“イクメン”とは子育てする男性(メンズ)の略称です。イクメンという言葉自体は浸透してきていても、お子さんがいる女性で「うちの夫はイクメン!」と思っている方は、まだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。今回は、お子さんがいる女性にも、これから子どもを持ちたいと考えている女性にも分かりやすく、自称イクメンと真のイクメンの違いを解説します。妊娠中からも、すでに違いは現れる妊娠中からも、すでに自称イクメンと真のイクメンの違いは現れます。その違いを解説します。自称イクメン「つらいのは分かるけれど、男の自分には何もしてあげられない」自称イクメンは、妻のつわりがひどかったり、妊娠のストレスでイライラしていたりして、つらい思いをしている妻に、一見同情的で、理解してくれているように見えます。しかし、あくまでも、理解しているように見えるだけで、実際にはそのつらさを理解してくれてはいません。男性が妊娠中のつらさが分からないことは無理もないことなのですが、自称イクメンは、妻が妊娠中だから、積極的に家事を手伝う、という発想はありません。つらいかもしれないが、家事は今までどおりにこなしてほしい。そういった本音があるのでしょう。「つらいのは分かるけれど、男の自分には何もしてあげられない」これが、自称イクメンに多い言い分です。真のイクメン「自分にできることはする」真のイクメンは、妻がつらいと言う前から、自分にできることは積極的にやってくれます。仕事から疲れて帰ってきて、妻が料理を作っていなかったとしても、不機嫌になることもありません。料理が作れるなら妻の好きな料理を作り、料理ができないなら、妻の分の食べ物を買ってきます。妻の負担を少しだけでも減らし、妻が母子ともに無事に出産してくれればそれが一番いい。それが、真のイクメンの考え方です。真のイクメンは子どもが生まれてからも、家事までどうしても手の回らない妻をサポートしてくれます。まだ子どもが幼い頃に、その違いは一番はっきりと現れるまだ子どもが幼い頃、特に生まれたばかりのときに、自称イクメンと真のイクメンの違いは一番はっきりと現れます。生まれたばかりの赤ちゃんは、それぞれの赤ちゃん毎に違いははあるものの、一日中寝ない、泣きっぱなし、なんていうことはザラです。そんなときに、自称イクメンと真のイクメンはどのように違うのでしょうか。自称イクメン「俺、明日仕事なんだけれど…」子どもが夜に泣きやまないときに、自称イクメンは、あやしたり、抱っこしたりと、一応何かしようとはしてくれます。しかし、それが上手くいかずに子どもが泣きやまない場合、すぐにイライラしてきます。そして、最終的には「俺、明日仕事なんだけれど」など、妻が子どもを寝かしつけられないことを責めるかのような言い方をしてくる場合まであります。子育てを手伝おうとはしても、最後は結局ママに押し付けて自分は知らんぷりというのが、自称イクメンの特徴です。真のイクメン「泣き止むまでみるよ」小さい子どもは、揺れや振動によって寝ることがあります。そのために、子どもが夜に泣きやまないときに、ゆらゆらと揺らして抱っこをしたり、ドライブしたり、ベビーカーで散歩するのは寝かしつけにも効果があると言われています。毎晩ではなくても積極的に子供を抱っこしてくれたり、散歩やドライブに連れ出して、子供が泣き止んで寝るまでつきあってくれるような夫は真のイクメンです。基本的に、幼い子どもをメインで育児するのは母親になります。一日中、子どもと二人っきり⋯子どもはずっと泣いている。そんな状況は大変だと分かってくれているからこそ、真のイクメンは自分がいる時間ぐらいはと、育児をサポートする行動をとってくれるのでしょう。最終的な違いは「当事者として育児をしているか」結局のところ、男性が「父親なのだから育児をするべき当事者である」という意識をもっているかで、その違いが現れます。育児において、子どもにどのような接し方をしているのか、自称イクメンと真のイクメンは、似ているようで全く違います。自称イクメン「やっぱりママがやるのが一番だから」自称イクメンは、子どもの機嫌がよかったり、親戚の前だったりと、都合のいいときは「俺は子どもが大好きだから!」と言わんばかりに、子どもの世話を焼きたがります。悪意があるわけではないのでしょうが、あくまでも自分にとって負担があまりないことだけ、気がむいた時だけ手伝うというのが特徴です。子どものオムツ、とくにウンチのときもオムツを替える、子どもにご飯を食べさせる、着替えさせる、寝かしつけ⋯そういった地味で、なおかつ大変なことは、なかなかやりたがりません。そこで自称イクメンから出てくる言葉が「やっぱりお母さんがやるのが一番だから」という言い訳だったりするのですね。真のイクメン「できる人間がやればいい」真のイクメンは、できる人間がやればいいといった精神で、自分がやれることは率先してやってくれます。子どもがウンチをしても「うわーウンチ!」などと騒ぎながらも、オムツを替えてくれるのです。他にも、外でご飯を食べるときなどに、真のイクメンは当たり前のように子どもを自分の隣に座らせて、子どもにご飯を食べさせてくれます。普段は、ご飯を食べさせるのはお母さんである場合が大半。食事のときぐらいは妻にご飯をゆっくり食べてもらいたい、そんな優しさを随所に見せてくれるのが真のイクメンなのです。おわりに自称イクメンに対して、少々手厳しい内容になってしまいましたが、ほとんどの家庭では男性が家族を養うために仕事をしていて、なおかつ日本の企業では働く男性が育児には参加しにくいという背景があることも事実です。とはいえ、子育てがあまりに大変な時には、なるべく育児をサポートしてもらえるよう、夫にもあらためて相談をしてみましょう。また、もし夫が真のイクメンであっても、それに甘えすぎるのではなく、仕事もして子育てもサポートしてくれている夫に感謝し、夫を思いやることを忘れずにいたいですね。いつかは、イクメンという言葉自体がなくなって、夫と妻がお互いに支えあって育児することが当たり前という社会になるといいですよね。written by 大久保 舞
2018年09月07日5月23日、東京・博品館劇場にてオリジナルミュージカル『Indigo Tomato』が開幕した。【チケット情報はこちら】作・演出は小林香。これまで、スタイリッシュな作品の作り手といった印象が強かったが、本作は言うなれば、ド・直球の物語勝負!そんな渾身の一投は見事観客の心をとらえた。数字と記憶に突出した能力を持つサヴァン症候群の青年と、その弟を軸に、彼らにまつわる人々との関係を鮮やかに描いた作品。主な舞台となるのは、とある植物公園。その公園のカフェで、毎朝決まって10時01分に店員のあや(安藤聖)が作る大好物のトマトジュースを飲むのがタカシ(平間壮一)の日課。ある日、偶然出会った脳科学者の高野(剣幸と彩吹真央のWキャスト)によって、その類まれなる才能を見いだされたタカシは、ユーゴ(大山真志)が司会を務めるテレビの人気クイズ番組への出演を持ちかけられる。頑なに拒むタカシだったが、ある考えが芽生え……。同じ頃、弟マモル(溝口琢矢)にも転機が訪れる。さまざまな人間の思惑が入り乱れるなかで、タカシを取り巻く環境も少しずつ変化しはじめる。小林によるあて書きで生み出されたキャラクターたち同様に、そこに命を吹き込む俳優も実に魅力的。主人公タカシを演じる平間は、彼の武器とも言えるダンス、そして笑顔を封印。ほぼ出ずっぱりで、タカシを繊細な芝居と歌、その一挙手一投足に至るまでしっかりと生きる。ゆえに、タカシの目で見た世界というテーマに嘘がなく、そしてそれが揺るぎないものとなっている。マモルを演じる溝口も新たな魅力を見せる。弟でありながら大人びることを余儀なくされた青年の葛藤を体当たりで表現しつつも、心根の優しさが感じられるのは溝口自身の持ち味によるものだろう。ともすればウェットになりがちな物語を、役柄同様にカラリと湿度低めの芝居でニュートラルに引き戻すのは、久々の舞台出演ながら抜群の舞台センスを見せる安藤。大山が放つ“正”と“負”の圧倒的なパワーは力強く物語を推し進める。タカシに関わる多彩なキャラクターを演じ分ける剣と彩吹は、優しく、激しく、悲しく、華やかに……人の、人生の機微を体現する。実力者の大奮闘には目を見張り、そこに隠された演劇だからこそ実現する仕掛けに唸らされる。剣と彩吹、それぞれに合わせて少しずつ設定が変わるという、オリジナル作品ならではのお楽しみも。耳馴染みがよく、思わず口ずさみたくなるようなキャッチーな音楽は新進作曲家の堀倉彰。堀はキーボードコンダクターとして、チェロ、ギターの生演奏も率いる。ノンストップで2時間弱、わずか5人のキャストとは思えないほどの密度の濃い時間と物語。劇場を後にする頃には、心の荷物がちょっと軽くなっているような新作ミュージカルは、疲れた心と身体にやさしく作用する素敵なギフトだ。東京公演は5月30日(水)まで。大阪公演は6月9日(土)・10日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて。取材・文:功刀千曉
2018年05月25日ドラマ「ブラックペアン」や映画『センセイ君主』などの話題作で多才な演技力を披露し、ドラマやCMにも多く出演して爆発的人気を誇る竹内涼真が、志尊淳主演で実写映画化する『走れ!T校バスケット部』(古澤健監督)に友情出演していることが分かった。高校時代までサッカー少年だったという竹内さんは、東京ヴェルディユースに所属したほどの腕前をもつ。その身体能力を生かし、映画『青空エール』(2016年)でひた向きに甲子園を目指す高校球児を、ドラマ「陸王」(2017年)で足のケガに悩むマラソンランナーと、様々な“スポーツマン”を演じてきた。そんな竹内さんが、今回はT校バスケット部のマネージャー・佐藤浩子(早見あかり)の兄で、バスケットのスター選手として名を馳せる佐藤準役で登場。志尊さん演じる陽一の才能をいち早く見抜き、チームにアドバイスをする“頼れる先輩”という役どころだ。竹内涼真&志尊淳、仲良しオフショット友情出演を果たした竹内さんは、「自分もバスケをやっている役なので、陽一くん(志尊さん)と2人で会話するシーンは、あまり固くなりすぎないよう、上からになりすぎないように、同じ目線で、バスケをする仲間として、彼の気持ちが分かると思うので、距離感もあまり遠くならないように意識しました。もちろん有名な大学の選手なんですけど、フラットに誰にでも接することができる人間にしたいなと思って、そこは意識しました」と、自身の立ち回りを入念に意識した演技を心がけた。志尊さんとは『帝一の國』と、ソフトバンクCMシリーズに続く3度目の共演となり、「2人のシーンに関しても限られた時間の中で、うまくコミュニケーションを取りながら進めていくことができたと思います」と、現場にもすぐに馴染むことができた様子。バスケシーンも「皆とてもカッコ良かったです!」と熱いコメントを残してくれた。冷静かつ的確にやさしくアドバイスする竹内さんと、そんな彼に真剣なまなざしを向ける志尊さんの共演を、是非チェックして。『走れ!T校バスケット部』は2018年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:走れ!T校バスケット部 2018年秋、全国にて公開© 2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会
2018年05月23日俳優の竹内涼真が、志尊淳主演の映画『走れ! T校バスケット部』(2018年秋公開)に友情出演することが23日、明らかになった。同作は松崎洋による青春小説を実写映画化。中学時代、バスケットボール部キャプテンとして関東大会2位の実力を残した田所陽一(志尊)は、強豪私立に特待生入学するが、部内で激しいイジメにあい、自主退学する。都立多田野高校、通称T高に編入した陽一は、連戦連敗の弱小バスケに入部し、仲間とのバスケの楽しさを思い出していく。竹内が演じるのは、大学バスケット界の人気選手・佐藤準。T校バスケット部のマネージャー・佐藤浩子(早見あかり)の兄で、陽一(志尊)の才能をいち早く見抜き、チームにアドバイスをする“頼れる先輩”という役どころになる。主演の志尊とは『帝一の國』(2017年)で同級生、ソフトバンクCMシリーズで先生と生徒として共演し、今回が3度目の共演に。先輩&後輩という間柄で、学園ものにおける関係性をコンプリートした。また、竹内が主演を務めた『仮面ライダードライブ』を担当したテレビ朝日・佐々木基プロデューサーの熱烈オファーもあり、今回の友情出演が実現した。○竹内涼真コメント志尊君や他にも知っている方がいて撮影が楽しかったですし、初めましての方もまたご一緒したいなと思いました。自分もバスケをやっている役なので、陽一くん(志尊)と二人で会話するシーンは、あまり固くなりすぎないよう、上からになりすぎないように、同じ目線で、バスケをする仲間として、彼の気持ちが分かると思うので、距離感もあまり遠くならないように意識しました。もちろん有名な大学の選手なんですけど、フラットに誰にでも接することができる人間にしたいなと思って、そこは意識しました。皆さん、バスケをしながらの撮影はとても大変そうで、点を決めるシーンは何度も何度も繰り返し撮影し、一丸となって頑張っていて、素敵だなと思いました。バスケシーンがすごくて、皆とてもカッコ良かったです! 志尊君とは3度目の共演ということで現場にはスッと入っていくことができましたし、二人のシーンに関しても限られた時間の中で、うまくコミュニケーションを取りながら進めていくことができたと思います。○志尊淳コメント涼真くんとは共演が3回目になりますが、毎回役柄の関係性が違い、今回も新鮮な気持ちで楽しく撮影させてもらいました。今作で涼真くんは先輩役。そして物語・僕演じる陽一のキーとなるシーンでの共演でした。とても安心感・説得力があり沢山の刺激をいただきましたし、心地よい空気感の元で撮影することができ、出演してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会
2018年05月23日東啓介主演のオリジナルRock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』が、4月3日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオで開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、脚本・作詞・演出の石丸さち子(「Color of Life」作・演出、ミュージカル「マタ・ハリ」訳詞・翻訳・演出など)と、音楽の和田俊輔(ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、ナイロン100℃「社長吸血鬼」など)の初タッグで生まれたオリジナルミュージカル。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きに、血縁や国境、性別、人種、宗教など見えない“線=ライン”に隔てられた若者の、それを越えようとする姿、笑い飛ばして自由を勝ち取ろうとする姿、そして幼い魂のふれあいと成長を、「ロミオとジュリエット」同様、主人公とヒロインが愛を知って愛に死ぬまでの“5日間”を通して描く。ロミオをモチーフにした主人公・ハワル役の東啓介、ジュリエットをモチーフにしたヒロイン・リェータ役の豊原江理佳のほか、柳下大、中山義紘、大山真志、マルシアが出演する。開幕に際し石丸が「一生に匹敵する5日間を2時間で描きます。駆け抜ける愛、転落する愛を、俳優たちは、16m×10mの舞台をまさに走り続けて、小高い丘からまさに転がり続けて、全身で物語ります。愛という感情が、人と世界にもたらす力を体感してください」とコメントを寄せた本作。ハワル(東)とリェータ(豊原)の恋の疾走、ハワルの親友ポドフ(柳下)のどうにもならない気持ち、同じく親友ナウチ(中山)の軸である信仰、リェータの兄シーラ(大山)が盲信する幸福、そして若い彼らを“ライン”上で見つめ導くドゥーシャ(マルシア)の大きな愛…彼らの抱えるさまざまな想いが、KAAT芸術劇場の中スタジオという汗も涙も見える距離、呼吸の音まで聞こえる空間で、爆発するようにぶつかり、ぐいぐいと物語を動かしていく。和田による音楽も、いわゆるミュージカルのイメージとは一線を画すメロディラインで、そこで生まれたばかりの感情が歌となり、空間全体に広がっていくようだった。たったひとつの恋が人を動かし、周囲を動かしていくエネルギーは「ロミオとジュリエット」そのもの。しかしその先で彼らが考えること、迷うこと、選ぶものは、現代という時代設定が大きく反映されている。自分の人生を全身全霊で生き始めた彼らが、鐘の音が5回鳴る日に選んだものはなんなのか、ぜひ劇場で確かめてほしい。『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』は4月23日(月)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて上演中。取材・文:中川實穂
2018年04月06日脚本・作詞・演出・石丸さち子×音楽・和田俊輔によるRock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』が、4月3日(火)にKAAT神奈川芸術劇場 中スタジオで開幕する。それに先駆け、稽古場にて公開稽古が行われた。Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』チケット情報シェイクスピアの恋愛悲劇「ロミオとジュリエット」を下敷きに、舞台を現代として血縁や国境、性別、人種、宗教、経済など見えない“ライン”に隔てられた若者が、その“ライン”をも飛び越え命を燃やした5日間の恋を描くオリジナルミュージカル。主演は東啓介、ヒロインは豊原江理佳、そして柳下大、中山義紘、大山真志、マルシアが出演する。楽曲を中心に披露した公開稽古。一曲披露するごとに石丸は、例えば主人公・ハワル(東)とヒロイン・リェータ(豊原)が恋の喜びを歌う楽曲で、東と豊原に「ハワルの台詞(恋にまつわるある台詞)は世紀の大発見なの。その発見の喜びの中で歌い始めて!」と伝えたり、“ライン”上に暮らす女・ドゥーシャ(マルシア)が恋するふたりを祝福する楽曲についてマルシアに「果実がはじける瞬間を思い出しながら、若い恋が温かく育まれることを祈るように。それでいて自分の中に“かつて激しい恋をした人”と“母”を両方抱えておいてほしい」と話したり。熱く、俳優たちの心を揺さぶるように演出をつけていく。それに応えながら自身もアイデアや疑問をどんどん出していくキャストの姿も石丸の稽古場の特徴のひとつ。そうやってみんなでつくりあげていくのだ。この日はまだ稽古2日目であったが、和田ならではの耳に残るメロディと、石丸の脚本と演出、そして俳優たちの歌唱力、表現力が化学反応を生み、既にこのカンパニーだけの新しい世界が立ち上がりかけているように感じた。稽古後、東は「石丸さんの演出と和田さんの音楽で、すごく新しい『ロミオとジュリエット』ができているのではないかと思います!」、豊原は「演出の石丸さん、音楽の和田さんと共にこの6人のキャストでいい作品にしたい…革命を起こしたいです」、柳下は「石丸さんは本当に世界を変えようとしているんじゃないかなっていう熱量なので。僕たちはそれに乗っかって、ミュージカル、演劇の新しいものをつくっていけたら」、中山は「今、毎日の稽古やこの6人のキャストの皆さんに会えるのが、すごく楽しいです」、大山は「ミュージカルとお芝居の“線”をなくした作品になるんじゃないかなと思います」、マルシアは「とにかくすべてが新しい。みんなでひとつになってお客様の心に残る何かが届けられたら」とそれぞれコメントした。公演は4月3日(火)から23日(月)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて。撮影・取材・文: 中川實穂
2018年03月09日俳優の竹内涼真と志尊淳が出演するソフトバンク「学割先生」新テレビCM『白戸家白熱の授業参観』編(15秒・30秒)が、3月10日より全国で放送開始される。“学割先生”こと教師役の竹内を中心に、個性豊かな職場の先生や生徒たちとコミカルな掛け合いが繰り広げられるシリーズ最新作では、生徒役の志尊の母親役として、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子が登場。息子を溺愛するあまり、思いもよらない言動で担任のリョウマを困惑させる高嶋と、そんな彼女からリョウマを守るべく立ち上がった白戸家メンバーによる、一触即発ムードのストーリーを通じて、学割キャンペーン「学割先生」を紹介する。舞台は学校の教室。息子(志尊)と三者面談に臨んだ母親(高嶋)が「先生だとうちの子が心配で」「毎日授業を見に来ます」と伝え、担任のリョウマ(竹内)を困らせる。すると、いつの間にかリョウマの背後にお馴染み白戸家の面々が現れ、「うちの家族になにか?」「そっちがそうなら」「うち家族で来ちゃいますから!」と強気に出て、「ムムム…!」と怖い顔をしている高嶋とにらみ合いになる。次の日の授業中。リョウマが「答えは…?」と生徒を指名しようとすると、高嶋が「淳!答えられるでしょ!」とあおり、慌てて立ち上がった志尊が「3980です」と答えると、高嶋が「はい来たサンキュッパ!」と手を叩く。「正解…」と苦笑いを浮かべるリョウマだが、今度は白戸家の家族が「負けるなリョウマ!」と声援を送り、「うっさいなー」とにらみ付ける高嶋。リョウマと志尊さんは「…やりづらいな」「…はい」と漏らし、廊下から覗き見していた父と壇蜜先生が「家族って」「ありがたいけど迷惑ね」とつぶやく。撮影前、「高圧的な態度でお願いします」という監督のリクエストに対して、「できるかなぁ」と不安を漏らしていた高嶋だが、いざ本番が始まると、早くも本領を発揮。「怖い?もっと怖い方がいい?」などと聞きながら、見事なまでにモンスターペアレントになりきった演技を披露した。高嶋とはこれが初共演の志尊は、高嶋に対し厳格なイメージを持っていたそうだが、撮影している間にすっかり打ち解けて、休憩中はお互いの家族の話で盛り上がる場面もあったという。高嶋は「役がモンスターペアレンツということで、これ以上、私の悪いイメージが世間に広がるのは食い止めなきゃと思って、最初は絶対に断ろうと思いました(笑)」と告白。「ムムム」とにらみつけるシーンについて、「あれは、あくまでもコミカルな設定の中での怖さで、実際の私の『ムムム』なんて、あんなもんじゃありません(笑)。でも、そうなると放送禁止になっちゃうので、今回はかわいい感じの『ムムム』にしてみました」と話した。志尊は高嶋について「正直もっと厳格な方なのかなと思っていたんですけど、実際にお会いすると、とっても柔らかい雰囲気で、現場でも気さくに話し掛けていただいて。イメージが変わりました」と打ち明け、もし高嶋が母親だったらと聞かれると「自分に厳しくされている分、やっぱり子供にも厳しくするのかなと思って。私生活から気を引き締めないといけない分、外に出たら、普段のそういうところが、きっと自分のためになると思います。素晴らしお母さんだと思います」とコメント。高嶋は「いいこと言う!」と喜んだ。
2018年03月08日〜真の理解者とは?2〜なぜ人は、自分を理解してくれる人が欲しいと思うのでしょうか。それはつまり、誰かに頼りきっていたいからなのです。自分で自分の面倒が見切れなくて、家族や友人に、「私をわかって!」と、どさっと寄りかかるようなものですから、寄りかかられたほうはとんだ迷惑です。自分を理解してほしいと思う前に、自分は自分を理解しているのか、自己分析して、自分を知ることが大切です。たとえば、自分はがんばっているのに、上司から正当な評価を受けられないとします。おそらく多くは、意地悪な上司のせいだと思い込み、それを誰かにぐちって、なぐさめてほしいと思うでしょう。誰かに泣きつく前に、本当にがんばっているのかどうか、上司や同僚の目線で自分自身を分析することが必要です。他の同僚が自分よりも高い評価を得ているのであれば、何かそれなりの学ぶべき理由があるはずなのです。そこをきちんと分析しなければ、恨むだけではいつまでたっても評価されません。冷静に自己分析し、自分を理解する、そこにすべてヒントが隠されているものなのです。そうすれば、誰かに頼ることもなくなりますし、はた迷惑な重い人と思われることもなくなるのです。
2018年02月14日人気若手俳優の志尊淳が主演を務める新ドラマ「ドルメンX」が、3月10日(土)より4週連続で放送されることが決定。志尊さんのほかにも、浅香航大、小越勇輝、玉城ティナ、堀井新太、桐山漣ら注目の若手キャストが出演。さらに、連続ドラマに15年後の新撮シーンを追加した劇場版の公開も決定した。本作は、高木ユーナの「ドルメンX」(小学館「ビッグコミックス」刊)の実写化。イケメン4人とドルヲタ女子の5人の宇宙人が、「トップアイドルになったら、地球侵略できんじゃね?」と本気でトップアイドルを目指す、笑いあり、涙あり、スポ根系アイドル青春コメディーだ。■志尊淳、侵略チームのリーダとしてアイドル目指す!振付は夏まゆみ先生『先輩と彼女』『覆面系ノイズ』などに出演し、4月放送スタートの連続テレビ小説「半分、青い。」にも出演が決定している志尊淳。今作で彼が演じるのは隊長。その名の通り、宇宙人で侵略チームのリーダー。一見クールだが、ピュアでがむしゃらな性格でやや鈍感な面も持つキャラクターだ。本作のテーマに最初はとても衝撃を受けたと言う志尊さん。「ただのファンタジーではなく、普段なかなか気づけないような人間の温かみや優しさも感じることができる作品だと思いました」と本作の印象を明かし、「宇宙人らしいテンポやギャグ要素も満載ですが、ふとしたところに名言もあるので、是非注目してほしいです。また、アイドルとしてのダンスや歌唱の場面もあり、ダンスを夏まゆみ先生に監修して頂きました」と見どころもアピール。■宇宙人メンバーに人気若手俳優ずらり!また宇宙人メンバーには、明るくてお人よし、いつもまっすぐな隊長に内心コンプレックスを抱いているイチイ役を、『悪の教典』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の浅香航大。メンバーの中で自分が一番と思っており、プライドが高く、イチイが大好きなニイ役を「弱虫ペダル」の小越勇輝。ネットヲタク気味のインテリ系、サイ役を「ブラックリベンジ」や連続テレビ小説「マッサン」の堀井新太、そしてアイドルヲタクで本気のアイドル精神をメンバーに叩き込むヨイ役を、モデルで『暗黒女子』などにも出演する玉城ティナが演じる。浅香さんは、「久しぶりにすごい量の汗をかきました。おかげで痩せました(笑)短い準備期間でしたが、それぞれがダンスの練習等に必死に励み、自然と繋がっていった気がします。いまでは本当の仲間だと思えます」とふり返り、小越さんは「宇宙人がトップアイドルを目指すという突拍子もない話かもしれませんが、人の気持ちを知っていき成長し、強くなっていく彼らの姿に熱さや笑い、感動できる作品だと思います。楽しんで頂けたら嬉しいです!」とメッセージ。堀井さんも「なんだかスポ根情熱物語のような展開でもあり、笑って、泣けて、僕ら宇宙人を(ドルメンXを)応援したくなるような作品になっていると自負しております!」と語り、玉城さんは「このドラマはキャラクターもそれぞれ濃いですし素直に笑えるシーンもたくさんあるのですがセリフや感情の動き方にも注目してほしいなあと思います!忘れずヨイちゃんのハートピンにも」とコメントしている。■桐山漣&徳井義実が地球人として参戦加えて、この5人と友情を育む地球人、2.5次元ミュージカルのスター・実光修吾役に「仮面ライダーW」『曇天に笑う』の桐山漣。ひょんなことから宇宙人たちを拾ってしまう芸能事務所社長・羽多野役に、「チュートリアル」徳井義実が決定。自身の役柄について「地球人として宇宙人たちに努力することの必要さや人間の美しさを教えていく、彼らに影響を与えていく役柄です」と説明した桐山さんは、「修吾と出逢ったことで、宇宙人である彼らがどう変わっていくか見守っていただけたら幸いです」と呼びかけ、「ぶっとんだ設定のなんだか変なドラマ」と語る徳井さんは、「台本をもらって、はじめのうちはなんだかおかしなドラマだなぁと思って読み進めましたが、知らないうちに感動してました」と感動要素も入っていると明かしている。■ストーリーある惑星から地球にやってきたイケメン宇宙人、隊長(志尊淳)・イチイ(浅香航大)・ニイ(小越勇輝)・サイ(堀井新太)と、アイドルヲタク女子のヨイ(玉城ティナ)。彼らの使命は、緑と水が豊富な惑星・地球を「汚さず、戦争もせず、地球人に気づかれることなく侵略」すること。しかし、そんな夢みたいな方法が簡単に思いつくはずもなく、何の進展もないまま2か月が過ぎてしまっていた…。そんなある日、ヨイの誘いで気分転換に男性アイドルグループのライブを見学に行くことに。そこで、ヨイとともに熱狂する女性ファンの歓声に飲み込まれながら、熱いパフォーマンスを繰り広げるアイドルの姿を目の当たりにし、圧倒される隊長たち。隊長「なんだよこの熱さ、なんだよ、このキラキラ…」そして、ある途方もないアイデアが浮かんだ。それは…「地球一のアイドルになって地球人の心を掴み、地球を侵略!」こうして無謀とも言えるアイドルへの道が始まった――。自分たちは顔がいいからすぐに人気アイドルになれると高をくくっている隊長たちに対し、覚悟がないヤツがトップアイドルになれるわけないと断言するヨイ。そこで、自分たちの実力を知ることも兼ねて、まず手始めに「ジャノン・スーパーボーイコンテスト」に応募することに。結果、ニイが特別賞を受賞し健闘するものの、隊長たちの期待とは程遠い結果に…。地球人の手強さを思い知り、本気でやらないとトップアイドルになることは不可能だと痛感する。翌日、イチイがコンテスト会場で出会った芸能事務所社長・羽多野(徳井義実)のもとに出向き、アイドルにしてほしいと頼み込む5人。はじめは相手にしていなかった羽多野も、次第に5人の気迫に押され…「ドルメンX。歌って踊れて喋れて演技ができる。なんでもこなせるメンズアイドル。おまえらのグループ名、どうや?」。男たちの友情×アイドル×スポ根。これまでになかった、笑いあり!涙あり!青春アイドルコメディーが幕を開ける!!「ドルメンX」は3月10日(土)~3月31日(土)24時55分~日本テレビにて放送(全4話 ※関東ローカル)。映画は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月13日俳優の竹内涼真と志尊淳が出演するソフトバンク「学割先生」新テレビCM『リョウマが解決!志尊のお悩みサッカー』編と『リョウマと志尊のサンキューパス』編が、2月3日より全国で放映開始される。今回、"学割先生"こと教師役の竹内に加えて、壇蜜が物理の先生役として、志尊淳さんが生徒役としてゲスト出演。教師と生徒が繰り広げるコミカルな青春ストーリーを通じて、データ容量50GBの「ウルトラギガモンスター」を1年間月額3,980円から利用できるようになる学割キャンペーン「学割先生」を紹介する。『リョウマが解決!志尊のお悩みサッカー』編では、グラウンドを歩いていた"学割先生"竹内が、落ち込んでいる様子の"生徒"志尊を目撃し、「どうした志尊」と声をかけながら足元に転がっていたサッカーボールをパス。そして、「オレ、なんか要領よく生きられないんですよね」「なんだ、そんな事か」「え?」「要領悪くていいよ」とパスをしながら会話し、竹内が「容量でかい人になれ!」とセンタリングを上げると志尊が見事なヘディングシュートを決め、竹内は「いいじゃないですか!」と笑顔でポーズを決める。『リョウマと志尊のサンキューパス』編では、竹内がサッカーゴールの近くで「なんでオレだけ…」と不貞腐れている志尊を目撃し、「どうした」「学割先生…」「今の君に足りないものがわかるか?」「なんですか?」「感謝だ」「感謝…」とパスをしながら会話。ボールを止めた竹内が「すべてのものにサンキュー、だ。例えばこのパスにも」と再びパスを出すと、志尊は「パスにも?」と首を傾げるも、「感謝は口に出さないと伝わらないぞ」という竹内の助言に、「サンキュー、パス…」と力強いパスを返し、「そうだ!」「サンキュー、パス」「サンキュー、パス」とパス交換を続ける。今回のCMで特技のサッカーの腕前を披露することとなった竹内は、やりにくい革靴でのプレーにも関わらず、ウォーミングアップの時から志尊の足元にピタリと正確なパスを送り、周囲を驚かせた。また、CMで強烈なヘディングゴールを決めた志尊は、学生時代は野球部でサッカー経験はあまりないということだったが、「ボールに行く直前、少し下がって」「怖がらず、最後までボールをよく見て」という竹内のアドバイスを実践し、わずか5回目で、見事ゴールの枠にボールを叩き込んだ。
2018年02月01日俳優の志尊淳が15日、都内で行われたソフトバンクの新サービスに関する記者発表会に、竹内涼真、生瀬勝久、壇蜜、白戸家のお父さん犬と共に出席。"いたずら坊主"だった小学生時代について語った。志尊淳発表会では、学生など25歳以下の人に加え、教師も対象にした新サービス「学割先生」などを発表。同サービスをPRする「白戸家」シリーズの新CMでは、新人教師"学割先生"を竹内、教頭先生役を生瀬、女性教師役を壇蜜が演じ、今後、学生役として志尊も出演する。新サービスにちなんで、学生時代の思い出の先生をそれぞれ挙げ、志尊は「毎日叱ってくれた小川先生」についてトーク。「小学校の時、手に負えないくらいいたずら坊主だった。毎日いたずらをして怒られ、母親が毎日学校に呼び出されて」と意外な過去を告白し、「そのときに毎日愛のある叱りをしてくれたのが小川先生。毎回しっかり目を見て叱ってくれた」と語った。そして、生瀬から「なんで1回できかなかったの? 愛を感じたんだったらその日にやめなきゃ」とツッコまれると、「今思うと愛があったと思うんですけど、そのときはまだ理性が伴ってなかったんでしょうね」と反省。「この質問をいただいたときに『ああ!』って」と続けると、生瀬は「今かよ!」と再びツッコみ、笑いが起こった。志尊はまた、どんないたずらをしていたのか聞かれると、「好きな女の子にすぐちょっかい出していました。意地悪するタイプ。同い年の子とけんかしたり、先輩とけんかしたりとかはしょっちゅうありましたね」とやや照れながら当時のエピソードを披露。「母が『小学校低学年のときがエネルギー的にあなたのピークだね』って。そこから段々落ち着いて、中学校のときは勉強が大好きに」とその後の変化も明かした。
2018年01月15日俳優の竹内涼真が15日、都内で行われたソフトバンクの新サービスに関する記者発表会に、生瀬勝久、壇蜜、志尊淳、白戸家のお父さん犬と共に出席。サッカーに夢中になっていた学生時代の話になり、その場でリフティングを生披露した。ソフトバンクは1月17日より、学生など25歳以下の人と先生を対象にしたキャンペーン「学割先生」を実施。データ容量が50GBの「ウルトラギガモンスター」を1年間月額3,980円から利用できる。また、「スマホデビュー割」の特別価格対象機種に、iPhone 8とiPhone 8 Plusを追加する。発表会には、新CMで新人教師"学割先生"を演じる竹内、教頭先生役の生瀬、女性教師役の壇蜜、そして、学生役として今後加わる志尊が出席。学生時代の思い出の先生についてそれぞれ話し、5歳からサッカーを始め、高校時代には東京ヴェルディユースに所属しプロのサッカー選手を目指していた竹内は「中学時代のサッカーの監督」を挙げ、「中学3年間教わった。自分のサッカー人生で一番お世話になった」と話した。また、その場でリフティングを披露することになると、今年は「サッカーやっていた人=リフティングうまい」という印象を変えたいと宣言。「サッカーやっていた役者さんやタレントさんがみんな直面する問題なんですけど、リフティングはリフティング。もちろんできますけど、グルグル回すとかは本当にすごい人じゃないとできないんです」と訴えた。そして、「みんなが驚くようなことはできない」と言いながらも、当たり前のようにリフティングを披露。50GBにかけて50回という目標には届かず、結果は38回となったが、サッカーの技術を十分に発揮し、壇蜜、志尊淳らから「すごーい」などと感嘆の声があがった。
2018年01月15日志尊淳がトランスジェンダー“女子”を演じるNHKのドラマ10「女子的生活」。このほど、志尊さん演じるトランスジェンダー女子のヒロイン・みきのメインビジュアルが公開された。本作は、坂木司・原作の痛快ガールズストーリーをドラマ化。2017年ブレイク男子の1人、志尊さんがNHKドラマ初主演を務める。“かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会に出てきたヒロイン・みき(志尊さん)は、ファッション通販会社に働くOL。でも、ひとつ大きな秘密が。それは、みきがトランスジェンダーであるということ。そんなみきのもとに、ある日、同級生だった後藤(町田啓太)という男が転がりこんできた。みきの姿に戸惑う後藤だが、2人はひょんなことから共同生活をおくることに――。■志尊淳「女性として生きるということに徹した」志尊さんは本作でトランスジェンダー女子を演じるにあたり、「まずは女性になるということをしっかりと意識し、外見の面では表情の作り方、所作、歩き方、体型の維持、肌のケアも入念に行い、女性として生きるということに徹しました」と明かす。それは「男性として無自覚に生きてきたこれまでの自分にとっては想像以上に困難な作業」だったそうで、「その過程は、内に秘めている女性性を探すという作業でもあり、自分とは何か他者とは何かを考えるまでに至りました。いままでアタマでしか分かろうとしていなかったことが、実感として分かったことは大きかったです」と、その役作りを激白。そして、「好きなものを好きと言う。なりたい自分になる。違いを認め合う。いまを大切に生きる。誰でも人を愛する気持ちは同じく尊く、他者を想うことによって人は成長出来る。この作品に込められたメッセージを『みき』の生き様を通して、伝えることができればと思っています」と決意を新たにコメント。■原作者も志尊淳を絶賛!トランスジェンダー指導のバックアップもまた、原作者の坂本氏は、「もともと顔立ちの良い方だとは思っていましたが、志尊さんがきちんとメイクされた姿を見たら本当にびっくりしました。主人公の『みき』そのもの」と大絶賛。「けれど、さらにびっくりしたのは、彼が動いているところを拝見してからです。立ち居振る舞いにさりげない仕草。声の出し方。そのひとつひとつが女性のカリカチュアではなく、きちんと現実的な『女の子』でした」と言う。「それを支えているのはトランスジェンダー指導の西原さつきさんと、素晴らしいスタイリストさんやメイクさん方です。男性の考える『女の子っぽさ』ではなく、すらりとしたスタイルの志尊さんに似合うよう考えられた、リアルなスタイリング。作者の想像を超えた、素晴らしい『みき』でした」とも語り、志尊さんの真摯な役作りや、「さつきぽん」の相性で知られる実際のトランジェンダー女子・西原さんらのバックアップにも称賛を贈っている。なお、合わせて、志尊さん演じるヒロイン・みきや、玉井詩織演じるかおりが働くファストファッション会社「Passeggio(パッセジオ)」の上司・板倉役に羽場裕一が決定。イタリアンテイストのファッションでキメたダンディな板倉にも注目していて。ドラマ10「女子的生活」は2018年1月5日(金)より毎週金曜日22時~総合テレビにて放送(全4回)。(text:cinemacafe.net)
2017年12月08日「モノづくり大国」と言われる日本。その中でも「エロ」は世界でも有名。そんなアダルト業界で、自らを「えろ屋」と称しAV女優として活躍する一方、小説家としても活動する紗倉まなをホストに、文化やエンタメを支える様々な「クリエイター」をゲストにお届けする、『紗倉まな対談企画モノづくり大国♡ニッポン』。第2回目は、作家でタレントの志茂田景樹さんをゲストにお届けします。■◆小説家になるまでに、20回ほど転職を経験紗倉まな(以下、紗倉):唐辛子のレギンス、すごいステキですね!志茂田景樹(以下、志茂田):ありがとう。これは夏用だからもうそろそろ終わりなんだけどね。紗倉:あ、季節で違うんですね!志茂田さんのTwitterやLINEブログはいつも拝見しているので、今日はお話できて光栄です。志茂田さんは、小説家になるまでにいろんなお仕事をされたとお聞きしましたが、どんな職業を経験されたんですか?志茂田:弁護士や探偵、保険調査員、週刊誌記者、塾講師などいろんな仕事をしましたよ。紗倉:すごい経験値ですね。最初はどんなお仕事をされていたんですか?志茂田:最初は営業職だったから、わりと頭を下げないといけなくて。犬の保険を販売したり英語の辞書を販売したり・・・・・・。営業の仕事の中でも何度か転職していたんだけど、ある日「僕は頭を下げるの好きじゃない」ってことに気がついて(笑)。紗倉:(笑)。なんか違うなと?志茂田:そうそう。売り上げも上がらないし、それならば頭を下げないで済む仕事をしようと思って。そんな感じで、合わないから転職したり、流れで似たような仕事に転職したりで、合計20社ぐらい渡ったかしらね。紗倉:仕事探しはどういう風にしていたんですか?志茂田:求人雑誌もあったけど、新聞広告で探すことが多かったかな。待遇を見て選ぶこともあったし、鉛筆を立てて、芯が倒れたところにしようって決めたこともあったりして。紗倉:えーー!意外と適当なところもあったんですね(笑)。■◆入院をきっかけに小説家を目指す紗倉:そこからなぜ小説家になろうと・・・?志茂田:小説家を志したのは保険の調査員をしていた、28歳の頃。小説雑誌の新人賞の記事を見て、こういう形で作家になる方法もあるのかと知って。「そういえば僕も書く材料があるな、書きたいことがあるな」と気が付いて、小説家を目指そうという気が湧いてきたのが最初のきっかけでしたね。紗倉:このころはまだ思っていただけで、行動には移されていなかったんですか?志茂田:漠然と考えているかんじだったかな。書くようになったきっかけで言うと、入院だったわね。紗倉:え!?詳しく伺ってもいいですか?志茂田:当時、盲腸と腹膜炎を併発しちゃったことがあって。命が危ない状況にもなったんだけど。紗倉:えぇ・・・。志茂田:だけど、手術して入院したら意外と早く持ち直すことができたの。どんどん回復していくから早く退院したかったんだけど、院長に「ここはじっくり養生するように」って言われちゃったから、一か月ぐらい退院できなくて。あとから聞いた話なんだけど、そこはやぶ病院で、ベッドを開けたくないからなかなか退院させてもらえなかったんだって(笑)。紗倉:それはひどい!!志茂田:でも、その時間があったから「そうだ、小説を書いてみよう」という気持ちになったから。入院がなければ今はなかったかもしれない。それで病院で小説を書いて、新人賞に初めて応募したんだけど、それが二次審査を通ったの。だから、2~3年懸命にやったら受賞できるかなと思って。それで、小説家を目指すことにしました。紗倉:そう思うと、やぶ病院にあたったことは結果的にはよかったのかもしれないですね(笑)。志茂田:紗倉さんは、なぜAV女優になろうと思ったの?紗倉:中学生の頃、14歳ぐらいだったと思うんですが、父の留守中に書斎に入ってたまたまビデオを再生したら、AVが流れ始めたんですよ(笑)。志茂田:あら(笑)。紗倉:本当にたまたまだったんで、かなり衝撃的でした(笑)。「こんなふうに裸で表現をしている女性が世の中にいるんだ!」って・・・。志茂田:14歳からAV女優になりたかった?紗倉:まだ見てはいけない年齢のときだったので、その時は思いを封印していたんですが。「然るべきタイミングが来たときにぜひやってみたい」という思いはずっと持っていました。志茂田:中学卒業後はどうしていたの?紗倉:卒業後は、全然関係のない高専という工業系の学校に通っていました。勉強もすごく楽しかったんですが、裸で表現する仕事をいつかしたいという思いが、心のしこりとして、ずっと残っていて。ネットで「AV女優、募集」と適当に検索をかけて今の事務所に応募して、18歳でデビューしました。■◆国語の試験が読書嫌いを生むことも紗倉:志茂田さんは小さい頃から本がお好きだったんですか?志茂田:読書は好きでしたよ。小学生の頃から大人の小説を読んでいるぐらいだったし。と言っても当時は作家になろうという気持ちは全くなかったんだけど。紗倉さんも小説を書かれているけど、文章を書くのは前からお好きだったの?紗倉:それが、実はすごく苦手で・・・・・・。志茂田さん、以前LINEブログで“センター試験”について書いてらっしゃたことがありましたよね。「100人いたら100通りの国語の答えがあるのに、出題者の邪推のせいで答えが決まっていて、その答えを書かないと正解を得られない仕組みになっている」というような内容の。志茂田:これはとても不条理な問題よね。作家は、読者に迎合して本を書いているわけではないと思うの。自分の感性で書いて、それを読者がどう解釈してどう評価してくれるか?ということだと思うのよね。紗倉:作者は読者を意識しすぎた文章を書かなくていいし、読者は自由な感想を持ってもいいということでしょうか?志茂田:そう。感想は各々違って当然。「限られた文字数で感想を書け」と言われたら、だぶって見えるような部分も出てくるかもしれないけど、細やかな感想は人それぞれ違っているはずなの。なのに試験やテストでは、数行で感想をまとめて無理に採点されたり、持って回ったような言い回しの5つぐらいの回答から一つを選ばなきゃいけない。紗倉:おかしな話ですよね。志茂田:その気になれば全部正解のような気もするし、その気になれば全部間違っているような気もする。どれが正解かなんて、決められるわけがないの。僕は、そんな風に試験に出されることによって、文学作品や小説を読むのが嫌になってしまう人が出てくるんじゃないかというのが不安。紗倉:すごく共感したんです。実は私は、まさに志茂田さんが懸念されていた状態になってしまって。それで本が嫌いになっちゃったんです。志茂田:そうだったのね・・・・・・。それはいつ頃から?紗倉:小学生のころにはすでに。国語のテストの「このとき著者はどう思ったでしょうか?」という問題で、私の答えはことごとくバツにされていたんですよ。自分の感性を否定されているようで、本を読むのが嫌になって。感想を書くような作文も嫌で、いけない話なのですが、当時は母親にかわりに書いてもらっていました。志茂田:そういう風に感じてしまった人は、きっとたくさんいるはずなのよね。でもそこから本を書くようになったなんて、すごい心境の変化!紗倉:自分でも信じられないくらいです(笑)。志茂田さんは入院がきっかけで小説家を目指したとおっしゃっていましたが、実は私が文を書くようになったきっかけも入院だったんですよ。志茂田:あら、一緒。なんの病気だったんですか?紗倉:それが、原因は不明のままで。とりあえず安静をとって4日ぐらい入院することになったんですが、入院したらなんだか元気になっちゃって。志茂田:そこも一緒なのね(笑)。紗倉:病院で静かにしていると安心するのか、不思議と元気になっちゃうんですよね(笑)。それで、やることもなく一人ボーっとしていたんですが、ふと「私、今心の中にすごく溜まってるものがあるのかもしれない」と感じて。それで自分の気持ちを爆発させるじゃないですけど、何か言葉に落とし込みたくなって、携帯に文字を打ち始めたんですよ。志茂田:どのようなことを?紗倉:自分の自叙伝のような、小説のようなものでした。一度打ち始めたら止まらなくなって、人様に見せるのも恥ずかしいようなはちゃめちゃな文ではあったんですが、原稿用紙80枚ぐらい打ち込んでました。志茂田:よっぽど溜まってたのね。紗倉:意識はしてなかったんですけど、とまらなくなってしまって・・・(笑)。それで、書けたっていう達成感のようなものから「今まで避けてきたけど・・・・・・私、もしかしたら書くことが好きなのかも!」と思ったんですよ。これをきっかけに文を書くことにすごく意欲的になって、コラムを始めてみたり、ブログやTwitterを更新する頻度も変わっていきました。■◆いつの間にかTwitterが悩み相談の場に紗倉:Twitterと言うと、志茂田さんは現在ご自身のTwitterでお悩み相談をされていますよね。志茂田:そうね。気が付いたらそうなっていたんだけど。紗倉:よく拝見しています!気が付いたらということは、志茂田さんが始めたいと思って始めたわけではなかったんですか?志茂田:もともとは、僕のTwitterに送られてくるリプに対して、「それは同感できますね」とか「それは違うと思います」ぐらいに答えていたのね。そうしたら、いつの間にか悩み相談みたいなリプが送られてくるようになって。それに答えているうちに、習慣になったって感じかしら。紗倉:流れでそうなっていたわけですか!志茂田さんの説得力ある言葉に、助けを求めたくなるんでしょうね。志茂田:紗倉さんは、普段友人の相談にのったりすることはあるの?紗倉:たまにあります!友人の中にも、孤独を感じている子がけっこういるみたいで。志茂田:僕のTwitterでもだけど、心のリズムを壊してしまっている若い人はずいぶん多いのよね。紗倉:私には強く見えている子も、実はさみしい思いをしてるんだなって、意外に思うことがあります。志茂田:仕事柄、性に関する悩み相談をされることも多いんじゃない?紗倉:Twitterで言うとやっぱり性のお悩み相談はよくありますね。でも、私もこの仕事を長年やっているとは言え、技術があるかと言えばそうではないので(笑)。アドバイスも「気合いだ!」とか、「愛だ!」みたいなことで終わっちゃいます。志茂田:あはは(笑)。紗倉:だから、相談にのって的確なアドバイスを送るって本当にすごいことだなと。それに志茂田さんは、誹謗中傷と言うか、心無い言葉もキレイにかわしてらっしゃるじゃないですか!そこがまたすごい!!志茂田:基本的に、その人の状態を受け入れてあげることが大切なのよね。心のリズムを壊してしまっている人には特に。いきなり相手を否定して「こうでなければいけない」なんて言うのは、ずいぶん上から目線になっちゃうし。だから、どんな悩みや意見を寄せられても、いったん相手を受け入れてから「ではどうしたらいいのか」というのを考えていくようにしてます。紗倉:そういった批判の声とか、社会的なノイズみたいなものは、一回自分の中で受け入れてから対応するっていうのが、志茂田さんのスタイルになるんですかね。志茂田:うーん。そういうことになるのかな。紗倉:志茂田さんは、もともと周りからの意見はあまり気になさらない性格だったんですか?志茂田:ううん、気にはしますよ。でも、そのときはそれなりに傷ついても、長く引きずることはないかな。気持ちの切り替えは、子どものころから早かったかもしれない。紗倉:気持ちの切り替え・・・大切ですよね。志茂田:いつまでもそのことに囚われていてもしょうがないものね。紗倉:SNSは特に、そういう心無い言葉が飛び交いやすい場でもあると思うんです。例えばファッションひとつとっても、いろんな意見を持っている方がいるわけじゃないですか。志茂田さんの個性的なファッションをいいと言っていくれる方もたくさんいらっしゃる反面、それを悪く言う方もいる。そのあたりは気にされることはないんですか?志茂田:それは全然気にしない。SNSってそういうもんですし。自分は安全なところにいるから、強気になって何かを言ってくる人が多い訳で。そんな風に誹謗中傷を言ってくる人は無視するのが一番!だけど、気にしてガクッと落ち込んでしまう人は結構いるのよね。紗倉:デリケートな人が多いのかもしれないですね。志茂田:実際に僕のところにも、そのような内容の相談もたくさん届くし。紗倉:実は私もSNSとかの誹謗中傷はけっこう気にしちゃうほうです・・・・・・。志茂田:そういう誹謗中傷を言ってくる人は、実は弱くてかわいそうな人なんじゃないかな。だから、そんな言葉は気にしなくていいのよ。紗倉:志茂田さんにそう言っていただけると、SNSの誹謗中傷なんてどうでもよくなっちゃうのが不思議です(笑)。■◆来年は小説も執筆予定紗倉:憧れの志茂田さんとお話しできて、また一段と書くことへの意欲が湧いてきました。志茂田:それは嬉しい(笑)。これから書きたいことや発信していきたいテーマは決まってるの?紗倉:今まで書いた小説は、自分の仕事のことと家族のことが題材になっていて。身近なところがテーマになってたので、次は違うところに目を向けて書きたいなと思っています。と言っても、今は私のスポンジがカラカラの状態で、何も絞り出すものがなくて・・・・・・。志茂田さんのブログにも書かれていたんですが、旅に出たり、心を豊かにすることを中心にして生活していきたいですね。あとは、本以外の活動になりますが、絵を描いてみたいなとも思っています。志茂田:絵を描くのがお好き?紗倉:はい!すごく好きです。志茂田:どんな絵を描くの?紗倉:水彩画と、ボールペンで書くようなモノトーンが多いですかね。目玉を大きく描くとか、「闇が深い」と言われるような絵がほとんどです(笑)。なので今後は、志茂田さんのように見る人をハッピーにできるような絵も描いていきたいですね。素朴な疑問ですが、志茂田さんはどんなタイミングで絵を描かれているんですか?描きたいなと思ったタイミングで描くとかでしょうか?志茂田:僕が活動している「KSアーティストクラブ」の作品展が年に1回あるので、最近はそのために描いている感じかしらね。締め切りに近いものがないとなかなか(笑)。紗倉:なんだか安心しました。志茂田さんでも、締め切りがないと描けないときもあるんだなって(笑)。志茂田:腰を上げるのに時間がかかっても、好きなものを描いてるから、描き出しちゃえば楽しいの。本も絵もだけど、本当は「書きたいな」という衝動に駆られたときに書くのが1番よね。紗倉:気持ちが高まったときの作品は、勢いが違いますよね。志茂田さんは今後やっていきたい活動とかはあるんですか?志茂田:1998年にはじめた、子どもへの絵本読み聞かせ活動や、それに連動した絵本や児童書の制作は今後も続けたいです。紗倉:ステキな活動ですよね!小説を書く予定はあるんですか?志茂田:この絵本の活動やTwitterの悩み相談をしている間にも、実は書きたいなというテーマが4つほどたまってきていて。来年は1冊、できれば2冊小説を書くつもり。紗倉:わあっ、すごく楽しみです!志茂田:あとは、僕は成り行きを大事にしてるから、成り行きから生まれたものもやっていきたいと思っていて。小説や絵本でなくても、違うところに分岐していったらそれはそれでおもしろいかなって。自分にとっては未知なこともやってみたい。そのあたりは、明確な目標を作るよりも、成り行きが化けてくれるようなおもしろさに期待したいですね。紗倉:私もそれぐらい心に余裕を持たなきゃなあ・・・。今日は本当に、ありがとうございました!(石部千晶:六識/ライター)(渡邊明音/撮影)(KANAKO/ヘアメイク)(ハウコレ編集部)
2017年11月17日いま注目の若手俳優・志尊淳を主演に迎え、坂木司の痛快ガールズストーリー「女子的生活」をNHKでドラマ化することが決定。NHKドラマ初主演となる志尊さんが、現代社会に生きる、等身大の“女子”を熱演。NHKドラマ10枠にて、来年1月より全4回にわたって放送される。“かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会に出てきたヒロイン・みきは、ファッション通販会社に働くOL。でも、ひとつ大きな秘密が。それは、みきがトランスジェンダーであるということ。みきの性別は男性なのだが、見た目はスラリとした美人。しかし、男に興味がなく、好きになるのは女性…。そんなみきのもとに、ある日、同級生だった後藤という男が転がりこんできた。みきの姿に戸惑う後藤だが、ふたりはひょんなことから共同生活をおくることに――。本作は、“戦うヒロイン”の痛快で爽快な物語。ヒロイン・みきを演じるのは、「烈車戦隊トッキュウジャー」「きみはペット」『帝一の國』などに出演し、近日公開の『覆面系ノイズ』ではCDデビューも果たし話題となった志尊さん。今回のオファーを受け、原作を読んだと言う彼は、「現在を生きる自分と同世代のトランスジェンダーの方々が、様々な悩みや不自由さを抱えながら生き抜く、その姿勢に強い感銘を受けました。いままでは彼らのことを知っているつもりでも、全くわかっていなかったと恥じると同時に、どんな逆風が吹く状況でも自己を肯定し、前へ前へと戦い生きるみきちゃんに心を打たれました」とコメント。「誰でも人を愛する気持ちは同じく尊いし、他者を想うことによって成長出来るのだと思います。そのことを伝えるべく、いま自分ができる最大限の努力をしてみきちゃんを演じたいと思います」と意気込みを語り、「とっても前向きで痛快なストーリーに潜む儚く切ない物語。色んな気持ちを抱えている色濃い人物たち。若者たちのリアルを、トランスジェンダーのみきちゃんを通してお伝えできたらと思います。自分にとって、大きな挑戦となる作品です。沢山の方々に見ていただきたい思いでいっぱいです」とメッセージを寄せている。また志尊さんのほかにも、みきの元同級生・後藤忠臣役を「劇団EXILE」の町田啓太。みきの同僚OL・かおり役を「ももいろクローバーZ」の玉井詩織。みきの先輩OL・仲村さん役を『リップヴァンウィンクルの花嫁』『ハイヒール』などに出演する玄理。セレクトショップ店員・ゆい役を『魔女の宅急便』『ガールズ・ステップ』の小芝風花が演じる。ドラマ10「女子的生活」は2018年1月5日(金)より毎週金曜日22時~総合テレビにて放送(全4回)。(cinemacafe.net)
2017年11月07日「テレビに出るようになったキッカケは、師匠の立川談志ですね。談志が生前、『いちばんかわいがってる弟子なのに、なんでこいつがテレビでスターになれねぇんだ』と、ボソッと言ってたと聞きまして。談志が亡くなってから、私が唯一親孝行できなかったことがテレビに出ることだったので、親孝行しようかと」 こう語るのは、情報番組『ひるおび!』(TBS系)のレギュラーコメンテーターを務める、落語家・立川志らく師匠(54)。その歯に衣着せぬコメントが評判を呼び、昨年10月から月〜金曜の毎日出演するという、いまや番組には欠かせない存在に。 「テレビに出ようと決めたのはいいんですが、当初はテレビでやりたいことが自分にはなかったから、事務所から“レポーターはどうですか?”『嫌です』。“クイズ番組は?”『バカがばれるのが嫌』。“ドラマで役者は?”『尊敬している監督以外はやる気がでません』とか(笑)、ワガママ言い放題。そこにたまたま『ひるおび!』のコメンテーターはどうですか?と話がきて『やってみようかな』と」(志らく師匠・以下同) 志らく師匠は’85年10月、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門。’88年、二つ目昇進、’95年、真打ち昇進。東京の落語界で、最も多くの弟子(20人!)を抱えている。また映画好きなことでも有名で、映画監督として日本映画監督協会にも所属。劇団も主宰するなど、幅広く活躍中だ。 そんな志らく師匠が考える、“コメンテーター論”とは? 「たとえば、トランプ大統領の過激な発言を批判するようなテーマだったりすると、ほかのコメンテーターの人たちは“ホント、そうですよね〜”となるんです。だけど私はあまのじゃくで捻くれてるから、その逆から話そうと考える。『ちょっと待ってよ。みんなでトランプをいじめることはないんじゃないの?』と。『トランプを非難してもしょうがないでしょ?悪いのはミサイルを発射する北朝鮮じゃないの?』と」 取り上げるテーマの裏からコメントするのが、志らく師匠流のスタンスだとか。 「みんなが話す方向の逆や斜めから入っていく習慣をふだんからつけているんです。常に逆から行かないとみんなと同じコメントになってしまって面白くもない。ただし、事件や事故のコメントをするときは、さすがに逆からは行けないですけどね」 その発言が、ときにはネット上で批判され、炎上することもしばしば……。 「私は、自分のコメントが非難されてもいいと思ってる。非難する人がいれば、面白がる人もいる。炎上しようが何しようが、視聴者にコメントが引っかからなければ、テレビに出ている意味がない、そう思ってるんです」 志らく師匠がよく使うたとえがある。『10人に好かれるのは偽善者。10人に嫌われるのは悪党。5人に好かれて、5人に嫌われるのが本物』ーー。 「談志にはものすごく敵がいましたが、愛してくれる人もたくさんいた。かつて永六輔さんが、『悪口を言われないヤツは、ろくなヤツじゃない』と言ってましたが、必ずもう一方から悪口が出るほうが健全なんですよ。10人が『あの人はいい人だ』って言ったら、これは怪しい。私も5人から『違うだろ!』と言われても、もう一方の5人から『よく言った!』と言われれば、それでよしと思ってます」 何を言い出すかわからない志らく師匠だけに、番組制作側から“こういうことを言ってはいけない”、あるいは“こういうことを言ってください”という縛りがあるのかと思いきや、「まったくない」そうだ。 「だから本番前の打ち合わせは2〜3分で済みます。そういう意味では毎日がぶっつけ本番。私が何を言うかは誰も知りません。私も自分で何を言い出すかはわかっていない」 志らく師匠は、最後にこう締めくくる。 「いま、梅沢富美男さんがコメンテーターとして重宝がられているのは、世間の代弁者だから。代弁して怒ってくれて、代弁して褒めてくれる。この代弁者としての役割がコメンテーターには必要だと思いますね。ホンネが言える人ってこと」 毎日、ぶっつけ本番の志らく師匠のホンネ発言から、ますます目が離せません!
2017年11月06日砂川啓介さん(享年80)が天国に旅立ってからもうじき3カ月。8月下旬には四十九日法要が親族のみで行われたが、認知症闘病中の妻・大山のぶ代(83)の姿はなかったという。 「のぶ代さんは斎場で砂川さんの遺体と対面したとき、泣きながらすぐに帰ってしまったそうです。心身ともに難しいという周囲の判断から、お葬式にも出られませんでした。“夫が亡くなった”ということすら、彼女がどれだけ理解できているのか……」(大山の知人) 唯一の身内である砂川さんに先立たれた大山の近況が心配されているがーー。 「夫妻のマネージャーを約30年間務めた女性が、いまでも老人ホームに足しげく通って、のぶ代さんの面倒をみていると聞いています。砂川さんは亡くなる直前、この女性に『すまない、頼むよ』と大山さんの世話を託したのです」(前出・知人) 現在、ホームではどんな生活を送っているのだろうか。 「認知症が進行していく半面、体調はどんどんよくなっているそうです。規則正しい生活のおかげで、最近は食欲旺盛。先日行われた定期健診でも、不調はまったく見つからなかったと聞いています」(前出・知人) さらに、社交的な彼女は、すっかり“ホームの人気者”になっているという。 「ホームではちぎり絵教室や合唱の時間があるのですが、のぶ代さんは仲のよい友人たちと一緒に楽しく取り組んでいるそうです。彼女は“姉御肌”ですから、あれやこれやとみんなを仕切ってあげるのが上手。いわばリーダー的存在で、いまでは“ホームのジャイアン”になっています(笑)」(前出・知人) 明るく過ごしているとはいえ、“最愛の夫”に思いを馳せることもーー。 「のぶ代さんは10月16日生まれ。ちょうど1年前の誕生日に、砂川さんは彼女が大好きな花束とホームで着る用のパジャマをプレゼントしてあげたんです。季節に合わせて、可愛い柄物のパジャマを3着。すでにゴムが伸びてほころびも出てきたのですが、のぶ代さんはいまでもそのパジャマを毎日着続けているそうです」(前出・知人) 今後、たとえ記憶が薄れていったとしても、“宝物”はいつまでも彼女のそばにーー。
2017年10月04日家族連れや女子会など、さまざまなシーンで人気の居酒屋!目黒区・祐天寺にある「やきとり家すみれ」は、自慢の大山どりを使用した料理と、健康的な野菜串が堪能できる焼き鳥専門の居酒屋です。店内はカウンター席やボックス席、座敷、個室、テラス席が用意されていて、さまざまなシチュエーションで利用することができます。内観はモダンな照明に照らされた大人っぽい雰囲気。おいしい料理とともに、心地良い時間を過ごすことができます。美味しい大山どりを育てた生産者の笑顔が店名の由来鳥取県大山の豊かな自然に育まれた大山どりの美味しさを多くの人に届けたい、そんな想いから「やきとり屋 すみれ」は始まりました。大山どりは、一般的な鳥よりも10日ほど長く飼育することで、旨みをギュッと閉じ込めた肉質が魅力。飼育から加工までが一貫生産体制という日本では珍しい製法を採用しており、安心できるブランドです。店名にある「すみれ」というのは、生産者の方々の笑顔、食べてくれたお客様の笑顔になぞらえて、「笑顔=SMILE=すみれ」という由来でつけられました。濃厚な肉の旨みが口の中でとろける「王様レバー」「やきとり家すみれ」の名物メニューである「王様レバー」は、大山どりの魅力が凝縮された一品。新鮮なまま調理されているため、旨みと深いコクがギュッと凝縮されています。口の中でとろけるようなやわらかい食感も魅力の一つ。ごま油塩とたれの2種の味つけでいただけます。中でもたれは、手間暇かけて作られた店自慢のやきとりたれ。レバーによく絡み、クセになる味です。個性豊かなオリジナル串!女子に人気の「串市場」「串市場」は、トマト巻きやレタス巻きなど、ヘルシーな野菜を使った店オリジナルの変わり串が楽しめるメニュー。ヘルシーなだけでなく、見た目も色とりどりで、健康志向なオシャレ女子に人気です。ボリューミーな肉料理の合間に頼みたい、さっぱりとした味がうれしい一品。胃袋にやさしい素材ながら、しっかりと満足感も味わえておすすめです。ヘルシーでおいしく!を両立した串料理がイチバンの魅力大山どりやヘルシーな新鮮野菜などを使ったおいしい串料理を、手ごろな価格で楽しめるのが「やきとり家すみれ」の人気の秘密です。落ち着いた店内の雰囲気と、見た目にもこだわったバラエティ豊かな串焼きの数々は、女子会や家族連れなどの幅広い客層に喜ばれています。生産者の笑顔と豊かな自然に育まれた大山どりの魅力を、ぜひ味わってみてください。東急東横線の祐天寺駅を出て徒歩1分。専用駐車場はないため、公共交通機関の利用をおすすめします。店自慢のジューシーで旨みたっぷりの大山どり、ぜひ友人や家族と一緒に堪能してみてはいかがでしょうか?スポット情報スポット名:やきとり家すみれ住所:東京都目黒区上目黒2-14-5 なかめぐろ公園ハイツ 1F電話番号:050-5592-1212
2017年09月04日好評放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演中の俳優・竹内涼真が9月2日(土)今夜放送の「天才!志村どうぶつ園」にゲスト出演。「捨て犬ゼロ部」の新入部員として動物保護施設で犬たちと触れあう。また「Hey!Say!JUMP」山田涼介、伊野尾慧もゲスト出演する。同番組は志村けん、山瀬まみ、「嵐」の相葉雅紀がMCを担当、「タカアンドトシ」、「ハリセンボン」、DAIGOらレギュラー出演者とゲストたちが様々な動物の飼育に挑戦したり、動物についてプレゼンするバラエティ。番組では「捨て犬ゼロ部」という企画を行っており、これまで数々のゲストが各地の犬の保護施設などを訪れ、捨てられた犬たちと触れあってきた。今回“新入部員”として「捨て犬ゼロ部」に参加することになった竹内さんは、福島県いわき市にある動物保護施設に向かう。そこで保護された犬たちを見た竹内さんが思ったこととは?そして竹内さんが「保護犬たちのために」とあることを…放送をお見逃しなく。また「Hey!Say!JUMP」のメンバーから山田涼介と伊野尾慧も番組に登場。相葉さんが犬派、伊野尾さんが猫派に分かれ、山田さんにそれぞれのかわいさをプレゼン。果たして山田さんは犬、猫どちらを選ぶのか。その答えはオンエアでチェック。そのほか「DAIGOが行く!」では沖縄県大宜味村にある建設会社へ。そこには動物が大好きすぎる会長が。一体どんな動物がいるのか…?また森泉が動物たちのために大工仕事を行う「泉組」では北海道の紋別にある「紋別市オホーツクとっかりセンター」で森さんがアザラシのために大工仕事を行なう。竹内さんが出演するドラマ「過保護のカホコ」は、女優の高畑充希が“超”過保護に育てられた主人公のカホコを演じて主演。竹内さんはそんなカホコが大学で出会う、彼女とは正反対の境遇で育った青年・麦野初を演じている。ドラマでは児童福祉施設で育った初が母親が再会。カホコと初が本気で結婚宣言し、黒木瞳演じるカホコの母と対立関係になる展開に。終盤に向けてカホコの“自立”に向けた物語が急展開しそうだ。「過保護のカホコ」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。「天才!志村どうぶつ園」は9月2日(土)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月02日俳優の竹内涼真と志尊淳が24日、パシフィコ横浜で行われたファッション誌『Seventeen』(集英社刊)の読者招待イベント「Seventeen 夏の学園祭2017」に出演した。2人は、Seventeenモデルとイケメンタレントによるファッションショー「ST Collection 2017」の1stショーに登場し、黒崎レイナと共に浴衣&甚兵衛姿を披露。お面やうちわを手にランウェイを歩き、夏祭りのような雰囲気を醸し出した。そして先端で、竹内と志尊が黒木に近づき、仲良くハグ。観客3,000人から「キャー!」と大歓声が沸き起こった。さらに、竹内と志尊の2人だけでもギュッと抱き合い、イケメン2人のハグに観客は大興奮だった。また、「ST Collection 2017」の3rdショーでは、竹内は横田真悠、志尊は永野芽郁という組み合わせで出演。ランウェイから戻る際には、竹内と志尊が手をつないで仲の良さを見せつけ、途中で永野が割り込んで振りほどいて会場を盛り上げた。「Seventeen 夏の学園祭」は今年で21回目となるファッション誌『Seventeen』(集英社)の読者招待イベント。今年は全Seventeenモデルとイケメンタレントが出演するファッションショーや、Seventeenモデルの選抜メンバーによるパフォーマンス、読者に人気の欅坂46のスペシャルライブを開催。「ミスセブンティーン2017」のお披露目も行われ、宮野陽名(中2)と箭内夢菜(高2)の2人が初ランウェイを飾った。
2017年08月25日大山のぶ代(83)の夫・砂川啓介さん(享年80)が7月11日、尿管がんのため都内の病院で亡くなった。大山は12年に認知症を発症し、現在は老人ホームで闘病中。唯一の家族だった砂川さんに先立たれた彼女の今後が心配されるがーー。 夫妻のマネージャーを約30年務めた小林明子さんはこう語る。 「あの優しい砂川さんのことです。のぶ代さんが1人になってしまったときのために、彼女の行く末をちゃんと考え、できるだけのことはしてあげていると思います」 15年に出版した砂川さんの著書『娘になった妻、のぶ代へ大山のぶ代「認知症」介護日記』(双葉社刊)にも、“遺言状”と題した章にこう綴られている。 《僕がある日突然、倒れてポックリ逝ってしまう可能性だってゼロじゃない。万が一、そうなってしまったときのために、僕は本意ではないが、遺言状の作成に着手した。(中略)相続税のことや、僕の兄弟のことも考慮しなければならないし、何より彼女が生きていくのに困らないよう、財産の管理方法をきちんと整えなければならない》 具体的には、砂川さんはどんな“終活”をしていたのだろうか。実は亡くなる間際、砂川さんはもっとも信頼できる“ある人物”に大山の今後を託していた。 「亡き砂川さんの代わりに、今後も小林マネージャーが大山さんの身の回りの世話をされると聞いています。プロのヘルパーさんがいるホームに入居しているとはいえ、“身内”にしかできないケアはたくさんありますからね。在宅介護をしていたとき、嫌がる大山さんをお風呂に入れてあげたのも彼女です。ご夫妻のいちばんの理解者で、責任感の強い方ですよ。砂川さんは、彼女にのぶ代さんを託したんです」(砂川さんの知人) マネージャーの小林さんも、砂川さんの“遺言”を全力で守ると話す。 「砂川さんが6月に入院したとき、私に『すまない、頼むよ』と言ったんです。これからもできる限り彼女を支えていくつもりです」 自分が亡くなっても10年20年とずっと、元気で暮らせるようにーー。砂川さんは、愛する大山のために“介護設計図”を準備していたのだ。天国へ旅立った砂川さんは、これからもずっと愛妻を見守っていることだろう。
2017年07月27日大山のぶ代(83)の夫・砂川啓介さん(享年80)が7月11日、尿管がんのため都内の病院で亡くなった。夫妻のマネージャーを約30年務めた小林明子さんが、斎場で夫の遺体と対面した大山の様子をこう明かす。 「のぶ代さんは、棺で眠る砂川さんに『お父さん!』と呼びかけていました。でも数分すると棺から離れて出口に向かってスタスタと歩いて行ってしまったんです。私が『もう帰るの?』と聞くと『帰る』と言うので、その日は斎場を後にしました」 大山が認知症を発症したのは、12年のこと。以来、砂川さんは都内の自宅で大山を“老老介護”してきた。しかし16年4月に砂川さんの尿管がんが発覚。夫婦が“共倒れ”になる最悪の事態を想定し、やむなく愛妻を老人ホームに入居させることになった。 「尿管がんを患ってからは入退院を繰り返していた砂川さんですが、離れて暮らす大山さんのことをいつも気にかけていましたよ。それでも、悲しいことに大山さんの認知症は進行していきました。砂川さんの顔と名前だけは覚えていましたが、数分前のことですら、すぐに忘れてしまうのです……」(砂川さんの知人) 砂川さんの葬儀では、喪主は大山が務めるはずだった。だが、それも断念せざるを得なかったという。 「体力的にも大変ですし、精神的なことを考えるとやはり難しいと思いました。また砂川さんの棺を見たり、写真を見たりすると、のぶ代さんが動揺してしまうかもしれませんから」(前出・小林さん) 結局、通夜・告別式は大山以外の近親者で行われた。 「砂川さんはきっと『来なくても大丈夫だよ。それより自分を大切にな』と言っていたはずです。砂川さんはずっとのぶ代さんを気遣い、心配させないように尽くしてきました」(前出・小林さん) 何よりも大山のことを第一に考えてきた砂川さん。その姿勢は亡くなる直前まで変わらなかった。 「5月中旬、砂川さんは肺にたまった水を抜くため入院していたんです。入院中は呼吸が浅くなり、とても苦しそうでした。リハビリも過酷なものでしたが、大山さんのために歯を食いしばって必死に頑張っていた。6月9日に無事退院されたと聞き、ひと安心していたのですが……」(前出・砂川さんの知人) しかし退院直後、またも病魔が砂川さんを襲った。 「退院の4日後、連絡がつかないので自宅に駆けつけました。彼は意識を失った状態で倒れていたのです。緊急搬送された都内の病院で、再び入院することに。意識はすぐに戻ったのですが、今月11日に容態が急変。そのまま息を引き取りました」(前出・小林さん) 子供のいない夫婦2人だけの結婚生活は、53年目で“突然の終幕”となった。 「砂川さんが亡くなったということを、のぶ代さんはどれだけ理解しているのか……。のぶ代さんからは砂川さんの話題は全然、出てきません。そんな様子を見ながら『ああ、よかった』と思う半面、『寂しいな』とも感じています」(前出・小林さん) ふと砂川さんとの記憶が蘇った時、大山は何を思うのかーー。
2017年07月27日人気コミックの実写ドラマ化「きみはペット」の完成試写会が3日(金)都内で行われ、入山法子、志尊淳、竹財輝之助、柳ゆり菜が出席。志尊さんは節分の日にちなんで“鬼”ならぬ“犬”のつけ耳で豆をまいた。サプライズでキャスト全員に豆と鬼の角のカチューシャが渡されるも、劇中でペット役の志尊さんだけは何故か犬のつけ耳だった。志尊さんは「確実におかしい!しかもこれ劇中でつけたやつ」と苦笑いも、会場のファンからは「可愛い!」の大合唱。「どんなテンションでつけたらいいのかわからない」と戸惑いつつ、志尊さんは犬のつけ耳姿で豆をまいた。累計発行部数420万部を記録した漫画家・小川彌生による同名コミック、2度目のドラマ化。高学歴&容姿端麗のキャリアウーマン・スミレ(入山さん)と謎のペット志望のイケメン男子・モモ(志尊さん)との奇妙な同居生活を描く。志尊さんは「原作を読んで“おお!”って正直思った。これをやるのは大丈夫かなと色々な“おおー!”が出ました」とペット役に不安だったようだが「撮影期間は『きみはペット』漬け。スミレちゃんに対する気持ちに追い詰められて、最初は法ちゃんとも仲良く話していたけれど、バチバチな関係になるにしたがって法ちゃんとはほとんど喋らなくなった」となりきりぶりを報告した。入山さんは「『おはようございます』と『お疲れ様でした』しか話さなかったよね」と頷くと、竹財さんも「バチバチのときは現場の空気が悪くてやりにくかった」と撮影中の険悪ムードをぶっちゃけだ。それに志尊さんは「普段は仲がいいんですよ!昨年末もこのチームで忘年会をしましたから」と不仲説を一蹴し「大丈夫だよ、輝ちゃん」とスマイルを送っていた。「きみはペット」は2月5日(日)からFODにて20:00より毎週2話ずつ先行配信のほか、2月6日(月)よりフジテレビにて毎週月曜初回26:35スタート。(text:cinemacafe.net)
2017年02月03日歌手で俳優の中山優馬と屋良朝幸が11日、W主演の舞台『A NEW MUSICAL「CROSS HEART(クロスハート)』の<Live version公演>公開ゲネプロ及び囲み取材に、共演の唯月ふうか、作・演出・振付・出演の玉野和紀とともに登場した。同作は12月9日より上演される新作舞台のライブバージョン。100年戦争真っ只中の1428年フランスで若者たちが2つの派閥に分かれながら、未来に向けて葛藤する姿を描く。ゲネプロにはほか、大湖せしる、中河内雅貴、大山真志、諸星翔希、寺西拓人、蘭乃はな、福井貴一が出演した。本公演の全曲を披露したライブバージョンに、中山は「新しいジャンルだなと思って新鮮な気持ちで終えました」、屋良は「曲とかもお客さんがライブバージョンで初めて聴くと思うので、どういう反応が返ってくるのかわからなくてワクワクしています」と、身を引き締めた様子を見せた。玉野も「本編が初演なのに、本編をやってなくてライブバージョンをやるのは初めて」と状況を説明。「これは面白いなと思った」と語り、ライブバージョンにしかないオープニングの構成を屋良に任せたと明かした。先輩後輩として共演は久しぶりとなった2人だが、屋良は「優馬は会うたびに成長していく」と称賛。「成長をずっと見ていたので、ミュージカルとして向き合うと、すごく役者として頼もしい存在」と中山について語り、「僕以上にいろんなこと経験していると思うので、役者としては僕からもいろいろ聞きたいことがあるし、2人で相談してつくっていきたい」と、公演に向けて意気込んだ。また、中山も屋良について「自分のライブでも振り付けして演出してもらっていたので、一緒の舞台でやるのが新鮮で楽しくて。ここで力をぶつけようという感じです」と力強く頷く。さかなクンに似ていることを持ちネタにしているが、今回は"まるごとクロスハート仕様"のため「ギョギョって言えないですね」と宣言した。Live version公演はEX THEATER ROPPONGIにて11日~13日。東京公演はZEPPブルーシアター六本木にて、12月9日~28日。大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2017年1月6日~8日。
2016年11月11日俳優の志尊淳が8日、東京・新木場STUDIO COASTで行われたクリープハイプのライブ「クリープハイプの日」にサプライズゲストとして登場した。志尊淳が出演している日本テレビ系のドラマ『そして、誰もいなくなった』が、11日で最終回を迎える。同ドラマの主題歌「鬼」を歌っているのが、若者からの支持を得ているバンドのクリープハイプで、同ドラマで五木啓太役として出演している志尊淳が、彼らのライブにサプライズで登場した。ライブ前には報道陣の取材に応じ、クリープハイプの魅力について「主題歌の『鬼』は、ドラマの世界観とすごくマッチしているというか、"すげえな!"と思いました。独特の怪訝な感じというか、妙な感じのままストーリーが進むというか、イントロになるとテンションが上がるんです」と熱く語った志尊。クリープハイプのライブに出演が決まった時は「嬉しさはもちろんありましたが、不安の方が強くて『誰だこいつ?』とならなければいいんですけどね(笑)」と不安そうだったが、「役者の友だちもクリープハイプさんのファンが多いので、本当に今日のライブは楽しみでした」と期待を寄せていた。サスペンス要素満載でスリリングに物語が進んでいく同ドラマ。撮影現場は物語とは異なるようで「全然違いますよ(笑)。藤原竜也さんやヒロミさんが直前まで笑いを提供してくれますし、本番に入るとみんなで芝居モードになり、和やかなムードの中でやらせてもらった印象が強いですね」と明かしつつ、最終回の見どころを「今までのストーリーの犯人がわかります。五木自身としての見どころは、衝撃なことをやってからの気持ちの動きを皆さんに共感してもらえる部分があればいいなと思っています」とアピールしていた。
2016年09月09日人気バンド「クリープハイプ」のモバイル会員限定ライブ「クリープハイプの日」が8日(木)に都内で行われ、俳優の志尊淳がサプライズ登場し会場を沸かせた。クリープハイプ(小泉拓/Dr、長谷川カオナシ/Ba、尾崎世界観/Vo&/Gt、小川幸慈/Gt)が、志尊さんが出演する日本テレビ系日曜ドラマ「そして、誰もいなくなった」の主題歌「鬼」を歌っていることから、この日のコラボレーションが実現。志尊さんは企画を聞いた時をふり返り、「嬉しさより不安が強かったです。『誰だコイツ?』みたいにならないかなって。(ファンは)クリープさんの歌を聞きに来ているわけだし…」と心配したことを打ち明ける。しかし、元々クリープのファンであることから、同じステージに立てることに「すごい経験なので緊張すると思いますが、楽しみたい」と大喜び。クリープの面々も「爽やかで優しそう。自分たちにはない真っ直ぐな感じが羨ましいです(笑)」と志尊さんの印象を語りつつ、初タッグに期待を寄せた。ライブがスタートすると、のっけから会場のボルテージは最高潮に達し、クリープは2400人の観客を前に、ファン投票で選ばれた10曲をメインにパフォーマンスを披露。その熱気が収まらない中、アンコールに突入すると、ついに志尊さんが舞台に上がることに。尾崎さんに「突然なんですけど、ゲストを呼んでいまして…。お願いします」と呼び込まれ、「こんにちは」と言いながら志尊さんが現れると、誰だかわからないといった風の観客は「えっ?」と戸惑うが、それが志尊だとわかると「えーっ!」と一気に歓喜の声に変化。尾崎さんが「今日一番盛り上がりました」と嫉妬するほどだった。その後、ドラマ最終話をしっかりアピールした志尊さんは、尾崎さんの「ドラマの曲をやらせていただいてすごく嬉しい。これからも大事に歌い続けていきたいと思います」という決意を聞くと、観客の大拍手を受けながら会場を後にした。そんな志尊さんの後姿を名残惜しそうに見つめる尾崎さんは、思わず「格好いいなぁ」とポツリ。それを受けて客席には「(志尊さんの)顔が小さかった」「身長高かった」と賛辞の声が飛び、尾崎さんをしょんぼりさせるが、そのキュートな素振りがファンのハートをくすぐったようで、自身も「カワイイよ」「イケメン!」と黄色い声援を浴びていた。(text:cinemacafe.net)
2016年09月09日オスカープロモーション初の現役アスリート、大山亜由美(女子プロゴルファー)のデビューお披露目記者会見が1月25日(月)、都内で執り行われ、大山選手と特別ゲストとして事務所の先輩にあたる剛力彩芽、金子昇が登壇。剛力さんは大山選手の「試合中は、絶対に怒らないようにしています」という“ルーティン”いついて「見習わないと(笑)」と感心した。大山選手(LPGA第87期生・新人プロゴルファー)は鹿児島県出身の21歳で、昨年のプロテスト合格の後、ステップアップツアー「うどん県レディース金陵杯」では試合の終盤で6連続バーディーを奪い、2位に入るなど、今後の活躍に向けて期待を集めている選手だ。今回、自身の事務所が初の現役アスリートを芸能マネージメントしていくことについて剛力さんは、「多才だなと、自分の事務所ながら思いました」とした上で、「ゴルフは父親世代のイメージがありますが、大山選手とは世代が近いので、同世代に広がってゆくような気がして楽しみです」と“後輩”の誕生を祝福。金子さんは、「プライベートでもゴルフができて、レッスンが受けられるんじゃないかと、下心見え見えですね(笑)」と笑いを誘うも、「これからが本番。プレッシャーもかかってくると思うので、これだけの報道陣くらいで緊張していたらダメ。励ましながら応援したいと思います」と芸能界の先輩として愛のあるアドバイス。緊張の面持ちの大山選手も「すごく力になります」と頭を下げていた。ラグビーの五郎丸歩選手で話題になった“ルーティン”については、「試合直前、3回ほどジャンプして、地面を感じて集中するようにしています」と言い、「かかとからジャンプすると、力が抜けてリラックスする」という“秘技”を報道陣の前で生披露。また、試合中に決して“しない”という“ルーティン”については、「試合中に怒らないことです。怒ると力が入って、いいプレーが見せられない。そういうときは、逆に笑顔で回るように心がけています」と説明。これを聞いた金子さんは、「僕なんかすぐ怒るんで(笑)」と反省モードに。剛力さんも、「これは見習わないと」と大型新人の器の大きさに感心しきりだった。イベント最後の質問で、将来の夢について聞かれた大山選手は、「賞金女王です(笑)」と語った上で、「2020年に実施する東京オリンピックに出場することです!」とはっきりとした口調で具体的な目標についても決意を新たに。また、今後の女子プロゴルファーとしての抱負については、「強いプロゴルファーを目指して頑張りたいです」と目を輝かしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月25日「ペンはここ、ドアはあっち。サインをするのは今だ!」彼は高らかに、そう叫んだ──その手には運命を決める、契約書。舞台『ボーイバンド』チケット情報都内スタジオで行われていたのは舞台『ボーイバンド』の通し稽古。これは現在、世界中で上演されている新進気鋭の劇作家ピーター・キルターの戯曲で歌とダンスが折り込まれた物語。「歌って踊る、けれどミュージカルではないストレートプレイという、ちょっと変わった新ジャンルを目指しました」と語るのは、演出の板垣恭一。果たして気になる内容は、プロデューサーのリチャード入賀(新納慎也)に見出されたソースケ(平野良)、リュウ(大山真志)、サクヤ(碓井将大)、ゲン(味方良介)、カツミ(藤田玲)の5人が組んだ「フリーダム」の栄光と葛藤の生々しい青春譚。作中で歌う曲は各国自由。ゆえに彼らが披露するのは懐メロから流行歌、洋楽まで、誰もが思わず口ずさむ名曲ばかり11のナンバー。ハーモニーが美しい、踊る姿がカッコいい、なによりも5人そろって歌う姿に心が踊る。その成長を見守るのは宣伝の織辺征人(伊礼彼方)と振付の立花アンリ(蒼乃夕妃)。メンバーを完全管理する入賀に対し、ときに意見してはぶつかる。彼らを追う記者や音楽祭のMC、果ては黒子まで、アンサンブルを務めるのは東啓介とKEN(S☆RUSH)のふたり。場面に合わせて、くるくるとさまざまな役を演じる姿にも注目だ。入賀の手腕により、結成2年目にしてスターダムにのし上がった彼らは有頂天に。5人が浮かれてじゃれあう姿は微笑ましくてただただ楽しい!しかし、マスコミに付け狙われ、過剰なファンとバッシングの嵐にさらされ、その歯車は少しずつズレていく。反発しあう者。逃げる者。真実を隠す者。そんなメンバーに苛立つ入賀。そしてゲンは叫ぶ。「俺達は心開いたり、話したりしてもよかったの?」共に過ごした2年という時間は虚構だったのか?全員が己の抱えたものに潰されそうになり、全国ツアーファイナルを飾るトキオドームでのライブ前日、事件は起こる。果たして、彼らは憧れの舞台で歌うことはできるのか……。5人が歌うと、控えているキャストやスタッフから手拍子が起こり、この空間への愛情が伝わる。けれど、それは同時に心地よい緊張と熱をはらみ──通し稽古は終わった。「休憩です。10分後開始です」彼らの稽古は初日まで続く。この戯曲ならではの5人の姿が詰まっている、すてきな映像も乞うご期待。『ボーイバンド』は10月10日(土)埼玉・志木市民会館パルシティでのプレビュー公演を皮切りに、15日(木)から25日(日)まで東京・よみうり大手町ホール、31日(土)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。取材・文:おーちようこ
2015年10月09日オシャレなカフェもいいけれど、時には気分を変えて、レトロな喫茶店を訪れてみては。東京に古くからある魅力的な喫茶店を、俳優の志尊淳さんが訪ねました。志尊さんがやってきた『パーラーキムラヤ』は、1967年に創業された、新橋のオフィスで働く人たちの憩いの場。店内はレトロモダンな空間が広がり、昭和にタイムスリップしたような気分を楽しめる。メニューのサンプルが並んだショーケースも味わい深い。プリン・ア・ラ・モード(¥700)は『パーラーキムラヤ』の人気メニューのひとつ。横長なガラスの器にメロンや桃、うさぎ型のリンゴ等の果物と、焼きプリン、甘さ控えめの生クリームが美しく盛られたクラシカルなタイプ。「僕、プリン・ア・ラ・モード食べるの、今日が初めてです。大好物のフルーツと生クリームがたっぷりのっていて、見ているだけで幸せ…。もちろん、食べてからもですけどね(笑)。昔ながらの、濃厚でどっしりとしたプリンが最高。まさに、贅沢なスイーツって感じで気分があがります。女の子と来るとしたら、映画を観た後に“ちょっと甘いものでも食べようよ”と言って、ここに連れてくる。ジャズがかかっていて素敵な雰囲気のお店だから、ちょっと大人っぽい服装をして、オシャレにエスコートできるといいな」■パーラーキムラヤ港区新橋2‐20‐15新橋駅前ビル1号館B17:30~22:00(土曜11:00~19:00)日・祝日休 TEL:03・3573・2156◇しそん・じゅん俳優。1995年3月5日生まれ。主演をつとめる映画『先輩と彼女』が10月17日に公開される。語学番組『エイエイGO!』(NHK Eテレ)にレギュラーとして出演中。※『anan』2015年9月30日号より。写真・柳原久子スタイリスト・ 手塚陽介ヘア&メイク・仲田須加文・重信 綾
2015年09月23日クラブハリエは9月10日、TVアニメーション「あらいぐまラスカル」とロックバンド「氣志團」がコラボレーションしたバームクーヘン「羅巣華流團バームクーヘン」を8,000個限定で発売した。同商品は、ロックバンド「氣志團」が毎年クラブハリエとコラボレーションして発売しているバームクーヘン商品。去年、バンドメンバーにふんしたキャラクター・ハローキティのデザインを使った商品を発売したところ好評だったことから、メンバーの綾小路翔さんが「かわいい」と注目した「ラスカル」のキャラクターを使って発売することになったという。バームクーヘンが入った箱や包装紙には、「ラスカル」が「氣志團」のメンバーになったデザインが描かれている。さらに商品には同様のデザインを使用したイヤホンジャックチャーム・全12種類のうち1つがついている(シークレットアイテムとして、特製キーホルダーが入っている場合がある)。価格は税込1,620円。クラブハリエのオンラインショップで9月10日に発売したほか、うめだ阪急店を除くすべての店舗では9月19日から販売を開始する。また9月19日・20日に千葉県で行われる野外ロックフェス「氣志團万博2015」の会場でも販売される。
2015年09月10日