとれない場合は、入園せずにここでサッとお土産を購入するのも良いかもしれません。 ガラス工芸の施設では、実際に綺麗なガラス細工を作っている様子を見学できます。 セントラルからほど近い場所にある野外博物館。街並みや人々の様子を眺めながらトラム(=路面電車)で向かうのも良いですが、天候が良ければ、フェリーで行くのがオススメです。ストックホルムの美しい水辺の景色を、存分に楽しめます! クリスマスの時期にはクリスマスマーケットが開かれたり、夏至祭の時期にはメイポールが立てられたりと、イベントの際は更に盛り上がります。 とにかく見応えのあるスカンセン。ストックホルムに来た際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね! YukaBlog ☆ ☆
2018年05月24日スウェーデンでは、サマータイムがスタート 3月の終わり。朝起きてリビングへ行くと、主人が時計の針を1時間すすめていました。「そうだ、今日から夏時間だ。」まだ溶けきらない雪が、ところどころ景色を白くしている中、「夏時間」というのは少し変な感じですが、暦としては冬が終わったよう。夏時間に切り替わると、夜の7時くらいまで空が明るく、ずいぶんと日が長く感じます。 春分を過ぎると、Påsk(イースター)の時期になります。もともとイースターは、キリストの復活に因んだ宗教行事ですが、スウェーデンではあまり宗教的な意味合いは強くなく、春の訪れを祝うイベントとして、家族と過ごす人が多いようです。 街中のお菓子もPåsk仕様に! Påskが近づくと、行事のために、春らしい色をした装飾品が、町中で売られ始めます。 小さい太陽のような 黄色いスズラン、Påsklilja。色とりどりの鳥の羽をつけた、Påskris。そして甘いお菓子がたくさん詰まった、Påskägg。 お菓子が詰まったこのカラフルな卵を、庭や家に隠し、子供たちがそれを見つける、という遊びがあるそうです。 子供に限らず、Påskの際には、大人もたくさんのお菓子を食べます。スーパーの一角には、お菓子の量り売りコーナーがあり、チョコやキャンディー、グミやキャラメルなどが売られています。普段甘いものを控えている主人も、この時ばかりはと、嬉々として袋にお菓子を詰めていました。 大人も子供も、みんなで集まって。家族で楽しむイベント、それがPåsk Påskの当日、主人の実家へ行くと、義母が料理を作って待っていました。「Påskの食べ物は、基本的にクリスマス料理や夏至祭の料理と同じだけど、今年は少し変わったものが作りたくて、料理の本を買ってアレンジしてみたの。」 家族と一緒に、美味しい食事と甘いお菓子を食べながら、春の訪れを祝うイベント。まだまだ気温的には寒い日が続きますが、気持ちがほっこりと、明るくなりました。 YukaBlog ☆ ☆
2018年04月14日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するグラウンド ワイ(Ground Y)から、写真家・井上浩輝(いのうえひろき)とのコラボレーション「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」が登場。2018年3月9日(金)より、グラウンド ワイストアにて販売する。グラウンド ワイの2018年春夏コレクションは、「inconfort - 違和感」がテーマだ。普段と違う非日常的な事柄を意図的に設けることにより生ずる“ズレ”や“ギャップ”、そして“不完全さ”表現したシーズンである。そして、同コレクションの一部として発表される、井上浩輝とのコラボレーション。彼は、2016年に日本人で初めて「National Geographic Travel Photographer of the Year」コンテストのネイチャー部門1位を受賞した、今後の世界的な活躍が期待されている写真家の1人だ。作品に映し出される一瞬は、まるで1枚の名画の様な色彩の美しさをもち、伝えたい情報を明確かつシンプルに表現する。そんな彼の作品を、今回はカットソーというキャンバスに落とし込んだ。雄大な風景や動物たちが、鮮やかなプリントとなって表れる。なお、同コラボレーションは2018年春夏シーズンの第2弾。すでに第1弾コラボレーションは発表されており、その相手はコペンハーゲン生まれのフラワーアーティスト、ニコライ バーグマン(Nicolai Bergmann)であった。【詳細】「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」発売日:2018年3月9日(金)取り扱い:Ground Yストア展開アイテム:ビッグカットソー 動物画・風景画(6種類) 22,000円+税
2018年03月03日「唯一、悟にとって普通でないことがリバイバルの現象で、それ以外は基本的に普通の人。なので、普通というものをすごく心がけて演じました」 そう語るのは、俳優の古川雄輝(30)。これまでにアニメ、実写映画化されてきた人気漫画『僕だけがいない街』が、Netflixで3度目の映像化を果たした。自分だけ何度も同じ時間が巻き戻る現象「リバイバル」に悩まされる主人公・藤沼悟を、古川が演じている。 「悟は漫画家になりたくても慣れていない。何かしらのゴールを目指し、でも、うまくいかずに悩んでいる。多くの人が抱いていることだと思いますが、僕自身もそこに共鳴するところはありました」(古川・以下同) ある日、悟は18年前の小学5年の時代までリバイバルしてしまう。そこからある事件の謎を追うことになり、物語はミステリアスな展開をみせていく。激しいアクションシーンもあるが、撮影中に大変だったことを聞いてみると。 「水の中に入るシーンがあって、富士山のふもとにある池に共演者の戸次重幸さんと一緒に入る撮影がいちばん大変でした。言葉だけじゃ伝わらないかもしれないけど、富士山のふもとの池って、4月でもものすごく冷たいんです。設定が夏なのでTシャツ姿。言葉にはできない撮影でした」 そのいっぽうで楽しかった出来事についてはこう話す。 「撮影に入るまえに、北海道に視察に行ったり、岡山、静岡でロケを行ったりしたのですが、僕も監督もマージャンが好きなので、時間ができたときは各地で監督とマージャンしました。次の日がオフのときに『じゃ、行きますか』という感じで」 古川とマージャン!?意外な組み合わせと思いきや、以前からの趣味なのだそう。 「すごくそういった役をやりたいんですけど、なかなか。もうちょっと年を取ったらオファーがあるかもしれないですね。けっこううまくできる自信はあります」 本作は世界190カ国に配信されている。物語の面白さはもちろんのこと、日本の美しさも堪能することができる。 「原作自体、日本でも海外でもものすごく人気がありますし、北海道の雪景色や富士山、桜など、日本の景色がきれいに映されているので、そういう部分も楽しんでいただけたらと思います」
2018年01月04日NETFLIXオリジナルドラマ『僕だけがいない街』プレミア試写会が8日、都内の劇場で行われ、主演の古川雄輝、黒谷友香、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、そして下山天監督が登壇した。原作は『ヤングエース』(KADOKAWA)で2012年7月号~2016年12月号まで連載されたいた三部けい氏による人気マンガ。"リバイバル"という過去に戻れる能力を持った主人公・藤沼悟が、母親が何者かに指されたことをきっかけに自身が小学5年生だった18年前にリバイバル。当時起こった連続児童殺人事件と母親が殺害された事件が関わっていると突き詰め、事件の謎を追う。アニメ、映画に続き、今回が3度目の映像化となる。古川は「こういう追い込まれる役はあんまりやったことがなかった。走ったり、汗をかくシーンが多くて、初めてなので新鮮だった」と撮影を回想。また「難しかったのが、リバイバルした瞬間は僕以外の人は同じ芝居をやって、僕だけが違う芝居をすること。いつからリバイバルなんだと考えて演じるのは印象に残りましたね」と話した。古川の母親役を演じた黒谷。これまで母親を演じたことはあるものの、「29歳の母親役は今回が初めて」といい、「始めの内はどうしようかと思った」と苦悩も。しかし、悟の小学時代から青年時代と順番を経て撮影ができたことを明かし、「ドラマを肌で感じることが出来た。撮影の順番は助かりましたね」と振り返った。また作品にかけて「リバイバルするなら?」との質問に、古川は「作品は小学5年生に戻るんですが、僕も戻りたい」と回答。「帰国子女で、海外の学校に行っていたので日本の小学校で過ごしてみたい。日本の小学校でちやほやされたらいいなと」とした。その後、小学校時代の悟を演じた子役の内川に「ちやほやされてるの?」と聞くも、内川は「そんなにされてない…」と苦笑しながら答えた。会場では、12月18日に30歳を迎える古川と、12月11日に42歳を迎える黒谷をサプライズで祝福。作品に登場する大きな木をあしらった特別仕様で、ステージに用意されるなり古川は「すごい! ビックリしました、うれしいです」と大喜び。スプーンで一口食べると気に入ったのか何度もケーキを口に運び「みんなにはあげないよ?」とお茶目に笑った。同ドラマはNETFLIXで12月15日よ190カ国以上の国で配信開始する。
2017年12月10日古川雄輝が主演を務めるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」から、待望の予告編が完成し、エンディングテーマと場面写真とともに解禁。さらに、原作コミックが日本漫画としては初めてフランスで「歴史改変SF大賞」に選出されたことが分かった。2016年にTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる三部けい原作のコミック。このたび、フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」(The Prix de l’Uchronie)にて「グラフィック賞」に選出されたことが発表された。これは、日本の漫画としては初となる快挙だ。また、このたび完成した予告編は、古川さん演じる藤沼悟の母・佐知子(黒谷友香)が殺されたことを機に、悟にだけ起きる【リバイバル】現象が発生、心はそのままで18年前に遡り、原因を探る…という本作のメインストーリーがついに描かれていく。小学5年生となった悟(内川蓮生)は、この時代に起きた連続児童殺人事件の被害者である、悟の同級生・加代(柿原りんか)が事件に巻き込まれるのを必死に食い止めようとするが…。また、街全体が一気に昼から夜へと様変わりする函館の景色や、煙突から煙が立ち上る工場風景など、北海道ロケによって実現した印象的なシーンが随所に散りばめられているところも見どころ。あわせて、初公開された場面写真は、小学5年生の悟と加代がお互いに寄り添うように手をつないで学校に向かうシーンや、18年前の事件と母親の殺害というサスペンスな部分を彷彿とさせる、緊迫した表情を見せる悟の姿など、注目のカットとなっている。さらに、今回のエンディングテーマに起用されたのは、5人組ロックバンド「彼女 IN THE DISPLAY」による楽曲「アカネ」。「かけがえのない日々が 無限にあるように感じて」「繰り返した遠回りも」と、ストーリーにぴたりとはまる歌詞もあり、まさに本作が目指した“原作の世界観の完璧な再現”を彩っていく。「未来は白紙だ」力強く宣言した悟は、大切な人たちを救うことができるのか、ますます期待高まる予告編ができ上がった。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)よりNetflixにて世界190か国以上で配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日